JP2016198148A - 固形薬剤の製造方法、インクジェット用インク組成物、インクジェットインクセット、及び、固形薬剤 - Google Patents
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Abstract
Description
表面の少なくとも一部に着色部を有する固形薬剤の製造方法であって、
可食性色材と、前記固形薬剤表面又はその近傍に含まれる物質との相互作用によりゲル化又はイオン会合化し得る可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有するインクジェット用インク組成物を、インクジェット法により固形薬剤表面に付着する工程を有することを特徴とする。
表面の少なくとも一部に着色部を有する固形薬剤の製造方法であって、
第1の可食性色材と、第1の可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する第1のインク組成物を、固形薬剤表面にインクジェット法により付着する工程と、
第2の可食性色材と、前記第1の可食性物質との相互作用によりゲル化又はイオン会合化し得る第2の可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する第2のインク組成物を、前記第1のインク組成物が付着した前記固形薬剤表面に、インクジェット法により付着する工程とを有することを特徴とする。
固形薬剤表面印刷用のインク組成物であって、
可食性色材と、ゼラチン、たんぱく質分解物、酸性基を有する多糖類、アルギン酸ナトリウム、及びカルシウム塩から選択される1種以上を含む可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有することを特徴とする。
固形薬剤表面印刷用のインクセットであって、
第1の可食性色材と、第1の可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する、第1のインク組成物と、
第2の可食性色材と、前記第1の可食性物質との相互作用によりゲル化又はイオン会合化し得る第2の可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する、第2のインク組成物とを備える、インクジェット用インクセット。
アルギン酸ナトリウムのゲル化物、又は、ゼラチン及びたんぱく質分解物からなる群より選択される1種以上の化合物と酸性基を有する多糖類との会合体と、
可食性色材とを含有する着色部を備えることを特徴とする。
本発明に係る第1の固形薬剤の製造方法は、
表面の少なくとも一部に着色部を有する固形薬剤の製造方法であって、
可食性色材と、前記固形薬剤表面又はその近傍に含まれる物質との相互作用によりゲル化又はイオン会合化し得る可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有するインクジェット用インク組成物を、インクジェット法により固形薬剤表面に付着する工程を有することを特徴とする。
以上のことから、本発明の第1の固形薬剤の製造方法によれば、固形薬剤表面における滲みが抑制された着色部を有する固形薬剤を得ることができる。また、本発明の製造方法によれば、可食性色材の固形薬剤内部への浸透も抑制されるため、着色部における色濃度を高め、視認性に優れた着色部を得ることができる。
更に、本発明の製造方法によれば、粘度の低いインク組成物を用いることが可能となるため、例えば300dpi以上、更には600dpi以上の高精細な印刷が可能となり、インクジェットノズルの詰まりも抑制される。
本発明において「固形薬剤」とは、印字可能な面を有する固形の薬剤のことをいう。印字可能な面を有する固形の薬剤とは、特に限定されるものではないが、例えば、10mm2以上の表面積を有する固形の薬剤とすることができる。また、固形薬剤の表面は、平面であっても曲面を有していてもよく、更に、平坦面に限られず、凹凸を有していてもよく、表面近傍が空隙を有するものであってもよい。
また、本発明において「固形薬剤表面又はその近傍」とは、固形薬剤の最表面のみならず、可食性色材が定着したときに視認可能な深さまでを含むものである。視認可能な深さとは、特に限定されるものではないが、例えば、固形薬剤の表面から100nmの深さまでの範囲とすることができる。
式(1):空隙率 = {V−(W/ρ)}/V ×100(%)
(式(1)中、Vは固形薬剤の体積、Wは固形薬剤の質量、ρは固形薬剤を構成する粉体の比重を表す。)
また、本発明において固形薬剤が前記コーティング剤である場合、固形薬剤表面又はその近傍に含まれる物質は、コーティング層を構成する物質である。また、本発明において固形薬剤が前記カプセル剤である場合、固形薬剤表面又はその近傍に含まれる物質はカプセルを構成する物質である。
固形薬剤中の結合剤の含有割合は、薬剤の目的に応じて、適宜調製するものであるが、固形薬剤中、通常、0.1〜50質量%であり、1〜40質量%含有することが好ましく、5〜30質量%含有することがより好ましい。
また、固形薬剤がカプセル剤の場合、薬理活性成分を含む組成物を液状、懸濁状、半固形状、粉末状、顆粒状などの形でカプセルに充填するか、又は、カプセル基材で被包成型して製造されたものであって、当該カプセルは、一般にゼラチンを含有するものである。
なお、カルシウム塩は、上記賦型剤成分として含有する物の他、カルシウム製剤のように、これ自体が有効成分であるものであってもよい。
本発明の第1の固形薬剤の製造方法において、インクジェット用インク組成物は、可食性色材と、前記固形薬剤表面又はその近傍に含まれる物質との相互作用によりゲル化又はイオン会合化し得る可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する。当該インクジェット用インク組成物は、前記固形薬剤表面又はその近傍に含まれる物質との相互作用によりゲル化又はイオン会合化し得る可食性物質を含有するため、当該可食性物質が前記固形薬剤表面においてゲル化し、又はイオン会合化することにより流動性が低下して、滲みの抑制された着色部を得ることができる。
本発明において可食性色材は、経口摂取が可能な従来公知の色材の中から、所望の色味に応じて、適宜選択して用いることができる。可食性色材としては、食品又は食品添加物として用いられる物質であることが好ましい。具体例としては、ベニコウジ色素、クチナシ色素、コチニール色素、ラック色素、ビートレッド、アントシアニン色素、ベニバナ色素、トウガラシ色素、アナトー色素、マリーゴールド色素、カロテン色素、ウコン色素、カラメル色素等の天然色素や、食用赤色2号3号、40号、102号、106号;食用青色1号、2号;食用黄色4号、5号;食用緑色3号等の合成着色料等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。可食性色材は、1種単独で用いてもよく、2種以上を組合わせて用いてもよい。
本発明において用いられるインクジェット用インク組成物は、前記固形薬剤表面又はその近傍に含まれる物質との相互作用によりゲル化又はイオン会合化し得る可食性物質を含有する。当該可食性物質は、前記固形薬剤の表面又はその近傍に含まれる物質に応じて適宜選択して用いられる。以下、固形薬剤表面又はその近傍に含まれる物質と当該可食性物質との好ましい組合せについて説明する。
酸性基を有する多糖類の具体例としては、リボン酸、アラビノン酸、キシロン酸、リキソン酸、アロン酸、アルトロン酸、グルコン酸、マンノン酸、グロン酸、イドン酸、ガラクトン酸、タロン酸等のアルドン酸類;グルクロン酸、イズロン酸、ガラクツロン酸、マンヌロン酸等のウロン酸類;等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
また、本発明において用いられる酸性基を有する多糖類の分子量は特に限定されないが、数平均分子量が10,000以上であることが好ましく、50,000以上であることがより好ましく、100,000以上500,000以下であることが好ましい。数平均分子量が10,000以上であることにより、イオン会合後の流動性がより低下しやすく、滲みがより抑制されやすい。一方、数平均分子量が500,000以下であることにより、インクジェットノズルの詰まりが抑制されてより高精細な着色部を形成することができる。
酸性基を有する増粘多糖類の具体例としては、カラギーナン、キサンタンガム、ジェランガム、アラビアゴム、アルギン酸、ヘミセルロース等が挙げられる。着色部のにじみを抑制する点から特にアラビアゴムを含むことが好ましい。酸性基を有する多糖類は、1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明においてインクジェット用インク組成物は、前記可食性色材、及び前記可食性物質を均一に溶解又は分散し、インクジェットインク用に適した粘度のインクとするために水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒を含有する。
本発明において溶媒は、固形薬剤の製造後においては通常残留しないものではあるが、当該固形薬剤が経口摂取される観点から、水及びエタノールから選択される1種以上であることが好ましい。
本発明に用いられるインクジェット用インク組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、更に、その他の成分を含有してもよい。他の成分としては、食品添加物に指定されている種々の化合物が挙げられ、例えば、アスコルビン酸等の酸化防止剤、保存料、香料などが挙げられる。
印刷後の着色部は、加熱乾燥してもよいが、固形薬剤の薬理活性物質の劣化を抑制する点からは、常温で乾燥することが好ましい。本発明の製造方法によれば、常温で乾燥しても、着色部のにじみが抑制された固形薬剤を得ることができる。
本発明に係る第2の固形薬剤の製造方法は、
表面の少なくとも一部に着色部を有する固形薬剤の製造方法であって、
可食性色材と、第1の可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する第1のインク組成物を、固形薬剤表面にインクジェット法により付着する工程と、
可食性色材と、前記第1の可食性物質との相互作用によりゲル化又はイオン会合化し得る第2の可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する第2のインク組成物を、前記第1のインク組成物が付着した前記固形薬剤表面に、インクジェット法により付着する工程とを有することを特徴とする。
可食性色材と、前記第1の可食性物質との相互作用によりゲル化又はイオン会合化し得る第2の可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する第2のインク組成物とを組み合わせたインクジェットインクセットが用いられる。
上記第2の固形薬剤の製造方法においては、前記第1のインク組成物に含まれる前記第1の可食性物質と、前記第2のインク組成物に含まれる前記第2の可食性物質とが、相互作用によりゲル化又はイオン会合化するような2種類のインク組成物を組み合わせて用いる。そのため、固形薬剤に前記第1のインク組成物と、前記第2のインク組成物とを順次重ねて付着させることにより、前記第1の可食性物質と、前記第2の可食性物質の相互作用により、当該第1の可食性物質と第2の可食性物質の流動性が低下する。当該可食性物質の流動性低下に伴い、インク組成物中の可食性色材も固形薬剤表面に定着するものと推定される。また、本発明において上記の相互作用は、インク組成物中の溶媒が蒸発する前に、短時間で生じるものと推定される。そのため、本発明の製造方法によれば、比較的流動性が高く、乾燥時間がかかる水などを溶媒として含んでいた場合であって、当該溶媒が固形薬剤表面で拡散した場合であっても、溶媒のみが拡散して、可食性色材は拡散しにくいため、着色部の滲みが生じ難いものと推定される。また、当該第2の固形薬剤の製造方法は、固形薬剤の表面又はその近傍に含まれる物質との相互作用は不要なため、固形薬剤の種類によらず好適に用いることができる。
本発明の第2の固形薬剤においては、第1の可食性色材と、第1の可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する、第1のインク組成物と、
第2の可食性色材と、前記第1の可食性物質との相互作用によりゲル化又はイオン会合化し得る第2の可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する、第2のインク組成物とを備える、インクジェット用インクセットが用いられる。
また、第1のインク組成物に含まれる第1の可食性物質がアルギン酸ナトリウムである場合は、第2のインク組成物に含まれる第2のカルシウム塩であることが好ましく、第1のインク組成物に含まれる第1の可食性物質がカルシウム塩である場合、第2のインク組成物に含まれる第2の可食性物質がアルギン酸ナトリウムであることが好ましい。
このような前記第1のインク組成物、及び、前記第2のインク組成物中の各成分は、それぞれ、前記第1の固形薬剤の製造方法におけるインクジェットインク組成物と同様のものとすることができる。
本発明においては、第1のインク組成物の付着後、当該第1のインク組成物を乾燥させる乾燥工程を有してもよく、乾燥せずに続けて第2のインク組成物を重ねて付着してもよい。また、第2のインク組成物の付着後、着色部を乾燥させる乾燥工程を有してもよい。
(1)インクセットの調製
昭和化学製アラビアゴム粉末の30質量%水溶液を調製し、これをクチナシ黄色素を含有するニューマインド社製天然可食性インク黄に加え、アラビアゴムを2質量%含有する黄色インク組成物1(粘度:8〜9cP)を調製した。
これとは別に、ベニコウジ色素を含有するニューマインド社製天然可食性インク赤に、ゼライス社製RMゼラチンを添加し、ゼラチンを2質量%含有する赤色インク組成物1(粘度:8〜9cP)を調製した。
上記黄色インク組成物1と、上記赤色インク組成物1を組合わせてインクセット1とした。
ロート製薬社製鼻炎用内服口腔崩壊錠(トウモロコシデンプン、セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、スクラロース等を含み、上記式(1)により得られた空隙率:23%)をバキュームステージで固定し、ベルトコンベアで搬送しながら、ニューマインド社製NE−54HPR高速インクジェットプリンターによりインクジェット印刷を行った。印刷は、600dpi相当となるように搬送速度を調製し、上記黄色インク組成物1、上記赤色インク組成物1の順に、直径0.5mmの円を重ね印刷し、着色部を有する固形薬剤1を得た。
上記実施例1の(2)において、印刷順序を、赤色インク組成物1、黄色インク組成物1の順に変更した以外は、実施例1の(2)と同様にして、着色部を有する固形薬剤2を得た。
(1)インクセットの調製
クチナシ黄色素を含有するニューマインド社製天然可食性インク黄に、純性化学製低粘度アルギン酸ナトリウムを添加し、アルギン酸ナトリウムを2質量%含有する黄色インク組成物2(粘度:10〜12cP)を調製した。
これとは別に、ベニコウジ色素を含有するニューマインド社製天然可食性インク赤に、純性化学製塩化カルシウムを添加し、塩化カルシウムを2質量%含有する赤色インク組成物2(粘度:6〜7cP)を調製した。
上記黄色インク組成物2と、上記赤色インク組成物2を組合わせてインクセット2とした。
上記実施例1の(2)において、黄色インク組成物1、赤色インク組成物1、の代わりに、黄色インク組成物2、赤色インク組成物2にそれぞれ変更した以外は、実施例1の(2)と同様にして、着色部を有する固形薬剤2を得た。
上記実施例1の(2)において、実施例1の(1)で調製した黄色インク組成物1及び赤色インク組成物1の代わりに、それぞれアラビアゴムを含有しない黄色インク組成物と、ゼラチンを含有しない赤色インク組成物に変更した以外は、実施例1の(2)と同様にして、着色部を有する比較固形薬剤1を得た。
(1)比較インクセットの調製
興洋化学社製セラックを水酸化ナトリウムで中和しながら溶解し、セラックの30質量%水溶液を得た。
クチナシ黄色素を含有するニューマインド社製天然可食性インク黄に、及び、ベニコウジ色素を含有するニューマインド社製天然可食性インク赤に、それぞれ前記セラックの30質量%水溶液を添加し、セラックを2質量%含有する比較黄色インク組成物(粘度:25〜30cP)及び比較赤色インク組成物(粘度:25〜30cP)をそれぞれ得た。
上記実施例1の(2)において、黄色インク組成物1、赤色インク組成物1の代わりに、比較黄色インク組成物、比較赤色インク組成物にそれぞれ変更した以外は、実施例1の(2)と同様にして、着色部を有する比較固形薬剤2を得た。
上記実施例1の(2)においてロート製薬社製鼻炎用内服口腔崩壊錠の代わりに、第一三共ヘルスケア社製乗り物酔い用内服口腔崩壊錠(セルロース、トウモロコシデンプン、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、L−フェニルアラニン化合物糖を含み、上記式(1)により得られた空隙率:8%)に変更した以外は、実施例1の(1)と同様にして、着色部を有する固形薬剤4を得た。
上記実施例3の(2)においてロート製薬社製鼻炎用内服口腔崩壊錠の代わりに、第一三共ヘルスケア社製乗り物酔い用内服口腔崩壊錠に変更した以外は、実施例3の(1)と同様にして、着色部を有する固形薬剤5を得た。
実施例1の(1)と同様にして、アラビアゴムを2質量%含有する黄色インク組成物1(粘度:8〜9cP)を調製した。
松屋社製食用ゼラチンカプセルをバキュームステージで固定し、ベルトコンベアで搬送しながら、ニューマインド社製NE−54HPR高速インクジェットプリンターによりインクジェット印刷を行った。印刷は、600dpi相当となるように搬送速度を調製し、上記黄色インク組成物1を、直径0.5mmの円を単色印刷し、着色部を有する固形薬剤6を得た。
上記実施例及び比較例で得られた着色部を有する固形薬剤について、それぞれ、印刷直後と、印刷後2分経過後の着色部の直径の変化を、1/10mm目盛つき15倍拡大鏡を用いて目視で観察した。
(滲み評価基準)
A:滲みが0.05mm未満であった。
B:滲みが0.05mm以上0.1mm未満であった。
C:滲みが0.1mm以上であった。
Claims (15)
- 表面の少なくとも一部に着色部を有する固形薬剤の製造方法であって、
可食性色材と、前記固形薬剤表面又はその近傍に含まれる物質との相互作用によりゲル化又はイオン会合化し得る可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有するインクジェット用インク組成物を、インクジェット法により固形薬剤表面に付着する工程を有する、固形薬剤の製造方法。 - 前記インクジェット用インク組成物の粘度が20cP以下である、請求項1に記載の固形薬剤の製造方法。
- 前記固形薬剤表面又はその近傍に含まれる物質、及び、前記可食性物質のうち、一方がゼラチン及びたんぱく質分解物からなる群より選択される1種以上の化合物であり、他方が酸性基を有する多糖類である、請求項1又は2に記載の固形薬剤の製造方法。
- 前記固形薬剤表面又はその近傍に含まれる物質、及び、前記可食性物質のうち、一方がアルギン酸ナトリウムであり、他方がカルシウム塩である、請求項1又は2に記載の固形薬剤の製造方法。
- 表面の少なくとも一部に着色部を有する固形薬剤の製造方法であって、
第1の可食性色材と、第1の可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する第1のインク組成物を、固形薬剤表面にインクジェット法により付着する工程と、
第2の可食性色材と、前記第1の可食性物質との相互作用によりゲル化又はイオン会合化し得る第2の可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する第2のインク組成物を、前記第1のインク組成物が付着した前記固形薬剤表面に、インクジェット法により付着する工程とを有する、固形薬剤の製造方法。 - 前記第1のインク組成物の粘度、及び、前記第2のインク組成物の粘度が、それぞれ20cP以下である、請求項5に記載の固形薬剤の製造方法。
- 前記第1の可食性物質、及び前記第2の可食性物質のうち、一方がゼラチン及びたんぱく質分解物からなる群より選択される1種以上の化合物であり、他方が酸性基を有する多糖類である、請求項5又は6に記載の固形薬剤の製造方法。
- 前記第1の可食性物質、及び前記第2の可食性物質のうち、一方がアルギン酸ナトリウムであり、他方がカルシウム塩である、請求項5又は6に記載の固形薬剤の製造方法。
- 固形薬剤表面印刷用のインク組成物であって、
可食性色材と、ゼラチン、たんぱく質分解物、酸性基を有する多糖類、アルギン酸ナトリウム、及びカルシウム塩から選択される1種以上を含む可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する、インクジェット用インク組成物。 - 粘度が20cP以下である、請求項9に記載のインクジェット用インク組成物。
- 固形薬剤表面印刷用のインクセットであって、
第1の可食性色材と、第1の可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する、第1のインク組成物と、
第2の可食性色材と、前記第1の可食性物質との相互作用によりゲル化又はイオン会合化し得る第2の可食性物質と、水及び水性溶剤よりなる群から選択される1種以上を含む溶媒とを含有する、第2のインク組成物とを備える、インクジェット用インクセット。 - 前記第1のインク組成物の粘度、及び、前記第2のインク組成物の粘度が、それぞれ20cP以下である、請求項11に記載のインクジェット用インクセット。
- 前記第1の可食性物質、及び前記第2の可食性物質のうち、一方がゼラチン及びたんぱく質分解物からなる群より選択される1種以上の化合物であり、他方が酸性基を有する多糖類である、請求項11又は12に記載のインクジェット用インクセット。
- 前記第1の可食性物質、及び前記第2の可食性物質のうち、一方がアルギン酸ナトリウムであり、他方がカルシウム塩である、請求項11又は12に記載のインクジェットインクセット。
- 表面の少なくとも一部に、
アルギン酸ナトリウムのゲル化物、又は、ゼラチン及びたんぱく質分解物からなる群より選択される1種以上の化合物と酸性基を有する多糖類との会合体と、
可食性色材とを含有する着色部を備える、固形薬剤。
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