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JP2016118244A - かしめ継手 - Google Patents

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JP2016118244A
JP2016118244A JP2014257713A JP2014257713A JP2016118244A JP 2016118244 A JP2016118244 A JP 2016118244A JP 2014257713 A JP2014257713 A JP 2014257713A JP 2014257713 A JP2014257713 A JP 2014257713A JP 2016118244 A JP2016118244 A JP 2016118244A
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tube
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caulking
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JP2014257713A
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洋一 深尾
Yoichi Fukao
洋一 深尾
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Onda Mfg Co Ltd
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Onda Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】管体をかしめ固定する際に、管体挿入空間に挿入された管体の位置ずれを抑制でき、かつ、管体の挿入状態を容易に確認できるかしめ継手を提供すること。【解決手段】かしめ継手1は、本体部2と、管体の内側に挿入される内筒部3と、内筒部3の外側を覆うように配置され、内筒部3との間に管体を挿入する管体挿入空間11を形成し、かつ、管体挿入空間11に管体が挿入された状態でかしめられ、内筒部3との間に管体を固定する被覆部材4と、を備えている。被覆部材4には、管体挿入空間11に挿入された管体8を確認するための確認用貫通孔(管体挿入確認部)42が設けられている。内筒部3には、管体挿入空間11に挿入された管体の軸方向位置を保持するための仮止め大径部(仮止め機構)33が設けられている。仮止め大径部33は、確認用貫通孔42における管体挿入側の先端位置Aから管体挿入側とは反対側の領域に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、かしめ継手に関する。
従来、例えば、給湯用器具等の各種器具と管体とを接続したり、管体同士を接続したりするためのかしめ継手が知られている。かしめ継手としては、例えば、筒状の本体部と、本体部の一端から軸方向に突出して設けられ、管体の内側に挿入される筒状の内筒部(ニップル)と、内筒部の外側を覆うように配置され、内筒部との間に管体を挿入する管体挿入空間を形成し、かつ、管体挿入空間に管体が挿入された状態でかしめられ、内筒部との間に管体を固定する筒状の被覆部材(薄コア)と、を備えたものがある(例えば特許文献1等参照)。
特許第4246983号公報
ところで、被覆部材をかしめることによって管体をかしめ継手に固定(以下、適宜、かしめ固定という)する際、内筒部と被覆部材との間に形成された管体挿入空間に管体を挿入した状態で、専用のかしめ工具を用いて、被覆部材をかしめて縮径変形させる。しかしながら、かしめ工具は大型であり、特に狭い現場でのかしめ工具を用いたかしめ作業は非常に煩雑である。そのため、かしめ作業中に、管体挿入空間に挿入した管体の位置ずれが生じ、管体を所定の位置(例えば挿入完了位置)で正しくかしめ固定することができない場合がある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、管体をかしめ固定する際に、管体挿入空間に挿入された管体の位置ずれを抑制でき、かつ、管体の挿入状態を容易に確認できるかしめ継手を提供しようとするものである。
本発明は、筒状の本体部と、該本体部の一端から軸方向に突出して設けられ、管体の内側に挿入される筒状の内筒部と、該内筒部の外側を覆うように配置され、該内筒部との間に前記管体を挿入する管体挿入空間を形成し、かつ、該管体挿入空間に前記管体が挿入された状態でかしめられ、前記内筒部との間に前記管体を固定する筒状の被覆部材と、を備え、該被覆部材には、前記管体挿入空間に挿入された前記管体を確認するための管体挿入確認部が設けられ、前記内筒部及び前記被覆部材の少なくとも一方には、前記管体挿入空間に挿入された前記管体の軸方向位置を保持するための仮止め機構が設けられ、該仮止め機構は、前記管体挿入確認部における前記管体挿入側の先端位置から前記管体挿入側とは反対側の領域に配置されていることを特徴とするかしめ継手である。
前記かしめ継手において、内筒部及び被覆部材の少なくとも一方には、内筒部と被覆部材との間に形成した管体挿入空間に挿入された管体の軸方向位置を保持するための仮止め機構が設けられている。そのため、かしめ継手に対して管体をかしめ固定する際に、管体挿入空間に挿入した管体を仮止め機構によって仮止めすることができる。
これにより、大型のかしめ工具を用いた被覆部材のかしめ作業中に、管体挿入空間に挿
入した管体の軸方向の位置ずれを抑制できる。その結果、かしめ継手に対して管体を正しい位置(例えば挿入完了位置)でかしめ固定することができる。特に、かしめ作業が煩雑となる狭い現場では、このような効果をより有効に発揮できる。
また、仮止め機構は、被覆部材に設けられた管体挿入確認部における管体挿入側(管体挿入空間の手前側)の先端位置から管体挿入側とは反対側(管体挿入空間の奥側)の領域に配置されている。そのため、管体挿入空間に挿入し、仮止め機構によって仮止めした管体を被覆部材の管体挿入確認部で容易に確認できる。これにより、管体が挿入不足の状態でかしめ作業が行われることを防止できる。
また、例えば、仮止め機構を挿入完了位置に対応する位置に設定することにより、管体が仮止め機構で仮止めされているかどうかで、管体が挿入完了位置にあるかどうかを判断することができる。そのため、管体の挿入不足を容易かつ確実に防止できる。これにより、管体が挿入不足の状態でかしめ作業が行われることをより一層防止できる。
このように、本発明によれば、管体をかしめ固定する際に、管体挿入空間に挿入された管体の位置ずれを抑制でき、かつ、管体の挿入状態を容易に確認できるかしめ継手を提供することができる。
前記かしめ継手において、前記内筒部の外周面には、周方向に沿って凹溝が設けられ、該凹溝内には、前記内筒部と前記管体との間をシールするための環状のシール部材が配置され、該シール部材は、前記被覆部材をかしめることによって前記内筒部と前記管体との間をシールするよう構成されていてもよい。この場合には、管体挿入空間に管体が挿入された状態ではシール部材がシール(止水)機能を発揮せず、その状態から被覆部材をかしめることにより、初めてシール部材がシール機能を発揮する。したがって、かしめ継手に対して管体を正しい位置で、つまり内筒部と管体との間がシール部材によって確実にシールされる位置でかしめ固定することが要求される。よって、前述の効果を有する前記かしめ継手を採用することが非常に有効である。
なお、前記構成のシール部材とするためには、例えば、管体挿入空間に管体が挿入された状態ではシール部材がシール(止水)機能を発揮せず、その状態から被覆部材をかしめることによりシール部材が潰れてシール機能を発揮するように、シール部材の潰し代を設定すればよい。このような寸法設定では、管体挿入空間に管体が挿入された状態において、シール部材がシール機能を発揮せず、もちろんシール部材が管体の軸方向の移動を規制することもない。よって、管体の軸方向位置を規制する仮止め機構を設けた前記かしめ継手を採用することが非常に有効である。
また、前記仮止め機構は、前記内筒部に設けられていてもよい。この場合には、仮止め機構を設けることが容易となる。すなわち、内筒部は、管体の内側に挿入される部分である。よって、管体の軸方向位置を保持(管体を仮止め)するための仮止め機構を設けることが容易となる。
また、前記仮止め機構は、前記内筒部において周方向に沿って設けられた仮止め大径部であり、該仮止め大径部は、その外径が前記管体の内径よりも大きい部分を有する構成としていてもよい。この場合には、管体挿入空間に挿入した管体の内周面に、内筒部の仮止め凸部が圧接される。これにより、管体挿入空間内において管体を容易かつ確実に仮止めすることができる。
また、前記仮止め凸部には、径方向に切り欠かれた切欠き部が設けられていてもよい。この場合には、管体挿入空間に挿入した管体を仮止め凸部によって仮止めしたとき、管体
と内筒部との間に、流体が通過可能な隙間(切欠き部に当たる部分)が形成される。そのため、その後のかしめ作業を忘れた場合、例えば漏水確認のための水圧検査等を行ったときに、かしめ継手と管体との間のシール性が不十分であることを容易に確認できる。
実施形態1のかしめ継手を示す斜視図である。 (A)はかしめ継手を示す側面図であり、(B)はかしめ継手を示す断面図である。 かしめ継手を構成する部材を示す斜視展開図である。 かしめ継手を構成する部材を示す側面展開図である。 かしめ継手の管体挿入空間に管体を挿入した状態を示す断面図である。 かしめ継手の被覆部材の外側にかしめ工具を配置した状態を示す断面図である。 (A)はかしめ継手に管体をかしめ固定した状態を示す側面図であり、(B)はかしめ継手に管体をかしめ固定した状態を示す断面図である。 実施形態2のかしめ継手の継手本体を示す斜視図である。 かしめ継手を示す断面図である。 かしめ継手の管体挿入空間に管体を挿入した状態を示す断面図である。 実施形態3のかしめ継手を示す側面図である。 実施形態4のかしめ継手の被覆部材を示す斜視図である。 かしめ継手を示す断面図である。 かしめ継手の管体挿入空間に管体を挿入した状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(実施形態1)
図1〜図7に示すように、本実施形態のかしめ継手1は、筒状の本体部2と、本体部2の一端から軸方向に突出して設けられ、管体8の内側に挿入される筒状の内筒部3と、内筒部3の外側を覆うように配置され、内筒部3との間に管体8を挿入する管体挿入空間11を形成し、かつ、管体挿入空間11に管体8が挿入された状態でかしめられ、内筒部3との間に管体8を固定する筒状の被覆部材4と、を備えている。
被覆部材4には、管体挿入空間11に挿入された管体8を確認するための確認用貫通孔(管体挿入確認部)42が設けられている。内筒部3には、管体挿入空間11に挿入された管体8の軸方向位置を保持するための仮止め大径部(仮止め機構)33が設けられている。仮止め大径部33は、確認用貫通孔42における管体挿入側の先端位置Aから管体挿入側とは反対側の領域に配置されている。以下、このかしめ継手1について詳細に説明する。
図1〜図4に示すように、かしめ継手1は、例えば、給湯用器具等の各種器具と管体8(後述する図5〜図7参照)とを接続するための継手として用いられるものである。かしめ継手1は、継手本体10と、被覆部材4(薄コア)とを備えている。
同図に示すように、継手本体10は、円筒状の本体部2と、円筒状の内筒部3(ニップル)とを有する。継手本体10は、黄銅、青銅、ステンレス鋼等の金属や、ポリアミド等のエンジニアリングプラスチックや、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PPSU(ポリフェニルサルフォン)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)等のスーパーエンジニアリングプラスチック等からなる。
内筒部3は、本体部2の軸方向一端から軸方向に突出して設けられている。内筒部3は
、管体8の内側に挿入される部分である。内筒部3の外径は、本体部2の外径よりも小さく設定されている。本体部2及び内筒部3は、一体的に形成されている。なお、本体部2及び内筒部3は、別体で構成されていてもよい。本体部2及び内筒部3の内側空間は、流体を流通させる流路である。
本体部2の軸方向一端には、後述する被覆部材4を固定するための固定部21が設けられている。固定部21の外径は、内筒部3の外径よりも大きく設定されている。固定部21の外周面には、周方向に沿って係止凹溝211が設けられている。係止凹溝211は、後述する被覆部材4を係止して固定するためのものである。
本体部2の軸方向他端には、円筒状のネジ部材5が取り付けられている。ネジ部材5の内周面には、雌ネジ51が設けられている。雌ネジ51は、図示しない給湯用器具等の各種器具に設けられた雄ネジに螺合される。また、ネジ部材5の内周面には、周方向に沿って凹溝52が設けられている。凹溝52内には、ネジ部材5の内側に挿入配置された継手本体10の本体部2を抜け止めするための抜け止め部材53が配置(装着)されている。抜け止め部材53は、ステンレス鋼等の金属からなるCリングである。
内筒部3の先端側部分の外周面302には、周方向に沿って止水凹溝31が2つ設けられている。各止水凹溝31内には、内筒部3と管体8との間をシール(止水)するための環状のシール部材39が配置(装着)されている。シール部材39は、樹脂製(ゴム製)である。
シール部材39は、後述する被覆部材4をかしめることによって内筒部3と管体8との間をシールするよう構成されている。具体的には、後述する管体挿入空間11に管体8が挿入された状態ではシール部材39がシール(止水)機能を発揮せず、その状態から被覆部材4をかしめることによりシール部材39が潰れてシール機能を発揮するように、シール部材39の潰し代が設定されている。
内筒部3の2つの止水凹溝31の間には、2つの止水凹溝31を区画する区画部32が設けられている。区画部32の外周面は、内筒部3の外周面302よりも径方向内側にある(径方向内側に引っ込んでいる)。
内筒部3の基端側部分には、管体挿入空間11に挿入された管体8の軸方向位置を保持するための仮止め機構が設けられている。本実施形態の仮止め機構は、内筒部3において周方向に沿って設けられた凸状の仮止め大径部33である。
仮止め大径部33は、その外径が管体8の内径よりも大きい部分を有する。仮止め大径部33の外径は、内筒部3の他の部分の外径よりも大きく設定されている。また、仮止め大径部33は、内筒部3の先端側から基端側に向かって徐々に外径が大きくなっている。すなわち、仮止め大径部33の外周面は、内筒部3の軸方向に対して傾斜した傾斜面(テーパ面)となっている。
内筒部3において、止水凹溝31と仮止め大径部33との間には、複数の凹溝が周方向に沿って設けられている。また、内筒部3の仮止め大径部33と本体部2の固定部21との間には、凹溝が周方向に沿って設けられている。
同図に示すように、被覆部材4は、薄肉の円筒状に形成されている。被覆部材4は、管体挿入空間11に管体8が挿入された状態で径方向外側からかしめられ、内筒部3との間に管体8を挟持して固定するためのものである。被覆部材4は、ステンレス鋼、アルミニウム、銅等の金属や、これらの金属の表面に樹脂がコーティングされた金属−樹脂複合材
等からなる。
被覆部材4は、内筒部3との間に所定の間隔を設けて、内筒部3の外側を覆うように配置されている。内筒部3と被覆部材4との間には、管体8を挿入する管体挿入空間11が形成されている。被覆部材4の軸方向一端には、管体挿入空間11に管体8を挿入する管体挿入口111が形成されている。
被覆部材4は、軸方向他端から延設された2つの係止爪部41を有する。2つの係止爪部41は、被覆部材4の径方向に対向して配置されている。各係止爪部41は、被覆部材4の軸方向他端から径方向内側に少し折れ曲がって形成されている。被覆部材4は、2つの係止爪部41を本体部2の固定部21の係止凹溝211に係止させることにより、継手本体10に固定されている。
被覆部材4には、管体挿入空間11に挿入された管体8を確認するための管体挿入確認部が設けられている。本実施形態の管体挿入確認部は、円形状の4つの確認用貫通孔42である。4つの確認用貫通孔42は、周方向に等間隔で配置されている。各確認用貫通孔42は、被覆部材4を厚み方向に貫通して形成されている。確認用貫通孔42によって、被覆部材4の外側から管体挿入空間11に挿入された管体8を視認できる。なお、確認用貫通孔42の形状は、円形状に限られず、例えば、楕円形状、四角形状等であってもよい。
図2(B)に示すように、かしめ継手1の軸方向において、内筒部3の仮止め大径部33は、被覆部材4の確認用貫通孔42における管体挿入側(管体挿入空間11の手前側、管体挿入口111側)の先端位置Aから管体挿入側とは反対側(管体挿入空間11の奥側、図中の矢印B)の領域に配置されている。すなわち、仮止め大径部33は、確認用貫通孔42に対応する領域(径方向に対向する領域)及び確認用貫通孔42よりも管体挿入空間11の奥側の領域のどこかに配置されている。また、仮止め大径部33は、管体挿入空間11における管体8の挿入完了位置に設定されている。
次に、かしめ継手1に管体8を固定する手順について、図5〜図7を用いて説明する。
まず、図5に示すように、管体8を、かしめ継手1の管体挿入空間11の管体挿入口111から差し込んで挿入する。言い換えれば、かしめ継手1の内筒部3が管体8の内側に挿入される。なお、管体8は、樹脂と金属との複合管である。管体8は、内側に配置された銅、アルミニウム等からなる管状の金属部81と、外側に配置されたポリエチレン、ポリブテン等からなる管状の樹脂部82とを有する。
そして、管体8をさらに挿入すると、管体8の内周面がかしめ継手1の内筒部3の仮止め大径部33に接触する。すなわち、管体8の内周面にかしめ継手1の内筒部3の仮止め大径部33が圧接される。これにより、管体挿入空間11に挿入された管体8の軸方向位置を保持し(管体8を仮止めし)、管体8の挿入を完了する。なお、管体挿入空間11に管体8を挿入した状態では、内筒部3の止水凹溝31内のシール部材39は、シール機能を発揮しない。
次いで、図6、図7に示すように、かしめ継手1の被覆部材4をかしめ工具6によってかしめる。具体的には、図6に示すように、被覆部材4の外側に、かしめ工具6のダイス61を配置する。ダイス61の内周面には、周方向に沿って複数(3つ)の凸条611が設けられている。そして、かしめ工具6のダイス61によって、被覆部材4を外側からかしめ、圧縮変形させる。
これにより、図7に示すように、かしめ継手1の内筒部3と被覆部材4との間に管体8
が挟持固定される。このとき、管体8の内周面は、内筒部3に設けられた複数の凹溝に食い込み、かつ、内筒部3の止水凹溝31内のシール部材39を押圧する。管体8に押圧されたシール部材39は、管体8とかしめ継手1の内筒部3との間をシールする。以上により、かしめ継手1に対して管体8を固定(かしめ固定)する。
次に、本実施形態のかしめ継手1における作用効果について説明する。
本実施形態のかしめ継手1において、内筒部3には、内筒部3と被覆部材4との間に形成した管体挿入空間11に挿入された管体8の軸方向位置を保持するための仮止め大径部(仮止め機構)33が設けられている。そのため、かしめ継手1に対して管体8をかしめ固定する際に、管体挿入空間11に挿入した管体8を仮止め大径部33によって仮止めすることができる。
これにより、大型のかしめ工具6を用いた被覆部材4のかしめ作業中に、管体挿入空間11に挿入した管体8の軸方向の位置ずれを抑制できる。その結果、かしめ継手1に対して管体8を正しい位置(例えば挿入完了位置)でかしめ固定することができる。特に、かしめ作業が煩雑となる狭い現場では、このような効果をより有効に発揮できる。
また、仮止め大径部33は、被覆部材4に設けられた確認用貫通孔(管体挿入確認部)42における管体挿入側(管体挿入空間11の手前側、管体挿入口111側)の先端位置Aから管体挿入側とは反対側(管体挿入空間11の奥側)の領域に配置されている。そのため、管体挿入空間11に挿入し、仮止め大径部33によって仮止めした管体8を被覆部材4の確認用貫通孔42で容易に確認できる。これにより、管体8が挿入不足の状態でかしめ作業が行われることを防止できる。
また、本実施形態のように、仮止め大径部33を挿入完了位置に対応する位置に設定することにより、管体8が仮止め大径部33で仮止めされているかどうかで、管体8が挿入完了位置にあるかどうかを判断することができる。そのため、管体8の挿入不足を容易かつ確実に防止できる。これにより、管体8が挿入不足の状態でかしめ作業が行われることをより一層防止できる。
また、本実施形態のかしめ継手1において、内筒部3の外周面302には、周方向に沿って止水凹溝31が設けられ、止水凹溝31内には、内筒部3と管体8との間をシールするための環状のシール部材39が配置され、シール部材39は、被覆部材4をかしめることによって内筒部3と管体8との間をシールするよう構成されている。このような構成では、管体挿入空間11に管体8が挿入された状態ではシール部材39がシール(止水)機能を発揮せず、その状態から被覆部材4をかしめることにより、初めてシール部材39がシール機能を発揮する。したがって、かしめ継手1に対して管体8を正しい位置で、つまり内筒部3と管体8との間がシール部材39によって確実にシールされる位置でかしめ固定することが要求される。よって、前述の効果を有する本実施形態のかしめ継手1を採用することが非常に有効である。
また、仮止め機構(仮止め大径部33)は、内筒部3に設けられている。そのため、仮止め機構を設けることが容易となる。すなわち、内筒部3は、管体8の内側に挿入される部分である。よって、管体8の軸方向位置を保持(管体8を仮止め)する仮止め機構を設けることが容易となる。
また、仮止め機構は、内筒部3において周方向に沿って設けられた仮止め大径部33であり、仮止め大径部33は、その外径が管体8の内径よりも大きい部分を有する。そのため、管体挿入空間11に挿入した管体8の内周面に、内筒部3の仮止め大径部33が圧接される。これにより、管体挿入空間11内において管体8を容易かつ確実に仮止めするこ
とができる。
このように、本実施形態によれば、管体8をかしめ固定する際に、管体挿入空間11に挿入された管体8の位置ずれを抑制でき、かつ、管体挿入空間11における管体8の挿入状態を容易に確認できるかしめ継手1を提供することができる。
(実施形態2)
本実施形態は、図8、図9に示すように、かしめ継手1の仮止め機構(仮止め大径部33)の構成を変更した例である。なお、実施形態1と同様の構成及び作用効果については説明を省略する。
同図に示すように、継手本体10の内筒部3の仮止め大径部33には、径方向に切り欠かれた凹状の切欠き部34が複数設けられている。複数の切欠き部34は、周方向に等間隔で配置されている。各切欠き部34は、仮止め大径部33の軸方向両側にある凹溝同士をつなぐように形成されている。
本実施形態の場合には、図10に示すように、管体8を、かしめ継手1の管体挿入空間11の管体挿入口111から差し込んで挿入し、仮止め大径部33において仮止めしたとき、管体8と内筒部3との間に、流体が通過可能な隙間(切欠き部34に当たる部分)が形成される。また、管体挿入空間11に管体8が挿入された状態において、シール部材39は、シール(止水)機能を発揮しない。そのため、その後のかしめ作業を忘れた場合、例えば漏水確認のための水圧検査等を行ったときに、かしめ継手1(内筒部3)と管体8との間のシール性が不十分であることを容易に確認できる。言い換えれば、水圧検査等を行ってシール性を確認することにより、かしめ作業が行われたかどうか(かしめ作業忘れの発生)を容易に確認できる。
(実施形態3)
本実施形態は、図11に示すように、かしめ継手1の管体挿入確認部の構成を変更した例である。なお、実施形態1と同様の構成及び作用効果については説明を省略する。
同図に示すように、被覆部材4には、管体挿入空間11に挿入された管体8を確認するための複数の確認用切欠き(管体挿入確認部)43が設けられている。各確認用切欠き43は、被覆部材4の軸方向他端から軸方向に切り欠いて形成されている。確認用切欠き43によって、被覆部材4の外側から管体挿入空間11に挿入された管体8を視認できる。なお、確認用切欠き43の形状は、管体挿入空間11に挿入された管体8を確認できるものであれば他の形状としてもよい。
(実施形態4)
本実施形態は、図12、図13に示すように、かしめ継手1の仮止め機構を被覆部材4に設けた例である。なお、実施形態1と同様の構成及び作用効果については説明を省略する。
同図に示すように、被覆部材4には、仮止め機構が設けられている。本実施形態の仮止め機構は、被覆部材4の一部を径方向内側に押し出して形成された凸状の2つの仮止め突起部44である。各仮止め突起部44は、被覆部材4の内周面から径方向内側に突出して形成されている。
各仮止め突起部44は、確認用貫通孔42同士の間に配置されている。各仮止め突起部44は、確認用貫通孔42と周方向に並んで配置されている。2つの仮止め突起部44は、被覆部材4の径方向に対向して配置されている。被覆部材4の内径は、2つの仮止め突
起部44が設けられている部分において、管体8の外径よりも小さく設定されている。
本実施形態の場合には、図14に示すように、管体8を、かしめ継手1の管体挿入空間11の管体挿入口111から差し込んで挿入すると、管体8の外周面がかしめ継手1の被覆部材4の2つの仮止め突起部44に接触する。すなわち、管体8の外周面にかしめ継手1の被覆部材4の2つの仮止め突起部44が圧接される。これにより、管体挿入空間11に挿入された管体8の軸方向位置を保持し(管体8を仮止めし)、管体8の挿入を完了する。
(その他の実施形態)
本発明は、前述の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
(1)前述の実施形態では、仮止め機構を内筒部3又は被覆部材4に設けたが、例えば、仮止め機構を内筒部3及び被覆部材4の両方に設ける構成としてもよい。
(2)前述の実施形態では、仮止め機構として、内筒部3に仮止め大径部33を設けたり、被覆部材4に仮止め突起部44を設けたりしたが、仮止め機構の形態としてはこれらに限定されるものではなく、管体挿入空間11に挿入された管体8の軸方向位置を保持することができるものであれば、どのような形態であってもよい。
(3)前述の実施形態では、仮止め機構を内筒部3や被覆部材4と一体的に形成したが、仮止め機構を別部材で構成してもよい。例えば、内筒部3の外周面302に凹溝を設け、その凹溝にCリング等を配置し、このCリング等を内筒部3の外周面302よりも径方向外側に突出するようにすれば、前述の実施形態の仮止め大径部33と同様の仮止め機構となる。被覆部材4の場合も同様である。
(4)前述の実施形態では、被覆部材4に複数の管体挿入確認部(確認用貫通孔42、確認用切欠き43)を設けたが、管体挿入確認部は、少なくとも1つ以上設けられていればよい。なお、管体挿入確認部が複数の場合、「管体挿入確認部における管体挿入側の先端位置」とは、複数の管体挿入確認部のうち、最も管体挿入側に設けられた管体挿入確認部における管体挿入側の先端位置のことをいう。
(5)前述の実施形態では、本体部2の軸方向他端にネジ部材5が取り付けられているが、例えば、給湯用器具等の各種器具や管体と接続するための接続部材等が取り付けられていてもよい。
1…継手
11…管体挿入空間
2…本体部
3…内筒部
33…仮止め大径部(仮止め機構)
4…被覆部材
42…確認用貫通孔(管体挿入確認部)
43…確認用切欠き(管体挿入確認部)
44…仮止め突起部(仮止め機構)
8…管体

Claims (5)

  1. 筒状の本体部と、
    該本体部の一端から軸方向に突出して設けられ、管体の内側に挿入される筒状の内筒部と、
    該内筒部の外側を覆うように配置され、該内筒部との間に前記管体を挿入する管体挿入空間を形成し、かつ、該管体挿入空間に前記管体が挿入された状態でかしめられ、前記内筒部との間に前記管体を固定する筒状の被覆部材と、を備え、
    該被覆部材には、前記管体挿入空間に挿入された前記管体を確認するための管体挿入確認部が設けられ、
    前記内筒部及び前記被覆部材の少なくとも一方には、前記管体挿入空間に挿入された前記管体の軸方向位置を保持するための仮止め機構が設けられ、
    該仮止め機構は、前記管体挿入確認部における前記管体挿入側の先端位置から前記管体挿入側とは反対側の領域に配置されていることを特徴とするかしめ継手。
  2. 前記内筒部の外周面には、周方向に沿って凹溝が設けられ、該凹溝内には、前記内筒部と前記管体との間をシールするための環状のシール部材が配置され、該シール部材は、前記被覆部材をかしめることによって前記内筒部と前記管体との間をシールするよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載のかしめ継手。
  3. 前記仮止め機構は、前記内筒部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のかしめ継手。
  4. 前記仮止め機構は、前記内筒部において周方向に沿って設けられた仮止め大径部であり、該仮止め大径部は、その外径が前記管体の内径よりも大きい部分を有することを特徴とする請求項3に記載のかしめ継手。
  5. 前記仮止め大径部には、径方向に切り欠かれた切欠き部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のかしめ継手。
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