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JP2016210375A - 乗物用シート - Google Patents

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JP2016210375A JP2015098291A JP2015098291A JP2016210375A JP 2016210375 A JP2016210375 A JP 2016210375A JP 2015098291 A JP2015098291 A JP 2015098291A JP 2015098291 A JP2015098291 A JP 2015098291A JP 2016210375 A JP2016210375 A JP 2016210375A
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博史 辻
拓哉 小笠原
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拓哉 小笠原
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Abstract

【課題】サポートブラケットが組み付けられるシートバックのフレームを合理的に寸法バラツキの生じにくい構成とすること。
【解決手段】シートバック2のアッパフレーム部11(フレーム)にヘッドレストを支えるためのサポートブラケット21が取り付けられたシート1である。上記シートバック2のアッパフレーム部11は、幅方向に分割された構成とされている。サポートブラケット21及びその取り付けの相方部材となる取付ブラケット30が、アッパフレーム部11の幅方向に分割された各フレームピース10A,10B間に跨って一体的に組み付けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、乗物用シートに関する。詳しくは、シートバックのフレームにヘッドレストを支えるためのサポートブラケットが取り付けられた乗物用シートに関する。
従来、車両用シートにおいて、シートバックのフレームに、ヘッドレストを支えるための筒状のサポートブラケットが結合された構成が知られている(特許文献1)。上記サポートブラケットは、左右一対で構成されており、それぞれが、シートバックのフレームに個別に組み付けられて溶接された状態とされている。
特開2012−46158号公報
ところで、上記左右一対のサポートブラケットが組み付けられるシートバックのフレームは、1本のフレーム材が逆U字状に曲げられて形成されているため、その幅方向の寸法にバラツキが生じやすい。したがって、上記のようなフレーム構造を合理的にバラツキの生じにくい構成とすることが望まれる。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、サポートブラケットが組み付けられるシートバックのフレームを合理的に寸法バラツキの生じにくい構成とすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の乗物用シートは次の手段をとる。
第1の発明は、シートバックのフレームにヘッドレストを支えるためのサポートブラケットが取り付けられた乗物用シートである。シートバックのフレームが幅方向に分割された構成とされている。サポートブラケット又はこのサポートブラケットの取り付けの相方部材となる取付部材がある場合にはその少なくとも一方が、シートバックのフレームの幅方向に分割された各フレームピース間に跨って一体的に組み付けられている。
この第1の発明によれば、シートバックのフレームを幅方向に分割してサポートブラケット(又は相方の取付部材がある場合にはその少なくとも一方)で繋ぐ構成とすることで、これらの部材を介して幅方向にひと繋ぎで構成されるシートバックのフレームの幅方向、高さ方向及び前後方向のうちの少なくともいずれかの寸法バラツキを合理的に吸収することができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。サポートブラケットが左右一対で構成されて、互いが繋ぎ部材により一体的に繋がれた一体構造物として構成されている。上記一体構造物が、シートバックのフレームの幅方向に分割された各フレームピース間に跨って一体的に組み付けられている。
この第2の発明によれば、左右一対で設けられる各サポートブラケット同士を互いに1部品化することで、これらを互いの向きが適切に合わせられる構成とすることができる。また、この一体構造物によって各フレームピース同士を繋ぐ構成とすることで、シートバックのフレームを幅方向の両端部に分けるだけの少ない部品構成に済ませることができる。
第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、次の構成とされているものである。サポートブラケット及び取付部材の両方が、各フレームピース間に跨って各フレームピースを分割方向とは垂直な方向に挟み込む形に一体的に組み付けられている。
この第3の発明によれば、シートバックの各フレームピース同士をより強固に繋ぐことができる。
第4の発明は、上述した第1から第3のいずれかの発明において、次の構成とされているものである。サポートブラケット又は取付部材がある場合にはその少なくとも一方が、各フレームピースを前後方向と高さ方向とにそれぞれ挟み込んだ形に一体的に組み付けられている。
この第4の発明によれば、各フレームピース同士をより一層強固に繋ぐことができる。
実施例1の乗物用シートの概略構成を表した斜視図である。 シートバックの上部骨格構造の拡大斜視図である。 同分解斜視図である。 同正面図である。 同平面図である。 図5のVI-VI線断面図である。 実施例2の乗物用シートの要部構造を表した平面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
<シート1の基本構造>
始めに、実施例1のシート1(乗物用シート)の構成について、図1〜図6を用いて説明する。本実施例のシート1は、図1に示すように、自動車の後部側座席として構成されており、着座乗員の背凭れとなるシートバック2と、着座部となる不図示のシートクッションと、頭凭れとなるヘッドレスト3と、を備えた構成となっている。上記シートバック2は、その左右両サイドの下端部が、それぞれ図示しないリクライナを介してシートクッションの左右両サイドの後端部に連結されて支持されている。ヘッドレスト3は、シートバック2の上部に上方側から差し込まれて装着されている。
具体的には、上記ヘッドレスト3は、その下面部から延びる左右一対の丸棒状のヘッドレストステー3Aの各脚部が、それぞれ、シートバック2の上面部に埋設された筒状の各サポート部材2Aの内部に上方側から差し込まれることにより、各サポート部材2Aに係合して一体的に位置固定された状態として取り付けられている。なお、上述したヘッドレストステー3Aの各脚部及び各サポート部材2Aの構成については、特開2000−41783号公報等の文献に開示された公知の構成となっているため、これらの具体的な構成についての説明は省略することとする。
上述した各サポート部材2Aは、それぞれ、シートバック2の骨格を成すバックフレーム10のアッパフレーム部11に取り付けられた左右一対の角筒状のサポートブラケット21にそれぞれ上方側から差し込まれて一体的に取り付けられた状態とされている。各サポートブラケット21は、バックフレーム10とは別の部材により構成されているが、上述した各サポート部材2Aを上方側から差し込んだ時には、各サポート部材2Aを互いに真っ直ぐに向けた平行な状態に支持することができるよう、バックフレーム10に対して高さ方向に真っ直ぐ向けられた平行な形に取り付けられた状態とされている。ここで、上記アッパフレーム部11が本発明の「シートバックのフレーム」に相当する。
具体的には、上述した各サポートブラケット21は、後述する繋ぎ部材22によって互いに一体的に繋がれた一体構造物20として構成されている。そして、上記各サポートブラケット21は、上記一体構造物20がアッパフレーム部11に前方側から組み付けられて溶接されることにより、アッパフレーム部11に対してひとまとめに一体的に取り付けられた状態とされている。
ここで、上述した一体構造物20が取り付けられるバックフレーム10は、アッパフレーム部11が幅方向に間を空ける形に切り離された左右2つのフレームピース10A,10Bに分割された構成されている。そして、上記2つのフレームピース10A,10B同士は、互いのアッパフレーム部11の切り離された端部同士が、前述した一体構造物20と、この一体構造物20に後側から嵌合する形に組み付けられる取付ブラケット30と、によって、前後側から挟み込まれる形で繋ぎ合わされた構成とされている。
上記バックフレーム10は、このような構成とされていることにより、左右のフレームピース10A,10B同士が互いに一体的に繋ぎ合わされた時の幅方向の寸法バラツキが、上記一体構造物20と取付ブラケット30とを介した連結構造により吸収された状態として組み付けられた状態とされている。ここで、上記取付ブラケット30が本発明の「取り付けの相方部材となる取付部材」に相当する。
<バックフレーム10>
以下、上述したバックフレーム10、一体構造物20及び取付ブラケット30の具体的な構成について、図2〜図6を用いて詳しく説明していく。先ず、バックフレーム10の構成について説明する。バックフレーム10は、その左右に分割されて構成される各フレームピース10A,10Bが、それぞれ、1本のアルミニウム合金の押し出し材により形成されている。上記各フレームピース10A,10Bは、上記押し出し成形後に、それぞれがシートバック2の左右各側の周縁に沿った枠形状を成す形に折り曲げられている。そして、各フレームピース10A,10Bは、互いのアッパフレーム部11同士が幅方向に空間Sを空けた状態にセットされて、上述した一体構造物20と取付ブラケット30との組み付けによって互いに一体的に繋がれた状態とされている。上記各フレームピース10A,10Bは、それぞれ、上述したアルミニウム合金の押し出し成形により、その横断面が互いに同一となる一定の形で連続的に延びる角管形状となって形成されている。
具体的には、上記各フレームピース10A,10Bの横断面は、四角形の一辺が山状に張り出す形に折れ曲がった略5角形の横断面形状に形成されている。上記バックフレーム10は、その枠状を成す形に折り曲げられた枠の内周側に上述した山状に張り出す一辺が内周側に向かって先細り状に張り出すように位置し、この辺と対向する幅広な一辺が枠の外周側に位置するように形成されている。
上記成形により、各フレームピース10A,10Bは、それらの幅方向に向かって真っ直ぐに延びる上側の各枠片部分が、シートバック2の上部骨格を成すアッパフレーム部11としてそれぞれ形成されている。上記各アッパフレーム部11は、上記のような略5角形の横断面形状とされていることにより、それぞれ、図6に示すように、上方側に面を向ける平板状の上側壁部11Aと、前方側に面を向ける平板状の前側壁部11Bと、下方側に面を向ける山状に張り出す下側壁部11Cと、後方側に面を向ける平板状の後側壁部11Dと、をひと繋ぎ状に有する閉断面の連続した角管形状に形成された状態とされている。図3に示すように、上記各フレームピース10A,10Bのアッパフレーム部11の互いに繋がれる端部側の各切断面は、それぞれ、幅方向に対して垂直な方向に切られた切断面となっている。
<一体構造物20>
次に、上記バックフレーム10の左右のフレームピース10A,10Bのアッパフレーム部11間に一体的に架橋された状態に取り付けられる一体構造物20の構成について説明する。一体構造物20は、1枚のアルミニウム合金の押し出し材により形成されている。上記一体構造物20は、上記押し出し成形後に、プレス加工されることで形状が仕上げられている。上記一体構造物20は、上述したアルミニウム合金の押し出し成形により、その高さ方向に延びる横断面が一定の形で連続的に延びる形状として形成されている。
<各サポートブラケット21>
具体的には、上記一体構造物20は、左右一対の高さ方向に延びる略角筒形状のサポートブラケット21と、これらサポートブラケット21の間を一体的に繋ぐ形で高さ方向に延びる略平板形状の繋ぎ部材22と、を有する形に形成されている。上記各サポートブラケット21は、詳しくは、四角筒形状の角筒部21Aと、各角筒部21Aの前側面部から外側に向かって張り出す形で延びる板状の張出し部21Bと、を有する一様な横断面を有する略角筒形状に形成されている。
詳しくは、上記各角筒部21Aは、それぞれ、前方側に面を向ける平板状の前側壁部21A1と、幅方向の内側に面を向ける平板状の内側壁部21A2と、後方側に面を向ける平板状の後側壁部21A3と、幅方向の外側に面を向ける平板状の外側壁部21A4と、をひと繋ぎ状に有する閉断面の連続した四角筒形状に形成されている。また、各張出し部21Bは、上記各角筒部21Aの外側壁部21A4の前側の縁部から外側に向かって僅かに斜め後側に折れ曲がる形で張り出して、その先で外側に向かって真っ直ぐに延びる形に折り曲げられた形状とされている。
上記各サポートブラケット21は、上述した一体構造物20を各フレームピース10A,10Bのアッパフレーム部11の端部間に架橋させるように前方側から組み付けることにより、それらの外側に向かって張り出す各張出し部21Bが、各フレームピース10A,10Bのアッパフレーム部11の前側壁部11Bにそれぞれ前方側から面当接した状態にあてがわれた状態となる。この組み付けにより、各サポートブラケット21の角筒部21Aの外側壁部21A4が、各フレームピース10A,10Bのアッパフレーム部11の切断面に露呈する上側壁部11Aと前側壁部11Bと下側壁部11Cとの各側面部分に幅方向の内側からあてがわれるようになっている。
なお、厳密には、各サポートブラケット21の角筒部21Aは、それらの外側壁部21A4が、上述した各アッパフレーム部11の切断面に露呈する側面部分との間に、幅方向の隙間を僅かに有した状態にあてがわれるようになっている。この隙間設定により、一体構造物20が、左右のフレームピース10A,10B間の幅方向の寸法バラツキを適切に吸収した状態で各フレームピース10A,10B間に跨って架橋されるようになっている。
上記各サポートブラケット21は、図3の一点鎖線で示した各溶接箇所W1において、各フレームピース10A,10Bのアッパフレーム部11の前側壁部11Bのあてがわれた各箇所にそれぞれアーク溶接されて結合されている。具体的には、各サポートブラケット21は、それらの各張出し部21Bの張り出した先の各外縁部箇所が、それぞれ、これらのあてがわれている各フレームピース10A,10Bのアッパフレーム部11の前側壁部11Bに外周側からアーク溶接されて結合されている。
なお、上記各サポートブラケット21の各フレームピース10A,10Bのアッパフレーム部11に対する溶接は、その他のあてがわれている箇所において行われるようになっていてもよい。上記各サポートブラケット21は、図4に示すように、それぞれ、アッパフレーム部11の高さ幅よりも高さ方向に長尺な形に延びる略角筒形状に形成されており、アッパフレーム部11に対して高さ方向の両側に張り出す形に組み付けられている。上記各サポートブラケット21のアッパフレーム部11に対する高さ方向の組み付け位置の位置決めは、治具によって行われるようになっている。上記各サポートブラケット21は、それらの上述した四角筒状の角筒部21A内にそれぞれ対応する各サポート部材2Aが上方側から差し込まれて取り付けられるようになっている。
<繋ぎ部材22>
繋ぎ部材22は、前後方向に面を向ける平板状の平板部22Aと、平板部22Aの左右両側の各サポートブラケット21と繋がる部分の横断面を、それぞれ、幅方向の外側に向かって前後幅が二股状に傾斜した形で広がるように拡張させる傾斜繋ぎ部22Bと、をひと繋ぎ状に有する略板形状に形成されている。詳しくは、上記平板部22Aは、図5に示すように、上述した左右一対の各サポートブラケット21の管壁の肉厚と略同じ肉厚を有した、前後幅の薄い平板形状に形成されている。
上記平板部22Aは、上述した各サポートブラケット21の間の前後方向の中央位置で幅方向に真っ直ぐに延びる平板形状として形成されている。上記平板部22Aは、上記位置に配置されていることにより、上述した各サポートブラケット21の後側壁部21A3よりも前方側に退避した位置に形成された形状とされている。また、平板部22Aは、上述した各サポートブラケット21の前側壁部21A1よりも後方側に退避した位置に形成された形状とされている。
上記平板部22Aには、その上述した各サポートブラケット21と幅方向に横並びとなる高さ方向の上部寄りの中央位置に、前方側に横長円状の形に突出するようにプレス加工されたビード22A1が形成されている。上記ビード22A1により、平板部22Aは、曲げや捩りに対する構造強度が高められた構成とされている。
各傾斜繋ぎ部22Bは、図3及び図5に示すように、上述した平板部22Aの左右両端側の各縁部から各サポートブラケット21の内側壁部21A2の前側の縁部に向かって前斜め外側に真っ直ぐ角度を付けて延びる前側傾斜壁部22B1と、平板部22Aの左右両端側の各縁部から各サポートブラケット21の内側壁部21A2の後側の縁部に向かって後ろ斜め外側に真っ直ぐ角度を付けて延びる後側傾斜壁部22B2と、を有する形状とされている。
このように、各傾斜繋ぎ部22Bは、上述した平板部22Aの左右両端側の各縁部から前側傾斜壁部22B1と後側傾斜壁部22B2とが前後方向に二股状に枝分かれして各サポートブラケット21の内側壁部21A2の前後側の各縁部に繋がる構成とされている。各傾斜繋ぎ部22Bは、このように各サポートブラケット21と繋がれた外側箇所から平板部22Aと繋がれた内側箇所に向かって前後幅を傾斜状に狭めていく形となっていることで、繋ぎ部材22と各サポートブラケット21との繋ぎの各領域部の断面係数の変化が急激的とならないよう滑らかにして応力分散することのできる構成となっている。上記各傾斜繋ぎ部22Bは、上述した前側傾斜壁部22B1と後側傾斜壁部22B2とが、各サポートブラケット21の内側壁部21A2との間で横断面正三角形状を成す中空閉断面の高さ方向に連続した三角筒形状を成す形に形成されている。
なお、上述した各傾斜繋ぎ部22Bは、上述した前側傾斜壁部22B1と後側傾斜壁部22B2とが、各サポートブラケット21の内側壁部21A2との間で、横断面二等辺三角形状や辺の長さが不揃いの三角形状を成す形に形成されたものであってもよい。また、各傾斜繋ぎ部22Bは、各サポートブラケット21の内側壁部21A2とを繋ぐ形が中空とならず中実となる構成であってもよい。
<取付ブラケット30>
次に、取付ブラケット30の構成について説明する。取付ブラケット30は、プレス加工された1枚の鋼板材により形成されている。上記取付ブラケット30は、前後方向に面を向ける横長な平板形状に形成された後側壁部31と、後側壁部31の上側の縁部から前方側に折り曲げられた上側壁部32と、後側壁部31の下側の縁部から前方側に折り曲げられた下側壁部33と、を有する開断面の曲げ板形状に形成されている。
上記取付ブラケット30は、上述した一体構造物20と同じ横幅を持つ形に形成されている。上記取付ブラケット30は、上記各フレームピース10A,10Bのアッパフレーム部11の端部間に後方側から組み付けられることにより、その左右両側の端領域30Bの内周面に各アッパフレーム部11の外周面を後側から嵌合させた形に組み付けられるようになっている。具体的には、図6に示すように、上記取付ブラケット30は、上記各アッパフレーム部11に対して、次のように面当接させた状態に組み付けられるようになっている。
すなわち、取付ブラケット30は、その左右両側の端領域30Bにおける後側壁部31を各アッパフレーム部11の後側壁部11Dに対してそれぞれ高さ方向の全域に亘って後側から面当接させる。更に、取付ブラケット30は、その左右両側の端領域30Bにおける上側壁部32を各アッパフレーム部11の上側壁部11Aに対してそれぞれ後側半分の領域において上側から面当接させる。更に、取付ブラケット30は、その左右両側の端領域30Bにおける下側壁部33を各アッパフレーム部11の下側壁部11Cに対してそれぞれ下側壁部11Cの下方側に山状に張り出した後側の斜面となる後側半分の領域において下側から面当接させる。
上記取付ブラケット30は、図3の一点鎖線で示した各溶接箇所W2において、各アッパフレーム部11の後側壁部11Dと上側壁部11Aと下側壁部11Cとのあてがわれた各箇所に周方向に連続的にアーク溶接されて結合されている。具体的には、取付ブラケット30は、その左右両側の端領域30Bの各外縁部箇所が、これらのあてがわれている各アッパフレーム部11の後側壁部11Dと上側壁部11Aと下側壁部11Cとにそれぞれ外周側からアーク溶接されて結合されている。なお、上記取付ブラケット30の各アッパフレーム部11に対する溶接は、その他のあてがわれている箇所において行われるようになっていてもよい。
上述した取付ブラケット30は、上述した左右両側の端領域30Bにおける上側壁部32と下側壁部33とが互いに同じ長さで前方側へ張り出す形状とされている。上記取付ブラケット30は、上記各アッパフレーム部11への組み付けにより、各端領域30Bの各アッパフレーム部11間の配置間領域の空間Sに張り出す上側壁部32と下側壁部33との各前面部分が、それぞれ、上述した一体構造物20の各サポートブラケット21の後側壁部21A3に対して後側から幅方向の略全域に亘ってあてがわれた状態に組み付けられるようになっている。
また、上記取付ブラケット30は、その中央領域30Aにおいて、上側壁部32と下側壁部33とがそれぞれ左右両側の端領域30Bよりも前方側へ長く延び出す形状とされている。上記取付ブラケット30の中央領域30Aにおける上側壁部32は、取付ブラケット30が各アッパフレーム部11に跨って組み付けられることで、上述した一体構造物20の繋ぎ部材22の平板部22Aと各傾斜繋ぎ部22Bとに対してそれぞれ後側から幅方向の略全域に亘ってあてがわれるように、繋ぎ部材22の後側面の形に合致する、前方側に台形状に張り出した形となっている。
詳しくは、上記取付ブラケット30の中央領域30Aの前方側に台形状に張り出す上側壁部32は、図4に示すように、上述した一体構造物20の繋ぎ部材22に対して、平板部22Aのビード22A1よりも僅かに高い位置に後側からあてがわれるようになっている。上記取付ブラケット30の中央領域30Aの前方側に台形状に張り出す上側壁部32は、その台形状に張り出す左右両側の各斜面の根元側の各角部が丸孔状に後方側へ退避した形に刳り貫かれた形状とされている。
また、図3に示すように、上記取付ブラケット30の中央領域30Aの下側壁部33は、上記取付ブラケット30が各アッパフレーム部11に跨って組み付けられることで、上述した一体構造物20の繋ぎ部材22の平板部22Aの下縁部と各傾斜繋ぎ部22Bの後面部とにそれぞれ幅方向の略全域に亘ってあてがわれるように、その左右両端側が山状に斜めに傾斜し中央側が前方側に寸胴な形で延び出す形状とされている。
上記取付ブラケット30の中央領域30Aの下側壁部33は、上記平板部22Aの下縁部を前方側に通り抜けて張り出す形状とされており、その張り出した先の位置に、下方側に垂下する形で折れ曲がる延長部位33Aが形成されている。上記延長部位33Aには、その左右2箇所の位置に、丸孔状の取付孔33Bが板厚方向となる前後方向に貫通して形成されており、図示しないベンチレータやワイヤーハーネス固定用のクリップ等、何らかの取付部品を取り付けられるようになっている。なお、上記延長部位33Aには、ヘッドレスト3(図1参照)が高さ方向に昇降可能となっている場合の駆動装置や、シートバック2が中折れ可能となっている場合の駆動装置等の他の装備品を取り付けるようになっていてもよい。
上記取付ブラケット30は、図3の一点鎖線で示した各溶接箇所W3において、上記一体構造物20の繋ぎ部材22のあてがわれた各箇所にアーク溶接されて結合されている。具体的には、取付ブラケット30は、その中央領域30Aの上側壁部32の前縁部箇所が、そのあてがわれている繋ぎ部材22の平板部22Aの後面部に外周側から幅方向に広く連続的にアーク溶接されて結合されている。そして、取付ブラケット30は、その中央領域30Aの下側壁部33の前方側へ延び出ている途中の箇所が、そのあてがわれている繋ぎ部材22の平板部22Aの下縁部に外周側から幅方向に広く連続的にアーク溶接されて結合されている。なお、上記取付ブラケット30の各アッパフレーム部11に対する溶接は、その他のあてがわれている箇所において行われるようになっていてもよい。
ここで、上記取付ブラケット30の中央領域30Aが後側から結合される一体構造物20の繋ぎ部材22は、上述したように平板部22Aが各サポートブラケット21の後側壁部21A3よりも前方側に退避した位置に形成された構成とされている。これにより、図3及び図5に示すように、上記平板部22Aに後側からあてがわれる取付ブラケット30の中央領域30Aの上側壁部32及び下側壁部33の前後幅T2(図5参照)を、各サポートブラケット21の後側壁部21A3に後側からあてがわれる取付ブラケット30の各端領域30Bの上側壁部32及び下側壁部33の前後幅T1(図5参照)よりも長く確保することができるようになっている。したがって、各サポートブラケット21が繋ぎ部材22によって互いに一体的に繋がれた構成となっていても、これらの繋がれた中央領域30Aにおいて取付ブラケット30の構造強度を高く確保することができるため、各サポートブラケット21を取付ブラケット30によって強く支持することができる。
また、上述した何らかの取付部品を取付可能な延長部位33Aが、一体構造物20にはでなく取付ブラケット30に形成されていることにより、何らかの取付部品を支えるための負荷が、一体構造物20に大きく掛けられることなく各アッパフレーム部11に伝達されて支えられるようになる。したがって、各サポートブラケット21を各アッパフレーム部11によって強く支えた状態とすることができる。なお、延長部位33Aは、一体構造物20に形成されていてもよい。
以上のように、上述した各フレームピース10A,10Bのアッパフレーム部11の間に一体構造物20と取付ブラケット30とが前後側から挟み込まれる形に組み付けられて一体的に結合されている。詳しくは、上記各アッパフレーム部11は、図6に示すように、それらの前側壁部11Bが、上述した一体構造物20の各張出し部21Bによって前側から面当接した状態にあてがわれて溶接(溶接箇所W1)され、それらの上側壁部11Aと後側壁部11Dと下側壁部11Cとが、それぞれ、取付ブラケット30の各端領域30Bの上側壁部32と後側壁部31と下側壁部33とによって外周側から面当接した状態にあてがわれて連続的に溶接(溶接箇所W2)された状態として、これら一体構造物20と取付ブラケット30とによって前後方向と高さ方向とにそれぞれ挟まれた状態として、これらに一体的に溶接された状態とされている。
より詳しくは、上記各アッパフレーム部11は、図3で前述したように上下の溶接箇所W3において互いに直接一体的に溶接された状態とされる一体構造物20と取付ブラケット30とによってそれぞれ前後方向と高さ方向とにそれぞれ挟まれた状態としてこれらに溶接(溶接箇所W1、W2)されるようになっていることから、前後方向にも高さ方向にも剥離しにくい、強固に一体的に結合された状態とされている。
上記一体構造物20と取付ブラケット30とは、各アッパフレーム部11の配置間領域において、互いが幅方向の略全域に亘って閉じた横断面形状を成すように組み付けられて一体的に結合されている。これにより、上記一体構造物20と取付ブラケット30とによって、各アッパフレーム部11同士を強固に一体的に繋ぐことができるようになっている。上記一体構造物20と取付ブラケット30とは、各アッパフレーム部11の間に対して、次の手順で組み付けられている。
すなわち、先ず、上記一体構造物20と取付ブラケット30とを、それぞれ、治具によって各アッパフレーム部11の間に前後側から組み付けた状態にセットする。そして、上記組み付けた一体構造物20と取付ブラケット30とを、それぞれ、互いの間と各アッパフレーム部11の間とに対して、図3で前述した各溶接箇所W1〜W3においてアーク溶接する。これにより、上記一体構造物20と取付ブラケット30とが、それぞれ、各アッパフレーム部11に対して強固に一体的に結合された状態となる。
なお、上記一体構造物20と取付ブラケット30とは、それぞれ、各アッパフレーム部11に対してひとまとめに組み付けた後に溶接するようになっていてもよいし、どちらか一方を先に組み付けて溶接してから他方を組み付けて溶接するようになっていてもよい。
<まとめ>
以上をまとめると、本実施例のシート1は、次のような構成となっている。すなわち、シートバック2のアッパフレーム部11(フレーム)にヘッドレスト3を支えるためのサポートブラケット21が取り付けられたシート1である。上記シートバック2のアッパフレーム部11は、幅方向に分割された構成とされている。サポートブラケット21及びその取り付けの相方部材となる取付ブラケット30が、アッパフレーム部11の幅方向に分割された各フレームピース10A,10B間に跨って一体的に組み付けられている。
このように、シートバック2のアッパフレーム部11を幅方向に分割してサポートブラケット21と取付ブラケット30とで繋ぐ構成とすることで、これらの部材を介して幅方向にひと繋ぎで構成されるシートバック2の各アッパフレーム部11の幅方向の寸法バラツキを合理的に吸収することができる。
上記サポートブラケット21は、左右一対で構成されていて、互いが繋ぎ部材22により一体的に繋がれた一体構造物20として構成されている。上記一体構造物20が、シートバック2のアッパフレーム部11間に跨って一体的に組み付けられている。このように、左右一対で設けられる各サポートブラケット21同士を互いに1部品化することで、これらを互いの向きが適切に合わせられる構成とすることができる。また、この一体構造物20によって各フレームピース10A,10B同士を繋ぐ構成とすることで、シートバック2の各アッパフレーム部11を幅方向の両端部の2部品に分けるだけの少ない部品構成に済ませることができる。
また、サポートブラケット21及び取付ブラケット30が、各アッパフレーム部11間に跨って各アッパフレーム部11をそれぞれ分割方向とは垂直な方向(前後方向)に挟み込む形に一体的に組み付けられている。このような構成となっていることにより、シートバック2の各フレームピース10A,10B同士をより強固に繋ぐことができる。
詳しくは、サポートブラケット21及び取付ブラケット30が、各アッパフレーム部11をそれぞれ前後方向と高さ方向とにそれぞれ挟み込んだ形に一体的に組み付けられている。このような構成となっていることにより、各フレームピース10A,10B同士をより一層強固に繋ぐことができる。
また、一体構造物20をアルミニウム合金の押し出し材によって形成したことにより、一体構造物20の左右両端部に形成される各サポートブラケット21を両外側へ反らすような変形の起こりにくい形に形成することができる。
続いて、実施例2のシート1の構成について、図7を用いて説明する。本実施例では、一体構造物20の各傾斜繋ぎ部22Bに、実施例1で示した後側傾斜壁部22B2(図5参照)がない構成とされている。なお、取付ブラケット30の形状は、実施例1で示したものと同じ形状となっている。一体構造物20がこのような構成とされていても、一体構造物20が取付ブラケット30と組み付けられることで、各傾斜繋ぎ部22Bの前側傾斜壁部22B1と、各傾斜繋ぎ部22Bに後側から臨む取付ブラケット30の中央領域30Aの上側壁部32及び下側壁部33の各前面部分と、によって、平板部22Aの左右両端側の縁部から各サポートブラケット21の内側壁部21A2の前後側の各縁部に向かって二股状に枝分かれする、横断面正三角形状を成す中空閉断面形状となる壁部構造が形成される。したがって、これらの壁部構造によって、断面係数の変化を滑らかにすることのできる応力分散部を形成することができる。なお、上記以外の構成については、実施例1で示したシート1と同じ構成となっているため、同一の符号を付して説明を省略することとする。
<その他の実施例>
以上、本発明の実施形態を2つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記各実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の「乗物用シート」は、自動車の後部側座席以外のシートの他、鉄道等の自動車以外の車両や、航空機、船舶等の様々な乗物用に供されるシートにも広く適用することができるものである。
また、サポートブラケットが左右一対で構成されていて、個々が互いに一体的に繋がれておらず、それぞれにおいてシートバックのフレームの幅方向に分割された隣り合う各フレームピース同士を一体的に繋ぐ構成とされたものであってもよい。但し、その場合には、シートバックのフレームが幅方向に3つに分割されるなど、上記実施例で示した構成と比べて部品点数が増大する構成となることに留意が必要である。また、サポートブラケットが左右一対で構成されている場合において、その一方だけがシートバックのフレームの幅方向に分割された隣り合う各フレームピース同士を一体的に繋ぐ構成とされて、もう一方が単にどちらかの分割されたフレームピースに結合されるだけの構成とされたものであってもよい。
また、サポートブラケットは、シートバックのフレームに対して後方側から取り付けられる構成であってもよい。サポートブラケットの取り付けの相方部材となる取付部材がある場合も同様に、シートバックのフレームに対して前方側から取り付けられていてもよい。また、サポートブラケットから後方側又は前方側に延びる張出し片を形成し、この張出し片をシートバックのフレームに対して上方側或いは下方側から取り付けるようにしてもよい。サポートブラケットの取り付けの相方部材となる取付部材がある場合も同様である。
また、上記サポートブラケットは、シートバックのフレームの幅方向に分割された各フレームピースの一つの側面部間に跨るようにあてがわれるのではなく、各フレームピースの端部を幅方向に嵌め込んで前後方向や高さ方向に挟み込んだり周囲全体を囲ったりした状態に組み付けられる構成であってもよい。こうすることにより、サポートブラケットの取り付けの相方部材となる取付部材がなくても、サポートブラケットを各フレームピース間に跨って強固に取り付けることができる。なお、上記分割されたフレームピース同士は、サポートブラケットと取付部材とのうちの少なくとも一方によって一体的に結合されるようになっていればよい。上記取付部材は、必ずしも必要となるものではなく、サポートブラケットのみで各フレームピース同士が一体的に結合されるようになっていてもよい。
また、各フレームピースは、上記サポートブラケットと取付部材とのうちの少なくとも一方によって、それらの外周部の一側面のみがあてがわれるか、前後方向又は高さ方向のどちらか一方のみ挟み込まれる形に組み付けられることにより、幅方向の寸法バラツキだけでなく、高さ方向又は前後方向の寸法バラツキも吸収された状態で繋ぎ合わされるようになる。
また、サポートブラケットが取り付けられるシートバックのフレームは、上記各実施例に示したようなアッパフレーム部に限らず、各サイドフレーム間に架橋されたブラケット等のシートバックの他の構成フレームであってもよい。また、サポートブラケットが取り付けられるシートバックのフレームは、上記各実施例に示したような角管材に限らず、円管材やパネル材から成るものであってもよい。また、各サポートブラケットは、それらのサポート部材を差し込むための筒部が、横断面円形状や台形状をした筒形状から成るものであってもよい。
また、繋ぎ部材の各サポートブラケットとの繋ぎの領域部の断面係数の変化が急激的となることを抑える応力分散部の構成は、断面係数を階段状に段階的に変化させるものや、円弧状の湾曲面部により繋いで断面係数の急激的な変化を抑えるものなど、応力集中を避けることのできる構造であれば、特定の形に限定されることなく種々の形状を適用することができるものである。
1 シート
2 シートバック
2A サポート部材
3 ヘッドレスト
3A ヘッドレストステー
10 バックフレーム
10A,10B フレームピース
11 アッパフレーム部(シートバックのフレーム)
11A 上側壁部
11B 前側壁部
11C 下側壁部
11D 後側壁部
S 空間
20 一体構造物
21 サポートブラケット
21A 角筒部
21A1 前側壁部
21A2 内側壁部
21A3 後側壁部
21A4 外側壁部
21B 張出し部
22 繋ぎ部材
22A 平板部
22A1 ビード
22B 傾斜繋ぎ部
22B1 前側傾斜壁部
22B2 後側傾斜壁部
30 取付ブラケット(取り付けの相方部材となる取付部材)
30A 中央領域
30B 端領域
31 後側壁部
32 上側壁部
33 下側壁部
33A 延長部位
33B 取付孔
T1,T2 前後幅
W1〜W3 溶接箇所

Claims (4)

  1. シートバックのフレームにヘッドレストを支えるためのサポートブラケットが取り付けられた乗物用シートであって、
    前記シートバックのフレームが幅方向に分割された構成とされており、
    前記サポートブラケット又は該サポートブラケットの取り付けの相方部材となる取付部材がある場合にはその少なくとも一方が、前記シートバックのフレームの幅方向に分割された各フレームピース間に跨って一体的に組み付けられている乗物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    前記サポートブラケットが左右一対で構成されて、互いが繋ぎ部材により一体的に繋がれた一体構造物として構成されており、
    前記一体構造物が、前記各フレームピース間に跨って一体的に組み付けられている乗物用シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の乗物用シートであって、
    前記サポートブラケット及び前記取付部材の両方が、前記各フレームピース間に跨って当該各フレームピースを分割方向とは垂直な方向に挟み込む形に一体的に組み付けられている乗物用シート。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の乗物用シートであって、
    前記サポートブラケット又は前記取付部材がある場合にはその少なくとも一方が、前記各フレームピースを前後方向と高さ方向とにそれぞれ挟み込んだ形に一体的に組み付けられている乗物用シート。
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