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JP2016208112A - 通信システム及び基地局 - Google Patents

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JP2016208112A
JP2016208112A JP2015084179A JP2015084179A JP2016208112A JP 2016208112 A JP2016208112 A JP 2016208112A JP 2015084179 A JP2015084179 A JP 2015084179A JP 2015084179 A JP2015084179 A JP 2015084179A JP 2016208112 A JP2016208112 A JP 2016208112A
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handover
connection
control device
adjacent
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一司 小池
Ichiji Koike
一司 小池
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Fujitsu Ltd
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    • H04W36/0064Transmission or use of information for re-establishing the radio link of control information between different access points
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/04Large scale networks; Deep hierarchical networks
    • H04W84/042Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems
    • H04W84/045Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems using private Base Stations, e.g. femto Base Stations, home Node B
    • HELECTRICITY
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Abstract

【課題】基地局間ハンドオーバの実行に利用可能なコネクションを確立可能とする。【課題手段】制御装置を介して行われる第1のハンドオーバと基地局間で行われる第2のハンドオーバとを隣接基地局との間で実行可能な小型基地局であって、隣接小型基地局の配下の端末が隣接小型基地局から小型基地局へ移動する第1のハンドオーバが実行されるときに隣接基地局から制御装置へ送信されるハンドオーバメッセージ及び制御装置から基地局へ送信されるハンドオーバメッセージを用いて転送された隣接基地局のアドレスを記憶する記憶装置と、所定の接続条件が満たされる場合に記憶装置に記憶された隣接基地局のアドレスを用いて第2ハンドオーバに利用可能なコネクションの接続要求を隣接基地局へ送信し隣接基地局とコネクションを確立する処理を行う制御装置とを含む。【選択図】図2

Description

本発明は、通信システム及び基地局に関する。
移動通信サービスを提供する通信システムの規格の一つにLong Term Evolution(LT
E)がある。LTEに係るネットワークは、コアネットワークと無線ネットワークとを含む。無線ネットワークは、コアネットワークに直接に接続された無線基地局(“eNB”と表記される。以下「基地局」とも表記)によって形成される。
基地局は、コアネットワークを形成する基地局の制御装置(Mobility Management Entity:MME)とS1インタフェースと呼ばれるインタフェースを介して接続される。また、基地局間は、X2インタフェースと呼ばれるインタフェースを介して接続される。或る基地局の配下の端末が或る基地局に隣接する基地局(隣接基地局)の生成するセル(隣接セル)にハンドオーバする方法には、二つの方法がある。一つは、基地局の制御装置であるMMEを介して行われるハンドオーバであり、S1ハンドオーバと呼ばれる。もう一つは、基地局間で直接に行われる(MMEを介しない)ハンドオーバであり、X2ハンドオーバと呼ばれる。
近年、スマートフォンの普及などによってトラフィック量が急激に増大している。トラフィック量の需要に応じた通信容量を確保するため、既存の基地局より送信電力の小さい小型の基地局を設置することが考えられている。小型の基地局は、フェムト基地局と呼ばれ、フェムト基地局の形成するセルは、フェムトセルと呼ばれる。フェムトセルのセル半径は、既存の基地局が形成するセルよりも小さい。このため、既存の基地局は、マクロ基地局と呼ばれ、マクロ基地局の形成するセルは、マクロセルと呼ばれる。フェムトセルは、個人宅、オフィス、店舗などに局地的に配置され、アクセスネットワークを介してコアネットワークに接続される。フェムト基地局は、“Home eNB”とも呼ばれる。
マクロ基地局が設置される場合には、事前に設置位置の環境が調査され、隣接セルの情報がマクロ基地局のシステムデータとして登録される。フェムト基地局の設置においても、例えば、Configuration Management(CM)データと呼ばれるネットワークの構成情報に詳細な隣接セルの情報を加えることが可能である。
しかし、フェムト基地局は可搬性を有し、フェムト基地局の周辺のネットワーク環境は設置位置に応じて変動する。このため、フェムト基地局には、CMデータとして必要最小限の情報が静的に設定され、未設定の情報は隣接セルや無線端末(User Equipment (UE)と呼ばれる。以下、「端末」とも表記する)から収集される。
特開2009−044336号公報 特表2012−531865号公報
3GPP TS 36.331 v12.4.1 (2014-12), 6.3.1
しかしながら、隣接セルや端末から得られる隣接セルの情報には、隣接基地局のアドレスのような、隣接基地局とのコネクションの確立に使用される情報が含まれていなかった。また、フェムト基地局に静的に設定されるCMデータにも、コネクションの確立に使用される情報は含まれていなかった。このため、フェムト基地局は、実質的にX2ハンドオーバを行うことができなかった。
本発明の一態様は、基地局間ハンドオーバの実行に利用可能なコネクションを確立可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、制御装置を介して行われる第1のハンドオーバと基地局間で行われる第2のハンドオーバとを隣接基地局との間で実行可能な基地局である。基地局は、前記隣接基地局の配下の端末が前記隣接基地局から前記基地局へ移動する前記第1のハンドオーバが実行されるときに前記隣接基地局から前記制御装置へ送信されるハンドオーバメッセージ及び前記制御装置から前記基地局へ送信されるハンドオーバメッセージを用いて転送された前記隣接基地局のアドレスを記憶する記憶装置と、所定の接続条件が満たされる場合に前記記憶装置に記憶された前記隣接基地局のアドレスを用いて前記第2ハンドオーバに利用可能なコネクションの接続要求を前記隣接基地局へ送信し前記隣接基地局と前記コネクションを確立する処理を行う制御装置とを含む。
本発明の一態様によれば、基地局間ハンドオーバの実行に利用可能な接続を確立することができる。
図1は、実施形態に係る通信システム(ネットワークシステム)の構成例を示す。 図2は、フェムト基地局のハードウェア構成例を示す。 図3は、フェムト基地局が有する機能の説明図である。 図4は、X2接続情報の管理テーブル及び自局情報の例を示す図である。 図5は、通信システムにおける動作例1の説明図である。 図6は、動作例1のフェーズ1に係る処理例を示すフローチャートである。 図7は、フェーズ1における管理テーブルの登録内容を示す。 図8は、動作例1のフェーズ2の説明図である。 図9Aは、動作例1のフェーズ2の説明図である。 図9Bは、図9Aに示したHandover Requiredメッセージに含まれるUE History Information のデータ構造例を示す図である。 図9Cは、図9Aに示したHandover Requestメッセージを受信した基地局によって更新された管理テーブルの内容(隣接Femto情報(隣接基地局情報))の例を示す。 図10は、フェーズ2に係る処理例を示すフローチャートである。 図11は、X2接続の手順を示すシーケンス図である。 図12は、X2切断処理を示すシーケンス図である。 図13は、X2ハンドオーバの手順の例を示すシーケンス図である。 図14は、動作例2における処理例を示すフローチャートである。 図15は、動作例3の処理例を示すフローチャートである。 図16は、動作例3の処理例を示すフローチャートである。 図17は、動作例4の説明図であり、基地局が現在の設置位置の近傍に移動したケースを示す。 図18は、動作例4の説明図であり、基地局が現在の設置位置から遠方に移動したケースを示す。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、実施形態の構成に限定されない。
実施形態では、次のような通信システムについて説明する。通信システムは、夫々フェムト基地局である第1基地局と第2基地局とを含む。端末が第1基地局から第2基地局へ移動するS1ハンドオーバが実施される場合に、ハンドオーバ元の基地局(ソース基地局)である第1基地局は、第1基地局のIPアドレスをハンドオーバメッセージに載せてM
MEへ送信する。IPアドレスは、例えばUE History Informationに載せられる。MMEは、IPアドレスを含んだハンドオーバメッセージをハンドオーバ先の基地局(ターゲッ
ト基地局)である第2基地局へ送信する。ターゲット基地局は、MMEから受信されるハ
ンドオーバメッセージに含まれる第1基地局のIPアドレスと隣接セルの識別子(例えば、Global ENB ID)とを管理テーブルに記憶する。
第2基地局は、管理テーブルを用いて、所定期間内における第1基地局と第2基地局との間のハンドオーバ(「HO」とも表記)の発生回数(ハンドオーバの頻度(HO頻度))及びReference Signal Received Power(RSRP)の計測を行い、計測の結果を管理
テーブルに記憶する。RSRPは、基地局8から送信される参照信号(Reference Signal)の受信レベル(受信強度)を示す値である。第2基地局は、HO頻度とRSRPとの少なくとも一方が閾値を超過する(所定範囲に達する)ときに第1基地局のIPアドレスを用いてX2ハンドオーバに利用可能な第1基地局とのコネクション(“X2接続”と呼ぶ)を確立する。X2接続を用いて第1基地局と第2基地局とはX2ハンドオーバを実行することができる。また、所定期間における頻度及びRSRPの少なくとも一方、又は双方が閾値を下回った場合には、コネクション(X2接続)を切断する。
<ネットワーク構成>
図1は、実施形態に係る通信システムの構成例を示す。図1の例において、ネットワークは、コアネットワーク1とコアネットワーク1に接続された無線ネットワーク2とを含む。コアネットワーク1は、MME3と、サービングゲートウェイ(S−GW)4と、パケットデータネットワークゲートウェイ(P−GW)5を含んでいる。MME3,S−GW4及びP−GW5は、キャリア網6によって接続されている。
MME3は、ネットワーク制御を扱うCプレーンのアクセスゲートウェイであり、シーケンス制御及びハンドオーバ制御,端末の待受時の位置管理(端末の位置登録),基地局に対する着信時の呼び出し(ページング),端末の認証(NAS(Non Access Stratum))などを行う。S−GW4は、ユーザデータ(ユーザパケット)を扱うゲートウェイであり、LTEのユーザデータをP−GW5へ転送する。P−GW5は、ユーザパケットをインターネットやイントラネットのような外部ネットワークに接続するためのゲートウェイである。MME3は、基地局の「制御装置」の一例である。
無線ネットワーク2は、キャリア網6に接続されたマクロ基地局7と、フェムト基地局(Home eNB)である基地局8とを含む。図1の例では、基地局8として、基地局8Aと基地局8Bとがアクセス網9及びセキュリティゲートウェイ(SeGW)10を介してキャリア網6に接続されている。以下の説明において、フェムト基地局を区別せずに指す場合には「基地局8」又は「フェムト基地局8」との表記を用いる。
各基地局8はS1インタフェースを介してMME3と接続されている。また、各基地局8とS−GW4との間には、ユーザパケットを転送するためのパス(ベアラ)が確立され
る。基地局8の配下の端末(UE)11は、基地局8との間で確立した無線ベアラを用いてユーザパケットを送受信することができる。
基地局8は、マクロ基地局7が形成するセル(マクロセル)より小さいセル半径を有するセル(フェムトセル)を形成する。基地局8Aのセルと基地局8Bのセルとはセル間で端末11がハンドオーバ可能な隣接セルをなす。基地局8は、可搬性を有する。
なお、基地局8(フェムト基地局)は、セル半径がマクロセルより小さいセルを形成し、且つ可搬性を有する基地局(スモール基地局又は小型基地局と呼ぶ)の一例である。スモール基地局の概念は、フェムト基地局,ピコセルを形成するピコ基地局,フェムトセルより大きくマクロセルより小さいセル半径のセルを形成するスモール基地局を含む。
<フェムト基地局の構成>
図2は、フェムト基地局のハードウェア構成例を示す。図2において、基地局8は、Central Processing Unit(CPU)13と、CPU13に接続された主記憶装置14,補
助記憶装置15,回線インタフェース(回線IF)16,及びRadio Frequency(RF回
路)17とを含む。RF回路17には、アンテナ18が接続されている。
主記憶装置14は、CPUの作業領域,プログラムの実行領域,データのバッファ領域として使用される。主記憶装置14は、例えば、Random Access Memory(RAM)或いはRAMとRead Only Memory(ROM)との組み合わせによって形成される。
補助記憶装置15は、CPU13によって実行されるプログラムや、プログラムの実行に際して使用されるデータを記憶する。補助記憶装置15は、少なくとも1つの不揮発性記憶媒体で形成される。不揮発性記憶媒体として、フラッシュメモリ,ハードディスク,Solid State Drive(SSD),Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory(EEPROM)から少なくとも1つを選択することができる。
回線IF16は、例えば、Local Area Network(LAN)カードやネットワークインタフェースカード(NIC)を用いて形成される。回線IF16は、アクセス網9と接続される物理回線を収容する。物理回線上にS1回線及びX2回線が設けられる。回線IF16を用いてMME3や隣接基地局との間でメッセージの送受信が行われる。
RF回路は、CPU13で生成されるベースバンド信号をRF信号(電波)に変換してアンテナ18から放射する。また、アンテナ18で受信されるRF信号(電波)は、RF回路17でベースバンド信号に変換され、CPU13に入力される。
CPU13は、補助記憶装置15に記憶されたプログラムを主記憶装置14にロードして実行する。これによって、CPU13は、様々な処理を行う。CPU13で行われる処理の少なくとも一部は、Digital Signal Processor(DSP)で行われるようにしても良い。或いは、処理の少なくとも一部が、Field Programmable Gate Arrayのようなプログ
ラマブルロジックデバイス(PLD),集積回路(IC,LSI,Application Specific
Integrated Circuit(ASIC))のような半導体デバイスによって行われるようにし
ても良い。CPU13は、「プロセッサ」,「(第1及び第2の)制御装置」又は「コントローラ」の一例である。主記憶装置14及び補助記憶装置15の夫々は、「記憶装置」又は「メモリ」の一例である。
図3は、フェムト基地局が有する機能の説明図である。フェムト基地局8は、プログラム実行により、RRCプロトコル変換部21,S1APプロトコル変換部22,X2APプロトコル変換部23,報知情報処理部24,セル制御部25,呼処理制御部26及び局
間接続/リソース管理部27を含む装置として動作する。
RRCプロトコル変換部21(以下、「プロトコル変換部21」と表記)は、RRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)プロトコルのエンコード及びデコードを行う。RRC層は、報知情報,ページング,RRC接続(端末との無線リンク接続),無線ベアラ管理,モビリティなど、端末の制御を司る。
S1APプロトコル変換部22(以下、「プロトコル変換部22」と表記)は、基地局とMME3との通信に使用されるプロトコルであるS1AP(S1 Application Protocol
)のエンコード及びデコードを行う。X2APプロトコル変換部23(以下、「プロトコル変換部23」と表記)は、基地局同士の通信に使用されるプロトコルであるX2AP(S1 Application Protocol)のエンコード及びデコードを行う。
報知情報処理部24は、報知情報(基地局に係るシステム情報)をセルに送信(報知)するための処理を行う。セル制御部25は、セルの設定及び管理を司る。呼処理制御部26は、ユーザ(端末)単位での呼処理を行う。局間接続/リソース管理部27は、局間のリンク設定及び管理を行う。
実施形態に係るデータ管理及び処理は、局間接続/リソース管理部27(以下、「管理部27」と表記)にて行われる。管理部27は、プロトコル変換部21〜22での処理で得られた情報(Measurement ReportやHandover Requestに含まれる情報)を取得する。また、管理部27は、呼処理制御部26で保持されている隣接セル情報を取得する。管理部27は、X2接続情報の管理テーブルの生成及びX2接続処理を実行する。
<X2接続情報管理テーブル>
図4は、X2接続情報の管理テーブル30及び自局情報31の例を示す図である。管理テーブル30及び自局情報31は、例えば、主記憶装置14及び補助記憶装置15の少なくとも一方に記憶される。
管理テーブル30は、基地局8(隣接基地局)の識別子である(Global ENB ID)と基
地局8のIPアドレスとを関連づけて記憶する。Measurement ReportやHandover Requestのような基地局8が受信するメッセージでは、基地局8(隣接基地局)は、Global ENB IDによって特定される。このため、IPアドレスがどの基地局8のIPアドレスかを識別
するためには、Global ENB IDとの紐づけが好適である。なお、Global ENB IDは、公衆携帯電話網番号であるPublic Land Mobile Network Number(PLMN)とセル識別子であ
るCell Global Identify(CGI)の組み合わせである。以下の説明において、隣接基地局のことを指して「隣接セル」と表記することもある。
管理テーブル30は、さらに、所定期間における隣接基地局とのハンドオーバ(HO)回数(HOの頻度)を記憶する。ハンドオーバには、隣接基地局から自局へ端末11が移動するインバンドハンドオーバと、自局から隣接基地局へ端末11が移動するアウトバンドハンドオーバとがある。管理テーブル30は、インバンドハンドオーバの回数とアウトバンドハンドオーバの回数との双方を隣接セル毎に記憶する。さらに、管理テーブル30は、隣接セル毎のRSRP値を記憶する。RSRP値として、例えば、所定期間におけるRSRPの移動平均が使用される。但し、移動平均以外の値が使用されても良い。さらに、管理テーブル30は、各隣接基地局についてX2接続中か否かを示す値(X2接続判定値)を記憶することができる。図4の例では、X2接続判定値“1”はX2接続状態を意味し、X2接続判定値“0”は、X2接続が行われていない(未接続状態)を意味する。
自局情報31として、基地局8自身のGlobal ENB IDとIPアドレスとが関連づけて記
憶される。自局情報31は基地局8に静的に設定される。これに対し、管理テーブル30に登録される情報は、基地局8で受信される情報に基づき作成される。
<動作例>
図5は、通信システムにおける動作例1の説明図である。図5には、複数のフェムト基地局である基地局8a〜8e(Femto1〜Femto5)が図示されている。基地局8b〜8eは、基地局8aのセルの隣接セルを形成する。
<フェーズ1>
基地局8aの電源がオンにされると、基地局8aはセルを形成する。セル内に入った端末(UE)11は、RRCコネクション(無線リンク)の確立手順を行い、基地局8aに無線接続する。すると、基地局8aは、各端末11へ測定報告メッセージ(Measurement Report)の送信を要求する送信要求メッセージ(rrcConnectionReconfiguraiton)を送信する。
送信要求メッセージを受信した各端末11は、基地局8aへMeasurement Reportを送信する。図6は、動作例1のフェーズ1に係る処理例を示すフローチャートである。図6の処理は、CPU13(管理部27)によってなされる。
基地局8aは、Measurement Reportを受信する(01)。すると、基地局8aは、例えば補助記憶装置15に管理テーブル30が記憶されているか否かを判定する(02)。管理テーブル30が記憶されていなければ、基地局8aは、主記憶装置14上で管理テーブル30を作成し、補助記憶装置15に記憶する(06)。Measurement Reportは、各隣接基地局のGlobal ENB IDとRSRPとを含んでいる。基地局8aは、管理テーブル30の
空きエントリにMeasurement Reportに含まれた各隣接基地局のGlobal ENB IDとRSRP
とを登録する。Measurement Reportが複数の隣接基地局の情報を含んでいる場合、各隣接基地局のエントリが管理テーブル30に登録される。なお、管理テーブル30は、X2接続判定値が更新される毎に補助記憶装置15へ保存(バックアップ)される。
02の処理において管理テーブル30が存在する場合には(02,Yes)、管理テーブル30がMeasurement Report中の情報を用いて更新される(03)。このとき、Measurement Report中のGlobal ENB ID(隣接基地局)に対応するエントリが管理テーブル30
に登録されていなければ、当該Global ENB IDを含む新たなエントリが登録され、RSR
P値が更新される。対応するGlobal ENB IDのエントリが管理テーブル30に既に存在す
る場合には、当該エントリのRSRP値が更新される。
04の処理では、基地局8aは、更新されたRSRP値が、X2接続可否判定用の上限閾値(THU)を超過するか否かを判定する。このとき、RSRP値が閾値を超過しない場合には(04,No)、何も行われない。これに対し、RSRP値が閾値を超過する場合(04,Yes)には、当該エントリのGlobal ENB IDで特定される隣接基地局とのX
2接続が開始される(05)。なお、04の判定処理は、上限閾値以上か否かの判定であっても良い。
Measurement Reportは、基地局8のIPアドレスを含んでいない。このため、管理テーブル30が新規に作成された時点で登録されるエントリには、IPアドレスが登録されない。従って、図7に例示するように、管理テーブル30には、各端末11からのMeasurement Reportで報告された隣接基地局(基地局8b〜8e)のエントリには、Global ENB ID(PLMN+CGI)とRSRP値が登録される。しかし、IPアドレスは未登録の状態である。
また、X2接続判定値として“0”が設定される。
<フェーズ2>
図8,図9A,図9B及び図9Cは、動作例1のフェーズ2の説明図である。図8に示すように、基地局8aの隣接基地局である基地局8bの配下の端末11(端末11aとする)が基地局8bから基地局8aに移動する場合を仮定する。この場合、端末11aは、基地局8bにMeasurement Reportを送信する(図9A<1>)。このMeasurement Reportにおいて、基地局8bからの電波の受信レベル(受信強度)が低下する一方で、基地局8aからの電波の受信レベル(受信強度)が上昇したことが基地局8bに報告される。基地局8bのGlobal ENB ID は、一例として、“PLMN=33f008”及び“CID=4f0002”であり、
IPアドレスは、一例として、“10.34.100.2”である。
基地局8bは、ソース基地局となり、端末11aをターゲット基地局(基地局8a)にハンドオーバさせるため、次のような手順でS1ハンドオーバが実行される。基地局8bは、MME3へハンドオーバの要求メッセージ(HandoverRequired)を送信する(図9A<2>)。MME3は、HandoverRequiredに含まれた情報を含むハンドオーバの要求メッセージ(HandoverRequest)を基地局8aに送信する(図9A<3>)。HandoverRequestは基地局8aで受信される。基地局8aは、ハンドオーバに向けた所定の処理を行い、応答メッセージ(Handover Request Acknowledge)をMME3に送信する(図9A<4>)。MME3は、基地局8bに応答メッセージ(Handover command)を送信する(図9A<5>)。このような手順を経て端末11aが基地局8aに移動する。
メッセージ“HandoverRequired”は、UE history informationと呼ばれるフィールドを有している(図9B参照)。基地局8bは、UE history informationに格納されるオプションの情報として、自局のIPアドレスを含める(図9B,“eNB IP Address”参照)。MME3は、基地局8bから受信されたUE history informationを含んだHandoverRequestを基地局8aに送信する。
HandoverRequestを受信した基地局8aは、HandoverRequestのUE History InformationにIPアドレスが設定されていた場合には、当該IPアドレスを管理テーブル30に登録する。UE History Informationは、基地局8bのGlobal ENB IDを含んでいる。このため
、基地局8aは、Global ENB IDに基づいて管理テーブル30中の基地局8bに対応する
エントリを検索し、検索されたエントリに基地局8bのIPアドレスを登録する(図9C参照)。このとき、基地局8aは、基地局8bに対応するエントリに関してインバンドハンドオーバ(IHO)の回数をカウントアップ(1加算)する。なお、当該エントリについては、基地局8aから基地局8bへのアウトバンドハンドオーバ(OHO)が実行された場合にも、OHO回数が1加算される。
上記した動作例において、基地局8bは「第1基地局」の一例であり、基地局8aは、「第2基地局」の一例である。Handover Required及びHandover Requestのそれぞれは、
「ハンドオーバメッセージ」の一例である。
図10は、フェーズ2に係る処理例を示すフローチャートである。図10に示す処理は、基地局8のCPU13(管理部27)によって実行される。基地局8(図8及び図9Aの例では基地局8a及び8b)は、Handover Requiredを送信、又は、隣接基地局からHandover Requestを受信した場合に(11)、管理テーブル30の隣接基地局(Global ENB IDで特定)に係るエントリ中のHO回数をカウントアップする。カウントアッブはハンドオーバが発生する度に実施される。
基地局8は、ハンドオーバ頻度(インバンドハンドオーバ回数+アウトバンドハンドオーバ回数)を計算する(13)。判定閾値として上限閾値(THUC:例えば、100回)と
下限閾値(THDC:例えば、50回)とが設けられる。上限閾値及び下限閾値の値は適宜
設定可能である。また、1つの閾値が設けられることもあり得る。ハンドオーバ頻度の上限閾値及び下限閾値は、予め補助記憶装置15に記憶されている。
13の処理において、ハンドオーバ頻度(ハンドオーバの発生回数)がTHUを超過するか否か(THUを超える値(所定値)に達したか否か)を基地局8は判定する。ハンドオーバ頻度がTHUを超過する場合には(13,Yes)、X2接続要と判定される。基地局8は、X2接続要と判定した隣接基地局のエントリに登録されているX2接続判定値を参照し、X2接続状態か否かを判定する(14)。X2接続判定値が“1(接続中)”であれば、処理が16に進み、X2接続判定値が“0(未接続)”であれば、処理が15へ進む。
15の処理では、X2接続が実行される。図11は、X2接続の手順を示すシーケンス図である。基地局8a及び8bは、トランスポート層プロトコルとして、Stream Control
Transmission Protocol(SCTP)をサポートしている。基地局8a及び8bは、SCTPにおけるいわゆる4ウェイハンドシェイクと呼ばれるメッセージ交換を行い、SCTPのコネクション(セッション)を確立する(図11<1>〜<4>)。
基地局8aは、SCTPメッセージの宛先IPアドレスとして、管理テーブル30に記憶された基地局8bのIPアドレスを設定し、送信元IPアドレスとして、自局情報31に含まれた基地局8aのアドレスを設定する。4ウェイハンドシェイク手順で基地局8aから基地局8bに送信されるSCTPのINITメッセージは、「コネクションの接続要求」の一例である。
SCTPコネクションの確立後、基地局8aは、X2APに則った設定要求メッセージ(X2 Setup Request)を基地局8bに送信する(図11<5>)。基地局8bは、X2 Setup Requestに基づきX2インタフェース(X2回線)に係る設定を行う。設定が終了すると、基地局8bは、応答メッセージ(X2 Setup Response)を基地局8aに送信する(図
11<6>)。このようにして、X2接続(基地局間のX2AP層での接続)が行われる。
図10に戻って、基地局8は、ハンドオーバ回数として、所定期間(例えば、1時間)のハンドオーバ頻度(IHO回数+OHO回数)を計数し管理テーブル30で保持する。所定期間が経過すると(16,Yes)、基地局8は、ハンドオーバ頻度が下限閾値(THDC)を下回るか否かを判定する。所定期間の長さは適宜設定可能である。
ハンドオーバ頻度が下限閾値(THDC)を下回る場合には(17,Yes)、処理が18に進み、そうでない場合には(17,No)には、処理が20に進む。18の処理では、基地局8は、X2接続判定値を参照し、X2接続状態であるか否かを判定する。このとき、X2接続状態(“1”)でなければ(18,No)、処理が20に進む。これに対し、X2接続状態(“1”)であれば(18,Yes)、処理が19に進む。
19の処理では、基地局8は、X2切断処理を行う。図12は、X2切断処理を示すシーケンス図である。基地局8aは、SCTPコネクションの切断メッセージ(Shutdown)を基地局8bに送信する。これにより、SCTPコネクションが切断され、X2接続が切断状態になる。
図10に戻って、20の処理では、基地局8は、ハンドオーバ頻度をリフレッシュ(リセット)し、計数を再び開始する。その後、処理が11に戻る。X2接続状態では、S1ハンドオーバは実施されず、X2ハンドオーバが実施される。なお、実施形態では、IHO回数とOHO回数との和が閾値判定に用いられているが、いずれか一方が閾値判定に用
いられるようにすることもあり得る。この場合、IHOとOHOとの夫々について異なる閾値が用意されても良い。
以上説明したように、図10の処理では、ハンドオーバ頻度が上限閾値を超過する場合に所定の接続条件が満たされたと判定され、X2接続状態でなければ、接続要求(INITメッセージ)を送信してX2接続が行われる。
<X2ハンドオーバ>
図13は、X2ハンドオーバの手順の例を示すシーケンス図である。図13において、基地局8aの配下の端末11(UE)は、基地局8aのRSRPが低下し且つ基地局8bのRSRPが上昇すると、Measurement Reportを基地局8aに送信する(図13<1>)。すると、基地局8a(ソース基地局)は、X2AP層のハンドオーバ要求メッセージ(X2AP: Handover Request)を基地局8b(ターゲット基地局)へ送信する(図13<2>)。
基地局8bは、Handover Requestに基づく処理を行い、応答メッセージ(X2AP: Handover Request Acknowledge)を基地局8aに送信する(図13<3>)。すると、基地局8aは、端末11に、無線リンクの変更(基地局8bとの無線接続)を要求するメッセージ(Connection Reconfiguration)を送信する(図13<4>)。続いて、基地局8aは、シーケンス番号(SN)状態を基地局8bに知らせる(図13<5>)。
その後、端末11と基地局8bとの間で無線接続が完了すると、完了メッセージ(Connection Reconfiguration Complete)が基地局8bに送信される(図13<6>)。する
と、基地局8bは、MME3に対し、基地局8aとS−GW4との間で設定されていたパス(ベアラ)を基地局8bとS−GW4とのパスに切り替えることを要求するS1AP層のメッセージ(S1AP: Path Switch Request)を送信する(図13<7>)。
MME3は、メッセージに従ってS−GW4の動作を制御し、パス(ベアラ)の張り替えを行う。張り替えが完了すると、MME3は、基地局8bに対し、完了メッセージ(Path Switch Request Acknowledge)を送信する(図13<8>)。基地局8bは、X2ハ
ンドオーバの完了を示すメッセージ(UE Context Release)を基地局8aに送信する(図13<9>)。基地局8aは、端末11に係るコンテキスト情報を開放し、X2ハンドオーバを終了する。このようにして、基地局8aと基地局8bとは、X2接続を用いてX2ハンドオーバを実行することができる。
<動作例2>
管理テーブル30は、隣接セル(隣接基地局)のRSRPを管理する。基地局8は、端末11が通信状態である場合には、例えば定期的にrrcConnectionReconfiguraitonを送信し、端末11からのMeasurement Reportによる情報取得を実施する。また、基地局8は、ハンドオーバ発生時におけるMeasurement Reportでも情報を得ることができる。基地局8は、得られたRSRPの情報を用いて、RSRPの移動平均値を計算し、管理テーブル30のRSRP値を更新する。
図14は、動作例2における処理例を示すフローチャートである。図14の処理は、基地局8のCPU13(管理部27)によって実行される。図14の例では、各隣接基地局のIPアドレスが管理テーブル30に登録されていると仮定する。
21の処理で、基地局8は、Measurement Reportを受信すると、Measurement Reportで特定される隣接基地局のエントリを管理テーブル30から検索し、RSRP値の移動平均を計算し、RSRP値を更新する(22)。
続いて、基地局8は、更新されたRSRP値が所定の上限閾値(THUR:例えば、−70dB)を超過するか否かを判定する。RSRP値が上限閾値を超過する場合には(2
3,Yes)、処理が24に進み、そうでない場合には(23,No)、処理が26に進む。なお、RSRPの判定用の上限閾値及び下限閾値(THDR:切断用の閾値)は、予め補助記憶装置15に記憶されている。上限閾値と下限閾値として同じ値を使用することがあり得る。
24において、基地局8は、X2接続状態か否かを判定し、X2接続状態であれば(24,Yes)、処理を21に戻す。これに対し、X2接続状態でなければ(24,No)、基地局8は、25の処理にて、隣接基地局とX2接続を行う(図11参照)。その後、処理が21に戻る。
処理が26に進んだ場合には、基地局8は、RSRP値が所定の下限閾値(THDR:例えば−100dB)を下回るか否かを判定する。RSRP値が下限閾値以上であれば(
26,No)、処理が21に戻る。これに対し、RSRP値が下限閾値を下回る場合には(26,Yes)、基地局8は、X2接続状態であるか否かを判定する(27)。このとき、X2接続状態であれば(27,Yes)、基地局8は、X2接続の切断処理を行う(図12参照)。これに対し、X2接続状態でなければ(27,No)、処理が21に戻る。このように、X2接続及び切断がRSRP値に基づいて行われるようにすることができる。
以上説明したように、図14の処理では、RSRP値が上限閾値を超過する場合に所定の接続条件が満たされたと判定され、X2接続状態でなければ、接続要求(INITメッセージ)を送信してX2接続が行われる。
<動作例3>
図15及び図16は、動作例3の処理例を示すフローチャートである。動作例3では、X2接続の要否判定にHO頻度及びRSRP値の双方が用いられる。図15及び図16の処理は、基地局8のCPU13(管理部27)によって実行される。
41の処理において、基地局8は、Measurement Reportを受信,Handover Requestを受信,又はHandover Requiredを送信した場合に、Measurement Reportの受信か否かを判定
する。Measurement Reportの受信であれば、基地局8は、対応するエントリを管理テーブル30から検索し、検索されたエントリに係るRSRPの移動平均を計算し(43)、当該エントリに登録する(44)。
基地局8は、エントリのRSRP値がRSRP値の上限閾値(THUR)を超過し(45,Yes)、且つHO頻度がHO頻度の上限閾値(THUC)を超過する場合(46,Yes)には、X2接続状態か否かを判定する(47)。このとき、X2接続状態であれば(47,Yes)、処理が41に戻る。これに対し、X2接続状態でなければ(47,No)、X2接続が実行される(48)。
一方、RSRP値が上限閾値を超えない場合には(45,No)、処理が49に進み、HO頻度が上限閾値を超えない場合には(46,No)、処理が41に戻る。49〜51の処理は、図15に示した26〜28の処理と同じであるので説明を省略する。49及び50でNoの判定がなされた場合、及び51の処理が終了すると、処理が52へ進む。52〜56の処理は、図10に示した16〜20の処理と同じであるので説明を省略する。なお、52にてNoの判定がなされた場合、56の処理が終了した場合には、処理が41に戻る。
<動作例4>
上述したように、基地局8は可搬性を有し、必要に応じて設置位置が変更される。図17は、動作例4の説明図であり、基地局8aが現在の設置位置の近傍に移動したケースを示す。移動によって、基地局8d及び基地局8eのセルが基地局8aのセルと隣接しなくなり、基地局8d及び基地局8eの夫々と基地局8aとの間でハンドオーバが実施できなくなっている。
基地局8aの移動に際し、基地局8aの電源がオフにされても、管理テーブル30は補助記憶装置15(不揮発性記憶媒体)で保存されているので、管理テーブル30の登録内容は維持される。
移動後に基地局8aの電源がオンにされ、端末11が基地局8aに接続して通信状態を維持していると仮定する。この場合、基地局8aは端末11に送信要求メッセージを送ってMeasurement Report送信を促し、Measurement Reportを各端末11から受信する。基地局8aの移動によって、各端末11のMeasurement Reportから基地局8b及び8cの情報が得られ、基地局8d及び8eの情報は得られない状態となる。
基地局8aは補助記憶装置15に保存されている移動前の管理テーブル30を主記憶装置14に展開し、各端末11からのMeasurement Reportから得られるGlobal ENB IDが管
理テーブル30に登録されているか否かを判定する。このとき、基地局8b及び8cのエントリが登録されていることから、基地局8aは、基地局8b及び8cのエントリの使用の継続を決定し、これらの基地局8b及び8cに関してRSRP値を用いた閾値判定を行う。このとき、RSRP値が閾値を超過する場合には、X2接続を行う。これに対し、基地局8aは、各端末11からのMeasurement ReportからGlobal ENB IDが得られなかった
基地局8d及び8eのエントリを管理テーブル30から削除する。
図18は、動作例4の説明図であり、基地局8aが現在位置から遠方に移動したケースを示す。図18の例では、基地局8aの隣接基地局は、基地局8b〜8eから基地局8f及び8gに変更されている。移動後に基地局8aの電源がオンにされ、端末11が基地局8aに接続して通信状態を維持していると仮定する。この場合、基地局8aは端末11に送信要求メッセージを送ってMeasurement Reportを各端末11から受信する。これにより、基地局8aは、移動前の隣接基地局8b〜8eの情報は得られない代わりに基地局8f及び8gの情報を得る状態となる。
この場合、管理テーブル30の登録内容の確認(チェック)において、各端末11のMeasurement Reportから得られたGlobal ENB IDに対応するエントリはないと判定される。
そこで、基地局8a(CPU13)は、管理テーブル30のリフレッシュ(全エントリ削除)を実行し、今回得られた隣接基地局の情報で管理テーブル30を新たに作成する。基地局8f及び8gの情報としては、Measurement Reportから得られたGlobal ENB IDとR
SRPしかない。このため、基地局8aは、基地局8f及び基地局8gの夫々とのハンドオーバ契機でIPアドレスを時点でX2接続の要否を判定し、判定結果に応じてX2接続を実施する。
<実施形態の効果>
実施形態によれば、基地局の設置位置の環境、及び経時に伴う環境変化に応じて隣接基地局とのX2接続の要否を判定し、好適な隣接基地局とのX2接続状態を構築することができる。X2接続のために使用されるIPアドレスは、S1ハンドオーバ用のメッセージを用いてソース基地局からターゲット基地局へ伝達されるので、IPアドレス伝達用のメッセージやプロトコルを新たに設けることを回避できる。すなわち、開発規模及び開発工
数を低減できる。
また、IPアドレスは、基地局間で伝達されるUE history informationのオプション情報として含められる。UE history informationは、基地局の識別子であるGlobal ENB ID
を含んでいるので、管理テーブル30の検索及びIPアドレスの登録が容易となる。
また、基地局8の移動後も、移動前の隣接基地局からの情報が得られる場合には、当該隣接基地局に係るエントリの使用継続を決定する。これによって、当該隣接基地局については、移動後におけるハンドオーバ契機を待たずして、X2接続の要否判定を実行することができる。また、移動後に情報が端末11から得られなくなる基地局8に係るエントリが管理テーブル30から削除されることで、管理テーブル30の登録内容を基地局8の周辺環境に合致する内容にすることができる。以上説明した実施形態の構成は、適宜組み合わせることができる。
1・・・コアネットワーク
2・・・無線ネットワーク
3・・・MME
4・・・S−GW
5・・・P−GW
8・・・フェムト基地局
11・・・無線端末
13・・・CPU
14・・・主記憶装置
15・・・補助記憶装置
16・・・回線インタフェース
17・・・RF回路
18・・・アンテナ
27・・・局間接続/リソース管理部
30・・・X2接続情報の管理テーブル

Claims (13)

  1. 制御装置を介して行われる第1のハンドオーバと基地局間で行われる第2のハンドオーバとを実行可能な第1基地局及び第2基地局とを含み、
    前記第1基地局は、前記第1基地局の配下の端末が前記第1基地局から前記第2基地局へ移動する前記第1のハンドオーバが実行されるときに前記第1基地局のアドレスを含んだハンドオーバメッセージを前記制御装置へ送信する処理と、前記第2基地局から受信される接続要求に応じて前記第2のハンドオーバに利用可能なコネクションを前記第2基地局との間で確立する処理と、を実行する第1の制御装置を含み、
    前記第2基地局は、前記制御装置から受信されるハンドオーバメッセージ中の前記第1基地局のアドレスを記憶する記憶装置と、所定の接続条件が満たされる場合に前記記憶装置に記憶された前記第1基地局のアドレスを用いて前記第1基地局へ前記接続要求を送信し前記第1基地局と前記コネクションを確立する処理と、を実行する第2の制御装置を含む
    通信システム。
  2. 制御装置を介して行われる第1のハンドオーバと基地局間で行われる第2のハンドオーバとを隣接基地局との間で実行可能な基地局であって、
    前記隣接基地局の配下の端末が前記隣接基地局から前記基地局へ移動する前記第1のハンドオーバが実行されるときに前記隣接基地局から前記制御装置へ送信されるハンドオーバメッセージ及び前記制御装置から前記基地局へ送信されるハンドオーバメッセージを用いて転送された前記隣接基地局のアドレスを記憶する記憶装置と、
    所定の接続条件が満たされる場合に前記記憶装置に記憶された前記隣接基地局のアドレスを用いて前記第2ハンドオーバに利用可能なコネクションの接続要求を前記隣接基地局へ送信し前記隣接基地局と前記コネクションを確立する処理を行う制御装置と
    を含む基地局。
  3. 前記制御装置は、前記コネクションが確立されていない状態において所定期間における前記隣接基地局と前記基地局との間の前記第1ハンドオーバの発生回数が所定値に達している場合に前記接続要求を送信する
    請求項2に記載の基地局。
  4. 前記制御装置は、前記コネクションが確立されていない状態において前記隣接基地局の配下の端末における前記基地局からの電波の受信レベルが閾値を超過する場合に前記接続要求を送信する
    請求項2に記載の基地局。
  5. 前記制御装置は、前記コネクションが確立されていない状態において所定期間における前記隣接基地局と前記基地局との間の前記第1ハンドオーバの発生回数が所定値に達し、且つ前記隣接基地局の配下の端末における前記基地局からの電波の受信レベルが閾値を超過する場合に前記接続要求を送信する
    請求項2に記載の基地局。
  6. 前記制御装置は、前記コネクションの確立状態において所定の切断条件が満たされたときに前記コネクションの切断処理を行う
    請求項2から5のいずれか1項に記載の基地局。
  7. 前記制御装置は、前記コネクションの確立状態において所定期間における前記隣接基地局と前記基地局との間のハンドオーバの発生回数が切断用の閾値を下回る場合に前記切断処理を行う
    請求項6に記載の基地局。
  8. 前記制御装置は、前記コネクションの確立状態において前記隣接基地局の配下の端末における前記基地局からの電波の受信レベルが切断用の閾値を下回る場合に前記切断処理を行う
    請求項6に記載の基地局。
  9. 前記制御装置は、前記コネクションの確立状態において所定期間における前記隣接基地局と前記基地局との間のハンドオーバの発生回数が切断用の閾値を下回り、且つ前記隣接基地局の配下の端末における前記基地局からの電波の受信レベルが切断用の閾値を下回る場合に前記切断処理を行う
    請求項6に記載の基地局。
  10. 前記記憶装置は、前記隣接基地局のアドレスと、前記隣接基地局の識別子と、前記接続条件が満たされるか否かの判定に使用される値とを関連づけて記憶し、
    前記制御装置は、前記基地局の移動後に端末から前記隣接基地局の識別子が受信される場合に前記隣接基地局の識別子と関連づけて記憶された値を用いて前記接続条件が満たされるか否かの判定を行う
    請求項2に記載の基地局。
  11. 制御装置を介して行われる第1のハンドオーバと基地局間で行われる第2のハンドオーバとを隣接基地局との間で実行可能な基地局であって、
    前記基地局の配下の端末が前記基地局から前記隣接基地局へ移動する前記第1のハンドオーバが実行されるときに前記基地局のアドレスを含むハンドオーバメッセージを前記制御装置へ送信する処理と、所定の接続条件が満たされる場合に、前記隣接基地局が前記制御装置から受信したハンドオーバメッセージに含まれていた前記基地局のアドレスを用いて送信する接続要求に応じて前記第2ハンドオーバに利用可能なコネクションを前記隣接基地局との間で確立する処理を行う制御装置
    を含む基地局。
  12. 制御装置を介して行われる第1のハンドオーバと基地局間で行われる第2のハンドオーバとを隣接基地局との間で実行可能な基地局のコネクション確立方法であって、
    前記基地局が、
    前記隣接基地局の配下の端末が前記隣接基地局から前記基地局へ移動する前記第1のハンドオーバが実行されるときに前記隣接基地局から前記制御装置へ送信されるハンドオーバメッセージ及び前記制御装置から前記基地局へ送信されるハンドオーバメッセージを用いて転送された前記隣接基地局のアドレスを記憶し、
    所定の接続条件が満たされる場合に前記記憶装置に記憶された前記隣接基地局のアドレスを用いて前記第2ハンドオーバに利用可能なコネクションの接続要求を前記隣接基地局へ送信し前記隣接基地局と前記コネクションを確立する
    ことを含む基地局のコネクション確立方法。
  13. 制御装置を介して行われる第1のハンドオーバと基地局間で行われる第2のハンドオーバとを隣接基地局との間で実行可能な基地局のコネクション確立方法であって、
    前記基地局が、
    前記基地局の配下の端末が前記基地局から前記隣接基地局へ移動する前記第1のハンドオーバが実行されるときに前記基地局のアドレスを含むハンドオーバメッセージを前記制御装置へ送信し、
    所定の接続条件が満たされる場合に、前記隣接基地局が前記制御装置から受信したハンドオーバメッセージに含まれていた前記基地局のアドレスを用いて送信する接続要求に応
    じて前記第2ハンドオーバに利用可能なコネクションを前記隣接基地局との間で確立することを含む基地局のコネクション確立方法。
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