以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の遊技機の一実施形態に係るパチンコ遊技機1について説明する。
[パチンコ遊技機1の概略構成例]
まず、図1及び図2を参照しつつ、パチンコ遊技機1の概略構成について説明する。ここで、図1は、パチンコ遊技機1の概略正面図である。図2は、パチンコ遊技機1の一部を示す平面図である。図1に例示されるように、パチンコ遊技機1は、入賞や判定に関する役物等が設けられた遊技盤2と、遊技盤2を囲む枠部材3とを備えている。枠部材3は、遊技盤2と所定の間隔を隔てて平行配置された透明なガラス板を支持しており、このガラス板と遊技盤2とによって、遊技球が流下可能な遊技領域10が形成されている。
遊技者がハンドル20を握ってレバー21を時計方向に回転させると、上皿28に溜められた遊技球が発射装置(不図示)へと案内され、ハンドル20の回転角度に応じた打球力で遊技領域10へと発射される。この遊技領域10には、不図示の遊技クギや風車等が設けられており、発射された遊技球は、遊技領域10における上部位置へと案内され、遊技クギや風車等に接触することでその移動方向を変化させながら遊技盤2に沿って落下する。なお、遊技球の発射は、遊技者が停止ボタン22を操作することによって一時的に停止される。
上皿28は、発射装置へ供給される遊技球及び賞球を溜めるものである。また、上皿28には、後述する遊技球貸出装置から貸し出された遊技球が貯留される。枠部材3に配置された上皿玉抜きボタン35を遊技者が操作すると、上皿28に溜まった遊技球が、後述する下皿29に移動する。
上皿28の下方には、賞球を溜める下皿29が設けられている。この下皿29と近接配置された取り出しボタン23を遊技者が操作すると、下皿29の下面の一部が開口されて、下皿29に溜まった遊技球が下皿29の下方に落下する。なお、他の実施形態では、上皿28及び下皿29が例えば1つの皿で構成されてもよい。
遊技者がハンドル20を小さい回転角で回転させた状態を維持するいわゆる「左打ち」を行うと、遊技球が相対的に弱い打球力で打ち出される。この場合、遊技球は、矢印31に例示されるように遊技領域10における左側領域を流下する。一方、遊技者がハンドル20を大きい回転角で回転させた状態を維持するいわゆる「右打ち」を行うと、遊技球が相対的に強い打球力で打ち出される。この場合、遊技球は、矢印32に例示されるように遊技領域10における右側領域を流下する。
左打ちされた遊技球の通過経路には、入賞や判定に関する役物として、第1始動口11、第2始動口12、2つの普通入賞口14、第1ゲート15、及び電動チューリップ17が設けられている。また、右打ちされた遊技球の通過経路には、入賞や判定に関する役物として、上記第2始動口12、第1大入賞口13、2つの普通入賞口14、第2ゲート16、上記電動チューリップ17、及び第2大入賞口19が設けられている。
遊技領域10に打ち出された遊技球は、遊技盤2に沿って流下する過程で、第1始動口11、第2始動口12、第1大入賞口13、普通入賞口14、及び第2大入賞口19のいずれかに入球して入賞する場合がある。これにより、入賞した箇所に応じた所定数の賞球が上皿28又は下皿29に払い出される。なお、入賞しなかった遊技球は、排出口18を介して遊技領域10から排出される。
第1始動領域としての第1始動口11は、常時開放されている始動口であり、第2始動領域としての第2始動口12は、普通電動役物としての電動チューリップ17が作動しているときだけ開放される始動口である。パチンコ遊技機1では、遊技球が第1始動口11を通過して入賞した場合、又は遊技球が第2始動口12を通過して入賞した場合、遊技者にとって有利な大当たり遊技(特別遊技)を実行するか否かが判定され、その判定結果が後述する表示器4に表示される。
なお、以下の説明では、第1始動口11への遊技球の入賞を条件として実行される判定を「第1特別図柄判定」と呼び、第2始動口12への遊技球の入賞を条件として実行される判定を「第2特別図柄判定」と呼び、これらの判定を総称して「特別図柄判定」と呼ぶものとする。
第1大入賞口13は、特別図柄判定の結果に応じて開放される特別入賞領域である。この第1大入賞口13の開口部には、第1大入賞口13を開閉するプレートが設けられている。第1大入賞口13は、通常はこのプレートによって閉塞されている。これに対して、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であることを示す所定の大当たり図柄が表示器4に停止表示された場合、上記プレートを作動させて第1大入賞口13を開放する大当たり遊技が実行される。大当たり遊技中は、所定条件(本実施形態では、第1大入賞口13への9個の遊技球の入賞、又は第1大入賞口13が開放されてから29.5秒の経過)を満たすまで第1大入賞口13が開放状態に維持されてから閉塞される長開放ラウンド遊技が所定回数実行される。
第2大入賞口19は、特別図柄判定の結果に応じて開放される特別入賞領域である。この第2大入賞口19の開口部には、図1に例示されるように、第2大入賞口19を開閉する羽根部材が設けられている。第2大入賞口19は、通常はこの羽根部材によって閉塞されている。これに対して、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であることを示す所定の大当たり図柄が表示器4に停止表示された場合、上記羽根部材を作動させて第2大入賞口19を開放する大当たり遊技が実行される。大当たり遊技中は、所定条件(本実施形態では、第2大入賞口19への9個の遊技球の入賞、又は第2大入賞口19が開放されてから29.5秒の経過)を満たすまで第2大入賞口19が開放状態に維持されてから閉塞される長開放ラウンド遊技が所定回数実行される。
このように、大当たり遊技中には第1大入賞口13又は第2大入賞口19が長開放されるため、遊技者は、大当たり遊技中に右打ちを行うことで、大当たり遊技が行われていないときに比べてより多くの賞球を得ることができる。このため、大当たり遊技が行われている際には、第1大入賞口13又は第2大入賞口19を狙った右打ちにより遊技を行うよう報知される(例えば図10(A)参照)。
なお、大当たり遊技中は、例えば、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)が開放されてから0.1秒が経過するといった所定条件が満たすまで第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)が開放状態に維持されてから閉塞される短開放ラウンド遊技が行われてもよい。この短開放ラウンド遊技中には、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)に遊技球が入賞し難い。しかし、短開放ラウンド遊技中にも右打ちを行うよう報知することで、大当たり遊技が行われていることを遊技者に報知することができる。
電動チューリップ17は、第2始動口12に近接配置されており、一対の羽根部材を有している。この電動チューリップ17は、一対の羽根部材が第2始動口12を閉塞する閉姿勢(図1参照)と、第2始動口12を開放する開姿勢(不図示)とに姿勢変化可能に構成されている。
第2始動口12は、図1に例示されるように、通常は電動チューリップ17によって閉塞されている。これに対して、遊技球が第1ゲート15又は第2ゲート16を通過すると、賞球の払い出しは行われないものの、第2始動口12を開放するか否かが判定される。ここで、第2始動口12を開放すると判定された場合、電動チューリップ17の一対の羽根部材が規定時間開姿勢を維持した後に閉姿勢に戻る動作が規定回数行われる。このように、第2始動口12は、電動チューリップ17が作動していないときには遊技球が通過し難い状態であるのに対して、電動チューリップ17が作動することによって遊技球が通過し易い状態となる。なお、以下の説明では、第1ゲート15又は第2ゲート16に対する遊技球の通過を条件として実行される判定を「普通図柄判定」と呼ぶものとする。
普通入賞口14は、第1始動口11と同様に常時開放されており、遊技球の入賞によって所定個数の賞球が払い出される入賞口である。なお、第1始動口11等とは異なり、普通入賞口14に遊技球が入賞しても判定が行われることはない。
[パチンコ遊技機1の演出手段の構成例]
図1又は図2に例示されるように、遊技盤2又は枠部材3には、各種の演出を行うものとして、メイン液晶表示装置5、左サブ液晶表示装置61、右サブ液晶表示装置62、スピーカ24、及び盤ランプ25が設けられている。また、枠部材3には、図1には示されていない枠ランプ37(図14参照)が内蔵されている。
メイン液晶表示装置5(以下「メイン液晶5」と略称する)は、演出画像を表示する画像表示装置であり、遊技者によって視認され易い位置に設けられている。メイン液晶5には、例えば、特別図柄判定の判定結果を報知する装飾図柄511、予告演出などを行うキャラクタやアイテム等の各種表示オブジェクトを含む演出画像が表示される。また、後に詳述するが、遊技が行われていない客待ち状態中にデモムービー画像等が表示される(図6〜8参照)。なお、画像表示装置は、EL表示装置等の他の画像表示装置によって構成されてもよい。
サブ液晶表示装置61,62(以下「サブ液晶61,62」と略称する)は、演出画像を表示する画像表示装置である。左サブ液晶表示器61(以下「左サブ液晶61」と略称する)は、メイン液晶5の前面左側が初期位置に設定されている(例えば図1参照)。右サブ液晶表示器62(以下「右サブ液晶62」と略称する)は、メイン液晶5の前面右側が初期位置に設定されている。サブ液晶61,62としては、メイン液晶5に比べて表示画面が小さいものが用いられ、メイン液晶5で行われる表示演出に関連する演出や、メイン液晶5に表示されない情報(例えば、後述する警告報知に関する情報)を表示するために使用される。また、実行されている特別図柄判定に対応する当該アイコンや、特別図柄判定が保留されていることを示唆する保留アイコン等の各種表示オブジェクトを含む演出画像が表示される場合がある。
また、サブ液晶61,62は、メイン液晶5の前面側をパチンコ遊技機1の幅方向(図1における左右方向)に移動可能に構成されている。本実施形態では、サブ液晶61,62は、サブ液晶61,62がそれぞれメイン液晶5の側方に配置された初期位置と、サブ液晶61,62がパチンコ遊技機1の幅方向におけるメイン液晶5の中央部で当接するように配置された当接位置(例えば図10(C)参照)との間を移動可能に構成されている。このように、サブ液晶61,62は、遊技盤2に対して可動に構成されている。
なお、他の実施形態では、サブ液晶61,62は反転(表面と裏面とが入れ替わる等の反転)可能に設けられてもよい。この場合、表示画面の反対側の面に所定の装飾を施しておくことにより、遊技中にサブ液晶61,62を反転させるような演出を行うことによって遊技の興趣を向上させることができる。
盤ランプ25及び枠ランプ37は、点灯又は点滅のパターンの変更、発光色の変更等の光による各種の演出を行う。スピーカ24は、メイン液晶5又はサブ液晶61,62で行われる表示演出と同期するように、或いは非同期に楽曲や音声、効果音等を出力して音による演出を行う。
[パチンコ遊技機1の操作手段の構成例]
図2に例示されるように、枠部材3には、遊技者が操作する操作手段として、演出ボタン26及び演出キー27が設けられている。演出ボタン26は、遊技者が操作(押下)することによって操作情報を入力するための押ボタンである。演出ボタン26は、その上面が枠部材3の上面と略同じ高さにある通常位置と、その上面が枠部材3の上面に対して所定の高さ(例えば4センチ)だけ上方に突出した突出位置との間で、高さを変更可能に構成されている(例えば図46(A)参照)。なお、演出ボタン26は、通常位置と突出位置との間におけるどの高さにあっても操作が可能である。
パチンコ遊技機1では、遊技者が演出ボタン26を操作すると、その操作に応じた演出が行われる場合がある。また、演出ボタン26は、決定操作に使用されたり、パチンコ遊技機1の各種情報を設定するために使用されたりする。例えば、後述する客待ち演出中には、パチンコ遊技機1の各種情報の設定が可能になる(例えば、図6(B)参照)。この客待ち演出中に遊技者が演出ボタン26を操作すると、設定に用いられるメニュー画面がメイン液晶5(又はサブ液晶61,62)に表示される。
なお、図2には示されていないが、演出ボタン26にはボタンランプ261(図14参照)が内蔵されている。このボタンランプ261が発光することによって、演出ボタン26の操作による情報の入力が可能であることが遊技者に暗示される。
演出キー27は、遊技者が操作(押下)することによって操作情報を入力するための4つのキー(左キー、右キー、上キー、及び下キー)から構成されるいわゆる十字キーである。パチンコ遊技機1では、遊技者が演出キー27を操作すると、その操作に応じた演出が行われる場合がある。また、演出キー27の操作により、パチンコ遊技機1の各種情報の設定を変更可能な場合がある。例えば、メイン液晶5(又はサブ液晶61,62)において後述するカスタマイズ画像が表示されている際に(例えば図6(A)参照)、遊技者により左キー(又は右キー)が操作されると、パチンコ遊技機1の音量が小さく(又は大きく)なる。また、遊技者により上キー(又は下キー)が操作されると、パチンコ遊技機1の光量が多く(又は少なく)なる。
[遊技球貸出装置について]
ここで、上述のとおり、遊技を行うには遊技に用いる遊技媒体としての遊技球が必要となる。このため、パチンコ遊技機1は、遊技球を貸し出すためのいわゆるサンドと呼ばれる遊技球貸出装置に隣接して設置される。この遊技球貸出装置は、ハーネス(配線等)でパチンコ遊技機1に電気的に接続されると共に、パチンコ遊技機1に遊技球を供給可能に構成される。
遊技球貸出装置は、例えば、紙幣を挿入可能な紙幣挿入口と、プリペイドカードを挿入可能なカード挿入口とを備える。ここで、プリペイドカードには、例えば、紙幣挿入口に挿入した金額と同じか、又はその金額から遊技に用いた金額が減算された後の残額を示す情報が記憶される。
図2に例示されるように、パチンコ遊技機1の枠部材3には、遊技者がパチンコ遊技機1を介して遊技球貸出装置を操作する操作手段としての玉貸しボタン33及び返却ボタン34が設けられている。玉貸しボタン33は、遊技者が操作(押下)することによって、遊技媒体貸出装置に対して遊技球の貸し出しを要求するための押ボタンである。返却ボタン34は、遊技者が操作(押下)することによって、遊技媒体貸出装置に対してプリペイドカードの排出を要求するための押ボタンである。
遊技者が、遊技球貸出装置の紙幣挿入口に紙幣を挿入して玉貸しボタン33を操作すると、挿入した金額の範囲内で遊技球貸出装置から貸し出された所定個数の遊技球が上皿28に供給される。また、遊技者が、カード挿入口にプリペイドカードを挿入して玉貸しボタン33を操作すると、紙幣を挿入した場合と同様に、遊技球の供給を受けることが可能である。
また、パチンコ遊技機1の枠部材3には、挿入した金額又はプリペイドカードに記憶された価値情報に応じた残額を単位使用額(例えば、100円)で除算した商の整数部分を示す残度数を表示するための残度数表示器36が設けられている。例えば、遊技者が、プリペイドカードを挿入した後に遊技を行い、残度数表示器36に残度数が表示されている状態で返却ボタン34を操作すると、その残度数に相当する残額を示す情報が記憶されたプリペイドカードがカード挿入口から排出されて、プリペイドカードが遊技者に返却される。一方、遊技者が、プリペイドカードを挿入せずに遊技を行い、残額表示器36に残度数が表示されている状態で返却ボタン34を操作すると、予め遊技球貸出装置に収容されていたプリペイドカードにその残度数に相当する残額を示す情報が記憶されて、そのプリペイドカードが排出される。
なお、他の実施形態では、プリペイドカードに記憶される情報として、取り出しボタン23が操作されることにより下皿29から排出された遊技球数を示す残遊技球数情報を含んでもよい。また、前日までの遊技により遊技者に払い出された賞球数(いわゆる貯玉)に関する賞球数情報や、遊技者の氏名等の個人情報を含んでもよい。例えば、遊技者が、残遊技球数情報や賞球数情報が記憶されたプリペイドカードを挿入した状態で遊技球貸出装置に設けられた再プレイボタンを操作(押下)すると、その情報に相当する遊技球数の範囲内で遊技球の供給を受けることが可能である。
[表示器4の構成例]
図3は、図1における表示器4の拡大図である。表示器4は、主に特別図柄判定や普通図柄判定に関する情報を表示するものであり、図3に例示されるように、第1特別図柄表示器41、第2特別図柄表示器42、第1特別図柄保留表示器43、第2特別図柄保留表示器44、普通図柄表示器45、普通図柄保留表示器46、遊技状態表示器47、ラウンド表示器48等を有して構成されている。
第1特別図柄表示器41は、第1特別図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから第1特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄を停止表示することによって第1特別図柄判定の判定結果を報知する。第2特別図柄表示器42は、第2特別図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから第2特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄を停止表示することによって第2特別図柄判定の判定結果を報知する。第1特別図柄表示器41及び第2特別図柄表示器42には、特別図柄として、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であることを示す大当たり図柄、又は特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを示すハズレ図柄が停止表示される。
第1特別図柄保留表示器43は、第1特別図柄判定の保留数を表示する。第2特別図柄保留表示器44は、第2特別図柄判定の保留数を表示する。特別図柄が変動表示されているときや、大当たり遊技中である場合には、第1始動口11に新たに遊技球が入賞しても、この入賞を契機とする第1特別図柄判定、及び第1特別図柄表示器41における図柄の変動表示を即座に実行することはできない。このような場合に、所定数(例えば4個)を超えない範囲で第1特別図柄判定が保留されて、その保留数が第1特別図柄保留表示器43に表示される。これらのことは、第2特別図柄判定についても同様である。なお、第1特別図柄判定と第2特別図柄判定との両方が保留されている場合、第1特別図柄判定よりも第2特別図柄判定の方が優先消化される。
普通図柄表示器45は、普通図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから普通図柄判定の判定結果を示す普通図柄を停止表示することによって普通図柄判定の判定結果を報知する。普通図柄保留表示器46は、普通図柄判定の保留数を表示する。遊技状態表示器47は、パチンコ遊技機1の電源供給開始時点における遊技状態を表示する。ラウンド表示器48は、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に大当たり図柄が停止表示されると、大当たり遊技中に開閉される第1大入賞口13又は第2大入賞口19の開放パターンを表示する。
なお、以下の説明では、第1特別図柄表示器41に表示される図柄を「第1特別図柄」と呼び、第2特別図柄表示器42に表示される図柄を「第2特別図柄」と呼ぶ場合がある。そして、これらの図柄を総称して「特別図柄」と呼ぶものとする。また、普通図柄表示器45に表示される図柄を「普通図柄」と呼ぶものとする。
[変動演出について]
パチンコ遊技機1では、第1始動口11(又は第2始動口12)に遊技球が入賞すると、大当たり遊技を実行するか否かを判定する特別図柄判定が行われる。そして、第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)において、特別図柄が、変動表示された後に特別図柄判定の判定結果を示す態様(大当たり図柄又はハズレ図柄)で停止表示される。一方、メイン液晶5では、特別図柄が変動されるのに伴って装飾図柄511(図6(A)参照)を変動表示させる変動演出が行われる。変動表示された装飾図柄511は、特別図柄(大当たり図柄又はハズレ図柄)が停止表示されたことに応じて特別図柄判定の判定結果(大当たり、又はハズレ)を示す態様で停止表示される。
具体的には、メイン液晶5には、例えば、1〜9の数字が縦方向に連続して記された数列からなる装飾図柄511が3列(左列、中列、および右列)表示されている。特別図柄の変動表示が開始されると、左列の装飾図柄511である左図柄、中列の装飾図柄511である中図柄、および右列の装飾図柄511である右図柄が、例えば上から下へとスクロールするように変動表示される。その後、特別図柄が停止表示されたことに応じて、有効ライン上(例えば横一本)に左図柄、中図柄、及び右図柄が停止表示されて、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であるか「ハズレ」であるかが報知される。例えば、第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)において大当たり図柄が停止表示されたことに応じて、左図柄、中図柄、及び右図柄として同一の図柄が有効ライン上に停止して、「大当たり」が報知される。一方、例えば、第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)においてハズレ図柄が停止表示されたことに応じて、左図柄、中図柄、および右図柄としてゾロ目とはならない3つの図柄が有効ライン上に停止して、「ハズレ」が報知される。
このような変動演出中には、例えば、メイン液晶5において、大当たりに当選するかもしれないという期待感を遊技者に与える各種演出として、予告演出やリーチ演出等が行われる。また、サブ液晶61,62において、メイン液晶5で行われる変動演出に関連する演出画像や、上記入賞に応じた特別図柄判定に対応するアイコン等の各種表示オブジェクトを含む演出画像が表示される。以下の説明では、変動演出と、メイン液晶5及びサブ液晶61,62において変動演出に関連して行われる演出とを総称して「変動演出」と呼ぶものとする。
[パチンコ遊技機1の遊技状態]
ここで、本実施形態に係るパチンコ遊技機1の遊技状態には、「通常遊技状態」、「確変遊技状態」、及び「時短遊技状態」がある。パチンコ遊技機1は、後述するメインRAM103(図14参照)に記憶されている確変遊技フラグおよび時短遊技フラグの設定により遊技状態を制御する。
ここで、確変遊技フラグは、大当たりであると判定される大当たり確率が相対的に低い確率(例えば1/399)で特別図柄判定を行う場合に「OFF」に設定され、逆に、大当たり確率が相対的に高い確率(例えば1/40)で特別図柄判定を行う場合に「ON」に設定されるフラグである。
また、時短遊技フラグは、第2始動口12に遊技球が入賞し難い状態に電動チューリップ17を制御する場合に「OFF」に設定され、逆に、第2始動口12に遊技球が入賞し易い状態に電動チューリップ17を制御する場合に「ON」に設定されるフラグである。
具体的には、時短遊技フラグが「OFF」に設定されている場合、以下のような制御が行われる。すなわち、第2始動口12を開放すると判定される確率が相対的に低い確率(例えば1/12)で普通図柄判定が行われる。また、普通図柄の変動時間が相対的に長い時間(例えば25秒)に制御される。また、第2始動口12を開放すると判定された場合の第2始動口12の開放時間が相対的に短い時間(例えば0.1秒×1回)に制御される。
一方、時短遊技フラグが「ON」に設定されている場合、以下のような制御が行われる。すなわち、第2始動口12を開放すると判定される確率が相対的に高い確率(例えば12/12)に制御される。また、普通図柄の変動時間が相対的に短い時間(例えば2秒)に制御される。また、第2始動口12を開放すると判定された場合の第2始動口12の開放時間が相対的に長い時間(例えば1.6秒×3回)に制御される。
また、時短遊技フラグが「ON」に設定されている場合は、時短遊技フラグが「OFF」に設定されている場合に比べて、特別図柄の変動時間が相対的に短い時間に設定され易い。
パチンコ遊技機1の遊技状態が「通常遊技状態」に制御される場合、確変遊技フラグおよび時短遊技フラグの両方が「OFF」に設定される。このため、「通常遊技状態」は、特別図柄判定に関して低確率状態であり、かつ、非時短状態であると言える。
また、遊技状態が「確変遊技状態」に制御される場合、確変遊技フラグおよび時短遊技フラグの両方が「ON」に設定される。このため、「確変遊技状態」は、特別図柄判定に関して高確率状態であり、かつ、時短状態であると言える。
また、遊技状態が「時短遊技状態」に制御される場合、確変遊技フラグが「OFF」に設定されると共に、時短遊技フラグが「ON」に設定される。このため、「時短遊技状態」は、特別図柄判定に関して低確率状態であり、かつ、時短状態であると言える。
本実施形態では、特別図柄判が実行され、確変大当たりを示す大当たり図柄が停止表示されると、大当たり遊技終了後の遊技状態が確変遊技状態に制御される。これに対して、特別図柄判定が実行され、通常大当たりを示す大当たり図柄が停止表示されると、大当たり遊技終了後は、第2特別図柄判定(又は第1特別図柄判定)が例えば100回行われるまでの間、時短遊技状態で遊技が制御される。そして、時短遊技状態で遊技が制御されている間に特別図柄判定において大当たり遊技を実行すると1度も判定されなかった場合、100回目の特別図柄判定の判定結果を示すハズレ図柄の停止表示後、時短遊技状態から通常遊技状態に遊技状態が移行される。
ここで、本実施形態においては、遊技者が右打ちした遊技球は、第1始動口11及び第2始動口12のうち、基本的には、第2始動口12にしか入賞しない。そして、通常遊技状態に制御されているときには、確変遊技状態または時短遊技状態に制御されているときよりも第2始動口12に遊技球が入賞し難く、第1始動口11の方が第2始動口12より遊技球が入賞し易い。つまり、矢印31に例示されるように遊技領域10における左側領域を流下した場合と、矢印32に例示されるように遊技領域10における右側領域を流下した場合とでは、第2始動口12への入賞容易性が異なると共に、遊技状態によって遊技者の有利性が異なる。このため、後に詳述するが、本実施形態では、確変遊技状態(又は時短遊技状態)に制御される際には、第2始動口12を狙った右打ちにより遊技を行うよう報知される(例えば図10(D)参照)。また、時短遊技状態から通常遊技状態に移行される際には、第1始動口11を狙った左打ちにより遊技を行うよう報知される。
なお、他の実施形態では、遊技状態として「潜伏遊技状態」を有してもよい。遊技状態が「潜伏遊技状態」に制御される場合、確変遊技フラグが「ON」に設定されると共に、時短遊技フラグが「OFF」に設定される。このため、「潜伏遊技状態」は、特別図柄判定に関して高確率状態であり、かつ、非時短状態であると言える。すなわち、潜伏遊技状態に制御されているときには、確変遊技状態または時短遊技状態に制御されているときよりも第2始動口12に遊技球が入賞し難く、第1始動口11の方が第2始動口12より遊技球が入賞し易い。よって、潜伏遊技状態に制御される際には第1始動口11を狙った左打ちにより遊技を行うよう報知されるのが好ましい。
[警告情報について]
本実施形態におけるパチンコ遊技機1によって報知される遊技者に注意を促す情報には、遊技に直接は関係しない情報と、遊技に関する情報とがある。以下、図4を参照しつつ、本実施形態におけるパチンコ遊技機1によって報知される情報について説明する。ここで、図4は、客待ち状態、大当たり遊技のエンディング演出中、及びRTC演出中に報知される警告について説明するための説明図である。
[遊技に直接は関係しない情報について]
まず、遊技に直接は関係しない情報について説明する。遊技に直接は関係しない情報としては、例えば、車内放置警告、18禁警告、攻略法詐欺警告、及び置き引き警告が挙げられる。
(車内放置警告)
遊技者は、パチンコ遊技機1が設置される遊技場(以下「遊技場」と略称する)へ車で訪れ、子供を車内に残したまま遊技を行う場合がある。このような場合、エンジンが切られた車内は過酷な環境になる可能性が高いため、車内に残された子供が熱中症や低体温症を起こしかねないという問題が生じる。また、車内に子供を残すことは防犯上も好ましくない。
このため、本実施形態では、車内放置警告として、子供を車内に放置して遊技を行わないで欲しい旨の警告を報知する構成を採用している。
なお、子供の車内放置と同様の理由で、ペットを車内に放置しての遊技もペットの生死に関わる危険な行為である。このため、他の実施形態では、ペットを車内に放置して遊技を行わないように警告する車内放置警告を報知してもよい。
また、スプレー缶、缶入り炭酸飲料、又はライター等を車内に放置すると車内が高温になった場合に爆発して、重大な事故に繋がる危険性がある。このため、他の実施形態では、これらの物品を車内に放置しないように警告する車内放置警告を報知してもよい。また、車上荒らし対策として貴重品を車内に放置しないように警告する車内放置警告を報知してもよい。
(18禁警告)
一般的に、18才未満の遊技場への入場は禁止されている。このため、本実施形態では、18禁警告として、18才未満の遊技場への入場が禁止されている旨の警告を報知する構成を採用している。
(攻略法詐欺警告)
遊技に有利な情報と称して悪質な攻略法を購入させられる詐欺の被害者が後を絶たないという問題がある。このため、本実施形態では、攻略法詐欺警告として、悪質な攻略法を購入しないよう注意を促す警告を報知する構成を採用している。
(置き引き警告)
遊技場において、遊技者は、例えばパチンコ遊技機1で遊技するために設けられた席(以下「席」と呼ぶ)に金品を置いたまま離席し、これらの物を盗まれるといった置き引き被害にあう可能性がある。このため、本実施形態では、置き引き警告として、置き引き被害にあわないよう注意を促す警告を報知する構成を採用している。
[遊技に関する情報について]
次に、遊技に関する情報について説明する。遊技に関する情報としては、特別図柄判定に関する情報および遊技機における各種設定情報の操作に関する情報の他、例えば、のめりこみ警告、マナー喚起警告、及びカード取り忘れ警告が挙げられる。
(のめりこみ警告)
遊技に熱中するあまり、遊技に過度にのめりこんでしまうという問題が生じる可能性がある。また、長時間にわたり同じ姿勢で遊技を続けると深部性脈血栓症(いわゆるエコノミー症候群)を引き起こす場合があるため、遊技者の健康によくない場合がある。このため、本実施形態では、のめりこみ警告として、遊技への過度ののめりこみに対して注意を促す警告を報知する構成を採用している。
(マナー喚起警告)
不正な手段(例えばゴト行為)を用いた遊技は犯罪行為として処罰の対象となりかねず、遊技場において禁止されている。また、パチンコ遊技機1を叩くなどの行為は、パチンコ遊技機1の故障を引き起こすと共に、他の遊技者の迷惑になる。このため、本実施形態では、マナー喚起警告として、ゴト行為が禁止されている旨および遊技上のマナーに関する警告を報知する構成を採用している。
(カード取り忘れ警告)
プリペイドカードを遊技球貸出装置に挿入して遊技球の供給を受ける構成では、プリペイドカードの取り忘れや盗難が問題となる。特に、大当たり遊技が行われることによって賞球が払い出され、払い出された賞球(持ち球)で遊技をしている場合には、玉貸しボタン33を操作する必要がないため、遊技者がプリペイドカードの存在を失念する可能性がある。そして、遊技者がトイレや休憩等により一時的に遊技を中断してパチンコ遊技機1から離れた隙や、パチンコ遊技機1での遊技を終了するために当該パチンコ遊技機1から離れた隙に、プリペイドカードが他者に盗まれる可能性がある。このため、本実施形態では、カード取り忘れ警告として、プリペイドカードを取り忘れないよう注意を促す警告を報知する構成を採用している。
[客待ち状態における警告報知]
次に、客待ち状態における警告報知について説明する。本実施形態におけるパチンコ遊技機1は、遊技が進行していない場合「客待ち状態」に制御される。パチンコ遊技機1は、後述するメインRAM103(図14参照)に記憶されている客待ちフラグの設定により客待ち状態を制御する。
ここで、客待ちフラグは、大当たり遊技中ではなく、特別図柄の変動表示中でもない場合であって、特別図柄判定の保留が1つもないときに「ON」に設定され、特別図柄の変動表示が開始された際に「OFF」に設定されるフラグである。
客待ち状態中には特別図柄は変動しておらず、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)が閉塞状態に維持されている。また、客待ち状態中には、例えば、演出ボタン26又は演出キー27の操作が行われた場合を除き、メイン液晶5、盤ランプ25、枠ランプ37等のパチンコ遊技機1の光量が図柄変動中と比較して相対的に少なくなる。なお、普通図柄は変動していてもよいし、変動していなくてもよい。
例えば、ハズレ図柄は、所定の図柄確定時間(例えば1秒)が経過するまで停止表示される。この所定の図柄確定時間後に特別図柄の変動表示が開始されない場合、客待ちフラグが「ON」に設定される。その後、第1始動口11(又は第2始動口12)に遊技球が入賞するまで客待ち状態に制御される。このような客待ち状態に制御される場合、遊技者による遊技が行われていない場合が多い。
客待ちフラグが「OFF」に設定されている場合に第1始動口11(又は第2始動口12)に遊技球が入賞すると、特別図柄の変動表示が開始されて客待ちフラグが「OFF」に設定される。
客待ち状態中には遊技の進行に関する演出が行われないため、多数の警告を報知しても、例えば、特別図柄判定の判定結果を示す演出の妨げにならない。また、遊技に直接は関係しない情報、及び特別図柄判定に関する情報以外の遊技に関する情報を報知しても、遊技者に煩わしさを与えにくい。このため、本実施形態では、客待ち状態中にカード取り忘れ警告以外の全ての警告を報知する構成を採用している(図4参照)。具体的には、車内放置警告、18禁警告、攻略法詐欺警告、置き引き警告、のめりこみ警告、及びマナー喚起警告が報知される。これにより、例えば、遊技を開始する前に、子供を車内放置していないか、又は遊技にのめりこみ過ぎていないか等を遊技者に意識させる機会を与えることが可能である。
なお、客待ち状態中には、遊技者は、遊技球貸出装置に紙幣を挿入していないか、又はプリペイドカードを遊技球貸出装置に挿入していない可能性が高いため、プリペイドカードの取り忘れが起こる可能性が低い。このため、本実施形態では、客待ち状態中にカード取り忘れ警告を報知しない構成を採用している。
[大当たり遊技のエンディング演出中における警告報知]
大当たり遊技中には、例えば、オープニング演出、ラウンド中演出、及びエンディング演出が実行される。オープニング演出は、大当たり遊技が開始したことを報知する演出であって、大当たり遊技のオープニング期間中に実行される。このオープニング演出により、例えば、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)を狙った右打ちにより遊技を行うよう報知されたり、大当たりの種類(確変大当たり又は通常大当たり)が報知されたりする。オープニング演出は実行期間が短い(例えば15秒)演出であり、実行終了直後には後述するラウンド中演出が実行される。このため、遊技者は、オープニング演出開始時やオープニング演出中には、パチンコ遊技機1で遊技するために設けられた席(以下「席」と呼ぶ)から離れ難い。
ラウンド中演出は、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)が開放されるラウンド遊技中に行われる演出である。ラウンド中演出では、例えば、現在行われているラウンド遊技のラウンド数が報知されたり、後述するメインCPU101(図14参照)において遊技者に払い出すよう指示された賞球数が表示されたりする。大当たり遊技中には、ラウンド遊技が開始される度に第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)が所定期間だけ開放される。この開放中に第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)に遊技球を入賞させなければ、大当たり遊技が行われることにより払い出され得る賞球が得られない。このため、遊技者は、全てのラウンド遊技が終了するまでは時間的制約を受け、離席し難い。
エンディング演出は、大当たり遊技終了後の遊技状態を報知する演出であって、全てのラウンド遊技が終了した後のエンディング期間中に行われる演出である。エンディング演出では、例えば、大当たり遊技が行われたことによってメインCPU101において遊技者に払い出すよう指示が行われた合計賞球数が報知される。
後に詳述するが、本実施形態では、車内放置警告およびカード取り忘れ警告をエンディング演出中に報知する構成を採用している(図4参照)。全てのラウンド遊技が終了すると、遊技者が大量の賞球を得やすい状況から得にくい状況に変化するため、遊技者が遊技球の打ち出しを止めることによって大量の賞球を得る機会を逃す可能性が低い。このため、エンディング期間が始まると、遊技者は離席し易くなる。このようなタイミングでカード取り忘れ警告を報知することによって、プリペイドカードの取り忘れに関する警告を効果的に報知することが可能である。
また、仮に、ラウンド遊技中に車内放置警告を報知すると、ラウンド遊技中は大量の賞球を得やすい状況であるため、遊技者は、車内に子供を放置していても警告後すぐさま離席し難い。一方、エンディング期間中は遊技者が離席し易いタイミングであるため、遊技者は、車内に子供を報知している場合、車内放置警告後すぐさま子供の安全を確認しに行くことが可能である。
ここで、本実施形態では、通常遊技状態中に大当たりに当選(以下「初当たり」と呼ぶ)した場合には、その大当たりに対応する大当たり遊技のエンディング期間中において、初当たり用のエンディング演出が実行される。これに対して、確変遊技状態中(又は時短遊技状態中)に大当たりに当選(以下「連チャン」と呼ぶ)した場合には、その大当たりに対応する大当たり遊技のエンディング期間中において、連チャン用のエンディング演出が実行される。
本実施形態では、大当たり遊技が実行されると、その大当たり遊技の終了後は、時短遊技状態または確変遊技状態で遊技が制御される。確変遊技状態に制御される場合、大当たり遊技の終了後短期間のうちに再度大当たりに当選する可能性が高い。このように短時間のうちに頻繁に大当たり遊技が実行される場合において、大当たり遊技が実行される度に警告を報知すると、遊技者に不快感を与えてしまうおそれがある。
そこで本実施形態では、初当たり用のエンディング演出中には警告を報知する一方で、連チャン用のエンディング演出中には警告を報知しない構成を採用している。
[RTC演出中における警告報知]
遊技場には、パチンコ遊技機1が複数台(例えば20台)並べて設置されることによって1つの島が構成される。この島に設置された各パチンコ遊技機1は、共通の島電源ラインを介して不図示の島電源供給装置と電気的に接続される。各パチンコ遊技機1の個別電源スイッチを「ON」にした状態で島電源供給装置の電源を投入すると、1つの島に設置された複数台のパチンコ遊技機1を一斉に起動させることができる。
本実施形態におけるパチンコ遊技機1は、上記の起動方法を利用して起動され、電源供給開始時からの経過時間が所定の時間条件を満たしたこと(本実施形態では、経過時間が90分のN倍(Nは自然数)になること)に応じて各種の演出(以下「RTC演出」と呼ぶ)が行われる。例えば、上記の起動方法を利用することで、同じ島に設置された全てのパチンコ遊技機1において一斉にRTC演出を開始することが可能である。
後に詳述するが、本実施形態では、車内放置警告、のめりこみ警告、又は置き引き警告のうちいずれか1つの警告がRTC演出中に報知される(図4参照)。このため、警告を定期的に報知できる。また、上記の起動方法を利用することで、同じ島に設置された全てのパチンコ遊技機1において一斉に警告報知を開始させることが可能であり、遊技を行っていない遊技者に対しても効果的に警告を報知可能である。
[客待ち状態における警告報知の流れ]
以下、図5を参照しつつ、客待ち状態における警告報知の流れについて説明する。ここで、図5は、サブ液晶61,62を用いて客待ち状態中に警告が報知される流れについて説明するためのタイムチャートである。
例えば、ハズレ図柄の停止表示後に後述するメインRAM103に記憶されている客待ちフラグが「ON」に設定されると、第1始動口11(又は第2始動口12)に遊技球が入賞するまで、客待ち状態に制御される。客待ち状態に制御されると、まず、メイン液晶5及びサブ液晶61,62において通常画面が表示される。通常画面は、客待ち状態に制御される直前に行われた特別遊技判定の判定結果を示す装飾図柄511が停止表示された画面であり、後述する客待ち演出用の演出画像が表示されていない画面である。
そして、図5に例示するように、客待ち状態に制御され始めてから第1待機時間(例えば10秒)が経過すると、カスタマイズ画像がメイン液晶5の下部領域に表示される(タイミングK1、図6(A)参照)。カスタマイズ画像は、例えば、演出ボタン26を模したトップメニュー表示画像と、「トップメニューを表示」という文言と、演出キー27を模した音量調節画像と、「音量調節」という文言と、現在の音量を示す音量画像とを含む。また、例えば、演出キー27を模した光量調節画像と、「光量調節」という文言と、現在の光量を示す光量調節画像とを含む。カスタマイズ画像は、後述するメニュー画面が表示される期間を除き、第1待機時間経過後の客待ち状態中にメイン液晶5に表示される。
なお、他の実施形態では、カスタマイズ画像を表示させなくてもよい。
その後、客待ち状態に制御され始めてから第2待機時間(例えば40秒)が経過すると、メイン液晶5において客待ち演出が開始される(図5参照)。客待ち演出は、パチンコ遊技機1の製造或いは販売する会社を宣伝するための社名ムービー画像と、パチンコ遊技機1の宣伝をするためのデモムービー画像と、パチンコ遊技機1の各種情報の設定をするためのメニュー画面とが経時的に表示される演出である。例えば、社名ムービー画像→デモムービー画像→メニュー画面の順で表示される。客待ち演出が終了すると、メイン液晶5には所定期間(例えば15秒)通常画面が表示される。この通常画面の表示後、再び客待ち演出が開始される。すなわち、客待ち状態中には、メイン液晶5において通常画面の表示と客待ち演出とが繰り返し実行されることになる(図5参照)。
一方、サブ液晶61,62においては、第2待機時間が経過すると警告報知が開始される。本実施形態では、例えば、車内放置警告→のめりこみ警告→18禁警告→攻略法詐欺警告→マナー喚起警告→置き引き警告の順で経時的に報知される。客待ち状態において報知される上記6種類の警告は、報知順序が予めループ状に定められている。このため、客待ち状態による制御が終了するまで、報知される警告内容がループしながら繰り返し報知されることになる。
[客待ち状態における警告報知の具体例]
以下、図6〜8を参照しつつ、客待ち状態における警告報知の具体例について説明する。ここで、図6〜8は、サブ液晶61,62を用いて客待ち状態中に警告が報知される具体例について説明するための説明図である。
例えば、ハズレ図柄の停止表示後に客待ち状態に制御されると、メイン液晶5及びサブ液晶61,62において通常画面が表示される。客待ち状態に移行してから第1待機時間が経過する前の通常画面では、例えば、客待ち状態に制御される直前に行われた特別図柄判定に係るハズレを報知する装飾図柄511がメイン液晶5に停止表示される。また、これと共に、パチンコ遊技機1のタイトルを示すタイトル画像がサブ液晶61,62に表示される。本実施形態におけるパチンコ遊技機1では、特別図柄判定が保留されている場合、その保留を示す保留アイコンがサブ液晶61,62のいずれか一方に表示される。客待ち状態のときには特別図柄判定は保留されないので、通常画面においては保留アイコンが表示されることはない。なお、保留アイコンや当該アイコンを表示するための領域自体に係る画像は表示されてもよい。
その後、客待ち状態に制御され始めてから第1待機時間(例えば10秒)が経過すると、カスタマイズ画像がメイン液晶5の下部領域に表示される(タイミングK1、図6(A)参照)。その後、客待ち状態に制御され始めてから第2待機時間が経過すると、メイン液晶5において客待ち演出が開始されると共に、サブ液晶61,62において警告報知が開始される。図6(B)には、メイン液晶5における客待ち演出としての社名ムービー画像の表示中に、サブ液晶61,62に車内放置警告が表示されている様子が例示されている(タイミングK2、図5参照)。車内放置警告では、図6(B)に例示されるように、右サブ液晶62に「やめよう!」というメッセージ6211、左サブ液晶61に「子供の車内放置」というメッセージ6111(以下「メッセージ6111,6211」と略称する場合がある)が表示される。
次に、メイン液晶5において、社名ムービー画像の表示に続いてデモムービー画像が表示される。図6(C)には、メイン液晶5におけるデモムービー画像の表示中に、サブ液晶61,62にのめりこみ警告が表示されている様子が例示されている(タイミングK3、図5参照)。のめりこみ警告では、図6(C)に例示されるように、右サブ液晶62に「のめりこみにご注意」というメッセージ6212、左サブ液晶61に「適度に楽しみましょう」というメッセージ6112(以下「メッセージ6112,6212」と略称する場合がある)が表示される。
のめりこみ警告の報知に続いて、18禁警告の報知が開始される。図7(A)には、メイン液晶5におけるデモムービー画像の表示中に、サブ液晶61,62に18禁警告が表示されている様子が例示されている(タイミングK4、図5参照)。18禁警告では、図7(A)に例示されるように、右サブ液晶62に「パチンコ/パチスロ は」(/は段組みを示す)というメッセージ6213、左サブ液晶61に「18才から!」というメッセージ6113(以下「メッセージ6113,6213」と略称する場合がある)が表示される。
図7(B)には、メイン液晶5におけるデモムービー画像の表示中に、サブ液晶61,62において18禁警告に続いて攻略法詐欺警告が表示されている様子が例示されている(タイミングK5、図5参照)。攻略法詐欺警告では、図7(B)に例示されるように、右サブ液晶62に「悪質な攻略法を」というメッセージ6214、左サブ液晶61に「買わないでね」というメッセージ6114(以下「メッセージ6114,6214」と略称する場合がある)が表示される。
攻略法詐欺警告の報知後に、マナー喚起警告が報知される。マナー喚起警告では、図7(C)に例示されるように、右サブ液晶62に「ゴト行為は犯罪」というメッセージ6215、左サブ液晶61に「遊技機は優しく取り扱ってね」というメッセージ6115(以下「メッセージ6115,6215」と略称する場合がある)が表示される(タイミングK6、図5参照)。
メイン液晶5において、デモムービー画像の表示に続いてメニュー画面が表示される。メニュー画面は、例えば、演出ボタン26を模した決定ボタン画像と、「決定」という文言と、演出キー27を模した選択キー画像と、「選択」という文言とを含む(図7(C)参照)。
マナー喚起警告に続いて、置き引き警告が報知される。置き引き警告では、図8(A)に例示されるように、右サブ液晶62に「置き引きに」というメッセージ6216、左サブ液晶61に「ご注意!」というメッセージ6116(以下「メッセージ6116,6216」と略称する場合がある)が表示される(タイミングK7、図5参照)。
その後、1回目の客待ち演出が終了し、メイン液晶5に通常画面が所定期間(例えば15秒)表示される。一方、サブ液晶61,62では、上記の置き引き警告の報知に続いて、車内放置警告の2回目の報知が開始される。図8(B)には、通常画面の表示中に、メッセージ6111,6211がサブ液晶61,62に表示されることで車内放置警告が報知されている様子が例示されている(タイミングK8、図5参照)。例えば、客待ち状態に制御され始めてから第2待機時間が経過した後の通常画面では、客待ち状態に制御される直前に行われた特別図柄判定に係るハズレを報知する装飾図柄511がメイン液晶5に表示される。
メイン液晶5に通常画面が表示された後、メイン液晶5において2回目の客待ち演出が開始される。図8(C)には、メイン液晶5における社名ムービー画像の表示中に、メッセージ6112,6212がサブ液晶61,62に表示されることでのめりこみ警告が報知されている様子が例示されている(タイミングK9、図5参照)。
その後、第1始動口11又は第2始動口12に遊技球が入賞すると、客待ち状態による制御が終了し、客待ち演出および警告報知が終了される。そして、始動口入賞に応じた特別図柄判定の実行に伴い、特別図柄の変動表示が開始される。これに応じて、装飾図柄511の変動演出が開始され、メイン液晶5及びサブ液晶61,62に変動演出画像が表示される。
このように、サブ液晶61,62において警告を報知させることで、メイン液晶5において実行される客待ち演出を妨げることがない。これにより、メイン液晶5において実行される客待ち演出の興趣性を損なうことなく、警告を報知できる。また、サブ液晶61,62において警告が報知されるため、メイン液晶5における演出による制約を受けることなく、警告を報知することが可能である。
なお、本実施形態では、客待ち演出中に演出ボタン26が操作された場合、客待ち演出の実行が終了(又は中断)されてメニュー画面(図7(C)参照)がメイン液晶5に表示される。この場合、メニュー画面の表示が終了した際には、再度客待ち演出が実行される。このときの客待ち演出の内容は最初から開始されてもよいし、中断された状態から引き続いて実行されてもよい。この間、サブ液晶61,62では、警告が報知されてもよいし、客待ち演出の実行終了と共に警告報知を終了(又は中断)してメニュー画面に係る画像が表示されてもよい。警告を終了(又は中断)した場合、メニュー画面の表示に伴って再び警告の報知を開始してもよいし、再度客待ち演出が実行されるのに伴って再び警告の報知を開始してもよい。このときの警告の内容は最初から開始してもよいし、中断された状態から引き続いて報知されてもよい。
また、他の実施形態では、客待ち演出中に演出ボタン26が操作されても客待ち演出の実行を終了せず、客待ち演出に係る画像(例えばデモムービー画像)にメニュー画面(図7(C)参照)を重畳表示させてもよい。サブ液晶61,62では、このメニュー画面の表示に伴って、警告が報知されてもよいし、メニュー画面に係る画像が表示されてもよい。
また、本実施形態では、客待ち演出の実行開始と共に警告報知が開始される。これに対して、他の実施形態では、客待ち演出の開始タイミングとは異なるタイミングで警告報知が開始されてもよい。例えば、客待ち状態に制御され始めてから第3待機時間(例えば60秒)が経過したタイミングで、警告報知が開始されてもよい。また、例えば、客待ち状態に制御され始めてから第1待機時間が経過したタイミングで警告報知が開始されてもよい。
[大当たり遊技のエンディング演出中における警告報知の流れ]
以下、図9を参照しつつ、大当たり遊技のエンディング演出中における警告報知の流れについて説明する。ここで、図9は、サブ液晶61,62を用いて大当たり遊技中に警告が報知される流れについて説明するためのタイムチャートである。
通常遊技状態における特別図柄判定において大当たり遊技を実行すると判定されると、大当たり遊技が行われる。大当たり遊技中にはラウンド遊技が行われて、所定のラウンド中演出が実行される。ラウンド遊技中は、メイン液晶5及びサブ液晶61,62においてラウンド中演出画像が表示される。このラウンド中演出画像は、例えば、遊技者に右打ちを促す右打ち画像と、現在行われているラウンド遊技のラウンド数を示すラウンド画像や、今回の大当たり遊技中に後述するメインCPU101によって払い出しが指示された合計賞球数を示す出玉数画像等を含むものである。また、最終のラウンドにおけるラウンド中演出画像は、最終のラウンド遊技が行われていることを示す最終画像を含む。出玉数画像は、第1大入賞口13又は第2大入賞口19への遊技球の入賞に応じて更新される画像である。
大当たり遊技における全てのラウンド遊技が終了すると、大当たり遊技のエンディング期間において、初当たり用のエンディング演出がメイン液晶5で開始される。これと共に、サブ液晶61,62において警告報知が開始される。図9(A)に例示するように、初当たり用のエンディング演出中には、車内放置警告、カード取り忘れ警告の順で経時的に警告が報知される。その後、エンディング期間が終了すると、特別図柄判定が行われて、メイン液晶5及びサブ液晶61,62において変動演出画像が表示される。
一方、確変遊技状態中(又は時短遊技状態中)に大当たり(2連チャン目の大当たり)に当選すると、通常遊技状態における特別図柄判定で大当たりと判定された場合と同様に大当たり遊技が行われて、ラウンド遊技中に所定のラウンド中演出が実行される。大当たり遊技における全てのラウンド遊技が終了すると、大当たり遊技のエンディング期間において、連チャン用のエンディング演出がメイン液晶5及びサブ液晶61,62で開始される。
初当たり用のエンディング期間に比べて、2連チャン目以降の大当たり遊技のエンディング期間は相対的に短い(図9(B)参照)。このため、2連チャン目以降の大当たり遊技では、全てのラウンド遊技が終了するとエンディング演出が速やかに終了して、遊技の進行に係るスピード感が低下することが効果的に抑制される。
このような2連チャン目以降の大当たり遊技のエンディング期間でも、初当たりに応じた大当たり遊技のエンディング期間における警告報知と同様に警告を報知すると、同じ警告の報知が短期間で繰り返されることになる。これでは、遊技者に不快感を与えてしまう可能性がある。このような不快感を抑制するため、本実施形態では、2連チャン目以降の大当たり遊技のエンディング期間中には警告が報知されない構成を採用している。
[初当たり用のエンディング演出中における警告報知の具体例]
以下、図10を参照しつつ、初当たり用のエンディング演出中における警告報知の具体例について説明する。ここで、図10は、初当たりの大当たり遊技中にサブ液晶61,62を用いて警告が報知される具体例について説明するための説明図である。
初当たりに係る大当たり遊技のラウンド遊技中には、所定のラウンド中演出が行われて、メイン液晶5及びサブ液晶61,62においてラウンド中演出画像が表示される(タイミングE1、図9(A)参照)。
図10(A)には、初当たりに係る大当たり遊技において最終ラウンドに係る長開放ラウンド遊技が行われている様子が例示されている。メイン液晶5には、ラウンド画像として最終のラウンド遊技を示す「16R」の文字が表示されており、最終画像として「最終」の文字が表示されている。また、出玉数画像として「TOTAL 1134」の文字が表示されている。なお、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)は開放状態に維持されている。
最終のラウンド遊技が終了すると、第1大入賞口13及び第2大入賞口19が閉塞状態に維持される。そして、今回の大当たり遊技のエンディング期間において初当たり用のエンディング演出が開始され、メイン液晶5に初当たり用のエンディング演出画像が表示される。エンディング演出画像は、例えば、大当たり遊技終了後の遊技状態を報知する画像であり、遊技者に右打ちを促す右打ち画像である。なお、エンディング演出画像は、最終的な出玉数画像を含んでいてもよい。
メイン液晶5における初当たり用のエンディング演出画像の表示に伴い、メッセージ6111,6211がサブ液晶61,62に表示されて、まずは車内放置警告の報知が開始される(タイミングE2、図9(A)参照)。その際、図10(B)に例示するように、左サブ液晶61が、初期位置から当接位置まで右方向に動作すると共に、右サブ液晶62が、初期位置から当接位置まで左方向に動作する。そして、サブ液晶61,62は、エンディング期間が終了するまで当接位置に維持される。
車内放置警告に続いて、カード取り忘れ警告が報知される。図10(C)には、メイン液晶5における初当たり用のエンディング演出画像の表示中に、サブ液晶61,62に車内放置警告に続いてカード取り忘れ警告が表示されている様子が例示されている。カード忘れ警告では、図10(C)に例示されるように、右サブ液晶62に「プリペイドカードの」というメッセージ6217、左サブ液晶61に「取り忘れ注意」というメッセージ6117(以下「メッセージ6117,6217」と略称する場合がある)が表示される(タイミングE3、図9(A)参照)。
遊技者は、エンディング演出において、大当たり遊技後の遊技状態を確認するためや出玉数画像を確認するために、メイン液晶5を注視している場合が多い。このような場合にメイン液晶5の前面に警告情報を表示させたサブ液晶61,62を移動させることで、遊技者の視線をサブ液晶61,62に誘導することが可能であり、より効果的に警告の内容を遊技者に報知することが可能である。
ここで、車内放置警告は人命にかかわる内容であるため、カード取り忘れ警告より重要度が高い。このため、本実施形態では、車内放置警告をカード取り忘れ警告より先に報知すると共に、車内放置警告の報知に伴ってサブ液晶61,62を動作させる構成を採用している。これにより、メッセージ6111,6211が表示されて車内放置警告が報知されているサブ液晶61,62に遊技者の視線が誘導されることになる。その結果、当接位置に移動された後に報知が開始されるカード取り忘れ警告よりも効果的に車内放置警告を報知することが可能である。
その後、エンディング期間が終了すると、初当たり用のエンディング演出および警告報知が終了される。これに伴い、特別図柄及び装飾図柄511の変動表示が開始される。変動演出が開始されると、図10(D)に例示されるように、メイン液晶5及びサブ液晶61,62に変動演出画像が表示される(タイミングE4、図9(A)参照)。なお、大当たり遊技の終了後には確変遊技状態または時短遊技状態に制御されるため、遊技者に右打ちを促す右打ち画像が大当たり遊技中に引き続きメイン液晶5に表示される。
なお、他の実施形態では、エンディング期間の開始に伴ってサブ液晶61,62の動作を開始させ、当接位置で当接するように配置された後に警告報知を開始してもよい。また、サブ液晶61,62を初期位置から動作させずに警告を報知してもよいし、当接位置まで移動させたサブ液晶61,62をエンディング期間が終了する前に初期位置に戻してもよい。これにより、メイン液晶5に表示されるエンディング演出画像の視認を妨げずに警告を報知できる。また、サブ液晶61,62を初期位置と当接位置との間まで動作させてもよいし、警告報知中には初期位置と当接位置との間でサブ液晶61,62を動作させ続けてもよい。
また、他の実施形態では、車内放置警告とカード取り忘れ警告とを同時に報知してもよい。この場合、メッセージ6111,6211を左サブ液晶61に表示させると共に、メッセージ6117,6217を右サブ液晶62に表示させることが一例として挙げられる。
本実施形態では、エンディング演出の実行開始と共に警告報知を開始した。他の実施形態では、エンディング演出の開始タイミングとは異なるタイミングで警告報知を開始してもよい。例えば、エンディング演出の終盤で警告報知が開始されてもよい。
[連チャン用のエンディング演出の具体例]
以下、図11を参照しつつ、連チャン用のエンディング演出の具体例について説明する。ここで、図11は、2連目以降の大当たり遊技中における演出の具体例について説明するための説明図である。
連チャンに係る大当たり遊技のラウンド遊技中には、初当たりと同様に、メイン液晶5及びサブ液晶61,62においてラウンド中演出画像が表示される(タイミングE5、図9(B)参照)。
なお、連チャンに係るラウンド中演出画像は、大当たり遊技の継続回数(連チャン数)を示す連チャン数画像を含む。ここで、連チャン数は、通常遊技状態中に大当たりに当選すると初期値0に「1」加算した値に更新され、確変遊技状態中または時短状態中(100回の特別図柄判定が行われる間)に大当たりに当選する毎に「1」加算した値に更新される変数である。なお、連チャン数は、時短遊技状態中に大当たりに当選することなく通常遊技状態に戻った場合には初期値0にリセットされる。例えば、1回目の大当たり遊技の終了後、確変遊技状態に制御されて大当たりに当選した場合、連チャン数は2である。連チャン数が2の状態において開始される大当たり遊技を、2連チャン目の大当たり遊技と呼ぶ。例えば、2連チャン目の大当たり遊技の終了後に確変遊技状態に制御されて大当たりに当選した場合、連チャン数は3であり、3連チャン目の大当たり遊技が行われる。3連チャン目の大当たり遊技の終了後に時短遊技状態に制御されて、100回の特別図柄判定が行われる間に大当たりに当選した場合、連チャン数は4であり、4連チャン目の大当たり遊技が行われる。これに対して、3連チャン目の大当たり遊技終了後の時短遊技状態中に大当たりに当選しなかった場合、連チャン数は0にリセットされる。なお、100回目の特別遊技判定の終了後には、パチンコ遊技機1の遊技状態が、時短遊技状態から通常遊技状態に移行される。
また、連チャンに係るラウンド中演出画像では、出玉数画像として、前回までの連チャンに係る大当たり遊技において遊技者に払い出された賞球数の累積数と、今回の大当たり遊技中に払い出しが指示された賞球数との合計賞球数が表示される。
なお、連チャン数が所定の条件を満たした場合に、当該連チャン数に応じた特定のラウンド中演出画像を表示させてもよい。例えば、連チャン数が20になった場合に表示が許可されるラウンド中演出画像を備えてもよい。
図11(A)には、2連チャン目の大当たり遊技において最終ラウンドに係る長開放ラウンド遊技が行われている様子が例示されている。このため、ラウンド画像として最終のラウンド遊技を示す「16R」の文字が表示されており、最終画像として「最終」の文字が表示されている。また、連チャン数画像として、2連チャン目であることを示す「BONUS×02」の文字が表示されている。さらに、出玉数画像として、初当たりに係る大当たり遊技において遊技者に払い出された合計賞球数と、2連チャン目の大当たり遊技が行われることによって払い出される賞球数との賞球数を示す「TOTAL 2268」の文字が表示されている。なお、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)は開放状態に維持されている。
最終のラウンド遊技が終了すると、第1大入賞口13及び第2大入賞口19が閉塞状態に維持される。そして、今回の大当たり遊技のエンディング期間に、メイン液晶5及びサブ液晶61,62において連チャン用のエンディング演出が開始され、メイン液晶5に連チャン用のエンディング演出画像が表示される(タイミングE6、図9(B)参照)。なお、図11(B)に例示されるように、連チャン用のエンディング演出画像は、上記連チャン数画像を含む。
その後、エンディング期間が終了すると、連チャン用のエンディング演出が終了される。これに伴い、特別図柄の変動表示が開始される。これに応じて装飾図柄511の変動演出が開始され、図11(C)に例示されるように、メイン液晶5及びサブ液晶61,62に変動演出画像が表示される(タイミングE7、図9(B)参照)。なお、初当たりと同様に、連チャンに係る大当たり遊技の終了後には確変遊技状態または時短遊技状態に制御されるため、右打ち画像が引き続きメイン液晶5に表示される。
本実施形態では、初当たり用のエンディング演出中に警告を報知し、連チャン用のエンディング演出中には警告を報知しない構成を採用している。これに対して、他の実施形態では、連チャン用のエンディング演出中にも警告を報知してもよい。例えば、初当たり用のエンディング演出中に車内放置警告を報知し、2連チャン目のエンディング演出中にカード取り忘れ警告を報知してもよい。これにより、エンディング期間が到来する毎に警告が報知されるため、各警告の報知を行う時間を長くすることができる。その結果、警告の報知効果を向上させることが可能である。
また、他の実施形態では、初当たり(又は連チャン)において、大当たり遊技の終了後に時短遊技状態に制御される場合には警告が報知され、大当たり遊技の終了後に確変遊技状態に制御される場合には警告が報知されないといった構成が採用されてもよい。これにより、遊技者がより遊技を終了或いは中断し易いタイミングで警告が報知できる。
[RTC演出における警告報知の流れ]
以下、図12及び図13を参照しつつ、RTC演出における警告報知の流れについて説明する。ここで、図12は、サブ液晶61,62を用いてRTC演出に伴って警告が報知される流れについて説明するための説明図である。
RTC演出中には、車内放置警告、のめりこみ警告、又は置き引き警告のうちいずれか1種類の警告が報知される(図4参照)。本実施形態では、RTC演出中に報知される警告の報知順序が予めループ状に定められている。例えば、RTC演出が実行される毎に警告が1種類ずつ報知され、且つ車内放置警告→のめりこみ警告→置き引き警告→車内放置警告→・・・の順で警告の内容が切り替えられる(図12(A)参照)。具体的には、例えば、電源供給開始後1回目のRTC演出中に車内放置警告が報知され、電源供給開始後2回目のRTC演出中にのめりこみ警告が報知される。そして、電源供給開始後3回目のRTC演出中に置き引き警告が報知され、電源供給開始後4回目のRTC演出中に車内放置警告が報知され、電源供給開始後5回目のRTC演出中にのめりこみ警告が報知される。
例えば、特別図柄の変動に応じて装飾図柄511の変動演出が開始されると、メイン液晶5及びサブ液晶61,62において変動演出画像が表示される(図12(B)参照)。電源供給開始時からの経過時間が所定の時間条件を満たすと(本実施形態では、90分のN倍(Nは自然数)の時間が経過)、RTC演出が開始されて、メイン液晶5及びサブ液晶61,62にRTC演出画像が表示される。
そして、RTC演出の開始から所定時間が経過すると、サブ液晶61,62において警告の報知が開始される。例えば、図12(B)に例示されるように、メイン液晶5では、RTC演出の開始から終了までRTC演出画像が表示されるのに対して、サブ液晶61,62では、RTC演出画像の表示が警告報知の画像にRTC演出中に切り替えられる。そして、RTC演出が終了すると警告報知も終了し、メイン液晶5及びサブ液晶61,62において変動演出画像が表示される。
ここで、車内放置警告等の警告は、遊技の進行に関係する情報ではない。この様な情報を同じタイミングで何度も報知すると、慣れが生じて遊技者が警告を意識しなくなる可能性や、RTC演出自体の興趣性を損なう可能性がある。このため、本実施形態では、RTC演出が実行される毎に異なる警告を報知させる構成を採用した。これにより、同じ警告の報知が繰り返されることで遊技者がその警告の報知に慣れてしまい、結果として警告の効果が低下してしまうのを効果的に抑制することが可能である。
[RTC演出における警告報知の具体例]
以下、図13を参照しつつ、RTC演出における警告報知の具体例について説明する。ここで、図13は、電源供給開始後1回目のRTC演出に伴ってサブ液晶61,62を用いて警告が報知される具体例について説明するための説明図である。
メイン液晶5において装飾図柄511の変動演出が実行されると、図13(A)に例示されるように、メイン液晶5及びサブ液晶61,62に変動演出画像が表示される(タイミングT1、図12参照)。なお、変動演出画像は、装飾図柄511の変動演出に係る背景画像を含む。
そして、電源供給開始後1回目のRTC演出の開始タイミングになると、図13(B)に例示するように、メイン液晶5において装飾図柄511が変動表示された状態のまま、メイン液晶5及びサブ液晶61,62にRTC演出画像が表示される(タイミングT2、図12参照)。RTC演出は、装飾図柄511の背景としてRTC演出に係る背景画像を表示させたり、スピーカ24から出力される演出音(例えば楽曲)をRTC演出に係る演出音に変更させたりする演出である。
その後、例えば、RTC演出の終盤において、1回目のRTC演出中に報知すると予め定められている車内放置警告が報知される(図13(C)参照)。図13(C)には、メイン液晶5におけるRTC演出画像の表示中および装飾図柄511の変動表示中に、メッセージ6111,6211がサブ液晶61,62に表示されて車内放置警告が報知されている様子が例示されている(タイミングT3、図12参照)。例えば、警告が報知される期間中には、RTC演出として、次回のRTC演出の予告(例えば、次回のRTC演出の内容、或いは次回のRTC演出の開始タイミング等の報知)を行ってもよい。
その後、RTC演出が終了すると警告の報知も終了し、図13(D)に例示されるように、メイン液晶5及びサブ液晶61,62において変動演出画像が表示される(タイミングT4、図12参照)。
なお、他の実施形態では、RTC演出中において、サブ液晶61,62を初期位置から動作させながら(又は動作させてから)警告を報知させてもよい。
また、他の実施形態では、複数のRTC演出と複数の警告とが予めひもづけられていてもよい。例えば、第1のRTC演出が行われる場合は車内放置警告が報知され、第2のRTC演出が行われる場合はのめりこみ警告が報知され、第3のRTC演出が行われる場合は置き引き警告が報知されてもよい。第1のRTC演出、第2のRTC演出、第3のRTC演出は、例えば、RTC演出画像及びスピーカ24から出力される演出音が相異なる演出でもよいし、RTC演出画像が同じでスピーカ24から出力される演出音が相異なる演出でもよい。
また、他の実施形態では、変動演出画像より表示領域が狭いRTC演出画像を変動演出画像に重畳させるように表示させてもよいし、RTC演出画像より表示領域が狭い変動演出画像をRTC演出画像に重畳させるように表示させてもよい。また、RTC演出中に、メイン液晶5にRTC演出画像を表示させ、サブ液晶61,62のいずれか一方または両方に変動演出画像又はRTC演出画像を表示させてもよい。また、メイン液晶5に変動演出画像を表示させ、サブ液晶61,62の両方にRTC演出画像を表示させてもよいし、サブ液晶61,62のいずれか1方に変動演出画像を表示させ、他方にRTC演出画像を表示させてもよい。
また、警告を報知させるタイミングはRTC演出の終盤(後半)に限らず、RTC演出中のどのタイミングでもよい。また、RTC演出の実行に先立って警告を報知してもよいし、RTC演出の終了に伴って警告の報知を開始してもよい。
以下、図4〜図13に基づいて上述した警告報知を実現するためのパチンコ遊技機1の内部構成やパチンコ遊技機1で行われる処理の一例について、詳細に説明する。
[パチンコ遊技機1の制御装置の構成]
遊技盤2の裏面側には、上皿28又は下皿29へと送り出される遊技球を溜めておく球タンクの他に、パチンコ遊技機1の動作を制御する制御装置が設けられている。図14に例示されるように、パチンコ遊技機1の制御装置は、各種判定やコマンドの送信といった遊技の進行を制御する遊技制御基板100、遊技制御基板100から受信したコマンドに基づいて演出を統括的に制御する演出制御基板130、画像や音による演出を制御する画像音響制御基板140、各種のランプやサブ液晶61,62の動作による演出を制御するランプ制御基板150等から構成されている。なお、制御装置の構成はこれに限定されるものではなく、例えば演出制御基板130、画像音響制御基板140、及びランプ制御基板150が1つの基板で構成されていてもよい。
[遊技制御基板100の構成例]
遊技制御基板100は、メインCPU101、メインROM102、及びメインRAM103を備えている。メインCPU101は、メインROM102に記憶されたプログラム等に基づいて、判定や払い出し賞球数に関連する各種の演算処理を行う。メインRAM103は、メインCPU101が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域又はデータ処理などの作業領域として使用される。
遊技制御基板100には、第1始動口スイッチ111、第2始動口スイッチ112、電動チューリップ制御部113、第1ゲートスイッチ114、第2ゲートスイッチ115、第1大入賞口スイッチ116、第2大入賞口スイッチ117、第1大入賞口制御部118、第2大入賞口制御部119、普通入賞口スイッチ120、及び表示器4を構成する各表示器41〜48が接続されている。
第1始動口スイッチ111は、第1始動口11に遊技球が入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。第2始動口スイッチ112は、第2始動口12に遊技球が入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。電動チューリップ制御部113は、遊技制御基板100からの制御信号に応じて、電動チューリップ17の一対の羽根部材に駆動伝達可能に連結された電動ソレノイドを作動させることによって、第2始動口12を開閉する。第1ゲートスイッチ114は、遊技球が第1ゲート15を通過したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。第2ゲートスイッチ115は、遊技球が第2ゲート16を通過したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。
第1大入賞口スイッチ116は、第1大入賞口13に遊技球が入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。第2大入賞口スイッチ117は、第2大入賞口19に遊技球が入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。第1大入賞口制御部118は、遊技制御基板100からの制御信号に基づいて、第1大入賞口13を閉塞するプレートに駆動伝達可能に連結された電動ソレノイドを作動させることによって、第1大入賞口13を開閉する。第2大入賞口制御部119は、遊技制御基板100からの制御信号に基づいて、第2大入賞口19を閉塞する羽根部材に駆動伝達可能に連結された電動ソレノイドを作動させることによって、第2大入賞口19を開閉する。普通入賞口スイッチ120は、遊技球が普通入賞口14に入賞したことを検知して、その検知信号を遊技制御基板100に出力する。
遊技制御基板100のメインCPU101は、第1始動口スイッチ111、第2始動口スイッチ112、第1大入賞口スイッチ116、第2大入賞口スイッチ117、又は普通入賞口スイッチ120からの検知信号が入力されると、遊技球が入賞した場所に応じた所定数の賞球の払い出しを払出制御基板(不図示)に指示し、払出制御基板からの情報に基づいて、払い出す賞球の個数を管理する。詳細な説明は省略するが、払出制御基板は、球タンクから遊技球を送り出す駆動モータを制御することによって、上皿28又は下皿29に遊技球を供給する。なお、本実施形態におけるパチンコ遊技機1は4つの普通入賞口14を有しているため、4つの普通入賞口スイッチ122を備えているが、図14においては、普通入賞口スイッチ122を1つだけ表記している。
メインCPU101は、第1始動口スイッチ111からの検知信号が入力されたタイミングで取得情報としての各種乱数を取得し、取得した乱数を用いて第1特別図柄判定を実行する。また、第2始動口スイッチ112からの検知信号が入力されたタイミングで取得情報としての各種乱数を取得し、取得した乱数を用いて第2特別図柄判定を実行する。そして、大当たりであると判定した場合には、第1大入賞口制御部118(又は第2大入賞口制御部119)を介して第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)を開閉する。
また、メインCPU101は、第1ゲートスイッチ114又は第2ゲートスイッチ115からの検知信号が入力されたタイミングで乱数を取得し、取得した乱数を用いて普通図柄判定を実行する。そして、第2始動口12を開放すると判定した場合、電動チューリップ制御部113を介して電動チューリップ17を作動させることによって、第2始動口12を一時的に開放する。
また、メインCPU101は、表示器4を構成する各表示器41〜48に図3に基づいて上述した処理を実行させる。
[演出制御基板130の構成例]
演出制御基板130は、サブCPU131、サブROM132、サブRAM133、及びRTC(リアルタイムクロック)134を備えている。サブCPU131は、サブROM132に記憶されたプログラムに基づいて、演出を制御する際の演算処理を行う。サブRAM133は、サブCPU131が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域又はデータ処理などの作業領域として使用される。RTC134は、現時点の日時(日付及び時刻)を計測する。
サブCPU131は、遊技制御基板100から送信される特別図柄判定や普通図柄判定、大当たり遊技等に関する遊技情報に基づいて演出内容を設定する。その際、ランプ制御基板150を介して受け付けた演出ボタン26又は演出キー27からの操作情報に応じた演出内容を設定する場合もある。サブCPU131は、設定した演出内容の演出の実行を指示するコマンドを画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信する。
[画像音響制御基板140の構成例]
図15は、画像音響制御基板140の構成例を示すブロック図である。画像音響制御基板140は、メイン液晶5及びサブ液晶61,62の画像表示制御と、スピーカ24の演出音出力制御とを行うものである。この画像音響制御基板140は、図15に例示されるように、統括CPU141、VDP(Video Display Processor)142、音響DSP(Digital Signal Processor)143、制御用ROM144、制御用RAM145、音響用ROM146、SDRAM147、CGROM148、及びVRAM149を備えている。
統括CPU141は、制御用ROM144に記憶されているプログラムやディスプレイリスト作成テーブルなどの各種テーブル、演出制御基板130から受信したコマンド等に基づいて、VDP142に対して、CGROM148に記憶されている画像データをメイン液晶5又はサブ液晶61,62に表示させる指示を行う。この指示は、主にディスプレイリストの出力によって行われる。
ここで、ディスプレイリストは、フレーム単位で描画の実行を指示するためのコマンド群で構成されており、描画する画像の種類、画像を描画する位置(座標)、表示の優先順位、表示倍率、回転角、透過率等の各種パラメータを含むものである。また、ディスプレイリスト作成テーブルは、このディスプレイリストを作成するために使用されるテーブルである。
統括CPU141は、音響DSP143に対しても、音響用ROM146に記憶されている音響データをスピーカ24から出力させる指示を行う。
制御用ROM144は、マスクROMで構成されており、統括CPU141の制御プログラム、ディスプレイリストを生成するためのディスプレイリスト生成プログラム、各種テーブル等が記憶されている。
制御用RAM145は、統括CPU141が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域又はデータ処理などの作業領域として使用される。
CGROM148は、特別図柄の変動表示に伴う変動演出や大当たり遊技に伴う演出などを実行するために必要な演出データを記憶するものである。このCGROM148は、フラッシュメモリ、EEPROM、EPROM、マスクROM等から構成され、所定範囲の画素(例えば32×32ピクセル)における画素情報の集まりからなるスプライトデータ(1枚の画像データ)、複数の画像データの集まりからなるムービーデータ等を圧縮して記憶している。なお、画素情報は、それぞれの画素毎に色番号を指定する色番号情報と画像の透明度を示すα値とから構成されている。また、CGROM148は、色番号を指定する色番号情報と実際に色を表示するための表示色情報とが対応づけられたパレットデータ等を圧縮せずに記憶している。
なお、CGROM148に記憶される画像データの一部のみを圧縮しておくようにしてもよい。また、ムービーデータの圧縮方法としては、MPEG4等の公知の種々の圧縮方式を用いることができる。
VRAM149は、画像データを高速に書き込んだり読み出したりすることができるSRAMで構成されており、ディスプレイリスト記憶領域1491、展開記憶領域1492、メイン液晶用フレームバッファ1493、左サブ液晶用フレームバッファ1494、右サブ液晶用フレームバッファ1495などを有して構成されている。
ディスプレイリスト記憶領域1491は、統括CPU141から出力されたディスプレイリストを一時的に記憶するものである。展開記憶領域1492は、CGROM148から読み出された後に伸長された画像データを記憶するものである。メイン液晶用フレームバッファ1493は、メイン液晶5に表示される画像データの描画及び表示のために用いられる。メイン液晶用フレームバッファ1493は、2つのバッファを備えるダブルバッファ方式のメモリであり、一方のバッファに記憶された画像データが表示のために出力されている間に他方のバッファに次の画像データが描画されることによって、画像データの描画と表示とが行われる。左サブ液晶用フレームバッファ1494は、左サブ液晶61に表示される画像データを描画して表示するための描画と表示に兼用されるフレームバッファである。右サブ液晶用フレームバッファ1495は、右サブ液晶62に表示される画像データを描画して表示するための描画と表示に兼用されるフレームバッファである。なお、他の実施形態においては、1つのフレームバッファを各サブ液晶61及び62で共用するようにしてもよい。
VDP142は、CGROM148に圧縮された状態で記憶されている画像データを伸長して、伸長した画像データを展開記憶領域1492に格納する。また、VDP142は、ディスプレイリスト記憶領域1491に記憶されたディスプレイリストに基づいて、展開記憶領域1492に格納した画像データを用いて、メイン液晶用フレームバッファ1493、左サブ液晶用フレームバッファ1494、及び右サブ液晶用フレームバッファ1495に対する描画処理を行う。また、VDP142は、VRAM149内の表示用フレームバッファに記憶された画像データから画像の色を示す映像信号としてのRGB信号を生成し、生成したRGB信号をメイン液晶5及びサブ液晶61,62に出力する。
音響DSP143には、楽曲や音声、効果音等に関する各種音響データを記憶する音響用ROM146と、音響DSP143によるデータ処理等の作業領域として使用されるSDRAM147と、アンプ1431が接続されている。音響DSP143は、統括CPU141からの指示に対応する音響データを音響用ROM146からSDRAM147に読み出してデータ処理を実行し、データ処理後の音響データを(アンプ1431を介して)スピーカ24に出力する。アンプ1431は、統括CPU141から音響DSP143を介して得られる音量に関する指示に従って音量を調整して音響データをスピーカ24に出力させる。
[ランプ制御基板150の構成例]
ランプ制御基板150は、ランプCPU151、ランプROM152、及びランプRAM153を備えている。ランプCPU151は、ランプROM152に記憶されたプログラムに基づいて、盤ランプ25、枠ランプ37、及びサブ液晶61,62の動作を制御する際の演算処理を行う。ランプRAM153は、ランプCPU151が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域又はデータ処理などの作業領域として使用される。
ランプROM152には、発光パターンデータ及び動作パターンデータが記憶されている。ここで、発光パターンデータは、盤ランプ25、枠ランプ37、及びボタンランプ261のそれぞれの発光パターンを示すデータである。動作パターンデータは、サブ液晶61,62の動作パターンを示すデータである。
ランプCPU151は、ランプROM152に記憶された発光パターンデータの中から、演出制御基板130から受信したコマンドに対応する発光パターンデータをランプRAM153に読み出して、盤ランプ25、枠ランプ37、又はボタンランプ261の発光を制御する。また、ランプCPU151は、ランプROM152に記憶された動作パターンデータの中から、演出制御基板130から受信したコマンドに対応する動作パターンデータをランプRAM153に読み出して、サブ液晶61,62を動作させる左サブ液晶用モータ611及び右サブ液晶用モータ621(図14参照)の駆動を制御する。
また、ランプCPU151は、演出ボタン26又は演出キー27からの操作情報の入力を受け付けて、その操作情報(操作コマンド)を演出制御基板130に送信する。
[遊技制御基板100によるタイマ割込み処理]
次に、図16を参照しつつ、遊技制御基板100において実行されるタイマ割込み処理について説明する。ここで、図16は、遊技制御基板100において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。遊技制御基板100は、電源供給開始時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、図16に例示されている一連の処理を一定時間(例えば4ミリ秒)毎に繰り返し実行する。なお、図16以降のフローチャートに基づいて説明する遊技制御基板100の処理は、メインROM102に記憶されているプログラムに基づいてメインCPU101が発行する命令に従って行われる。
まず、メインCPU101は、大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数、及び普通図柄乱数の各種乱数を更新する乱数更新処理を実行する(ステップS1)。
ここで、大当たり乱数は、大当たり又はハズレを決定するための乱数である。図柄乱数は、大当たりであると判定された場合に、大当たりの種類を決定するための乱数である。リーチ乱数は、ハズレであると判定された場合に、リーチ有りの演出を行うか或いはリーチ無しの演出を行うかを決定するための乱数である。変動パターン乱数は、特別図柄が変動表示される際の変動パターンを決定するための乱数である。普通図柄乱数は、第2始動口12を開放するか否かを決定するための乱数である。大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、変動パターン乱数、及び普通図柄乱数は、このステップS1の処理が行われる毎に「1」加算される。なお、このステップS1の処理を行うカウンタとしてはループカウンタが使用されており、各乱数は、予め設定された最大値に達した後は「0」に戻る。
ステップS1の処理に続いて、メインCPU101は、各スイッチからの検知信号が入力された場合に、スイッチ処理を実行する(ステップS2)。このスイッチ処理については、図17に基づいて後に詳述する。
ステップS2の処理に続いて、メインCPU101は、特別図柄判定を実行し、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に特別図柄を変動表示させてから特別図柄判定の判定結果を示す判定図柄を停止表示させる処理等を含む特別図柄処理を実行する(ステップS3)。この特別図柄処理については、図20に基づいて後に詳述する。
ステップS3の処理に続いて、メインCPU101は、普通図柄判定を実行し、普通図柄表示器45に普通図柄を変動表示させてから普通図柄判定の結果を示す普通図柄を停止表示させる処理等を含む普通図柄処理を実行する(ステップS4)。
ステップS4の処理に続いて、メインCPU101は、普通図柄判定を行った結果、第2始動口12を開放すると判定した場合に、電動チューリップ制御部113を介して電動チューリップ17を作動させる電動チューリップ処理を実行する(ステップS5)。
ステップS5の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS3において大当たりであると判定した場合に、第1大入賞口制御部118(又は第2大入賞口制御部119)を制御して第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)を開放する大入賞口開放制御処理を実行する(ステップS6)。この大入賞口開放制御処理については、図23に基づいて後に詳述する。
ステップS6の処理に続いて、メインCPU101は、遊技球の入賞に応じた賞球の払い出しを制御する賞球処理を実行する(ステップS7)。
ステップS7の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS7以前の処理ステップにおいてメインRAM103にセット(格納)された各種コマンドや演出内容を決定するために必要な情報を演出制御基板130に送信する送信処理を実行する(ステップS8)。
[遊技制御基板100によるスイッチ処理]
図17は、図16のステップS2におけるスイッチ処理の詳細フローチャートである。ステップS1の処理に続いて、メインCPU101は、図17に例示されるように、第1始動口スイッチ111からの検知信号の入力の有無を監視して、ステップS1の処理によって適宜更新される各種乱数(大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数)について、第1始動口スイッチ111からの検知信号が入力された時点の値を取得する処理等を含む第1始動口スイッチ処理を実行する(ステップS21)。この第1始動口スイッチ処理については、図18に基づいて後に詳述する。
次に、メインCPU101は、第2始動口スイッチ112からの検知信号の入力の有無を監視して、ステップS1の処理によって適宜更新される各種乱数について、第2始動口スイッチ112からの検知信号が入力された時点の値を取得する処理等を含む第2始動口スイッチ処理を実行する(ステップS22)。この第2始動口スイッチ処理については、図19に基づいて後に詳述する。
そして、メインCPU101は、第1ゲートスイッチ114又は第2ゲートスイッチ115からの検知信号の入力の有無を監視して、ステップS1の処理によって適宜更新される普通図柄乱数について、第1ゲートスイッチ114又は第2ゲートスイッチ115からの検知信号が入力された時点の値を取得するゲートスイッチ処理を実行する(ステップS23)。
[遊技制御基板100による第1始動口スイッチ処理]
図18は、図17のステップS21における第1始動口スイッチ処理の詳細フローチャートである。図18に例示されるように、メインCPU101は、ステップS1の乱数更新処理に続いて、第1始動口スイッチ111からの検知信号(具体的には第1始動口スイッチ111が「ON」になったことを示すON信号)が入力されたか否かに基づいて、第1始動口スイッチ111が「ON」になったか否かを判定する(ステップS210)。ここで、第1始動口スイッチ111が「ON」になったと判定した場合(ステップS210:YES)、メインRAM103に記憶されている第1特別図柄判定の保留数U1が、メインROM102に記憶されている第1特別図柄判定の最大保留数Umax1(本実施形態では「4」)未満であるか否かを判定する(ステップS211)。
メインCPU101は、保留数U1が最大保留数Umax1未満であると判定した場合(ステップS211:YES)、保留数U1の値を「1」加算した値に更新する(ステップS212)。
そして、メインCPU101は、第1特別図柄判定に使用する取得情報として、大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数を取得し、これらの乱数を対応付けてメインRAM103に格納する(ステップS213〜ステップS216)。
次に、メインCPU101は、メインRAM103に格納した取得情報に基づいて、この取得情報に基づいて第1特別図柄判定を実行すると共に第2特別図柄表示器42において特別図柄の変動表示を開始するのに先立って、後述する大当たり判定処理(図21参照)や変動パターン選択処理(図20参照)と同様の処理を行う事前判定処理を実行する(ステップS217)。なお、詳細な説明は省略するが、この事前判定処理は、通常遊技状態に比べて遊技者に有利な確変遊技状態や時短遊技状態のときには行われない。
そして、メインCPU101は、ステップS217の処理によって得られた事前判定結果を示す情報を含む保留コマンドをメインRAM103にセットする(ステップS218)。この保留コマンドは、第1特別図柄判定が保留されたことを通知するコマンドであって、ステップS8の送信処理によって演出制御基板130に送信される。
[遊技制御基板100による第2始動口スイッチ処理]
図19は、図17のステップS22における第2始動口スイッチ処理の詳細フローチャートである。図19に例示されるように、メインCPU101は、ステップS21の第1始動口スイッチ処理に続いて、第2始動口スイッチ112からの検知信号(具体的には第2始動口スイッチ112が「ON」になったことを示すON信号)が入力されたか否かに基づいて、第2始動口スイッチ112が「ON」になったか否かを判定する(ステップS220)。
メインCPU101は、第2始動口スイッチ112が「ON」になったと判定した場合(ステップS220:YES)、メインRAM103に記憶されている第2特別図柄判定の保留数U2が、メインROM102に記憶されている第2特別図柄判定の最大保留数Umax2(本実施形態では「4」)未満であるか否かを判定する(ステップS221)。
メインCPU101は、保留数U2が最大保留数Umax2未満であると判定した場合(ステップS221:YES)、保留数U2の値を「1」加算した値に更新する(ステップS222)。
そして、メインCPU101は、第2特別図柄判定に使用する取得情報として、大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数を取得し、これらの乱数を対応付けてメインRAM103に格納する(ステップS223〜ステップS226)。
次に、メインCPU101は、メインRAM103に格納した取得情報に基づいて、この取得情報に基づいて第2特別図柄判定を実行すると共に第2特別図柄表示器42において特別図柄の変動表示を開始するのに先立って、後述する大当たり判定処理(図21参照)や変動パターン選択処理(図20参照)と同様の処理を行う事前判定処理を実行する(ステップS227)。
そして、メインCPU101は、ステップS227の処理によって得られた事前判定結果を示す情報を含む保留コマンドをメインRAM103にセットする(ステップS228)。この保留コマンドは、第2特別図柄判定が保留されたことを通知するコマンドであって、ステップS8の送信処理によって演出制御基板130に送信される。
[遊技制御基板100による特別図柄処理]
次に、図20を参照しつつ、遊技制御基板100によって実行される特別図柄処理の詳細について説明する。ここで、図20は、図16のステップS3における特別図柄処理の詳細フローチャートである。図20に例示されるように、メインCPU101は、メインRAM103に記憶されている大当たり遊技フラグが「ON」に設定されているか否かに基づいて、大当たり遊技中であるか否かを判定する(ステップS301)。この大当たり遊技フラグは、大当たり遊技の実行中であるか否かを示すフラグであり、大当たり遊技の開始時に「ON」に設定され、大当たり遊技の終了時に「OFF」に設定される。ここで、大当たり遊技中であると判定された場合(ステップS301:YES)、ステップS4の普通図柄処理に処理が進められる。
メインCPU101は、大当たり遊技中ではないと判定した場合(ステップS301:NO)、特別図柄の変動表示中であるか否かを判定する(ステップS302)。ここで、特別図柄の変動表示中ではないと判定した場合(ステップS302:NO)、メインRAM103に記憶されている第2特別図柄判定の保留数U2が「1」以上であるか否かを判定する(ステップS303)。ここで、保留数U2が「1」以上であると判定した場合(ステップS303:YES)、保留数U2を「1」減算した値に更新する(ステップS304)。
メインCPU101は、保留数U2が「1」以上ではないと判定した場合(ステップS303:NO)、メインRAM103に記憶されている第1特別図柄判定の保留数U1が「1」以上であるか否かを判定する(ステップS305)。ここで、保留数U1が「1」以上であると判定した場合(ステップS305:YES)、メインCPU101は、保留数U1を「1」減算した値に更新する(ステップS306)。
ステップS304の処理又はステップS306の処理に続いて、メインCPU101は、メインRAM103の保留記憶領域に対するシフト処理を実行する(ステップS308)。メインRAM103には、特別図柄判定が実際に実行されるときにその特別図柄判定に使用される取得情報が記憶される判定用記憶領域と、保留されている特別図柄判定に関する取得情報を記憶する保留記憶領域とが設けられている。メインCPU101は、ステップS304の処理に続いてシフト処理を実行する場合には、第2特別図柄判定用の保留記憶領域に記憶されている最先の取得情報を判定用記憶領域にシフトさせると共に、残りの取得情報を判定用記憶領域側にシフトさせる。また、ステップS306の処理に続いてシフト処理を実行する場合には、第1特別図柄判定用の保留記憶領域に記憶されている最先の取得情報を判定用記憶領域にシフトさせると共に、残りの取得情報を判定用記憶領域側にシフトさせる。
ステップS308の処理に続いて、メインCPU101は、判定用記憶領域に記憶されている乱数に基づいて、大当たり判定処理を実行する(ステップS309)。この大当たり判定処理が実行されることによって、大当たりか否かが判定されると共に、大当たりであると判定された場合には大当たりの種類が決定される。そして、これらの処理の結果を示す特別図柄の設定情報がメインRAM103にセットされる。この大当たり判定処理については、図21に基づいて後に詳述する。
ステップS309の処理に続いて、メインCPU101は、特別図柄の変動パターンを選択する変動パターン選択処理を実行する(ステップS310)。具体的には、メインROM102に予め記憶されている変動パターンテーブルを参照して、ステップS309における大当たり判定処理の判定結果、メインRAM103にセットされた特別図柄の種類、現在の遊技状態、第1特別図柄判定の保留数U1、上記ステップS309の処理で使用した大当たり乱数と一緒に判定用記憶領域に記憶されているリーチ乱数及び変動パターン乱数に基づいて、特別図柄の変動パターンを選択する。このステップS310の処理が行われることによって、リーチ有り演出を行うか、或いはリーチ無し演出を行うかも併せて決定される。
ステップS310の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS309の処理で設定した特別図柄の設定情報、この特別図柄の設定情報が第1特別図柄判定に係るものであるか或いは第2特別図柄判定に係るものであるかを示す情報、ステップS310の処理で設定した変動パターンの設定情報、パチンコ遊技機1の遊技状態に関する情報等を含む変動開始コマンドをメインRAM103にセットする(ステップS311)。この変動開始コマンドは、特別図柄の変動表示に伴う変動演出の開始を指示するコマンドであって、ステップS8の送信処理によって演出制御基板130に送信される。
ステップS311の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS311の処理でセットした変動開始コマンドに含まれている変動パターンの設定情報に基づいて、特別図柄の変動表示を開始する(ステップS312)。その際、判定用記憶領域に第1特別図柄判定に係る取得情報(乱数)が記憶された状態でステップS309〜ステップS311の処理が行われた場合には第1特別図柄表示器41において特別図柄の変動表示が開始され、第2特別図柄判定に係る取得情報(乱数)が記憶された状態でステップS309〜ステップS311の処理が行われた場合には第2特別図柄表示器42において特別図柄の変動表示が開始される。
ステップS312の処理に続いて、メインCPU101は、メインRAM103に記憶されている客待ちフラグが「ON」に設定されているか否かを判定する(ステップS313)。この客待ちフラグは、パチンコ遊技機1が客待ち状態であるか否かを示すフラグであり、第1特別図柄判定の権利及び第2特別図柄判定の権利がいずれも保留されておらず、且つ特別図柄の変動表示が行われなくなったタイミングで「ON」に設定され、特別図柄の変動表示が再び開始されるときに「OFF」に設定される。
メインCPU101は、客待ちフラグが「ON」に設定されていると判定した場合(ステップS313:YES)、客待ちフラグを「OFF」に設定する(ステップS314)。そして、このステップS314の処理を実行した場合、又は客待ちフラグが「ON」に設定されていないと判定した場合(ステップS313:NO)、ステップS312における変動表示を開始してからの経過時間である変動時間の計測を開始する(ステップS315)。
メインCPU101は、ステップS315の処理を実行した場合、又は特別図柄の変動表示中であると判定した場合(ステップS302:YES)、ステップS315における変動時間の計測開始から、ステップS310の処理によって選択された変動パターンに対応する変動時間が経過したか否かを判定する(ステップS317)。ここで、変動時間が経過していないと判定された場合(ステップS317:NO)、ステップS4の普通図柄処理に処理が進められる。
メインCPU101は、変動時間が経過したと判定した場合(ステップS317:YES)、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄が停止表示されることを通知する図柄確定コマンドをメインRAM103にセットする(ステップS318)。この図柄確定コマンドは、ステップS8における送信処理によって演出制御基板130に送信される。これにより、メイン液晶5に変動表示されていた装飾図柄511を特別図柄判定の判定結果を示す態様で停止表示させる処理等が行われることになる。
ステップS318の処理に続いて、メインCPU101は、ステップS312の処理で開始した特別図柄の変動表示を終了させる(ステップS319)。具体的には、ステップS309の処理で設定した特別図柄(大当たり図柄又はハズレ図柄)を、変動表示させていた特別図柄表示器に停止表示させる。なお、この特別図柄の停止表示は、少なくとも所定の図柄確定時間(例えば1秒)が経過するまで継続される。
このように、メインCPU101は、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に特別図柄を変動表示させてから大当たり判定処理の判定結果を示す態様で第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に停止表示させる。
ステップS319の処理に続いて、メインCPU101は、上記ステップS315の処理で計測を開始した変動時間をリセットし(ステップS320)、大当たりである場合に大当たり遊技を開始させる処理等を含む停止中処理を実行する(ステップS321)。この停止中処理については、図22に基づいて後に詳述する。
メインCPU101は、保留数U1が「1」以上ではないと判定した場合(ステップS305:NO)、客待ちフラグが「ON」に設定されているか否かを判定する(ステップS323)。ここで、客待ちフラグが「ON」に設定されていると判定された場合(ステップS323:YES)、ステップS4の普通図柄処理に処理が進められる。
メインCPU101は、客待ちフラグが「ON」に設定されていないと判定した場合(ステップS323:NO)、パチンコ遊技機1が客待ち状態になったことを通知する客待ちコマンドをメインRAM103にセットし(ステップS324)、客待ちフラグを「ON」に設定する(ステップS325)。この客待ちコマンドは、ステップS8の送信処理によって演出制御基板130に送信される。
[遊技制御基板100による大当たり判定処理]
図21は、図20のステップS309における大当たり判定処理の詳細フローチャートである。メインCPU101は、判定用記憶領域に記憶された大当たり乱数に基づいて大当たり判定を実行する(ステップS3091)。具体的には、判定用記憶領域に記憶されている大当たり乱数が、予め設定された当選値と一致するか否かに基づいて、大当たりであるか否かを判定する。
このように、メインCPU101は、第1始動口11又は第2始動口12に遊技球が入賞したことを契機として取得された大当たり乱数等の取得情報が判定用記憶領域に記憶されるといった始動条件が成立すると、その大当たり乱数に基づいて、遊技者に有利な大当たり遊技を実行するか否かを判定する。
ステップS3091の処理に続いて、メインCPU101は、大当たり判定の結果が大当たりであるか否かを判断する(ステップS3092)。ここで、大当たりであると判断した場合(ステップS3092:YES)、メインROM102に記憶されている大当たり時の図柄決定テーブルを参照して大当たりの種類を決定する(ステップS3093)。
具体的には、ステップS3091の大当たり判定に使用された大当たり乱数と一緒に判定用記憶領域に記憶されている図柄乱数が第1特別図柄判定に係るものである場合には、その図柄乱数が、第1始動口入賞用の図柄決定テーブルに規定されているどの乱数値と一致するかに基づいて、大当たりの種類を決定する。一方、第2特別図柄判定に係るものである場合には、その図柄乱数が、第2始動口入賞用の図柄決定テーブルに規定されているどの乱数値と一致するかに基づいて、大当たりの種類を決定する。
そして、メインCPU101は、このようにして決定した大当たりの種類に応じた大当たり図柄の設定情報をメインRAM103にセットする(ステップS3094)。これにより、上記ステップS319の処理の際にここでセットされた大当たり図柄が第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に特別図柄として停止表示されて、その図柄に応じた大当たり遊技が行われることになる。
一方、メインCPU101は、大当たりではないと判断した場合(ステップS3092:NO)、ハズレ図柄の設定情報をメインRAM103にセットする(ステップS3095)。これにより、上記ステップS319の処理の際にここでセットされたハズレ図柄が第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器42に特別図柄として停止表示される。この場合、大当たり遊技は行われない。
[遊技制御基板100による停止中処理]
図22は、図20のステップS321における停止中処理の詳細フローチャートである。メインCPU101は、上記ステップS320の処理によって変動時間をリセットした後、図22に例示されるように、ステップS3092の処理と同様に、大当たりであるか否かを判断する(ステップS3211)。ここで、大当たりであると判断した場合(ステップS3211:YES)、メインRAM103に記憶されている大当たり遊技フラグを「ON」に設定する(ステップS3212)。
次に、メインCPU101は、メインRAM103に記憶されている時短遊技フラグ及び確変遊技フラグを「OFF」に設定する(ステップS3213)。ここで、時短遊技フラグは、第2始動口12に遊技球が入賞し易い状態に電動チューリップ17が制御される時短状態であるか否かを示すフラグである。確変遊技フラグは、特別図柄判定において大当たりであると判定される確率が相対的に高い高確率状態であるか否かを示すフラグである。
本実施形態におけるパチンコ遊技機1では、時短遊技フラグ及び確変遊技フラグの設定により遊技状態が制御される。すなわち、遊技状態を確変遊技状態に設定する場合には確変遊技フラグ及び時短遊技フラグの両方が「ON」に設定され、遊技状態を時短遊技状態に設定する場合には確変遊技フラグが「OFF」に設定されると共に時短遊技フラグが「ON」に設定され、遊技状態を通常遊技状態に設定する場合には確変遊技フラグ及び時短遊技フラグの両方が「OFF」に設定される。
ステップS3213の処理に続いて、メインCPU101は、大当たり遊技が開始されることを通知するためのオープニングコマンドをメインRAM103にセットする(ステップS3214)。このオープニングコマンドは、大当たりの種類、大当たり遊技に用いられる大入賞口を示す情報、大当たり遊技のラウンド数、大当たり遊技終了後に設定される遊技状態を示す情報等を含むものであり、ステップS8の送信処理によって演出制御基板130に送信される。
一方、メインCPU101は、大当たりではないと判断した場合(ステップS3211:NO)、時短遊技フラグが「ON」に設定されているか否かを判定する(ステップS3216)。ここで、時短遊技フラグが「ON」に設定されていると判定した場合(ステップS3216:YES)、メインRAM103に記憶されている時短遊技残余回数Jを「1」減算した値に更新する(ステップS3217)。この時短遊技残余回数Jは、時短状態で特別図柄判定が実行される残り回数を示すものである。
ステップS3197の処理に続いて、メインCPU101は、時短遊技残余回数Jが「0」であるか否かを判定する(ステップS218)。ここで、時短遊技残余回数Jが「0」であると判定した場合(ステップS3218:YES)、時短遊技フラグを「OFF」に設定する(ステップS3219)。
メインCPU101は、ステップS3219の処理を実行した場合、時短遊技フラグが「ON」ではないと判定した場合(ステップS3216:NO)、又は時短遊技残余回数Jが「0」ではないと判定した場合(ステップS3218:NO)、確変遊技フラグが「ON」に設定されているか否かを判定する(ステップS3221)。
メインCPU101は、確変遊技フラグが「ON」に設定されていると判定した場合(ステップS3221:YES)、メインRAM103に記憶されている高確率遊技残余回数Kを「1」減算した値に更新する(ステップS3222)。この高確率遊技残余回数Kは、高確率状態で特別図柄判定が実行される残り回数を示すものである。
ステップS3222の処理に続いて、メインCPU101は、高確率遊技残余回数Kが「0」であるか否かを判定する(ステップS3223)。ここで、高確率遊技残余回数Kが「0」であると判定した場合(ステップS3223:YES)、確変遊技フラグを「OFF」に設定する(ステップS3224)。
このステップS3224の処理が行われた場合、確変遊技フラグが「ON」ではないと判定された場合(ステップS3221:NO)、高確率遊技残余回数Kが「0」ではないと判定された場合(ステップS3223:NO)、又はステップS3214の処理が行われた場合、ステップS4の普通図柄処理に処理が進められる。
[遊技制御基板100による大入賞口開放制御処理]
以下、図23を参照しつつ、遊技制御基板100によって実行される大入賞口開放制御処理について説明する。この大入賞口制御処理は、メインROM102に記憶されている大当たり時の図柄決定テーブルに基づいて選択した大当たり遊技を実行する処理である。ここで、図23は、図16のステップS6における大入賞口開放制御処理の詳細フローチャートである。メインCPU101は、ステップS5の電動チューリップ処理に続いて、図23に例示されるように、大当たり遊技フラグが「ON」に設定されているか否かを判定する(ステップS601)。ここで、大当たり遊技フラグが「ON」に設定されていないと判定された場合(ステップS601:NO)、ステップS7の賞球処理に処理が進められる。
メインCPU101は、大当たり遊技フラグが「ON」に設定されていると判定した場合(ステップS601:YES)、例えばステップS3214(図22参照)の処理によって大当たり遊技に係るオープニングコマンドをセットしてからの経過時間が所定のオープニング時間に達したか否かに基づいて、大当たり遊技のオープニング中であるか否かを判定する(ステップS602)。ここで、オープニング中であると判定した場合(ステップS602:YES)、同じく経過時間が所定のオープニング時間に達したか否かに基づいて、オープニング時間が経過したか否かを判定する(ステップS603)。ここで、オープニング時間が経過していないと判定された場合(ステップS603:NO)、ステップS7の賞球処理に処理が進められる。
メインCPU101は、オープニング時間が経過したと判定した場合(ステップS603:YES)、大当たり遊技のラウンド数Rmax、第1大入賞口制御部118(又は第2大入賞口制御部119)の動作パターン等を設定して、その設定情報をメインRAM103に格納する(ステップS604)。このステップS604の処理が実行されることによって、ラウンドと次のラウンドとの間のインターバル時間、最終ラウンド終了後のエンディング時間等の大当たり遊技に関する各種時間も併せて設定される。また、本実施形態では、第1大入賞口13及び第2大入賞口19のどちらを用いて大当たり遊技を行うかも併せて設定される。このため、第1大入賞口13を用いると設定された場合には第1大入賞口制御部118の動作パターンが設定され、第2第入賞口19を用いると設定された場合には第2大入賞口制御部119の動作パターンが設定される。
ステップS604の処理に続いて、メインCPU101は、メインRAM103に記憶されている第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)への遊技球の入賞数Yをリセットし(ステップS605)、同じくメインRAM103に記憶されている大当たり中のラウンド数Rを「1」加算した値に更新する(ステップS606)。このラウンド数Rは、大当たり開始前は「0」に設定されており、ステップS606の処理が行われる毎に「1」加算される。
ステップS606の処理に続いて、メインCPU101は、大入賞口の開放制御を開始する(ステップS607)。その際、上記ステップS604の処理で今回の大当たり遊技に第1大入賞口13を用いると設定されている場合には、第1大入賞口制御部118に第1大入賞口13の開放制御を開始させる。また、今回の大当たり遊技に第2大入賞口19を用いると設定されている場合には、第2大入賞口制御部119に第2大入賞口19の開放制御を開始させる。
次に、メインCPU101は、この開放制御が開始されてからの経過時間である開放時間の計測を開始する(ステップS608)。そして、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)を開放するラウンド遊技が開始されたことを通知するラウンド開始コマンドをメインRAM103にセットする(ステップS609)。
メインCPU101は、大当たり遊技におけるオープニング中ではないと判定した場合(ステップS602:NO)、例えばメインRAM103に記憶されている現在の状態が大当たり遊技におけるどの時点であるかを示す情報に基づいて、最終ラウンド終了直後のエンディング中であるか否かを判定する(ステップS611)。ここで、エンディング中であると判定された場合(ステップS611:YES)、後述するステップS625に処理が進められる。
メインCPU101は、大当たり遊技におけるエンディング中ではないと判定した場合(ステップS611:NO)、例えばメインRAM103に記憶されている現在の状態が大当たり遊技におけるどの時点であるかを示す情報に基づいて、インターバル中(ラウンドと次のラウンドとの間)であるか否かを判定する(ステップS612)。ここで、インターバル中であると判定した場合(ステップS612:YES)、前回のラウンド遊技終了時に第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)が閉塞してから、ステップS604の処理によって設定されたインターバル時間が経過したか否かを判定する(ステップS613)。ここで、インターバル時間が経過したと判定された場合(ステップS613:YES)、次のラウンド遊技を開始するタイミングになっているため、上記ステップS605に処理が進められる。逆に、インターバル時間が経過していないと判定された場合(ステップS613:NO)、ステップS7の賞球処理に処理が進められる。
一方、メインCPU101は、インターバル中ではないと判定した場合(ステップS612:NO)、ラウンド遊技中であると判断して、大入賞口スイッチが「ON」になったか否かを判定する(ステップS614)。具体的には、第1大入賞口13を開放するラウンド遊技の実行中である場合には、第1大入賞口スイッチ116からの検知信号の有無に基づいて、第1大入賞口スイッチ116が「ON」になったか否かを判定する。また、第2大入賞口19を開放するラウンド遊技の実行中である場合には、第2大入賞口スイッチ117からの検知信号の有無に基づいて、第2大入賞口スイッチ117が「ON」になったか否かを判定する。
ここで、メインCPU101は、第1大入賞口スイッチ116(又は第2大入賞口スイッチ117)が「ON」になったと判定した場合(ステップS614:YES)、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)に1個の遊技球が入賞したと判断して、遊技球の入賞数Yを「1」加算した値に更新する(ステップS615)。
メインCPU101は、ステップS615の処理を実行した場合、ステップS609の処理を実行した場合、又は第1大入賞口スイッチ116(又は第2大入賞口スイッチ117)が「ON」ではないと判定した場合(ステップS614:NO)、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)の開放開始から規定開放時間が経過したか否かを判定する(ステップS616)。具体的には、上記ステップS608の処理によって計測が開始された開放時間が、メインROM102に記憶されている規定開放時間(例えばは29.5秒)に達したか否かを判定する。なお、突然確変大当たりに応じた短当たり遊技を実行する場合には、このステップS616の処理において、第1大入賞口13の開放時間が0.1秒に達したか否かを判定する。
メインCPU101は、規定開放時間が経過していないと判定した場合(ステップS616:NO)、メインRAM103に記憶されている今回のラウンド遊技における遊技球の入賞数Yが、メインROM102に記憶されている第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)の閉塞タイミングを規定する遊技球数Ymax(例えば「9」)と一致するか否かを判定する(ステップS617)。ここで、入賞数Yが遊技球数Ymaxと一致しないと判定された場合(ステップS617:NO)、ステップS7の賞球処理に処理が進められる。
一方、メインCPU101は、入賞数Yが遊技球数Ymaxと一致すると判定した場合(ステップS617:YES)、又は規定開放時間が経過したと判定した場合(ステップS616:YES)、第1大入賞口制御部118(又は第2大入賞口制御部119)にステップS607の処理で開始した第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)の開放制御を終了させる(ステップS618)。
ステップS618の処理に続いて、メインCPU101は、メインRAM103に記憶されている大当たり遊技の現在のラウンド数Rが、上記ステップS604の処理によって設定されたラウンド数Rmaxと一致するか否かを判定する(ステップS619)。ここで、ラウンド数Rがラウンド数Rmaxと一致しないと判定した場合(ステップS619:NO)、次のラウンド遊技の開始タイミングを制御するために、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)が閉塞されてからの経過時間であるインターバル時間の計測を開始する(ステップS620)。このステップS620の処理によって計測が開始されたインターバル時間は、上記ステップS613の処理に使用される。
一方、メインCPU101は、ラウンド数Rがラウンド数Rmaxと一致すると判定した場合(ステップS619:YES)、エンディング時間の計測を開始し(ステップS622)、メインRAM103に記憶されているラウンド数Rをリセットし(ステップS623)、エンディングコマンドをメインRAM103にセットする(ステップS624)。このエンディングコマンドは、最後のラウンド遊技が終了したことを通知するコマンドであり、ステップS8の送信処理によって演出制御基板130に送信される。なお、このエンディングコマンドは、大当たり遊技終了後の遊技状態に関する情報(遊技情報)を含む。
メインCPU101は、ステップS624の処理を実行した場合、又はエンディング中であると判定した場合(ステップS611:YES)、設定エンディング時間が経過したか否かを判定する(ステップS625)。具体的には、上記ステップS622の処理によって計測を開始したエンディング時間が、上記ステップS604の処理によって設定された設定エンディング時間に達したか否かを判定する。ここで、エンディング時間が経過していないと判定された場合(ステップS625:NO)、ステップS7の賞球処理に処理が進められる。
メインCPU101は、設定エンディング時間が経過したと判定した場合(ステップS625:YES)、大当たり遊技終了後のパチンコ遊技機1の遊技状態を設定する遊技状態設定処理を実行する(ステップS626)。この遊技状態設定処理については、図24に基づいて後に詳述する。
メインCPU101は、ステップS626の処理の後、大当たり遊技を終了させるために、大当たり遊技フラグを「OFF」に設定する(ステップS627)。
[遊技制御基板100による遊技状態設定処理]
図24は、図23のステップS626における遊技状態設定処理の詳細フローチャートである。メインCPU101は、設定エンディング時間が経過したと判定した場合(ステップS625:YES)、メインRAM103に記憶されている図柄の設定情報に基づいて、今回の大当たり遊技の契機となった大当たりが確変当たりであるか否かを判定する(ステップS6261)。ここで、確変当たりではないと判定された場合(ステップS6261:NO)、後述するステップS6266に処理が進められる。
メインCPU101は、確変当たりであると判定した場合(ステップS6261:YES)、メインRAM103に記憶されている確変遊技フラグを「ON」に設定し(ステップS6262)、同じくメインRAM103に記憶されている高確率遊技残余回数Kを「10000」に設定する(ステップS6263)。このステップS6263の処理が行われることにより、大当たり遊技が終了してから10000回の特別図柄判定が行われるまで大当たり判定に係る高確率状態が継続することになる。
ステップS6263の処理に続いて、メインCPU101は、メインRAM103に記憶されている時短遊技フラグを「ON」に設定し(ステップS6264)、同じくメインRAM103に記憶されている時短遊技残余回数Jを「10000」に設定する(ステップS6265)。このようにしてステップS6262〜ステップS6265の一連の処理が行われることによって、大当たり遊技が終了してから途中で大当たりが発生しなければ10000回の特別図柄判定が行われるまで確変遊技状態で遊技が制御されることになる。このため、実質的には、次回大当たりとなるまで確変遊技状態が継続することになる。
メインCPU101は、確変当たりではないと判定した場合(ステップS6261:NO)、時短遊技フラグを「ON」に設定し(ステップS6266)、時短遊技残余回数Jを「100」に設定する(ステップS6268)。
このようにしてステップS6266及びステップS6267の一連の処理が行われることによって、大当たり遊技が終了してから途中で大当たりが発生しなければ100回の特別図柄判定が行われるまで時短遊技状態で遊技が制御されることになる。
[演出制御基板130によるタイマ割込み処理]
パチンコ遊技機1の電源が投入されると、演出制御基板130のサブCPU131は、後述するタイマ割込み処理を行う周期であるCTC周期を設定する。そして、サブCPU131は、演出内容を決定するために用いられる演出乱数等を更新する乱数更新処理をCTC周期よりも短い所定周期で繰り返す。すなわち、サブCPU131は、パチンコ遊技機1が起動している間、所定周期で乱数更新処理を繰り返しつつ、CTC周期でタイマ割込み処理を繰り返す。
以下、図25を参照しつつ、演出制御基板130において実行されるタイマ割込み処理について説明する。ここで、図25は、演出制御基板130において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。サブCPU131は、遊技制御基板100で行われるタイマ割込み処理と同様に、図25に例示されている一連の処理を一定時間(例えば4ミリ秒)毎に繰り返し実行する。なお、図25以降のフローチャートに基づいて説明する演出制御基板130で行われる処理は、サブROM132に記憶されているプログラムに基づいてサブCPU131が発行する命令に従って行われる。
サブCPU131は、まず、遊技制御基板100からのコマンドに応じた処理を行うコマンド受信処理を実行する(ステップS10)。このコマンド受信処理については、図26に基づいて後に詳述する。
ステップS10の処理に続いて、サブCPU131は、送信処理を実行する(ステップS11)。具体的には、ステップS10の処理によってサブRAM133にセットされたコマンドを画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信する。このコマンド送信処理が行われることによって、画像表示や音声出力等による演出の実行が画像音響制御基板140に対して指示され、各種ランプの点灯やサブ液晶61,62の動作による演出の実行等がランプ制御基板150に対して指示される。
ステップS11の処理に続いて、サブCPU131は、データ転送処理を実行する(ステップS12)。具体的には、画像音響制御に関するデータが画像音響制御基板140から送信されるので、そのデータをランプ制御基板150に転送する。これにより、メイン液晶5、サブ液晶61,62及びスピーカ24によって行われている演出と同期するように、サブ液晶61,62の動作が制御されたり、盤ランプ25等の演出媒体による演出がランプ制御基板150によって制御されたりする。
[演出制御基板130によるコマンド受信処理]
図26は、図25のステップS10におけるコマンド受信処理の詳細フローチャートである。図26に例示されるように、サブCPU131は、まず、遊技制御基板100から送信されたコマンドを受信したか否かを判定する(ステップS101)。ここで、コマンドを受信していないと判定された場合(ステップS101:NO)、ステップS11に処理が進められる。
サブCPU131は、遊技制御基板100からのコマンドを受信したと判定した場合(ステップS101:YES)、そのコマンドがステップS218(図18参照)又はステップS228(図19参照)の処理に応じて遊技制御基板100から送信された保留コマンドであるか否かを判定する(ステップS102)。ここで、保留コマンドではないと判定された場合(ステップS102:NO)、後述するステップS104に処理が進められる。
サブCPU131は、受信したコマンドが保留コマンドであると判定した場合(ステップS102:YES)、アイコン表示コマンドをセットする(ステップS103)。このアイコン表示コマンドは、特別図柄が保留されていることを示す保留アイコンを、サブ液晶61に設けられた保留アイコン表示領域に表示する処理の実行を指示するコマンドである。なお、アイコン表示コマンドは、保留アイコンの表示態様に関する設定情報および入賞始動口情報を含む。ここで、入賞始動口情報は、大当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数、及び変動パターン乱数が、遊技球が第1始動口11に入賞したことを契機として取得されたのか、或いは遊技球が第2始動口12に入賞したことを契機として取得されたのかを示す情報である。このアイコン表示コマンドは、ステップS11の送信処理によって画像音響制御基板140に送信される。
サブCPU131は、受信したコマンドが保留コマンドではないと判定した場合(ステップS102:NO)、そのコマンドがステップS311(図20参照)の処理に応じて送信された変動開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS104)。ここで、受信したコマンドが変動開始コマンドではないと判定された場合(ステップS104:NO)、後述するステップS106に処理が進められる。
サブCPU131は、受信したコマンドが変動開始コマンドであると判定した場合(ステップS104:YES)、装飾図柄の変動表示を含む変動演出の開始を指示する変動演出開始コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS105)。この変動演出開始コマンドには、今回の特別図柄変動に伴う装飾図柄511の変動演出パターンや、予告演出の予告演出パターン等の変動演出及び予告演出に関する設定情報が含まれる。また、パチンコ遊技機1の遊技状態に関する情報が含まれる。
この変動演出開始コマンドは、ステップS11の送信処理によって画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信される。これにより、演出制御基板130において演出パターンが決定された装飾図柄511の変動演出や各種予告演出が、画像音響制御基板140及びランプ制御基板150によって実現されることになる。また、前回の変動演出開始コマンドに含まれる遊技状態に関する情報が時短遊技状態を示し、今回の変動演出開始コマンドに含まれる遊技状態に関する情報が通常遊技状態を示す場合、大当たり遊技の継続回数(連チャン数)を0にリセットする処理が画像音響制御基板140において行われる。
サブCPU131は、受信したコマンドが変動開始コマンドではないと判定した場合(ステップS104:NO)、そのコマンドがステップS318(図20参照)の処理に応じて遊技制御基板100から送信された図柄確定コマンドであるか否かを判定する(ステップS106)。サブCPU131は、図柄確定コマンドであると判定した場合(ステップS106:YES)、装飾図柄511の変動表示を終了して図柄変動開始時に実行された特別図柄判定の判定結果を示す装飾図柄511を停止表示する処理の実行を指示する変動演出終了コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS107)。
この変動演出終了コマンドがステップS11の処理によって画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信されることによって、第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)の判定結果を示す特別図柄が第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)に停止表示されるのに伴い、第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)の判定結果を示す装飾図柄511がメイン液晶5に停止表示されることになる。
サブCPU131は、受信したコマンドが図柄確定コマンドではないと判定した場合(ステップS106:NO)、そのコマンドが後述するステップS622(図33参照)の処理に応じてランプ制御基板150から送信された操作コマンドであるか否かを判定する(ステップS108)。サブCPU131は、受信したコマンドが操作コマンドであると判定した場合(ステップS108:YES)、操作されたことを通知する操作通知コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS109)。
この操作通知コマンドは、ステップS11の送信処理によって画像音響制御基板140に送信される。これにより、例えば、演出ボタン26又は演出キー27の操作に応じた処理が行われる。例えば、メイン液晶5において、カスタマイズ画像(図6(A)参照)の表示中に演出ボタン26が操作されると、パチンコ遊技機1の各種情報の設定に用いられるトップメニューが表示される。
サブCPU131は、受信したコマンドが操作コマンドではないと判定した場合(ステップS108:NO)、そのコマンドがステップS3214(図22参照)の処理に応じて遊技制御基板100から送信されたオープニングコマンドであるか否かを判定する(ステップS110)。サブCPU131は、オープニングコマンドであると判定した場合(ステップS110:YES)、オープニング演出の実行開始を指示するオープニング演出開始コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS111)。
オープニング演出開始コマンドは、オープニング演出パターンに関する設定情報を含む。このオープニング演出開始コマンドは、ステップS11の送信処理によって画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信される。これにより、例えば、メイン液晶5及びサブ液晶61,62においてオープニング演出を実行させる処理が画像音響制御基板140及びランプ制御基板150において行われる。また、連チャン数を1加算した値に更新する処理が画像音響制御基板140において行われる。
サブCPU131は、受信したコマンドがオープニングコマンドではないと判定した場合(ステップS110:NO)、そのコマンドがステップS609(図23参照)の処理に応じて遊技制御基板100から送信されたラウンド開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS112)。サブCPU131は、ラウンド開始コマンドであると判定した場合(ステップS112:YES)、所定のラウンド中演出の実行開始を指示するラウンド中演出開始コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS113)。なお、このラウンド中演出開始コマンドは、開始されるラウンド遊技が何ラウンド目のラウンド遊技であるかを示す情報を含む。
このラウンド中演出開始コマンドは、ステップS11の送信処理によって画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信される。これにより、例えば、現在行われているラウンド遊技のラウンド数を示すラウンド画像や、最終のラウンド遊技が行われていることを示す最終画像をメイン液晶5に表示させる処理が画像音響制御基板140において行われる(図11(A)参照)。
サブCPU131は、受信したコマンドがラウンド開始コマンドではないと判定した場合(ステップS112:NO)、そのコマンドがステップS624(図23参照)の処理に応じて遊技制御基板100から送信されたエンディングコマンドであるか否かを判定する(ステップS114)。サブCPU131は、エンディングコマンドであると判定した場合(ステップS114:YES)、エンディング演出の実行開始を指示するエンディング演出開始コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS115)。なお、このエンディング演出開始コマンドは、大当たり遊技終了後の遊技状態に関する情報(遊技情報)を含む。
このエンディング演出開始コマンドは、ステップS11の送信処理によって画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信される。これにより、例えば、大当たり遊技後の遊技状態を報知するエンディング演出画像がメイン液晶5に表示される処理が画像音響制御基板140において行われる(図10(B)、図11(B)参照)。
サブCPU131は、受信したコマンドがエンディングコマンドではないと判定した場合(ステップS114:NO)、客待ち演出の実行開始を指示する処理等を行う客待ちコマンド受信処理を実行する(ステップS116)。この客待ちコマンド受信処理については、図27に基づいて後に詳述する。
[演出制御基板130による客待ちコマンド受信処理]
図27は、図26のステップS116における客待ちコマンド受信処理の詳細フローチャートである。図27に例示されるように、サブCPU131は、まず、客待ち演出中であるか否かを判定する(ステップS1161)。具体的には、例えば、ステップS324(図20参照)の処理に応じて遊技制御基板100から送信された客待ちコマンドを受信してから客待ち演出を開始させた後に変動開始コマンドを受信したか否かに基づいて、客待ち演出中であるか否かを判定する。
サブCPU131は、客待ち演出中ではないと判定した場合(ステップS1161:NO)、遊技制御基板100から客待ちコマンドを受信したか否かを判定する(ステップS1162)。ここで、客待ちコマンドを受信したと判定した場合(ステップS1162:YES)、客待ちコマンドを受信してからの経過時間の計測を開始し(ステップS1163)、サブRAM133に記憶されている計測フラグを「ON」に設定する(ステップS1164)。この計測フラグは、客待ちコマンドを受信してからの経過時間の計測中であるか否かを示すフラグであり、経過時間の計測中は「ON」に設定され、計測中でなければ「OFF」に設定される。
サブCPU131は、客待ちコマンドを受信していないと判定した場合(ステップS1162:NO)、計測フラグが「ON」に設定されているか否かを判定する(ステップS1165)。ここで、計測フラグが「ON」に設定されていると判定した場合(ステップS1165:YES)、又はステップS1164の処理を実行した場合、客待ちコマンドを受信してから第1待機時間(例えば10秒、図5参照)が経過するタイミングであるか否かを判定する(ステップS1166)。具体的には、ステップS1163の処理で計測を開始した経過時間が、サブROM132に記憶されている第1待機時間と一致するか否かを判定する。
サブCPU131は、第1待機時間が経過するタイミングであると判定した場合(ステップS1166:YES)、サブCPU131は、カスタマイズ画像表示コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS1167)。
このカスタマイズ画像表示コマンドは、所定のカスタマイズ画像の表示を指示するコマンドであって、ステップS11の送信処理によって画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信される。これにより、メイン液晶5の下部領域においてカスタマイズ画像の表示が開始されることになる(図6(A)参照)。
サブCPU131は、第1待機時間が経過するタイミングではないと判定した場合(ステップS1166:NO)、客待ちコマンドを受信してから第2待機時間(例えば40秒、図5参照)が経過するタイミングであるか否かを判定する(ステップS1168)。具体的には、サブCPU131は、ステップS1166の処理と同様に、ステップS1163の処理で計測を開始した経過時間が、サブROM132に記憶されている第2待機時間と一致するか否かを判定する。
サブCPU131は、第2待機時間が経過するタイミングであると判定した場合(ステップS1168:YES)、サブCPU131は、計測フラグを「OFF」に設定し(ステップS1169)、経過時間をリセットする(ステップS1170)。そして、客待ち演出開始コマンドをサブRAM133にセットする(ステップS1171)。
この客待ち演出開始コマンドは、客待ち演出の開始を指示するコマンドであって、ステップS11の送信処理によって画像音響制御基板140及びランプ制御基板150に送信される。これにより、メイン液晶5を用いた客待ち演出が開始されることになり、メイン液晶5において社名ムービー画像が表示される(図6(B)参照)。また、これと共に、サブ液晶61,62において車内放置警告等の警告の表示が開始される。
[画像音響制御基板140によるタイマ割込み処理]
図28は、画像音響制御基板140において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。画像音響制御基板140は、電源供給開始時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、図28に例示されている一連の処理を一定時間(例えば33ミリ秒)毎に繰り返し実行する。図28に例示されるように、画像音響制御基板140の統括CPU141は、RTC134からRTC情報(現在日時を示す情報)を取得して、そのRTC情報を時間情報として制御用RAM145に格納する(ステップS500)。
次に、統括CPU141は、例えば画像音響制御基板140に対する電力供給が開始されたか否かを判断する(ステップS510)。統括CPU141は、電力供給が開始されたと判断した場合(ステップS510:YES)、電源供給が開始されてからの経過時間のカウントを開始する(ステップS520)。このステップS520の処理によってカウントが開始された経過時間を示す情報は、制御用RAM145に記憶され、画像音響制御基板140においてタイマ割込み処理が行われる毎に適宜更新される。
統括CPU141は、ステップS520の処理を実行した場合、又は電力供給が開始されていない(電力供給の開始タイミングではない)と判断した場合(ステップS510:NO)、RTC演出および警告報知の実行を制御する処理等を行うRTC演出制御処理を実行する(ステップS530)。このRTC演出制御処理については、図29に基づいて後に詳述する。
統括CPU141は、ステップS530の処理を実行した場合、変動演出または大当たり遊技に関する演出の実行を制御する処理等を行う通常演出制御処理を実行する(ステップS540)。ここで、通常演出は、特別図柄の変動表示に伴う変動演出や、大当たり遊技に伴う演出等を含むものである。なお、これらの通常演出は、RTC演出とは異なり、電源供給開始時からの経過時間が所定の時間条件を満たしたか否かに基づかずに実行される演出である。この通常演出制御処理については、図30に基づいて後に詳述する。
統括CPU141は、ステップS540の処理を実行した場合、データ送信制御処理を実行する(ステップS550)。具体的には、画像音響制御基板140において行われる画像音響制御に関するデータを演出制御基板130に送信する。
これに対して、演出制御基板130は、画像音響制御基板140から受信したデータをランプ制御基板150に転送する。これにより、メイン液晶5、サブ液晶61,62、及びスピーカ24によって行われる演出と同期するように、ランプ制御基板150によってサブ液晶61,62の動作などが制御されることになる。
[画像音響制御基板140によるRTC演出制御処理]
図29は、図28のステップS530におけるRTC演出制御処理の詳細フローチャートである。統括CPU141は、図29に例示されるように、RTC演出の開始タイミングであるか否かを判定する(ステップS5301)。具体的には、例えば、制御用ROM144には、90分のN倍(Nは自然数)という判定条件を示す情報が記憶されている。統括CPU141は、ステップS520の処理によってカウントが開始され、制御用RAM145に記憶された経過時間を示す情報が、上記判定条件を満たすか否かに基づいて、RTC演出の開始タイミングであるか否かを判定する(ステップS5301)。
統括CPU141は、RTC演出の開始タイミングであると判定した場合(ステップS5301:YES)、RTC演出を開始する(ステップS5302)。具体的には、例えば、統括CPU141は、制御用ROM144に記憶されているプログラムに基づいてRTC演出の実行を指示する制御信号を生成する。そして、生成した制御信号をVDP142及び音響DSP143に出力することによって、VDP142及び音響DSP143にRTC演出を開始させる。これにより、メイン液晶5及びサブ液晶61,62においてRTC演出画像(図13(B)参照)の表示が開始される。なお、VDP142に出力される制御信号は、具体的には、上述したディスプレイリストを含むものである。
統括CPU141は、ステップS5302の処理を実行した場合、又はRTC演出の開始タイミングではないと判定した場合(ステップS5301:NO)、警告報知の開始タイミングであるか否かを判定する(ステップS5303)。具体的には、例えば、統括CPU141は、RTC演出が開始されてからの経過時間をカウントする。このRTC演出が開始されてからの経過時間を示す情報は、制御用RAM145に記憶され、画像音響制御基板140においてタイマ割込み処理が行われる毎に適時更新される。統括CPU141は、上記制御用RAM145に記憶されている情報が示す経過時間が、制御用ROM144に予め記憶された所定の設定時間(例えば4分30秒)と一致するか否かに基づいて、警告報知の開始タイミングであるか否かを判定する。ここで、警告報知の開始タイミングではないと判定された場合(ステップS5303:NO)、ステップS540に処理が進められる。
なお、本実施形態では、RTC演出の後半(終盤近く、図12(B)参照)で警告の報知を開始する構成を採用しているため上記設定時間が4分30秒に設定されている場合について説明するが、この設定時間は、例えば、3分や4分45秒といった他の時間であってもよい。
統括CPU141は、警告報知の開始タイミングであると判定した場合(ステップS5303:YES)、後述するステップS5308の処理によって前回のRTC演出中に報知された警告の種類を示す情報が制御用RAM145に記憶されているか否かを判定する(ステップS5304)。ここで、本実施形態ではRTC演出が実行される毎に、車内放置警告、置き引き警告、又はのめりこみ警告のうちのいずれかの警告が1種類ずつ報知される(図4参照)。このため、前回のRTC演出中に報知された警告の種類を示す情報は、車内放置警告を示す情報、置き引き警告を示す情報、又はのめりこみ警告を示す情報のうちのいずれか1つの情報である。
統括CPU141は、前回のRTC演出中に報知された警告の種類を示す情報が制御用RAM145に記憶されていると判定した場合(ステップS5304:YES)、今回報知する警告の種類を特定する(ステップS5305)。具体的には、制御用ROM144には、RTC演出中に報知する警告の種類を示す情報(車内放置警告、のめりこみ警告、及び置き引き警告を示す情報)と、警告の報知順序を示す情報とが予め対応付けられて記憶されている。報知順序を示す情報は、図12(A)を参照しつつ上述したように、最初に車内放置警告、次にのめりこみ警告、その次に置き引き警告といった順番を示す情報である。統括CPU141は、前回のRTC演出中に報知された警告の種類を示す情報と、報知順序を示す情報とに基づいて、今回報知する警告の種類を特定する。そして、特定した警告の報知を開始する(ステップS5306)。これにより、RTC演出が実行される毎に、予め定められた報知順序で警告が1種類ずつ報知されることになる(図12(A)参照)。
統括CPU141は、前回のRTC演出中に報知された警告の種類を示す情報が制御用RAM145に記憶されていないと判定した場合(ステップS5304:NO)、すなわち、電源供給が開始されてから一度もRTC演出中の警告報知が行われていない場合、車内放置警告の報知を開始する(ステップS5307)。具体的には、電源供給開始から一度もRTC演出中の警告報知が行われていないことと、電源供給開始から一度もRTC演出が実行されていないこととは同義であるため、統括CPU141は、今回のRTC演出中に電源供給開始後1回目の警告報知を行うことになる。これに対して、予め定められた報知順序を示す情報には、最初に車内放置警告を報知することが定められている(図12(A)参照)。このため、統括CPU141は、制御用ROM144に記憶されている報知順序を示す情報を参照して、車内放置警告の報知を開始する。
統括CPU141は、ステップS5307の処理を実行した場合、又はステップS5306の処理を実行した場合、今回のRTC演出中に報知する警告の種類を示す情報を制御用RAM145に記憶する(ステップS5308)。
[画像音響制御基板140による通常演出制御処理]
図30及び図31は、図28のステップS540における通常演出制御処理の詳細フローチャートである。図30に例示されるように、統括CPU141は、まず、演出制御基板130から送信されたコマンドを受信したか否かを判定する(ステップS5401)。ここで、演出制御基板130からのコマンドを受信していないと判定された場合(ステップS5401:NO)、後述するステップS550に処理が進められる。
統括CPU141は、演出制御基板130からのコマンドを受信したと判定した場合(ステップS5401:YES)、そのコマンドがステップS105(図26参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信された変動演出開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS5402)。ここで、演出制御基板130から受信したコマンドが変動演出開始コマンドではないと判定された場合(ステップS5402:NO)、後述するステップS5406に処理が進められる。
統括CPU141は、演出制御基板130から受信したコマンドが変動演出開始コマンドであると判定した場合(ステップS5402:YES)、変動演出開始コマンドに含まれている変動演出及び予告演出に関する設定情報と、制御用ROM144に記憶されているプログラムとに基づいて制御信号を生成する。そして、生成した制御信号をVDP142及び音響DSP143に出力することによって、VDP142及び音響DSP143に変動演出を開始させる。これにより、メイン液晶5において装飾図柄511を変動表示させると共に、サブ液晶61,62においてこの演出と同期する変動演出画像を表示させる変動演出が開始されたり、変動演出中に各種の予告演出が行われたりすることになる。例えば、客待ち演出や客待ち状態中の警告報知が行われている状態でステップS5405の処理が行われた場合、これに伴って客待ち演出や警告報知が終了することになる。また、統括CPU141は、時短遊技状態から通常遊技状態への移行直後である場合、大当たり遊技の継続回数(連チャン数)を0にリセットして制御用RAM145に記憶する。具体的には、統括CPU141は、前回受信した変動演出開始コマンドに時短遊技情報に関する情報が含まれており、今回受信した変動演出開始コマンドに通常遊技状態に関する情報が含まれている場合に、連チャン数をリセットする。このステップS5405の処理が実行されると、ステップS550に処理が進められる。
なお、以下に説明する画像表示に関する各処理についても、演出制御基板130から受信したコマンド及び制御用ROM144に記憶されているプログラムに基づいて制御信号を生成し、生成した制御信号をVDP142及び音響DSP143に出力することによって実現される。また、VDP142に出力される制御信号は、具体的には、上述したディスプレイリストを含むものである。
統括CPU141は、受信したコマンドが変動演出開始コマンドではないと判定した場合(ステップS5402:NO)、受信したコマンドが、ステップS107(図26参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信された変動演出終了コマンドであるか否かを判定する(ステップS5406)。ここで、受信したコマンドが変動演出終了コマンドではないと判定された場合(ステップS5406:NO)、後述するステップS5408に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドが変動演出終了コマンドであると判定した場合(ステップS5406:YES)、実行中の変動演出を終了させる(ステップS5407)。具体的には、統括CPU141は、ステップS5405の処理によって開始させた変動演出の終了を指示する制御信号をVDP142及び音響DSP143に出力することによって、変動演出を終了させる。これにより、メイン液晶5において変動表示されている装飾図柄511が、特別図柄判定の判定結果を示す表示態様で停止表示される。このステップS5407の処理が実行されると、ステップS550に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドが変動演出終了コマンドではないと判定した場合(ステップS5406:NO)、受信したコマンドが、ステップS103(図26参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信されたアイコン表示コマンドであるか否かを判定する(ステップS5408)。ここで、受信したコマンドがアイコン表示コマンドではないと判定された場合(ステップS5408:NO)、後述するステップS5410に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドがアイコン表示コマンドであると判定した場合(ステップS5408:YES)、そのアイコン表示コマンドに含まれる設定情報が示す表示態様の保留アイコンを例えば左サブ液晶61に設けられた保留アイコン表示領域に新たに表示させるアイコン表示処理を実行する(ステップS5409)。このステップS5409の処理が実行されると、ステップS550に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドがアイコン表示コマンドではないと判定した場合(ステップS5408:NO)、図31に例示されるように、受信したコマンドがステップS109(図26参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信された操作通知コマンドであるか否かを判定する(ステップS5410)。ここで、受信したコマンドが操作通知コマンドではないと判定された場合(ステップS5410:NO)、後述するステップS5412に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドが操作通知コマンドであると判定した場合、遊技者による操作に応じた表示制御を実行する(ステップS5411)。例えば、カスタマイズ画像がメイン液晶5の下部領域に表示されている際に遊技者により演出キー27の上キーが操作されると、統括CPU141は、この操作に応じてパチンコ遊技機1の光量を多くする。このステップS5411の処理が実行されると、ステップS550に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドが操作通知コマンドではないと判定した場合(ステップS5410:NO)、受信したコマンドがステップS111(図26参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信されたオープニング演出開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS5412)。ここで、受信したコマンドがオープニング演出開始コマンドではないと判定された場合(ステップS5412:NO)、後述するステップS5414に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドがオープニング演出開始コマンドであると判定した場合(ステップS5412:YES)、オープニング演出を開始する(ステップS5413)。具体的には、統括CPU141は、そのオープニング演出開始コマンドに含まれる設定情報に基づいて、オープニング演出の実行を指示する制御信号を生成する。そして、生成した制御信号をVDP142及び音響DSP143に出力することによって、VDP142及び音響DSP143にオープニング演出を開始させる。これにより、メイン液晶5及びサブ液晶61,62においてオープニング演出が開始される。また、統括CPU141は、連チャン数を1加算した値に更新して制御用RAM145に記憶する。このステップS5413の処理が実行されると、ステップS550に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドがオープニング演出開始コマンドではないと判定した場合(ステップS5412:NO)、受信したコマンドがステップS113(図26参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信されたラウンド中演出開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS5412)。ここで、受信したコマンドがラウンド中演出開始コマンドではないと判定された場合(ステップS5414:NO)、後述するステップS5416に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドがラウンド中演出開始コマンドであると判定した場合(ステップS5414:YES)、所定のラウンド中演出を開始する(ステップS5415)。具体的には、統括CPU141は、ラウンド中演出開始コマンドに含まれる情報に基づいて、現在行われているラウンド遊技のラウンド数を示すラウンド画像、最終のラウンド遊技が行われていることを示す最終画像、及び出玉数画像等を含むラウンド中演出画像(図10(A)参照)をメイン液晶5及びサブ液晶61,62に表示させるための描画指示をVDP142に出力する。なお、統括CPU141は、制御用RAM145に記憶された連チャン数が2以上である場合には、連チャン数画像を含む連チャンに係るラウンド中演出画像(図11(A)参照)の描画指示を出力する。これにより、現在行われている大当たり遊技に係る連チャン数、及び現在行われているラウンド遊技のラウンド数に応じたラウンド中演出画像がメイン液晶5及びサブ液晶61,62に表示される。このステップS5415の処理が実行されると、ステップS550に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドがラウンド中演出開始コマンドではないと判定した場合(ステップS5414:NO)、受信したコマンドがステップS115(図26参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信されたエンディング演出開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS5416)。ここで、受信したコマンドがエンディング演出開始コマンドではないと判定された場合(ステップS5416:NO)、後述するステップS5420に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドがエンディング演出開始コマンドであると判定した場合(ステップS5416:YES)、制御用RAM145に記憶された連チャン数に基づいて、今回の大当たりが初当たりであるか否かを判定する(ステップS5417)。具体的には、統括CPU141は、連チャン数が1である場合には初当たりと判定し、連チャン数が2以上である場合には初当たりではないと判定する。
統括CPU141は、初当たりであると判定した場合(ステップS5417:YES)、エンディング演出開始コマンドに含まれる大当たり遊技終了後の遊技状態に関する情報に基づいて、大当たり遊技終了後の遊技状態を報知する初当たり用のエンディング演出および警告報知を開始する(ステップS5418)。具体的には、例えば、統括CPU141は、エンディング演出が開始されてからの経過時間をカウントする。このエンディング演出が開始されてからの経過時間を示す情報は、制御用RAM145に記憶され、画像音響制御基板140においてタイマ割込み処理が行われる毎に適時更新される。統括CPU141は、エンディング期間の開始から終了に亘って初当たり用のエンディング演出画像(図10(B)参照)をメイン液晶5に表示させるための描画指示をVDP142に出力する。また、統括CPU141は、上記制御用RAM145に記憶されている情報が示す経過時間が、制御用ROM144に予め記憶された所定の設定時間(例えば4秒)が経過するまで車内放置警告(メッセージ6111,6211、図10(B)参照)をサブ液晶61,62に表示させるための描画指示をVDP142に出力する。これにより、メイン液晶5における初当たり用のエンディング演出画像の表示中に、サブ液晶61,62に車内放置警告が表示される。そして、上記制御用RAM145に記憶されている情報が示す経過時間が、制御用ROM144に予め記憶された所定の設定時間を経過すると、統括CPU141は、カード取り忘れ警告(メッセージ6117,6217図10(C)参照)をサブ液晶61,62に表示させるための描画指示をVDP142に出力する。これにより、メイン液晶5における初当たり用のエンディング演出画像の表示中に、車内放置警告に続いてカード取り忘れ警告がサブ液晶61,62に表示されることになる(図9(A)参照)。
なお、本実施形態では、エンディング演出中に、車内放置警告に続いてカード取り忘れ警告の報知を開始する構成を採用しているため上記設定時間が4秒に設定されている場合について説明するが、この設定時間は、例えば、3秒や15秒といった他の時間であってもよい。
一方、統括CPU141は、初当たりではないと判定した場合(ステップS5417:NO)、連チャン用のエンディング演出を開始する(ステップS5419)。具体的には、統括CPU141は、エンディング期間の開始から終了に亘って連チャン用のエンディング演出画像(図11(B)参照)をメイン液晶5及びサブ液晶61,62に表示させるための描画指示をVDP142に出力する。これにより、連チャン数を示す連チャン数画像を含むエンディング演出画像がエンディング演出中に亘ってメイン液晶5及びサブ液晶61,62に表示される(図9(B)参照)。ステップS5419の処理が実行された場合、又はステップS5418の処理が実行された場合、ステップS550に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドがエンディング演出開始コマンドではないと判定した場合(ステップS5416:NO)、受信したコマンドがステップS1167(図27参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信されたカスタマイズ画像表示コマンドであるか否かを判定する(ステップS5420)。ここで、受信したコマンドがカスタマイズ画像表示コマンドではないと判定された場合(ステップS5420:NO)、後述するステップS5422に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドがカスタマイズ画像表示コマンドであると判定した場合(ステップS5420:YES)、メイン液晶5において所定のカスタマイズ画像(図6(A)参照)の表示を開始する(ステップS5421)。なお、カスタマイズ画像とメニュー画面(図7(C)参照)との機能は共通するため、メイン液晶5にメニュー画面が表示されている間はカスタマイズ画像の表示がされない(図5参照)。このステップS5421の処理が実行されると、ステップS550に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドがカスタマイズ画像表示コマンドではないと判定した場合(ステップS5421:NO)、受信したコマンドがステップS1171(図27参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信された客待ち演出開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS5422)。ここで、受信したコマンドが客待ち演出開始コマンドではないと判定された場合(ステップS5422:NO)、ステップS550に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドが客待ち演出開始コマンドであると判定した場合(ステップS5422:YES)、客待ち演出および警告報知を開始する(ステップS5423)。具体的には、統括CPU141は、客待ち状態中に亘って、メイン液晶5及びサブ液晶61,62において通常画面(図6(A)参照)を表示させるための描画指示をVDP142に出力する。統括CPU141は、客待ち演出および警告報知の開始タイミングになると、例えば、客待ち演出として、メイン液晶5において社名ムービー画像(図6(B)参照)、デモムービー画像(図6(C)参照)、メニュー画面(図7(C)参照)の順で経時的に画像を切り替えながら表示させるための描画指示をVDP142に出力する。また、統括CPU141は、客待ち演出が終了した後から所定時間(例えば15秒)が経過すると、再度客待ち演出を開始する。これにより、客待ち演出が行われている間は客待ち演出に係る上記画像がメイン液晶5に表示され(図6(B)参照)、客待ち演出が行われていない間は通常画面がメイン液晶5に表示される(図8(B)参照)。また、統括CPU141は、客待ち演出および警告報知の開始タイミングになると、例えば、サブ液晶61,62に車内放置警告→のめりこみ警告→18禁警告→攻略法詐欺警告→マナー喚起警告→置き引き警告→車内放置警告→・・・の順で経時的に警告を切り替えながら繰り返し表示させるための描画指示をVDP142に出力する(図5参照)。これにより、客待ち演出および警告報知の開始タイミングになってから客待ち状態による制御が終了するまで、サブ液晶61,62には上記6種類の警告が切り替わりながらループして表示されることになる(図6〜8参照)。
[ランプ制御基板150によるタイマ割込み処理]
次に、図32を参照しつつ、ランプ制御基板150において実行されるタイマ割込み処理について説明する。ここで、図32は、ランプ制御基板150において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。ランプ制御基板150は、電源供給開始時や電源断時等の特殊な場合を除く通常の動作時において、演出制御基板130からのコマンド、及び演出制御基板130を介して画像音響制御基板140から送信される画像音響制御に関するデータに基づいて、図32に例示されている一連の処理を一定時間毎に繰り返し実行する。
ランプ制御基板150のランプCPU151は、まず、演出制御基板130を介して画像音響制御基板140から送信された画像音響制御に関するデータを受信するデータ受信処理を実行する(ステップS901)。ランプCPU151は、このステップS901の処理によって受信した画像音響制御に関するデータに基づいて、メイン液晶5やサブ液晶61,62、スピーカ24による演出と同期するように、各種演出手段を制御する。
ステップS901の処理に続いて、ランプCPU151は、演出制御基板130から送信されたコマンドを受信したか否かを判定する(ステップS902)。ここで、演出制御基板130からのコマンドを受信していないと判定された場合(ステップS902:NO)、後述するステップS917に処理が進められる。
ランプCPU151は、演出制御基板130からのコマンドを受信したと判定した場合(ステップS902:YES)、そのコマンドが、ステップS105(図26参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信された変動演出開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS903)。ここで、受信したコマンドが変動演出開始コマンドではないと判定された場合(ステップS903:NO)、後述するステップS908に処理が進められる。
ランプCPU151は、受信したコマンドが変動演出開始コマンドであると判定した場合(ステップS903:YES)、受信した変動演出開始コマンドに対応する発光パターンデータをランプROM152から読み出してランプRAM153にセットすることにより、盤ランプ25、枠ランプ37などの各発光素子の発光パターンを設定する(ステップS904)。そして、セットした発光パターンデータに基づいて、これらの発光素子の発光制御を開始する(ステップS905)。
ステップS905の処理に続いて、ランプCPU151は、受信した変動開始コマンドに含まれている変動演出パターンを示す情報に基づいて、変動演出に係るサブ液晶61,62の動作が必要であるか否かを判断する(ステップS906)。変動演出に係るサブ液晶61,62の動作が必要ではないと判断された場合(ステップS906:NO)、ステップS917に処理が進められる。
ランプCPU151は、変動演出に係るサブ液晶61,62の動作が必要であると判断した場合(ステップS906:YES)、そのサブ液晶61,62の動作設定情報をランプRAM153にセットする(ステップS907)。具体的には、変動演出開始コマンドに含まれている変動演出パターンを示す情報に基づいてサブ液晶61,62の動作パターンと動作開始タイミングとを特定し、これらに関する情報を動作設定情報としてランプRAM153にセットする。このステップS907の処理が実行された場合、ステップS917に処理が進められる。
ランプCPU151は、受信したコマンドが変動演出開始コマンドではないと判定した場合(ステップS903:NO)、受信したコマンドが、ステップS107(図26参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信された変動演出終了コマンドであるか否かを判定する(ステップS908)。ここで、受信したコマンドが変動演出終了コマンドではないと判定された場合(ステップS908:NO)、後述するステップS910に処理が進められる。
ランプCPU151は、受信したコマンドが変動演出終了コマンドであると判定した場合(ステップS908:YES)、ステップS905の処理で開始した発光制御を終了する(ステップS909)。このステップS909の処理が実行された場合、ステップS917に処理が進められる。
統括CPU141は、受信したコマンドが変動演出終了コマンドではないと判定した場合(ステップS908:NO)、受信したコマンドがステップS111(図26参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信されたオープニング演出開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS910)。ランプCPU151は、受信したコマンドがオープニング演出開始コマンドではないと判定した場合(ステップS910:NO)、受信したコマンドがステップS113(図26参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信されたラウンド中演出開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS911)。ここで、受信したコマンドがラウンド中演出開始コマンドではないと判定された場合(ステップS911:NO)、後述するステップS913に処理が進められる。
ランプCPU151は、受信したコマンドが、オープニング演出開始コマンドであると判定した場合(ステップS910:YES)、又はラウンド中演出開始コマンドであると判定した場合(ステップS911:YES)、これらのコマンドに含まれる情報に応じて各種設定情報をセットする。例えば、ラウンド中演出開始コマンドに含まれているラウンド中演出に関する情報に基づいてサブ液晶61,62の動作が必要であると判断した場合、そのサブ液晶61,62の動作パターンと動作開始タイミングとを特定する。そして、これらに関する情報を動作設定情報としてランプRAM153にセットする。また、ラウンド中演出開始コマンドに含まれているラウンド中演出に関する情報に基づいて、盤ランプ25などの各発光素子の発光パターンを設定する。このステップS912の処理が実行された場合、ステップS917に処理が進められる。
ランプCPU151は、受信したコマンドがラウンド中演出開始コマンドではないと判定した場合(ステップS911:NO)、受信したコマンドがステップS115(図26参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信されたエンディング演出開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS913)。ここで、ランプCPU151は、受信したコマンドがエンディング演出開始コマンドではないと判定した場合(ステップS913:NO)、その他のコマンドに応じた処理を実行する(ステップS916)。
ランプCPU151は、受信したコマンドがエンディング演出開始コマンドであると判定した場合(ステップS913:YES)、エンディング演出開始コマンドに含まれる大当たり遊技の継続回数(連チャン数)に関する情報に基づいて、今回の大当たりが初当たりであるか否かを判定する(ステップS914)。ここで、今回の大当たりが初当たりではないと判定された場合(ステップS914:NO)、後述するステップS917に処理が進められる。
ランプCPU151は、今回の大当たりが初当たりであると判定した場合(ステップS914:YES)、警告報知用のサブ液晶61,62の動作設定情報をランプROM152から読み出してランプRAM153にセットする(ステップS915)。具体的には、ランプCPU151は、車内放置警告(メッセージ6111,6211)が画像音響制御基板140の統括CPU141によってサブ液晶61,62に表示されるのと同期するようにサブ液晶61,62を初期位置から当接位置へと動作させるための動作パターン及び動作タイミングとをランプRAM153にセットする。これにより、サブ液晶61,62に車内警告報知が表示されるのと同期するようにサブ液晶61,62が初期位置から当接位置へと動作される(図10(B)参照)。また、サブ液晶61,62が当接位置に維持された状態で車内放置警告に続いてカード取り忘れ警告が報知される(図10(C)参照)。
ランプCPU151は、以下の8つのうちの何れかの処理を実行した場合、サブ液晶61,62の動作開始タイミングであるか否かを判断する(ステップS917)。すなわち、ステップS915の処理を実行した場合、コマンドを受信していないと判定した場合(ステップS902:NO)、又は変動演出に係るサブ液晶61,62の動作は必要でないと判断した場合(ステップS906:NO)に、サブ液晶61,62の動作開始タイミングであるか否かを判断する。また、ステップS907の処理を実行した場合、ステップS909の処理を実行した場合、ステップS912の処理を実行した場合、今回の大当たりが初当たりではないと判定した場合(ステップS914:NO)、又はステップS916の処理を実行した場合に、サブ液晶61,62の動作開始タイミングであるか否かを判断する。
具体的には、ランプCPU151は、ステップS907又はステップS915の処理によって、サブ液晶61,62の動作パターンと、サブ液晶61,62の動作開始タイミングとを示す情報とが対応付けられたサブ液晶61,62の設定情報をランプRAM153に記憶する。ランプCPU151は、ステップS901の処理で受信した画像音響制御に関するデータに基づいて、その設定情報が示す動作開始タイミングであるか否かを判断する。ここで、動作開始タイミングであると判断した場合(ステップS917:YES)、サブ液晶61,62の動作制御を開始する(ステップS918)。例えば、エンディング演出中における警告報知の場合、ランプCPU151は、画像音響制御に関するデータに基づいて、サブ液晶61,62に車内放置警告(メッセージ6111,6211)の表示が開始されるタイミングであるか否かを判断する。そして、ランプCPU151は、そのタイミングであると判断した場合に、初期位置から当接位置にサブ液晶61,62を移動させる動作制御を開始する。
ランプCPU151は、ステップS918の処理を実行した場合、又はサブ液晶61,62の動作開始タイミングではないと判定した場合(ステップS917:NO)、演出ボタン26(又は演出キー27)が操作されたか否かを判定する(ステップS919)。具体的には、演出ボタン26の操作を検知するセンサからの検知信号(又は演出キー27の各キーの操作を検知するセンサからの検知信号)が入力されたか否かに基づいて、演出ボタン26(又は演出キー27のいずれかのキー)が操作されたか否かを判定する。
ランプCPU151は、演出ボタン26(又は演出キー27)が操作されたと判定した場合(ステップS919:YES)、その旨を通知する操作コマンドを演出制御基板130に送信する(ステップS920)。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態によれば、客待ち状態中に制御されてから第2待機時間が経過した際に(図5参照)、メッセージ6111,6211等をサブ液晶61,62に表示させることで、車内放置警告、18禁警告、攻略法詐欺警告、置き引き警告、のめりこみ警告、及びマナー喚起警告が報知される(図4、図6〜8参照)。このように、遊技者がパチンコ遊技機1での遊技を開始(或いは再開)する際、すなわち遊技者が席を離れ易いタイミングで警告が報知されるので、警告を効果的に報知することが可能である。
また、客待ち状態中には遊技の進行に直接関係する情報が報知されていない。このため、遊技の進行に直接関係する情報の報知を妨げることなく、警告を報知することができる。
また、本実施形態によれば、初当たり用のエンディング演出が開始されてメイン液晶5にエンディング演出画像が表示されると共に、メッセージ6111,6211等をサブ液晶61,62に表示させることで、車内放置警告及びカード取り忘れ警告が報知される(図4、図10(B)及び(C)参照)。
(車内放置警告について)
大当たり遊技のラウンド遊技中は、大量の賞球を得る機会であるため、その賞球を逃さないようにという思いから遊技者は離席し難い。また、ラウンド遊技中には、賞球を得るということに遊技者の意識が向いているため、ラウンド遊技中に警告を報知しても効果的な報知にならない可能性が高い。このため、大当たり遊技の最終のラウンド遊技が終了した直後に車内放置警告を行うことによって、遊技者が離席し易いタイミングで効果的な報知を行うことが可能になる。
(カード取り忘れ警告について)
大当たり遊技のラウンド遊技中は、上記のように大量の賞球を得る機会であるため、仮に遊技者が離席するとすれば、最終のラウンド遊技が終了した直後である。ここで、ラウンド遊技中には、賞球を得るということに遊技者の意識が向いているため、ラウンド遊技中にカード取り忘れ警告を報知しても効果的な報知にならない可能性が高い。また、大当たり遊技が終了した後にカード取り忘れ警告を報知しても、遊技者が既に離席してしまっている可能性があるため、効果的な報知にならない可能性が高い。このため、大当たり遊技のエンディング期間中にカード取り忘れ警告を報知することによって、遊技者が離席する可能性が高いタイミングで効果的な報知を行うことが可能になる。
また、本実施形態によれば、RTC演出中にメッセージ6111,6211等をサブ液晶61,62に表示させることで、車内放置警告、置き引き警告、又はのめりこみ警告が報知される(図4、図13(C)参照)。このため、電源供給開始時からの経過時間が所定の条件を満たしたタイミングで定期的に警告を報知できる。例えば、客待ち状態のときにのみ警告が報知される構成では、遊技者が例えば10時間遊技を継続した場合、前回の警告報知から今回の警告報知まで10時間空いてしまうことになるため、効果的な報知にならない可能性が高いという問題が生じる。にRTC演出中に警告を報知することで定期的に警告されるため、この問題を解消することができる。さらに、同じ島に設置された全てのパチンコ遊技機1において一斉同じタイミングで警告報知を開始することが可能である。この場合、一斉に同じタイミングで警告が開始されるため、警告を効果的に報知することが可能である。また、同じ島に設置された全てのパチンコ遊技機1において一斉に同じ内容の警告を報知することも可能である。この場合、一斉に同じ内容の警告が報知されるため、極めて効果的に警告を報知することが可能である。
[本発明に係る遊技機の構成とその作用効果]
本発明に係る遊技機は以下のような構成として捉えることができる。なお、括弧書きは単なる例示にすぎない。
本発明に係る遊技機は、始動条件が成立すると(例えば、第1始動口スイッチ111又は第2始動口スイッチがON)、遊技者に有利な特別遊技(例えば、オープニング演出、ラウンド中演出、及びエンディング演出から構成される大当たり遊技)を実行するか否かを判定する特別遊技判定手段(例えば図20のS309)と、前記特別遊技を実行すると前記特別遊技判定手段によって判定された場合に、当該特別遊技を実行する特別遊技実行手段(例えば図16のS6)と、所定条件(例えば、図29のS5303、図31のS5416及びS5417、又は図27のS1168及び図31のS5422)が満たされた場合に、遊技者に注意を促す情報(例えば、車内放置警告、18禁警告、攻略法詐欺警告、置き引き警告、のめりこみ警告、マナー喚起警告、及びカード取り忘れ警告、メッセージ6111〜6117,6211〜6217)を報知可能な情報報知手段(例えば、サブ液晶61,62、図31のS5423、図31のS5418、図29のS5306及び5307)とを備える(例えば、パチンコ遊技機1が遊技状態とは異なる客待ち状態に制御され始めてから第2待機時間(例えば40秒)が経過した場合、大当たり遊技のエンディング演出が実行されている場合、又は電源供給開始時からの経過時間が所定の条件(例えば、経過時間が90分のN倍(Nは自然数)になること)を満たした場合に実行されるRTC演出が実行されている場合に、サブ液晶61,62にメッセージ6111,6211等が表示されることで、遊技に直接は関係しない情報、又は遊技に関する情報が報知される)。
この構成によれば、所定条件が満たされた場合に、遊技者に注意を促す情報が報知される。このため、例えば、所定条件を適切な条件に設定しておくことで、遊技者に対して効果的に注意を促すことが可能である。
本発明に係る遊技機は、始動条件が成立すると(例えば、第1始動口スイッチ111又は第2始動口スイッチがON)、遊技者に有利な特別遊技(例えば、オープニング演出、ラウンド中演出、及びエンディング演出から構成される大当たり遊技)を実行するか否かを判定する特別遊技判定手段(例えば図20のS309)と、前記特別遊技を実行すると前記特別遊技判定手段によって判定された場合に、当該特別遊技を実行する特別遊技実行手段(例えば図16のS6)と、所定条件(例えば、図29のS5303、図31のS5416及びS5417、又は図27のS1168及び図31のS5422)が満たされた場合に、車内放置に関する情報(例えば、車内放置警告、メッセージ6111,6211)を報知可能な情報報知手段(例えば、サブ液晶61,62、図31のS5423、図31のS5418、図29のS5306及び5307)とを備える(例えば、パチンコ遊技機1が遊技状態とは異なる客待ち状態に制御され始めてから第2待機時間(例えば40秒)が経過した場合、大当たり遊技のエンディング演出が実行されている場合、又は電源供給開始時からの経過時間が所定の条件(例えば、経過時間が90分のN倍(Nは自然数)になること)を満たした場合に実行されるRTC演出が実行されている場合に、サブ液晶61,62にメッセージ6111,6211が表示されることで、車内放置に関する情報が報知される)。
この構成によれば、所定条件が満たされた場合に、車内放置に関する情報が報知される。このため、例えば、所定条件を適切な条件に設定しておくことで、遊技者に車内放置に関する注意を促すことが可能であり、車内放置の抑制が可能である。
本発明に係る遊技機は、始動条件が成立すると(例えば、第1始動口スイッチ111又は第2始動口スイッチがON)、遊技者に有利な特別遊技(例えば、オープニング演出、ラウンド中演出、及びエンディング演出から構成される大当たり遊技)を実行するか否かを判定する特別遊技判定手段(例えば図20のS309)と、前記特別遊技を実行すると前記特別遊技判定手段によって判定された場合に、当該特別遊技を実行する特別遊技実行手段(例えば図16のS6)と、所定条件(例えば、図29のS5303、図31のS5416及びS5417、又は図27のS1168及び図31のS5422)が満たされた場合に、置き引きに関する情報(例えば、置き引き警告、メッセージ6116,6216)を報知可能な情報報知手段(例えば、サブ液晶61,62、図31のS5423、図29のS5306)とを備える(例えば、パチンコ遊技機1が遊技状態とは異なる客待ち状態に制御され始めてから第2待機時間(例えば40秒)が経過した場合、又は電源供給開始時からの経過時間が所定の条件(例えば、経過時間が90分のN倍(Nは自然数)になること)を満たした場合に実行されるRTC演出が実行されている場合に、サブ液晶61,62にメッセージ61161,6216が表示されることで、置き引きに関する情報が報知される)。
この構成によれば、所定条件が満たされた場合に、置き引きに関する情報が報知される。このため、例えば、所定条件を適切な条件に設定しておくことで、置き引きの被害にあわないよう遊技者に対して注意を促すことが可能であり、置き引きの発生の抑制に寄与することが可能である。
また、上記遊技機において、前記情報報知手段は、前記特別遊技判定手段による判定結果に応じた遊技が進行していない客待ち状態において、前記注意を促す情報を報知可能である。
この構成によれば、客待ち状態において遊技者に注意を促す情報が報知される。仮にラウンド遊技中に警告を報知する構成では、遊技者の意識が遊技球の獲得に向けられている可能性が高く、このような状況下で警告を報知したとしても、効果的な警告の報知にならない可能性がある。このため、遊技者が離着席する可能性が高い客待ち状態において警告を報知することで、警告の報知を効果的に行うことが可能である。
また、上記遊技機において、前記情報報知手段は、前記特別遊技の実行中において、前記注意を促す情報を報知可能である。
この構成によれば、大当たり遊技中に、遊技者に注意を促す情報が報知される。仮に大当たり遊技が終了した後に警告を報知したとしても、遊技者が既に離席してしまっている可能性がある。このため、遊技者が着席している可能性が高く、且つ大当たり遊技終了後に遊技者が離席する可能性が高い大当たり遊技中に警告を報知することで、警告の報知を効果的に行うことが可能である。また、大当たり遊技中および客待ち状態において、遊技者に注意を促す情報が報知される。遊技者が着席している可能性および離席する可能性が高い大当たり遊技中、及び遊技者が離着席する可能性が高い客待ち状態において警告を報知することで、警告の報知を効果的に行うことが可能である。
[変形例]
以下、本実施形態の変形例について説明する。なお、以下の説明では、上記本実施形態と共通する構成や処理については同じ参照符号やステップ番号を付して説明を省略し、主に上記本実施形態と異なる点について説明する。
[警告をメイン液晶5に表示させる変形例について]
上記本実施形態では、警告情報をサブ液晶61,62に表示する場合について説明した。これに対して、他の実施形態では、警告情報をメイン液晶5に表示してもよい。以下、図33〜図37を参照しつつ、警告情報をメイン液晶5に表示させる場合の変形例について説明する。
[客待ち状態において警告情報をメイン液晶5に表示させる変形例]
他の実施形態では、例えば、客待ち状態において、メイン液晶5に警告を表示させてもよい。以下、図33〜図35を参照しつつ、客待ち状態のときにメイン液晶5を用いて警告を報知する場合について説明する。
(客待ち状態において警告情報をメイン液晶5に表示させる場合の流れ)
ここで、図33は、メイン液晶5を用いて客待ち状態中に警告が報知される流れについて説明するための変形例に係るタイムチャートである。
図33に例示するように、客待ち状態に制御された後に第1待機時間(例えば10秒)が経過すると、上記のカスタマイズ画像が左サブ液晶61に表示され、上記のタイトル画像が右サブ液晶62に表示される(図34、図35参照)。
その後、客待ち状態に制御された後に第2待機時間(例えば40秒)が経過すると客待ち演出が開始される。この客待ち演出において、例えば、社名ムービー画像→デモムービー画像→警告報知→メニュー画面の順で各画像を経時的にメイン液晶5に表示させる。なお、客待ち演出における警告報知では、例えば、車内放置警告→のめりこみ警告→18禁警告→攻略法詐欺警告→マナー喚起警告→置き引き警告の順で各警告が報知される期間が設けられている(図33参照)。
(客待ち状態において警告をメイン液晶5に表示させる場合の具体例)
図34及び図35は、メイン液晶5を用いて客待ち状態中に複数の警告が報知される変形例について説明するための説明図である。
ここで、メイン液晶5はサブ液晶61,62よりも表示面積が大きい。このため、例えば、報知される1種類以上の警告(例えば6種類の警告)を一度に全てメイン液晶5に表示させてもよい。この場合、メイン液晶5の左側領域に複数の警告を表示させている間に、メイン液晶5の右側領域に各警告に関する説明を順番に表示させてもよい。
例えば、客待ち演出としてのデモムービー画像の表示が終了すると、警告報知が開始される(図33参照)。警告報知中には、「車内放置」、「のめりこみ・使いすぎ」、「18才未満」、「悪質な攻略法販売」、「遊技機の取り扱い、ゴト行為」、及び「置き引き」の文字がメイン液晶5の左側領域に常に表示されることで、上記6種類の警告が報知される(図34(A)参照)。
車内放置警告の説明期間中(タイミングK10、図33参照)には、図34(A)に例示するように、左側領域における「車内放置」の文字が拡大表示される。これと共に、車内放置警告の詳細な情報として、「やめよう!車内放置」、及び「大切なお子様を長時間放置しないようにしましょう」の文字が右側領域に表示される。
車内放置警告の報知期間が終了すると、左側領域における「車内放置」の文字の拡大表示が終了される。これと共に、のめりこみ警告の報知期間が開始し、「のめりこみ・使いすぎ」の文字が拡大表示される。のめりこみ警告の説明期間中には、図34(B)に例示するように、のめりこみ警告の詳細な情報として、「パチンコやパチスロはのめりこまずに楽しみましょう」の文字が右側領域に表示される(タイミングK11、図33参照)。
のめりこみ警告の報知期間が終了すると、左側領域における「のめりこみ・使いすぎ」の文字の拡大表示が終了される。これと共に、18禁警告の報知期間が開始し、「18才未満」の文字が拡大表示される。18禁警告の説明期間中には、図34(C)に例示するように、18禁警告の詳細な情報として、「パチンコ店、スロット店には、18才になってから遊びに行きましょう」の文字が右側領域に表示される(タイミングK12、図33参照)。
18禁警告の報知期間が終了すると、左側領域における「18才未満」の文字の拡大表示が終了される。これと共に、攻略法詐欺警告の報知期間が開始し、「悪質な攻略法販売」の文字が拡大表示される。攻略法詐欺警告の説明期間中には、図34(D)に例示するように、攻略法詐欺警告の詳細な情報として、「詐欺にご注意ください」の文字が右側領域に表示される(タイミングK13、図33参照)。
攻略法詐欺警告の報知期間が終了すると、左側領域における「悪質な攻略法販売」の文字の拡大表示が終了される。これと共に、マナー喚起警告の報知期間が開始し、「遊技機の取り扱い、ゴト行為」の文字が拡大表示される。マナー喚起警告の説明期間中には、図35(A)に例示するように、攻略法詐欺警告の詳細な情報として、「遊技機は優しく取り扱いましょう」、及び「ゴト行為は窃盗罪です」の文字が右側領域に表示される(タイミングK14、図33参照)。
マナー喚起警告の報知期間が終了すると、左側領域における「遊技機の取り扱い、ゴト行為」の文字の拡大表示が終了される。これと共に、置き引き警告の報知期間が開始し、「置き引き」の文字が拡大表示される。置き引き警告の説明期間中には、図35(B)に例示するように、置き引き警告の詳細な情報として、「置き引きにご注意!」、及び「貴重品・バッグはお手元から離さずにお持ちください」の文字が右側領域に表示される(タイミングK15、図33参照)。
その後、置き引き警告の報知期間が終了すると、客待ち演出としてメニュー画面の表示が開始される(図33参照)。
上記変形例では、警告報知が客待ち演出の一部になっている場合について説明した。他の実施形態では、客待ち演出とは別に警告が表示されてもよい。例えば、客待ち演出→警告報知→通常画面といった態様でメイン液晶5に警告が表示されてもよい。
また、他の実施形態では、メイン液晶5に表示させた社名ムービー画像、デモムービー画像、メニュー画面、又は通常画面に警告情報を重畳表示させることで客待ち状態中に警告を報知させてもよい。
なお、上記のカスタマイズ画像および上記のタイトル画像は、上記の本実施形態と同様に、メイン液晶5に表示させてもよい。
[エンディング演出において警告をメイン液晶5に表示させる変形例]
上述した本実施形態ではエンディング演出中にサブ液晶61,62を用いて警告を報知する場合について説明した。他の実施形態では、例えば、大当たり遊技のエンディング演出中に、メイン液晶5に警告を表示させてもよい。図36は、初当たりの大当たり遊技中にメイン液晶5を用いて警告が報知される変形例について説明するための説明図である。
図36(A)に例示するように、本変形例では、初当たりに係るエンディング期間の途中からメイン液晶5に警告が表示される。
大当たり遊技における全てのラウンド遊技が終了すると、大当たり遊技のエンディング期間において、初当たり用のエンディング演出が開始される。初当たりに係るエンディング演出中には、図36(B)に例示するように、メイン液晶5及びサブ液晶61,62においてエンディング演出画像が表示される(タイミングE8、図36(A)参照)。
例えば、初当たりに係るエンディング演出の後半において、図36(C−a)に例示するように、1種類の警告が報知される。図36(C−a)には、メッセージ6111,6211がメイン液晶5におけるエンディング演出画像の中心部に重畳表示されて車内放置警告が報知されている様子が例示されている(タイミングE9、図36(A)参照)。
また、例えば、初当たりに係るエンディング演出の後半において、図36(C−b)に例示するように、メイン液晶5において複数の警告が報知される。図36(C−b)には、エンディング演出中に、「ご注意ください」、「車内放置」、「のめりこみ・使いすぎ」、「プリペイドカード取り忘れ」、及び「置き引き」の文字がメイン液晶5に表示される様子が例示されている(タイミングE9、図36(A)参照)。本変形例は、図34及び図35を参照しつつ説明した他の変形例と異なり、各警告に関する説明が表示されない。他の実施形態では、エンディング演出中においても、図34及び図35を参照しつつ説明した他の変形例と同様に、メイン液晶5に複数の警告を表示させている間に、メイン液晶5に各警告に関する説明を順番に表示させてもよい。また、他の実施形態では、メイン液晶5を用いたエンディング演出中の警告報知でも、図10(B)及び(C)を参照しつつ説明した上記本実施形態と同様に、警告の内容を切替えることでメイン液晶5に複数の警告を表示させてもよい。
なお、上記本実施形態では、サブ液晶61,62に警告が表示される。このため、警告が表示される期間が長くても、遊技に直接関係する情報の報知を妨げる可能性は低い。これに対して、図36に例示されるように、エンディング演出画像に警告を重畳表示する構成では、その表示時間が長いと、エンディング演出画像を用いたエンディング演出の興趣性を損なうおそれがある。このため、本変形例では、警告の報知期間を、本実施形態に比べて短くしている(図9(A)、図36(A)参照)。
なお、他の実施形態では、エンディング期間において、エンディング演出の終了後にメイン液晶5(又はサブ液晶61,62)を用いて警告を報知してもよい。これにより、エンディング演出の興趣性を損なうことなく、警告を効果的に報知できる。
[RTC演出において警告情報をメイン液晶5に表示させる変形例]
上述した本実施形態ではRTC演出中にサブ液晶61,62を用いて警告を報知させる場合について説明した。他の実施形態では、RTC演出中にメイン液晶5を用いて警告を報知させてもよい。例えば、RTC演出中に、メイン液晶5に警告を表示させてもよい。図37は、RTC演出に伴いメイン液晶5を用いて警告が報知される変形例について説明するための説明図である。
図37(A)に例示するように、本変形例では、RTC演出中にメイン液晶5を用いて警告が報知される。
例えば、RTC演出の開始タイミングが到来すると、RTC演出が開始される。RTC演出中には、図37(B)に例示するように、メイン液晶5及びサブ液晶61,62においてRTC演出画像が表示される(タイミングT5、図37(A)参照)。例えば、RTC演出の後半において、図37(C−a)に例示するように、1種類の警告が報知される。例えば、メッセージ6111,6211がメイン液晶5におけるRTC演出画像の左下部に重畳表示されて車内放置警告が報知される。
なお、図37に例示されるように、RTC演出画像に警告を重畳表示する構成では、その警告を表示させる画面上の位置や、その警告を表示させる時間が長いと、RTC演出画像を用いたRTC演出の興趣性を損なうおそれがある。このため、本変形例では、警告をメイン液晶5の左下端に小さく表示させ、また、RTC演出期間の一部の期間でしか警告を報知しない構成を採用している(図37(A)、図37(C−b)参照)。
RTC演出が終了すると、変動演出画像とRTC演出画像とが一緒にメイン液晶5に表示されていた状態(図37(B)及び(C)参照)から、変動演出画像のみがメイン液晶5に表示される状態になる(図37(A)参照)。
なお、例えば、RTC演出中には、メイン液晶5において複数の警告が報知されてもよい。図37(C−b)には、RTC演出中に、「ご注意ください」、「車内放置」、「のめりこみ・使いすぎ」、及び「置き引き」の文字がメイン液晶5に同時に表示される様子が例示されている。
[所定の遊技結果が得られたことを条件として警告報知を行う変形例]
また、他の実施形態では、例えば、客待ち状態後の規定回数目(例えば、1回転目、400回転目)の変動演出中に警告を報知させてもよい。さらに、時短遊技状態から通常遊技状態への移行直後からの変動回数が所定の値となるまでの間(例えば、1〜5回転目まで)、警告を報知してもよい。この場合に報知される警告と、客待ち状態中に報知される警告とが異なる警告であるものとして、以下、図38〜図42を参照しつつ、所定の遊技結果が得られたことを条件として警告を報知する変形例について説明する。
図38(A)は、遊技者に注意を促す情報として、車内放置警告を間接的に行う情報の一例である。図38(A)には、泣き顔と自動車とを模した画像が例示されている。このように、車内放置警告を間接的に行う情報は、遊技者に車内放置に関する注意を促すための警告情報とは異なり、例えば、車内放置が問題であることを遊技者が認識できるものであればよい。
(客待ち状態後の変動演出中における警告報知)
まず、客待ち状態からの復帰後の規定回数目(例えば、1回転目、400回転目)の変動演出中に警告を報知させる場合について説明する。ここで、図38は、所定の遊技結果が得られたことを条件として警告が報知される変形例について説明するための説明図である。
客待ち状態に制御されてサブ液晶61,62において警告が報知されている際(図5参照)に第1始動口11(又は第2始動口12)に遊技球が入賞すると、特別図柄判定が行われる。この特別図柄判定が行われるのに伴い、特別図柄の変動が開始され、これに応じて装飾図柄511の変動演出が開始される。これらの図柄変動を、客待ち状態からの復帰後の1回転目の図柄変動と呼ぶ。
例えば、客待ち状態後の1回転目の図柄変動中に、遊技者に演出ボタン26の操作を促すボタン操作演出が行われる(図38(B−a)参照)。ボタン操作演出では、例えば、演出ボタン26を模した演出ボタン画像と、演出ボタン26の操作が有効な有効期間の残り時間を示すゲージ画像と、「押せ!」といった演出ボタン26の操作を促す文言とがメイン液晶5に表示される。
予め定められた所定の有効期間内に遊技者によって演出ボタン26が操作されると、当該操作に応じて、車内放置警告に係るカットイン画像512がメイン液晶5における変動演出画像に重畳表示される(図38(B−b)参照)。ここで、車内放置警告に係るカットイン画像512は、例えば、図38(A)に示す画像が枠部に複数配される画像である。車内放置警告に係るカットイン画像512によって、さらに、遊技の進行に直接関係しない情報を開示してもよく、例えば、「車で来た?」等の文言が表示される。
なお、車内放置警告に係るカットイン画像512によって、開示する情報は、遊技の進行に関係する情報(例えば、リーチ演出が実行されるか否か)でもよい。
なお、予め定められた所定の有効期間内に遊技者によって演出ボタン26が操作されなかった場合、予め定められた有効期間の終了タイミングに応じて、車内放置警告に係るカットイン画像512が表示される。なお、この警告報知を実現するための具体的な処理については、図40〜図42に基づいて後に詳述する。
(通常遊技状態への移行後の変動演出中における警告報知)
次に、時短遊技状態から通常遊技状態への移行後からの変動回数が所定の値となるまでの間(例えば、1〜5回転目まで)に警告を報知させる場合について説明する。ここで、図39は、通常遊技状態に復帰した直後の図柄変動中に警告が報知される変形例について説明するための説明図である。
図39に例示するように、通常遊技状態への移行後には、メイン液晶5の上部領域に設けられた第1テロップ表示領域に左打ち画像を表示させる。これと共に、メイン液晶5の下部領域に設けられた第2テロップ表示領域に、例えば、車内放置警告として「やめよう!車内放置」の文字を表示させる。
以下、図38及び図39を参照しつつ上述した、所定の遊技結果が得られたことを条件としての警告報知を実現するための具体的な処理の一例について、図40〜図42を参照しつつ詳細に説明する。
[警告報知を変動演出中に行う変形例についての詳細フローチャート]
(画像音響制御基板140によるタイマ割込み処理)
図40は、所定の遊技結果が得られたことを条件として警告を報知させるために、他の実施形態に係るパチンコ遊技機1の画像音響制御基板140において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
他の実施形態においては、まず、図28に基づいて上述したのと同様に、ステップS500〜S530までの処理が行われる。続いて、統括CPU141は、変動回数に応じて警告報知を行う通常演出制御処理を行う(ステップS560)。この通常演出制御処理については、図41に基づいて後に詳述する。
次に、統括CPU141は、例えば、VDP142が図柄変動に伴う演出に関する描画処理の実行中であるか否かに基づいて、装飾図柄511の変動表示中であるか否かを判断する(ステップS570)。ここで、装飾図柄511の変動表示中であると判断した場合(ステップS570:YES)、装飾図柄511の変動表示中に車内放置警告に係るカットイン画像512を表示させる処理を行う変動中処理を実行する(ステップS580)。この変動中処理については、図42に基づいて後に詳述する。
統括CPU141は、ステップS580の処理を実行した場合、又は装飾図柄511の変動表示中ではないと判断した場合(ステップS570:NO)、図28のステップS550の処理と同様に、データ送信制御処理を実行する(ステップS550)。
(画像音響制御基板140による通常演出制御処理)
図41は、図40のステップS560における通常演出制御処理の詳細フローチャートである。他の実施形態におけるパチンコ遊技機1では、統括CPU141は、図30に基づいて上述した本実施形態と同様に、演出制御基板130から送信されたコマンドを受信したか否かを判定する(ステップS5401)。ここで、演出制御基板130からのコマンドを受信していないと判定された場合(ステップS5401:NO)、後述するステップS570に処理が進められる。
統括CPU141は、演出制御基板130からのコマンドを受信したと判定した場合(ステップS5401:YES)、そのコマンドがステップS105(図26参照)の処理に応じて演出制御基板130から送信された変動演出開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS5402)。ここで、演出制御基板130から受信したコマンドが変動演出開始コマンドではないと判定された場合(ステップS5402:NO)、図30に基づいて上述した本実施形態と同様に、ステップS5406に処理が進められる。
統括CPU141は、演出制御基板130から受信したコマンドが変動演出開始コマンドであると判定した場合(ステップS5402:YES)、客待ち状態中であるか否かを判定する(ステップS5601)。具体的には、例えば、ステップS1169(図27参照)の処理に応じて演出制御基板130から客待ち演出開始コマンドを受信して客待ち演出を開始させた後に、変動演出開始コマンドを受信したか否かに基づいて、客待ち状態中であるか否かを判定する。
統括CPU141は、客待ち状態中であると判定した場合(ステップS5601:YES)、客待ち状態後の変動回数Lを「0」にリセットする(ステップS5602)。
統括CPU141は、客待ち状態中ではないと判定した場合(ステップS5601:NO)、客待ち状態後の変動回数Lを「1」加算した値に更新する(ステップS5603)。続いて、統括CPU141は、客待ち状態後の変動回数Lが規定数(例えば1、又は300)であるか否かを判定する(ステップS5604)。
統括CPU141は、客待ち状態後の変動回数Lが規定数であると判定した場合(ステップS5604:YES)、又はステップS5602の処理を実行した場合、遊技者に演出ボタン26の操作を促すボタン操作演出に用いる有効期間を設定してその設定情報を制御用RAM145にセットする(ステップS5605)。
統括CPU141は、ステップS5605の処理を実行した場合、又は客待ち状態後の変動回数Lが規定数ではないと判定した場合(ステップS5604:NO)、今回の図柄変動から通常遊技状態になったか否かを判定する(ステップS5606)。具体的には、前回の変動演出開始コマンドに含まれる遊技状態に関する情報が時短遊技状態を示し、今回の変動演出開始コマンドに含まれる遊技状態に関する情報が通常遊技状態を示すか否かを判定する。
統括CPU141は、今回の図柄変動から通常遊技状態になったと判定した場合(ステップS5606:YES)、左打ち表示および警告報知(例えば車内放置警告の報知)を開始する(ステップS5607)。これにより、メイン液晶5の上部領域に設けられた第1テロップ表示領域に左打ち画像が表示されると共に、メイン液晶5の下部領域に設けられた第2テロップ表示領域に、例えば、車内放置警告として「やめよう!車内放置」の文字が表示される(図39参照)。これらは、6回転目の図柄変動が開始されるまで継続して表示される。
統括CPU141は、ステップS5607の処理に続いて、通常遊技状態移行後の変動回数Mを「0」にリセットする(ステップS5608)。
統括CPU141は、今回の図柄変動から通常遊技状態になっていないと判定した場合(ステップS5606:NO)、ステップS5607の処理で報知を開始した警告が報知中であるか否かを判定する(ステップS5609)。
統括CPU141は、警告が報知中であると判定した場合(ステップS5609:YES)、通常遊技状態移行後の変動回数Mを「1」加算した値に更新する(ステップS5610)。続いて、統括CPU141は、通常遊技状態移行後の変動回数Mが5であるか否か、すなわち通常遊技状態移行後の6回転目に係る変動演出開始コマンドであるか否かを判定する(ステップS5611)。
統括CPU141は、通常遊技状態移行後の変動回数Mが5であると判定した場合(ステップS5611:YES)、ステップS5607の処理で開始した左打ち表示および警告報知を終了する(ステップS5612)。
統括CPU141は、ステップS5612の処理を実行した場合、ステップS5608の処理を実行した場合、警告が報知中ではないと判定した場合(ステップS5609:NO)、又は通常遊技状態移行後の変動回数Mが5ではないと判定した場合(ステップS5611:NO)、変動演出を開始する(ステップS5405)。このステップS5405の処理が実行されると、ステップS570に処理が進められる。
ステップS5406以降の処理は、ステップS550の処理に代えてステップS570、ステップS580、及びステップS550の処理が実行される点などを除いて、図30及び図31を参照して上述した通常演出制御処理と同様に行われる。このため、ここでの詳細な説明は省略する。
(画像音響制御基板140による変動中処理)
図42は、図40のステップS580における変動中処理の詳細フローチャートである。
統括CPU141は、装飾図柄511の変動表示中であると判断した場合(ステップS570:YES)、図42に例示されるように、ステップS5605の処理によって、ボタン操作演出に用いるための有効期間が制御用RAM145に設定されているか否かを判断する(ステップS5801)。ここで、有効期間が設定されていないと判断された場合(ステップS5801:NO)、ステップS550に処理が進められる。
統括CPU141は、有効期間が設定されていると判断した場合(ステップS5801:YES)、その有効期間が示す情報に基づいて、有効期間の開始タイミングであるか否かを判断する(ステップS5802)。統括CPU141は、有効期間の開始タイミングであると判断した場合(ステップS5802:YES)、ボタン操作演出を開始する(ステップS5803)。これにより、メイン液晶5に演出ボタン画像や、予め定められた有効期間の残り時間を示すゲージ画像等が表示される(図38(B−a)参照)。
統括CPU141は、ステップS5803の処理を実行した場合、又は有効期間の開始タイミングではないと判断した場合(ステップS5802:NO)、有効期間中であるか否かを判断する(ステップS5804)。ここで、有効期間中であると判断した場合(ステップS5804:YES)、演出ボタン26が遊技者によって操作されたか否かを判断する(ステップS5805)。演出ボタン26が操作されたと判断した場合(ステップS5805:YES)、ステップS5807に処理を進める。
統括CPU141は、演出ボタン26の操作がされていないと判断した場合(ステップS5805:NO)、又は有効期間中ではないと判断した場合(ステップS5804:NO)、有効期間の終了タイミングであるか否かを判定する(ステップS5806)。ここで、有効期間の終了タイミングではないと判断された場合(ステップS5806:NO)、ステップS550に処理が進められる。
統括CPU141は、有効期間の終了タイミングであると判断した場合(ステップS5806:YES)、又は演出ボタン26が操作されたと判断した場合(ステップS5805:YES)、ステップS5803の処理で開始したボタン操作演出を終了する(ステップS5807)。
次に、統括CPU141は、車内放置警告に係るカットイン画像512をメイン液晶5に表示する(ステップS5808)。これにより、客待ち状態後の規定回数目(例えば、1回転目、400回転目)の変動演出中に、警告が報知できる。
続いて、統括CPU141は、ステップS5604の処理で設定した有効期間の設定情報を制御用RAM145から削除する(ステップS5809)。
なお、図柄変動中に行う警告は車内放置警告に限らず、どのような警告を報知してもよいし、複数の警告を同時に又は順に報知してもよい。
また、図38〜図42を参照しつつ上述した本変形例では、時短遊技状態から通常遊技状態への移行を条件に警告が報知される。他の実施形態では、時短遊技フラグ(図22参照)が「ON」から「OFF」に変わった場合や、遊技者に対して右打ちを左打ちに戻すよう促す必要が生じたことを条件としてもよい。例えば、確変遊技フラグ(図22参照)が「ON」から「OFF」に変わった場合、すなわち、確変遊技状態から通常遊技状態または潜伏遊技状態への移行を条件としてもよい。
また、所定の遊技結果が得られたことを条件として警告を報知する場合、警告に関する情報をメイン液晶5ではなくサブ液晶61,62に表示させてもよい。これにより、変動演出、各種予告演出(例えば、疑似連続予告演出)、又はリーチ演出等の演出の演出効果を損なうことなく警告を報知できる。
また、所定の遊技結果が得られたことを条件として警告を報知する場合、ボタン操作演出を伴わずに警告を報知してもよい。この場合、図柄の変動開始と共に警告が報知されてもよいし、図柄変動中に警告が報知されてもよい。また、図柄の停止表示に伴って警告が報知されてもよい。
また、本変形例では、時短遊技状態から通常遊技状態への移行後からの変動回数が所定の値として5回転目になるまでの間、警告を報知する場合について説明する。他の実施形態では、この所定の値は、例えば、3回転目や10回転目といった他の変動回数であってもよい。
また、客待ち状態からの復帰後の図柄変動中に行う警告報知は、1回転目や400回転目に限らず、何回転目の図柄変動中に報知してもよい(例えば、300回転目)。また、例えば、車内放置が行われた場合に子供の安全が確保できる時間(例えば、夏期では15分)に基づいて規定数を定めてもよい。また、変動時間と、子供の安全が確保できる時間とに基づいて規定数を定めてもよい。
また、客待ち状態後の変動演出中に行う警告報知は、客待ち状態から遊技状態に移行したときからの経過時間が所定の規定時間(例えば2時間のN倍(Nは自然数))になった場合に行ってもよい。この場合、客待ち状態中に変動演出開始コマンドを受信し、図柄変動を開始したときからの経過時間を計測する。例えば、車内に放置された子供の生死に関わる危険度は季節と密接に関係する。このため、車内放置警告を報知する場合、夏期には相対的に短めの規定時間(例えば1時間のN倍(Nは自然数))、冬期には相対的に長めの規定時間(例えば2時間のN倍(Nは自然数))で車内放置警告を報知してもよい。
また、上記所定の規定時間は、警告の種類によって異ならせてもよい。例えば、重要性の高い警告(例えば、車内放置警告、のめりこみ警告、置き引き警告)に対しては相対的に短めの規定時間(例えば1時間のN倍(Nは自然数))、重要性の低い警告(例えば、攻略法詐欺警告、マナー喚起警告)に対しては相対的に長めの規定時間(例えば3時間のN倍(Nは自然数))になった場合に報知してもよい。
[ラウンド遊技中に警告報知を行う変形例]
また、他の実施形態では、例えば、大当たり遊技のラウンド遊技中に警告を報知させてもよい。以下、図43〜図46を参照しつつ、ラウンド遊技中に警告を報知する変形例について説明する。
(ラウンド遊技中に警告情報を表示する変形例)
図43は、ラウンド遊技中に警告が報知される変形例について説明するための説明図である。
第1始動口11(又は第2始動口12)への遊技球の入賞に基づいて大当たりに当選すると、大当たり遊技が行われる。大当たり遊技中には、予め定められた所定回数(例えば、16ラウンド)のラウンド遊技が行われる。上記の本実施形態では、大当たり遊技のエンディング期間において警告を報知する場合について説明したが、他の実施形態では、ラウンド遊技中に警告を報知してもよい。具体的には、15ラウンド目(全16ラウンド)のラウンド遊技においてラウンド中演出が行われている間に警告(例えば車内放置警告)を報知させてもよい。
この場合、図43(A)に例示するように、メイン液晶5には所定のラウンド中演出画像を表示させ、サブ液晶61,62にメッセージ6111,6211を表示させることで車内放置警告を報知させる。または、図43(B)に例示するように、メイン液晶5及びサブ液晶61,62に所定のラウンド中演出画像を表示させ、メッセージ6111,6211をメイン液晶5に重畳表示させることで車内放置警告を報知させてもよい。
なお、ラウンド遊技中に複数の警告を報知させてもよい。図43(C)には、メッセージ6111,6211、及びメッセージ6117,6217がメイン液晶5に表示されて、車内放置警告及びのめりこみ警告が報知される様子が示されている。
また、複数のラウンドに亘るラウンド遊技中およびインターバル期間中に警告を報知させてもよい。例えば、ラウンド中演出として警告を報知させてもよい。具体的には、例えば、全16ラウンドの大当たり遊技が行われる場合、1〜9ラウンド目までは、キャラクタ等に関するラウンド中演出が行われる。そして、10ラウンド目のラウンド遊技におけるラウンド中演出画像として、例えば、「遊技上の注意」といった文言がメイン液晶5(又はサブ液晶61,62)に表示される。そして、例えば、11〜13ラウンド目のラウンド遊技のラウンド中演出として、警告を報知する。例えば、11〜13ラウンド目のラウンド遊技のラウンド中演出画像として、キャラクタと車内放置警告等の警告とが表示される。これにより、キャラクタが警告を報知しているかのようなラウンド中演出が行われることになる。このキャラクタは、例えば、パチンコ遊技機1の各種設定情報の1つとして遊技者が選択したキャラクタが用いられてもよい。このように、遊技者が好ましいと感じている可能性の高いキャラクタを介して警告を報知させることにより、警告内容についてより効果的に遊技者に意識させることが可能となる。13ラウンド目のラウンド遊技後、例えば、14〜16ラウンド目のラウンド遊技中に、大当たり遊技終了後の演出モードに関する情報を報知するラウンド中演出が行われる。16ラウンド目のラウンド遊技終了後、エンディング期間において、大当たり遊技終了後の遊技状態に関する情報がエンディング演出中に報知される。エンディング期間が終了すると共に大当たり遊技が終了し、14〜16ラウンド目に報知された演出モードに応じた変動演出画像がメイン液晶5及びサブ液晶61,62に表示され、図柄変動が開始される。
(ラウンド遊技中に演出役物7を用いた警告報知を行う変形例)
他の実施形態においては、警告報知に用いる演出役物7を備え、この演出役物7を用いて警告報知を行ってもよい。図44は、他の実施形態に係る遊技機が備える演出役物7の構成について説明するための説明図である。
例えば、演出役物7は剣を模した形状の役物であり、剣を模した装飾が施された遊技に関する演出用の表面(図44(A)参照)と、車内放置警告用の裏面とを備える。演出役物7の裏面には、例えば、「やめよう!子供の車内放置」という文言を含む装飾が施されている(図44(B)参照)。
演出役物7は、例えば、右サブ液晶62の背面であって、かつメイン液晶5の前面右側の原点位置に、遊技者に対して表面のみが視認可能な状態で格納される(例えば、図46(A)参照)。演出役物7は、他の実施形態におけるパチンコ遊技機1の奥行き方向を軸方向として回転可能に構成されると共に、演出役物7の長手方向を軸方向として表裏反転可能に構成される(図46(B)参照)。
(ラウンド遊技中に演出役物7を用いた警告報知を行う場合の流れ)
図45は、他の実施形態に係る遊技機において演出役物7を用いてラウンド遊技中に警告が報知される流れについて説明するためのタイムチャートである。
例えば、大当たり遊技の所定のラウンド遊技中に、この大当たり遊技のラウンド遊技が更に継続するか否かを演出役物7により報知する昇格演出を実行し、この昇格演出後に警告が報知される場合について説明する。
昇格演出が実行されるラウンドにおいて、昇格演出の実行前には、ラウンド遊技が追加されるかもしれないという期待感を遊技者に抱かせるラウンド中演出画像がメイン液晶5に表示される。この際、演出役物7は、原点位置に格納されている。
その後、昇格演出の開始タイミングになると、メイン液晶5に昇格演出画像が表示されるのに伴い、演出役物7が、昇格演出用の動作パターンで動作する。この昇格演出用の動作パターンは、遊技者に対して表面のみが視認できる動作態様で演出役物7を動作させる動作パターンである。
その後、昇格演出が終了すると、メイン液晶5に所定のラウンド中演出画像が表示される。これと共に、演出役物7が表裏反転し、原点位置への復帰を開始する。これにより、遊技者に対して裏面のみが視認できる状態で演出役物7が動作されることになる。
演出役物7は、原点位置付近まで動作した後に再び表裏反転して遊技者に対して表面のみが視認可能な状態となってから原点位置へ復帰を完了する。
(ラウンド遊技中に演出役物7を用いた警告報知を行う場合の具体例)
図46は、他の実施形態に係る遊技機において演出役物7を用いてラウンド遊技中に警告が報知される具体例について説明するための説明図である。
例えば、大当たり遊技の13ラウンド目のラウンド遊技中に昇格演出が行われる。昇格演出の実行前には、ラウンド遊技が追加されることに対して期待感を抱かせるラウンド中演出として、例えばボタン操作演出が行われる(タイミングG1、図45参照)。図46(A)に例示するように、メイン液晶5には、ラウンド画像として13ラウンド目のラウンド遊技を示す「13R」の文字と、出玉数画像として「TOTAL 1540」の文字と、右打ち画像とが表示されている。また、突出位置にある演出ボタン26を模した演出ボタン画像と、演出ボタン26の操作が有効な有効期間の残り時間を示すゲージ画像と、例えば「押せ!」といった演出ボタン26の操作を促す文言とがメイン液晶5に表示されている。なお、この間、演出役物7は、原点位置に格納されている。また、演出ボタン26は、ボタン操作演出中には所定の高さ(例えば4センチ)だけ上方に突出した突出位置に保たれている。第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)は、開放状態に維持されている。
予め定められた所定の有効期間内に遊技者によって演出ボタン26が操作されると、図46(B)に例示されるように、メイン液晶5に昇格演出画像が表示される(タイミングG2、図45参照)。これに伴い、演出役物7が、パチンコ遊技機1の奥行き方向を軸方向として左方向に回転し、原点位置からメイン液晶5の前面位置へと動作される。この間、遊技者は演出役物7の前面のみを視認できる。また、図46(B)には、ラウンド画像として13ラウンド目のラウンド遊技を示す「13R」の文字と、出玉数画像として「TOTAL 1568」の文字と、右打ち画像とが表示されている様子が例示されている。なお、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)は、引き続き開放状態に維持されている。
その後、昇格演出が終了すると、図46(C)に例示するように、メイン液晶5にラウンド中演出画像が表示されると共に、演出役物7が表裏反転される(タイミングG3、図45参照)。図46(D)に例示するように、表裏反転後には、遊技者は、例えば、「やめよう!子供の車内放置」という文言が表示された裏面のみが視認できる(タイミングG4、図45参照)。これにより、車内放置警告の報知が開始される。また、図46(C)には、ラウンド画像として13ラウンド目のラウンド遊技を示す「13R」の文字と、出玉数画像として「TOTAL 1596」の文字と、右打ち画像とが表示されている様子が例示されている。なお、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)は、引き続き開放状態に維持されている。
表裏反転した演出役物7は、パチンコ遊技機1の奥行き方向を軸方向として右方向に回転することで原点位置への復帰を開始する(図46(D)参照)。この間、車内放置警告が報知されることになる。また、図46(D)には、ラウンド画像として13ラウンド目のラウンド遊技を示す「13R」の文字と、出玉数画像として「TOTAL 1610」の文字と、右打ち画像とが表示されている様子が例示されている。なお、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)は、引き続き開放状態に維持されている。
演出役物7は、メイン液晶5の前面において再び表裏反転され、演出役物7の表面のみを遊技者が視認可能な状態となる。これにより、車内放置警告の報知が終了する。そして、表裏反転した演出役物7は、原点位置への復帰を完了する。その後、13ラウンド目のラウンド遊技が終了するのに応じて、14ラウンド目のラウンド遊技が開始されるまでの間、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)が閉塞状態に制御される。
なお、サブ液晶61,62には、メイン液晶5と同様にラウンド中演出画像、又は昇格演出画像を表示させてもよいし、大当たり遊技に関する他の演出画像を表示させてもよい。
なお、演出役物7によって複数の警告を報知させてもよい。例えば、演出役物7の表面が遊技用、裏面が車内放置警告用、左側面がのめりこみ警告用、右側面が置き引き警告用でもよい。また、演出役物7は、サブ液晶61,62と同様に表示画面を備え、この表示画面に各種警告を表示させることで警告報知用に用いられたり、遊技に関する演出用に用いられたりしてもよい。
また、演出役物7は、遊技に関する演出には用いず、警告を報知するためにのみ用いる役物でもよい。
[タッチパネル63を備える他の実施形態における警告報知]
(タッチパネル63について)
なお、本発明は、タッチパネル63を備える他の実施形態におけるパチンコ遊技機においても実現可能である。タッチパネル63を備える他の実施形態では、上記の本実施形態においてメイン液晶5に表示されるメニュー画面が、タッチパネル63に表示され、これに伴い、上記の本実施形態におけるメイン液晶5に相当する表示画面64に警告が報知される。
ここで、タッチパネル63は、遊技者が指でタッチ操作を行うことによって操作情報を入力可能な表示画面である。タッチパネル63を備える他の実施形態では、タッチパネル63の他の画像表示装置として、タッチパネル63に比べて表示画面が大きい表示画面64が設けられている(図48(A)参照)。なお、タッチパネル63を備えるパチンコ遊技機では、サブ液晶61,62を備えてもよいし、備えなくてもよい。
タッチパネル63は、例えば、枠部材3の上皿28と近接した位置に設けられる。
タッチパネル63の画像表示制御は、メイン液晶5(又はサブ液晶61,62)について上述したのと同様に、画像音響制御基板140によって行われる。すなわち、画像音響制御基板140の統括CPU141によって制御信号が生成され、この制御信号がVDP142に出力されることによって、メイン液晶5(又はサブ液晶61,62)について上述したのと同様に、画像表示制御が行われる。
タッチパネル63が遊技者によってタッチ操作されると、タッチパネル63からの操作情報が、演出ボタン26又は演出キー27からの操作情報について上述したのと同様にランプ制御基板150のランプCPU151に受け付けられ、演出制御基板130に送信される。
(タッチパネル63を備える他の実施形態における警告報知の流れ)
図47は、他の実施形態に係る遊技機において警告が報知される流れについて説明するためのタイムチャートである。
タッチパネル63を備える他の実施形態では、例えば、客待ち状態に制御され始めてから第1待機時間(例えば10秒)が経過すると、タッチパネル63に各種操作を行うためのメニュー画面が表示される(図47参照)。
その後、例えば、客待ち状態に制御され始めてから第2待機時間(例えば40秒)が経過すると、表示画面64において、客待ち演出が開始される。この客待ち演出においては、上記実施形態において図5〜図8、図34〜図36を参照しつつ上述したのと同様に、例えば、社名ムービー画像→デモムービー画像→警告報知→メニュー画面の順で各画像が経時的に表示される。なお、客待ち演出における警告報知では、例えば、車内放置警告→のめりこみ警告→18禁警告→攻略法詐欺警告→マナー喚起警告→置き引き警告の順で各警告が報知される期間が設けられている(図47参照)。
タッチパネル63が遊技者によってタッチ操作されると、遊技者からのタッチ操作に応じた変化が発生する。例えば、タッチ操作によって「デモムービー再生」という操作情報が入力されると(タイミングK17)、まず、タッチパネルに、遊技者からの操作が受け付けたことを報知する読込画像が表示される(タイミングK18)。そして、所定時間後(例えば4秒)、タッチパネル63に再びメニュー画面が表示されるのに伴って客待ち演出が実行される。これにより、表示画面64において、社名ムービー画像が表示された後にデモムービー画像が表示される。
なお、デモムービー画像の後には警告が報知される。このように、遊技者からの操作に応じて警告が報知されるため、遊技が進行していない客待ち状態であってもパチンコ遊技機の前に遊技者が存在する可能性が高いタイミングで警告を報知できる。
(タッチパネルを備える他の実施形態における警告報知の具体例)
図48及び図49は、タッチパネル63を備える他の実施形態に係る遊技機において警告が報知される具体例について説明するための説明図である。
図48(A)に例示するように、表示画面64においてメッセージ6111,6211が表示される車内放置警告の報知中には、タッチパネル63にメニュー画面が表示されている(タイミングK16、図47参照)。ここで、メニュー画面は、例えば、遊技履歴を閲覧可能であることを示す閲覧画像と、「遊技履歴閲覧」の文言と、遊技者が所有する携帯情報端末装置(例えばスマートフォン)との連動サービスを受けられることを示す連動画像と、「連動サービス」の文言を含む。また、例えば、デモムービー画像の表示(すなわち客待ち演出の開始)が可能であることを示す再生画像と、「デモムービー再生」の文言と、パチンコ遊技機での遊技が不慣れな遊技者向けの説明が開始可能であることを示す「初心者画像」と、「初心者用説明」の文言を含む。
このメニュー画面がタッチパネル63に表示されている間には、タッチパネル63に「触れると操作できます」という文言が表示され、表示画面64に「タッチパネルに触れると操作できます」という文言が表示される。
タッチパネル63にメニュー画面が表示されている際に、例えば、遊技者が再生画像をタッチすると、タッチに応じてタッチパネル63に読込画像が表示される。図48(B)には、表示画面64に通常画面が表示されている際に遊技者が再生画像をタッチしている様子が示されている(タイミングK17、図47参照)。また、図49(A)には、表示画面64に通常画面が表示されている際に遊技者が再生画像をタッチしたことにより、タッチパネル63に読込画像が表示されている様子が示されている(タイミングK18、図47参照)。図49(A)に例示するように、タッチパネル63に読込画像が表示されている間は、表示画面64にはタッチに係る画像が表示されない。
その後、タッチパネル63に再びメニュー画面が表示されると共に、デモムービーの再生に先立って社名ムービー画像が表示画面64に表示される(図49(B)、タイミングK19、図47参照)。社名ムービー画像の表示に伴い、タッチパネル63における再生画像上に「実行中」という文字が所定期間(例えば、10秒またはタッチに係る客待ち演出が終了するまで)表示される。この所定期間中に再生画像をタッチした場合、タッチに応じたデモムービーが再生できてもよいし、再生できなくてもよい。
なお、他の実施形態では、各種警告に関する情報をタッチパネル63に表示させてもよい。例えば、読込画像として各種警告に関する情報をタッチパネル63に表示させてもよい。
[その他の変形例]
(報知する情報について)
上記実施形態では、遊技者に注意を促す情報として、遊技に直接は関係しない情報についての警告と、遊技に関する情報についての警告とを報知することとした。他の実施形態では、これらの情報についての警告を間接的に行う情報を報知させてもよい。例えば、車内放置警告を間接的に行う情報として、「車内放置撲滅キャンペーン実施中」といった文言、図38(A)に例示する画像、「車内放置は犯罪です」といったメッセージを表示させてもよい。また、例えば、「××県で○月△日に○歳の男の子が車内に取り残されて亡くなるという事故がありました。」というような情報を表示させてもよい。
本実施形態では、客待ち状態中に、車内放置警告、18禁警告、攻略法詐欺警告、置き引き警告、のめりこみ警告、及びマナー喚起警告が報知される(図4参照)。また、車内放置警告およびカード取り忘れ警告が初当たり用のエンディング演出中に報知される。また、RTC演出が実行される毎に、車内放置警告、置き引き警告、又はのめりこみ警告のうちのいずれかの警告が予め定められた報知順序で1種類ずつ報知される。他の実施形態では、上述した警告のうちの一部に関してのみ警告を行うような構成を採用してもよいし、列挙した警告に限らずどのような警告を報知してもよい。また、上述した順番以外の順番で警告を報知してもよいし、どのような警告を同時に報知してもよい。
本実施形態では、遊技者に注意を促す情報として、車内放置警告、車内放置警告、18禁警告、攻略法詐欺警告、置き引き警告、のめりこみ警告、マナー喚起警告、及びカード忘れ警告の7種類の警告が報知される(図4参照)。遊技者に注意を促す情報はこれらに限らず、どのような内容でもよい。例えば、遊技機の各種情報を設定するための案内表示でもよい。具体的には、光量(又は音量)の調節に関する情報や、メニュー画面に表示される情報でもよい。また、遊技者に対して特定の入賞領域に遊技球の入賞を促すための表示でもよい。
また、例えば、ひったくり防止に関する情報、地球温暖化防止のための二酸化炭素削減に関するキャンペーン、節電対策、サクラ・打ち子勧誘詐欺に関する情報でもよい。また、消費者被害防止に関する情報、DV防止に関する情報、児童虐待防止に関する情報、自動車・自転車の盗難に関する情報、薬物乱用防止に関する情報、受動喫煙に関する情報でもよい。また、路上喫煙・ポイ捨てに関する情報、交通事故防止に関する情報、いじめ防止に関する情報、イッキ飲み・アルコールハラスメント防止に関する情報、捨て犬・捨て猫防止に関する情報でもよい。
(その他の警告報知タイミング)
なお、他の実施形態では、上皿28に遊技球が有るか否かを検知するセンサを備え、遊技球が無くなったタイミングで警告を報知してもよい。ここで、遊技者は、上皿28に遊技球が無くなることにより遊技を終了する場合が多い。また、上皿28に遊技球が有る場合に遊技を終了する際には、遊技者は、上皿玉抜きボタン35を操作して上皿28の遊技球を下皿29に移動させる。このため、上皿28に遊技球が無くなったタイミングで警告(例えば車内放置警告)を報知すると、遊技者が席を立ちやすいタイミングで警告内容について遊技者に意識させることが可能である。
また、他の実施形態におけるパチンコ遊技機1では、ハンドル20を遊技者が握っているか否かを検知するセンサを備えてもよい。この場合、遊技者が手を放したタイミングで警告を報知してもよい。さらに、遊技者がハンドル20を握ってからの経過時間を計時する手段を備えてもよい。この場合、遊技者がハンドル20を握ってからの経過時間が所定期間(例えば、3時間)を経過したときに、警告を報知してもよい。
また、他の実施形態では、節電モード中に警告を報知してもよい。節電モードとは、客待ち状態におけるパチンコ遊技機1の消費電力を少なくするための状態であり、例えば、メイン液晶5(及びサブ液晶61,62)に黒い画面が表示されると共に、メイン液晶5に「節電モード」の文言が表示される。この場合、メイン液晶5に警告情報を表示させてもよいし、サブ液晶61,62に警告情報を表示させてもよい。
警告を報知するタイミングは、上記に限らず、どのタイミングで報知してもよい。例えば、大当たり遊技のオープニング演出中や、ラウンド遊技間に設けられたインターバル期間に報知してもよい。また、通常遊技状態に制御されている場合には警告を報知し、確変遊技状態(又は時短遊技状態)に制御されている場合には警告を報知しなくてもよい。また、第1大入賞口13(又は第2大入賞口19)や第2始動口12が遊技球を入賞し易い状態に制御されている際に警告を報知するタイミングが到来した場合には、警告を報知しなくてもよい。
また、RTC134から取得したRTC情報(現在日時を示す情報)に基づいて警告を報知してもよい。例えば、RTC134は、「月」をカウンタするレジスタを備える。このレジスタは、RTC情報に基づいて、01月→02月→・・・→11月→12月→01月→・・・の順にカウンタを更新する。画像音響制御基板140は、RTC情報に含まれるに基づいて、3月〜11月には警告を報知し、1月、2月及び12月には警告を報知しない。これにより、例えば、車内放置によって子供の安全が脅かされる期間だけ車内放置警告を報知することができる。
本実施形態では、RTC演出中に警告を報知した。他の実施形態では、警告報知自体をRTC演出として実行してもよい。この場合、各警告に即したタイミングで報知を行うことができる。例えば、電源供給開始時から1時間が経過する毎に車内放置警告を報知し、電源供給開始時から3時間45分が経過する毎にのめりこみ警告を報知してもよい。この場合、車内放置警告の報知タイミングと、のめりこみ警告の報知タイミングとが重なった場合、いずれか1種類の警告を優先して報知し、他方の警告を報知しなくてもよいし、複数の警告を同時に(又は順番に)報知してもよい。
(警告報知媒体の変形例)
本実施形態では、左サブ液晶61はメイン液晶5の前面左側に配置され、右サブ液晶62はメイン液晶5の前面右側に配置されている。他の実施形態では、メイン液晶5の前面上側や、前面下側にサブ液晶表示装置を配置してもよい。この場合、遊技者が視認し易い位置(例えばメイン液晶5の前面下側)に配置された方のサブ液晶表示装置に警告情報を表示させる構成が好ましい。
また、他の実施形態では、回転ドラムによって警告を報知してもよい。回転ドラムは、パチンコ遊技機の幅方向を軸として回転可能に構成され、外周面に特定の演出画像が表記された役物である。例えば、回転ドラムの外周面は、第1画像が表記された領域と、第2画像が表記された領域と、第3画像が表記された領域とが周方向に並んだものである。この第1画像として、警告情報を表記し、第2画像及び第3画像として遊技に関する演出画像を表記する。回転ドラムは、警告が報知されるタイミングになると、第1画像を遊技者が視認可能になる状態となる。一方、警告が報知されない期間中は、第2画像(又は第3画像)を遊技者が視認可能になる状態になったり、回転したりすることで、回転ドラムを用いた演出の演出効果を向上させる。
また、他の実施形態では、ドット表示器によって警告を報知してもよい。ドット表示器は、複数のLEDから構成され、ドットマトリクス方式で演出画像や文字の表示を行う表示装置である。例えば、ドット表示器を内部に備えた演出ボタンを枠部材3に設け、この演出ボタンに警告情報を表示させることで警告を報知してもよい。
また、他の実施形態では、スピーカ24から出力される音によって警告を報知してもよい。これにより、メイン液晶5又はサブ液晶61,62に警告情報が表示されないため、これらの表示仮面で行われている演出を妨げずに警告を報知できる。例えば、パチンコ遊技機1のキャラクタの声を演じている声優の音声によって警告が報知される。これにより、遊技者の意識をより警告に向けることが可能である。
また、他の実施形態では、通信回線を介してサーバとデータのやり取りを行うことができるカメラ付き携帯情報端末(以下、「携帯電話等」と呼ぶ)において警告を報知してもよい。
具体的には、例えば、他の実施形態におけるパチンコ遊技機1は、遊技履歴の情報を記憶可能に構成され、記憶した遊技履歴の情報が含まれたQRコード(登録商標)を生成し、メイン液晶5又はサブ液晶61,62に表示する。
ここで、遊技履歴とは、大当たりの判定結果、特別図柄の変動回数、メイン液晶5又はサブ液晶61,62に表示された演出画像等の様々な遊技に関する履歴である。なお、この履歴は必ずしも全ての履歴である必要はなく、遊技における特定部分の履歴であってもよい。
例えば、遊技者は、携帯電話等を用いてQRコードから遊技履歴に関する情報を読み取ることで、所定の演出画像等をサーバから携帯電話等に取得可能である。この取得した所定の演出画像を携帯電話等で表示させた際に、携帯電話等において画像(例えば、メッセージ6111,6211)や音により警告が報知されてもよい。例えば、所定の演出画像が大当たりに当選することを報知するプレミアムリーチ演出画像であり、当該リーチ演出画像に係るリーチ演出を携帯電話等において表示させる場合、リーチ演出が開始する直前に警告が報知されてもよいし、リーチ演出が終了する際に警告が報知されてもよい。また、リーチ演出中に、警告情報をリーチ演出画像に重畳表示させてもよい。
なお、上記警告情報はサーバから送られるが、警告情報は遊技機から送られてもよい。具体的には、警告画像音響制御基板140の統括CPU141は、制御用RAM145に遊技機歴と警告情報とを記憶し、これらに基づいてQRコードを生成する。このQRコードを携帯電話で読み取ることによって、携帯電話の画面にサーバのURLと、警告情報とが一緒に表示される。
また、例えば、他の実施形態におけるパチンコ遊技機1は、マーカー利用型Augmented Reality(AR:拡張現実)技術に用いられるARマーカー画像を表示する。
ここで、AR技術は、実際には存在していない仮想オブジェクトを携帯電話等による撮影画像に合成して表示する技術である。ARマーカー画像は、この仮想オブジェクトを撮影画像上のどの位置に合成するかを指示する画像であり、特定の記号や、数字(例えば装飾図柄511)、キャラクタ、保留アイコン等の画像である。
例えば、遊技者は、メイン液晶5又はサブ液晶61,62に表示されたARマーカー画像を、携帯電話等を用いて読み取ることで、撮影画像と仮想オブジェクトとの合成画像を携帯電話等に表示可能である。この合成画像を表示させた際に、携帯電話等において画像(例えば、メッセージ6111,6211)や音により警告が報知されてもよい。例えば、遊技者は、プレミアムリーチ演出が実行された際にメイン液晶5又はサブ液晶61,62に表示されたARマーカー画像を携帯電話等で読み取る。これにより、例えば、パチンコ遊技機1の前方の空間にキャラクタが3次元表示される。この場合、キャラクタが表示される直前に警告が報知されてもよいし、キャラクタの表示を終了する際に警告が報知されてもよい。また、キャラクタの表示中に警告を報知してもよい。
なお、遊技を行うことによって得られる利益とは異なる利益を遊技者に与えることができれば、QRコード又はARマーカー画像を読み取らせることによってどのようなデータを取得させてもよい。例えば、特別なポイントが付与されたり、演出のカスタマイズ機能が付与されたり、特別な画像や音を選択できたり、特別な称号が与えられたりしてもよい。
また、QRコード又はARマーカー画像は、遊技者の操作に応じて表示されてもよいし、遊技者の操作によらずに表示されてもよい。この場合、QRコード又はARマーカー画像の近傍に警告が表示されてもよい。QRコード又はARマーカー画像が表示されている場合、これらに遊技者の注意が向けられるため、遊技者に対して効果的に注意を促すことができる。
また、QRコード又はARマーカー画像に限らず、他の種類の二次元バーコードが表示されてもよいし、携帯電話等で読み取り可能な他の画像が表示されてもよい。
また、他の実施形態では、ハーネス(配線等)でパチンコ遊技機1に電気的に接続された外部の電子機器(例えば、データ表示器)を用いて警告を報知してもよい。データ表示器は、過去数日間の大当たり発生回数や変動回数等を表示する電子機器である。
(その他の変形例)
また、上記本実施形態では、パチンコ遊技機1がメイン液晶5及びサブ液晶61,62という複数の画像表示手段を備えている場合について説明したが、画像表示手段は1つであってもよい。
上記本実施形態では、プリペイドカードを用いた遊技球貸出装置を採用した。他の実施形態では、プリペイドカードに限らず、コイン型やスティック型等の形状の記憶媒体を用いた遊技球貸出装置を採用してもよい。
本発明は回胴式遊技機にも適用可能である。この場合、遊技球貸出装置から貸し出される遊技媒体はコインである。
本発明は、本発明を実現するパチンコ遊技機1の動作を疑似的に実行するような電子データに適用可能である。この場合、電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話等、ポータブルゲーム機、家庭用テレビゲーム機に適用可能である。
また、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバに適用可能である。このデータサーバか通信回線を介して携帯電話等に電子データをダウンロードさせる場合がある。
上記実施形態において説明したパチンコ遊技機1の構成や各部材の動作態様は単なる一例に過ぎず、他の構成や動作態様であっても本発明を実現できることは言うまでもない。また、上述したフローチャートにおける処理の順序、設定値、判定に用いられる閾値等は単なる一例に過ぎず、本発明の範囲を逸脱しなければ他の順序や値であっても、本発明を実現できることは言うまでもない。上記実施形態で例示した画面図等も単なる一例であって、他の態様であってもよい。