以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、撮像装置の一例としてのデジタルカメラ100の背面図である。表示部23は、画像や各種情報を表示する表示部である。シャッターボタン60は、静止画撮影指示を行うための操作部である。動画撮影ボタン70は、動画撮影指示を行うための操作部材である。操作部62は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン等の操作部材より成る操作部である。操作部62は、デジタルカメラ100の電源ON、OFFを切り替える電源スイッチ、デジタルカメラ100の動作モードを切り替えるモード切り替えスイッチを有している。操作部62はまた、デジタルカメラ100のメニュー設定を行うメニューボタン、メニューや設定を指示する十字キーボタン等を有している。記録媒体91は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体である。蓋92は、記録媒体91を収納するための蓋である。101は、デジタルカメラ100を使用している撮影者側を撮影可能なレンズ、撮像素子からなるカメラモジュールである。
図2は、デジタルカメラ100のハードウェア構成を示す図である。11は、撮影レンズである。12は、絞り機能を備えるシャッターである。13は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。15は、撮像素子13のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。撮影レンズ11、シャッター12及び撮像素子13は、被写体側をメイン画像として撮影するアウトカメラ110を構成する。10は、撮影レンズ11を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。同様に101の撮影レンズは、撮影レンズ11とは別にデジタルカメラ100を使用している撮影者を撮影可能な方向に設置されているズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。102は、絞り機能を備えるシャッターである。103は、撮影者側の光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。撮影レンズ101、シャッター102及び撮像素子103は、撮影者側をサブ画像として撮影するインカメラ120を構成する。
14は撮像素子13,103、A/D変換器15、D/A変換器21にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及び制御部50により制御される。20は、画像処理回路であり、A/D変換器15からのデータ又はメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果を制御部50に出力する。制御部50は、例えばCPUであり、デジタルカメラ100全体を制御する。制御部50は、演算結果に基づいて、露出制御部40、測距制御部41に対して制御を行い、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行う。画像処理回路20は、撮像により得られた画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。画像処理回路20はさらに、メモリ25に格納された画像を読み込んで、JPEG方式やMPEG−4 AVC/H.264方式での圧縮処理又は伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ25に書き込む。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器15、タイミング発生器14、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器21、メモリ25を制御する。A/D変換器15のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、又はA/D変換器15のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24又はメモリ25に書き込まれる。24は、画像表示メモリである。21は、D/A変換器である。23は、TFT LCD等から成る表示部である。画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器21を介して表示部23に表示される。表示部23を用いて撮像した画像データを逐次表示することにより、ライブ映像を表示する電子ファインダ機能を実現することができる。25は、撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。また、メモリ25は、制御部50の作業領域としても使用することが可能である。
40は、絞り機能を備えるシャッター12、102を個別に制御する露光制御部である。41は、撮影レンズ11、101のフォーカシングを個別に制御する測距制御部である。42は、撮影レンズ11、101のズーミングを個別に制御するズーム制御部である。43は、バリアである保護部10の動作を制御するバリア制御部である。51は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。51には、プログラムだけでなく、地図情報等も記録されている。なお、後述するデジタルカメラ100の機能や情報処理は、制御部50が不揮発性メモリ51に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
60、61及び62は、制御部50の各種の動作指示を入力するための操作手段である。操作手段60〜62は、電源スイッチ、モード切り替えスイッチ、メニューボタン、十字キー、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数又は複数の組み合わせで構成される。60は、シャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなる。シャッタースイッチSW1は、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
61は、シャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなる。シャッタースイッチSW2は、露光処理、現像処理、記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。ここで、露光処理は、撮像素子13から読み出した信号をA/D変換器15、メモリ制御回路22を介してメモリ25に画像データを書き込む処理である。現像処理は、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いる処理である。記録処理は、メモリ25から画像データを読み出し、画像処理回路20により圧縮を行い、メモリ25に格納した後にカードコントローラ90を介して、外部記録媒体91に画像データを書き込む処理である。
62は、各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部である。操作部62は、電源ボタン、メニューボタン、撮影モード/再生モード/その他特殊撮影モードの切替えを行うモード切替スイッチ、十字キー、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン等である。操作部62はまた、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタンである。操作部62はまた、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等である。
81は、電源制御部である。80は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源である。90は、メモリカード等の外部記録媒体とデータの送受信を行うカードコントローラである。91は、メモリカード等の外部記録媒体である。
図3〜図5は、デジタルカメラ100による、静止画動画同時記録モードにおける処理を示すフローチャートである。本実施形態に係るデジタルカメラ100は、ユーザにより操作部62に含まれるモード切り替えスイッチが切り替えられると、動作モードを、静止画動画同時記録モードに設定することができる(撮影モード設定処理)。ここで、静止画動画同時記録モードとは、一回のレリーズで静止画と、そのレリーズ以前の動画と、レリーズ後の動画と、を同時に記録するモ動作モードである。なお、以下、アウトカメラ110により撮影された動画及び静止画をそれぞれメイン動画及びメイン静止画と称することとする。また、適宜、メイン動画及びメイン静止画をメイン画像と総称する。また、インカメラ120により撮影された動画及び静止画をそれぞれサブ動画及びサブ静止画と称することとする。また、適宜、サブ動画及びサブ静止画をサブ画像と総称する。
デジタルカメラ100において、静止画動画同時記録モードに設定されると、ステップS300において、制御部50は、検出情報を取得する。検出情報は、カメラ状態を含む。カメラ状態は、例えばデジタルカメラ100の101の光軸を中心とした回転姿勢角度(0度、90度、180度、270度)であり、90度、180度とはいわゆる縦撮り撮影にあたる。検出情報はまた、デジタルカメラ100のズーム制御状態、オートフォーカス制御状態等を含む。制御部50はまた、被写体情報として例えば被写体輝度情報、被写体距離情報等を取得する。
これらの情報は後述の画像生成処理(ステップS301)における画質調整のためのパラメータとして使用される他、図13で後述するチャプタ状態情報として画像ファイルに記録され再生処理において利用される。なお、後述するように本処理で撮影される静止画と動画の追記単位(チャプタ)は関連付けがなされるので、この情報の記録先は動画ファイルのヘッダ情報であっても、対応する静止画ファイルのヘッダ情報であってもよい。
ステップS301において、制御部50は、露出制御部40によって制御された適正露出の撮像素子13の出力を基に、アウトカメラ110により撮影された画像を生成する。ステップS301において生成された画像は、ライブビュー表示に用いられるライブ画像である。以下、ステップS301において、アウトカメラ110により撮影された画像を表示用メイン画像と称する。次に、ステップS302において、制御部50は、ステップS301と同様に撮像素子13の出力を基に、アウトカメラ110により撮影された画像(動画)を生成する。以下、ステップS302において、アウトカメラ110により撮影された、記録用の画像を、記録用メイン動画と称する。
次に、ステップS303において、制御部50は、デジタルカメラ100に設定されているインカメラ撮影機能の有効無効の設定を確認する。インカメラ撮影機能の有効無効は、予めユーザにより設定されているものとする。制御部50は、インカメラ撮影機能が有効と設定されている場合には(ステップS303でYes)、処理をステップS304へ進める。制御部50は、インカメラ撮影機能が無効と設定されている場合には(ステップS303でNo)、処理をステップS310へ進める。
ステップS304において、制御部50は、インカメラ120により撮影された画像をアウトカメラ110により撮影された画像上に重畳する際のインカメラ120により撮影された画像の合成位置及び合成サイズを確認する。なお、インカメラ120により撮影された画像の合成位置及び合成サイズは予め定められており例えばデジタルカメラ100の不揮発性メモリ51等に記録されている。なお、インカメラ120により撮影された画像の合成位置及び合成サイズは、撮影モードに応じて決定されるものである。本実施形態においては、静止画、動画同時記録モードに対して設定されている合成位置及び合成サイズを第1の合成位置及び第1の合成サイズと称することとする。合成位置及び合成サイズについては、図10を参照しつつ、後に詳述する。
次に、ステップS305において、制御部50は、露出制御部40によって制御された適正露出の撮像素子103の出力を基に、インカメラ120により撮影された画像を生成する。ここで、制御部50は、第1の合成サイズの画像を生成する。ステップS305において生成された画像は、ライブビュー表示に用いられるライブ画像である。以下、S305において生成された画像を表示用サブ画像と称する。
次に、ステップS306において、制御部50は、ステップS301で生成した表示用メイン画像と、ステップS305で生成した表示用サブ画像と、を合成して、表示用合成画像を生成する。具体的には、制御部50は、表示用サブ画像を表示用メイン画像の第1の合成位置に重畳することにより、表示用合成画像を生成する。次に、ステップS307において、制御部50は、露出制御部40によって制御された適正露出の撮像素子103の出力を基に、第1の合成サイズの記録用サブ動画を生成する。次に、ステップS308において、制御部50は、ステップS302で生成した記録用メイン動画と、ステップS307で生成した記録用サブ動画と、を合成して、記録用合成動画を生成する。具体的には、制御部50は、ステップS306と同様に記録用サブ動画を記録用メイン動画の第1の合成位置に重畳することにより、記録用合成動画を生成する。
次に、ステップS309において、制御部50は、ステップS306において生成した表示用合成画像を表示部23に表示するよう制御する(表示制御処理)。その後、制御部50は、処理をステップS311へ進める。図6(a)は、表示用合成画像の表示例を示す図である。表示用合成画像600は、表示用メイン画像601の所定の位置に、表示用サブ画像602が重畳されたものである。表示部23への画像の表示では、新しく撮影された画像で逐次更新される。すなわち、メサブ画像であるアウトカメラ110のライブ画像に、サブ画像となるインカメラ120のライブ画像が合成された画像がライブビュー表示として表示部23に表示される。
一方、ステップS310において、制御部50は、ステップS302において生成した表示用メイン画像をライブ画像として表示部23に表示するよう制御する。その後、制御部50は、処理をステップS311へ進める。図6(b)は、表示用メイン画像610の表示例を示す図である。このように、インカメラ撮影機能が有効に設定されている場合には、表示用メイン画像に表示用サブ画像が合成された表示用合成画像がライブビュー表示として表示される。一方で、インカメラ撮影機能が無効に設定されている場合には、表示用メイン画像がライブビュー表示として表示される。
ステップS311において、制御部50は、記録用合成動画を画像処理回路20に含まれる動画圧縮処理を用いて、動画データへと圧縮し、メモリ25に格納する。制御部50はまた、動画データの圧縮とともに不図示のスピーカー等で入力された音声データについても音声圧縮処理を用いて圧縮し、メモリ25に格納する。次に、ステップS312において、制御部50は、静止画、動画同時記録モードからのモード変更が行われたか確認する。モード切り替えスイッチによる撮影モードの変更や再生モードへの移行、メニューボタンによる設定メニューへの移行、電源スイッチによる電源OFFなどがモード変更に含まれる。
制御部50は、モード変更が行われなかった場合には(ステップS312でYes)、処理を図4に示すステップS400へ進める。制御部50は、モード変更が行われた場合には(ステップS312でNo)、動画圧縮処理を終了し、メモリ25に格納していた動画データ及び音声データを破棄して、静止画、動画同時記録モードを終了する。
ステップS400において、制御部50は、メニューボタンによる設定メニュー以外の操作部62を介してユーザから撮影設定の変更指示が行われたか確認する。設定項目としては、ホワイトバランス、露出補正値、MF・マクロ撮影等のフォーカス方法の切り替え、静止画の画像サイズや圧縮率など撮影時に被写体や状況に応じて、即座に切り替えが必要となる撮影条件が含まれる。これらの設定は、操作部62に含まれる割り当てられた撮影設定変更ボタンや表示部23に併設されたタッチパネルへの動作に応じて、表示中の画面にGUI画面を一時的に重畳してユーザが設定を変更できるように提供する。
制御部50は、ユーザにより撮影設定変更が指示された場合には(ステップS400でYes)、処理をステップS401へ進める。制御部50は、ユーザによる撮影設定変更が指示されなかった場合には(ステップS400でNo)、処理をステップS402へ進める。ステップS401において、制御部50は、ユーザによる撮影設定変更の指示に応じて撮影設定を変更する。次にステップS402において、制御部50は、インカメラ表示の設定変更が行われたか否かを確認する。インカメラ表示に関しても撮影設定と同様に設定メニューを使用せず設定可能としている。設定可能な項目としては、表示位置、インカメラの表示の有効・無効がある。表示位置に関しては、右上、右下、左上、左下の4種類の中で設定可能である。
制御部50は、インカメラ表示の設定変更がされた場合には(ステップS402でYes)、処理をステップS403へ進める。制御部50は、インカメラ表示の設定変更がなかった場合には(ステップS402でYes)、処理をステップS407へ進める。ステップS403において、制御部50は、動画圧縮処理を停止し、メモリ25に格納していた動画データ、音声データを破棄する。これは、インカメラ表示の設定を変更するとそれまでに記録された動画データとこれから撮影される動画データでインカメラ表示の切り替わりが記録され、動画データの品位が低下することを防ぐ目的がある。
次に、ステップS404において、制御部50は、インカメラ表示の有効・無効設定が変更されたか否かを確認する。制御部50は、インカメラ表示設定の有効・無効が切り替えられた場合には(ステップS404でYes)、処理をステップS405へ進める。ステップS405において、制御部50は、インカメラ設定の有効・無効をユーザの指示に従って設定する。制御部50は、その後処理をステップS300へ進める。制御部50は、インカメラ表示の位置及びサイズのうち少なくとも一方が変更された場合には(ステップS404でNo)、処理をステップS406へ進める。ステップS406において、制御部50は、変更内容を更新する。その後、処理をステップS300へ進める。なお、ステップS300へ進んだ場合には、制御部50は、新たな設定に応じて、再び表示部23への表示や動画データの作成を行う。
ステップS407において、制御部50は、シャッタースイッチSW1(60)が押下されたか否かを確認する。制御部50は、シャッタースイッチSW1が押下された場合には(ステップS407でYes)、処理をステップS408へ進める。制御部50は、シャッタースイッチSW1が押下されなかった場合には(ステップS407でNo)、処理をステップS300へ進める。ステップS408において、制御部50は、デジタルカメラ100に設定されているフォーカスモードや露出モードに応じた合焦・露出処理を行う。なお、図示しないがステップS408においても、ステップS300における処理と同様に、検出情報の取得が行われる。
次に、ステップS409において、制御部50は、シャッタースイッチSW2(61)が押下されたか否かを確認する。制御部50は、シャッタースイッチSW2が押下された場合には(ステップS409でYes)、処理をステップS410へ進める。制御部50は、シャッタースイッチSW2が押下されなかった場合には(ステップS409でNo)、処理をステップS407へ進める。ステップ410において、制御部50は、表示部23による画像表示を停止すると共に、動画圧縮処理を一時停止させる。ここでは、メモリ25に格納された動画データ、音声データは保持しておく。
次に、ステップS411において、制御部50は、撮像素子13の出力を基に記録用の静止画データを撮影する。以下、ステップS411により得られた静止画を記録用メイン静止画と称する。次に、ステップS412において、制御部50は、記録用メイン静止画から撮影後の画像確認用のレビュー画像を生成する。次に、ステップS413において、制御部50は、ステップS411において画像処理回路20に含まれる静止画圧縮処理等を用いて記録用のJPEGデータを生成し、メモリ25に格納する。
制御部50は、その後、図5に示す撮影後処理を行う。すなわち、制御部50は、ステップS413の処理の後、処理を図5に示すステップS500へ進める。ステップS500において、制御部50は、ステップS413においてメモリ25に格納されたJPEGデータを外部記録媒体91に記録するよう制御する(記録制御処理)。次に、ステップS501において、制御部50は、メモリ25に格納した動画データが所定の記録時間t0より長いか否かの判定を行う。制御部50は、記録時間t0より長いと判定した場合は(ステップS501でYes)、処理をステップS502へ進める。制御部50は、記録時間t0以下と判定した場合は(ステップS501でYes)、処理をステップS503へ進める。
ステップS502において、制御部50は、メモリ25に格納していた動画データ及び音声データを外部記録媒体91に記録し、その後処理をステップS504へ進める。ステップS503において、制御部50は、メモリ25に格納していた動画データ及び音声データを破棄し、その後処理をステップS504へ進める。ステップS504において、制御部50は、ステップS412で作成したレビュー用画像を、表示部23に表示するよう制御する。次に、ステップS505において、制御部50は、インカメラ設定が有効か無効かの判定を行う。制御部50は、インカメラ設定が有効の場合は(ステップS505でYes)、処理をステップS506へ進める。制御部50は、インカメラ設定が無効の場合は(ステップS505でNo)、処理をステップS517へ進める。
ステップS506において、ステップS411で撮影された記録用メイン静止画から動画記録用のストップモーション画像を生成する。ここで、静止画と動画のアスペクトが異なる場合は、制御部50は、静止画がすべて表示されるようにリサイズ処理を行い、静止画の表示領域以外は黒塗りする。例えば、静止画のアスペクトが4:3で動画のアスペクトが16:9の場合、制御部50は、左右の領域を黒塗りしたストップモーション画像を生成する。以下、ステップS507からステップS512の処理は、ステップS305からステップS309、ステップS311の処理と同様である。
ステップS512の処理の後、制御部50は、処理をステップS513へ進める。ステップS513において、制御部50は、ステップS512にて圧縮した動画データが所定の記録時間t1より長いか否かの判定を行う。制御部50は、記録時間t1よりも長いと判定した場合は(ステップS513でYes)、処理をステップS519へ進める。制御部50は、記録時間t1以下と判定した場合は(ステップS513でNo)、処理をステップS508へ進める。
一方、ステップS514において、制御部50は、ステップS503の動画データのキャンセル処理が行われたか否かの判定を行う。制御部50は、キャンセル処理が行われたと判定した場合は(ステップS514でYes)、撮影後処理を終了する。制御部50は、キャンセル処理が行われなかったと判定した場合(ステップS514でNo)、処理をステップS515へ進める。テップS515において、制御部50は、ストップモーション設定が入か切かの判定を行う。制御部50は、ストップモーション設定が入の場合は(ステップS515でYes)、処理をステップS516へ進める。制御部50は、ストップモーション設定が切の場合は(ステップS515でNo)、撮影後処理を終了する。
ステップS516の処理は、ステップS506の処理と同様である。制御部50は、ステップS516の処理の後、処理をステップS517へ進める。ステップS517の処理は、ステップS512の処理と同様である。ただし、ここで圧縮する音声データは不揮発性メモリ51に予め記憶してあるシャッター音データ及び無音データである。制御部50は、S517の処理の後、処理をステップS518へ進める。ステップS518において、制御部50は、ステップS517においてエンコードした動画データが所定の記録時間t2より長いか否かの判定を行う。制御部50は、記録時間t2よりも長いと判定した場合は(ステップS518でYes)、処理をステップS519へ進める。制御部50は、記録時間t2以下と判定した場合には(ステップS518でNo)、処理をステップS517へ進める。
ステップS519の処理は、ステップS504の処理と同様である。次に、ステップS520において、制御部50は、ステップS512またはステップS517にて圧縮した動画データを外部記録媒体91に記録する。ステップS502で撮影前の動画データを記録している場合には、制御部50は、その動画データと同じファイルに追記して記録することとする。次に、ステップS521において、制御部50は、ステップS520における動画データの記録が完了したか否かの判定を行う。制御部50は、動画データの記録が完了するまで待機し、動画データの記録が完了したと判定すると(ステップS521でYes)、撮影後処理を終了する。
図7は、デジタルカメラ100が扱う静止画の構成例である。701は画像の属性情報を記載するヘッダ部である。702は画像を記録した撮像象値のメーカー名、703はこの画像を記録した撮像象値のモデル名、704はこの画像の撮影日時、705は被写体輝度であり、撮影画像の白飛び、黒つぶれ等を判断できる。706は合焦度で、オートフォーカスによる焦点合わせ動作結果の精度を表し、ボケ画像等の判断ができる。707はお気に入り度であり、ユーザ指示により画像の優先度を付与することができ、一般的には−1〜5の数値が使用され、−1は気に入らない除外画像、0は優先度なしの画像、1〜5は数値に比例して優先される(気に入ったとされる)。708はその他の設定、たとえばサムネイル画像、使用者情報等である。709は静止画像データ本体である。
図8(a)は、静止画及び関連する動画の撮影の時系列を示す図である。図8(b)は、撮影された静止画及び動画の保存形態を示す模式図である。図8(c)は、チャプタ参照情報の構成例を示す図である。まず、図8(a)を用いて撮影指示及び撮影画像の時系列を説明する。前述したように静止画・動画撮影同時記録モードではユーザが操作部62のSW2 61を操作することにより静止画の直前動画及びストップモーション画像のうち少なくとも一方が撮影される。P1はレリーズ1の撮影指示に応じて撮影される静止画であり、M1は静止画P1に関連した動画である。同様にレリーズ2〜レリーズ3に応じて撮影される静止画P2〜P3に関連した動画はそれぞれ、M2〜M3となる。
次に、図8(b)を用いて図8(a)で説明した撮影操作に従って撮影された静止画P1〜P3及び動画M1〜M3の記録媒体91上での保存順を説明する。レリーズ1により撮影された動画M1はDCF規則に則り記録媒体91内の撮影日を表すディレクトリ「100_1010」(821)に動画ファイル「MDG_0001.MOV」(822)として保存される。以降のファイル名決定もDCF規則に従うこととする。一方、同時に撮影された静止画P1は静止画ファイル「IMG_0002.JPG」(827)として同ディレクトリに保存される。ここで、M1は、第一のチャプタ(824)として、撮影時間情報文字列とともに動画ストリームとして記録される。
次にレリーズ2により撮影された動画M2は、動画ファイル「MDG_0001.MOV」に追記される。一方、同時に撮影された静止画P2は、静止画ファイル「IMG_0003.JPG」(829)として同ディレクトリに保存される。ここで、M2は、静止画・動画撮影同時記録モードにおける第二のチャプタ記録形態として例えばP2のストップモーションとともに記録される(825)。
次にレリーズ3により撮影された動画M3は、静止画・動画撮影同時記録モードにおける第三のチャプタ記録形態として例えばM3を使用せずに、P3のストップモーションのみの記録とする(826)。これは例えばM3の撮影時間が十分でなくチャプタに採用するには不適切な時などである。一方、同時に撮影された静止画P3は、静止画ファイル「IMG_0004.JPG」(829)として同ディレクトリに保存される。一方、動画ファイル「MDG_0001.MOV」への前記チャプタ追記の毎にチャプタ参照情報がヘッダ部に記載される(823)。
図8(c)を用いてチャプタ参照情報(823)の詳細について説明する。831は、画ファイルサイズであり、チャプタ追記の度にファイルエントリに記載の動画ファイルサイズの値に更新される。832は、動画総フレーム数であり、同様にチャプタ追記の度に合計のフレーム数で更新される。833は、チャプタ番号であり、チャプタ毎に後述する各チャプタ情報がチャプタ追記毎に追加されていく。834は、チャプタの撮影日時であり、本実施形態においては、関連する静止画の撮影日時と同じものが設定される。
835は、チャプタの開始フレームであり、この情報をもとに各チャプタの直接再生が可能となる。836は、各チャプタのフレーム数であり、この情報をもとにチャプタの再生フレーム数を決定可能となる。837は、インカメラ画像の有無、合成位置及び合成サイズであり、この情報をもとにインカメラ画像の有無に応じた再生制御、一例としてインカメラ画像のあるチャプタのみの連続再生等が行える。またサブ画像の合成位置及び合成サイズを記録することにより、サブ画像のみのトリミング切り出し再生も可能になる。
838は、ストップモーションの有無及びフレーム範囲を示す。ここではチャプタ内の相対フレーム情報として表現されている。チャプタ1に対する情報は0−0であり、これはストップモーションが無いことを明示的に表すこととする。チャプタ2に対する情報90−179はチャプタ内先頭から90フレームより179フレームがストップモーションであることを表す。ここでチャプタ2はフレーム数が180フレームであることから、後半半分がストップモーションとなる。チャプタ3に対する情報は0−179であり、チャプタ3のフレームカウントが180であることからチャプタ3はすべてがストップモーションであることを表す。この情報により、各チャプタと各対応する静止画の重複関係、すなわちストップモーションの有無及びフレーム位置の判定が可能となる。したがって、チャプタ群及び対応する静止画群を選抜して再生する場合、再生フレームまたは静止画の制御を行うことにより、重複の無い再生を行うことが可能となる。
ここで述べたチャプタ参照情報は動画の部分削除等の編集の度にも動画ストリームと整合性を保つためにメンテナンスする必要があり、デジタルカメラ100は、631〜638の情報を編集内容に応じて適切にメンテナンスを行う。一方、このチャプタ参照情報を解釈できない編集機器がこの動画を編集した場合チャプタ参集情報と動画ストリームの整合が崩れ不適格なフレームを指示することになる。このため、デジタルカメラ100は、チャプタ参照情報を使用する際、同時に記載されているファイルサイズ(831)がファイルエントリに記載されているファイルサイズと一致するかの判定を行う。デジタルカメラ100は、不一致が起これば、チャプタン参照情報の整合が取れないと判断し、チャプタ参書情報を使用しない。また、他の例としては、デジタルカメラ100は、不一致を検出した場合、ストリーム中のチャプタ情報等からチャプタ参照情報を作り直してもよい。
図9は、デジタルカメラ100による、インカメラ画像同時記録モードにおける処理を示すフローチャートである。インカメラ画像同時記録モードは、デジタルカメラ100の操作部62に含まれるモード切り替えスイッチで選択することが可能な、メイン静止画及びメイン動画の撮影を行うとサブ画像も同時に記録し撮影したメイン画像にサブ画像を合成するモードである。ここでは例としてメイン静止画の撮影を行うとサブ静止画も同時に記録し、メイン静止画にサブ静止画を合成する処理について説明する。
デジタルカメラ100において、インカメラ画像同時記録モードが選択されると、ステップS900において、制御部50は、検出情報を取得する。ステップS900の処理は、図3を参照しつつ説明したステップS300の処理と同様である。なお、検出情報は、後述のステップS901における画質調整のためのパラメータに使用されるほか、図10を参照しつつ後述するチャプタ状態情報として画像ファイルに記録され再生処理において利用される。次に、ステップS901において、制御部50は、露出制御部40によって制御された適正露出の撮像素子13の出力を基に、表示用メイン画像を生成する。
次に、ステップS902において、制御部50は、インカメラ120により撮影された画像をアウトカメラ110により撮影された画像上に重畳する際のインカメラ120により撮影された画像の合成位置及び合成サイズを確認する。なお、インカメラ120により撮影された画像の合成位置及び合成サイズは予め定められており例えばデジタルカメラ100の不揮発性メモリ51等に記録されている。本実施形態においては、インカメラ画像同時記録モードに対して設定されている合成位置及び合成サイズを第2の合成位置及び第2の合成サイズと称することとする。合成位置及び合成サイズについては、図10を参照しつつ、後に詳述する。
次に、ステップS903において、制御部50は、露出制御部40によって制御された適正露出の撮像素子103の出力を基に、表示用サブ画像を生成する。ここで、制御部50は、第2の合成サイズの表示用サブ画像を生成する。次に、ステップS904において、制御部50は、ステップS901で作成した表示用メイン画像と、ステップS903で生成した表示用サブ画像と、を合成して、表示用合成画像を生成する。具体的には、制御部50は、表示用サブ画像を表示用メイン画像の第2の合成位置に重畳することにより、表示用合成画像を生成する。
次に、ステップ905において、制御部50は、表示用合成画像を表示部23に表示する。このとき表示される画像は、例えば、図6(a)に示すように、サブ画像がメイン画像に重畳されたものとなる。次に、ステップS906において、制御部50は、インカメラ画像同時記録モードからのモード変更が行われたか否かを確認する。本処理は、図3を参照しつつ説明したステップS312の処理と同様である。制御部50は、モード変更が行われた場合は(ステップS906でYes)、インカメラ画像同時記録モードを終了する。制御部50は、モード変更が行われなかった場合には(ステップS906でNo)、処理をステップS907へ進める。
ステップS907において、制御部50は、メニューボタンによる設定メニュー以外の設定手段で撮影設定の変更が行われたか確認する。本処理は、図4を参照しつつ説明したステップS400の処理と同様である。制御部50は、ユーザにより撮影設定変更が指示された場合には(ステップS907でYes)、処理をステップS908へ進める。制御部50は、ユーザによる撮影設定変更が指示されなかった場合には(ステップS907でNo)、処理をステップS709へ進める。ステップS908において、制御部50は、ユーザによる撮影設定変更の指示に応じて撮影設定を変更する。次にステップS909において、制御部50は、インカメラ表示の設定変更が行われたか否かを確認する。
制御部50は、インカメラ表示の設定変更がされた場合には(ステップS909でYes)、処理をステップS910へ進める。制御部50は、インカメラ表示の設定変更がなかった場合には(ステップS909でNo)、処理をステップS911へ進める。ステップ910において、制御部50は、変更内容をそれぞれ変更する。制御部50は、その後、処理をステップS900へ進め、新たに設定された内容に応じて再度、表示部23への表示データの作成を行う。
ステップS911において、制御部50は、シャッタースイッチSW1(60)が押下されたか否かを確認する。制御部50は、シャッタースイッチSW1が押下された場合には(ステップS911でYes)、処理をステップS912へ進める。制御部50は、シャッタースイッチSW1が押下されなかった場合には(ステップS911でNo)、処理をステップS900へ進める。ステップS912において、制御部50は、デジタルカメラ100に設定されているフォーカスモードや露出モードに応じた合焦・露出処理を行う。なお、図示しないがステップS912においても、ステップS300における処理と同様に、検出情報の取得が行われる。
次に、ステップS913において、制御部50は、シャッタースイッチSW2(61)が押下されたか否かを確認する。制御部50は、シャッタースイッチSW2が押下された場合には(ステップS913でYes)、処理をステップS914へ進める。制御部50は、シャッタースイッチSW2が押下されなかった場合には(ステップS913でNo)、処理をステップS911へ進める。ステップS914において、制御部50は、撮像素子13の出力を基に記録用の静止画データを撮影する。以下、ステップS914において得られた静止画を記録用メイン静止画と称する。次に、ステップS915において、制御部50は、撮像素子103の出力を基に記録用の静止画データを撮影する。以下、ステップS915において得られた静止画を記録用サブ静止画と称する。
次に、ステップS916において、制御部50は、ステップS914で撮影した記録用メイン静止画と、ステップS915で撮影した記録用サブ静止画と、を合成して、記録用合成静止画を生成する。具体的には、制御部50は、第2の合成サイズの記録用サブ静止画を記録用メイン静止画の第2の合成位置に重畳することにより、記録用合成静止画を生成する。次に、ステップS917において、制御部50は、記録用合成静止画から撮影後の画像確認用のレビュー画像を生成する。次に、ステップS918において、制御部50は、ステップS411において画像処理回路20に含まれる静止画圧縮処理等を用いて記録用のJPEGデータを生成し、メモリ25に格納する。次に、ステップS919において、制御部50は、ステップS918においてメモリ25に格納されたJPEGデータを外部記録媒体91に記録し、処理をステップS900へ進める。
図10は、静止画・動画同時記録モード及びインカメラ画像同時記録モードそれぞれにおける、ライブビュー表示時のインカメラ画像の表示位置及び表示サイズと、記録時のインカメラ画像の合成位置及び合成サイズを示す図である。さらに、図10には、後述する画像再生処理における画像再生時の画像の表示状態を示している。図10には、サブ画像を右下に配置するように設定されている場合を示している。なお、本実施形態の表示部23は、アスペクト比が4:3の表示領域を有しており、この表示領域に画像が表示される。
(a−1)は、インカメラ画像同時記録モードにおいて、表示部23に表示されるライブビュー表示を示している。表示部23には、アウトカメラ110で撮影されたメインのライブ画像1001の上に、インカメラ120で撮影されたサブのライブ画像が合成されたライブ画像1000が表示される。インカメラ画像同時記録モードにおいては、アスペクト比4:3の静止画が記録されるので、アスペクト比4:3のメインのライブ画像1001が表示部23の表示領域全体に表示される。(a−2)は、インカメラ画像同時記録モードにおいて記録媒体91に記録される画像(静止画)1010を示している。インカメラ画像同時記録モードでは、アスペクト比4:3の静止画が記録されるので、アスペクト比4:3のメイン画像1011上に、サブ画像1012が合成されて記録される。
(b−1)には、静止画・動画同時記録モードにおいて、表示部23に表示されるライブビュー表示を示している。表示部23には、アウトカメラ110で撮影されたメインのライブ画像1021の上に、インカメラ120で撮影されたサブのライブ画像1022が合成されたライブ画像1020が表示される。
(b−21)は、静止画・動画同時記録モードにおいて記録媒体91に記録される動画を示している。(b−22)には、静止画・動画同時記録モードにおいて記録媒体91に記録される静止画を示している。静止画・動画同時記録モードでは、静止画については、インカメラ120で撮影された画像を合成せずに、アウトカメラ110で撮影された画像のみが記録される。また、静止画・動画同時記録モードにおいて、画はアスペクト比が16:9となるサイズで記録されるのに対し、静止画はアスペクト比が4:3のサイズで記録される。このため、静止画が記録される撮影領域の上下を切り取った領域が、動画として記録される。そして、インカメラ120で撮影されたライブ画像1032は、ライブ画像1031のうち、領域1023a,1023bと重ならない領域に合成されて記録される。これに対応し、(b−1)に示すライブ画像1020においても、サブのライブ画像1022の表示位置及び表示サイズは、領域1023a,1023bと重ならない位置及びサイズとなっている。なお、図8(b−1)の点線は説明のために記したものであって、ライブビュー表示には表示されない。なお、図10の右側に示す画像選抜再生については、画像選抜再生処理の説明後に説明することとする。
操作部62からの指示信号により再生モードが確定すると、制御部50は、再生処理を開始する。図11は、再生処理を示すフローチャートである。再生モードに移行すると、ステップS1101において、制御部50は、初期画像を設定する。これは、例えば、DCF規格のDCFディレクトリ番号が最大のディレクトリ内のDCFファイル番号が最大の画像である。すなわち、撮影毎にDCFファイル番号をインクリメントしファイル名を決定し、新規ディレクトリに撮影する際はDCFディレクトリ番号をインクリメントしディレクトリ名を決定するような場合、最後に撮影した画像となる。
次に、ステップS1102において、制御部50は、画像再生処理を行い表示部23に画像を表示するよう制御する。次に、ステップS1103、S1104、S1109、S1111、S1113にてユーザの操作部62を介した指示要求を処理する。ステップS1103において、制御部50は、再生モード終了の指示と判断した場合には(ステップS1103でYes)、再生処理を終了する。ステップS1104において、制御部50は、次又は前の画像再生指示があると判断した場合には(ステップS1104でYes)、処理をステップS1105へ進める。制御部50は、次又は前の画像再生指示がないと判断した場合には(ステップS1104でNo)、処理をステップS1106へ進める。ステップS1105において、制御部50は、DCF番号順で次又は前の画像を再生画像として決定し、その後処理をステップS1102へ進める。
ステップS1106において、制御部50は、チャプタ検索処理を行う。ここでチャプタ検索とは現在再生されている静止画撮影時に撮影された動画追記単位(チャプタ)を特定する処理である。チャプタ検索処理(ステップS1106)については、図12を参照しつつ後に詳述する。次に、ステップS1107において、制御部50は、ステップS1106の結果、対応チャプタがあると判断した場合には(ステップS1107でYes)、処理をステップS1108へ進める。制御部50は、ステップS1106の結果対応チャプタがないと判断した場合には(ステップS1107でNo)、処理をステップS1111へ進める。
ステップS1108において、制御部50は、対応チャプタ有り表示を行う。次に、ステップS1109において、制御部50は、チャプタ再生の指示がなされたと判断した場合には(ステップS1109でYes)、処理をステップS1110へ進める。制御部50は、チャプタ再生の指示がなされていないと判断した場合には(ステップS1109でNo)、処理をステップS1111へ進める。ステップS1110において、制御部50は、チャプタ再生を行う。これは現在再生中の静止画に対応するステップS1106のチャプタ検索処理にて特定された対応動画ファイル内の対応開始フレームから対応フレーム数の再生である。制御部50は、ステップS1110にて対応チャプタの再生を行うと、その後処理をステップS1102へ進め、処理時点における静止画再生を行う。
ステップS1111において、制御部50は、画像選抜再生の指示があったと判断した場合には(ステップS1111でYes)、処理をステップS1112へ進める。制御部50は、画像選抜再生の指示がなかったと判断した場合には(ステップS1111でNo)、処理をステップS1113へ進める。ステップS1112において、制御部50は、画像選抜再生処理を行う。画像選抜再生処理とは、選抜された画像(静止画及び動画の少なくとも一方を含む)を連続的に再生表示する処理である。画像選抜再生処理(ステップS1112)については、図14を参照しつつ後に詳述する。
ステップS1113において、制御部50は、その他の処理指示がないか判定する。その他の処理とは例えば画像消去、画像編集、画像送信等である。制御部50は、その他の処理指示を検出した場合には(ステップS1113でYes)、処理をステップS1114へ進める。制御部50は、その他の処理指示を検出しなかった場合には(ステップS1113でNo)、処理をステップS1103へ進める。ステップS1114においては、制御部50は、指示に応じた処理を行い、その後処理をステップS1113へ進める。
図12は、チャプタ検索処理(ステップS1106)における詳細な処理を示すフローチャートである。ステップS1201において、制御部50は、起点静止画を特定する。これは前段の処理にて指定されている静止画であり、図11の再生処理においては、処理時点において再生表示されている静止画の存在するDCFディレクトリ名及びDCFファイル名の決定になる。次に、ステップS1202において、制御部50は、ステップS1201で特定された静止画に対応する動画ファイルを特定する。本実施形態においては、図8で示したように静止画に関連する動画はDCF番号順において静止画より小さい番号に決定される事としている。したがって、制御部50は、DCF順に起点静止画より番号が小さい番号順で近い動画ファイルを特定すればよい。
次に、ステップS1203において、制御部50は、起点静止画像検索キー取得を行う。本実施形態では、静止画と対応チャプタを関連付ける情報を撮影日時とする。ここでは、制御部50は、図7の704に示したように、静止画ファイルに属性情報として記録されている撮影日時情報を取得するものとする。次に、ステップS1204において、制御部50は、対応チャプタを特定する。これは図8(c)のチャプタ参照情報テーブルに置いて同一の撮影日時(834)を持つチャプタを検索することである。チャプタ情報は一般的に動画ファイルのストリーム中に存在するためステップS1204のように対応する情報を検索する場合は動画ファイルのストリームを読み出す必要があり処理に時間がかかる。しかし、本実施形態においては、図8に示すようにチャプタ情報をテーブル化し動画のヘッダ部に記録するようにしているので少ないファイル読み込み量により高速に検索が可能となっている。
ステップS1204により同一の撮影日時をもつチャプタが特定されると、次に、ステップS1205において、制御部50は、チャプタに該当するフレームを確定する。これは図8(c)において、特定されたチャプタに対応する開始フレーム(835)とフレーム数(836)を特定することである。
図13は、チャプタ状態を表すデータ構造の概念図である。撮影処理における検出情報取得によって取得された情報は例えば図13(a)のような形式で記録される。検出情報取得は動画撮影中に定期的に実行されているため、時系列の遷移データとして表せる。ここでは静止画撮影時点を0とし、−3秒、−2秒、−1秒時点での各検出情報としてオートフォーカス(AF)動作、ズーム制御状態、回転姿勢を表している。ここでは、静止画撮影前の状態を表しているが、静止画撮影後のストップモーション時の状態も加えて記録してもよい。
図14は、図11において説明した画像選抜再生処理(ステップS1112)における詳細な処理を示すフローチャートである。ステップS1401において、制御部50は、操作部62から起点画像日の選抜再生が指示されたと判断した場合に(ステップS1401でYes)、処理をステップS1402へ進める。制御部50は、操作部62から起点画像日の選抜再生が指示されていないと判断した場合に(ステップS1401でNo)、処理をステップS1403へ進める。ステップS1402において、制御部50は、検索条件を起点画像の撮影日時を持つ記録媒体91内の静止画及び動画チャプタとし、その後処理をステップS1404へ進める。
ステップS1403において、制御部50は、その他の検索条件を設定し、その後処理をステップS1404へ進める。これは例えば指定撮影日、指定撮影日期間、指定人物等である。ステップS1404において、制御部50は、検索条件に合致する静止画及び動画チャプタ情報をメモリ25にリストとして列挙する。この列挙動作は、検索条件に合致する静止画のヘッダ情報(図7の704〜707等)、検索条件に合致するチャプタの状態情報(図13(a)等)及びチャプタ参照情報(図8(c)等)の列挙である。
次に、ステップS1405において、制御部50は、失敗画像を除外する。これは静止画においてはステップS1404で列挙した静止画のヘッダ情報のうち、被写体輝度(705)が極端に高いか低い画像、合焦度(706)の低い画像、お気に入り度(707)が−1の画像等をリストから削除することである。また、動画チャプタにおいては、図13(b)に示すように撮影期間中にオートフォーカスが動き続けて焦点が定まっていないチャプタをリストから除外することである。除外対象は、これ以外に、図13(c)に示すように撮影期間中にズーム動作を行い続け画角が安定しないチャプタが挙げられる。また、図13(d)に示すように撮影期間中にカメラの姿勢が変化し、再生時において被写体の角度が安定しないであろうチャプタ等が挙げられる。
次に、ステップS1406において、制御部50は、優良画像を選抜再生対象として仮決定する。これは例えば静止画においてはお気に入り度(707)が1以上の画像を再生対象として仮指定することである。また、動画チャプタにおいては、図13(e)に示すように撮影期間中に被写体の笑顔が検出されたチャプタを再生対象として仮指定することである。次に、ステップS1407において、制御部50は、重複除外を行う。先述したように、デジタルカメラ100の静止画・動画撮影同時記録モードにおいては、動画にストップモーションが挿入されることがある。このためS1404〜S1406において静止画と対応するチャプタがともにリストに残った場合、両者を再生するとシーンの重複する冗長な再生となってしまう。そこで、図8(c)の838に示すストップモーション情報を用いて重複シーンの検出及び除外を行う。
具体的には、例えば図8(b)の828に示す「IMG_0003.JPG」と対応する図8(b)の825に示すチャプタ2が選抜された場合、図8(c)から重複フレームが90−179であることが判る。したがって、チャプタ2の再生範囲としてフレーム90−179を除く、または、「IMG_0003.JPG」を再生しない等の除外制御となる。もう一例としては、例えば図8(b)829に示す「IMG_0004.JPG」と対応する図8(b)826に示すチャプタ3が選抜された場合、図8(c)から重複フレームが0−179であることが判る。したがって、チャプタ3、又は「IMG_0004.JPG」のいずれかを再生しない等の除外制御となる。
また、例えば図8(b)の827に示す「IMG_0002.JPG」と対応する図8(b)の824に示すチャプタ1が選抜された場合、図8(c)から重複フレームがないことが判る。したがって、チャプタ1及び「IMG_0002.JPG」はいずれも再生対象となる。制御部50は、以上の処理にて選抜された静止画及び動画チャプタのアスペクトをステップS1408にて判定し、アスペクトが4:3の場合は(ステップS1408でYes)、処理をステップS1409へ進める。アスペクト比が4:3でない場合、すなわちアスペクト比が16:9の場合は(ステップS1408でNo)、処理をステップS1411へ進める。
ステップS1409において、制御部50は、リサイズ処理を行う。本実施形態においては、画像選抜再生時にアスペクト比を16:9に統一して表示するため、アスペクト比が4:3の画像がアスペクト比16:9の領域にすべて表示されるようにリサイズ処理を行う。次に、ステップS1410において、制御部50は、リサイズ処理後のアスペクト比4:3の画像の左右の領域を黒塗りして、全体としてアスペクト比16:9の画像にする。次に、ステップS1411において、制御部50は、連続再生表示を行うよう制御する。このように、失敗画像の除外、優良画像の選抜、重複シーンの除外を行い最適な選抜再生を行うことができる。
さらに、連続再生の後、ステップS1412おいて、制御部50は、ユーザから、連続再生した画像の記録指示があった場合は(ステップS1412でYes)、処理をステップS1413へ進める。制御部50は、記録指示がなかった場合は(ステップS1412でNo)、画像選抜再生処理を終了する。ステップS1413において、制御部50は、連続再生した複数の画像をつなげた動画を生成して記録媒体91に記録する。制御部50は、再生対象の画像が静止画の場合は、静止画から所定時間の動画を生成して記録するようにする。以上で、画像選抜再生処理が終了する。
次に、図10を参照しつつ、画像選抜再生処理について具体的に説明する。図10の(a−3)は、インカメラ画像同時記録モードにおいて記録された画像が選抜画像再生処理において再生される際の状態を示している。(b−31)は、静止画・動画同時記録モードにおいて記録された動画が選抜画像再生処理において再生される際の状態を示している。(b−32)は、静止画・動画同時記録モードにおいて記録された静止画が選抜画像再生処理において再生される際の状態を示している。
画像選抜再生においては、アスペクト比が16:9となるように、複数の画像(動画、静止画を含む)を連続再生して表示する。画像選抜再生においては、同じ画像の再生を、後で又は他の装置で可能とするために、連続再生した画像から動画を作成して記録する。このとき作成して記録する動画がアスペクト比16:9のサイズであるため、表示する際にも画像は、16:9の領域内に収まるように表示する。すなわち、制御部50は、(a−3)、(b−31)、(b−32)に示すように、表示部23のうちアスペクト比16:9の表示領域に内接するように画像を再生表示するよう制御する。すなわち、制御部50は、の表示部23の上下の領域1051a,1051b,1061a,1061b,1071a,1071bには、画像を表示しないこととする。
静止画・動画同時記録モードで撮影された動画は、アスペクト比が16:9であるため、ライブビュー表示の時と同じサイズで、アスペクト比16:9の表示領域内に表示する。なお、この場合も、制御部50は、記録画像からのリサイズ処理は行う。インカメラ画像同時記録モードで記録した静止画及び静止画・動画同時記録モードで記録した静止画は、アスペクト比4:3で記録されている。このため、制御部50は、ライブビュー表示で表示されていた時のサイズよりも縮小して表示するよう制御する。つまり、制御部50は、(a−3)、(b−32)に示すように、アスペクト比16:9の表示領域に画像が収まるようにリサイズし、かつ、左右の領域1052a,1052b,1072a,1072bに黒画像を付加して表示するよう制御する。制御部50は、リサイズする際には、画像がアスペクト比16:9の表示領域に内接するように表示するよう制御する。
インカメラ画像同時記録モードで記録した静止画及び静止画・動画同時記録モードで記録した静止画を画像選抜再生で表示部23に表示する際には、表示対象の画像と表示部23のアスペクト比は同じである。しかしながら、上述の処理の結果、図10に示すように、画像の周囲全体に、黒画像領域(画像を表示しない領域)が形成されることになる。ここで、上下の領域及び左右の領域は、所定の領域の一例である。
このように、画像選抜再生時に、静止画・動画同時記録モードで撮影された静止画は、ライブビュービュー表示の時よりも縮小されて表示される。そのため、インカメラ画像同時記録モードと静止画・動画同時記録モードとで、サブ画像を同じサイズでライブビュー表示し、同サイズで記録した場合に、画像選抜再生時に、撮影モードによりサブ画像のサイズが異なってしまう。
そこで、画像選抜再生時に、インカメラ画像同時記録モードで記録した静止画と、静止画・動画同時記録モードで記録した動画とでサブ画像の表示サイズが同じとなるように、画像を記録する際のサブ画像の合成サイズを決定している。また、ライブビュー表示時のサブ画像の表示サイズは、画像を記録する際のサブ画像の合成サイズと同じものとしている。また、画像選抜再生時に、インカメラ画像同時記録モードで記録した静止画と、静止画・動画同時記録モードで記録した動画とでサブ画像の表示位置が同じとなるように、画像を記録する際のサブ画像の合成位置を決定している。また、ライブビュー表示時のサブ画像の表示位置は、画像を記録する際のサブ画像の合成位置と同じものとしている。すなわち、ライブビュー表示時の合成画像(ライブ画像)中のサブ画像(ライブ画像)の表示位置及び表示サイズは、撮影モード毎に異なるものとなる。
以上のように、本実施形態のデジタルカメラ100は、複数の重畳画像を連続して表示する場合に、ユーザにとって見易く、また見栄えがよくなるような重畳画像を生成することができる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。