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JP2017060218A - モータ制御装置 - Google Patents

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敏晴 山本
Toshiharu Yamamoto
敏晴 山本
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Abstract

【課題】過電流側の地絡の発生の有無を好適に判定することのできるモータ制御装置を提供する。【解決手段】上限閾値Imax,下限閾値Iminを、デューティ信号のデューティ比Dに応じて設定する(S101)。そして、モータ電流Iの検出値が、上限閾値Imax以上、又は下限閾値Imin以下の場合(S102:YES)、モータの電源ラインに地絡が発生したと判定する(S104)ようにした。【選択図】図5

Description

本発明は、電動パワーステアリングシステムに設置されたモータの駆動制御を行うモータ制御装置に関する。
車両において、電動パワーステアリングシステム(以下、EPSと記載する)では、減速機構を介してモータの回転力をステアリングシャフトやラック軸に伝達することで、運転者のハンドル操作をアシストしている。こうしたEPSでは、正確なアシスト力を発生させるため、モータに流す電流(以下、モータ電流と記載する)をフィードバック制御している。モータ電流のフィードバック制御は、電流指令値とモータ電流の検出値との偏差に応じて、モータの端子電圧を調整するもので、多くの場合、端子電圧の調整は、パルス幅変調(PWM:pulse width modulation)制御におけるデューティ信号のデューティ比の調整を通じて行われている。
一方、こうしたEPSのモータに電力を供給する電源ラインに地絡が発生すると、モータやその駆動回路に過大な電流が流れてしまう虞がある。そこで、従来、特許文献1には、モータの端子電圧と上記デューティ比とに基づいて、地絡の発生の有無を判定する地絡判定技術が記載されている。具体的には、特許文献1の地絡判定技術では、上記端子電圧の検出値と、上記デューティ比から推定される同端子電圧の推定値との差が、所定時間以上継続して所定値を超えたとき、地絡有りと判定している。
特開平11−263240号公報
ところで、上記のようなモータの電源ラインの地絡には、モータに電流が流れなくなるデッドショート側の地絡と、モータに過剰な電流が流れるようになる過電流側の地絡とがある。上記従来の地絡判定技術では、デッドショート側の地絡については、その有無を判定できるものの、過電流側の地絡については、その有無を判定することができないという問題がある。また、モータの内部抵抗は、モータに加わる負荷により変化するため、正常動作時にも、モータの端子電圧は、デューティ比からの推定値に対してある程度のバラツキをもって変化する。そのため、誤判定を避けるためには、判定値の設定にかかるマージンを大きく取らなければならず、その分、判定の精度が悪化してしまう。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、モータに過剰な電流が流れる過電流側の地絡の発生の有無を好適に判定することのできるモータ制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するモータ制御装置は、モータへの給電のために演算された電流指令値に応じてデューティ信号を生成するとともに、そのデューティ信号に応じて前記モータの駆動制御を行う。そして、同モータ制御装置は、前記モータを流れる電流を検出する電流検出部と、前記デューティ信号のデューティ比に応じて設定された上限閾値以上の電流が前記電流検出部により検出された場合に、前記モータの電源ラインに地絡が発生したと判定する地絡判定部と、を備える。
モータに流れる電流は、モータに過剰な電流が流れるようになる過電流側の地絡が発生すると、デューティ比から想定される値に対して過大となる側に乖離した値を示す。そのため、デューティ比に応じて上限閾値を設定し、その上限閾値以上の電流がモータに流れたことが検出された場合に地絡が発生したと判定すれば、過電流側の地絡の発生の有無を判定することができる。また、正常動作時には、モータに流れる電流は、デューティ比から想定される値に対してあまり大きく乖離した値を示すことがないため、上記上限閾値の設定に際してあまり大きいマージンを見込まなくても、誤判定を避けることができる。そのため、判定の精度を高くすることができる。また、地絡が発生してからより短い時間でその判定を行うことができるようにもなる。
また、上記モータ制御装置における前記地絡判定部は、前記上限閾値よりも小さい下限閾値を前記デューティ信号のデューティ比に応じてさらに設定するとともに、前記下限閾値以下の電流が前記電流検出部により検出された場合にも、前記モータの電源ラインに地絡が発生したと判定することが望ましい。こうした場合、その発生によりモータに電流が流れなくなるデッドショート側の地絡についても、その発生の有無を好適に判定できるようになる。
なお、上記モータ制御装置において、前記地絡判定部により地絡が発生したと判定されたときに、地絡が発生した前記電源ラインを通じた給電を停止する給電停止部を備えるようにすることが望ましい。このようにすれば、地絡の発生により、モータやその駆動回路に過大な電流が流れることを抑制できるようになる。
本発明のモータ制御装置によれば、過電流側の地絡の発生の有無を好適に判定することができる。
モータ制御装置の一実施形態が適用されるパワーステアリングシステムの構成を模式的に示す略図。 同電動パワーステアリングシステムに設けられたモータ駆動回路の構成を示す図。 上記実施形態のモータ制御装置の構成を模式的に示す略図。 (a)はデッドショート側地絡の発生時における上記モータ駆動回路の電流の流れを示す図であり、(b)は過電流側地絡の発生時における同モータ駆動回路の電流の流れを示す図である。 上記実施形態のモータ制御装置において実行される地絡判定処理のフローチャート。 同地絡判定処理で参照される判定マップにおけるモータ電流の検出値及びデューティ比と上限閾値及び下限閾値との関係を示すグラフ。
以下、モータ制御装置の一実施形態を、図1〜図6を参照して詳細に説明する。本実施形態のモータ制御装置は、車両に搭載される電動パワーステアリングシステムに設置されるものとなっている。
図1に示すように、本実施形態のモータ制御装置が設置される電動パワーステアリングシステムにおいて、ハンドル10には、ステアリングシャフト11が一体回転可能に連結されている。ステアリングシャフト11は、ハンドル10側からコラムシャフト12、インターミディエイトシャフト13及びピニオンシャフト14の順に連結された3つの部分に分割されている。ピニオンシャフト14のピニオンは、ラック軸15のラック部16に噛み合わされている。ラック軸15の両端はそれぞれタイロッド17を介して、左右の転舵輪18のナックルアーム19に連結されている。ハンドル10の操作に応じたステアリングシャフト11の回転は、ピニオンシャフト14とラック部16とにより構成されたラック・アンド・ピニオン機構により、ラック軸15の往復直線運動に変換される。そして、そうしたラック軸15の往復直線運動がナックルアーム19に伝達されることで、左右の転舵輪18の舵角が変更されるようになっている。
一方、コラムシャフト12には、減速歯車機構21を介してモータ20が連結されている。そして、モータ20の発生する回転力が減速歯車機構21により減速された上でコラムシャフト12に伝達されることで、運転者のハンドル操作を補助するためのアシスト力がステアリングシャフト11に伝達されるようになっている。なお、本実施形態では、モータ20として、単相の直流モータが採用されている。
こうしたモータ20の駆動制御を行うモータ制御装置は、モータ20の駆動制御を行う電子制御ユニット23を備える。電子制御ユニット23は、モータ20の駆動制御にかかる各種演算処理を行う中央演算処理装置、制御用のプログラムやデータが記憶された読出専用メモリ、中央演算処理装置の演算結果や後述する各センサの検出結果などを一時的に記憶する読書可能メモリを備えたマイクロコンピュータとして構成されている。電子制御ユニット23には、車速Vを検出する車速センサ24、ハンドル10に加えられた操舵トルクγを検出するトルクセンサ25、モータ20の回転角(モータ回転角θm)を検出するモータ回転角センサ26が接続されている。また、電子制御ユニット23には、モータ20への給電を行うモータ駆動回路22も接続されている。
(モータ駆動回路)
図2に示すように、モータ駆動回路22は、4つの電界効果トランジスタ(FET)FET1〜FET4により構成されたHブリッジ回路を備える。具体的には、Hブリッジ回路は、FET1及びFET3の直列回路とFET2及びFET4の直列回路とが並列接続した回路となっている。そして、このHブリッジ回路の一端は、バッテリBATTに接続され、他端は、シャント抵抗Rsを介して接地されている。
モータ20のプラス端子(+)は、電源ラインL1を介してFET1とFET3との間の部分に接続され、モータ20のマイナス端子は、電源ラインL2を介してFET2とFET4との間の部分に接続されている。さらに、電源ラインL1上には、電子制御ユニット23によって開閉されるモータリレー27が設置されている。電源ラインL1は、モータリレー27が閉じられたときに導通状態となり、開かれたときに遮断状態となる。
一方、シャント抵抗Rsの両端は、電流検出回路28を介して電子制御ユニット23に接続されている。また、モータ20の両端子はそれぞれ、電圧検出回路29a,29bを介して電子制御ユニット23に接続されている。そして、電子制御ユニット23は、電流検出回路28を通じて、シャント抵抗Rsの両端電圧を、ひいてはモータ20に流れる電流(モータ電流I)を取得する。また、電子制御ユニット23は、電圧検出回路29a,29bを介して、モータ20のプラス側、マイナス側の端子電圧M1,M2をそれぞれ取得する。なお、本実施形態では、電流検出回路28が電流検出部に相当した構成となっている。
また、FET1〜FET4の各ゲートは、ゲート駆動回路30に接続されている。ゲート駆動回路30は、電子制御ユニット23からのデューティ比D及び回転方向の指令値に応じてデューティ信号を生成して、各FET1〜FET4を開閉駆動する。
(電子制御ユニット)
図3に示すように、電子制御ユニット23は、電流指令値演算部31、デューティ比演算部32、地絡判定部33及び給電停止部34を備える。なお、これらの構成の代替として、中央演算装置が統合して処理を行うことで、それら構成の機能を実現してもよい。
電流指令値演算部31は、上述の車速センサ24、トルクセンサ25及びモータ回転角センサ26によりそれぞれ検出された車速V、操舵トルクγ及びモータ回転角θmに基づき、付与すべきアシスト力を発生するために必要なモータ電流Iの指令値(電流指令値Ip)及びモータ20の回転方向を演算する。そして、電流指令値演算部31は、演算した回転方向をゲート駆動回路30に指令する。なお、以下の説明では、モータ20に対してそのプラス端子側からマイナス端子側に電流を流したときの同モータ20の回転方向を正回転方向と記載し、そのマイナス端子側からプラス端子側に電流を流したときの同モータ20の回転方向を逆回転方向と記載する。
デューティ比演算部32は、電流指令値演算部31が演算した電流指令値Ipと、電流検出回路28を通じて取得したモータ電流Iの検出値とに基づき、デューティ信号のデューティ比Dを演算する。デューティ比Dは、電流指令値Ipを目標としてモータ電流Iをフィードバック制御すべく演算されている。具体的には、デューティ比Dの値は、電流指令値Ipから求められたフィードフォワード項と、電流指令値Ipとモータ電流Iの検出値との偏差に応じて求められたフィードバック項とを足し合わせることで演算されている。そして、デューティ比演算部32は、演算したデューティ比Dをゲート駆動回路30に指令する。
ゲート駆動回路30は、電流指令値演算部31より指令された回転方向にモータ20を回転させるために必要なFETのゲートに対して、デューティ比演算部32より指令されたデューティ比Dのデューティ信号を出力する。具体的には、ゲート駆動回路30は、正回転方向へのモータ20の回転が指令されたときには、FET2及びFET3のゲートに対してデューティ信号を出力し、逆回転方向へのモータ20の回転が指令されたときには、FET1及びFET4のゲートに対してデューティ信号を出力する。
一方、地絡判定部33は、デューティ比演算部32により演算されたデューティ比Dとモータ電流Iの検出値とに基づき、電源ラインL1,L2の地絡が発生しているか否かを判定する。給電停止部34は、地絡判定部33が、地絡が発生していると判定したときにモータリレー27を開いて電源ラインL1を遮断状態とすることで、モータ20への給電を停止する。
(地絡判定)
続いて、地絡判定部33による地絡判定の詳細を説明する。電源ラインL1,L2の地絡が発生したときには、次の2つの状態のいずれかが生じる。すなわち、モータ20に電流が流れなくなるデッドショート状態と、モータ20に過剰に電流が流れる過電流状態とである。
図4(a)は、モータ20を逆転方向に回転させるべく、FET1及びFET4を開閉駆動している状態で、電源ラインL2に地絡が発生した場合のモータ駆動回路22における電流の流れを示している。このときの電流は、バッテリBATTからFET1、電源ラインL2を通った後、地絡経路LEに流れてしまうため、モータ20に電流が殆ど流れないデッドショートの状態となる。以下では、こうしたモータ電流Iの低下を招く地絡をデッドショート側の地絡と記載する。
図4(b)は、モータ20を正転方向に回転させるべく、FET2及びFET3を開閉駆動しているときに、電源ラインL2に地絡が発生した場合のモータ駆動回路22における電流の流れを示している。このときの電流は、バッテリBATTからFET2、電源ラインL1、モータ20、電源ラインL2を通った後、地絡経路LEに流れるようになる。したがって、シャント抵抗Rsを通らずに電流が流れてしまうため、モータ20に過大な電流が流れ、その結果、モータ20により発生されるアシスト力が過大となる過アシストの状態となる。以下では、こうしたモータ電流Iの増大を招く地絡を、過電流側の地絡と記載する。
本実施形態のモータ制御装置では、地絡判定部33は、下記の態様で、こうしたデッドショート側、過電流側の双方の地絡の発生の有無を判定するようにしている。
図5は、地絡判定部33により行われる地絡判定処理のフローチャートである。本処理は、モータ20の駆動制御が行われている間、規定の制御周期ごとに繰り返し実行されるようになっている。
本処理が開始されると、まずステップS100において、デューティ比演算部32が演算したデューティ比D、及び電流検出回路28を通じて電子制御ユニット23が取得したモータ電流Iの検出値の読込が行われる。続いて、ステップS101において、デューティ比Dに基づき、上限閾値Imax及び下限閾値Iminの2つの判定用の閾値が算出される。これら閾値の算出は、電子制御ユニット23の読込専用メモリに記憶された地絡判定マップMAPを用いて行われる。この地絡判定マップMAPには、デューティ比Dと上限閾値Imax及び下限閾値Iminとの関係が記憶されている。
図6に、地絡判定マップMAPでのデューティ比Dと上限閾値Imax及び下限閾値Iminとの関係を示す。同図に示すように、上限閾値Imax及び下限閾値Iminは、デューティ比Dが大きいほど大きい値を取るように設定される。また、下限閾値Iminは、上限閾値Imaxよりも小さい値となるように設定される。なお、上限閾値Imaxは、正常動作時においてデューティ比Dから想定されるモータ電流Iの値(モータ電流想定値Is)に対してマージンΔI分を加算した値となるように設定されている。また、下限閾値Iminは、モータ電流想定値Isに対してマージンΔI分を減算した値として設定されている。
さて、上限閾値Imax及び下限閾値Iminが算出されると、ステップS102において、モータ電流Iの検出値が、上限閾値Imax以上、又は下限閾値Imin以下のいずれかであるか否かが判定される。ここで、否定判定された場合(S102:NO)、すなわちモータ電流Iの検出値が、下限閾値Iminよりも大きく、且つ上限閾値Imaxよりも小さい値である場合には、ステップS103において、「地絡無し」と判定された後、今回の本ルーチンの処理が終了される。一方、肯定判定された場合(S102:YES)、すなわちモータ電流Iの検出値が上限閾値Imax以上であるか、同検出値が下限閾値Imin以下である場合、ステップS104において、「地絡有り」と判定される。そして、ステップS105において、給電停止部34に対してモータ20への給電停止が指令された後、今回の本ルーチンの処理が終了される。
(作用)
以上説明した本実施形態のモータ制御装置では、モータ駆動回路22のFET1〜FET4の各ゲートに供給されるデューティ信号のデューティ比Dの調整を通じて、モータ電流Iのフィードバック制御が行われている。正常動作時には、モータ電流Iは、デューティ比Dに対して高い相関性を保つ。すなわち、モータ電流Iは、デューティ比Dから想定される値(モータ電流想定値Is)からあまり大きく離れることはない。
一方、電源ラインL1又はL2の地絡が発生すると、モータ電流Iは、モータ電流想定値Isに対して大きく乖離した値を示すようになる。発生した地絡がデッドショート側の地絡の場合、モータ電流Iは、モータ電流想定値Isに対して過少となる側に大きく乖離した値となり、発生した地絡が過電流側の地絡である場合には、モータ電流Iは、モータ電流想定値Isに対して過大となる側に大きく乖離した値となる。
本実施形態では、地絡判定に際して、上限閾値Imax及び下限閾値Iminがデューティ比Dに応じてそれぞれ設定される。そして、モータ電流Iの検出値が上限閾値Imax以上であるか、下限閾値Imin以下であれば、地絡有りと判定されて、モータ20の駆動が停止される。そのため、過電流側、デッドショート側のいずれの地絡が発生した場合にも、地絡有りとの判定がなされるようになる。なお、上述のように、正常動作時におけるモータ電流Iは、モータ電流想定値Isからあまり大きく乖離しないため、上限閾値Imax及び下限閾値Iminの設定にかかるマージンΔIをあまり大きくせずとも、誤判定を避けることが可能である。
以上の本実施形態のモータ制御装置によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)過電流側、デッドショート側のいずれの地絡についても好適にその発生の有無を判定することができる。
(2)地絡が発生したとの判定に応じて、モータ20への給電を停止しているため、地絡によりモータ20やモータ駆動回路22に過大な電流が流れることを防止することが、ひいては過電流からそれらの構成部品を保護することが可能となる。
(3)判定値の設定にかかるマージンを小さくしても誤判定を避けることができるため、判定の精度を高めることができる。また、地絡の発生からより短い時間でその判定を行うことができる。
(4)モータ電流Iのフィードバック制御を行うモータ制御装置であれば、もとよりモータ電流Iの検出を行っているため、既存の装置にハードウェア構成を追加しなくても、その実現が可能である。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
・上記実施形態のモータ制御装置は、モータ20が発生する回転力をコラムシャフト12に伝達することで、ハンドル操作に対してのアシスト力を付与するように構成されたEPSに適用されていたが、モータ20の回転力をラック軸15に伝達するなど、それ以外の構成のEPSにも同様に適用することができる。
・上記実施形態では、車速V、操舵トルクγ、及びモータ回転角θmに基づき電流指令値Ip及びモータ回転方向を演算していた。ハンドル10の操舵角を検出する舵角センサを設け、その操舵角をモータ回転角θmの代わりに用いるなど、電流指令値Ip及びモータ回転方向を上記以外の検出値に基づき演算するようにしてもよい。
・上記実施形態のモータ制御装置のモータ駆動回路22は、FETの開閉駆動によりモータ電流Iを調整するよう構成されていたが、FETに代えて、それ以外のスイッチング素子をモータ駆動回路22に設けるようにしてもよい。
・上記実施形態では、モータ20として単相の直流モータを採用していたが、三相モータなどのそれ以外のモータを採用してもよい。
・上記実施形態では、モータ20として単相の直流モータを採用し、地絡有りとの判定時には、モータ20に対する給電を完全に停止しており、その結果として、EPSによるハンドル操作のアシストも停止されるようになっていた。アシスト力を付与するモータが複数設けられたEPSであれば、地絡が発生したモータのみを停止し、残りのモータでEPSによるハンドル操作のアシストを継続するようにすることもできる。また、三相モータを用いる場合、地絡が発生した電源ラインを通じて給電が行われる相を除いた2つの相を用いてのモータの二相駆動により、EPSによるハンドル操作のアシストを継続するようにすることもできる。
・上記実施形態では、運転者がハンドル10に加えた操舵力にモータ動力を付加することで、ハンドル操作をアシストするEPSのモータ制御装置について説明した。上記実施形態での地絡判定は、そうしたEPS以外のシステムに採用のモータ制御装置にも同様に適用することができる。
BATT…バッテリ、FET1〜FET4…電界効果トランジスタ、L1,L2…電源ライン、Rs…シャント抵抗、10…ハンドル、11…ステアリングシャフト、12…コラムシャフト、13…インターミディエイトシャフト、14…ピニオンシャフト、15…ラック軸、16…ラック部、17…タイロッド、18…転舵輪、19…ナックルアーム、20…モータ、21…減速歯車機構、22…モータ駆動回路、23…電子制御ユニット、24…車速センサ、25…トルクセンサ、26…モータ回転角センサ、27…モータリレー、28…電流検出回路(電流検出部)、29a,29b…電圧検出回路、30…ゲート駆動回路、31…電流指令値演算部、32…デューティ比演算部、33…地絡判定部、34…給電停止部。

Claims (3)

  1. モータへの給電のために演算された電流指令値に応じてデューティ信号を生成するとともに、そのデューティ信号に応じて前記モータの駆動制御を行うモータ制御装置において、
    前記モータを流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記デューティ信号のデューティ比に応じて設定される上限閾値以上の電流が前記電流検出部により検出された場合に、前記モータの電源ラインに地絡が発生したと判定する地絡判定部と、
    を備えることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記地絡判定部は、前記上限閾値よりも小さい下限閾値を前記デューティ信号のデューティ比に応じてさらに設定するとともに、前記下限閾値以下の電流が前記電流検出部により検出された場合にも、前記モータの電源ラインに地絡が発生したと判定する
    請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記地絡判定部により地絡が発生したと判定されたときに、地絡が発生した前記電源ラインを通じた給電を停止する給電停止部を備える
    請求項1又は2に記載のモータ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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