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JP2016113744A - 水中構造物の据付装置と据付方法 - Google Patents

水中構造物の据付装置と据付方法 Download PDF

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JP2016113744A
JP2016113744A JP2014250350A JP2014250350A JP2016113744A JP 2016113744 A JP2016113744 A JP 2016113744A JP 2014250350 A JP2014250350 A JP 2014250350A JP 2014250350 A JP2014250350 A JP 2014250350A JP 2016113744 A JP2016113744 A JP 2016113744A
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英知 原田
亮二 堀内
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亮二 堀内
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Abstract

【課題】作業員が不要な水中構造物の据付装置と方法を提供する。【解決手段】据付ケーソン1の空中部分にトータルステーション2A,2B,2Cに対応して設けられた反射体3A,3B,3Cと、トータルステーション2A,2B,2Cが対応する反射体3A,3B,3Cを視準して得られた反射体3A,3B,3Cの位置からケーソン1の位置を算出するコンピュータと、算出した据付ケーソン1の位置を表示する表示手段と、据付ケーソン1を据付けるための据付ウインチ91,92,93,94と、据付ウインチ91,92,93,94を撮像するカメラとを備える。据付ウインチ91,92,93,94の画像により遠隔監視することができ、表示手段により据付ケーソン1の姿勢を確認しながら、据付ケーソン1を的確に誘導して据え付けることができ、据付ケーソン1上の無人化を図ることができる。【選択図】図13

Description

本発明は、ケーソンなどの水中構造物の据付装置と据付方法に関する。
従来、この種の水中構造物としてケーソンが知られており、例えば、座標値が既知の地点に反射ターゲットとともに設置され、複数の衛星から発信された電波を受信する第1GPS受信機と、前記第1GPS受信機と接続され、当該第1GPS受信機で受信した衛星信号情報を送出する送信機と、座標値を測定する未知点に、少なくとも測定の開始時にトータルステーションとともに設置され、複数の衛星から発信された電波を前記第1GPS受信機と同時刻に受信する第2GPS受信機と、前記送信機から送出される前記衛星信号情報を受信する受信機と、前記第2GPS受信機と前記受信機と接続され、測定開始時に、前記トータルステーションにより測定した前記反射ターゲットと前記第2GPS受信機との間の距離測定値から、測定開始未知点の座標値を求めるとともに、測定開始以後の未知点座標値を前記第1および第2GPS受信機の衛星信号情報に基づいて求める演算処理装置とを有する位置測定装置(例えば特許文献1)が提案され、また、据付すべきケーソン上に設けた排水、注水ポンプと、引き寄せウィンチと、ケーソン内の水位センサと、GPS移動局と、上記排水・注水ポンプと引き寄せウィンチの運転状況信号と、水位センサ及びGPS移動局のデータを母船に送り、母船から排水・注水ポンプと引き寄せウィンチの発停信号を受け取るデータ伝送装置及び無線伝送装置と、遠隔地の基準局に設けたGPS基準局と、GPS基準局から上記ケーソン上に設けたGPS移動局へ補正情報を送るための補正情報送信機及び補正情報受信機とより成るケーソン据付装置(例えば特許文献2)が提案されている。
上記特許文献1では、GPSを用いて作業船上の未知点を測定することができ、また、上記特許文献2では、GPSを用いてケーソン上のGPS移動局の位置を測定することができる。
特開平8−29192号公報 特開2004−238914号公報
上記特許文献1及び2の技術を水中構造物の据付に用いることにより、据え付けるべき水中構造物の位置を測定することができる。このように水中構造物上部の空中部分の位置は正確に測定することができるが、ケーソンなどの高さ寸法の大きな構造物では、傾斜角と上部の空中部分の位置から下部の位置を求めても、測定誤差などにより水中部分の正確な位置を確認することは難しい。また、水中構造物の傾斜角の値はモニターなどにより確認できるが、傾斜角から水中構造物の下端と既設構造物とのクリアランスを瞬時に把握することは困難である。
特に、この種の水中構造物は波の影響を受け易く、ケーソンは高さ寸法も大であるため、僅かない傾きでも、既設の構造物と接触する虞があり、据付には細心の注意を要する。
さらに、通常は据付ケーソン上に配置した作業員が注水量の監視や測量を行い、ケーソンの姿勢や位置を把握してウインチの操作をしながら据付作業を行う。このようにケーソンの据付時には、作業員が据付ケーソン上を頻繁に移動しながら注水量の監視や測量を行う必要があるが、据付ケーソン上には引き寄せワイヤー,吊金車等や、注水ポンプ管などが多数配置されているため、作業員の安全のために無人化することが望ましい。
これに対して、特許文献2のケーソン据付装置では、据付すべきケーソン内の水の排水と、引き寄せウインチとを遠隔操作することが提案されているが、排水・注水ポンプと引き寄せウイチから送られてくるデータだけでは、直観的に操作を行うことができず、据付ケーソン側を無人化することは難しかった。
また、上記特許文献1及び2では、いずれもケーソンの上部をウインチにより引っ張るため、ケーソン下部側の揺動が発生する可能性がある。
そこで、本発明は上記した問題点に鑑み、水中構造物上の作業員を不要とし、水中構造物を的確に誘導して据え付けることができる水中構造物の据付装置と据付方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、自動追尾機能を有する複数のトータルステーションと、据付すべき水中構造物の空中部分に前記トータルステーションに対応して設けられた反射体と、前記複数のトータルステーションが対応する前記反射体を視準して得られた前記反射体の位置から前記水中構造物の位置を算出する解析手段と、前記解析手段により算出した前記水中構造物の位置を表示する表示手段と、前記水中構造物を据付けるための据付機器と、
前記据付機器を撮像する撮像手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記据付機器が、給水用ポンプ,排水用ポンプ及び据付ウインチであることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記水中構造物の据付位置に水中カメラを配置し、前記表示手段に前記水中カメラにより撮像した画像を表示することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、前記水中構造物外部の移動前側に一端を固定し、他端を前記水中構造物上に接続した移動用の据付用ワイヤーと、前記水中構造物外部の移動後側に一端を固定し、他端を前記水中構造物上に接続した反移動用の据付用ワイヤーとを備えることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、前記水中構造物に前記据付機器を装備した後、前記水中構造物上を無人にし、前記撮像手段により得られた画像により前記据付機器を確認しながら前記水中構造物を据付けることを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、前記据付機器が据付ウインチであり、一端が固定された据付用ワイヤーの他端を前記据付ウインチに接続し、給水用ポンプ,排水用ポンプ及び前記据付ウインチを遠隔操作可能にした後、水中構造物上を無人にすることを特徴とする。
請求項1の構成によれば、据付機器の動作を撮像手段の画像により遠隔監視することができ、表示手段により水中構造物の姿勢を確認しながら、水中構造物を的確に誘導して据え付けることができ、水中構造物上の無人化を図ることができる。
また、請求項2の構成によれば、水中構造物の据付において水中構造物上の無人化を図ることができる。
また、請求項3の構成によれば、水中構造物の姿勢と水中における目地間隔を同時に確認しながら据付を行うことができる。
また、請求項4の構成によれば、移動用の据付用ワイヤーを引っ張ることにより水中構造物を移動することでき、この際、反移動用の据付用ワイヤーにより水中構造物を押えることができるため、移動時における水中構造物の揺動を防止することができる。
また、請求項5の構成によれば、据付機器を装備した後は、据付ケーソン上を無人化して作業を行うことができる。
また、請求項6の構成によれば、据付用ワイヤーを据付ウインチに接続した後、水中構造物上を無人化することができる。
本発明の実施例1を示す全体平面図である。 同上、全体側面図である。 同上、斜視図である。 同上、目地周りの側面図である。 同上、ディスプレイの表示を示す図である。 同上、ディスプレイの要部の拡大図である。 同上、据付ケーソンの平面図である。 同上、施工を説明する平面図である。 同上、ユニット式水中緩衝材の正面図である。 同上、撮像装置と表示部の説明図である。 同上、施工を説明する斜視図である。 同上、水位計によるディスプレイの表示を示す図である。 同上、施工を説明する斜視図である。 本発明の実施例2を示す施工を説明する平面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる水中構造物の据付装置と据付方法を採用することにより、従来にない水中構造物の据付装置が得られ、その水中構造物の据付装置と据付方法を夫々記述する。
以下、本発明の水中構造物の据付装置と据付方法を添付図面を参照して説明する。図1〜図5は、本発明の実施例1を示し、同図に示すように、水中構造物である据付ケーソン1は、既設水中構造物である既設防波堤1Aに沿って海底のマウンド上に据え付けられ、この防波堤1Aの上面には、複数(3台)のトータルステーション2A,2B,2Cが配置され、これらトータルステーション2A,2B,2Cに対応して、前記据付ケーソン1の上面には複数(3個)の反射体3A,3B,3Cが配置されている。これら反射体3A,3B,3Cがターゲットプリズムである。尚、据付ケーソン1は既設防波堤1Aを前側として説明する。
前記トータルステーション2A,2B,2Cは、発光部と受光部とを備え、レーザ光線L(図1参照)を対応する反射体3A,3B,3Cに向けて照射させ、その反射光を受光して、光の位相差から反射体3A,3B,3Cまで距離を自動測量する。そして、トータルステーション2A,2B,2Cは、周知技術である自動追尾機能を有しており、反射体3A,3B,3Cは誘導用の赤外線発光器を備え、赤外線でトータルステーション2A,2B,2Cを誘導し、トータルステーション2A,2B,2Cが対応する反射体3A,3B,3Cをそれぞれ自動追尾し、据付ケーソン1の移動に追従させることでリアルタイムに視準することができる。尚、3個の反射体3A,3B,3Cは、平面上に一直線に並ばないように配置されている。
3台のトータルステーション2A,2B,2Cでは、対応する反射体3A,3B,3Cに対して3方向からそれぞれ視準し、刻々と変化する反射体3A,3B,3Cの位置座標、或いはそれぞれのトータルステーション2A,2B,2Cからそれぞれの反射体3A,3B,3Cまでの方位角と鉛直角および距離情報を得て、それらの情報を所定時間毎に有線或いは無線でコンピュータ4に送信する。このコンピュータ4では、トータルステーション2A,2B,2Cにより得られた情報から据付ケーソン1の各種の情報を表示手段5のディスプレイ6に表示する。
前記据付ケーソン1を据え付ける海中には、該据付ケーソン1の下部を撮像する水中カメラ11が配置されている。この水中カメラ11にはハロゲンランプなどからなる投光部が設けられており、前記投光部により水中の据付ケーソン1の下部を投光して撮像することができる。
この例では、既設防波堤1Aの下部には根固めブロック12が設けられており、このカメラ設置場所たる根固めブロック12の張出し部分上に架台13を設け、この架台13上に前記水中カメラ11を固定し、既設防波堤1Aと据付ケーソン1の一部を含み、既設防波堤1Aと据付ケーソン1との境目(目地M)を撮像するようにしている。また、水中カメラ11は目地Mを挟んだ左右両側にそれぞれ配置されている。また、前記既設防波堤1A又は据付ケーソン1には、その境目近傍で、前記水中カメラが撮像する範囲内に、縦方向及び横方向の目盛り14を付設する。図4に示すように、目盛り14は同一長さの例えば赤と白の異なる色の一目盛り14R,14Wが交互に塗り分けて形成されており、縦方向の目盛り14を基準としてケーソン1と防波堤1Aの高低差を視覚的に確認することができ、横方向の目盛り14を基準として、ケーソン1と防波堤1Aの目地間隔を視覚的に確認することができる。尚、水中カメラ11を既設防波堤1Aのフーチング上に設ける場合もある。
また、コンピュータ4は、トータルステーション2A,2B,2Cからの情報により、平面位置情報と、左右位置情報と、前後位置情報などを表示手段5のディスプレイ6に表示する。また、コンピュータ4は、据付ケーソン1の基準点などをディスプレイに表示する。この場合、3台のトータルステーション2A,2B,2Cを用いることにより、据付ケーソン1のピッチング・ローリングを算出することができ、そのための傾斜計などの他計器とのリンクが不要となる。
具体的に、図5に示すように、前記表示手段5のディスプレイ6は、数値表示部21と、平面表示部22と、左右表示部23と、前後表示部24と、水中カメラ11の画像表示部25,26とを備える。尚、以下の表示制御は前記トータルステーション2A,2B,2Cからの情報に基づき、コンピュータ4が演算処理してディスプレイ6に表示し、数値表示部21と、平面表示部22と、左右表示部23と、前後表示部24は、1秒間に複数回書き換えられる。
前記平面表示部22には、予め据付ケーソン1の平面据付位置を表示する基準平面輪郭31が固定表示され、この基準平面輪郭31は破線などにより表示され、前記基準平面輪郭31に対して、実際のケーソン1の位置を示す作業平面輪郭32が表示される。また、作業平面輪郭32の任意の複数点を実際の据付位置と対比して表示する対比表示部を備え、この例では、平面方形の据付ケーソン1に対して、前左,前右,後左,後右の角部33A,33B,33C,33Dに対して対比表示部34A,34B,34C,34Dが設けられている。そして、前左角部33Aに対応する対比表示部34Aは、据付位置の前左角部位置座標(X,Y,Z)と現在位置の前左角部位置座標(X´,Y´,Z´)とを対比し、そのX軸方向及びY軸方向の差(X−X´,Y−Y´)の絶対値を数値35X,35Yで表示し、X軸方向及びY軸方向においてそれぞれ現在位置を据付位置に近づける方向の矢印36X,36Yを表示し、これら矢印36X,36Yに沿って前記差の絶対値の数値35X,35Yを表示している。そして、ケーソン1の各角部33A,33B,33C,33Dに対応して平面表示部22の角部にそれぞれ対比表示部34A,34B,34C,34Dを設けている。尚、前後左右の角部33A,33B,33C,33Dの座標は、ケーソン1の同一高さに位置し、例えば、ケーソン1の上面位置や下面位置などに設定されている。さらに、平面表示部22の上部中央には、現在位置の据付ケーソン1を据付位置と平行にするために据付ケーソン1を平面において角度回動する角度37と回動する向きを示す矢印38とが表示されている。
したがって、図6では、例えば、前左角部33Aに対応する対比表示部34Aに示すように、X軸方向の矢印36Xに示す方向(図中で下方向)に前左角部33Aを0.495m移動し、Y軸方向の矢印36Yに示す方向(図左で下方向)に前左角部33Aを0.114m移動すると、前左角部33Aが据付位置の前右角部位置座標(X,Y)に位置合わせできることが分かる。
また、左右表示部23には、予め据付ケーソン1の左右据付位置を表示する基準左右輪郭41が固定表示され、この基準左右輪郭41に対して、実際の位置を示す作業左右輪郭42が表示される。また、作業左右輪郭42の任意の複数点を実際の据付位置と対比して表示する対比表示部を備え、この例では、据付ケーソン1の上左,上右の角部33A,33Bに対して対比表示部44L,44Rが設けられている。具体的には、前左角部33Aに対応する対比表示部44Lであれば、据付位置の前左角部位置座標(X,Y,Z)と現在位置の上左角部位置座標(X´,Y´,Z´)とを対比し、そのZ軸方向においてる差(Z−Z´)の絶対値を数値45Zで表示し、Z軸方向においてそれぞれ現在位置を据付位置に近づける方向の矢印46Zを表示し、この矢印46Zに沿って前記差の絶対値の数値45Zを表示している。そして、ケーソン1の上左,上右の角部33A,33Bに対応して左右表示部23の上側の左右角部にそれぞれ対比表示部44L,44Rを設けている。また、左右表示部23の上部中央には、現在位置の据付ケーソン1を据付位置と平行にするために据付ケーソン1を左右において角度回動する角度47と回動する向きを示す矢印48とが表示されている。
尚、据付ケーソン1の下左,下右の角部33A´,33B´に対して対比表示部44L´,44R´が設けられている。
したがって、図5では、例えば、対比表示部44Lに表示されたZ軸方向の矢印46Zに示す方向(図中で下方向)に上左角部33Aを1.390m移動し、Y軸方向の矢印36Yに示す方向(図左で左方向)に上左角部33Aを0.114m移動すると、前左角部33Aが据付位置の前右角部位置座標(Y,Z)に位置合わせできることが分かる。
さらに、前後表示部24には、予め据付ケーソン1の前後据付位置を表示する基準前後輪郭51が固定表示され、この基準前後輪郭51に対して、実際の位置を示す作業前後輪郭52が表示される。また、作業前後輪郭52の任意の複数点を実際の据付位置と対比して表示する対比表示部54F,54Bを備え、この例では、据付ケーソン1の前上,後上基準位置53F,53Bに対応して対比表示部54F,54Bが設けられている。具体的には、前上基準位置53Fに対応する対比表示部54Fは、据付位置の前上基準点位置座標と現在位置の前上基準点位置座標とを対比し、その差の絶対値を数値55Zで表示し、Z軸方向においてそれぞれ現在位置を据付位置に近づける方向の矢印56Zを表示し、この矢印56Zに沿って前記差の絶対値の数値55Zを表示している。そして、ケーソン1の前上,後下基準位置53F,53Bに対応して前後表示部24の角部にそれぞれ対比表示部54F,54Bを設けている。また、前後表示部24の上部中央には、現在位置の据付ケーソン1を据付位置と平行にするために据付ケーソン1を前後において角度回動する角度57と回動する向きを示す矢印58とが表示されている。
尚、据付ケーソン1の前下,後下基準位置53F´,53B´に対応して対比表示部54F´,54B´が設けられている。
また、平面表示部22と、左右表示部23と、前後表示部24の各対比表示部34A,34B,34C,34D,44L,44R,54F,54Bなどが同時あるいは選択して前記数値表示部21に表示されている。
さらに、前記ディスプレイ6の画像表示部25,26には、上下に前記両側の水中カメラ11,11の画像がそれぞれ表示されている。それら画像表示部25,26の画像により、水中におけるケーソン1,1Aと目盛り14と周囲の状況を視認することができ、それらケーソン1,1A下部の実際の姿勢を視覚的に確認できると共に、水中における目地間隔も確認できる。この場合、波の影響でケーソン1が揺動しても、数値によるデータと異なり、画像によりその動きを確認しながらケーソン1を適切に誘導することができる。
図1及び図4に示すように、既設防波堤1Aと据付ケーソン1との間に引寄せワイヤー59を配置し、一対の引寄せワイヤー59,59が既設防波堤1Aと据付ケーソン1との間に交差方向に配置され、前記引寄せワイヤー59には該ワイヤー59を巻き取り及び繰り出し可能なウインチ(図示せず)が設けられている。また、図中、59は据付ケーソン1を曳航する起重機船である。
そして、定法により該ケーソン1内への注水などによりケーソン1を沈設しながら、前記引寄せワイヤー59,59を操作して位置及び姿勢を制御し、据付位置に着底する。この際、監督者はディスプレイ6の表示情報により作業指示を出し、ケーソン1の姿勢や位置を制御することができ、ディスプレイ6には数値による情報以外に画像表示部25,26において水中カメラ11による実際の水中の状況を視認でき、波の影響でケーソン1が揺動する場合でも、数値と異なり直感的にケーソン1の姿勢及び位置を制御することができる。実際、波のある状況では、表示される数値は小刻みに変わるのに対して、下部の画像により確実な誘導を行うことができる。
以下、上記のような据付ケーソン1の据付において、据付ケーソン1上の作業を無人化する構成について図7〜図13を用いて説明する。尚、図1〜図6に共通する部分には同一符号を付して説明し、また、共通部分の説明は省略する。
前記据付ケーソン1は、底板61の四方に外壁62,62,62,62を設け、これら周囲の外壁62,62,62,62間に平面で前後及び左右方向の隔壁63,63を設けて複数の投入箇所64,64・・・を升目状に配置している。この例では、左右に並んだ4つの枡目が前後に4列に並んで配置されている。尚、縦横2個×2個で合計4個の投入箇所64,64,64,64からなる区画65には、隔壁63に水が通過可能な通水部(図示せず)が設けられている。即ち、図7において、縦横2個×2個で4個の投入箇所64,64,64,64からなる区画65が右上,左上,右下,左下に設けられている。
ケーソン1の据付位置の近傍には、基礎捨石などからなるマウンドの左右両側で前後の水底に、第1〜第4の据付用ワイヤー71,72,73,74を連結する第1〜第4の据付用アンカーブロック71A,72A,73A,74Aを設けておく。
また、ケーソン1の据付位置の近傍には、基礎捨石などからなるマウンド上の左右に、大廻し用アンカーブロックたる根固方塊ブロック75,76が配置されている。さらに、据付時に据付ケーソン1の下部側を安定させるために、大廻し用ワイヤー77を用いている。前記大廻し用ワイヤー77は、一方の根固方塊ブロック75に一端を連結した固定側ワイヤー78と、この固定側ワイヤー78の他端に一端が着脱可能に連結され、据付ケーソン1の下部側に配置するケーソン側ワイヤー79と、このケーソン側ワイヤー79の他端に着脱可能に連結され、他方の根固方塊ブロック76と前記起重機船60に引き回される起重機側ワイヤー80とを備え、それらワイヤー78,79,80はシャックルなどの連結部材81により連結される。尚、起重機側ワイヤー80の途中は他方の根固方塊ブロック76に設けた滑車76Aに掛装されている。
また、図9に示すように、既設防波堤1Aの後面又は据付ケーソン1の前面には、ユニット式水中緩衝材83が着脱可能に配置される。このユニット式水中緩衝材83は、鉄筋などからなる硬質な横杆84,84・・・を上下多段に設けると共に、下部のブロック12の上下に横杆84A,84Aを設け、それら上下多段に設けた横杆84,84・・・,84A,84Aを、左右方向に間隔を置いて配置した間隔保持材85,85A,85A・・・,85により連結し、この間隔保持材85はロープ材などからなる。また、左右両側の間隔保持材85,85には、既設防波堤1Aの後面又は据付ケーソン1の前面の左右端部側に配置する緩衝材本体86を所定間隔で設けている。即ち、複数の緩衝材本体86が上下方向に間隔を置いて前記間隔保持材85に設けられている。さらに、前記ブロック12の左右張出部分には、その上部と側部に緩衝材本体86A,86Bが配置されている。前記緩衝材本体86,86A,86Bは、可撓性を有するホースなどの管材に、砂などの緩衝部材を詰めたものである。尚、緩衝材本体86,86A,86Bの断面積は間隔保持材85,85Aの断面積より大きい。
そして、縦方向に配置する間隔保持材85,85Aと緩衝材本体86,86A,86Bとは可撓性を有するから、ユニット式水中緩衝材83を縦方向に巻き取ったり、集めたりすることにより、コンパクトに収納・運搬することができる。また、使用時には、上端の横杆84を固定した状態で、ユニット式水中緩衝材83を展開し、既設防波堤1Aの後面又は据付ケーソン1の前面に配置することができる。尚、既設防波堤1Aの後面に配置する場合は、既設防波堤1Aの上部に上端の横杆84を固定し、据付ケーソン1の前面に配置する場合は、据付ケーソン1の上部に上端の横杆84を固定する。
また、据付機器である4つのウインチ91,92,93,94を撮像する撮像手段たる第1〜第4のカメラ91K,92K,93K,94Kを備え、これら第1〜第4のカメラ91K,92K,93K,94Kは対応するウインチ91,92,93,94を撮像できる位置で前記据付ケーソン1上に設けられている。さらに、据付ケーソン1上の前側左右には、既設防波堤1Aと据付ケーソン1との間の目地Mを撮像する撮像手段たる第5〜第6カメラ95K,96Kが据付ケーソン1上に設けられている。また、据付ケーソン1上には、投入箇所64を撮像する撮像手段たる第7カメラ97Kが設けられている。そして、前記第1〜第7カメラ91K,92K,93K,94Kの画像データは、ケーソン側制御手段7に送られ、無線手段によりケーソン側制御手段7から前記コンピュータ4に送られ、前記ディスプレイ6に表示される。
図10に示すように、ディスプレイ6の表示は8つに分割され、4つのウインチ71,72,73,74の画像を表示する第1〜第4の表示部91H,92H,93H,94Hが設けられ、また、第5〜第7のカメラ95K,96K,97Kの画像を表示する第5〜第7の表示部95H,96H,97Hが設けられている。尚、第1〜第4の表示部91H,92H,93H,94Hにはウインチ91,92,93,94の巻き取りドラム(図示せず)を含む画像が表示され、巻き取りドラムは据付用ワイヤー71,72,73,74を巻き取り、また、繰り出すものである。尚、前記第6及び第7のカメラ96K,97Kは、据付ケーソン1の上から目地の上部を撮像するものである。
また、ケーソン側制御手段7にウインチ91,92,93,94が電気的に接続され、前記ケーソン側制御手段7は外部制御手段8に無線により接続され、外部制御手段8によりウインチ91,92,93,94が遠隔操作可能となっている。尚、外部制御手段8は、据付ケーソン1以外の場所に配置され、例えば起重機船60に配置される。また、ケーソン側制御手段7は据付ケーソン1上に設けられる。
さらに、図8に示すように、第1〜第4の据付用アンカーブロック71A,72A,73A,74Aは、ケーソン1の据付位置に対して、左前側,左後側,右前側,右後側に位置されている。また、据付ケーソン1上には、第1〜第4のウインチ91,92,93,94が前左側,後左側,前右側,後右側に配置されている。尚、第1及び第3のウインチ91,93が共通するベース95に固定され、第2及び第4のウインチ92,94が共通のベース95に固定されている。
そして、図7及び図8に示すように、第1〜4の据付用ワイヤー71,72,73,74を第1〜4のウインチ91,92,93,94に連結している。尚、図13に示すように、据付用ケーソン1の外壁62側にテンションロープ118の一端を固定し、このテンションロープ118の他端に滑車118Aを設け、この滑車118Aに第1〜4の据付用ワイヤー71,72,73,74を掛装し、この掛装位置で据付用ワイヤー71,72,73,74の向きを変えている。
また、据付ケーソン1には前記区画65ごとに、据付機器たる第1〜第4のセンサー式水位計101,102,103,104が配置されている。そして、前記第1〜第4のセンサー式水位計101,102,103,104により測定したデータは、ケーソン側制御手段7に送られ、無線手段によりケーソン側制御手段7から前記コンピュータ4に送られ、前記ディスプレイ6に表示される。
図12に示すように、ディスプレイ6には、その左右方向一側に、各区画65,65,65,65の水位を棒グラフとして表示する棒グラフ表示部105が表示されると共に、棒グラフに対応して4つの区画65,65,65,65を示す1〜4の区画番号106が表示され、また、ディスプレイ6の左右方向他側には、4つの区画を示す1〜4の前記区画番号106と、対応する区画65の水位を表示する数値表示部107が設けられている。尚、数値表示部107の単位は「m(メートル)」である。
据付ケーソン1の上部に金属メッシュなどからなる足場111が設置される。また、足場111の上には発電機112が設けられる。さらに、据付ケーソン1には給水用水中ポンプ113と排水用水中ポンプ114が配置される。
また、給水用水中ポンプ113を、据付ケーソン1の湾外側と湾内側(左右)にそれぞれ4個ずつ配置する。一方、排水用水中ポンプ114は4個の投入箇所64,64,64,64に対して、1個ずつ配置する。このように1つの区画65に対して、給水用水中ポンプ113の数を排水用水中ポンプ114より多くするのは、投入箇所64への海水供給による据付ケーソン1の沈設時間を早めるためである。
また、ケーソン側制御手段7に水中ポンプ113,114が電気的に接続され、前記ケーソン側制御手段7は外部制御手段8に無線により接続され、水中ポンプ113,114が外部制御手段8により遠隔操作可能となっている。
図11に示すように、据付ケーソン1には、高さ調整用の吊り部材116を複数設け、この例では2本設け、前記吊り部材116は、ロープ材からなり、上端を据付ケーソン1の上部に取り付け、下端に輪部116Wを設け、この輪部116Wに前記ケーソン側ワイヤー79を挿通保持し、このケーソン側ワイヤー79の端部に設けた前記連結部材81を据付ケーソン1に仮固定しておく。そして、吊り部材116によりケーソン側ワイヤー79の高さ位置を調整することができる。尚、図中82は、固定側ワイヤー78の端部に連結した浮体たるブイである。
そして、据付ケーソン1を据付位置付近に曳航する前に好ましくは以下の作業を行い、少なくとも後述するケーソン1上を無人化する前に作業を終了する。この場合、据付ケーソン1を製造した場所の近くで作業を行うことが好ましい。据付ケーソン1の上部に足場111を設定固定する。この足場111又はケーソン1の上面に、発電機112と、ケーソン側制御手段7と、ウインチ91,92,93,94と、給水用水中ポンプ113,排水用水中ポンプ114,反射体3A,3B,3C,カメラ91K,92K,93K,94K,95K,96K,97K,センサー式水位計101〜104を配置する。また、発電機112及びケーソン側制御手段7は据付ケーソン1の中央側に配置する。
さらに、据付機器であるウインチ91,92,93,94と、給水用水中ポンプ113,排水用水中ポンプ114,カメラ91K,92K,93K,94K,95K,96K,97K,センサー式水位計101〜104を前記ケーソン側制御手段7に電気的に接続しておく。この電気的接続は、据付ケーソン1を沈設する作業を開始する前で、ケーソン1上を無人化する前に行ってもよい。
また、上述したように据付ケーソン1に前記ケーソン側ワイヤー79を仮固定しておく。
以上を据付場所に曳航する前に行うことが好ましい。また、据付ケーソン1を据付ける前に、前記既設防波堤1Aの後面に前記ユニット式水中緩衝材83を配置しておく。
そして、上記作業が終わった据付ケーソン1を曳き船(図示せず)により据付位置の近くまで曳航する。
この後、上述したように事前に配置した第1〜4の据付用ワイヤー71,72,73,74に、第1〜4のウインチ91,92,93,94を連結し、水上に浮かんだケーソン1を位置固定する。また、ケーソン1に仮固定していたケーソン側ワイヤー79の一端を連結部材81により固定側ワイヤー79に連結し、ケーソン側ワイヤー79の他端を起重機側ワイヤー80に連結する。尚、図11に示すように、ケーソン側ワイヤー79はケーソン1の前面下側に沿って配置され、そのケーソン側ワイヤー79に対応して、前記ケーソン1の前側両角部には、防護鋼材などからなる角覆い部材117が配置されている。
そして、全ての据付機器及びカメラが使用可能となったことを確認する。また、発電機112を駆動した後に、作業員は据付ケーソン1の上から退避する。
作業員が据付ケーソン1から退避した後、外部制御手段8による遠隔操作によってウインチ91,92,93,94を操作し、起重機船60によって大廻し用ワイヤー77を操作し、据付ケーソン1を据付位置付近まで移動する(図8)。この場合、大廻し用ワイヤー77の張力を調整することにより据付ケーソン1の水中部の揺動を抑制する。尚、第1及び第3の据付用ワイヤー71,73を巻き取り、これに対応して第2及び第4の据付用ワイヤー72,74を繰り出すことにより、図8の位置から既設防波堤1A側に据付ケーソン1を移動させることができる。尚、第1〜第4のカメラ91K,92K,93K,94Kにより第1〜4のウインチ91,92,93,94を撮像し、ディスプレイ6において駆動状態を確認することができる。
そして、据付位置付近に移動した後、一次注水を行う。この一次注水では、外部制御手段8の遠隔操作により、給水用水中ポンプ113を駆動し、据付ケーソン1内に海水などを注入し、据付ケーソン1の底板61の下面とマウンド上などの据付面との距離が1〜1.5m程度になるまで注水を行う。
この場合、図5及び図6に示したように、ディスプレイ6の表示により注水量を直感的に確認することができ、注水中には区画65における水位差が所定値である1m以内となるように複数の水中ポンプ113,113,113,113を操作する。また、第7カメラ97Kにより区画65の注水量を確認することができる。また、第5〜第7カメラ95K,96K,97Kは遠隔操作により向き変えたり、拡大及び縮小撮影したりできるものであり、それら第5〜第7カメラ95K,9K,97Kを遠隔操作し、水中ポンプ113,114の駆動状態やセンサー式水位計などのケーソン1の据付機器を、ディスプレイ6により確認することができる。
また、上述したように、据付ケーソン1の移動においては、トータルステーション2A,2B,2Cからの情報により、平面位置情報と、左右位置情報と、前後位置情報などを表示手段5のディスプレイ6に表示し、据付ケーソン1の姿勢や位置を管理し、ディスプレイ6で確認しながら誘導する。また、既設防波堤1Aに据付ケーソン1を近付ける際、既設防波堤1Aにユニット式水中緩衝材83を設けているため、両者の接触による損傷を防止することができる。
一次注水の後、据付ケーソン1を据付位置に移動し、この後、二次注水を行う。注水しながら据付ケーソン1が着底するまで遠隔操作のウインチ91,92,93,94により、法線,目地間隔の調整・保持を行い、水中部の目地は上述したように水中カメラ11の画像を用いて確認することができる。一方、据付ケーソン1の上側からは、目地の状態を第5〜第6カメラ95K,96Kにより得られた画像をディスプレイ6において確認することができる。尚、前記着底の後、ユニット式水中緩衝材83を撤去してもよい。
通水により据付ケーソン1が着底したら、三次注水を行い、据付ケーソン1内に所定量の注水を行う。この後、据付状態を確認する。確認の後、据付機器の撤去を行い、水中ポンプ、発電機、ウインチ、足場、カメラなどを順次撤去する。
このように本実施例では、請求項1に対応して、自動追尾機能を有する複数のトータルステーション2A,2B,2Cと、据付すべき水中構造物たる据付ケーソン1の空中部分にトータルステーション2A,2B,2Cに対応して設けられた反射体3A,3B,3Cと、前記複数のトータルステーション2A,2B,2Cが対応する反射体3A,3B,3Cを視準して得られた反射体3A,3B,3Cの位置からケーソン1の位置を算出する解析手段たるコンピュータ4と、コンピュータ4により算出した据付ケーソン1の位置を表示する表示手段5と、据付ケーソン1を据付けるための据付機器たる据付ウインチ91,92,93,94と、据付ウインチ91,92,93,94を撮像する撮像手段たるカメラ91K,92K,93K,94Kと、を備えるから、据付ウインチ91,92,93,94の動作をカメラ91K,92K,93K,94Kの画像により遠隔監視することができ、表示手段5により据付ケーソン1の姿勢を確認しながら、据付ケーソン1を的確に誘導して据え付けることができ、据付ケーソン1上の無人化を図ることができる。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、据付機器が、給水用ポンプたる給水用水中ポンプ113,排水用ポンプたる排水用水中ポンプ114及び据付ウインチ91,92,93,94であるから、ケーソン1の据付においてケーソン1上の無人化を図ることができる。
また、このように本実施例では、請求項3に対応して、水中構造物たる据付ケーソン1の据付位置に水中カメラ11を配置し、表示手段5に水中カメラ11により撮像した画像を表示するから、据付ケーソン1の姿勢と水中における目地間隔を同時に確認しながら据付を行うことができる。
また、このように本実施例では、請求項4に対応して、水中構造物たる据付ケーソン1外部の移動前側に一端を固定し、他端を据付ケーソン1上に接続した移動用の据付用ワイヤー71,73と、据付ケーソン1外部の移動後側に一端を固定し、他端を据付ケーソン1上に接続した反移動用の据付用ワイヤー72,74とを備えるから、移動用の据付用ワイヤー71,73を引っ張ることにより据付ケーソン1を移動することでき、この際、反移動用の据付用ワイヤー72,74により据付ケーソン1を押えることができるため、移動時における据付ケーソン1の揺動を防止することができる。
尚、据付ケーソン1の下部に係合し、引張手段たる起重機船60により反移動方向に引っ張り可能な大廻しワイヤー77を用いれば、移動用の据付用ワイヤー71,73を引っ張ることにより据付ケーソン1を移動することでき、この際、反移動用の据付用ワイヤー72,74と大廻しワイヤー77とにより据付ケーソン1の上下を押えることができるため、移動時における据付ケーソン1の下部の揺動を防止することができる。
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、水中構造物たる据付ケーソン1に据付機器たる据付ウインチ91,92,93,94を装備した後、即ち据付ウインチ91,92,93,94に据付用ワイヤー71,72,73,74を連結した後、据付ケーソン1上を無人にし、撮像手段たるカメラ91K,92K,93K,94Kにより得られた画像により据付ウインチ91,92,93,94を確認しながら据付ケーソン1を据付けるから、据付機器を装備した後は、据付ケーソン1上を無人化することができる。
また、このように本実施例では、請求項6に対応して、据付機器が据付ウインチ91,92,93,94であり、一端が固定された据付用ワイヤー71,72,73,74の他端を据付ウインチ71,72,73,74に接続し、給水用ポンプたる給水用水中ポンプ113,排水用ポンプたる排水用水中ポンプ114及び据付ウインチ71,72,73,74を遠隔操作可能にした後、据付ケーソン1上を無人にするから、据付用ワイヤー71,72,73,74を据付ウインチ71,72,73,74に接続した後、据付ケーソン1上を無人化することができる。
また、実施例上の効果として、既設防波堤1Aの後面又は据付ケーソン1の前面には、ユニット式水中緩衝材83が着脱可能に配置されるから、既設防波堤1Aとケーソン1又はケーソン同士の接触による損傷を防止することができる。また、ユニット式水中緩衝材83は巻き取り可能で且つ横杆84,84Aを束ねるように集めることができるものであるから、運搬・取付が容易となる。さらに、第1〜第4の表示部91H,92H,93H,94Hにはウインチ91,92,93,94の巻き取りドラムを含む画像が表示されるから、ウインチ91,92,93,94の駆動状態を容易に確認できる。また、据付ケーソン1の移動時に、据付ケーソン1の下部に巻いた大回し用ワイヤー77の張力を操作することにより据付ケーソン1の水中部の揺動を抑制することができる。尚、大回し用ワイヤー77の張力の操作は起重機船60により行われ、据付ウインチ71,72,73,74の操作により移動する据付ケーソン1に合わせるようにして大回し用ワイヤー77を繰り出して行われる。そして、図8の位置から巻き取ることにより据付ケーソン1を据付位置側に移動させるウインチ91,93と、繰り出すことにより据付ケーソン1を据付位置側に移動可能とすると共に、据付ケーソン1の上部に移動方向と逆の張力を与えるウインチ92,94と、繰り出すことにより据付ケーソン1を据付位置側に移動可能とすると共に、据付ケーソン1の下部に移動方向と逆の張力を与える起重機船60を用いるから、据付ケーソン1を安定して移動させることができる。尚、起重機船60は大回し用ワイヤー77を巻き取り、繰り出す装置を有する。
以下、実施例上の効果として、このように本実施例では、自動追尾機能を有する複数のトータルステーション2A,2B,2Cと、据付すべき水中構造物たる据付ケーソン1の空中部分にトータルステーション2A,2B,2Cに対応して設けられた反射体3A,3B,3Cと、前記複数のトータルステーション2A,2B,2Cが対応する反射体3A,3B,3Cを視準して得られた反射体3A,3B,3Cの位置からケーソン1の位置を算出する解析手段たるコンピュータ4と、水中に配置されケーソン1の下部を撮像する水中カメラ11と、コンピュータ4により算出した据付ケーソン1の位置と、水中カメラ11により撮像した画像とを表示する表示手段5とを備えるから、ケーソン1の姿勢と水中における目地間隔を同時に確認しながら据付を行うことができ、ケーソン1を的確に誘導して据え付けることができる。
また、このように本実施例では、3台のトータルステーション2A,2B,2Cを備えるから、3台のトータルステーション2A,2B,2Cを使用することにより、ケーソン1のピッチング・ローリングを算出することができ、そのための傾斜計などの他計器とのリンクが不要となる。
また、このように本実施例では、水中構造物たるケーソン1の据付位置の両側に水中カメラ11,11を配置したから、目地間隔を両側から確認して据付を行うことができる。
また、このように本実施例では、水中構造物たるケーソン1の下部又は据付位置の近傍に目盛り14を設けたから、目盛り14により位置及び目地間隔を確認しながら据付を行うことができる。
さらに、実施例上の効果として、前記既設防波堤1A又は据付ケーソン1には、その境目近傍で、前記水中カメラが撮像する範囲内に、縦方向又は/及び横方向の目盛り14を付設したから、縦方向の目盛り14を基準としてケーソン1と防波堤1Aの高低差を視覚的に確認することができ、横方向の目盛り14を基準として、ケーソン1と防波堤1Aの目地間隔を視覚的に確認することができる。また、対比表示部34A,34B,34C,34Dなどは、据付位置の基準点たる例えば前左角部位置座標(X,Y,Z)と現在位置の基準点たる例えば前左角部位置座標とを対比しし、据付位置に誘導する方向にXYZ方向の矢印を表示すると共に矢印と共に移動すべき数値を記載したから、矢印の方向に数値に対応した移動量だけ移動するように据え付けることにより据付作業を簡便に行うことができる。
図14は本発明の実施例2を示し、この例では、第1〜第4の据付用アンカーブロック71A,72A,73A,74Aは、ケーソン1の据付位置に対して、左後側,左前側,右後側,右前側に位置される。据付ケーソン1上には、第1〜第4のウインチ91,92,93,94が前左側,後左側,前右側,後右側に配置されている。また、第1〜4の据付用ワイヤー71,72,73,74を第1〜4のウインチ91,92,93,94に連結すると、港外側(左側)において、第1及び第2の据付用ワイヤー71,72が交差して配置され、港内側(右側)において、第1及び第2の据付用ワイヤー73,74が交差して配置される。
そして、この例では、第2及び第4の据付用ワイヤー72,74が移動側の据付用ウインチであり、第2及び第4のウインチ92,94によりワイヤーを巻き取ると据付ケーソン1が据付位置に移動し、この移動時に、反移動側である第2及び第4のウインチ92,94によりワイヤーを繰り出す。
このように本実施例においても、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
尚、本発明は、本実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、実施例では、ケーソンを例に説明したが、沈埋函など各種の水中構造物の据付に本発明を用いることができる。また、据付機器は各種のものを用いることができる。
1 据付ケーソン(水中構造物)
1A 既設の防波堤
2 トータルステーション
3 反射体
4 コンピュータ(解析手段)
5 表示手段
6 ディスプレイ
11 水中カメラ
12 ブロック
60 起重機船(引張手段)
71 第1の据付用ワイヤー
72 第2の据付用ワイヤー
73 第3の据付用ワイヤー
74 第4の据付用ワイヤー
91 第1のウインチ(据付機器)
92 第2のウインチ(据付機器)
93 第3のウインチ(据付機器)
94 第4のウインチ(据付機器)
91K 第1のカメラ(撮像手段)
92K 第2のカメラ(撮像手段)
93K 第3のカメラ(撮像手段)
94K 第4のカメラ(撮像手段)
95K 第5のカメラ(撮像手段)
96K 第6のカメラ(撮像手段)
97K 第7のカメラ(撮像手段)
101 第1のセンサー式水位計(据付機器)
102 第2のセンサー式水位計(据付機器)
103 第3のセンサー式水位計(据付機器)
104 第4のセンサー式水位計(据付機器)
113 給水用水中ポンプ(給水用ポンプ・据付機器)
114 排水用水中ポンプ(排水用ポンプ・据付機器)
M 目地

Claims (6)

  1. 自動追尾機能を有する複数のトータルステーションと、
    据付すべき水中構造物の空中部分に前記トータルステーションに対応して設けられた反射体と、
    前記複数のトータルステーションが対応する前記反射体を視準して得られた前記反射体の位置から前記水中構造物の位置を算出する解析手段と、
    前記解析手段により算出した前記水中構造物の位置を表示する表示手段と、
    前記水中構造物を据付けるための据付機器と、
    前記据付機器を撮像する撮像手段と、
    を備えることを特徴とする水中構造物の据付装置。
  2. 前記据付機器が、給水用ポンプ,排水用ポンプ及び据付ウインチであることを特徴とする請求項1記載の水中構造物の据付装置。
  3. 前記水中構造物の据付位置に水中カメラを配置し、前記表示手段に前記水中カメラにより撮像した画像を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の水中構造物の据付装置。
  4. 前記水中構造物外部の移動前側に一端を固定し、他端を前記水中構造物上に接続した移動用の据付用ワイヤーと、
    前記水中構造物外部の移動後側に一端を固定し、他端を前記水中構造物上に接続した反移動用の据付用ワイヤーとを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の水中構造物の据付装置。
  5. 前記水中構造物に前記据付機器を装備した後、前記水中構造物上を無人にし、前記撮像手段により得られた画像により前記据付機器を確認しながら前記水中構造物を据付けることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の水中構造物の据付方法。
  6. 前記据付機器が据付ウインチであり、一端が固定された据付用ワイヤーの他端を前記据付ウインチに接続し、給水用ポンプ,排水用ポンプ及び前記据付ウインチを遠隔操作可能にした後、水中構造物上を無人にすることを特徴とする請求項5記載の水中構造物の据付方法。
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