[go: up one dir, main page]

JP2016165081A - ノイズフィルタ - Google Patents

ノイズフィルタ Download PDF

Info

Publication number
JP2016165081A
JP2016165081A JP2015045187A JP2015045187A JP2016165081A JP 2016165081 A JP2016165081 A JP 2016165081A JP 2015045187 A JP2015045187 A JP 2015045187A JP 2015045187 A JP2015045187 A JP 2015045187A JP 2016165081 A JP2016165081 A JP 2016165081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
common mode
resonance
coil
resonance circuit
mode choke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015045187A
Other languages
English (en)
Inventor
康誌 齋藤
Yasushi Saito
康誌 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2015045187A priority Critical patent/JP2016165081A/ja
Publication of JP2016165081A publication Critical patent/JP2016165081A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

【課題】差動伝送ケーブルによる浮遊容量とコモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスとによる共振周波数が変化したとしても、フレキシブルに対応でき、該共振周波数におけるノイズを効果的に低減することが可能なノイズフィルタを提供する。【解決手段】ノイズフィルタ1は、第1コイル101及び第2コイル102を有するコモンモードチョークコイル10と、第1コイル101の一端とグランドとの間に接続される第1LC直列共振回路21と、第2コイル102の一端とグランドとの間に接続される第2LC直列共振回路22とを備える。第1LC直列共振回路21及び第2LC直列共振回路22を構成するコイル213,224及びコンデンサ211,222の定数は、コモンモードチョークコイル10のコモンモードインダクタンスと差動伝送ケーブル50とグランドとの間に形成される浮遊容量51とによる共振の共振周波数に合わせて設定される。【選択図】 図1

Description

本発明は、ノイズフィルタに関し、特に、コモンモードチョークコイルを用いたノイズフィルタに関する。
従来から、例えば、信号を伝送する一対の差動伝送ライン上のコモンモードノイズを除去するために、コモンモードチョークコイルが使用されている。ここで、特許文献1には、差動伝送ラインに接続されたコモンモードチョークコイルと、各差動伝送ラインとグランドとの間に接続されたLC直列共振回路とを備えるコモンモードノイズフィルタが開示されている。
このコモンモードノイズフィルタによれば、LC直列共振回路によって、特定の帯域において対地間で直列共振させることができるため、該特定の共振周波数帯域でコモンモードノイズ及びディファレンシャルモードノイズの減衰量を大きくすることができる。
特開2014−53765号公報
しかしながら、上述した特許文献1のコモンモードノイズフィルタでは、該コモンモードノイズフィルタ(コモンモードチョークコイル)が介装されることにより生じ得る共振の共振周波数と、上記LC直列共振回路の共振周波数が異なっている場合、該コモンモードノイズフィルタが介装されることにより生じ得る共振の共振周波数において、差動伝送ラインに大電流が流れることから、ノイズが増大してしまうおそれがある。
特に、例えば、複数のコントローラ間(通信用IC間)を接続するケーブル(差動伝送ケーブル)の取り回しを変えることにより、該ケーブルとグランドとの間に形成される浮遊容量が変化し、該浮遊容量とコモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスとによる共振の共振周波数が変化するような場合、特許文献1のコモンモードノイズフィルタでは、共振周波数の変化に対応してノイズを低減することができなかった。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、差動伝送ケーブルによる浮遊容量とコモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスとによる共振の共振周波数が変化したとしても、フレキシブルに対応でき、該共振周波数におけるノイズを効果的に低減することが可能なノイズフィルタを提供することを目的とする。
本発明に係るノイズフィルタは、一対の第1コイル及び第2コイルを有するコモンモードチョークコイルと、第1コイルの一端とグランドとの間に接続される第1共振回路と、第2コイルの一端とグランドとの間に接続される第2共振回路とを備え、第1共振回路及び第2共振回路の共振周波数が、コモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスと、該コモンモードチョークコイルと接続される差動伝送ケーブルとグランドとの間に形成される浮遊容量とによる共振の共振周波数に合わせて設定されることを特徴とする。
本発明に係るノイズフィルタによれば、第1共振回路及び第2共振回路の共振周波数が、コモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスと、該コモンモードチョークコイルと接続される差動伝送ケーブルとグランドとの間に形成される浮遊容量とによる共振の共振周波数に合わせて設定される。そのため、差動伝送ケーブルによる浮遊容量とコモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスとによる共振の共振周波数において、第1共振回路及び第2共振回路も共振を起こし、該第1共振回路及び第2共振回路のインピーダンスが低下する。よって、該共振周波数で差動伝送ケーブルに流れる大電流が、第1共振回路、第2共振回路を通してグランドに流される(落とされる)ことにより、差動伝送ケーブルに大電流が流れることが防止される。その結果、差動伝送ケーブルによる浮遊容量とコモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスとによる共振の共振周波数が変化したとしても、フレキシブルに対応でき、該共振周波数におけるノイズを効果的に低減することが可能となる。
本発明に係るノイズフィルタでは、第1共振回路及び第2共振回路それぞれが、コイルと、該コイルに直列に接続されるコンデンサとを有するLC直列共振回路であることが好ましい。
このようにすれば、コイルと、該コイルに直列に接続されるコンデンサとを有するLC直列共振回路を用いて、第1共振回路及び前記第2共振回路それぞれを構成することができる。
本発明に係るノイズフィルタでは、第1共振回路及び第2共振回路それぞれを構成するコイルとコンデンサの定数が、コモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスと、該コモンモードチョークコイルと接続される差動伝送ケーブルとグランドとの間に形成される浮遊容量とによる共振の共振周波数に合わせて設定されることが好ましい。
このようにすれば、第1共振回路及び第2共振回路それぞれを構成するコイル及びコンデンサの定数を調節することにより、該第1共振回路及び第2共振回路それぞれの共振周波数を、コモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスと、該コモンモードチョークコイルと接続される差動伝送ケーブルとグランドとの間に形成される浮遊容量とによる共振の共振周波数に合わせることができる。
本発明に係るノイズフィルタでは、コモンモードチョークコイルが、車両の通信ネットワークを構成するCANトランシーバと、差動伝送ケーブルとの間に介装され、第1共振回路及び第2共振回路それぞれの共振周波数が、コモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスと、差動伝送ケーブルと車両のグランドとの間で形成される浮遊容量とによる共振の共振周波数に合わせて設定されることが好ましい。
このようにすれば、車両に搭載される、CAN(Controller/Car Area Network)トランシーバ、及び該CANトランシーバと接続される差動伝送ケーブルを含む回路のノイズを効果的に低減することができる。特に、差動伝送ケーブルの這わせ方によって共振周波数が変化するような場合であっても、フレキシブルに対応することができる。
本発明に係るノイズフィルタでは、第1コイルの一端及び前記第2コイルの一端それぞれが、一対の差動伝送ケーブルに接続され、第1コイルの他端及び第2コイルの他端それぞれが、CANトランシーバに接続されることが好ましい。
このようにすれば、コモンモードコークコイルと差動伝送ケーブルとの間に第1共振回路及び第2共振回路が接続されるため、より効果的にノイズを低減することができる。
本発明に係るノイズフィルタでは、第1共振回路及び第2共振回路それぞれの共振周波数が、測定された、コモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスと、該コモンモードチョークコイルと接続される差動伝送ケーブルとグランドとの間に形成される浮遊容量とによる共振の共振周波数の実測値に合わせて設定されることが好ましい。
この場合、実際に測定された、差動伝送ケーブルによる浮遊容量とコモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスとによる共振の共振周波数に基づいて、第1共振回路及び第2共振回路それぞれの共振周波数が設定される。そのため、差動伝送ケーブルによる浮遊容量とコモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスとによる共振の共振周波数が変わったとしても、柔軟かつ適切にノイズ対策を行うことが可能となる。
本発明によれば、差動伝送ケーブルによる浮遊容量とコモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスとによる共振の共振周波数が変化したとしても、フレキシブルに対応でき、該共振周波数におけるノイズを効果的に低減することが可能となる。
実施形態に係るノイズフィルタの構成を示す回路図である。 実施形態に係るノイズフィルタをCANバスに適用した場合の例を示す図である。 LC直列共振回路を有さないコモンモードチョークコイルを用いた場合の放射ノイズの測定結果を示すグラフである。 実施形態に係るノイズフィルタを用いた場合の放射ノイズの測定結果を示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図中、同一又は相当部分には同一符号を用いることとする。また、各図において、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
まず、図1及び図2を併せて用いて、実施形態に係るノイズフィルタ1の構成について説明する。図1は、ノイズフィルタ1の構成を示す回路図である。また、図2は、ノイズフィルタ1をCANバスに適用した場合の例(実施例)を示す図である。
ノイズフィルタ1は、一対の第1コイル101及び第2コイル102を有するコモンモードチョークコイル10と、第1コイル101の一端とグランドとの間に接続される第1LC直列共振回路21と、第2コイル102の一端とグランドとの間に接続される第2LC直列共振回路22とを備えている。なお、コモンモードチョークコイル10としては、例えば、公知の巻線型のコモンモードチョークコイル、又は積層型のコモンモードチョークコイルを好適に用いることができる。
第1LC直列共振回路21及び第2LC直列共振回路22それぞれは、コイル213,224と、該コイル213,224に直列に接続されるコンデンサ211,222とを有するLC直列共振回路である。より詳細には、第1LC直列共振回路21は、第3コイル213と、該第3コイル213と直列に接続される第1コンデンサ211とを有するLC直列共振回路である。同様に、第2LC直列共振回路22は、第4コイル224と、該第4コイル224と直列に接続される第2コンデンサ222とを有するLC直列共振回路である。
第1LC直列共振回路21及び第2LC直列共振回路22それぞれの共振周波数は、コモンモードチョークコイル10のコモンモードインダクタンスと、該コモンモードチョークコイル10の一端、すなわち、第1コイル101の一端及び第2コイル102の一端それぞれと接続される一対の差動伝送ケーブル50とグランドとの間に形成される浮遊容量51とによるLC共振の共振周波数に合わせて(一致するように)設定される。
すなわち、第1LC直列共振回路21を構成する第3コイル213と第1コンデンサ211の定数(値)、及び第2LC直列共振回路22を構成する第4コイル224と第2コンデンサ222の定数(値)は、コモンモードチョークコイル10のコモンモードインダクタンスと、該コモンモードチョークコイル10と接続される一対の差動伝送ケーブル50とグランドとの間に形成される浮遊容量51とによるLC共振の共振周波数に合わせて(一致するように)設定される。
その際に、第1LC直列共振回路21及び第2LC直列共振回路22それぞれの共振周波数は、実際に測定した、コモンモードチョークコイル10のコモンモードインダクタンスと、一対の差動伝送ケーブル50とグランドとの間に形成される浮遊容量51とによるLC共振の共振周波数(実測値)に合わせて(一致するように)設定される。
なお、ここで、共振周波数fの値が測定によって取得されれば、第1LC直列共振回路21を構成する第3コイル213と第1コンデンサ211の定数(インダクタンスLとキャパシタンスC)、及び第2LC直列共振回路22を構成する第4コイル224と第2コンデンサ222の定数(インダクタンスLとキャパシタンスC)は、次式(1)に基づいて設定することができる。
=1/2π√LC ・・・(1)
ところで、本実施形態に係るノイズフィルタ1は、例えば、車両の通信ネットワークを構成する車載用のCAN(Controller Area Network)バスに好適に適用することができる。ここで、ノイズフィルタ1を、車載用のCANバスに適用した場合の例(実施例)を図2に示す。この場合、コモンモードチョークコイル10を構成する第1コイル101の他端、及び第2コイル102の他端それぞれは、CANトランシーバ30に接続される。すなわち、ノイズフィルタ1は、CANトランシーバ30と一対の差動伝送ケーブル50との間に介装される。
そして、この場合、第1LC直列共振回路21及び第2LC直列共振回路22それぞれの共振周波数は、コモンモードチョークコイル10のコモンモードインダクタンスと、一対の差動伝送ケーブル50と車両のグランド(車体)との間で形成される浮遊容量51とによるLC共振の共振周波数に合わせて(一致するように)設定される。
このような構成を有することにより、本実施形態(又は実施例)によれば、コモンモードチョークコイル10のコモンモードインダクタンスと、一対の差動伝送ケーブル50とグランドとの間に形成される浮遊容量51とによるLC共振の共振周波数において、第1LC直列共振回路21及び第2LC直列共振回路22も共振を起こし、該第1LC直列共振回路21及び第2LC直列共振回路22のインピーダンスが低下する。よって、当該共振周波数で差動伝送ケーブル50に流れる大電流が、第1LC直列共振回路21、第2LC直列共振回路22を通してグランドに流される(落とされる)ことにより、差動伝送ケーブル50に大電流が流れることが防止される。
そこで、本実施形態に係るノイズフィルタ1のノイズ低減効果を確認するため、CAN評価用ボードを用いた放射ノイズの測定を行った。続いて、図3、図4を用いて、本実施形態に係るノイズフィルタ1のノイズ低減効果について、測定結果を示して説明する。
放射ノイズの測定には、上述した図2に示した測定系を用いた。すなわち、上述したように、差動伝送ラインのインターフェースとして車載用途のFT−CAN(Fault Tolerant CAN)を用いた。そして、FT−CANに対応したCANトランシーバ30に信号発生器から50kHzのパルス信号を入力し、その際に出力されるCAN信号を一対の差動伝送ケーブル50に伝送させた状態での放射ノイズを測定した。なお、この場合、一対の差動伝送ケーブル50がアンテナとなってノイズを放射する。
ノイズ測定は電波暗室を用い、車載機器のエミッション規格であるCISPR25に準拠した測定環境(条件)にて放射ノイズを測定した。すなわち、差動伝送ケーブル50は、測定系の接地された銅板から5cm浮かせ、先端は開放終端とした。また、コモンモードチョークコイル10には、株式会社村田製作所製の「DLW43SH510XK2」を用いた。
放射ノイズの測定結果を図3及び図4に示す。ここで、図3及び図4の横軸は周波数(MHz)であり、縦軸はノイズレベル(dBμV/m)である。また、図3には、ショートの場合、すなわち、コモンモードチョークコイル10も本実施形態のノイズフィルタ1も接続されていない場合(比較例1)、及びLC直列共振回路21,22を有さないコモンモードチョークコイル10のみを適用した場合(比較例2)の放射ノイズの測定結果を示す。一方、図4には、上記ショートの場合、及び本実施形態に係るノイズフィルタ1を適用した場合の放射ノイズの測定結果を示す。
図3では、上記ショートの場合(比較例1)の測定結果を灰色の太線で示すとともに、LC直列共振回路21,22を有さないコモンモードチョークコイル10のみを適用した場合(比較例2)の測定結果を黒の細線で示した。一方、図4では、上記ショートの場合(比較例1)の測定結果を灰色の太線で示すとともに、本実施形態に係るノイズフィルタ1を適用した場合の測定結果を黒の細線で示した。
図3に示されるように、LC直列共振回路21,22を有さないコモンモードチョークコイル10のみを適用した場合(比較例2)は、ショートの場合(すなわちコモンモードチョークコイル10もノイズフィルタ1も接続されていない場合)(比較例1)と比較して、共振周波数である3MHz近辺でのノイズレベルが高くなった。
これに対して、図4に示されるように、本実施形態に係るノイズフィルタ1を適用した場合には、上述したLC直列共振回路21,22を有さないコモンモードチョークコイル10のみを適用した場合(比較例2)と比較して、共振周波数である3MHz付近でのノイズレベルが約28dB程度低減できることが確認された。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によれば、第1LC直列共振回路21及び第2LC直列共振回路22の共振周波数が、コモンモードチョークコイル10のコモンモードインダクタンスと、該コモンモードチョークコイル10と接続される一対の差動伝送ケーブル50とグランドとの間に形成される浮遊容量51とによるLC共振の共振周波数に合わせて設定される。そのため、差動伝送ケーブル50による浮遊容量とコモンモードチョークコイル10のコモンモードインダクタンスとによる共振の共振周波数において、第1LC直列共振回路21及び第2LC直列共振回路22も共振を起こし、該第1LC直列共振回路21及び第2LC直列共振回路22のインピーダンスが低下する。よって、当該共振周波数で差動伝送ケーブル50に流れる大電流が、第1LC直列共振回路21、第2LC直列共振回路22を通してグランドに流される(落とされる)ことにより、差動伝送ケーブル50に大電流が流れることが防止される。その結果、差動伝送ケーブル50による浮遊容量と、コモンモードチョークコイル10のコモンモードインダクタンスとによる共振の共振周波数が変化したとしても、フレキシブルに対応でき、該共振周波数におけるノイズを効果的に低減することが可能となる。
また、本実施形態によれば、第1LC直列共振回路21及び第2LC直列共振回路22それぞれを構成するコイル213,224及びコンデンサ211,222の定数(インダクタンスLとキャパシタンスC)を調節することにより、該第1LC直列共振回路21及び第2LC直列共振回路22それぞれの共振周波数を、コモンモードチョークコイル10のコモンモードインダクタンスと、一対の差動伝送ケーブル50とグランドとの間に形成される浮遊容量51とによるLC共振の共振周波数に合わせる(一致させる)ことができる。
なお、その際に、本実施形態によれば、実際に測定された、差動伝送ケーブル50による浮遊容量と、コモンモードチョークコイル10のコモンモードインダクタンスとによる共振の共振周波数の実測値に基づいて、第1LC直列共振回路21及び第2LC直列共振回路22それぞれの共振周波数が設定される。そのため、例えば、差動伝送ケーブル50の取り回しによって浮遊容量51が変化し、差動伝送ケーブル50による浮遊容量51と、コモンモードチョークコイル10のコモンモードインダクタンスとによる共振の共振周波数が変わったとしても、柔軟かつ適切にノイズ対策を行うことが可能となる。
また、本実施形態(実施例)によれば、車両に搭載されるCANトランシーバ30、及び該CANトランシーバ30と接続される一対の差動伝送ケーブル50を含む回路のノイズを効果的に低減することができる。特に、差動伝送ケーブル50の這わせ方によって車両のグランド(車体)との間で形成される浮遊容量51が変化し、共振周波数が変化するような場合であっても、フレキシブルに対応することができる。なお、本実施形態によれば、FT−CANのように、信号系の特性インピーダンスが高く、コモンモードチョークコイル単体による効果が得られにくい系で特に効果的にノイズを低減することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、車載用のCANバスに適用した場合を例に挙げたが、本発明の適用範囲は、車載用のCANバスに限られることなく、例えば、産業機械に用いられるCANバス等の通信ラインなどにも好適に適用することができる。
上記実施形態では、共振回路としてLC直列共振回路を用いたが、他の形式の共振回路を用いてもよい。また、第1LC直列共振回路21、第2LC直列共振回路22それぞれは、コモンモードチョークコイル10(第1コイル101、第2コイル102)の他方の端部側に接続してもよい。
1 ノイズフィルタ
10 コモンモードチョークコイル
101 第1コイル
102 第2コイル
21 第1LC直列共振回路
22 第2LC直列共振回路
213 第3コイル
224 第4コイル
211 第1コンデンサ
222 第2コンデンサ
30 CANトランシーバ
50 差動伝送ケーブル
51 浮遊容量

Claims (6)

  1. 一対の第1コイル及び第2コイルを有するコモンモードチョークコイルと、
    前記第1コイルの一端とグランドとの間に接続される第1共振回路と、
    前記第2コイルの一端とグランドとの間に接続される第2共振回路と、を備え、
    前記第1共振回路及び第2共振回路の共振周波数は、前記コモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスと、該コモンモードチョークコイルと接続される差動伝送ケーブルとグランドとの間に形成される浮遊容量とによる共振の共振周波数に合わせて設定されることを特徴とするノイズフィルタ。
  2. 前記第1共振回路及び第2共振回路それぞれは、コイルと、該コイルに直列に接続されるコンデンサとを有するLC直列共振回路であることを特徴とする請求項1に記載のノイズフィルタ。
  3. 前記第1共振回路及び第2共振回路それぞれを構成する前記コイルとコンデンサの定数は、前記コモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスと、該コモンモードチョークコイルと接続される差動伝送ケーブルとグランドとの間に形成される浮遊容量とによる共振の共振周波数に合わせて設定されることを特徴とする請求項2に記載のノイズフィルタ。
  4. 前記コモンモードチョークコイルは、車両の通信ネットワークを構成するCANトランシーバと、前記差動伝送ケーブルとの間に介装され、
    前記第1共振回路及び第2共振回路それぞれの共振周波数は、前記コモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスと、前記差動伝送ケーブルと車両のグランドとの間で形成される浮遊容量とによる共振の共振周波数に合わせて設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のノイズフィルタ。
  5. 前記第1コイルの一端、及び前記第2コイルの一端それぞれは、一対の前記差動伝送ケーブルに接続され、
    前記第1コイルの他端、及び前記第2コイルの他端それぞれは、前記CANトランシーバに接続されることを特徴とする請求項4に記載のノイズフィルタ。
  6. 前記第1共振回路及び第2共振回路それぞれの共振周波数は、測定された、前記コモンモードチョークコイルのコモンモードインダクタンスと、該コモンモードチョークコイルと接続される前記差動伝送ケーブルとグランドとの間に形成される浮遊容量とによる共振の共振周波数の実測値に合わせて設定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のノイズフィルタ。
JP2015045187A 2015-03-06 2015-03-06 ノイズフィルタ Pending JP2016165081A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015045187A JP2016165081A (ja) 2015-03-06 2015-03-06 ノイズフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015045187A JP2016165081A (ja) 2015-03-06 2015-03-06 ノイズフィルタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016165081A true JP2016165081A (ja) 2016-09-08

Family

ID=56876287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015045187A Pending JP2016165081A (ja) 2015-03-06 2015-03-06 ノイズフィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016165081A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113632361A (zh) * 2019-03-25 2021-11-09 松下知识产权经营株式会社 开关电源装置
WO2022259971A1 (ja) * 2021-06-09 2022-12-15 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 駆動回路、および、固体撮像素子

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010154435A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Fuji Electric Holdings Co Ltd ノイズフィルタ
WO2012132553A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 株式会社日立製作所 車両ネットワークの耐雑音障害性を向上するための回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010154435A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Fuji Electric Holdings Co Ltd ノイズフィルタ
WO2012132553A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 株式会社日立製作所 車両ネットワークの耐雑音障害性を向上するための回路

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113632361A (zh) * 2019-03-25 2021-11-09 松下知识产权经营株式会社 开关电源装置
CN113632361B (zh) * 2019-03-25 2023-12-05 松下知识产权经营株式会社 开关电源装置
WO2022259971A1 (ja) * 2021-06-09 2022-12-15 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 駆動回路、および、固体撮像素子
JPWO2022259971A1 (ja) * 2021-06-09 2022-12-15
JP7801331B2 (ja) 2021-06-09 2026-01-16 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 駆動回路、および、固体撮像素子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9264007B2 (en) Noise filter and transmission device
US7804188B2 (en) Termination circuit, vehicle-mounted control apparatus, and vehicle-mounted communication system
WO2018168282A1 (ja) 回路モジュール、ネットワークモジュール、及び車載電子機器
JP2008244701A (ja) 電力線通信システム
WO2014034373A1 (ja) フィルタ装置
JP2017130917A (ja) 差動通信装置、測定方法
US8698571B2 (en) Circuit for improving the immunity performance of a vehicle network
TWI528742B (zh) 網路傳輸之電磁干擾抑制裝置與方法
US20160285360A1 (en) Method and apparatus for electromagnetic interference reduction
TW201536125A (zh) 印刷電路板
WO2017199543A1 (ja) フィルタ装置
JP2016165081A (ja) ノイズフィルタ
EP2613487B1 (en) Common-mode termination within communication systems
CN109241578B (zh) 低通滤波器设计方法及装置
CN104412515B (zh) 用于将电子元件链接到通信线的器件
JP6362057B2 (ja) プリント回路板及び電子機器
CN219287481U (zh) 滤波电路及电子设备
JP3206436U (ja) ネットワーク装置
JP2010135607A (ja) プリント回路板
US12224886B2 (en) Electronic control device
US9190978B2 (en) Differential transmission circuit and printed circuit board
JPWO2018123555A1 (ja) フィルタ装置およびフィルタモジュール
CN202841146U (zh) 一种以太网电磁干扰抑制装置
JP6954472B2 (ja) バイアスt回路および信号伝送装置
JP2010283415A (ja) ノイズ対策回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190719

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191001