JP2016210375A - 乗物用シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】シートバック2のアッパフレーム部11(フレーム)にヘッドレストを支えるためのサポートブラケット21が取り付けられたシート1である。上記シートバック2のアッパフレーム部11は、幅方向に分割された構成とされている。サポートブラケット21及びその取り付けの相方部材となる取付ブラケット30が、アッパフレーム部11の幅方向に分割された各フレームピース10A,10B間に跨って一体的に組み付けられている。
【選択図】図3
Description
始めに、実施例1のシート1(乗物用シート)の構成について、図1〜図6を用いて説明する。本実施例のシート1は、図1に示すように、自動車の後部側座席として構成されており、着座乗員の背凭れとなるシートバック2と、着座部となる不図示のシートクッションと、頭凭れとなるヘッドレスト3と、を備えた構成となっている。上記シートバック2は、その左右両サイドの下端部が、それぞれ図示しないリクライナを介してシートクッションの左右両サイドの後端部に連結されて支持されている。ヘッドレスト3は、シートバック2の上部に上方側から差し込まれて装着されている。
以下、上述したバックフレーム10、一体構造物20及び取付ブラケット30の具体的な構成について、図2〜図6を用いて詳しく説明していく。先ず、バックフレーム10の構成について説明する。バックフレーム10は、その左右に分割されて構成される各フレームピース10A,10Bが、それぞれ、1本のアルミニウム合金の押し出し材により形成されている。上記各フレームピース10A,10Bは、上記押し出し成形後に、それぞれがシートバック2の左右各側の周縁に沿った枠形状を成す形に折り曲げられている。そして、各フレームピース10A,10Bは、互いのアッパフレーム部11同士が幅方向に空間Sを空けた状態にセットされて、上述した一体構造物20と取付ブラケット30との組み付けによって互いに一体的に繋がれた状態とされている。上記各フレームピース10A,10Bは、それぞれ、上述したアルミニウム合金の押し出し成形により、その横断面が互いに同一となる一定の形で連続的に延びる角管形状となって形成されている。
次に、上記バックフレーム10の左右のフレームピース10A,10Bのアッパフレーム部11間に一体的に架橋された状態に取り付けられる一体構造物20の構成について説明する。一体構造物20は、1枚のアルミニウム合金の押し出し材により形成されている。上記一体構造物20は、上記押し出し成形後に、プレス加工されることで形状が仕上げられている。上記一体構造物20は、上述したアルミニウム合金の押し出し成形により、その高さ方向に延びる横断面が一定の形で連続的に延びる形状として形成されている。
具体的には、上記一体構造物20は、左右一対の高さ方向に延びる略角筒形状のサポートブラケット21と、これらサポートブラケット21の間を一体的に繋ぐ形で高さ方向に延びる略平板形状の繋ぎ部材22と、を有する形に形成されている。上記各サポートブラケット21は、詳しくは、四角筒形状の角筒部21Aと、各角筒部21Aの前側面部から外側に向かって張り出す形で延びる板状の張出し部21Bと、を有する一様な横断面を有する略角筒形状に形成されている。
繋ぎ部材22は、前後方向に面を向ける平板状の平板部22Aと、平板部22Aの左右両側の各サポートブラケット21と繋がる部分の横断面を、それぞれ、幅方向の外側に向かって前後幅が二股状に傾斜した形で広がるように拡張させる傾斜繋ぎ部22Bと、をひと繋ぎ状に有する略板形状に形成されている。詳しくは、上記平板部22Aは、図5に示すように、上述した左右一対の各サポートブラケット21の管壁の肉厚と略同じ肉厚を有した、前後幅の薄い平板形状に形成されている。
次に、取付ブラケット30の構成について説明する。取付ブラケット30は、プレス加工された1枚の鋼板材により形成されている。上記取付ブラケット30は、前後方向に面を向ける横長な平板形状に形成された後側壁部31と、後側壁部31の上側の縁部から前方側に折り曲げられた上側壁部32と、後側壁部31の下側の縁部から前方側に折り曲げられた下側壁部33と、を有する開断面の曲げ板形状に形成されている。
以上をまとめると、本実施例のシート1は、次のような構成となっている。すなわち、シートバック2のアッパフレーム部11(フレーム)にヘッドレスト3を支えるためのサポートブラケット21が取り付けられたシート1である。上記シートバック2のアッパフレーム部11は、幅方向に分割された構成とされている。サポートブラケット21及びその取り付けの相方部材となる取付ブラケット30が、アッパフレーム部11の幅方向に分割された各フレームピース10A,10B間に跨って一体的に組み付けられている。
以上、本発明の実施形態を2つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記各実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の「乗物用シート」は、自動車の後部側座席以外のシートの他、鉄道等の自動車以外の車両や、航空機、船舶等の様々な乗物用に供されるシートにも広く適用することができるものである。
2 シートバック
2A サポート部材
3 ヘッドレスト
3A ヘッドレストステー
10 バックフレーム
10A,10B フレームピース
11 アッパフレーム部(シートバックのフレーム)
11A 上側壁部
11B 前側壁部
11C 下側壁部
11D 後側壁部
S 空間
20 一体構造物
21 サポートブラケット
21A 角筒部
21A1 前側壁部
21A2 内側壁部
21A3 後側壁部
21A4 外側壁部
21B 張出し部
22 繋ぎ部材
22A 平板部
22A1 ビード
22B 傾斜繋ぎ部
22B1 前側傾斜壁部
22B2 後側傾斜壁部
30 取付ブラケット(取り付けの相方部材となる取付部材)
30A 中央領域
30B 端領域
31 後側壁部
32 上側壁部
33 下側壁部
33A 延長部位
33B 取付孔
T1,T2 前後幅
W1〜W3 溶接箇所
Claims (4)
- シートバックのフレームにヘッドレストを支えるためのサポートブラケットが取り付けられた乗物用シートであって、
前記シートバックのフレームが幅方向に分割された構成とされており、
前記サポートブラケット又は該サポートブラケットの取り付けの相方部材となる取付部材がある場合にはその少なくとも一方が、前記シートバックのフレームの幅方向に分割された各フレームピース間に跨って一体的に組み付けられている乗物用シート。 - 請求項1に記載の乗物用シートであって、
前記サポートブラケットが左右一対で構成されて、互いが繋ぎ部材により一体的に繋がれた一体構造物として構成されており、
前記一体構造物が、前記各フレームピース間に跨って一体的に組み付けられている乗物用シート。 - 請求項1又は請求項2に記載の乗物用シートであって、
前記サポートブラケット及び前記取付部材の両方が、前記各フレームピース間に跨って当該各フレームピースを分割方向とは垂直な方向に挟み込む形に一体的に組み付けられている乗物用シート。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の乗物用シートであって、
前記サポートブラケット又は前記取付部材がある場合にはその少なくとも一方が、前記各フレームピースを前後方向と高さ方向とにそれぞれ挟み込んだ形に一体的に組み付けられている乗物用シート。
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|---|---|
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-
2015
- 2015-05-13 JP JP2015098291A patent/JP6520370B2/ja active Active
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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