JP2016222164A - インホイールモータ駆動装置およびこれを具備する電動車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】車室内の振動や騒音を低減させることができるインホイールモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】インホイールモータ駆動装置(10)は、車輪ハブ(12)を回転自在に支持する車輪ハブ軸受部(11)と、車輪ハブ軸受部に設けられて車体側メンバ(101)と連結する連結部(16)と、車輪ハブを駆動するモータ部(31)と、モータ部および車輪ハブ軸受部間に介在する弾性部材(45)を含みモータ部のモータ回転軸の軸線(P)を車輪ハブの軸線(O)からオフセットして車輪ハブ軸受部に取り付ける連結具(41)とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】インホイールモータ駆動装置(10)は、車輪ハブ(12)を回転自在に支持する車輪ハブ軸受部(11)と、車輪ハブ軸受部に設けられて車体側メンバ(101)と連結する連結部(16)と、車輪ハブを駆動するモータ部(31)と、モータ部および車輪ハブ軸受部間に介在する弾性部材(45)を含みモータ部のモータ回転軸の軸線(P)を車輪ハブの軸線(O)からオフセットして車輪ハブ軸受部に取り付ける連結具(41)とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、車輪のロードホイール内空領域に配置されて当該車輪を駆動するインホイールモータ駆動装置に関し、特にモータ部を支持する構造に関する。
インホイールモータは、電気駆動されることから環境に負荷を与えることが少ないばかりでなく、自動車の車輪内に設置されて当該車輪を駆動することから、エンジン自動車と比較して広い車室スペースを確保することができ、有利である。かかるインホイールモータとしては従来、例えば、特開2010−116017号公報(特許文献1)に記載のごときものが知られている。特許文献1記載のインホイールモータは、インホイールモータの外郭をなすケーシングと、車両前後方向における当該ケーシングの前側および後側に形成される座部を有する。これらの座部には雌ねじ孔が設けられ、トレーリングアームを貫通する雄ねじを座部の雌ねじ孔に螺合させることによりケーシングの座部はトレーリングアームに取付固定される。
上記従来のようなインホイールモータにあっては、さらに改善すべき点があることを本発明者は見いだした。つまり従来のインホイールモータは、特許文献1に示すようにトレーリングアーム等の懸架部材へボルト締結され、車体側に剛体接続していたため、インホイールモータ運転時にモータ部の振動が車体へ伝達されやすく、車室内の振動や騒音の原因になっていた。
本発明は、上述の実情に鑑み、車室内の振動や騒音を低減させることができるインホイールモータ駆動装置を提供することを目的とする。
この目的のため本発明によるインホイールモータ駆動装置は、車輪ハブを回転自在に支持する車輪ハブ軸受部と、車輪ハブ軸受部に設けられて車体側メンバと連結する連結部と、車輪ハブを駆動するモータ部と、モータ部および車輪ハブ軸受部間に介在する弾性部材を含みモータ部のモータ回転軸の軸線を車輪ハブの軸線からオフセットして車輪ハブ軸受部に取り付ける連結具とを備える。
かかる本発明によれば、モータ部は弾性部材を介して車輪ハブ軸受部に支持される。モータ部の振動および騒音は、弾性部材で遮断され、車輪ハブ軸受部に伝達し難くなる。車輪ハブ軸受部の連結部は車体側メンバと連結することから、車体にもモータ部の振動および騒音が伝達し難くなり、従来よりも乗り心地性能が向上する。なお車体側メンバとは、説明される部材からみて車体に取り付けられた部材をいい、車体のみならず、車体および説明される部材間に介在する部品、例えばサスペンション部材、を含む。
モータ部は車輪ハブを直接駆動してもよいが本発明の一実施形態として、モータ部に取り付けられモータ部の出力を減速して車輪ハブに伝達する減速部をさらに備える。かかる実施形態によれば、減速部がモータ部に取り付けられることから、減速部の振動および騒音は、上述した弾性部材で遮断され、車輪ハブ軸受部および車体側メンバに伝達し難くなる。
弾性部材の配置は特に限定されないが本発明の好ましい実施形態として弾性部材は、モータ部のモータ回転軸を中心として周方向に間隔を空けて複数配置される。かかる実施形態によれば、モータ部を車輪ハブ軸受部に好適に取り付けることができる。なお周方向に間隔を空けて連結具を複数配置する場合、隣り合う連結具同士間では高分子材料からなるシール材を配設し、車輪ハブ軸受部とモータ部の接続箇所を封止すると良い。
複数の弾性部材の形状は特に限定されないが、本発明のさらに好ましい実施形態として複数の弾性部材は、車輪ハブの軸線を中心として、径方向に厚肉かつ周方向に薄肉に形成される。かかる実施形態によれば、弾性部材が車輪ハブの軸線を中心として周方向に弾性変形する際の弾性係数を小さくし、径方向に弾性変形する際の弾性係数を大きくすることができる。したがって車輪ハブの回転方向の振動および騒音を効果的に遮断することができる。本発明の他の実施形態として弾性部材は、特定の方向に依らず同じ厚み寸法であってもよい。
連結具の構造は特に限定されないが本発明の一実施形態として連結具は、モータ部および車輪ハブ軸受部のいずれか一方に取り付けられる外筒部材と、残る他方に取り付けられて外筒部材を貫通する軸部材をさらに含む。そして弾性部材は、円筒形状であって、外筒部材および軸部材間の環状隙間に配置される。
本発明のインホイールモータ駆動装置は、電動車両の各車輪に設けられる。そこで一実施形態として本発明の電動車両は上述したインホイールモータ駆動装置を複数備え、該インホイールモータ駆動装置は、車幅方向あるいは車両前後方向に離隔して配列される複数の車輪にそれぞれ設けられ、インホイールモータ駆動装置の弾性部材の弾性係数がインホイールモータ駆動装置毎に異なる。かかる実施形態によれば、車幅方向左右の車輪で、および/または電動車両前後の車輪で、弾性部材の弾性係数を異ならせることにより、電動車両の走行性能に特性を持たせることができる。
あるいは他の実施形態として電動車両は上述したインホイールモータ駆動装置を複数備え、該インホイールモータ駆動装置は、車幅方向あるいは車両前後方向に離隔して配列される複数の車輪にそれぞれ設けられ、インホイールモータ駆動装置の車輪ハブ軸受部の軸線から弾性部材までの距離がインホイールモータ駆動装置毎に異なる。かかる実施形態によれば、車幅方向左右の車輪で、および/または電動車両前後の車輪で、弾性部材の弾性係数を異ならせることにより、電動車両の走行性能に特性を持たせることができる。
このように本発明によれば、モータ部の騒音や振動が車体に伝達され難く、車室内の振動や騒音を低減させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態になるインホイールモータ駆動装置を示す全体図であり、車幅方向内側から見た状態を表し、図1中、紙面左右方向を電動車両の前後方向とする。図2は、同実施形態のインホイールモータ駆動装置を示す縦断面図であり、車輪ハブの軸線およびモータ回転軸の軸線を含む仮想平面で切断した断面を表す。図3は、同実施形態から弾性部材を取り出して示す拡大断面図であり、図1の丸囲い部分に対応する。本実施形態のインホイールモータ駆動装置10は、車輪ハブ12を回転自在に支持する車輪ハブ軸受部11と、車輪ハブ12を駆動するモータ部31と、モータ部31の出力を減速して車輪ハブに伝達する減速部21とを備える。インホイールモータ駆動装置10は、車輪ハブ12の軸線Oが車幅方向に延びるよう、サスペンション部材101を介して車体に取り付けられる。車輪ハブ軸受部11は車幅方向外側に配置され、モータ部31は車幅方向内側に配置され、減速部21はこれらの間に配置される。
図2に示すように車輪ハブ軸受部11は、軸受の内輪に相当する車輪ハブ12、第1列の転動体13、第2列の転動体14、軸受の外輪に相当する非回転の外輪部材15を有し、複列の転がり軸受を構成する。外輪部材15の上部には上方へ突出する連結部16が形成される。連結部16は車体側メンバと連結するためのものであり、連結部16には雌ねじ孔16mが複数形成される。連結部16には車体側から延びるサスペンション部材101が突き当てられ、このサスペンション部材101を貫通するボルト102が雌ねじ孔16mに螺合する。これによりインホイールモータ駆動装置10は車体側メンバに取付固定される。
サスペンション部材101は例えば、車幅方向に延び、車幅方向内側端を基端とし、車幅方向外側端を遊端として、上下方向に揺動するアーム部材である。あるいはサスペンション部材101は、電動車両の車両前後方向に延び、前端を基端とし、後端を遊端として、上下方向に揺動するアーム部材であってもよい。あるいはサスペンション部材101は、ショックアブソーバであってもよく、サスペンション装置の部材であれば特に限定されない。
車輪ハブ12は軸部12bと、筒部12cを有する。軸部12bは車輪ハブ12の軸線Oに沿って延び、転がり軸受17を介し減速部ケーシング27に回転自在に支持される。筒部12cは軸線Oと同軸に設けられ、筒部12cの外周面には転動体13の内側軌道面が形成される。また筒部12cの外周面には内輪部材18が取付固定される。内輪部材18は転動体14の内側軌道面を構成する。筒部12cの内周面には内歯歯車12dが形成される。
モータ部31は、モータ回転軸32と、モータ部ケーシング33を有する。モータ部ケーシング33はモータ回転軸32の軸線Pと同軸に配置される円筒体である。モータ回転軸32の軸線Pは車輪ハブ12の軸線Oと平行に延びる。モータ部31は車輪ハブ軸受部11からみて下方へオフセットして配置される。モータ回転軸32は、モータ部31から車幅方向外側へ突出して延び、モータ回転軸32の先端部には外歯歯車34が形成される。
減速部21は平行軸式減速機であり、軸線Oと平行に延びる軸部22と、軸部22の両端部にそれぞれ形成される外歯歯車23,24と、玉軸受等の転がり軸受25,26と、減速部ケーシング27を有する。軸部22および外歯歯車23,24の軸線Qは、車輪ハブ12の軸線Oよりも上方にオフセットして配置される。外歯歯車23は相対的に車幅方向内側に配置され、外歯歯車24は相対的に車幅方向外側に配置される。外歯歯車23は外歯歯車24よりも大径である。
外歯歯車23は外歯歯車34よりも大径であり、外歯歯車34と噛合する。外歯歯車24は外歯歯車23よりも小径であり、で内歯歯車12dと噛合する。減速部21はモータ回転軸32の出力を減速して車輪ハブ12に伝達する。
減速部ケーシング27は、外歯歯車23を包囲する筒状体であるとともに、減速部ケーシング27の下部はモータ部ケーシング33よりも下方へ突出する。そして減速部ケーシング27の車幅方向内側端はモータ部ケーシング33の車幅方向外側端に突き当てられ、両者は相対移動不能に結合する。このため減速部ケーシング27およびモータ部ケーシング33は共通する1部材と見做すことができる。
減速部ケーシング27の車幅方向内側端は転がり軸受25を介して軸部22の第1端部を回転自在に支持する。減速部ケーシング27の車幅方向外側端は転がり軸受26を介して軸部22の第2端部を回転自在に支持する。このため軸部22は減速部ケーシング27に両持ち支持される。減速部ケーシング27の表面には、軸線Qと平行に延びる筒部27cが形成される。
筒部27cは、車両前後方向に離れる減速部ケーシング27の前部および後部と、これら前部および後部よりも下方に位置する減速部ケーシング27の下部に、がそれぞれ配設される。各筒部27cは連結具41を介して外輪部材15と連結する。発明の理解を容易にするため図1の全体図では、連結具41のみ断面で表す。
各連結具41は、外筒部材42、内筒部材43、ボルト44、およびゴムブッシュ45を有する。複数の筒部27cは軸線Oからみて前側、後側、および下側に配置される。各筒部27cの内周面には外筒部材42が嵌合する。
図3に示すように外筒部材42の内周には円筒形状のゴムブッシュ45が通される。ゴムブッシュ45の内周には内筒部材43が通される。内筒部材43の内周にはボルト44の軸部が通される。これらのうち筒部27c、外筒部材42、内筒部材43、およびボルト44は弾性変形不能な金属製であるが、ゴムブッシュ45のみが弾性部材である。ボルト44の軸部の先端部外周には雄ねじが形成され、図2に示すように外輪部材15に形成される雌ねじ孔に螺合する。ボルト44を締め付けることにより内筒部材43はボルト44の頭部および外輪部材15に挟圧され、内筒部材43はボルト44とともに外輪部材15に結合する。
図1に示すように弾性部材であるゴムブッシュ45は、モータ部31および車輪ハブ軸受部11間に介在し、モータ部31を車輪ハブ軸受部11に同軸ではなくオフセットして取り付ける。つまりモータ回転軸32の軸線Pは車輪ハブ12の軸線Oからオフセットしている。図2に示すように外輪部材15と減速部ケーシング27の接触面46は、全周に亘って、シール部材47で封止されると良い。シール部材47は軸線Oを中心として周方向に延びる。
図1に示すようにゴムブッシュ45を含む連結具41は、モータ回転軸32の軸線Pを中心とする仮想円に沿って、周方向に間隔を空けて複数配置される。図3に示すように、ゴムブッシュ45の外周面および内周面間に肉盗み45sが形成され、円筒体における周方向の一部が薄肉にされ、周方向の残部が厚肉にされる。肉盗み45sは、ゴムブッシュ45を軸線方向に貫通する孔であってもよいし、ゴムブッシュ45の端面に形成される凹部であってもよい。肉盗み45sはゴムブッシュ45の円筒中心に関し対称に設けられる。これによりゴムブッシュ45の弾性係数は、2個1対の肉盗み45sを貫通する方向Eで小さく、肉盗み45sと肉盗み45sの間の厚肉部分を貫通する方向Fで大きくされる。各ゴムブッシュ45は、図1に示すように車輪ハブ12の軸線Oに関し、径方向で厚肉となりまた周方向で薄肉となる姿勢で取り付けられる。
ところで本実施形態によれば連結具41が、減速部ケーシング27に取り付けられる外筒部材42と、外輪部材15に取り付けられて円筒部材を貫通するボルト44および内筒部材43と、円筒形状であって外筒部材42および内筒部材43間の環状隙間に配置されるゴムブッシュ45を含む。ゴムブッシュ45は、モータ部ケーシング33および外輪部材15間に介在し、モータ部31を車輪ハブ12の軸線Oからオフセットして車輪ハブ軸受部11に取り付ける。これによりモータ部31の振動および騒音は、ゴムブッシュ45で遮断され、車輪ハブ軸受部11に伝達し難くなる。車輪ハブ軸受部11の連結部16はサスペンション部材101を介して車体と連結することから、車体にもモータ部31の振動および騒音が伝達し難くなり、従来よりも乗り心地性能が向上する。
また本実施形態によれば、減速部ケーシング27がモータ部ケーシング33に取り付けられることから、減速部21の振動および騒音もゴムブッシュ45で遮断され、車輪ハブ軸受部11および車体に伝達し難くなる。したがって従来よりも乗り心地性能が向上する。
また本実施形態によれば、ゴムブッシュ45がモータ回転軸32の軸線Pを中心として周方向に間隔を空けて複数配置されることから、モータ部31の振動および騒音を効果的に遮断することができる。特にモータ部31が自身の中心となる軸線Pを中心として図1に太矢印で示すように振動しても、かかる振動はゴムブッシュ45で遮断され、減速部21やサスペンション部材101に伝達し難くなる。またモータ部31が軸線Pに対して直角方向に振動しても、かかる振動はゴムブッシュ45で遮断され、減速部21やサスペンション部材101に伝達し難くなる。
また本実施形態によれば、ゴムブッシュ45が車輪ハブ12の軸線Oを中心として、径方向に厚肉かつ周方向に薄肉に形成されることから、ゴムブッシュ45が車輪ハブ12の軸線Oを中心として周方向に弾性変形する際の弾性係数を小さくし、径方向に弾性変形する際の弾性係数を大きくすることができる。したがって車輪ハブ12の回転方向の振動および騒音を効果的に遮断することができる。
次に本実施形態のインホイールモータ駆動装置を具備する電動車両について説明する。図4は電動車両を模式的に示す平面図である。電動車両の車体111には、車輪112〜115が取り付けられる。各車輪112〜115の内部にはインホイールモータ駆動装置10が配置される。
まず前輪について説明する。左側前輪になる車輪112を駆動するインホイールモータ駆動装置10は、前部に連結具51を有し、後部に連結具52を有する。これらの連結具51,52の基本構造は前述した連結具41と同じである。さらにインホイールモータ駆動装置10は、下部にも同じ連結具(図示せず)を有する。
右側前輪になる車輪113を駆動するインホイールモータ駆動装置10も、車輪112と同様に、連結具53,54を有する。左右前輪の連結具を比較すると、連結具53のゴムブッシュの弾性係数が連結具51のゴムブッシュの弾性係数よりも大きくされる。また連結具54のゴムブッシュの弾性係数が連結具52のゴムブッシュの弾性係数よりも大きくされる。あるいは逆に小さくされてもよい。左右の車輪でゴムブッシュの弾性係数を異ならせることにより、左右輪のインホイールモータ駆動装置の共振周波数をずらすことができ、車体に伝達される振動を低減することができる。
続いて後輪について説明する。左側後輪になる車輪114を駆動するインホイールモータ駆動装置10は、前部に連結具55を有し、後部に連結具56を有する。これらの連結具55,56の基本構造は前述した連結具41と同じである。さらにインホイールモータ駆動装置10は、下部にも同じ連結具(図示せず)を有する。
右側後輪になる車輪115を駆動するインホイールモータ駆動装置10も、車輪114と同様に、連結具57,58を有する。前輪と後輪の連結具を比較すると、車輪ハブ軸受部の軸線Oから連結具のゴムブッシュまでの距離が、前輪の連結具51〜54で大きく、後輪の連結具55〜58で小さくされる。あるいは大小逆にされてもよい。前輪と後輪でゴムブッシュの弾性係数を異ならせることにより、前後輪のインホイールモータ駆動装置の共振周波数をずらすことができ、車体に伝達される振動を低減することができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明したが、この発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明になるインホイールモータ駆動装置は、電気自動車およびハイブリッド車両の電動車両において有利に利用される。
10 インホイールモータ駆動装置、 11 車輪ハブ軸受部、
12 車輪ハブ、 12b 軸部、 12c 筒部、
12d 内歯歯車、 13,14 転動体、 15 外輪部材、
16 連結部、 17 軸受、 18 内輪部材、
21 減速部、 22 軸部、 23,24 外歯歯車、
25,26 転がり軸受、 27 減速部ケーシング、 27c 筒部、
31 モータ部、 32 モータ回転軸、 33 モータ部ケーシング、
34 外歯歯車、 41 連結具、 42 外筒部材、
43 内筒部材、 44 ボルト(軸部材)、 45 ゴムブッシュ、
46 接触面、 47 シール部材、 51〜58 連結具、
101 サスペンション部材、 111 車体、
112〜115 車輪、 O,P,Q 軸線。
12 車輪ハブ、 12b 軸部、 12c 筒部、
12d 内歯歯車、 13,14 転動体、 15 外輪部材、
16 連結部、 17 軸受、 18 内輪部材、
21 減速部、 22 軸部、 23,24 外歯歯車、
25,26 転がり軸受、 27 減速部ケーシング、 27c 筒部、
31 モータ部、 32 モータ回転軸、 33 モータ部ケーシング、
34 外歯歯車、 41 連結具、 42 外筒部材、
43 内筒部材、 44 ボルト(軸部材)、 45 ゴムブッシュ、
46 接触面、 47 シール部材、 51〜58 連結具、
101 サスペンション部材、 111 車体、
112〜115 車輪、 O,P,Q 軸線。
Claims (7)
- 車輪ハブを回転自在に支持する車輪ハブ軸受部と、
前記車輪ハブ軸受部に設けられて車体側メンバと連結する連結部と、
前記車輪ハブを駆動するモータ部と、
前記モータ部および前記車輪ハブ軸受部間に介在する弾性部材を含み、前記モータ部のモータ回転軸の軸線を前記車輪ハブの軸線からオフセットして前記車輪ハブ軸受部に取り付ける連結具とを備える、インホイールモータ駆動装置。 - 前記モータ部に取り付けられ、前記モータ部の出力を減速して前記車輪ハブに伝達する減速部をさらに備える、請求項1に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記弾性部材は、前記モータ部のモータ回転軸を中心として周方向に間隔を空けて複数配置される、請求項1または2に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記複数の弾性部材は、前記車輪ハブの軸線を中心として、径方向に厚肉かつ周方向に薄肉に形成される、請求項3に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記連結具は、前記モータ部および前記車輪ハブ軸受部のいずれか一方に取り付けられる外筒部材と、残る他方に取り付けられて前記外筒部材を貫通する軸部材をさらに含み、
前記弾性部材は、円筒形状であって、前記外筒部材および前記軸部材間の環状隙間に配置される、請求項1〜4のいずれかに記載のインホイールモータ駆動装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のインホイールモータ駆動装置を複数備え、該インホイールモータ駆動装置は、車幅方向あるいは車両前後方向に離隔して配列される複数の車輪にそれぞれ設けられ、
前記弾性部材の弾性係数がインホイールモータ駆動装置毎に異なる、電動車両。 - 請求項1〜5のいずれかに記載のインホイールモータ駆動装置を複数備え、該インホイールモータ駆動装置は、車幅方向あるいは車両前後方向に離隔して配列される複数の車輪にそれぞれ設けられ、
前記車輪ハブ軸受部の軸線から前記弾性部材までの距離がインホイールモータ駆動装置毎に異なる、電動車両。
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| JP2015111895A Pending JP2016222164A (ja) | 2015-06-02 | 2015-06-02 | インホイールモータ駆動装置およびこれを具備する電動車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019081522A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用インホイールモータ駆動装置 |
| WO2019131512A1 (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | Toyo Tire株式会社 | 電気自動車用防振装置の配設構造 |
-
2015
- 2015-06-02 JP JP2015111895A patent/JP2016222164A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019081522A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用インホイールモータ駆動装置 |
| US10343511B2 (en) | 2017-10-31 | 2019-07-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle in-wheel motor drive device |
| WO2019131512A1 (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | Toyo Tire株式会社 | 電気自動車用防振装置の配設構造 |
| WO2019131510A1 (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | Toyo Tire株式会社 | 電気自動車用防振装置の配設構造 |
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