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JP2016018193A - 画像形成装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、制御方法およびプログラム Download PDF

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JP2016018193A
JP2016018193A JP2014143158A JP2014143158A JP2016018193A JP 2016018193 A JP2016018193 A JP 2016018193A JP 2014143158 A JP2014143158 A JP 2014143158A JP 2014143158 A JP2014143158 A JP 2014143158A JP 2016018193 A JP2016018193 A JP 2016018193A
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Yutaka Omiya
豊 大宮
亮一 窪木
Ryoichi Kuboki
亮一 窪木
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Abstract

【課題】最適な位置ずれ補正を行う。【解決手段】本発明の一態様にかかる画像形成装置は、画像の位置ずれを検出するためのテストパターン画像を形成する形成手段と、テストパターン画像を検出する検出手段と、テストパターン画像の検出結果に基づいて位置ずれを補正するための補正量を算出する算出手段と、補正量に基づいて位置ずれを補正する補正手段と、を有し、補正手段は、補正量に応じて、画像形成動作を中断せずに実施可能な第1の補正手段による位置ずれ補正を行うか、画像形成動作を中断して実施可能な第2の補正手段による位置ずれ補正を行うかを決定する。【選択図】図10

Description

本発明は、画像の位置ずれを補正する技術に関する。
複数色の画像形成部を備えた複写機、プリンタなどの画像形成装置は、複数色の画像形成部を用いて多色の印刷画像を形成している。しかし、画像形成動作中の温度変化などの要因により、画像形成部により形成される画像の位置ずれが生じ、画像品質が悪化してしまう場合がある。このため、画像の位置ずれを補正するために、例えば、位置ずれ検出用のテストパターン画像を感光体や転写ベルト上の印刷画像形成領域外に形成し、そのテストパターン画像を検出センサで読み取って位置ずれ補正量を算出し、その位置ずれ補正量を基に画像の位置ずれを補正するようにしている。
この種の位置ずれ補正制御は、例えば、電源投入時、印刷開始前、印刷中、印刷終了後などに実施している。また、連続したジョブがある場合は、印刷中であっても印刷を中断して画像の位置ずれ補正制御を行う場合もある。
しかし、印刷を中断して画像の位置ずれ補正制御を行うと、印刷中のダウンタイムが発生してしまうことになる。このため、例えば、印刷を行いながら、印刷画像の間にテストパターン画像を形成して画像の位置ずれ補正を行う方法がある。この方法は、印刷動作中に、印刷画像の間にテストパターン画像を形成し、そのテストパターン画像を検出センサで読み取って位置ずれ補正量を算出し、その位置ずれ補正量を基に画像の位置ずれを補正するようにしている。この方法は、印刷動作中に実施可能な位置ずれ補正の場合は、ダウンタイムが発生することはない。しかし、印刷動作を中断して実施可能な位置ずれ補正の場合は、ダウンタイムが発生することになる。このため、最適な位置ずれ補正を行い、ダウンタイムの発生を抑制する必要がある。なお、印刷動作を中断して実施可能な補正としては、例えば、画像を形成する際に使用するレンズやミラー等の光学要素の調整によって位置ずれを補正するメカスキュー補正があげられる。
本発明より先に出願された技術文献として、例えば、特許文献1(特開2004−198946号公報)には、無端状の搬送ベルト上の記録紙間に色ずれ検出用パターン27〜30を形成し、その形成した色ずれ検出用パターン27〜30を光センサ6a,6bで検出し、検出結果に基づいて色ずれ補正を行う技術について開示されている。これにより、特許文献1では、ダウンタイムを生じることなく、高精度な色ずれ補正を実現することを可能にしている。
特許文献1には、ダウンタイムを生じることなく、高精度な色ずれ補正を実現する技術について開示されている。しかし、特許文献1は、印刷動作中に色ずれ補正をすることを前提としており、印刷動作を中断して実施可能な位置ずれ補正については何ら考慮されていない。
本発明の目的は、最適な位置ずれ補正を行うことである。
本発明の一態様にかかる画像形成装置は、
画像の位置ずれを検出するためのテストパターン画像を形成する形成手段と、
前記テストパターン画像を検出する検出手段と、
前記テストパターン画像の検出結果に基づいて位置ずれを補正するための補正量を算出する算出手段と、
前記補正量に基づいて位置ずれを補正する補正手段と、を有し、
前記補正手段は、前記補正量に応じて、画像形成動作を中断せずに実施可能な第1の補正手段による位置ずれ補正を行うか、画像形成動作を中断して実施可能な第2の補正手段による位置ずれ補正を行うかを決定する、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、最適な位置ずれ補正を行うことができる。
本実施形態の画像形成装置の構成例を示す図である。 検出センサの構成例を示す図である。 検出センサの内部構成例と、検出センサで検出したデータの処理を司る機能構成例と、を示す図である。 位置ずれ検出用のテストパターン画像を示す図である。 位置ずれ検出用のテストパターン画像の検出結果に基づく位置ずれ量の算出方法例を示す図である。 色ずれ補正処理例を示す第1の図である。 色ずれ補正処理例を示す第2の図である。 エレキスキュー補正を示す図である。 メカスキュー補正を示す図である。 第1の実施形態の画像形成装置の処理動作例を示す図である。 第2の実施形態のエレキスキュー補正を示す図である。 第2の実施形態の画像形成装置の処理動作例を示す図である。
(本発明の一態様にかかる画像形成装置の実施形態の概要)
まず、図1、図3、図10を参照しながら、本発明の一態様にかかる画像形成装置の実施形態の概要について説明する。図1、図3は、本発明の一態様にかかる画像形成装置の構成例を示す図である。図10は、本発明の一態様にかかる画像形成装置の処理動作例を示す図である。
本発明の一態様にかかる画像形成装置は、形成手段、検出手段、算出手段、補正手段を有している。
形成手段は、画像の位置ずれを検出するためのテストパターン画像を形成する。形成手段は、図1に示す光学部101、画像形成部102が機能する。
検出手段は、テストパターン画像を検出する。検出手段は、図1に示す検出センサ5a〜5cが機能する。
算出手段は、テストパターン画像の検出結果に基づいて位置ずれを補正するための補正量を算出する。算出手段は、図3に示すCPU1が機能する。
補正手段は、補正量に基づいて位置ずれを補正する。補正手段は、図3に示すCPU1が機能する。
補正手段は、補正量に応じて、画像形成動作を中断せずに実施可能な第1の補正手段による位置ずれ補正を行うか、画像形成動作を中断して実施可能な第2の補正手段による位置ずれ補正を行うかを決定する。第1の補正手段は、例えば、画像処理によって画像形成位置を補正する手段である。また、第2の補正手段は、例えば、画像を形成する際に使用する光学要素の調整によって画像形成位置を補正する手段である。
本発明の一態様にかかる画像形成装置は、補正量に応じて、画像形成動作を中断せずに実施可能な第1の補正手段による位置ずれ補正を行うか、画像形成動作を中断して実施可能な第2の補正手段による位置ずれ補正を行うかを決定する。これにより、補正量に応じた最適な位置ずれ補正を行うことができる。その結果、ダウンタイムの発生を抑制することができる。以下、添付図面を参照しながら、本発明の一態様にかかる画像形成装置について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
<画像形成装置100の構成例>
まず、図1を参照しながら、本実施形態の画像形成装置100の構成例について説明する。図1は、本実施形態の画像形成装置100の構成例を示す図である。本実施形態の画像形成装置100は、例えば、ファクシミリ装置、プリンタ、複写機、複合機などがあげられる。
本実施形態の画像形成装置100は、光学部101、画像形成部102、転写部103で構成している。
光学部101は、半導体レーザ光源、ポリゴンミラーなどの光学要素を含んで構成する部分を意味する。画像形成部102は、感光体、帯電部、現像部などを含んで構成する部分を意味する。転写部103は、中間転写ベルトなどを含んで構成する部分を意味する。
レーザダイオード(LD)を含む半導体レーザ光源である複数の光源から放出された光ビームBMは、ポリゴンミラー110により偏向され、fθレンズを含む走査レンズ111a,111bに入射される。光ビームBMは、イエロー(Y),ブラック(K),マゼンタ(M),シアン(C)の各色の画像に対応した数だけ放出され、それぞれの光ビームBMは、走査レンズ111a,111bを通過した後、反射ミラー112y〜112cで反射される。
例えば、イエローの光ビームYは、走査レンズ111aを透過した後、反射ミラー112yで反射され、WTLレンズ113yへ入射される。ブラック,マゼンタ,シアンの各色の光ビームK,M,Cについても同様にWTLレンズ113k〜113cへ入射される。
WTLレンズ113y〜113cは、入射された光ビームY〜Cを整形した後、反射ミラー114y〜114cへと各光ビームY〜Cを偏向させる。各光ビームY〜Cは、さらに反射ミラー115y〜115cで反射され、それぞれ露光のために使用される光ビームY〜Cとして感光体120y〜120cへと像状照射される。感光体120y〜120cへの光ビームY〜Cの照射は、複数の光学要素を使用して行われるため、感光体120y〜120cに対する主走査方向および副走査方向においてタイミング同期が行われる。
本実施形態では、感光体120y〜120cに対する主走査方向を、光ビームの走査方向として定義し、感光体120y〜120cに対する副走査方向を、主走査方向に対して直交する方向、すなわち、感光体120y〜120cの回転方向として定義する。
感光体120y〜120cは、アルミニウムなどの導電性ドラム上に、少なくとも電荷発生層と電荷輸送層とを含む光導電層を備えている。光導電層は、それぞれ感光体120y〜120cに対応して配設され、コロトロン、スコロトロン、または帯電ローラなどを含んで構成される帯電部122y〜122cにより表面電荷が付与される。各帯電部122y〜122cによって感光体120y〜120c上にそれぞれ付与された静電荷は、光ビームY〜Cによりそれぞれ像状露光され、各帯電部122y〜122cの被走査面上に静電潜像が形成される。
感光体120y〜120cの被走査面上にそれぞれ形成された静電潜像は、現像スリーブ,現像剤供給ローラ,規制ブレードなどを含む現像部121y〜121cによりそれぞれ現像され、感光体120y〜120cの被走査面上に現像剤像が形成される。
感光体120y〜120cの被走査面上に担持された各現像剤像は、搬送ローラ131a〜131cにより矢示Dの方向に移動する中間転写ベルト130上に転写される。132y〜132cは、感光体120y〜120cに対する1次転写ローラである。
中間転写体である中間転写ベルト130は、感光体120y〜120cの被走査面上からそれぞれ転写されたY,K,M,Cの現像剤像を担持した状態で2次転写部へと搬送される。これにより、中間転写ベルト130上には、Y,K,M,Cの現像剤像で形成された多色現像剤像が担持される。
2次転写部は、2次転写ベルト133、搬送ローラ134a,134bを含んで構成される。2次転写ベルト133は、搬送ローラ134a,134bにより矢示Eの方向に搬送される。2次転写部には、給紙カセットなどの用紙収容部Tから上質紙,プラスチックシートなどの受像材である用紙Pが搬送ローラ135により供給される。
2次転写部は、2次転写バイアスを印加して、中間転写ベルト130上に担持された多色現像剤像を、2次転写ベルト133上に吸着保持された用紙Pに転写する。用紙Pは、2次転写ベルト133の搬送と共に定着装置136へと供給される。
定着装置136は、シリコーンゴム,フッ素ゴムなどを含む定着ローラなどの定着部材137を含んで構成し、用紙Pと多色現像剤像とを加圧加熱し、排紙ローラ138によって用紙Pを印刷物P'として画像形成装置100の外部へと排出する。
多色現像剤像を転写した後の中間転写ベルト130は、クリーニングブレードを含むクリーニング部139によって転写残現像剤が除去された後、次の画像形成プロセスに移行する。また、搬送ローラ131aの近傍には、3個の検出センサ5a〜5cが設けられている。検出センサ5a〜5cは、中間転写ベルト130上に形成されたテストパターン画像を検出するためのセンサである。テストパターン画像は、中間転写ベルト130上にカラー画像を形成する際の画像形成条件を補正するためのものであり、色ずれ検出用のテストパターン画像、濃度検出用のテストパターン画像などがあげられる。
検出センサ5a〜5cは、例えば、公知の反射型フォトセンサを含む反射型検出センサを用いて構成することができる。本実施形態の画像形成装置100は、各検出センサ5a〜5cで検出した検出結果に基づいて、基準色に対する各色のスキュー(傾き),主走査レジストずれ量,副走査レジストずれ量,主走査倍率誤差を含む各種のずれ量を算出する。そして、そのずれ量に基づいて、画質調整にかかる各種の補正量を算出する。そして、その補正量に基づいて、中間転写ベルト130上にカラー画像を形成させる際の画像形成条件を補正し、画像調整時のテストパターン画像の生成にかかる各種の処理を実行する。
<検出センサ5a〜5cの構成例>
次に、図2を参照しながら、検出センサ5a〜5cの構成例について説明する。図2は、検出センサ5aの構成例を示す図である。各検出センサ5a〜5cの構成は共通であるため、検出センサ5aについて説明する。
検出センサ5aは、1つの発光部10a、2つの受光部11a,12a、集光レンズ13aを有している。発光部10aは、光を発光する発光素子であり、例えば、赤外光を発生する赤外光LEDがあげられる。受光部11aは、例えば、正反射型受光素子であり、受光部12aは、例えば、拡散反射型受光素子である。検出センサ5aは、発光部10aから発せられた光L1が、集光レンズ13aを透過した後、中間転写ベルト130上に形成されたテストパターン画像に到達する。光の一部は、テストパターン画像形成領域やテストパターン画像形成領域のトナー層で正反射して正反射光L2になった後、集光レンズ13aを再透過して受光部11aに受光される。また、光の他の一部は、テストパターン画像形成領域やテストパターン画像形成領域のトナー層で拡散反射して拡散反射光L3となった後、集光レンズ13aを再透過して受光部12aに受光される。
本実施形態では、発光素子として、赤外光LEDに代えてレーザ発光素子等を用いることも可能である。また、本実施形態では、受光部11a,12aとしては、何れもフォトトランジスタを用いているが、フォトダイオードや増幅回路等からなるものを用いてもよい。
<画像形成装置100の内部構成例>
次に、図3を参照しながら、本実施形態の画像形成装置100の内部構成例について説明する。図3は、本実施形態の画像形成装置100の内部構成例を示す図である。図3には、検出センサ5a〜5cの内部構成例と、検出センサ5a〜5cで検出したデータの処理を司る機能構成例と、を示している。
画像形成装置100の検出センサ5a〜5cは、発光部10a〜10c、受光部11a〜11c、12a〜12cを備えている。
画像形成装置100の制御部は、検出センサ5a〜5cで検出したデータの処理にかかる機能部として、CPU1、ROM2、RAM3、インプット・アウトプット(I/O)ポート4を備えている。また、発光量制御部14a〜14c、増幅部15a〜15c、フィルタ部16a〜16c、アナログ・デジタル(A/D)変換部17a〜17cを備えている。また、ファーストイン・ファーストアウト(FIFO)メモリ部18a〜18c、サンプリング制御部19a〜19cを備えている。
ROM2には、画像形成装置100を制御するための各種プログラムが格納されている。例えば、中間転写ベルト130にカラー画像を形成する際の画像形成条件を補正する補正処理を実行するためのプログラムが格納されている。また、中間転写ベルト130に形成されたテストパターン画像を形成する際の主走査方向の位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出処理を実行するためのプログラムが格納されている。また、テストパターン画像補正処理を実行するためのプログラムが格納されている。
CPU1は、受光部11a〜11cからの受光信号を適当なタイミングでモニタリングしている。そして、中間転写ベルト130や発光部10a〜10cの劣化等が発生しても確実に受光信号が検出できるように、発光量制御部14a〜14cによって発光量を制御し、受光部11a〜11cからの受光信号のレベルが常に一定になるようにしている。
CPU1は、RAM3を作業領域としてROM2に格納されているプログラムを実行する。そして、テストパターン画像の検出時に、I/Oポート4を介して発光量制御部14a〜14cを制御し、検出センサ5a〜5cのそれぞれの発光部10a〜10cから所定の光量の光ビームをそれぞれ照射する。
検出センサ5aの発光部10aから発せられた光ビームは、テストパターン画像に照射され、その反射光を検出センサ5aの受光部11a,12aがそれぞれ受光する。受光部11a,12aは、それぞれ受光した光ビームの光量に応じたデータの信号を増幅部15aに送る。そのデータの信号について、増幅部15aによって増幅してフィルタ部16aに送り、フィルタ部16aによってライン検知の信号成分のみを通過させてA/D変換部17aに送る。A/D変換部17aは、アナログデータからデジタルデータに変換する。そして、サンプリング制御部19aは、A/D変換部17aで変換されたデジタルデータをサンプリングしてFIFOメモリ部18aに格納する。
検出センサ5bの受光部11b,12bから得られたデータの信号についても、上記と同様にサンプリングしてFIFOメモリ部18bに格納する。また、検出センサ5cの受光部11c,12cから得られたデータの信号についても、上記と同様にサンプリングしてFIFOメモリ部18cに格納する。
テストパターン画像の検出終了後、FIFOメモリ部18a〜18cに格納されたデータをI/Oポート4を介して、データバスによりCPU1およびRAM3にロードされ、CPU1は、所定の演算処理を行い、色ずれ補正量を求める。ROM2には、上述した色ずれ補正量を演算するためのプログラムをはじめ、色ずれ補正処理や画像形成装置を制御するための各種プログラムが格納されている。
CPU1は、テストパターン画像の検出結果から求めた補正量に基づき、書き込み開始タイミングの設定や画素クロック周波数の変更などを書込制御部6に対して行う。
書込制御部6は、出力周波数を非常に細かく設定できるデバイス、例えば、VCO(Voltage Controlled Oscillator)を利用したクロックジェネレータなどを備えており、この出力を画素クロックとして用いている。書込制御部6は、画素クロックを基準に、コントローラ7から送られてくる画像データに応じて光源点灯制御部8を制御する。そして、光源点灯制御部8は、レーザダイオード(LD)の点灯を制御し、複数の光源から放出された光ビームBMにより感光体120y〜120cの被走査面上に画像を書き込む。
<位置ずれ検出用のテストパターン画像>
次に、図4を参照しながら、位置ずれ検出用のテストパターン画像について説明する。図4は、位置ずれ検出用のテストパターン画像を示す図である。
図4は、位置ずれ検出用のテストパターン画像中のマークと、検出センサによるマークの検出信号の波形例と、を示している。
位置ずれ検出用のテストパターン画像は、正反射光用の位置合わせのための所定のパターンのマークの集合である。位置ずれ検出用のテストパターン画像は、図4(b)に示すように、Y,K,M,Cの各色の順に形成された横線パターンと斜め線パターンとを含んでいる。このようなマーク30を副走査方向に8組並べたものを、各検出センサ5a〜5cに対応させて主走査方向に3列並べることで、位置ずれ検出用のテストパターン画像を構成する。横線パターンは、水平パターンともいう。また、斜め線パターンは、斜めパターンともいう。
横線パターンは、感光体120y〜120cの主走査方向に対して横向きで所定幅と所定長を持った4本の横向きパターンである。斜め線パターンは、感光体120y〜120cの主走査方向に対して所定の傾斜角(例えば、45°)を持たせて所定幅と所定長を持った4本の斜め向きパターンである。
位置ずれ検出用のテストパターン画像は、感光体120y〜120cにそれぞれY〜Cの色に対応する8組×3列分の横線パターンと斜め線パターンとを形成し、中間転写ベルト130上に転写する。これにより、図4(b)に示すような配置で中間転写ベルト130上に形成される。
図4(b)に示す一点鎖線31a〜31cは、それぞれ各検出センサ5a〜5cの中心部が中間転写ベルト130上の副走査方向に走査する軌跡を示している。
図4(b)では、各検出センサ5a〜5cの中心部が位置ずれ検出用のテストパターン画像の中心部を通過している理想の軌跡の例を示している。なお、図4には、中間転写ベルト130上に、中間転写ベルト130の搬送方向の先頭からY,K,M,Cの順に並ぶように各横線パターンと各斜め線パターンとを形成した例を示した。しかし、各横線パターンと各斜め線パターンとのそれぞれの色の並びは他の並びにしても良い。
図4の場合は、中間転写ベルト130上に形成された位置ずれ検出用のテストパターン画像の3列のマーク列を、それぞれ主走査方向に並べられた検出センサ5a〜5cによって検出する。
図4(a)に示す波形140は、検出センサ5aが図4(b)に示した位置ずれ検出用のテストパターン画像のマーク30を検出した場合の波形例を示している。なお、他の検出センサ5b,5cについても同様の波形が得られることになる。
検出センサ5a〜5cは、横線パターンと斜め線パターン以外の部分では中間転写ベルト130の部分を検出する。このため、例えば、中間転写ベルト130が白色の場合は、その検出レベルを基準レベルとすると、色付きの横線パターンと斜め線パターンとの箇所では検出レベルが低下する。
図4(a)の破線141で示すスレッシュホールド電圧レベル(電圧値)は、横線パターンまたは斜め線パターンと検出するための閾値である。スレッシュホールド電圧レベル(電圧値)は、中間転写ベルト130の汚れなどで検出レベルが低下した場合でも、このスレッシュホールド電圧値を超えてレベル低下がみられた箇所を横線パターンまたは斜め線パターンと検出する値に設定する。
検出センサ5a〜5cによって位置ずれ検出用のテストパターン画像の8組分の各横線パターンと各斜め線パターンとの位置を検出する。そして、その検出結果に基づいて基準色(例えば、ブラック:K)に対する他の色(イエロー:Y,シアン:C,マゼンタ:M)のスキュー,主走査レジストずれ量,副走査レジストずれ量,主走査倍率誤差を計測する。この計測値に基づいて、検出センサ5a〜5cの中心位置と位置ずれ検出用のテストパターン画像の中心位置とのずれ量を求め、次回の位置ずれ検出用のテストパターン画像の形成時に参照する位置ずれ量としてRAM3等に記憶する。また、スキュー,主走査レジストずれ量,副走査レジストずれ量,主走査倍率誤差の各種のずれ量の補正値を求めることができる。
さらに、検出センサ5a〜5cによって3列分のマーク列を検出し、その各検出結果の平均値を算出すれば、その算出結果からスキュー,副走査レジストずれ,主走査レジストずれ,主走査倍率誤差のずれ量を求めることができる。これにより、各色のずれ量を精度良く求め、そのずれ量を補正することによって各色のずれが極めて少ない高画質の画像を形成することができる。
中間転写ベルト130上に形成された位置ずれ検出用のテストパターン画像の検出が終わると、その位置ずれ検出用のテストパターン画像は、図1に示すクリーニング部139によって除去されることになる。
<位置ずれ量の算出方法例>
次に、図5を参照しながら、図4に示す位置ずれ検出用のテストパターン画像を検出したときの各種の位置ずれ量の具体的な算出方法例について説明する。図5は、図4に示す位置ずれ検出用のテストパターン画像の検出結果に基づく位置ずれ量の算出方法例を示す図であり、位置ずれ検出用のテストパターン画像の1組のマーク30を示している。本実施形態では、検出センサ5aによって位置ずれ検出用のテストパターン画像のマーク列を検出した場合について説明する。但し、他の検出センサ5b,5cについても同様である。
検出センサ5aは、位置ずれ検出用のテストパターン画像の横線パターンおよび斜め線パターンを、予め決められた一定のサンプリング時間間隔で検出し、検出結果を、図3に示すCPU1へ通知する。
CPU1は、検出センサ5aから横線パターンおよび斜め線パターンの検出の通知を次々と受け取ると、各検出の通知の間隔と上記のサンプリング時間間隔とに基づいて各横線パターン間、各横線パターンとそれぞれ対応する斜め線パターンとの間の距離を算出する。このようにして、1組のマーク30中の同じ色の各横線パターン間と各横線パターンとそれぞれ対応する斜め線パターンとの間の長さを求め、その求めた各々の長さを比較することによって各種の位置ずれ量を算出することができる。
例えば、副走査レジストずれ量(副走査方向の色ずれ量)の算出では、横線パターンを使用し、基準色(K)との対象色のY,M,Cの各パターンとの間隔値(y1,m1,c1)を算出する。そして、ROM2等に予め記憶させておいた理想の間隔値(y0,m0,c0)と比較し、間隔値y1−理想の間隔値y0,間隔値m1−理想の間隔値m0,間隔値c1−理想の間隔値c0から基準色(K)に対するY,M,Cの各色の位置ずれ量を算出する。
また、主走査レジストずれ量(主走査方向の色ずれ量)の算出では、まず、K〜Cの各色の横線パターンと斜め線パターンとの間隔値(y2,k2,m2,c2)を算出する。そして、その算出した間隔値を用いて、基準色(K)の間隔値と非基準色の間隔値との差分値を算出する。その差分値が主走査方向の位置ずれ量に相当する。これは、斜め線パターンを、主走査方向に対して所定の角度だけ傾斜させているため、主走査方向にずれを生じている場合、横線パターンとの間隔が他の色についての間隔よりも広がったり狭まったりするためである。すなわち、ブラックとイエロー,ブラックとマゼンタ,ブラックとシアンの主走査方向の位置ずれ量は、間隔値k2−間隔値y2,間隔値k2−間隔値m2,間隔値k2−間隔値c2で求められる。
本実施形態では、上記の方法で副走査方向および主走査方向のレジストずれ量を取得することができる。
本実施形態では、さらに、各検出センサ5a〜5cの異なるもの同士の検出結果に基づいてスキューと主走査倍率誤差についても求めることができる。
スキュー成分の算出では、例えば、検出センサ5a、5cでそれぞれ検出される副走査レジストずれ量の差分を算出することで取得することができる。
また、倍率誤差偏差の算出では、検出センサ5a、5b、また、検出センサ5b、5cのそれぞれの主走査レジストずれ量の差分を算出することで取得することができる。
本実施形態の画像形成装置100は、上記の方法で取得した各種の位置ずれ量に基づいて、中間転写ベルト130上にカラー画像を形成させる際の画像形成条件を補正する補正処理を実行する。
補正処理としては、例えば、位置ずれ量がほぼ一致するように感光体120y〜120cに対する各色に対応した光ビームY〜Cの発光タイミングを調整する。また、光ビームの反射ミラー112y〜112cの傾きを調整する。その傾きの調整には、ステッピングモータを駆動させて行う。また、画像データを変更することによって位置ずれ量を補正する。
<色ずれ補正処理例>
次に、図6、図7を参照しながら色ずれ補正処理例について説明する。図6、図7は、中間転写ベルト130上に位置ずれ検出用のテストパターン画像を形成して検出センサ5a〜5cで検出する場合を示す図である。
図6は、中間転写ベルト130上に位置ずれ検出用のテストパターン画像としてマーク30を8組×3列形成し、3つの検出センサ5a〜5cで検出する場合を示している。図6に示すように、検出センサ5bに対応する位置にもマーク30を形成する場合は、マーク30を形成すべき領域が、用紙Pに転写するための画像を形成する領域である印刷画像形成領域と重なる。その結果、画像形成と並行にマーク30の検出およびそれに続く補正を行うことができない。したがって、図6に示すようなテストパターン画像を用いて色ずれ補正処理を実施する場合は、ダウンタイムが発生することになる。ダウンタイムを発生させずに色ずれ補正処理を行うためには、図7に示すように、印刷画像形成領域の間にテストパターン画像を形成して色ずれ補正処理を行う必要がある。
図7では、4色のトナーパターンからなる主走査用色ずれ補正パターンと副走査用色ずれ補正パターンとを複数並べることで1組の位置ずれ検出用のテストパターン画像51を形成している。そして、複数の組のパターンの検出結果から色ずれ補正量を算出する。
本実施形態の画像形成装置100は、図7に示すように、印刷画像形成領域の間にテストパターン画像51を形成して色ずれ補正処理を行う。これにより、ダウンタイムを発生させることなく色ずれ量を検出することができる。また、検出した色ずれの補正も、印刷を中断することなく実施できればダウンタイムを発生させないようにすることができる。
色ずれ補正の反映は、例えば、レジストずれであれば、画像形成のタイミングを調整することで補正できるため、印刷画像形成領域間のタイミングで補正量を反映することができる。しかし、スキューずれが生じた場合は、印刷を中断せずに補正量を反映することができない場合がある。
スキューずれを補正する手段としては、画像処理によって補正を行うエレキスキュー補正と、レンズやミラー等の光学要素をモータ等によって動かすことで補正を行うメカスキュー補正と、がある。図8は、エレキスキュー補正例を示し、図9は、メカスキュー補正例を示している。
図8(a)に示す1列目のような未加工の画像データを印字すると、感光体の像面上や最終的に出力される用紙上において図8(b)に示す2列目のように副走査方向に対してトナー像に曲がりや傾きが生じることになる。これは、光源から射出されたビームを透過、反射させるレンズやミラーなどの光学要素の特性や、組立工程で発生する装置の傾きなどにより発生するものである。本実施形態の画像形成装置100のように、複数色のトナー像を重ねて画像を形成する場合は、この曲がりや傾きによって色間で色ずれが生じ、画像品質が損なわれてしまうことになる。そこで、図8(c)に示す3列目のように画像データを副走査方向にシフトさせ、その画像データを用いて印字することで曲がりや傾きを補正する技術がある。画像データをシフトする方向は傾きが生じている方向と逆の方向とする。例えば、図8(b)に示すシフトなし像面画像は、領域1から領域3に向かって右上がりの傾きがあり、領域3から領域4に向かって右下がりの傾きがある。よって、画像データは、領域1から領域3に向かっては下側に、領域3に対して領域4は上側にシフトさせる。このとき、シフトさせる量は画像データの副走査方向の最小単位、すなわち、ビームの露光が可能な最小単位である1ラインごとである。これにより、光学要素などに曲がりや傾きが生じても、図8(d)に示す4列目のように、感光体の像面や用紙上では副走査方向に曲がりや傾きのないトナー像を形成することができる。通常、画像データが格納されたメモリからの画像データの読み出しは、1ラインごとに行う。しかし、曲がり、傾き補正のための画像データのシフトを行う際は、主走査方向に分割した領域ごとにメモリから読み出す画像のラインを変えることによって、副走査方向に画像がシフトしたようなデータを出力することになる。エレキスキュー補正は、上記のように画像処理によって調整するため、色ずれ補正制御結果の反映は、印刷画像形成領域の間でも十分に行うことができ、印刷を中断する必要はない。
本実施形態の画像形成装置100は、図8に示すようなエレキスキュー補正を行い、画像データを副走査方向にシフトすることで、印刷動作中に、印字画像の曲がりや傾きを補正することができる。
図9は、図1に示す光学部101についてある1色分の構成のみを示している。図9に示す光学部101は、光源151、カップリングレンズ152、アパーチャ153、シリンドリカルレンズ154、ポリゴンミラー110、走査レンズ111、反射ミラー112、同期ミラー155、同期レンズ156、同期センサ157を有している。なお、図9では反射ミラーの枚数を省略しているため、図1とは異なっている。メカスキュー補正では、走査レンズ111、または、反射ミラー112の傾きをモータによって調整することで行う。走査レンズ111や反射ミラー112の片側端部、または、中央部を固定し、そこを支点として、固定していない端部に調整機構を設け、モータによってその調整機構を作動させることで、走査レンズ111や反射ミラー112の傾きを調整することができる。傾きの調整量は、ステッピングモータのパルス数によって決まり、色ずれ検出の結果から必要となる補正量を算出し、その補正量をパルス数に変換した後に制御部によって所定の数のパルス信号がモータへ送られる。メカスキュー補正にはモータの動作時間分の待ち時間が必要であり、印刷画像形成領域の間の時間では不十分な場合が多い。そのため、メカスキュー補正を行う場合には印刷を中断しなければならず、ダウンタイムが発生してしまう場合がある。
本実施形態の画像形成装置100は、中間転写ベルト130上に形成したテストパターン画像を検出センサ5a〜5cで検出し、その検出結果に基づいて位置ずれを補正するための補正量を算出する。そして、補正量に応じて、印刷動作を中断せずに実施可能な第1の補正手段であるエレキスキュー補正による位置ずれ補正を行うか、印刷動作を中断して実施可能な第2の補正手段であるメカスキュー補正による位置ずれ補正を行うかを決定することにしている。これにより、本実施形態の画像形成装置100は、補正量に応じた最適な位置ずれ補正を行うことができる。
<本実施形態の画像形成装置100の処理動作例>
次に、図10を参照しながら、本実施形態の画像形成装置100の処理動作例について説明する。
まず、印刷動作中に色ずれ補正制御の実行要求があった場合は、中間転写ベルト130上の印刷画像形成領域の間に画像の位置ずれを検出するためのテストパターン画像を形成する(ステップS1)。
次に、テストパターン画像を検出センサ5a〜5cで検出し(ステップS2)、その検出結果に基づいて色ずれ補正値を算出する(ステップS3)。
次に、補正値がエレキスキュー補正の制限値以下である場合は(ステップS4/Yes)、補正対象ページでエレキスキュー補正を実施する(ステップS5)。これにより、補正値がエレキスキュー補正によって補正可能な量であった場合は、印刷動作を中断することなく、補正対象ページの直前でエレキスキュー補正を行うことができる。
また、補正値がエレキスキュー補正の制限値以下でない場合は(ステップS4/No)、印刷動作を中断し(ステップS6)、メカスキュー補正を実施する(ステップS7)。これにより、補正値がエレキスキュー補正によって補正可能な量を超えていた場合は、印刷動作を中断し、メカスキュー補正を行うことができる。
<本実施形態の画像形成装置100の作用・効果>
本実施形態の画像形成装置100は、画像の位置ずれを検出するためのテストパターン画像を形成し(ステップS1)、そのテストパターン画像を検出する(ステップS2)。そして、テストパターン画像の検出結果に基づいて色ずれを補正するための補正値を算出する(ステップS3)。そして、その算出した補正値が、印刷動作を中断せずに実施可能なエレキスキュー補正で補正可能な制限値以下の場合は(ステップS4/Yes)、エレキスキュー補正による色ずれ補正を行う(ステップS5)。また、補正値が、エレキスキュー補正で補正可能な制限値を超えている場合は(ステップS4/No)、印刷動作を中断して実施可能なエレキスキュー補正による色ずれ補正を行う(ステップS6,7)。これにより、補正値に応じた最適な位置ずれ補正を行うことができる。
エレキスキュー補正で補正可能な量の色ずれであれば、印刷動作を中断することなくスキュー補正を行えるため、ダウンタイムの発生を抑えることができる。一方、エレキスキュー補正で補正可能な量を超えてしまった場合でも、メカスキュー補正を実施することによって、画像品質を保つことができる。メカスキュー補正を行った場合は、ダウンタイムが発生してしまうことになる。しかし、本実施形態の画像形成装置100は、ずれ量が大きくエレキスキュー補正では補正しきれないときのみメカスキュー補正を実行するため、メカスキュー補正を毎回行う場合に比べて全体的なダウンタイムを低減することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態は、エレキスキュー補正で補正可能な量の色ずれであれば、印刷動作を中断することなくエレキスキュー補正を行い、全体的なダウンタイムを低減することができる。しかし、エレキスキュー補正で補正可能な量を超えてしまった場合は、メカスキュー補正が必要となり、ダウンタイムが発生してしまうことになる。
第2の実施形態は、エレキスキュー補正の補正範囲を広げ、メカスキュー補正を行う頻度を低減することにしている。これにより、第1の実施形態よりもダウンタイムを低減することができる。以下、図11、図12を参照しながら、本実施形態の画像形成装置について説明する。
<エレキスキュー補正例>
まず、図11を参照しながら、本実施形態のエレキスキュー補正例について説明する。図11は、本実施形態のエレキスキュー補正例を示している。画像を形成する色として、基準色としてブラック(K)を、基準色に合わせる対象色としてマゼンタ(M)を例に説明する。
図11(a)は、既にMの画像処理を行い、第1の実施形態と同じようなエレキスキュー補正を実施して制限値に達した状態であるとする。第1の実施形態においては、基準色に対する色ずれを補正するために、基準色の傾きは補正せずに、対象色のみのスキュー補正を行うことにしている。このため、図11(a)に示すように、対象色がエレキスキュー補正の制限値に達した場合は、メカスキュー補正によって対象色の傾きを調整する必要がある。
本実施形態では、対象色がエレキスキュー補正の制限値に達した場合は、図11(b)に示すように、基準色においてエレキスキュー補正を行うことによって、基準色と対象色との両方の色ずれを補正する。この方法を用いることで、エレキスキュー補正による補正範囲が2倍となり、メカスキュー補正を行う頻度を低減することができる。
<本実施形態の画像形成装置100の処理動作例>
次に、図12を参照しながら、本実施形態の画像形成装置100の処理動作例について説明する。図12は、本実施形態の画像形成装置100の処理動作例を示す図である。
まず、印刷動作中に色ずれ補正制御の実行要求があった場合は、中間転写ベルト130上の印刷画像形成領域の間に画像の位置ずれを検出するためのテストパターン画像を形成する(ステップS11)。
次に、テストパターン画像を検出センサ5a〜5cで検出し(ステップS12)、その検出結果に基づいて色ずれ補正値を算出する(ステップS13)。
次に、補正値がエレキスキュー補正の第1の制限値以下である場合は(ステップS14/Yes)、補正対象ページで対象色のエレキスキュー補正を実施する(ステップS15)。第1の制限値は、基準色に対して色合わせを行う対象色のエレキスキュー補正による補正可能な量である。これにより、補正値が対象色のエレキスキュー補正によって補正可能な量であった場合は、印刷動作を中断することなく、補正対象ページの直前で対象色のエレキスキュー補正を行うことができる。
また、補正値がエレキスキュー補正の第1の制限値以下でない場合は(ステップS14/No)、補正値がエレキスキュー補正の第2の制限値以下であるか判定する(ステップS16)。第2の制限値は、対象色のエレキスキュー補正によって補正可能な量と、基準色のエレキスキュー補正によって補正可能な量と、を加算した値である。そして、補正値がエレキスキュー補正の第2の制限値以下である場合は(ステップS16/Yes)、補正対象ページで対象色と基準色との両方のエレキスキュー補正を実施する(ステップS17)。これにより、補正値が対象色と基準色との両方のエレキスキュー補正によって補正可能な量であった場合は、印刷動作を中断することなく、補正対象ページの直前で対象色と基準色との両方のエレキスキュー補正を行うことができる。
また、補正値がエレキスキュー補正の第2の制限値以下でない場合は(ステップS16/No)、印刷動作を中断し(ステップS18)、メカスキュー補正を実施する(ステップS19)。これにより、補正値がエレキスキュー補正によって補正可能な量を超えていた場合は、印刷動作を中断し、メカスキュー補正を行うことができる。
<本実施形態の画像形成装置100の作用・効果>
本実施形態の画像形成装置100は、補正値が、印刷動作を中断せずに実施可能なエレキスキュー補正で補正可能な第1の制限値以下の場合は(ステップS14/Yes)、補正対象色のエレキスキュー補正を行う(ステップS15)。また、補正値が、エレキスキュー補正で補正可能な第1の制限値を超えており、第2の制限値以下の場合は(ステップS16/Yes)、補正対象色と基準色との両方のエレキスキュー補正を行う(ステップS17)。また、補正値が、エレキスキュー補正で補正可能な第2の制限値を超えている場合は(ステップS16/No)、印刷動作を中断して実施可能なエレキスキュー補正を行う(ステップS18,19)。これにより、エレキスキュー補正の補正範囲を広げ、メカスキュー補正を行う頻度を低減することができる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
例えば、エレキスキュー補正を行うためには多くのメモリ容量が必要であり、エレキスキュー補正で実行可能な範囲は、画像形成装置に搭載されるメモリの空き容量によって制限されてしまう場合がある。この場合は、画像形成装置に搭載されるメモリの空き容量でエレキスキュー補正が実行可能な範囲の場合は、エレキスキュー補正を行い、空き容量でエレキスキュー補正が実行不可能な範囲の場合は、メカスキュー補正を行うようにすることが好ましい。これにより、画像形成装置に搭載されるメモリの空き容量に応じて最適な位置ずれ補正を行うことができる。
また、上記実施形態では、印刷動作を中断してメカスキュー補正を行うことにしている。しかし、印刷画像形成領域の間隔を広げてメカスキュー補正を行うようにすることも可能である。
また、上述した本実施形態の画像形成装置100を構成する各部の制御動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成を用いて実行することも可能である。
なお、ソフトウェアを用いて処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータ内のメモリにインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、リムーバブル記録媒体に一時的、あるいは、永続的に記録しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。リムーバブル記録媒体は、磁気ディスク、半導体メモリなどの各種記録媒体があげられる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールすることになる。また、ダウンロードサイトからコンピュータに無線転送することになる。また、ネットワークを介してコンピュータに有線で転送することになる。
プログラムの形態としては、クラウド等によるネット上のサーバからの利用もありえる。一部のプログラムのみをコンピュータに転送して利用する形態もありえる。
また、上記実施形態の画像形成装置100を構成する各部は、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に処理を実行するだけに限定するものでない。例えば、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に処理を実行するように構築することも可能である。
1 CPU
2 ROM
3 RAM
4 I/Oポート
5a、5b、5c 検出センサ
6 書込制御部
7 コントローラ
8 光源点灯制御部
100 画像形成装置
101 光学部
102 画像形成部
103 転写部
特開2004−198946号公報

Claims (6)

  1. 画像の位置ずれを検出するためのテストパターン画像を形成する形成手段と、
    前記テストパターン画像を検出する検出手段と、
    前記テストパターン画像の検出結果に基づいて位置ずれを補正するための補正量を算出する算出手段と、
    前記補正量に基づいて位置ずれを補正する補正手段と、を有し、
    前記補正手段は、前記補正量に応じて、画像形成動作を中断せずに実施可能な第1の補正手段による位置ずれ補正を行うか、画像形成動作を中断して実施可能な第2の補正手段による位置ずれ補正を行うかを決定する、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補正手段は、前記補正量が前記第1の補正手段で補正可能な制限値以下の場合は、前記第1の補正手段による位置ずれ補正を行い、前記補正量が前記制限値を超えている場合は、前記第2の補正手段による位置ずれ補正を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記補正手段は、前記補正量が前記第1の補正手段で補正可能な第1の制限値以下の場合は、位置ずれ補正対象色において前記第1の補正手段による位置ずれ補正を行い、前記補正量が前記第1の補正手段で補正可能な第1の制限値を超えているが第2の制限値以下の場合は、位置ずれ補正対象色と基準色との両方において前記第1の補正手段による位置ずれ補正を行い、前記補正量が前記第2の制限値を超えている場合は、前記第2の補正手段による位置ずれ補正を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の補正手段は、画像処理によって画像形成位置を補正する手段であり、
    前記第2の補正手段は、画像を形成する際に使用する光学要素の調整によって画像形成位置を補正する手段であることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置で行う制御方法であって、
    画像の位置ずれを検出するためのテストパターン画像を形成する形成工程と、
    前記テストパターン画像を検出する検出工程と、
    前記テストパターン画像の検出結果に基づいて位置ずれを補正するための補正量を算出する算出工程と、
    前記補正量に基づいて位置ずれを補正する補正工程と、を有し、
    前記補正工程は、前記補正量に応じて、画像形成動作を中断せずに実施可能な第1の補正手段による位置ずれ補正を行うか、画像形成動作を中断して実施する第2の補正手段による位置ずれ補正を行うかを決定する、ことを特徴とする制御方法。
  6. 画像の位置ずれを検出するためのテストパターン画像を形成する形成処理と、
    前記テストパターン画像を検出する検出処理と、
    前記テストパターン画像の検出結果に基づいて位置ずれを補正するための補正量を算出する算出処理と、
    前記補正量に基づいて位置ずれを補正する補正処理と、をコンピュータに実行させ、
    前記補正処理は、前記補正量に応じて、画像形成動作を中断せずに実施可能な第1の補正手段による位置ずれ補正を行うか、画像形成動作を中断して実施する第2の補正手段による位置ずれ補正を行うかを決定する、ことを特徴とするプログラム。
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