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JP2016037109A - 後方視認装置 - Google Patents

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孝治 吉田
Koji Yoshida
孝治 吉田
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Sakae Riken Kogyo Co Ltd
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Sakae Riken Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】カメラが正常である場合には空力性能の向上を図ることができ、また、カメラが故障した場合でも車両の斜め後方を視認可能な後方視認装置を提供する。【解決手段】後方視認装置10は、カメラ20と、スペアミラー30と、ドア91に固定されている支持軸50と、カメラ20およびスペアミラー30を保持しており、支持軸50により当該支持軸50の軸心AXまわりに回転可能に支持されている可動ハウジング60とを備えている。可動ハウジング60は、支持軸50の軸心AXまわりに回転することによって、カメラ20が車両の斜め後方を撮影可能な位置であるカメラ位置と、車両の運転席から見てスペアミラー30に車両の斜め後方が映る位置であるミラー位置とに移動可能である。また、可動ハウジング60は、ミラー位置に位置するときの前面投影面積Amよりもカメラ位置に位置するときの前面投影面積Acの方が小さい。【選択図】図8

Description

本発明は、車両の斜め後方を視認するために用いられる後方視認装置に関する。
近年、カメラにより撮影された車両の斜め後方の映像(サイドリアビュー映像)を車室内のモニタにリアルタイムに表示させる後方視認装置が開発されている。この技術を用いれば、従来のように所定の大きさのミラーを有するサイドミラーを設置する場合と比べて、車両から側方へ突き出す突起物のサイズを小さくして空力性能の向上を図ることができる。
一方、この種の後方視認装置は、カメラまたはモニタが故障すると車両の斜め後方を視認することができなくなる。そのため、特許文献1に開示された後方視認装置では、カメラおよびミラーの両方が設けられ、カメラが故障してもミラーで車両の斜め後方を視認可能なように構成されている。
特開2014−61808号公報
ところが、特許文献1では、ミラーは、車両から側方へ突き出すように固定されたステーに、車両の斜め後方を常時視認可能なように取り付けられている。そのため、特許文献1の後方視認装置は、空力性能の面において、従来のサイドミラーにカメラを設けたものと差がない。したがって、サイドミラーをカメラに置き換える本来の意義が損なわれるという問題があった。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたものであり、その目的は、カメラが正常である場合には空力性能の向上を図ることができ、また、カメラが故障した場合でも車両の斜め後方を視認可能な後方視認装置を提供することである。
本発明による後方視認装置は、カメラと、スペアミラーと、車両の外装部品に固定可能な支持軸と、カメラおよびスペアミラーを保持し、支持軸により当該支持軸の軸心まわりに回転可能に支持されている可動ハウジングとを備える。可動ハウジングは、支持軸の軸心まわりに回転することによって、カメラが車両の斜め後方を撮影可能な位置であるカメラ位置と、車両の運転席から見てスペアミラーに車両の斜め後方が映る位置であるミラー位置とに移動可能である。また、可動ハウジングは、ミラー位置に位置するときの前面投影面積よりもカメラ位置に位置するときの前面投影面積の方が小さい。
このように構成することで、カメラが正常である場合には、可動ハウジングをカメラ位置に位置させることによって、カメラにより撮影された映像で車両の斜め後方を視認可能としつつ空力性能の向上を図ることができる。また、カメラが故障した場合には、可動ハウジングをミラー位置に移動させることによって、スペアミラーで車両の斜め後方を視認することができる。つまり、本発明によれば、カメラが正常である通常時には空力性能の向上を図ることができ、また、カメラが故障した異常時にはスペアミラーで車両の斜め後方を視認可能である。
本明細書において「車両の外装部品」とは、車体に固定された非可動部材であって車両の外部に露出している部品のことであり、例えばドア、フェンダー、バンパー、ピラーおよびルーフなどを含む。
また、本明細書において「車両の斜め後方」とは、従来のサイドミラーが設けられている車両において運転者がサイドミラーを見たとき当該サイドミラーに映し出されている方向のことである。
また、本明細書において「前面投影面積」とは、車両の前方への投影面積のことである。
本発明の第1実施形態による後方視認装置が装備されている車両の上面図である。 図1の後方視認装置の正面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図1のIV部分の拡大図であって、可動ハウジングがカメラ位置に位置している状態の図である。 図4の後方視認装置を車両の運転席から見たときの図である。 図4の可動ハウジングがミラー位置に移動させられた状態の図である。 図6の後方視認装置を車両の運転席から見たときの図である。 図4に示すカメラ位置の可動ハウジングと図6に示すミラー位置の可動ハウジングとを重ねて示す上面図である。 本発明の第2実施形態による後方視認装置の上面図である。 図9に示すカメラ位置の可動ハウジングと、図9の位置からミラー位置に移動させられた可動ハウジングとを重ねて示す上面図である。 本発明の第3実施形態による後方視認装置の上面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。実施形態同士で実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態による後方視認装置は、図1に示す車両90に装備されている。図1に示すように、後方視認装置10は、車両90の左右のドア91のうち従来のドアミラーがあった箇所、すなわちドア91のうちフロントフェンダー92側に1つずつ設けられている。
(後方視認装置10の構成)
以下、後方視認装置10について図2〜図8を参照して説明する。説明において、「前後方向」とは、車両90の前後方向のことを意味する。また「天地方向」とは、水平な地面に置かれた車両90に対する天地方向のことを意味する。
図2〜図4に示すように、後方視認装置10は、カメラ20、スペアミラー30、モニタ40、支持軸50および可動ハウジング60を備えている。
カメラ20は、例えばCCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサ等の撮影素子21と、レンズ22と、レンズホルダ23とを含むカメラモジュールであり、可動ハウジング60に収容されている。
スペアミラー30は、透明基板31と、透明基板31にハーフミラー処理が施されてなるハーフミラー面32とを有するハーフミラーであり、可動ハウジング60に収容されている。
モニタ40は、カメラ20により撮影された映像をリアルタイムで表示可能であり、可動ハウジング60に収容されている。本実施形態では、モニタ40は、運転席から見てスペアミラー30の背後、すなわちスペアミラー30に対して外部空間とは反対側に設けられている。
支持軸50は、天地方向へ延びる軸であり、取り付け台座51を介してドア91に固定されている。ドア91は、特許請求の範囲に記載の「外装部品」に相当する。
可動ハウジング60は、カメラ20、スペアミラー30およびモニタ40を保持するとともに、それらを収容する収容空間61を有しており、支持軸50により当該支持軸50の軸心AXまわりに回転可能に支持されている。軸心AXに垂直な可動ハウジング60の断面形状は、支持軸50からカメラ20にかけて延びる長手形状である。本実施形態では、軸心AXに垂直な可動ハウジング60の断面形状は、軸心AXに直交する仮想直線Lに沿って延びる流線形状である。収容空間61も同様に長手形状である。
支持軸50は、収容空間61の長手方向の一方に設けられている。カメラ20は、収容空間61の長手方向の他方で支持軸50とは反対側を向くように設けられている。本実施形態では、カメラ20が向く方向(カメラビュー方向)は、仮想直線Lに沿う方向と一致している。スペアミラー30およびモニタ40は、支持軸50とカメラ20との間に設けられている。ハーフミラー面32は、仮想直線Lと平行な平面である。
可動ハウジング60は、カメラビュー方向に開いているカメラ用開口62と、スペアミラー30のハーフミラー面32が外部空間に露出するように開いているミラー用開口63とを有している。
可動ハウジング60は、支持軸50の軸心AXまわりに回転することによって、図4および図5に示すようにカメラ20が車両の斜め後方を撮影可能な位置であるカメラ位置と、図6および図7に示すように車両の運転席から見てミラーに車両の斜め後方が映る位置であるミラー位置とに例えば手動で移動可能である。
図8に実線で示すように、カメラ位置は、仮想直線Lと車両の前後方向とのなす角度θ1が鋭角となる位置である。一方、図8に二点鎖線で示すように、ミラー位置は、仮想直線Lと車両の前後方向とのなす角度θ2が鈍角となる位置である。これにより、可動ハウジング60は、ミラー位置に位置するときの前面投影面積Amよりもカメラ位置に位置するときの前面投影面積Acの方が小さくなる。
このように構成された後方視認装置10では、図4およぶ図5に示すように可動ハウジング60がカメラ位置であるとき、カメラ20により撮影された映像はモニタ40に表示されて運転者が車両90の斜め後方を確認するために用いられる。カメラ20およびモニタ40は電子サイドミラーを構成している。
また、図6および図7に示すように可動ハウジング60がミラー位置であるとき、モニタ40は非表示とされ、スペアミラー30に映る像は運転者が車両90の斜め後方を確認するために用いられる。
(効果)
以上説明したように、第1実施形態による後方視認装置10は、カメラ20と、スペアミラー30と、ドア91に固定されている支持軸50と、カメラ20、スペアミラー30およびモニタ40を保持しており、支持軸50により当該支持軸50の軸心AXまわりに回転可能に支持されている可動ハウジング60とを備えている。可動ハウジング60は、支持軸50の軸心AXまわりに回転することによって、カメラ20が車両の斜め後方を撮影可能な位置であるカメラ位置と、車両の運転席から見てスペアミラー30に車両の斜め後方が映る位置であるミラー位置とに移動可能である。また、可動ハウジング60は、ミラー位置に位置するときの前面投影面積Amよりもカメラ位置に位置するときの前面投影面積Acの方が小さい。
このように構成することで、カメラが正常である場合には、可動ハウジング60をカメラ位置に位置させることによって、カメラ20により撮影された映像で車両90の斜め後方を視認可能としつつ空力性能の向上を図ることができる。また、カメラ20が故障した場合には、可動ハウジング60をミラー位置に移動させることによって、スペアミラー30で車両90の斜め後方を視認することができる。つまり、後方視認装置10によれば、カメラ20が正常である通常時には空力性能の向上を図ることができ、また、カメラ20が故障した異常時にはスペアミラー30で車両の斜め後方を視認可能である。
また、第1実施形態では、軸心AXに垂直な可動ハウジング60の断面形状は、支持軸50からカメラ20にかけて延びる長手形状である。カメラ位置は、可動ハウジング60の長手方向と車両90の前後方向とのなす角度θ1が鋭角となる位置であり、また、ミラー位置は、可動ハウジング60の長手方向と車両90の前後方向とのなす角度θ2が鈍角となる位置である。
したがって、可動ハウジング60がミラー位置に位置するときの前面投影面積Amよりも可動ハウジング60がカメラ位置に位置するときの前面投影面積Acを小さくすることができる。
ここで、カメラおよびモニタから構成される電子サイドミラーにおいて、モニタの設置場所は、従来、例えばダッシュボードの上やインストルメントパネル内が提案されている。しかし、従来のサイドミラーを使用することに慣れた運転者は、車両の斜め後方を確認するときの視線の移動が従来とは異なることに違和感を覚えるおそれがあり、従来のサイドミラーから電子サイドミラーにスムーズに移行できない可能性がある。
これに対して、第1実施形態では、スペアミラー30は、可動ハウジング60がカメラ位置に位置しているとき運転席側に向くハーフミラーである。モニタ40は、運転席から見てスペアミラー30の背後に位置し、カメラ20により撮影された映像を表示可能である。
したがって、カメラの映像によって車両90の斜め後方を確認するときの運転者の視線の移動が従来のサイドミラーの場合と同じになる。そのため、従来のサイドミラーから本実施形態の後方視認装置10に違和感なくスムーズに移行することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態による後方視認装置70を図9および図10に基づき説明する。図9および図10に示すように、可動ハウジング71は、カメラ位置に位置するとき、長手方向(仮想直線Lに沿う方向)が車両の前後方向と一致する。これにより、可動ハウジング71の前面投影面積はカメラ位置で最小(Ac’)となる。また、カメラ72は、カメラビュー方向が仮想直線Lに対して交差するように設けられている。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに、カメラ位置での可動ハウジング71の前面投影面積Ac’を一層小さくして空力性能をさらに向上させることができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態による後方視認装置80を図11に基づき説明する。図11に示すように、モニタ81およびスペアミラー82は、より運転席側に向くように、画面83およびハーフミラー面84が仮想直線Lに対して交差するように設けられている。
第3実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに、カメラ位置でのモニタ81の見やすさが向上する。
[他の実施形態]
本発明の他の実施形態では、可動ハウジングは、電動によりカメラ位置とミラー位置とに移動するように構成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、カメラは、カメラビュー方向が手動または電動により可変となるように構成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、ハーフミラー面は曲面であってもよい。
本発明の他の実施形態では、モニタは、画面の角度が手動または電動により可変となるように構成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、モニタは、車室内に設けられてもよい。
本発明の他の実施形態では、後方視認装置の設置場所は、ドアに限らず、例えば図1のフロントフェンダー92、フロントバンパー93、ヘッドライトユニット94、ピラー95、ルーフ96、ドアガラス97またはフロントガラス98などであってもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
10、70、80・・・後方視認装置
20・・・カメラ
30・・・スペアミラー
60、71・・・可動ハウジング
91・・・ドア(外装部品)
Ac、Ac’・・・前面投影面積
Am・・・前面投影面積

Claims (3)

  1. 車両の斜め後方を視認するために用いられる後方視認装置(10、70、80)であって、
    カメラ(20)と、
    スペアミラー(30)と、
    前記車両の外装部品(91)に固定可能な支持軸(50)と、
    前記カメラおよび前記スペアミラーを保持し、前記支持軸により当該支持軸の軸心(AX)まわりに回転可能に支持され、前記軸心まわりに回転することによって、前記カメラが前記車両の斜め後方を撮影可能な位置であるカメラ位置と、前記車両の運転席から見て前記スペアミラーに前記車両の斜め後方が映る位置であるミラー位置とに移動可能な可動ハウジング(60、71)と、
    を備え、
    前記可動ハウジングは、前記ミラー位置に位置するときの前面投影面積(Am)よりも前記カメラ位置に位置するときの前面投影面積(Ac、Ac’)の方が小さいことを特徴とする後方視認装置。
  2. 前記軸心に垂直な前記可動ハウジングの断面形状は、前記支持軸から前記カメラにかけて延びる長手形状であり、
    前記カメラ位置は、前記可動ハウジングの長手方向と前記車両の前後方向とのなす角度(θ1)が鋭角となる位置であり、
    前記ミラー位置は、前記可動ハウジングの長手方向と前記車両の前後方向とのなす角度(θ2)が鈍角となる位置であることを特徴とする後方視認装置。
  3. 前記スペアミラーは、前記可動ハウジングが前記カメラ位置に位置しているとき前記運転席側に向くハーフミラーであり、
    前記運転席から見て前記スペアミラーの背後に位置し、前記カメラにより撮影された映像を表示可能なモニタ(40)をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の後方視認装置。
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