[go: up one dir, main page]

JP2016141771A - 粘着剤用塗液及びそれを用いた粘着剤層の形成方法、並びに、積層フィルム - Google Patents

粘着剤用塗液及びそれを用いた粘着剤層の形成方法、並びに、積層フィルム Download PDF

Info

Publication number
JP2016141771A
JP2016141771A JP2015020327A JP2015020327A JP2016141771A JP 2016141771 A JP2016141771 A JP 2016141771A JP 2015020327 A JP2015020327 A JP 2015020327A JP 2015020327 A JP2015020327 A JP 2015020327A JP 2016141771 A JP2016141771 A JP 2016141771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
sensitive adhesive
coating
solution
adhesive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015020327A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6520163B2 (ja
Inventor
岩田 賢
Masaru Iwata
賢 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2015020327A priority Critical patent/JP6520163B2/ja
Publication of JP2016141771A publication Critical patent/JP2016141771A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6520163B2 publication Critical patent/JP6520163B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

【課題】 グラビア塗工による高速塗工を実施した場合であっても、塗工に適した粘度に調整しても所定の塗工量が得られ、塗工品の塗工面に塗工スジが発生することを抑制でき、且つ、塗工品の内部に気泡が発生することを抑制できる粘着剤溶液を調液できる粘着剤用塗液を提供すること。
【解決手段】 水酸基を有するアクリル共重合体を主剤として含む粘着剤用塗液であって、粘着剤用塗液は、イソシアネート系硬化剤を添加してグラビア塗工により塗工される熱硬化型の粘着剤溶液に用いられるものであり、アクリル共重合体の重量平均分子量が40,000〜310,000であり、粘着剤用塗液の固形分濃度が44〜60質量%であり、粘着剤用塗液の25℃における粘度が5,000〜7,500mPa・sである、粘着剤用塗液。
【選択図】 図1

Description

本発明は、粘着剤用塗液及びそれを用いた粘着剤層の形成方法、並びに、積層フィルムに関する。
近年、粘着剤は光学用途が主流となっており、製品単価が高く品質が厳しい。また、塗工量が10g/m以上の塗工品が主流である。そのため、粘着剤の塗工方式としては、加工速度が遅くとも厚く、綺麗に塗工できる方式が主流であり、一般的には、スロットダイ塗工、リップリバース塗工、ファウンテンリバース塗工、コンマコーター塗工などの塗工方式が用いられている。使用する粘着剤の組成は、上述した塗工方式に合わせた材料設計となっており、粘着剤を構成する主剤としては、主剤と硬化剤との反応によって生じるガスによる気泡を抑制するために分子量を上げ、更に希釈溶剤を減らすために固形分濃度を高くすることで、粘度が比較的高いものが用いられている。また、上記塗工方式の場合、塗工面を綺麗にするために、塗工速度も10〜30m/minと比較的低速で実施されている。
一方、薄膜の粘着層を形成する粘着剤として、例えば下記特許文献1には、重量平均分子量が50万〜90万のアクリル系ポリマーと、3,000〜6,000のアクリル系オリゴマーとを使用した粘着剤が提案されている。
特開2009−215522号公報
粘着剤塗工品の量産性を高めるために、高速塗工が可能な方式が好適であり、グラビア塗工を適用すれば高速塗工が可能となる。例えば、グラビア塗工により、加工速度50m/min以上で塗工量1〜10g/m程度の塗工品を提供できる粘着剤が求められている。しかしながら、従来の粘着剤は、グラビア塗工による高速塗工に適した材料設計がなされていなかった。そのため、従来の粘着剤を用いてグラビア塗工による高速塗工を実施した場合、グラビア塗工に適した粘度まで希釈すると所定の塗工量を得ることが出来なかったり、所定の塗工量を得られるように希釈溶剤を減らすと塗工面にスジが出てしまうといった問題が生じる。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、グラビア塗工による高速塗工を実施した場合であっても、塗工に適した粘度に調整しても所定の塗工量が得られ、塗工品の塗工面に塗工スジが発生することを抑制でき、且つ、塗工品の内部に気泡が発生することを抑制できる粘着剤溶液を調液できる粘着剤用塗液、及びそれを用いた粘着剤層の形成方法、並びに、積層フィルムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、水酸基を有するアクリル共重合体を主剤として含む粘着剤用塗液であって、上記粘着剤用塗液は、イソシアネート系硬化剤を添加してグラビア塗工により塗工される熱硬化型の粘着剤溶液に用いられるものであり、上記アクリル共重合体の重量平均分子量が40,000〜310,000であり、上記粘着剤用塗液の固形分濃度が44〜60質量%であり、上記粘着剤用塗液の25℃における粘度が5,000〜7,500mPa・sである、粘着剤用塗液を提供する。
上記本発明の粘着剤用塗液は、上述した構成を有することで、当該粘着剤用塗液にイソシアネート系硬化剤及び希釈溶剤等を加えて粘着剤溶液としたときに、粘着剤溶液の固形分濃度及び粘度をグラビア塗工での高速塗工に適した範囲に制御することが可能となる。よって、本発明の粘着剤用塗液によれば、グラビア塗工による高速塗工を実施した場合であっても、塗工に適した粘度に調整しても所定の塗工量が得られ、塗工品の塗工面に塗工スジが発生することを抑制でき、塗工品の内部に気泡が発生することを抑制できる粘着剤溶液を調液することができる。また、本発明の粘着剤用塗液を用いて調液した粘着剤溶液は、グラビア塗工による高速塗工でも十分な塗工量を得ることができ、例えば、加工速度50m/min以上で塗工量1〜10g/mの塗工品を得ることが可能となる。
本発明はまた、水酸基を有するアクリル共重合体を主剤として含む粘着剤用塗液であって、上記粘着剤用塗液は、イソシアネート系硬化剤を添加してグラビア塗工により塗工される熱硬化型の粘着剤溶液に用いられるものであり、上記アクリル共重合体の重量平均分子量が40,000〜310,000であり、上記粘着剤用塗液を酢酸エチルで固形分濃度が20質量%となるように希釈した溶液の25℃における粘度が25〜170mPa・sである、粘着剤用塗液を提供する。
上記本発明の粘着剤用塗液は、上述した構成を有することで、当該粘着剤用塗液にイソシアネート系硬化剤及び希釈溶剤等を加えて粘着剤溶剤としたときに、粘着剤溶液の固形分濃度及び粘度をグラビア塗工での高速塗工に適した範囲に制御することが可能となる。よって、本発明の粘着剤用塗液によれば、グラビア塗工による高速塗工を実施した場合であっても、塗工に適した粘度に調整しても所定の塗工量が得られ、塗工品の塗工面に塗工スジが発生することを抑制でき、且つ、塗工品の内部に気泡が発生することを抑制できる粘着剤溶液を調液することができる。また、本発明の粘着剤用塗液を用いて調液した粘着剤溶液は、グラビア塗工による高速塗工でも十分な塗工量を得ることができ、例えば、加工速度50m/min以上で塗工量1〜10g/mの塗工品を得ることが可能となる。
本発明はまた、上記本発明の粘着剤用塗液に少なくともイソシアネート系硬化剤及び希釈溶剤を添加した粘着剤溶液を、グラビア塗工により塗工して粘着剤層を形成する工程を含む、粘着剤層の形成方法を提供する。
上記本発明の粘着剤層の形成方法によれば、上記本発明の粘着剤用塗液を用いて調液した粘着剤溶液を使用することにより、塗工面に塗工スジが発生することが抑制され、且つ、内部に気泡が発生することが抑制された粘着剤層を、グラビア塗工により効率的に形成することができる。また、本発明の粘着剤層の形成方法によれば、加工速度50m/min以上のグラビア塗工で塗工量1〜10g/mの粘着剤層を形成することができる。
本発明の粘着剤層の形成方法において、上記粘着剤溶液の25℃における粘度は25〜150mPa・sであることが好ましい。粘着剤溶液の粘度を上記範囲内とすることで、グラビア塗工での高速塗工性が良好となり、塗工面への塗工スジの発生をより十分に抑制することができるとともに、塗工してから乾燥するまでの間に液垂れが生じることをより十分に抑制することができ、その結果、より良好な塗工面を有する粘着剤層を形成することができる。
本発明の粘着剤層の形成方法において、上記粘着剤溶液の固形分濃度は15〜30質量%であることが好ましい。粘着剤溶液の固形分濃度を上記範囲内とすることで、粘着剤溶液の粘度をグラビア塗工に適した範囲に調整しやすくなるとともに、加工速度50m/min以上のグラビア塗工で塗工量1〜10g/mの粘着剤層をより確実に形成することが可能となる。
本発明の粘着剤層の形成方法において、上記グラビア塗工の加工速度は50m/min以上であることが好ましい。これにより、粘着剤層を効率的に形成することができる。また、加工速度を50m/min以上にした場合でも、本発明の粘着剤層の形成方法によれば、塗工面に塗工スジや液垂れが発生することが抑制され、且つ、内部に気泡が発生することが抑制された粘着剤層を形成することができる。
本発明は更に、第一の基材と、上記本発明の粘着剤層の形成方法により上記第一の基材上に粘着剤溶液を塗工して形成された粘着剤層と、上記粘着剤層を介して上記第一の基材と貼り合わされた第二の基材と、を備える積層フィルムを提供する。
上記本発明の積層フィルムは、塗工面に塗工スジや液垂れが発生することが抑制され、且つ、内部に気泡が発生することが抑制された粘着剤層を有したものとなる。したがって、本発明の積層フィルムは、液晶テレビやノートパソコン、スマートフォン等に使用される光学部材用粘着剤として好適に用いることができる。
本発明の積層フィルムにおいて、上記第一及び第二の基材はポリエステルフィルム又はポリエステルフィルム加工品であることが好ましい。これにより、反射防止フィルム、バリアフィルムなどの機能性フィルムとの組み合わせも可能となり、光学部材用以外に産業資材用粘着剤としても使用することができる。
本発明によれば、グラビア塗工による高速塗工を実施した場合であっても、塗工に適した粘度に調整しても所定の塗工量が得られ、塗工品の塗工面に塗工スジが発生することを抑制でき、且つ、塗工品の内部に気泡が発生することを抑制できる粘着剤溶液を調液できる粘着剤用塗液、及びそれを用いた粘着剤層の形成方法、並びに、積層フィルムを提供することができる。
本発明の積層フィルムの一実施形態を示す模式断面図である。 本発明の積層フィルムの他の一実施形態を示す模式断面図である。 本発明の積層フィルムの他の一実施形態を示す模式断面図である。 本発明の積層フィルムの他の一実施形態を示す模式断面図である。 各種粘着剤用塗液を溶剤で希釈した液の25℃での粘度と固形分濃度との関係を示すグラフである。
以下、場合により図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
また、本明細書において、「(メタ)アクリル」とはアクリル又はメタクリルを、「(メタ)アクリロイル」とはアクリロイル又はメタクリロイルを、「(メタ)アクリレート」とはアクリレート又はメタクリレートをそれぞれ示す。また、本明細書において、「粘着剤用塗液」とは、ベースとなる主剤を含む液であって、硬化剤を加える前の液(希釈溶剤を含んでいてもよい)を意味し、「粘着剤溶液」とは、上記粘着剤用塗液に硬化剤と希釈溶剤とを加えた、塗工に用いる液を意味する。
(粘着剤用塗液及び粘着剤溶液)
本実施形態の粘着剤用塗液は、水酸基を有するアクリル共重合体を主剤として含むものであって、イソシアネート系硬化剤や希釈溶剤を添加してグラビア塗工により塗工される熱硬化型の粘着剤溶液に用いられるものである。また、本実施形態の粘着剤用塗液において、上記アクリル共重合体の重量平均分子量は40,000〜310,000である。更に、本実施形態の粘着剤用塗液は、当該粘着剤用塗液の固形分濃度(不揮発分)が44〜60質量%であり且つ、粘着剤用塗液の25℃における粘度が5,000〜7,500mPa・sであること、及び、粘着剤用塗液を酢酸エチルで固形分濃度が20質量%となるように希釈した溶液の25℃における粘度が25〜170mPa・sであること、のうちの一方又は両方の条件を満たすものである。また、上記粘着剤用塗液を用いて得られる粘着剤溶剤は、粘着剤用塗液に含まれる水酸基を有するアクリル共重合体にイソシアネート系の硬化剤を添加する2液硬化型の粘着剤溶液であり、粘着剤溶液を塗工・乾燥した後、常温から60℃程度の温度で架橋反応(ウレタン反応)を起こし、高分子化するものである。
本実施形態の粘着剤用塗液に用いられる主剤とは、粘着剤溶液においてイソシアネート系硬化剤と反応して高分子化する水酸基を有する材料を意味する。本実施形態の粘着剤用塗液は、上記主剤として水酸基を有するアクリル共重合体を少なくとも含有する。
水酸基を有するアクリル共重合体は、例えば、(メタ)アクリル酸アルキルエステル系モノマーと、水酸基含有モノマーとを共重合成分として共重合してなるものであり、更に、水酸基含有モノマー以外の官能基含有モノマー、及び、その他の共重合性モノマーを共重合成分とすることもできる。
(メタ)アクリル酸アルキルエステル系モノマーにおいて、アルキル基の炭素数は、通常1〜20であり、好ましくは1〜12であり、より好ましくは1〜8である。(メタ)アクリル酸アルキルエステル系モノマーの具体例としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、iso−ブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート等の脂肪族アクリル酸アルキルエステルが挙げられる。これらの中でも、共重合性、粘着物性、取り扱い性及び原料の入手容易性の観点から、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートが好ましく用いられ、更に耐久性に優れる観点からn−ブチル(メタ)アクリレートがより好ましく用いられる。これらは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
アクリル共重合体を構成する全共重合成分中、(メタ)アクリル酸アルキルエステル系モノマーの含有量は、粘着剤の粘着力を維持する観点から、共重合成分全量を基準として、50質量%以上であることが好ましく、60質量%以上であることがより好ましい。
水酸基含有モノマーとしては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、5−ヒドロキシペンチル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、8−ヒドロキシオクチル(メタ)アクリレート等のアクリル酸ヒドロキシアルキルエステル;カプロラクトン変性2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等のカプロラクトン変性モノマー;ジエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート等のオキシアルキレン変性モノマー;2−アクリロイロキシエチル2−ヒドロキシエチルフタル酸、N−メチロール(メタ)アクリルアミド等の1級水酸基含有モノマー;2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、3−クロロ2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート等の2級水酸基含有モノマー;2,2−ジメチル2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の3級水酸基含有モノマーが挙げられる。これらの中でも、2−ヒドロキシエチルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレートが好ましく用いられる。これらは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
なお、本実施形態で使用する水酸基含有モノマーとしては、不純物であるジ(メタ)アクリレートの含有割合が0.5質量%以下のものを用いることが好ましく、0.2質量%以下のものを用いることがより好ましく、0.1質量%以下のものを用いることが更に好ましい。
アクリル共重合体を構成する全共重合成分中、水酸基含有モノマーの含有量は、粘着力及び弾性率の観点から、共重合成分全量を基準として、0.1〜10質量%であることが好ましく、0.1〜5質量%であることがより好ましい。
水酸基含有モノマー以外の官能基含有モノマーとしては、例えば、アミノ基含有モノマー、アセトアセチル基含有モノマー、イソシアネート基含有モノマー、カルボキシル基含有モノマー、グリシジル基含有モノマー等が挙げられる。これらの中でも、効率的に粘着剤溶液の架橋反応を進行できる観点から、カルボキシル基含有モノマーが好ましく用いられる。
カルボキシル基含有モノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、アクリル酸ダイマー、クロトン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、グルタコン酸、イタコン酸、アクリルアミドN−グリコール酸、ケイ皮酸等が挙げられ、中でも(メタ)アクリル酸が好ましく用いられる。
アミノ基含有モノマーとしては、例えば、t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート、エチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等が挙げられ、中でも、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレートが好ましく用いられる。
アセトアセチル基含有モノマーとしては、例えば、2−(アセトアセトキシ)エチル(メタ)アクリレート、アリルアセトアセテート等が挙げられる。
イソシアネート基含有モノマーとしては、例えば2−アクリロイルオキシエチルイソシアネート、2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートやそれらのアルキレンオキサイド付加物等が挙げられる。
グリシジル基含有モノマーとしては、例えば(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸アリルグリシジル等が挙げられる。
これらの官能基含有モノマーは、1種を単独で用いてもよいし2種以上を併用してもよい。架橋反応が早くなりシート形成性に優れる観点では、上述した水酸基含有モノマーとアミノ基含有モノマーとの組み合わせ、及び、カルボキシル基含有モノマーとアミノ基含有モノマーとの組み合わせが好ましい。
アクリル共重合体を構成する全共重合成分中、水酸基含有モノマー以外の官能基含有モノマーの含有量は、粘着力の観点から、共重合成分全量を基準として、50質量%以上であることが好ましく、60質量%であることがより好ましい。
その他の共重合性モノマーとしては、例えば、フェニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシ化o−フェニルフェニル(メタ)アクリレート、フェノキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、スチレン、α−メチルスチレン等の芳香環含有モノマー、(メタ)アクリロイルモルホリン、ジメチル(メタ)アクリルアミド、ジエチル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリルアミド等のアミド系モノマー、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、3−メトキシブチル(メタ)アクリレート、2−ブトキシエチル(メタ)アクリレート、2−ブトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシトリエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、オクトキシポリエチレングリコール−ポリプロピレングリコール−モノ(メタ)アクリレート、ラウロキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ステアロキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート等のアルコキシ基およびオキシアルキレン基を含有するモノマー、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ステアリン酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アルキルビニルエーテル、ビニルトルエン、ビニルピリジン、ビニルピロリドン、イタコン酸ジアルキルエステル、フマル酸ジアルキルエステル、アリルアルコール、アクリルクロライド、メチルビニルケトン、N−アクリルアミドメチルトリメチルアンモニウムクロライド、アリルトリメチルアンモニウムクロライド、ジメチルアリルビニルケトン等が挙げられる。
アクリル共重合体を構成する全共重合成分中、その他の共重合性モノマーの含有量は、粘着性の観点から、共重合成分全量を基準として、好ましくは0〜20質量%であり、特に好ましくは0〜10質量%である。その他の共重合性モノマーの含有量が上記範囲内であると、良好な耐候性が得られて粘着性が長期間維持される。
上記各共重合成分の重合は、溶液ラジカル重合、懸濁重合、塊状重合、乳化重合などの従来公知の方法により行なうことができる。例えば、有機溶媒中に、上記各共重合成分及び重合開始剤を混合あるいは滴下し、還流状態で又は50〜98℃の加熱状態で2〜20時間重合することができる。
重合に用いられる有機溶剤としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の脂肪族アルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類等が挙げられる。
重合に使用する重合開始剤としては、通常のラジカル重合開始剤であるアゾビスイソブチロニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリル等のアゾ系重合開始剤、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド等の過酸化物系重合開始剤等が具体例として挙げられる。
本実施形態において、水酸基を有するアクリル共重合体の重量平均分子量は、40,000〜310,000であり、40,000〜200,000であることが好ましく、60,000〜150,000であることがより好ましく、80,000〜120,000であることが更に好ましい。水酸基を有するアクリル共重合体の重量平均分子量が上記下限値以上であることにより、塗工品を硬化させる際に水酸基とイソシアネート基の反応点を減らすことができ、塗工品の内部に気泡が発生することを抑制することができる。水酸基を有するアクリル共重合体の重量平均分子量が上記上限値以下であることにより、所定の塗工量を得るだけの固形分を有した状態で、グラビア塗工に適した粘度に粘着剤溶液を調整することが出来る。
なお、重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)によって測定し、標準ポリスチレンを用いた検量線により換算することで求めることができる。
粘着剤用塗液は、更に有機溶剤を含有することができる。有機溶剤としては、上述した各共重合成分の重合の際に用いられる有機溶剤と同様のものを用いることができる。粘着剤用塗液中の有機溶剤は、重合の際に用いた有機溶剤をそのまま残存させたものであってもよいし、重合後に追加添加したものであってもよいし、予め調製した水酸基を有するアクリル共重合体に添加したものであってもよい。生産性の観点からは、粘着剤用塗液中の有機溶剤は、重合の際に用いた有機溶剤をそのまま残存させたものであることが好ましい。
粘着剤用塗液の固形分濃度は、44〜60質量%であることが好ましく、48〜60質量%であることがより好ましい。また、粘着剤用塗液の25℃における粘度は、5,000〜7,500mPa・sであることが好ましく、5,500〜7,100mPa・sであることがより好ましい。粘着剤用塗液の固形分濃度及び粘度が上記範囲内であることで、イソシアネート系硬化剤や希釈溶剤を添加して粘着剤溶液を調液する際に、粘着剤溶液の固形分濃度及び粘度をグラビア塗工に適した範囲に調整しやすく、グラビア塗工により得られる塗工品の塗工面に塗工スジや液垂れが発生することを抑制することが可能となる。また、加工速度50m/min以上のグラビア塗工で塗工量1〜10g/m程度の塗工品を提供できる粘着剤溶液を調液することが可能となる。
また、粘着剤用塗液は、当該粘着剤用塗液を酢酸エチルで固形分濃度が20質量%となるように希釈した溶液の25℃における粘度が、25〜170mPa・sとなるものであることが好ましく、50〜110mPa・sとなるものであることがより好ましい。粘着剤用塗液が、固形分濃度20質量%時の粘度が上記範囲内となるものであることで、イソシアネート系硬化剤や希釈溶剤を添加して粘着剤溶液を調液する際に、粘着剤溶液の固形分濃度及び粘度をグラビア塗工に適した範囲に調整しやすく、グラビア塗工により得られる塗工品の塗工面に塗工スジや液垂れが発生することを抑制することが可能となる。また、加工速度50m/min以上のグラビア塗工で塗工量1〜10g/m程度の塗工品を提供できる粘着剤溶液を調液することが可能となる。
粘着剤用塗液は、水酸基を有するアクリル共重合体及び有機溶剤以外の他の成分を含有していてもよい。他の成分としては、アミノ基やカルボキシル基を有する材料等が挙げられる。
粘着剤溶液は、上述した粘着剤用塗液に少なくともイソシアネート系硬化剤及び希釈溶剤を添加することで調液することができる。
イソシアネート系硬化剤としては、例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、水素化トリレンジイソシアネート、1,3−キシリレンジイソシアネート、1,4−キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、およびこれらのポリイソシアネート化合物とトリメチロールプロパン等のポリオール化合物とのアダクト体、これらポリイソシアネート化合物のビュレット体やイソシアヌレート体等が挙げられる。これらの中でも、トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートのポリオール化合物とのアダクト体、ビュレット体、イソシアヌレート体が好ましく用いられ、トリメチロールプロパンの2,4−トリレンジイソシアネート付加物、トリメチロールプロパンの2,6−トリレンジイソシアネート付加物、または、それらの混合物が特に好ましく用いられる。イソシアネート系硬化剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
粘着剤溶液におけるイソシアネート系硬化剤の含有量は、水酸基を有するアクリル共重合体100質量部に対して、0.01〜20質量部であることが好ましく、0.05〜10質量部であることがより好ましく、0.1〜5質量部であることが更に好ましい。この含有量が上記下限値以上であると、主剤の高分子化が十分に進行して優れた耐久性が得られる傾向があり、含有量が上記上限値以下であると、十分な柔軟性及び粘着力が得られる傾向がある。
また、シート形成性を向上させる観点から、粘着剤溶液には、架橋促進剤(架橋触媒)を添加してもよい。かかる架橋促進剤(架橋触媒)としては、ベンジルメチルアミン、トリエチレンジアミン等の3級アミン、2−メチルイミダゾール、2−エチルー4−メチルイミダゾール等のイミダゾール化合物、パラトルエンスルホン酸、リン酸等の酸触媒、錫や亜鉛の金属酸化物等が挙げられる。
また、粘着剤溶液には、必要に応じて更に、シランカップリング剤、帯電防止剤、粘着付与剤(例えば、ウレタン樹脂、ロジン、ロジンエステル、水添ロジンエステル、フェノール樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、脂肪族系石油樹脂、脂環族系石油樹脂、スチレン系樹脂、キシレン系樹脂等)、着色剤、充填剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、機能性色素等の従来公知の添加剤や、紫外線又は放射線照射により呈色又は変色を起こすような化合物を配合することができる。これらの添加剤を配合する場合、その配合量は、粘着剤溶液全量を基準として0.5〜5質量%であることが好ましい。
また、粘着剤溶液には、上記添加剤の他にも、粘着剤溶液の構成成分の製造原料等に含まれる不純物等が少量含有されていてもよい。
(粘着剤層の形成方法)
本実施形態の粘着剤層の形成方法は、上述した粘着剤用塗液に少なくともイソシアネート系硬化剤及び希釈溶剤を添加した粘着剤溶液を、グラビア塗工により塗工して粘着剤層を形成する工程を含む。
ここで、グラビア塗工とは、グラビア版を使用した塗工方式を意味し、具体的にはグラビア塗工、グラビアリバース塗工、グラビア・キスリバース塗工、小径グラビアリバース塗工及びマイクロ・グラビア塗工などの塗工方式が挙げられる。粘着加工を行なうには良好な塗工面を得ることが重要となるため、塗工スジが無い綺麗な塗工面を形成しやすいことから、リバース塗工方式が好ましい。
使用する版としては、グラビア版を選定する。使用する版は、最終的な製品塗工量を、使用する塗液の固形分と版のセル容積とから算出して設計する。また、版式としては、斜線版、格子版、ピラミッド版、ロトフロー版、及びポーシェル版などから選定することができる。リバース塗工方式でスジの無い綺麗な面を形成するには斜線版が好ましい。
斜線版は、銅鍍金を行ったシリンダーに母型(マザーロール)を押し当てるミル押しにより成形することができる。この場合、使用できる斜線版は使用するマザーロールに依存し、一般的に線数は36〜360線/インチ、深度(版深)は15〜305μm、セル容積は5〜150cm/mとなり、適切な線数、版深及びセル容積から適宜選択することができる。その後クロム鍍金を行なうことでグラビア版とする。
粘着剤溶液の25℃における粘度は、25〜150mPa・sであることが好ましく、40〜120mPa・sであることがより好ましく、50〜100mPa・sであることが更に好ましい。粘度を上記上限値以下とすることで、グラビア塗工での高速塗工性が良好となり、また、塗工面への塗工スジの発生を抑制することができる。一方、粘度を上記下限値以上とすることで、塗工してから乾燥するまでの間に液垂れが生じることを抑制することができ、良好な塗工面を得ることができる。
また、粘着剤溶液の固形分濃度は、15〜40質量%であることが好ましく、18〜35質量%であることがより好ましく、20〜30質量%であることが更に好ましい。固形分濃度が上記範囲内であることで、粘着剤溶液の粘度をグラビア塗工に適した範囲に調整しやすくなり、また、グラビア塗工により塗工量1〜10g/m程度の塗工品を提供しやすくなる。
更に、グラビア塗工の加工速度は、粘着剤塗工品の量産性を高める観点から、50m/min以上であることが好ましい。なお、加工速度は、通常200m/min以下であり、良好な塗工面と十分な塗工量を得る観点から、好ましくは150m/min以下である。
(積層フィルム)
図1は積層フィルムの一実施形態を示す模式断面図である。図1に示すように、本実施形態の積層フィルム1は、第一の基材10と、上述した粘着剤層の形成方法により第一の基材10上に粘着剤溶液を塗工して形成された粘着剤層30と、粘着剤層30を介して第一の基材10と貼り合わされた第二の基材20と、を備える積層フィルムである。かかる積層フィルム1は、例えば、光学用フィルム、産業資材用フィルム等として用いることができる。積層フィルム1は、粘着剤層30から第一の基材10及び第二の基材20を剥離して使用してもよいし、第一の基材10及び第二の基材20を積層したまま使用してもよい。
第一の基材10及び第二の基材20としては、特に制限はなく、例えば、ポリエチレンナフタート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート/イソフタレート共重合体等のポリエステル系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン系樹脂;ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリフッ化エチレン等のポリフッ化エチレン樹脂;ナイロン6、ナイロン6,6等のポリアミド;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリビニルアルコール、ビニロン等のビニル重合体;三酢酸セルロース、セロファン等のセルロース系樹脂;ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系樹脂;ポリスチレン;ポリカーボネート;ポリアリレート;ポリイミド等の合成樹脂シートを用いることができる。また、第一の基材10及び第二の基材20としては、アルミニウム、銅、鉄の金属箔;上質紙、グラシン紙等の紙;硝子繊維、天然繊維、合成繊維等からなる織物や不織布を用いることもできる。これらの基材は、1種の基材からなる単層体として又は2種以上の基材が積層された積層体として用いることができる。また、第一の基材10及び第二の基材20としては、上述した基材の表面に所望の加工を施したり、所望の機能を発現する層を積層する等した加工品を用いることもできる。第一の基材10もしくは第二の基材20としては、透明性と機械特性を兼ね備えたフィルム貼り合せ製品を提供する観点から、ポリエステルフィルム又はポリエステルフィルム加工品を用いることが好ましい。
第一の基材10及び第二の基材20としてポリエステルフィルム又はポリエステルフィルム加工品を用いる場合、積層フィルム1は、第一の基材10及び第二の基材20の粘着剤層30貼合面がいずれもポリエステルフィルム面である態様であってもよいし、第一の基材10及び第二の基材20の少なくとも一方がポリエステルフィルム加工品であり、且つ、第一の基材10及び第二の基材20のいずれか一方の粘着剤層30貼合面がポリエステルフィルム加工品における加工面である態様であってもよいし、第一の基材10及び第二の基材20の両方がポリエステルフィルム加工品であり、且つ、第一の基材10及び第二の基材20の粘着剤層30貼合面がいずれもポリエステルフィルム加工品における加工面である態様であってもよい。
第一の基材10及び第二の基材20として使用できる基材の加工品としては、上述した基材の表面にシリコーン処理、フッ素処理、エンボス加工等の加工を施したものや、上述した基材の表面に水蒸気バリア性・酸素バリア性等を有するバリア層及び/又はマット層を積層したもの等が挙げられる。また、このような加工品を用いることで、第一の基材10と第二の基材20とで粘着剤層30からの剥離力に差を付けてもよい。
図2〜図4は、第一の基材10及び第二の基材20として、基材の表面に水蒸気バリア性・酸素バリア性等を有するバリア層及び/又はマット層を積層した加工品を用いた積層フィルムの実施形態を示す模式断面図である。
図2に示す積層フィルム2は、第一の基材10として、基材11の粘着剤層30とは反対側の表面にバリア層12が積層された加工品を用い、第二の基材20として、基材21の粘着剤層30とは反対側の表面にマット層23が積層された加工品を用いた構造を有する。この場合、マット層側からバリア層までの距離が取れるという利点がある。
図3に示す積層フィルム3は、第一の基材10として、基材11の粘着剤層30側の表面にバリア層12が積層された加工品を用い、第二の基材20として、基材21の粘着剤層30とは反対側の表面にマット層23が積層された加工品を用いた構造を有する。この場合、バリア層12を保護するという利点がある。
図4に示す積層フィルム4は、第一の基材10として、基材11の粘着剤層30側の表面にバリア層12が積層された加工品を用い、第二の基材20として、基材21の粘着剤層30側の表面にバリア層22が積層され、且つ粘着剤層30とは反対側の表面にマット層23が積層された加工品を用いた構造を有する。この場合、バリア層が2枚挿入されることで、バリア層の欠点を互いに補完できるという利点がある。
バリア層12,22は、水蒸気や酸素等の気体の透過を防ぐ機能を第一の基材10及び第二の基材20に付与する層である。バリア層12,22は、好ましくは無機薄膜層とガスバリア性被覆層とが積層された構造を有する。この場合、基材11,21側に無機薄膜層が配置される。
無機薄膜層(無機酸化物薄膜層)としては、特に限定されるものではないが、例えば、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウムあるいはそれらの混合物を用いることができる。これらの中でも、バリア性、生産性の観点から、酸化アルミニウム又は酸化珪素を用いることが望ましい。
無機薄膜層の厚さ(膜厚)は、5〜500nmの範囲内とすることが好ましく、10〜100nmの範囲内とすることがより好ましい。ここで、膜厚が5nm以上であると、均一な膜を形成しやすく、ガスバリア材としての機能をより十分に果たすことができる傾向がある。一方、膜厚が500nm以下であると、薄膜により十分なフレキシビリティを保持させることができ、成膜後に折り曲げ、引っ張りなどの外的要因により、薄膜に亀裂を生じることをより確実に防ぐことができる傾向がある。
ガスバリア性被覆層は、高いバリア性を付与するために設けられるものである。このガスバリア性被覆層は、優れたバリア性を得る観点から、水酸基含有高分子化合物、金属アルコキシド、金属アルコキシド加水分解物及び金属アルコキシド重合物からなる群より選択される少なくとも1種を成分として含有していることが好ましい。
水酸基含有高分子化合物としては、具体的には、例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、デンプン等の水溶性高分子が挙げられるが、特にポリビニルアルコールを用いた場合にバリア性が最も優れる。
金属アルコキシドは、一般式:M(OR)(MはSi、Ti、Al、Zr等の金属原子を示し、Rは−CH、−C等のアルキル基を示し、nはMの価数に対応した整数を示す)で表される化合物である。具体的には、テトラエトキシシラン〔Si(OC〕、トリイソプロポキシアルミニウム〔Al(O−iso−C〕などが挙げられる。テトラエトキシシラン、トリイソプロポキシアルミニウムは、加水分解後、水系の溶媒中において比較的安定であるので好ましい。また、金属アルコキシドの加水分解物及び重合物としては、例えば、テトラエトキシシランの加水分解物や重合物としてケイ酸(Si(OH))などが、トリプロポキシアルミニウムの加水分解物や重合物として水酸化アルミニウム(Al(OH))などが挙げられる。
ガスバリア性被覆層の厚さ(膜厚)は、50〜1000nmの範囲内とすることが好ましく、100〜500nmの範囲内とすることがより好ましい。ここで、膜厚が50nm以上であると、より十分なガスバリア性を得ることができる傾向があり、1000nm以下であると、薄膜により、十分なフレキシビリティを保持できる傾向がある。
マット層23は、干渉縞(モアレ)防止機能、反射防止機能、拡散機能等の光学的機能もしくは密着防止機能を第二の基材20に付与する層である。マット層23は、光学的機能として少なくとも干渉縞防止機能を有することが好ましい。本実施形態では、マット層23が少なくとも干渉縞防止機能を有するものである場合について説明する。なお、第一の基材10にもマット層が設けられていてもよい。
マット層23は、バインダー樹脂と、微粒子とを含んで構成されていてもよく、更に帯電防止剤などが含まれていてもよい。そして、マット層23の表面から微粒子の一部が露出するように微粒子がバインダー樹脂に埋め込まれることにより、マット層23の表面には微細な凹凸が生じていてもよい。これにより、ニュートンリング等の干渉縞の発生をマット層23によって十分に防止することができる。
バインダー樹脂としては、特に限定されるものではないが、光学的透明性に優れた樹脂を用いることができる。より具体的には、例えば、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、アクリルウレタン系樹脂、ポリエステルアクリレート系樹脂、ポリウレタンアクリレート系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、メラミン系樹脂、フェノール系樹脂などの熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、電離放射線硬化性樹脂などを用いることができる。これらの中でも耐光性や光学特性に優れるアクリル系樹脂を使用することが望ましい。これらは、1種だけでなく、複数種を組み合わせて使用することもできる。また、バインダー樹脂はウレタン硬化剤などと反応させて硬化させるものでもよい。
微粒子としては、特に限定されるものではないが、例えば、シリカ、クレー、タルク、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、アルミナなどの無機微粒子の他、スチレン樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂などの有機微粒子を用いることができる。これらは、1種だけでなく、複数種を組み合わせて使用することもできる。
微粒子の平均粒径は、0.1〜30μmであることが好ましく、0.5〜10μmであることがより好ましい。微粒子の平均粒径が0.1μm以上であると、優れた干渉縞防止機能が得られる傾向があり、30μm以下であると、透明性がより向上する傾向がある。
マット層23における微粒子の含有量は、マット層23全量を基準として0.5〜30質量%であることが好ましく、3〜10質量%であることがより好ましい。微粒子の含有量が0.5質量%以上であると、光拡散機能と干渉縞の発生を防止する効果がより向上する傾向があり、30質量%以下であると、輝度を低減させることがない。
帯電防止剤としては、特に限定されるものではないが、例えばアニオン系界面活性剤としてアルキル硫酸エステル塩、ノニオン系界面活性剤として高級アルコール類、カチオン系界面活性剤として四級アンモニウム塩などがある。低分子界面活性剤タイプとしてグリセリン脂肪酸エステル、アルキルスルホン酸塩、テトラアルキルアンモニウム塩、アルキルベタインなどがある。高分子帯電防止剤としてポリエーテルエステルアミド型、ポリスチレンスルホン酸型、四級アンモニウム塩基含有アクリレート重合体型などを用いることができる。これらは、1種だけでなく、複数種を組み合わせて使用することもできる。
マット層23における帯電防止剤の含有量は、マット層23全量を基準として0.1〜15質量%であることが好ましく、1〜10質量%であることがより好ましい。帯電防止剤の含有量が0.1質量%以上であると、帯電防止機能が発現する傾向があり、15質量%以下であると、帯電防止剤が表面に析出することによる白化を抑制できる。
第一の基材10及び第二の基材20の厚さ(バリア層12,22やマット層23を有する場合には、それらも含めた全体の厚さ)は特に限定されないが、通常、6〜100μmであり、好ましくは12〜50μmである。
粘着剤層30は、上述した粘着剤溶液をグラビア塗工により第一の基材10の表面に塗工し、加熱することで形成することができる(ウェットプロセス)。また、第二の基材20は、ラミネーションにより粘着剤層30上に貼り合わせることができる。粘着剤層30は、粘着剤溶液をグラビア塗工により第一の基材10の表面に塗工し、乾燥した後、第二の基材20を貼り合わせ、エージング処理することにより架橋反応を進行させることで形成することができる。エージング処理は、例えば、室温〜80℃で1日〜30日の条件で行うことができる。
粘着剤層30の厚さは特に限定されないが、通常、0.5〜25μmであり、好ましくは1〜15μmである。
以下、実施例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。また、本実施例において、粘度の測定は、B型粘度計(BROOKFIELD社製、商品名:DV−E)を用いて25℃環境下で行った。希釈は酢酸エチルを使用し測定を行なった。
<アクリル共重合体溶液Aの調液>
温度計、攪拌機、窒素導入管、滴下ロート及び還流冷却機を備えた反応装置に、窒素導入管から窒素を導入し装置内の空気を窒素に置換した。その後、この反応装置内に滴下ロートからブチルアクリレート50質量部、メチルアクリレート50質量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート1質量部、N,N−ジエチルアクリルアミドを10質量部と共に、酢酸エチルを60質量部加えた。その後、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルを0.1質量部加え、65℃で1時間攪拌させながら反応させ、その後精製を行い、再度酢酸エチルにて希釈することで、表1に示す重量平均分子量(Mw)、固形分濃度、及び25℃での粘度を有するアクリル共重合体溶液Aを得た。同様にして反応時間を変えることで、表1に示す重量平均分子量(Mw)、固形分濃度、及び25℃での粘度を有するアクリル共重合体溶液B〜Eを得た。
<希釈溶液の粘度の測定>
上記アクリル共重合体溶液A〜E(以下、溶液A〜Eと略す)を主剤とした粘着剤用塗液を酢酸エチルで固形分濃度が20質量%となるように希釈し、得られた希釈溶液の25℃における粘度を測定した。結果を表1に示す。また、上記アクリル共重合体溶液A〜Eを主剤とした粘着剤用塗液を酢酸エチルで各種濃度に希釈し、得られた各種希釈溶液の25℃での粘度を測定した。各種希釈溶液の25℃での粘度と固形分濃度との関係のグラフを図5に示す。
Figure 2016141771
(実施例1〜7及び比較例1〜3)
上記アクリル共重合体溶液A〜Eを主剤とした粘着剤用塗液に、イソシアネート系硬化剤(三井化学社製、商品名:D−110N)を粘着剤用塗液と硬化剤との質量比が100:1.5となるように加え、更に希釈溶剤として酢酸エチルを加えて表2に示す各固形分濃度になるように塗液化して粘着剤溶液を調液した。得られた各粘着剤溶液の25℃での粘度を表2に示す。
Figure 2016141771
<塗工性の評価>
調液した各粘着剤溶液のうち、グラビア塗工性を考慮して、粘度が29〜120mPa・sの範囲内である粘着剤溶液を、表3に示すように実施例1〜7及び比較例1〜3の粘着剤溶液とした。実施例1〜7及び比較例1〜3の粘着剤溶液を用いて、グラビア・キスリバース塗工で塗工性の確認を行った。塗工に使用する版は、50線/インチ(セル容積:100cm/m)、80線/インチ(セル容積:67cm/m)及び150線/インチ(セル容積:24cm/m)の3種類の斜線版を用意し、加工速度は50線/インチでは50m/min、80線/インチ及び150線/インチでは100m/minで実施した。塗工後の乾燥は常温にて168時間行った。各実施例及び比較例での乾燥後の塗工量を表3に示す。表3に示した通り、各実施例及び比較例で、加工速度が50m/min以上で1〜10g/mの塗工量を得ることができた。
得られた塗工品の品質確認として、塗工面の確認と塗工品の気泡の確認を行った。塗工面の確認は目視で実施し、塗工スジや液垂れが生じていないかを確認した。3種類の斜線版を用いた塗工品の全てにおいて塗工スジ及び液垂れの発生が確認されなかったものを「A」、3種類の斜線版を用いた塗工品のうちの1つ以上で塗工スジ及び/又は液垂れの発生が確認されたものを「B」と評価した。結果を表3に示す。
また、気泡の確認は、塗工品を常温で168時間エージングした後に80℃の恒温槽で1週間保管を行い、気泡発生の有無を目視にて確認した。3種類の斜線版を用いた塗工品の全てにおいて気泡の発生が確認されなかったものを「A」、3種類の斜線版を用いた塗工品のうちの1つ以上で気泡の発生が確認されたものを「B」と評価した。結果を表3に示す。
Figure 2016141771
1,2,3,4…積層フィルム、10…第一の基材、11,21…基材、12,22…バリア層、20…第二の基材、23…マット層、30…粘着剤層。

Claims (8)

  1. 水酸基を有するアクリル共重合体を主剤として含む粘着剤用塗液であって、
    前記粘着剤用塗液は、イソシアネート系硬化剤を添加してグラビア塗工により塗工される熱硬化型の粘着剤溶液に用いられるものであり、
    前記アクリル共重合体の重量平均分子量が40,000〜310,000であり、
    前記粘着剤用塗液の固形分濃度が44〜60質量%であり、
    前記粘着剤用塗液の25℃における粘度が5,000〜7,500mPa・sである、粘着剤用塗液。
  2. 水酸基を有するアクリル共重合体を主剤として含む粘着剤用塗液であって、
    前記粘着剤用塗液は、イソシアネート系硬化剤を添加してグラビア塗工により塗工される熱硬化型の粘着剤溶液に用いられるものであり、
    前記アクリル共重合体の重量平均分子量が40,000〜310,000であり、
    前記粘着剤用塗液を酢酸エチルで固形分濃度が20質量%となるように希釈した溶液の25℃における粘度が25〜170mPa・sである、粘着剤用塗液。
  3. 請求項1又は2記載の粘着剤用塗液に少なくともイソシアネート系硬化剤及び希釈溶剤を添加した粘着剤溶液を、グラビア塗工により塗工して粘着剤層を形成する工程を含む、粘着剤層の形成方法。
  4. 前記粘着剤溶液の25℃における粘度が25〜150mPa・sである、請求項3記載の粘着剤層の形成方法。
  5. 前記粘着剤溶液の固形分濃度が15〜30質量%である、請求項3又は4記載の粘着剤層の形成方法。
  6. 前記グラビア塗工の加工速度が50m/min以上である、請求項3〜5のいずれか一項に記載の粘着剤層の形成方法。
  7. 第一の基材と、
    請求項3〜6のいずれか一項に記載の方法により前記第一の基材上に粘着剤溶液を塗工して形成された粘着剤層と、
    前記粘着剤層を介して前記第一の基材と貼り合わされた第二の基材と、
    を備える積層フィルム。
  8. 前記第一及び第二の基材がポリエステルフィルム又はポリエステルフィルム加工品である、請求項7記載の積層フィルム。
JP2015020327A 2015-02-04 2015-02-04 粘着剤用塗液及びそれを用いた粘着剤層の形成方法、並びに、積層フィルムの製造方法 Active JP6520163B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015020327A JP6520163B2 (ja) 2015-02-04 2015-02-04 粘着剤用塗液及びそれを用いた粘着剤層の形成方法、並びに、積層フィルムの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015020327A JP6520163B2 (ja) 2015-02-04 2015-02-04 粘着剤用塗液及びそれを用いた粘着剤層の形成方法、並びに、積層フィルムの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016141771A true JP2016141771A (ja) 2016-08-08
JP6520163B2 JP6520163B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=56568391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015020327A Active JP6520163B2 (ja) 2015-02-04 2015-02-04 粘着剤用塗液及びそれを用いた粘着剤層の形成方法、並びに、積層フィルムの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6520163B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018025335A1 (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 凸版印刷株式会社 粘着剤用塗液及びそれを用いた粘着剤層の形成方法、並びに、積層フィルム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04159383A (ja) * 1990-10-19 1992-06-02 Nitto Denko Corp 感圧接着剤及びその粘着部材
WO2009008470A1 (ja) * 2007-07-11 2009-01-15 Soken Chemical & Engineering Co., Ltd. 偏光板用粘着剤および粘着剤層付き偏光板
JP2013046973A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Soken Chem & Eng Co Ltd 積層体および該積層体を有するタッチパネル
JP2014108968A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Soken Chem & Eng Co Ltd 粘着剤組成物

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04159383A (ja) * 1990-10-19 1992-06-02 Nitto Denko Corp 感圧接着剤及びその粘着部材
WO2009008470A1 (ja) * 2007-07-11 2009-01-15 Soken Chemical & Engineering Co., Ltd. 偏光板用粘着剤および粘着剤層付き偏光板
JP2013046973A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Soken Chem & Eng Co Ltd 積層体および該積層体を有するタッチパネル
JP2014108968A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Soken Chem & Eng Co Ltd 粘着剤組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018025335A1 (ja) * 2016-08-02 2018-02-08 凸版印刷株式会社 粘着剤用塗液及びそれを用いた粘着剤層の形成方法、並びに、積層フィルム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6520163B2 (ja) 2019-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011246700A (ja) アクリル系樹脂溶液、アクリル系粘着剤組成物、アクリル系粘着剤、粘着シート、光学部材用アクリル系粘着剤、粘着剤層付き光学部材
KR101371909B1 (ko) 점착제 조성물 및 상기를 포함하는 점착 시트
JP2011225835A (ja) 粘着剤組成物、粘着剤、両面粘着シート、光学部材用粘着剤、タッチパネル
JP5721537B2 (ja) 光学部材用アクリル系粘着剤及び粘着剤層付き光学部剤
JP2014196377A (ja) アクリル系粘着剤組成物およびそれを用いた粘着剤
JP7698752B2 (ja) 粘着剤組成物及び粘着フィルム
KR20150066660A (ko) 점착제 조성물
JP6207387B2 (ja) アクリル系粘着剤組成物及びアクリル系粘着剤
JP2016141771A (ja) 粘着剤用塗液及びそれを用いた粘着剤層の形成方法、並びに、積層フィルム
WO2018025335A1 (ja) 粘着剤用塗液及びそれを用いた粘着剤層の形成方法、並びに、積層フィルム
CN114616301B (zh) 透明溶剂型丙烯酸类压敏粘合剂和粘合剂膜
JP2018203958A (ja) 粘着剤組成物、粘着剤及び粘着シート
TW202340415A (zh) 光學黏著片材
TW202344650A (zh) 光學黏著片
TW202340417A (zh) 光學黏著片材
JP6958180B2 (ja) 無溶剤型粘着剤組成物、それを用いて得られる粘着剤、光学部材用粘着シート、光学部材用基材レス両面粘着シート、粘着剤層付き光学部材、画像表示装置
JP6356054B2 (ja) 積層フィルムおよびこれを用いた粘着シート
JP7656446B2 (ja) 粘着シート
JP2021147541A (ja) 活性エネルギー線硬化性剥離型粘着剤組成物および剥離型粘着シート
JP7656447B2 (ja) 粘着シートおよび積層体の製造方法
TW202346087A (zh) 附有覆蓋膜之光學膜
JP2025136212A (ja) 粘着剤組成物、粘着剤及び粘着シート
TW202424139A (zh) 附剝離襯墊之黏著片、及附剝離襯墊之黏著片之製造方法
JP2025144604A (ja) 粘着剤組成物、粘着剤及び粘着シート
CN120020188A (zh) 粘合片

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6520163

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250