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JP2016151118A - 防火材付きの枠、防火材付き建具、及び、枠又は建具への防火材の取付方法 - Google Patents

防火材付きの枠、防火材付き建具、及び、枠又は建具への防火材の取付方法 Download PDF

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JP2016151118A JP2015028584A JP2015028584A JP2016151118A JP 2016151118 A JP2016151118 A JP 2016151118A JP 2015028584 A JP2015028584 A JP 2015028584A JP 2015028584 A JP2015028584 A JP 2015028584A JP 2016151118 A JP2016151118 A JP 2016151118A
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Abstract

【課題】防火性に優れた防火材付き枠及び防火材付き建具を提供する。また、防火材の取り付けが容易な枠又は建具への防火材の取付方法を提供する。【解決手段】建具により開閉自在に塞がれる建築物の開口部に固定される防火材付き枠11であって、防火材1は、耐火性及び熱膨張性を有する熱膨張材2を少なくとも備える。枠11のコーナー部分C2に取り付けられる防火材1は、熱膨張材2が、板状の第1の部分3と、第1の部分3と一体的に形成されかつ第1の部分3から折れ曲がる板状の第2の部分4とを少なくとも備え、第1の部分3及び第2の部分4の折曲部C1がコーナー部分C2に配置されるように取り付けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、建築物における、窓や扉などの建具により開閉自在に塞がれる開口部に設置される枠(サッシ)、建具、及び、枠又は建具への防火材の取付方法に関する。
防火地域又は準防火地域において、例えば窓や扉などの建具で塞がれる建築物の開口部は、隣家の火災から自家への延焼を防いだり、自家の火災から隣家への延焼を防いだりするため、防火構造が施されている。具体的には、建具と、建具を建築物の壁(外壁や間仕切り壁など)に取り付けるための矩形状の枠(サッシ)との間隙から炎が通過することがないように、枠の防火性が高められている。例えば、枠の建具と対向する面に、加熱により膨張する熱膨張性耐火材が防火材として取り付けられており、この防火材が、火災時の熱により膨張して上述した間隙を塞ぐことで、防火性が発現されている。
従来においては、例えば特許文献1に記載されているような、表裏面が平坦で長尺な長尺板状の防火材が、例えば粘着テープなどを介して枠の全周にわたって取り付けられている。
特願2014−246541号
しかし、枠は、コーナー部分については直角に折れ曲がっていることから、上述した長尺板状の防火材が取り付けられている場合には、枠のコーナー部分では、2つの防火材が組み合わされて取り付けられていて、防火材同士の間に隙間が生じやすい。また、枠の種類によっては形状が複雑なものもあり、この場合に、複数の長尺板状の防火材を枠の形状に合わせて組み合せて取り付けると、同様に、防火材同士の間に隙間が生じやすい。防火材同士の間に隙間が生じると、防火性に影響を与える一方で、複数の防火材を隙間なく取り付けるのは作業が大変手間である。
本発明は、上記した課題に着目してなされたもので、防火性に優れた防火材付き枠及び防火材付き建具を提供することを目的とする。また、本発明は、枠や建具への取り付けが容易な防火材の取付方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、熱膨張材を、互いに交差する板状の第1の部分と板状の第2の部分とで少なくとも構成することで、上記の目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、建具により開閉自在に塞がれる建築物の開口部に固定される防火材付き枠であって、前記防火材は、耐火性及び熱膨張性を有する熱膨張材を少なくとも備え、当該枠のコーナー部分に取り付けられる前記防火材は、前記熱膨張材が、板状の第1の部分と、前記第1の部分と一体的に形成されかつ前記第1の部分から折れ曲がる板状の第2の部分とを少なくとも備える防火材付き枠からなる。
上記構成の枠において、枠が、例えば片開き窓用や両開き窓用の他、すべり出し窓用のものであるなどといった、4つの板材を表面同士が同一平面となるように周状に連ねた形の取付枠部を備えている場合には、前記防火材は、前記取付枠部に、2つの隣接する前記板材の一方に前記第1の部分が他方に前記第2の部分がそれぞれ当たるように、取り付けられる。
また、枠が、例えば引き違い窓用のものであるなどといった、内周面の少なくとも一部に長手方向に沿って凹溝が形成されており、前記凹溝を構成する基板部及び前記基板部から起立する一対の側板部を備えている場合には、前記防火材は、当該枠の内周面に、前記第1の部分が前記基板部に前記第2の部分が一方の前記側板部にそれぞれ当たるように、取り付けられる。この場合には、前記熱膨張材は、前記第1の部分と一体的に形成されかつ前記第2の部分と対向するよう前記第1の部分から折れ曲がる板状の第3の部分をさらに備え、前記第3の部分が他方の前記側板部にさらに当たるように、前記防火材が当該枠の内周面に取り付けられていてもよい。また、前記基板部に、前記一対の側板部の間に板状部が起立している場合には、前記第1の部分が前記基板部に前記第2の部分が前記板状部にそれぞれ当たるように、前記防火材が当該枠の内周面に取り付けられていてもよい。
また、本発明の上記目的は、建築物の開口部に固定された枠を開閉自在に塞ぐ防火材付き建具であって、前記防火材は、耐火性及び熱膨張性を有する熱膨張材を少なくとも備え、当該建具のコーナー部分に配置される前記防火材は、前記熱膨張材が、板状の第1の部分と、前記第1の部分と一体的に形成されかつ前記第1の部分から折れ曲がる板状の第2の部分とを少なくとも備える防火材付き建具によっても達成される。
上記構成の建具においては、当該建具が正面視矩形状であり、前記防火材が当該建具の周縁部に、矩形の4辺のうちの隣接する2辺の一方に前記第1の部分が他方に前記第2の部分がそれぞれ当たるように、取り付けられるのが好ましい。
また、建具が、端面に長手方向に沿って凹部が形成されている場合には、前記防火材が当該建具の端面に、前記第1の部分が前記凹部の底壁面に前記第2の部分が前記凹部の一方の側壁面にそれぞれ当たるように、取り付けられるのが好ましい。この場合には、前記熱膨張材は、前記第1の部分と一体的に形成されかつ前記第2の部分と対向するよう前記第1の部分から折れ曲がる板状の第3の部分をさらに備え、前記第3の部分の折曲部が前記凹部の他方の側壁面にさらに当たるように、前記防火材が当該建具の端面に取り付けられるのが好ましい。
また、上記構成の枠及び建具において、前記熱膨張材が射出成形により形成されることが好ましい。
また、上記構成の枠及び建具において、前記熱膨張材が、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂と、熱膨張性黒鉛と、無機充填剤とを含むことが好ましい。
また、本発明の上記目的は、建具により開閉自在に塞がれる建築物の開口部に設置される枠又は前記建具に防火材を取り付ける取付方法であって、前記防火材は、耐火性及び熱膨張性を有する熱膨張材を少なくとも備え、前記熱膨張材は、板状の第1の部分と、前記第1の部分と一体的に形成されかつ前記第1の部分から折れ曲がる板状の第2の部分とを少なくとも備え、前記第1の部分及び前記第2の部分の折曲部が前記枠又は前記建具のコーナー部分に配置されるように、前記防火材を取り付ける取付方法によって達成される。
本発明によれば、枠及び建具の防火性を優れたものとすることができる。また、本発明の取付方法によれば、枠及び建具のコーナー部分などに対して防火材を容易に取り付けることができ、作業効率を向上できる。
本発明の第1実施形態に係る防火材付き枠の斜視図である。 図1の枠の背面図である。 図1のA−A線における概略断面図である。 防火材の斜視図である。 枠の背面図であり、枠への防火材の取り付け方法の変形例を示している。 火災が生じた場合の枠に取り付けられた防火材の防火性を示す概略断面図である。 枠の背面図であり、枠への防火材の取り付け方法のその他の変形例を示している。 枠の背面図であり、枠への防火材の取り付け方法のその他の変形例を示している。 本発明の第2実施形態に係る防火材付き枠の正面図である。 図9のB−B線における概略断面図である。 防火材の斜視図である。 火災が生じた場合の枠に取り付けられた防火材の防火性を示す概略断面図である。 枠の概略断面図であり、枠への防火材の取り付け方法の変形例を示している。 枠の概略断面図であり、枠への防火材の取り付け方法の変形例を示している。 本発明の一実施形態に係る防火材付き建具の概略正面図である。 本発明の他の実施形態に係る防火材付き建具の概略断面図である。 図16の変形例を示す概略断面図である。 本発明の他の実施形態に係る防火材付き建具の概略断面図である。 図18の変形例を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明の防火材付き枠は、建築物における、窓や扉などの建具により開閉自在に塞がれる開口部に固定され、当該開口部の防火に用いられる。具体的には、窓枠やドア枠などのサッシとして建築物に取り付けられる。なお、以下の説明では、防火材付き枠が窓枠である例を説明しているが、本発明の防火材付き枠の範囲は窓枠に限定されるものではないことは言うまでもない。
図1〜図3は、本発明の第1実施形態に係る防火材付き枠(以下、単に「枠」という。)11の外観構成を示している。第1実施形態の枠11は、片開き窓10用のものであり、建築物の壁(図示せず)などの構造材の開口部12に従来から公知の方法によって固定される。なお、図2では窓10の図示を省略している。また、図2及び図3では、窓10ないしは枠11を模式的に示し、窓10や枠11の詳細な構造の図示は省略している。また、枠11として片開き窓用のものを説明しているが、両開き窓用やすべり出し窓用のものについても同じ様な構成とすることができる。
枠11は、正面視矩形状であり、かつ、断面視L字形状である。つまり、枠11は、4つの板材を表面同士が同一平面となるように周状に連ねた形の取付枠部11Aの周縁に、4つの板材を表面同士が90度の角度をなす(直交する)ように周状に連ねた形の周壁部11Bを起立させた構成のものである。枠11の材質は特に限定されるものではなく、例えばアルミニウム製、合成樹脂製、アルミニウム及び合成樹脂の複合製、木質製、及び鋼製などであってよい。
窓10は、パネル13の周囲に框14が固定されたものであり、框14は、上下左右の4つの細長い縁框部14A〜14Dを枠状に組み合わせて構成されている。框14は、アルミニウムなどの金属製、木製、合成樹脂製など、任意の材料から形成されていてよい。パネル13は、ガラス製や合成樹脂製など、任意の材料から形成されていてよい。窓10は、閉窓時に、框14が枠11のL字をなす一方の板状部11Aと対向しており、ハンドル15を右回りに回して框14を外側へと回動させることで、開窓する。
防火材1は、図4に示すように、耐火性及び熱膨張性を有する熱膨張材2を少なくとも備えている。熱膨張材2は、板状の第1の部分3と、第1の部分3と一体的に形成されかつ第1の部分3から折れ曲がる板状の第2の部分4とを少なくとも備えており、この第1の部分3と第2の部分4とが、表面同士及び裏面同士が同一平面となるように連なっている、つまりは、段差なくフラットな状態で連なっている。また、第1の部分3と第2の部分4とが直角に突き合わされるようにして連なっており、熱膨張材2の外形がL字型となっている。なお、表面及び裏面は、偏平状の板材において、最も面積の大きい面のことを指す。
熱膨張材2は、熱膨張性黒鉛などの難燃性材料を混練した合成樹脂、エラストマー又はゴムなどの、加熱により膨張する熱膨張材料から形成される。熱膨張材料を構成する樹脂は、熱可塑性樹脂であっても熱硬化性樹脂であってもよい。熱膨張材料を構成する耐火性樹脂組成物は、通常、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂と、熱膨張性黒鉛と、無機充填剤とを含み、これらの成分の割合は特に限定されないが、例えば熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂100重量部に対して熱膨張性黒鉛が10〜300重量部、無機充填剤が30〜500重量部である。このような熱膨張材を構成する耐火性樹脂組成物としては、種々のものが公知であるが、例えば熱可塑性樹脂に、リン化合物、中和処理された熱膨張性黒鉛、及び無機充填剤を含有し、それぞれの含有量が、熱可塑性樹脂100重量部に対して、リン化合物と中和処理された熱膨張性黒鉛との合計量が20〜200重量部、無機充填剤が50〜500重量部であり、中和処理された熱膨張性黒鉛:リン化合物の重量比が、9:1〜1:100であることを特徴とする耐火性樹脂組成物(特開平9−227716号公報);エポキシ樹脂100重量部、中和処理された熱膨張性黒鉛10〜300重量部及び無機充填剤50〜500重量部からなることを特徴とする耐火性樹脂(特開2000−143941号公報);エポキシ樹脂100重量部、中和処理された熱膨張性黒鉛15〜150重量部及び無機充填剤30〜500重量部からなる厚み0.3〜6mmのシート中に、1m当たりの重量が25〜2000gの不燃性繊維状材料からなるネット又はマットが含浸されてなることを特徴とする耐火シート組成物(特開2002−12678号公報);非架橋ゴム及び/又は部分架橋ゴムからなるゴム成分(A)に、熱膨張性無機物(特には、中和処理された熱膨張性黒鉛)(B)、無機充填材(C)及び平均分子量2000〜4000の液状樹脂(D)を配合してなることを特徴とする粘着性耐火性ゴム組成物(特開2003−192840号公報);及びポリ塩化ビニル系樹脂に熱膨張性黒鉛を含有させた耐火性樹脂組成物であって、配合比がポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、熱膨張性黒鉛が1〜10重量部である耐火性樹脂組成物(特開2008−180068号公報)などを挙げることができる。
なお、熱膨張材2は、熱膨張性黒鉛を用いないものであってもよい。例えば熱膨張材料を構成する耐火性樹脂組成物として、(A)多価アルコール、(B)含窒素発泡剤、(C)ゴム物質、(D)難燃性発泡剤および(E)二酸化チタンを含む高耐火性ゴム組成物を成形してなる高耐火性ゴム組成物シートであって、含窒素発泡剤(B)が、ゴム物質(C)100重量部に対し、76〜80重量部の範囲であることを特徴とする、高耐火性ゴム組成物シート(再表2012/132475号公報)などを挙げることができる。
熱膨張材2の寸法、すなわち長さ(第1の部分の長さL1、第2の部分の長さL2)、幅(第1の部分の長さD1、第2の部分の長さD2)、厚みTは、特に限定されず、枠11の寸法に応じて適宜設定される。
熱膨張材2は、射出成形により上述した形状に成形することが好ましいが、押出成形や圧縮成形などで成形してもよい。射出成形により成形すると、熱膨張材2を無駄なく歩留まりよく製造できるうえ、複雑な形状に成形できるので好ましい。また、幅広なシート状の熱膨張材を作製し、このシート状の熱膨張材から平面視L字型の熱膨張材2を切り取ることで成形してもよい。
防火材1を枠21に取り付けるに当たっては、枠11の框14と対向する面、すなわち、框14の縁框部14A〜14Dと重なって延びる枠11の取付枠部11Aの表面に、防火材1が取り付けられる。このとき、取付枠部11Aの矩形枠状をなす4つの板材のうちの隣接する2つの板材の一方に第1の部分3が他方に第2の部分4がそれぞれ当たるように、防火材1が取り付けられる。言い換えれば、防火材1の角部(第1の部分3と第2の部分4の折曲部)C1が、取付枠部11Aのコーナー部分C2に配置されるように防火材1が取り付けられる。なお、防火材1の角部C1が取付枠部11Aのコーナー部分C2に配置されるとは、防火材1の角部C1の端の尖った部分A1が取付枠部11Aのコーナー部分C2の隅っこA2に突き当たるように配置される場合の他、防火材1の角部C1の端の尖った部分A1が取付枠部11Aのコーナー部分C2の隅っこA2に突き当たることなく配置される場合も含む。枠11の取付枠部11Aの全周にわたってこの種の防火材を取り付けられるためには、長さD1及びD2を適当な長さに設定し、図2に示すように、4つの第1実施形態の防火材1を取付枠部11Aの四隅のコーナー部分C2に隣接する防火材1との間に隙間が生じないよう取り付けてもよいし、図5に示すように、四隅のコーナー部分C2にそれぞれ取り付けられた第1実施形態の防火材1の間に、従来の表裏面が平坦で長尺な平板状の防火材16を、それぞれ防火材1及び防火材16の端面同士を突き合わせて防火材1との間に隙間が生じないよう取り付けてもよい。防火材1は、枠11に粘着テープ(図示せず)などを介して取り付けられる。なお、粘着テープは、熱膨張材2に事前に貼り付けておくことができ、その場合、粘着テープにはさらに剥離紙(図示せず)が貼り付けられているのが好ましい。
図6に示されるように火災が発生すると、防火材1(熱膨張材2)が火の熱により膨張することで、窓10と枠11との間隙Sを塞ぐ。これにより、窓10と枠11との間から火や煙が侵入・侵出することを低減又は防止することができる。
このように、第1実施形態の防火材付き枠11によると、熱膨張材2が、第1の部分3と、第1の部分3から折れ曲がる第2の部分4とを備えていて、枠11(取付枠部11A)のコーナー部分C2の形状に沿った形状を有しているので、継ぎ目なく取り付けることが難しい枠11(取付枠部11A)のコーナー部分C2に対して、継ぎ目が生じることなく防火材1を取り付けることができる。よって、よって、枠11を防火性に優れたものとすることができる。加えて、防火材1を枠11に容易に取り付けることができるので、取り付けの際には、取付作業を大いに効率化することができる。
以上、本発明の第1実施形態について説明したが、第1実施形態は上記内容のものに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、熱膨張材2は外形がL字型のものには限定されず、図7に示すようなコ字型の他、図8に示すような矩形枠型のものであってもよい。
図7では、防火材1は、熱膨張材2が第1の部分3と一体的に形成されかつ第1の部分3から折れ曲がる板状の第3の部分5をさらに備えており、3つの部分3〜5が、表面同士が同一平面となるように連なっている。つまり、熱膨張材2は、板状の3つの部分3〜5が一体的に形成され、かつ、隣接する2つの部分同士が直角をなすよう形成されている。そして、枠11には、2つの防火材1が、その角部(第1の部分3と第2の部分4の折曲部及び第1の部分3と第3の部分5の折曲部)C1が枠11(取付枠部11A)のコーナー部分C2に配置されるように、取り付けられている。
また、図8では、防火材1は、熱膨張材2が第2の部分4及び第3の部分5と一体的に形成されかつ第2の部分4及び第3の部分5から折れ曲がる板状の第4の部分6をさらに備えており、4つの部分3〜6が、表面同士が同一平面となるように連なっている。つまり、熱膨張材2は、板状の4つの部分3〜6が一体的に形成され、かつ、隣接する2つの部分同士が直角をなすよう形成されている。そして、枠11には、1つの防火材1が、その角部(第1の部分3と第2の部分4の折曲部、第1の部分3と第3の部分5の折曲部、第2の部分4と第4の部分6の折曲部、及び第3の部分5と第4の部分6の折曲部)C1が枠11(取付枠部11A)のコーナー部分C2に配置されるように、取り付けられている。
また、防火材1は、熱膨張材2と、熱膨張材2の少なくとも一部を被覆する化粧材(図示せず)とを備えた構成のものであってもよい。熱膨張材2を化粧材で被覆することにより、防火材1の意匠性を高めることができる。さらに、化粧材で被覆することにより、熱膨張材2の耐候性が向上し、防火材1の長期耐久性も向上する。このような化粧材は、粘着剤や接着剤などで熱膨張材2に貼り付けることができる。
また、防火材1を枠11に取り付けるための手段は、粘着テープに限られず、接着剤、ねじなどの物理固定を用いてもよい。
次に、図9及び図10は、本発明の第2実施形態に係る防火材付き枠21(以下、単に「枠」という。)の外観構成を示している。第2実施形態の枠21は、引違い窓20用のものであり、建築物の壁(図示せず)などの構造材の開口部22に従来から公知の方法によって固定される。なお、図10では、窓20及び枠21を模式的に示し、窓20や枠21の詳細な構造の図示は省略している。
枠21は、正面視矩形状であり、上下左右の4つの細長い側縁部21a〜21dを枠状に組み合わせて構成されている。また、枠21(各側縁部21a〜21d)は、断面視コ字形状であり、枠21の内周面に長手方向に沿って凹溝26が形成されている。よって、枠21(各側縁部21a〜21d)は、凹溝26を構成する基板部21Aと、基板部21Aの両側縁より立ち上がる一対の側板部21Bとを備えている。各側縁部21a〜21dの基板部21Aは、表面同士が90度の角度をなす(直交する)ように周状に連なっている。また、各側縁部21a〜21dの側板部21Bは、表面同士が同一平面となるように周状に連なっている。枠21の材質は特に限定されるものではなく、例えばアルミニウム製、合成樹脂製、アルミニウム及び合成樹脂の複合製、木質製、及び鋼製などであってよい。
2つの窓20は、パネル23の周囲に框24が固定されたものであり、框24は、上下左右の細長い縁框部24A〜24Dを枠状に組み合せて構成されている。框24は、アルミニウムを初めとする金属製、木製、合成樹脂製など、任意の材料から形成されていてよい。パネル23は、ガラス製や合成樹脂製など、任意の材料から形成されていてよい。2つの窓20は、閉窓時に框24の上縁框部24A、下縁框部24B、さらに左縁框部24Cないしは右縁框部24Dが枠21の基板部21Aと対向しており、鍵25を下方向に回動させて各框24を左右方向にスライドさせることで、開窓する。
防火材1は、図11に示すように、耐火性及び熱膨張性を有する熱膨張材2を少なくとも備えている。熱膨張材2は、板状の第1の部分3と、第1の部分3と一体的に形成されかつ第1の部分3から折れ曲がる板状の第2の部分4とを少なくとも備えており、この第1の部分3と第2の部分4とが、表面同士及び裏面同士が角度をなすように連なっている、つまりは、一方の部分3の一つの側縁に他方の部分4が起立するように連なっている。また、第1の部分3と第2の部分4とは直交するようにして連なっており、側面視L字型となっている。なお、表面及び裏面とは、偏平状の板材において、最も面積の大きい面のことを指す。
熱膨張材2の素材は、第1実施形態と同様であり、ここでは詳細な説明は省略する。熱膨張材2の寸法、すなわち長さL、幅(第1の部分の長さD1、第2の部分の長さD2)、厚み(第1の部分の厚さT1、第2の部分の厚さT2)は、特に限定されず、枠21の寸法に応じて適宜設定される。
熱膨張材2は、射出成形により上述した形状に成形することが好ましいが、押出成形や圧縮成形などで成形してもよい。射出成形により成形すると、熱膨張材2を無駄なく歩留まりよく製造できるうえ、複雑な形状に成形できるので好ましい。また、柱状の熱膨張材を作製し、この柱状の熱膨張材から側面視L字型の熱膨張材2を切り取ることで成形してもよい。
防火材1を枠21に取り付けるに当たっては、枠21の框24と対向する内周面、すなわち、框24の縁框部24A〜24Dの端面と重なって延びる枠21の基板部21Aの表面に、防火材1が取り付けられる。このとき、防火材1の第1の部分3が基板部21Aに第2の部分4が一方の側板部21Bにそれぞれ当たるように、防火材1が取り付けられる。言い換えれば、防火材1の角部(第1の部分3と第2の部分4の折曲部)C1が、枠21の基板部21Aと一方の側板部21Bとのコーナー部分C3に突き当たるように防火材1が取り付けられる。なお、枠21の基板部21Aの全周にわたって防火材1を取り付けるためには、長さLを適当な長さに設定し、例えば4つの防火材1を枠21の上下左右の側縁部21a〜21dに沿って隣り合う防火材1との間に隙間が生じないよう取り付ける。防火材1は、枠21に粘着テープ(図示せず)などを介して取り付けられる。なお、粘着テープは、熱膨張材2に事前に貼り付けておくことができ、その場合、粘着テープにはさらに剥離紙(図示せず)が貼り付けられているのが好ましい。
図12に示されるように火災が発生すると、防火材1(熱膨張材2)が火の熱により膨張することで、窓20と枠21との間隙Sを塞ぐ。これにより、窓20と枠21との間から火や煙が侵入・侵出することを低減又は防止することができる。
なお、枠21は、基板部21Aと側板部21Bとのコーナー部分C3だけでなく、一対の側板部21Bの間にその他の板状部が基板部21Aから起立している場合には、防火材1の寸法を適宜調整することで、基板部21Aと上記板状部とのコーナー部分に防火材1の角部C1が突き当たるように、つまりは、防火材1の第1の部分3が基板部21Aに第2の部分4が前記板状部にそれぞれ当たるように、防火材1を取り付けることができる。
このように、第2実施形態の防火材付き枠21によると、枠21の基板部21Aから例えば側板部21Bやその他の板状部が突き出ていて、枠21の形状が複雑になっていても、熱膨張材2が、第1の部分3と、第1の部分3から折れ曲がる第2の部分4とを備えており、枠21の形状に沿った形状を有しているので、枠21の当該複雑な形状となる部分に対しても継ぎ目が生じることなく防火材1を取り付けることができる。よって、枠21を防火性に優れたものとすることができる。加えて、防火材1を枠21に容易に取り付けることができるので、取り付けの際には、取付作業を大いに効率化することができる。
以上、本発明の第2実施形態について説明したが、第2実施形態は上記内容のものに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、熱膨張材2の第1の部分3及び第2の部分4は直交しているが、折れ曲がっていれば直交していなくてもよい。また、熱膨張材2の第1の部分3及び第2の部分4はともに平板状であるが、枠21の形状に応じて例えば第2の部分4を曲板状などにしてもよい。
また、熱膨張材2は、外形がL字型のものには限定されず、図13に示すようなコ字型のものであってもよい。図13では、熱膨張材2は、第1の部分3と一体的に形成されかつ第1の部分3から折れ曲がる板状の第3の部分5をさらに備えており、2つの部分4,5が、第1の部分3に対して、第1の部分の対向する一対の側縁から表面同士が角度をなすように起立している。つまり、熱膨張材2は、板状の3つの部分3〜5が一体的に形成され、かつ、隣接する2つの部分同士が直角をなすよう形成されている。この場合、防火材1は、第1の部分3が枠21の基板部21Aに当たるとともに、第2の部分4及び第3の部分5が枠21の各側板部21Bに当たるように、枠21に取り付けることができる。
また、熱膨張材2は、図13のコ字型の熱膨張材2について、第2の部分4及び第3の部分5の先端部Eを、それぞれ外側に折れ曲げた形状としてもよい。この場合、図14に示すように、外側に曲がった先端部Eを、枠21の側板部21Bの端面に当たるように、防火材1を枠21に取り付けることで、防火性を向上できる。
また、第2実施形態の防火材付き枠21も、防火材1を、熱膨張材2と、熱膨張材2の少なくとも一部を被覆する化粧材(図示せず)とを備えた構成のものとすることができる。また、防火材1を枠21に取り付けるための手段は、粘着テープに限られず、接着剤、ねじなどの物理固定を用いてもよい。
なお、以上の説明では、防火材を窓枠などの枠(サッシ)に取り付けた防火材付き枠について説明しているが、本発明の上記目的は、建築物における開口部を開閉自在に塞ぐ窓や扉などの建具に防火材を取り付けた防火材付き建具によっても達成できる。本発明の防火材付き建具としては、例えば窓を例示することができ、窓の枠(サッシ)との対向面に防火材が取り付けられている。この防火材付き建具を、建築物の開口部に固定された枠(サッシ)に取り付けることで、当該開口部の防火を実現できる。
図15は、本発明の一実施形態に係る防火材付き建具30の正面図を示している。図15の実施形態の建具30は、図1に示しているような片開き用の窓であり、建築物の壁(図示せず)などの構造材の開口部に固定された枠に取り付けられる。なお、図15では、建具(窓)30を模式的に示し、詳細な構造の図示は省略している。なお、図15中、符号35で示すものは、ハンドルである。
建具(窓)30は、正面視矩形状であって、パネル33の周囲に框34が固定されたものであり、框34は、上下左右の4つの細長い縁框部34A〜34Dを枠状に組み合わせて構成されている。框34は、アルミニウムなどの金属製、木製、合成樹脂製など、任意の材料から形成されていてよい。パネル33は、ガラス製や合成樹脂製など、任意の材料から形成されていてよい。
防火材1は、図4に示すものと同じであり、ここでは詳細な説明は省略する。防火材1は、建具(窓)30の枠と対向する面、すなわち、建具(窓)30の周縁部である框34の縁框部34A〜34Dの表面に、粘着テープなどを介して取り付けられる。このとき、矩形の框34の4辺をなす縁框部34A〜34Dのうちの隣接する2辺の縁框部一方に第1の部分3が他方に第2の部分4がそれぞれ当たるように、防火材1が取り付けられる。言い換えれば、防火材1の角部(第1の部分3と第2の部分4の折曲部)C1が、框34のコーナー部分C4に配置されるように防火材1が取り付けられる。なお、なお、防火材1の角部C1が框34のコーナー部分C4に配置されるとは、防火材1の角部C1の端の尖った部分A1が框34のコーナー部分C4の隅っこA3に突き当たるように配置される場合の他、防火材1の角部C1の端の尖った部分A1が框34のコーナー部分C4の隅っこA3に突き当たることなく配置される場合も含む。建具(窓)30の周縁部をなす框34の全周にわたってこの種の防火材を取り付けられるためには、図4に示すように、4つのL字型の防火材1を框34の四角のコーナー部分C4に隣接する防火材1との間に隙間が生じないよう取り付けてもよいし、図示は省略するが、図5に示すのと同様に、L字型の防火材1と従来の表裏面が平坦で長尺な平板状の防火材とを用い、四角のコーナー部分C4にそれぞれ取り付けたL字型の防火材1の間に、従来の長尺な平板状の防火材を、それぞれ防火材の端面同士を突き合わせて防火材同士の間に隙間が生じないよう取り付けてもよい。
また、図示は省略するが、図7及び図8に示すコ字型及び矩形枠型の防火材1を、建具(窓)30の枠と対向する面(框34の縁框部34A〜34Dの表面)に取り付けることで、框34の全周にわたって防火材1を取り付けてもよい。
図16は、本発明の他の実施形態に係る防火材付き建具40の断面図を示している。図16の実施形態の建具40は、図9に示しているような引違い用の窓であり、建築物の壁(図示せず)などの構造材の開口部に固定された枠に取り付けられる。なお、図16では、建具(窓)40を模式的に示し、詳細な構造の図示は省略している。
建具(窓)40は、正面視矩形状であって、パネル43の周囲に框44が固定されたものであり、框44は、上下左右の4つの細長い縁框部を枠状に組み合わせて構成されている。框44は、アルミニウムなどの金属製、木製、合成樹脂製など、任意の材料から形成されていてよい。パネル43は、ガラス製や合成樹脂製など、任意の材料から形成されていてよい。
防火材1は、図11に示すものと同じであり、ここでは詳細な説明は省略する。防火材1は、建具(窓)40の枠と対向する面、すなわち、框44の縁框部(図示例では左側框部44C)の端面に、粘着テープなどを介して取り付けられる。このとき、防火材1の第1の部分3が框44の縁框部の端面に第2の部分4が框44の縁框部の表面又は裏面にそれぞれ当たるように、防火材1が取り付けられる。言い換えれば、防火材1の角部(第1の部分3と第2の部分4の折曲部)C1が、框44の縁框部の端面と表面又は裏面とのコーナー部分C5に当たるように、防火材1が2つ並べて取り付けられる。なお、図17に示すように、図13に示すのと同様のコ字型の防火材1を1つだけ、防火材1の角部(第1の部分3と第2の部分4の折曲部、及び、第1の部分3と第3の部分5の折曲部)C1が、框44の縁框部の端面と表面及び裏面とのコーナー部分C5に当たるように、つまりは、防火材1は、第1の部分3が框44の縁框部の端面に当たるとともに、第2の部分4及び第3の部分5が框44の縁框部の表面及び裏面に当たるように、取り付けてもよい。
また、図18に示すように、建具(窓)40の框44の端面に凹部46が形成されている場合には、この凹部46内に防火材1を取り付けることもできる。この場合には、L字型の防火材1を建具(窓)40の端面に、第1の部分3が凹部46の底壁面に第2の部分5が凹部46の一方又は他方の側壁面にそれぞれ当たるように、2つ並べて取り付けてもよいし、図18に示すように、1つのコ字型の防火材1を建具(窓)40の端面に、第1の部分3が凹部46の底壁面に第2の部分5及び第3の部分6が凹部46の一方及び他方の側壁面にそれぞれ当たるように、取り付けてもよい。また、図19に示すように、図14に示すのと同様の、コ字型の防火材1の第2の部分4及び第3の部分5の先端部Eを、それぞれ外側に折れ曲げた形状の防火材1を凹部46内に取り付けてもよい。この場合、外側に曲がった先端部Eを縁框部(図示例では左側框部44C)の凹部46の側方部分47に当たるように、防火材1を取り付けることで、防火性を向上できる。
なお、以上の説明では、防火材付き建具が窓である例を説明しているが、本発明の防火材付き建具の範囲は窓に限定されるものではないことは言うまでもない。
本明細書中に引用されているすべての特許出願および文献の開示は、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれるものとする。
1 防火材
2 熱膨張材
3 第1の部分
4 第2の部分
5 第3の部分
11 防火材付き枠
11A 板状部
21 防火材付き枠
21A 基板部
21B 側板部
30 防火材付き建具
40 防火材付き建具
46 凹部
A 凹溝

Claims (14)

  1. 建具により開閉自在に塞がれる建築物の開口部に固定される防火材付き枠であって、
    前記防火材は、耐火性及び熱膨張性を有する熱膨張材を少なくとも備え、
    当該枠のコーナー部分に取り付けられる前記防火材は、前記熱膨張材が、板状の第1の部分と、前記第1の部分と一体的に形成されかつ前記第1の部分から折れ曲がる板状の第2の部分とを少なくとも備える防火材付き枠。
  2. 当該枠は、4つの板材を表面同士が同一平面となるように周状に連ねた形の取付枠部を備え、
    前記防火材が前記取付枠部に、2つの隣接する前記板材の一方に前記第1の部分が他方に前記第2の部分がそれぞれ当たるように、取り付けられる請求項1に記載の防火材付き枠。
  3. 当該枠は、内周面の少なくとも一部分に長手方向に沿って凹溝が形成されており、前記凹溝を構成する基板部及び前記基板部から起立する一対の側板部を備え、
    前記防火材が当該枠の内周面に、前記第1の部分が前記基板部に前記第2の部分が一方の前記側板部にそれぞれ当たるように、取り付けられる請求項1に記載の防火材付き枠。
  4. 前記熱膨張材は、前記第1の部分と一体的に形成されかつ前記第2の部分と対向するよう前記第1の部分から折れ曲がる板状の第3の部分をさらに備え、
    前記第3の部分が他方の前記側板部にさらに当たるように、前記防火材が当該枠の内周面に取り付けられる請求項3に記載の防火材付き枠。
  5. 当該枠は、内周面の少なくとも一部分に長手方向に沿って凹溝が形成されており、前記凹溝を構成する基板部及び前記基板部から起立する一対の側板部を備え、
    前記基板部には、前記一対の側板部の間に板状部が起立しており、
    前記防火材が当該枠の内周面に、前記第1の部分が前記基板部に前記第2の部分が前記板状部にそれぞれ当たるように、取り付けられる請求項1に記載の防火材付き枠。
  6. 前記熱膨張材が射出成形により形成される請求項1〜5のいずれかに記載の防火材付き枠。
  7. 前記熱膨張材が、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂と、熱膨張性黒鉛と、無機充填剤とを含む請求項1〜6のいずれか記載の防火材付き枠。
  8. 建築物の開口部に固定された枠を開閉自在に塞ぐ防火材付き建具であって、
    前記防火材は、耐火性及び熱膨張性を有する熱膨張材を少なくとも備え、
    当該建具のコーナー部分に配置される前記防火材は、前記熱膨張材が、板状の第1の部分と、前記第1の部分と一体的に形成されかつ前記第1の部分から折れ曲がる板状の第2の部分とを少なくとも備える防火材付き建具。
  9. 当該建具は、正面視矩形状であり、
    前記防火材が当該建具の周縁部に、矩形の4辺のうちの隣接する2辺の一方に前記第1の部分が他方に前記第2の部分がそれぞれ当たるように、取り付けられる請求項8に記載の防火材付き建具。
  10. 当該建具は、端面に長手方向に沿って凹部が形成されており、
    前記防火材が当該建具の端面に、前記第1の部分が前記凹部の底壁面に前記第2の部分が前記凹部の一方の側壁面にそれぞれ当たるように、取り付けられる請求項8に記載の防火材付き建具。
  11. 前記熱膨張材は、前記第1の部分と一体的に形成されかつ前記第2の部分と対向するよう前記第1の部分から折れ曲がる板状の第3の部分をさらに備え、
    前記第3の部分の折曲部が前記凹部の他方の側壁面にさらに当たるように、前記防火材が当該建具の端面に取り付けられる請求項10に記載の防火材付き建具。
  12. 前記熱膨張材が射出成形により形成される請求項8〜11のいずれかに記載の防火材付き建具。
  13. 前記熱膨張材が、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂と、熱膨張性黒鉛と、無機充填剤とを含む請求項8〜12のいずれか記載の防火材付き建具。
  14. 建具により開閉自在に塞がれる建築物の開口部に設置される枠又は前記建具に防火材を取り付ける取付方法であって、
    前記防火材は、耐火性及び熱膨張性を有する熱膨張材を少なくとも備え、
    前記熱膨張材は、板状の第1の部分と、前記第1の部分と一体的に形成されかつ前記第1の部分から折れ曲がる板状の第2の部分とを少なくとも備え、
    前記第1の部分が及び前記第2の部分の折曲部が前記枠又は前記建具のコーナー部分に配置されるように、前記防火材を取り付ける取付方法。
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