JP2016215790A - 車線変更計画生成装置、車線変更計画生成方法 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、自車両が走行する走行路の延伸方向および前記延伸方向に直交する直交方向に沿う座標系を、自車両に関する車両情報、周囲車両に関する車両情報および自車両の運転状況に応じて分割することでグリッド群を設定する。
[運転支援システム1の構成]
本発明が適用された運転支援システム1は、乗用車等の車両に搭載されたシステムである。具体的には、運転支援システム1は、図1に示すように、車線変更計画・走行軌道生成装置10と、車載ネットワーク15と、カメラ20と、LIDAR25と、グリッドマップパターンデータベース30と、車両制御装置35と、を備えている。
車両制御装置35は、生成装置10から出力された走行軌道を受信し、この走行軌道に沿って自車両を制御するために、自車両の動力や操舵力を制御する。
[運転者による車線変更の分析結果について]
次に、本発明の車線変更計画生成機能の前提となった運転者による車線変更の分析結果について説明する。
これによれば、運転者によるステアリングホイールの操舵は時刻7.6で開始されるが、運転者は、右車線への車線変更を行う以前に、減速操作を既に開始しており、19.5m/sから16.7m/sへの減速を行っている点が示されている。このことから、前方の周囲車両から安全なスペースを確保し且つ右側車線の周囲車両に自車両を通過させるために、運転者が減速操作を行なわなければならないことが判明した。
以上のような分析結果に基づき、本発明では、運転者による行動モデルにおける2つの行動部分を第1セグメントおよび第2セグメントと定義して、車線変更計画の生成および走行軌道の生成を行う。
次に、本発明の車線変更計画生成機能で用いるグリッドマップについて説明する。
図5に示すように、グリッドマップでは、自車両の周囲環境を9つのグリッドからなるグリッド群に分割する。各グリッドは、自車両や周囲車両が存在する占領状態と、自車両および周囲車両が存在しない非占領状態と、になり得る。なお、図5では、自車両が走行する車線の右側車線の後方のグリッドを1番目のグリッド、同車線の中央のグリッドを2番目のグリッド、同車線の前方のグリッドを3番目のグリッド、自車両が走行する車線の後方のグリッドを4番目のグリッド、同車線の中央のグリッドを5番目のグリッド、同車線の前方のグリッドを6番目のグリッド、自車両が走行する車線の左側車線の後方のグリッドを7番目のグリッド、同車線の中央のグリッドを8番目のグリッド、同車線の前方のグリッドを9番目のグリッドと表示している。換言すれば、グリッド群を自車両が存在する車線とその左右の車線に設定する。
各グリッドのサイズは、自車両の走行速度、周囲車両の走行速度、当該グリッドが自車両の前方のグリッドまたは後方のグリッドの何れであるか、によって設定される。
なお、α3は、グリッドのサイズを最適化するための時間に関する定数である。また、fl()は、自車両の走行速度(vh)、周囲車両の走行速度(v1、…、v9)、走行路の曲率(k)、走行路の傾斜(pitch,roll)、天候(rainy,sunny)、走行路の路面状態(friction)、視界状態(foggy)に関する関数である。また、fl()は、相対速度などの線形または非線形の関係から計算される。
次に、生成装置10が実行する車線変更計画生成機能について、図6を参照しながら説明する。
(2)ケースB:このケースでは、減速した後に右側車線に入る。これは、高速道路の出口に近づいている場合など、制限時間内または制限距離内に車線変更を行わなければならない場合に、望ましい行動である。
また、このモデルでは、32通りの周囲車両の配置状況を、図12および図13に例示するような4つのカテゴリに分類することができる。
(2)カテゴリB:このカテゴリでは、更に多くの行動候補がある。車線変更を行うが、時には、加速、減速または待機が、安全且つ円滑な車線変更を行うためには望ましい行動である。制限時間/制限距離がある場合、安全な車線変更を行うためには、加速または減速が必要である。
図6に戻り、グリッドマップの作成(S8)に続いて、生成装置10は、グリッドマップ(S8)に基づき、運転状況パターンを作成する(S13)。
(1)エリアI:自車両が占めるグリッド
(2)エリアII:自車両の延伸方向への相対的な走行速度
(3)エリアIII:自車両の直交方向への相対的な走行速度
(4)エリアIV:自車両の延伸方向への相対的な距離
(5)エリアV:自車両の直交方向への相対的な距離
(6)エリアVI:自車両の挙動(自車両の延伸方向への加速度、自車両の直交方向の加速度、操舵角度、ヨーレート)
(7)エリアVII:道路の曲率
(8)エリアVIII:レーンまでの距離
(9)エリアIX:制限時間、制限距離
なお、上記以外にも、運転者または搭乗者の行動パターンや好み、予定や時間的余裕の有無といった拘束条件などの要因を考慮してパターンを作成してもよい。
なお、「NV」は隣接車両の特徴を示し、「R」は自車両と隣接車両との相対距離を示し、「CD」は車両の挙動を示し、「CN」は制限時間/制限距離を示す。また、「−tp,+tf」とは、時間「tp」前から時間「tf」後までの期間であることを示す。
なお、「P」は、運転状況パターンを示す。また、「W」は、運転者による運転挙動の検証結果および実験結果に基づき設定される係数である。また、「−tp,0」とは、時間「tp」前から現在時刻までの期間である。
ここで、rについては、次のような項を用いる。
また、円滑且つ快適な加減速を設定するため、次式を用いて行動パターンのコスト値を算出する。
ここで、Δd(t)については、次のような項を用いる。
図6に戻り、加減速時の行動パターンの生成(S18)に続き、生成装置10は、リアルタイムでの制御および監視処理(S19)のうち、選択された行動の実施および車両制御を行う(S20)。
このうちの走行軌道評価には、図16に示すように、周囲車両の走行軌道を評価するために、過去の動作のデータ、道路情報、および車線変更や車線維持といった周囲車両の挙動を用いる。
[走行軌道生成機能について]
次に、生成装置10が実行する走行軌道生成機能について説明する。
ここで、k(t)については、次のような項を用いる。
続いて、生成装置10は、車線変更を実行する旨を対象車線の周囲車両に送信する。
次に、生成装置10が実行する車線変更時衝突回避機能について、図7を参照しながら説明する。
具体的には、生成装置10は、周囲車両の走行速度や位置に関する情報を得る(S32)。また、生成装置10は、周囲車両の挙動に関する情報を得る(S33)。さらに、生成装置10は、周囲車両の横方向/進行方向の走行軌道を生成する(S34)。
さらに、生成装置10は、グリッドマップを評価して、現在の状況がケースA(S41)、ケースB(S42)またはケースC(S43)の何れであるかを判定する。ケースA(S41)とは、衝突回避のために減速が必要な状況を示す(図18(b)参照)。また、ケースB(S42)は、衝突回避のために加速が必要な状況を示す。また、ケースC(S43)は衝突回避のためにそれ以外の行動が必要な状況を示す。
このように本実施形態の運転支援システム1によれば、自車両が走行する走行路の延伸方向および前記延伸方向に直交する直交方向に沿う座標系を、自車両に関する車両情報、周囲車両に関する車両情報および自車両の運転状況に応じて分割することでグリッド群を設定し、設定したグリッド群のうち自車両が存在するグリッドと周辺車両が存在するグリッドとの位置関係と自車両の運転状況を評価した評価結果とに応じて、自車両が車線変更を行うための計画である車線変更計画を生成する。
Claims (32)
- 自車両に搭載され、自車両が車線変更を行うための計画である車線変更計画を生成する車線変更計画生成装置(1)であって、
自車両が走行する走行路の延伸方向および前記延伸方向に直交する直交方向に沿う座標系を、自車両に関する車両情報、周囲車両に関する車両情報および自車両の運転状況に応じて分割することでグリッド群を設定するグリッド設定手段(10)と、
前記グリッド設定手段が設定したグリッド群のうち自車両が存在するグリッドと周辺車両が存在するグリッドとの位置関係と自車両の運転状況を評価した評価結果とに応じて前記車線変更計画を生成する生成手段(10)と、
を備えることを特徴とする車線変更計画生成装置(1)。 - 請求項1に記載の車線変更計画生成装置において、
自車両に関する車両情報には自車両のサイズまたは走行速度が含まれ、周囲車両に関する車両情報には周囲車両のサイズまたは走行速度が含まれていること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車線変更計画生成装置において、
自車両の運転状況には自車両と周囲車両との相対関係が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 請求項3に記載の車線変更計画生成装置において、
自車両と周囲車両との相対関係には、前記グリッド群のうち自車両が存在するグリッドと周辺車両が存在するグリッドとの位置関係が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 請求項3または請求項4に記載の車線変更計画生成装置において、
自車両と周囲車両との相対関係には、自車両の延伸方向への周囲車両に対する相対的な走行速度、または自車両の直交方向への周囲車両に対する相対的な走行速度が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 請求項3〜請求項5の何れか1項に記載の車線変更計画生成装置において、
自車両と周囲車両との相対関係には、自車両の延伸方向への周囲車両に対する相対的な距離、または自車両の直交方向への周囲車両に対する相対的な距離が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 請求項3〜請求項6の何れか1項に記載の車線変更計画生成装置において、
自車両と周囲車両との相対関係には、自車両の延伸方向への周囲車両に対する相対的な加速度、または自車両の直交方向への周囲車両に対する相対的な加速度が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の車線変更計画生成装置において、
自車両の運転状況には、前記走行路の曲率が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の車線変更計画生成装置において、
自車両の運転状況には、自車両から隣接レーンまでの距離が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の車線変更計画生成装置において、
自車両の運転状況には、車線変更を完了させるまでの制限時間が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 請求項1〜請求項10の何れか1項に記載の車線変更計画生成装置において、
自車両の運転状況には、車線変更を完了させるまでの制限距離が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 請求項1〜請求項11の何れか1項に記載の車線変更計画生成装置において、
自車両の運転状況には、運転者に関する情報が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 請求項1〜請求項12の何れか1項に記載の車線変更計画生成装置において、
自車両の運転状況には、搭乗者に関する情報が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 請求項1〜請求項13の何れか1項に記載の車線変更計画生成装置において、
前記生成手段は、前記グリッド設定手段が設定したグリッド群のうち自車両が存在するグリッドと周辺車両が存在するグリッドとの位置関係または自車両の運転状況を評価した評価結果が変化した場合には、前記車線変更計画を再度生成すること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 請求項1〜請求項13の何れか1項に記載の車線変更計画生成装置において、
前記グリッド設定手段(10)は、前記グリッド群を自車両が存在する車線とその左右の車線に設定すること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 請求項1〜請求項13の何れか1項に記載の車線変更計画生成装置において、
前記グリッド設定手段(10)は、前記グリッド群を自車両が存在する車線とその左右何れか一方の2つの車線に設定すること
を特徴とする車線変更計画生成装置。 - 自車両が車線変更を行うための計画である車線変更計画を生成する車線変更計画生成方法であって、
自車両が走行する走行路の延伸方向および前記延伸方向に直交する直交方向に沿う座標系を、自車両に関する車両情報、周囲車両に関する車両情報および自車両の運転状況に応じて分割することでグリッド群を設定し、
設定したグリッド群のうち自車両が存在するグリッドと周辺車両が存在するグリッドとの位置関係と自車両の運転状況を評価した評価結果とに応じて前記車線変更計画を生成すること
ことを特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項17記載の車線変更計画生成方法において、
自車両に関する車両情報には自車両のサイズまたは走行速度が含まれ、周囲車両に関する車両情報には周囲車両のサイズまたは走行速度が含まれていること
を特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項17または請求項18に記載の車線変更計画生成方法において、
自車両の運転状況には自車両と周囲車両との相対関係が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項19に記載の車線変更計画生成方法において、
自車両と周囲車両との相対関係には、前記グリッド群のうち自車両が存在するグリッドと周辺車両が存在するグリッドとの位置関係が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項19または請求項20に記載の車線変更計画生成方法において、
自車両と周囲車両との相対関係には、自車両の延伸方向への周囲車両に対する相対的な走行速度、または自車両の直交方向への周囲車両に対する相対的な走行速度が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項19〜請求項21の何れか1項に記載の車線変更計画生成方法において、
自車両と周囲車両との相対関係には、自車両の延伸方向への周囲車両に対する相対的な距離、または自車両の直交方向への周囲車両に対する相対的な距離が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項19〜請求項22の何れか1項に記載の車線変更計画生成方法において、
自車両と周囲車両との相対関係には、自車両の延伸方向への周囲車両に対する相対的な加速度、または自車両の直交方向への周囲車両に対する相対的な加速度が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項17〜請求項23の何れか1項に記載の車線変更計画生成方法において、
自車両の運転状況には、前記走行路の曲率が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項17〜請求項24の何れか1項に記載の車線変更計画生成方法において、
自車両の運転状況には、自車両から隣接レーンまでの距離が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項17〜請求項25の何れか1項に記載の車線変更計画生成方法において、
自車両の運転状況には、車線変更を完了させるまでの制限時間が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項17〜請求項26の何れか1項に記載の車線変更計画生成方法において、
自車両の運転状況には、車線変更を完了させるまでの制限距離が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項17〜請求項27の何れか1項に記載の車線変更計画生成方法において、
自車両の運転状況には、運転者に関する情報が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項17〜請求項28の何れか1項に記載の車線変更計画生成方法において、
自車両の運転状況には、搭乗者に関する情報が含まれること
を特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項17〜請求項29の何れか1項に記載の車線変更計画生成方法において、
設定したグリッド群のうち自車両が存在するグリッドと周辺車両が存在するグリッドとの位置関係または自車両の運転状況を評価した評価結果が変化した場合には、前記車線変更計画を再度生成すること
を特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項17〜請求項30の何れか1項に記載の車線変更計画生成方法において、
前記グリッド群を自車両が存在する車線とその左右の車線に設定すること
を特徴とする車線変更計画生成方法。 - 請求項17〜請求項30の何れか1項に記載の車線変更計画生成方法において、
前記グリッド群を自車両が存在する車線とその左右何れか一方の2つの車線に設定すること
を特徴とする車線変更計画生成方法。
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