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JP2016019039A - 撮像記録装置、情報処理装置、撮像装置およびそれらを備える解析システムならびに撮像記録方法およびそれを用いたデータ数判定方法 - Google Patents

撮像記録装置、情報処理装置、撮像装置およびそれらを備える解析システムならびに撮像記録方法およびそれを用いたデータ数判定方法 Download PDF

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JP2016019039A
JP2016019039A JP2014138816A JP2014138816A JP2016019039A JP 2016019039 A JP2016019039 A JP 2016019039A JP 2014138816 A JP2014138816 A JP 2014138816A JP 2014138816 A JP2014138816 A JP 2014138816A JP 2016019039 A JP2016019039 A JP 2016019039A
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蓬田 康雄
Yasuo Yomogida
康雄 蓬田
和哉 鰐口
Kazuya Waniguchi
和哉 鰐口
康志 横光
Kouji Yokomitsu
康志 横光
和彦 山口
Kazuhiko Yamaguchi
和彦 山口
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Abstract

【課題】貨物の輸送を行う車両において、輸送途中に盗難などの疑いが有ったか否かを、迅速かつ容易に判定する撮像記録装置、情報処理装置、撮像装置及びそれらを備える解析システム並びに撮像記録方法及びそれを用いたデータ数判定方法を提供する。
【解決手段】床部、天井部、壁部及び開閉可能な扉により囲まれた空間に設置された撮像装置9による撮像データを記録する撮像記録装置8であって、外部装置との通信が可能な通信部24と、扉の開閉検知部19と、撮像データの録画を行う録画部17と、開閉検知部による検知結果と連動させて撮像データの録画開始または停止を録画部へ指示し録画データを生成させる記録指示部26と、録画部にある録画データのうち送信の対象となる録画データをひと組の組合せデータとして通信部より送信させる送信データ組合せ部27と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、特に宅配便等の拠点間で貨物の中継運送を行う車両において、盗難などの疑いが無かったか否かを、迅速かつ容易に判定する、またはその迅速かつ容易な判定を可能とするための撮像記録装置およびそれを用いた解析システムならびに撮像記録方法およびそれを用いたデータ数判定方法に関する。
従来より、トラック等の運送車両に積載された貨物の輸送中における盗難の有無を検知するために、貨物が積載されている貨物室の扉が開かれたときに監視カメラを動作させて撮影を開始し、その撮影した映像または映像と音声の双方(以降、「映像(+音声)」と表記)を、撮影日時と共に記録装置へ保存することが行われている(例えば特許文献1)。
特開2003ー16540号公報
しかしながら、特許文献1の積荷監視システムにおいては、貨物室の扉が開かれている間、監視カメラによる撮影映像(+音声)が記録装置へと記録し続けられる。貨物室の扉が開かれている時間が長ければ長いほど、それらの映像(+音声)のデータ量は大きくなる。それに加えて管理者であるユーザには、一日に数千台〜数万台のトラックから、それぞれの映像(+音声)データが送信されてくる。したがってユーザは、全てのトラックから送られてきた映像(+音声)データの解析に時間を要する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、貨物の輸送を行う車両において、輸送途中に盗難などの疑いが無かったか否かを、迅速かつ容易に判定することができる、またはその迅速かつ容易な判定を可能とするための撮像記録装置、情報処理装置、撮像装置およびそれを用いた解析システムならびに撮像記録方法およびそれを用いたデータ数判定方法を提供する。
本発明は、床部、天井部、壁部および開閉可能な扉により囲まれた空間に設置された撮像装置(カメラ)による撮像データを記録する撮像記録装置であって、外部装置との通信が可能な通信部と、前記扉の開閉検知部と、前記撮像データの録画を行う録画部と、前記開閉検知部による検知結果と連動させて前記撮像データの録画開始または停止を前記録画部へ指示し録画データを生成させる記録指示部と、前記録画部にある録画データのうち送信の対象となる録画データをひと組の組合せデータとして前記通信部より送信させる送信データ組合せ部と、を備える。
そして本発明の情報処理装置は、上記に記載の撮像記録装置から送信された組合せデータを受信する組合せデータ通信部と、この組合せデータを構成する録画データの個数を判定する個数判定部と、を備える。
さらに本発明の撮像装置は、上記に記載の情報処理装置に接続され、床部、天井部、壁部および開閉可能な扉により囲まれた空間に設置される撮像装置であって、前記撮像装置の撮像画面において、前記空間において前記扉が開かれたときの開口部と、前記床部との境界線が、前記撮像画面の一辺と平行をなす仮想中央線よりも前記一辺側に偏って配置されるよう、前記空間内に設置される。
さらに本発明の解析システムは、床部、天井部、壁部および開閉可能な扉により囲まれた空間に設置される撮像装置と、上記に記載の撮像記録装置および情報処理装置と、により構成される。
さらに本発明の撮像記録方法は、床部、天井部、壁部および開閉可能な扉により囲まれた空間に設置された撮像装置による撮像データを記録する撮像記録方法であって、前記扉の開閉を検知する開閉検知ステップと、前記開閉検知と連動して前記撮像データの録画開始または停止を行って録画データを生成する録画データ生成ステップと、前記生成された録画データのうち送信の対象となる録画データを選択し、ひと組の組合せデータとする組合せステップと、を備える。
さらに本発明のデータ数判定方法は、上記の撮像記録方法により生成された前記組合せデータを構成する録画データの個数を判定する個数判定ステップを備える。
本発明によれば、貨物の輸送を行う車両において、輸送途中に盗難などの疑いが無かったか否かが迅速かつ容易に判定される、またはその迅速かつ容易な判定が可能となる。
実施形態1の中継輸送管理システムの構成例を示す図 実施形態1の撮像記録装置およびカメラを中継トラックに搭載した例を示す図 実施形態1の中継輸送管理システムを構成する各装置のブロック構成例を示す図 (a)輸送途中において確認すべき事象が見出されなかった場合の、実施形態1における据置タイプの撮像記録装置の動作例を示すタイミングチャート(b)輸送途中において確認すべき事象が見出された場合の、実施形態1における据置タイプの撮像記録装置の動作例を示すタイミングチャート 実施形態1のカメラによる撮影画像の例を示す図 実施形態5の撮像記録装置およびカメラを中継トラックに搭載した例を示す図 (a)輸送途中において確認すべき事象が見出されなかった場合の、実施形態5における可搬タイプの撮像記録装置の動作例を示すタイミングチャート(b)輸送途中において確認すべき事象が見出された場合の、実施形態5における可搬タイプの撮像記録装置の動作例を示すタイミングチャート
以下、本発明を、図面を用いて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態1の中継輸送管理システム1の構成例を示す図である。複数の地区配送センター2A,2Bおよび2Cに設置される情報処理装置3A,3Bおよび3Cと、中央管理センター4に設置される解析装置5とが、公衆網または自営網6によって接続される。公衆網または自営網6には、例えばインターネット、携帯電話網、公衆電話回線、イントラネット、専用電話回線などが用いられる。そして、中継トラック7A,7B,7Cは、各地区配送センター2A,2Bおよび2Cのそれぞれのセンター間における貨物の中継輸送を行う。これらの中継トラック7A,7Bおよび7Cには、後ほど説明する撮像記録装置8A,8Bおよび8C(図2参照)が搭載され、各地区配送センター2A,2Bおよび2Cに設置された情報処理装置3A,3Bおよび3Cとの局所データ通信が可能である。
ここで言う「局所」とは、中継トラック7A,7B,7Cが、各地区配送センター2A,2B,2Cのいずれかの敷地内にいるときにデータ通信が可能となる程度の通信距離のことを示す。中継トラック7A,7B,7Cが各地区配送センター2A,2B,2Cの敷地の外にいるときには、各地区配送センターに設置された情報処理装置3A,3B,3Cと、各中継トラックに搭載された撮像記録装置8A,8B,8Cとの間の通信は不能となる。
本発明の中継配送システムを構成する地区配送センターは3ヶ所に限らず何ヶ所であってもよい。それに伴って、各地区配送センターに設置される情報処理装置、中継トラックおよび撮像記録装置は、3台に限らず何台であってもよい。地区配送センター2A,2Bおよび2Cからは、それぞれ複数の集配用トラック(図示せず)が、各地区内の集配を行う。
図2は、本実施形態1の撮像記録装置8A,8B,8C(以降、「撮像記録装置8」)およびカメラ9を中継トラック7A,7B,7C(以降、「中継トラック7」)に搭載した例を示す図である。本実施形態1の撮像記録装置8は、中継トラック7への据付タイプについて説明する。一般の貨物とともに中継トラック7の貨物室10への積み下ろしが可能な可搬タイプについては、後ほど説明する。
カメラ9(撮像装置)は、天井10A、床10B、壁10D、10Eおよび開閉可能な扉11により囲まれた貨物室10の扉11の開閉ヒンジ側(すなわち貨物室10の搬入/搬出口12側)に近い天井10Aに取り付けられる。カメラ9は、全方位型であってもよいし、所定の画角を有する通常型または広角型であってもよい。カメラ9の設置位置、撮影方向、撮影倍率などの撮像条件は、貨物室10の床10Bの搬入/搬出口12側端部10Cが、例えば撮像画面の中央部以下(望ましくは下から3分の1以下)に映るよう設定または逐次調整される(この点については後ほど説明する)。
据付タイプの撮像記録装置8は、後ほど説明するように、車載バッテリ14(図3参照)と接続されて、車載バッテリ14からの電力供給を受ける。撮像記録装置8は、例えば後ほど説明する省電力機能により、車載バッテリ14の使用を低減してもよい。撮像装置であるカメラ9と、撮像記録装置8とは、有線または無線により通信することが可能である。カメラ9への電力供給は、撮像記録装置8を介してもよいし、車載バッテリ14から直接行ってもよい。図2における撮像記録装置8は貨物室10内に搭載されているが、貨物室10の外、例えば運転席15に搭載されてもよい。または、撮像記録装置8はカメラ9と一体であってもよい。
スマートフォンまたはタブレット端末などのモバイル装置60は、撮像記録装置8に記録されている録画データまたはそれに関連する情報を参照可能であってもよい。この点については、後ほど詳細に説明する。
図3は、本実施形態1の中継輸送管理システムを構成する各装置のブロック構成例を示す図である。据付タイプの撮像記録装置8は、有線または無線を用いて、撮像装置であるカメラ9および貨物室10の扉11(図2参照)の開閉を検知する扉開閉センサ11Aと通信可能である。扉開閉センサ11Aは、物理的に設けられたスイッチなどであってもよいし、例えば超音波やレーザ光、距離センサなどの非接触による検知技術を応用したものであってもよい。
撮像記録装置8のレコーダ17(記録部)は、カメラ・インタフェース18(以降、「カメラI/F18」)を介して、カメラ9による撮像データを録画する。撮像記録装置8の制御ユニット8Xを構成する扉開閉検知インタフェース19(以降、「扉開閉検知I/F19」)は、扉開閉センサ11Aからの信号を変換する。それに加えて 扉開閉検知I/F19は、例えばカメラ9のズームまたはフォーカスの際に用いられる距離センサの検知結果を、カメラI/F18を介して受け取るようにしてもよい。
図2において説明したように、本図3において、据付タイプの撮像記録装置8の電源部20は、車載バッテリ14(図3参照)と接続されて、車載バッテリ14からの電力供給を受ける。電源部20には、補助電源として、または省電力動作を行うための充放電可能な内蔵バッテリ21が接続されてもよい。内蔵バッテリ21が電源部20に接続される場合、電源部20は、車載バッテリ14からの電力供給を受けて、内蔵バッテリ21への充電を行うための充電回路(図示せず)を備えてもよい。電源部20がアクセサリ電源ライン14Aに接続される場合は、エンジンキー14Bが「LOCK」の位置にあるときの動作に必要な電力を確保するための補助電源として、撮像記録装置8は内蔵バッテリ21を備えるとよい。特に中継輸送中において、エンジンキー14Bが「LOCK」の位置にされたまま扉11が開けられた時においても、撮像記録装置8による録画は、内蔵バッテリ21からの電力供給により可能である。
電源部20が車載バッテリ14のアクセサリ電源ライン14Aに接続されるのではなく、車載バッテリ14に直結されて常時接続電源ライン14Cからの電力供給を受ける場合、内蔵バッテリ21は必ずしも必要とされない。ただし、中継トラック7の貨物の積み下ろし時においては、エンジン(図示せず)を停止させたまま扉11を長時間開けて作業が行われることが想定される。その場合、カメラ9や撮像装置の制御ユニット8Xだけでなく、カメラ9の撮像データを録画するためにレコーダ17も、長時間動作する。このことによって車載バッテリ14が大きく消耗し、中継トラック7自体の運行に支障をきたす可能性がある。したがって、電源部20が車載バッテリ14に直結されて常時接続電源ライン14Cからの電力供給を受ける場合においても、撮像記録装置8は内蔵バッテリ21を備えていることが望ましい。
本実施形態1のこれ以降においては、電源部20が車載バッテリ14のアクセサリ電源ライン14Aに接続されていることを主な前提して説明を行う。電源部20が車載バッテリ14に直結されて常時接続電源ライン14Cからの電力供給を受ける場合については、必要に応じて適宜、補足説明を行う。
撮像記録装置8の制御ユニット8Xには、中継トラック7(図2参照)のアクセサリ電源ライン14Aに接続されるエンジンキー位置検知部22が設けられてもよい。エンジンキー位置検知部22は、エンジンキーが「LOCK」以外の位置(すなわち「ACC」、「ON」または「START」)にある時に、車載バッテリ14からの電力供給を検知する。
撮像記録装置8の制御ユニット8Xを構成するエリア検知部23は、局所通信部24が、地区配送センターの情報処理装置3A,3Bまたは3C(以降、「情報処理装置3」)と通信可能になったことを検知する。この検知により、撮像記録装置8の制御ユニット8Xは、中継トラック7が地区配送センター2A,2Bまたは2C(以降、「地区配送センター2」)の敷地内に入ったと判断することができる。局所通信部24には、例えば無線LANなどの局所無線通信技術が用いられてもよいし、有線接続による通信技術が用いられてもよい。そして配送センターエリア内外検知部23は、局所通信部24との併用または局所通信部24の代わりに、例えばGPS25などの、他の位置特定技術を用いて、局所通信部24が、地区配送センター2の情報処理装置3と通信可能なエリアに入ったことを検知してもよい。
撮像記録装置8の制御ユニット8Xを構成する記録指示部26は、先ほど説明したエリア検知部23、扉開閉検知I/F19またはエンジンキー位置検知部22による検知結果により、レコーダ17の録画開始または停止を指示する。同じく撮像記録装置8の制御ユニット8Xを構成する送信データ組合せ部27は、扉開閉検知I/F19、エンジンキー位置検知部22または配送センターエリア内外検知部23による検知結果を用いて、レコーダ17内の録画データの中からアップロード対象の組合せを特定する。そして送信データ組合せ部27は、局所通信部24を介して、特定した録画データの組合せを、通信可能な地区配送センターの情報処理装置3へ送信する。
地区配送センター2の情報処理装置3は、通信可能な撮像記録装置8から送信された録画データの組合せを、局所通信部30を介して受信し、撮像データセット記憶部31に記憶させ、その組合せに含まれる録画データの個数を、記録撮像数判定部32により判定する。記録撮像数判定部32によって、その組合せに含まれる録画データの個数が正常時とは異なると判定されたときに、情報処理装置3は、センター間通信部33を介して、中央管理センター4(図1参照)の解析装置5へ、その録画データの組合せを、解析対象として送信する。記録撮像数判定部32によって、その組合せに含まれる録画データの個数が正常であると判定されたとき、情報処理装置3は、その録画データの組合せの、撮像データ記憶部31への保存を維持してよい。または、情報処理装置3は保存期間管理機能(図示せず)を備えて、保存期間が切れた録画データを自動削除してもよい。さらに情報処理装置3は、各録画データの組合せを、図示しないバックアップ記憶媒体へ移してもよい。
中央管理センター4(図1参照)の解析装置5は、地区配送センター2の情報処理装置3から送信された解析対象の録画データの組合せを、センター間通信部51により受信し、解析対象データセット記憶部52に記憶させる。解析部53は、解析対象の録画データの各組合せを解析して、貨物の中継輸送中において、実際に異常が無かったか否かを確認する。
以上の構成を備えた本実施形態1の中継輸送管理システムと、それを構成する各装置の動作例と特徴は、次に述べるとおりである。
図4は、本実施形態1における据付タイプの撮像記録装置の動作例を示すタイミングチャートであり、図4(a)は、輸送途中において確認すべき事象が見出されなかった場合の、本実施形態1における据置タイプの撮像記録装置8の動作例を示すタイミングチャートである。図4(b)は、輸送途中において確認すべき事象が見出された場合の、本実施形態1における据置タイプの撮像記録装置8の動作例を示すタイミングチャートである。すなわち、図4(a)は正常な中継輸送が行われたと判断される場合を示し、図4(b)は、「正常な」中継輸送が行われなかった可能性がある(「異常」と判断される)場合を示す。そして図5は、本実施形態1のカメラ9による撮影画像の例を示す図である。図4および図5については、先に説明した図1〜図3と併用して説明を行う。
図1〜図5において、カメラ9(図3参照)による撮像データの、レコーダ17(図3参照)への録画または停止は、基本的には扉開閉検知I/F19による開閉の検知と連動して行われる。すなわち、扉開閉検知I/F19が貨物室10の扉11(図2参照)の閉から開への遷移を検知すると(S401,S403,S405)、撮像記録装置8の制御ユニット8Xを構成する記録指示部26は、レコーダ17に対して録画の開始を指示する。そして、扉開閉検知I/F19が貨物室10の扉11(図2参照)の開から閉への遷移を検知すると(S402,S404,S404)、撮像記録装置8の制御ユニット8Xを構成する記録指示部26は、レコーダ17に対して録画の停止を指示する。
このような扉11の開閉のひと組(S401とS402,S403とS404,S405とS406)に対応して、それぞれ一つの録画データ171A,171B,171Cが、例えば図5に示す撮影画像13を含んでレコーダ17に記録される。カメラ9の設置位置、撮影方向、撮影倍率などの撮像条件は、貨物室10の床10Bの搬入/搬出口12側端部10Cが、例えば撮像画面13の中央線13A以下(望ましくは下から3分の1以下)に映るよう設定または逐次調整される。言い替えると、カメラ9は、その撮像画面13において、貨物室10の扉11が開かれたときの開口部、すなわち搬入/搬出口12と、床10Bとの境界線が、撮像画面13の一辺と平行をなす仮想中央線よりも一辺側に偏って配置されるよう、貨物室10内に設置される。以上のようにカメラ9をセットすることによって、カメラ9は、貨物室10の搬入/搬出口12のすぐ外に立っている人物12Aの顔12Bを確実に撮影することができる。(これとは逆に、床10Bの搬入/搬出口12側端部10Cが、例えば撮像画面13の中央部13A以上になると、カメラ9は頭12Cのほぼ真上から人物12Aを撮影するので、顔12Bは撮影されにくくなる。)したがって、人物12Aの顔12Bが撮影された録画データ171A,171B,171Cを用いることにより、中継トラック7による中継輸送中において異常があった場合には、事情を聴取すべき人物の特定が容易となる。さらに、カメラ9の設置位置、撮影方向、撮影倍率などの撮像条件は、撮像画面13において、貨物室10の床10Bの搬入/搬出口12側端部10Cの両側に 壁10Dも撮影されるよう設定または調整されるのが望ましい。カメラ9は、貨物室10の搬入/搬出口12のすぐ外に立っている人物12Aを、さらに確実に撮影することができる。
図4における録画データ171A,171Bおよび171Cは、扉開閉検知I/F19が扉11の「開」状態を検知している間に撮影される映像の全てとしてもよいし、以下に述べるように、「開」状態のうち特定の期間に撮影された映像データとしてもよい。例えば図4に示すように、出発地の地区配送センターの敷地内における正常な録画データ171Aは、扉開閉検知I/F19が扉11の「開」状態から「閉」状態への遷移S402を検知したことを基点として、それ以前の一定時間(例えば5分間)に撮影された映像データである。そして、到着地の地区配送センターの敷地内における正常な録画データ171Bは、扉開閉検知I/F19が扉11の「閉」状態から「開」状態への遷移S403を検知したことを基点として、それ以後の一定時間(例えば5分間)に撮影された映像データである。
中継輸送の出発地および到着地においては貨物の積み下ろしに時間を要するので、扉11の「開」状態も長くなる。しかしながら、出発地または到着地において貨物の盗難などが起きる可能性は、中継輸送中よりも高くない。そして、出発地または到着地において扉11を開閉するのは、中継トラック7の運転者または同乗者である可能性が高い。むしろ、本実施形態1の中継輸送管理システムのユーザは、中継輸送の担当者であることを証拠として映像に残すために、運転者および同乗者は出発地または到着地における扉11の開閉時にカメラ9の撮影可能位置に立つ、という運用を行ってもよい。したがって、中継輸送の出発地における撮影映像の録画は、貨物の積み込みを終えて出発前に扉11が閉められる迄の一定時間であってよく、中継輸送の到着時における撮影映像の録画は、到着後に扉11が開けられてから一定時間であってよい。
以上に述べた録画時間の限定により、撮影記録装置8に記憶され、撮影記録装置8から送信される録画データのデータ量が削減され、通信時間が削減される。そして、通信ネットワーク、各地区配送センター2の情報処理装置3における撮像データセット記憶部31および中央管理センター4の解析装置5における解析対象データセット記憶部52への負荷が低減される。それに加えて、異常時(すなわち、中継輸送途中において確認すべき事象が見出された場合)の映像解析に要する時間が低減され、中央管理センター4の解析装置5による迅速な映像解析が可能となる。さらに、各地区配送センター2の情報処理装置3において、記録撮像数判定部32による録画データの迅速な個数判定も可能となる。
中継輸送が正常に行われた場合、原則的には出発から到着の間に扉11の開閉が行われてはならないことになっている。したがって図4(a)に示すように、正常な中継輸送においては、輸送途中の録画データは存在しないはずである。しかしながら図4(b)に示すように、もし扉11の開閉が中継輸送の途中に行われた場合は、扉11が開状態にある期間(S405〜S405の期間)においてカメラ9により撮影される映像の全てまたは一部が、レコーダ17へ録画される。その際には、扉開閉検知I/F19が扉11の「閉」から「開」への状態遷移S405を検知後し、「開」から「閉」への状態遷移S406を検知するまでの期間に撮影された映像の全てを、中継輸送途中における録画データ171Cとすることが望ましい。中継輸送の途中における扉11の開閉は、貨物の盗難や貨物への細工などの不正が行われた可能性があることを示す。そのような不正は、短時間に行われる可能性が高いと考えられる。それに加えて不正を行った者は、中継輸送を担当した者(出発時または到着時の録画データに記録されている者)とは限らず、第三者である可能性もある。したがって、中継輸送の途中において撮影記録装置8は扉11が開けられている間全ての映像を漏れなく録画し保存することにより、中継トラック7による中継輸送中において異常があった場合には、事情を聴取すべき人物の特定がさらに容易となる。
簡易な実施形態として、本実施形態1における出発地における録画データ171Aと、それ以外の録画データ171B,171Cとの間の識別は、例えばエンジンキー14Bの位置、すなわちアクセサリ電源ライン14Aから電力が供給されているかどうかによって行われてよい。例えば、出発地における貨物の積み込みに伴う扉11の開閉に先立って、エンジンキー14Bはアクセサリ電源ライン14Aから電力が供給される位置(すなわち「ACC」「ON」または「START」)に回す(S407)、という運用を行う。さらに、前回の録画データの組合せが地区配送センター2の情報処理装置3にアップロードされた後、撮像記録装置8の制御ユニット8Xは、レコーダ17に記録されているアップロード済みの録画データを、即座または一定時間後に削除してよい。または、撮像記録装置8の制御ユニット8Xは、レコーダ17に記録されているアップロード済みの録画データに対して、「アップロード済み」のラベリングを行ってよい。アクセサリ電源ライン14Aから電力が供給される状態 において、直近のアップロード後に扉開閉検知I/F19による扉11の開閉が検知されたら(S401およびS402)、その間の録画データは、出発地における録画データ171Aとして識別される。もしアクセサリ電源ライン14Aから電力が供給される状態 において記録された録画データが連続して複数存在する場合は、最後の録画データが出発地における録画データとして識別される。
出発地において荷物の積み込みが終わり、扉11が閉められた後、または出発地以外において、エンジンキー14Bは アクセサリ電源ライン14Aから電力が供給される位置にあってもよいし、そうでなくてもよい(図4における期間E1,E2,E3)。すなわち、この場合においてエンジンキー14Bは、「ACC」「ON」または「START」の位置にあってもよいし、「LOCK」の位置にあってもよい。図4における期間E1においては、出発地において荷物の積み込みが終わってから出発までの時間に余裕がある場合が考えられる。期間E2は、中継輸送中における休憩が考えられる。それらの期間において、中継トラック7の運転者は、エンジンキー14Bを「LOCK」の位置に回す可能性が特に高い。ただし、撮像記録装置8の電源部20が車載バッテリ14に直結されずアクセサリ電源ライン14Aに接続される場合、エンジンキー14Bが「LOCK」の位置にあると、撮像記録装置8はアクセサリ電源ライン14Aからの電力の供給が受けられない。したがって撮像記録装置8は、内蔵バッテリ21から電力の供給を受けて動作する。
次に、出発地における録画データ171Aがレコーダ17に記録された状態において、扉11が開かれたことを扉開閉検知I/F19が検知したら、撮像記録装置8の制御ユニット8Xは、レコーダ17に対して録画の開始を指示する。そして、録画の開始からあらかじめ決められた一定時間後(例えば5分後)、制御ユニット8Xはレコーダ17に対して録画の終了を指示する。
その間の録画データは、到着時における正常な録画データ171Bであるかもしれないし、中継輸送の途中において確認すべき事象が記録されている録画データ171Cかもしれない。さらには、中継輸送の途中において確認すべき事象が記録されている録画データ171Cは、複数記録されているかもしれない。いずれの場合においても、撮像記録装置8の制御ユニット8Xを構成する送信データ組合せ部27は、出発地における最新の録画データ171Aと、それに続く1つ以上の録画データ(直近の録画データを含む)とを組合せて、局所通信部24からの送信を試みる。
中継トラック7が地区配送センター2の敷地内にいれば、中継トラック7の撮像記録装置8が備える局所通信部24は、地区配送センター2の情報処理装置3が備える局所通信部30と通信可能である。したがって、組み合わされた録画データ171Aおよび171B、さらにもし存在する場合は171Cもが、地区配送センター2の情報処理装置3へ送信される(すなわち、アップロードされる)。そして、その送信前の直近に記録された録画データは、地区配送センター2への到着地において記録された録画データ171Bであると識別される。
これに対して、中継トラック7が地区配送センター2の敷地外、すなわち中継輸送の途中である場合、中継トラック7の撮像記録装置8は、地区配送センター2の情報処理装置3との通信を行うことができない。したがって、アップロードを試みて失敗する前の直近に記録された録画データは、図4(b)に示すように、中継輸送の途中において確認すべき事象が記録されている録画データ171Cとして識別される。アップロードに失敗した録画データ171Cは、送信データ組合せ部27により、出発地における録画データ171Aおよび到着地における録画データ171Bと組合されて、地区配送センター2の情報処理装置3へアップロードされるまで、レコーダ17に残される。
出発地だけでなく到着地の地区配送センター2においても、アクセサリ電源ライン14Aからの電力供給がなされる位置にエンジンキー14Bを回した後、扉11の開閉を行う運用としてもよい。中継トラック7の撮像記録装置8は、直近のアップロード済み録画データの後にアップロードされていない2個以上の録画データがレコーダ17内にあれば、組合せデータのアップロードを試みる。そして、レコーダ17内にあるアップロードされていない録画データが1個以下であれば、中継トラック7の撮像記録装置8はアップロード動作に入らない。
先ほども述べたように、録画データの組合せが地区配送センター2の情報処理装置3にアップロードされた後、撮像記録装置8の制御ユニット8Xは、レコーダ17に記録されているアップロード済みの録画データを、即座に、または一定時間後に削除してよい。または、撮像記録装置8の制御ユニット8Xは、レコーダ17に記録されているアップロード済みの録画データに対して、「アップロード済み」のラベリングを行ってよい。
撮像記録装置8の制御ユニット8Xは、アップロードした録画データの組合せが地区配送センター2の情報処理装置3に受信され記憶されたことを確認した後、自らの動作を停止させてもよい。録画データのアップロードが終了した後、次の出発前における貨物の積み込みに先立ってアクセサリ電源ライン14Aからの電力の供給が行われるまで、撮像記録装置8の動作は不要である。したがって、撮像記録装置8の電源部20が車載バッテリ14からのアクセサリ電源ライン14Aに接続される場合、アクセサリ電源ライン14Aからの電力の供給が受けられない間の撮像記録装置8の動作に伴う内蔵バッテリ21の電力消費が低減される。
図4に示す地区配送センター2の情報処理装置3は、局所通信部30を介して、中継トラック7に搭載された撮像記録装置8から送信された録画データの組合せを受信し、撮像データセット記憶部31に記憶させる。地区配送センター2を発着する中継トラック7は1台だけでなく、複数台存在する。したがって、同日に到着する中継トラック7からそれぞれ送信された録画データの複数の組合せが、撮像データセット記憶部31に記憶される。
記録撮像数判定部32は、撮像データセット記憶部31に記憶された各組合せを構成する録画データ数の判定を行う。図4(a)に示すように、出発地における録画データ171Aと、到着地における録画データ171Bとの間に、録画データがひとつも存在しなければ、その組合せは2個の録画データによって構成される。これに対して図4(b)に示すように、出発地における録画データ171Aと、到着地における録画データ171Bとの間に、もし1つ以上の録画データ171Cが存在すれば、その組合せは3個以上の録画データによって構成される。そして、その組合せには、中継輸送の途中において確認すべき事象が記録された録画データ171Cが含まれている。
したがって記録撮像数判定部32は、正常に中継輸送がなされた時の組合せにおける録画データの個数(2個)があらかじめ設定され、判定対象の組合せを構成する録画データの個数が、正常を示す設定値よりも大きいか否かの判定を行う。その組合せを構成する録画データの個数が正常を示す設定値よりも大きいと判定された場合、地区配送センター2の情報処理装置3は、センター間通信部33を介して、その録画データの組合せを解析対象として、中央管理センター4の解析装置5へ送信する。その組合せを構成する録画データの個数が正常を示す設定値と同じであると判定された場合、地区配送センター2の情報処理装置3は、その録画データの組合せを中央管理センター4の解析装置5へ送信しなくてよい。または先ほども述べたように、情報処理装置3は保存期間管理機能を備えて、保存期間が切れた録画データを自動削除してもよい。さらに先ほども述べたように、地区配送センター2の情報処理装置3は、撮像データセット記憶部31に記憶させた各録画データの組合せを、図示しないバックアップ記憶媒体へ移してもよい。
中央管理センター4(図1参照)の解析装置5は、地区配送センター2の情報処理装置3から送信された解析対象の録画データの組合せを、センター間通信部51により受信し、解析対象データセット記憶部52に記憶させる。解析部53は、解析対象の録画データの各組合せを解析して、貨物の中継輸送中において、実際に異常が無かったか否かを確認する。
以上に示すように、本実施形態1の撮像記録装置8は、記録された録画データの中から解析対象を迅速かつ容易に特定可能で、通信ネットワーク への負荷が軽減され、記憶容量が小さくて済む組合せデータを生成することができる。そして、その組合せデータを用いる上位の情報処理装置または解析装置は、複数の組合せデータの中から迅速かつ容易に解析対象を特定でき、必要な記憶容量が低減され、かつ迅速な映像解析が可能となる。すなわち、地区配送センター2の情報処理装置3から中央管理センター4の解析装置5へ送られる録画データの組合せは、地区配送センター2の情報処理装置3が備える記録撮像数判定部32により「解析対象」と判定されたものに限定される。したがって、中央管理センター4の解析装置5における解析対象データセット記憶部52への保存が必要な録画データの組合せ数が少なくて済むので、必要な記憶容量が低減され、かつ迅速な映像解析が可能となる。解析装置5は、必要なものに限定して映像解析を行えばよい。
さらに、スマートフォンまたはタブレット端末などのモバイル装置60が、図3に示す撮像記録装置8の局所通信部24を介して、レコーダ17内に記録されている組合せデータの数またはそれを構成する録画データの内容を参照可能であってもよい。これにより、例えば以下に述べる運用が可能である。
図4における出発地の地区配送センター敷地内において、配送責任者は、モバイル装置60を用いて、確認対象の中継トラック7に取り付けられている撮像記録装置8のレコーダ17に出発地における録画データ171Aが録画されているか否かを確認する。録画データ171Aが録画されていることが確認できたら、配送責任者は、中継トラック7の運転者およびその同乗者に対して、出発を許可する。その際、配送責任者は、積み込み作業中(S401〜S402)の録画データ全てを確認し、運転者または同乗者が録画データ171Aに撮影されていることの他に、異常がないか否かを確認してもよい。または配送責任者は、図4に示すように、扉11を閉めるまでのあらかじめ定められた時間の録画データ171Aを確認して、運転者または同乗者が録画データ171Aに撮影されていることを確認してもよい。あるいは、配送責任者は、レコーダ17に出発地の録画データ171Aが記録されていることだけを確認してもよい。
次に、図4における到着地の地区配送センター敷地内において、配送責任者は、モバイル装置60を用いて、到着した確認対象の中継トラック7の扉11を開ける前に、撮像記録装置8のレコーダ17の録画データを確認する。レコーダ17に出発地における録画データ171Aが録画され、中継配送中における録画データ171Cが一つも録画されていなければ、配送責任者は、輸送途中において確認すべき事象が見当たらないと判断できる。出発地における録画データ171Aの他に、中継配送中における録画データ171Cが一つ以上録画されていれば、配送責任者は、輸送途中において確認すべき事象があると判断する。
その際、上記において地区配送センター2の情報処理装置3が備える記録撮像数判定部32をモバイル装置60が備えていれば、それを操作する配送責任者は、輸送途中において確認すべき事象があるか否かの判断を迅速かつ容易に行うことができる。すなわち、輸送途中において確認すべき事象が見当たらないと判断される場合の録画データの個数(この場合1個)よりも、確認すべき事象があると判断される場合の録画データの個数は多い(2個以上である)。以上のような録画データの個数を判定する記録撮像数判定部32を備えたモバイル装置60は、それを操作する配送責任者に対して、輸送途中において確認すべき事象があるか否かを迅速かつ容易に示すことができる。配送責任者は、確認すべき事象があると判断された録画データの中から、中継配送中における録画データ171Cを特定して閲覧すればよい。
したがって本実施形態1によれば、貨物の輸送を行う車両において、輸送途中に盗難などの疑いが無かったか否かが迅速かつ容易に判定される、またはその迅速かつ容易な判定が可能となる。
(実施形態2)
本実施形態2における中継輸送管理システムおよびそれを構成する各装置の態様は、実施形態1において図1〜図5を用いて説明したものとほぼ同様である。したがって本実施形態2については、先の実施形態1において説明した図1〜図5を用いて説明を行う。本実施形態2における中継輸送管理システムの、実施形態1におけるシステムとの相違点は、中継トラック7の撮像記録装置8から、地区配送センター2の情報処理装置3へ送信される各組合せデータにおける録画データの個数である。または、その相違点は、地区配送センター2の情報処理装置3から、中央管理センター4の解析装置5へ送信される各組合せデータにおける録画データの個数である。
図4において、実施形態1における中継トラック7の撮像記録装置8は、出発地における録画データ171Aと、到着地における録画データ171Bと、を少なくとも含む組合せデータを、地区配送センター2の情報処理装置3へ送信する。これに対して、本実施形態2における中継トラック7の撮像記録装置8は、出発地における録画データ171Aと、到着地における録画データ171Bのいずれか、特に出発地における録画データ171Aを含む組合せデータを送信する。さらに中継トラック7の撮像記録装置8は、到着地における録画データ171Bの録画を省略してもよい。そして撮像記録装置8は、出発地における録画データ171Aが記録されてから、再び扉11が開かれる前までの録画データを、ひとつの組合せデータとして、地区配送センター2の情報処理装置3への送信を試みてもよい。
出発地における録画データ171Aを含む組合せデータは、到着地において、その地区配送センター2の情報処理装置3により回収される。到着地の配送センター2においては、他の手段(例えば静止画の写真撮影、免許証データの記録、記名など)により、中継輸送の担当者の情報を記録することが可能である。しかしながら、到着地の配送センター2においては、到着を申告した中継輸送の担当者が出発地の担当者と同一人物であるか否かを確認することが必要となる。したがって、少なくとも出発地における録画データ171Aの記録は必要である。
図4(a)において、出発地における録画データ171Aと、到着地において再び扉11が開かれる(S403)までの間に、録画データがひとつも存在しなければ、その組合せデータは1個の録画データによって構成される。これに対して図4(b)に示すように、出発地における録画データ171Aと、到着地において再び扉11が開かれる(S403)までの間に、もし1つ以上の録画データ171Cが存在すれば、その組合せは2個以上の録画データによって構成される。そして、その組合せには、中継輸送の途中において確認すべき事象が記録されている録画データ171Cが含まれている。
以上の理由により、記録撮像数判定部32は、正常に中継輸送がなされた時の組合せにおける録画データの個数(1個)があらかじめ設定され、判定対象の組合せを構成する録画データの個数が、正常を示す設定値よりも大きいか否かの判定を行う。その組合せを構成する録画データの個数が正常を示す設定値よりも大きいと判定された場合、地区配送センター2の情報処理装置3は、センター間通信部33を介して、その録画データの組合せを解析対象として、中央管理センター4の解析装置5へ送信する。その組合せを構成する録画データの個数が正常を示す設定値と同じであると判定された場合、地区配送センター2の情報処理装置3は、その録画データの組合せを中央管理センター4の解析装置5へ送信しなくてよい。 したがって、地区配送センター2の情報処理装置3における撮像データセット記憶部31に保存される各組合せを構成する録画データの数が少なくて済み、そのために必要な記憶容量が低減される。さらには、中央管理センター4の解析装置5における解析対象データセット記憶部52へ送信され、保存される各組合せを構成する録画データの数が少なくて済むので、通信ネットワーク への負荷がさらに軽減される。そして、解析対象データセット記憶部52に必要な記憶容量がさらに低減され、さらに迅速な映像解析が可能となる。
あるいは、地区配送センター2の情報処理装置3へのアップロードまでは実施形態1と同様に行い、そこで解析対象とされた組合せデータを中央管理センター4の解析装置5へ送信する際に、到着地における録画データ171Bを組合せデータから除いてもよい。通信ネットワーク への負荷がさらに軽減され、中央管理センター4の解析装置5において解析対象データセット記憶部52に保存される各組合せの録画データの数が削減されるので、必要な記憶容量がさらに低減され、さらに迅速な映像解析が可能となる。
したがって本実施形態2によれば、貨物の輸送を行う車両において、輸送途中に盗難などの疑いが無かったか否かが迅速かつ容易に判定される、またはその迅速かつ容易な判定が可能となる。
(実施形態3)
本実施形態3については、先の実施形態1において説明した図1〜図5を用いて説明を行う。本実施形態1において地区配送センター2の情報処理装置3にある記録撮像数判定部32は、中継トラック7の撮像記録装置8にあってもよい。すなわち、中継トラック7の撮像記録装置8は、特定した組合せを構成する録画データの数が解析対象となるか否かを判定した後、解析対象の組合せデータのみを地区配送センター2へ送信してもよい。
したがって本実施形態3によれば、貨物の輸送を行う車両において、輸送途中に盗難などの疑いが無かったか否かが迅速かつ容易に判定される、またはその迅速かつ容易な判定が可能となる。
(実施形態4)
本実施形態4については、先の実施形態1において説明した図1〜図5を用いて説明を行う。本実施形態4の中継輸送管理システムにおける撮像記録装置8は、本実施形態1または2と同様に、エリア検知部23を備える。ただし本実施形態3のエリア検知部23は、レコーダ17に記録された録画データの中から、上位の装置へアップロード対象の組合せを特定するために、より積極的に使用される。
図3において既に示したように、エリア検知部23は、局所通信部24が、地区配送センターの情報処理装置3と通信可能になったことを検知する。この検知により、撮像記録装置8の制御ユニット8Xは、中継トラック7が地区配送センター2の敷地内に入ったと判断することができる。局所通信部24には、例えば無線LANなどの局所無線通信技術が用いられてもよいし、有線接続による通信技術が用いられてもよい。そして配送センターエリア内外検知部23は、局所通信部24との併用または局所通信部24の代わりに、例えばGPS25などの、他の位置特定技術を用いて、局所通信部24が、地区配送センター2の情報処理装置3と通信可能なエリアに入ったことを検知してもよい。
撮像記録装置8の制御ユニット8Xは、それぞれの録画データ(例えば図4における171A,171B,171C)に対して、その録画が地区配送センター2の情報処理装置3と通信可能なエリア(またはアップロードが可能なエリア)においてなされたか否かを示すラベリングを行ってよい。録画データが通信可能なエリアの外で記録されたものであれば、その録画データには、中継輸送の途中において確認すべき事象が記録されている可能性がある。したがって、そのようなラベリングを行うことにより、 特に中央管理センター4の解析装置5において、中継輸送の途中において確認すべき事象が記録されている可能性がある録画データの特定が容易となる。
それに加えて、中継トラック7の撮像記録装置8は、レコーダ17内においてアップロード対象の組合せを構成する録画データの個数が正常では無かった場合に、各録画データのラベリングを確認してもよい。すなわち撮像記録装置8の送信データ組合せ部27は、ある録画データの組合せのうち、通信可能なエリアの外で記録されたものが、通信可能なエリア内で記録され、かつアップロードされていない録画データの間にあることを確認してもよい。そして送信データ組合せ部27は、通信可能なエリアの外で記録されたものが、通信可能なエリア内で記録され、かつアップロードされていない録画データの間にあることを確認することができたら、その組合せデータのアップロードを行ってよい。
さらに、中継トラック7の撮像記録装置8は、アップロードされていない録画データがレコーダ17内に無い状態で、エリア内からエリア外へ出たことをエリア検知部23によって検知した場合は、速やかにエリア内へ戻り録画を行うよう警告を出してもよい。撮像記録装置8は、中継トラック7の運転者または同乗者に対して、出発地の地区配送センターにおける録画データ171Aの記録を、確実に行うよう促すことができる。
上記に述べた録画データのラベリングの確認は、地区配送センター2の情報処理装置3から、中央管理センター4の解析装置5に対して、解析対象の録画データを送信する際に行われてもよい。地区配送センター2の情報処理装置3は、録画データのラベリングの確認を行うことにより、組合せデータの中から解析対象の録画データのみを抽出した後に、中央管理センター4の解析装置5へ送信することができる。したがって、通信ネットワーク への負荷が軽減される。
録画データのラベリングには、通信可能なエリア内で記録されたものか否かを示す情報の他に、各地区配送センター毎に異なる局所通信部の情報(例えば無線LANのIDなど)、記録された日時またはGPS25により測定される位置情報などを含めてもよい。
これらの情報は、上記に述べた録画データの確認をさらに確実なものとする。
以上に示すように、本実施形態4の撮像記録装置8は、記録された録画データの中から解析対象を迅速かつ容易に特定可能で、通信ネットワーク への負荷が軽減され、記憶容量が小さくて済む組合せデータを、より確実に生成することができる。そして、その組合せデータを用いる上位の情報処理装置または解析装置は、複数の組合せデータの中から解析対象をさらに迅速かつ容易に特定でき、必要な記憶容量が低減され、かつ迅速な映像解析が可能となる。
したがって本実施形態4によれば、貨物の輸送を行う車両において、輸送途中に盗難などの疑いが無かったか否かが迅速かつ容易に判定される、またはその迅速かつ容易な判定が可能となる。
(実施形態5)
本実施形態5における中継輸送管理システムの構成例は、実施形態1〜4における図1と同様である。そして、それを構成する各装置のブロック構成例は、実施形態1〜4における図3とほぼ同様であるが相違点も多少あるので、それらの相違点について後ほど説明する。そして、本実施形態5の撮像記録装置および撮像装置は、実施形態1と同様に、例えば図5に示す撮影画像を録画する。したがって本実施形態5については、先の実施形態1において説明した図1〜図3および図5と併用して説明を行う。
図6は、本実施形態5の撮像記録装置8およびカメラ9を中継トラック7に搭載した例を示す図であり、実施形態1〜4における図2に代わるものである。本実施形態5の撮像記録装置8および撮像装置であるカメラ9は、一般の貨物とともに中継トラック7の貨物室10への積み下ろしが可能な可搬タイプである。撮像記録装置8およびカメラ9は、貨物積載用のカーゴ台車16Aに取り付けられ、貨物を積載した他のカーゴ台車16Bとともに、中継トラックの貨物室10に格納される。本実施形態5における撮像記録装置8の設置位置はカーゴ台車16Aの天井部であるが、カーゴ台車16Aの下部であってもよい。または、撮像記録装置8の内蔵バッテリ21(および/またはその充電回路(図示せず))のみがカーゴ台車16Aの下部に設置されてもよい。
本実施形態5においても、カメラ9の設置位置、撮影方向、撮影倍率などの撮像条件は、図5に示すように設定または逐次調整される。すなわちカメラ9は、貨物室10の床10Bの搬入/搬出口12側端部10Cが、例えば撮像画面13の中央部13A以下(望ましくは下から3分の1以下)に映るよう設定または逐次調整される。このようにカメラ9をセットすることによって、カメラ9は貨物室10の搬入/搬出口12のすぐ外に立っている人物12Aの顔12Bを確実に撮影することができる。したがって、中継トラック7による中継輸送中において異常があった場合には、事情を聴取すべき人物の特定が容易となる。
本実施形態5におけるカメラ9は、実施形態1におけるカメラ9よりも地上側に接近するため、上記に述べた撮像条件を確保するためには、広角型(実線)または全方位型(点線)が望ましい。さらに、カメラ9が全方位型(点線)の場合は、以下に述べる利点もある。カーゴ台車16Aおよび16Bは、その内外をある程度見通せる檻状の構造となっている。配送業者は、地区配送センター2において、カーゴ台車16Aおよび16Bを中継トラック7に積載する前に、カーゴ台車16Aおよび16Bへの貨物の積み込みを行う。あるいは配送業者は、地区配送センター2において、カーゴ台車16Aおよび16Bを中継トラック7から降ろした後に、カーゴ台車16Aおよび16Bから貨物を降ろす作業を行う。配送業者は、貨物のカーゴ台車16Aおよび16Bへの積み込みまたはカーゴ台車16Aおよび16Bから降ろす作業中に、撮像記録装置8およびカメラ9による録画を行ってもよい。
撮像記録装置8およびカメラ9は、それらが設置されているカーゴ台車16Aにおける貨物の積み降ろし作業の模様を録画するだけでなく、その周辺にあってそれらが設置されていないカーゴ台車16Bにおける貨物の積み降ろし作業の模様を録画するとなおよい。その際、配送業者は、撮像記録装置8およびカメラ9が設置されたカーゴ台車16Aへの貨物の積み込みを、それらが設置されていない他のカーゴ台車16Bよりも後に行うとよい。そして配送業者は、撮像記録装置8およびカメラ9が設置されたカーゴ台車16Aから貨物を降ろす作業を、それらが設置されていない他のカーゴ台車16Bよりも先に行うとよい。以上のような運用を配送業者が行うことにより、カメラ9の撮像範囲は、それが設置されるカーゴ台車16A自身の貨物に遮られることなく、それが設置されていない他のカーゴ台車16Bにおける貨物の積み降ろし作業を撮影することができる。
カメラ9と、撮像記録装置8とは、有線または無線により通信することが可能である。カメラ9への電力供給は、内蔵バッテリ21から撮像記録装置8を介して、有線を使用して行われてもよいし、独自に備える内蔵バッテリ(図示せず)から行われてもよい。カメラ9が内蔵バッテリを独自に備える場合は、その内蔵バッテリへの充電が必要である。
先ほど述べたように、本実施形態5における中継輸送管理システムを構成する各装置のブロック構成例は、実施形態1〜4における図3とほぼ同様であるが、相違点も多少ある。まず、本実施形態5における撮像記録装置8は可搬タイプであり、据付タイプのように車載バッテリ14(またはアクセサリ電源ライン14A)には接続されないので、内蔵バッテリ21の搭載が不可欠である。したがって、本実施形態5における可搬タイプの撮像記録装置8は、実施形態1〜4において用いられるエンジンキー位置検知部22を必要としない。
本実施形態5の撮像記録装置8が備える電源部20は、内蔵バッテリ21からの電力供給の他に、ACコンセント20Bからの電力供給を受けることも可能である。そして電源部20は、ACコンセント20Bからの電力供給を受けて、内蔵バッテリ21への充電を行うための充電回路(図示せず)を備えてもよい。ACコンセント20Bからの電力供給の有無を検知するための電源挿抜検知部20Aが設けられている。ACコンセント20Bからの電力供給を電源挿抜検知部20Aが検知すると、撮像記録装置8の送信データ組合せ部27は、レコーダ17に記録された録画データのうち、アップロード対象の組合せを特定する。その組合せの特定方法は、実施形態1〜4における説明と同様である。送信データ組合せ部27は、その組合せデータを、局所通信部24を介して地区配送センター2の情報処理装置3へアップロードする。そのACコンセント20Bからの電力供給は、組合せデータのアップロードのほか、撮像記録装置8の内蔵バッテリ21への充電のために行われる。カーゴ台車16Aに搭載されたまま撮像記録装置8のバッテリ21への充電が行われると、地区配送センター2におけるカーゴ台車16Aの設置スペースの確保が課題となる。したがって、充電時における1台あたりの設置スペースを小さくするために、本実施形態5における可搬タイプの撮像記録装置8は、カーゴ台車16Aからの取り外しが可能であることが望ましい。
扉開閉検知I/F19は、例えばカメラ9のズームまたはフォーカスの際に用いられる距離センサの検知結果を、カメラI/F18を介して受け取るようにしてもよい。または、例えば超音波やレーザ光、距離センサなどの非接触による検知技術を応用した扉開閉センサ11Aが、撮像記録装置8と通信可能に、カーゴ台車16Aに取り付けられてもよい。実施形態1〜4と同様に、レコーダ17(図3参照)への録画または停止は、扉開閉検知I/F19による開閉の検知と連動して行われる。
以上の構成を備えた本実施形態5の中継輸送管理システムにおいて、それを構成する各装置の動作例と特徴は、次に述べるとおりである。
図7は、本実施形態5における可搬タイプの撮像記録装置8の動作例を示すタイミングチャートであり、図7(a)は、輸送途中において確認すべき事象が見出されなかった場合の、本実施形態5における可搬タイプの撮像記録装置8の動作例を示すタイミングチャートである。図7(b)は、輸送途中において確認すべき事象が見出された場合の、本実施形態5における可搬タイプの撮像記録装置8の動作例を示すタイミングチャートである。
先ほども述べたように、レコーダ17(図3参照)への録画または停止が扉開閉検知I/F19による開閉の検知と連動して行われる点および録画データの保存と取り扱いについては、実施形態1〜4における説明と同様である。そして、実施形態4において説明したエリア検知部23に関連する動作は、本実施形態5の撮像記録装置8に対しても適用することが可能である。
本実施形態5の撮像記録装置8が、実施形態1〜4の撮像記録装置8と大きく異なる点は、組合せデータをアップロードするタイミングである。本実施形態5の撮像記録装置8は可搬タイプであるので、車載バッテリ14またはアクセサリ電源ライン14Aには接続されない。中継トラック7が中継輸送を行っている間、それに搭載される撮像記録装置8は、内蔵バッテリ21から供給される電力を消費するので、中継トラック7が地区配送センター2にいる時には、内蔵バッテリ21の充電が必須である。
本実施形態5の撮像記録装置8は、図6の説明において述べたように、本実施形態5における可搬タイプの撮像記録装置8は、カーゴ台車16Aからの取り外しが可能である。そして、撮像記録装置8の電源部20は、内蔵バッテリ21からの電力供給の他に、ACコンセント20Bからの電力供給を受けることも可能である。したがって、本実施形態5の撮像記録装置8は、内蔵バッテリ21の充電を開始した時に(S410)、組合せデータのアップロードを行ってよい。または、撮像記録装置8は、到着地における録画を、あらかじめ決められた時間行った後に、その録画データ171Bをアップロードしてもよい。
充電時におけるアップロードの動作については、以下の通りである。まずユーザは、地区配送センター2に戻ってきた中継トラック7から、撮像記録装置8をカーゴ台車16Aから取り外した後、地区配送センター2内にあるACコンセント20Bに接続して、電源部20を介して内蔵バッテリ21の充電を開始する。電源部20には、ACコンセント20Bからの電力供給の有無を検知する ための電源挿抜検知部20Aが設けられている。ACコンセント20Bからの電力供給を電源挿抜検知部20Aが検知すると、撮像記録装置8の送信データ組合せ部27は、レコーダ17に記録された録画データのうち、アップロード対象の組合せを特定する。その組合せの特定方法は、実施形態1〜4における説明と同様である。送信データ組合せ部27は、その組合せデータを、局所通信部24を介して地区配送センター2の情報処理装置3へアップロードする。アップロードが完了した後、撮像記録装置8の制御ユニット8Xは、レコーダ17に記録された録画データ(図7においては171A,171B,171C)を、全て消去してもよいし、アップロード済みのラベリングを録画データに行ってもよい。それらを行うタイミングは、例えば撮像記録装置8がACコンセント20Bから取り外されたことを、電源部20の電源挿抜検知部20Aが検知したときに(S409)行ってもよい。
このようなアップロード方法に代えて、またはこのアップロード方法を補助するために、実施形態4において説明したエリア検知部23に関連する動作は、本実施形態5の撮像記録装置8に対しても適用することが可能である。
実施形態1と同様に、本実施形態5における撮像記録装置8の制御ユニット8Xは、アップロードした録画データの組合せが地区配送センター2の情報処理装置3に受信され記憶されたことを確認した後、自らの動作を停止(シャットダウン)させてもよい。録画データのアップロードが終了した後、次の出発前における貨物の積み込みに先立って、電源部20がACコンセント20Bから切り離され、内蔵バッテリ21からの電力の供給が行われるまで、撮像記録装置8の動作は不要である。特に、撮像記録装置8が設置されたカーゴ台車16Aが中継トラック7から降ろされて、内蔵バッテリ21への充電が開始されるまでに、撮像記録装置8が自らの動作を停止すれば、内蔵バッテリ21の電力消費が低減され、充電時間の短縮につながる。したがって、撮像記録装置8およびそれが設置されたカーゴ台車16Aの運用が効率的に行われる。
以上に述べたように、本実施形態5の撮像記録装置8は、記録された録画データの中から解析対象を迅速かつ容易に特定可能で、通信ネットワーク への負荷が軽減され、記憶容量が小さくて済む組合せデータを生成することができる。そして、その組合せデータを用いる上位の情報処理装置または解析装置は、複数の組合せデータの中から迅速かつ容易に解析対象を特定でき、必要な記憶容量が低減され、かつ迅速な映像解析が可能となる。
さらに、スマートフォンまたはタブレット端末などのモバイル装置60が、図3に示す撮像記録装置8の局所通信部24を介して、レコーダ17内に記録されている組合せデータの数またはそれを構成する録画データの内容を参照可能であってもよい。その詳細な態様と効果については、本実施形態5における図7においても、先の実施形態1において図4を用いて説明したのと同様のことが言える。
したがって本実施形態5によれば、貨物の輸送を行う車両において、輸送途中に盗難などの疑いが無かったか否かが迅速かつ容易に判定される、またはその迅速かつ容易な判定が可能となる。
以上、図面を参照して各種の実施形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
1 中継輸送管理システム
2,2A,2B,2C 地区配送センター
3,3A,3B,3C 情報処理装置
4 中央管理センター
5 解析装置
6 公衆網または自営網
7,7A,7B,7C 中継トラック
8,8A,8B,8C 撮像記録装置
8X 制御ユニット
9 カメラ
10 貨物室
10A 天井
10B 床
10C 端部
10D,10E 壁
11 扉
11A 扉開閉センサ
12 搬入/搬出口
12A 人物
12B 顔
12C 頭
13 撮像画面
13A 中央線
14 車載バッテリ
14A アクセサリ電源ライン
14B エンジンキー
14C 常時接続電源ライン
15 運転席
16A,16B カーゴ台車
17 レコーダ
18 カメラI/F
19 扉開閉検知I/F
20 電源部
20A 電源挿抜検知部
21 内蔵バッテリ
22 エンジンキー位置検知部
23 エリア検知部
24 局所通信部
25 GPS
26 記録指示部
27 送信データ組合せ部
30 局所通信部
31 撮像データセット記憶部
32 記録撮像数判定部
33,51 センター間通信部
52 解析対象データセット記憶部
53 解析部
60 モバイル装置
171A,171B,171C 録画データ

Claims (11)

  1. 床部、天井部、壁部および開閉可能な扉により囲まれた空間に設置された撮像装置による撮像データを記録する撮像記録装置であって、
    外部装置との通信が可能な通信部と、
    前記扉の開閉検知部と、
    前記撮像データの録画を行う録画部と、
    前記開閉検知部による検知結果と連動させて前記撮像データの録画開始または停止を前記録画部へ指示し録画データを生成させる記録指示部と、
    前記録画部にある録画データのうち送信の対象となる録画データをひと組の組合せデータとして前記通信部より送信させる送信データ組合せ部と、
    を備える撮像記録装置。
  2. 前記送信データ組合せ部は、予め設定された正常時における数以上の前記録画データ数により構成される前記ひと組の組合せデータを、前記通信部より送信させることを特徴とする、
    請求項1に記載の撮像記録装置。
  3. 請求項1に記載の撮像記録装置から送信された前記組合せデータを受信する組合せデータ通信部と、
    前記組合せデータを構成する録画データの個数を判定する個数判定部と、
    を備える情報処理装置。
  4. 前記個数判定部によって、前記組合せデータを構成する録画データの個数が、あらかじめ設定された値よりも大きいと判断された場合に、前記組合せデータの全てまたは一部を送信する解析対象データ通信部を備えた、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 請求項1に記載の情報処理装置に接続され、床部、天井部、壁部および開閉可能な扉により囲まれた空間に設置される撮像装置であって、
    前記撮像装置の撮像画面において、前記空間において前記扉が開かれたときの開口部と、前記床部との境界線が、前記撮像画面の一辺と平行をなす仮想中央線よりも前記一辺側に偏って配置されるよう、前記空間内に設置される撮像装置。
  6. 床部、天井部、壁部および開閉可能な扉により囲まれた空間に設置される撮像装置と、
    請求項1に記載の撮像記録装置と、
    請求項3または請求項4に記載の情報処理装置と、
    により構成される、解析システム。
  7. 床部、天井部、壁部および開閉可能な扉により囲まれた空間に設置される撮像装置と、
    請求項1に記載の撮像記録装置と、
    請求項4に記載の情報処理装置と、により構成され、さらに、
    前記情報処理装置から送信された前記組合せデータの全てまたは一部を受信する解析データ通信部と、
    前記組合せデータの全てまたは一部を解析する解析部と、
    を備える解析装置と、
    により構成される、解析システム。
  8. 床部、天井部、壁部および開閉可能な扉により囲まれた空間に設置された撮像装置による撮像データを記録する撮像記録方法であって、
    前記扉の開閉を検知する開閉検知ステップと、
    前記開閉検知と連動して前記撮像データの録画開始または停止を行い録画データを生成する録画データ生成ステップと、
    前記生成された録画データのうち送信の対象となる録画データをひと組の組合せデータとする組合せステップと、
    を備える、撮像記録方法。
  9. 前記撮像装置の撮像画面において、前記空間において前記扉が開かれたときの開口部と、前記床部と、の境界線が、前記撮像画面の一辺と平行をなす仮想中央線よりも前記一辺側に偏って配置されるよう、前記撮像装置の設定または調整を行う設定/調整ステップと、
    をさらに備える、請求項8に記載の撮像記録方法。
  10. 請求項8記載の撮像記録方法により生成された前記組合せデータを構成する録画データの個数を判定する個数判定ステップを備える、データ数判定方法。
  11. 前記個数判定ステップにおいて、前記組合せデータを構成する録画データの個数が、あらかじめ設定された値よりも大きいと判断された場合に、前記組合せデータの全てまたは一部を解析対象として送信する解析対象データ送信ステップと、
    をさらに備える、請求項10記載のデータ数判定方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017227986A (ja) * 2016-06-20 2017-12-28 大日本印刷株式会社 プログラム及び情報処理方法
JPWO2022019171A1 (ja) * 2020-07-20 2022-01-27

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