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JP2016034451A - X線診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被曝を低減させることができるX線診断装置を提供すること。
【解決手段】実施形態のX線診断装置においては、画像生成部は、X線管から照射され被検体を透過したX線に基づいて、X線画像を順次生成する。検出部は、順次生成されたX線画像に含まれる所定の対象物の位置を検出する。補正画像生成部は、所定のX線画像である基準画像において検出された所定の対象物の位置を基準位置とし、新たに生成されたX線画像において検出された所定の対象物の位置を基準位置と一致させる補正処理を新たに生成されたX線画像に施した補正画像を順次生成する。照射制御部は、検出される所定の対象物の位置に基づいて、X線画像において所定の対象物が描出されうる領域を特定し、特定した領域とは異なる領域に対応する位置へのX線の照射線量を低減するように制御する。表示制御部は、補正画像生成部が順次生成する補正画像を表示部に動画表示させる。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、X線診断装置に関する。
血管内インターベンション治療は、カテーテルと呼ばれる治療用の器具(デバイス)を血管に挿入して、心臓、脳、肝臓等に生じた患部の治療を行なう治療法である。例えば、血管内インターベンション治療では、医師は、バルーン付きカテーテルを狭窄部位まで挿入する。そして、医師は、例えば、カテーテルを通じてバルーン内に液体を注入し、バルーンを拡張する。これにより、狭窄部位は機械的に拡張され、血流が回復する。バルーン付きカテーテルは、バルーン内の液体を吸引後、医師により体外に引き出される。
また、バルーンによって拡張された狭窄部位の再狭窄を防止するために、バルーンの外側に金属のメッシュ(ステントストラット)を密着させたバルーン付きカテーテルを用いた血管内インターベンション治療も行なわれている。この治療法においては、医師は、バルーンを拡張させることで、ステントストラットを拡張させた後、バルーン内の液体を吸引させてカテーテルを体外に引き出す。これにより、拡張されたステントストラットが狭窄部位に留置され、狭窄部位の再狭窄率を低下することができる。なお、ステントストラットを有するバルーン付きカテーテルは、「ステント」と呼ばれる。
血管内インターベンション治療では、血管内に挿入したデバイスを治療対象部位まで精度よく移動させることが必要となる。通常、デバイスの位置決めは、X線診断装置によりリアルタイムで生成表示されるX線画像を参照して行なわれている。このため、デバイスには、バルーンやステントの位置を示すマーカーとして、例えば、X線不透過の金属が2箇所(1箇所の場合もある)取り付けられており、医師は、モニタに表示されたX線画像に描出されたマーカーを参照して、デバイスの位置決めを行なう。
しかし、心臓のように常に拍動を行なう臓器や、拍動により動く臓器の血管に血管内インターベンション治療を行なう場合、X線画像上でのデバイスの位置が常に動いてしまう。このため、X線画像を参照してデバイスの位置決めを行なうことは、医師にとって非常に高度な作業となる。
そこで、従来、例えば、順次生成されるX線画像に描出される2点のマーカーを追跡し、各X線画像における2点のマーカーの位置が過去画像と同じ位置になるように画像変形することで、デバイスが仮想的に止まって見える動画表示を行なう技術が知られている。また、ポストプロセスとして、2点のマーカーの位置が同じ位置に補正された複数フレームの画像を、例えば、加算平均することにより、デバイスを高コントラストで強調表示する技術も知られている。
特表2005−510288号公報 特開2010−131371号公報 国際公開第2012−143971号
本発明が解決しようとする課題は、被曝を低減させることができるX線診断装置を提供することである。
実施形態のX線診断装置は、画像生成部と、検出部と、補正画像生成部と、照射制御部と、表示制御部とを備える。画像生成部は、X線管から照射され被検体を透過したX線に基づいて、X線画像を順次生成する。検出部は、前記画像生成部によって順次生成されたX線画像に含まれる所定の対象物の位置を検出する。補正画像生成部は、所定のX線画像である基準画像において検出された前記所定の対象物の位置を基準位置とし、新たに生成されたX線画像において検出された前記所定の対象物の位置を前記基準位置と一致させる補正処理を前記新たに生成されたX線画像に施した補正画像を順次生成する。照射制御部は、前記検出部によって検出される前記所定の対象物の位置に基づいて、前記X線画像において前記所定の対象物が描出されうる領域を特定し、特定した領域とは異なる領域に対応する位置へのX線の照射線量を低減するように制御する。表示制御部は、前記補正画像生成部が順次生成する補正画像を表示部に動画表示させる。
図1は、第1の実施形態に係るX線診断装置の構成の一例を示す図である。 図2は、処理対象となるX線画像を説明するための図である。 図3は、第1の実施形態に係る画像処理部及びシステム制御部の構成の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係るマーカー座標検出部による処理を説明するための図である。 図5は、第1の実施形態に係るLearningモードの一例を説明するための図である。 図6は、第1の実施形態に係る補正画像生成部による処理を説明するための図である。 図7は、第1の実施形態に係るTrackingモードの一例を説明するための図である。 図8は、第1の実施形態に係る画像後処理部による処理の一例を説明するための図である。 図9は、第1の実施形態に係る表示制御部によって表示される動画像の一例を示す図である。 図10は、第1の実施形態に係る照射制御部による処理を説明するための図である。 図11は、第1の実施形態に係る動画表示の一例を説明するための図である。 図12は、第1の実施形態に係るX線診断装置の処理の手順を示すフローチャートである。 図13は、第2の実施形態に係る照射制御部及び画像処理制御部による処理を説明するための図である。 図14は、第2の実施形態に係るX線診断装置の処理の手順を示すフローチャートである。 図15は、第3の実施形態に係るX線診断装置による処理の一例を説明するための図である。 図16は、第3の実施形態に係るX線診断装置の処理の手順を示すフローチャートである。 図17は、第4の実施形態に係るX線診断装置による処理の一例を説明するための図である。 図18は、第4の実施形態に係るX線診断装置の処理の手順を示すフローチャートである。 図19は、第5の実施形態に係るX線診断装置を説明するための図である。 図20は、第6の実施形態に係る画像処理部の構成の一例を示す図である。 図21は、第6の実施形態に係るX線画像を説明するための図である。 図22は、第6の実施形態に係るマーカー座標検出部について説明するための図である。 図23は、周期的軌跡データ取得部を説明するための図である。 図24は、第6の実施形態に係る新規画像を説明するための図である。 図25は、第6の実施形態に係る補正画像生成部を説明するための図である。 図26は、第7の実施形態に係るX線診断装置を説明するための図である。 図27は、第7の実施形態に係るX線診断装置を説明するための図である。 図28は、第7の実施形態に係る画像処理部を説明するための図である。 図29は、第7の実施形態に係る画像処理部を説明するための図である。 図30は、第7の実施形態に係る画像処理部を説明するための図である。 図31は、第7の実施形態に係る画像処理部を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、X線診断装置の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係るX線診断装置の全体構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係るX線診断装置100の構成の一例を示す図である。図1に示すように、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、高電圧発生器11と、X線管12と、X線絞り装置13と、天板14と、Cアーム15と、X線検出器16と、Cアーム回転・移動機構17と、天板移動機構18と、Cアーム・天板機構制御部19と、絞り制御部20と、システム制御部21と、入力部22と、表示部23と、画像データ生成部24と、画像データ記憶部25と、画像処理部26とを有する。
高電圧発生器11は、高電圧を発生し、発生した高電圧をX線管12に供給する装置である。X線管12は、高電圧発生器11から供給される高電圧を用いてX線を発生する装置である。高電圧発生器11は、X線管12に供給する電圧を調整することで、被検体Pに対して照射されるX線量の調整や、被検体PへのX線照射のON/OFFの制御を行なう。X線絞り装置13は、X線管12が発生したX線を被検体Pの関心領域に対して選択的に照射されるように絞り込むための装置である。例えば、X線絞り装置13は、スライド可能な4枚の絞り羽根を有し、これら絞り羽根をスライドさせることで、X線管12が発生したX線を絞り込んで被検体Pに照射させる。
天板14は、被検体Pを載せるベッドであり、図示しない寝台の上に配置される。X線検出器16は、被検体Pを透過したX線を検出する。例えば、X線検出器16は、マトリックス状に配列された検出素子を有する。各検出素子は、被検体Pを透過したX線を電気信号に変換して蓄積し、蓄積した電気信号を後述する画像生成部24に送信する。Cアーム15は、X線管12、X線絞り装置13及びX線検出器16を保持するアームである。「X線管12及びX線絞り装置13」とX線検出器16とは、Cアーム15により被検体Pを挟んで対向するように配置される。
Cアーム回転・移動機構17は、Cアーム15を回転及び移動させるための機構である。また、Cアーム回転・移動機構17は、X線管12とX線検出器16との距離であるSID(Source Image receptor Distance)を変更することも可能である。また、Cアーム回転・移動機構17は、Cアーム15に保持されているX線検出器16を、回転することも可能である。天板移動機構18は、天板14を移動させるための機構である。Cアーム・天板機構制御部19は、後述するシステム制御部21の制御の下、Cアーム回転・移動機構17及び天板移動機構18を制御することで、Cアーム15の回転や移動、天板14の移動を調整する。絞り制御部20は、後述するシステム制御部21の制御の下、X線絞り装置13が有する絞り羽根の開度を調整することで、被検体Pに対して照射されるX線の照射範囲を制御する。
画像データ生成部24は、X線管12から照射され被検体を透過したX線に基づいて、X線画像を生成する。具体的には、画像データ生成部24は、X線検出器16によってX線から変換された電気信号を用いてX線画像を生成し、生成したX線画像を画像データ記憶部25に格納する。例えば、画像データ生成部24は、X線検出器16から受信した電気信号に対して、電流・電圧変換やA(Analog)/D(Digital)変換、パラレル・シリアル変換を行い、画像データを生成する。
画像データ記憶部25は、画像データ生成部24によって生成されたX線画像を記憶する。画像処理部26は、画像データ記憶部25が記憶するX線画像に対して各種画像処理を実行する処理部であるが、これについては後に詳述する。画像データ生成部24によって生成されたX線画像に対して各種画像処理を実行する。例えば、画像処理部26は、画像生成部24から直接、X線画像を取得して、各種画像処理を行なう。或いは、例えば、画像処理部26は、画像データ生成部24によって生成されたX線画像を、画像データ記憶部25から取得して、各種画像処理を行なう。なお、画像処理部26は、画像処理後の画像データを、画像記憶部25に格納することも可能である。
入力部22は、操作者(医師や技師等)がX線診断装置を操作するための操作部であり、操作者から各種指示を受け付ける。例えば、入力部22は、マウス、キーボード、ボタン、トラックボール、ジョイスティック、フットスイッチ等を有する。入力部22は、操作者から受け付けた指示を、後述する制御部21に転送する。
表示部23は、入力部22を介して操作者からコマンドを受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)を表示したり、画像データ生成部24が生成したX線画像や画像処理部26によって画像処理されたX線画像等を表示したりするためのモニタを有する。なお、表示部23は、画像データ生成部24や画像処理部26が出力した画像データを表示する場合であっても、画像データ記憶部25から取得した画像データを表示する場合であっても良い。
システム制御部21は、X線診断装置100全体の動作を制御する。すなわち、システム制御部21は、入力部22から転送された操作者からのコマンドに基づいて、高電圧発生器11、Cアーム・天板機構制御部19、絞り制御部20を制御することで、X線量の調整およびX線照射のON/OFF制御と、Cアーム15の回転・移動の調整と、天板14の移動調整を行なう。また、システム制御部21は、画像データ生成部24によって生成される画像データに対して所定の関心領域を設定し、設定した関心領域の平均画素値と所定の閾値との比較結果に基づいて、自動輝度調整(ABC:Automatic Brightness Control)を実行する。
また、システム制御部21は、操作者からのコマンドに基づいて、画像データ生成部24における画像生成処理や後述する画像処理部26における画像処理の制御を行なう。さらに、システム制御部21は、操作者からコマンドを受け付けるためのGUIや、画像データ記憶部25が記憶するX線画像および画像処理部26によって画像処理されたX線画像などを表示部23のモニタに表示するように制御する。
以上、X線診断装置100の全体構成について説明した。かかる構成のもと、本実施形態に係るX線診断装置100は、被曝を低減させることを可能にする。具体的には、X線診断装置100は、X線画像を参照して行なわれる血管内インターベンション治療実行時に表示する治療用の器具(デバイス)の視認性を保証したX線画像を表示する際の被曝を低減させることを可能にする。
例えば、医師は、被検体Pの心臓血管における狭窄部位に対して「ステントストラットを有するバルーン付きカテーテル」を用いた血管内インターベンション治療を行なう際、X線診断装置により生成表示されるX線画像を参照して、デバイスの位置決めを行なう。ここで、上述したように、心臓のように常に拍動を行なう臓器や、拍動により動く臓器の血管に血管内インターベンション治療を行なう場合、X線画像上でのデバイスの位置が動いてしまうため、X線画像を参照してデバイスの位置決めを行なうことは、医師にとって非常に高度な作業となる。
そこで、従来、例えば、順次生成されるX線画像に描出される2点のマーカーを追跡し、各X線画像における2点のマーカーの位置が過去画像と同じ位置になるように画像変形することで、デバイスが仮想的に止まって見える動画表示を行う。例えば、図2に示すように、X線管12が被検体Pの関心領域(例えば、心臓)にX線を照射し、X線検出器16が関心領域を透過したX線を順次検出する。X線診断装置100は、X線検出器16が連続して検出したデータに基づいて、時系列に沿って順次生成したX線画像に含まれるデバイスが仮想的に止まって見えるように画像処理を施して、リアルタイムで動画表示する。なお、図2は、処理対象となるX線画像を説明するための図である。
これにより、X線診断装置100においては、X線画像を参照して行なわれる血管内インターベンション治療実行時に表示するデバイスの視認性を保証したX線画像の表示を行うことができ、デバイスの位置決めを容易に行わせることができる。しかしながら、上述した技術では、手技の性質上、被曝量が多くなってしまう場合があった。そこで、本願に係るX線診断装置100は、以下、詳細に説明するシステム制御部21により、デバイスが仮想的に止まって見える動画像を表示する際の被曝を低減させることを可能にする。
ここで、以下では、まず、デバイスが仮想的に止まって見える動画像を表示する際の画像処理部26による処理について説明した後、本実施形態に係るシステム制御部21による制御について説明する。図3は、第1の実施形態に係る画像処理部26及びシステム制御部21の構成の一例を示す図である。図3に示すように、画像処理部26は、マーカー座標検出部26aと、補正画像生成部26bと、画像後処理部26cとを有する。
マーカー座標検出部26aは、所定の期間に画像データ生成部24によって順次生成されたX線画像群を用いて、被検体の体内に挿入された医療デバイスに関する所定の対象物を特定し、特定結果に基づいて新たに生成されたX線画像における前記所定の対象物の位置を検出する。具体的にはマーカー座標検出部26aは、画像データ記憶部25に新規のX線画像である新規画像が格納されるごとに、新規画像におけるステントに取り付けられたステントマーカー、或いは、ステントマーカーに基づく1点(例えば、中点)の座標を検出する。例えば、マーカー座標検出部26aは、画像に描出されたステントマーカーに関する情報に基づいて、順次生成されるX線画像内のステントマーカーの位置を検出する。一例を挙げると、マーカー座標検出部26aは、操作者によって指定されたステントマーカーの情報、或いは、ステントマーカーの教師画像に基づいて、順次生成されるX線画像内のステントマーカー、或いは、ステントマーカーに基づく1点(例えば、中点)の位置を検出する。
以下、2つのステントマーカーの位置を検出する場合の例について説明する。図4は、第1の実施形態に係るマーカー座標検出部26aによる処理を説明するための図である。例えば、後述するシステム制御部21が、図4の(A)に示すように、最初に生成されて画像データ記憶部25に格納されたX線画像(第1フレーム)を、表示部23のモニタに表示するように制御する。第1フレームを参照した操作者(医師など)は、図4の(A)に示すように、入力部22を介して、第1フレームにおける2つのステントマーカーを指定する。これにより、マーカー座標検出部26aは、第1フレームにおける2つのステントマーカーそれぞれの座標を検出する。
その後、マーカー座標検出部26aは、図4の(A)に示すように、第1フレームにおいて指定された2つのステントマーカーそれぞれの座標を中心とした矩形をROI(Region of Interest)として設定し、設定したROI内のパターンと類似したパターンを、例えば、相互相関法により、順次生成される新規画像ごとに抽出して、相互相関値が最も高くなった座標をステントマーカーの座標として検出する。
なお、図4の(A)では、操作者によってステントマーカーが2箇所指定される場合について説明したが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、操作者によってステントマーカーが1箇所指定される場合であってもよい。この場合、マーカー座標検出部26aは、第1フレームにおいても、指定されたステントマーカーの座標から設定したROIを用いた相互相関法を実行して、もう1つのステントマーカーの座標を検出する。
或いは、マーカー座標検出部26aは、実際に治療に用いられているステントに取り付けられているステントマーカーがX線画像において有する形状や輝度の特徴を示す教師画像を用いてステントマーカーの座標を検出する。例えば、図4の(B)に示すように、ステントマーカーのX線画像を教師画像として別途記憶しておき、マーカー座標検出部26aは、教師画像に類似したパターンを新規画像ごとに抽出し、抽出したステントマーカーの候補領域から、最も類似度が高い領域を検索してステントマーカーの座標を検出する。
ここで、マーカー座標検出部26aは、順次生成されるX線画像からステントマーカーの座標を検出する際に、まず、複数のX線画像を用いてステントマーカーの同定(特定)を行う。すなわち、マーカー座標検出部26aは、所定の期間に画像データ生成部24によって順次生成されたX線画像群を用いて、被検体の体内に挿入され、X線画像に描出された所定の対象物を特定し、特定結果に基づいて新たに生成されたX線画像に含まれる所定の対象物の位置を検出する。例えば、マーカー座標検出部26aは、操作者から指定されたステントマーカー、或いは、教師画像に基づくステントマーカーを用いて、所定の期間における複数のX線画像それぞれについて、ステントマーカーと類似したすべての領域を抽出する。そして、マーカー座標検出部26aは、複数のX線画像それぞれで抽出した領域から総合的に最もステントマーカーらしい領域をステントマーカーとして抽出する。以下、上述したステントマーカーの検出及び同定(特定)の処理を「Learningモード」と記す。
図5は、第1の実施形態に係るLearningモードの一例を説明するための図である。図5においては、画像データ生成部24によって生成されたnフレームのX線画像を用いたLearningモードについて示す。例えば、マーカー座標検出部26aは、図5に示す第1フレームの全領域においてステントマーカーと類似した全ての領域(座標)を抽出する。そして、マーカー座標検出部26aは、抽出した全ての座標でペアを形成させ、それぞれのペアについて類似度などにより評価点を付ける。例えば、マーカー座標検出部26aは、座標51と座標52とのペアに対して評価点を付与する。なお、図5では座標51と座標52のみしか示していないが、ステントマーカーに類似した領域(座標)が含まれていれば、それらの座標も検出され、座標51、座標52、或いは、その他の座標とペアが形成されて評価点が付与される。
同様に、マーカー座標検出部26aは、第2フレームから第nフレームに対して上述した処理を実行して、抽出した全ての座標に基づく各ペアに評価点を付与する。そして、マーカー座標検出部26aは、各フレームにおいて最も高い評価点を示すペアの座標をステントマーカーの座標として抽出し、所定の期間のX線画像においてステントマーカーが取りうる位置を包含する領域を抽出する。例えば、マーカー座標検出部26aは、図5に示すように、各フレームにおいて最も高い評価点を示す座標51と座標52とのペアを抽出して、それらの座標が包含される領域R1を抽出する。なお、領域R1の抽出は、例えば、座標51と座標52との中点の座標を中心とした所定の大きさの矩形を各フレームから抽出して、抽出した全ての矩形を含む領域を領域R1として抽出する。
例えば、心臓の拍動や肺の拡張・収縮などは規則的(周期的)であることから、それらに伴って動くステントマーカーは規則的(周期的)な動きを示す。上述したLearningモードでは、所定の期間のX線画像を用いて規則的(周期的)な動きをするステントマーカーを網羅的に検出して、最もステントマーカーらしいものをステントマーカーとして同定(特定)する。なお、Learningモードは、例えば、40フレーム程度のX線画像が用いられる。
上述したように、マーカー座標検出部26aは、まず、Learningモードによって、X線画像内のステントマーカーを同定(特定)して、ステントマーカーが取りうる位置を包含する領域を抽出する。その後、マーカー座標検出部26aは、抽出した領域を対象領域として、ステントマーカーの検出を行う。例えば、マーカー座標検出部26aは、図5に示す領域R1を処理対象の領域としてステントマーカーの検出処理を実行する。
図3に戻って、補正画像生成部26bは、マーカー座標検出部26aによって既に検出されたステントマーカーの座標を基準座標とし、新規画像においてマーカー座標検出部26aによって検出したステントマーカーの座標が、基準座標と一致するように、新規画像から平行移動、回転移動などの画像移動処理やアフィン変換などの画像変形処理により補正画像を生成する。図6は、第1の実施形態に係る補正画像生成部26bによる処理を説明するための図である。なお、図6においては、マーカー座標検出部26aによるLearningモードの処理が終了した後、Learningモードの処理結果に基づいてステントマーカーの座標が検出された新規画像に対する処理を示す。すなわち、図6に示す第1フレームとは、Learningモード終了後に最初に生成されたX線画像を示す。
例えば、マーカー座標検出部26aは、まず、40フレームの画像を用いてLearningモードの処理を実行し、Learningモード終了後に生成された第1フレーム及び第2フレームについて、図6の(A)に示すように、Learningモードの処理結果を用いてステントマーカーの座標を検出する。補正画像生成部26bは、マーカー座標検出部26aによってステントマーカーの座標が検出されると、図6の(A)に示すように、新規画像として生成された第2フレームのX線画像で検出されたステントマーカーの座標が、第1フレームで既に検出されているステントマーカーの座標(基準位置)と一致するように、第2フレームから画像変形により補正画像2を生成する。そして、補正画像生成部26bは、第3フレーム以降の新規画像に関しては、新規画像の直前に生成されたX線画像から自身が生成した補正画像におけるステントマーカーの座標を基準座標として、補正画像を生成する。例えば、補正画像生成部26bは、図6の(B)に示すように、第3フレームで検出されたステントマーカーの座標が、第2フレームから生成した補正画像2のステントマーカーの座標と一致するように、第3フレームから画像変形により補正画像3を生成する。
なお、本実施形態では、新規画像の直前フレームから生成された補正画像におけるステントマーカーの座標を基準座標として用いる場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではなく、第1フレームにて検出されたステントマーカーの座標を基準座標に固定して、第2フレーム以降の新規画像から補正画像を生成する場合であってもよい。ただし、後述するように、補正画像は、動画表示する際に用いられる表示用画像を生成するために用いられるので、直前の補正画像を用いて新規画像から補正画像を生成することが、ステントマーカーの位置がぶれない画像の動画表示を確実に実行するためには望ましい。
上述したように、補正画像生成部26bは、マーカー座標検出部26aによって検出されたステントマーカーの座標を画像間で一致させた補正画像を生成する。すなわち、補正画像生成部26bは、Learningモードによってステントマーカーが同定され、Learningモードの処理結果を用いてその後のX線画像から検出されるステントマーカーの座標を画像間で一致させた補正画像を生成する。以下、上述した補正画像の生成処理を「Trackingモード」と記す。
図7は、第1の実施形態に係るTrackingモードの一例を説明するための図である。例えば、Trackingモードでは、図7に示すように、Learningモードによって抽出された領域R1内で検出されたステントマーカーの位置を一致させるように画像変形した補正画像が生成される。すなわち、補正画像生成部26bは、Learningモード後にマーカー座標検出部26aがステントマーカーを検出したX線画像を対象として補正画像を生成する。
図3に戻って、画像後処理部26cは、補正画像生成部26bによって生成された補正画像に対して後処理を行なう。図8は、第1の実施形態に係る画像後処理部26cによる処理の一例を説明するための図である。例えば、画像後処理部26cは、図8に示すように、第1フレームとステントマーカーの位置が一致した補正画像に対し、高周波ノイズ低減フィルター処理および低周波成分除去フィルター処理を実行してフィルター処理済み補正画像を生成し、さらに、フィルター処理済み補正画像を構成する各画素の画素値に対して自然対数を底とする対数値を算出して対数画像を生成する。なお、画像後処理部26cは、第1フレームに関しても、上記した後処理を実行する。
ここで、画像後処理部26cは、例えば、「Nambu K, Iseki H. A noise reduction method based on a statistical test of high dimensional pixel vectors for dynamic and volumetric images. Riv Neuroradiol 2005;18:21-33.」および「Nishiki, Method for reducing noise in X-ray images by averaging pixels based on the normalized difference with the relevant pixel, Radiological Physics and Technology, Vol 2, 2008」に記載されている空間フィルターを用いた高周波ノイズ低減処理を実行する。
この空間フィルターは、時間軸の異なるフレーム間で画素値の差異値を測定し、差異値の大きさに従って重み付けを変更して、単一フレーム内で平滑化処理を行なう高周波ノイズ低減フィルター処理であり、他フレームには影響を与えずに、高周波ノイズを低減することが可能である。ここで、補正画像においては、ステントマーカーの座標が一致していることから空間フィルターを強くかけることができ、これにより、ステント部分の高周波ノイズを低減して補正画像におけるステントの視認性を向上することが可能となる。
あるいは、画像後処理部26cは、例えば、リカーシブフィルター(Recursive Filter)を用いた高周波ノイズ低減フィルター処理を実行してもよい。リカーシブフィルターは、処理対象のフレームを構成する画素の画素値に、所定の重み付けを行なった過去のフレームを構成する画素の画素値を加算することにより高周波ノイズを低減するフィルターである。補正画像においては、ステントマーカーの座標が一致していることから、過去のフレームを処理に用いるリカーシブフィルターによっても、ステント部分の高周波ノイズを低減して補正画像におけるステントの視認性を向上することが可能となる。
また、画像後処理部26cは、ハイパスフィルターを用いて低周波成分除去フィルター処理する。これにより、補正画像におけるステント部分以外の背景部分における明暗差を低減することができる。また、画像後処理部26cは、フィルター処理済み補正画像に対して対数画像生成処理を実行することで、画像全体における信号成分を一定にすることができる。
以上、デバイスが仮想的に止まって見える動画像を表示する際の画像処理部26による処理について説明した。次に、第1の実施形態に係るシステム制御部21について説明する。システム制御部21は、図3に示すように、照射制御部21aと、画像処理制御部21bと、表示制御部21cとを有する。照射制御部21a及び画像処理制御部21bは、デバイスが仮想的に止まって見える動画像を表示する際に被曝を低減させるが、これらの処理の詳細については後述する。
表示制御部21cは、画像後処理部26cによって対数画像が時系列に沿って新規に生成されるごとに、新規に生成された対数画像を表示用画像として表示部23のモニタにて順次表示するように制御する。すなわち、表示制御部21cは、ステントマーカーの座標が一致した表示用画像(ステント固定画像)を動画表示するように制御する。これにより、ステント以外の背景部分がぶれた状態となるものの、ステント部分が動かない状態でX線画像を動画表示することができる。
ここで、表示制御部21cは、操作者から入力部22を介して受け付けた表示形態指示コマンドに従って、ステント固定画像を様々な形態で表示する。具体的には、表示制御部21cは、表示形態指示コマンドに従って、対数画像のステントマーカーの座標に基づいて設定される設定領域をステント固定画像として表示するように制御する。例えば、表示制御部21cは、対数画像における2つのステントマーカーの座標が(X1,Y1)および(X2,Y2)であった場合、((X1+X2)/2,(Y1+Y2)/2)を中心とし、「2×|X1−X2|」を幅とし、「2×|Y1−Y2|」を高さとする矩形を設定領域として、設定領域以外の対数画像をマスクして表示するように制御する。
また、表示制御部21cは、設定領域を拡大した拡大画像をステント固定画像として表示するように制御する。ここで、表示制御部21cは、対数画像、設定領域および拡大画像のいずれかのみを表示する場合、これらステント固定画像におけるステントマーカーの位置が、表示部23のモニタ中心に位置するように制御する。或いは、表示制御部21cは、表示形態指示コマンドに従って、ステント固定画像とともに、表示用画像の原画像を並列表示するように制御する。ここで、並列表示する際に、表示制御部21cは、設定領域または拡大画像がステント固定画像であるならば、設定領域に対応する領域を原画像にて表示するように制御する。
図9は、第1の実施形態に係る表示制御部21cによって表示される動画像の一例を示す図である。例えば、表示制御部21cは、図9の(A)に示すように、表示部23のモニタにて、設定領域に対応する枠が付加された原画像の動画表示と設定領域の動画表示とが並列して行なわれるように制御する。あるいは、表示制御部21cは、図9の(B)に示すように、表示部23のモニタにて、設定領域に対応する枠が付加された原画像の動画表示と拡大画像の動画表示とが並列して行なわれるように制御する。
ここで、設定領域および拡大画像においては、図9の(A)および(B)に示すように、原画像と比較して、上述した後処理によりステントストラットが明瞭となり、また、背景部分の明暗差が低減されており、ステント全体の視認性が向上している。なお、原画像における枠は、ステントマーカーの位置の移動にともない移動する。また、原画像とステント固定画像とは、上述したように、表示部23が有する1つのモニタにて並列表示される場合であってもよいが、表示部23が複数のモニタを有するならば、原画像とステント固定画像とは、それぞれ異なる2つのモニタにて表示される場合であってもよい。
なお、本実施形態では、対数画像、設定領域、または拡大画像をステント固定画像とする場合について説明した。しかし、本実施形態はこれに限定されるものではなく、補正画像そのものや、高周波ノイズ低減フィルター処理、低周波成分除去フィルター処理および対数画像生成処理の中で、操作者により設定された任意の組み合わせの後処理が実行された画像を表示用画像とする場合であってもよい。
上述したように、X線診断装置100は、複数のX線画像を用いたLearningモードによってステントマーカーを同定し、その結果に基づいて以後のX線画像におけるステントマーカーを検出する。そして、X線診断装置100は、Trackingモードによってステント固定画像を生成し、動画表示する。照射制御部21a及び画像処理制御部21bは、ステント固定画像の動画表示に際し、被曝を低減させることを可能にする。なお、画像処理制御部21bによる制御を含めた被曝の低減処理は、第2の実施形態にて詳細に説明する。
具体的には、照射制御部21aは、マーカー座標検出部26aによって検出される所定の対象物(ステントマーカー)の位置に基づいて、X線画像においてステントマーカーが描出されうる領域を特定し、特定した領域とは異なる領域に対応する位置へのX線の照射線量を低減するように制御する。すなわち、照射制御部21aは、画像データ生成部24によって生成される時系列に沿ったX線画像において、ステントマーカー(ステント)が含まれない領域に対応する部位を低線量で照射するように制御する。例えば、照射制御部21aは、ステントが含まれない領域に対してX線絞りを挿入してX線を遮蔽したり、X線吸収フィルターを挿入してX線を減衰させたりする。
図10は、第1の実施形態に係る照射制御部21aによる処理を説明するための図である。例えば、心臓の拍動や、肺の収縮・拡張に伴うX線画像内でのステントマーカーの動きは、図10の(A)に示すように、規則的な動きとなる。すなわち、時系列に沿って収集した複数のX線画像におけるステントマーカーは、同様の位置を規則的に往復するような動きを繰り返し示す。ステント固定画像を表示する際には、医師などの操作者にとってステント周辺について明瞭に観察できることが重要であり、ステントから離れた位置については、それほど重要ではない。
そこで、照射制御部21aは、図10の(B)に示すように、各X線画像においてステントマーカーを含む領域R2を特定し、特定したR2とは異なる領域R3に対するX線の照射線量を下げることにより、被曝を低減させる。ここで、照射制御部21aは、マーカー座標検出部26aによるLearningモードの処理結果の座標情報を取得して、領域R2を特定することができる。或いは、照射制御部21aは、Learningモードが完了した後に、マーカー座標検出部26aの検出結果の座標情報を取得して領域R2を特定することもできる。
照射制御部21aは、領域R2を特定すると、特定した領域R2を用いて各X線画像における領域R3を抽出して、抽出した領域R3に対応する被検体の部位に対するX線の照射線量を低下させる。例えば、照射制御部21aは、絞り制御部20を介して、領域R2にX線が照射されるようにX線絞り装置13を制御する。或いは、照射制御部21aは、領域R3に対応する被検体の位置に対して照射されるX線を減衰するために、X線管12と被検体Pとの間の領域R3に対応する位置にX線吸収フィルターを挿入することでX線の照射線量を低下させる。
ここで、上述したX線絞り装置13やX線吸収フィルターの制御は、X線画像を生成するためのX線の照射と並列してリアルタイムで行うことが求められる。従って、図10の(B)に示すように、X線画像ごとに領域R3が少しずつ変化するような場合、照射制御部21aは、Learningモードの処理結果に基づいて予め領域R3の変化を予測しておき、それに合わせてX線絞り装置13やX線吸収フィルターを制御する。
しかしながら、上述した制御では、精密な制御が求められることから、図10の(C)に示すように、すべての領域R2を包含する領域R4を算出して、算出した領域R4に含まれない領域R5に対するX線の照射を制御する場合であってもよい。かかる場合には、照射制御部21aは、マーカー座標検出部26aによって複数のX線画像からそれぞれ検出されたステントマーカーの位置に基づいて、X線画像それぞれにおいてステントマーカーが描出されうる領域をそれぞれ特定し、特定した全領域を包含する領域とは異なる領域に対応する位置へのX線の照射線量を低減するように制御する。
すなわち、照射制御部21aは、ステントの動きを仮想的に止めて表示するために必要な領域を加算して、領域R4を算出し、領域R4とは異なる領域R5に対応する位置のX線を低減するようにX線絞り装置13やX線吸収フィルターを制御する。これにより、X線絞り装置13やX線吸収フィルターの制御は、最初の一度で済み、容易に被曝を低減することを可能にする。
図11は、第1の実施形態に係る動画表示の一例を説明するための図である。図11においては、照射制御部21aによる制御によって生成される原画像とステント固定画像の動画表示について示す。図11に示すように、ステント固定画像は、明瞭な画像が表示され、一方、原画像では、領域R5において画像が表示されない、或いは、観察しにくい画像が表示されることとなるが、領域R4においては、観察しやすい画像が表示されることとなる。
次に、図12を用いてX線診断装置100の処理の手順を説明する。図12は、第1の実施形態に係るX線診断装置100の処理の手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理の手順では、所定の対象物としてステントマーカーを同定して検出する場合について示す。図12に示すように、第1の実施形態に係るX線診断装置100においては、透視が開始されると(ステップS101肯定)、マーカー座標検出部26aがLearningモードによってステントマーカーを同定する(ステップS102)。
照射制御部21aは、同定されたステントマーカーを含む領域を算出し(ステップS103)、算出した領域以外の領域の線量を低下させるように制御する(ステップS104)。そして、マーカー座標検出部26aが同定した結果に基づいて新たなX線画像のステントマーカーを検出すると、補正画像生成部26bは、Trackingモードによるステント固定画像の生成を行い(ステップS105)、表示制御部21cがステント固定画像を表示部に表示させる(ステップS106)。
そして、X線診断装置100は、終了要求が入力されたか否かを判定する(ステップS107)。ここで、終了要求が入力されなかった場合には(ステップS107否定)、表示制御部21cはステント固定画像の表示を継続させる。一方、終了要求が入力された場合には(ステップS107肯定)、X線診断装置100は処理を終了する。
上述したように、第1の実施形態によれば、画像データ生成部24は、X線管12から照射され被検体を透過したX線に基づいて、X線画像を順次生成する。マーカー座標検出部26aは、画像データ生成部24によって順次生成されたX線画像に含まれる所定の対象物(ステントマーカー)の位置を検出する。補正画像生成部26bは、所定のX線画像である基準画像において検出されたステントマーカーの位置を基準位置とし、新たに生成されたX線画像において検出されたステントマーカーの位置を基準位置と一致させる補正処理を新たに生成されたX線画像に施した補正画像を順次生成する。照射制御部21aは、マーカー座標検出部26aによって検出されるステントマーカーの位置に基づいて、X線画像において所定の対象物が描出されうる領域を特定し、特定した領域とは異なる領域に対応する位置へのX線の照射線量を低減するように制御する。表示制御部21cは、補正画像生成部26bが順次生成する補正画像を表示部23に動画表示させる。従って、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、ステント固定画像を表示するために必要な領域以外の領域についてX線の線量を低下させることができ、被曝を低減させることを可能にする。
また、第1の実施形態によれば、マーカー座標検出部26aは、所定の期間に画像データ生成部24によって順次生成された複数のX線画像について、ステントマーカーの位置をそれぞれ検出する。照射制御部21aは、マーカー座標検出部26aによって複数のX線画像からそれぞれ検出されたステントマーカーの位置に基づいて、X線画像それぞれにおいてステントマーカーが描出されうる領域をそれぞれ特定し、特定した全領域を包含する領域とは異なる領域に対応する位置へのX線の照射線量を低減するように制御する。従って、第1の実施形態に係るX線診断装置100は、ステント固定画像を確実に表示させつつ、容易に被曝を低減させることを可能にする。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態では、ステント固定画像を表示するために用いられる領域以外の領域について線量を下げる場合について説明した。第2の実施形態では、ステント固定画像を表示するために用いられる領域についても線量を下げる場合について説明する。
かかる場合には、画像処理制御部21bが、照射制御部21aによって特定された領域に対する画像処理を制御する。すなわち、画像処理制御部21bは、ステント固定画像を表示するための領域に対して種々の画像処理を実施させて画質を向上させるように制御することで、当該領域に対するX線の照射線量を低下させることを可能にする。換言すると、ステント固定画像を表示するための領域に対して画像処理を実施することで、線量を低下させたとしても、画像処理を実施する前の画質と同程度の画質を維持することができる。以下、図13を用いて処理の一例を説明する。
図13は、第2の実施形態に係る照射制御部21a及び画像処理制御部21bによる処理を説明するための図である。図13においては、照射制御部21aが領域R2を特定した場合について示す。例えば、照射制御部21aは、図13の(A)に示すように、特定した領域R2におけるS/NをABC制御のパラメータとして用いるように制御する。すなわち、照射制御部21aは、領域R2に含まれるステントマーカーのS/NをABC制御に反映させる。領域R2にはステントマーカーが含まれているため、平均画素値が所定の閾値よりも高くなる。従って、かかる平均画素値を所定の閾値に合せるようにABC制御をすると、領域R2に対応する部位へのX線の照射線量が下がることとなる。
画像処理制御部21bは、領域R2に対して加算処理、時間軸方向のSNRF(Super Noise Reduction Filter)処理、リカーシブフィルター処理を組み合わせて実行するように制御する。これにより、線量の低下により低下した画質を向上させることができる。ここで、画像処理制御部21bは、動画表示する原画像及びステント固定画像それぞれに対して上述した画像処理を実行するように制御する。従って、例えば、図13の(B)に示すように、原画像の動画像表示及びステント固定画像の双方において、視認性を維持したまま、被曝をさらに低減することができる。
次に、図14を用いてX線診断装置100の処理の手順を説明する。図14は、第2の実施形態に係るX線診断装置100の処理の手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理の手順では、所定の対象物としてステントマーカーを同定して検出する場合について示す。図14に示すように、第2の実施形態に係るX線診断装置100においては、透視が開始されると(ステップS201肯定)、マーカー座標検出部26aがLearningモードによってステントマーカーを同定する(ステップS202)。
照射制御部21aは、同定されたステントマーカーを含む領域を算出し、ステントマーカーのS/Nに基づくABC制御を実行する(ステップS203)。そして、マーカー座標検出部26aが同定した結果に基づいて新たなX線画像のステントマーカーを検出すると、補正画像生成部26bは、ABCによる制御のもと、Trackingモードによるステント固定画像の生成を行い(ステップS204)、画像処理制御部21bが、ステントマーカーを含む領域に対して画像処理を実行するように画像処理部26を制御する(ステップS205)。画像処理が実行されると、表示制御部21cは、ステント固定画像を表示部23に表示させる(ステップS206)。
そして、X線診断装置100は、終了要求が入力されたか否かを判定する(ステップS207)。ここで、終了要求が入力されなかった場合には(ステップS207否定)、表示制御部21cはステント固定画像の表示を継続させる。一方、終了要求が入力された場合には(ステップS207肯定)、X線診断装置100は処理を終了する。
上述したように、第2の実施形態によれば、画像処理制御部21bが、照射制御部21aによって特定された領域に対する画像処理を制御する。照射制御部21aは、画像処理制御部21bによる領域に対する画像処理に基づいて、当該領域に対応する位置へのX線の照射線量を低減するように制御する。従って、第2の実施形態に係るX線診断装置100は、さらに被曝を低減させることを可能にする。
(第3の実施形態)
上述した第1及び第2の実施形態では、X線の照射線量を低下させることで被曝を低減する場合について説明した。第3の実施形態では、フレームレートを低減することにより被曝を低減させる。なお、第3の実施形態に係るX線診断装置100は、第1の実施形態と比較して、照射制御部21aによる制御内容が異なる。以下、これを中心に説明する。
第3の実施形態に係る照射制御部21aは、被検体を透過したX線に基づいてX線画像を順次生成する際に、複数のX線画像間でマーカー座標検出部26aによって検出されるステントマーカーの位置の変化量が所定の閾値よりも少ない期間について、単位時間当たりのX線画像の生成数を低下させるように制御する。具体的には、照射制御部21aは、ステントマーカーの座標の値の変化量や心拍計に基づいて、「ステントマーカーの位置の変化量が少ない状態が一定期間継続する」状態、「ステントマーカーの位置の変化量が少ない期間が定期的に、類似したタイミングで発生する」状態を抽出する。
例えば、照射制御部21aは、マーカー座標検出部26aによって検出されたステントマーカーの座標のX線画像間での変化量を算出して、算出した変化量が所定の閾値以下であるものをステントマーカーの位置の変化量が少ないものと判定する。或いは、照射制御部21aは、被検体に装着させた心拍計から心拍の情報を取得し、取得した心拍の情報から心拍による心臓の動きが止まるタイミングをステントマーカーの位置の変化量が少ないものと判定する。そして、照射制御部21aは、ステントマーカーの位置の変化量が少ないと判定した期間について、フレームレートを低下させるように制御する。
図15は、第3の実施形態に係るX線診断装置100による処理の一例を説明するための図である。例えば、照射制御部21aは、図15の(A)に示すように、繰り返し生成されるX線画像において、ステントマーカーの移動変化量が少ない期間を特定する。そして、照射制御部21は、図15の(B)に示すように、変化量が少ない期間はフレームレートを下げて、X線の照射回数を減らすように制御する。
このように、照射制御部21aは、時系列に沿って収集される複数のX線画像において、ステントマーカーの位置の変化量が少ない期間だけ、フレームレートを下げる可変フレームレート制御を行う。ここで、照射制御部21aは、可変フレームレートの制御において、「mAs=管電流(mA)×パルス幅(S)」を一定とし、管電流を挙げて、パルス幅を短くするように制御する。
次に、図16を用いてX線診断装置100の処理の手順を説明する。図16は、第3の実施形態に係るX線診断装置100の処理の手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理の手順では、所定の対象物としてステントマーカーを同定して検出する場合について示す。図16に示すように、第3の実施形態に係るX線診断装置100においては、透視が開始されると(ステップS301肯定)、マーカー座標検出部26aがLearningモードによってステントマーカーを同定する(ステップS302)。
照射制御部21aは、同定されたステントマーカーを含む領域を算出し、ステントマーカーの位置の変化量が少ない期間を決定する(ステップS303)。そして、照射制御部21aが変化量が少ない期間のフレームレートを下げて収集するように制御しながら、マーカー座標検出部26aが同定した結果に基づいて新たなX線画像のステントマーカーを検出すると、補正画像生成部26bは、Trackingモードによるステント固定画像の生成を行う(ステップS304)。その後、表示制御部21cは、ステント固定画像を表示部23に表示させる(ステップS305)。
そして、X線診断装置100は、終了要求が入力されたか否かを判定する(ステップS306)。ここで、終了要求が入力されなかった場合には(ステップS306否定)、表示制御部21cはステント固定画像の表示を継続させる。一方、終了要求が入力された場合には(ステップS306肯定)、X線診断装置100は処理を終了する。
上述したように、第3の実施形態によれば、照射制御部21aは、被検体を透過したX線に基づいてX線画像を順次生成する際に、複数のX線画像間でマーカー座標検出部26aによって検出されるステントマーカーの位置の変化量が所定の閾値よりも少ない期間について、単位時間当たりのX線画像の生成数を低下させるように制御する。従って、第3の実施形態に係るX線診断装置100は、さらに被曝を低減させることを可能にする。
(第4の実施形態)
上述した実施形態では、それぞれ被曝を低減するための例について説明した。第4の実施形態では、表示される画像の縮尺が変化された場合であっても、安定してステントマーカーを検出する場合について説明する。なお、第4の実施形態では、第1の実施形態と比較して、照射制御部21aによる制御内容が異なる。以下、これを中心に説明する。
第4の実施形態に係る照射制御部21aは、表示部23によって表示される画像の縮尺に応じて、マーカー座標検出部26aによって所定の対象物の位置が検出可能となるように制御する。図17は、第4の実施形態に係るX線診断装置100による処理の一例を説明するための図である。図17においては、表示部23に表示された原画像に対して拡大操作された場合について示す。
例えば、図17の(A)に示すように、現時点で表示されている原画像R6に対して画像の中心から拡大させる拡大操作が実行されると、領域R7に含まれるものが原画像R6のサイズまで拡大され表示される。ここで、拡大操作としては、例えば、画像を見ながら拡大する「LiveZoom」が操作されたり、視野サイズ「FOV」又はX線管12とX線検出器16との距離「SID」が変更されたり、或いは、拡大装置「MAF」が取り付けられたりした場合が挙げられる。
図17の(A)に示すように、領域R7の拡大操作が実行されると、図17の(B)に示すように、ステントマーカーが含まれる複数の領域において、領域R7の外になる場合がある。すなわち、ステントマーカーが検出範囲から外れてしまう場合ある。そこで、照射制御部21aは、図17の(C)に示すように、領域R7の中にステントマーカーが収まるようにCアーム15や寝台(天板)、MAFの位置を移動する。すなわち、照射制御部21aは、図17の(C)に示すように、現在の領域R6の範囲が領域R8の範囲となるように制御する。これにより、拡大操作が実行された場合でも、継続してステントマーカーを検出することができる。
次に、図18を用いてX線診断装置100の処理の手順を説明する。図18は、第4の実施形態に係るX線診断装置100の処理の手順を示すフローチャートである。なお、以下の処理の手順では、所定の対象物としてステントマーカーを同定して検出する場合について示す。図18に示すように、第4の実施形態に係るX線診断装置100においては、透視が開始されると(ステップS401肯定)、マーカー座標検出部26aがLearningモードによってステントマーカーを同定する(ステップS402)。
そして、マーカー座標検出部26aが同定した結果に基づいて新たなX線画像のステントマーカーを検出すると、補正画像生成部26bがTrackingモードによるステント固定画像の生成を行い(ステップS403)、表示制御部21cがステント固定画像を表示部23に表示させる(ステップS404)。そして、照射制御部21aは、拡大されたか否かの判定を行う(ステップS405)。ここで、拡大された場合には(ステップS405肯定)、照射制御部21aは、拡大に応じて領域を変更する(ステップS406)。一方、拡大されていない場合には(ステップS405否定)、表示制御部21cは、継続してステント固定画像を表示する。
そして、X線診断装置100は、終了要求が入力されたか否かを判定する(ステップS407)。ここで、終了要求が入力されなかった場合には(ステップS407否定)、表示制御部21cはステント固定画像の表示を継続させる。一方、終了要求が入力された場合には(ステップS407肯定)、X線診断装置100は処理を終了する。
上述したように、第4の実施形態によれば、照射制御部21aは、表示部23によって表示される画像の縮尺に応じて、マーカー座標検出部26aによってステントマーカーの位置が検出可能となるように制御する。従って、第4の実施形態に係るX線診断装置100は、拡大された場合であってもステントマーカーを検出することを可能にする。
(第5の実施形態)
上述した実施形態では、単一のステントが用いられる場合について説明した。しかしながら、血管内インターベンション治療においては、複数のステントが同時に挿入される場合がある。例えば、2つのステントが挿入されている場合、第5の実施形態に係るX線診断装置100において、システム制御部21は、これら2つのステント同士の距離に基づいて、以下に説明する制御を行なう。なお、ステント同士の距離は、第1フレーム(原画像)を参照する操作者(医師)によって入力部22を介して指定された座標を用いてマーカー座標検出部26aが算出する場合であってもよいし、マーカー座標検出部26aが教師画像を用いて第1フレーム内で検出したステントマーカーの座標を用いて算出する場合であってもよい。
具体的には、2つのステント同士の距離が実空間面において所定の距離内(例えば、50mm以内)であることから、ステント同士が隣接していると判断される場合、システム制御部21は、各ステントに由来する複数のステントマーカーの座標それぞれが、対応する複数の基準位置それぞれと一致するように画像変形して補正画像を生成するように補正画像生成部26bを制御する。図19は、第5の実施形態に係るX線診断装置を説明するための図である。例えば、ステントマーカーがバルーン中央部に1つ取り付けられたステントを用いている場合、システム制御部21の制御に基づいて、補正画像生成部26bは、図19の(A)上段に示すように、新規画像において検出された2つのステントマーカーの座標が、2つのステントそれぞれにおける基準座標(X1,Y1)および(X2,Y2)に一致するように画像変形を行なう。
また、ステントマーカーがバルーン両端に2つ取り付けられたステントを用いている場合、システム制御部21の制御に基づいて、補正画像生成部26bは、図19の(A)下段に示すように、新規画像において検出された4つのステントマーカーの座標が、2つのステントそれぞれにおける基準座標(X1,Y1)および(X2,Y2)と(X3,Y3)および(X4,Y4)とに一致するように画像変形を行なう。
一方、2つのステント同士の距離が実空間面において所定の距離より大きい(例えば、50mmより大きい)ことから、ステント同士が離れていると判断される場合、2つのステントそれぞれの位置を1つの画像上で一致させるためには、過剰な画像変形を行なわなければならない。これを回避するため、ステント同士が離れている場合、システム制御部21は、図19の(B)に示すように、2つのステント(ステント1およびステント2)それぞれを個別に処理するように画像処理部26を制御する。例えば、システム制御部21は、ステント1の位置が一致したステント固定画像の動画表示と、ステント2の位置が一致したステント固定画像の動画表示とをモニタ上の2つの子ウィンドウにて実行するために、2種類の表示用画像を生成するように画像処理部26を制御する。
あるいは、2つのステントのうち、どちらか一方のステントを関心領域として指定するための関心領域指定画面を表示させ、関心領域としていずれかのステントが入力部22を介して指定されると、システム制御部21は、図19の(B)に示すように、指定されたステントのみ処理するように画像処理部26を制御する。例えば、システム制御部21は、指定されたステント1の位置が一致したステント固定画像のみを生成するように画像処理部26を制御する。このようなことから、複数のステントを用いて治療が実行されている場合でも、ステント間の距離に応じて最適なステント固定画像を動画表示することができる。上述したように、複数のステントが用いられる場合には、X線診断装置100は、それぞれのステントに対して上述したLearningモードの制御を行う。
(第6の実施形態)
上述した実施形態では、新規画像ごとにステントマーカーの座標を検出して補正画像を生成する場合について説明した。第6の実施形態では、新規画像におけるステントマーカーの座標を検出せずに補正画像を生成する場合について説明する。図20は、第6の実施形態に係る画像処理部26の構成の一例を示す図である。第6の実施形態に係る画像処理部26は、図3に示した画像処理部26と比較して、心電情報取得部26f、周期的軌跡データ取得部26dおよび周期的軌跡データ記憶部26eを新たに備える点が異なる。以下、これを中心に説明する。
ここで、第6の実施形態においては、図20に示すように、心電波形を取得する心電計28が被検体Pに取り付けられている。そして、心電情報取得部26fは、ステントが挿入された状態にある被検体Pの心電波形を心電計28から取得する。なお、心電情報取得部26fは、心電計28から取得した心電波形を画像データ記憶部25および周期的軌跡データ取得部26dそれぞれに転送することが可能である。すなわち、図21に示すように、第6の実施形態に係るX線診断装置100は、上述した実施形態と同様に、X線管12からX線を照射し、被検体Pを透過したX線をX線検出器16によって検出することで、時系列に沿ったX線画像を生成するが、さらに、被検体Pに取り付けられた心電計28から心電情報取得部26fが心電波形を取得することで、X線画像の生成時における被検体Pの心位相も取得する。なお、図21は、第6の実施形態に係るX線画像を説明するための図である。
ここで、第6の実施形態におけるX線診断装置100は、表示用画像の表示処理を開始した時点から所定の期間(例えば、3心拍分)に渡って予備撮影を行なう。これにより、画像データ記憶部25は、心位相の情報が付加された3心拍分のX線画像を予備画像として記憶する。なお、予備画像は、後述する周期的軌跡データを収集するための画像のことであり、診断用として表示する画像を利用すればよい。また、予備画像として、今回の撮影より前に行なった撮影の画像を利用しても良い。
そして、第6の実施形態に係るマーカー座標検出部26aは、予備画像ごとにステントマーカーの座標を取得する。以下、第6の実施形態に係るマーカー座標検出部26aの予備画像におけるステントマーカー座標検出処理の一例について図22を用いて説明する。なお、図22は、第6の実施形態に係るマーカー座標検出部について説明するための図である。まず、予備画像が画像データ記憶部25に格納されると、システム制御部21は、例えば、1心拍分の時系列に沿った複数の予備画像を表示部23のモニタに表示するように制御する。この際、図22の(A)に示すように、システム制御部21は、複数の予備画像それぞれが、心電波形のどの位置(心位相)にて生成された画像であるのかを操作者に把握できるように表示させる。
そして、操作者は、図22の(A)に示すように、モニタに表示された予備画像の中で、例えば、収縮末期の予備画像にてマーカーを1箇所指定し、さらに、拡張末期の予備画像にて対応するマーカーを1箇所指定する。なお、以下では、収縮末期の予備画像として、R波の間隔における30%の時期(RR間隔30%)における予備画像が指定され、拡張末期の予備画像として、R波の間隔における70%の時期(RR間隔70%)における予備画像が指定されたとして説明する。
マーカー座標検出部26aは、これら2つの予備画像において指定されたステントマーカーの座標を検出するとともに、指定されたステントマーカーの座標を中心とした矩形を設定する。そして、図22の(B)に示すように、マーカー座標検出部26aは、他の予備画像において設定した矩形内のパターンと類似したパターンを、例えば、相互相関法により抽出して、相互相関値が最も高くなった座標をステントマーカーの座標として検出する。
なお、マーカー座標検出部26aによる処理が終了したのちは、システム制御部21が予備画像に対するマーカー座標検出部26aによる処理結果をモニタに表示するように制御し、操作者により検出されたステントマーカーの座標を入力部22のマウスを介して修正してもよい。また、上述した実施形態において説明したように、本実施形態においても、マーカー座標検出部26aが教師画像を用いて処理を実行する場合であってもよい。また、マーカー座標検出処理は、1心拍分ごとの予備画像に対して繰り返して実行する場合であってもよいし、3心拍分の予備画像に対して一括して実行する場合であってもよい。
そして、周期的軌跡データ取得部26dは、複数の予備画像ごとにマーカー座標検出部26aによって検出されたステントマーカーの座標と、複数の予備画像ぞれぞれの生成時における心位相とに基づいて、ステントマーカーの時系列に沿った周期的軌跡データを取得する。ここで、ステントマーカーが指定された2つの予備画像のうち、「RR間隔70%の予備画像」におけるステントマーカーの座標が基準点として操作者が選択したとする。この場合、周期的軌跡データ取得部26dは、図23の(A)に示すように、各予備画像においてマーカー座標検出部26aによって検出されたステントマーカーの座標と「RR間隔70%の予備画像」の基準点との差異を、補正ベクトルとして算出する。
さらに、周期的軌跡データ取得部26dは、3心拍分すべての予備画像において算出した補正ベクトルから、各心位相における平均補正ベクトルを算出する。例えば、周期的軌跡データ取得部26dは、図23の(B)に示すように、「心位相:RR間隔70%」の基準点に対する「心位相:RR間隔M%」の平均補正ベクトル(ベクトルCM)を算出することで、平均補正ベクトルと心位相とを対応付けた周期的軌跡データを生成する。
図20に戻って、周期的軌跡データ記憶部26eは、周期的軌跡データ取得部26dによって生成された周期的軌跡データを記憶する。なお、本実施形態では、図22に示すように、マーカー座標検出部26aが予備画像の上側にあるステントマーカーの座標のみを検出する場合について説明したが、実施形態はこれに限定されるものではなく、マーカー座標検出部26aが予備画像の下側にあるステントマーカーの座標のみを検出する場合であっても、マーカー座標検出部26aが2つのステントマーカーの座標を検出する場合であってもよい。
周期的軌跡データ記憶部26eに周期的軌跡データが格納されると、X線診断装置100は、操作者の指示により、画像処理対象となる新規画像の透視撮影を実行する。これにより、画像データ記憶部25は、図24に示すように、画像処理対象となる新規画像を心電波形から推定される心位相とともに順次記憶する。なお、図24は、第6の実施形態における新規画像を説明するための図である。
図20に戻って、第6の実施形態に係る補正画像生成部26bは、時系列に沿って新規画像が生成されるごとに、周期的軌跡データ記憶部26eが記憶する周期的軌跡データと、新規画像生成時における心位相とに基づいて当該新規画像から補正画像を生成する。すなわち、補正画像生成部26bは、図25に示すように、新規画像が格納されると、格納された新規画像生成時の心位相に対応する平均補正ベクトルを周期的軌跡データから取得し、取得した平均補正ベクトルを用いて補正画像を生成する。
上述してきたように、第6の実施形態では、マーカー座標検出部26aを用いずに、順次生成される新規画像から補正画像、表示用画像を生成するので、画像処理部26の処理負荷を軽減して処理時間を短縮することができ、ステントの視認性を保証したX線画像をより即時的に動画表示することが可能となる。
(第7の実施形態)
第7の実施形態では、上述した各実施形態のX線診断装置100の機能を併用する場合について、図26および図27を用いて説明する。なお、図26および図27は、第7の実施形態に係るX線診断装置100を説明するための図である。第7の実施形態に係るX線診断装置100は、上述した実施形態で説明した『マーカー座標検出部26aによって検出された新規画像におけるステントマーカーの座標を用いて補正画像の生成処理を実行する「リアルタイムマーカー座標検出使用モード」』と、『周期的軌跡データを用いて補正画像の生成処理を実行する「周期的軌跡データ使用モード」』とのいずれかのモードを実行する指示を、操作者から入力部22を介して受け付ける。
ここで、第7の実施形態に係るシステム制御部21は、「リアルタイムマーカー座標検出使用モード」の実行中に、マーカー座標検出部26aによって新規画像からステントマーカーが抽出されなかった場合、「周期的軌跡データ使用モード」に切替えて補正画像を生成するように補正画像生成部26bを制御する。例えば、図26に示すように、第kフレーム(心位相:RR間隔M%)にてステントマーカー抽出不可であった場合、システム制御部21の制御により、補正画像生成部26bは、周期的軌跡データから、基準点(RR間隔70%)に対する「心位相:RR間隔M%」の補正ベクトル「ベクトルCM」を取得する。
そして、補正画像生成部26bは、図26に示すように、「リアルタイムマーカー座標検出使用モード」の実行中に、RR間隔70%で生成された新規画像においてマーカー座標検出部26aによって既に検出されているステントマーカーの座標から、補正ベクトル「ベクトルCM」を用いて第kフレームのステントマーカーの座標を推定し、補正画像を生成する。
一方、第7の実施形態に係るシステム制御部21は、「周期的軌跡データ使用モード」の実行中においても、「リアルタイムマーカー座標検出使用モード」によるマーカー座標検出部26aの機能を用いて、周期的軌跡データを修正して更新するように制御する。例えば、図27に示すように、システム制御部21の制御により、マーカー座標検出部26aは、順次生成される新規画像のうち所定の間隔ごと(例えば、5フレームごと)に選択した選択画像それぞれからステントマーカーの座標を検出する。
そして、周期的軌跡データ取得部26dは、システム制御部21の制御により、図27に示すように、マーカー座標検出部26aによって検出された選択画像それぞれのステントマーカーの座標と、選択画像それぞれの生成時における心位相とから周期的軌跡データ記憶部26eが記憶する周期的軌跡データを修正して更新する。例えば、周期的軌跡データ取得部26dは、システム制御部21の制御により、100ミリ秒間隔ごとに、周期的軌跡データを修正して更新する。そして、補正画像生成部26bは、システム制御部21の制御により、周期的軌跡データ記憶部26eが記憶する更新された周期的軌跡データを用いて補正画像の生成処理を実行する。
上述してきたように、第7の実施形態では、「リアルタイムマーカー座標検出使用モード」の実行中に、例えば、新規画像の画質低下によりステントマーカーの座標が抽出されない場合でも、周期的軌跡データを用いて補正画像生成処理を実行することができ、ステントの視認性の高いX線画像を途切れることなく動画表示することが可能となる。また、第7の実施形態では、「周期的軌跡データ使用モード」の実行中に、検出したマーカー座標によって周期的軌跡データを修正して更新することができ、即時性の高い画像表示方式によって表示されるX線画像のステントの視認性をさらに保証することが可能となる。
なお、上述した実施形態で説明した「ステントが静止したX線画像を動画表示させる機能(以下、本機能と記載する)」を動作させるか否かは、X線診断装置100の操作者(医師もしくは技師)により決定することができる。すなわち、本機能のON/OFFを決定するためのボタンを、入力部22や寝台近傍に設けることで、治療を行なう医師の希望する場合のみ、ステントが静止したX線画像を動画表示させることができる。
また、本機能の動作時には、モニタに表示されるステントは、ほぼ止まって見える。よって、本機能の動作時に実行される透視撮影のX線照射は、高レートで行なう必要がない。したがって、システム制御部21は、以下に説明する制御処理を行なってもよい。すなわち、システム制御部21は、本機能の動作開始時には、X線管12から照射されるX線の照射レート(例えば、パルスレートやフレームレート)を低減させ、本機能の動作終了後には、X線の照射レートを元に戻す。例えば、心臓冠状動脈治療の場合には、通常、フレームレートが15〜30frames/sec程度であるので、本機能動作時は、例えば、半分にする。また、システム制御部21は、ステントマーカーの検出結果に応じて、X線の照射レートを本機能の動作開始時から増減させる。具体的には、システム制御部21は、ステントマーカーの検出が所定の回数連続して失敗した場合、X線の照射レートを再度上昇させる。また、システム制御部21は、ステントマーカーの検出が所定の回数連続して成功した場合、X線の照射レートをさらに低減させる。かかる処理により、X線被曝を低減することが可能となる。
また、ステントにステントマーカーが2つ取り付けられているならば、補正画像の生成時に、以下に説明する処理を加えてもよい。すなわち、補正画像生成部26bは、2つのステントマーカーの位置情報に基づいて、補正画像に描出されるステントの方向が、水平方向、または垂直方向となるように、さらに回転補正を行なう。これにより、医師は、常にステントの方向が水平方向、または垂直方向にある画像を参照することができるため、例えば、ステント拡張の様子を、より認識しやすくなる。
また、一般的に、医師は、血管内インターベンション治療を行なう際、透視撮影を間欠的に行なうことが多い。例えば、医師は、30秒の透視撮影を行ない、その後、透視撮影をやめ、その30秒後に透視撮影を再開する。ここで、最初の30秒の透視撮影を「A」、次の透視撮影を「B」とし、「A」と「B」とが独立して無相関に行なわれたとする。かかる場合、「A」の透視撮影中に表示されるステント固定動画像と、「B」の透視撮影中に表示されるステント固定動画像とでは、表示されるステントの角度が異なる角度である可能性が高く、医師は、透視撮影「B」の実行中に表示される画像を参照しても、ステントが見えにくくなってしまう。
そこで、補正画像生成部26bは、「A」と「B」とが所定時間内(例えば、1分以内)に行なわれているならば、「A」の処理中に取得した情報を、「B」の処理中に用いることで、表示されるステントの角度を同一となるように補正画像の生成処理を行なう。具体的には、補正画像生成部26bは、「A」の透視撮影にて生成されたX線画像で抽出されたステントマーカーの座標と一致するように、「B」の透視撮影にて生成されたX線画像の画像変形を行なう。これにより、例えば、1分以内に透視撮影が再開された場合は、医師は、ステントを同じ角度で観察できるため、手技が違和感なく続けられるようになる。なお、かかる機能は、ON/OFF可能とし、所定時間(例えば、1分)もユーザ設定可能とする。
上述した実施形態では、新たに生成されたX線画像の2つのステントマーカーの位置が、第1フレームのX線画像の2つのステントマーカーの位置と一致するように、画像変形を行なう場合について説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではなく、2つのステントマーカーに基づく1点を用いて補正画像を生成する場合であってもよい。すなわち、マーカー座標検出部26aが2つのステントマーカーに基づく1点(例えば、2つのステントマーカーの中点)に対するLearningモードの処理を実行して位置(座標)を同定し、処理結果に基づいて新規画像におけるステントマーカーに基づく1点を検出する。補正画像生成部26bは、検出されたステントマーカーに基づく1点を一致させるように補正した補正画像を生成する。
かかる場合には、補正画像生成部26bは、基準画像として設定されたX線画像(例えば、第1フレーム)で検出された特徴パターンから定まる1点及び角度を用いる。そして、補正画像生成部26bは、補正対象のX線画像である対象画像で検出された特徴パターンと、所定の1点と、所定の角度とに基づいて、該対象画像から補正画像を生成する。そして、システム制御部21は、補正画像生成部26bが順次生成する補正画像を表示部23に動画表示させる。
以下では、治療用の器具であるステントが2つの特徴点(例えば、2つのステントマーカー)を有する場合について説明する。かかる場合、マーカー座標検出部26aは、特徴パターンとして、器具が有する2つの特徴点を検出する。そして、補正画像生成部26bは、基準画像で検出された2つの特徴点の位置で定まる1点を、所定の1点として用いる。また、補正画像生成部26bは、基準画像で検出された2つの特徴点を結ぶ線分と該基準画像における基準線との角度を、所定の角度として用いる。図28〜図31は、第7の実施形態に係る画像処理部26を説明するための図である。
例えば、マーカー座標検出部26aは、基準画像として設定された第1フレームのX線画像において、2つのマーカー(M1及びM2)それぞれの位置(座標)を検出する。例えば、マーカー座標検出部26aは、図28に示すように、M1及びM2の位置として、「(xs1,ys1)及び(xs2,ys2)」を検出する。マーカー座標検出部26aの検出結果から、補正画像生成部26bは、画像変形に用いる「1点の位置(座標)」を決定する。例えば、補正画像生成部26bは、図28に示すように、M1及びM2の中心座標「(xs,ys)」を算出する。中心座標は、M1及びM2を結ぶ線分(以下、線分M1&2)の中点である。すなわち、「xs」は、「(xs1+xs2)/2」となり、「ys」は、「(ys1+ys2)/2」となる。更に、補正画像生成部26bは、例えば、図28に示すように、線分M1&2と、基準画像の水平方向となる基準線との角度「θs」を算出する。
なお、「(xs,ys)」及び「θs」は、システム制御部21が算出する場合であっても良い。また、基準画像として用いられるX線画像は、第1フレーム以外のフレーム(例えば、第5フレーム)のX線画像であっても良い。また、基準画像として用いられるX線画像は、例えば、相互相関値が所定の閾値より大きくなった最初のX線画像とする場合であっても良い。これにより、画像変形処理に用いられる「1点及び角度」が定まり、その後、マーカー座標検出部26aは、基準画像の後に生成された補正対象のX線画像(対象画像)におけるM1及びM2の位置(座標)を検出する。そして、補正画像生成部26bは、図29に示すように、対象画像における線分M1&2の中点の位置(座標)が(xs,ys)となり、かつ、線分M1&2と基準線との角度が「θs」となるように、該対象画像の画像変形を行なう。
すなわち、第7の実施形態では、補正画像に描出されるデバイスが同じ1点を通り、かつ、補正画像に描出されるデバイスの傾きが同じ角度となるように、対象画像に対して画像変形を行なう。そして、表示制御部21cは、補正画像生成部26bが順次生成する補正画像を表示部23に動画表示させる。換言すると、第7の実施形態で行なわれる動画表示は、図29に示すように、「1点固定表示」である。1点固定表示では、デバイスが略同一の位置及び略同一の傾きで表示されることから、デバイスの視認性は、従来の2点固定表示と同様に向上する。
ただし、1点固定表示では、デバイスの方向とX線照射方向(X線撮像方向)とが「斜めの関係」であり、かつ、「斜めの関係」の度合いが変化する場合、基準画像でのマーカー間距離(図28に示す「Ls」)は、各補正画像では変動する。すなわち、1点固定表示では、2つのマーカー間の距離は、図30に示すように、中心座標(xs,ys)である白丸を中心として、伸縮する場合がある。換言すると、1点固定表示では、デバイスの視認性が確保されるとともに、「Foreshortening(デバイスの長さが短く見える現象)」の発生を確認可能となる。具体的には、1点固定表示では、「斜めの関係」の度合いが変化している状態での「Foreshortening」の発生を確認可能となる。
また、1点固定表示で行なわれる画像変形は、図31に示すように、平行移動及び回転移動の少なくとも1つの移動処理であるため、デバイスの周囲に位置する物体の大きさは、画像変形前後で変化しない。従って、治療中に、デバイスの周囲の生体組織をアナトミカルランドマークとして使っている場合であっても、1点固定表示では、医師は、デバイスの位置を容易に判断することができる。
なお、上記では、1点固定表示に用いられる1点が、基準画像の線分M1&2の中点である場合について説明した。しかし、1点固定表示に用いられる1点は、基準画像のM1やM2である場合であっても良い。かかる場合、補正画像生成部26bは、例えば、対象画像で検出されたM1(或いは、M2)の位置が、基準画像のM1(或いは、M2)の位置となるように画像変形を行なう。
或いは、補正画像生成部26bは、予め設定された1点を、1点固定表示に用いる1点としても良い。例えば、補正画像生成部26bは、補正画像を表示する領域の中心座標を、1点固定表示に用いる1点としても良い。かかる場合、補正画像生成部26bは、例えば、対象画像で検出されたM1の位置、或いは、対象画像で検出されたM2の位置、或いは、対象画像の線分M1&2の中点の位置が、補正画像表示領域の中心座標となるように画像変形を行なう。上述した1点固定表示に用いられる1点の設定条件は、X線診断装置の操作者により、任意の条件に変更可能である。
また、上記した実施形態で説明した「ステントが静止したX線画像を動画表示させる機能」は、X線照射と同時にリアルタイムで実行される処理に用いられる場合であってもよいし、過去に時系列に沿って生成されたX線画像に対して実行される処理に用いられる場合であってもよい。
また、X線画像を参照して行なわれる治療として血管内インターベンション治療を、治療用器具としてステントを用いる場合について説明したが、実施形態は、X線画像を参照して実行される様々な治療に用いられる治療用器具に対して適用することが可能である。
例えば、不整脈の治療に用いられる電気生理用カテーテルの電極、バルーンやステントなどでは拡張が困難な硬い狭窄部位に対して治療を行なうために用いられるローターブレーターのドリル、方向性冠動脈切除術に用いられるカテーテルの先端に取り付けられた穴が開いた金属性の筒、狭窄部位の血管内の状況を検査するための超音波送受信機能付きのカテーテルなどをマーカーとすることで、これら治療用機器を用いた治療に本願に係る技術を適用することができる。また、治療用機器としては、血管内視鏡、血管超音波、血管内MRI(Magnetic Resonance Imaging)、OCT(Optical Coherence Tomography)や、再生医療の分野で幹細胞を移植するためのデバイスや、人工弁や、血管グラフトなども挙げられる。また、本願に係る技術は、外科と内科のハイブリット治療や、外科治療にて生検を行なうための穿刺針のガイダンスなど、様々な医療現場において適用可能である。
以上、説明したとおり、少なくとも一つの実施形態によれば、被曝を低減させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
21 システム制御部
26 画像処理部
21a 照射制御部
21b 画像処理制御部
21c 表示制御部
26a マーカー座標検出部
26b 補正画像生成部

Claims (8)

  1. X線管から照射され被検体を透過したX線に基づいて、X線画像を順次生成する画像生成部と、
    前記画像生成部によって順次生成されたX線画像に含まれる所定の対象物の位置を検出する検出部と、
    所定のX線画像である基準画像において検出された前記所定の対象物の位置を基準位置とし、新たに生成されたX線画像において検出された前記所定の対象物の位置を前記基準位置と一致させる補正処理を前記新たに生成されたX線画像に施した補正画像を順次生成する補正画像生成部と、
    前記検出部によって検出される前記所定の対象物の位置に基づいて、前記X線画像において前記所定の対象物が描出されうる領域を特定し、特定した領域とは異なる領域に対応する位置へのX線の照射線量を低減するように制御する照射制御部と、
    前記補正画像生成部が順次生成する補正画像を表示部に動画表示させる表示制御部と、
    を備えたことを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記検出部は、所定の期間に前記画像生成部によって順次生成された複数のX線画像について、前記所定の対象物の位置をそれぞれ検出し、
    前記照射制御部は、前記検出部によって前記複数のX線画像からそれぞれ検出された前記所定の対象物の位置に基づいて、前記X線画像それぞれにおいて前記所定の対象物が描出されうる領域をそれぞれ特定し、特定した全領域を包含する領域とは異なる領域に対応する位置へのX線の照射線量を低減するように制御することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  3. 前記照射制御部によって特定された領域に対する画像処理を制御する画像処理制御部をさらに備え、
    前記照射制御部は、前記画像処理制御部による前記領域に対する画像処理に基づいて、当該領域に対応する位置へのX線の照射線量を低減するように制御することを特徴とする請求項1又は2記載のX線診断装置。
  4. 前記照射制御部は、前記被検体を透過したX線に基づいてX線画像を順次生成する際に、複数のX線画像間で前記検出部によって検出される前記所定の対象物の位置の変化量が所定の閾値よりも少ない期間について、単位時間当たりのX線画像の生成数を低下させるように制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のX線診断装置。
  5. 前記画像生成部は、前記所定の対象物の位置の変化量が所定の閾値よりも少ない期間が定期的に発生する場合に、前記期間について単位時間当たりのX線画像の生成数を低下させることを特徴とする請求項4記載のX線診断装置。
  6. 前記画像生成部は、前記被検体の心拍に基づいて前記所定の対象物の位置の変化量が所定の閾値よりも少ない期間を特定することを特徴とする請求項4又は5記載のX線診断装置。
  7. 前記照射制御部は、前記表示部によって表示される画像の縮尺に応じて、前記検出部によって前記所定の対象物の位置が検出可能となるように制御することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のX線診断装置。
  8. 前記照射制御部は、前記特定した領域とは異なる領域に対応する位置に対してX線絞り又はX線吸収フィルターを挿入することで、前記位置へのX線の照射線量を低減することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のX線診断装置。
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