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JP2016164978A - 電気化学素子用電極およびその製造方法、ならびに下地層用塗料 - Google Patents

電気化学素子用電極およびその製造方法、ならびに下地層用塗料 Download PDF

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JP2016164978A JP2016032491A JP2016032491A JP2016164978A JP 2016164978 A JP2016164978 A JP 2016164978A JP 2016032491 A JP2016032491 A JP 2016032491A JP 2016032491 A JP2016032491 A JP 2016032491A JP 2016164978 A JP2016164978 A JP 2016164978A
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Masahiko Yamaguchi
将彦 山口
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Teruo Uchibori
輝男 内堀
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Abstract

【課題】面方向における抵抗を低く維持しながら、厚み方向における接触抵抗が低減された下地層を有する電気化学素子用電極およびその製造方法、ならびに下地層用塗料を提供する。【解決手段】電極は、集電体と、前記集電体の表面に形成された下地層と、前記下地層の表面に形成された活物質層と、を含み、前記下地層は、非晶質の粒状炭素材料と、炭素繊維とを含む。前記球状炭素材料は、例えば、酸触媒および保護コロイド剤の存在下、アルデヒド化合物とフェノール化合物とを反応させることによりフェノール樹脂で形成された粒子を生成させ、前記粒子を加熱することにより前記フェノール樹脂を硬化させて硬化粒子を得、前記硬化粒子を炭化することにより得られる。【選択図】図1

Description

本発明は、導電性に優れる電気化学素子用電極およびその製造方法、ならびにこの電極を形成するための下地層用塗料に関し、例えば、電気二重層キャパシタ(EDLC)、擬似キャパシタ(P−EDLC)などのキャパシタや、リチウムイオン電池などに用いる電極およびその製造方法、ならびに下地層用塗料に関する。
近年、省エネルギー、環境保全および石油代替エネルギー利用の観点から、自動車を中心に、二次電池やEDLCなどの電気化学素子を用いる技術開発が進んでおり、ハイブリッド自動車(HEV)およびPEV(電気自動車)の開発が加速している。また、SSD(Solid state drive)型ハードディスクなどでも、高性能の二次電池やEDLCの利用が進んでいる。
電気化学素子用電極は、一般に、集電体とその表面に形成された活物質層とを有する。しかし、集電体の表面に活物質層を直に形成すると、電極抵抗が大きくなったり、集電体が酸化されたりする場合がある。そこで、集電体の表面に、導電性を有する下地層を形成し、その表面に、活物質層を形成することが提案されている(特許文献1、2)。
なお、特許文献3には、粒状炭素電極材料およびその製造方法が提案されている。
特開2009−38387号公報 特表2005−508081号公報 特開2009−49236号公報
導電性の下地層を形成すると、集電体と活物質層との界面抵抗が低くなると期待される。しかし、下地層に含まれる導電剤の種類によっては、下地層の厚み方向における接触抵抗および面方向における抵抗を十分に低減できない場合がある。
本発明は、上記状況に鑑み、面方向における抵抗を低く維持しながら、厚み方向における接触抵抗が低減された下地層を有する電気化学素子用電極および下地層用塗料を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の一局面は、集電体と、
前記集電体の表面に形成された下地層と、
前記下地層の表面に形成された活物質層と、を含み、
前記下地層は、非晶質の粒状炭素材料と、炭素繊維と、結着剤とを含む、電気化学素子用電極に関する。
本発明の他の一局面は、酸触媒および保護コロイド剤の存在下、アルデヒド化合物とフェノール化合物とを反応させることによりフェノール樹脂で形成された粒子を生成させ、前記粒子を加熱することにより前記フェノール樹脂を硬化させて硬化粒子を得、前記硬化粒子を炭化することにより非晶質の粒状炭素材料を形成する工程Aと、
前記粒状炭素材料と、炭素繊維と、結着剤と、液状成分とを含む第1スラリーを調製し、前記第1スラリーを集電体の表面に塗布し、乾燥することにより下地層を形成する工程Bと、
前記下地層の表面に、活物質を含む第2スラリーを塗布し、乾燥して、活物質層を形成する工程Cと、を含む、電気化学素子用電極の製造方法に関する。
本発明のさらに他の一局面は、集電体と、前記集電体上に形成された活物質層とを含む電気化学素子用電極において、前記集電体と前記活物質層との間に配される下地層を形成するための下地層用塗料であって、
非晶質の粒状炭素材料と、炭素繊維と、結着剤と、液状成分とを含む、下地層用塗料に関する。
本発明によれば、電極の集電体と活物質層との間に形成する下地層において、面方向における抵抗を低く維持しながらも、厚み方向における接触抵抗を低減できる。よって、集電体と活物質層との間の界面抵抗を低減することができる。
本発明に係る電気化学素子用電極の一例を示す概略縦断面図である。 試験例1〜5および比較試験例1で用いた粒状炭素材料の走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。 比較試験例2〜7で用いた黒鉛粒子B1のSEM写真である。 比較試験例8〜13で用いた黒鉛粒子B2のSEM写真である。 比較試験例14〜19で用いた黒鉛粒子B3のSEM写真である。 比較試験例20〜25で用いた黒鉛粒子B4のSEM写真である。 試験例1〜5および比較試験例2〜6、8〜12、14〜18、および20〜24の下地層における正規化接触抵抗を示すグラフである。 試験例1〜5および比較試験例1〜25の下地層における体積抵抗率を示すグラフである。 試験例8および9の下地層の剥離強度を示すグラフである。 試験例10〜14の下地層における正規化接触抵抗を示すグラフである。 試験例11の下地層の剥離強度を示すグラフである。
本発明の実施形態に係る電気化学素子用電極は、集電体と、集電体の表面に形成された下地層と、下地層の表面に形成された活物質層とを含み、下地層は、非晶質の粒状炭素材料と、炭素繊維と、結着剤と、を含む。ここで、粒状炭素材料は、例えば、酸触媒および保護コロイド剤の存在下、アルデヒド化合物とフェノール化合物とを反応させることによりフェノール樹脂で形成された粒子を生成させ、粒子を加熱することによりフェノール樹脂を硬化させて硬化粒子を得、硬化粒子を炭化することにより得られるものである。
導電性の下地層を形成する場合、導電剤の種類によっては、面方向における抵抗(具体的には体積抵抗率)を低減できても、厚み方向における接触抵抗を十分に低減できない場合がある。集電体と活物質層との間に介在させて導電性を高める下地層の目的からは、特に厚み方向における接触抵抗を低減することが重要である。一般的な導電剤として知られている結晶性の炭素材料(黒鉛など)、カーボンブラック、または炭素繊維を用いたり、これらの材料を複数併用したりする場合、面方向における体積抵抗率はある程度低減することができる。ところが、厚み方向における接触抵抗は、これらの導電剤を用いても、十分に低減できない。
一方、粒状炭素材料と炭素繊維とを組み合わせる場合の厚み方向における接触抵抗の挙動は、黒鉛および炭素繊維を組み合わせた場合と大きく異なる。黒鉛を用いる場合、厚み方向の接触抵抗が大きく、黒鉛と炭素繊維とを組み合わせても、炭素繊維を加えることによる効果はほとんど得られず、厚み方向の接触抵抗は大きいままである。ところが、本発明では、粒状炭素材料と炭素繊維とを組み合わせることで、面方向における体積抵抗率を低く維持しながらも、厚み方向における接触抵抗を顕著に抑制することができる。集電体と活物質層との間の界面抵抗を低減できるため、高出力化が期待できる。
本発明において、下地層の厚み方向の接触抵抗は、例えば、2.0Ω/mm以下であり、さらに1.0Ω/mm以下または0.7Ω/mm以下にまで低下させることもできる。
なお、下地層の厚み方向の接触抵抗とは、下地層の単位厚み(1mm)当たりの下地層における接触抵抗(Ω)(正規化接触抵抗(Ω/mm))である。正規化接触抵抗は、下地層を形成した集電体を2枚用意し、下地層を向き合わせた状態で、導電板(ステンレススチール(SUS)板)を介して重ね、所定の荷重をかけた状態で、2枚の下地層間の抵抗(Ω)を求めて、1枚当たりに換算し、これを下地層の厚み(mm)で除することにより求められる。
下地層の厚み方向における接触抵抗を低く抑えながら、面方向における体積抵抗率も低く抑えることは難しい。本発明では、下地層の厚み方向における接触抵抗を上記のように低減しながらも、面方向における体積抵抗率を低く、例えば、1.00Ω・cm以下に低減することができる。下地層の面方向における体積抵抗率は、0.20〜1.00Ω・cmであることが好ましく、0.20〜0.45Ω・cmであってもよい。
下地層の面方向における体積抵抗率(Ω・cm)は、樹脂フィルムの表面に下地層を形成し、下地層の表面抵抗率(Ω/□)を測定し、この測定値に下地層の厚み(cm)を乗ずることにより求めることができる。
粒状炭素材料の平均アスペクト比は、例えば、1〜1.7であり、1〜1.5であることが好ましい。なお、このような平均アスペクト比を有する粒状炭素材料は、ほぼ球状であると言うことができ、球または楕円球、もしくはこれらに近い形状の粒状炭素材料を含む。
なお、平均アスペクト比は、粒状炭素材料の走査型電子顕微鏡(SEM)写真において、任意に選択した複数(例えば、10個)の粒子について、それぞれ、最大径Dmと、最大径Dmと直交する方向の径(最大径)Dpとを計測し、DmをDpで除して各粒子のアスペクト比を求め、さらに平均化することにより算出できる。
粒状炭素材料は、結晶性の黒鉛とは異なり、非晶質である。炭素材料における黒鉛型結晶構造の発達の程度の指標の1つとして、X線回折(XRD)スペクトルで測定される(002)面の平均面間隔d002が使用されている。黒鉛の平均面間隔d002は一般に0.337nm未満と小さいが、本発明で使用される粒状炭素材料の平均面間隔d002は、例えば、0.337nm以上である。粒状炭素材料の平均面間隔d002は、0.37nm以上であってもよく、0.37〜0.42nmまたは0.38〜0.40nmであってもよい。
粒状炭素材料のBET比表面積は、例えば、1〜2500m2/gの範囲から適宜選択できる。中でも、1〜100m2/gまたは1〜50m2/gであるものを用いることが好ましい。
粒状炭素材料の単粒子率は、0.7以上であることが好ましく、0.8以上であってもよい。なお、単粒子率とは、粒状炭素材料全体の質量を1としたときに、粒状炭素材料全体に占める一次粒子(単粒子)の質量割合である。
黒鉛は、有機物前駆体を黒鉛化することにより得られるのに対し、粒状炭素材料は、上記のように、フェノール樹脂を硬化(架橋も含む)させた硬化粒子を前駆体とし、炭化することにより得られる。炭化する際の温度は、結晶化が進行しない温度、例えば、500〜1200℃であることが好ましく、550〜1000℃または550〜900℃であることが好ましい。このような温度で炭化することで、導電性を確保しながらも、非晶質の炭素材料が得られる。
なお、電気化学素子とは、主にキャパシタや電池を意味し、例えば、EDLC、P−EDLC、リチウムイオン電池などが含まれる。キャパシタや電池の構造は、特に限定されず、コイン型、捲回型、積層型などが含まれる。
以下に、本発明に係る電気化学素子用電極の構造について、電極の概略縦断面図を用いて説明する。
図1は、本発明に係る電極の構造の一例を模式的に示す縦断面図である。ここでは、集電体1の片面に活物質層2を具備する場合について説明する。ただし、本発明に係る電極は、図1の形態に限らず、集電体1の片面に活物質層2および下地層(または導電層)3を具備する場合と、集電体1の両面に活物質層2および下地層3を具備する場合が含まれる。また、必要に応じて、集電体1の一方の主面に活物質層2および下地層3を形成し、他方の主面に活物質層2を直接形成してもよい。
図1では、集電体1の一方の主面に、下地層3が形成されており、下地層3の表面に活物質層2が形成されている。下地層3が、上記の粒状炭素材料と、炭素繊維を含むことで、面方向における体積抵抗率をある程度低く保ちながらも、厚み方向における接触抵抗を大きく低減できる。
次に、本発明に係る電気化学素子用電極について、より詳細に説明する。
電極は、集電体と、集電体の表面に形成された下地層と、下地層の表面に形成された活物質層とを含む。
(集電体)
集電体は、通常シート状である。集電体には、金属箔が好ましく用いられる。金属箔の厚さは、例えば8〜60μm、好ましくは20〜40μmである。金属箔の材質としては、例えばAl、Ni、Cu、Fe、Cr、Moなどの金属またはこれらから選択される少なくとも一種を含む合金(例えば、Al合金、Ni合金、Cu合金、ステンレス鋼)が挙げられる。キャパシタ用電極やリチウムイオン電池の正極には、アルミニウム箔が好ましく用いられる。また、リチウムイオン電池の負極には、銅箔が好ましく用いられる。金属箔は、エッチング処理が施されていないプレーン箔でもよく、エッチング箔でもよい。プレーン箔は、高い耐電圧特性を期待できる。エッチング箔は、下地層との密着性に優れている。集電体は、三次元に加工された構造を有してもよく、例えばパンチング箔やラス金網状の集電体を用いてもよい。
(下地層)
下地層は、下記の粒状炭素材料と、炭素繊維とを含んでいる。
(粒状炭素材料)
粒状炭素材料は、酸触媒および保護コロイド剤の存在下でフェノール樹脂の粒子を生成させる第1工程、第1工程で得られた粒子を加熱して硬化粒子を生成させる第2工程、および硬化粒子を炭化させる第3工程を経ることにより得られる。
第1工程では、酸触媒および保護コロイド剤の存在下で、攪拌下、アルデヒド化合物とフェノール化合物とを反応させる。これにより、フェノール樹脂で形成された粒子が得られる。保護コロイド剤の存在下で反応させることにより、ほぼ球状の(具体的には、球または楕円球、もしくはこれらに近い形状の)フェノール樹脂粒子を生成させることができる。酸触媒を用いることで、縮合反応が優勢になり、ノボラック型のフェノール樹脂の粒子を生成させることができる。
反応は、水性媒体、具体的には、水、または水と水溶性有機溶媒との混合溶媒中で行うことができる。例えば、酸触媒、アルデヒド化合物および保護コロイド剤を含む水溶液を調製し、この水溶液にフェノール化合物を添加して攪拌することにより反応を進行させることができる。反応混合物は、フェノール化合物の添加により白濁し、攪拌を続けると淡いピンクなどに変色する。この変色したタイミングで反応の終了を判断してもよい。
反応は、例えば、10〜60℃で行うことができる。アルデヒド化合物とフェノール化合物とのモル比は、所望するフェノール樹脂の分子構造に合わせて、適宜選択できる。フェノール化合物のモル量をアルデヒド化合物に対して過剰にしてもよい。フェノール化合物の量は、アルデヒド化合物1モルに対しては、例えば、0.1〜0.9モルまたは0.1〜0.75モルなどであってもよい。
フェノール化合物およびアルデヒド化合物としては、フェノール樹脂の原料として公知のものが使用できる。フェノール化合物としては、例えば、フェノール、アルキルフェノール(クレゾールなど)、ナフトール、および/またはレゾルシンなどが挙げられる。アルデヒド化合物としては、ホルムアルデヒドを用いることが好ましい。
酸触媒としては、ノボラック型フェノール樹脂の製造に使用される公知の酸触媒(例えば、シュウ酸などのカルボン酸、塩酸などの無機など)が使用できる。酸触媒の量は、反応混合物中の酸触媒の濃度が、2〜6mol/Lまたは3〜6mol/Lとなるように設定することが好ましい。
保護コロイド剤としては、反応溶媒の種類に応じて適宜選択でき、水溶性多糖類(カルボキシメチルセルロース(CMC)、CMCのNa塩またはアンモニウム塩など)が好ましく使用される。保護コロイド剤(固形分)の量は、フェノール化合物100質量部に対して、0.04〜3質量部であることが好ましい。
フェノール樹脂粒子の粒径や形状は、反応混合物の攪拌速度、酸触媒、保護コロイド剤および/または原料の濃度などにより調整できる。
第2工程では、続く第3工程で炭化する際に、フェノール樹脂が溶融して粒子の形状が必要以上に変形したり、粒子同士が融着して凝集粒子が形成されたりしないように、フェノール樹脂を硬化させる。具体的には、第1工程で得られたフェノール樹脂粒子を、加熱することにより、フェノール樹脂を硬化(架橋も含む)させる。硬化させる際には、必要に応じて、公知のフェノール樹脂の硬化剤や架橋剤を使用してもよい。
第2工程は、第1工程で得られる反応混合物を加熱することにより行うことができる。
加熱の温度は、60〜100℃であることが好ましい。
加熱後、反応混合物からフェノール樹脂が硬化した硬化粒子を、公知の方法により、分離、回収することができる。回収した硬化粒子は、必要に応じて、洗浄してもよい。硬化粒子には、必要に応じて、造粒および/または粉砕処理を施してもよい。
第3工程では、第2工程で得られる硬化粒子を焼成して炭化させることにより、非晶質の粒状炭素材料が得られる。炭化は、非酸化性雰囲気下、例えば、窒素、アルゴンなどの不活性ガス雰囲気下で行うことができる。炭化させる際の温度(焼成温度)は、上述の通りである。
第3工程で硬化粒子を炭化させた後、必要に応じて、賦活処理を行ってもよい。賦活処理は、炭化物の公知の賦活方法、例えば、水蒸気賦活、薬品賦活などにより行うことができる。
賦活温度は、賦活方法に応じて適宜選択でき、例えば、500〜1100℃であってもよい。
第1工程、第2工程および第3工程を経ることにより、粒状炭素材料を得ることができる。粒状炭素材料の製法として、例えば、特許文献3などを参照してもよい。
粒状炭素材料の平均粒径は、例えば、50nm〜20μmであり、1〜20μmまたは1〜10μmであってもよい。粒状炭素材料の平均粒径は、例えば、50nm〜5μmまたは0.1〜2μmと小さくてもよい。平均粒径が小さな粒状炭素材料を用いると、下地層の厚みを小さくし易い。
なお、本明細書中、平均粒径とは、体積基準の粒度分布におけるメディアン径(D50)を意味する。
(炭素繊維)
本発明では、粒状炭素材料と、炭素繊維とを組み合わせることで、下地層の面方向における体積抵抗率を低く維持しながら、厚み方向における接触抵抗を顕著に低減できる。 炭素繊維としては、ポリアクリロニトリル系やピッチ系炭素繊維、気相成長炭素繊維(カーボンナノチューブ(CNT)を含む)などが挙げられる。CNTとしては、単層CNTおよび多層CNTが例示できる。これらの炭素繊維は、一種を単独でまたは二種以上を組み合わせて使用できる。
炭素繊維は、CNTを含むことが好ましく、下地層に含まれる炭素繊維の、例えば、90質量%以上をCNTが占めることがより好ましい。また、炭素繊維としてCNTのみを用いてもよい。
CNTの平均繊維径は、例えば、5〜300nmであり、100〜200nmであることが好ましい。
平均繊維長は、例えば、1〜30μm、好ましくは10〜20μmである。
CNTの平均アスペクト比(繊維長/繊維径)は、例えば、10〜1000、好ましくは50〜200である。
炭素繊維の量は、下地層に含まれる粒状炭素材料100質量部に対して、例えば、1〜70質量部であり、1〜50質量部であることが好ましく、より好ましくは1〜30質量部である。炭素繊維の量がこのような範囲である場合、下地層の面方向における体積抵抗率を低く保ちながらも、厚み方向における接触抵抗をさらに低減し易い。
(その他の成分)
下地層は、さらに、カーボンブラックを含んでもよい。カーボンブラックは、下地層において導電助剤として作用する。下地層がカーボンブラックを含む場合、厚み方向における接触抵抗をさらに低下させることができる。
カーボンブラックとしては、例えば、アセチレンブラック、ファーネスブラック、ケッチェンブラック、ランプブラック、ディスクブラックなどが挙げられる。カーボンブラックは一種を単独でまたは二種以上を組み合わせて用いてもよい。厚み方向の接触抵抗をさらに低減する観点からは、ファーネスブラックを用いることが好ましい。
カーボンブラックの量は、下地層に含まれる粒状炭素材料100質量部に対して、例えば、1〜10000質量部であり、1〜500質量部であることが好ましく、1〜100質量部または1〜50質量部であってもよい。
下地層は、必要に応じて、さらに黒鉛粒子を含んでもよい。なお、黒鉛とは、XRDスペクトルにおける(002)面の平均面間隔d002が、0.337nm未満である結晶性の炭素材料(人造黒鉛、天然黒鉛など)を言う。下地層に占める黒鉛粒子の割合は、40質量%以下であることが好ましく、10質量%以下であってもよい。また、下地層が黒鉛粒子を含まない場合も好ましい。
下地層は、さらに結着剤(第1結着剤)を含むことができる。第1結着剤を含むことで、集電体と活物質層との密着強度を高めることができる。
第1結着剤としては、例えば、オレフィン系樹脂、アクリレート樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、フッ素樹脂、セルロース誘導体(例えば、カルボキシメチルセルロース(CMC)またはその塩(CMCのNa塩やアンモニウム塩など))、合成ゴム(スチレンブタジエンゴム(SBR)など)などが挙げられる。フッ素樹脂としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン(TFE)共重合体、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、フッ化ビニリデン(VDF)共重合体(VDF−ヘキサフルオロプロピレン(HFP)共重合体、VDF−HFP−アクリル共重合体など)などが挙げられる。第1結着剤は一種を単独でまたは二種以上を組み合わせて使用できる。
少量で高い結着力が得られる点からは、アクリレート樹脂、ポリアミドイミド樹脂、フッ素樹脂、およびセルロース誘導体が好ましい。なお、アクリレート樹脂とは、アクリル酸もしくはそのアルキルエステルまたはメタクリル酸もしくはそのアルキルエステルの単位を含む樹脂の総称である。
耐熱性や耐電圧の観点からは、第1結着剤のうち、炭素間二重結合を有さず、かつ160℃以上の融点を有する樹脂、Tgが260℃以上である熱硬化性樹脂などが好ましい。このような樹脂としては、例えば、両末端にアリル基を有する付加型熱硬化性イミド(ポリイミド樹脂)や、ポリアミドイミド(PAI)樹脂が挙げられる。耐熱性の観点からは、特にPAI樹脂が好ましい。
PAI樹脂を用いると、電極を作製する際に、高温で乾燥させることができるため、電極に水が残存するのを抑制できる。水は、電気化学素子内において電気分解しガス化するため、劣化因子と考えられている。結着剤としてPAI樹脂を用いると、このような水の残存を抑制できるため、電極、ひいては電気化学素子の耐久性を向上できる。
第1結着剤としては、水系媒体に分散した状態で使用できるもの(例えば、フッ素樹脂、合成ゴム、PAI樹脂、セルロース誘導体、アクリレート樹脂など)も好ましく、中でもフッ素樹脂、合成ゴムおよびPAI樹脂からなる群より選択された少なくとも一種とセルロース誘導体とを用いる場合が好ましい。
下地層に含まれる第1結着剤の量は、下地層に含まれる粒状炭素材料100質量部に対して、例えば、1〜100質量部であり、1〜50質量部が好ましく、1〜20質量部または5〜15質量部であってもよい。
下地層の厚さは、電極の種類により異なるが、例えば、0.5〜40μmの範囲が選択できる。EDLCの場合、例えば1〜20μmであり、リチウムイオン二次電池の場合、例えば10〜40μmである。下地層の厚みが大きい(例えば、10μm以上である)場合であっても、本発明では、面方向の抵抗を低く維持しながらも、厚み方向の接触抵抗を低減できるため、高出力化が可能である。また、下地層の厚みを、0.5〜15μmまたは1〜10μmと小さくしてもよい。
(活物質層)
下地層の表面には、活物質層が形成されている。
活物質層は、活物質を含み、必要に応じて、さらに結着剤(第2結着剤)および/または導電助剤(カーボンブラックなど)を含んでもよい。
活物質としては、電気化学素子の種類に応じて、例えば、活性炭、黒鉛、ハードカーボン、ソフトカーボン、遷移金属化合物、珪素、珪素化合物などが使用できる。これらの活物質は一種を用いてもよく、必要に応じて、二種以上組み合わせてもよい。
電気二重層キャパシタ用電極の場合、活物質として、活性炭が用いられる。この場合、正極(陽極)および負極(陰極)は、いずれも同じく活性炭を活物質として含んでいる。一方、擬似キャパシタの場合、活物質としては、様々な材料が用いられる。例えば、正極には活性炭が用いられ、負極には黒鉛、ソフトカーボン、ハードカーボンなどが用いられる。
リチウムイオン電池用電極の場合も、活物質には、様々な材料が用いられる。正極には、遷移金属化合物などが用いられる。遷移金属化合物としては、Co、NiおよびMnよりなる群から選択される少なくとも1種を含むリチウム含有遷移金属酸化物やオリビン酸(LiFePO4)型化合物が好ましく用いられる。負極には、黒鉛、ソフトカーボン、ハードカーボン、珪素、珪素化合物(炭化珪素、酸化珪素など)などが用いられる。
本発明は、これらのいずれの電極にも適用できるが、電気二重層キャパシタおよび擬似キャパシタ用電極への適用が最も効果的である。
活物質層において、第2結着剤には、第1結着剤として示した材料を用いることが好ましい。第2結着剤は、第1結着剤と異なる材料でもよいが、下地層と活物質層との密着性を高める観点から、同じ材料を用いてもよい。例えば、第1結着剤としてポリアミドイミド樹脂を用いる場合、第2結着剤にもポリアミドイミド樹脂を用いてもよい。
活物質層において、第2結着剤の量は、電極の種類により異なるが、例えば電気二重層キャパシタや擬似キャパシタの場合、活物質(活性炭または黒鉛)100質量部に対し、3〜10質量部、更には4〜6質量部が好適である。第2結着剤量が多くなると、下地層と活物質層との密着性は向上するが、直流抵抗や交流抵抗(ESR)が大きくなる傾向がある。第2結着剤量が少な過ぎると、活物質粒子同士の密着性が低下する傾向がある。
活物質層の厚さは、電極の種類により異なるが、電気二重層キャパシタの場合、例えば50〜200μmである。また、コイン型電気化学素子の場合、活物質層の厚さは、400〜700μmである。
電極は、集電体の表面に、下地層用塗料(具体的には、下地層用スラリー(第1スラリー))を塗布し、乾燥することにより下地層を形成し、下地層の表面に、活物質層用スラリー(第2スラリー)を塗布し、乾燥して、活物質層を形成することにより得ることができる。また、集電体の表面に第1スラリーの塗膜と第2スラリーの塗膜とを形成し、乾燥することにより、電極を形成してもよい。必要に応じて、ローラなどにより、電極や下地層が形成された電極前駆体を厚み方向に圧縮してもよい。
第1スラリーおよび第2スラリーは、それぞれ、各層の構成成分と、液状成分とを含む。各スラリーの液状成分は、結着剤の種類に応じて、水、有機媒体、およびこれらの混合物などから適宜選択すればよい。有機媒体としては、例えば、エタノール、イソプロパノールなどのアルコール、ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)などのアミド、テトラヒドロフランなどのエーテル、酢酸エチルなどのエステルなどが挙げられる。例えば、結着剤としてアクリレート樹脂、セルロース誘導体、PAI樹脂、PTFE、VDF共重合体などのフッ素樹脂、合成ゴムなどを用いる場合には、水または水と有機媒体との混合物が液状成分として使用される。また、PVDFやVDF共重合体などのフッ素樹脂を用いる場合には、NMPのような有機媒体を使用してもよい。スラリーを調製する際には、結着剤は、必要に応じて、エマルジョンや分散液の形態で用いてもよい。各スラリーには、必要に応じて、スラリーを安定化するための安定剤の他、公知の添加剤を添加してもよい。
このように、第1スラリー(下地層用塗料)は、上記の粒状炭素材料と炭素繊維と液状成分とを含むため、面方向における抵抗を低く保ちながら、厚み方向における接触抵抗が低減された下地層を形成することができる。下地層は、集電体と活物質層との間に配されるため、下地層用塗料は、集電体と活物質層と間の界面抵抗を低減するのに有用である。よって、本発明には、このような下地層用塗料(第1スラリー)も含まれる。下地層用塗料は、上記のように、さらに結着剤を含んでもよく、安定剤や、界面活性剤、消泡剤など、公知の添加剤を含むことができる。
下地層用塗料の固形分濃度は、例えば、5〜30質量%であり、10〜25質量%または10〜20質量%であってもよい。また、固形分濃度を15〜30質量%または20〜30質量%にまで高くすることもできる。固形分は、第1結着剤の種類や第1結着剤の分子量などを調節することにより高めることができる。固形分濃度を高め易い観点からは、第1結着剤として、CMCまたはその塩などのセルロース誘導体を用いることが好ましい。
下地層用塗料の粘度は、例えば、100〜1000mPa・sであり、200〜600mPa・sであることが好ましい。粘度は、例えば、市販のB型粘度計を用いて25℃で測定される。
また、下地層用塗料の塗布方法としては、特に制限されず、グラビアコート、ダイコート、キスコートなど各種方法を使用できる。薄膜を形成し易い観点からは、グラビアコートが好ましい。
以下、本発明を実施例および比較例に基づいて具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
試験例1
下記の手順で下地層を形成し、厚み方向の抵抗(接触抵抗)と、面方向の抵抗(体積抵抗率)とを測定した。
(1)粒状炭素材料の合成
ホルムアルデヒドと塩酸とを含む水溶液(ホルムアルデヒド濃度10質量%、塩酸濃度16質量%)100質量部に対して、CMCのNa塩(保護コロイド剤)の水溶液(CMCNa塩濃度2質量%)0.4質量部を添加し、撹拌した。得られた水溶液の温度を20℃に調整し、撹拌下で30℃のフェノール(純度95質量%)3.5質量部を加えて混合した。混合物が白濁した状態から淡いピンクになるまで撹拌した(反応混合物の温度:約30℃)。反応混合物を、撹拌しながら、80℃になるまで加熱し、80℃で約30分保持した。得られた混合物をろ過して固形分を回収し、固形分を水洗し、5質量%濃度のアンモニア水に懸濁させて40℃で1時間撹拌して中和させた。懸濁液をろ過して固形分を回収し、水洗し、乾燥させることにより、粒状のフェノール樹脂を得た。
フェノール樹脂を、電気炉内に入れ、窒素ガス雰囲気下、100℃/時間の速度で950℃になるまで昇温し、950℃で3時間焼成することにより炭化した。このようにして粒状炭素材料を合成した。
得られた粒状炭素材料のSEM画像から既述の手順で平均アスペクト比および平均粒径を求めたところ、平均アスペクト比は1.4であり、平均粒径は8μmあった。粒状炭素材料のSEM画像を図2に示す。図2に示されるように得られた粒状炭素材料は、ほぼ球状であった。粒状炭素材料の平均面間隔d002は、0.337nm以上であり、非晶質であった。
(2)第1スラリーの調製
イオン交換水80.9質量部およびイソプロピルアルコール2.2質量部の混合物に、攪拌下、CMCのNa塩 0.3質量部およびCMCのアンモニウム塩 0.1質量部を添加して溶解させた。得られた混合物に、攪拌下で、(1)で得られた粒状炭素材料70質量部と、CNT(多層カーボンナノチューブ、平均繊維径150nm、繊維長10〜20μm、アスペクト比67〜133)30質量部とを添加し、ビーズミルを用いて分散させた。次いで、第1結着剤としてのスチレンブタジエンゴム(SBR、Tg:−10℃)0.9質量部を添加して攪拌することにより第1スラリーを調製した。粒状炭素材料と、CNTと、SBRとの質量比は、100:42.9:8.6とした。第1スラリー中の固形分濃度は16.0質量%であり、粘度は200mPa・sであった。
(3)評価
(a)厚み方向の抵抗(接触抵抗)
集電体(エッチング処理を施したアルミニウム箔(算術平均粗さRa:0.112μm)、縦40cm×横15cm、厚み30μm)の一方の表面に、ワイヤーバーで第1スラリーを塗布して、塗膜を形成した。このとき、塗膜は周囲に未塗工部ができるように塗布した。赤外線ヒータ(照射距離5cm)を用いて、300℃で2分間乾燥させることにより下地層を形成した。下地層の厚みは、約10μmであった。このようにして形成された下地層を有する集電体を、縦10cm×横5cmの矩形にカットしてサンプルを作製した。このとき、長手方向の一端部に未塗工部を有するようにカットした。同様のサンプルを合計6枚準備した。
2枚のサンプルを、下地層を対向させて下地層間にSUS板(直径30mm、厚み5mm)を挟み、さらに集電体の両側から2枚のSUS板(縦40mm×横40mm、厚み5mm)で挟んだ。得られた積層物を2枚のSUS板が上下に来るように台の上に載せ、上から34kgf/cm2(≒3.3MPa)の荷重を加え、各サンブルを、未塗工部を介して、抵抗測定器(デジタルハイテスタ3239、日置電機(株)製)に接続した。この状態で、2枚のサンプル間の抵抗を(接触抵抗)を測定し、1枚のサンプル当たりに換算し、さらに下地層の厚み(mm)で除することにより正規化接触抵抗(Ω/mm)を求めた。
残りのサンプルを用いて同様の測定を行い、結果を3回の平均値で求めた。
(b)面方向の抵抗(体積抵抗率)
ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み100μm)の一方の表面に、第1スラリーをワイヤーバーで塗布し、塗膜を形成した。赤外線ヒータ(照射距離5cm)を用いて、300℃で2分間乾燥させることにより下地層を形成した。下地層の厚みは、約10μmであった。このようにして形成された下地層を有するフィルムを、縦8cm×横5cmのサイズにカットすることによりサンプルを作製した。同様のサンプルは合計4枚準備した。
抵抗測定器(ロレスタGP MCP−T610型)に、1枚のサンプルをセットし、表面抵抗率(Ω/□)を測定した。表面抵抗率に下地層の厚み(cm)を乗ずることにより体積抵抗率(Ω・cm)を求めた。各サンプルについて同様に測定を行い、結果は4枚のサンプルの平均値で求めた。
試験例2
試験例1で用いたCNTの一部をアセチレンブラックに置き換える以外は、試験例1と同様にして第1スラリーを調製した。粒状炭素材料と、CNTと、アセチレンブラックと、SBRとの質量比は、100:28.6:14.3:8.6とした。得られた第1スラリーを用いる以外は、試験例1と同様にして評価を行った。
試験例3〜5および比較試験例1
粒状炭素材料と、CNTと、アセチレンブラックとの質量比を下記のように変更した以外は試験例2と同様に第1スラリーを調製した。得られた第1スラリーを用いる以外は試験例1と同様にして評価を行った。
粒状炭素材料:CNT:アセチレンブラック=
100:14.3:28.6(試験例3)
100:7.1:35.7(試験例4)
100:1.4:41.4(試験例5)
100:0:42.9(比較試験例1)
比較試験例2〜7
粒状炭素材料に代えて、黒鉛粒子B1(人造黒鉛、平均粒径8μm、平均アスペクト比2.2)を用いる以外は試験例1〜5および比較試験例1と同様にして第1スラリーを調製し、試験例1と同様にして評価を行った。
比較試験例8〜13
粒状炭素材料に代えて、黒鉛粒子B2(鱗片状黒鉛、平均粒径6μm、平均アスペクト比9.2)を用いる以外は試験例1〜5および比較試験例1と同様にして第1スラリーを調製し、試験例1と同様にして評価を行った。
比較試験例14〜19
粒状炭素材料に代えて、黒鉛粒子B3(薄片状黒鉛、平均粒径5μm、平均アスペクト比6.6)を用いる以外は試験例1〜5および比較試験例1と同様にして第1スラリーを調製し、試験例1と同様にして評価を行った。
比較試験例20〜25
粒状炭素材料に代えて、黒鉛粒子B4(天然黒鉛、平均粒径4μm、平均アスペクト比4.3)を用いる以外は試験例1〜5および比較試験例1と同様にして第1スラリーを調製し、試験例1と同様にして評価を行った。
なお、比較試験例2〜25で使用した黒鉛粒子B1〜B4の平均面間隔d002は、いず
れも0.337nm未満である。正規化接触抵抗については、試験例1〜5、比較試験例2〜6、8〜12、14〜18、および20〜24について測定した。
比較試験例1〜25で使用した黒鉛粒子B1〜B4のSEM画像を図3〜図6に示す。
試験例1〜5、比較試験例2〜6、8〜12、14〜18、および20〜24の正規化接触抵抗の結果を図7に、試験例1〜5および比較試験例1〜25の体積抵抗率の結果を図8に、それぞれ示す。図7および図8中、試験例を「Ex.」、比較試験例を「CoEx.」で表した。CBはカーボンブラックを示す。炭素材料とは、各試験例または比較試験例で用いた粒状炭素材料または黒鉛粒子である。
黒鉛粒子を用いた比較試験例では、面方向の体積抵抗率は低くなっているが、厚み方向の接触抵抗は試験例に比べて格段に大きくなった。特に、黒鉛粒子に対するCNTの割合が多くなると、接触抵抗が顕著に大きくなった。面方向の体積抵抗率もCNTの割合が多くなると大きくなった。それに対して、試験例1では、CNTの割合が多くなっても体積抵抗率が大きくなるわけではなく、CNTの割合が少なくなる方が、体積抵抗率は大きくなった。粒状炭素材料を用い、CNTを含まない比較試験例1では、体積抵抗率が特に大きくなった。このように、黒鉛粒子と非晶質の粒状炭素材料とで、炭素繊維と組み合わせたときの接触抵抗および体積抵抗率の挙動は大きく異なった。
図2〜図6に示されるように、比較試験例で用いた黒鉛粒子は明らかに非球状であり、試験例1で用いた粒状炭素材料とは、形状およびアスペクト比が大きく異なった。
試験例6および7
アセチレンブラックに代えて、ファーネスブラック(東海カーボン製、#4400)またはケッチェンブラック(ライオン(株)製、ECP600JD)を用いた以外は、試験例5と同様にして第1スラリーを調製し、試験例1と同様に正規化接触抵抗を評価した。
正規化接触抵抗は、試験例5では、3.3Ω/mmであったのに対し、ケッチェンブラックを用いた試験例7では、4.0Ω/mmであり、ファーネスブラックを用いた試験例6では、1.8Ω/mmと大きく低下した。このような結果から、厚み方向の接触抵抗をさらに低減する観点からは、ファーネスブラックを導電助剤として用いることが有利であると言える。
試験例8および9
結着剤として、SBRに代えて、PAI(水溶性のポリアミドイミド樹脂)またはアクリレート樹脂(Tg:−40℃)を用いる以外は、試験例5と同様にして第1スラリーを調製した。得られた第1スラリーを用いて、接触抵抗の評価と同様にして、集電体の一方の表面に下地層を形成した。このようにして作製したサンプルの剥離強度(初期の剥離強度)を求め、次いで150℃の熱風乾燥炉に入れて、剥離強度の経時変化(1日、2日および7日後の剥離強度)を評価した。
なお、剥離強度の測定は、下地層の表面に粘着テープ(幅25mm)を貼付し、粘着テープの一方の端部を持ち上げて180度反対方向に引張り、剥離させた。このときの剥離強度をバネ量りで測定した。このときの測定結果を図9に示す。図9中、アクリレート樹脂は、ACで表した。
図9に示されるように、いずれの結着剤を用いた場合にも初期剥離強度には大きな違いは見られなかった。しかし、150℃で1日間経過した後は、PAIを用いた試験例8では、480gf/25mm(≒4.7N/25mm)と高いのに対し、アクリレート樹脂を用いた試験例9では、75gf/25mm(≒0.74N/25mm)にまで低下した。PAIを用いた試験例8では、7日経過後も、初期剥離強度と同程度の剥離強度が得られたのに対し、アクリレート樹脂を用いた試験例9では、40gf/25mm(≒0.40N/25mm)にまで低下した。
試験例10
イオン交換水425質量部およびイソプロピルアルコール15質量部の混合物に、攪拌下、CMCのアンモニウム塩3質量部を添加して溶解させた。得られた混合物に、粒状炭素材料39.5質量部と、ファーネスブラック56.5質量部と、CNT(多層カーボンナノチューブ、平均繊維径150nm、繊維長10〜20μm、アスペクト比67〜133)4.0質量部とを添加し、ビーズミルを用いて分散させた。次いで、第1結着剤としてのVDF−HFP−アクリル共重合体(水分散性のフッ素樹脂)36質量部、疎水性シリカ粒子1質量部を添加して攪拌することにより第1スラリーを調製した。
粒状炭素材料と、ファーネスブラックと、CNTとの質量比は、100:142.9:10とした。第1スラリー中の固形分濃度は20.7質量%であり、粘度は412mPa・sであった。なお、粒状炭素材料としては、試験例1と同様にして作製したものを分級して、平均粒径が8μmであるものを用いた。用いた粒状炭素材料の平均アスペクト比は1.4であった。
得られた第1スラリーを用いる以外は、試験例1と同様に評価を行った。ただし、下地層の厚みは12.2μmとした。
試験例11〜14
粒状炭素材料と、CNTと、ファーネスブラックとの質量比を下記のように変更した以外は試験例10と同様に第1スラリーを調製した。各試験例の第1スラリーの粘度も以下に示す。得られた第1スラリーを用い、下地層の厚みを下記のように変更した以外は、試験例10と同様に評価を行った。試験例11については、試験例8と同様にして剥離強度の評価も行った。剥離強度の評価は、初期、および1〜7日後について行った。
試験例11…粒状炭素材料:CNT:ファーネスブラック=100:10:444.3、第1スラリーの粘度390mPa・s、下地層の厚み10.5μm
試験例12…粒状炭素材料:CNT:ファーネスブラック=100:10:1000、第1スラリーの粘度300mPa・s、下地層の厚み11.0μm
試験例13…粒状炭素材料:CNT:ファーネスブラック=100:10:2000、第1スラリーの粘度350mPa・s、下地層の厚み12.0μm
試験例14…粒状炭素材料:CNT:ファーネスブラック=100:10:10000、第1スラリーの粘度540mPa・s、下地層の厚み9.3μm
試験例10〜14の接触抵抗の測定結果を図10に、試験例11の剥離強度の測定結果を図11に、それぞれ示す。図10中、試験例を「Ex.」で表した。図10に示されるように、これらの試験例でも、試験例1に匹敵する低い接触抵抗が得られた。また、図11に示されるように、試験例11では7日経過後も、初期とほとんど変わらない結果が得られた。また、体積抵抗率は、それぞれ、0.91Ω・cm(試験例10)、0.71Ω・cm(試験例11)、0.60Ω・cm(試験例12)、0.62Ω・cm(試験例13)、および0.37Ω・cm(試験例14)と、低く抑えられていた。
実施例1
(1)電極の作製
下記の手順でEDLC用電極を作製した。
結着剤として、SBRに代えて、PAI(水溶性のポリアミドイミド樹脂)を用いる以外は、試験例5と同様にして第1スラリーを調製した。
活物質としての活性炭(平均粒径8μm)と、導電助剤としてのアセチレンブラック(一次粒子の平均粒径0.03μm)と、結着剤としてのSBRと、所定量の水とを、ミキサーで混合することにより第2スラリーを調製した。
厚さ30μmのエッチング処理されたアルミニウム箔(算術平均粗さRa:0.112μm)の片方の表面に、第1スラリーを塗布し、厚さ約20μmの塗膜を形成し、乾燥させることにより下地層を形成した。下地層の表面に、第2スラリーを塗布し、厚さ270μmの塗膜を形成し、乾燥することにより、活物質層を形成した。乾燥後の下地層と活物質層を合わせた総厚は88μmであった。その後ロールプレス装置により圧縮プレスを行い80μmにプレスした。このようにして、EDLC用の電極を作製した。
(2)ESR測定
電極を用いて、2032コインセル型EDLCを作製し、Agilent社製のLCRメーター「4284A」を用いて、周波数1kHzにおけるESRを測定したところ、4.0Ωであった。
実施例2
粒状炭素材料:CNT:ファーネスブラック=100:11.1:444.4(質量比)に変更するとともに、イオン交換水の量を390質量部に変更した以外は、試験例11と同様にして第1スラリーを調製した。得られた第1スラリーを用いたこと以外は、実施例1と同様に電極を作製し、ESRを測定したところ、3.9Ωであった。
比較例1
比較試験例6で調製した第1スラリーを用いた以外は、実施例1と同様に、電極を作製し、ESRを測定した。その結果、ESRは、5.0Ωであった。
比較例1に比べて、実施例1ではESRが低くなっており、電極における抵抗が小さくなっているのが分かる。
なお、上記実施例では、EDLC用電極について説明したが、擬似キャパシタや二次電池の電極についても上記と同様のまたは類似の方法で製造できる。
本発明に係る電気化学素子用電極および下地層用塗料は、低抵抗であり、高出力化が可能であるため、様々な用途に適用できる。なかでも自動車やクレーン等の建設機械のような大型産業機械に適用される大型電気化学素子(EDLCなどのキャパシタなど)において有効である。
1 集電体
2 活物質層
3 下地層

Claims (19)

  1. 集電体と、
    前記集電体の表面に形成された下地層と、
    前記下地層の表面に形成された活物質層と、を含み、
    前記下地層は、非晶質の粒状炭素材料と、炭素繊維と、結着剤とを含む、電気化学素子用電極。
  2. 前記粒状炭素材料は、
    酸触媒および保護コロイド剤の存在下、アルデヒド化合物とフェノール化合物とを反応させることによりフェノール樹脂で形成された粒子を生成させ、
    前記粒子を加熱することにより前記フェノール樹脂を硬化させて硬化粒子を得、
    前記硬化粒子を炭化することにより得られる、請求項1に記載の電気化学素子用電極。
  3. 前記粒状炭素材料は、前記硬化粒子を500〜1200℃で炭化することにより得られる、請求項2に記載の電気化学素子用電極。
  4. 前記粒状炭素材料の平均アスペクト比は1〜1.7である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気化学素子用電極。
  5. 前記粒状炭素材料は、X線回折スペクトルで測定される(002)面の平均面間隔d002が0.337nm以上である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電気化学素子用電極。
  6. 前記粒状炭素材料の平均粒径は、50nm〜20μmである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気化学素子用電極。
  7. 3
    前記炭素繊維は、カーボンナノチューブを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気化学素子用電極。
  8. 前記炭素繊維の量は、前記粒状炭素材料100質量部に対して、1〜50質量部である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気化学素子用電極。
  9. さらにカーボンブラックを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の電気化学素子用電極。
  10. 前記カーボンブラックの量は、前記粒状炭素材料100質量部に対して、1〜10000質量部である、請求項9に記載の電気化学素子用電極。
  11. 前記カーボンブラックは、ファーネスブラックを含む、請求項9または10に記載の電気化学素子用電極。
  12. 前記結着剤は、フッ素樹脂、合成ゴム、およびポリアミドイミド樹脂からなる群より選択される少なくとも一種と、セルロース誘導体とを含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の電気化学素子用電極。
  13. 前記活物質層に含まれる活物質は、活性炭、黒鉛、ハードカーボン、ソフトカーボン、および遷移金属化合物からなる群より選択された少なくとも一種である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の電気化学素子用電極。
  14. 酸触媒および保護コロイド剤の存在下、アルデヒド化合物とフェノール化合物とを反応させることによりフェノール樹脂で形成された粒子を生成させ、前記粒子を加熱することにより前記フェノール樹脂を硬化させて硬化粒子を得、前記硬化粒子を炭化することにより非晶質の粒状炭素材料を形成する工程Aと、
    前記粒状炭素材料と、炭素繊維と、結着剤と、液状成分とを含む第1スラリーを調製し、前記第1スラリーを集電体の表面に塗布し、乾燥することにより下地層を形成する工程Bと、
    前記下地層の表面に、活物質を含む第2スラリーを塗布し、乾燥して、活物質層を形成する工程Cと、を含む、電気化学素子用電極の製造方法。
  15. 集電体と、前記集電体上に形成された活物質層とを含む電気化学素子用電極において、前記集電体と前記活物質層との間に配される下地層を形成するための下地層用塗料であって、
    非晶質の粒状炭素材料と、炭素繊維と、結着剤と、液状成分とを含む、下地層用塗料。
  16. 前記粒状炭素材料は、
    酸触媒および保護コロイド剤の存在下、アルデヒド化合物とフェノール化合物とを反応させることによりフェノール樹脂で形成された粒子を生成させ、
    前記粒子を加熱することにより前記フェノール樹脂を硬化させて硬化粒子を得、
    前記硬化粒子を炭化することにより得られる、請求項15に記載の下地層用塗料。
  17. 固形分濃度が、5〜30質量%である、請求項15または16に記載の下地層用塗料。
  18. 200〜600mPa・sの粘度を有する、請求項15〜17のいずれか1項に記載の下地層用塗料。
  19. 前記結着剤は、フッ素樹脂、合成ゴム、およびポリアミドイミド樹脂からなる群より選択される少なくとも一種と、セルロース誘導体とを含み、
    前記液状成分は、少なくとも水を含む、請求項15〜18のいずれか1項に記載の下地層用塗料。
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