JP2016178281A - 太陽電池および太陽電池の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光利用効率を向上させる太陽電池およびその製造方法を提供する。
【解決手段】太陽電池1は、透光性の基板100と基板100の光出射面102に配置される光電変換素子400と、基板100の光入射面101であって基板100を挟んで光電変換素子400と対向する位置に配置される導光部材300とを備える。また、太陽電池1は、透光性の基板100の光入射面101に第1の親水性領域を形成し、導光部材300を第1の親水性領域に配置し、基板100の光出射面102に第2の親水性領域を形成し、光電変換素子400を第2の親水性領域に配置することにより作製される。
【選択図】図1
【解決手段】太陽電池1は、透光性の基板100と基板100の光出射面102に配置される光電変換素子400と、基板100の光入射面101であって基板100を挟んで光電変換素子400と対向する位置に配置される導光部材300とを備える。また、太陽電池1は、透光性の基板100の光入射面101に第1の親水性領域を形成し、導光部材300を第1の親水性領域に配置し、基板100の光出射面102に第2の親水性領域を形成し、光電変換素子400を第2の親水性領域に配置することにより作製される。
【選択図】図1
Description
本開示は、太陽電池および太陽電池の製造方法に関する。
特許文献1は、集光レンズと光電変換素子を一体にした集光型太陽電池を開示する。
上記集光型太陽電池は、光電変換素子および集光レンズを具備する。集光レンズは、太陽光を通過させて集束する。集束された太陽光は、光電変換素子に照射される。そして、光電変換素子は、照射された太陽光の光エネルギーを変換して、電力を発生させる。
本開示は、光の利用効率を向上させる太陽電池および太陽電池の製造方法を提供する。
つまり、本開示の太陽電池は、透光性の基板と、基板の光出射面に配置される光電変換素子と、基板の光入射面であって基板を挟んで光電変換素子と対向する位置に配置される導光部材と、を備える。
また、本開示の太陽電池の製造方法は、透光性の基板の光入射面に第1の親水性領域を形成し、導光部材を第1の親水性領域内に配置し、基板の光出射面に第2の親水性領域を形成し、光電変換素子を第2の親水性領域に配置する。
本開示における太陽電池および太陽電池の製造方法は、高い光の利用効率を得るのに有効である。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
図面においては、本開示の理解を促進するため、ハッチングを省略する場合がある。
(実施の形態)
[1.太陽電池の構成]
以下に、本実施の形態の太陽電池の構成について、図1を用いて説明する。
[1.太陽電池の構成]
以下に、本実施の形態の太陽電池の構成について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における太陽電池の構成を示す概略構成図である。
図1に示すように、太陽電池1は、ガラス基板などの透光性を有する基板100と、光電変換素子400と、導光部材300などを備える。さらに、集光レンズ810や、回路基板700などを備えてもよい。
基板100は、光電変換素子400および導光部材300を支持する。また、基板100の表面には、後述する撥水性領域120が設けられる。なお、基板100は、太陽光が透過できる材料であればよく、ガラス以外の透光性材料であってもよい。
導光部材300は、例えば逆四角錐台形状で形成され、集光レンズ810の出射光を光電変換素子400に効率良く入射させる光学素子を構成する。導光部材300は、例えばロッドインテグレータやマイクロレンズまたはそれらの組み合わせからなる。
集光レンズ810および導光部材300は、例えばガラスまたは樹脂などで構成される。具体的には、太陽光発電モジュールなどに使用されるガラス、耐候性グレードのポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネートなどである。また、集光レンズ810および導光部材300は、上記材料を複数の層で構成としてもよい。なお、集光レンズ810および導光部材300は、上記の材料以外でも、太陽光を透過する性質を有する物質であれば、特に限定されない。
さらに、集光レンズ810、導光部材300およびその他の部材は、構成する材料の中に、適切な紫外線吸収剤を添加してもよい。これにより、各部材の紫外線による劣化を防ぐことができる。
また、導光部材300の表面に適切な反射防止膜を設けてもよい。これにより、光電変換素子400の感度波長領域における、導光部材300の光反射率を低減できる。なお、反射防止膜の一例としては、例えば酸化シリコン、窒化シリコン、フッ化マグネシウムなどの無機膜、またはこれらの積層の複合膜が挙げられる。
さらに、導光部材300の表面に、例えば紫外線反射膜や赤外線反射膜などを設けてもよい。これにより、導光部材300で、感度波長領域以外の波長を有する光を反射できる。
集光レンズ810は、光入射面810a側から入射する、例えば太陽光などの光を集光して、導光部材300に照射する。なお、集光レンズ810の大きさは、使用する導光部材300の大きさや焦点距離などに応じて、適切に決定される。
光電変換素子400は、導光部材300および基板100を介して、入射する光エネルギーを変換して電力を発生させる。光電変換素子400としては、例えばSi、GaAs、InGaP、AlInGaAs、AlGaAs、InGaAs、InGaAsN、Ge、CuInGaSe、CdTeのいずれか一つ、もしくはこれらを組み合わせた半導体材料を用いることができる。つまり、IV族半導体、III−V族化合物半導体、II−VI族化合物半導体などの無機材料を適用して、光電変換素子400を高倍率集光用として構成することが可能となる。さらに、光電変換素子400は、単一接合型セルや多接合型セルなど種々の形態の構造を適用することが可能である。なお、本実施の形態において、光電変換素子400の材料の例は、GaAsである。
以下に、本実施の形態の太陽電池1を構成する光電変換素子400の構造について、図1を参照しながら、図12を用いて説明する。
図12は、同実施の形態の光電変換素子400の概略断面図である。
図12に示すように、光電変換素子400は、発電層401、第一の電極402、第二の電極403、第一の金属めっき404、第二の金属めっき405、絶縁膜406、接続電極407などから構成される。光電変換素子400は、第一の金属めっき404および第二の金属めっき405と接続された第一の電極402および第二の電極403が、図1に示す半田などの導電性材料415を介して、回路基板700の第一の配線413や第二の配線414と接続される。このとき、図1に示す集光レンズ810は、太陽光を効率良く光電変換素子400に入射させる光学素子を構成する。なお、発電層401は、上述した半導体材料などで形成される。
以下に、本実施の形態の太陽電池1を構成する基板100について、図2および図3を用いて説明する。
図2は、同実施の形態の基板を示す斜視図である。図3は、同実施の形態の基板の光入射面側を示す斜視図である。
図3に示すように、基板100は、一方の面を構成する光入射面101に第1の親水性領域110aおよび第1の撥水性領域120aを具備する。一方、図1に示す基板100の他方の面を構成する光出射面102にも、同様に、第2の親水性領域110bと第2の撥水性領域120bを具備する。そして、第1の親水性領域110aおよび第2の親水性領域110bは、それぞれ第1の撥水性領域120aおよび第2の撥水性領域120bで囲まれている。なお、基板100において、第1の親水性領域110aおよび第2の親水性領域110bを区別しない場合は、単に、「親水性領域110」と記載する。同様に、第1の撥水性領域120aおよび第2の撥水性領域120bを区別しない場合は、単に、「撥水性領域120」と記載して説明する。
[2.製造方法]
以下に、本実施の形態の太陽電池の製造方法について、各ステップに分けて、詳細に説明する。
以下に、本実施の形態の太陽電池の製造方法について、各ステップに分けて、詳細に説明する。
[2−1.集光レンズと基板の位置合わせ]
<ステップA>
まず、集光レンズ810と基板100の相対位置を決める位置合わせステップAについて、図4Aから図4Cを用いて、ステップA1およびステップA2で説明する。
<ステップA>
まず、集光レンズ810と基板100の相対位置を決める位置合わせステップAについて、図4Aから図4Cを用いて、ステップA1およびステップA2で説明する。
<ステップA1>
図4Aに示すように、集光レンズ810と基板100を用意する。集光レンズ810は、太陽光などが入射する光入射面810a側が、凸面で形成されている。一方、集光レンズ810の光出射面810bには、基板100との間隔を一定に保つためのスペーサ820が配置されている。
図4Aに示すように、集光レンズ810と基板100を用意する。集光レンズ810は、太陽光などが入射する光入射面810a側が、凸面で形成されている。一方、集光レンズ810の光出射面810bには、基板100との間隔を一定に保つためのスペーサ820が配置されている。
基板100は、集光レンズ810の光出射面810bと対向する光入射面101の角部が削られて角面103が形成されている。
<ステップA2>
つぎに、図4Bに示すように、基板100の角面103に、例えばシリコンエマルジョンなどの離型剤811を塗布する。そして、集光レンズ810の光出射面810bと基板100の光入射面101を、スペーサ820を介して対向させて配置する。
つぎに、図4Bに示すように、基板100の角面103に、例えばシリコンエマルジョンなどの離型剤811を塗布する。そして、集光レンズ810の光出射面810bと基板100の光入射面101を、スペーサ820を介して対向させて配置する。
つぎに、集光レンズ810と離型剤811を塗布した基板100の角面103との間に、例えばエポキシパテ830を充填する。充填されたエポキシパテ830は、一定時間が経過すると硬化する。
そして、図4Cに示すように、集光レンズ810と基板100を、一旦剥離する。エポキシパテ830により、集光レンズ810と基板100との相対位置が固定される。その結果、後述するステップにおいて、集光レンズ810と基板100との位置合わせが容易になるとともに、位置ズレを防止できる。
[2−2.導光部材の配置]
[2−2−1.第1の親水性領域および第1の撥水性領域の形成]
まず、基板100の光入射面101に、第1の親水性領域110aと第1の撥水性領域120aを作製するステップB1からステップB8について、図5Aから図6Eを参照しながら、詳細に説明する。
[2−2−1.第1の親水性領域および第1の撥水性領域の形成]
まず、基板100の光入射面101に、第1の親水性領域110aと第1の撥水性領域120aを作製するステップB1からステップB8について、図5Aから図6Eを参照しながら、詳細に説明する。
図5Aから図6Eは、同実施の形態の基板の作製方法を示す図である。
具体的には、基板100の光入射面101に、第1の親水性領域110aと第1の撥水性領域120aを作製するステップB1からステップB8の断面図である。これにより、基板100の光入射面101に、第1の親水性領域110aと、第1の親水性領域110aを囲む第1の撥水性領域120aが形成される。
<ステップB1>
図5Aに示すように、まず、ガラス基板などの透光性を有する基板100を用意する。
図5Aに示すように、まず、ガラス基板などの透光性を有する基板100を用意する。
つぎに、アルキルトリクロロシラン、または、アルキルトリアルコキシシランが溶解した溶液中に、基板100を浸漬する。これにより、基板100の表面全体が、アルキルシラン系化合物により被覆され、図5Bに示すアルキルシラン膜801が形成される。なお、アルキルトリクロロシランの例は、オクチルトリクロロシランである。アルキルトリアルコキシシランの例は、オクチルトリメトキシシランまたはオクチルトリエトキシシランである。
<ステップB2>
つぎに、図5Cに示すように、基板100の光入射面101を被覆するアルキルシラン膜801を除去する。アルキルシラン膜801の除去は、酸素雰囲気下におけるプラズマ処理により行われる。これにより、基板100の一方の面が、光入射面101として露出する。
つぎに、図5Cに示すように、基板100の光入射面101を被覆するアルキルシラン膜801を除去する。アルキルシラン膜801の除去は、酸素雰囲気下におけるプラズマ処理により行われる。これにより、基板100の一方の面が、光入射面101として露出する。
<ステップB3>
つぎに、フルオロアルキルトリクロロシラン、または、フルオロアルキルトリアルコキシシランが溶解した溶液中に、光入射面101が露出した基板100を浸漬する。なお、フルオロアルキルトリクロロシランの例は、ヘプタデカフルオロオクチルエチルトリクロロシランである。フルオロアルキルトリアルコキシシランの例は、ヘプタデカフルオロオクチルエチルトリメトキシシランまたは、ヘプタデカフルオロオクチルエチルトリエトキシシランである。これにより、図5Dに示すように、基板100の光入射面101は、フルオロアルキルシラン膜802により被覆される。
つぎに、フルオロアルキルトリクロロシラン、または、フルオロアルキルトリアルコキシシランが溶解した溶液中に、光入射面101が露出した基板100を浸漬する。なお、フルオロアルキルトリクロロシランの例は、ヘプタデカフルオロオクチルエチルトリクロロシランである。フルオロアルキルトリアルコキシシランの例は、ヘプタデカフルオロオクチルエチルトリメトキシシランまたは、ヘプタデカフルオロオクチルエチルトリエトキシシランである。これにより、図5Dに示すように、基板100の光入射面101は、フルオロアルキルシラン膜802により被覆される。
このとき、基板100の光出射面102を含む光入射面101以外の面は、フルオロアルキルシラン膜802により被覆されない。これは、基板100の光出射面102などの面は、アルキルシラン膜801により被覆されているためである(ステップB2参照)。つまり、アルキルシラン膜801で被覆された基板100には、フルオロアルキルシラン系化合物と反応できる活性水素が存在しないために、フルオロアルキルシラン膜802が形成されない。
<ステップB4>
つぎに、アミノアルキルシラン系化合物が溶解した溶液中に、図5Dに示す状態の基板100を浸漬する。これにより、基板100のフルオロアルキルシラン膜802上に、親水性を有するアミノアルキルシラン膜803が形成される。なお、アミノアルキルシランの例は、アミノプロピルトリエトキシシランまたは、アミノプロピルトリメトキシシランである。その結果、図5Eに示すように、基板100の表面のうち、フルオロアルキルシラン膜802で被覆されている光入射面101だけが親水性となる。
つぎに、アミノアルキルシラン系化合物が溶解した溶液中に、図5Dに示す状態の基板100を浸漬する。これにより、基板100のフルオロアルキルシラン膜802上に、親水性を有するアミノアルキルシラン膜803が形成される。なお、アミノアルキルシランの例は、アミノプロピルトリエトキシシランまたは、アミノプロピルトリメトキシシランである。その結果、図5Eに示すように、基板100の表面のうち、フルオロアルキルシラン膜802で被覆されている光入射面101だけが親水性となる。
一方、アルキルシラン系化合物からなるアルキルシラン膜801で被覆されている基板100の光出射面102などの面は、親水化されない。つまり、フルオロアルキルシラン膜802で被覆されている光入射面101のみが、フルオロアルキルシラン膜802により親水化される。
以上により、基板100の光入射面101だけに、アミノアルキルシラン膜803が、さらに形成される。つまり、基板100の光入射面101は、フルオロアルキルシラン膜802およびアミノアルキルシラン膜803の積層膜が形成される。これにより、フルオロアルキルシラン膜802は、基板100およびアミノアルキルシラン膜803の間に挟まれて形成される。
そして、後述するステップB5において、アミノアルキルシラン膜803は、基板100の光入射面101側に、ポジ型のフォトレジストを均一に塗布することが可能にする効果を付与する。さらに、基板100の光出射面102側などの面は、アルキルシラン膜801の被覆により撥水性が維持される。そのため、基板100の光出射面102側などの面に、ポジ型のフォトレジストが付着しないという効果も付与される。
<ステップB5>
つぎに、図6Aに示すように、基板100の光入射面101側のアミノアルキルシラン膜803上に、例えばノボラック樹脂などのポジ型のフォトレジストを塗布してフォトレジスト層804を形成する。
つぎに、図6Aに示すように、基板100の光入射面101側のアミノアルキルシラン膜803上に、例えばノボラック樹脂などのポジ型のフォトレジストを塗布してフォトレジスト層804を形成する。
<ステップB6>
つぎに、図6Bに示すように、集光レンズ810を、基板100の光入射面101側に、再度配置する。なお、図6Bでは、集光レンズ810および基板100を模式的に示している。つまり、実際には、図4Bのように、基板100の角面103を利用して、スペーサ820を有する集光レンズ810が、精度よく配置される。
つぎに、図6Bに示すように、集光レンズ810を、基板100の光入射面101側に、再度配置する。なお、図6Bでは、集光レンズ810および基板100を模式的に示している。つまり、実際には、図4Bのように、基板100の角面103を利用して、スペーサ820を有する集光レンズ810が、精度よく配置される。
そして、集光レンズ810の光入射面810a側から、例えば紫外波長域の略平行光805(平行光を含む)を入射させる。入射した略平行光805は、平面視において、例えば四角形状の集光レンズ810によって集束される。集束された略平行光805は、ポジ型のフォトレジスト層804上に照射される。これにより、集光レンズ810の焦点付近を被覆する基板100上のポジ型のフォトレジスト層804が、例えば矩形形状に感光される。
つぎに、図6Cに示すように、有機アミンを含有するフォトレジスト現像液に浸漬して、感光したポジ型のフォトレジスト層804を除去し、開口部804aを形成する。これにより、図3に示す、第1の親水性領域110aに相当する矩形形状の複数の領域が、集光レンズ810の焦点付近と一致した領域に形成される。
<ステップB7>
つぎに、図6Dに示すように、ステップB6で除去したポジ型のフォトレジスト層804の開口部804a内で、基板100の光入射面101を被覆するアミノアルキルシラン膜803およびフルオロアルキルシラン膜802を除去する。具体的には、アミノアルキルシラン膜803およびフルオロアルキルシラン膜802を、酸素雰囲気下におけるプラズマ処理により除去する。これにより、基板100の光入射面101が、ポジ型のフォトレジスト層804の開口部804aの形状で露出する。
つぎに、図6Dに示すように、ステップB6で除去したポジ型のフォトレジスト層804の開口部804a内で、基板100の光入射面101を被覆するアミノアルキルシラン膜803およびフルオロアルキルシラン膜802を除去する。具体的には、アミノアルキルシラン膜803およびフルオロアルキルシラン膜802を、酸素雰囲気下におけるプラズマ処理により除去する。これにより、基板100の光入射面101が、ポジ型のフォトレジスト層804の開口部804aの形状で露出する。
<ステップB8>
つぎに、図6Eに示すように、アセトンまたはN−メチルピロリドンを用いて、被覆する全てのポジ型のフォトレジスト層804を除去する。さらに、フルオロアルキルシラン膜802に積層されたアミノアルキルシラン膜803は、例えば酸素雰囲気下におけるプラズマ処理により除去する。
つぎに、図6Eに示すように、アセトンまたはN−メチルピロリドンを用いて、被覆する全てのポジ型のフォトレジスト層804を除去する。さらに、フルオロアルキルシラン膜802に積層されたアミノアルキルシラン膜803は、例えば酸素雰囲気下におけるプラズマ処理により除去する。
以上のステップB1からステップB8の処理により、集光レンズ810の焦点または焦点付近に、フルオロアルキルシラン膜802に囲まれた第1の親水性領域110aが形成される。そして、フルオロアルキルシラン膜802は、第1の撥水性領域120aとして機能する。
以下に、上記感光処理により形成された第1の親水性領域110aについて、詳細に説明する。
まず、第1の親水性領域110aの接着剤に対する濡れ性は、第1の撥水性領域120aの接着剤に対する濡れ性よりも高い。
また、第1の親水性領域110aの形状は、第1の親水性領域110aに配置する導光部材300の形状に依存して決定される。上記では、矩形形状を例に説明したが、これに限られない。第1の親水性領域110aの形状は、導光部材300の形状に合わせて、例えば三角形、四角形、六角形のような多角形、円形、楕円形などの形状で形成してもよい。
さらに、第1の親水性領域110aは、配置される導光部材300の面(すなわち、基板100に配置された状態で基板100と対向する導光部材300の面)の形状と同一の形状を有することが好ましい。なお、「同一の形状」とは、第1の親水性領域110aの形状および配置される導光部材300の面が、数学的概念における合同または相似関係にあることを意味する。
ここで、基板100に配置される導光部材300の基板100に貼り付けられる面の表面積を、S1と定義する。そして、1つの第1の親水性領域110aの面積を、S2と定義する。この場合、S2/S1の値は、0.64以上1.44以下が好ましい。S2/S1の値が0.64よりも小さい場合、導光部材300を第1の親水性領域110aに貼り付ける際の接着剤の量が、著しく少なくなる。そのため、導光部材300の位置精度が、悪くなり得る。一方、S2/S1の値が1.44よりも大きい場合、導光部材300を第1の親水性領域110aに貼り付ける際の接着剤の量が、著しく多くなる。そのため、上記と同様に、導光部材300の位置精度が、悪くなり得る。
また、第1の親水性領域110aの形状は、平面視の四角形状の集光レンズ810で決定される。なお、略平行光805を照射する露光光源と基板100との間に遮光フィルターを配設する場合、遮光フィルターの形状により、決定される。
さらに、第1の親水性領域110aの面積は、ポジ型のフォトレジスト層804を露光する露光光源と基板100との間の距離、および略平行光805の積算露光量により決定される。
上記の条件は、後述する光電変換素子400を配置する第2の親水性領域110bを形成する時と、異なっても、同じでもよい。
なお、上記ではポジ型のフォトレジスト層804を露光して第1の親水性領域110aを形成する例で説明したが、これに限られない。例えば、インクジェット法、スクリーンプリント法、凸版印刷法、凹版印刷法、またはマイクロコンタクトプリント法などを用いて、複数の第1の親水性領域110aを囲む第1の撥水性領域120aを形成してもよい。
[2−2−2.接着剤の塗布]
つぎに、図7Aと図7Bを用いて、第1の親水性領域110aに接着剤を塗布するステップCについて、説明する。
つぎに、図7Aと図7Bを用いて、第1の親水性領域110aに接着剤を塗布するステップCについて、説明する。
<ステップC>
図7Aおよび図7Bは、同実施の形態の導光部材を配置する第1の親水性領域への接着剤の塗布方法を説明する模式斜視図である。図7Aは、複数の第1の親水性領域110aが形成された第1の撥水性領域120aを有する基板100を示す。図7Bは、接着剤200を基板100に塗布するときの構成および動作を模式的に示す。
図7Aおよび図7Bは、同実施の形態の導光部材を配置する第1の親水性領域への接着剤の塗布方法を説明する模式斜視図である。図7Aは、複数の第1の親水性領域110aが形成された第1の撥水性領域120aを有する基板100を示す。図7Bは、接着剤200を基板100に塗布するときの構成および動作を模式的に示す。
具体的には、ステップCは、導光部材300と基板100とを接着する接着剤200を、基板100の光入射面101側の第1の親水性領域110aに塗布するステップである。
まず、図7Aに示すように、上記で説明した各ステップにより、基板100の光入射面101側に、複数の第1の親水性領域110aが形成された第1の撥水性領域120aが形成される。
このとき、図7Bに示すように、例えばスキージ510を用いて、接着剤200を塗布する。
具体的には、基板100の光入射面101側の面上に、例えば水などを主成分とする親水性の接着剤200を塗布する。そして、塗布された接着剤200を、スキージ510の移動とともに、第1の親水性領域110a内に配置する。なお、図7B中に示す接着剤211は、第1の親水性領域110a内に配置された状態の接着剤200を示す。
このとき、第1の撥水性領域120aは、第1の親水性領域110aを囲むように形成されている。そのため、第1の親水性領域110a内に配置された親水性の接着剤200は、第1の撥水性領域120a上に、はみ出さない。
なお、図7Bに示すステップCでは、スキージ510が移動し、基板100が移動しない構成で説明したが、これに限られない。例えば、スキージ510が移動せず、基板100が移動する構成でもよい。また、スキージ510と基板100の両方が相対的に移動する構成でもよい。そこで、本明細書においては、上記をまとめて「相対的移動」と表現する。すなわち、「スキージが基板上を相対的に移動する」とは、(A)スキージ510が移動するが基板100は移動しない、(B)スキージ510は移動しないが基板100が移動する、さらに(C)スキージ510および基板100の両方が移動する、(A)から(C)の3態様のいずれをも含むことを意味する。
また、ステップCにおいて、基板100の一端に接着剤200を配置した後、一端側が上方となるように基板100を傾ける。そして、傾斜に沿って下方に向かって流れる接着剤200を、順に、第1の親水性領域110aに流し込んで配置する構成でもよい。この場合、特に、スキージ510を用いても、用いなくてもよい。
また、接着剤を塗布する方法として、スキージ510と基板100との相対的移動ではなく、ディスペンサなどを用いて、第1の親水性領域110aに個別に塗布してもよい。
[2−2−3.導光部材の実装]
<ステップD>
つぎに、導光部材300を実装するステップDについて、図8Aを用いて説明する。
<ステップD>
つぎに、導光部材300を実装するステップDについて、図8Aを用いて説明する。
図8Aは、同実施の形態の導光部材の配置方法を説明する、ステップDを模式的に示す斜視図である。
図8Aに示すように、複数の第1の親水性領域110a内に塗布された接着剤211上に、搭載装置310などを用いて、例えば逆四角錐台形状の導光部材300を配置する。なお、搭載装置310は、公知のFA(Factory Automation)機器を用いることができる。
このとき、配置された導光部材300には、接着剤211の界面張力(表面張力)が働く。これにより、導光部材300は、第1の親水性領域110aに配置された接着剤211の中央に移動する。その結果、導光部材300は、接着剤211によるセルフアライメント効果により、第1の親水性領域110aの中央の位置に配置される。
[2−2−4.導光部材の固着]
<(ステップE>
つぎに、導光部材300を固着するステップEについて、図8Bを用いて説明する。
<(ステップE>
つぎに、導光部材300を固着するステップEについて、図8Bを用いて説明する。
図8Bに示すように、基板100に接着剤211を介して配置された導光部材300は、接着剤211の硬化により、第1の親水性領域110a内に固定配置される。なお、接着剤211は、例えば紫外線硬化、熱硬化および自然硬化などの周知の硬化方法から選択される適切な硬化方法により硬化される。
以上で説明した各ステップにより、集光レンズ810の焦点または焦点付近に形成された第1の親水性領域110a内に、導光部材300を正確に配置できる(図9A参照)。
[2−3.光電変換素子の配置]
つぎに、導光部材300を接着した基板100の光出射面102側に光電変換素子400を配置するステップについて、図9Aから図10Eを用いて説明する。
つぎに、導光部材300を接着した基板100の光出射面102側に光電変換素子400を配置するステップについて、図9Aから図10Eを用いて説明する。
図9Aから図10Eは、同実施の形態の基板の光出射面に第2の親水性領域を形成する方法を示す断面図である。
[2−3−1.第2の親水性領域および第2の撥水性領域の形成]
<ステップF1>
図9Aに示すように、まず、上述の各ステップにより導光部材300を接着した基板100を用意する。
<ステップF1>
図9Aに示すように、まず、上述の各ステップにより導光部材300を接着した基板100を用意する。
つぎに、アルキルトリクロロシラン、または、アルキルトリアルコキシシランが溶解した溶液中に、上記状態を有する基板100を浸漬する。これにより、図9Bに示すように、撥水性を有するフルオロアルキルシラン膜802で被覆された以外の、基板100の表面全体に、アルキルシラン膜801が形成される。なお、アルキルトリクロロシランの例は、オクチルトリクロロシランである。アルキルトリアルコキシシランの例は、オクチルトリメトキシシランまたはオクチルトリエトキシシランである。
<ステップF2>
つぎに、図9Cに示すように、基板100の光出射面102を被覆するアルキルシラン膜801を除去する。アルキルシラン膜801の除去は、酸素雰囲気下におけるプラズマ処理により行われる。これにより、基板100の光出射面102が露出する。
つぎに、図9Cに示すように、基板100の光出射面102を被覆するアルキルシラン膜801を除去する。アルキルシラン膜801の除去は、酸素雰囲気下におけるプラズマ処理により行われる。これにより、基板100の光出射面102が露出する。
<ステップF3>
つぎに、フルオロアルキルトリクロロシラン、または、フルオロアルキルトリアルコキシシランが溶解した溶液中に、上記光出射面102が露出した基板100を浸漬する。なお、フルオロアルキルトリクロロシランの例は、ヘプタデカフルオロオクチルエチルトリクロロシランである。フルオロアルキルトリアルコキシシランの例は、ヘプタデカフルオロオクチルエチルトリメトキシシランまたは、ヘプタデカフルオロオクチルエチルトリエトキシシランである。これにより、図9Dに示すように、基板100の光出射面102は、フルオロアルキルシラン膜802により被覆される。
つぎに、フルオロアルキルトリクロロシラン、または、フルオロアルキルトリアルコキシシランが溶解した溶液中に、上記光出射面102が露出した基板100を浸漬する。なお、フルオロアルキルトリクロロシランの例は、ヘプタデカフルオロオクチルエチルトリクロロシランである。フルオロアルキルトリアルコキシシランの例は、ヘプタデカフルオロオクチルエチルトリメトキシシランまたは、ヘプタデカフルオロオクチルエチルトリエトキシシランである。これにより、図9Dに示すように、基板100の光出射面102は、フルオロアルキルシラン膜802により被覆される。
このとき、基板100の光入射面101を含む光出射面102以外の面は、フルオロアルキルシラン膜802により被覆されない。これは、基板100の光入射面101などの面は、アルキルシラン膜801により被覆されているためである(ステップF2参照)。つまり、アルキルシラン膜801で被覆された基板100には、フルオロアルキルシラン系化合物と反応できる活性水素が存在しないために、フルオロアルキルシラン膜802が形成されない。
<ステップF4>
つぎに、アミノアルキルシラン系化合物が溶解した溶液中に、図9Dに示す状態の基板100を浸漬して、アミノアルキルシラン膜803を形成する。なお、アミノアルキルシランの例は、アミノプロピルトリエトキシシランまたは、アミノプロピルトリメトキシシランである。これにより、図9Eに示すように、フルオロアルキルシラン膜802で被覆されている基板100の光出射面102だけが親水性となる。
つぎに、アミノアルキルシラン系化合物が溶解した溶液中に、図9Dに示す状態の基板100を浸漬して、アミノアルキルシラン膜803を形成する。なお、アミノアルキルシランの例は、アミノプロピルトリエトキシシランまたは、アミノプロピルトリメトキシシランである。これにより、図9Eに示すように、フルオロアルキルシラン膜802で被覆されている基板100の光出射面102だけが親水性となる。
一方、アルキルシラン系化合物からなるアルキルシラン膜801で被覆されている基板100の光入射面101などの面は、親水化されない。つまり、フルオロアルキルシラン膜802で被覆されている光出射面102のみが、フルオロアルキルシラン膜802により親水化される。
これにより、後述するステップF5において、アミノアルキルシラン膜803は、基板100の光出射面102側に、ポジ型のフォトレジストを均一に塗布することが可能にする効果を付与する。さらに、基板100の光入射面101側などの面は、アルキルシラン膜801の被覆により撥水性が維持される。そのため、基板100の光入射面101側などの面に、ポジ型のフォトレジストが付着しないという効果も付与される。
<ステップF5>
つぎに、図10Aに示すように、基板100の光出射面102側のアミノアルキルシラン膜803上に、例えばノボラック樹脂などのポジ型のフォトレジストを塗布してフォトレジスト層804を形成する。
つぎに、図10Aに示すように、基板100の光出射面102側のアミノアルキルシラン膜803上に、例えばノボラック樹脂などのポジ型のフォトレジストを塗布してフォトレジスト層804を形成する。
<ステップF6>
つぎに、図10Bに示すように、集光レンズ810を、基板100の光入射面101側に、再度配置する。なお、図10Bでは、集光レンズ810および基板100を模式的に示している。つまり、実際には、図4Bのように、基板100の角面103を利用して、スペーサ820を有する集光レンズ810が、精度よく配置される。
つぎに、図10Bに示すように、集光レンズ810を、基板100の光入射面101側に、再度配置する。なお、図10Bでは、集光レンズ810および基板100を模式的に示している。つまり、実際には、図4Bのように、基板100の角面103を利用して、スペーサ820を有する集光レンズ810が、精度よく配置される。
そして、集光レンズ810の光入射面810a側から、例えば紫外波長域の略平行光805(平行光を含む)を入射させる。入射した略平行光805は、集光レンズ810によって集束される。集束された略平行光805は、導光部材300内を屈折しながら通過し、基板100の光入射面101と対向する導光部材300の面から、出射される。出射された光は、基板100内を通過し、基板100の光出射面102側のポジ型のフォトレジスト層804上に照射される。これにより、集光レンズ810および導光部材300を介して集光される集光点または集光点付近を被覆する基板100のポジ型のフォトレジスト層804を、例えば矩形形状に感光する。
つぎに、図10Cに示すように、有機アミンを含有するフォトレジスト現像液によって、感光したポジ型のフォトレジスト層804を除去し、開口部804bを形成する。これにより、図1に示す第2の親水性領域110bに相当する矩形形状の複数の領域が、集光レンズ810と導光部材300によって形成された集光点または集光点付近と一致した領域に形成される。このとき、集光レンズ810、導光部材300および基板100の位置関係が、図1に示す太陽電池1と同じであることが望ましい。
<ステップ(F7)>
つぎに、図10Dに示すように、ステップF6で除去したポジ型のフォトレジスト層804の開口部804b内で、基板100の光出射面102を被覆するアミノアルキルシラン膜803およびフルオロアルキルシラン膜802を除去する。具体的には、アミノアルキルシラン膜803およびフルオロアルキルシラン膜802を、酸素雰囲気下におけるプラズマ処理により除去する。これにより、基板100の光出射面102が、ポジ型のフォトレジスト層804の開口部804bの形状で露出する。
つぎに、図10Dに示すように、ステップF6で除去したポジ型のフォトレジスト層804の開口部804b内で、基板100の光出射面102を被覆するアミノアルキルシラン膜803およびフルオロアルキルシラン膜802を除去する。具体的には、アミノアルキルシラン膜803およびフルオロアルキルシラン膜802を、酸素雰囲気下におけるプラズマ処理により除去する。これにより、基板100の光出射面102が、ポジ型のフォトレジスト層804の開口部804bの形状で露出する。
<ステップF8>
つぎに、図10Eに示すように、アセトンまたはN−メチルピロリドンを用いて、被覆する全てのポジ型のフォトレジスト層804を除去する。さらに、フルオロアルキルシラン膜802に積層されたアミノアルキルシラン膜803は、例えば酸素雰囲気下におけるプラズマ処理により除去する。
つぎに、図10Eに示すように、アセトンまたはN−メチルピロリドンを用いて、被覆する全てのポジ型のフォトレジスト層804を除去する。さらに、フルオロアルキルシラン膜802に積層されたアミノアルキルシラン膜803は、例えば酸素雰囲気下におけるプラズマ処理により除去する。
以上のステップF1からステップF8の処理により、導光部材300を介した集光レンズ810の集光点または集光点付近に、フルオロアルキルシラン膜802に囲まれた第2の親水性領域110bが形成される。そして、フルオロアルキルシラン膜802は、第2の撥水性領域120bとして機能する。
この場合、光電変換素子400を配置するステップFで形成された第2の親水性領域110bの面積は、導光部材300を配置するステップBで形成された第1の親水性領域110aの面積よりも大きくなる。この理由は、まず、第2の親水性領域110bを形成するときのフォトレジスト層804から集光レンズ810までの第2の距離が、第1の親水性領域110aを形成するフォトレジスト層804から集光レンズ810までの第1の距離とは、異なる。具体的には、ステップFにおけるポジ型のフォトレジストの感光処理は、基板100内を透過した光で行われるため、フォトレジスト層804から集光レンズ810までの第2の距離が長くなる。これにより、基板100の光入射面101に入射した光は、基板100を透過する際に、光束が広がる。その結果、第2の親水性領域110bの面積は、第1の親水性領域110aの面積より大きくなる。
[2−3−2.接着剤の塗布]
<ステップG>
つぎに、ステップGにおいて、図7Aおよび図7Bで説明したステップCと、同様に、第2の親水性領域110b内に接着剤211を塗布して充填する。なお、詳細な説明は、ステップCと同様であるので、省略する。
<ステップG>
つぎに、ステップGにおいて、図7Aおよび図7Bで説明したステップCと、同様に、第2の親水性領域110b内に接着剤211を塗布して充填する。なお、詳細な説明は、ステップCと同様であるので、省略する。
[2−3−3.光電変換素子の実装]
<ステップH>
つぎに、光電変換素子400の実装方法について、図11Aを用いて説明する。
<ステップH>
つぎに、光電変換素子400の実装方法について、図11Aを用いて説明する。
図11Aは、同実施の形態の光電変換素子の配置方法を説明する、ステップHを模式的に示す斜視図である。
図11Aに示すように、複数の第2の親水性領域110b内に塗布された接着剤211上に、例えば搭載装置320を用いて、光電変換素子400を配置する。
このとき、配置された光電変換素子400には、接着剤211の界面張力(表面張力)が働く。これにより、光電変換素子400は、第2の親水性領域110bに配置された接着剤211の中央に移動する。その結果、光電変換素子400は、接着剤211によるセルフアライメント効果により、第2の親水性領域110bの中央の位置に配置される。
[2−3−4.光電変換素子の固着]
<ステップI>
最後に、光電変換素子を固着するステップIについて、図11Bを用いて説明する。
<ステップI>
最後に、光電変換素子を固着するステップIについて、図11Bを用いて説明する。
図11Bに示すように、ステップEの説明と同様に、基板100に接着剤211を介して配置された光電変換素子400は、接着剤211の硬化により、第2の親水性領域110b内に固定配置される。
[3.効果]
上記実施の形態に係る太陽電池1は、透光性の基板100と、基板100の光出射面102に配置される光電変換素子400と、基板100の光入射面であって基板100を挟んで光電変換素子400と対向する位置に配置される導光部材300とを備える。この構成により、太陽電池1は、入射する太陽光を効率的に光電変換素子400に導くことができ、光利用効率の向上させることができる。
上記実施の形態に係る太陽電池1は、透光性の基板100と、基板100の光出射面102に配置される光電変換素子400と、基板100の光入射面であって基板100を挟んで光電変換素子400と対向する位置に配置される導光部材300とを備える。この構成により、太陽電池1は、入射する太陽光を効率的に光電変換素子400に導くことができ、光利用効率の向上させることができる。
また、以上で説明した各ステップにより、集光レンズ810と導光部材300で形成される集光点または集光点付近に、光電変換素子400を、正確に配置できる(図1参照)。
上記実施形態に係る太陽電池1の製造方法は、透光性の基板100の光入射面101に第1の親水性領域110aを形成し、導光部材300を第1の親水性領域110a内に配置し、基板100の光出射面102に第2の親水性領域110bを形成し、光電変換素子400を第2の親水性領域110bに配置する。また、光電変換素子400を配置する基板100の光出射面102に設ける第2の親水性領域110bを、導光部材300を用いて、ポジ型のフォトレジスト層804を感光処理して形成する。そのため、集光レンズ810と、導光部材300および光電変換素子400との相対的な位置合わせが容易で正確にできる。これにより、導光部材300に入射する太陽光を確実に光電変換素子400に入射させることができる。その結果、光の利用効率を向上させて、高効率の太陽電池を実現できる。
(他の実施の形態)
以上では、本出願に開示する技術について、実施の形態を例に説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
以上では、本出願に開示する技術について、実施の形態を例に説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下に、他の実施の形態について、例示する。
つまり、本実施の形態では、基板100の光入射面101および光出射面102の片面ずつを感光処理して、それぞれの親水性領域110および撥水性領域120を形成する構成を例に説明したが、これに限られない。例えば、基板100の光入射面101および光出射面102の両面を一度に感光処理をして、それぞれの親水性領域110および撥水性領域120を形成してもよい。この場合、ポジ型のフォトレジストを基板100の両面に塗布してフォトレジスト層804を形成した後に、両面から略平行光805を入射して感光する。
また、本実施の形態において、太陽電池1に、太陽の向きを検出し、太陽の向きに応じて太陽光が集光レンズ810の光軸に垂直に入射するような追尾装置を、さらに設ける構成としてもよい。これにより、さらに高効率な太陽電池を実現できる。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、太陽光発電に用いられる集光型の太陽電池などに適用可能である。
1 太陽電池
100 基板
101,810a 光入射面
102,810b 光出射面
103 角面
110 親水性領域
110a 第1の親水性領域
110b 第2の親水性領域
120 撥水性領域
120a 第1の撥水性領域
120b 第2の撥水性領域
200,211 接着剤
300 導光部材
310,320 搭載装置
400 光電変換素子
401 発電層
402 第一の電極
403 第二の電極
404 第一の金属めっき
405 第二の金属めっき
406 絶縁膜
407 接続電極
413 第一の配線
414 第二の配線
415 導電性材料
510 スキージ
700 回路基板
801 アルキルシラン膜
802 フルオロアルキルシラン膜
803 アミノアルキルシラン膜
804 フォトレジスト層
804a,804b 開口部
805 略平行光
810 集光レンズ
811 離型剤
820 スペーサ
830 エポキシパテ
100 基板
101,810a 光入射面
102,810b 光出射面
103 角面
110 親水性領域
110a 第1の親水性領域
110b 第2の親水性領域
120 撥水性領域
120a 第1の撥水性領域
120b 第2の撥水性領域
200,211 接着剤
300 導光部材
310,320 搭載装置
400 光電変換素子
401 発電層
402 第一の電極
403 第二の電極
404 第一の金属めっき
405 第二の金属めっき
406 絶縁膜
407 接続電極
413 第一の配線
414 第二の配線
415 導電性材料
510 スキージ
700 回路基板
801 アルキルシラン膜
802 フルオロアルキルシラン膜
803 アミノアルキルシラン膜
804 フォトレジスト層
804a,804b 開口部
805 略平行光
810 集光レンズ
811 離型剤
820 スペーサ
830 エポキシパテ
Claims (12)
- 透光性の基板と、
前記基板の光出射面に配置される光電変換素子と、
前記基板の光入射面であって前記基板を挟んで前記光電変換素子と対向する位置に配置される導光部材とを備える、太陽電池。 - 集光レンズを、さらに備え、
前記集光レンズは、前記基板および前記導光部材を挟んで前記光電変換素子と対向する位置に配置される、請求項1に記載の太陽電池。 - 前記基板の光出射面および光入射面において、前記光電変換素子および前記導光部材を囲んで撥水材料が設けられる、請求項1に記載の太陽電池。
- 前記基板の光入射面は、前記撥水材料により囲われ前記導光部材を配置する第1の親水性領域を有し、
前記基板の光出射面は、前記撥水材料により囲われ前記光電変換素子を配置する第2の親水性領域を有し、
前記第2の親水性領域の面積は、前記第1の親水性領域の面積よりも大きい、
請求項3に記載の太陽電池。 - 前記第1の親水性領域および前記第2の親水性領域は、矩形形状である、請求項4に記載の太陽電池。
- 透光性の基板の光入射面に第1の親水性領域を形成し、
導光部材を前記第1の親水性領域内に配置し、
前記基板の光出射面であって前記基板を挟んで前記導光部材に対向する位置に第2の親水性領域を形成し、
光電変換素子を前記第2の親水性領域に配置する、
ことを含む、太陽電池の製造方法。 - 前記第1の親水性領域および前記第2の親水性領域は、感光処理によって形成される、請求項6に記載の太陽電池の製造方法。
- さらに、前記基板の光入射面側であって前記導光部材および前記光電変換素子を通る光軸上に集光レンズを配置することを含む、請求項7に記載の太陽電池の製造方法。
- 前記第2の親水性領域の前記感光処理は、前記集光レンズを通過した光を用いて行われる、請求項8に記載の太陽電池の製造方法。
- 前記第2の親水性領域は、前記導光部材を配置した後に、前記導光部材を透過する光で感光して形成される、請求項7に記載の太陽電池の製造方法。
- さらに、前記基板の前記光入射面側にフォトレジスト層を形成した後に前記第1の親水性領域を形成する感光処理を行うこと、および前記基板の前記光出射面側にフォトレジスト層を形成した後に前記第2の親水性領域を形成する感光処理を行うことを含み、
前記第1の親水性領域を形成する前記感光処理における前記フォトレジスト層から前記集光レンズまでの第1の距離は、前記第2の親水性領域を形成する前記感光処理における前記フォトレジスト層から前記集光レンズまでの第2の距離と異なる、請求項8に記載の太陽電池の製造方法。 - 前記第2の距離は、前記第1の距離よりも長い、請求項11に記載の太陽電池の製造方法。
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019208716A1 (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | パナソニック株式会社 | 集光型太陽電池モジュール |
-
2016
- 2016-01-08 JP JP2016002209A patent/JP2016178281A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
| WO2019208716A1 (ja) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | パナソニック株式会社 | 集光型太陽電池モジュール |
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