JP2016167340A - ジョイント部材及びワイヤーハーネス - Google Patents
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Abstract
【課題】ワイヤーハーネスに含まれる電線をより簡易な構成で別の電線に接続することを可能にする技術を提供すること。
【解決手段】ジョイント部材1は、導電性の線状部材に圧着可能な複数の圧着部2と、複数の圧着部2を連結する連結部3と、を備え、複数の圧着部2と連結部3とが一体に形成された導電部材によって構成されている。ワイヤーハーネス10は、絶縁電線9を複数含む電線束5と、電線束5の周方向における一部を覆うように取り付けられたジョイント部材1と、を備える。そして、電線束5のうちの少なくとも1つの絶縁電線9の芯線露出部が、ジョイント部材1における複数の圧着部2のうちの少なくとも一部に圧着されている。
【選択図】図5
【解決手段】ジョイント部材1は、導電性の線状部材に圧着可能な複数の圧着部2と、複数の圧着部2を連結する連結部3と、を備え、複数の圧着部2と連結部3とが一体に形成された導電部材によって構成されている。ワイヤーハーネス10は、絶縁電線9を複数含む電線束5と、電線束5の周方向における一部を覆うように取り付けられたジョイント部材1と、を備える。そして、電線束5のうちの少なくとも1つの絶縁電線9の芯線露出部が、ジョイント部材1における複数の圧着部2のうちの少なくとも一部に圧着されている。
【選択図】図5
Description
本発明は、導電性の線状部材を電気的に接続することが可能なジョイント部材及びこれを備えるワイヤーハーネスに関する。
特許文献1に示される例では、自動車等の車両に搭載されるワイヤーハーネスにおいて、本線から分岐する電線同士を接続するジョイントコネクタが開示されている。
例えば、特許文献1に示される例では、ワイヤーハーネスから引き出した電線端末の端子を1つずつ収容可能な端子収容室が形成されたジョイントコネクタが示されている。ジョイントコネクタは、電線束の本線の周方向における一部を覆う状態で取り付けられている。
しかしながら、特許文献1に示される例では、ジョイントコネクタのバスバーに接続する端子を電線端末に備える構成である。ここで、端子を不要とし、ワイヤーハーネスを構成する部品点数を抑制することが求められている。即ち、より簡易な構成のワイヤーハーネスが求められている。
本発明は、ワイヤーハーネスに含まれる電線をより簡易な構成で別の電線に接続することを可能にする技術を提供することを目的とする。
第1態様に係るジョイント部材は、導電性の線状部材に圧着可能な複数の圧着部と、前記複数の圧着部を連結する連結部と、を備え、前記複数の圧着部と前記連結部とが一体に形成された導電部材によって構成されている。
第2態様に係るジョイント部材は、第1態様に係るジョイント部材の一態様である。第2態様に係るジョイント部材においては、板状の前記導電部材が曲げられることで前記複数の圧着部と前記連結部とが形成される。
第3態様に係るジョイント部材は、第1態様又は第2態様に係るジョイント部材の一態様である。第3態様に係るジョイント部材においては、前記圧着部における前記線状部材が圧着される側の面に、凹凸部が形成されている。
第4態様に係るジョイント部材は、第1態様から第3態様のいずれか1つに係るジョイント部材の一態様である。第4態様に係るジョイント部材においては、前記圧着部は、一方面側において凸状を成し他方面側において前記線状部材を収容可能な凹状を成す形状に形成されている。
第5態様に係るジョイント部材は、第4態様に係るジョイント部材の一態様である。第5態様に係るジョイント部材においては、前記圧着部は、前記一方面側から前記他方面側に向かって徐々にその幅が狭くなるように形成されている。
第6態様に係るワイヤーハーネスは、芯線と前記芯線の周囲を覆う絶縁被覆とを備える絶縁電線を複数含む電線束と、前記電線束の周方向における一部を覆うように取り付けられた第1態様から第5態様のいずれか1つに係るジョイント部材と、を備え、前記電線束のうちの少なくとも1つの前記絶縁電線の前記絶縁被覆が除去されて前記芯線が露出した芯線露出部が、前記ジョイント部材における前記複数の圧着部のうちの少なくとも一部に圧着されている。
上記の各態様において、ジョイント部材は、導電性の線状部材に圧着可能な複数の圧着部と、複数の圧着部を連結する連結部と、を備える。この場合、複数の導電性の線状部材を、端子を介することなく電気的に接続することが可能となる。これにより、ワイヤーハーネスを構成する部品点数を削減することができ、ワイヤーハーネスに含まれる電線をより簡易な構成で別の電線に接続することが可能となる。
また、第2態様においては、ジョイント部材が、板状の導電部材が曲げられることで複数の圧着部と連結部とが形成される。この場合、ジョイント部材を簡単に製造することができ、製造にかかるコストを抑制できる。
また、第3態様においては、圧着部における線状部材が圧着される側の面に、凹凸部が形成されている。この場合、凹凸部が線状部材に当接することで、線状部材と圧着部との圧着状態をより強固なものにすることができる。
また、第4態様においては、圧着部は、一方面側において凸状を成し他方面側において線状部材を収容可能な凹状を成す形状に形成されている。この場合、凹状の部分に線状部材が収容された状態で、凹状の部分の内側面を線状部材に強く押し付けることで、線状部材と圧着部とが圧着される。この場合、圧着部をより簡易な構造にすることができる。
また、第5態様においては、圧着部の開口は、一方面側から他方面側に向かって徐々にその幅が狭くなるように形成されている。この場合、圧着部に線状部材を配設した状態で一方面側と他方面側とから圧着部を挟むことによって簡単に線状部材と圧着部とを圧着することが可能となる。
また、第6態様において、ワイヤーハーネスは、電線束の周方向における一部を覆うように取り付けられたジョイント部材を備える。また、電線束のうちの少なくとも1つの絶縁電線の芯線露出部が、ジョイント部材における複数の圧着部のうちの少なくとも一部に圧着されている。この場合、ワイヤーハーネスにおける複数の絶縁電線を、端子を介することなく電気的に接続することが可能となる。その結果、ワイヤーハーネスに含まれる電線をより簡易な構成で別の電線に接続することが可能となる。
以下、添付の図面を参照しつつ、実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具現化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する事例ではない。
<ジョイント部材>
まず、図1〜4,6を参照しつつ、実施形態に係るジョイント部材1について説明する。ジョイント部材1は、導電性の線状部材に圧着可能な複数の圧着部2と複数の圧着部2を連結する連結部3とを備える。そして、ジョイント部材1は、複数の圧着部2と連結部3とが一体に形成された導電部材によって形成されている。
まず、図1〜4,6を参照しつつ、実施形態に係るジョイント部材1について説明する。ジョイント部材1は、導電性の線状部材に圧着可能な複数の圧着部2と複数の圧着部2を連結する連結部3とを備える。そして、ジョイント部材1は、複数の圧着部2と連結部3とが一体に形成された導電部材によって形成されている。
図1は、ジョイント部材1の斜視図である。図2は、ジョイント部材1の下方斜視図である。図2は、ジョイント部材1の圧着部2が凹状を成す側から見た斜視図である。即ち、図2は、後述する他方面12側からの斜視図である。図3,4は、ジョイント部材1の断面図である。なお、図1〜4には、ジョイント部材1に接続される導電性の線状部材(本例では、絶縁電線9)も示されている。図6は、ジョイント部材1の製造工程の一例を示す斜視図である。
本実施形態において、ジョイント部材1は、板状の導電部材が曲げられることで複数の圧着部2と連結部3とが形成される。ジョイント部材1を構成する導電部材としては、例えば、銅を主成分とする金属板材であることが考えられる。なお、ジョイント部材1を構成する導電部材が、銅以外の金属を主成分とする金属板材である場合も考えられる。
図1に示される例は、ジョイント部材1が、6つの圧着部2とそれらを繋ぐ5つの連結部3とを含む場合の事例である。従って、本実施形態のジョイント部材1は、圧着部2と連結部3とが交互に連なった構造を有する。
また、本実施形態において、板状の導電部材が曲げられて作られるジョイント部材1は、扁平状である。この場合、図6に示されるように、圧着部2と連結部3とが交互に連なり、ロール状に巻かれた扁平状の導電部材を引き出しつつ、必要分ごとに切断することで、ジョイント部材1を得ることができる。
<ジョイント部材:圧着部>
本実施形態のジョイント部材1においては、圧着部2は、一方面11側において凸状を成し他方面12側において線状部材を収容可能な凹状を成す形状に形成されている。より具体的には、圧着部2は、導電性の線状部材を収容可能な凹状の溝を含む。このようなジョイント部材1は、例えば、1枚の板状の導電部材を曲げて作ることができる。図2〜4には、圧着部2を拡大したジョイント部材1の断面図が示されている。
本実施形態のジョイント部材1においては、圧着部2は、一方面11側において凸状を成し他方面12側において線状部材を収容可能な凹状を成す形状に形成されている。より具体的には、圧着部2は、導電性の線状部材を収容可能な凹状の溝を含む。このようなジョイント部材1は、例えば、1枚の板状の導電部材を曲げて作ることができる。図2〜4には、圧着部2を拡大したジョイント部材1の断面図が示されている。
ジョイント部材1においては、圧着部2の側縁部には、連結部3が連なって形成されている。
本実施形態において、圧着部2の開口は、一方面11側から他方面12側に向かって徐々にその幅が狭くなるように形成されている。即ち、一方面11側における圧着部2の開口の幅が、他方面12側における圧着部2の開口の幅よりも大きくなるように形成されている。
より具体的には、圧着部2は、角度を成して連なる3つ平面を含んでいる。より具体的には、本実施形態では、圧着部2は、底面に相当する平面を含む底壁部211と、側面に相当する平面を含む一対の側壁部212と、を含む。ここで、底壁部211と側壁部212とは、角度を成して連なっている。本実施形態において、底壁部211と側壁部212とが成す角度は、鋭角である。これにより、圧着部2が、一方面11側から他方面12側に向かって徐々にその開口の幅が狭くなるように形成された構造を有する。
また、図2に示されるように、本実施形態において、圧着部2における線状部材が圧着される側の面(他方面12)に、凹凸部が形成されている。ここでは、圧着部2における他方面12に、複数の溝25が設けられている。複数の溝25は、複数の圧着部2が並ぶ方向に直交する方向に沿って並んでいる。
本実施形態では、溝25が凹凸部の凹状の部分を成す。また、溝25以外の部分が、凹凸部の凸状の部分を成す。溝25が設けられることで、圧着部2に圧着された線状部材が抜け難くなる。
また、本実施形態では、溝25は、複数の圧着部2が並ぶ方向に沿う帯状に形成された溝である。なお、溝25が、複数の圧着部2が並ぶ方向に直交する方向に沿う帯状に形成された溝である場合も考えられる。
また、本実施形態では、図1,2に示されるように、溝25が、圧着部2の底壁部211及び一対の側壁部212に形成されている。ここでは、溝25は、底壁部211及び一対の側壁部212それぞれに形成されている。この場合、底壁部211と側壁部212との境界部分に溝25が形成されていないため、溝25が、1枚の板状の導電部材を曲げる作業を阻害しない。なお、溝25が、一対の側壁部212の一方から底壁部211を通り一対の側壁部212の他方に亘る一連の溝である場合も考えられる。
なお、別の態様として、溝25が、底壁部211のみに形成されている場合、又は側壁部212のみに形成されている場合等が考えられる。
また、圧着部2における線状部材が圧着される側の面に、複数の窪みが設けられることで、凹凸部が形成される場合も考えられる。この場合、窪んだ部分が、凹凸部の凹状の部分を成す。また、窪んでいない部分が、凹凸部の凸状の部分を成す。また、圧着部2における線状部材が圧着される側の面(他方面12)からその反対側の面(一方面11)に貫通する貫通孔が設けられることで、凹凸部が形成される場合も考えられる。この場合、貫通孔の部分が、凹凸部の凹状の部分を成す。また、貫通孔が形成されていない部分が、凹凸部の凸状の部分を成す。
また、圧着部2が、凹状の湾曲面を含む場合も考えられる。また、圧着部2が、角度を成して連なる2つの平面を含む場合又は角度を成して連なる4つ以上の平面を含む場合も考えられる。
<ジョイント部材:連結部>
連結部3は、複数の圧着部2を連結する部分である。ここでは、ジョイント部材1において、連結部3は、平板状に構成されている。また、本実施形態では、連結部3は、複数の圧着部2のうち隣り合う圧着部2の側縁部同士を連結する部分である。
連結部3は、複数の圧着部2を連結する部分である。ここでは、ジョイント部材1において、連結部3は、平板状に構成されている。また、本実施形態では、連結部3は、複数の圧着部2のうち隣り合う圧着部2の側縁部同士を連結する部分である。
ジョイント部材1においては、その両端側に位置する圧着部2を除き、1つの圧着部2の両側へ延びるようにそれぞれ連結部3が形成されている。連結部3は、圧着部2の側縁部、即ち、圧着部2の他方面12側の部分で連なっている。
また、本実施形態では、ジョイント部材1は、その両端の圧着部2から端側へ延びるように形成された延出部4をさらに含む。即ち、ジョイント部材1の両端側に位置する圧着部2は、一方側に連結部3が連なって形成され、他方側に延出部4が連なって形成される。
<ジョイント部材と導電性の線状部材との圧着>
次に、図1〜4を参照しつつ、導電性の線状部材とジョイント部材1の圧着部2と圧着について説明する。本実施形態では、導電性の線状部材が、絶縁電線9である場合を説明する。
次に、図1〜4を参照しつつ、導電性の線状部材とジョイント部材1の圧着部2と圧着について説明する。本実施形態では、導電性の線状部材が、絶縁電線9である場合を説明する。
絶縁電線9は、芯線と芯線の周囲を覆う絶縁被覆とを備える。芯線は、例えば、銅又はアルミニウム等の金属を主成分とする部材であることが考えられる。また、絶縁被覆は、例えば、ポリエチレン又は塩化ビニル等を主成分とする合成樹脂の部材であることが考えられる。
図1に示されるように、本実施形態では、絶縁電線9における端部の絶縁被覆が除去され、芯線が露出している。絶縁電線9の絶縁被覆が除去されて芯線が露出した部分を、以下、芯線露出部99と称する。芯線露出部99は、ジョイント部材1の圧着部2に圧着される部分である。なお、芯線露出部99が、絶縁電線9における端部以外の部分に形成されていてもよい。
本実施形態においては、図1〜3に示されるように、ジョイント部材1の圧着部2の開口に芯線露出部99が挿入される。ここで、芯線露出部99が圧着される前の状態においては、圧着部2の側縁部間の幅が、芯線露出部99の幅よりも大きい場合又は小さい場合等が考えられる。例えば、圧着部2の側縁部間の幅が、芯線露出部99の幅よりも小さい場合、芯線露出部99が、圧着部2が延在する方向(圧着部2と連結部3とが交互に並ぶ方向に直交する方向)に沿って移動させられることで、圧着部2の開口に挿入される。
また、例えば、圧着部2の側縁部間の幅が、芯線露出部99の幅よりも大きい場合、ジョイント部材1の他方面12側から一方面11側へ向かう方向に沿って芯線露出部99が移動させられ、圧着部2の側縁部の間を通過して圧着部2の開口に挿入されることも考えられる。
そして、圧着部2に芯線露出部99が挿入された状態で、圧着部2が他方面12側と一方面11側とから挟まれることで、芯線露出部99が圧着部2に圧着される。
本実施形態では、圧着部2における底壁部211の第一主面11と連結部3の第二面12同士が近付くように挟まれることで、図4に示されるように、芯線露出部99が潰された状態で圧着部2に圧着される。なお、芯線露出部99を圧着部2に圧着する作業は、例えば、ペンチ等の簡単な工具で行うことが可能である。
上記のように、本実施形態では、ジョイント部材1を用いて、複数の絶縁電線9を、端子を介することなく電気的に接続することが可能となる。これにより、例えば、自動車等の車両に搭載されるワイヤーハーネスを構成する部品点数を削減することができ、ワイヤーハーネスに含まれる電線(本例では絶縁電線9)をより簡易な構成で別の電線(本例では絶縁電線9)に接続することが可能となる。
また、本実施形態においては、圧着部2は、一方面11側において凸状を成し他方面12側において線状部材を収容可能な凹状を成す形状に形成されている。この場合、凹状の部分に線状部材が収容された状態で、凹状の部分の内側面を芯線露出部99に強く押し付けることで、芯線露出部99と圧着部2とが圧着される。この場合、圧着部2をより簡易な構造にすることができる。
また、本実施形態では、圧着部2の開口は、一方面11側から他方面12側に向かって徐々にその幅が狭くなるように形成されている。この場合、圧着部2に芯線露出部99を配設した状態で一方面11側と他方面12側とから圧着部2を挟むことによって簡単に芯線露出部99と圧着部2とを圧着することが可能となる。
また、圧着部2が、鋭角を成して連なる底壁部211と一対の側壁部212とを含む構造の場合、圧着部2が他方面12側と一方面11側とから挟まれることで、圧着部2の側縁部同士が接近する。このため、図3に示されるように、芯線露出部99が圧着された状態において、圧着部2の側縁部間の幅を比較的小さくすることが可能となる。この場合、芯線露出部99が、圧着部2の側縁部間から飛び出してしまうことを抑制できる。
また、本実施形態において、ジョイント部材1が、板状の導電部材が曲げられることで複数の圧着部2と連結部3とが形成される。この場合、ジョイント部材1を簡単に製造することができ、製造にかかるコストを抑制できる。また、ロール状に巻かれたものを引き出しつつ、必要分ごとに切断することで、より簡単にジョイント部材1を得ることができる。
<ワイヤーハーネス>
次に、図5を参照しつつ、ジョイント部材1を含むワイヤーハーネス10について説明する。図5は、ワイヤーハーネス10の斜視図である。
次に、図5を参照しつつ、ジョイント部材1を含むワイヤーハーネス10について説明する。図5は、ワイヤーハーネス10の斜視図である。
ワイヤーハーネス10は、電線束5と電線束5の周方向における一部を覆うように取り付けられたジョイント部材1とを含む。電線束5は、絶縁電線9を複数含む。
本実施形態において、電線束5は、幹線となる本線部51と、本線部51から引き出された絶縁電線9を含む枝線部52と、を備える。なお、枝線部52における絶縁電線9は、端部の絶縁被覆が除去されて芯線が露出した芯線露出部99を含んでいる。芯線露出部99は、圧着部2に圧着される。
枝線部52は、その一端が本線部51の絶縁電線9の接続先と共通の部分に接続された絶縁電線9を含む場合が考えられる。なお、本実施形態においては、枝線部52が1本の絶縁電線9を含む場合が示されている。しかしながら、枝線部52が、複数の絶縁電線9を含む場合も考えられる。
また、圧着部2に、その一端が本線部51の絶縁電線9の接続先と異なる部分に接続された絶縁電線9が、圧着されている場合も考えられる。また、1つの圧着部2に、枝線部52とその一端が本線部51の絶縁電線9の接続先と異なる部分に接続された絶縁電線9との両方が圧着されている場合も考えられる。
ワイヤーハーネス10において、ジョイント部材1は、本線部51の周方向における一部を覆うように取り付けられている。図5に示される例では、ジョイント部材1は、本線部51の周囲を覆うように巻き付けられて取り付けられている場合が示されている。なお、ジョイント部材1が、本線部51の周方向における一部を覆うように取り付けられている場合も考えられる。ここでは、連結部3及び延出部4が、電線束5の外周面に沿って湾曲している。これにより、ジョイント部材1と電線束5との間に隙間が形成されることを抑制でき、ジョイント部材1をより安定に固定することが可能となる。
また、本実施形態において、ワイヤーハーネス10は、ジョイント部材1と本線部51とを固定する固定部7を備える。なお、図5において、固定部7は、仮想線(二点鎖線)で示されている。
図5に示される例は、固定部7が、内側に粘着層が形成された樹脂製のテープである場合の事例である。図5に示される例において、ジョイント部材1は、その周囲に固定部7が巻き付けられることで、電線束5の本線部51に取り付けられた状態が作られる。なお、固定部7が、内側に粘着層を含まないテープ又はバンド等の結束部材である場合も考えられる。
また、板状のジョイント部材1の一方の端部と他方の端部とが超音波溶接又は熱溶接等の溶接又は接着剤等によって接続され、ジョイント部材1が環状に形成されている場合も考えられる、この場合、固定部7は、ジョイント部材1における環状を維持するための溶着部分又は接着部分である。
ワイヤーハーネス10においては、枝線部52における絶縁電線9の芯線露出部99が、ジョイント部材1の圧着部2に圧着されている。これにより、枝線部52の絶縁電線9同士を接続することができる。即ち、ワイヤーハーネス10における複数の絶縁電線9を、端子を介することなく電気的に接続することが可能となる。これにより、ワイヤーハーネス10を構成する部品点数を削減することができ、ワイヤーハーネス10に含まれる絶縁電線9をより簡易な構成で別の絶縁電線9に接続することが可能となる。なお、ジョイント部材1における他の圧着部2に、さらに、その一端が外部の接続先に接続された絶縁電線9が圧着されている場合も考えられる。
また、ワイヤーハーネス10において、ジョイント部材1は、圧着部2が他方面12側と一方面11側とから挟まれることで、芯線露出部99と圧着部2とを圧着可能である。この場合、ジョイント部材1が電線束5の一部を覆うように取り付けられた状態において、圧着部2が外部に大きく突出することを抑制できる。このため、ワイヤーハーネス10の外寸を小さくすることも可能である。
<応用例>
隣り合う圧着部2を連結する連結部3が、複数の圧着部2の側縁部以外の部分、例えば、底壁部211の端部に連なって形成されている場合も考えられる。
隣り合う圧着部2を連結する連結部3が、複数の圧着部2の側縁部以外の部分、例えば、底壁部211の端部に連なって形成されている場合も考えられる。
また、圧着部2が筒状である場合も考えられる。この場合、筒状の圧着部2に芯線露出部99が挿入された状態で、圧着部2がかしめられることにより、芯線露出部99と圧着部2とが圧着する。
また、ジョイント部材1が環状に形成され、全ての圧着部2が連結部3によって連結されている場合も考えられる。
また、圧着部2において、凹凸部が省略された構造であってもよい。
なお、本発明に係るジョイント部材及び端子付電線は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは、実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1 ジョイント部材
10 ワイヤーハーネス
11 一方面
12 他方面
2 圧着部
3 連結部
5 電線束
9 絶縁電線
10 ワイヤーハーネス
11 一方面
12 他方面
2 圧着部
3 連結部
5 電線束
9 絶縁電線
Claims (6)
- 導電性の線状部材に圧着可能な複数の圧着部と、前記複数の圧着部を連結する連結部と、を備え、
前記複数の圧着部と前記連結部とが一体に形成された導電部材によって構成された、ジョイント部材。 - 請求項1に記載のジョイント部材であって、
板状の前記導電部材が曲げられることで前記複数の圧着部と前記連結部とが形成される、ジョイント部材。 - 請求項1又は請求項2に記載のジョイント部材であって、
前記圧着部における前記線状部材が圧着される側の面に、凹凸部が形成されている、ジョイント部材。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のジョイント部材であって、
前記圧着部は、一方面側において凸状を成し他方面側において前記線状部材を収容可能な凹状を成す形状に形成されている、ジョイント部材。 - 請求項4に記載のジョイント部材であって、
前記圧着部は、前記一方面側から前記他方面側に向かって徐々にその幅が狭くなるように形成されている、ジョイント部材。 - 芯線と前記芯線の周囲を覆う絶縁被覆とを備える絶縁電線を複数含む電線束と、
前記電線束の周方向における一部を覆うように取り付けられた請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のジョイント部材と、を備え、
前記電線束のうちの少なくとも1つの前記絶縁電線の前記絶縁被覆が除去されて前記芯線が露出した芯線露出部が、前記ジョイント部材における前記複数の圧着部のうちの少なくとも一部に圧着された、ワイヤーハーネス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015045514A JP2016167340A (ja) | 2015-03-09 | 2015-03-09 | ジョイント部材及びワイヤーハーネス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015045514A JP2016167340A (ja) | 2015-03-09 | 2015-03-09 | ジョイント部材及びワイヤーハーネス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016167340A true JP2016167340A (ja) | 2016-09-15 |
Family
ID=56898731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015045514A Pending JP2016167340A (ja) | 2015-03-09 | 2015-03-09 | ジョイント部材及びワイヤーハーネス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2016167340A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018033548A (ja) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
| JP2018033550A (ja) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
| CN110853802A (zh) * | 2019-11-15 | 2020-02-28 | 安徽省飞翔特种电缆有限公司 | 一种拦焦机耐特高温移动电缆 |
-
2015
- 2015-03-09 JP JP2015045514A patent/JP2016167340A/ja active Pending
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