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JP2016141270A - タイヤ空気圧検知システム - Google Patents

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JP2016141270A JP2015018778A JP2015018778A JP2016141270A JP 2016141270 A JP2016141270 A JP 2016141270A JP 2015018778 A JP2015018778 A JP 2015018778A JP 2015018778 A JP2015018778 A JP 2015018778A JP 2016141270 A JP2016141270 A JP 2016141270A
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Abstract

【課題】複数の制御ユニットの内のいずれかの制御ユニットが故障してしまった場合においても、残った制御ユニットが受信不能領域に入らないようにすることができ、また、故障した制御ユニットが他の制御ユニットへ影響を及ぼさないようにすることができるタイヤ空気圧検知システムを提供する。
【解決手段】トランスポンダ40と車載装置5と総合制御部7とを備え、車載装置5は、複数の制御ユニット10と複数の車載アンテナ20と切換回路30とを有し、総合制御部7は、切換回路30が総合制御部7からの制御信号に基づいて複数の制御ユニット10と複数の車載アンテナ20との間の接続パターンを切り換えると共に、複数の制御ユニット10の内のいずれかが故障した場合、複数の制御ユニット10の内のどの制御ユニット10が故障したかを検出し、故障した制御ユニット10が複数の車載アンテナ20のいずれにも接続されないように制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のタイヤ空気圧等の情報を検知するタイヤ空気圧検知システムに関する。
近年、タイヤの空気圧を遠隔で検知するために、タイヤに圧力センサと送信アンテナとを配置し、圧力センサの検知結果を車両に向けて送信することで、車両はタイヤのタイヤ空気圧情報を得ることができると共に、それに基づいて運転者に報知することが可能なタイヤ空気圧検知システムが存在している。
一般的なタイヤ空気圧検知システムにおいては、無線通信システムのアンテナで受信された電波が直接的に送信アンテナから届くもの(直接波)もあれば、障害物に跳ね返ってから届くもの(間接波)もあり、そのルートは様々である。この間接波は、跳ね返ったことによって、直接波に対してタイミング的にずれて届くため、このずれた波が互いに干渉し合い、受信アンテナに届く電波は強くなったり、弱くなったりを一定の周期で繰り返す。この現象を「フェージング」という。フェージングが大きい場合、データの一部が喪失し、受信側のデータ復調に支障を来たすことになる。
そこで、無線通信システムの多くにおいては、「ダイバーシティ受信」という方法によって、このフェージング対策を行っている。ダイバーシティとは、受け取る二つ以上の電波を合成したり、あるいは切り換えたりすることで受信電波のレベルの揺れを少なくする技術のことである。“空間”ダイバーシティは、ダイバーシティ受信の一つの方式であり、空間的(位置的)に離れた複数のアンテナで電波を受信する方法である。各アンテナの受信レベルを比較して最大の受信レベルのアンテナを選択し、そのアンテナの受信信号を受信機に伝える。
このようなダイバーシティ方式を採用したタイヤ空気圧検知システムとして、例えば特許文献1に挙げるタイヤ空気圧モニタリングシステム900が開示されている。タイヤ空気圧モニタリングシステム900の構成を図9に示す。
タイヤ空気圧モニタリングシステム900は、空間ダイバーシティ方式を採用したタイヤ空気圧検知システムである。図9に示すように、n個(図では便宜的にn=4)のアンテナ905a〜905dは選択部907を介して受信機904に接続されている。選択部907は各々のアンテナ905a〜905dで受信された電波の強さを比較し、最も強い電波を受信したアンテナを選択する。従って、この空間ダイバーシティ方式を採用したタイヤ空気圧モニタリングシステムによれば、車体903の適切な位置に適切な数のアンテナ905a〜905dを設置することにより、タイヤ901内の空気圧センサを有したトランスポンダ902からの電波を、常に受信下限レベルを下回らないようにして受信し続けることができ、上述したフェージングによる不都合を解消することができる。
上記ダイバーシティ方式と呼ばれる従来技術においては、タイヤの回転に伴って発生する送信アンテナから発信される信号の受信不能領域を解消するために、受信用のアンテナを有する制御ユニットを異なる位置に複数個配置することで、最も受信感度が高い制御ユニットからの信号を用いるようにすることができる。
特許第4041958号公報
しかしながら、従来技術による空気圧モニタリングシステム900においては、異なる位置に複数の制御ユニットが配置されているだけであるため、いずれかの制御ユニットが故障してしまった場合には、残った制御ユニットが車両側から見た受信不能領域に入った場合にタイヤの空気圧データが取得できなくなる可能性があった。
更に、いずれかの制御ユニットが故障してしまった場合、故障した制御ユニットが他の制御ユニットへ影響を及ぼしてしまうという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、複数の制御ユニットの内のいずれかの制御ユニットが故障してしまった場合においても、残った制御ユニットが受信不能領域に入らないようにすることができ、また、故障した制御ユニットが他の制御ユニットへ影響を及ぼさないようにすることができるタイヤ空気圧検知システムを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のタイヤ空気圧検知システムは、タイヤに設置され、前記タイヤのタイヤ空気圧を検出するトランスポンダと、車両の前記トランスポンダに対向する位置に配置され、前記トランスポンダとの間で無線による通信を行うことによって前記タイヤ空気圧を検知する車載装置と、前記車載装置を制御する総合制御部と、を備えたタイヤ空気圧検知システムであって、前記車載装置は、複数の制御ユニットと、車両内のそれぞれ異なった位置に配置された複数の車載アンテナと、前記制御ユニットと前記車載アンテナとの間に設けられた切換回路と、を有し、前記総合制御部は、前記切換回路を制御する制御信号を前記切換回路に供給し、前記切換回路が、前記制御信号に基づいて複数の前記制御ユニットと複数の前記車載アンテナとの間の接続パターンを切り換えると共に、複数の前記制御ユニットの内のいずれかが故障した場合、複数の前記制御ユニットの内のどの制御ユニットが故障したかを検出し、故障した前記制御ユニットが複数の前記車載アンテナのいずれにも接続されないように制御する、という特徴を有する。
このように構成されたタイヤ空気圧検知システムは、複数の制御ユニットと複数の車載アンテナとの間の接続パターンを切り換えるように制御するので、複数の制御ユニットの内のいずれかの制御ユニットが故障してしまった場合においても、残った制御ユニットを受信不能領域に入らないようにすることができる。また、故障した制御ユニットが複数の車載アンテナのいずれにも接続されないように制御するので、故障した制御ユニットが他の制御ユニットへ影響を及ぼさないようにすることができる。
また、上記の構成において、複数の前記制御ユニットはそれぞれ、前記切換回路に接続された送信端子と受信端子とを有し、前記総合制御部は、複数の前記制御ユニットの内のいずれかが故障した場合、この故障した前記制御ユニットの送信端子及び受信端子がそれぞれ所定のインピーダンスで終端されるように前記切換回路を制御する、という特徴を有する。
このように構成されたタイヤ空気圧検知システムは、故障した制御ユニットの送信端子及び受信端子をそれぞれ所定のインピーダンスで終端するので、故障した制御ユニットからのノイズが、他の制御ユニットに漏洩することがない。また、トランスポンダからの信号が故障した制御ユニットへ入力されることがない。
また、上記の構成において、1つのタイヤに対する複数の前記車載アンテナは、それぞれ前記切換回路に接続された第1車載アンテナと第2車載アンテナと第3車載アンテナと第4車載アンテナとから成ると共に、複数の前記制御ユニットは、それぞれ前記送信端子と前記受信端子とを有する第1制御ユニットと第2制御ユニットとから成り、前記第1制御ユニットの前記送信端子と前記受信端子とが、所定のタイミングでそれぞれ前記第1車載アンテナと前記第2車載アンテナとに接続されて、前記第1制御ユニットが前記通信に使用され、所定の時間経過後、前記第1制御ユニットの前記送信端子と前記受信端子とが、それぞれ前記第3車載アンテナと前記第4車載アンテナとに接続されて前記第1制御ユニットが前記通信に使用される、という特徴を有する。
このように構成されたタイヤ空気圧検知システムは、第1制御ユニットを通信に使用している状態において、第1制御ユニットと第1車載アンテナ及び第2車載アンテナとの接続と、第1制御ユニットと第3車載アンテナ及び第4車載アンテナとの接続とを、所定のタイミングで切り替えるので、第1制御ユニットが常に受信不能領域に入っている状態にならないようにすることができる。
また、上記の構成において、前記切換回路には、所定のインピーダンスで終端された複数の終端端子が設けられており、前記第2制御ユニットの前記送信端子と前記受信端子とが、それぞれ前記第1車載アンテナと前記第2車載アンテナ又はそれぞれ前記第3車載アンテナと前記第4車載アンテナとに接続されている時、前記第1制御ユニットの前記送信端子と前記受信端子とが、それぞれ前記終端端子に接続されるように前記切換回路が制御される、という特徴を有する。
このように構成されたタイヤ空気圧検知システムは、第2制御ユニットを通信に使用し、第1制御ユニットを通信に使用していない場合、通信に使用していない第1制御ユニットの送信端子及び受信端子をそれぞれ所定のインピーダンスで終端するので、通信に使用していない第1制御ユニットからの信号が、通信に使用している第2制御ユニットに漏洩することがない。また、トランスポンダからの信号が通信に使用していない第1制御ユニットへ入力されることがない。
また、上記の構成において、複数の前記車載アンテナの取り付け位置は、前記通信に用いられる信号の搬送波の波長の1/4だけ互いにずれて配置されている、という特徴を有する。
このように構成されたタイヤ空気圧検知システムは、複数の車載アンテナの取り付け位置を、通信に用いられる信号の搬送波の波長の1/4だけ互いにずらして配置したので、複数の車載アンテナの内の1つの車載アンテナが受信不能領域に入ったとしても、他の車載アンテナが受信不能領域に入らないようにすることができる。
また、上記の構成において、複数の前記制御ユニットはそれぞれ、ウォッチドッグタイマ回路を含む論理回路を有し、複数の前記制御ユニットの内のいずれかが故障した場合、前記制御ユニットの内のどの制御ユニットが故障したかを、前記論理回路を用いて検出する、という特徴を有する。
このように構成されたタイヤ空気圧検知システムは、制御ユニットの故障を、ウォッチドッグタイマ回路を含む論理回路を用いて検出するので、故障した制御ユニットを確実に判定することができる。
本発明のタイヤ空気圧検知システムは、複数の制御ユニットと複数の車載アンテナとの間の接続パターンを切り換えるように制御するので、複数の制御ユニットの内のいずれかの制御ユニットが故障してしまった場合においても、残った制御ユニットを受信不能領域に入らないようにすることができる。また、故障した制御ユニットが複数の車載アンテナのいずれにも接続されないように制御するので、故障した制御ユニットが他の制御ユニットへ影響を及ぼさないようにすることができる。
本発明のタイヤ空気圧検知システムの概略を示す模式図である。 トランスポンダの構成を示すブロック図である。 車載装置の構成を示すブロック図である。 制御ユニットの構成を示すブロック図及び第1論理回路の真理値表である。 制御ユニットの構成を示すブロック図及び第2論理回路の真理値表である。 第1実施形態の車載装置と車載アンテナとの接続を示すブロック図である。 第2実施形態の車載装置と車載アンテナとの接続を示すブロック図である。 第3実施形態の車載装置と車載アンテナとの接続を示すブロック図である。 従来例に係るタイヤ空気圧モニタリングシステムを示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、タイヤ空気圧検知システム100の概略構成について、図1を用いて説明する。また、車載装置5とトランスポンダ40それぞれの構成、及びその働きについて、図2及び図3を用いて説明する。
図1は、タイヤ空気圧検知システム100の概略的な構成を示す図であり、車載装置5及び総合制御部7を備えた車両51及びトランスポンダ40を備えたタイヤ52を上方から見た時の模式図である。
タイヤ空気圧検知システム100は、タイヤ52内の空気圧を検出し、車両51側でタイヤ空気圧を検知するために用いられるものである。タイヤ空気圧検知システム100は、図1に示すように、各タイヤ52に設置された、タイヤ空気圧を検出するトランスポンダ40と、車両51の各トランスポンダ40に対向する位置に配置された、トランスポンダ40との間で無線による通信を行うことによってタイヤ空気圧を検知する車載装置5と、車載装置5を制御する総合制御部7と、を備えて構成されている。通常、1台の車両51に対して4つの車載装置5が搭載される。
図2は、トランスポンダ40の構成を示すブロック図である。トランスポンダ40は、図2に示すように、トランスポンダアンテナ42、インピーダンス整合回路43、検波回路44、応答回路45、電源回路46、共振回路47、トランスポンダ制御回路48、及び平滑回路49を備えて構成されている。
トランスポンダアンテナ42は車載装置5との間で通信を行うための送受信アンテナである。インピーダンス整合回路43は、図2に示すように、アンテナ42と検波回路44との間に接続されており、アンテナ42の出力インピーダンスと検波回路44の入力インピーダンスとの整合を行う回路である。検波回路44は、アンテナ42が受信した信号を半導体素子(図示せず)に通して検波を行ない、直流成分に交流成分を重畳して出力する回路である。
図2に示すように、応答回路45が検波回路44の後段に接続されている。また、検波回路44と応答回路45との間の接続点には、共振回路47の一端が接続されている。
共振回路47は、検波回路44から出力された交流成分から所望の周波数の交流成分を復調信号として取り出す回路であり、互いに並列に接続された共振キャパシタ47a及びインダクタ47bからなる並列共振回路を含んで構成される。この並列共振回路の他端は、接地キャパシタ47cを介してグランドに接続されている。共振回路47の共振周波数は、アンテナ42が受信する信号に含まれる被変調成分の周波数に設定されており、受信信号の搬送波の周波数を、例えば、2.4GHzとすると、例えば周波数10MHzに設定される。
応答回路45は、検波回路44から交流成分として出力された復調信号を入力し、出力信号としての被変調信号を出力するように形成されているセンサ回路である。応答回路45は水晶振動子を有し、復調信号の一時的な入力によって水晶振動子を発振させ、水晶振動子の周囲の気圧変化および温度変化によって生じる発振周波数の変化に基づいて圧力及び温度を測定し、その測定データを被変調信号として出力する圧力温度測定回路である。具体的には、タイヤ52の空気圧および温度を測定するTPMS(Tire Pressure Monitoring System)用圧力温度測定回路が選択される。応答回路45の前段には共振回路47が並列に接続されている関係上、入出力信号の効率的な入出力を実現するため、復調信号および非変調回路の周波数は、共振回路47の共振周波数付近に設定されている。
電源回路46は集積回路で構成されるトランスポンダ制御回路48に駆動電力を供給する回路であり、図2に示すように、主として検波回路44から出力された直流成分を充電する充電型回路が選択される。具体的には、電源回路46の入力端となるアノード及び電源回路46の出力端となるカノードを有するダイオード46aとダイオード46aのカソードとグランド間に接続されている充電キャパシタ46bとを有する充電型回路が選択されている。なお、電源回路46としては、充電型回路にバッテリを搭載したハイブリッド型回路が選択されてもよい。
トランスポンダ制御回路48は、図示しないMPU回路(Micro Processing Unit:演算処理回路)、RF回路(高周波回路)等の回路を有している。RF回路は、車載装置5との間で通信を行なえるように構成されている。MPU回路は、RF回路等の動作を制御するために設けられている。尚、RF回路は平滑回路49を介してアンテナ42と接続されている。
図3は、各タイヤ52内のトランスポンダ40それぞれに対向した車載装置5内の構成を示すブロック図である。各車載装置5は、複数の制御ユニット10と、車両51内のそれぞれ異なった位置に配置された複数の車載アンテナ20と、制御ユニット10と車載アンテナ20との間に設けられた切換回路30と、を有して構成されている。制御ユニット10と切換回路30は、車両51内に設けられた総合制御部7に接続されている。
複数の制御ユニット10は、第1制御ユニット10−1と第2制御ユニット10−2とから成り、それぞれ、切換回路30に接続された送信端子と受信端子とを有している。具体的には、第1制御ユニット10−1は、送信端子10−1aと受信端子10−1bとを有し、第2制御ユニット10−2は、送信端子10−2aと受信端子10−2bとを有している。
また、第1制御ユニット10−1及び第2制御ユニット10−2には、それぞれ、制御信号出力端子10−1cと制御信号入力端子10−1d、及び制御信号出力端子10−2cと制御信号入力端子10−2dが設けられており、各制御ユニット10から制御信号ライン7b及び制御端子7aを介して、制御信号が総合制御部7へ出力されると共に、各制御ユニット10に総合制御部7から制御端子7a及び制御信号ライン7bを介して制御信号が入力される。
車載装置5内に設けられた複数の車載アンテナ20は、第1車載アンテナ20−1と第2車載アンテナ20−2と第3車載アンテナ20−3と第4車載アンテナ20−4とから成り、それぞれ切換回路30に接続されている。
複数の車載アンテナ20は、トランスポンダ40に対向する位置に配置されていると共に、車両51内のそれぞれ異なった位置に配置されている。具体的には、第1車載アンテナ20−1と第2車載アンテナ20−2と第3車載アンテナ20−3と第4車載アンテナ20−4の取り付け位置は、通信に用いられる信号の搬送波の波長の1/4だけ互いにずれて配置されている。もしも通信に用いられる信号の搬送波の周波数が、2.4GHzであれば、第1車載アンテナ20−1と第2車載アンテナ20−2と第3車載アンテナ20−3と第4車載アンテナ20−4とは、それぞれ3.125cmずつ互いにずれて配置される。
ところで、前述の従来技術の項でも紹介したように、近年のタイヤ空気圧検知システムでは、冗長性を持たせるため、1つのトランスポンダに対して複数、例えば2つの制御ユニットが組み合わされる。これは、2つの制御ユニットが同時に壊れることがほとんどなく、どちらかの制御ユニットが動作しているため、トランスポンダと制御ユニットとの間の通信不能が発生しないことを前提としている。2つの制御ユニットは、互いに所定の距離を離して設定しているため、どちらか一方が受信不能領域にある時には、他方は受信不能領域にはない。
しかし、2つの制御ユニットの内の1つが何らかの理由によって故障した場合、タイヤの回転に伴って変化するトランスポンダの位置によっては、受信不能領域が発生する可能性が高くなる。受信不能領域が発生した場合、トランスポンダと制御ユニットとの間で通信不能となってしまう。しかし、この場合、2つの制御ユニットの内、どの制御ユニットが故障したのかが分からない。また、受信不能領域の発生は、車両が止まっている時に発生しやすいが、車両が動いている時でも、受信不能領域が同期している場合には、受信不能領域が発生することがある。
そのため、車両が止まっている時でも、車両が動いている時でも、2つの制御ユニットの内のどの制御ユニットが故障したのかを判別する必要がある。また、2つの制御ユニットの内、どちらかの制御ユニットが故障した場合、故障した制御ユニットが車載アンテナに接続されないようにしなければならない。
本発明では、図3に示すように、1つのタイヤ52に設置された1つのトランスポンダ40に対して車載装置5を対向させ、総合制御部7から切換回路30へ制御信号を供給し、切換回路30が、該制御信号に基づいて、制御ユニット10と車載アンテナ20との間の接続パターンを切り換えるようにした。また、複数の制御ユニット10の内のいずれかが故障した場合、複数の制御ユニット10の内のどの制御ユニット10が故障したかを検出し、故障した制御ユニット10が複数の車載アンテナ20のいずれにも接続されないように、総合制御部7によって制御するようにした。
複数の制御ユニット10の内のいずれかが故障した場合、どの制御ユニット10が故障したかを検出する方法について、図3乃至図5を用いて説明する。本発明では、複数の制御ユニット10の内のどの制御ユニット10が故障したかを検出するために、論理回路15を用いる。本発明の実施形態では、論理回路15として第1論理回路15−1又は第2論理回路15−2を使用した。尚、第1論理回路15−1及び第2論理回路15−2は同一の機能を有しているため、論理回路15として第1論理回路15−1、第2論理回路15−2のどちらを用いても良い。また、第1論理回路15−1を有した制御ユニット10a、又は、第2論理回路15−2を有した制御ユニット10bは、第1制御ユニット10−1及び第2制御ユニット10−2それぞれに同時に用いられることが望ましい。
第1論理回路15−1が内蔵された制御ユニット10aの構成とその動作について、図4(a)及び図4(b)を用いて説明する。
図4(a)は、制御ユニット10a内の構成を示すブロック図であり、図4(b)は、第1論理回路15−1の真理値表である。
図4(a)に示すように、制御ユニット10aは、CPU回路11と通信回路13と第1論理回路15−1とを含んで構成されている。CPU回路11には、CPU第1出力端子11aとCPU第2出力端子11bとが設けられており、それぞれ第1論理回路15−1に接続されている。また、CPU回路11は、通信回路13と接続されており、通信回路13は、送信端子10−1a又は10−2a、及び受信端子10−1b又は10−2bを介して切換回路30に接続される。通信回路13は、送信端子10−1a又は10−2aに接続された送信部13a(図中TX)と受信端子10−1b又は10−2bに接続された受信部13b(図中RX)とで構成されている。
CPU回路11には、総合制御部7からの制御信号が制御信号入力端子10−1d又は10−2dを介して入力され、CPU回路11は、その制御信号に従って、通信回路13内の送信部13aから送信端子10−1a又は10−2aを介して、トランスポンダ40へ通信信号を送信させる。車両51内の他の車載装置5にある複数の制御ユニット10を含めた各制御ユニット10に入力される制御信号の入力タイミングは、総合制御部7で制御される。また、受信部13bは、受信端子10−1b又は10−2bを介して、トランスポンダ40で取得されたタイヤ空気圧の情報を含む信号を受信してその情報を抽出し、CPU回路11に伝送する。更に、CPU回路11からは車両51に設けられた表示装置(図示せず)に上記情報を伝送し表示させる。
第1論理回路15−1は、ウォッチドッグタイマ回路15a(図中WDT)とNOT回路15bとOR回路15cとで構成されている。CPU回路11のCPU第1出力端子11aはOR回路15cの一方の入力端に接続されており、CPU回路11のCPU第2出力端子11bはウォッチドッグタイマ回路15aの入力端に接続されており、ウォッチドッグタイマ回路15aの出力端はNOT回路15bの入力端に接続されている。更に、NOT回路15bの出力端はOR回路15cの他方の入力端に接続されており、OR回路15cの出力端、即ち第1論理回路15−1の出力端は、前述した制御信号出力端子10−1c又は10−2cに接続されている。
図4(a)及び図4(b)において、CPU第1出力端子11aの出力値を(1)、CPU第2出力端子11bの出力値を(2)、ウォッチドッグタイマ回路15aの出力値を(3)、NOT回路15bの出力値を(4)、OR回路15cの出力値を(5)として表示する。
制御ユニット10aが故障せず、正常に動作している場合(正常時)、CPU第2出力端子11bからは、ウォッチドッグタイマ回路15aをリセットするためのリセット信号(2)が、定期的に出力されている。また、CPU第1出力端子11aの出力値(1)は、図4(b)に示すように、“0”又は“1”になっている。
ウォッチドッグタイマ回路15aは、定期的にリセット信号(2)が入力されると出力値が“1“となり、リセット信号(2)が入力されなくなった場合、出力値が“0“となる回路である。従って、制御ユニット10aが故障していない正常時には、図4(b)に示すように、ウォッチドッグタイマ回路15aの出力値(3)は、“1”になる。そのため、NOT回路15bの出力値(4)は“0“となる。その結果、OR回路15cの出力値(5)は、CPU第1出力端子11aの出力値(1)と同一となり、“0”又は“1”になる。
一方、制御ユニット10aが故障した場合、CPU第2出力端子11bからは、ウォッチドッグタイマ回路15aをリセットするためのリセット信号(2)が出力されなくなる。
制御ユニット10aが故障した場合、リセット信号(2)が入力されなくなるため、図4(b)に示すように、ウォッチドッグタイマ回路15aの出力値(3)は、常に“0”になる。そのため、NOT回路15bの出力値(4)は常に“1“となる。その結果、OR回路15cの出力値(5)は、“1”になる。
このように、第1論理回路15−1を内蔵した制御ユニット10aの場合、制御ユニット10aが故障した時、制御信号出力端子10−1c又は制御信号出力端子10−2cの出力信号は常に“1”になるため、複数の制御ユニット10、即ち図3に示す第1制御ユニット10−1又は第2制御ユニット10−2の内のどの制御ユニット10が故障したかを明確に検出することができる。
次に、第2論理回路15−2が内蔵された制御ユニット10bの構成とその動作について、図5(a)及び図5(b)を用いて説明する。図5(a)は、制御ユニット10b内の構成を示すブロック図であり、図5(b)は、第2論理回路15−2の真理値表である。
図5(a)に示すように、制御ユニット10bは、CPU回路11と通信回路13と第2論理回路15−2とを含んで構成されている。CPU回路11及び通信回路13については、制御ユニット10aの場合と同等であるため、その説明を省略する。
第2論理回路15−2は、ウォッチドッグタイマ回路15aとAND回路15dとで構成されている。CPU回路11のCPU第1出力端子11aはAND回路15dの一方の入力端に接続されており、CPU回路11のCPU第2出力端子11bはウォッチドッグタイマ回路15aの入力端に接続されており、ウォッチドッグタイマ回路15aの出力端はAND回路15dの他方の入力端に接続されている。また、AND回路15dの出力端、即ち第2論理回路15−2の出力端は、前述した制御信号出力端子10−1c又は10−2cに接続されている。
図5(a)及び図5(b)において、CPU第1出力端子11aの出力値を(1)、CPU第2出力端子11bの出力値を(2)、ウォッチドッグタイマ回路15aの出力値を(6)、AND回路15dの出力値を(7)として表示する。
制御ユニット10bが故障せず、正常に動作している場合(正常時)、CPU第2出力端子11bからは、ウォッチドッグタイマ回路15aをリセットするためのリセット信号(2)が、定期的に出力されている。また、CPU第1出力端子11aの出力値(1)は、図4(b)に示すように、“0”又は“1”になっている。
前述したように、ウォッチドッグタイマ回路15aは、定期的にリセット信号(2)が入力されると出力値が“1“となり、リセット信号(2)が入力されなくなった場合、出力値が“0“となる回路である。従って、制御ユニット10bが故障していない正常時には、図5(b)に示すように、ウォッチドッグタイマ回路15aの出力値(6)は、“1”になる。その結果、AND回路15dの出力値(7)は、CPU第1出力端子11aの出力値(1)と同一となり、“0”又は“1”になる。
一方、制御ユニット10bが故障した場合、CPU第2出力端子11bからは、ウォッチドッグタイマ回路15aをリセットするためのリセット信号(2)が出力されなくなる。
制御ユニット10bが故障した場合、リセット信号(2)が入力されなくなるため、図5(b)に示すように、ウォッチドッグタイマ回路15aの出力値(6)は、常に“0”になる。その結果、AND回路15dの出力値(7)は、“0”になる。
このように、第2論理回路15−2を内蔵した制御ユニット10bの場合、制御信号出力端子10−1c又は制御信号出力端子10−2cの出力信号は、常に“0”になるため、複数の制御ユニット10、即ち第1制御ユニット10−1又は第2制御ユニット10−2の内のどの制御ユニット10が故障したかを検出することができる。
[第1実施形態]
次に、故障した制御ユニット10が複数の車載アンテナ20のいずれにも接続されないように制御する方法について、図3及び図6を用いて説明する。図6は、制御ユニット10、切換回路30及び車載アンテナ20の接続関係を示すブロック図である。
図6に示すように、切換回路30には、第1制御ユニット10−1の送信端子10−1a、受信端子10−1b、第2制御ユニット10−2の送信端子10−2a、受信端子10−2b、及び総合制御部7の制御端子7aがそれぞれ接続される複数の制御側接続端子37が設けられている。また、切換回路30には、複数の車載アンテナ20、即ち第1車載アンテナ20−1、第2車載アンテナ20−2、第3車載アンテナ20−3、及び第4車載アンテナ20−4それぞれに接続される複数のアンテナ側接続端子31が設けられている。
切換回路30には、第1制御ユニット10−1の送信端子10−1aに対応した第1ブロック30aと、第1制御ユニット10−1の受信端子10−1bに対応した第2ブロック30bと、第2制御ユニット10−2の送信端子10−2aに対応した第3ブロック30cと、第2制御ユニット10−2の受信端子10−2bに対応した第4ブロック30dとが設けられている。
第1ブロック30a、第2ブロック30b、第3ブロック30c、及び第4ブロック30dそれぞれには、4つのアンテナ側接続端子31と1つの終端端子33とが設けられており、4つのアンテナ側接続端子31のうち1つ目が第1車載アンテナ20−1に、2つ目が第2車載アンテナ20−2に、3つ目が第3車載アンテナ20−3に、4つ目が第4車載アンテナ20−4に、それぞれ接続されている。また、それぞれのブロックの5つ目の端子が終端端子33となっており、終端端子33には、所定のインピーダンスを有する抵抗器35が接続されている。所定のインピーダンスとしては50Ωが選択されている。
第1制御ユニット10−1の送信端子10−1a、受信端子10−1b、第2制御ユニット10−2の送信端子10−2a、受信端子10−2bは、それぞれ、総合制御部7からの制御信号によって第1車載アンテナ20−1、又は第2車載アンテナ20−2、又は第3車載アンテナ20−3、又は第4車載アンテナ20−4、又は所定のインピーダンスを有する抵抗器35に接続されるように構成されている。
もしも、第1制御ユニット10−1及び第2制御ユニット10−2の内のどちらかが故障した場合、例えば、第2制御ユニット10−2が故障した場合、図4又は図5に示した第1論理回路15−1又は第2論理回路15−2によって故障の情報が検出される。その場合、図3に示した、第2制御ユニット10−2の制御信号出力端子10−2cから総合制御部7に、その故障の情報が伝送される。その結果、総合制御部7は、図6に示すように、この故障した第2制御ユニット10−2の送信端子10−2a及び受信端子10−2bを、切換回路30の第3ブロック30c及び第4ブロック30dにおいて、所定のインピーダンスを有する抵抗器35が接続されている終端端子33にそれぞれ接続するように制御する。また、故障していない第1制御ユニット10−1の送信端子10−1aを第1ブロック30aにおいて第1車載アンテナ20−1に接続し、受信端子10−1bを第2ブロック30bにおいて第2車載アンテナ20−2に接続するように制御する。尚、本実施形態では上述のように制御したが、第1制御ユニット10−1の送信端子10−1aが第2車載アンテナ20−2に接続され、受信端子10−1bが第1車載アンテナ20−1に接続されるように制御しても良い。
[第2実施形態]
次に、第1制御ユニット10−1及び第2制御ユニット10−2のどちらもが故障せずに、正常に動作している場合で、第1制御ユニット10−1を通信に使用している状態における第1制御ユニット10−1の車載アンテナ20に対する接続方法の、1つの例について、図7を用いて説明する。
図7(a)は、ある所定のタイミングにおける第1制御ユニット10−1、切換回路30及び車載アンテナ20の接続関係を示すブロック図であり、図7(b)は、該所定のタイミングから所定の時間経過した後における第1制御ユニット10−1、切換回路30及び車載アンテナ20の接続関係を示すブロック図である。
図7(a)に示すように、ある所定のタイミングにおいて、第1制御ユニット10−1の送信端子10−1aが第1車載アンテナ20−1に接続されるように総合制御部7によって制御される。また、第1制御ユニット10−1の受信端子10−1bが第2車載アンテナ20−2に接続されるように総合制御部7によって制御されており、第1制御ユニット10−1がトランスポンダ40との間の通信に使用される。尚、この時、第2制御ユニット10−2は、トランスポンダ40との間での送受信を行っておらず、第2制御ユニット10−2の送信端子10−2a及び受信端子10−2bは複数の車載アンテナ20のどれにも接続されていない。
そして、所定の時間経過後には、図7(b)に示すように、送信端子10−1aと受信端子10−1bとが、それぞれ第3車載アンテナ20−3と第4車載アンテナ20−4とに接続されて、第1制御ユニット10−1が通信に使用される。この時も、第2制御ユニット10−2は、トランスポンダ40との間での送受信を行っておらず、第2制御ユニット10−2の送信端子10−2a及び受信端子10−2bが複数の車載アンテナ20の内のどの車載アンテナ20にも接続されていない。
尚、本発明の実施形態では、ある所定のタイミングにおいて、第1制御ユニット10−1の送信用に第1車載アンテナ20−1を使用すると共に、受信用に第2車載アンテナ20−2を使用するように設定し、所定の時間経過後に、送信用に第3車載アンテナ20−3を使用すると共に、受信用に第4車載アンテナ20−4を使用するように設定した。しかし、本発明では、常にこの組み合わせを採用しなければならない訳ではなく、例えば、ある所定のタイミングにおいて、第1制御ユニット10−1の送信用に第2車載アンテナ20−2を使用すると共に、受信用に第4車載アンテナ20−4を使用するように設定し、所定の時間経過後に、送信用に第3車載アンテナ20−3を使用すると共に、受信用に第1車載アンテナ20−1を使用するように設定する等、任意にその組み合わせを変更しても良い。また、第1制御ユニット10−1を使用せず、第2制御ユニット10−2を使用する場合、第2制御ユニット10−2に対し、上記第1制御ユニット10−1と同様の切換え方法を実施しても良い。
[第3実施形態]
次に、第1制御ユニット10−1及び第2制御ユニット10−2が故障せずに、正常に動作している場合で、第2制御ユニット10−2を通信に使用している状態における各制御ユニット10の接続方法の、1つの例について、図8を用いて説明する。
第1制御ユニット10−1及び第2制御ユニット10−2が故障せずに、正常に動作している場合において、例えば、図8に示すように、第2制御ユニット10−2の送信端子10−2aと受信端子10−2bとが、それぞれ第1車載アンテナ20−1と第2車載アンテナ20−2とに接続されている時、第1制御ユニット10−1の送信端子10−1aと受信端子10−1bとが、それぞれ終端端子33に接続されるように切換回路30が制御される。
尚、この実施形態では、第2制御ユニット10−2の送信端子10−2aと受信端子10−2bとが、それぞれ第1車載アンテナ20−1と第2車載アンテナ20−2とに接続されていて、第1制御ユニット10−1の送信端子10−1aと受信端子10−1bとが、それぞれ終端端子33に接続されている状態を図8に示したが、本発明では、常にこの組み合わせを採用しなければならない訳ではない。例えば、第2制御ユニット10−2の送信用に第3車載アンテナ20−3を使用すると共に、受信用に第2車載アンテナ20−2を使用するように設定し、第1制御ユニット10−1の送信端子10−1aと受信端子10−1bとを、それぞれ終端端子33に接続するように設定する等、任意にその組み合わせを変更しても良い。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本発明の実施例であるタイヤ空気圧検知システム100は、複数の制御ユニット10と複数の車載アンテナ20との間の接続パターンを切り換えるように制御するので、複数の制御ユニット10の内のいずれかの制御ユニット10が故障してしまった場合においても、残った制御ユニット10を受信不能領域に入らないようにすることができる。また、故障した制御ユニット10が複数の車載アンテナ20のいずれにも接続されないように制御するので、故障した制御ユニット10が他の制御ユニット10へ影響を及ぼさないようにすることができる。
また、故障した制御ユニット10の送信端子及び受信端子をそれぞれ所定のインピーダンスで終端するので、故障した制御ユニット10からのノイズが、他の制御ユニット10に漏洩することがない。また、トランスポンダからの信号が故障した制御ユニット10へ入力されることがない。
また、第1制御ユニット10−1を通信に使用している状態において、第1制御ユニット10−1と第1車載アンテナ20−1及び第2車載アンテナ20−2との接続と、第1制御ユニット10−1と第3車載アンテナ20−3及び第4車載アンテナ20−4との接続とを、所定のタイミングで切り替えるので、第1制御ユニット10−1が常に受信不能領域に入っている状態にならないようにすることができる。
また、第2制御ユニット10−2を通信に使用し、第1制御ユニット10−1を通信に使用していない場合、通信に使用していない第1制御ユニット10−1の送信端子10−1a及び受信端子10−1bをそれぞれ所定のインピーダンスで終端するので、通信に使用していない第1制御ユニット10−1からの信号が、通信に使用している第2制御ユニット10−2に漏洩することがない。また、トランスポンダからの信号が通信に使用していない第1制御ユニット10−1へ入力されることがない。
また、複数の車載アンテナ20の取り付け位置を、通信に用いられる信号の搬送波の波長の1/4だけ互いにずらして配置したので、複数の車載アンテナ20の内の1つの車載アンテナ20が受信不能領域に入ったとしても、他の車載アンテナ20が受信不能領域に入らないようにすることができる。
また、制御ユニット10の故障を、ウォッチドッグタイマ回路15aを含む論理回路15を用いて検出するので、故障した制御ユニット10を確実に判定することができる。
以上説明したように、本発明のタイヤ空気圧検知システムは、複数の制御ユニットと複数の車載アンテナとの間の接続パターンを切り換えるように制御するので、複数の制御ユニットの内のいずれかの制御ユニットが故障してしまった場合においても、残った制御ユニットを受信不能領域に入らないようにすることができる。また、故障した制御ユニットが複数の車載アンテナのいずれにも接続されないように制御するので、故障した制御ユニットが他の制御ユニットへ影響を及ぼさないようにすることができる。
本発明は上記の実施形態の記載に限定されず、その効果が発揮される態様で適宜変更して実施することができる。
5 車載装置
7 総合制御部
7a 制御端子
7b 制御信号ライン
10 制御ユニット
10a 制御ユニット
10b 制御ユニット
10−1 第1制御ユニット
10−1a 送信端子
10−1b 受信端子
10−1c 制御信号出力端子
10−1d 制御信号入力端子
10−2 第2制御ユニット
10−2a 送信端子
10−2b 受信端子
10−2c 制御信号出力端子
10−2d 制御信号入力端子
11 CPU回路
11a CPU第1出力端子
11b CPU第2出力端子
13 通信回路
13a 送信部
13b 受信部
15 論理回路
15a ウォッチドッグタイマ回路
15b NOT回路
15c OR回路
15d AND回路
15−1 第1論理回路
15−2 第2論理回路
20 車載アンテナ
20−1 第1車載アンテナ
20−2 第2車載アンテナ
20−3 第3車載アンテナ
20−4 第4車載アンテナ
30 切換回路
30a 第1ブロック
30b 第2ブロック
30c 第3ブロック
30d 第4ブロック
31 アンテナ側接続端子
33 終端端子
35 抵抗器
37 制御側接続端子
40 トランスポンダ
42 トランスポンダアンテナ
43 インピーダンス整合回路
44 検波回路
45 応答回路
46 電源回路
46a ダイオード
46b 充電キャパシタ
47 共振回路
47a 共振キャパシタ
47b インダクタ
47c 接地キャパシタ
48 トランスポンダ制御回路
49 平滑回路
51 車両
52 タイヤ
100 タイヤ空気圧検知システム

Claims (6)

  1. タイヤに設置され、前記タイヤのタイヤ空気圧を検出するトランスポンダと、車両の前記トランスポンダに対向する位置に配置され、前記トランスポンダとの間で無線による通信を行うことによって前記タイヤ空気圧を検知する車載装置と、前記車載装置を制御する総合制御部と、を備えたタイヤ空気圧検知システムであって、
    前記車載装置は、複数の制御ユニットと、車両内のそれぞれ異なった位置に配置された複数の車載アンテナと、前記制御ユニットと前記車載アンテナとの間に設けられた切換回路と、を有し、
    前記総合制御部は、前記切換回路を制御する制御信号を前記切換回路に供給し、前記切換回路が、前記制御信号に基づいて複数の前記制御ユニットと複数の前記車載アンテナとの間の接続パターンを切り換えると共に、複数の前記制御ユニットの内のいずれかが故障した場合、複数の前記制御ユニットの内のどの制御ユニットが故障したかを検出し、故障した前記制御ユニットが複数の前記車載アンテナのいずれにも接続されないように制御する、ことを特徴とするタイヤ空気圧検知システム。
  2. 複数の前記制御ユニットはそれぞれ、前記切換回路に接続された送信端子と受信端子とを有し、
    前記総合制御部は、複数の前記制御ユニットの内のいずれかが故障した場合、この故障した前記制御ユニットの送信端子及び受信端子がそれぞれ所定のインピーダンスで終端されるように前記切換回路を制御する、ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ空気圧検知システム。
  3. 1つのタイヤに対する複数の前記車載アンテナは、それぞれ前記切換回路に接続された第1車載アンテナと第2車載アンテナと第3車載アンテナと第4車載アンテナとから成ると共に、複数の前記制御ユニットは、それぞれ前記送信端子と前記受信端子とを有する第1制御ユニットと第2制御ユニットとから成り、
    前記第1制御ユニットの前記送信端子と前記受信端子とが、所定のタイミングでそれぞれ前記第1車載アンテナと前記第2車載アンテナとに接続されて、前記第1制御ユニットが前記通信に使用され、所定の時間経過後、前記第1制御ユニットの前記送信端子と前記受信端子とが、それぞれ前記第3車載アンテナと前記第4車載アンテナとに接続されて前記第1制御ユニットが前記通信に使用される、ことを特徴とする請求項2に記載のタイヤ空気圧検知システム。
  4. 前記切換回路には、所定のインピーダンスで終端された複数の終端端子が設けられており、
    前記第2制御ユニットの前記送信端子と前記受信端子とが、それぞれ前記第1車載アンテナと前記第2車載アンテナ又はそれぞれ前記第3車載アンテナと前記第4車載アンテナとに接続されている時、前記第1制御ユニットの前記送信端子と前記受信端子とが、それぞれ前記終端端子に接続されるように前記切換回路が制御される、ことを特徴とする請求項3に記載のタイヤ空気圧検知システム。
  5. 複数の前記車載アンテナの取り付け位置は、前記通信に用いられる信号の搬送波の波長の1/4だけ互いにずれて配置されている、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のタイヤ空気圧検知システム。
  6. 複数の前記制御ユニットはそれぞれ、ウォッチドッグタイマ回路を含む論理回路を有し、
    複数の前記制御ユニットの内のいずれかが故障した場合、前記制御ユニットの内のどの制御ユニットが故障したかを、前記論理回路を用いて検出する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のタイヤ空気圧検知システム。
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