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JP2017089410A - 内燃機関 - Google Patents

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JP2017089410A
JP2017089410A JP2015216638A JP2015216638A JP2017089410A JP 2017089410 A JP2017089410 A JP 2017089410A JP 2015216638 A JP2015216638 A JP 2015216638A JP 2015216638 A JP2015216638 A JP 2015216638A JP 2017089410 A JP2017089410 A JP 2017089410A
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JP
Japan
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internal combustion
combustion engine
scraper ring
cylinder liner
ring
Prior art date
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Pending
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JP2015216638A
Other languages
English (en)
Inventor
耕二 蛭川
Koji Hirukawa
耕二 蛭川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F2001/006Cylinders; Cylinder heads  having a ring at the inside of a liner or cylinder for preventing the deposit of carbon oil particles, e.g. oil scrapers

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】スクレーパリングの脱着を容易にする。【解決手段】本発明の一態様によれば、シリンダライナ22と、シリンダライナの内周面31かつ上端部32に形成された段差部33と、段差部に半径方向の隙間34を隔てて配置されたスクレーパリング35とを備えた内燃機関1であって、スクレーパリングが、シリンダライナより熱膨張係数の大きい材料で形成され、内燃機関の運転時における前記隙間34が内燃機関の停止時における前記隙間34より小さくなり、かつ、内燃機関の運転時に前記隙間34が存するように構成されたことを特徴とする内燃機関が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は内燃機関に係り、特に、ピストンのトップランドに堆積した煤を掻き落とすためのスクレーパリングを備えた内燃機関に関する。
ピストンのトップランドに煤が堆積するとピストン昇降時に煤がシリンダライナ内周面を研磨し、その結果オイル消費量が増大する不具合が知られている。この不具合を解消するため、シリンダライナの内周面かつ上端部に段差部を形成すると共に、当該段差部にスクレーパリングを配置し、トップランドに堆積した煤をスクレーパリングにより掻き落とすことが知られている。
国際公開第2005/045222号
スクレーパリングと段差部の間には半径方向の隙間が設けられ、スクレーパリングの段差部への配置を可能としている。しかし、内燃機関の運転中にその隙間に煤が堆積し、この煤を介してスクレーパリングが段差部に固着されてしまうことがある。こうなると、内燃機関のメンテナンス時等にスクレーパリングの脱着が困難になるという問題がある。
そこで本発明は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、スクレーパリングの脱着を容易にすることができる内燃機関を提供することにある。
本発明の一の態様によれば、
シリンダライナと、
前記シリンダライナの内周面かつ上端部に形成された段差部と、
前記段差部に半径方向の隙間を隔てて配置されたスクレーパリングと、
を備えた内燃機関であって、
前記スクレーパリングが、前記シリンダライナより熱膨張係数の大きい材料で形成され、
前記内燃機関の運転時における前記隙間が前記内燃機関の停止時における前記隙間より小さくなり、かつ、前記内燃機関の運転時に前記隙間が存するように構成された
ことを特徴とする内燃機関が提供される。
好ましくは、前記シリンダライナがスチールで形成され、前記スクレーパリングがステンレス、アルミニウム合金または真鍮で形成される。
本発明によれば、スクレーパリングの脱着を容易にすることができるという、優れた効果が発揮される。
本発明の実施形態の構成を示す断面図である。 図1の要部拡大断面図であり、エンジン運転前のエンジン停止時の状態を示す。 図1の要部拡大断面図であり、エンジン運転時の状態を示す。 図1の要部拡大断面図であり、エンジン運転後のエンジン停止時の状態を示す。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1に本実施形態に係る内燃機関を示す。内燃機関(エンジン)1は、多気筒のディーゼルエンジンであり、シリンダブロック2と、シリンダブロック2の上部に取り付けられたシリンダヘッド3と、シリンダブロック2およびシリンダヘッド3の間に介設されたヘッドガスケット4とを備える。シリンダブロック2には複数(一つのみ図示)のシリンダ5が設けられ、各シリンダ5内にはピストン6が往復動可能にかつ同軸に設けられている。
シリンダ5は、その中心線をなすシリンダ軸Cを有する。以下、シリンダ軸Cの方向を単に「軸方向」といい、シリンダ軸Cを基準とした半径方向および周方向を単に「半径方向」および「周方向」という。またシリンダ軸Cの方向における上死点側(図中上側)を「上」、下死点側(図中下側)を「下」とする。
ピストン6は、ピストン頂面7と、ピストン頂面7に凹設されたキャビティ8と、ピストン外周面9と、ピストン外周面9に貫通形成されたピストンピン穴10とを有する。ピストンピン穴10の中心を符号Xで示す。周知のように、ピストンピン穴10にはピストンピン(図示せず)が嵌合され、ピストンピンはコンロッド(図示せず)の小端部にも嵌合され、コンロッドの大端部の大端穴がクランクシャフト(図示せず)のクランクピンに嵌合されることにより、ピストン6がクランクシャフトに動力伝達可能に連結される。
ピストン外周面9には複数のランドとリング溝が設けられる。図示例では、上方から順に、トップリング溝11、セカンドリング溝12およびサードリング溝13が設けられる。そしてトップリング溝11の上方のピストン外周面9、すなわちピストン外周面9のうちトップリング溝11の上端縁からピストン頂面7までの部分が、トップランド14となっている。同様に、トップリング溝11とセカンドリング溝12の間のピストン外周面9はセカンドランド15となっており、セカンドリング溝12とサードリング溝13の間のピストン外周面9はサードランド16となっている。
トップリング溝11、セカンドリング溝12およびサードリング溝13にはそれぞれピストンリングであるトップリング17、セカンドリング18およびサードリング19が嵌合挿入される。なお最も下側のサードリング19はオイルリングであり、サードリング溝13はオイルリング溝をなす。
シリンダ5に関し、シリンダブロック2には、シリンダ軸Cを中心としたシリンダボア21が画成されており、このシリンダボア21の内側にシリンダライナ22が同軸かつ着脱可能に密着して嵌合されている。シリンダボア21とシリンダライナ22には半割状のウォータジャケット23が画成され、ウォータジャケット23内の冷却水がシリンダライナ22に直接接触してシリンダライナ22を冷却するようになっている。このような、冷却水がシリンダライナ22に直接接触するタイプのシリンダライナ22をウェットライナという。これに対し、冷却水がシリンダライナに接触しないタイプのシリンダライナをドライライナという。
シリンダボア21とシリンダライナ22の接触界面を通じて冷却水が漏れ出すのを防止すべく、シリンダボア21とシリンダライナ22には半割状のOリング溝24が画成され、Oリング溝24内にOリング25が配置されている。これらOリング溝24およびOリング25はウォータジャケット23の上下に近接して設けられる(上側のみ図示)。
図2にも詳細に示すように、シリンダライナ22の内周面31かつ上端部32には段差部33が形成されている。そして段差部33には、半径方向の隙間34を隔ててスクレーパリング(もしくはカーボンスクレーパリング)35が配置されている。
段差部33は、シリンダライナ22の内周面31かつ上端部32に半径方向外側に向かって凹設されると共に、シリンダ軸Cに平行かつ同軸の段差部内周面36と、シリンダ軸Cに垂直な段差部底面37とから画成される。そして段差部33の形成箇所においてシリンダライナ22は薄肉化されている。段差部内周面36と同じかやや半径方向外側の位置に、ヘッドガスケット4の内周端が位置される。
スクレーパリング35は、概してシリンダ軸C周りに1周する断面矩形のリング状の部材である。スクレーパリング35は、シリンダ軸Cと同軸に配置され、段差部底面37上に着座される。スクレーパリング35はシリンダライナ22の内周面31より半径方向内側に突出されている。スクレーパリング35は段差部33に対し相対移動可能であり、つまり所定の遊びを持って段差部33に嵌合されている。スクレーパリング35とシリンダヘッド3の間には軸方向の隙間38が設けられ、スクレーパリング35はエンジン運転時のピストン6の昇降動作に伴って若干上下動し得るようになっている。
スクレーパリング35は、ピストン6が図1に示す如く上死点に位置されているとき、ピストン6のトップランド14を半径方向外側から囲繞するように配置される。そしてスクレーパリング35がシリンダライナ内周面31より半径方向内側に突出されるのに対応して、ピストン6のトップランド14の上端部にはトップランド段差部41が形成され、あるいは凹設される。トップランド段差部41は、シリンダ軸C(ピストン軸)に平行かつ同軸のトップランド段差部外周面42と、シリンダ軸C(ピストン軸)に垂直なトップランド段差部底面43とから画成される。トップランド段差部外周面42は、スクレーパリング35の内径D1より僅かに小さい外径D2を有する(図では誇張して描かれている)。トップランド段差部底面43は、ピストン6が上死点に位置されているとき、スクレーパリング35の下端面39より若干下方に位置するよう配置されている。
なお図1に示すように、ピストン6が上死点に位置されているとき、スクレーパリング35の上端面40はピストン頂面7より若干上方に位置される。
シリンダブロック2、シリンダライナ22およびピストン6は、比較的高い熱負荷に耐えられるよう、耐熱性の高いスチールで形成される。これに対し、本実施形態では特に、スクレーパリング35がシリンダライナ22より熱膨張係数の大きい材料で形成される。スクレーパリング35は、例えばステンレス、アルミニウム合金または真鍮で形成される。
次に、本実施形態の作用効果を説明する。
エンジンが運転される前のエンジン停止時(冷間時)、図2に示すように、スクレーパリング35と段差部33(具体的には段差部内周面36)との間の半径方向隙間34は、所定の寸法D1を有している。この寸法D1は、スクレーパリング35の段差部33への嵌合配置を可能し、組立性を確保するのに必要にして十分な適度な大きさである。また寸法D1は、後述するエンジン運転時にゼロより大きい寸法の半径方向隙間34を確保できるような大きさでもある。
次いでエンジン運転時(高温時)、燃料やオイルの燃焼に伴って発生する煤がピストン6のトップランド14、特にトップランド段差部外周面42に付着し、もしくは堆積するが、この煤はスクレーパリング35によって掻き落とされる。具体的には、トップランド段差部外周面42に堆積した煤が、ピストン6の上昇時に、シリンダライナ内周面31より半径方向内側に突出したスクレーパリング35の下端面39の内周端縁部50によって掻き落とされる。これにより、ピストン昇降時にトップランド14に堆積した煤がシリンダライナ内周面31を研磨し、オイル消費量を増大させるという不具合を解消できる。
このエンジン運転時、図3に示すように、シリンダ5内は高温となり、スクレーパリング35はシリンダライナ22より大きく半径方向外側に熱膨張(大径化)する。その結果、半径方向隙間34はエンジン運転前の寸法D1より小さな寸法D2を有するようになる。しかしながら依然として半径方向隙間34は存在し、寸法D2はゼロより大きい。この小さな半径方向隙間34に、シリンダ5内で発生した煤が徐々に堆積していく。シリンダ5内の煤は、スクレーパリング35の上方の軸方向隙間38と、スクレーパリング35およびヘッドガスケット4の間の隙間とを通過して半径方向隙間34に浸入する。半径方向隙間34が小さいので、堆積した煤の半径方向の厚さも当然に薄い。シリンダ5内の熱により、堆積した煤の一部ないし大部分が焼き固まって炭化し、これがスクレーパリング35と段差部33に固着し、両者を固着させることがある。
その後、エンジンが運転された後のエンジン停止時(冷間時)、図4に示すように、シリンダ5内温度が低下することにより、スクレーパリング35はシリンダライナ22より大きく半径方向内側に熱収縮(小径化)する。その結果、半径方向隙間34は、エンジン運転前の寸法D1と同等の寸法D3に再度拡大する。このとき、焼き固まって炭化した煤が半径方向に破断される。エンジン運転時に半径方向隙間34に形成された煤の厚さが薄いので、段差部内周面36や、スクレーパリング35の外周面51に残存付着する煤の厚さも当然に薄い(図には後者の煤Sのみを示す)。
このように、エンジン運転時に形成された煤の厚さ(D2)よりも、エンジン停止時に形成される半径方向隙間34の寸法D3を大きくし、エンジン停止時、スクレーパリング35を段差部33から半径方向内側に確実に引き剥がすことができる。本発明の着想前において、スクレーパリングはシリンダライナと同一の材料(典型的にはスチール材料)で形成されるのが一般的であった。しかしこれだと、エンジンの運転、停止に伴う熱膨張、熱収縮の量が両者同じであり、半径方向隙間の寸法は(例えばD1のまま)実質的に変化せず、本実施形態のような半径方向隙間の拡縮によりスクレーパリング35を段差部33から引き剥がすことはできなかった。しかし本実施形態では、こうした半径方向隙間の拡縮を利用してスクレーパリング35を段差部33から確実に引き剥がすことができる。
このように本実施形態によれば、エンジン運転時に半径方向隙間34に堆積した煤によりスクレーパリング35が段差部33に固着されてしまうことを確実に抑制ないし防止し、エンジン1のメンテナンス時等におけるスクレーパリング35の脱着を容易にすることができる。
なお、特許文献1には、エンジン運転時にライナー装着リング(本実施形態のスクレーパリング35に相当)が熱膨張によって掛止用段付部(本実施形態の段差部33に相当)に強固に固定され、ライナー装着リングのがたつきによるフレッチング摩耗が防止されることが記載されている。
しかし、特許文献1のものは、エンジン運転時にライナー装着リングの外周面を掛止用段付部の内周面に押し付け、両者間の半径方向隙間を無くし、ゼロにしているものと解される。従って、エンジン運転時にゼロより大きい寸法D2の半径方向隙間34が存する本実施形態とは明らかに相違する。また、本実施形態において特許文献1の構成を採用すると次のような不具合が生じる。
すなわち、図3を参照して、エンジン運転時に半径方向隙間34を無くしてスクレーパリング35の外周面51を段差部内周面36に押し付けるようにすると、段差部内周面36よりも上方に突出したスクレーパリング35の上端部が、段差部内周面36によって支えられないので、段差部内周面36の上端の角部を中心とする曲げ力Mを受ける。スクレーパリング35の上部ほど高温であり、熱膨張量が大きくなるので、こうした曲げ力Mも大きくなる傾向にある。すると、段差部内周面36の上端角部に隣接した部位においてスクレーパリング35に応力集中が発生する。こうした曲げ力Mや応力集中に耐えられるよう、スクレーパリング35の厚さを厚くするなどして高剛性化する必要があるが、これは当然に、スクレーパリング35の重量、寸法、コスト等を増加させる。なおスクレーパリング35が曲がってヘッドガスケット4に接触すれば、ヘッドガスケット4に悪影響を及ぼす可能性もある。
本実施形態では、エンジン運転時に依然として半径方向隙間34が存するので、こうした不具合を確実に解消でき、薄く、軽量でシンプル、低コストなスクレーパリング35を採用可能である。
以上、本発明の実施形態を詳細に述べたが、本発明は他の実施形態も可能である。例えば内燃機関はディーゼルエンジンに限らずガソリンエンジン等であってもよい。
本発明の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本発明の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本発明に含まれる。従って本発明は、限定的に解釈されるべきではなく、本発明の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
1 内燃機関
22 シリンダライナ
31 内周面
32 上端部
33 段差部
34 隙間
35 スクレーパリング

Claims (2)

  1. シリンダライナと、
    前記シリンダライナの内周面かつ上端部に形成された段差部と、
    前記段差部に半径方向の隙間を隔てて配置されたスクレーパリングと、
    を備えた内燃機関であって、
    前記スクレーパリングが、前記シリンダライナより熱膨張係数の大きい材料で形成され、
    前記内燃機関の運転時における前記隙間が前記内燃機関の停止時における前記隙間より小さくなり、かつ、前記内燃機関の運転時に前記隙間が存するように構成された
    ことを特徴とする内燃機関。
  2. 前記シリンダライナがスチールで形成され、前記スクレーパリングがステンレス、アルミニウム合金または真鍮で形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
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