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JP2016209980A - 切断装置及び切断方法 - Google Patents

切断装置及び切断方法 Download PDF

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JP2016209980A JP2015098196A JP2015098196A JP2016209980A JP 2016209980 A JP2016209980 A JP 2016209980A JP 2015098196 A JP2015098196 A JP 2015098196A JP 2015098196 A JP2015098196 A JP 2015098196A JP 2016209980 A JP2016209980 A JP 2016209980A
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Abstract

【課題】遠心力に起因して発生する回転刃の振動、破損、蛇行などを防止する。【解決手段】スピンドル7に、回転軸8に固定された回転刃9と、回転刃9を両側から挟んで固定する第1フランジ15及び第2フランジ16とを設ける。第1フランジ15には、円周状に形成された第1の凹部21と深い凹部20とを設ける。第2フランジ16には、円周状に形成された第2の凹部25を設ける。回転刃9を間に置いて第2の凹部25を第1の凹部21と深い凹部20とに相対向して配置する。深い凹部20を設けることによって、遠心力に起因して発生する第1フランジ15の変位量と第2フランジ16の変位量とを等しくする。このことによって、それぞれのフランジが反対側のフランジに向かって回転刃9を押す力を相殺する。したがって、回転刃9が高速回転した場合であっても、遠心力に起因して発生する回転刃9の振動、破損、蛇行などを防止することができる。【選択図】図4

Description

本発明は、被切断物を切断することによって、個片化された複数の製品を製造する切断装置及び切断方法に関するものである。
プリント基板やリードフレームなどからなる基板を格子状の複数の領域に仮想的に区画して、それぞれの領域にチップ状の素子(例えば、半導体チップ)を装着した後、基板全体を樹脂封止したものを封止済基板という。回転刃などを使用した切断機構によって封止済基板を切断し、それぞれの領域単位に個片化したものが製品になる。
従来から、切断装置を使用して封止済基板の所定領域を回転刃などの切断機構によって切断している。まず、封止済基板を切断用テーブルの上に載置する。次に、封止済基板をアライメント(位置合わせ)する。アライメントすることによって、複数の領域を区切る仮想的な切断線の位置を設定する。次に、封止済基板を載置した切断用テーブルと切断機構とを相対的に移動させる。切削水を封止済基板の切断箇所に噴射するとともに、切断機構によって封止済基板に設定された切断線に沿って封止済基板を切断する。封止済基板を切断することによって、個片化された製品が製造される。
切断機構として回転刃を有するスピンドルが使用される。スピンドルは回転刃を高速回転させることによって封止済基板を切断する。回転刃は、その両端を固定部材であるフランジによって挟まれ、スピンドルに設けられた回転軸の軸方向に対して直交する面に平行になるように取り付けられる。回転刃は、30,000〜50,000rpm程度に高速回転するので、回転刃の中心から外周方向に向かって遠心力が作用する。遠心力が大きくなると、遠心力によってフランジや回転刃に変位が発生する。回転刃が高速回転することによって、フランジや回転刃が遠心力によって変形する。回転刃が遠心力によって変形すると、回転軸の軸方向に対して直交する面から回転刃がずれてしまう。言い換えると、回転軸に直交する方向に対して回転刃が傾きを持つようになる。この回転刃のずれ量(傾き)がある程度以上に大きくなると、回転刃に破損が発生したり、回転刃の蛇行が発生したりする。
切削装置において、「ワッシャ状の切削ブレードは、2つのフランジに挟持された状態でスピンドル先端にナットによって固定されている。ブレードは、フランジに接触した状態で固定されるため、フランジのブレードに接触する端面とスピンドルの回転中心線とのなす角度が90度でないと、スピンドル回転時にフランジが端面ブレを生じてしまい、精密な加工ができなくなってしまう」ことが開示されている(例えば、特許文献1の段落〔0003〕、〔0004〕、図3参照)。
特開2009−297855号公報
特許文献1に開示された技術によれば、ブレード31およびフランジ37をフランジ36に嵌合させ、ブレード31を一対のフランジ36,37によって挟持させる。さらに、ナット35の雌ねじ部35aをフランジ36のフランジ雄ねじ部36aに螺合させて締め付けることで、ブレード31はフランジ36,37の外周面寄りの端面36c,37aによって挟持固定される(特許文献1の段落〔0020〕、図3)。
この技術によれば、ブレード31はフランジ36,37の外周面寄りの端面36c,37aによって固定される。フランジ36とフランジ37とではその構造や重量が異なる。したがって、遠心力によって受ける力が、フランジ36とフランジ37とでは異なる。ブレード31が高速回転すると、遠心力によってフランジ36とフランジ37とに作用する力が異なるため、ブレード31が変形するおそれがある。
本発明は、回転刃を挟んで固定する第1の固定部材及び第2の固定部材の構造を最適化し、それぞれ遠心力に起因して発生する第1の固定部材の変位量と第2の固定部材の変位量とを等しくすることによって、回転刃の変形や破損を防止することができる切断装置及び切断方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る切断装置は、被切断物が載置されるテーブルと、被切断物を切断する切断機構と、テーブルと切断機構とを相対的に移動させる移動機構とを備え、被切断物を切断することによって複数の製品を製造する際に使用される切断装置であって、切断機構に設けられた回転軸と、回転軸に対して固定された円板状の回転刃と、回転刃における切断機構の本体に近い側に位置する第1の面に部分的に密着する第1の固定部材と、第1の固定部材の外周部に設けられ回転刃の第1の面に密着する第1の保持部と、第1の固定部材に設けられた第1の凹部と、第1の凹部の少なくとも一部に重なるようにして第1の固定部材に設けられ、第1の凹部の深さよりも大きい深さを有する深い凹部と、第1の固定部材に設けられた第1のサポート部と、回転刃の第2の面に部分的に密着する第2の固定部材と、第2の固定部材の外周部に設けられ回転刃の第2の面に密着する第2の保持部と、第2の固定部材に設けられた第2の凹部と、第2の固定部材に設けられた第2のサポート部とを備え、第1の固定部材と第2の固定部材とによって回転刃が挟まれた状態において回転刃が回転軸に対して固定され、回転刃を間に置いて第2の凹部が第1の凹部と深い凹部とに相対向して配置され、回転刃が回転することによって発生する遠心力に起因する回転刃の変形が抑制されることを特徴とする。
本発明に係る切断装置は、上述の切断装置において、第1の保持部と第1の凹部と深い凹部と第1のサポート部とが円周状に形成され、第2の保持部と第2の凹部と第2のサポート部とが円周状に形成されることを特徴とする。
本発明に係る切断装置は、上述の切断装置において、深い凹部の深さは第1の凹部の深さ及び第2の凹部の深さよりも大きいことを特徴とする。
本発明に係る切断装置は、上述の切断装置において、第1のサポート部は第1の固定部材における回転軸に近い側に設けられ、第2のサポート部は第2の固定部材における回転軸に近い側に設けられ、回転刃を間に置いて第1のサポート部と第2のサポート部とが相対向して配置され、回転刃の第1の面から第1のサポート部の端面までの第1の距離と回転刃の第2の面から第2のサポート部の端面までの第2の距離とが等しい所定の距離であり、所定の距離は回転刃が有する砥粒の最大径よりも大きく、回転刃の変形が許容される範囲における変形量の最大値よりも小さいことを特徴とする。
本発明に係る切断装置は、上述の切断装置において、深い凹部は、第1の固定部材において、回転刃の第1の面に相対向する面又は相対向する面の反対面のうち少なくとも一方において設けられることを特徴とする。
本発明に係る切断装置は、上述の切断装置において、被切断物は封止済基板であることを特徴とする。
本発明に係る切断装置は、上述の切断装置において、被切断物は、複数の製品にそれぞれ対応する複数の領域においてそれぞれ機能素子が作りこまれた基板であることを特徴とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る切断方法は、被切断物をテーブルに載置する工程と、回転軸に固定された円板状の回転刃と被切断物とを相対的に移動させる工程とを備え、被切断物を切断することによって複数の製品を製造する切断方法であって、第1の保持部と、第1の凹部と、第1の凹部に重なるようにして設けられ第1の凹部の深さよりも大きい深さを有する深い凹部と、第1のサポート部とを有する第1の固定部材を準備する工程と、第2の保持部と、第2の凹部と、第2のサポート部とを有する第2の固定部材を準備する工程と、第1の固定部材と第2の固定部材とによって挟まれた状態において回転軸に固定された回転刃を準備する工程と、回転刃を回転させる工程とを備え、準備された第1の固定部材において第1の保持部が外周部に設けられ、準備された第2の固定部材において第2の保持部が外周部に設けられ、回転刃を準備する工程では、第2の凹部を第1の凹部と深い凹部とに相対向して配置し、回転刃における切断機構の本体に近い側に位置する第1の面に第1の保持部を密着させ、回転刃の第2の面に第2の保持部を密着させ、回転刃を回転させる工程では、回転刃が回転することによって発生する遠心力に起因する回転刃の変形を抑制することを特徴とする。
本発明に係る切断方法は、上述の切断方法において、準備された第1の固定部材において、第1の保持部と、第1の凹部と、深い凹部と、第1のサポート部とが円周状に形成され、準備された第2の固定部材において、第2の保持部と、第2の凹部と、第2のサポート部とが円周状に形成されることを特徴とする。
本発明に係る切断方法は、上述の切断方法において、それぞれ準備された第1の固定部材と第2の固定部材とにおいて、深い凹部の深さは第1の凹部の深さ及び第2の凹部の深さよりも大きいことを特徴とする。
本発明に係る切断方法は、上述の切断方法において、それぞれ準備された第1の固定部材と第2の固定部材とにおいて、第1のサポート部は第1の固定部材における回転軸に近い側に設けられ、第2のサポート部は第2の固定部材における回転軸に近い側に設けられ、回転刃を間に置いて第1のサポート部と第2のサポート部とが相対向して配置され、回転刃の第1の面から第1のサポート部の端面までの第1の距離と回転刃の第2の面から第2のサポート部の端面までの第2の距離とが等しい所定の距離であり、所定の距離は回転刃が有する砥粒の最大径よりも大きく、回転刃の変形が許容される範囲における変形量の最大値よりも小さいことを特徴とする。
本発明に係る切断方法は、上述の切断方法において、準備された第1の固定部材において、深い凹部は、回転刃の第1の面に相対向する面又は相対向する面の反対面のうち少なくとも一方において設けられることを特徴とする。
本発明に係る切断方法は、上述の切断方法において、被切断物は封止済基板であることを特徴とする。
本発明に係る切断方法は、上述の切断方法において、被切断物は、複数の製品にそれぞれ対応する複数の領域においてそれぞれ機能素子が作りこまれた基板であることを特徴とする。
本発明によれば、切断機構に、回転軸と、回転軸に固定された回転刃と、回転刃を両側から挟んで固定する第1の固定部材及び第2の固定部材とを設ける。第1の固定部材には、回転刃の第1の面に部分的に密着する第1の保持部と、第1の凹部と、第1の凹部の少なくとも一部に重なるようにして設けられ第1の凹部の深さよりも大きい深さを有する深い凹部と、第1のサポート部とを設ける。第2の固定部材には、回転刃の第2の面に部分的に密着する第2の保持部と、第2の凹部と、第2のサポート部とを設ける。回転刃を間に置いて第2の凹部を第1の凹部と深い凹部とに相対向して配置することによって、回転刃が回転することによって発生する遠心力に起因する回転刃の変形を抑制する。したがって、回転刃が高速回転した場合であっても、遠心力に起因して発生する回転刃の振動、破損、蛇行などを防止することができる。
本発明に係る切断装置の概要を示す平面図である。 図2(a)、(b)は、図1で示した切断装置において使用されるスピンドルを示す概略図であり、図2(a)は正面図、図2(b)は側面図である。 図2で示したスピンドルの構成部材を示す概略分解断面図である。 図3で示した構成部材をスピンドルに取り付けた状態を示す概略断面図である。 図4で示したフランジの概略断面拡大図ある。
図4に示されるように、スピンドル7に、回転軸8と、回転軸8に固定された回転刃9と、回転刃9を両側から挟んで固定する第1フランジ15及び第2フランジ16とを設ける。第1フランジ15には、それぞれ円周状に形成された第1の凹部21と深い凹部20とを設ける。第2フランジ16には、円周状に形成された第2の凹部25を設ける。回転刃9を間に置いて第2の凹部25を第1の凹部21と深い凹部20とに相対向して配置する。深い凹部20を設けることによって、遠心力に起因して発生する第1フランジ15の変位量と第2フランジ16の変位量とを等しくする。このことによって、それぞれのフランジが反対側のフランジに向かって回転刃9を押そうとする力を相殺することができる。したがって、回転刃9が高速回転した場合であっても、遠心力に起因して発生する回転刃9の振動、破損、蛇行などを防止することができる。
本発明に係る切断装置について、図1を参照して説明する。本出願書類におけるいずれの図についても、わかりやすくするために、適宜省略し又は誇張して模式的に描かれている。同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を適宜省略する。
図1に示されるように、切断装置1は、被切断物を複数の製品に個片化する装置である。切断装置1は、基板供給モジュールAと基板切断モジュールBと検査モジュールCとを、それぞれ構成要素として備える。各構成要素(各モジュールA〜C)は、それぞれ他の構成要素に対して着脱可能かつ交換可能である。
基板供給モジュールAには、被切断物に相当する封止済基板2を供給する基板供給機構3と、切断装置1の動作や制御などを行う制御部CTLとが設けられる。封止済基板2は、プリント基板やリードフレームなどからなる基板と、基板が有する複数の領域に装着された複数の機能素子(半導体素子などのチップ)と、複数の領域が一括して覆われるようにして形成された封止樹脂とを有する。封止済基板2は、最終的に切断されて個片化される被切断物である。封止済基板2は、搬送機構(図示なし)によって基板切断モジュールBに搬送される。
図1に示される切断装置1は、シングルカットテーブル方式の切断装置である。したがって、基板切断モジュールBには、1個の切断用テーブル4が設けられる。切断用テーブル4は、移動機構5によって図のY方向に移動可能であり、かつ、回転機構6によってθ方向に回動可能である。切断用テーブル4には切断用治具(図示なし)が取り付けられ、切断用治具の上に封止済基板2が載置される。
基板切断モジュールBには、切断機構としてスピンドル7が設けられる。図1に示される切断装置1は、1個のスピンドル7が設けられるシングルスピンドル構成の切断装置である。スピンドル7は、独立してX方向とZ方向とに移動可能である。スピンドル7は、回転軸8と回転軸8の先端部に装着された回転刃9とを備える。回転刃9は、回転軸8の軸方向(X方向)に対して直交する面(Y軸とZ軸とを含む面)に平行になるように取り付けられる。スピンドル7には、高速回転する回転刃9によって発生する摩擦熱を抑えるために切削水を噴射する切削水用ノズル(図示なし)が設けられる。切断用テーブル4とスピンドル7とを相対的に移動させることによって封止済基板2が切断される。回転刃8は、Y軸とZ軸とを含む面内において回転することによって封止済基板2を切断する。
検査モジュールCには検査用テーブル10が設けられる。検査用テーブル10には、封止済基板2を切断して個片化された複数の製品Pからなる集合体、すなわち、切断済基板11が載置される。複数の製品Pは、検査用のカメラ(図示なし)によって検査されて、良品と不良品とに選別される。良品はトレイ12に収容される。
実施例1おいては、シングルカットテーブル方式であって、シングルスピンドル構成の切断装置1を説明した。これに限らず、シングルカットテーブル方式であって、ツインスピンドル構成の切断装置や、ツインカットテーブル方式であって、ツインスピンドル構成の切断装置などを使用してもよい。
図2〜図5を参照して、本発明に係る切断装置1において使用されるスピンドル7を説明する。図2に示される切断機構であるスピンドル7は、スピンドル本体部13と駆動機構であるスピンドルモータ14とスピンドルモータ14に接続された回転軸8とを備える。回転軸8は、ラジアルエアベアリングとアキシャルエアベアリング(図示なし)とから吹き出される空気(エア)によって非接触の状態でスピンドル7に回転可能に支持される。回転軸8の先端部には封止済基板2を切断する回転刃9が装着される。回転刃9は、回転軸8の軸方向(X方向)に対して直交する面(Y軸とZ軸とを含む面)に平行になるように取り付けられる。回転刃9は、固定部材である第1フランジ15と第2フランジ16とによって両側を挟まれ、回転軸8に取り付けられる。回転刃9は、貫通孔を有するワッシャータイプの回転刃である。回転刃9は、スピンドル7に着脱可能で交換することができる。
図3を参照して、本実施例において使用されるスピンドル7の構成部材について説明する。図3に示されるように、スピンドル7に設けられた回転軸8は、その先端に第1フランジ15を取り付けるため口径の小さい先端部8aを有する。回転軸8の先端部8aには、第1フランジ15を回転軸8に固定するためのボルト17と螺合する雌ねじ部8iが形成されている。
第1フランジ15は、第2フランジ16と共に回転刃9を挟んで保持し、回転刃9をスピンドル7に固定する部材である。第1フランジ15は、回転刃9の背面側(スピンドル7側;第1の面側)に配置される後側フランジであり、回転軸8に直接取り付けられる。第1フランジ15の中心部には、回転軸8の先端部8aに嵌合される貫通穴19が設けられる。第1フランジ15は、回転刃9が挿入される筒状のベース部15aと、第2フランジ16が嵌合される筒状のベース部15bと、回転刃9を保持する円周状の保持部15cと、回転刃9の傾きや反りを抑制するための円周状のサポート部15dと、第1フランジ15の変位(変形)を抑制するために円周状に形成された深い凹部20と、第1フランジ15の変位(変形)を抑制するために円周状に形成された第1の凹部21とを備える。深い凹部20と第1の凹部21とは円周状に形成される。第1フランジ15の中心先端部には、ボルト17が締結される凹部22とナット18に螺合するナット雄ねじ部15eとが形成されている。
図3の上方又は下方から見た場合において、深い凹部20は第1の凹部21の少なくとも一部に重なるようにして設けられる。言い換えれば、図3において、円周状に形成された深い凹部20は、円周状に形成された第1の凹部21の少なくとも一部に、平面視して含まれる。本発明において、「円周状に形成された」という文言は、円周状に切れ目なく形成された場合と、円周状であって少なくとも1か所以上の切れ目を有するようにして形成された場合との双方を含む。
図3に示されるように、第1フランジ15において、深い凹部20は第1の凹部21と同じ側(図の下側)に設けられる。これに限定されるものではなく、第1フランジ15において、深い凹部20は、第1の凹部21の反対側(図の上側)に設けられてもよい。第1フランジ15において、深い凹部20は、第1の凹部21と同じ側と反対側との双方に設けられてもよい。
回転刃9は、貫通孔23を備えリング状に形成されたワッシャータイプの回転刃である。回転刃9の貫通孔23は、第1フランジの筒状のベース部15aに挿入される。回転刃9は、例えば、ダイヤモンドなどの砥粒を、金属、樹脂、セラミックなどの結合材で結合した円環状の砥石からなる回転刃である。封止済基板を切断する際に使用される砥粒としては、数μm〜数十μm程度の粒径を有するダイヤモンド砥粒が使用されることが多い。
第2フランジ16は、第1フランジ15と共に回転刃9を挟んで保持し、回転刃9をスピンドル7に固定する部材である。第2フランジ16は、回転刃9の前面側(スピンドル7とは反対側;第2の面側)に配置される前側フランジであり、第1フランジ15に嵌合される。第2フランジ16の中心部には、第1フランジ15の筒状のベース部15bに嵌合される貫通穴24が設けられる。第2フランジ16は、回転刃9を保持する円周状の保持部16cと、回転刃9の傾きや反りを抑制するための円周状のサポート部16dと、第2フランジ16の変位(変形)を抑制するために円周状に形成された第2の凹部25とを備える。
回転刃9は、第1フランジ15の外周部に設けられた円周状の保持部15cと第2フランジ16の外周部に設けられた円周状の保持部16cとによって挟まれ、保持される。回転刃9を、回転軸8の軸方向に対して直交する面に平行になるように保持する。回転刃9を精度よく保持するために、保持部15c及び保持部16cの端面はそれぞれ高い平坦性を有する。
ナット18は、第2フランジ16を第1フランジ15に固定するためのフランジナットである。ナット18の内周面にはナット雌ねじ部18iが形成されている。ナット18を第1フランジ15のナット雄ねじ部15eに締結することによって、回転刃9は第1フランジ15と第2フランジ16とによって挟まれ固定される。
ボルト17は、回転刃9を挟んでナット18によって固定された第1フランジ15及び第2フランジ16を回転軸8に固定するための固定部材である。ボルト17には、回転軸8の雌ねじ部8iに螺合する雄ねじ部17eが形成されている。ボルト17の頭には、ボルト17を回転軸8に対して締結する際に又は回転軸8から緩める際に回転させるために、例えば、六角穴26が形成されている。
図3を参照して、スピンドル7に回転刃9を装着する手順について説明する。まず、回転刃9の貫通孔23を、第1フランジ15の筒状のベース部15aに挿入する。次に、第2フランジ16の貫通穴24を第1フランジ15の筒状のベース部15bに嵌合する。更に、ナット18のナット雌ねじ部18iを、第1フランジ15の先端部に形成されたナット雄ねじ部15eに螺合させて締め付ける。このことによって、回転刃9は、第1フランジ15と第2フランジ16とによって挟まれて固定される。
次に、第1フランジ15と第2フランジ16とによって回転刃9を固定した状態で、第1フランジ15の中心部に形成された貫通穴19を、スピンドル7の回転軸8の先端部8aに嵌合する。次に、ボルト17を、回転軸8の先端部8aに形成された雌ねじ部8iに螺合させて締め付ける。ボルト17の頭に形成された六角穴26に、例えば、L型レンチなどを挿入してボルト17を締め付ける。ボルト17を回転軸8に締結することによって、第1フランジ15と第2フランジ16とによって固定された回転刃9を、スピンドル7の回転軸8に取り付ける。
図4を参照して、スピンドル7に回転刃9が装着された状態を説明する。図4は、本発明に係る切断装置1において使用されるスピンドル7を示している。図4に示されるように、第1フランジ15と第2フランジ16とによって挟まれ、ナット18によって固定された回転刃9が、ボルト17によって回転軸8に取り付けられる。回転刃9は、第1フランジ15の外周部に形成された保持部15cと第2フランジ16の外周部に形成された保持部16cとによって、挟まれ固定される。保持部15cと保持部16cとは、回転刃9の取り付け状態を安定に維持するために、それぞれ高い平坦性を有する。保持部15cと保持部16cとによって挟まれ固定された回転刃9が、高速回転することによって封止済基板2を切断する。
スピンドル7に回転刃9を装着する手順については、本実施例及び従来の技術とも全く同じ手順で行われる。ここでは、従来の技術における第1フランジ15と第2フランジ16とを使用した際の課題について説明する。従来の技術において、回転刃9が高速回転していないアイドリング状態又は静止状態においては、回転刃9は回転軸8の軸方向に対して直交する面に平行に位置する。回転刃9が高速回転することによって、第1フランジ15と第2フランジ16とは回転することによる遠心力をそれぞれ受ける。遠心力は回転刃9の中心から径方向(外側)に向かって作用する。したがって、第1フランジ15と第2フランジ16とは、それぞれのフランジの中心から外側に向かう遠心力を受けて、外周方向に向かって変位(変形)する。
特許文献1の図3に示された従来の技術を、本出願の図4を参照して説明する。従来の技術によれば、本出願の図4に示された深い凹部20とサポート部15dとサポート部16dとが存在しない。この状態において、第1フランジ15は、ボルト17によって直接回転軸8に固定される。第1フランジ15はボルト17によって回転軸に8に強固に固定されている。したがって、第1フランジ15において遠心力に起因して発生する変位の量(変位量)は比較的小さい。第2フランジ16は、ナット18によって第1フランジ15に締結される。第2フランジ16は回転軸8に直接固定されていない。したがって、第2フランジ16において遠心力に起因して発生する変位量は、第1フランジ15において遠心力に起因して発生する変位量よりも大きくなる。第1フランジ15において発生する変位量と第2フランジ16において発生する変位量とが異なると、変位量が大きいフランジ(第2フランジ16)の側から変位量が小さいフランジ(第1フランジ15)の側に回転刃9を押す力(図4における右向きの力)が発生する。このことによって、従来の技術によれば、回転刃9が高速回転した場合において、回転刃9が回転軸8の軸方向に対して直交する面からずれてしまうことがある。言い換えると、図4におけるY軸とZ軸とを含む面に対して回転刃9が傾きを持つようになる。この回転刃9の傾きがある程度以上に大きくなると、回転刃9に振動、破損が発生したり、回転刃9の蛇行が発生したりする。
一方、本発明によれば、図4に示されるように、第1フランジ15にはそれぞれ円周状の第1の凹部21と深い凹部20とが設けられる。第2フランジ16には円周状の第2の凹部25が設けられる。深い凹部20は、それぞれ遠心力に起因して発生する第1フランジ15の変位量と第2フランジ16の変位量とを等しくするために、第1フランジ15の剛性を低下させることを目的として設けられる。第1フランジ15の変位量と第2フランジ16の変位量とを等しくすることによって、それぞれのフランジが反対側のフランジに向かって回転刃9を押そうとする力を相殺することができる。このことにより、回転軸8の軸方向に対して直交する面(図4におけるY軸とZ軸とを含む面)に常に平行になるように回転刃9を保持することができる。したがって、回転刃9が高速回転した場合であっても、遠心力に起因して発生する回転刃9の振動、破損、蛇行など(以下適宜「振動など」という。)を防止することができる。「第1フランジ15の変位量と第2フランジ16の変位量とが等しい」という文言は、それらの変位量が厳密には異なっているが回転刃9の傾きが振動などを発生させない程度に充分に小さい場合、言い換えれば、それらの変位量が実質的に等しい場合を含む。
本発明によれば、フランジ15のサポート部15dと第2フランジ16のサポート部16dとは、回転刃9を間に置いて相対向するようにして設けられる。回転刃9の背面(スピンドル7側の面;回転刃9の第1の面)から第1フランジ15のサポート部15dの端面までの第1の距離と、回転刃9の前面(スピンドル7とは反対側の面;回転刃9の第2の面)から第2フランジ16のサポート部16dの端面までの第2の距離とは、等しい距離(所定の距離)に予め設定される。設定された所定の距離は、回転刃9が有する砥粒AG(図5においては一部分のみが示される)の最大径よりも大きく、回転刃9の変形が許容される範囲における変形量の最大値よりも小さい。
上述したように所定の距離を設定することによって、第1に、回転刃9が遠心力に起因して変形し始めた場合に、回転刃9の第1の面から突出する砥粒がサポート部15dの端面に、又は、回転刃9の第2の面から突出する砥粒がサポート部16dの端面に、早い段階において接触する。第2に、回転刃9の第1の面又は第2の面から砥粒が突出する量が小さい場合に、回転刃9が遠心力に起因して変形する変形量が、変形量の許容される範囲における最大値よりも小さい段階において、回転刃9の第1の面がサポート部15dの端面に接触し、又は、回転刃9の第2の面がサポート部16dの端面に接触する。これら2つの作用によって、サポート部15dの端面とサポート部16dの端面とが、回転刃9のひずみ、反り、撓みなど(以下適宜「変形」という。)を抑制することができる。「等しい距離」という文言は、それらの距離が厳密には異なっているが回転刃9の傾きが振動などを発生させない程度にそれらの距離の差が充分に小さい場合、言い換えれば、それらの距離が実質的に等しい場合を含む。
図5に示されるように、第1フランジ15において、保持部15cの端面(図では左端の面)から深い凹部20の内底面までの深さをL1、第1の凹部21の内底面までの深さをL2、回転刃9の背面からサポート部15dの端面(図では左端の面)までの距離をL3とする。第2フランジ16において、保持部16cの端面(図では右端の面)から第2の凹部25の内底面までの深さをL4、回転刃9の前面からサポート部16dの端面(図では右端の面)までの距離をL5とする。
一般に、スピンドルにおいて、回転刃が回転する際にフランジが受ける遠心力に起因するフランジの変位量は、フランジの外径、フランジの質量、回転刃の回転数などに依存する。第1フランジ15における深い凹部20の深さL1と第1の凹部21の深さL2と、第2フランジ16における第2の凹部25の深さL4とを最適化することによって、遠心力に起因する第1フランジ15の変位量と第2フランジ16の変位量とをほぼ等しくすることができる。例えば、本実施例においては、第1フランジ15の深い凹部20の深さL1を0.7〜1.5mm、第1フランジ15の第1の凹部21の深さL2を0.3〜0.5mm、第2フランジ16の第2の凹部25の深さL4を0.3〜0.5mmにすることによって、第1フランジ15の変位量と第2フランジ16の変位量とをほぼ等しくすることが可能になった。このことにより、回転刃9が高速回転した場合であっても、回転刃9のひずみや反りを抑えることができる。したがって、回転刃9が受ける遠心力に起因して発生する回転刃9の破損や蛇行を防止することができる。
例えば、回転刃9に含まれる砥粒の粒径の最大値が15μmの場合を説明する。回転刃9の背面からサポート部15dの端面までの距離L3と回転刃9の前面からサポート部16dの端面までの距離L5とを、回転刃9に含まれる砥粒の粒径の最大値よりもわずかに大きくなるように0.02mmに設定した。このことによって、回転刃9が受ける遠心力に起因して回転刃9の変形(ひずみや撓みなど)が発生したとしても、その変形を抑制することができる。したがって、回転刃9が高速回転した場合であっても、回転刃9がひずみや撓みによって破損することを防止できる。
各実施例においては、被切断物として、基板上に封止樹脂を形成した封止済基板2を切断する場合を示した。これに限らず、被切断物における基板として、ガラスエポキシ積層板、プリント配線板、セラミックス基板、金属ベース基板、フィルムベース基板などを使用し、その上に封止樹脂を形成した封止済基板についても本発明を適用できる。
機能素子としては、IC(Integrated Circuit )、トランジスタ、ダイオードなどの半導体素子の他に、センサ、フィルタ、アクチュエータ、発振子などが含まれる。1個の領域に複数個の機能素子が搭載されてもよい。
更に、シリコン半導体や化合物半導体のウェーハがウェーハ状態のまま一括樹脂封止されたウェーハレベルパッケージのような実質的に円形の形状を有する被切断物を切断する場合においても、ここまで説明した内容を適用できる。
被切断物は封止済基板2に限定されない。樹脂成形法によって製造した部材(樹脂成形体)を切断してレンズアレイなどの光学部品、一般的な樹脂成形品などの製品を製造する場合がある。この場合における樹脂成形体が被切断物に含まれる。回転刃を使用して被切断物を切断する際に、回転刃9における変形、振動などをできるだけ抑制したい場合、言い換えれば、切断されることによって製造される製品に要求される寸法精度、外観品位などのレベル高い場合ほど、本発明は有効である。
例えば、回転刃9を高速回転させる場合などにおいて、本発明によっても回転刃9に変形が発生することを充分に抑制することができない場合が考えられる。その原因として、第1フランジ15の外周部と第2フランジ16の外周部との少なくとも一方が外側に向かって(回転刃9の表面から離れる方向に向かって)曲がるように変形することが挙げられる。この場合には、変形している方のフランジが有する保持部(保持部15c又は16cのうち少なくとも一方)の端面を、回転刃9が停止している状態において、回転軸に近づくほど回転刃9から離れるように傾斜させてもよい。回転刃9の面に対する保持部15cの端面又は保持部16cの端面の角度を調整することによって、回転刃9の変形を抑制することができる。
本発明は、上述した各実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、必要に応じて、任意にかつ適宜に組み合わせ、変更し、又は選択して採用できるものである。
1 切断装置
2 封止済基板(被切断物)
3 基板供給機構
4 切断用テーブル(テーブル)
5 移動機構
6 回転機構
7 スピンドル(切断機構)
8 回転軸
8a 先端部
8i 雌ねじ部
9 回転刃
10 検査用テーブル
11 切断済基板
12 トレイ
13 スピンドル本体部
14 スピンドルモータ
15 第1フランジ(第1の固定部材)
15a ベース部
15b ベース部
15c 保持部(第1の保持部)
15d サポート部(第1のサポート部)
15e ナット雄ねじ部
16 第2フランジ(第2の固定部材)
16c 保持部(第2の保持部)
16d サポート部(第2のサポート部)
17 ボルト
17e 雄ねじ部
18 ナット
18i ナット雌ねじ部
19 貫通穴
20 深い凹部
21 第1の凹部
22 凹部
23 貫通孔
24 貫通穴
25 第2の凹部
26 六角穴
A 基板供給モジュール
B 基板切断モジュール
C 検査モジュール
CTL 制御部
P 製品
AG 砥粒
L1 深い凹部の深さ
L2 第1の凹部の深さ
L3 回転刃の背面からサポート部の端面までの距離(第1の距離)
L4 第2の凹部の深さ
L5 回転刃の前面からサポート部の端面までの距離(第2の距離)

Claims (14)

  1. 被切断物が載置されるテーブルと、前記被切断物を切断する切断機構と、前記テーブルと前記切断機構とを相対的に移動させる移動機構とを備え、前記被切断物を切断することによって複数の製品を製造する際に使用される切断装置であって、
    前記切断機構に設けられた回転軸と、
    前記回転軸に対して固定された円板状の回転刃と、
    前記回転刃における前記切断機構の本体に近い側に位置する第1の面に部分的に密着する第1の固定部材と、
    前記第1の固定部材の外周部に設けられ前記回転刃の前記第1の面に密着する第1の保持部と、
    前記第1の固定部材に設けられた第1の凹部と、
    前記第1の凹部の少なくとも一部に重なるようにして前記第1の固定部材に設けられ、前記第1の凹部の深さよりも大きい深さを有する深い凹部と、
    前記第1の固定部材に設けられた第1のサポート部と、
    前記回転刃の第2の面に部分的に密着する第2の固定部材と、
    前記第2の固定部材の外周部に設けられ前記回転刃の前記第2の面に密着する第2の保持部と、
    前記第2の固定部材に設けられた第2の凹部と、
    前記第2の固定部材に設けられた第2のサポート部とを備え、
    前記第1の固定部材と前記第2の固定部材とによって前記回転刃が挟まれた状態において前記回転刃が前記回転軸に対して固定され、
    前記回転刃を間に置いて前記第2の凹部が前記第1の凹部と前記深い凹部とに相対向して配置され、
    前記回転刃が回転することによって発生する遠心力に起因する前記回転刃の変形が抑制されることを特徴とする切断装置。
  2. 請求項1に記載された切断装置において、
    前記第1の保持部と前記第1の凹部と前記深い凹部と前記第1のサポート部とが円周状に形成され、前記第2の保持部と前記第2の凹部と前記第2のサポート部とが円周状に形成されることを特徴とする切断装置。
  3. 請求項1に記載された切断装置において、
    前記深い凹部の深さは前記第1の凹部の深さ及び前記第2の凹部の深さよりも大きいことを特徴とする切断装置。
  4. 請求項1に記載された切断装置において、
    前記第1のサポート部は前記第1の固定部材における前記回転軸に近い側に設けられ、
    前記第2のサポート部は前記第2の固定部材における前記回転軸に近い側に設けられ、
    前記回転刃を間に置いて前記第1のサポート部と前記第2のサポート部とが相対向して配置され、
    前記回転刃の前記第1の面から前記第1のサポート部の端面までの第1の距離と前記回転刃の前記第2の面から前記第2のサポート部の端面までの第2の距離とが等しい所定の距離であり、
    前記所定の距離は前記回転刃が有する砥粒の最大径よりも大きく、前記回転刃の変形が許容される範囲における変形量の最大値よりも小さいことを特徴とする切断装置。
  5. 請求項1に記載された切断装置において、
    前記深い凹部は、前記第1の固定部材において、前記回転刃の前記第1の面に相対向する面又は前記相対向する面の反対面のうち少なくとも一方において設けられることを特徴とする切断装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載された切断装置において、
    前記被切断物は封止済基板であることを特徴とする切断装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか1つに記載された切断装置において、
    前記被切断物は、前記複数の製品にそれぞれ対応する複数の領域においてそれぞれ機能素子が作りこまれた基板であることを特徴とする切断装置。
  8. 被切断物をテーブルに載置する工程と、回転軸に固定された円板状の回転刃と前記被切断物とを相対的に移動させる工程とを備え、前記被切断物を切断することによって複数の製品を製造する切断方法であって、
    第1の保持部と、第1の凹部と、前記第1の凹部に重なるようにして設けられ前記第1の凹部の深さよりも大きい深さを有する深い凹部と、第1のサポート部とを有する第1の固定部材を準備する工程と、
    第2の保持部と、第2の凹部と、第2のサポート部とを有する第2の固定部材を準備する工程と、
    前記第1の固定部材と前記第2の固定部材とによって挟まれた状態において前記回転軸に固定された前記回転刃を準備する工程と、
    前記回転刃を回転させる工程とを備え、
    準備された前記第1の固定部材において前記第1の保持部が外周部に設けられ、
    準備された前記第2の固定部材において前記第2の保持部が外周部に設けられ、
    前記回転刃を準備する工程では、前記第2の凹部を前記第1の凹部と前記深い凹部とに相対向して配置し、前記回転刃における前記切断機構の本体に近い側に位置する第1の面に前記第1の保持部を密着させ、前記回転刃の第2の面に前記第2の保持部を密着させ、
    前記回転刃を回転させる工程では、前記回転刃が回転することによって発生する遠心力に起因する前記回転刃の変形を抑制することを特徴とする切断方法。
  9. 請求項8に記載された切断方法において、
    準備された前記第1の固定部材において、前記第1の保持部と、前記第1の凹部と、前記深い凹部と、前記第1のサポート部とが円周状に形成され、
    準備された前記第2の固定部材において、前記第2の保持部と、前記第2の凹部と、前記第2のサポート部とが円周状に形成されることを特徴とする切断方法。
  10. 請求項8に記載された切断方法において、
    それぞれ準備された前記第1の固定部材と前記第2の固定部材とにおいて、前記深い凹部の深さは前記第1の凹部の深さ及び前記第2の凹部の深さよりも大きいことを特徴とする切断方法。
  11. 請求項8に記載された切断方法において、
    それぞれ準備された前記第1の固定部材と前記第2の固定部材とにおいて、
    前記第1のサポート部は前記第1の固定部材における前記回転軸に近い側に設けられ、
    前記第2のサポート部は前記第2の固定部材における前記回転軸に近い側に設けられ、
    前記回転刃を間に置いて前記第1のサポート部と前記第2のサポート部とが相対向して配置され、
    前記回転刃の前記第1の面から前記第1のサポート部の端面までの第1の距離と前記回転刃の前記第2の面から前記第2のサポート部の端面までの第2の距離とが等しい所定の距離であり、
    前記所定の距離は前記回転刃が有する砥粒の最大径よりも大きく、前記回転刃の変形が許容される範囲における変形量の最大値よりも小さいことを特徴とする切断方法。
  12. 請求項8に記載された切断方法において、
    準備された前記第1の固定部材において、前記深い凹部は、前記回転刃の前記第1の面に相対向する面又は前記相対向する面の反対面のうち少なくとも一方において設けられることを特徴とする切断方法。
  13. 請求項8〜12のいずれか1つに記載された切断方法において、
    前記被切断物は封止済基板であることを特徴とする切断方法。
  14. 請求項8〜12のいずれか1つに記載された切断方法において、
    前記被切断物は、前記複数の製品にそれぞれ対応する複数の領域においてそれぞれ機能素子が作りこまれた基板であることを特徴とする切断方法。
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