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JP2016117374A - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】CDモードでの特別な走りを実現し、かつ、その実現に伴ないユーザに与え得る違和感を軽減可能なハイブリッド車両を提供する。【解決手段】ECU26は、CDモード及びCSモードのいずれかを選択可能であり、CDモード中のエンジン2の始動パワーしきい値は、CSモード中のしきい値よりも大きい。ECU26は、所定の条件が成立しない場合には、モード切替に応じて駆動力特性を変更し、条件が成立する場合には、駆動力特性の変更を非実施とする。条件が成立しない場合に、ECU26は、CDモード中は、CSモード中よりも、同一の車速及び同一のアクセル開度に対する車両駆動トルクが大きくなるように、CDモードとCSモードとで駆動力特性を変更する。【選択図】図1

Description

この発明は、ハイブリッド車両に関し、特に、内燃機関と、蓄電装置と、蓄電装置から電力の供給を受けて走行駆動力を発生する電動機とを備えるハイブリッド車両に関する。
特開2013−252853号公報(特許文献1)は、CD(Charge Depleting)モードと、CS(Charge Sustaining)モードとを有するハイブリッド車両を開示する。CDモードは、HV走行を許容しつつもEV走行を主体的に行なうことによって、蓄電装置のSOC(State Of Charge)を積極的に消費するモードであり、CSモードは、HV走行とEV走行とを適宜切替えることによって、SOCを所定範囲に制御するモードである。なお、EV走行は、エンジンを停止してモータジェネレータのみを用いての走行であり、HV走行は、エンジンを作動させての走行である。そして、CDモードでは、CSモードに比べて、エンジンが始動するパワーのしきい値を大きくすることが記載されている(特許文献1参照)。
特開2013−252853号公報
上記の特許文献1に記載のハイブリッド車両では、CDモードとCSモードとでEV走行の機会を変えることによって、CDモード時の走りとCSモード時の走りとの違いを実現している。すなわち、上記のハイブリッド車両では、CDモード時は、CSモード時に比べて、エンジンが始動するパワーのしきい値を大きくすることによってEV走行の機会を拡大し、これによりCDモード時とCSモード時とで走りの違いを実現している。
一方、パワーエレクトロニクス技術の進歩により、モータやインバータ、蓄電装置等の性能が向上し、モータ出力の増加が可能となっている。このような技術背景もあり、ハイブリッド車両においては、駆動力源(エンジン及びモータ)の選択の自由度が高くなっており、CDモードとCSモードとを有するハイブリッド車両において、特にCDモードでユーザ満足度の高い特別な走りを実現することが望まれている。
そこで、CDモードでの特別な走りを実現するために、CDモードとCSモードとで車両の駆動力特性を変更することが考えられる。具体的には、CDモードが選択されているときは、CSモードが選択されているときよりも、同一の車速及び同一のアクセル開度に対する車両駆動トルクが大きくなるように、CDモードとCSモードとで駆動力特性を変更することが考えられる。これにより、CDモードにおけるEV走行の加速性能を向上させ、CDモードにおいて、EV走行の機会を拡大しつつEV走行で強い加速感を得ることができる。しかしながら、CDモードとCSモードとの切替に伴なう駆動力特性の変化がユーザに違和感を与える可能性がある。
それゆえに、この発明の目的は、CDモードでの特別な走りを実現し、かつ、その実現に伴ないユーザに与え得る違和感を軽減可能なハイブリッド車両を提供することである。
この発明によれば、ハイブリッド車両は、内燃機関と、蓄電装置と、蓄電装置から電力の供給を受けて走行駆動力を発生する電動機と、CDモード及びCSモードのいずれかを選択するための制御装置とを備える。制御装置は、CDモード及びCSモードの各々において、走行状況に応じて、内燃機関を停止して電動機により走行する第1の走行モード(EV走行)と、内燃機関を作動させて走行する第2の走行モード(HV走行)とを切替える。CDモードが選択されているときの、第1の走行モードから第2の走行モードへ切替わるパワーのしきい値は、CSモードが選択されているときの上記しきい値よりも大きい。そして、制御装置は、所定の条件が成立しない場合には、CDモードとCSモードとのモード切替に応じて車両の駆動力特性を変更し、所定の条件が成立する場合には、モード切替に応じた駆動力特性の変更を非実施とする。所定の条件が成立しない場合に、制御装置は、CDモードが選択されているときは、CSモードが選択されているときよりも、同一の車速及び同一のアクセル開度に対する車両駆動トルクが大きくなるように、CDモードとCSモードとで駆動力特性を変更する。
このハイブリッド車両においては、上記のようなしきい値の設定によってCDモードにおけるEV走行の機会が拡大され、そのうえでモード切替に応じて車両の駆動力特性を上記のように変更することによってCDモードにおけるEV走行の加速性能が向上される。これにより、CDモードにおいて、EV走行の機会を拡大しつつEV走行で強い加速感を得ることができる。ここで、このハイブリッド車両では、モード切替に伴なう駆動力特性の変化がユーザに違和感を与え得る場合等を上記所定の条件として設定することにより、モード切替に伴なう駆動力特性の変化がユーザに違和感を与え得る場合等に、モード切替に応じた駆動力特性の変更を非実施とすることができる。したがって、このハイブリッド車両によれば、CDモードでの特別な走りを実現し、かつ、その実現に伴ないユーザに与える違和感を軽減することが可能となる。
好ましくは、制御装置は、さらに、車両駆動トルクが所定の上限を下回る範囲において、CDモードが選択されているときは、CSモードが選択されているときよりも、同一のアクセル開度における、車速の増加に応じた車両駆動トルクの低下が小さくなるように、CDモードとCSモードとで車両の駆動力特性を変更する。
このハイブリッド車両においては、CDモードが選択されているときは、車速の増加に応じた車両駆動トルクの低下が小さいので、加速の伸び感が得られる。したがって、このハイブリッド車両によれば、CDモードでの特別な走りを実現することができる。
好ましくは、制御装置は、所定の条件が成立することによってモード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる場合に、車両駆動トルクが所定値よりも小さいときは、モード切替に応じた駆動力特性の変更を実施する。
このような構成とすることにより、モード切替に応じた駆動力特性の変更に伴ないユーザに与え得る違和感を軽減することができる。なお、所定値は、モード切替に応じた駆動力特性の変更により車両駆動トルクが変化してもユーザに違和感を与えない程度の小さい値である。
好ましくは、所定の条件は、所定のカーブ走行判定によりカーブ走行中であると判定されていることを含む。
好ましくは、所定の条件は、モード切替に応じた駆動力特性の変更によって第1の走行モード(EV走行)と第2の走行モード(HV走行)との切替が行なわれることを含む。
好ましくは、所定の条件は、後退レンジが選択されていることを含む。
好ましくは、ハイブリッド車両は、CDモード及びCSモードのいずれかをユーザが選択するための入力装置をさらに備える。そして、所定の条件は、入力装置の操作によらずにモード切替が行なわれることを含む。
好ましくは、所定の条件は、所定の坂道つり合い判定により車両が坂道において停車状態を保持していると判定されていることを含む。
好ましくは、所定の条件は、所定の定常走行判定により車両が一定状態で走行していると判定されていることを含む。
好ましくは、所定の条件は、所定の惰行判定により車両が惰行状態で走行していると判定されていることを含む。
好ましくは、所定の条件は、車両が加速中であることを含む。
好ましくは、所定の条件は、所定の段差乗り越え判定により車両が段差を乗り越え中であると判定されていることを含む。
好ましくは、所定の条件は、モード切替が行なわれてからのアクセル開度の変化量が所定量よりも少ないことを含む。
上記のような各条件が成立する場合にモード切替に伴なう駆動力特性の変更が実施されると、駆動力の変化がユーザに違和感を与え得るところ、上記の各条件が成立する場合には、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。したがって、CDモードでの特別な走りの実現に伴ないユーザに与え得る違和感を軽減することができる。
好ましくは、ハイブリッド車両は、車両外部の電源からの電力を用いて蓄電装置を充電するための充電機構をさらに備える。
このハイブリッド車両によれば、車両外部の電源から供給される電力を用いてCDモードにおける燃費を向上させつつ、EV走行で強い加速感を実現することができる。
この発明によれば、CDモードでの特別な走りを実現し、かつ、その実現に伴ないユーザに与え得る違和感を軽減可能なハイブリッド車両を提供することができる。
この発明の実施の形態1に従うハイブリッド車両の全体構成を説明するブロック図である。 CDモード及びCSモードを説明するための図である。 CSモード及びCDモードの各々における駆動力特性の考え方を説明するための図である。 ECUにより実行される車両駆動トルク(要求値)算出の処理手順を説明するためのフローチャートである。 CSモード用の駆動力マップの一例を示した図である。 CDモード用の駆動力マップの一例を示した図である。 実施の形態2における車両駆動トルク算出の処理手順を説明するためのフローチャートである。 実施の形態3における車両駆動トルク算出の処理手順を説明するためのフローチャートである。 実施の形態4における車両駆動トルク算出の処理手順を説明するためのフローチャートである。 実施の形態5における車両駆動トルク算出の処理手順を説明するためのフローチャートである。 実施の形態6における車両駆動トルク算出の処理手順を説明するためのフローチャートである。 実施の形態7における車両駆動トルク算出の処理手順を説明するためのフローチャートである。 実施の形態8における車両駆動トルク算出の処理手順を説明するためのフローチャートである。 実施の形態9における車両駆動トルク算出の処理手順を説明するためのフローチャートである。 実施の形態10における車両駆動トルク算出の処理手順を説明するためのフローチャートである。 実施の形態11における車両駆動トルク算出の処理手順を説明するためのフローチャートである。 実施の形態12における車両駆動トルク算出の処理手順を説明するためのフローチャートである。 変形例における車両駆動トルク算出の処理手順を説明するためのフローチャートである。 ハイブリッド車両の全体構成の変形例を説明するブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、複数の実施の形態について説明するが、各実施の形態で説明された構成を適宜組合わせることは出願当初から予定されている。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1に従うハイブリッド車両の全体構成を説明するためのブロック図である。図1を参照して、ハイブリッド車両100は、エンジン2と、駆動装置22と、伝達ギヤ8と、駆動軸12と、車輪14と、蓄電装置16と、ECU(Electronic Control Unit)26と、モードスイッチ(モードSW)28とを備える。また、このハイブリッド車両100は、電力変換器23と、接続部24とをさらに備える。
エンジン2は、燃料の燃焼による熱エネルギーをピストンやロータなどの運動子の運動エネルギーに変換することによって動力を出力する内燃機関である。エンジン2の燃料としては、ガソリンや軽油、エタノール、液体水素、天然ガスなどの炭化水素系燃料、又は、液体若しくは気体の水素燃料が好適である。
駆動装置22は、動力分割装置4と、モータジェネレータ6,10と、電力変換器18,20とを含む。モータジェネレータ6,10は、交流回転電機であり、たとえば、ロータに永久磁石が埋設された三相交流同期電動機である。モータジェネレータ6は、動力分割装置4を経由してエンジン2により駆動される発電機として用いられるとともに、エンジン2を始動するための電動機としても用いられる。モータジェネレータ10は、主として電動機として動作し、駆動軸12を駆動する。一方で、車両の制動時や下り斜面での加速度低減時には、モータジェネレータ10は、発電機として動作して回生発電を行なう。
動力分割装置4は、たとえば、サンギヤ、キャリア、リングギヤの3つの回転軸を有する遊星歯車機構を含む。動力分割装置4は、エンジン2の駆動力を、モータジェネレータ6の回転軸に伝達される動力と、伝達ギヤ8に伝達される動力とに分割する。伝達ギヤ8は、車輪14を駆動するための駆動軸12に連結される。また、伝達ギヤ8は、モータジェネレータ10の回転軸にも連結される。
蓄電装置16は、再充電可能な直流電源であり、たとえば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の二次電池や、大容量のキャパシタ等を含んで構成される。蓄電装置16は、電力変換器18,20へ電力を供給する。また、蓄電装置16は、モータジェネレータ6及び/又は10の発電時に発電電力を受けて充電される。さらに、蓄電装置16は、接続部24を通じて車両外部の電源から供給される電力を受けて充電され得る。
なお、蓄電装置16の充電状態は、たとえば、蓄電装置16の満充電状態に対する現在の蓄電量を百分率で表したSOCによって示される。SOCは、たとえば、図示されない電圧センサ及び/又は電流センサによって検出される、蓄電装置16の出力電圧及び/又は入出力電流に基づいて算出される。SOCは、蓄電装置16に別途設けられるECUで算出してもよいし、蓄電装置16の出力電圧及び/又は入出力電流の検出値に基づいてECU26で算出してもよい。
電力変換器18は、ECU26から受ける制御信号に基づいて、モータジェネレータ6と蓄電装置16との間で双方向の直流/交流電力変換を実行する。同様に、電力変換器20は、ECU26から受ける制御信号に基づいて、モータジェネレータ10と蓄電装置16との間で双方向の直流/交流電力変換を実行する。これにより、モータジェネレータ6,10は、蓄電装置16との間での電力の授受を伴なって、電動機として動作するための正トルク又は発電機として動作するための負トルクを出力することができる。電力変換器18,20は、たとえばインバータによって構成される。なお、蓄電装置16と電力変換器18,20との間に、直流電圧変換のための昇圧コンバータを配置することも可能である。
電力変換器23は、接続部24に電気的に接続される車両外部の外部電源(図示せず)からの電力を蓄電装置16の電圧レベルに変換して蓄電装置16へ出力する(以下、外部電源による蓄電装置16の充電を「外部充電」とも称する。)。電力変換器23は、たとえば整流器やインバータを含んで構成される。なお、外部電源の受電方法は、接続部24を用いた接触受電に限定されず、接続部24に代えて受電用コイル等を用いて外部電源から非接触で受電してもよい。
ECU26は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置、入出力バッファ等を含み(いずれも図示せず)、ハイブリッド車両100における各機器の制御を行なう。なお、これらの制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で処理することも可能である。
ECU26の主要な制御として、ECU26は、車速とアクセルペダルの操作量に応じたアクセル開度とに基づいて車両駆動トルク(要求値)を算出し、算出された車両駆動トルクに基づいて車両駆動パワー(要求値)を算出する。そして、ECU26は、蓄電装置16のSOCに基づいて蓄電装置16の充電要求パワーをさらに算出し、車両駆動パワーに充電要求パワーを加えたパワー(以下「車両パワー」と称する。)を発生するようにエンジン2及び駆動装置22を制御する。
ECU26は、車両パワーが小さいときは、エンジン2を停止させてモータジェネレータ10のみで走行(EV走行)するように駆動装置22を制御する。車両パワーが大きくなると、ECU26は、エンジン2を作動させて走行(HV走行)するようにエンジン2及び駆動装置22を制御する。
ここで、ECU26は、HV走行を許容しつつもEV走行を主体的に行なうことによって蓄電装置16のSOCを積極的に消費するCDモードと、HV走行とEV走行とを適宜切替えることによってSOCを所定範囲に制御するCSモードとを選択的に適用して車両の走行を制御する走行制御を実行する。
図2は、CDモード及びCSモードを説明するための図である。図2を参照して、外部電源による外部充電により蓄電装置16が満充電状態(SOC=MAX)となった後、CDモードで走行が開始されたものとする。
CDモードは、蓄電装置16のSOCを積極的に消費するモードであり、基本的には、蓄電装置16に蓄えられた電力(主には外部充電による電気エネルギー)を消費するものである。CDモードでの走行時は、SOCを維持するためにはエンジン2は作動しない。具体的には、たとえば、CDモードの選択時には蓄電装置16の充電要求パワーが零に設定される。これにより、車両の減速時等に回収される回生電力やエンジン2の作動に伴ない発電される電力により一時的にSOCが増加することはあるものの、結果的に充電よりも放電の割合の方が相対的に大きくなり、全体としては走行距離の増加に伴ないSOCが減少する。
CSモードは、蓄電装置16のSOCを所定範囲に制御するモードである。一例として、時刻t1において、SOCの低下を示す所定値StgにSOCが低下すると、CSモードが選択され、その後のSOCが所定範囲に維持される。具体的には、SOCが低下するとエンジン2が作動し(HV走行)、SOCが上昇するとエンジン2が停止する(EV走行)。すなわち、CSモードでは、SOCを維持するためにエンジン2が作動する。
このハイブリッド車両100では、車両パワーが所定のエンジン始動しきい値よりも小さいときは、エンジン2を停止してモータジェネレータ10によって走行する(EV走行)。一方、車両パワーが上記のエンジン始動しきい値を超えると、エンジン2を作動させて走行する(HV走行)。HV走行では、モータジェネレータ10の駆動力に加えて、又はモータジェネレータ10の代わりに、エンジン2の駆動力を用いてハイブリッド車両100が走行する。HV走行中にエンジン2の作動に伴ないモータジェネレータ6が発電した電力は、モータジェネレータ10に直接供給されたり、蓄電装置16に蓄えられたりする。
ここで、CDモードにおけるエンジン始動しきい値は、CSモードにおけるエンジン始動しきい値よりも大きい。すなわち、CDモードにおいてハイブリッド車両100がEV走行する領域は、CSモードにおいてハイブリッド車両100がEV走行する領域よりも大きい。これにより、CDモードにおいては、エンジン2が始動する頻度が抑制され、CSモードに比べてEV走行の機会が拡大される。一方、CSモードにおいては、エンジン2及びモータジェネレータ10の両方を用いて効率よくハイブリッド車両100が走行するように制御される。
CDモードにおいても、車両パワー(車両駆動パワーに等しい。)がエンジン始動しきい値を超えれば、エンジン2は作動する。なお、車両パワーがエンジン始動しきい値を超えていなくても、エンジン2や排気触媒の暖機時などエンジン2の作動が許容される場合もある。一方、CSモードにおいても、SOCが上昇すればエンジン2は停止する。すなわち、CDモードは、エンジン2を常時停止させて走行するEV走行に限定されるものではなく、CSモードも、エンジン2を常時作動させて走行するHV走行に限定されるものではない。CDモードにおいても、CSモードにおいても、EV走行とHV走行とが可能である。
再び図1を参照して、モードスイッチ28は、CDモード及びCSモードのいずれかをユーザが選択可能とするための入力装置である。モードスイッチ28は、ユーザの操作により選択されたモードに応答して信号MDをECU26へ出力する。なお、このモードスイッチ28は、必須のものではない。
そして、ECU26は、後述の所定の条件が成立しない場合に、SOCに基づいて、或いは運転者によるモードスイッチ28の操作に応じて、CDモードが選択されているときは、CSモードが選択されているときよりも、同一の車速及び同一のアクセル開度に対する車両駆動トルクが大きくなるように、CDモードとCSモードとで車両の駆動力特性を変更する。このような駆動力特性の変更により、CDモードにおいて、EV走行の機会を拡大しつつEV走行で強い加速感を得ることができ、CDモードでの特別な走りを実現することが可能となる。一方、ECU26は、所定の条件(後述)が成立する場合には、モード切替に伴なう駆動力特性の変更がユーザに違和感を与え得るものとして、モード切替に応じた駆動力特性の変更を非実施とする。以下、これらについて詳しく説明する。
図3は、CSモード及びCDモードの各々における駆動力特性の考え方を説明するための図である。図3を参照して、横軸は車速を示し、縦軸は車両の駆動トルクを示す。曲線PL1は、CSモードが選択されているときのエンジン2の始動しきい値(等パワーライン)を示し、曲線PL2は、CDモードが選択されているときのエンジン2の始動しきい値(等パワーライン)を示す。上述のように、CDモード選択時におけるエンジン2の始動パワーしきい値は、CSモード選択時における始動パワーしきい値よりも大きい。
線L1は、CSモードが選択されている場合の、アクセル開度がX%のときの車両の駆動力特性を示す。すなわち、CSモードが選択されている場合において、アクセル開度がX%のときは、この線L1に従って車両駆動トルク(要求値)が決定される。
線L2は、CDモードが選択されている場合の、アクセル開度がX%のときの車両の駆動力特性を示す。すなわち、CDモードが選択されている場合において、アクセル開度がX%のときは、この線L2に従って車両駆動トルク(要求値)が決定される。
なお、アクセル開度がX%のときの駆動力特性は、線L1,L2で示されるものに限定されるものではないが、この実施の形態1に従うハイブリッド車両100では、CDモードが選択されているときは、CSモードが選択されているときよりも、同一の車速及び同一のアクセル開度に対する車両駆動トルクが大きくなるように、CDモードとCSモードとで駆動力特性が変更される。
CSモードの選択時は、線L1で示されるように、車速の増加に応じて駆動トルクを抑えることによって、点S1で示される動作点に到達するまでエンジン2が始動しないように駆動力特性が設定されている。EV走行での強い加速感を得る目的で、線L2で示される程度に駆動トルクを大きくする駆動力特性が設定されると、点S2で示される動作点において早期にエンジン2が始動してしまい、EV走行の機会が著しく減少してしまう。
一方、CDモードの選択時は、上述のように、エンジン2の始動パワーしきい値がCSモード選択時の始動パワーしきい値よりも大きい。具体的には、車両パワー(車両駆動パワー)が曲線PL2で示されるラインに到達するまでエンジン2は始動しない。そこで、この実施の形態1に従うハイブリッド車両100では、CDモードの選択時は、線L2で示されるように、CSモードの選択時に比べて、同一の車速及び同一のアクセル開度に対する車両駆動トルクが大きくなるように駆動力特性が設定される。CDモードの選択時は、線L2に従う駆動力特性を付与しても、点S3で示される動作点に到達するまでエンジン2は始動しない。これにより、CDモードの選択時に、EV走行の機会を拡大(点S2→点S3)しつつ、線L2に沿ったEV走行での力強い加速トルクを実現することができる。
再び図1を参照して、ECU26は、上述のように、所定の条件が成立する場合には、モード切替に応じた駆動力特性の変更を非実施とする。すなわち、図3で説明したように、モード切替に伴ない駆動力特性を変更することにより、CDモードにおいて、EV走行の機会を拡大しつつEV走行で強い加速感を得ることができる。一方で、モード切替に伴なう駆動力特性の変更がユーザに違和感を与える可能性がある。具体的には、モード切替に伴なう駆動力特性の変更がカーブ走行中に実施されると、モード切替に伴なう駆動力の変化がユーザに違和感を与え得る。
そこで、この実施の形態1に従うハイブリッド車両100では、所定のカーブ走行判定によりカーブ走行中であると判定された場合には、モード切替に応じた駆動力特性の変更を非実施とすることとしたものである。これにより、モード切替に伴なう駆動力特性の変更がユーザに与える違和感を軽減することができる。
図4は、図1に示したECU26により実行される車両駆動トルク(要求値)算出の処理手順を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートに示される処理は、所定時間毎又は所定条件の成立時にメインルーチンから呼び出されて実行される。
図4を参照して、ECU26は、アクセル開度及び車速の検出値を受ける(ステップS10)。なお、アクセル開度は、図示しないアクセル開度センサによって検出され、車速は、たとえば車軸の回転速度を検出することによって車速を検出する車速センサによって検出される。
次いで、ECU26は、CDモードとCSモードとのモード切替があったか否かを判定する(ステップS20)。たとえば、図2に示したようにSOCに基づいて、或いはユーザによるモードスイッチ28(図1)の操作に応じて、モード切替が行なわれ得る。
ステップS20においてモード切替があったものと判定されると(ステップS20においてYES)、ECU26は、所定のカーブ走行判定によりカーブ走行中であるか否かを判定する(ステップS30)。たとえば、図示しない舵角センサ又は加速度センサ(車両左右方向の加速度を検出)の検出値が一定以上であり、かつ、車速又はアクセル開度が一定以上である場合に、カーブ走行中であると判定され得る。
ステップS30においてカーブ走行中ではないと判定されると(ステップS30においてNO)、ECU26は、CDモードが選択されているか否かを判定する(ステップS40)。なお、ここではCSモードが選択されているか否かを判定してもよい。そして、CDモードが選択されているものと判定されると(ステップS40においてYES)、ECU26は、CDモード用の駆動力マップA(後述)を用いて、ステップS10において検出されたアクセル開度及び車速に基づいて車両の要求駆動トルク(車両駆動トルクの要求値或いは目標値)を算出する(ステップS50)。
一方、ステップS40においてCSモードが選択されているものと判定されると(ステップS40においてNO)、ECU26は、CSモード用の駆動力マップB(後述)を用いて、ステップS10において検出されたアクセル開度及び車速に基づいて要求駆動トルクを算出する(ステップS60)。
図5は、CSモード用の駆動力マップBの一例を示した図である。図5を参照して、横軸は車速を示し、縦軸は車両の駆動トルクを示す。線Rは定格出力ラインを示す。線L11は、アクセル開度がX1%のときの車両の駆動力特性を示し、線L12,L13は、それぞれアクセル開度がX2%,X3%(X1>X2>X3)のときの駆動力特性を示す。なお、アクセル開度がX1%,X2%,X3%以外のときは示されていないが、アクセル開度が大きくなるほど、駆動力特性を示すラインは図の右上方向に推移する。
一方、図6は、CDモード用の駆動力マップAの一例を示した図である。この図6は、図5に対応するものである。図6を参照して、線L21は、アクセル開度がX1%のときの車両の駆動力特性を示し、線L22,L23は、それぞれアクセル開度がX2%,X3%のときの駆動力特性を示す。
図5及び図6を参照して、同一アクセル開度における対比(線L11と線L21との対比、線L12と線L22との対比、線L13と線L23との対比)から分かるように、CDモードの選択時(図6)は、CSモードの選択時(図5)よりも、同一の車速及び同一のアクセル開度に対する車両駆動トルクが大きくなるように、CDモードとCSモードとで車両の駆動力特性が変更される。これにより、CDモードにおいて、EV走行の機会を拡大しつつEV走行で強い加速感を得ることができる。
なお、図5及び図6において示されるように、車両駆動トルクが定格出力ラインRを下回る範囲において、CDモードの選択時(図6)は、CSモードの選択時(図5)よりも、同一のアクセル開度における、車速の増加に応じた車両駆動トルクの低下が小さくなるように、CDモードとCSモードとで駆動力特性を変更するのが好ましい。具体的には、たとえば、同一アクセル開度の線L12(CSモード)と線L22(CDモード)との対比についてみると、CDモードにおける線L22の傾き(車速の増加に応じた車両駆動トルクの低下度合い)は、CSモードにおける線L12の傾きよりも小さい。これにより、CDモードが選択されているときは、CSモードが選択されているときよりも、加速の伸び感(車速の増加に対する駆動力の維持感)が得られる。
再び図4を参照して、ステップS30においてカーブ走行中であると判定された場合(ステップS30においてYES)、ECU26は、モード切替前の駆動力マップを用いて、ステップS10において検出されたアクセル開度及び車速に基づいて車両の要求駆動トルクを算出する(ステップS70)。すなわち、カーブ走行中であると判定された場合には、モード切替に伴なう駆動力特性の変更がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更は非実施とされる。
なお、ステップS20においてモード切替はないものと判定された場合は(ステップS20においてNO)、ECU26は、現状のモード用の駆動力マップ(現状のモードがCDモードであれば駆動力マップA、現状のモードがCSモードであれば駆動力マップB)を用いて、ステップS10において検出されたアクセル開度及び車速に基づいて車両の要求駆動トルクを算出する(ステップS80)。
以上のように、この実施の形態1においては、CDモードにおけるEV走行の機会が拡大され、そのうえでモード切替に応じて車両の駆動力特性を変更することによってCDモードにおけるEV走行の加速性能が向上される。これにより、CDモードにおいて、EV走行の機会を拡大しつつEV走行で強い加速感を得ることができる。ここで、カーブ走行中は、モード切替に伴なう駆動力特性の変化がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。したがって、この実施の形態1によれば、CDモードでの特別な走りを実現し、かつ、その実現に伴ないユーザに与える違和感を軽減することができる。
[実施の形態2]
後進走行中にモード切替に応じて車両の駆動力特性が変更されると、ユーザに違和感を与える可能性がある。そこで、この実施の形態2に従うハイブリッド車両では、後進レンジ(Rレンジ)の選択中にモード切替が行なわれる場合には、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。
この実施の形態2に従うハイブリッド車両の全体構成は、図1に示したハイブリッド車両100と同じである。
図7は、実施の形態2におけるECU26により実行される要求駆動トルク切替処理の手順を説明するためのフローチャートである。図7を参照して、このフローチャートは、図4に示したフローチャートにおいて、ステップS30に代えてステップS31を含む。
すなわち、ステップS20においてモード切替があったものと判定されると(ステップS20においてYES)、ECU26は、後進レンジ(Rレンジ)が選択されているか否かを判定する(ステップS31)。そして、後進レンジ以外のレンジが選択されていると判定されると(ステップS31においてNO)、ステップS40へ処理が移行される。ステップS40及びその後のステップS50,S60は、図4で説明したとおりである。
一方、ステップS31において後進レンジが選択されていると判定されると(ステップS31においてYES)、ステップS70へ処理が移行され、モード切替前の駆動力マップを用いて要求駆動トルクが算出される。すなわち、後進レンジが選択されていると判定された場合には、モード切替に伴なう駆動力特性の変更がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。
以上のように、この実施の形態2においては、後進走行中は、モード切替に伴なう駆動力特性の変化がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。したがって、この実施の形態2によれば、CDモードでの特別な走りを実現し、かつ、その実現に伴ないユーザに与える違和感を軽減することができる。
[実施の形態3]
CDモードとCSモードとのモード切替は、ユーザによるモードスイッチ28の操作に応じて行なわれる場合と、たとえば蓄電装置16のSOCが低下したとき等、モードスイッチ28の操作によらずに自動で行なわれる場合とがある。ユーザ操作によらずにモード切替が自動で行なわれる場合には、モード切替に応じた駆動力特性の変更がユーザに違和感を与え得る。
そこで、この実施の形態3に従うハイブリッド車両では、モードスイッチ28の操作によらずにモード切替が自動で行なわれる場合には、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。なお、自動でのモード切替は、たとえば、上述のように蓄電装置16のSOCの低下に応じてCDモードからCSモードに自動的に切替える場合のほか、図示しないカーナビゲーション装置等と協調して、エンジン2の燃費が良い高速道路の走行時にCSモードに自動的に切替える場合等を含んでもよい。
この実施の形態3に従うハイブリッド車両の全体構成は、図1に示したハイブリッド車両100と同じである。
図8は、実施の形態3におけるECU26により実行される要求駆動トルク切替処理の手順を説明するためのフローチャートである。図8を参照して、このフローチャートは、図4に示したフローチャートにおいて、ステップS30に代えてステップS32を含む。
すなわち、ステップS20においてモード切替があったものと判定されると(ステップS20においてYES)、ECU26は、モード切替が自動で行われたものか否かを判定する(ステップS32)。たとえば、ユーザによるモードスイッチ28の操作によらずにモード切替が行なわれる場合には、モード切替は自動で行なわれたものと判定し得る。
そして、ステップS32においてモード切替は自動で行なわれたものではない、すなわち、ユーザによるモードスイッチ28の操作に応じて行なわれたものと判定されると(ステップS32においてNO)、ステップS40へ処理が移行される。ステップS40及びその後のステップS50,S60は、図4で説明したとおりである。
一方、ステップS32においてモード切替が自動で行われたものと判定されると(ステップS32においてYES)、ステップS70へ処理が移行され、モード切替前の駆動力マップを用いて要求駆動トルクが算出される。すなわち、ユーザによるモードスイッチ28の操作によるものではなく自動でモード切替が行なわれた場合には、モード切替に伴なう駆動力特性の変更がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。
以上のように、この実施の形態3においては、モード切替が自動で行なわれる場合には、モード切替に伴なう駆動力特性の変化がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。したがって、この実施の形態3によれば、CDモードでの特別な走りを実現し、かつ、その実現に伴ないユーザに与える違和感を軽減することができる。
[実施の形態4]
坂道においてユーザがアクセルペダルを操作して停車状態が保たれている場合や、その状態でのアクセル開度を自動で保持したり、坂道発進時にブレーキをオフにしても少しの間ブレーキ圧を自動で保持したりする場合等のような「坂道つり合い中」に、モード切替に応じて車両の駆動力特性が変更されると、ユーザに違和感を与える可能性がある。そこで、この実施の形態4に従うハイブリッド車両では、所定の坂道つり合い判定により「坂道つり合い中」であると判定される場合には、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。
この実施の形態4に従うハイブリッド車両の全体構成は、図1に示したハイブリッド車両100と同じである。
図9は、実施の形態4におけるECU26により実行される要求駆動トルク切替処理の手順を説明するためのフローチャートである。図9を参照して、このフローチャートは、図4に示したフローチャートにおいて、ステップS30に代えてステップS33を含む。
すなわち、ステップS20においてモード切替があったものと判定されると(ステップS20においてYES)、ECU26は、所定の坂道つり合い判定により坂道つり合い中であるか否かを判定する(ステップS33)。たとえば、車速が一定以下であり、かつ、図示しない勾配センサの出力が一定以上である場合や、車速が一定以下であり、かつ、アクセル開度が一定以上である場合等に、坂道つり合い中であると判定され得る。
そして、ステップS33において坂道つり合い中ではないと判定されると(ステップS33においてNO)、ステップS40へ処理が移行される。ステップS40及びその後のステップS50,S60は、図4で説明したとおりである。
一方、ステップS33において坂道つり合い中であると判定されると(ステップS33においてYES)、ステップS70へ処理が移行され、モード切替前の駆動力マップを用いて要求駆動トルクが算出される。すなわち、坂道つり合い中は、モード切替に伴なう駆動力特性の変更がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。
以上のように、この実施の形態4においては、坂道つり合い中は、モード切替に伴なう駆動力特性の変化がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。したがって、この実施の形態4によれば、CDモードでの特別な走りを実現し、かつ、その実現に伴ないユーザに与える違和感を軽減することができる。
[実施の形態5]
高速道路等を定常走行中にモード切替に応じて車両の駆動力特性が変更されると、ユーザに違和感を与える可能性がある。そこで、この実施の形態5に従うハイブリッド車両では、所定の定常走行判定により定常走行中であると判定される場合には、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。
この実施の形態5に従うハイブリッド車両の全体構成は、図1に示したハイブリッド車両100と同じである。
図10は、実施の形態5におけるECU26により実行される要求駆動トルク切替処理の手順を説明するためのフローチャートである。図10を参照して、このフローチャートは、図4に示したフローチャートにおいて、ステップS30に代えてステップS34を含む。
すなわち、ステップS20においてモード切替があったものと判定されると(ステップS20においてYES)、ECU26は、所定の定常走行判定により定常走行中であるか否かを判定する(ステップS34)。たとえば、アクセル開度の変動幅が一定以下、車速が一定以上、若しくは図示しない加速度センサ(車両前後方向の加速度を検出)の検出値が一定以下である場合に、又はこれらのうち複数の条件が成立した場合に、定常走行中であると判定され得る。
そして、ステップS34において定常走行中ではないと判定されると(ステップS34においてNO)、ステップS40へ処理が移行される。ステップS40及びその後のステップS50,S60は、図4で説明したとおりである。
一方、ステップS34において定常走行中であると判定されると(ステップS34においてYES)、ステップS70へ処理が移行され、モード切替前の駆動力マップを用いて要求駆動トルクが算出される。すなわち、定常走行中は、モード切替に伴なう駆動力特性の変更がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。
以上のように、この実施の形態5においては、定常走行中は、モード切替に伴なう駆動力特性の変化がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。したがって、この実施の形態5によれば、CDモードでの特別な走りを実現し、かつ、その実現に伴ないユーザに与える違和感を軽減することができる。
[実施の形態6]
動力による加速もブレーキによる減速もしていない惰行中に、モード切替に応じて車両の駆動力特性が変更されると、ユーザに違和感を与える可能性がある。そこで、この実施の形態6に従うハイブリッド車両では、所定の惰行判定により惰行中であると判定される場合には、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。
この実施の形態6に従うハイブリッド車両の全体構成は、図1に示したハイブリッド車両100と同じである。
図11は、実施の形態6におけるECU26により実行される要求駆動トルク切替処理の手順を説明するためのフローチャートである。図11を参照して、このフローチャートは、図4に示したフローチャートにおいて、ステップS30に代えてステップS35を含む。
すなわち、ステップS20においてモード切替があったものと判定されると(ステップS20においてYES)、ECU26は、所定の惰行判定により惰行中であるか否かを判定する(ステップS35)。たとえば、アクセル開度が一定以下であり、かつ、車速が一定以上である場合に、惰行中であると判定され得る。
そして、ステップS35において惰行中ではないと判定された場合には(ステップS35においてNO)、ステップS40へ処理が移行される。ステップS40及びその後のステップS50,S60は、図4で説明したとおりである。
一方、ステップS35において惰行中であると判定されると(ステップS35においてYES)、ステップS70へ処理が移行され、モード切替前の駆動力マップを用いて要求駆動トルクが算出される。すなわち、惰行中は、モード切替に伴なう駆動力特性の変更がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。
以上のように、この実施の形態6においては、惰行中は、モード切替に伴なう駆動力特性の変化がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。したがって、この実施の形態6によれば、CDモードでの特別な走りを実現し、かつ、その実現に伴ないユーザに与える違和感を軽減することができる。
[実施の形態7]
前方車両の追い越し時などの加速中は、車両の駆動力特性は変化させない方が望ましい。たとえば、加速中にCDモードからCSモードに切替わると、モード切替に伴なう駆動トルクの低下にユーザが違和感を覚える可能性がある。そこで、この実施の形態7に従うハイブリッド車両では、加速中であると判定される場合には、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。
この実施の形態7に従うハイブリッド車両の全体構成は、図1に示したハイブリッド車両100と同じである。
図12は、実施の形態7におけるECU26により実行される要求駆動トルク切替処理の手順を説明するためのフローチャートである。図12を参照して、このフローチャートは、図4に示したフローチャートにおいて、ステップS30に代えてステップS36を含む。
すなわち、ステップS20においてモード切替があったものと判定されると(ステップS20においてYES)、ECU26は、加速中であるか否かを判定する(ステップS36)。たとえば、アクセル開度の増加率が一定以上である場合や、図示しない加速度センサ(車両前後方向の加速度を検出)の検出値が一定以上である場合に、加速中であると判定され得る。
そして、ステップS36において加速中ではないと判定されると(ステップS36においてNO)、ステップS40へ処理が移行される。ステップS40及びその後のステップS50,S60は、図4で説明したとおりである。
一方、ステップS36において加速中であると判定されると(ステップS36においてYES)、ステップS70へ処理が移行され、モード切替前の駆動力マップを用いて要求駆動トルクが算出される。すなわち、加速中は、モード切替に伴なう駆動力特性の変更がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。
以上のように、この実施の形態7においては、加速中は、モード切替に伴なう駆動力特性の変化がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。したがって、この実施の形態7によれば、CDモードでの特別な走りを実現し、かつ、その実現に伴ないユーザに与える違和感を軽減することができる。
[実施の形態8]
ユーザがアクセルペダルを適宜操作しつつ車両が段差を乗り越えようとしている場合に(段差乗り越え中)、モード切替に応じて車両の駆動力特性が変更されると、ユーザに違和感を与える可能性がある。そこで、この実施の形態8に従うハイブリッド車両では、所定の段差乗り越え判定により上記のような「段差乗り越え中」であると判定される場合には、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。
この実施の形態8に従うハイブリッド車両の全体構成は、図1に示したハイブリッド車両100と同じである。
図13は、実施の形態8におけるECU26により実行される要求駆動トルク切替処理の手順を説明するためのフローチャートである。図13を参照して、このフローチャートは、図4に示したフローチャートにおいて、ステップS30に代えてステップS37を含む。
すなわち、ステップS20においてモード切替があったものと判定されると(ステップS20においてYES)、ECU26は、所定の段差乗り越え判定により段差乗り越え中であるか否かを判定する(ステップS37)。たとえば、アクセル開度が一定以上であり、かつ、車速が一定以下である場合や、アクセル開度の変化率が一定以下であり、かつ、車速が一定以下である場合に、段差乗り越え中であると判定され得る。
そして、ステップS37において段差乗り越え中ではないと判定されると(ステップS37においてNO)、ステップS40へ処理が移行される。ステップS40及びその後のステップS50,S60は、図4で説明したとおりである。
一方、ステップS37において段差乗り越え中であると判定されると(ステップS37においてYES)、ステップS70へ処理が移行され、モード切替前の駆動力マップを用いて要求駆動トルクが算出される。すなわち、段差乗り越え中は、モード切替に伴なう駆動力特性の変更がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。
以上のように、この実施の形態8においては、段差乗り越え中は、モード切替に伴なう駆動力特性の変化がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。したがって、この実施の形態8によれば、CDモードでの特別な走りを実現し、かつ、その実現に伴ないユーザに与える違和感を軽減することができる。
[実施の形態9]
この実施の形態9では、モード切替が行なわれてからアクセル開度が変化したものと判定されるまでは、駆動力特性の変更を実施しない。そして、アクセル開度が変化したものと判定されると、モード切替に応じた駆動力特性の変更が実施される。モード切替後のアクセル開度の変更操作に合わせて駆動力特性を変更することにより、モード切替に伴なう駆動力特性の変更がユーザに与える違和感を軽減するものである。
この実施の形態9に従うハイブリッド車両の全体構成は、図1に示したハイブリッド車両100と同じである。
図14は、実施の形態9におけるECU26により実行される要求駆動トルク切替処理の手順を説明するためのフローチャートである。図14を参照して、このフローチャートは、図4に示したフローチャートにおいて、ステップS30に代えてステップS38を含む。
すなわち、ステップS20においてモード切替があったものと判定されると(ステップS20においてYES)、ECU26は、モード切替が行なわれてからのアクセル開度の変化量の絶対値が所定値δよりも小さいか否かを判定する(ステップS38)。この判定処理は、モード切替が行なわれてからのアクセル開度の変更操作の有無を判定するものであり、モード切替時のアクセル開度からのアクセル開度増加量が所定値δ以上である場合(踏み増し判定)、又は、モード切替時のアクセル開度からのアクセル開度減少量が所定値δ以上である場合(踏み戻し判定)に、アクセル開度の変更操作があったものと判定される。
そして、ステップS38において、モード切替が行なわれてからのアクセル開度の変化量の絶対値が所定値δ以上であると判定されると(ステップS38においてNO)、ステップS40へ処理が移行される。ステップS40及びその後のステップS50,S60は、図4で説明したとおりである。
一方、ステップS38において、モード切替が行なわれてからのアクセル開度の変化量の絶対値が所定値δよりも小さいと判定されると(ステップS38においてYES)、ステップS70へ処理が移行され、モード切替前の駆動力マップを用いて要求駆動トルクが算出される。
以上のように、この実施の形態9においては、モード切替が行なわれてからアクセル開度の変更操作があったものと判定されるまでは、モード切替に応じた駆動力特性の変更は非実施とされ、その後のアクセル開度の変更操作に合わせて、モード切替に伴なう駆動力特性の変更が実施される。したがって、この実施の形態9によっても、CDモードでの特別な走りを実現し、かつ、その実現に伴ないユーザに与える違和感を軽減することができる。
[実施の形態10]
この実施の形態10では、モード切替時に所定の条件が成立することによって(上記の各実施の形態における各ステップS30〜S38においてYESの場合)モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる場合に、要求駆動トルクが所定値よりも小さいと、モード切替に応じた駆動力特性の変更が実施される。なお、所定値は、駆動力特性の変更に伴ない車両駆動トルクが急激に変化してもユーザに違和感を与えない程度の小さい値である。車両駆動トルクが小さい状態で駆動力特性の変更が行なわれるので、駆動力特性の変更時にユーザに与え得る違和感を軽減することができる。
この実施の形態10に従うハイブリッド車両の全体構成は、図1に示したハイブリッド車両100と同じである。
図15は、実施の形態10におけるECU26により実行される要求駆動トルク切替処理の手順を説明するためのフローチャートである。図15を参照して、このフローチャートは、図4に示したフローチャートにおいて、ステップS100をさらに含む。
すなわち、ステップS30においてカーブ走行中であると判定されると(ステップS30においてYES)、ECU26は、要求駆動トルク(ここではモード切替直前の算出値とする。)が所定値δTよりも小さいか否かを判定する(ステップS100)。所定値δTは、駆動力特性の変更に伴ない車両駆動トルクが急激に変化してもユーザに違和感を与えない程度の小さい値に設定される。
そして、ステップS100において要求駆動トルクが所定値δTよりも小さいと判定されると(ステップS100においてYES)、ステップS40へ処理が移行される。すなわち、要求駆動トルクが所定値δTよりも小さいときは、モード切替に伴なう駆動力特性の変更が実施される。
一方、ステップS100において要求駆動トルクが所定値δT以上であると判定されると(ステップS100においてNO)、ステップS70へ処理が移行され、モード切替前の駆動力マップを用いて要求駆動トルクが算出される。すなわち、要求駆動トルクが大きいときは、モード切替に応じた駆動力特性の変更は非実施とされる。
なお、上記のフローチャートでは、実施の形態1を基に説明を行なったが、その他の実施の形態においても、特に図示しないが、上記のステップS100で示される処理を同様に追加することができる。
なお、上記では、要求駆動トルクが所定値δTよりも小さいと、モード切替に伴なう駆動力特性の変更が実施されるものとしたが、要求駆動トルクが零となる場合に駆動力特性の変更が実施されるものとしてもよい。
以上のように、この実施の形態10によれば、車両駆動トルクが小さい状態で、モード切替に伴なう駆動力特性の変更が行なわれるので、モード切替に伴なう駆動力特性の変更によりユーザに与え得る違和感を軽減することができる。
[実施の形態11]
モード切替に伴なう車両の駆動力特性の変更に応じて走行モード(EV走行/HV走行)が切替わると、エンジン2の始動/停止の頻度が増加し、ユーザが違和感を覚える可能性がある。そこで、この実施の形態11に従うハイブリッド車両では、モード切替に伴なう駆動力特性の変更に応じて走行モードが切替わることになる場合には、モード切替に伴なう駆動力特性の変更が非実施とされる。
この実施の形態11に従うハイブリッド車両の全体構成は、図1に示したハイブリッド車両100と同じである。
図16は、実施の形態11におけるECU26により実行される要求駆動トルク切替処理の手順を説明するためのフローチャートである。図16を参照して、ステップS10,S20,S80は、図4で説明したとおりである。
ステップS20においてモード切替があったものと判定されると(ステップS20においてYES)、ECU26は、ステップS40へ処理を移行し、CDモードが選択されているか否かを判定する。ステップS40,S50,S60は、図4で説明したとおりである。
ステップS50又はS60において要求駆動トルクが算出されると、ECU26は、モード切替に伴ない駆動力特性が変更されることによって走行モード(EV走行/HV走行)が切替わるか否かを判定する(ステップS110)。具体的には、ECU26は、ステップS50又はS60において算出された要求駆動トルクに基づいて車両パワーを算出する。そして、算出された車両パワーとすると所定のエンジン始動しきい値を跨ぐことになる場合、ECU26は、走行モード(EV走行/HV走行)が切替わるものと判定する。
そして、ステップS110において走行モードが切替わるものと判定されると(ステップS110においてYES)、ECU26は、モード切替前の駆動力マップを用いて、ステップS10において検出されたアクセル開度及び車速に基づいて要求駆動トルクを算出する(ステップS120)。すなわち、この場合には、モード切替に伴なう駆動力特性の変更は非実施とされる。
一方、ステップS110において走行モードの切替はないと判定されると(ステップS110においてNO)、ECU26は、ステップS120をスキップしてステップS90へ処理を移行する。すなわち、この場合は、ステップS50又はS60において算出されたモード切替後の要求駆動トルクに基づいて、モード切替に伴なう駆動力特性の変更が実施される。
以上のように、この実施の形態11においては、モード切替に伴ない駆動力特性が変更されることによって走行モード(EV走行/HV走行)が切替わる場合には、モード切替に伴なう駆動力特性の変化がユーザに違和感を与え得るので、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる。したがって、この実施の形態11によれば、CDモードでの特別な走りを実現し、かつ、その実現に伴ないユーザに与える違和感を軽減することができる。
[実施の形態12]
実施の形態1〜9に対する実施の形態10と同様に、この実施の形態12は、上記の実施の形態11において、モード切替に応じた駆動力特性の変更が非実施とされる場合に、要求駆動トルクが所定値よりも小さいと、モード切替に応じた駆動力特性の変更が実施される。
この実施の形態12に従うハイブリッド車両の全体構成は、図1に示したハイブリッド車両100と同じである。
図17は、実施の形態12におけるECU26により実行される要求駆動トルク切替処理の手順を説明するためのフローチャートである。図17を参照して、このフローチャートは、図16に示したフローチャートにおいて、ステップS115をさらに含む。
すなわち、ステップS110において走行モードが切替わるものと判定されると(ステップS110においてYES)、ECU26は、要求駆動トルク(ここではモード切替直前の算出値とする。)が所定値δTよりも小さいか否かを判定する(ステップS115)。所定値δTは、駆動力特性の変更に伴ない車両駆動トルクが急激に変化してもユーザに違和感を与えない程度の小さい値に設定される。
そして、ステップS115において要求駆動トルクが所定値δTよりも小さいと判定されると(ステップS115においてYES)、ステップS120がスキップされ、ステップS90へ処理が移行される。すなわち、要求駆動トルクが所定値δTよりも小さいときは、ステップS50又はS60において算出された要求駆動トルクが採用され、モード切替に伴なう駆動力特性の変更が実施される。
一方、ステップS115において要求駆動トルクが所定値δT以上であると判定されると(ステップS115においてNO)、ステップS120へ処理が移行される。すなわち、要求駆動トルクが大きいときは、モード切替に伴なう駆動力特性の変更は非実施とされる。
なお、上記においては、要求駆動トルクが所定値δTよりも小さい場合に、モード切替に伴なう駆動力特性の変更が実施されるものとしたが、要求駆動トルクが零となる場合に、駆動力特性の変更を実施するものとしてもよい。具体的には、ステップS115において、要求駆動トルクが零である場合に、ステップS120をスキップするようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態12によれば、車両駆動トルクが小さい状態で、モード切替に伴なう駆動力特性の変更が行なわれるので、モード切替に伴なう駆動力特性の変更によりユーザに与え得る違和感を軽減することができる。
[変形例]
上記の各実施の形態においては、所定の条件が成立する場合(たとえば、実施の形態1では、所定のカーブ走行判定によりカーブ走行中であると判定された場合)に、モード切替に伴なう駆動力特性の変更が非実施とされる。すなわち、モード切替は行なわれるけれども、モード切替に伴なう駆動力特性の変更は行なわれない。これに対して、所定の条件が成立する場合に、モード切替自体を非実施としてもよい。
この変形例に従うハイブリッド車両の全体構成は、図1に示したハイブリッド車両100と同じである。
図18は、変形例におけるECU26により実行される要求駆動トルク切替処理の手順を説明するためのフローチャートである。この図18では、実施の形態1に対応する変形例が代表的に説明される。なお、このフローチャートに示される処理も、所定時間毎又は所定条件の成立時にメインルーチンから呼び出されて実行される。
図18を参照して、ECU26は、アクセル開度及び車速の検出値を受ける(ステップS10)。次いで、ECU26は、モード切替の要求があったか否かを判定する(ステップS22)。なお、この変形例では、SOCに基づいて、或いはユーザによるモードスイッチ28(図1)の操作に応じて、モード切替が要求されるにとどまり、この段階で直ちにモード切替は行なわれない。
ステップS22においてモード切替の要求があったものと判定されると(ステップS22においてYES)、ECU26は、所定のカーブ走行判定によりカーブ走行中であるか否かを判定する(ステップS30)。そして、カーブ走行中ではないと判定されると(ステップS30においてNO)、ECU26は、ステップS22において要求されたモードへの切替を実行する(ステップS140)。
一方、ステップS30においてカーブ走行中であると判定された場合(ステップS30においてYES)、又はステップS22においてモード切替は要求されていないと判定された場合(ステップS22においてNO)、ECU26は、現状のモードを維持する(ステップS142)。すなわち、カーブ走行中であると判定された場合には、モード切替は行なわれない。
次いで、ECU26は、CDモードが選択されているか否かを判定する(ステップS40)。なお、CSモードが選択されているか否かを判定してもよい。そして、CDモードが選択されているものと判定されると(ステップS40においてYES)、ステップS50へ処理が移行され、CSモードが選択されているものと判定されると(ステップS40においてNO)、ステップS60へ処理が移行される。ステップS50,S60は、図4で説明したとおりである。
この変形例によっても、上記の各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上記の各実施の形態では、エンジン2と2つのモータジェネレータ6,10とが動力分割装置4によって連結された構成のハイブリッド車両100(図1)における制御について説明したが、この発明が適用されるハイブリッド車両は、このような構成のものに限定されない。
たとえば、図19に示されるように、エンジン2と1つのモータジェネレータ10とが、クラッチ15を介して直列的に連結された構成のハイブリッド車両100Aに対しても、上記の各実施の形態で説明した制御を適用することが可能である。
また、特に図示しないが、モータジェネレータ6を駆動するためにのみエンジン2を用い、モータジェネレータ10でのみ車両の駆動力を発生する、いわゆるシリーズ型のハイブリッド車両にも、この発明は適用可能である。
また、上記の各実施の形態においては、ハイブリッド車両100(100A)は、外部電源によって蓄電装置16を外部充電可能なハイブリッド車としたが、この発明は、外部充電機構(電力変換器23及び接続部24)を有していないハイブリッド車両にも適用可能である。CDモード/CSモードは、外部充電可能なハイブリッド車両に好適なものであるが、必ずしも外部充電可能なハイブリッド車両のみに限定されるものでもない。
なお、上記において、エンジン2は、この発明における「内燃機関」の一実施例に対応し、モータジェネレータ10は、この発明における「電動機」の一実施例に対応する。また、ECU26は、この発明における「制御装置」の一実施例に対応し、電力変換器23及び接続部24は、この発明における「充電機構」の一実施例を形成する。
今回開示された各実施の形態は、適宜組合わせて実施することも予定されている。そして、今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 エンジン、4 動力分割装置、6,10 モータジェネレータ、8 伝達ギヤ、12 駆動軸、14 車輪、15 クラッチ、16 蓄電装置、18,20,23 電力変換器、22 駆動装置、24 接続部、26 ECU、28 モードスイッチ、100,100A ハイブリッド車両。

Claims (14)

  1. 内燃機関と、
    蓄電装置と、
    前記蓄電装置から電力の供給を受けて走行駆動力を発生する電動機と、
    CD(Charge Depleting)モード及びCS(Charge Sustaining)モードのいずれかを選択し、前記CDモード及び前記CSモードの各々において、走行状況に応じて、前記内燃機関を停止して前記電動機により走行する第1の走行モードと、前記内燃機関を作動させて走行する第2の走行モードとを切替えて走行するための制御装置とを備え、
    前記CDモードが選択されているときの、前記第1の走行モードから前記第2の走行モードへ切替わるパワーのしきい値は、前記CSモードが選択されているときの前記しきい値よりも大きく、
    前記制御装置は、所定の条件が成立しない場合には、前記CDモードと前記CSモードとのモード切替に応じて車両の駆動力特性を変更し、前記所定の条件が成立する場合には、前記モード切替に応じた前記駆動力特性の変更を非実施とし、
    前記所定の条件が成立しない場合に、前記制御装置は、前記CDモードが選択されているときは、前記CSモードが選択されているときよりも、同一の車速及び同一のアクセル開度に対する車両駆動トルクが大きくなるように、前記CDモードと前記CSモードとで前記駆動力特性を変更する、ハイブリッド車両。
  2. 前記制御装置は、さらに、車両駆動トルクが所定の上限を下回る範囲において、前記CDモードが選択されているときは、前記CSモードが選択されているときよりも、同一のアクセル開度における、車速の増加に応じた車両駆動トルクの低下が小さくなるように、前記CDモードと前記CSモードとで車両の駆動力特性を変更する、請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. 前記制御装置は、前記所定の条件が成立することによって前記モード切替に応じた前記駆動力特性の変更が非実施とされる場合に、前記車両駆動トルクが所定値よりも小さいときは、前記モード切替に応じた前記駆動力特性の変更を実施する、請求項1又は請求項2に記載のハイブリッド車両。
  4. 前記所定の条件は、所定のカーブ走行判定によりカーブ走行中であると判定されていることを含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
  5. 前記所定の条件は、前記モード切替に応じた前記駆動力特性の変更によって前記第1の走行モードと前記第2の走行モードとの切替が行なわれることを含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
  6. 前記所定の条件は、後退レンジが選択されていることを含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
  7. 前記CDモード及び前記CSモードのいずれかをユーザが選択するための入力装置をさらに備え、
    前記所定の条件は、前記入力装置の操作によらずに前記モード切替が行なわれることを含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
  8. 前記所定の条件は、所定の坂道つり合い判定により車両が坂道において停車状態を保持していると判定されていることを含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
  9. 前記所定の条件は、所定の定常走行判定により車両が一定状態で走行していると判定されていることを含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
  10. 前記所定の条件は、所定の惰行判定により車両が惰行状態で走行していると判定されていることを含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
  11. 前記所定の条件は、車両が加速中であることを含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
  12. 前記所定の条件は、所定の段差乗り越え判定により車両が段差を乗り越え中であると判定されていることを含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
  13. 前記所定の条件は、前記モード切替が行なわれてからのアクセル開度の変化量が所定量よりも少ないことを含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
  14. 車両外部の電源からの電力を用いて前記蓄電装置を充電するための充電機構をさらに備える、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載のハイブリッド車両。
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