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JP2016122568A - コネクタ、コネクタ嵌合判定装置及びコネクタ嵌合判定方法 - Google Patents

コネクタ、コネクタ嵌合判定装置及びコネクタ嵌合判定方法 Download PDF

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JP2016122568A
JP2016122568A JP2014261714A JP2014261714A JP2016122568A JP 2016122568 A JP2016122568 A JP 2016122568A JP 2014261714 A JP2014261714 A JP 2014261714A JP 2014261714 A JP2014261714 A JP 2014261714A JP 2016122568 A JP2016122568 A JP 2016122568A
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啓宏 檜木
Yoshihiro Hinoki
啓宏 檜木
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】コネクタの嵌合作業において、工数を増加させることなく、コネクタの嵌合状態を精度良く判定することができるコネクタ嵌合判定装置を提供する。
【解決手段】ロック爪が設けられた弾性変形可能なロックアームを有する雄コネクタと、ロック爪とそれぞれ嵌合可能な第1及び第2のロック穴が設けられた雌コネクタとを備え、雄コネクタが雌コネクタに挿入されていくにつれて、ロック爪が第1のロック穴と一旦嵌合した後に第1のロック穴から離脱し、ロック爪が第2のロック穴と最終的に嵌合するコネクタの嵌合状態を判定するコネクタ嵌合判定装置であって、ロック爪が第1及び第2のロック穴と順次嵌合するときに発生する音又は振動を順次検出する検出装置と、検出装置により順次検出された音同士又は振動同士を互いに比較することによりコネクタの嵌合状態を判定する嵌合判定部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタ、コネクタ嵌合判定装置及びコネクタ嵌合判定方法に関する。
車両に搭載される電子部品等の接続に使用されるコネクタの嵌合作業においては、コネクタの嵌合状態の良否を判定する作業が行われる。従来、コネクタの嵌合状態の良否を判定する手法としては、コネクタを嵌合する際に発生する嵌合音を検知し、検知した嵌合音を参照音と比較して嵌合音以外の環境音と区別し、嵌合状態を自動的に判定する手法がある。また、複数回の異なる嵌合音を鳴らす構成が知られている(特許文献1参照)。
特開2006−196227号公報
しかしながら、嵌合音によりコネクタの嵌合状態を自動的に判定するときに、例えば作業者の変更等の状況の変化があった場合には、作業者毎の取付圧力の相違により嵌合音が変化する。そのため、嵌合音の変化に合わせて参照音を再度設定し直す必要があり、工数が増加するという問題点があった。
本発明は、上記課題に鑑みて成されたものであり、その目的は、コネクタの嵌合作業において、工数を増加させることなく、コネクタの嵌合状態を精度良く判定することができるコネクタ、コネクタ嵌合判定装置及びコネクタ嵌合判定方法を提供することである。
本発明の一態様に係るコネクタ嵌合判定装置及びコネクタ嵌合判定方法は、ロック爪が設けられた弾性変形可能なロックアームを有する雄コネクタと、ロック爪とそれぞれ嵌合可能な第1及び第2のロック穴が設けられた雌コネクタとを備え、雄コネクタが雌コネクタに挿入されていくにつれて、ロック爪が第1のロック穴と一旦嵌合した後に第1のロック穴から離脱し、ロック爪が第2のロック穴と最終的に嵌合するコネクタの嵌合状態を判定するときに、ロック爪が第1及び第2のロック穴と順次嵌合するときに発生する音又は振動を順次検出し、順次検出された音同士又は振動同士を互いに比較することによりコネクタの嵌合状態を判定する。
本発明によれば、コネクタの嵌合作業において、工数を増加させることなく、コネクタの嵌合状態を精度良く判定することができるコネクタ、コネクタ嵌合判定装置及びコネクタ嵌合判定方法を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るコネクタ嵌合判定装置の構成の一例を示す概略図である。 図2(a)は、本発明の実施形態に係る雄コネクタの構成の一例を示す上面図である。図2(b)は、図2(a)のA−A切断面からみた断面図である。 図3(a)は、本発明の実施形態に係る雌コネクタの構成の一例を示す上面図である。図3(b)は、図3(a)のA−A切断面からみた断面図である。 図4(a)は、本発明の実施形態に係るコネクタ挿入方法の一例を示す概略図である。図4(b)は、図4(a)に引き続く本発明の実施形態に係るコネクタ挿入方法の一例を示す概略図である。図4(c)は、図4(b)に引き続く本発明の実施形態に係るコネクタ挿入方法の一例を示す概略図である。図4(d)は、図4(c)に引き続く本発明の実施形態に係るコネクタ挿入方法の一例を示す概略図である。図4(e)は、図4(d)に引き続く本発明の実施形態に係るコネクタ挿入方法の一例を示す概略図である。 図5は、本発明の実施形態に係る嵌合音の波形(振幅の時間変化)の一例を表すグラフである。 図6は、本発明の実施形態に係るコネクタ嵌合判定方法の一例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施形態の変形例に係るコネクタ嵌合判定装置の構成の一例を示す概略図である。 図8は、本発明の実施形態の変形例に係るコネクタ嵌合判定方法の一例を示す概略図である。
図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
<コネクタの構成>
初めに、本発明の実施形態に係るコネクタ嵌合判定の対象となるコネクタ1の一例を説明する。本発明の実施形態に係るコネクタ1は、雄コネクタ(雄ハウジング)2と、雄コネクタ2が挿入される雌コネクタ(雌ハウジング)3で構成される。雄コネクタ2及び雌コネクタ3は合成樹脂等により形成されている。雄コネクタ2及び雌コネクタ3には電線(ハーネス)4,5がそれぞれ接続されている。図1においては雌コネクタ3が電子基板6に固定されているが、特にこれに限定されない。コネクタ1の嵌合作業においては、図1に示すように、作業者の手20により雄コネクタ2を把持し、雄コネクタ2を挿入方向Aに移動させて雌コネクタ3に挿入する。
雄コネクタ2は、図2(a)及び図2(b)に示すように、例えば直方体形状をなしており、本体部21と、本体部21の上部に設けられた板状の弾性変形可能なロックアーム22を有する。図示を省略するが、本体部21には、電線4の端部及び当該端部に接続された接続端子が取り付けられている。ロックアーム22は、本体部21の挿入面側の上部に片持ち状に設けられている。ロックアーム22の長手方向の中央付近には爪部(ロック爪)23が設けられている。ロック爪23は、半円柱形状を有し、ロックアーム22の短手方向に延伸している。ロックアーム22の自由端の上部には、ロック解除操作用の押圧部24が設けられている。
一方、雌コネクタ3は、図3(a)及び図3(b)に示すように、例えば直方体形状をなしており、雄コネクタ2を内側に収容可能な筐体31を有する。図示を省略するが、筐体31には、電線5の端部及び当該端部に接続された接続端子が取り付けられている。筐体31の上面には、雄コネクタ2の挿入方向に並んで2つ(第1及び第2)の開口部(ロック穴)32,33が設けられている。第1のロック穴32及び第2のロック穴33は、互いに同じ矩形状を有しており、ロック爪23と嵌合及び離脱可能である。
次に、図4(a)〜図4(e)を参照しながら、本発明の実施形態に係るコネクタ1の嵌合方法の一例を説明する。
まず、図4(a)に示すように、雄コネクタ2と雌コネクタ3とを対峙させる。図4(b)に示すように、雄コネクタ2を雌コネクタ3に挿入していくと、ロック爪23が筐体31内の上面に摺接することに伴い、ロックアーム22が下向きに撓む。
その状態から更に雄コネクタ2を挿入すると、図4(c)に示すように、ロック爪23が第1のロック穴32に到達し、ロックアーム22が水平な姿勢に弾性変形する。この結果、ロック爪23と第1のロック穴32とが嵌合し、雄コネクタ2と雌コネクタ3が一旦嵌合状態(ロック状態)となる。このとき、ロックアーム22の弾性変形の勢いにより、ロックアーム22が筐体31の内壁面と衝突し、「カチ!」といった嵌合音(1回目の嵌合音)が生じる。
引き続き、作業者により雄コネクタ2が雌コネクタ3に押し込まれると、図4(d)に示すように、ロック爪23が第1のロック穴32から離脱し、嵌合状態が解除される。そして、ロック爪23が筐体31内の上面に摺接し、ロックアーム22は再び下向きに撓む。
その状態から更に雄コネクタ2を挿入すると、図4(e)に示すように、ロック爪23が第2のロック穴33に到達し、ロックアーム22が水平な姿勢に弾性変形する。この結果、ロック爪23と第2のロック穴33とが嵌合し、雄コネクタ2の接続端子と雌コネクタ3の接続端子とが電気的に接続されて、雄コネクタ2と雌コネクタ3が最終的な嵌合状態となる。このとき、ロックアーム22の弾性復帰の勢いにより、ロックアーム22が筐体31の内壁面と衝突し、「カチ!」といった嵌合音(2回目の嵌合音)が生じる。
本発明の実施形態に係るコネクタ1によれば、雄コネクタ2が雌コネクタ3に挿入したときに、1つのロック爪23を第1のロック穴32及び第2のロック穴33に順次嵌合する。したがって、ロック爪23が第1のロック穴32と嵌合する1回目の嵌合時と、ロック爪23が第2のロック穴33と嵌合する2回目の嵌合時で、ロックアーム22の下向きの撓み量及び水平姿勢に戻るときの弾性変形量を同様にすることができる。この結果、1回目と2回目の嵌合音の大きさや周波数を一致させることができる。
更に、作業者の変更、作業方法の変更、内部端子数の変更、ロット違い、材料違い、固定方法等の状況の変化により、コネクタ1の嵌合音の変化が生じた場合でも、1回目と2回目で嵌合音の大きさや周波数は同じように変化するため、1回目と2回目の嵌合音の同一性を維持することができる。例えば作業者に変更があり、1回目の嵌合音の周波数αが周波数βに変化しても、同様に2回目の嵌合音の周波数αも周波数βに変化するため、1回目と2回目の嵌合音の同一性は維持される。本発明の実施形態に係るコネクタ嵌合判定装置は、この複数回の嵌合音の同一性を利用してコネクタ1の嵌合状態を判定するものである。
<コネクタ嵌合判定装置の構成>
本発明の実施形態に係るコネクタ嵌合判定装置は、図1に示すように、検出装置7、判定装置10及び出力装置8を備える。
検出装置7としては、マイクロフォン等が使用可能である。検出装置7は、コネクタ1の嵌合音を検出可能な位置に設置される。検出装置7は、コネクタ1の嵌合音を含む音を検出し、音信号を判定装置10に出力する。検出装置7は、コネクタ1の嵌合音とは明らかに異なる雑音を排除するとともに、嵌合音の可能性がある音を検出可能なように感度等を調整してもよい。
判定装置10は、中央演算処理装置(CPU)、RAM、ROM及びメモリ等を有するコンピュータで構成することができる。判定装置10は、検出判定部11、嵌合判定部12及び出力制御部13を機能的に備える。
検出判定部11は、検出装置7から出力された音信号に基づいて、検出装置7により所定時間内に2回の音が検出されたか否かを判定する。例えば、検出装置7により1回目の音が検出されたことをトリガーとして時間の計測を開始し、1回目の音が検出されてから所定時間内に2回目の音が検出されたか否かを判定する。ここで、所定時間は、作業者によるコネクタ1の嵌合速度を考慮して適宜設定することができ、メモリ等に予め記憶することができる。
図5は、検出装置7により検出された2回の嵌合音の波形(振幅の時間変化)を示す。検出判定部11は、例えば図5に示すように、1回目の嵌合音の波形の最も振幅の大きい時刻t1から、2回目の嵌合音の波形の最も振幅の大きい時刻t2までの時間T1が、所定時間内か否かを判定する。
嵌合判定部12は、検出判定部11により所定時間内に2回の音が検出されたと判定された場合に、1回目と2回目の音同士を比較することにより、コネクタ1の嵌合状態を判定する。1回目と2回目の音同士の比較方法(一致度の判定方法)としては、公知である種々の解析方法を使用することができる。例えば、音の振動波形、波形強度又はパワースペクトルを比較することにより、1回目と2回目の音同士が一致するか否かを判定することができる。
1回目と2回目の音同士が一致する場合には、嵌合判定部12は、検出判定部11により検出された2回の音が嵌合音であり、且つコネクタ1の嵌合状態が良好(確実に嵌合された)と判定する。一方、1回目と2回目の音同士が一致しない場合には、検出装置7により検出された音が嵌合音以外の環境音であったり、コネクタ1が半嵌合状態であったりすることが想定される。この場合、嵌合判定部12は、コネクタ1の嵌合状態が不良と判定する。なお、音同士の一致度は、必ずしも厳密な一致に限られず、ある程度一致している(類似している)場合も含めてもよい。
出力制御部13は、嵌合判定部12による判定結果に応じた制御信号を出力装置8に出力することにより出力装置8を制御する。出力装置8は、コネクタ1の嵌合状態の判定結果を出力する。出力装置8としては、例えばスピーカやディスプレイ等が使用可能である。出力装置8は、例えば、コネクタ1の嵌合状態が良好であること、又は不良であることを、スピーカによる音声で聴覚的に、又はディスプレイによる表示で視覚的に、作業者に知らせることができる。
<コネクタ嵌合判定方法>
次に、図6のフローチャートを参照しながら、本発明の実施形態に係るコネクタ嵌合判定方法の一例を説明する。
ステップS1において、コネクタ1の嵌合作業において、検出装置7がコネクタ1の嵌合音を含む音を順次検出する。ステップS2において、検出判定部11が、検出装置7により所定時間内に2回の音が検出されたか否かを判定する。所定時間内に2回の音が検出されたと判定された場合には、ステップS3に移行する。一方、所定時間内に2回の音が検出されない場合には、ステップS1の手順に戻る。
ステップS3において、嵌合判定部12が、1回目と2回目の音同士を比較することにより、コネクタ1の嵌合状態を判定する。1回目と2回目の音同士が一致する場合には、コネクタ1の嵌合状態が良好と判定し、ステップS4に移行する。一方、1回目と2回目の音同士が一致しない場合には、ステップS1の手順に戻る。
ステップS4において、出力装置8が、コネクタ1の嵌合状態が良好であることを音声又は表示等により作業者に知らせる。この結果、作業者は、コネクタ1の嵌合音を直接、2回聴くことに加えて、出力装置8による通知により、コネクタ1の嵌合状態が良好であることを確認することができる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係るコネクタ嵌合判定装置によれば、コネクタ1の嵌合音が2回鳴り、且つその1回目と2回目の嵌合音が同一性を持つことを利用する。即ち、検出装置7により検出した2回の音同士を比較して嵌合状態の良否を判定することにより、検出装置7により検出した音に嵌合音以外の環境音(雑音)が含まれていたとしても、2回の音同士が一致しない場合に雑音を除くことができる。したがって、嵌合音を雑音と区別して精度良く嵌合状態の良否を判定することができる。
また、従来の嵌合音を参照音と比較して嵌合状態の良否を判定する手法では、作業者の変更等の状況の変化により嵌合音の変化が起こり、その度に嵌合音を判定するための参照音を再設定する必要がある。これに対して、本発明の実施形態に係るコネクタ嵌合判定装置によれば、作業者の変更等があった場合でも、上述したようにコネクタ1の1回目と2回目の嵌合音の大きさや周波数は同じように変化するので、その嵌合音同士の比較結果は変わらず、嵌合状態の良否を判定することができる。したがって、従来のような嵌合音と比較するための参照音の再設定が不要となるため、工数の増加を抑制することができる。
また、所定時間内に2回の音が検出されたか否かを判定して、所定時間内に2回の音が検出されたと判定された場合に、所定時間内の2回の音同士を比較することにより、例えば単発で発生する嵌合音以外の環境音(雑音)を除きやすくなり、嵌合音と雑音とをより精度良く区別することができる。
(変形例)
作業者によるコネクタ1の嵌合作業時には、コネクタ1の嵌合音が発生するのに加え、機械的な振動も発生する。そこで、本発明の実施形態の変形例として、コネクタ1の嵌合音を利用する代わりに、機械的な振動を利用してコネクタ1の嵌合状態を判定する場合を説明する。
本発明の実施形態の変形例に係るコネクタ嵌合判定装置は、図7に示すように、振動を検出する検出装置9を更に備える点が、図1に示した構成と異なる。検出装置9としては、ピエゾ素子等の振動センサが使用可能である。検出装置9は、雌コネクタ3が取り付けられている電子基板6や製品筐体、作業者の手など、嵌合時に発生する振動を検出可能な場所に設置される。
検出判定部11は、検出装置9により所定時間内に2回の振動が検出されたか否かを判定する。嵌合判定部12は、検出装置9により検出された振動同士を比較することによりコネクタ1の嵌合状態を判定する。この場合も、例えば振動波形、波形強度又はパワースペクトルを比較することにより、振動同士の一致度を判定することができる。
本発明の実施形態の変形例に係るコネクタ嵌合判定装置の他の構成は、図1に示した構成と同様であるので、重複した説明を省略する。
本発明の実施形態の変形例に係るコネクタ嵌合判定方法は、図8のフローチャートに示すように、嵌合音を利用するのに代えて振動を利用する点が、図6の示したフローチャートの手順と異なる。即ち、ステップS1において、コネクタ1の嵌合作業において、検出装置9がコネクタ1の嵌合時に発生する振動を順次検出する。ステップS2において、検出判定部11が、検出装置9により所定時間内に2回の振動が検出されたか否かを判定する。2回の振動が検出された場合には、ステップS3において、嵌合判定部12が、1回目と2回目の振動同士を比較することにより、コネクタ1の嵌合状態を判定する。1回目と2回目の振動同士が一致した場合は、ステップS4において、出力装置8が、コネクタ1の嵌合状態が良好であることを音声又は表示等により作業者に知らせる。
本発明の実施形態の変形例によれば、コネクタ1の嵌合時に発生する機械的な振動を検出装置9により検出し、判定装置10により振動同士を比較してコネクタ1の嵌合状態を判定することにより、コネクタ1の嵌合状態の良否を精度良く判定することができる。また、作業者の変更等があった場合でも、従来の参照音の再設定が不要となり、工数を増加を抑制することができる。
なお、本発明の実施形態の変形例においては、嵌合音を検出する検出装置7と、振動を検出する検出装置9とを備えており、これらにより検出される嵌合音又は振動を選択的に利用してコネクタ1の嵌合状態を判定してもよい。また、嵌合音同士の比較及び振動同士の比較の両方を行ってもよい。また、本発明の実施形態の変形例においては、検出装置7を備えない構成でもよい。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本発明の実施形態に係るロック爪23の形状と、ロック爪23と嵌合可能な第1のロック穴32及び第2のロック穴33の形状としては、互いに嵌合及び離脱可能であればこれに特に限定されない。例えば、ロック爪23がロックアーム22に半球状に設けられており、且つ第1のロック穴32及び第2のロック穴33が円形に設けられていてもよい。また、第1のロック穴32及び第2のロック穴33は必ずしも厳密に同一形状でなくてもよく、1回目と2回目の勘合音に同一性を有する範囲で異なる形状であってもよい。
また、本発明の実施形態では、2回の音同士又は振動同士を比較する場合を説明したが、3回以上の音同士又は振動同士を比較して嵌合状態を判定してもよい。その場合、雄コネクタ2のロック爪23と嵌合及び離脱可能な3つ以上のロック穴を雌コネクタ3に設ければよい。
また、本発明の実施形態では、嵌合判定部12により1回目と2回目の音同士を比較することにより、嵌合音と雑音とを精度良く区別することができるが、例えば、検出装置7が検出した音を事前に参照音と比較することにより、コネクタ1の嵌合音とは明らかに異なる雑音を排除するとともに、嵌合音の可能性がある音のみを事前に抽出してもよい(換言すれば、検出装置7が検出した音が嵌合音であるか否かを判定してもよい)。参照音は、例えば担当者の変更等の状況の変化があっても再設定せずに適用できる範囲で適宜設定することができ、メモリ等に予め記憶することができる。そして、抽出された嵌合音の可能性がある音に対して検出判定部11及び嵌合判定部12が処理を行ってもよい。
1・・・コネクタ
2・・・雄コネクタ
3・・・雌コネクタ
4,5・・・ハーネス
6・・・電子基板
7,9・・・検出装置
8・・・出力装置
10・・・判定装置
21・・・本体部
22・・・ロックアーム
23・・・ロック爪
24・・・押圧部
31・・・筐体
32,33・・・ロック穴

Claims (4)

  1. ロック爪が設けられた弾性変形可能なロックアームを有する雄コネクタと、
    前記ロック爪とそれぞれ嵌合可能な第1及び第2のロック穴が設けられた雌コネクタ
    とを備え、
    前記雄コネクタが前記雌コネクタに挿入されていくにつれて、前記ロック爪が前記第1のロック穴と一旦嵌合した後に前記第1のロック穴から離脱し、前記ロック爪が前記第2のロック穴と最終的に嵌合することを特徴とするコネクタ。
  2. ロック爪が設けられた弾性変形可能なロックアームを有する雄コネクタと、前記ロック爪とそれぞれ嵌合可能な第1及び第2のロック穴が設けられた雌コネクタとを備え、前記雄コネクタが前記雌コネクタに挿入されていくにつれて、前記ロック爪が前記第1のロック穴と一旦嵌合した後に前記第1のロック穴から離脱し、前記ロック爪が前記第2のロック穴と最終的に嵌合するコネクタの嵌合状態を判定するコネクタ嵌合判定装置であって、
    前記ロック爪が前記第1及び第2のロック穴と順次嵌合するときに発生する音又は振動を順次検出する検出装置と、
    前記検出装置により順次検出された音同士又は振動同士を互いに比較することにより前記コネクタの嵌合状態を判定する嵌合判定部
    とを備えることを特徴とするコネクタ嵌合判定装置。
  3. 前記音同士又は振動同士が所定時間内に検出されたか否かを判定する検出判定部を更に備え、
    前記検出判定部により前記所定時間内に検出されたと判定された場合に、前記嵌合判定部が前記コネクタの嵌合状態を判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ嵌合判定装置。
  4. ロック爪が設けられた弾性変形可能なロックアームを有する雄コネクタと、前記ロック爪とそれぞれ嵌合可能な第1及び第2のロック穴が設けられた雌コネクタとを備え、前記雄コネクタが前記雌コネクタに挿入されていくにつれて、前記ロック爪が前記第1のロック穴と一旦嵌合した後に前記第1のロック穴から離脱し、前記ロック爪が前記第2のロック穴と最終的に嵌合するコネクタの嵌合状態を判定するコネクタ嵌合判定装置であって、
    前記ロック爪が前記第1及び第2のロック穴と順次嵌合するときに発生する音又は振動を順次検出するステップと、
    前記順次検出された音同士又は振動同士を互いに比較することにより前記コネクタの嵌合状態を判定するステップ
    とを含むコネクタ嵌合判定方法。
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