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JP2017078920A - タッチパネル装置 - Google Patents

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JP2017078920A
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誠二 武田
Seiji Takeda
誠二 武田
基裕 木曽
Motohiro Kiso
基裕 木曽
市瀬 浩
Hiroshi Ichise
浩 市瀬
武千代 高月
Takechiyo Takatsuki
武千代 高月
義行 酒井
Yoshiyuki Sakai
義行 酒井
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Abstract

【課題】押圧操作、およびジェスチャ操作を検出することができるタッチパネル装置を実現する。【解決手段】タッチパネル装置(1)は、ジェスチャ操作を静電容量方式により検出する第1タッチパネル(2)と、第1タッチパネル(2)に積層され、押圧操作を抵抗膜方式により検出する第2タッチパネル(3)と、所定条件を満足するか否かによりジェスチャ操作および押圧操作のどちらを採用するかを切替える切替部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、タッチパネル装置に関する。
近年、携帯端末、PC(パーソナルコンピュータ)等でディスプレイに表示された画像を指でタッチして必要な情報を入力するタッチパネル装置が普及している。タッチパネル装置の検出方式としては、抵抗膜方式、静電容量方式等が知られており、タッチパネルに採用される検出方式は用途に応じて選択される。
抵抗膜方式のタッチパネル装置は、ユーザに強く押された(押圧された)位置を電気的に検出することによって、タッチ位置の座標での入力を受け付ける。このため、抵抗膜方式のタッチパネル装置はディスプレイに表示されたボタンやスイッチの操作に用いられている。
静電容量方式のタッチパネル装置は、ユーザの指がタッチパネル装置の表面に接触したときの静電容量の変化を監視することにより、指をディスプレイ上でスライドさせる等の押圧を必要としないユーザのジェスチャ操作を検出する。例えば、非特許文献1には、静電容量方式のタッチパネルを1層の透明電極で実現する技術(静電容量方式のシングルレイヤタッチパネル)について記載されている。非特許文献1に記載されているタッチパネルは、表面容量方式であり、短冊状のセンシング電極を1次元状に並べてアレイを形成している。それぞれの電極が表面容量方式の原理でX方向の位置を検出する他、投影容量方式の原理でY方向の容量を測定してそれらの比でY方向の位置を検出する。
服部励冶、「静電容量タッチ・パネル技術の解説と動向」、タッチ・パネル最前線 2013−2014、日経BP社、2012年12月27日、p.40−49
しかし、工場の生産ライン等に採用されているFA(factory automation)に用いられるタッチパネルは、場面に応じて抵抗膜方式および静電容量方式の両方の機能があることが望ましい。詳しくは、FAにおいてタッチパネルの誤操作は、時に重大な問題を引き起こす場合がある。そこで、生産機械のモータの回転の始動・停止等、誤操作により重大な問題を引き起こす可能性がある操作、または、やり直しが効かない操作に関しては、誤操作を防ぐために確実な押圧操作が必要な、抵抗膜方式のタッチパネルを採用することが望ましい。それに対して、メニューを選ぶ等の、誤操作により重大な問題を引き起こす可能性がない操作、または、やり直しが効く操作に関しては、直感的なジェスチャで操作できる静電容量方式を採用することが望ましい。
従来では、押圧操作およびジェスチャ操作の両方での操作を実現するために、抵抗膜方式のタッチパネルと静電容量方式のタッチパネルの2種(2枚)が使われ、2個の液晶等の表示デバイスが別々に、または、1つ表示デバイスを分割して、各タッチパネルに備えられていた。しかし、このような従来の方法はコストが掛かり、また機器のサイズや意匠デザインとしても歪になりやすいという問題がある。また、従来の方法では、機能やアプリケーションが異なるタッチパネルが個別に実装されているために、操作を行う毎にどちらのタッチパネルで操作を行うかを意識しなければならず、ユーザが扱いづらいという問題がある。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、押圧操作、およびジェスチャ操作を検出することができるタッチパネル装置を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るタッチパネル装置は、ユーザのジェスチャ操作を静電容量方式により検出する第1タッチパネルと、前記第1タッチパネルに積層され、ユーザの押圧操作を抵抗膜方式により検出する第2タッチパネルと、所定条件を満たすか否かに基づき、前記ジェスチャ操作および前記押圧操作のどちらを採用するかを切替える切替部と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、タッチパネル装置は、ジェスチャ操作を静電容量方式により検出する第1タッチパネルと、ユーザの押圧操作を抵抗膜方式により検出する第2タッチパネルとが積層されているので、1つのタッチパネルとなっている。また、第1タッチパネルまたは第2タッチパネルは、所定条件を満足するか否かに基づき、上記2つの操作のうちどちらの操作を採用するかが、切替部により切替えられる。その結果、タッチパネル装置は、1つのタッチパネルで、押圧操作と、押圧を必要としない直感的なジェスチャ操作とを両方検出できる。
また、本発明に係るタッチパネル装置は、前記第1タッチパネルは、第1シートにより形成され、前記第2タッチパネルは、前記第1シートおよび前記第1シートに積層されている第2シートにより形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、第2タッチパネルは、第1タッチパネルが形成されている第1シートおよび第1シートに積層されている第2シートにより形成されている。そのため、2枚のシートでタッチパネル装置を実現できるので、単に2つのタッチパネルを積層させたタッチパネルよりも少ない材料でタッチパネル装置を実現することができる。また、ユーザを意識させずに、2種のタッチパネルのスムーズな切替えが、例えば、アプリケーション等で実現できる。
また、本発明に係るタッチパネル装置は、前記第1シートにおける、前記第2シートと向かい合う面には第1電極が形成され、前記第2シートにおける、前記第1シートと向かい合う面には第2電極が形成され、前記第1タッチパネルは、前記第1電極により前記ジェスチャ操作を検出し、前記第2タッチパネルは、前記第1電極および前記第2電極により前記押圧操作を検出することが好ましい。
上記構成によれば、第2タッチパネル(押圧操作検出用のタッチパネル)は、第1シートにおける第2シートと向かい合う面に形成されている第1電極と、第2シートにおける第1シートと向かい合う面に形成されている第2電極とにより構成されている。すなわち、第1電極は第1タッチパネルおよび第2タッチパネルの共通の電極となる。その結果、必要な電極の数が少なくなるので、コストを削減できる。
また、本発明に係るタッチパネル装置は、前記第1シートと前記第2シートとの接触を判定する接触判定部をさらに備え、前記切替部は、前記接触判定部により前記第1シートと前記第2シートとが接触したと判定されると、採用する操作を前記ジェスチャ操作から、前記押圧操作に切替えることが好ましい。
上記構成によれば、接触判定部により第1シートと第2シートとが接触したと判定されると、切替部により採用される操作がジェスチャ操作から押圧操作に切替えられる。その結果、ユーザは、一つのタッチパネル上で、2種の操作(ジェスチャ操作および押圧操作)を特に意識せずに行うことができるので、操作性が向上する。
また、本発明に係るタッチパネル装置は、前記第1シートにおける、前記第2シートと向かい合う面と反対の面に第1電極が形成され、前記第1シートにおける、前記第2シートと向かい合う面に第2電極が形成され、前記第2シートにおける、前記第1シートと向かい合う面に第3電極が形成され、前記第1タッチパネルは、前記第1電極により前記ジェスチャ操作を検出し、前記第2タッチパネルは、前記第2電極および前記第3電極により前記押圧操作を検出することが好ましい。
上記構成によれば、第1タッチパネルの電極と第2タッチパネルの電極とは独立して形成されている。したがって、第1タッチパネルと第2タッチパネルとは独立して制御可能であり、例えば、直感的なジェスチャ操作と押圧操作とを常に検出することもできる。
また、本発明に係るタッチパネル装置は、前記切替部は、所定のアプリケーションが起動されているか否かに基づき、前記ジェスチャ操作および前記押圧操作のどちらを採用するかを切替えることが好ましい。
上記構成によれば、採用される操作は、切替部により起動されているアプリケーションにより、切替えられる。その結果、ユーザは、一つのタッチパネル上で、2種の操作(ジェスチャ操作および押圧操作)を特に意識せずに行うことができるので、操作性が向上する。
本発明の一態様によれば、押圧操作、およびジェスチャ操作を検出することができるタッチパネル装置を実現することができる。
本発明の実施形態1に係るタッチパネル装置の構成を示すブロック図である。 上記タッチパネル装置の構成例および透明電極の例を示す平面図である。 上記タッチパネル装置の各タッチパネルの操作検出処理の一例を示すフローチャートである。 上記タッチパネル装置の操作検出処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係るタッチパネル装置の構成の変形例を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るタッチパネル装置の構成の他の変形例を示すブロック図である。 上記タッチパネル装置において押圧操作の検出を説明する図である。 本発明の実施形態2に係るタッチパネル装置の構成を示すブロック図である。 上記タッチパネル装置の操作検出処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るタッチパネル装置の構成の変形例を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係るタッチパネル装置の構成の他の変形例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付記し、適宜その説明を省略する。なお、本発明の実施の形態において、タッチパネルのインジウムスズ酸化物(ITO)膜等で形成される部分を「透明電極」と称し、タッチパネルの電圧印加や信号を取り出す部分を、「端子電極」と称して説明する。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1について、図1および図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態1に係るタッチパネル装置1の構成を示すブロック図である。図2の(a)は、タッチパネル装置1の構成例を示す断面図であり、図2の(b)は、第2シート41を第1シート40側から見た平面図である。図2の(c)〜図2の(e)は、タッチパネル装置1の透明電極の例を示す平面図である。
〔タッチパネル装置の概要構成〕
タッチパネル装置1は、図1に示すように、第1タッチパネル2、第2タッチパネル3、および制御部10を備えている。タッチパネル装置1は、表示デバイス43(図2の(a)参照)により表示された画像に基づきユーザによる押圧操作およびジェスチャ操作を検出し、検出した操作に対応する処理を実行する。押圧操作とは、タッチパネル装置1を第1シート40と第2シート41(図2の(a)参照)とが接するほど強く押す動作を伴う操作である。押圧操作には、例えば、第1シート40と第2シート41が接するように強く押すタッチや、第1シート40と第2シート41が接するように強く押しながらスライドさせる操作も含まれる。ジェスチャ操作とは、タッチパネル装置1を第1シート40と第2シート41が接するほど強く押すことなくタッチパネル装置1をタッチする、タッチパネル装置1上で指をスライドさせる、ズームイン/ズームアウト、および回転等の直感的な動作の操作である。
タッチパネル装置1は、例えば、プログラマブル表示器、携帯電話機、スマートフォン、携帯音楽再生機、携帯ゲーム機、TV、PC、デジタルカメラ、デジタルビデオ等の電子機器に用いられる。なお、タッチパネル装置1は、通信部、音声入力部、音声出力部等の部材を備えていてもよいが、発明の特徴点とは関係がないため当該部材を図示していない。
また、タッチパネル装置1は、図2の(a)・(b)に示すように、第1シート40および第2シート41を備えている。第1シート40と第2シート41とは、ドットスペーサ42を挟んで積層されている。ドットスペーサ42は絶縁体であり、第1シート40および第2シート41に向かい合うように備えられた透明電極が接することによりショートすることを防止する。ドットスペーサ42は、適当な間隔をあけて第1シート40および第2シート41の間に複数配置されている。第2シート41は、表示デバイス43の上に積層されている。
第1シート40および第2シート41には、ITO等の透明電極が形成されている。透明電極のパターンは、検出を求められる操作等により異なる。詳しくは後述する。第1シート40および第2シート41の材料として、例えば、ガラスまたはフィルムを採用することができる。上記材料としてガラスを採用することで透過率が上がり、視認性が向上する。
〔第1タッチパネルの概略構成〕
第1タッチパネル2は、ユーザの押圧を必要としないジェスチャ操作を静電容量方式により検出する。第1タッチパネル2は、動作検出電極Hおよび第1タッチパネル制御回路21を備えている。第1タッチパネル2は、第1シート40における、第2シート41と向かい合う面40b(図2の(a)参照)と反対の面40a(図2の(a)参照)に、動作検出電極H(第1電極)が形成され、第1タッチパネル2は、動作検出電極Hによりジェスチャ操作を検出する。第1シート40は、図示にはないが、面40aが透明電極の保護のためカバーガラス等で覆われている。ドットスペーサにより隔てられた透明電極同士の接触を容易にするため、面40aを覆うカバーガラスは薄いことが好ましい。
具体的には、動作検出電極Hである透明電極X1a、X1b〜XPa・XPb(Pは任意の変数)は、面40aに配置されている。動作検出電極Hは、例えば、ITO等の透明電極である。透明電極XPaと透明電極XPbとは対となり、透明電極XPbは、直角三角形である透明電極XPaを、透明電極XPaの斜辺の中点を中心として180°回転させた形状を有する。対となる2つの透明電極は、合わせると全体として矩形となる。
動作検出電極Hは上記矩形が平行となるように面40aに配置されている。言い換えると、面40aには、静電容量方式のタッチパネルを1層の透明電極で実現する場合に所定の面に透明電極が配置されるように、動作検出電極Hが配置されている。動作検出電極Hにおける対となる各透明電極の両端は、第1タッチパネル制御回路21に接続されている。
具体的には、対になる透明電極同士においてX方向マイナス側からプラス側に面積が小さくなる透明電極(透明電極X1a〜透明電極XPa)は、X方向マイナス側の端部と第1タッチパネル制御回路21とが接続されている。対になる透明電極同士においてX方向マイナス側からプラス側に面積が大きくなる透明電極(透明電極X1b〜透明電極XPb)は、X方向プラス側の端部と、第1タッチパネル制御回路21とが接続されている。
なお、本実施形態では、動作検出電極Hが直角三角形であるとしているが、上記に限らない。動作検出電極Hのパターンは、図2の(c)に示すように二等辺三角形パターンであってもよく、本実施形態および図2の(d)に示すように直角三角形パターンであってもよく、図2の(e)に示すように矩形パターンであってもよい。なお、透明電極および配線を形成する際、例えば、図2の(e)の破線円で示すように配線が交差する箇所は、配線が接触しないようにジャンパー処理が必要となる。
第1タッチパネル制御回路21は、第1タッチパネル2を駆動し、静電容量方式でジェスチャ操作のタッチ位置を検出する。第1タッチパネル制御回路21は、タッチ位置の検出をする場合、例えば、投影容量方式の原理で動作検出電極HのY方向に並ぶ各透明電極の容量の変化を測定して、容量の変化が最も大きくなる位置を特定することでタッチのY方向の位置を検出する。また、容量の変化があった透明電極と、当該透明電極と対になる透明電極との容量の変化の比によりタッチのX方向の位置を検出する。動作検出電極Hが二等辺三角形の場合、容易に上記容量を変化の比を求めることができる。なお、静電容量方式のうち自己容量方式を採用する場合、1点のタッチの検出が可能となり、相互容量方式を採用する場合、異なる透明電極であれば2点以上のタッチの検出が可能となる。
第1タッチパネル2は、静電容量方式で操作の検出を行うため、軽いタッチ等による操作の検出が可能となる。これにより、直感的なジェスチャ操作でのタッチパネルの操作が可能となる。第1タッチパネル制御回路21は、切替部11からの指示に基づき、第1タッチパネル2を駆動する。第1タッチパネル制御回路21は、ジェスチャ操作取得部12に、第1タッチパネル2が検出したジェスチャ操作のタッチ位置示す信号を伝える。
〔第2タッチパネルの概略構成〕
第2タッチパネル3は、ユーザの押圧操作を抵抗膜方式により検出する。第2タッチパネル3は、導電膜Z、導電膜Z1、および第2タッチパネル制御回路31を備えている。第1シート40における、第2シート41と向かい合う面40b(図2の(a)参照)に、導電膜Z(第2電極)が形成され、第2シート41における、第1シート40と向かい合う面41a(図2参照)に導電膜Z1(第3電極)が形成されている。第2タッチパネル3は、導電膜Zおよび導電膜Z1により押圧操作を検出する。
具体的には、面40bには、面40aの動作検出電極Hが配置されている領域に対応する領域に導電膜Zが配置されている。面41aには、導電膜Zに対向する位置に導電膜Z1が配置されている。導電膜Zおよび導電膜Z1は、例えばITO膜等で形成されている。すなわち、タッチパネル装置1において、透明電極が形成されていないのは、第2シート41における表示デバイス43と対向する面41bのみである。
導電膜Zは第2タッチパネル制御回路31に接続されており、電圧検出専用の導電膜である。導電膜Zと第2タッチパネル制御回路31との間には、電源VCCが抵抗を介して接続されている。導電膜Z1には、第2タッチパネル制御回路31に接続されている端子電極が4辺に設けられている(図示なし)。言い換えると、面40および面41aには、5線式のアナログ抵抗膜方式のタッチパネルの電極パターンが形成されている。
第2タッチパネル制御回路31は、切替部11の指示に基づき第2タッチパネル3を駆動し、5線式のアナログ抵抗膜方式で押圧操作のタッチ位置を検出する。例えば、第2タッチパネル制御回路31は、導電膜Z1の4辺の端子電極に、X方向に適当な電圧の印加と、Y方向に適当な電圧の印加とを交互に行う。これにより、ユーザによるタッチパネル装置1への押圧操作があった場合、それぞれの電圧の印加時における電圧が導電膜Zに検出され、第2タッチパネル制御回路31に出力される。第2タッチパネル制御回路31は、その検出された電圧に基づき、押圧操作のX方向およびY方向の位置を検出する。
また、導電膜Zおよび導電膜Z1に設ける端子電極の位置をかえることで、面40bと面41aとで、4線式のアナログ抵抗膜方式のタッチパネルを形成してもよい。5線式は、導電膜Zの劣化の影響を受けにくい。そのため、カバーガラスとしてフィルムを用いる場合、5線式は4線式に比べて長寿命となる。
本実施形態では、タッチパネル装置1において、ユーザの操作が行われる側に第1タッチパネル2を設けたが、上記に限らず、ユーザの操作が行われる側に第2タッチパネル3を設けてもよい。ユーザの操作が行われるガラスに近い側に第1タッチパネル2を設置することで、本実施形態においてジェスチャ操作時の位置検出エラーが極めて少なくなる。第2タッチパネル制御回路31は、切替部11からの指示に基づき、第2タッチパネル3を駆動する。第2タッチパネル制御回路31は、押圧操作取得部13に、第2タッチパネル3が検出した押圧操作のタッチ位置を示す信号を伝える。
〔制御部の詳細〕
図1に示すように、制御部10は、切替部11、ジェスチャ操作取得部12、押圧操作取得部13、および実行部14を備えている。切替部11は、所定条件を満たすか否かにより、ジェスチャ操作または押圧操作のどちらを採用するかを切替える。切替部11は、例えば、所定のアプリケーションが起動されているか否かに基づき、ジェスチャ操作および押圧操作のどちらを採用するかを切替える。具体的には、切替部11は実行部14から伝えられたタッチパネル装置1が起動しているアプリケーションが所定のアプリケーションである場合、押圧操作を採用する。また、切替部11は、起動しているアプリケーションが所定のアプリケーションではなかった場合、ジェスチャ操作を採用する。所定のアプリケーションとは、例えば、生産機械のモータの回転の始動・停止等、誤操作により重大な問題を引き起こす可能性がある処理を行うアプリケーションである。また、切替部11は、ジェスチャ操作取得部12から伝えられるジェスチャ操作のタッチ位置に基づき、第1タッチパネル2で検出されたジェスチャ操作の位置情報を取得する。さらに、切替部11は、押圧操作取得部13から伝えられる押圧操作のタッチ位置に基づき、第2タッチパネル3で検出された押圧操作の位置情報を取得する。
ジェスチャ操作取得部12は、第1タッチパネル制御回路21からジェスチャ操作のタッチ位置を取得する。押圧操作取得部13は、第2タッチパネル制御回路31から押圧操作のタッチ位置を取得する。実行部14は、採用されたジェスチャ操作または押圧操作に対応する処理を実行する。また、実行部14は、現在実行されているアプリケーションを切替部11に伝える。
〔操作検出処理〕
図3の(a)は、タッチパネル装置1の第1タッチパネル2の操作検出処理の一例を示すフローチャートであり、図3の(b)は、タッチパネル装置1の第2タッチパネル3の操作検出処理の一例を示すフローチャートである。図4は、タッチパネル装置1の操作検出処理の一例を示すフローチャートである。
まず、第1タッチパネル2は、図3の(a)に示すように、駆動している状態で起動される(S1)。起動が完了すると、ジェスチャ操作取得部12は、第1タッチパネル2に新たなタッチの検出があったか否かを判定する(S2)。第1タッチパネル2に新たなタッチの検出があった場合(S2でYES)、ジェスチャ操作取得部12は、第1タッチパネル制御回路21よりジェスチャ操作のタッチ位置を取得し、切替部11に伝える(S3)。その後、再度S2の処理を行う。第1タッチパネル2に新たなタッチの検出がなかった場合(S2でNO)、ジェスチャ操作取得部12は、再度S2の処理を行う。
第2タッチパネル3は、図3の(b)に示すように、駆動している状態で起動される(S4)。起動が完了すると、押圧操作取得部13は、第2タッチパネル3に新たなタッチの検出があったか否かを判定する(S5)。第2タッチパネル3に新たなタッチの検出があった場合(S5でYES)、押圧操作取得部13は、第2タッチパネル制御回路31より押圧操作のタッチ位置を取得し、切替部11に伝える(S6)。その後、再度S5の処理を行う。第2タッチパネル3に新たなタッチの検出がなかった場合(S5でNO)、押圧操作取得部13は、再度S5の処理を行う。
切替部11は、図4に示すように、まず、ジェスチャ操作取得部12からジェスチャ操作のタッチ位置を受信したか否かを判定する(S11)。ジェスチャ操作取得部12からジェスチャ操作のタッチ位置を受信した場合(S11でYES)、切替部11は、ジェスチャ操作取得部12からのジェスチャ操作のタッチ位置を位置情報として取得する(S12)。
次に切替部11は、押圧操作取得部13から押圧操作のタッチ位置を受信したか否かを判定する(S13)。押圧操作取得部13から押圧操作のタッチ位置を受信した場合(S13でYES)、切替部11は、押圧操作取得部13からの押圧操作のタッチ位置を位置情報として取得する(S14)。
次に切替部11は、所定のアプリケーションが起動されているか否かを判断する(S15)。所定のアプリケーションが起動されている場合(S15でYES)、切替部11は、押圧操作を採用し(S16)、S14で取得した押圧操作の位置情報を実行部14に伝える。所定のアプリケーションが起動されていない場合(S15でNO)、切替部11は、ジェスチャ操作を採用し(S17)、S12で取得したジェスチャ操作の位置情報を実行部14に伝える。実行部14は、切替部11から伝えられたジェスチャ操作もしくは押圧操作の位置情報に基づき処理を実行し(S18)、S11の処理に戻る。
ジェスチャ操作取得部12からジェスチャ操作のタッチ位置を受信してない場合(S11でNO)、S13の処理に移動する。押圧操作取得部13から押圧操作のタッチ位置を受信していない場合(S13でNO)、S15の処理に移動する。なお、S18において採用された操作の位置情報が無い場合は、処理は実行されず、S11の処理に戻る。
また、本実施形態では、操作検出の処理の一例として、アプリケーションにより、採用する操作が切替られる場合について説明したが上記に限らない。採用する操作の切替えは、ユーザ側または処理上の都合で適宜設定できる。
また、ジェスチャ操作取得部12および押圧操作取得部13は、制御部10ではなく、第1タッチパネル2および第2タッチパネル3において実現されるものであってもよい。ジェスチャ操作取得部12および押圧操作取得部13を独立して制御することで、それぞれのタッチパネルで、同時に並行してジェスチャ操作および押圧操作の検出ができる。これにより、切替部11は、どちらの情報も任意に取り出すことができるので、切替部11により、ジェスチャ操作および押圧操作のどちらを優先させるかを自由に選択でき、両方の操作を選択することも可能となる。例えば、静電容量方式と後述するMTR型の抵抗膜方式との組み合わせで、ジェスチャ操作を途中から指で強く押して行った場合にもジェスチャ操作として正しく検出することも可能となる。
〔変形例1〕
本発明の実施形態1の変形例1ついて、図5を参照して説明する。図5は、本発明の実施形態1に係るタッチパネル装置1の構成の変形例を示すブロック図である。図5に示すタッチパネル装置1Aが、図1に示すタッチパネル装置1と異なる点は、第2タッチパネル3に代えて、第2タッチパネル3Aが設けられる点であり、その他の構成は同様である。本変形例によれば、アナログ回路が必要ないので第2タッチパネル制御回路31Aの制御が容易となる。また、2点の押圧操作も検出できるので、インターロックを必要とする操作にも対応できる。
〔第2タッチパネルの概略構成〕
第2タッチパネル3Aが、第2タッチパネル3と異なる点は、導電膜Z、導電膜Z1、および第2タッチパネル制御回路31にかえて、上層電極J(第2電極)、下層電極K(第3電極)および第2タッチパネル制御回路31Aが備えられている点であり、その他の点は同じである。
第2タッチパネル3Aの面40b(図2の(a)参照)には、面40aに動作検出電極Hが配置されている領域に対応する領域に上層電極Jが配置されている。上層電極Jである透明電極X1、X2〜XQ(Qは任意の変数)の各透明電極は、矩形であり、面40bにX方向に平行に配置されている。各上層電極JのX方向プラス側の端部は第2タッチパネル制御回路31Aに接続されている。各上層電極Jと第2タッチパネル制御回路31Aとの間には、電源VCCが抵抗を介して接続されている。
第2タッチパネル3Aの面41a(図2の(a)参照)には、上層電極Jに対向する位置に下層電極Kが配置されている。下層電極Kである透明電極Y1、Y2〜XR(Rは任意の変数)の各透明電極は、矩形であり、面41aにY方向に平行に配置されている。すなわち、各上層電極Jと各下層電極Kとは直交するように配置されている。各下層電極KのY方向マイナス側の端部は第2タッチパネル制御回路31Aに接続されている。各下層電極Kと第2タッチパネル制御回路31Aとの間には、電源VCCが抵抗を介して接続されている。言い換えると、面40bおよび面41aには、デジタルマトリックス型の抵抗膜方式のタッチパネルを実現する場合に所定の面に透明電極が配置されるように、上層電極Jと下層電極Kとが形成され、上層電極Jおよび下層電極Kが第2タッチパネル制御回路31Aに接続されている。上層電極Jおよび下層電極Kは、例えばITO等の透明電極である。
第2タッチパネル制御回路31Aは、第2タッチパネル3Aを駆動し、デジタルマトリックス型の抵抗膜方式で押圧操作のタッチ位置を検出する。例えば、第1シート40が押圧操作によりへこむと、上層電極Jと下層電極Kとが接触し、接触した部分が導通する。第2タッチパネル制御回路31Aは、導通のあった透明電極の交差部を特定し、押圧操作のX方向およびY方向の位置を検出する。第2タッチパネル制御回路31Aは、切替部11からの指示に基づき、第2タッチパネル3Aを駆動する。第2タッチパネル制御回路31Aは、押圧操作取得部13に、第2タッチパネル3Aが検出した押圧操作のタッチ位置を示す信号を伝える。
〔変形例2〕
本発明の実施形態1の変形例2ついて、図6および図7を参照して説明する。図6は、本発明の実施形態1に係るタッチパネル装置1の構成の他の変形例を示すブロック図である。図6に示すタッチパネル装置1Bが、図5に示すタッチパネル装置1Aと異なる点は、第2タッチパネル3Aに代えて、第2タッチパネル3Bが設けられる点であり、その他の構成は同様である。本変形例によれば、第2タッチパネル3(アナログ抵抗膜)と同じように、操作におけるタッチの細かい位置が検出できる。また、2点の押圧操作も検出できるので、インターロックを必要とする操作にも対応できる。
〔第2タッチパネルの概略構成〕
第2タッチパネル3Bが、第2タッチパネル3Aと異なる点は、第2タッチパネル制御回路31Aにかえて、第2タッチパネル制御回路31Bが備えられている点、上層電極Jと第2タッチパネル制御回路31Bとの接続方法、および、下層電極Kと第2タッチパネル制御回路31Bとの接続方法であり、その他の点は同じである。
第2タッチパネル3Bの面40bおよび面41a(図2の(a)参照)には、第2タッチパネル3Aと同様に、上層電極Jおよび下層電極Kが配置されている。各上層電極JのX方向の両端は各々第2タッチパネル制御回路31Bに接続されている。各上層電極JのX方向の両端と第2タッチパネル制御回路31Bとの間には、それぞれ電源VCCが抵抗を介して接続されている。また、下層電極KのY方向の両端は各々第2タッチパネル制御回路31Bに接続されている。各下層電極KのY方向の両端と第2タッチパネル制御回路31Bとの間には、それぞれ電源VCCが抵抗を介して接続されている。
第2タッチパネル制御回路31Bは、第2タッチパネル3Bを駆動し、押圧操作のタッチ位置を検出する。具体的に、図7に基づき説明する。図7は、第2タッチパネル3Bにおいて押圧操作の検出を説明する図である。図7は、例えば、第2タッチパネル3Bの上層電極Jおよび下層電極Kを下層電極K側から見た図に相当する。
図7に示すように、第2タッチパネル3Bは、上層電極Jである透明電極X1〜透明電極X6と、下層電極である透明電極Y1〜透明電極Y6で構成されている。仮に、透明電極X3と透明電極Y4とが交わる点αに押圧操作がなされたとする。そのとき、例えば、透明電極X3の両端が、X方向のマイナス側の端部に10V、プラス側の端部に0Vが印加されていた場合、透明電極Y4で、検出される電圧は、透明電極X3と透明電極Y4とで構成される矩形のX方向の位置を示す。また、透明電極Y4の両端において、Y方向のプラス側の端部に10V、マイナス側の端部に0Vが印加されていた場合、透明電極X3において検出される電圧は、透明電極X3と透明電極Y4とで構成される矩形のY方向の位置を示す。このようにして、第2タッチパネル3Bは、第2タッチパネル3(アナログ抵抗膜)と同じように、操作の細かい位置が検出できる。また、点αと異なる矩形(上層電極Jと下層電極Kとで構成される矩形)上であれば、例えば、点αと点βのような2点の押圧操作も検出できる。このような方式のタッチパネルを、MTR(Multi Touch Registive)型の抵抗膜方式のタッチパネルと呼ぶことにする。言い換えると、面40bおよび面41aには、MTR型の抵抗膜方式のタッチパネルを実現する場合に所定の面に透明電極が配置されるように、上層電極Jと下層電極Kが形成され、上層電極Jおよび下層電極Kが第2タッチパネル制御回路31Bに接続されている。第2タッチパネル制御回路31Bは、第2タッチパネル3Bを駆動し、MTR型の抵抗膜方式で押圧操作のタッチ位置を検出する。
〔効果〕
FAの用途で確実な操作が求められる場合、ユーザの意図的な操作と、意図的な操作ではない誤操作との区別が難しい。その対策として、例えば、ユーザに対して、一定の範囲内を一定の時間押し続ける(長押し)、一定の範囲内を一定の時間内に2回タップする(ダブルタップ)等の複雑な操作を強いることにより、ユーザの意図的な操作と誤操作とを判別する方法が考えられる。しかし、これにはユーザの操作の習熟が求められる。そのため、確実な操作が求められる場合、ある程度強く押さなければ機能しない抵抗膜方式のタッチパネルを用いて操作を検出することが望ましい。
一方、スマートフォンや、タッチパッド等の電子機器では、多少の誤操作があっても問題がなく、ズームイン/ズームアウト、回転等の画面上のなめらかな動作操作できることが望まれている。近年、FAにおいても、確実な操作が求められる場合ではない場面では、上記のような画面上のなめらかな動作操作できることが求められつつある。
抵抗膜方式のタッチパネルおいても、MTR型であれば、ズームイン/ズームアウト、回転等の動作操作による操作を行うことが可能である。しかし、MTR型ではタッチパネルに圧力をかけた状態を維持しつつ操作しなければならないため、圧力をかけながら移動するような動作操作では、動作操作中に指が離れてしまう問題や、指が疲れやすいという問題がある。この為、動作操作による操作を行うためには、静電容量方式を採用することが望ましい。
本発明のタッチパネル装置1は、1つのタッチパネル装置1で静電容量方式と抵抗膜方式との両方の機能を実現できる。そのため、静電容量方式の不利な点(誤操作を防ぐことができない)を抵抗膜方式で補い、抵抗膜方式の不利な点(画面上でなめらか操作が行えない)を静電容量方式で補うことができる。つまり、軽く押すジェスチャ等の動作操作(ジェスチャ操作)を問題なく操作でき、かつ強く押すことでのみ有効になるON/OFF等のタッチ操作(押圧操作)も操作できる。これにより、ユーザーフレンドリーなHMI(Human Machine Interface)と産業用等の安全なタッチ操作での操作とを同時に実現できる。また、タッチパネル装置1は1つの液晶等のディスプレイで実現できるので、デザインやコストの点からも有利である。
また、本実施形態おいては、静電容量方式の機能を有する第1タッチパネル2と抵抗膜方式の機能を有する第2タッチパネル3とは、透明電極を共有していないので、ドライバやハードウェアは互いに独立した制御を行うことができる。具体的には、第1タッチパネル2と第2タッチパネル3は互いに干渉されずに(影響を受けないで)ドライブ・操作の検出ができる。つまり、個々の制御が同時に動作可能である。したがって、個々のドライバソフトウエアは、異なったCPUで独自に動作させることもできれば、1つのCPUで、マルチタスク等の手段で実現できる。また、第1タッチパネル2および第2タッチパネル3のどちらを有効にするかは、アプリケーションにより、自由に選択をすることもできるので、採用できるアプリケーションの自由度が高い。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、図8および図9を参照して説明する。図8は、本発明の実施形態2に係るタッチパネル装置1Cの構成を示すブロック図である。図8に示すタッチパネル装置1Cが、図1に示すタッチパネル装置1と異なる点は、第1タッチパネル2、第2タッチパネル3、および制御部10に代えて、第1タッチパネル2C、第2タッチパネル3C、および制御部10Cが設けられる点であり、その他の構成は同様である。
本実施形態によれば、第1タッチパネル2Cの動作検出電極H1と第2タッチパネル3Cの上層電極J1とが共有となるので、製造コストが削減される。
〔第1タッチパネルの概略構成〕
第1タッチパネル2Cは、ユーザの押圧を必要としないジェスチャ操作を静電容量方式により検出する。また、第1タッチパネル2Cの第1シート40における、第2シート41と向かい合う面40b(図2の(a)参照)に、動作検出電極H1(第1電極)が形成され、第1タッチパネル2Cは、動作検出電極H1によりジェスチャ操作を検出する。第1タッチパネル2Cが、第1タッチパネル2と異なる点は、動作検出電極H1が面40aではなく面40bに配置されている点であり、その他の構成は同様である。
〔第2タッチパネルの概略構成〕
第2タッチパネル3Cは、ユーザの押圧操作を抵抗膜方式により検出する。第2タッチパネル3Cは、導電膜Z2、切替スイッチ5、第2タッチパネル制御回路31C、接触検出回路32、および上層電極J1を備えている。
第2タッチパネル3Cは、第2シート41における、第1シート40と向かい合う面41aに導電膜Z2(第2電極)が形成されている。第2タッチパネル3Cは、導電膜Z2および面40bに形成されている上層電極J1(動作検出電極H1)により押圧操作を検出する。上層電極J1は第1タッチパネル2Cの動作検出電極H1と同一であり、第2タッチパネル3Cと第1タッチパネル2Cとは、動作検出電極H1(上層電極J1)を共有している。言い換えると、面40bは静電容量式の第1タッチパネル2Cのセンサ面としてだけではなく、抵抗膜方式の第2タッチパネル3Cのセンサ面としても機能する。本実施形態において、第2タッチパネル3Cの上層電極J1、および導電膜Z2は、実施形態1における第2タッチパネル3の導電膜Zおよび導電膜Z1(図1参照)に相当する。
具体的には、面40bには、上層電極J1が配置されており、面41aには、上層電極J1に対向する位置に導電膜Z2が配置されている。面40aおよび面41bには透明電極が形成されていない。導電膜Z2には、第2タッチパネル制御回路31Cに接続されている端子電極が4辺に設けられている(図示なし)。
〔切替スイッチの構成〕
切替スイッチ5は、スイッチSW1a、スイッチSW1b〜スイッチSWPa、スイッチSWPbを備え、SW切替部16によりON/OFFされる。切替スイッチ5が備える各スイッチの一端は、各上層電極J1(透明電極X1a〜透明電極XPb)にそれぞれ接続されている。具体的には、対になる透明電極同士においてX方向マイナス側からプラス側に面積が小さくなる透明電極(透明電極X1a〜透明電極XPa)は、X方向マイナス側の端部と切替スイッチ5が備える各スイッチの一端とが接続されている。対になる透明電極同士においてX方向マイナス側からプラス側に面積が大きくなる透明電極(透明電極X1b〜透明電極XPb)は、X方向プラス側の端部と切替スイッチ5が備える各スイッチの一端とが接続されている。
切替スイッチ5の他端は、スイッチSW1a〜スイッチSWPbの全てが接続され、さらに第2タッチパネル制御回路31Cに接続されている。切替スイッチ5と第2タッチパネル制御回路31Cとの間には、電源VCCが抵抗を介して接続されている。例えば、スイッチSW1aは一端が透明電極X1aのX方向マイナス側の端部に接続されており、他端がスイッチSW1b〜スイッチSWPbに接続され、さらに第2タッチパネル制御回路31Cに接続されている。
切替スイッチ5は、SW切替部16により一括でON/OFFされ、切替スイッチ5がONされると、各上層電極J1(透明電極X1a〜透明電極XPb)全てが接続されて、第2タッチパネル制御回路31Cに接続される。切替スイッチ5がONされることで、動作検出電極H1は電圧検出専用の導電膜として機能する。言い換えると、切替スイッチ5がONされることで、面40bと面41aとは、5線式のアナログ抵抗膜方式のタッチパネルのパターンが形成される。
第2タッチパネル制御回路31Cは、切替部11Cの指示に基づき第2タッチパネル3Cを駆動し、5線式のアナログ抵抗膜方式として押圧操作のタッチ位置を検出する。
〔接触検出回路〕
接触検出回路32は、第1シート40と第2シート41との接触を検出する。具体的には、接触検出回路32は、導電膜Z2に設けられた端子電極の1つ(図示なし)に接続されている。導電膜Z2に設けられた端子電極の1つと接触検出回路32との間には、電源VCCが抵抗を介して接続されている。接触検出回路32は、導電膜Z2において、上層電極J1のドライブ信号を検出することにより、第1シート40と第2シート41との接触を検出する。
〔制御部の詳細〕
図8に示すように、制御部10Cは、切替部11C、ジェスチャ操作取得部12C、押圧操作取得部13C、実行部14C、接触判定部15、およびSW切替部16を備えている。
切替部11Cは、第1シート40と第2シート41とが接触すると、採用する操作をジェスチャ操作から、押圧操作に切替える。具体的には、切替部11Cは、接触判定部15から第1シート40と第2シート41とが接触したことを示す信号を受信した場合、(1)切替スイッチ5の全てのスイッチをONにするようにSW切替部16に指示し、(2)第1タッチパネル制御回路21を介して第1タッチパネル2Cの駆動を中断し、(3)第2タッチパネル制御回路31Cを介して第2タッチパネル3Cのみを駆動する。
また、切替部11Cは、接触判定部15から第1シート40と第2シート41との接触したことを示す信号を受信していない場合、(1)切替スイッチ5の全てのスイッチをOFFにするようにSW切替部16に指示し、(2)第2タッチパネル制御回路31Cを介して第2タッチパネル3Cの駆動を中断し、(3)第1タッチパネル制御回路21を介して第1タッチパネル2Cのみを駆動する。
接触判定部15は、第1シート40と第2シート41とが接触したか否かを判定する。具体的には、導電膜Z2において上層電極J1からのドライブ信号を接触検出回路32が検出した場合、第1シート40と第2シート41とが接触したと判定する。接触判定部15は、第1シート40と第2シート41とが接触したと判定すると、第1シート40と第2シート41とが接触したことを示す信号を切替部11Cに伝える。SW切替部16は、切替部11Cの指示に基づき、切替スイッチ5をON/OFFする。
ジェスチャ操作取得部12Cは、第1タッチパネル制御回路21Cで検出されたジェスチャ操作のタッチ位置に基づき、第1タッチパネル2Cで検出されたジェスチャ操作の位置情報を取得する。ジェスチャ操作取得部12Cは、取得した位置情報と、その位置情報がジェスチャ操作の位置情報であることを示す信号とを実行部14Cに伝える。押圧操作取得部13Cは、第2タッチパネル制御回路31Cで検出された押圧操作のタッチ位置に基づき、第2タッチパネル3Cで検出された押圧操作の位置情報を取得する。押圧操作取得部13Cは、取得した位置情報と、その位置情報が押圧操作の位置情報であることを示す信号とを実行部14Cに伝える。実行部14Cは、受信したジェスチャ操作または押圧操作に対応する処理を実行する。
〔操作検出処理〕
図9は、タッチパネル装置1Cの操作検出処理の一例を示すフローチャートである。まず、タッチパネル装置1Cを起動した後、図9に示すように、切替部11Cは、第1タッチパネル2Cの駆動を中断し(S41)、第2タッチパネル3Cの駆動を中断した後(S42)、第1タッチパネル2Cのみを駆動する(S43)。
次に、接触判定部15は、2つのシート(第1シート40および第2シート41)が接触したか否かを判定する(S44)。2つのシートが接触した場合(S44でYES)、切替部11Cは、押圧操作を採用するものとし、第1タッチパネル2Cの駆動を中断し(S45)、第2タッチパネル3Cを駆動する(S46)。その後、押圧操作取得部13Cは、ユーザの押圧操作の位置情報を第2タッチパネル制御回路31Cから取得し(S47)、取得した位置情報と、上記位置情報が押圧操作であることを示す信号とを実行部14Cに伝える(S48)。実行部14Cは、取得された押圧操作に対応する処理を実行する(S49)。その後、接触判定部15は、2つのシートが接触したか否かを再度判定する(S50)。2つのシートが接触している場合(S50でYES)、押圧操作取得部13Cは、S47の処理を行う。2つのシートが接触していない場合(S50でNO)、切替部11Cは、S42の処理を行う。S47からS50の処理を繰り返すことで、第2タッチパネル3Cによる押圧操作の検出処理を行う。
S44において、2つのシートが接触していない場合(S44でNO)、切替部11Cは、ジェスチャ操作を採用するものとし、ジェスチャ操作取得部12Cは所定時間内にジェスチャ操作があったか否かを判定する(S51)。所定時間内にジェスチャ操作があった場合(S51でYES)、ジェスチャ操作取得部12Cは、ユーザのジェスチャ操作の位置情報を第1タッチパネル制御回路21Cから取得し(S52)、取得した位置情報と、上記位置情報がジェスチャ操作であることを示す信号とを実行部14Cに伝える(S53)。実行部14Cは、取得されたジェスチャ操作に対応する処理を実行する(S54)。その後、S44の処理に戻る。
S51において、所定時間内にジェスチャ操作がなかった場合(S51でNO)、S44の処理に戻る。S44およびS51〜S54の処理を繰り返すことで、タッチパネル装置1Cは、第1タッチパネル2Cによるジェスチャ操作の検出処理を行う。
また、ジェスチャ操作取得部12Cおよび押圧操作取得部13Cは、制御部10Cではなく、第1タッチパネル2Cおよび第2タッチパネル3Cにおいて実現されるものであってもよい。
なお、本実施形態においても、例えば、実行されているアプリケーションによりジェスチャによる操作が不要であれば、ジェスチャ操作を無視するように処理してもよい。
〔変形例1〕
本発明の実施形態2の変形例1ついて、図10を参照して説明する。図10は、本発明の実施形態2に係るタッチパネル装置1Cの構成の変形例を示すブロック図である。図10に示すタッチパネル装置1Dが、図8に示すタッチパネル装置1Cと異なる点は、第2タッチパネル3C、および制御部10Cに代えて、第2タッチパネル3D、および制御部10Dが設けられる点であり、その他の構成は同様である。本変形例によれば、アナログ回路が必要ないので制御が容易となる。また、2点の押圧操作(タッチ箇所)も検出できるのでインターロックを必要とする操作にも対応できる。
〔第1タッチパネルの概略構成〕
第1タッチパネル2Dは、第1タッチパネル2Cの構成と同じである。なお、第1タッチパネル2Dは、2層ではなく1層で静電容量方式のタッチパネルを実現することが望ましい。抵抗膜式のタッチパネルでは各シートに配置される透明電極間の隙間がほとんどなく、透明電極は数十ミクロンの間隔である。そのため、仮に、第1タッチパネル2Dを2層式とし、第2タッチパネル3Dと全ての透明電極を共有した場合、電気力線が面41aから面40a側に抜けず、ユーザの操作を検出できない可能性があるからである。
〔第2タッチパネルの概略構成〕
第2タッチパネル3Dは、ユーザの押圧操作を抵抗膜方式により検出する。第2タッチパネル3Dは、下層電極K1、切替スイッチ5D、第2タッチパネル制御回路31D、接触検出回路32D、ORゲート回路33、および上層電極J1を備えている。
第2タッチパネル3Dは、タッチパネル装置1Dの第2シート41(図2の(a)参照)における、第1シート40と向かい合う面41aに下層電極K1(第2電極)が形成されている。第2タッチパネル3Dは、下層電極K1および面40bに形成されている上層電極J1(動作検出電極H1)により押圧操作を検出する。上層電極J1は第1タッチパネル2Dの動作検出電極H1と同一であり、第2タッチパネル3Dと第1タッチパネル2Dとは、動作検出電極H1(上層電極J1)を共有している。言い換えると、面40bは静電容量式の第1タッチパネル2Dのセンサ面としてだけではなく、抵抗膜方式の第2タッチパネル3Dのセンサ面としても機能する。本実施形態において、第1タッチパネル2Dの上層電極J1、および下層電極K1は、実施形態1の変形例1における第2タッチパネル3Aの上層電極Jおよび下層電極K(図5参照)に相当する。
具体的には、面40bには、上層電極J1が配置されており、面41aには、上層電極J1に対向する位置に下層電極K1が配置されている。下層電極K1である透明電極Y1、Y2〜YR(Rは任意の変数)の各透明電極は、矩形であり、面41aにY方向に平行に配置されている。すなわち、対となる各上層電極J1で形成される矩形と各下層電極K1とは直交するように配置されている。各下層電極K1のY方向マイナス側の端部は第2タッチパネル制御回路31Dに接続されている。各下層電極K1と第2タッチパネル制御回路31Dとの間には、電源VCCが抵抗を介して接続されている。
〔切替スイッチの構成〕
切替スイッチ5Dは、スイッチSW1a、スイッチSW1b〜スイッチSWPa、スイッチSWPbを備え、SW切替部16DによりON/OFFされる。切替スイッチ5Dが備える各スイッチの一端は、各上層電極J1(透明電極X1a〜透明電極XPb)それぞれに接続されている。
具体的には、対になる透明電極同士においてX方向マイナス側からプラス側に面積が小さくなる透明電極(透明電極X1a〜透明電極XPa)は、X方向マイナス側の端部と切替スイッチ5Dが備える各スイッチの一端とが接続されている。対になる透明電極同士においてX方向マイナス側からプラス側に面積が大きくなる透明電極(透明電極X1b〜透明電極XPb)は、X方向プラス側の端部と切替スイッチ5Dが備える各スイッチの一端とが接続されている。
また、切替スイッチ5Dが備える各スイッチの他端は、対となる透明電極ごとに接続され、第2タッチパネル制御回路31Dに接続されている。例えば、スイッチSW1aは一端が透明電極X1aのX方向マイナス側の端部に接続されており、スイッチSW1aの他端は一端が透明電極X1bのX方向プラス側の端部に接続されているスイッチSW1bに接続され、さらに、第2タッチパネル制御回路31Dに接続されている。切替スイッチ5Dと第2タッチパネル制御回路31Dとの間には、電源VCCが抵抗を介して接続されている。
切替スイッチ5Dは、SW切替部16Dにより一括でON/OFFされ、切替スイッチ5DがONされると、各上層電極J1(透明電極X1a〜透明電極XPb)において対となる透明電極同士が接続されて、第2タッチパネル制御回路31Dに接続される。
ここで、通常のデジタルマトリックス型の抵抗膜方式のタッチパネルであれば、上層電極J1は、例えば、図5の上層電極Jに示すように、下層電極K1と直交するように矩形の透明電極が配置されている。本実施形態では、各上層電極J1が直角三角形であるが、隣り合う互いに対となる透明電極(例えば、透明電極X1aおよび透明電極X1b)を切替スイッチ5Dにより接続することにより、矩形の透明電極と同じように機能する。つまり、切替スイッチ5DがONされることで、面40bおよび面41aに形成されている上層電極J1および下層電極K1は、デジタルマトリックス型の抵抗膜方式のタッチパネルの電極パターンとして機能する。第2タッチパネル制御回路31Dは、切替部11Dの指示に基づき第2タッチパネル3Dを駆動し、デジタルマトリックス型の抵抗膜方式で押圧操作のタッチ位置を検出する。
〔接触検出回路〕
接触検出回路32Dは、第1シート40と第2シート41との接触を検出する。具体的には、接触検出回路32Dは、ORゲート回路33を介して各下層電極K1のY方向マイナス側の端部に接続されている。接触検出回路32Dは、下層電極K1において、ORゲート回路33を介して上層電極J1のドライブ信号を検出することにより、第1シート40と第2シート41との接触を検出する。なお、ORゲート回路33を使わずに、第2タッチパネル制御回路31Dによりソフトウェアで、各下層電極K1から上層電極J1のドライブ信号を検出してもよい。
〔制御部の詳細〕
図10に示す制御部10Dが、図8に示す制御部10Cと異なる点は、切替部11C、およびSW切替部16Cに代えて、切替部11D、およびSW切替部16Dが設けられる点であり、その他の構成は同様である。なお、ジェスチャ操作取得部12D、押圧操作取得部13D、および実行部14Dは、ジェスチャ操作取得部12C、押圧操作取得部13C、および実行部14Cと同じ構成である。
切替部11Dは、接触判定部15から第1シート40と第2シート41とが接触したことを示す信号を受信した場合、切替スイッチ5Dの全てのスイッチをONにするようにSW切替部16Dに指示する。また、切替部11Dは、上記接触を示す信号を受信していない場合、切替スイッチ5Dの全てのスイッチをOFFにするようにSW切替部16Dに指示する。SW切替部16Dは、切替部11Dの指示に基づき切替スイッチ5DをON/OFFする。
〔変形例2〕
本発明の実施形態2の変形例2ついて、図11を参照して説明する。図11は、本発明の実施形態2に係るタッチパネル装置1Eの構成の他の変形例を示すブロック図である。図11に示すタッチパネル装置1Eが、図10に示すタッチパネル装置1Dと異なる点は、第2タッチパネル3D、および制御部10Dに代えて、第2タッチパネル3E、および制御部10Eが設けられる点であり、その他の構成は同様である。なお、第1タッチパネル2Eは、第1タッチパネル2Dの構成と同じである。また、接触検出回路32Eは、接触検出回路32Dの構成と同じである。本変形例によれば、第2タッチパネル3C(アナログ抵抗膜)と同じように、細かい位置が検出できる。また、2点の押圧操作も検出できるので、インターロックを必要とする操作にも対応できる。
〔第2タッチパネルの概略構成〕
第2タッチパネル3Eが、第2タッチパネル3Dと異なる点は、第2タッチパネル制御回路31D、および切替スイッチ5Dにかえて、第2タッチパネル制御回路31E、切替スイッチ51E、および切替スイッチ52Eが備えられている点、上層電極J1と第2タッチパネル制御回路31Eとの接続方法、および下層電極K1と第2タッチパネル制御回路31Eとの接続方法であり、その他の点は同じである。第2タッチパネル3Eは、下層電極K1、切替スイッチ51E、切替スイッチ52E、第2タッチパネル制御回路31E、接触検出回路32E、ORゲート回路33、および上層電極J1を備えている。
第2タッチパネル3Eは、下層電極K1および面40bに形成されている上層電極J1(動作検出電極H1)により押圧操作を検出する。上層電極J1は第1タッチパネル2Eの動作検出電極H1と同一であり、第2タッチパネル3Eと第1タッチパネル2Eとは、動作検出電極H1(上層電極J1)を共有している。言い換えると、面40bは静電容量式の第1タッチパネル2Eのセンサ面としてだけではなく、抵抗膜方式の第2タッチパネル3Eのセンサ面としても機能する。本実施形態において、第1タッチパネル2Eの上層電極J1、および下層電極K1は、実施形態1の変形例2における第2タッチパネル3Bの上層電極Jおよび下層電極K(図6参照)に相当する。
各下層電極K1のY方向の両端部は第2タッチパネル制御回路31Eに接続されている。各下層電極K1のY方向の両端部と第2タッチパネル制御回路31Eとの間には、電源VCCが抵抗を介して接続されている。
〔切替スイッチの構成〕
切替スイッチ51Eは、スイッチSW11a〜スイッチSWP1bを備え、SW切替部16EによりON/OFFされる。切替スイッチ51Eが備える各スイッチの一端は、各上層電極J1(透明電極X1a〜透明電極XPb)のX方向マイナス側の端部にそれぞれ接続されている。
また、切替スイッチ51Eが備える各スイッチの他端は、対となる透明電極ごとに接続され、第2タッチパネル制御回路31Eに接続されている。例えば、スイッチSW11aは一端が透明電極X1aのX方向マイナス側の端部に接続されており、スイッチSW11aの他端は一端が透明電極X1bのX方向マイナス側の端部に接続されているスイッチSW11bに接続され、さらに、第2タッチパネル制御回路31Eに接続されている。切替スイッチ51Eと第2タッチパネル制御回路31Eとの間には、それぞれ電源VCCが抵抗を介して接続されている。
切替スイッチ52Eは、スイッチSW12a〜スイッチSWP2bを備え、SW切替部16EによりON/OFFされる。切替スイッチ52Eが備える各スイッチの一端は、各上層電極J1(透明電極X1a〜透明電極XPb)のX方向プラス側の端部にそれぞれ接続されている。また、切替スイッチ52Eが備える各スイッチの他端は、対となる透明電極ごとに接続され、第2タッチパネル制御回路31Eに接続されている。例えば、スイッチSW12aは一端が透明電極X1aのX方向プラス側の端部に接続されており、スイッチSW12aの他端は一端が透明電極X1bのX方向プラス側の端部に接続されているスイッチSW12bに接続され、さらに、第2タッチパネル制御回路31Eに接続されている。切替スイッチ51Eと第2タッチパネル制御回路31Eとの間には、それぞれ電源VCCが抵抗を介して接続されている。
切替スイッチ51Eおよび切替スイッチ52Eは、一括でON/OFFされる。切替スイッチ51Eおよび切替スイッチ52EがONされると面40bおよび面41aに形成されている上層電極J1および下層電極K1は、MTR型の抵抗膜方式のタッチパネルの電極パターンとして機能する。第2タッチパネル制御回路31Eは、切替部11Eの指示に基づき第2タッチパネル3Eを駆動し、MTR型の抵抗膜方式で押圧操作のタッチ位置を検出する。
〔制御部の詳細〕
図11に示す制御部10Eが、図10に示す制御部10Dと異なる点は、切替部11D、およびSW切替部16Dに代えて、切替部11E、およびSW切替部16Eが設けられる点であり、その他の構成は同様である。なお、ジェスチャ操作取得部12E、押圧操作取得部13E、および実行部14Eは、ジェスチャ操作取得部12C、押圧操作取得部13C、および実行部14Cと同じ構成である。
切替部11Eは、接触判定部15から第1シート40と第2シート41とが接触したことを示す信号を受信した場合、切替スイッチ51E・52Eの全てのスイッチをONにするようにSW切替部16Eに指示する。また、切替部11Eは、上記接触を示す信号を受信していない場合、切替スイッチ51E・52Eの全てのスイッチをOFFにするようにSW切替部16Eに指示する。SW切替部16Eは、切替部11Eの指示に基づき、切替スイッチ51Eおよび切替スイッチ52EをON/OFFする。
〔ソフトウェアによる実現例〕
タッチパネル装置1の制御ブロック(特に切替部11、ジェスチャ操作取得部12、押圧操作取得部13、実行部14、接触判定部15およびSW切替部16)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、タッチパネル装置1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)等を備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路等を用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1・1A・1C・1D・1E タッチパネル装置、2・2C・2D・2E 第1タッチパネル、3・3A・3B・3C・3D・3E 第2タッチパネル、11・11C・11D・11E 切替部、15 接触判定部、40 第1シート、41 第2シート、H・H1 動作検出電極(第1電極)、J 上層電極(第2電極)、J1 上層電極(第1電極)、K 下層電極(第3電極)、K1 下層電極(第2電極)、Z 導電膜(第2電極)、Z1 導電膜(第3電極)、Z2 導電膜(第2電極)

Claims (6)

  1. ユーザのジェスチャ操作を静電容量方式により検出する第1タッチパネルと、
    前記第1タッチパネルに積層され、ユーザの押圧操作を抵抗膜方式により検出する第2タッチパネルと、
    所定条件を満たすか否かに基づき、前記ジェスチャ操作および前記押圧操作のどちらを採用するかを切替える切替部と、
    を備えることを特徴とするタッチパネル装置。
  2. 前記第1タッチパネルは、第1シートにより形成され、
    前記第2タッチパネルは、前記第1シートおよび前記第1シートに積層されている第2シートにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル装置。
  3. 前記第1シートにおける、前記第2シートと向かい合う面には第1電極が形成され、
    前記第2シートにおける、前記第1シートと向かい合う面には第2電極が形成され、
    前記第1タッチパネルは、前記第1電極により前記ジェスチャ操作を検出し、
    前記第2タッチパネルは、前記第1電極および前記第2電極により前記押圧操作を検出することを特徴とする請求項2に記載のタッチパネル装置。
  4. 前記第1シートと前記第2シートとの接触を判定する接触判定部をさらに備え、
    前記切替部は、前記接触判定部により前記第1シートと前記第2シートとが接触したと判定されると、採用する操作を前記ジェスチャ操作から、前記押圧操作に切替えることを特徴とする請求項3に記載のタッチパネル装置。
  5. 前記第1シートにおける、前記第2シートと向かい合う面と反対の面に第1電極が形成され、
    前記第1シートにおける、前記第2シートと向かい合う面に第2電極が形成され、
    前記第2シートにおける、前記第1シートと向かい合う面に第3電極が形成され、
    前記第1タッチパネルは、前記第1電極により前記ジェスチャ操作を検出し、
    前記第2タッチパネルは、前記第2電極および前記第3電極により前記押圧操作を検出することを特徴とする請求項2に記載のタッチパネル装置。
  6. 前記切替部は、所定のアプリケーションが起動されているか否かに基づき、前記ジェスチャ操作および前記押圧操作のどちらを採用するかを切替えることを特徴とする請求項5に記載のタッチパネル装置。
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