JP2017062395A - 映像表示装置、映像表示システム及びその方法 - Google Patents
映像表示装置、映像表示システム及びその方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017062395A JP2017062395A JP2015188436A JP2015188436A JP2017062395A JP 2017062395 A JP2017062395 A JP 2017062395A JP 2015188436 A JP2015188436 A JP 2015188436A JP 2015188436 A JP2015188436 A JP 2015188436A JP 2017062395 A JP2017062395 A JP 2017062395A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- pupil
- barrier
- unit
- incident
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
【課題】多くの光量の光を観察者の瞳孔に入射可能であり且つ視認距離が変化した場合の表示ムラの発生を抑制する映像表示装置を提供する。【解決手段】映像表示装置10は、表示部14と、バリア21と、バリア21の表面に配置されるレンチキュラーレンズ22と、瞳孔径決定部164と、距離決定部163と、バリア表示位置決定部167と、バリア制御部168とを有する。瞳孔径決定部164は表示部14の観察者の瞳孔径を決定し、距離決定部163は視認距離を決定する。バリア表示位置決定部167は、レンチキュラーレンズ22の厚み及び屈折率、瞳孔径、表示部14の画素ピッチ、光透過領域23の幅並びに視認距離に基づいて、視認距離において表示ムラの発生が抑制されると推定される光透過領域23の配置間隔を決定する。バリア制御部168は、決定された配置間隔で光透過領域23が配置されるようにバリアを制御する。【選択図】図4
Description
本発明は、映像表示装置、映像表示システム及びその方法に関する。
液晶パネルと光源との間に遮光バリアを配置して、遮光バリアを制御することで、立体映像の適視距離を制御する映像表示装置が知られている(例えば、特許文献1〜3を参照)。また、遮光バリアの形状及び位置を制御する映像表示装置が知られている(例えば、特許文献4〜6を参照)。
また、視線方向を検出して、眼の動きによって生じる前記画像の歪みを許容範囲内に抑制して、網膜像の歪みを抑制するときに、Stiles-Crawford効果による網膜像のコントラストの低下を補償する映像表示装置が知られている(例えば、特許文献7を参照)。
また、画素から発する光をマイクロレンズを介して観察者の瞳孔に入射することにより、老眼の人でも老眼鏡を掛けることなく、焦点の合った表示を見ることが出来る映像表示装置が知られている(例えば、特許文献8を参照)。この映像表示装置では、画素の一点から発する光をマイクロレンズを介することにより、観察者の瞳孔径よりも小さい径の光束とすることにより、被写界深度を大きくして、焦点の合った表示が提供される。
しかしながら、画素から発する光をマイクロレンズを介して観察者の瞳孔に入射するときに、画素の一点から発する光のみをマイクロレンズを介して観察者の瞳孔に投射するため、観察者の瞳孔に入射する光の光量が少ないという問題がある。
一実施形態では、多くの光量の光を観察者の瞳孔に入射可能であり且つ視認距離が変化した場合の表示ムラの発生を抑制する映像表示装置を提供することを目的とする。
1つの態様では、映像表示装置は、表示部と、バリアと、レンチキュラーレンズと、瞳孔径決定部と、距離決定部と、バリア表示位置決定部と、バリア制御部とを有する。バリアは、一方の面が表示部の表面に対向するように配置され、表示部が表示した光を一方の面の反対の他方の面に透過する複数の光透過領域と、光を透過しない光不透過領域とを所望の配置間隔で交互に配置可能である。レンチキュラーレンズは、バリアの他方の面に配置され、複数の透過領域を透過した光を集約するように出射する。瞳孔径決定部は、表示部を視認する観察者の瞳孔径を決定する。距離決定部は、レンチキュラーレンズの曲率中心と観察者の瞳孔との間の視認距離を決定する。バリア表示位置決定部は、レンチキュラーレンズの厚み及び屈折率、瞳孔径、並びに視認距離に基づいて、視認距離において表示ムラの発生が抑制されると推定される光透過領域及び光不透過領域の配置間隔を決定する。バリア制御部は、バリア表示位置決定部が決定した配置間隔で光透過領域及び光不透過領域が配置されるようにバリアを制御する。
一実施形態では、多くの光量の光を観察者の瞳孔に入射可能であり且つ視認距離が変化した場合の表示ムラの発生を抑制する映像表示装置を提供することが可能になった。
以下図面を参照して、映像表示装置、映像表示システム及びその方法について説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明との均等物に及ぶ点に留意されたい。
(実施形態に係る映像表示装置の概要)
実施形態に係る映像表示装置は、観察者の瞳孔径、レンチキュラーレンズの厚み及び屈折率、並びに視認距離に基づいて、所与の視認距離において表示ムラの発生が抑制されると推定される光透過領域の配置間隔を決定する。そして、実施形態に係る映像表示装置は、決定された配置間隔でバリアの光透過領域及び光不透過領域が配置されるようにバリアを制御する。実施形態に係る映像表示装置は、光透過領域の配置間隔が、表示ムラの発生が抑制されると推定される配置間隔となるようにバリアを制御することにより、視認距離が適視距離ではないときの表示ムラの発生を抑制することができる。
実施形態に係る映像表示装置は、観察者の瞳孔径、レンチキュラーレンズの厚み及び屈折率、並びに視認距離に基づいて、所与の視認距離において表示ムラの発生が抑制されると推定される光透過領域の配置間隔を決定する。そして、実施形態に係る映像表示装置は、決定された配置間隔でバリアの光透過領域及び光不透過領域が配置されるようにバリアを制御する。実施形態に係る映像表示装置は、光透過領域の配置間隔が、表示ムラの発生が抑制されると推定される配置間隔となるようにバリアを制御することにより、視認距離が適視距離ではないときの表示ムラの発生を抑制することができる。
(実施形態に係る映像表示装置に関連する映像表示装置)
実施形態に係る映像表示装置について説明する前に、実施形態に係る映像表示装置に関連する映像表示装置について簡単に説明する。関連する映像表示装置は、図1に示すピンホール効果を応用して、鮮明な画像を得るものである。図1(a)に示すように、観察者が暗い場所で画像900を見るために瞳孔901の径を大きくしたときに、網膜902上には、取り込んだ光の結象範囲が広がり、画像900の視認精度が悪くなることがある。この場合、観察者は、明るい環境に比べて画像900が見え難くなり、画像900に対する焦点を合せ難く被写体の輪郭や本体部分が明確でないボケた状態の画像を視認することになる。そこで、図1(b)に示すように、画像900と瞳孔901との間に、幅が瞳孔901の瞳孔径よりも小さいバリア903を配置することにより、ピンホール効果を応用して画像900の視認精度を向上させる映像表示装置が見出された。
実施形態に係る映像表示装置について説明する前に、実施形態に係る映像表示装置に関連する映像表示装置について簡単に説明する。関連する映像表示装置は、図1に示すピンホール効果を応用して、鮮明な画像を得るものである。図1(a)に示すように、観察者が暗い場所で画像900を見るために瞳孔901の径を大きくしたときに、網膜902上には、取り込んだ光の結象範囲が広がり、画像900の視認精度が悪くなることがある。この場合、観察者は、明るい環境に比べて画像900が見え難くなり、画像900に対する焦点を合せ難く被写体の輪郭や本体部分が明確でないボケた状態の画像を視認することになる。そこで、図1(b)に示すように、画像900と瞳孔901との間に、幅が瞳孔901の瞳孔径よりも小さいバリア903を配置することにより、ピンホール効果を応用して画像900の視認精度を向上させる映像表示装置が見出された。
図2(a)は関連する映像表示装置及び映像表示装置に表示される画像を視認する観察者の眼球を示す図であり、図2(b)は図2(a)において破線で囲まれた部分拡大図であり、図2(c)は観察者の瞳孔を示す図である。
図2(a)に示すように、映像表示装置910は、バリア手段911と、レンチキュラーレンズ912と、表示部914とを有する。映像表示装置910は、表示部914に表示された画像を視認する観察者の眼球920に対して入射する画像の光LGの絞り径Kを所定の方向において瞳孔921の径Wよりも小さくして表示している。映像表示装置910は、瞳孔921の径Wよりも光の照射幅を小さくすることで、画像の視認性を高めるピンホール効果を実現する。
図2(b)に示すように、バリア手段911は、表示面に対して縦方向に窓部913の開口量を切替えることで、観察者の視認能力に応じて、光の照射先に対する絞り径Kを調整すると共に、光LGの入射量を調整する。バリア手段911は、照度条件に応じて、ピッチを狭くした状態の窓部913Aと、ピッチを広くした状態の窓部913Bが切替えられる。窓部913は、照度や視認能力に応じてピッチを詳細に調整可能な機構を備えてもよく、一定幅毎に段階的にピッチを切替える機構であってもよい。
レンチキュラーレンズ912は、窓部913を通過した光LGを凸面部側で屈折して所定の方向に集約する。観察者の瞳孔921には、レンチキュラーレンズ912の表示面側に対し、凸面部の曲率中心ROを通過する光LGが照射され、観察者は、バリア手段911及びレンチキュラーレンズ912を介して瞳孔921に入射される光に応じた画像を視認する。
映像表示装置910では、バリア手段911が表示部914の表示面に対して横方向に窓部913が形成されており、縦方向に開口量が調整される。表示面を視認する観察者には、図2(c)に示すように、各レンチキュラーレンズ912から照射される光LGが瞳孔921の縦方向よりも狭い絞り径Kとなる。このとき瞳孔921には、バリア手段911が表示環境の照度に応じて、光を通過させる開口量を広くした場合、窓部913Bに応じた絞り径KB、または開口量を狭くした場合、窓部913Aに応じた絞り径KAで光が照射される。
表示部914に白画面が映されるとき、映像表示装置910を利用する観察者とレンチキュラーレンズ912の曲率中心ROとの間の視認距離が適視距離であるときは、色が一様であり、モアレとも称される表示ムラが発生しない画像が観察者に視認される。一方、映像表示装置910を利用する観察者とレンチキュラーレンズ912の曲率中心ROとの間の視認距離が適視距離から外れると、視認する色に濃淡がある画像すなわち表示ムラが発生した画像が観察者に視認される。すなわち、映像表示装置910の表示部914に白画面が表示されるときに、映像表示装置910を利用する観察者の瞳孔とレンチキュラーレンズ912の曲率中心ROとの間の視認距離に応じて観察者が視認する画像が変化することが見出された。実施形態に係る映像表示装置は、この知見に基づいて、観察者の瞳孔とレンチキュラーレンズの曲率中心との間の視認距離にかかわらず、表示ムラの発生が抑制された画像を観察者が視認可能な映像表示装置を提供するものである。
(第1実施形態に係る映像表示システムの構成)
図3は第1実施形態に係る映像表示システムの斜視図であり、図4は第1実施形態に係る映像表示システムのブロック図である。
図3は第1実施形態に係る映像表示システムの斜視図であり、図4は第1実施形態に係る映像表示システムのブロック図である。
映像表示システム1は、映像表示装置10と、光学装置20とを有する。映像表示装置10は、通信部11と、操作部12と、撮像部13と、表示部14と、記憶部15と、処理部16とを有する。一例では、映像表示装置10は、スマートフォン等の携帯通信端末である。光学装置20は、バリア21と、レンチキュラーレンズ22とを有する。光学装置20は、表示部14の表面に固定されて配置されてもよく、表示部14の表面に着脱可能に配置されてもよい。また、光学装置20は、映像表示装置10の内部に含まれてもよい。光学装置20は、映像表示装置10の内部に含まれる場合、映像表示システム1は、単一の映像表示装置により実現される。
通信部11は、主に2.1GHz帯を感受帯域とするアンテナを含む通信インターフェース回路を有し、映像表示装置10を不図示の通信ネットワークに接続する。通信部11は、不図示の基地局により割り当てられるチャネルを介して、基地局との間でCDMA(Code Division Multiple Access)方式等による無線信号回線を確立し、基地局との間で無線通信を行う。そして、通信部11は、基地局から受信したデータを処理部16に供給する。また、通信部11は、処理部16から供給されたデータを基地局に送信する。なお、通信部11は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)のプロトコルに従ってデータ通信を行う。また、通信部11は、主に2.4GHz帯を感受帯域とするアンテナを含む通信インターフェース回路を有し、基地局を介さずにWi−Fi(登録商標)等の無線LANの基地局を介して無線通信を行う。
操作部12は、映像表示装置10の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、プッシュスイッチ等である。操作部12は、観察者の指示を受け付け、受け付けた指示に対応する信号を発生し、処理部16に出力する。
撮像部13は、アレイ状に配置された撮像素子と、撮像素子を駆動する素子駆動部とを有する。撮像素子は、電荷結合素子(CCD)型センサ、又はアクティブピクセルセンサ(APS)型センサと、カラーフィルタとを有し、入射した光に応じた電荷を蓄積する。素子駆動部は、撮像素子のそれぞれで蓄積された電荷を電気信号に変換して処理部16に出力する。
表示部14は、動画像、静止画像等の出力が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル式の表示装置である。表示部14は、処理部16から供給される動画像データに応じた動画像、静止画像データに応じた静止画像等を表示する。表示部14は、タップ、ドラッグ、フリック等の接触により、観察者の指示を受け付け、受け付けた指示に対応する信号を発生し、処理部16に出力する。表示部14は、白色、灰色等の単色光を表示可能である。
記憶部15は、例えば、半導体メモリを有する。記憶部15は、処理部16での処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、記憶部15は、ドライバプログラムとして、通信部11を制御する携帯電話通信デバイスドライバプログラム、操作部12を制御する入力デバイスドライバプログラム、表示部14を制御する出力デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、記憶部15は、オペレーティングシステムプログラムとして、Bluetooth(登録商標)規格等の近距離無線通信方式を実行する接続制御プログラム、携帯電話及び無線LANの接続制御プログラム等を記憶する。また、記憶部15は、アプリケーションプログラムとして、瞳孔径測定処理を実行するための瞳孔径測定プログラム、及びバリア制御処理を実行するためのバリア制御プログラムを含む種々のプログラムを記憶する。コンピュータプログラムは、例えばフラッシュメモリを含む半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部15にインストールされてもよい。
また、記憶部15は、データとして、レンチキュラーレンズ22の厚み、レンチキュラーレンズ22の屈折率及び観察者の瞳孔径等の瞳孔径測定処理及びバリア制御処理で使用するデータ等を記憶する。さらに、記憶部15は、瞳孔径測定処理及びバリア制御処理等の処理で一時的に使用されるデータを一時的に記憶してもよい。
処理部16は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。処理部16は、映像表示装置10の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。処理部16は、映像表示装置10の各種処理が記憶部15に記憶されているプログラム、操作部12及び表示部14の操作等に応じて適切な手順で実行されるように、通信部11、撮像部13等の動作を制御する。処理部16は、記憶部15に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、処理部16は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
処理部16は、指示取得部161と、表示指示部162と、距離決定部163と、瞳孔径決定部164と、バリア表示位置決定部167と、バリア制御部168とを有する。瞳孔径決定部164は、絞り径演算部165と、瞳孔径演算部166とを有する。処理部16が有するこれらの各部は、処理部16が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。また、処理部16が有するこれらの各部は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、又はファームウェアとして映像表示装置10に実装されてもよい。
図5(a)は光学装置20の分解斜視図であり、図5(b)はバリア21の断面図である。
バリア21は、表示部14が表示した光を透過する複数の光透過領域23と、光を透過しない複数の光不透過領域24とを有し、複数の光透過領域23のそれぞれを透過した光をレンチキュラーレンズ22に出射する。光透過領域23及び光不透過領域24はそれぞれY方向に延伸するように交互に並列に形成され、光透過領域23を透過した光をレンチキュラーレンズ22に、光透過領域23が配置される間隔に対応する間隔で出射する。
バリア21は、上側偏光板211と、上側ガラス基板212と、上側電極213と、液晶層214と、下側電極215と、下側ガラス基板216と、下側偏光板217とを有する。上側偏光板211、上側ガラス基板212、上側電極213、液晶層214、下側電極215、下側ガラス基板216及び下側偏光板217は、順次積層されて形成される。
バリア21は、上側電極213と下側電極215との間に選択的に電圧が印加されることにより任意の形状の光透過領域23及び光不透過領域24を液晶層214に発生することができる。バリア21は、上側電極213と下側電極215との間に選択的に電圧が印加されることにより、複数の光透過領域23及び複数の光不透過領域24を所望の配置間隔で交互に配置することができる。
レンチキュラーレンズ22は、バリア21を介して表示部14の表示面に配置され、表示部14から出射され、バリア21の光透過領域23を透過した光をX方向に集約してZ方向に出射する。レンチキュラーレンズ22は、表示部14と対向する裏面の形状は平面状であり且つ表示部14と対向する面と反対側の表面はカマボコ形状(Cylindrical)の断面を有する凸部が一定の周期で連続的に形成されたレンズである。すなわち、レンチキュラーレンズ22は、観察者が目視するZ方向に位置しY方向に延伸する表面にカマボコ形状の凸面部がX方向に連続的に形成されている。レンチキュラーレンズ22の凸面部は、例えば表示部14又は表示される画像に対し、所定の画素数を基準に形成面積が設定されている。
レンチキュラーレンズ22は、凸面部が形成された範囲毎に絞った光が観察者側に照射されることで、平面状の表示部14を目視した場合よりも集約した光が照射される。また、レンチキュラーレンズ22は、表示部14に対する視認角度や距離の相違により眼球側に照射される光の照射角度が変化する。
(映像表示装置による瞳孔径測定処理)
視認距離にかかわらず表示ムラの発生が抑制された画像を観察者に提供するために、まず、映像表示装置10は、画像を視認する観察者の瞳孔径を測定する瞳孔径測定処理を実行する。瞳孔径測定処理は、観察者が映像表示装置10の表示部14に表示される画像の視認を開始したとき、又は映像表示装置10の周囲の環境光が変化したとき等、観察者の瞳孔径が変化したと推定されるときに実行される。
視認距離にかかわらず表示ムラの発生が抑制された画像を観察者に提供するために、まず、映像表示装置10は、画像を視認する観察者の瞳孔径を測定する瞳孔径測定処理を実行する。瞳孔径測定処理は、観察者が映像表示装置10の表示部14に表示される画像の視認を開始したとき、又は映像表示装置10の周囲の環境光が変化したとき等、観察者の瞳孔径が変化したと推定されるときに実行される。
図6は、映像表示装置10の瞳孔径測定処理を示すフローチャートである。
表示指示部162は、操作部12又はタッチパネルである表示部14を介して瞳孔径を測定する処理の開始を指示されることに応じて、表示部14に白色画面を表示する(S101)。表示部14に表示される画像を視認する観察者が、表示部14に表示された画像が表示ムラの発生がなく一様な色を有する画像であると視認して操作部12を操作したことに応じて、指示取得部161は、距離測定開始指示を取得する(S102)。次いで、距離決定部163は、撮像部13によって観察者の顔面を撮像する(S103)。距離決定部163は、撮像した顔面の画像を使用して、観察者が表示部14に表示された画像が均一だと判定したときのレンチキュラーレンズ22の曲率中心と観察者の瞳孔との間の距離である適視距離を演算する(S104)。次いで、絞り径演算部165は、観察者の瞳孔における絞り径H1と、視点間隔H2とを演算する(S105)。絞り径H1は、バリア21の光透過領域23を通過し単一のレンチキュラーレンズ22から瞳孔81に入射する光の瞳孔81における入射面の口径である。視点間隔H2は隣接する2つのレンチキュラーレンズ22から瞳孔81に入射する光の瞳孔81における間隔である。
図7(a)は映像表示装置10及び映像表示装置10の表示部14に表示される画像を視認する観察者の眼球を示す図であり、図7(b)は図7(a)において破線で囲まれた部分拡大図であり、図7(c)はバリアのピッチと絞り径との関係を示す図である。
絞り径H1は、レンチキュラーレンズ22の曲率中心R0と観察者の瞳孔81との間の距離である視認距離X、レンチキュラーレンズ22の厚みt、レンチキュラーレンズ22の屈折率n及びバリア21の光透過領域23の幅ΔPにより、三角形の相似を利用し、
H1 = ΔP×X×(n/t) (式1)
で示される。一方、視点間隔H2は、視認距離X、厚みt、屈折率n及びバリア21の光透過領域23の間隔Pにより、同様に三角形の相似を利用し、
H2 = P×X×(n/t) (式2)
で示される。ここで、バリア21の光透過領域23の間隔Pがバリア21の光透過領域23の幅ΔPのm倍であるとすると、視点間隔H2は、式2から、
H2 = m×ΔP×X×(n/t) (式3)
で示される。
H1 = ΔP×X×(n/t) (式1)
で示される。一方、視点間隔H2は、視認距離X、厚みt、屈折率n及びバリア21の光透過領域23の間隔Pにより、同様に三角形の相似を利用し、
H2 = P×X×(n/t) (式2)
で示される。ここで、バリア21の光透過領域23の間隔Pがバリア21の光透過領域23の幅ΔPのm倍であるとすると、視点間隔H2は、式2から、
H2 = m×ΔP×X×(n/t) (式3)
で示される。
絞り径演算部165は、記憶部15に記憶されたレンチキュラーレンズ22の厚みt、レンチキュラーレンズ22の屈折率n及びバリア21の光透過領域23の幅ΔPと、距離決定部163が演算した距離Xを使用して、式1により絞り径H1を演算する。また、絞り径演算部165は、バリア21の光透過領域23の間隔Pの光透過領域23の幅ΔPに対する倍数mを更に使用して、式3により視点間隔H2を演算する。
次いで、瞳孔径演算部166は、絞り径演算部165が演算した絞り径H1及び視点間隔H2を使用して、瞳孔径を演算する。瞳孔径演算部166は、絞り径H1及び視点間隔H2を使用して、第1入射状態において瞳孔81に入射する光の光量と、光が入射する瞳孔81の領域が第1入射状態において光が入射する瞳孔81の領域と相違する第2入射状態における光量を演算する。第1入射状態は、観察者の瞳孔81の中心と瞳孔81に入射する光の中心とが一致したレンチキュラーレンズ22の何れか1つのレンズからの光が瞳孔81の全体に亘って入射する状態である。また、第2入射状態は、観察者の瞳孔81の中心と、レンチキュラーレンズ22の隣接する2つのレンズから瞳孔81に入射する2つの光の間の中心とが一致した光が瞳孔81の全体に亘って入射する状態である。瞳孔径演算部166は、第1入射状態の光量と第2入射状態の光量とが一致したときの瞳孔径を、観察者の瞳孔径として決定する。
図8(a)及び8(b)は視認距離X1であるときの瞳孔81に入射する光の分布を示す図であり、図8(c)は視認距離X1であるときに観察者に視認される表示部14の画像を示す図である。図8(d)及び8(e)は視認距離X1と相違するX2であるときの瞳孔81に入射する光の分布を示す図であり、図8(f)は視認距離X2であるときに観察者に視認される表示部14の画像を示す図である。図8(a)及び8(d)は第1入射状態を示し、図8(b)及び8(e)は第2入射状態を示す。図8(a)、8(b)、8(d)及び8(e)において、白色は光が入射している部分を示し、黒色は光が入射していない部分を示す。
図8(c)に示すように、視認距離X1であるとき、観察者の網膜の全体に亘って均一の光量の光が入射するため、観察者は、表示ムラの発生がなく一様な色を有する画像が表示部14に表示されていると視認する。すなわち、光が入射する瞳孔81の領域が相違する図8(a)及び8(b)の場合は、互いに等しい光量の光が網膜に入射する。
一方、図8(f)に示すように、視認距離X2であるとき、観察者の網膜に光量が異なる光が入射するため、観察者は、表示ムラが発生し色に濃淡がある画像が表示部14に表示されていると視認する。すなわち、図8(d)の場合と図8(e)の場合とで、光量が異なる光が網膜に入射する。
図9(a)及び9(b)は視認距離X3であり且つ観察者の瞳孔径がD1であるときの瞳孔81に入射する光の分布を示し、図9(c)はこの場合に観察者に視認される表示部14の画像を示す。図9(d)及び9(e)は視認距離X3であり且つ観察者の瞳孔径がD1と相違するD2であるときの瞳孔81に入射する光の分布を示し、図9(f)はこの場合に観察者に視認される表示部14の画像を示す。図9(a)及び9(d)は第1入射状態における光の分布を示し、図9(b)及び9(e)は第2入射状態における光の分布を示す。図9(a)、9(b)、9(d)及び9(e)において、白色は光が入射している部分を示し、黒色は光が入射していない部分を示す。
図9(c)に示すように、視認距離X3であり且つ観察者の瞳孔径がD1であるとき、観察者の網膜の全体に亘って均一の光量の光が入射するため、観察者は、表示ムラが発生せず画像が表示部14に表示されていると視認する。すなわち、図9(a)及び9(b)の場合は、互いに等しい光量の光が網膜に入射する。
一方、図9(f)に示すように、視認距離X3であり且つ観察者の瞳孔径がD2であるとき、観察者の網膜に光量が異なる光が入射するため、観察者は、表示ムラが発生し色に濃淡がある画像が表示部14に表示されていると視認する。すなわち、視認距離が同一の場合でも観察者の瞳孔径が変化すると、観察者に視認される画像が相違する。
図10(a)は第1入射状態における光の分布を示す図であり、図10(b)は第2入射状態における光の分布を示す図である。図10(a)及び10(b)において、瞳孔径はDであり、絞り径はH1であり、視点間隔はH2である。
瞳孔径演算部166は、
-sqrt(D2/4 - x2)≦ y < sqrt(D2/4 - x2) (式4)
の範囲で瞳孔径Dを変化させて、図10(a)に示す第1入射状態で瞳孔81に入射する光の光量である第1光量E1と図10(b)に示す第2入射状態で瞳孔81に入射する光の光量である第2光量E2とを比較する。瞳孔81は円形状であるとするため、瞳孔径Dの範囲は(式4)で示す範囲で変化させる。
-sqrt(D2/4 - x2)≦ y < sqrt(D2/4 - x2) (式4)
の範囲で瞳孔径Dを変化させて、図10(a)に示す第1入射状態で瞳孔81に入射する光の光量である第1光量E1と図10(b)に示す第2入射状態で瞳孔81に入射する光の光量である第2光量E2とを比較する。瞳孔81は円形状であるとするため、瞳孔径Dの範囲は(式4)で示す範囲で変化させる。
第1光量E1は、
E1 = ΣI(x,y)×J1(x,y) (式5)
で示される。ここで、I(x,y)は、
I(x,y) = 10- p (x2 +y2 ) (式6)
で示される。ここで定数pは0.066である。I(x,y)は、瞳孔81の同心円状に中央から離れていくほど光の効率が落ちるStiles-Crawford Effectを示す関数である。また、J1(x,y)は、図10(a)の場合に瞳孔81に入射する光の分布に対応し、
J1(x,y) = 1(-H1/2 ≦ y <H1/2のとき) (式7)
0(-H1/2 ≦ y <H1/2でないとき)
で示される。
E1 = ΣI(x,y)×J1(x,y) (式5)
で示される。ここで、I(x,y)は、
I(x,y) = 10- p (x2 +y2 ) (式6)
で示される。ここで定数pは0.066である。I(x,y)は、瞳孔81の同心円状に中央から離れていくほど光の効率が落ちるStiles-Crawford Effectを示す関数である。また、J1(x,y)は、図10(a)の場合に瞳孔81に入射する光の分布に対応し、
J1(x,y) = 1(-H1/2 ≦ y <H1/2のとき) (式7)
0(-H1/2 ≦ y <H1/2でないとき)
で示される。
第2光量E2は、
E2 = ΣI(x,y)×J2(x,y) (式8)
で示される。ここで、I(x,y)は(式6)で示される。J2(x,y)は、図10(b)の場合に瞳孔81に入射する光の分布に対応し、
J2(x,y) = 1
(-D/2 ≦ y <-H3/2及びH3/2≦ y <D/2のとき)
0(-D/2 ≦ y <-H3/2又はH3/2≦ y <D/2でないとき)
(式9)
で示される。ここでH3は、光不透過領域24の幅であり、視点間隔H2から絞り径H1を減じた値(H3 = H2−H1)である。
E2 = ΣI(x,y)×J2(x,y) (式8)
で示される。ここで、I(x,y)は(式6)で示される。J2(x,y)は、図10(b)の場合に瞳孔81に入射する光の分布に対応し、
J2(x,y) = 1
(-D/2 ≦ y <-H3/2及びH3/2≦ y <D/2のとき)
0(-D/2 ≦ y <-H3/2又はH3/2≦ y <D/2でないとき)
(式9)
で示される。ここでH3は、光不透過領域24の幅であり、視点間隔H2から絞り径H1を減じた値(H3 = H2−H1)である。
瞳孔径演算部166は、第1光量E1と第2光量E2とが一致したときの瞳孔径Dを観察者の瞳孔径として決定する(S106)。
(映像表示装置によるバリア制御処理)
図11は、映像表示装置10のバリア制御処理を示すフローチャートである。映像表示装置10は、バリア制御処理を実行することによって、観察者が表示部14に表示された画像を視認しているときの視認距離において表示ムラの発生が抑制されると推定される光透過領域23の配置間隔を決定する。バリア制御処理は、観察者が表示部14に表示された画像を視認している間に一定の周期毎に実行される。
図11は、映像表示装置10のバリア制御処理を示すフローチャートである。映像表示装置10は、バリア制御処理を実行することによって、観察者が表示部14に表示された画像を視認しているときの視認距離において表示ムラの発生が抑制されると推定される光透過領域23の配置間隔を決定する。バリア制御処理は、観察者が表示部14に表示された画像を視認している間に一定の周期毎に実行される。
まず、距離決定部163は、撮像部13によって観察者の顔面を撮像する(S201)。次いで、距離決定部163は、撮像した顔面の画像を使用して、レンチキュラーレンズ22の曲率中心と観察者の瞳孔との間の現在の距離である視認距離を演算する(S202)。
次いで、バリア表示位置決定部167は、視認距離において表示ムラの発生が抑制されると推定される光透過領域23の配置間隔を決定する(S203)。バリア表示位置決定部167は、観察者の瞳孔径、レンチキュラーレンズ22の厚み及び屈折率、並びに視認距離及び表示部14の画素ピッチ、バリアの光透過領域23の幅に基づいて、光透過領域23の配置間隔を決定する。
図12(a)は視認距離が適視距離である場合の第1入射状態を示す図であり、図12(b)は視認距離が適視距離である場合の第2入射状態を示す図である。図12(c)は視認距離が適視距離よりも短い距離である場合の第1入射状態を示す図であり、図12(d)は視認距離が図12(c)に示す距離である場合の第2入射状態を示す図である。ここで、第1入射状態は、観察者の瞳孔の中心と瞳孔に入射する光の中心とが一致したレンチキュラーレンズの何れか1つのレンズからの光が瞳孔の全体に亘って入射する状態である。また、第2入射状態は、観察者の瞳孔の中心と、レンチキュラーレンズの隣接する2つのレンズから瞳孔に入射する2つの光の間の中心とが一致した光が瞳孔の全体に亘って入射する状態である。図12(a)〜12(d)のそれぞれにおいて、光透過領域23は、瞳孔径決定部164が観察者の瞳孔径を演算したときから配置間隔を変化させていない。
図12(a)及び12(b)に示すように、視認距離が適視距離Iであるとき、観察者の瞳孔に入射する光の光量は、第1入射状態と第2入射状態とで一致する。観察者の瞳孔に入射する光の光量が第1入射状態と第2入射状態とで一致するので、視認距離が適視距離Iであるときには表示ムラは発生しない。
図12(c)及び12(d)に示すように、視認距離が適視距離Iよりも短い距離Xであるとき、観察者の瞳孔に入射する光の光量は、第1入射状態よりも第2入射状態の方が多くなる。第1入射状態よりも第2入射状態の方が多くなるので、視認距離が適視距離Iよりも短い距離Xであるときには表示ムラが発生する。同様に、視認距離Xが適視距離Iよりも長い距離であるとき、第1入射状態よりも第2入射状態の方が少なくなるので、表示ムラが発生する。
図13(a)はバリア表示位置決定部167の内部機能ブロック図であり、図13(b)はバリア表示位置決定部167の内部の光透過領域間隔・繰り返し回数決定部の内部機能ブロック図である。図14は、S203の処理のより詳細なフローチャートである。
バリア表示位置決定部167は、光透過領域間隔・繰り返し回数決定部1671と、バリア表示位置決定部1672とを有する。光透過領域間隔・繰り返し回数決定部1671は、繰り返し回数演算部1673と、光透過領域間隔演算部1674とを有する。
繰り返し回数演算部1673は、視認距離が適視距離Iと相違する距離Xであるときの第1光量F1と、同様に視認距離が距離Xであるときに瞳孔81に入射する光の光量である第2光量F2とを比較する(S301)。
式1に示すように、絞り径は視認距離に比例するので、視認距離が適視距離Iであるときの絞り径をH1とすると、視認距離が距離Xであるときの絞り径H´1は、
H´1 = (X/I)×H1 (式10)
で示される。
H´1 = (X/I)×H1 (式10)
で示される。
第1光量F1は、式5〜式7及び式10から、
F1 = ΣI(x,y)×J´1(x,y) (式11)
J´1(x,y) = 1(-(X/I)H1/2 ≦ y <(X/I)H1/2のとき)
0(-(X/I)H1/2 ≦ y <(X/I)H1/2でないとき)
(式12)
で示される。ここで、I(x,y)は(式6)で示される。
F1 = ΣI(x,y)×J´1(x,y) (式11)
J´1(x,y) = 1(-(X/I)H1/2 ≦ y <(X/I)H1/2のとき)
0(-(X/I)H1/2 ≦ y <(X/I)H1/2でないとき)
(式12)
で示される。ここで、I(x,y)は(式6)で示される。
第2光量F2は、式8〜式10から、
F2 = ΣI(x,y)×J´2(x,y) (式13)
J´2(x,y) = 1 (式14)
(-D/2 ≦ y <-(X/I)H3/2及び(X/I)H3/2≦ y <D/2のとき)
0(-D/2 ≦ y <-(X/I)H3/2
又は(X/I)H3/2≦ y <D/2でないとき)
で示される。ここで、I(x,y)は(式6)で示される。また、視点間隔H2は、絞り径H1及び光不透過領域24の幅H3から、
H2 = H1+H3 (式15)
で示される。一方、視点間隔H2は、式2から、適視距離I、厚みt、屈折率n及びバリア21の光透過領域23の間隔Pにより、
H2 = P×I×(n/t) (式16)
で示される。さらに、表示部14の画素ピッチLに、光透過領域23がN回繰り返して配置される場合、表示部14の画素ピッチLは、
L = N×P (式17)
で示される。式15〜式17から、光不透過領域24の幅H3は、
H3 = H2−H1
= (nLI/Nt)−H1 (式18)
で示される。式18を式14に代入することにより、
J´2(x,y) = 1 (式19)
(-D/2 ≦ y <-(nLX/Nt−(X/I)H1)/2
及び(nLX/Nt−(X/I)H1)/2≦ y <D/2のとき)
0(-D/2 ≦ y <-(nLX/Nt−(X/I)H1)/2
又は(nLX/Nt−(X/I)H1)/2≦ y <D/2でないとき)
となる。
さらに、 (式1)より、H1 = ΔP×I×(n/t)であることから、
J´2(x,y) = 1
(-D/2 ≦ y <-(nLX/Nt−ΔP×X×n/t)/2
及び(nLX/Nt−ΔP×X×n/t)/2≦ y <D/2のとき)
0(-D/2 ≦ y <-(nLX/Nt−ΔP×X×n/t)/2
又は(nLX/Nt−ΔP×X×n/t)/2≦ y <D/2でないとき)
と変形する。また、(式12)も以下のように変形できる。
J´1(x,y) = 1(-(ΔP×X×n/t)/2 ≦ y <(ΔP×X×n/t)/2のとき)
0(-(ΔP×X×n/t)/2 ≦ y <((ΔP×X×n/t)/2でないとき)
F2 = ΣI(x,y)×J´2(x,y) (式13)
J´2(x,y) = 1 (式14)
(-D/2 ≦ y <-(X/I)H3/2及び(X/I)H3/2≦ y <D/2のとき)
0(-D/2 ≦ y <-(X/I)H3/2
又は(X/I)H3/2≦ y <D/2でないとき)
で示される。ここで、I(x,y)は(式6)で示される。また、視点間隔H2は、絞り径H1及び光不透過領域24の幅H3から、
H2 = H1+H3 (式15)
で示される。一方、視点間隔H2は、式2から、適視距離I、厚みt、屈折率n及びバリア21の光透過領域23の間隔Pにより、
H2 = P×I×(n/t) (式16)
で示される。さらに、表示部14の画素ピッチLに、光透過領域23がN回繰り返して配置される場合、表示部14の画素ピッチLは、
L = N×P (式17)
で示される。式15〜式17から、光不透過領域24の幅H3は、
H3 = H2−H1
= (nLI/Nt)−H1 (式18)
で示される。式18を式14に代入することにより、
J´2(x,y) = 1 (式19)
(-D/2 ≦ y <-(nLX/Nt−(X/I)H1)/2
及び(nLX/Nt−(X/I)H1)/2≦ y <D/2のとき)
0(-D/2 ≦ y <-(nLX/Nt−(X/I)H1)/2
又は(nLX/Nt−(X/I)H1)/2≦ y <D/2でないとき)
となる。
さらに、 (式1)より、H1 = ΔP×I×(n/t)であることから、
J´2(x,y) = 1
(-D/2 ≦ y <-(nLX/Nt−ΔP×X×n/t)/2
及び(nLX/Nt−ΔP×X×n/t)/2≦ y <D/2のとき)
0(-D/2 ≦ y <-(nLX/Nt−ΔP×X×n/t)/2
又は(nLX/Nt−ΔP×X×n/t)/2≦ y <D/2でないとき)
と変形する。また、(式12)も以下のように変形できる。
J´1(x,y) = 1(-(ΔP×X×n/t)/2 ≦ y <(ΔP×X×n/t)/2のとき)
0(-(ΔP×X×n/t)/2 ≦ y <((ΔP×X×n/t)/2でないとき)
繰り返し回数演算部1673は、式6、式11、式12、式13及び式19を使用して、第1光量F1と第2光量F2との差(|F1−F2|)が最小化される繰り返し回数Nを決定する(S302)。次いで、光透過領域間隔演算部1674は、決定された繰り返し回数Nを使用して、式17からバリア21の光透過領域23の間隔Pを決定する(S303)。そして、バリア表示位置決定部1672は、決定された繰り返し回数N及び光透過領域23の間隔Pを使用して、バリア表示位置を決定する。バリア表示位置決定部167は、第1光量F1と第2光量F2との差が最小化される光透過領域23の間隔Pを決定することで、視認距離Xにおいて表示ムラの発生が抑制されると推定される光透過領域23の配置間隔を含むバリア表示位置を決定する。
バリア制御部168は、バリア表示位置決定部167が決定した配置間隔で光透過領域23が配置されるようにバリア21を制御する(S204)。バリア制御部168は、光透過領域23の間隔がバリア表示位置決定部167が決定したPになるように、光透過領域23の幅ΔPを固定し且つ光不透過領域24の幅を変化させる。
(第2実施形態に係る映像表示装置の構成)
図15(a)は第2実施形態に係る映像表示装置のブロック図であり、図15(b)は図15(a)に示す瞳孔径演算テーブルを示す図であり、図15(c)は図15(a)に示すバリア位置演算テーブルを示す図である。
(第2実施形態に係る映像表示装置の構成)
図15(a)は第2実施形態に係る映像表示装置のブロック図であり、図15(b)は図15(a)に示す瞳孔径演算テーブルを示す図であり、図15(c)は図15(a)に示すバリア位置演算テーブルを示す図である。
映像表示システム2は、映像表示装置10の代わりに映像表示装置30が配置されることが第1実施形態に係る映像表示システム1と相違する。映像表示装置30は、瞳孔径決定部164及びバリア表示位置決定部167を有する処理部16の代わりに瞳孔径決定部174及びバリア表示位置決定部177を有する処理部17が配置されることが、映像表示装置10と相違する。映像表示システム2の瞳孔径決定部174及びバリア表示位置決定部177以外の構成は、対応する符号が付された第1実施形態に係る映像表示システム1の構成と同一の構成及び機能を有するので、ここでは詳細な説明は省略する。
瞳孔径決定部174は、瞳孔径演算テーブル175を有する。瞳孔径演算テーブル175は、表示ムラが発生せず一様な色を有する画像であると観察者に視認されたときの視認距離Xと、視認距離Xから式1〜式9を使用して演算された瞳孔径Dとの関係を示す。瞳孔径決定部174は、距離決定部163が演算したレンチキュラーレンズ22の曲率中心との間の視認距離Xと、瞳孔径演算テーブル175を使用して、観察者の瞳孔との間の距離から瞳孔径Dを決定する。
バリア表示位置決定部177は、バリア位置演算テーブル178を有する。バリア位置演算テーブル178は、瞳孔径決定部174が決定した瞳孔径Dと、視認距離Xと、式6、式11、式12、式13及び式19を使用して演算された繰り返し回数Nの関係を示す。バリア表示位置決定部177は、瞳孔径決定部174が決定した瞳孔径D及び距離決定部163が決定した視認距離Xから繰り返し回数Nを決定する。
(視認距離と視認画像との関係)
視認距離と視認画像との関係をシミュレーションにより検討した。シミュレーション条件は以下の通りである。
画像の横サイズ:11520(画素)
1画素の幅:0.004775(mm)(実際の画面サイズ=55.008000(mm)、12画素(0.0573mm)で実際の画面の1画素分に当たる)
曲率中心の位置(画素までの距離):1.85923(mm) (レンチキュラーレンズの厚みは2.72mm、屈折率は1.46297で、曲率中心の位置=厚み/屈折率より算出)
曲率中心間の間隔:0.057030(mm)
曲率中心の数:964(個)(レンチキュラーレンズの実サイズ:55.005435(mm))
レンチキュラーレンズの絞り径:1.0mm
レンチキュラーレンズの絞りの間隔:3.0mm
図16に示すようにシミュレーションでは、瞳孔を100点のポイントでサンプリングし、レンチキュラーレンズの曲率中心R0と瞳孔を結ぶ線を延伸させた先に光源である画素があるか否かに応じて、網膜上における照度を演算する。すなわち、網膜上の照度は、
照度 = ΣI(x, y)×M(x, y)/ΣI(x, y) (式20)
x2 +y2 ≦(瞳孔の半径の二乗)
で示される。ここで、I(x, y)は(式6)で示される。M(x, y)は、レンチキュラーレンズの曲率中心R0と瞳孔を結ぶ線を延伸させた先に画素があるときは「1」であり、レンチキュラーレンズの曲率中心R0と瞳孔を結ぶ線を延伸させた先に画素がないときは「0」である。シミュレーションでは、瞳孔径を2.5mm〜3.5mmまで変化させて画像を生成した。第1のシミュレーションの視認距離は31cmであり、第2のシミュレーションの視認距離は33cmである。また、第1のシミュレーション及び第2のシミュレーションのそれぞれは、繰り返し回数Nが4である第1パターンと、繰り返し回数Nが3である第2パターンを含む。
視認距離と視認画像との関係をシミュレーションにより検討した。シミュレーション条件は以下の通りである。
画像の横サイズ:11520(画素)
1画素の幅:0.004775(mm)(実際の画面サイズ=55.008000(mm)、12画素(0.0573mm)で実際の画面の1画素分に当たる)
曲率中心の位置(画素までの距離):1.85923(mm) (レンチキュラーレンズの厚みは2.72mm、屈折率は1.46297で、曲率中心の位置=厚み/屈折率より算出)
曲率中心間の間隔:0.057030(mm)
曲率中心の数:964(個)(レンチキュラーレンズの実サイズ:55.005435(mm))
レンチキュラーレンズの絞り径:1.0mm
レンチキュラーレンズの絞りの間隔:3.0mm
図16に示すようにシミュレーションでは、瞳孔を100点のポイントでサンプリングし、レンチキュラーレンズの曲率中心R0と瞳孔を結ぶ線を延伸させた先に光源である画素があるか否かに応じて、網膜上における照度を演算する。すなわち、網膜上の照度は、
照度 = ΣI(x, y)×M(x, y)/ΣI(x, y) (式20)
x2 +y2 ≦(瞳孔の半径の二乗)
で示される。ここで、I(x, y)は(式6)で示される。M(x, y)は、レンチキュラーレンズの曲率中心R0と瞳孔を結ぶ線を延伸させた先に画素があるときは「1」であり、レンチキュラーレンズの曲率中心R0と瞳孔を結ぶ線を延伸させた先に画素がないときは「0」である。シミュレーションでは、瞳孔径を2.5mm〜3.5mmまで変化させて画像を生成した。第1のシミュレーションの視認距離は31cmであり、第2のシミュレーションの視認距離は33cmである。また、第1のシミュレーション及び第2のシミュレーションのそれぞれは、繰り返し回数Nが4である第1パターンと、繰り返し回数Nが3である第2パターンを含む。
図17は第1のシミュレーション結果を示す図であり、図18は第2のシミュレーション結果を示す図である。図17(a)及び図18(a)のそれぞれは、繰り返し回数Nが4である第1パターンを示し、図17(b)及び図18(b)のそれぞれは、繰り返し回数Nが3である第2パターンを示す。
第1のシミュレーションでは、瞳孔径が2.5mm〜3.0mmの範囲で、繰り返し回数Nが4である第1パターンの方が、繰り返し回数Nが3である第2パターンよりも表示ムラの発生が抑制される。一方、瞳孔径が3.1mm〜3.5mmの範囲で、繰り返し回数Nが3である第2パターンの方が、繰り返し回数Nが4である第1パターンよりも表示ムラの発生が抑制される。
第2のシミュレーションでは、瞳孔径が2.5mm〜3.2mmの範囲で、繰り返し回数Nが4である第1パターンの方が、繰り返し回数Nが3である第2パターンよりも表示ムラの発生が抑制される。一方、瞳孔径が3.3mm〜3.5mmの範囲で、繰り返し回数Nが3である第2パターンの方が、繰り返し回数Nが4である第1パターンよりも表示ムラの発生が抑制される。
(実施形態に係る映像表示装置の作用効果)
実施形態に係る映像表示装置は、光透過領域の配置間隔が、視認距離において表示ムラの発生が抑制されると推定される配置間隔となるようにバリアを制御することにより、視認距離が適視距離ではないときの表示ムラの発生を抑制する。
実施形態に係る映像表示装置は、光透過領域の配置間隔が、視認距離において表示ムラの発生が抑制されると推定される配置間隔となるようにバリアを制御することにより、視認距離が適視距離ではないときの表示ムラの発生を抑制する。
また、実施形態に係る映像表示装置は、第1入射状態において瞳孔に入射する光の光量と、光が入射する瞳孔の領域が第1入射状態と相違する第2入射状態において瞳孔に入射する光の光量と差を最小化するように光透過領域の配置間隔を決定する。これにより、バリア及びレンチキュラーレンズを介して視認される画像が視認距離及び瞳孔径に応じて変化することを利用して、簡便且つ容易に表示ムラの発生が抑制された光透過領域の配置間隔を決定することができる。一例では、第1入射状態は、瞳孔の中心と瞳孔に入射する光の中心とが一致したレンチキュラーレンズの何れの1つのレンズからの光が瞳孔の全体に亘って入射する状態である。また、第2入射状態は、瞳孔の中心と、レンチキュラーレンズの隣接する2つのレンズから瞳孔に入射する2つの光の間の中心とが一致した光が瞳孔の全体に亘って入射する状態である。第2実施形態に係る映像表示装置では、視認距離、瞳孔径及び繰り返し回数との関係を示すバリア位置演算テーブルを利用することで、より早急に光透過領域の配置間隔を測定することができる。
また、実施形態に係る映像表示装置は、光透過領域の幅を変更することなく、視認距離が適視距離ではないときの表示ムラの発生を抑制することができるので、絞りの効果が弱まるおそれはなく且つ消費電力が増加するおそれもない。
図19(a)は視認距離が適視距離よりも短い距離である場合の第1入射状態を示す図であり、図19(b)は視認距離が図19(a)に示す距離である場合の第2入射状態を示す図である。図19(c)は視認距離が適視距離よりも長い距離である場合の第1入射状態を示す図であり、図19(d)は視認距離が図19(c)に示す距離である場合の第2入射状態を示す図である。また、第2入射状態は、観察者の瞳孔の中心と、レンチキュラーレンズの隣接する2つのレンズから瞳孔に入射する2つの光の間の中心とが一致した光が瞳孔の全体に亘って入射する状態である。図19(a)〜19(d)のそれぞれにおいて、光透過領域23は、瞳孔径決定部164又は174が観察者の瞳孔径を演算したときから配置間隔を変化させていない。
図19(a)及び19(b)に示すように、視認距離が適視距離よりも短い距離X1であるとき、観察者の瞳孔に入射する光の光量は、第1入射状態よりも第2入射状態の方が多くなる。第1入射状態の光量と第2入射状態の光量とを一致させるために、光透過領域の幅を広くすると、第2入射状態の光量の増加量に比べて第1入射状態の光量の増加量が多いので、第1入射状態の光量と第2入射状態の光量が同じ量に近づくが、絞りの効果が弱くなり、ボケが強くなる。
図19(c)及び19(d)に示すように、視認距離が適視距離よりも長い距離X2であるとき、観察者の瞳孔に入射する光の光量は、第1入射状態よりも第2入射状態の方が少なくなる。第1入射状態の光量と第2入射状態の光量とを一致させるために、光透過領域の幅を狭くすると、第2入射状態の光量の減少量に比べて第1入射状態の光量の減少量が多いので、第1入射状態の光量と第2入射状態の光量が同じ量に近づくが、画面が暗くなる。画面が暗くなることを防止するために、画面の輝度を上げると、映像表示装置の消費電力が大きくなる。
(実施形態に係る映像表示装置の変形例)
説明された映像表示装置では、瞳孔径を測定するときに表示部14は白色光を表示するが、表示部が灰色光等の他の色の単色光を表示した状態であれば、瞳孔径を測定することができる。また、説明された映像表示装置では、光学装置20は、表示部14の略全面に亘って配置されるが、表示部の少なくとも一部に光学装置が配置されていれば、瞳孔径を測定することができる。
説明された映像表示装置では、瞳孔径を測定するときに表示部14は白色光を表示するが、表示部が灰色光等の他の色の単色光を表示した状態であれば、瞳孔径を測定することができる。また、説明された映像表示装置では、光学装置20は、表示部14の略全面に亘って配置されるが、表示部の少なくとも一部に光学装置が配置されていれば、瞳孔径を測定することができる。
また、説明された映像表示装置では、バリア表示位置決定部は、瞳孔径決定部が決定した瞳孔径を使用して光透過領域の配置間隔を決定するが、バリア表示位置決定部は、他の方法又は他の装置によって取得された瞳孔径を使用してもよい。例えば、バリア表示位置決定部は、専用の瞳孔径測定装置が取得した瞳孔径を取得して、光透過領域の配置間隔を決定してもよい。
また、説明された映像表示装置では、バリア表示位置決定部は、光透過領域の幅を固定しつつ光不透過領域の幅を変化させて光透過領域の配置間隔を決定するが、絞り効果及び消費電力に影響を与えない範囲で、光透過領域の幅を変化させてもよい。
また、説明された映像表示装置では、バリアは、図5(b)を参照して説明したような構造を有するが、特許文献4〜6に記載されるような他の構造としてもよい。
1、2 映像表示システム
10、30 映像表示装置
21 バリア
22 レンチキュラーレンズ
161 指示取得部
162 表示指示部
163 距離決定部
164、174 瞳孔径決定部
165 絞り径演算部
166 瞳孔径演算部
167、177 バリア表示決定部
168 バリア制御部
10、30 映像表示装置
21 バリア
22 レンチキュラーレンズ
161 指示取得部
162 表示指示部
163 距離決定部
164、174 瞳孔径決定部
165 絞り径演算部
166 瞳孔径演算部
167、177 バリア表示決定部
168 バリア制御部
Claims (6)
- 表示部と、
一方の面が前記表示部の表面に対向するように配置され、前記表示部が表示した光を前記一方の面の反対の他方の面に透過する複数の光透過領域と、光を透過しない光不透過領域とを所望の配置間隔で交互に配置可能なバリアと、
前記バリアの前記他方の面に配置され、前記複数の光透過領域を透過した光を集約するように出射するレンチキュラーレンズと、
前記表示部を視認する観察者の瞳孔径を決定する瞳孔径決定部と、
前記レンチキュラーレンズの曲率中心と前記観察者の瞳孔との間の視認距離を決定する距離決定部と、
前記レンチキュラーレンズの厚み及び屈折率、前記瞳孔径、前記表示部の画素ピッチ、前記光透過領域の幅並びに前記視認距離に基づいて、前記視認距離において表示ムラの発生が抑制されると推定される前記光透過領域の配置間隔を決定するバリア表示位置決定部と、
前記バリア表示位置決定部が決定した配置間隔で前記光透過領域が配置されるように前記バリアを制御するバリア制御部と、
を有する映像表示装置。 - 前記表示部は、単色光を表示可能であり、
前記瞳孔径決定部は、前記レンチキュラーレンズから単色光が前記観察者の瞳孔に入射したときに、前記観察者が前記表示部に表示された画像が一様な色を有すると判定したときの前記レンチキュラーレンズの曲率中心と前記瞳孔との間の距離である適視距離、前記光透過領域の幅及び配置間隔、並びに前記レンチキュラーレンズの厚み及び屈折率に基づいて、前記観察者の瞳孔径を決定する、請求項1に記載の映像表示装置。 - 前記バリア表示位置決定部は、第1入射状態において前記瞳孔に入射する光の光量と、光が入射する前記瞳孔の領域が第1入射状態において光が入射する前記瞳孔の領域と相違する第2入射状態において前記瞳孔に入射する光の光量との差を最小化するように前記光透過領域の配置間隔を決定する、請求項1又は2に記載の映像表示装置。
- 前記第1入射状態は、前記瞳孔の中心と前記瞳孔に入射する光の中心とが一致した前記レンチキュラーレンズの何れの1つのレンズからの光が前記瞳孔の全体に亘って入射する状態であり、
前記第2入射状態は、前記瞳孔の中心と、前記レンチキュラーレンズの隣接する2つのレンズから前記瞳孔に入射する2つの光の間の中心とが一致した光が前記瞳孔の全体に亘って入射する状態である、請求項3に記載の映像表示装置。 - 表示部を有する映像表示装置と、
一方の面が前記表示部の表面に対向するように配置され、前記表示部が表示した光を前記一方の面の反対の他方の面に透過する複数の光透過領域と、光を透過しない光不透過領域とを所望の配置間隔で交互に配置可能なバリアと、前記バリアの前記他方の面に配置され、前記複数の光透過領域を透過した光を集約するように出射するレンチキュラーレンズとを有する光学装置とを有し、
前記映像表示装置は、
前記表示部を視認する観察者の瞳孔径を決定する瞳孔径決定部と、
前記レンチキュラーレンズの曲率中心と観察者の瞳孔との間の視認距離を決定する距離決定部と、
前記レンチキュラーレンズの厚み及び屈折率、前記瞳孔径、前記表示部の画素ピッチ、前記光透過領域の幅並びに前記視認距離に基づいて、前記視認距離において表示ムラの発生が抑制されると推定される前記光透過領域の配置間隔を決定するバリア表示位置決定部と、
前記バリア表示位置決定部が決定した配置間隔で前記光透過領域が配置されるように前記バリアを制御するバリア制御部と、
を更に有する映像表示システム。 - 一方の面に入射した光を前記一方の面の反対の他方の面に透過する複数の光透過領域と、光を透過しない光不透過領域とを所望の配置間隔で交互に配置可能なバリアと、前記バリアの前記他方の面に配置され、前記複数の透過領域を透過した光を集約するように出射するレンチキュラーレンズとが表面に配置された表示部を視認する観察者の瞳孔径を決定し、
前記レンチキュラーレンズの曲率中心と前記観察者の瞳孔との間の視認距離を決定し、
前記レンチキュラーレンズの厚み及び屈折率、前記瞳孔径、前記表示部の画素ピッチ、前記光透過領域の幅並びに前記視認距離に基づいて、前記視認距離において表示ムラの発生が抑制されると推定される前記光透過領域の配置間隔を決定し、
決定された配置間隔で前記光透過領域が配置されるように前記バリアを制御する、
ことを含む方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015188436A JP2017062395A (ja) | 2015-09-25 | 2015-09-25 | 映像表示装置、映像表示システム及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015188436A JP2017062395A (ja) | 2015-09-25 | 2015-09-25 | 映像表示装置、映像表示システム及びその方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017062395A true JP2017062395A (ja) | 2017-03-30 |
Family
ID=58430070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015188436A Pending JP2017062395A (ja) | 2015-09-25 | 2015-09-25 | 映像表示装置、映像表示システム及びその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2017062395A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113950636A (zh) * | 2019-05-30 | 2022-01-18 | 京瓷株式会社 | 三维显示装置、平视显示器系统以及移动体 |
-
2015
- 2015-09-25 JP JP2015188436A patent/JP2017062395A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113950636A (zh) * | 2019-05-30 | 2022-01-18 | 京瓷株式会社 | 三维显示装置、平视显示器系统以及移动体 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11109015B2 (en) | Display apparatus, display apparatus driving method, and electronic instrument | |
| WO2017145590A1 (ja) | 表示装置、表示装置の駆動方法、及び、電子機器 | |
| US9240068B2 (en) | Three-dimensional image processing apparatus and calibration method of the same | |
| JP5420793B1 (ja) | 画像の視認距離を調整できるヘッドマウントディスプレイ | |
| US20190171861A1 (en) | Image Pixel, Image Acquisition Device, Fingerprint Acquisition Apparatus, and Display Apparatus | |
| US20120200810A1 (en) | Display Method, Display Apparatus, Optical Unit, Method of Manufacturing Display Apparatus, and Electronic Equipment | |
| CN107516469B (zh) | 一种显示电子设备及其驱动方法 | |
| JP6991957B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法 | |
| US20160255336A1 (en) | 3D Intelligent Device and 3D Image Display Method therefor | |
| JP5942129B2 (ja) | 表示装置 | |
| TWI514007B (zh) | Display device | |
| US20230288705A1 (en) | Suppression of first-order diffraction in a two-dimensional grating of an output coupler for a head-mounted display | |
| JP5857082B2 (ja) | 表示装置及び電子機器 | |
| CN110927973A (zh) | 显示装置 | |
| JP2017062395A (ja) | 映像表示装置、映像表示システム及びその方法 | |
| US10884254B2 (en) | Image display device having ocular optical system causing images to overlap in a blending area | |
| JP2016035513A (ja) | 表示装置および表示制御方法 | |
| JP6528469B2 (ja) | 瞳孔径測定装置、瞳孔径測定方法及びそのプログラム | |
| US11069306B2 (en) | Electronic device and control method thereof | |
| JP2015055869A (ja) | 虚像表示装置 | |
| US20250314930A1 (en) | High resolution virtual reality lcd display | |
| EP4439159A1 (en) | Reflective lcd based virtual reality system | |
| JPWO2012096269A1 (ja) | 映像表示装置、映像表示システム及びスクリーン | |
| JP2012003741A (ja) | 位置検出装置および携帯型電話機 | |
| JPWO2022084076A5 (ja) |