JP2016169604A - 密閉型圧縮機および冷凍装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バルブプレートの凹部の底面の強度を確保しながら、吐出効率を高めることで、効率の高い密閉型圧縮機を提供する。
【解決手段】バルブプレート143に形成された凹部165に、凹部165から吐出空間149へ冷媒ガス111を導くように湾曲面の側壁で構成された冷媒ガス誘導部167を形成している。これにより、凹部165の底面を広げなくても、冷媒ガス誘導部167によって圧縮室133から吐出孔141を通過して吐出された冷媒ガス111を、冷媒ガス誘導部167に沿ってスムーズに吐出空間149に流出させることができ、バルブプレート143の凹部165の底面の変形を低減することとなり、体積効率を向上させることができ、密閉型圧縮機の効率を向上させることができる。
【選択図】図3
【解決手段】バルブプレート143に形成された凹部165に、凹部165から吐出空間149へ冷媒ガス111を導くように湾曲面の側壁で構成された冷媒ガス誘導部167を形成している。これにより、凹部165の底面を広げなくても、冷媒ガス誘導部167によって圧縮室133から吐出孔141を通過して吐出された冷媒ガス111を、冷媒ガス誘導部167に沿ってスムーズに吐出空間149に流出させることができ、バルブプレート143の凹部165の底面の変形を低減することとなり、体積効率を向上させることができ、密閉型圧縮機の効率を向上させることができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、家庭用電気冷凍冷蔵庫やショーケース等に使用される密閉型圧縮機に関するものである。
近年、地球環境保護に対する要求はますます強まってきており、家庭用電気冷凍冷蔵庫やその他の冷凍サイクル装置等に使用される密閉型圧縮機においても高効率化が強く要望されている。
このような中にあって、従来の密閉型圧縮機は、圧縮室から冷媒ガスが吐出される際の損失を低減して高効率化を図っている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の密閉型圧縮機の縦断面図、図8は、同特許文献1に記載された従来の吐出バルブ装置の分解斜視図、図9は、同特許文献1に記載された従来のバルブプレートの正面図である。
図7に示すように、従来の密閉型圧縮機は、密閉容器1の底部にオイル3を貯留するとともに冷媒ガス5が充填され、圧縮機本体7がサスペンションスプリング(図示せず)によって、密閉容器1内に弾性的に支持されている。
圧縮機本体7は、ステータ15とロータ17とから構成された電動要素11と、この電動要素11の上方に配設される圧縮要素13と、を備え、圧縮要素13は、シリンダ19を一体に形成したシリンダブロック21と、シリンダ19内を往復運動するピストン23と、シリンダ19の端面を封止するバルブプレート25と、バルブプレート25を蓋するシリンダヘッド27と、偏心軸31と主軸33とを備えたクランクシャフト35と、偏心軸31とピストン23とを連結する連結手段37と、を備えている。
また、シリンダ19と、バルブプレート25と、ピストン23とにより、圧縮室39が形成されている。
さらに、バルブプレート25とシリンダヘッド27とにより、吐出空間41が形成されている。
次に、図8に示すように、バルブプレート25は、反シリンダ19側に凹部43が形成され、凹部43内には、圧縮室39で圧縮された冷媒ガス5を吐出空間41に吐出させる吐出孔45が設けられるとともに、吐出孔45を開閉する吐出リードバルブ47が配置されている。
ここで、図9に示すように、凹部43がバルブプレート25の吐出空間41に露出される領域のほぼ全域に亘っているので、吐出リードバルブ47の周辺には十分な空間が形成されている。
そのため、圧縮室39から吐出孔45を通過して吐出された冷媒ガス5を、スムーズに吐出空間41に流出させることができるので、冷媒ガス5の吐出効率を高めることができる。
しかしながら、前記従来の構成では、吐出孔45から吐出された冷媒ガス5をスムーズに吐出空間41に流出させるために、凹部43の側壁を吐出孔45から離す必要があり、凹部43の領域が広がる。
そのため、凹部43が圧縮室39に対向する領域において、凹部43の底面の板厚が薄肉となる領域が大きくなって、バルブプレート25の強度が低下する。そして、圧縮室39と吐出空間41の圧力差により、バルブプレート25の凹部43の底面が変形し、それに伴い吐出孔45も変形するので、吐出孔45と吐出リードバルブ47とのシール性が低下し、体積効率が低下するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、バルブプレートの凹部の底面の強度を確保しながら、吐出効率を高めることで、効率の高い密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型圧縮機は、バルブプレートに形成した凹部の側壁に吐出空間へ冷媒ガスを導く冷媒ガス誘導部を設けたものである。
これによって、凹部の底面の領域を広げることなく、圧縮室から吐出孔を通過して吐出された冷媒ガスを、スムーズに吐出空間に流出させることができ、バルブプレートの凹部の底面の変形や、それに伴う吐出孔の変形を防止することができるので、吐出孔と吐出リードバルブとのシール性が向上し、体積効率を向上させることができる。
本発明の密閉型圧縮機は、バルブプレートの凹部の底面の変形や、それに伴う吐出孔の変形を防止することができるので、吐出孔と吐出リードバルブとのシール性が向上し、体積効率を向上させることができ、密閉型圧縮機の効率を向上することができる。
第1の発明は、密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は主軸および偏心軸から構成されるクランクシャフトと、前記クランクシャフトの主軸を軸支するとともにシリンダを有するシリンダブロックと、前記シリンダ内で往復運動するピストンと、前記クランクシャフトの偏心軸と前記ピストンを連結する連結手段と、前記シリンダの端部に配置され、かつ前記ピストンとで圧縮室を形成
するバルブプレートと、前記バルブプレートの反圧縮室側を蓋するシリンダヘッドにより形成された吐出空間とを備え、前記バルブプレートは、吸入孔と、反圧縮室側に形成された凹部と、前記凹部内に設けられた吐出孔と、前記吐出孔を開閉する吐出リードバルブと、前記吐出リードバルブの動きを規制するストッパとを備えるとともに、前記凹部の側壁に、前記凹部から前記吐出空間へ冷媒ガスを導く冷媒ガス誘導部を設けたものである。
するバルブプレートと、前記バルブプレートの反圧縮室側を蓋するシリンダヘッドにより形成された吐出空間とを備え、前記バルブプレートは、吸入孔と、反圧縮室側に形成された凹部と、前記凹部内に設けられた吐出孔と、前記吐出孔を開閉する吐出リードバルブと、前記吐出リードバルブの動きを規制するストッパとを備えるとともに、前記凹部の側壁に、前記凹部から前記吐出空間へ冷媒ガスを導く冷媒ガス誘導部を設けたものである。
これにより、バルブプレートに設けた凹部の底面の領域を広げることなく、圧縮室から吐出孔を通過して吐出された冷媒ガスを、スムーズに吐出空間に流出させることができ、バルブプレートの凹部の底面の変形や、それに伴う吐出孔の変形を防止することができるので、吐出孔と吐出リードバルブとのシール性が向上し、体積効率を向上させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の前記冷媒ガス誘導部は、バルブプレートの凹部側壁を湾曲面としたものである。
これにより、凹部の底面を広げなくても、湾曲面の側壁で冷媒ガス誘導部が形成でき、バルブプレートの凹部の底面の強度低下を低減することができるので、第1の発明の効果に加えて、さらに吐出孔と吐出リードバルブとのシール性を確保することができるとともに、圧縮室から吐出孔を通過して吐出された冷媒ガスを、湾曲面に沿ってスムーズに吐出空間に流出させることとなり、体積効率を向上させることができ、密閉型圧縮機の効率を向上することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明の前記冷媒ガス誘導部は、バルブプレートの凹部側壁を傾斜面として形成したものである。
これにより、凹部の底面を広げなくても、傾斜面の側壁で冷媒ガス誘導部が形成でき、バルブプレートの凹部の底面の強度低下を低減することができるので、第1の発明の効果に加えて、さらに吐出孔と吐出リードバルブとのシール性を確保することができるとともに、圧縮室から吐出孔を通過して吐出された冷媒ガスを、傾斜面に沿ってスムーズに吐出空間に流出させることとなり、体積効率を向上させることができ、密閉型圧縮機の効率を向上することができる。
第4の発明は、特に、第1から第3のいずれか一つの発明の前記冷媒ガス誘導部は、吐出リードバルブの長手方向の少なくとも片側の側壁に形成したものである。
これにより、冷媒が大量に流出する凹部側壁に冷媒ガス誘導部が形成されるので、第1から第3のいずれか一つの発明の効果に加えて、吐出損失をより効果的に低減することとなり、体積効率を向上させることができ、密閉型圧縮機の効率をさらに向上することができる。
第5の発明は、特に、第1から第4のいずれか一つの発明において、前記電動要素は、複数の運転周波数でインバータ駆動される構成としたものである。
これにより、冷媒循環量が多くなる高速回転では、吐出損失が効果的に低減されるので、第1から第4のいずれか一つの発明の効果に加えて、さらに密閉型圧縮機の効率を向上することができる。
第6の発明は、圧縮機、放熱器、減圧装置、吸熱器を配管によって環状に連結した冷媒回路を有し、前記圧縮機を第1から第5のいずれか一つの発明の密閉型圧縮機とした冷凍装置である。
これにより、体積効率が向上した密閉型圧縮機の搭載によって冷凍装置の消費電力を低減し、省エネルギー化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図、図2は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の吐出バルブ装置の分解斜視図、図3は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の吐出バルブ装置の断面図、図4は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機のバルブプレートの正面図である。
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図、図2は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の吐出バルブ装置の分解斜視図、図3は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の吐出バルブ装置の断面図、図4は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機のバルブプレートの正面図である。
図1において、本実施の形態1における密閉型圧縮機は、鉄板の絞り成型によって形成された密閉容器101の内部に、電動要素103と、この電動要素103によって駆動される圧縮要素105を主体とする圧縮機本体107を配置している。この圧縮機本体107は、サスペンションスプリング109によって弾性的に支持されている。
さらに、密閉容器101内には、例えば、地球温暖化係数の低い炭化水素系のR600a等の冷媒ガス111が、冷凍装置(図示せず)の低圧側と同等圧力で、比較的低温の状態で封入されるとともに、密閉容器101内底部には、潤滑用のオイル113が封入されている。
また、密閉容器101は、一端が密閉容器101内空間に連通するとともに、他端が冷凍装置(図示せず)に接続される吸入パイプ(図示せず)と、圧縮要素105で圧縮された冷媒ガス111を冷凍装置(図示せず)へ導く吐出パイプ115と、を備えている。
圧縮要素105は、クランクシャフト117、シリンダブロック119、ピストン121、連結手段123等で構成されている。クランクシャフト117は、偏心軸125と主軸127と給油機構129とを備えている。
給油機構129は、オイル113に浸漬された主軸127の下端から偏心軸125の上端までオイル113を供給するもので、主軸127の表面に形成された螺旋状の溝131等によって構成されている。
シリンダブロック119には、シリンダ135が一体に形成されるとともに、主軸127を回転自在に軸支する軸受部137を備えている。
また、シリンダ135の反クランクシャフト117側開口部端面には、吸入孔139と吐出孔141を備えたバルブプレート143と、吸入孔139を開閉する吸入リードバルブ145と、バルブプレート143を蓋するシリンダヘッド147とが、ヘッドボルト(図示せず)によって共締めで固定されるとともに、ピストン121と、シリンダ135と、バルブプレート143と、で圧縮室133が形成されている。
さらに、シリンダヘッド147とバルブプレート143との間には、吐出孔141から吐出される冷媒ガス111を膨張させる吐出空間149が形成され、吐出空間149は、吐出管151を介して、直接吐出パイプ115と連通している。
また、バルブプレート143とシリンダヘッド147との間に、吸入マフラー153が挟持されて固定されている。
電動要素103は、シリンダブロック119の下方に、ボルト(図示せず)によって固定されたステータ155と、ステータ155の内側で、ステータ155と同軸上に配置され、かつ主軸127に焼き嵌め等で固定されたロータ157と、で構成されている。
また、電動要素103は、外部のインバータ駆動回路(図示しない)に繋がり、複数の運転周波数でインバータ駆動される。
次に、本実施の形態1における吐出バルブ装置の構成について説明する。
図2および図3に示すように、本実施の形態の吐出バルブ装置は、バルブプレート143と、吐出リードバルブ159と、スプリングリードバルブ161と、ストッパ163とで、構成されている。
バルブプレート143は、反シリンダ135側に凹部165が形成され、凹部165内に、圧縮室133で圧縮された冷媒ガス111を吐出空間149に吐出させる吐出孔141が形成されるとともに、吐出孔141を開閉するように吐出リードバルブ159と、スプリングリードバルブ161と、ストッパ163とを順次重ねるように配置されている。
凹部165の吐出リードバルブ159の長手方向に面する両側の側壁には、凹部165から吐出空間149へ冷媒ガス111を導くように、湾曲面の側壁で構成された冷媒ガス誘導部167が形成されている。
ここで、図4に示すように、凹部165は、バルブプレート143の吐出空間149に露出される領域の面積に対して、約半分程度の面積の領域で形成されている。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
密閉型圧縮機は、その吸入パイプ(図示せず)と吐出パイプ115が、周知の構成からなる冷凍装置(図示せず)に接続され、冷凍サイクルを構成している。
その構成において、電動要素103に通電すると、ステータ155に電流が流れ、磁界が発生し、主軸127に固定されたロータ157が回転する。その回転によりクランクシャフト117が回転し、偏心軸125に回転自在に取り付けられた連結手段123を介して、ピストン121がシリンダ135内を往復運動する。
そして、このピストン121の往復運動に伴い、圧縮室133内で冷媒ガス111の吸入、圧縮、吐出が行なわれる。
次に、密閉型圧縮機の吸入、圧縮、吐出の各行程について説明する。
まず、ピストン121が、圧縮室133の容積が増加する方向に移動すると、圧縮室133内の冷媒ガス111が膨張する。そして、圧縮室133内の圧力が吸入圧力を下回ると、圧縮室133内の圧力と吸入マフラー153内の圧力との差により、吸入リードバルブ145が開き始める。
この動作に伴い、冷凍サイクルから戻った温度の低い冷媒ガス111は、吸入パイプ(図示せず)から密閉容器101内に一旦開放され、その後、吸入マフラー153を経て、圧縮室133内に流入する。
その後、ピストン121の動作が下死点から圧縮室133内の容積が減少する方向に転じると、圧縮室133内の冷媒ガス111が圧縮され、圧縮室133内の圧力は上昇する。そして、圧縮室133内の圧力が吸入マフラー153内の圧力を上回ると、吸入リードバルブ145は閉じる。
次に、圧縮室133内の圧力が吐出圧力を上回ると、圧縮室133内の圧力と吐出空間149内の圧力との差により、吐出リードバルブ159が開き始める。
この動作に伴い、ピストン121が上死点に達するまでの間、圧縮された冷媒ガス111は吐出孔141から吐出空間149へ吐出される。そして、吐出空間149へ吐出された冷媒ガス111は、吐出管151と吐出パイプ115を順次通って、冷凍装置(図示せず)へと送り出される。
その後、ピストン121の動作が上死点から再び圧縮室133内の容積が増加する方向に転じると、圧縮室133内の冷媒ガス111が膨張し、圧縮室133内の圧力は低下し、圧縮室133内の圧力が吐出空間149内の圧力を下回ると、吐出リードバルブ159は閉じる。
以上のような吸入、圧縮、吐出の各行程がクランクシャフト117の1回転毎に繰り返し行なわれ、冷媒ガス111が冷凍装置(図示せず)内を循環する。
ここで、本実施の形態のような往復動式の密閉型圧縮機は、吐出行程終了時にピストン121と、シリンダ135と、バルブプレート143と、吐出孔141と、吐出リードバルブ159とでデッドボリュームが形成され、このデッドボリューム内には圧縮された冷媒ガス111が吐出しきれずにわずかに残留する。
この残留した冷媒ガス111が、ピストン121が上死点から下死点へ向かって動作する際に再膨張し、新たに吸入される冷媒ガス111の容積が減少してしまうため、体積効率が低下する。
そのため、一般的にはバルブプレート143に凹部165を形成して、その凹部165の中に吐出孔141を形成することで、吐出孔141の高さを低くして、吐出孔141の容積を減らし、デッドボリュームを低減している。
次に、吸入行程時について説明する。
バルブプレート143は、吸入行程時に低圧の圧縮室133と高圧の吐出空間149に晒されるため、バルブプレート143に薄肉の底面で凹部165が形成されると、バルブプレート143の強度が低下し、より凹部165の底面が変形しやすくなる。
バルブプレート143が変形すると、それに伴い、薄肉の凹部165の底面に形成された吐出孔141が変形し、吐出孔141と吐出リードバルブ159とのシール性が低下してしまう。
そのため、一般的に凹部165は、吐出リードバルブ159とスプリングリードバルブ161とストッパ163とが配置でき、吐出孔141から吐出された冷媒ガス111が吐出空間149に流出できる最小限の隙間を確保して、なるべく凹部165の領域が小さくなるように形成される。
また、凹部165の領域を小さくするために、一般的に凹部165の側壁は、凹部16
5の底面に対して略垂直に形成される。
5の底面に対して略垂直に形成される。
そのため、凹部165の側壁と吐出リードバルブ159との隙間が狭くなり、また、略垂直に立ち上がる側壁に向かって、冷媒ガス111が流出すると、流路抵抗が大きくなる。その結果、凹部165内の圧力低下が遅くなるため、圧縮室133内から冷媒ガス111が吐出しきれなくなり、体積効率が低下してしまう。
そこで、本実施の形態では、凹部165に、凹部165から吐出空間149へ冷媒ガス111が流出しやすいように、その側壁を湾曲面とした冷媒ガス誘導部167が形成されている。
この冷媒ガス誘導部167により、圧縮室133から吐出孔141を通過して吐出された冷媒ガス111が、冷媒ガス誘導部167の湾曲面に沿って、スムーズに吐出空間149に流出させることができるので、冷媒ガス111の流路抵抗を低減し、吐出効率を向上させることができる。
また、凹部165の底面を広げなくても、湾曲面の側壁で冷媒ガス誘導部167が形成できるので、バルブプレート143の凹部165の底面の変形や、それに伴う吐出孔141の変形を低減することができ、吐出孔141と吐出リードバルブ159とのシール性を向上させることができるとともに、吐出リードバルブ159と凹部165の側壁との隙間を広げることができ、さらに冷媒ガス111の流路抵抗を低減し、体積効率を向上させることができる。
また、吐出リードバルブ159の長手方向に面する両側の側壁には、冷媒ガス111の大部分が流出されるため、特に、吐出リードバルブ159の長手方向に対向する側壁に、冷媒ガス誘導部167を形成した構成としているので、より効果的に吐出損失を低減し、体積効率を向上させることができる。
また、本実施の形態のようなインバータ駆動される場合、冷媒循環量が多くなる高速回転において、吐出損失が効果的に低減され、さらに密閉型圧縮機の効率向上が効果的にできる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2における密閉型圧縮機の吐出バルブ装置の断面図である。
図5は、本発明の実施の形態2における密閉型圧縮機の吐出バルブ装置の断面図である。
この実施の形態における吐出バルブ装置は、バルブプレート143の凹部165の側壁に設ける冷媒ガス誘導部167を湾曲面ではなく、傾斜面としたものである。
具体的には、傾斜面は略直線で形成されている。
このように冷媒ガス誘導部167を傾斜面としても、湾曲面の場合と同様の効果が期待できるとともに、バルブプレート143の凹部165の底面の変形や、それに伴う吐出孔141の変形をさらに低減することができるので、さらに体積効率を向上させることができ、密閉型圧縮機の効率を向上させることができる。
なお、その他の構成、作用効果は、実施の形態1と同様であり、説明は省略する。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3における冷凍装置の構成を示す模式図である。
図6は、本発明の実施の形態3における冷凍装置の構成を示す模式図である。
ここでは、冷媒回路に、実施の形態1または2で説明した密閉型圧縮機を搭載した構成とし、冷凍装置の基本構成の概略についてのみ説明する。
図6において、冷凍装置は、一面が開口した断熱性の箱体とその開口を開閉する扉体構成の本体201と、本体201の内部を、物品の貯蔵空間203と機械室205に区画する区画壁207と、貯蔵空間203内を冷却する冷媒回路209を具備している。
冷媒回路209は、圧縮機211として実施の形態1で説明した密閉型圧縮機と、放熱器213と、減圧装置215と、吸熱器217とを環状に配管接続した構成となっている。
そして、吸熱器217は、送風機(図示せず)を具備した貯蔵空間203内に配置されている。吸熱器217の冷却熱は、矢印で示すように、送風機によって貯蔵空間203内を循環するように撹拌され、貯蔵空間203内は冷却される。
以上説明した冷凍装置に、圧縮機211として本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機を搭載したことにより、圧縮機211はバルブプレート143の凹部165の側壁に設けた冷媒ガス誘導部167によって、冷媒ガス111の吐出効率が向上しているので、冷凍装置の消費電力が低減でき、省エネルギー化を実現することができる。
以上のように、本発明にかかる密閉型圧縮機および冷凍装置は、冷媒ガスの吐出効率を高め、密閉型圧縮機の効率を向上することができるので、電気冷蔵庫、あるいはエアーコンディショナー等の家庭用に限らず、業務用ショーケース、自動販売機等の冷凍装置に広く適用することができる。
101 密閉容器
103 電動要素
105 圧縮要素
111 冷媒ガス
117 クランクシャフト
119 シリンダブロック
121 ピストン
123 連結手段
125 偏心軸
127 主軸
133 圧縮室
135 シリンダ
139 吸入孔
141 吐出孔
143 バルブプレート
147 シリンダヘッド
149 吐出空間
153 吸入マフラー
159 吐出リードバルブ
163 ストッパ
165 凹部
167 冷媒ガス誘導部
209 冷媒回路
211 圧縮機
213 放熱器
215 減圧装置
217 吸熱器
103 電動要素
105 圧縮要素
111 冷媒ガス
117 クランクシャフト
119 シリンダブロック
121 ピストン
123 連結手段
125 偏心軸
127 主軸
133 圧縮室
135 シリンダ
139 吸入孔
141 吐出孔
143 バルブプレート
147 シリンダヘッド
149 吐出空間
153 吸入マフラー
159 吐出リードバルブ
163 ストッパ
165 凹部
167 冷媒ガス誘導部
209 冷媒回路
211 圧縮機
213 放熱器
215 減圧装置
217 吸熱器
Claims (6)
- 密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、前記圧縮要素は主軸および偏心軸から構成されるクランクシャフトと、前記クランクシャフトの主軸を軸支するとともにシリンダを有するシリンダブロックと、前記シリンダ内で往復運動するピストンと、前記クランクシャフトの偏心軸と前記ピストンを連結する連結手段と、前記シリンダの端部に配置され、かつ前記ピストンとで圧縮室を形成するバルブプレートと、前記バルブプレートの反圧縮室側を蓋するシリンダヘッドにより形成された吐出空間とを備え、前記バルブプレートは、吸入孔と、反圧縮室側に形成された凹部と、前記凹部内に設けられた吐出孔と、前記吐出孔を開閉する吐出リードバルブと、前記吐出リードバルブの動きを規制するストッパとを備えるとともに、前記凹部の側壁に、前記凹部から前記吐出空間へ冷媒ガスを導く冷媒ガス誘導部が設けられた密閉型圧縮機。
- 前記冷媒ガス誘導部が、湾曲面の側壁で形成された請求項1に記載の密閉型圧縮機。
- 前記冷媒ガス誘導部が、傾斜面の側壁で形成された請求項1に記載の密閉型圧縮機。
- 前記冷媒ガス誘導部が、前記吐出リードバルブの長手方向の少なくとも片側の側壁に形成された請求項1から3のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
- 前記電動要素は、複数の運転周波数でインバータ駆動される請求項1から4のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
- 圧縮機、放熱器、減圧装置、吸熱器を配管によって環状に連結した冷媒回路を有し、前記圧縮機を、請求項1から5のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機とした冷凍装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013151397A JP2016169604A (ja) | 2013-07-22 | 2013-07-22 | 密閉型圧縮機および冷凍装置 |
| PCT/JP2014/003803 WO2015011906A1 (ja) | 2013-07-22 | 2014-07-17 | 密閉型圧縮機および冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013151397A JP2016169604A (ja) | 2013-07-22 | 2013-07-22 | 密閉型圧縮機および冷凍装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016169604A true JP2016169604A (ja) | 2016-09-23 |
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ID=56982187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2013151397A Pending JP2016169604A (ja) | 2013-07-22 | 2013-07-22 | 密閉型圧縮機および冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2016169604A (ja) |
-
2013
- 2013-07-22 JP JP2013151397A patent/JP2016169604A/ja active Pending
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