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JP2016035044A - 導電性接着剤および電子部品 - Google Patents

導電性接着剤および電子部品 Download PDF

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JP2016035044A
JP2016035044A JP2015112861A JP2015112861A JP2016035044A JP 2016035044 A JP2016035044 A JP 2016035044A JP 2015112861 A JP2015112861 A JP 2015112861A JP 2015112861 A JP2015112861 A JP 2015112861A JP 2016035044 A JP2016035044 A JP 2016035044A
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福島 和信
Kazunobu Fukushima
和信 福島
佐々木 正樹
Masaki Sasaki
正樹 佐々木
和貴 仲田
Kazuki Nakada
和貴 仲田
健太郎 大渕
Kentaro Obuchi
健太郎 大渕
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Taiyo Holdings Co Ltd
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Taiyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】従来の不具合を有さずに、低温、低圧かつ短時間で所望の接着強度を確保でき、部材同士を電気的に接続し得る導電性接着剤を提供すること。【解決手段】本発明の導電性接着剤は、(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物と、(B)パーオキサイドと、(C)導電粉末と、を含むことを特徴とする。【選択図】 なし

Description

本発明は、導電性接着剤に関し、特に部材同士を低温、低圧かつ短時間で電気的に接続し得る電子部品に用いて好適な導電性接着剤に関する。
電子機器もしくは電子機器の回路形成技術の分野では、電子部品を基板に実装する際に、導電粉末とフラックスを混練したクリームはんだを溶融して導電性と接続強度を得る方法が用いられてきた。しかし、このようなクリームはんだを用いて部材同士を導電接続するためには高温で処理する必要があるため、実装部品の熱による損傷が問題となっていた。
これに対し、低融点はんだを用いて低温での導電接続を可能とし、また、エポキシ樹脂を用いて低融点はんだの接着強度を補強する技術が提案されている(特許文献1)。
しかしながら、この従来技術では、導電性接着剤を短時間で硬化できないという課題があった。
これに対し従来、低融点導電性接着剤を短時間で硬化する技術として、高温で処理することが開示されている(特許文献2)。
しかしながら、この従来技術では、満足な接着強度を得るには至っていない。
このように、導電性接着剤を低温、低圧かつ短時間で接着強度に優れた導電接続を可能にする技術は依然として提案されていないのが実情である。
特開2012−115871 特開2013−51353
本発明の目的は、低温、低圧かつ短時間で所望の接着強度を確保でき、部材同士を電気的に接続し得る導電性接着剤を提供することにある。
本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、以下の内容を要旨構成とする発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の導電性接着剤は、(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物と、(B)パーオキサイドと、(C)導電粉末と、を含むことを特徴とする。
このような本発明の導電性接着剤において、前記(B)パーオキサイドは液状であることが好ましい。この液状の(B)液状のパーオキサイドは、パーオキシケタール、ハイドロパーオキサイド、ジアルキルパーオキサイド、ジアシルパーオキサイド、パーオキシカーボネート、およびパーオキシエステルから選択される1種類以上の化合物であることが好ましい。
本発明の導電性接着剤において、前記(C)導電粉末は、低融点導電粉末であることが好ましい。
本発明の導電性接着剤は、さらにバインダーを含むことが好ましい。
本発明の導電性接着剤は、溶剤を含まないことが好ましい。
本発明の導電性接着剤において、前記(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物は、(メタ)アクリロイル基含有モノマーであることが好ましい。
本発明の導電性接着剤は、電子部品の導電接着用に好ましく使用され、得られる電子部品は、部材同士が電気的に接続されている。
本発明によれば、低温、低圧かつ短時間で所望の接着強度を確保でき、部材同士を電気的に接続し得る導電性接着剤を提供することができる。
本発明の導電性接着剤は、(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物と、(B)パーオキサイドと、(C)導電粉末と、を含むことを特徴としている。
本発明で用いられる(C)導電粉末は、低融点導電粉末であることが好ましく、より好ましくは低融点の鉛フリーはんだであり、電子部品における部材同士の電気的接続に寄与する。
本発明の導電性接着剤は、好ましくは(C)導電粉末以外の成分にも一切鉛を含まず、(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物と(B)パーオキサイドを含み、その硬化により、上述の(C)導電粉末による電気的接続を、接着強度の面で補強するものである。特に、(B)パーオキサイドを使用することにより、(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物の硬化が低温にて短時間で行われる。また、このパーオキサイドとして液状のものを用いたことにより、ペーストの保存安定性にも優れるという本発明特有の効果が得られることがわかった。
以下に、本発明の導電性接着剤を構成する成分について説明する。
[(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物]
本発明の導電性接着剤は、(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物を含む組成物である。
(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物としては、エチレン性不飽和結合を有するものであれば特に制限なく用いることができるが、例えば、(メタ)アクリロイル基含有化合物が挙げられる。以下のモノマーの他、それらのオリゴマーを用いることもできる。
ラジカル重合するエチレン性不飽和結合を有する化合物が挙げられ、例えば、置換又は非置換の脂肪族アクリレート、脂環族アクリレート、芳香族アクリレート及びこれらのエチレンオキサイド変性アクリレート等のモノマーや、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、ポリオールアクリレート、アルキッドアクリレート、メラミンアクリレート、シリコーンアクリレート、ポリブタジエンアクリレート等のオリゴマー、並びにこれらに対応するメタクリレート類などを用いることができる。
より具体的には、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ブトキシメチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グリセロール(メタ)アクリレート、4−(メタ)アクリロキシトリシクロ[5.2.1.02.6 ]デカン、イソボルニル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、4−(メタ)アクリロキシアルキルアシッドホスフェート、γ−(メタ)アクリロキシアルキルトリアルコキシシランなどの単官能(メタ)アクリレート類;アクリロイルモルホリン、N−ビニルピロリドン、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−ビニルカルバゾール、スチレン、酢酸ビニル、アクリロニトリル、トリアルコキシビニルシランなどの単官能モノマー類;ビスフェノール−A−ジ(メタ)アクリレート、アルキレンオキサイド変性ビスフェノール−A−ジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオ−ルジ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ビス[4−(メタ)アクリロキシメチル]トリシクロ[5.2.1.02.6 ]デカン、ビス[4−(メタ)アクリロキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシフェニル]プロパン、イソホロンジイソシアネート変性ウレタンジ(メタ)アクリレート、ヘキサメチレンジイソシアネート変性ウレタンジ(メタ)アクリレート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート変性ウレタン(メタ)アクリレート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート変性ウレタン(メタ)アクリレート、4-ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2-ヒドロキ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、脂肪族エポキシ変性(メタ)アクリレート、オリゴシロキサニルジ(メタ)アクリレートなどの多官能(メタ)アクリレート類;トリアリルイソシアヌレート、ビニル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレートなどの多官能モノマー類などが挙げられ、これらの(メタ)アクリレート系エチレン性不飽和結合を有する化合物を単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
このほか、本発明の(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物としては、以下の化合物も使用可能である。
(1)2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートを、2,4−トリレンジイソシアネートを介して液状ポリブタジエンのヒドロキシル基とウレタン付加反応させることにより得られる液状ポリブタジエンウレタン(メタ)アクリレート、
(2)無水マレイン酸を付加したマレイン化ポリブタジエンに、2−ヒドロキシアクリレートをエステル化反応させて得られる液状ポリブタジエンアクリレート、
(3)ポリブタジエンのカルボキシル基と、(メタ)アクリル酸グリシジルとのエポキシエステル化反応により得られる液状ポリブタジエン(メタ)アクリレート、
(4)液状ポリブタジエンにエポキシ化剤を作用させて得られるエポキシ化ポリブタジエンと、(メタ)アクリル酸とのエステル化反応により得られる液状ポリブタジエン(メタ)アクリレート、
(5)ヒドロキシル基を有する液状ポリブタジエンと、(メタ)アクリル酸クロリドとの脱塩素反応によって得られる液状ポリブタジエン(メタ)アクリレート、及び
(6)分子両末端にヒドロキシル基を有する液状ポリブタジエンの不飽和二重結合を水素添加した液状水素化1,2ポリブタジエングリコールを、ウレタン(メタ)アクリレート変性した液状水素化1,2ポリブタジエン(メタ)アクリレートが好ましく用いられる。
これらの市販品の例としては、NISSO PB TE−2000、NISSO PB TEA−1000、NISSO PB TE−3000、NISSO PB TEAI−1000(以上いずれも日本曹達社製)、MM−1000−80、MAC−1000−80(以上いずれも日本石油化学社製)、ポリベックACR−LC(日本ヒドラジン工業社製)、HYCAR VT VTR 2000×164(宇部興産社製)、Quinbeam101(日本ゼオン社製)、Chemlink5000(SARTOMER社製)、BAC−15(大阪有機化学工業社製)、BAC−45(大阪有機化学工業社製)、UAT−2000(共栄社化学社製)、エポリード PB−3600(ダイセル化学社製)、EY RESIN、 BR−45UAS(ライトケミカル工業社製)などが挙げられる。
上記のうち、特に、2-ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、4-ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ポリブタジエンジオールのIPDI(イソシアン酸イソホロン)変性ウレタンアクリレート(BR−45UAS)が好ましく、さらに2-ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレートが好ましく使用される。
これら(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物は、1種または2種以上混合して使用することができる。
このような(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物に対して後述の(B)パーオキサイドを用いることにより、反応が速やかに開始され、迅速な硬化が可能となり、接着強度が良好となる。
ここで、この(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物の配合量は、導電性接着剤の総質量に対して30〜90質量%、好ましくは40〜85質量%、より好ましくは50〜80質量%であることが好ましい。
(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物の配合量を、導電性接着剤の総質量に対して30質量%以上とすることにより、ペーストの流動性が増大し、取り扱いが容易となり、接着強度も良好とされる。また、(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物の配合量を、導電性接着剤の総質量に対して90質量%以下とすることにより、ペースト中のはんだ量が十分に確保されて、はんだ付けにおいて元来必要な金属接合が確実化される。
[(B)パーオキサイド]
本発明の導電性接着剤には、上記(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物の重合開始剤として、(B)パーオキサイドが含まれる。
このパーオキサイドにより、エチレン性不飽和結合を有する化合物のラジカル反応が開始される。この結果、電子部品における部材同士の接着力が向上する。
本発明で用いられる(B)パーオキサイドとしては液状及び粉末のパーオキサイドが含まれ、具体例としては、以下の材料を挙げることができる。
メチルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド、およびアセチルアセトンパーオキサイド等のケトンパーオキサイド、 1,1−ジ(t−ヘキシルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ジ(t−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサン、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)−2−メチルシクロヘキサン、および1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン等のパーオキシケタール、
2,2−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブタン、n−ブチル4,4−ジ−(t−ブチルパーオキシ)バレレート、および2,2−ジ(4,4−ジ−(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキシル)プロパン等のパーオキシケタール、
p−メンタンヒドロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンヒドロパーオキサイド、1,1,3,3−テトラメチルブチルヒドロパーオキサイド、クメンヒドロパーオキサイド、およびt−ブチルヒドロパーオキサイド等のハイドロパーオキサイド、
ジ(2−t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジ−t−ヘキシルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、および2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3等のジアルキルパーオキサイド、
ジイソブチルパーオキサイド、ジ(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)パーオキサイド、ジラウロイルパーオキサイド、ジコハク酸パーオキサイド、ジ−(3−メチルベンゾイル)パーオキサイド、ベンゾイル(3−メチルベンゾイル)パーオキサイド、ジベンゾイルパーオキサイド、およびジ−(4−メチルベンゾイル)パーオキサイド等のジアシ
ルパーオキサイド、
ジ−n-プロピルパーオキシジカーボネート、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート、ジ(2−エチルヘキシル)パーオキシジカーボネート、ジ−sec−ブチルパーオキシジカーボネート等のパーオキシジカーボネート、
クミルパーオキシネオデカノエート、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシネオデカノエート、t-ヘキシルパーオキシネオデカノエート、t−ブチルパ−オキシネオデカノエート、t−ブチルパ−オキシネオヘプタノエート、t−ヘキシルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシピバレート、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルパーオキシ)ヘキサン、t−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、t-ブチルパーオキシマレイン酸、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシラウレート、t−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキシルモノカーボネート、t−ヘキシルパーオキシベンゾエート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシ−3−メチルベンゾエート、およびt−ブチルパーオキシベンゾエート等のパーオキシエステル、および
t-ブチルパーオキシアリルモノカーボネート、3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン。
このような(B)パーオキサイドのなかでも、液状のものを用いることが好ましい。液状のパーオキサイドを用いることにより、ペーストの保存安定性にも優れるという本発明特有の効果が得られる。ここで、液状のパーオキサイドとは、室温(25℃)、大気圧において液状のパーオキサイドをいう。
通常、熱硬化性の組成物では、粉体の硬化剤を配合し、潜在性硬化剤としての機能を付与しているが、本発明では意外にも、液状のパーオキサイドを用いることにより、導電性接着剤の保存安定性が向上することがわかった。その結果、液状のパーオキサイドによれば、導電性接着剤中に良好に分散して、(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物に対して良好に作用し硬化を促進する。
液状のパーオキサイドとしては、例えば、メチルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド、およびアセチルアセトンパーオキサイド等のケトンパーオキサイド、
1,1−ジ(t−ヘキシルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ジ(t−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサン、1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)−2−メチルシクロヘキサン、および1,1−ジ(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン等のパーオキシケタール、
2,2−ジ(t−ブチルパーオキシ)ブタン、n−ブチル4,4−ジ−(t−ブチルパーオキシ)バレレート、および2,2−ジ(4,4−ジ−(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキシル)プロパン等のパーオキシケタール、
p−メンタンヒドロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンヒドロパーオキサイド、1,1,3,3−テトラメチルブチルヒドロパーオキサイド、クメンヒドロパーオキサイド、およびt−ブチルヒドロパーオキサイド等のハイドロパーオキサイド、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジ−t−ヘキシルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、および2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3等のジアルキルパーオキサイド、
ジイソブチルパーオキサイド、ジ(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)パーオキサイド、ジ−(3−メチルベンゾイル)パーオキサイド、およびベンゾイル(3−メチルベンゾイル)パーオキサイド、ジベンゾイルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド、
ジ−n-プロピルパーオキシジカーボネート、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ(2−エチルヘキシル)パーオキシジカーボネート、ジ−sec−ブチルパーオキシジカーボネート等のパーオキシジカーボネート、
クミルパーオキシネオデカノエート、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシネオデカノエート、t-ヘキシルパーオキシネオデカノエート、t−ブチルパ−オキシネオデカノエート、t−ブチルパ−オキシネオヘプタノエート、t−ヘキシルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシピバレート、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルパーオキシ)ヘキサン、t−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、t−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシラウレート、t−ブチルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキシルモノカーボネート、t−ヘキシルパーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチルパーオキシ−3−メチルベンゾエート、およびt−ブチルパーオキシベンゾエート等のパーオキシエステル、およびt-ブチルパーオキシアリルモノカーボネート、3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノンを挙げることができる。
このうち、本願発明では、以下のパーオキサイドを用いると特に好ましい。
1,1-ジ(t−ヘキシルパーオキシ)-3,3,5-トリメチルシクロヘキサン、1,1−ジ(t−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサン、n−ブチル−4,4−ジ−(t−ブチルパーオキシ)バレレート等のパーオキシケタール、
1,1,3,3-テトラメチルブチルハイドロパーオキサイド等のハイドロパーオキサイド、
2,5-ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジ−t−ヘキシルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)3−ヘキシン等のジアルキルパーオキサイド、
ジアシルパーオキサイド、
パーオキシカーボネート、および
1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t-ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシラウレート、t-ブチルパーオキシ−2−エチルヘキシルモノカーボネート、t−ヘキシルパーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−3−メチルベンゾエート、及びt−ブチルパーオキシベンゾエート等のパーオキシエステルが挙げられる。
また、上記の特に好ましいパーオキサイドのうち、パーオキシエステルを用いることにより優れた密着性が得られる。なかでもアルキルパーオキシエステル
Figure 2016035044
を用いることにより、極めて優れた接着強度が得られる。
以上説明したような(B)パーオキサイドは、1分間半減期温度が80℃〜160℃、好ましくは85℃〜145℃、より好ましくは90℃〜135℃のものを用いることが好ましい。
1分間半減期温度を80℃以上とすることにより、室温での使用において十分な可使時間を確保することができる。また、1分間半減期温度を160℃以下とすることにより、十分な硬化性を確保することができる。
(B)パーオキサイドは、単独でも使用されるが、複数種類を組み合わせて使用することもできる。
このような(B)パーオキサイドの配合量は、(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物に対して0.1〜10質量%、好ましくは1〜7質量%、より好ましくは3〜5質量%の範囲で適宜選択される。
(B)パーオキサイドの配合量を(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物に対して0.1質量%以上とすることにより、十分な硬化性を確保することができる。また、パーオキサイドの配合量を(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物に対して10質量%以下とすることにより、十分な密着性を確保することができる。
[(C)導電粉末]
本発明の導電性接着剤には、(C)導電粉末が含まれる。
この導電粉末により、部材同士が電気的に接続される。
この導電粉末としては、Au、Ag、Ni、Cu、Pd、および後述の低融点はんだ等の材料とされるSn、Bi、In、Sbの金属粉末、カーボン粉末などが挙げられる。この導電粉末は、核としてのガラスやセラミック、プラスチックなどの非導電性の粉末を金属層で被覆した複合粉末、前記非導電性粉末と金属粉末またはカーボン粉末とを有する複合粉末であってもよい。この導電粉末が、上記複合粉末または熱溶融性の金属粉末であると、加熱加圧により導電粉末が変形するため、接続時に電極との接触面積が増加し、特に高い信頼性が得られる。なお、この導電粉末としては、銀被覆銅粉末や、微細な金属粉末が多数、鎖状に繋がった形状を有する金属粉末を用いることもできる。
本発明の導電粉末では、低融点導電粉末であることが好ましく、また鉛を含まず、かつ低融点の導電粉末がより好適に用いられる。
ここで、低融点の導電粉末とは、融点が200℃以下、好ましくは170℃以下、より好ましくは150℃以下の導電粉末を意味する。
また、鉛を含まない導電粉末とは、JIS Z 3282(はんだ−化学成分及び形状)で規定されている、鉛含有率0.10質量%以下の導電粉末を意味する。
このような(C)導電粉末としては、錫、ビスマス、インジウム、銅、銀、アンチモンから選択される1種類以上の金属から構成される低融点はんだが好適に用いられる。特に、コスト、取り扱い性、接合強度のバランスの観点から、錫(Sn)とビスマス(Bi)との合金が好ましく用いられる。
このような(C)導電粉末中のBiの含有量は、15〜65質量%、好ましくは35〜65質量%、より好ましくは55〜60質量%の範囲で適宜選択される。
Biの含有量を15質量%以上とすることにより、その合金は約160℃で溶融を開始する。さらにBiの含有量を増加させると溶融開始温度は低下していき、20質量%以上で溶融開始温度が139℃となり、58質量%で共晶組成となる。Bi含有量を15〜65質量%の範囲とすることにより、低融点化効果が十分に得られる結果、低温であっても十分な導通接続が得られる。
このような(C)導電粉末は、球状粒子であることが好ましく、平均粒径D50が0.1μm〜20μm、好ましくは3μm〜17μm、より好ましくは7μm〜15μmであることが好ましい。導電粉末の平均粒径D50を20μm以下とすることにより、微細な箇所であっても十分な導電接続が可能となる。また、導電粉末の平均粒径D50を0.1μm以上とすることにより、導電性接着剤中での導電粉末の凝集を抑制することができる。
以上説明したような(C)導電粉末の配合量は、導電性接着剤中に5〜60質量%、好ましくは15〜45質量%、より好ましくは、25〜35質量%の範囲で適宜選択される。
(C)導電粉末の配合量を導電性接着剤中に5質量%以上とすることにより、十分な導通接続を確保することができる。また、(C)導電粉末の配合量を導電性接着剤中に60質量%以下とすることにより、十分な密着性を確保することができる。
[バインダー]
本発明の導電性接着剤は、バインダーを含むことが好ましい。このバインダーを添加することにより、導電性接着剤中での導電粉末の分散状態が良好となり、接着強度がさらに向上する。
このようなバインダーとしては、公知慣用の熱可塑性樹脂などを用いることができ、なかでも飽和ポリエステル樹脂を用いることが好ましい。
飽和ポリエステル樹脂の具体例としては、東洋紡バイロンシリーズ(東洋紡績(株)製)のバイロン200、220、240、245、270、280、290、296、300、500、530、550、560、600、630、650、BX1001、GK110、130、140、150、180、190、250、330、590、640、680、780、810、880、890等が挙げられる。
このようなバインダーの分子量(Mn)は、1,000〜100,000、好ましくは3,000〜50,000、より好ましくは6,000〜30,000の範囲とする。この範囲とすることにより、導電性接着剤の保存安定性に支障をきたすことなく、さらに良好な接着強度を得ることができる。
[その他成分]
以上説明したような本発明の導電性接着剤は、必要に応じて、公知慣用のチクソトロピー性付与剤や消泡剤、レベリング剤などの添加剤を配合することができる。
また、電子機器もしくは電子機器の回路等に用いられる銅電極に使用される硬化性組成物またははんだペーストには銅の酸化膜を除去するために一般にカルボキシル基を有する活性剤が使用される。
しかしながら、液晶パネルやタッチパネル等のディスプレイ用部材に用いられる電極は、銀などの導電ペーストやアルミなどのスパッタリングなどの銅以外の材料によって形成されるため、かかる電極は、前記カルボキシル基を有する活性剤により容易に腐食されることに、発明者らは気付いた。
そこで、本願発明の硬化性組成物は、組成物中に、カルボキシル基を有する活性剤を含まないことが好ましい。
本発明の導電性接着剤は、電子部品における部材同士の電気的接続に用いられる。
例えば、本発明の導電性接着剤は、プリント配線板等における接続部材の電気的接続箇所にスクリーンメッシュやメタルマスクによるパターン印刷、あるいはディスペンサーなどの塗布装置にて塗布される。
接続箇所に導電性接着剤が十分に供給されたことを確認した後、被接続部材(部品)を接続部材(基板)の接続箇所に載せ、所定温度、所定圧力での熱圧着を行うことにより硬化する。これにより、接続部材(基板)と被接続部材(部品)とが電気的に接続される。
本発明では、低温、低圧かつ短時間での熱圧着により優れた接着強度が得られるため、電子部品に損傷が与えられることはない。
具体的には、熱圧着温度は100℃〜240℃、好ましくは120℃〜200℃、より好ましくは140〜160℃とし、熱圧着圧力は0.05MPa〜3.0MPa、好ましくは0.1MPa〜2.0MPa、より好ましくは0.5MPa〜1.5MPaとし、熱圧着時間は1秒〜60秒、好ましくは1秒〜20秒、より好ましくは1秒〜9秒で熱圧着される。100℃以上の温度での処理によると、はんだの溶融およびエチレン性不飽和結合を有する化合物の反応が良好に進行し、240℃以下の温度での処理を行うことにより、接着対象の電子部品等が加熱による損傷を受けずに本来の性能を保持する。また、圧力を0.05MPa以上とすることにより、電子部品間に十分なはんだ接合が形成され、導電性も十分となり、3.0MPa以下の圧力とすることにより、電子部品への過剰な負荷の印加による損傷が回避される。また、熱圧着時間は、短時間とすることで電子部品への熱による損傷が回避される。
このようにして本発明の導電性接着剤を用いれば、低温、低圧かつ短時間で所望の接着強度を確保でき、電子部品における部材同士を電気的に接続することができる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。また、以下において特に断りのない限り、「部」、「%」は質量基準であるものとする。
(実施例1〜8、および比較例1)
I.導電性接着剤の調製
表1に示す配合割合(質量比)にて各成分を配合撹拌し、実施例1〜8、および比較例1の導電性接着剤を調製した。
II.接着強度の評価
II−1.試験片の作製
(1)リジッド基板(銅基板)
前記Iにて調製した実施例1〜8および比較例1の導電性接着剤を、リジット基板(基材:FR−4、パット幅:100μm、ピッチ幅:0.2mm、フラッシュAu処理)上に、メタルマスク(マスク厚:80μm、開口:15mm×1mm)を介してスクレイパーにより塗布した。次に、導電性接着剤を塗布した状態のリジッド基板に対し、フレキシブル基板(幅:16mm、基材:ポリイミド、パット幅:100μm、ピッチ幅:0.2mm、フラッシュAu処理)を載置した。この載置に際しては、リジット基板のパットとフレキシブル基板のパットの位置を合わせ、双方の基板の重なり合う面の長さが4mmとなるようにした。このようにして載置した基板同士の接合面に対し、1.5MPa、150℃、6秒で熱圧着を行い、試験片を作製した。
(2)銀電極基板
実施例4の導電性接着剤を、ソーダライムガラス(厚さ1.1mm)上に銀ペースト(太陽インキ製造株式会社製 ECM-100 AF6100)でパターン形成した基板(銀電極基板)上(パット幅:100μm、ピッチ幅:0.2mm)に、メタルマスク(マスク厚:80μm、開口:15mm×1mm)を介してスクレイパーにより塗布した。次に、導電性接着剤を塗布した状態のガラス基板に対し、フレキシブル基板(幅:16mm、基材:ポリイミド、パット幅:100μm、ピッチ幅:0.2mm、フラッシュAu処理)を載置した。この載置に際しては、リジット基板のパットとフレキシブル基板のパットの位置を合わせ、双方の基板の重なり合う面の長さが4mmとなるようにした。このようにして載置した基板同士の接合面に対し、1.5MPa、150℃、6秒で熱圧着を行い、試験片を作製した。
(3)ITO基板
実施例4の導電性接着剤をITO蒸着ガラス基板(ITO基盤)上(旭硝子株式会社製PD200、ITO厚500Å)に、メタルマスク(マスク厚:80μm、開口:15mm×1mm)を介してスクレイパーにより塗布した。次に、導電性接着剤を塗布した状態のガラス基板に対し、フレキシブル基板(幅:16mm、基材:ポリイミド、パット幅:100μm、ピッチ幅:0.2mm、フラッシュAu処理)を載置した。この載置に際しては、リジット基板のパットとフレキシブル基板のパットの位置を合わせ、双方の基板の重なり合う面の長さが4mmとなるようにした。このようにして載置した基板同士の接合面に対し、1.5MPa、150℃、6秒で熱圧着を行い、試験片を作製した。
(4)アルミ基板
実施例4の導電性接着剤をアルミリジット基板(基材:FR-4、アルミ厚25μm)上に、メタルマスク(マスク厚:80μm、開口:15mm×1mm)を介してスクレイパーにより塗布した。次に、導電性接着剤を塗布した状態のガラス基板に対し、フレキシブル基板(幅:16mm、基材:ポリイミド、パット幅:100μm、ピッチ幅:0.2mm、フラッシュAu処理)を載置した。この載置に際しては、リジット基板のパットとフレキシブル基板のパットの位置を合わせ、双方の基板の重なり合う面の長さが4mmとなるようにした。このようにして載置した基板同士の接合面に対し、1.5MPa、150℃、6秒で熱圧着を行い、試験片を作製した。
II−2.接着強度の測定
作製した試験片について、JIS K 6854−1に準じてフレキシブル基板を垂直方向にピールして接着強度を測定した。得られた評価結果は表1に併せて示す。
III.導通性の評価
上記II−1で得られた試験片を用い、リジット基板のパット部とフレキシブル基板のパット部の導通をテスター(日置電機株式会社製、デジタルハイテスター3256)により確認し、評価した。その評価基準は以下のとおりである。得られた評価結果は表1に併せて示す。
〇:導通が確認された。
×:導通が確認されなかった。
IV.保存安定性(増粘率)の評価
上記Iにて調製した導電性接着剤の粘度をE型粘度計(東機産業社製コーンプレート型粘度計TVH−33、測定温度25℃)で測定し、これを初期粘度とした。その後、導電性接着剤を30℃の恒温槽に60時間保管し、60時間経過後の粘度を、上記E型粘度計で同様に測定した。
増粘率は、下記式により算出した。
増粘率(%)=((60時間経過後の粘度(dPa・s)/初期粘度(dPa・s))−1)×100
得られた評価結果は表1に併せて示す。なお、ゲル化して粘度測定不能となった導電性接着剤については、表1中、「ゲル化」と記載した。
Figure 2016035044
表1に記載の各成分の詳細は以下の通りである。
エチレン性不飽和結合を有する化合物(A−1): 2-ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート(東亞合成株式会社製アロニックス
M-5700、分子量:222、Tg:17℃、粘度:1.65dPa・s/25℃)
エチレン性不飽和結合を有する化合物(A−2): ポリブタジエンウレタンアクリレート(ライトケミカル工業株式会社製BR−45UAS、分子量:Mw3000、粘度:375dPa・s/25℃)
バインダー:ポリエステル樹脂(東洋紡績社製バイロン500、分子量:Mn23000、Tg:4℃)
エポキシ樹脂:ビスフェノールA型エポキシ樹脂(三菱化学社製828、分子量:370、粘度:138dPa・s/25℃)
硬化剤:2−エチル−4−メチルイミダゾール(四国化成工業社製2E4MZ、融点:40℃) パーオキサイド(B−1):t−ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカーボネート(性状:液体、1分間半減期温度:155.0℃、10時間半減期温度:95.0℃)
パーオキサイド(B−2):1,1−ジ(t−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサン(日油株式会社製パーヘキサHC、性状:液体、1分間半減期温度:149.2℃、10時間半減期温度:87.1℃)
パーオキサイド(B−3):t-ブチルパーオキシー2-エチルヘキサノエート(日油株式会社製パーブチルO、性状:液体、1分間半減期温度:134℃、10時間半減期温度:72.1℃)
パーオキサイド(B−4):1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート(日油株式会社製パーオクタO、性状:液体、1分間半減期温度:124.3℃、10時間半減期温度:65.3℃)
パーオキサイド(B−5):t−ヘキシルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート(日油株式会社製パーヘキシルO、性状:液体、1分間半減期温度:90.1℃、10時間半減期温度:69.9℃)
パーオキサイド(B−6):ジベンゾイルパーオキサイド(日油株式会社製ナイパーBW、性状:粉体、1分間半減期温度:130℃、10時間半減期温度:73.6℃)
パーオキサイド(B−7):ジ(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート(日油株式会社製パーロイルTCP、性状:粉体、1分間半減期温度:92.1℃、10時間半減期温度:40.8℃)
導電粉末:42Sn-58Bi組成の球状粒子(平均粒径(D50):13.12μm)
表1に示す結果から明らかなように、エチレン性不飽和結合を有する化合物とパーオキサイドを用いることにより低温、低圧かつ短時間の導電接着が可能なことが確認された。
また、液状のパーオキサイドを用いることにより、増粘率が低下し、保存安定性が良好となることが確認された。

Claims (5)

  1. (A)エチレン性不飽和結合を有する化合物と、
    (B)パーオキサイドと、
    (C)導電粉末導電粉末と、を含むことを特徴とする導電性接着剤。
  2. 前記(B)パーオキサイドが液状であることを特徴とする請求項1に記載の導電性接着剤。
  3. 前記(C)導電粉末が、低融点導電粉末であることを特徴とする請求項1または2に記載の導電性接着剤。
  4. 電子部品の導電接着用に使用されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の導電性接着剤。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の導電性接着剤を用いて部材同士が電気的に接続されてなる電子部品。
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