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JP2016117310A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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JP2016117310A
JP2016117310A JP2014256344A JP2014256344A JP2016117310A JP 2016117310 A JP2016117310 A JP 2016117310A JP 2014256344 A JP2014256344 A JP 2014256344A JP 2014256344 A JP2014256344 A JP 2014256344A JP 2016117310 A JP2016117310 A JP 2016117310A
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JP
Japan
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groove
sipe
pneumatic tire
block land
lateral
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Pending
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JP2014256344A
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English (en)
Inventor
剛史 藤岡
Takashi Fujioka
剛史 藤岡
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

【課題】接地時の溝形状をコントロールして、偏摩耗の発生抑制と、滑り止め効果の確保と、を両立する空気入りタイヤを提供する。【解決手段】ブロック陸部50を区画する主溝51および横溝52を有する。横溝52を挟んだ両側のブロック陸部50には、横溝52を挟むように一対のサイプ8が形成されている。サイプ8の深さは横溝52の深さDの半分以下である。サイプ8は、サイプ開口8cよりもサイプ幅を広くした空洞底部8bを有する。空洞底部8bは、横溝52側の方が反横溝52側よりも容積が大きくなる断面形状をなしている。【選択図】図3B

Description

本開示は、主溝及び横溝を有する空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤは、例えば特許文献1に示すように、2本以上の主溝及び2本以上の横溝を有し、主溝及び横溝によってブロック陸部が形成されている。横溝を挟んだ両側にあるブロック陸部の摩耗量が異なる偏摩耗(トウヒール)が発生することが知られている。また、主溝を挟んだ両側にあるブロック陸部の摩耗量が異なる偏摩耗が発生することが知られている。
特開2014−181021号公報
トウヒールを抑制するためには、横溝の深さを浅くすればよいが、その反面、すべり止め効果(トラクション)が損なわれてしまう。主溝にも同様のことがいえる。本発明者は、検討の結果、従来のタイヤでは、図4Bに示すように、接地時の変形は、溝52の腹が押し出されるだけで溝52の開口が閉じにくいので、溝52の開口が摩耗しやすいことが判明した。
本開示は、このような課題に着目してなされたものであって、その目的は、接地時の溝形状をコントロールして、偏摩耗の発生抑制と、滑り止め効果の確保と、を両立する空気入りタイヤを提供することである。
本開示は、上記目的を達成するために、次のような手段を講じている。
本開示の空気入りタイヤは、ブロック陸部を区画する主溝および横溝を有し、前記主溝と前記横溝のうち少なくとも一方の溝を挟んだ両側のブロック陸部には、当該溝を挟むように一対のサイプが形成されており、前記サイプの深さは前記溝の深さの半分以下であり、前記サイプは、サイプ開口よりもサイプ幅を広くした空洞底部を有し、前記空洞底部は、前記溝側の方が反溝側よりも容積が大きくなる断面形状をなしている。
この構成によれば、接地状態になれば空洞底部が荷重によって溝壁面側へ潰れ且つサイプが開くことで、溝の開口側の溝壁面が内側へ押され、溝の開口が狭まる。横溝の開口が狭くなれば、偏摩耗が抑制される。それでいて、サイプのエッジ効果によって滑り止め効果が発現する。よって、偏摩耗の発生抑制と、滑り止め効果の確保とを両立することが可能となる。
本実施形態の空気入りタイヤの一例を示すタイヤ子午線断面図。 トレッドゴムに形成されたトレッドパターンを模式的に示す踏面視図。 ブロック陸部及びサイプを示す踏面視拡大図。 図3AのA1−A1部位断面図。 本開示のタイヤの作用説明図。 従来のタイヤの作用説明図。 他の実施形態のブロック陸部及びサイプを示す踏面視拡大図。 上記以外の実施形態のブロック陸部及びサイプを示す踏面視拡大図。
以下、本開示の一実施形態の空気入りタイヤについて、図面を参照して説明する。
図1に示すように、空気入りタイヤTは、一対のビード部1と、各々のビード部1からタイヤ径方向RD外側に延びるサイドウォール部2と、両サイドウォール部2のタイヤ径方向RD外側端に連なるトレッド部3とを備える。ビード部1には、鋼線等の収束体をゴム被覆してなる環状のビードコア1aと、硬質ゴムからなるビードフィラー1bとが配設されている。
また、このタイヤTは、トレッド部3からサイドウォール部2を経てビード部1に至るトロイド状のカーカス層4を備える。カーカス層4は、一対のビード部同士1の間に設けられ、少なくとも一枚のカーカスプライにより構成され、その端部がビードコア1aを介して巻き上げられた状態で係止されている。カーカスプライは、タイヤ赤道CLに対して略直角に延びるコードをトッピングゴムで被覆して形成されている。カーカス層4の内側には、空気圧を保持するためのインナーライナーゴム4aが配置されている。
さらに、サイドウォール部2におけるカーカス層4の外側には、サイドウォールゴム6が設けられている。また、ビード部1におけるカーカス層4の外側には、リム装着時にリム(図示しない)と接するリムストリップゴム7が設けられている。
トレッド部3におけるカーカス層4の外側には、カーカス層4を補強するためのベルト4bと、ベルト補強材4cと、トレッドゴム5とが内側から外側に向けて順に設けられている。ベルト4bは、複数枚のベルトプライにより構成されている。ベルト補強材4cは、タイヤ周方向に延びるコードをトッピングゴムで被覆して構成されている。ベルト補強材4cは、必要に応じて省略しても構わない。
トレッドゴム5は、接地面を形成する。接地面は、正規リムにリム組みし、正規内圧を充填した状態でタイヤを平坦な路面に垂直に置き、正規荷重を加えたときの路面に接地する面であり、そのタイヤ幅方向WDの最外位置が接地端Eとなる。なお、正規荷重及び正規内圧とは、JIS D4202(自動車タイヤの諸元)等に規定されている最大荷重(乗用車用タイヤの場合は設計常用荷重)及びこれに見合った空気圧とし、正規リムとは、原則としてJIS D4202等に定められている標準リムとする。
図1及び図2に示すように、トレッドゴム5は、複数の主溝51および複数の横溝52を有し、主溝51と横溝52でブロック陸部50が区画されている。図3A及び図3Bに示すように、横溝52を挟んだ両側のブロック陸部50には、当該横溝52を挟むように一対のサイプ8が形成されている。サイプ8は、サイプ開口8cからタイヤ径方向RD内側へ一定幅で延びる垂下部8aと、サイプ開口8cよりもサイプ幅を広くした空洞底部8bと、を有する。空洞底部8bは、横溝側の方が反横溝側よりも容積が大きくなる断面形状をなしている。また、横溝52のタイヤ径方向RD内側には、踏面を形成するトレッドゴム5よりも硬度の硬い高硬度ゴム9が配置されている。高硬度ゴム9は、タイヤ径方向RDに沿って見た場合に、横溝52の溝底と重なる位置に配置されている。
このように構成すると、図4Aに示すように、接地状態になれば、横溝52の両側にあるサイプの空洞底部8bが荷重によって溝壁面側へ潰れると共にサイプ8が開くことで、横溝52の開口側の溝壁面が内側へ押されるので、横溝52の開口が狭まる。横溝52の開口が狭くなれば、偏摩耗が抑制される。また、高硬度ゴム9が横溝52の溝底を押さえるので、溝壁面が溝底側へ逃げることが抑制され、溝52の開口が狭まる効果が促進されると考えられる。それでいて、サイプ8のエッジ効果によって前後方向のすべり止め効果(トラクション)が向上することになる。
図3A及び図3Bに示すように、サイプ8の深さは、横溝52の深さDの半分以下であり、横溝52の開口側に配置されている。このようにサイプ8が横溝52の開口側に配置されることによって、上記溝開口が狭まる効果を得ることができる。この効果を適切に得るためには、空洞底部8bは、接地面からタイヤ径方向RD内側へ向けて、横溝52の深さDの10〜50%の深さの範囲内に配置されていることが好ましい。
本実施形態では、空洞底部8bは、断面三角形状をなしているが、横溝側の方が反横溝側よりも容積が大きくなる形状であれば、横溝52の溝壁が内側へ押される効果が発現するので、これに限定されない。例えば、半円状、半楕円状、台形状など断面形状を種々変更可能である。
また、本実施形態では、空洞底部8bは、タイヤ幅方向寸法w1がタイヤ径方向寸法h1と等しいがこれに限定されない。空洞底部8bは、タイヤ幅方向寸法w1がタイヤ径方向寸法h1よりも小さくてもよいが、横溝52の溝壁が内側へ押される効果をより的確に発現させるためには、タイヤ幅方向寸法w1がタイヤ径方向寸法h1と等しい方が好ましく、更に、タイヤ幅方向寸法w1がタイヤ径方向寸法h1よりも大きい方が効果的である。
サイプ8のサイプ開口8cは、横溝52の溝幅Wの20%以上且つ70%以下の距離、ブロック陸部50の縁から離れた位置に配置されていることが好ましい。サイプ開口8cがブロック陸部50の縁に近すぎると、サイプ8が千切れやすくなるからである。逆に、サイプ開口8cがブロック陸部50の縁から遠すぎると、空洞底部8bが溝52壁を内側へ押す作用が発現しにくくなるからである。
また、図5に示すように、一対のサイプ端82,83のうち一方のサイプ端83がブロック陸部50の内部で終端している場合には、他方のサイプ端82がブロック陸部50の縁で開口していることが好ましい。このようにすれば、互いのメリットデメリットを補強することができるからである。
高硬度ゴム9は、偏摩耗抑制効果の観点では設けた方が好ましいが、省略してもよい。高硬度ゴム9を省略すれば、タイヤ加硫時に、高硬度ゴム9の位置と横溝52を形成する金型との位置合わせが不要となり、製造が容易になる点で好ましい。
図3Aに示すように、サイプ8は、長手方向の両端80,81がブロック陸部50の縁で開口しているが、これに限定されない。例えば、図5に示すように、サイプ8は、長手方向の両端82,83のうち1つの端82がブロック陸部50の縁で開口していればよい。少なくとも1つの端がブロック陸部50の縁で開口していれば、図4Aに示すように、接地状態でサイプ8が開くことができ、横溝52の溝壁を内側へ押す作用を得ることができるからである。サイプ8の両端82,83がブロック陸部50の内部で終端している場合には、サイプ8が開きにくいと考えられる。
上記では、横溝52の両側にサイプ8を設けることについて説明した。横溝52に沿ってサイプ8を配置することで、偏摩耗(トウヒール)を抑制できると共に、前後方向のすべり止め効果(トラクションにもなる)を的確に確保可能となる。
また、図6に示すように、主溝51の両側にサイプ8を設けることも有用である。この場合、上記横溝52についての記載を”主溝51”に読み替えればよい。主溝51に沿ってサイプ8を配置することで、偏摩耗を抑制できるとともに、タイヤ幅方向WD(横方向)の滑り止め効果を的確に確保可能となる。
なお、上記では、踏面視においてサイプ8は直線状をなしているが、波状やジグザグ形状のサイプでもよい。
以上のように、本実施形態の空気入りタイヤは、ブロック陸部50を区画する主溝51および横溝52を有し、主溝51と横溝52のうち少なくとも一方の溝52(51)を挟んだ両側のブロック陸部50には、当該溝52(51)を挟むように一対のサイプ8が形成されており、サイプ8の深さは溝52(51)の深さDの半分以下であり、サイプ8は、サイプ開口8cよりもサイプ幅を広くした空洞底部8bを有し、空洞底部8bは、溝52(51)側の方が反溝側よりも容積が大きくなる断面形状をなしている。
この構成によれば、接地状態になれば空洞底部8bが荷重によって溝壁面側へ潰れ且つサイプ8が開くことで、溝52(51)の開口側の溝壁面が内側へ押され、溝52(51)の開口が狭まる。横溝52の開口が狭くなれば、偏摩耗が抑制される。それでいて、サイプ8のエッジ効果によって滑り止め効果が発現する。よって、偏摩耗の発生抑制と、滑り止め効果の確保とを両立することが可能となる。
本実施形態では、空洞底部8bは、タイヤ幅方向寸法w1がタイヤ径方向寸法h1以上であるので、空洞底部8bが溝52(51)の開口側の壁面に向けて潰れやすくなり、溝52(51)の開口が閉じやすくなり、偏摩耗を更に抑制することが可能となる。
本実施形態では、サイプ8は、長手方向の両端のうち少なくとも1つの端(80,82)がブロック陸部50の縁で開口するので、接地状態でサイプ8が開きやすくなり、溝52(51)の開口側の壁面を押して当該開口が閉じやすくなり、偏摩耗を更に抑制することが可能となる。
本実施形態では、サイプ開口8cは、溝幅Wの10%以上且つ70%以下の距離、ブロック陸部50の縁から離れた位置に配置されている。この構成によれば、サイプ8の故障とサイプ8による溝52(51)開口を狭める効果を適切に奏することが可能となる。
本実施形態では、溝52(51)のタイヤ径方向内側には、踏面を形成するゴム(トレッドゴム5)よりも硬度の硬い高硬度ゴム9が配置されており、高硬度ゴム9は、タイヤ径方向RDに沿って見た場合に、溝52(51)の溝底と重なる位置に配置されている。この構成によれば、高硬度ゴム9が横溝52の溝底を押さえるので、溝壁面が溝底側へ逃げることが抑制され、溝52の開口が狭まる効果が促進されると考えられる。
一実施形態では、サイプ8は、横溝52に沿って配置されているので、サイプ8によって偏摩耗(トウヒール)が抑制されると共に、前後方向の滑り止め効果(トラクション)を向上させることが可能となる。
他の実施形態では、サイプ8は、主溝51に沿って配置されているので、サイプ8によって偏摩耗が抑制されると共に、タイヤ幅方向WD(横方向)の滑り止め効果を向上させることが可能となる。
上記実施形態では、サイプ8を、主溝51と横溝52のいずれか一方の溝に沿って設けているが、主溝51と横溝52の両方の溝に沿って配置してもよい。
なお、上記の各実施形態で採用している構造を他の任意の実施形態に採用することは可能である。
50…ブロック陸部
51…主溝(溝)
52…横溝(溝)
8…サイプ
8b…空洞底部
8c…サイプ開口
80,81,82,83…サイプの端
9…高硬度ゴム
D…溝深さ
h1…空洞底部のタイヤ径方向寸法
w1…空洞底部のタイヤ幅方向寸法
RD…タイヤ径方向

Claims (7)

  1. ブロック陸部を区画する主溝および横溝を有し、
    前記主溝と前記横溝のうち少なくとも一方の溝を挟んだ両側のブロック陸部には、当該溝を挟むように一対のサイプが形成されており、
    前記サイプの深さは前記溝の深さの半分以下であり、前記サイプは、サイプ開口よりもサイプ幅を広くした空洞底部を有し、
    前記空洞底部は、前記溝側の方が反溝側よりも容積が大きくなる断面形状をなしていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記空洞底部は、タイヤ幅方向寸法がタイヤ径方向寸法以上である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記サイプは、長手方向の両端のうち少なくとも1つの端が前記ブロック陸部の縁で開口する請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記サイプ開口は、前記溝幅の10%以上且つ70%以下の距離、前記ブロック陸部の縁から離れた位置に配置されている請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記溝のタイヤ径方向内側には、踏面を形成するゴムよりも硬度の硬い高硬度ゴムが配置されており、前記高硬度ゴムは、タイヤ径方向に沿って見た場合に、前記溝の溝底と重なる位置に配置されている請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記溝は、前記横溝であり、前記サイプは、前記横溝に沿って配置されている請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記溝は、前記主溝であり、前記サイプは、前記主溝に沿って配置されている請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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