JP2016032371A - 防草部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】楽な姿勢で簡単に装着することができる防草部材を提供する。
【解決手段】植物が生え得る場所に設けられた柱状物11の根元部分に装着され、その柱状物11の根元周囲の地表面を覆うことによってその部分における植物の成長を阻害するようにした防草部材1であって、少なくとも二枚の合成樹脂製の基板間に合成樹脂製の中芯を有する平板状のプラスチック段ボール2で形成され、そのプラスチック段ボール2に柱状物11の根元形状に略合致する装着孔3を設けると共に、その装着孔3から自己の外縁4に達する切断線5を設けてなる。この防草部材1は、切断線5を挟んで両側に面と直交する方向に相反する方向の力を加えることで隙間ができるため、その隙間に柱状物11を入れて装着孔3に到達させれば、自己の弾性により切断線5が閉じて外れなくなる。したがって、無理のない楽な姿勢で簡単に装着することができる。
【選択図】 図4
【解決手段】植物が生え得る場所に設けられた柱状物11の根元部分に装着され、その柱状物11の根元周囲の地表面を覆うことによってその部分における植物の成長を阻害するようにした防草部材1であって、少なくとも二枚の合成樹脂製の基板間に合成樹脂製の中芯を有する平板状のプラスチック段ボール2で形成され、そのプラスチック段ボール2に柱状物11の根元形状に略合致する装着孔3を設けると共に、その装着孔3から自己の外縁4に達する切断線5を設けてなる。この防草部材1は、切断線5を挟んで両側に面と直交する方向に相反する方向の力を加えることで隙間ができるため、その隙間に柱状物11を入れて装着孔3に到達させれば、自己の弾性により切断線5が閉じて外れなくなる。したがって、無理のない楽な姿勢で簡単に装着することができる。
【選択図】 図4
Description
本発明は、柱状物の根元周囲に草を生えさせないようにするための防草部材に関する。
一般に、田畑や道路脇などの除草作業には、図5に示したような刈払機100が使われる。この刈払機100は、操作ハンドル101を有する主軸102と、その主軸102の先端に装着した回転刃103と、前記主軸102の後端に設置した回転刃駆動用の駆動装置104と、からなる。
しかし、田畑には、イノシシなどによる獣害を防止するために電気柵が設けられている場合があり、そのような電気柵の支柱に刈払機100の回転刃103を誤って接触させると、電気柵の支柱を損傷させ又は回転刃103自体を損傷させるおそれがある。したがって、支柱の周囲の除草作業は、面倒でも手作業で行う必要がある。かかる問題は、道路脇のガードレールの支柱の周りや、電柱の周りでも起こり得る。
しかし、田畑には、イノシシなどによる獣害を防止するために電気柵が設けられている場合があり、そのような電気柵の支柱に刈払機100の回転刃103を誤って接触させると、電気柵の支柱を損傷させ又は回転刃103自体を損傷させるおそれがある。したがって、支柱の周囲の除草作業は、面倒でも手作業で行う必要がある。かかる問題は、道路脇のガードレールの支柱の周りや、電柱の周りでも起こり得る。
上記の問題点に対し、雑草が生え得る場所に設けられた柱状部材の根元の周囲の地表面を覆うことによってその部分における雑草の成長を阻害するようにした防草部材が、例えば特許文献1に記載されている。
この従来の防草部材は、電柱に装着するカバーであって、円筒状で軸方向に沿って少なくとも一箇所が切り込まれていてそこから開き得る電柱被覆部と、その電柱被覆部の下端部の外周縁に沿って設けられた鍔状の地表面被覆部と、前記電柱被覆部を締めるための結束バンド(締結手段)と、からなる。
この従来の防草部材は、電柱に装着するカバーであって、円筒状で軸方向に沿って少なくとも一箇所が切り込まれていてそこから開き得る電柱被覆部と、その電柱被覆部の下端部の外周縁に沿って設けられた鍔状の地表面被覆部と、前記電柱被覆部を締めるための結束バンド(締結手段)と、からなる。
従来の防草部材は、電柱に装着して結束バンドで締めるようにしていたため作業性が悪い。しかも、電柱に装着するときの結束バンドは、ほぼ地表面の高さにあって腰を落とすか前屈みの姿勢で締付け作業を行う必要があるため、腰や膝への負担が大きい、等の問題があった。
本発明は、上記に鑑みなされたもので、その目的は、楽な姿勢で簡単に装着することができる防草部材を提供することにある。
上記の目的を達成するため本発明は、請求項1に記載したように、植物が生え得る場所に設けられた柱状物の根元部分に装着され、その柱状物の根元周囲の地表面を覆うことによってその部分における植物の成長を阻害するようにした防草部材であって、
少なくとも二枚の合成樹脂製の基板間に合成樹脂製の中芯を貼り合わせるか又は一体成形してなる平板状のプラスチック段ボールで形成され、
そのプラスチック段ボールに前記柱状物の根元形状に略合致する装着孔を設けると共に、その装着孔から自己の外縁に達する切断線を設けてなる防草部材を提供する。
少なくとも二枚の合成樹脂製の基板間に合成樹脂製の中芯を貼り合わせるか又は一体成形してなる平板状のプラスチック段ボールで形成され、
そのプラスチック段ボールに前記柱状物の根元形状に略合致する装着孔を設けると共に、その装着孔から自己の外縁に達する切断線を設けてなる防草部材を提供する。
また、請求項2に記載したように、前記プラスチック段ボールの端面が前記外縁に露出するようになっている請求項1記載の防草部材を提供する。
また、請求項3に記載したように、前記プラスチック段ボールの中芯は、一定方向に間隔を置いて平行に並べた多数のリブで形成されており、
一方、前記切断線は、前記プラスチック段ボールの前記中芯のリブとほぼ平行に設けられている請求項1又は2に記載の防草部材を提供する。
一方、前記切断線は、前記プラスチック段ボールの前記中芯のリブとほぼ平行に設けられている請求項1又は2に記載の防草部材を提供する。
本発明の防草部材は、柱状物の根元周囲の地表面を覆うことによって、その部分における植物の成長を阻害することができる、つまり柱状物の根元周囲に植物が生えないようにすることができる。したがって、柱状物の根元周囲の除草作業が不要になるため、刈払機の回転刃を柱状物に近づける必要がなくなるから、回転刃で柱状物を損傷させたり、回転刃自体を損傷させる事故を減少させることができる。
また、本発明の防草部材は、切断線を挟んで両側に、面と直交する方向に相反する方向の力を加えることで切断線に隙間ができるため、その隙間に柱状物を入れて装着孔に到達させれば、プラスチック段ボールの弾性により切断線が自動的に閉じて外れなくなる。したがって、本発明の防草部材は、無理のない楽な姿勢で簡単に装着することができる。
また、本発明の防草部材は、切断線を挟んで両側に、面と直交する方向に相反する方向の力を加えることで切断線に隙間ができるため、その隙間に柱状物を入れて装着孔に到達させれば、プラスチック段ボールの弾性により切断線が自動的に閉じて外れなくなる。したがって、本発明の防草部材は、無理のない楽な姿勢で簡単に装着することができる。
また、請求項2のように、プラスチック段ボールの端面を外縁に露出させておくようにすれば、プラスチック段ボールの中空部分に固定用の金具等を差し込んで安定させることが可能になる。
また、請求項3のように、防草部材の切断線を中芯のリブとほぼ平行な方向に設けておけば、切断線の切り口に片持ち梁状に切れた基板が臨むため、切断線を開いて柱状物を通す際に、その柱状物と撓んだ基板が擦れ合って滑りやすくなるから比較的スムーズに柱状物を通すことができる。
以下に本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
本発明の防草部材1は、図4に示したように、田畑の周囲を囲う電気柵10の支柱11に装着して使用するものである。したがって、電気柵10の支柱11は、植物(雑草)が生え得る場所に設けられた柱状物に相当する。
本発明の防草部材1は、図4に示したように、田畑の周囲を囲う電気柵10の支柱11に装着して使用するものである。したがって、電気柵10の支柱11は、植物(雑草)が生え得る場所に設けられた柱状物に相当する。
防草部材1は、黒色のプラスチック段ボール2を図示したように円形に加工したもので、中心に円形の装着孔3を有すると共にその装着孔3から外縁4に達する径方向の切断線5が設けられている。前記装着孔3は、柱状物たる電気柵10の支柱11とほぼ同径である。
前記プラスチック段ボール2は、二枚の合成樹脂(例えば「ポリプロピレン」。)製の基板(「ライナー」とも称される。)6,6間に合成樹脂製の中芯7を貼り合わせるか又は一体成形してなる中空構造である。また、プラスチック段ボール2の中芯7は、一定方向に間隔を置いて平行に並べた多数のリブ7a,7a…で形成されている。そして、防草部材1の外縁4は、プラスチック段ボール2の端面、つまりリブ7a,7a…の端面が、そのまま外部に露出するようになっている。
前記切断線5は、前記のように装着孔3から外縁4に達する径方向の切り込みであり、プラスチック段ボール2の前記リブ7a,7a…とほぼ平行に設けられている。なお、切断線5と外縁4が交わる角部には弧状部1r,1rが形成されており、この弧状部1r,1rにより切断線5の後述する隙間8の形成が安全に行えるようになっている。
本発明の防草部材1は、以上のように構成されているため、図3(b)のように、切断線5の左側を面方向と直交する上方向に、同じく右側を下方向に、というように相反する方向の力を加えることで切断線5に隙間8ができる。なお、斯かる力を加えても、切断線5の先には装着孔3があってそこで力が分散されるため、余程大きな力を加えない限り防草部材1が裂けるおそれはない。
しかして、防草部材1の前記隙間8に電気柵10の支柱11を嵌めて、相対的に支柱11を奥に押し入れるようにすれば、支柱11の進行によって隙間8が広がり、最終的に装着孔3に支柱11が嵌まる。そうするとプラスチック段ボール2の弾性により切断線5の前記隙間8が自動的に閉じるため、防草部材1が支柱11から外れない。また、切断線5の隙間8に支柱11を通すとき、プラスチック段ボール2と支柱11の間に摩擦が発生するが、実施形態のように防草部材1の切断線5を中芯7のリブ7aとほぼ平行な方向に設けておけば、図3(a)の拡大図に想像線で示したように、切断された基板6が片持ち梁状になって撓み得るため、そうして撓んだ基板6と支柱11が擦れ合うことで、換言すれば硬いエッジと支柱11とが擦れ合わないことで滑りやすくなって比較的スムーズに支柱11を通すことができる。
しかして、防草部材1の前記隙間8に電気柵10の支柱11を嵌めて、相対的に支柱11を奥に押し入れるようにすれば、支柱11の進行によって隙間8が広がり、最終的に装着孔3に支柱11が嵌まる。そうするとプラスチック段ボール2の弾性により切断線5の前記隙間8が自動的に閉じるため、防草部材1が支柱11から外れない。また、切断線5の隙間8に支柱11を通すとき、プラスチック段ボール2と支柱11の間に摩擦が発生するが、実施形態のように防草部材1の切断線5を中芯7のリブ7aとほぼ平行な方向に設けておけば、図3(a)の拡大図に想像線で示したように、切断された基板6が片持ち梁状になって撓み得るため、そうして撓んだ基板6と支柱11が擦れ合うことで、換言すれば硬いエッジと支柱11とが擦れ合わないことで滑りやすくなって比較的スムーズに支柱11を通すことができる。
以上により電気柵10の支柱11への防草部材1の装着は完了するが、さらに防草部材1を確実に固定する必要がある場合は、防草部材1の外縁に露出するプラスチック段ボール2のリブ7a,7a間に、図1の想像線に示した逆L字型の止め金具9の水平部9aを差込むと共に、その止め金具9の垂直部9bを地面に差し込めばよい。
以上、本発明を実施の形態について説明したが、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、実施形態では柱状物として電気柵10の支柱11を例示したが、それ以外にも電柱又は電柱のワイヤー支線、街路灯の支柱、標識の支柱、カーブミラーの支柱、ガードレールの支柱など、植物が生え得る場所に設けられている柱状物であれば適用可能である。
また、実施形態のプラスチック段ボール2は、基板6,6間に中芯7が一体成形されたものを示したが、基板6,6間に中芯7を貼り合わせるようにしたものでもよい。
また、プラスチック段ボール2の中芯7は、多数のリブ7a,7a…の他、紙製段ボールのような波形芯や、周知の気泡シートのような円形の芯であってもよい。
また、実施形態では、防草部材1の形状を円形にしたが、それ以外にも六角形、八角形、その他の多角形、さらには楕円形でもよい。
また、プラスチック段ボール2は、例えば基板6を三枚にして中芯7を二段にした複層構造のものであってもよい。
また、実施形態のプラスチック段ボール2は、基板6,6間に中芯7が一体成形されたものを示したが、基板6,6間に中芯7を貼り合わせるようにしたものでもよい。
また、プラスチック段ボール2の中芯7は、多数のリブ7a,7a…の他、紙製段ボールのような波形芯や、周知の気泡シートのような円形の芯であってもよい。
また、実施形態では、防草部材1の形状を円形にしたが、それ以外にも六角形、八角形、その他の多角形、さらには楕円形でもよい。
また、プラスチック段ボール2は、例えば基板6を三枚にして中芯7を二段にした複層構造のものであってもよい。
1 …防草部材
2 …プラスチック段ボール
3 …装着孔
4 …外縁
5 …切断線
6,6 …基板
7 …中芯
7a,7a …リブ
11 …支柱(柱状物)
2 …プラスチック段ボール
3 …装着孔
4 …外縁
5 …切断線
6,6 …基板
7 …中芯
7a,7a …リブ
11 …支柱(柱状物)
Claims (3)
- 植物が生え得る場所に設けられた柱状物の根元部分に装着され、その柱状物の根元周囲の地表面を覆うことによってその部分における植物の成長を阻害するようにした防草部材であって、
少なくとも二枚の合成樹脂製の基板間に合成樹脂製の中芯を貼り合わせるか又は一体成形してなる平板状のプラスチック段ボールで形成され、
そのプラスチック段ボールに前記柱状物の根元形状に略合致する装着孔を設けると共に、その装着孔から自己の外縁に達する切断線を設けてなることを特徴とする防草部材。 - 前記プラスチック段ボールの端面が前記外縁に露出するようになっていることを特徴とする請求項1記載の防草部材。
- 前記プラスチック段ボールの中芯は、一定方向に間隔を置いて平行に並べた多数のリブで形成されており、
一方、前記切断線は、前記プラスチック段ボールの前記中芯のリブとほぼ平行に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の防草部材。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014154207A JP2016032371A (ja) | 2014-07-29 | 2014-07-29 | 防草部材 |
Applications Claiming Priority (1)
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Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3112039U (ja) * | 2005-04-28 | 2005-07-28 | 弘二 岩野 | 雑草侵入防止板 |
-
2014
- 2014-07-29 JP JP2014154207A patent/JP2016032371A/ja active Pending
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