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JP2016010388A - 栽培床、栽培床を使用する植物栽培装置、及び植物栽培装置を使用する方法 - Google Patents

栽培床、栽培床を使用する植物栽培装置、及び植物栽培装置を使用する方法 Download PDF

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JP2016010388A
JP2016010388A JP2014134897A JP2014134897A JP2016010388A JP 2016010388 A JP2016010388 A JP 2016010388A JP 2014134897 A JP2014134897 A JP 2014134897A JP 2014134897 A JP2014134897 A JP 2014134897A JP 2016010388 A JP2016010388 A JP 2016010388A
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恒夫 阿部
Tsuneo Abe
恒夫 阿部
正記 山本
Masaki Yamamoto
正記 山本
孝行 広瀬
Takayuki Hirose
孝行 広瀬
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HISHIE KAGAKU KK
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Abstract

【課題】植物の育成の促進を図る栽培床を提供する。
【解決手段】第一表面1、第二表面2、第一表面1の周囲と第二表面2の周囲を接続する側面3を有し、側面3に設けられた第一表面1から第二表面2まで通じる苗の挿入するための一つ以上の切り欠き部13と、第一表面1から第二表面2まで通じる一つ以上の通気部14、15とを備える、栽培床100である。
【選択図】図1

Description

本発明は、栽培床、該栽培床を使用する植物栽培装置、該植物栽培装置を使用する方法に関する。
近年、安全な食料の供給、及び食材の周年供給を目的とした環境保全型の生産システムとして植物工場が注目されている。植物工場では、一般に、養液栽培を利用し、人工光または自然光(太陽光)を光源として植物を生育させる。また、温度、湿度、及び二酸化炭素の制御なども行われる。これらの技術により、季節に関わりのない植物の計画生産が可能になる。
特許文献1には、移植苗を育成する栽培床が開示されている。特許文献1には、一対の長い発泡スチロール製の分割ブロックから形成した栽培床が開示されている。この栽培床自体を多数並べて液面に浮遊させることが可能である。一対の両分割ブロック間に別の苗床から採取した苗を挟み込み、水槽の液(水又は水に養分を含ませたもの)面上に浮遊させ、毛細管現象によって揚水させ、または根部よって直接に養液を吸収させて水耕栽培を行う。
また、一対の一方の分割ブロックの横幅を小さくして、作物が大きく成長した場合にも、該一方の分割ブロックの外側面が一対の他方のブロックの外側面から突出しないように両分割ブロックを嵌合することにより、作物の成長による両分割ブロックの相対摺動を行える栽培床が開示されている。多数の栽培床を相互に密着した状態に並べ、液面の全面を覆うことにより光を遮断することができ、溶液中に藻が大量発生することを抑制することができる。
実開昭50-153139号公報
前述した特許文献1の栽培床では、嵌合した両分割ブロックの間に隙間が存在するために、液面への光を完全に遮断することができず、依然として藻が大量発生するという問題が生じていた。更に、苗の根が両分割ブロック間に挟まれるため、苗の根を痛める原因となっていた。
本発明の目的は、上述した従来の問題点を解決し、植物の育成の促進を図るための栽培床を提供し、該栽培床を含む植物栽培装置を提供すると共に、該植物栽培装置を使用して植物を栽培する方法を提供することである。
本発明の第一の観点によれば、第一表面、第二表面、及び第一表面の周囲と第二表面の周囲を接続する側面を有する栽培床であって、側面に設けられた、第一表面から第二表面まで通じる苗を挿入するための一つ以上の切り欠き部と、第一表面から第二表面まで通じる一つ以上の通気部とを備える栽培床が与えられる。
ここで、一つ以上の通気部は、栽培床の内側に設けられた貫通孔であってよい。
一つ以上の通気部は、一つ以上の切り欠き部の各々の近傍に設けられてよい。
側面は、隣接する別の栽培床の突出部と重なり合う突出部を備えてよい。
第一表面と第二表面の形状は、略長方形であって、側面は、第一側面部、及び第一側面部の反対に位置する第二側面部を有し、一つ以上の切り欠き部が、第一側面部と第二側面部のうちの少なくとも一つの側面部に設けられてよい。
一つ以上の通気部は、一つ以上の切り欠き部を有する側面部の反対に位置する側面部の近傍であって、一つ以上の切り欠き部の各々から一つ以上の切り欠き部を有する側面部に対して略垂直方向に設けられてよい。
突出部は、第一側面部に設けられた第一突出部分、または/および、第二側面部に設けられた第二突出部分を有してよい。
第一側面部と第二側面部の少なくとも一つの側面部は、一つ以上の凹部、及び一つ以上の凸部を備えた形状であってよい。
第一側面部、及び第二側面部は、1つ以上の凹部、及び1つ以上の凸部を備えた形状であって、第一側面部の1つ以上の凹部、及び一つ以上の凸部の各々から第一側面部に対して略垂直方向に、第二側面部の1つ以上の凸部、及び一つ以上の凹部の各々が、それぞれ配置されてよい。
本発明の第二の観点によれば、上記栽培床を含む栽培床群と、養液プールとを備えた植物栽培装置であって、養液プールは、養液を供給するための養液供給部と、養液を排出するための養液排出部と、炭酸ガスを供給するための炭酸ガス供給部と、養液プールの凹形状部分の少なくとも一部を覆うように栽培床群を戴置するための栽培床群戴置台とを備えている植物栽培装置が与えられる。
ここで、養液プールは、略直方体であって、略直方体の側面において第一側部、及び第一側部の反対に位置する第二側部を有し、第一側部に養液供給部を備え、第二側部に養液排出部を備えられてよい。
炭酸ガス供給部は、第一側部にあって、養液供給部の上方に備えてよい。
本発明の第三の観点によれば、上記植物栽培装置を使用して植物を栽培する方法であって、1つ以上の切り欠け部の各々の近傍に設けられる通気部から通気される炭酸ガスの合計量が、1.2〜1.6m/hになるように、炭酸ガス供給部から炭酸ガスを供給する植物栽培方法が与えられる。
本発明によれば、植物の栽培効率に優れている栽培床、植物栽培装置、及び、植物栽培方法が与えられる。
本発明によれば、栽培床の側面に切り欠け部を設けることにより苗を栽培床に挿入しやすくするとともに苗を痛めにくくし、栽培床に通気部を設けることにより炭酸ガスを苗の葉の裏側から吸収させやすくして光合成が促進されるという効果を有する。
通気部を栽培床の内側に貫通孔として設けることにより、切り欠き部に挿入された苗の葉に炭酸ガスが効果的に吸収されやすい部分に、通気部を配置することができるという効果を有する。
通気部が切り欠け部の近傍に設けられることにより、切り欠き部に挿入された苗の葉に炭酸ガスがより効果的に吸収されやすい部分に、通気部を配置することができるという効果を有する。ここで切り欠け部の近傍とは、苗の葉の下方に位置する栽培床の部分である。
側面に、隣接する別の栽培床の突出部と重なり合う突出部を備えることにより、隣接する栽培床の間から養液プールに浸される養液への光を遮断して藻の大量発生を抑えるという効果を有する。
栽培床の表面形状を略長方形とすることにより、複数の栽培床を縦横に連続して並べて配置しやすくなって、あらゆる大きさの植物栽培装置に見合うように栽培床を並べて配置することができる。
栽培床の側面に凹部と凸部を備えることによって、凹部と凸部の各々が、隣接する別の栽培床の側面にある凸部と凹部の各々に嵌合するので、複数の栽培床を連続して並べ配置しやすくなり、また、栽培床が隣接する栽培床に対して相対摺動せず、定植の作業効率が向上するという効果を有する。
植物栽培装置が、上記栽培床の中から何れかを1つの栽培床を含む栽培床群と、養液を浸すための凹形状部分と養液を供給するための養液供給部と養液を排出するための養液排出部と炭酸ガスを供給するための炭酸ガス供給部と栽培床群を戴置するための栽培床群戴置台とを設けた養液プールと、を備えることによって、苗を栽培床に挿入しやすくするとともに苗を痛めにくくし、栽培床に設けられた通気部から通気された炭酸ガスが苗の葉の裏側から吸収されやすくなって苗の光合成が促進され、また、養液面への光を遮断して藻の大量発生を抑えるという効果を有する。
養液供給部が略直方体である養液プールの第一側部にあって、養液排出部が第一側部の反対面に位置する第二側部に備えることによって、養液が養液プール内で一様に流れて、養液の養分が各々の苗の根に一様に吸収されるという効果を有する。
1つ以上の切り欠け部の各々の近傍に設けられた通気部から通気される炭酸ガスの合計量が、1.2〜1.6リューベ/時間になるように、炭酸ガス供給部から炭酸ガスを供給することによって、苗の葉の裏側から効率よく炭酸ガスを吸収させやすくして、苗の光合成が促進され、植物の定植から出荷までの期間が短くなるという効果を有する。
本発明の栽培床の構造の上面から見た一部透視図である。 本発明の栽培床の構造の図1のA方向から見た側面図である。 本発明の栽培床の構造の図1のB方向から見た側面図である。 本発明の別の栽培床の構造の上面から見た一部透視図である。 本発明の別の栽培床の構造の図3のA方向から見た側面図である。 本発明の図1の栽培床を使用した植物栽培装置の構造の上面から見た一部透視図である。 本発明の図3の栽培床を使用した植物栽培装置の構造の上面から見た一部透視図である。 本発明の植物栽培装置の構造の図5のA−A線に沿った断面図である。 本発明の植物栽培装置の構造の図5のB方向から見た一部透視図である。 本発明の植物栽培装置の構造の図5のC方向から見た側面図である。
以下に本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。また、全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図1から図3に、本発明の第一の実施例を示す。栽培床100は、第一表面1、第二表面2、及び第一表面1の周囲と第二表面2の周囲を接続する側面3を有する。栽培床100は、側面3のうちの第一側面部4と第2側面部5に、第一表面1から第二表面2まで通じる栽培床100に苗を挿入するための一つ以上の切り欠き部13を備える。図1において、切り欠き部13は、第一側面部4と第二側面部5の両側面に備えられるが、片方の側面だけに備えられてもよい。なお、切り欠き部13は、苗を挿入するために適した形であれば、どのような形状でもよい。また、栽培床100は、側面3のうちの第一側面部4と第二側面部5に、炭酸(二酸化炭素、CO)ガスを通気するために、第一表面1から第二表面2まで通じる一つ以上の通気部14、15を備える。栽培床をこのような構成にすることにより、苗を栽培床100に挿入しやすくするとともに苗を痛めにくくし、炭酸ガスを苗の葉の裏側から吸収させやすくして苗の光合成が促進される。
なお、栽培床100としては、植物を栽培可能な材質であればどのようなものでも使用することができ、例えば、発泡スチロールを使用することができる。また、栽培床は平面状のものが好ましく、厚さとしては、例えば、約15mmである。図1においては、栽培床の第一表面1と第二表面2の形状は略長方形であるが、栽培床として使用できるものであればどのような形状であってもよい。
通気部14、15は、貫通孔として栽培床の内側に設けられても、側面3に切り欠けのように設けられてもよい。図1に示すように、通気部14、15が栽培床100の内側に貫通孔として設けられれば、望ましい位置から炭酸ガスを通気することができる。そして、図1に示すように、切り欠き部13の各々の近傍、すなわち、苗の葉の下方に位置する栽培床の部分に通気部14を設けることが好ましい。これにより、通気部14から排出される炭酸ガスを、切り欠き部13に挿入された苗の葉の裏側により吸収させやすくするようにして、苗の光合成を促進させて、植物より早く成長させることができる。例えば、切り欠き部12より1cm以内に通気部14を設けることが好ましい。
なお、図1では通気部14は、切り欠き部13の各々に対して1つ配置され、形状は円形であるが、複数配置されても構わないし、切り欠き部12に挿入された苗の葉の裏側に炭酸ガスをより吸収させやすくするようになるのであれば、どのような形状でも構わない。また、通気部14の形状の大きさは、その最も長い部分の長さが1cm以下であるような大きさであることが好ましい。
また、図1に示すように、切り欠き部13を有する側面部(例えば、第一側面部4)の反対に位置する側面部(例えば、第二側面部5)の近傍、すなわち、隣接する別の栽培床100の切り欠け部13に挿入される苗の葉の下方に位置する栽培床の部分であって、切り欠け部13から切り欠き部13を有する側面部(例えば、第一側面部4)に対して略垂直方向に通気部15を設けることが好ましい。これにより、通気部15から通気される炭酸ガスを、隣接する別の栽培床100にある切り欠き部13に挿入された苗の葉の裏側により吸収させやすくするようにして、苗の光合成を促進させて、植物をより早く成長させることができる。例えば、第一側面部4の反対に位置する第二側面部5より1cm以内であって、第一側面部4の切り欠け部13から第一側面部4に対して略垂直方向に通気部15を設けることが好ましい。
なお、図1では通気部15は、隣接する栽培床100の切り欠き部13の各々に対して1つ配置され、形状は円形であるが、複数配置されても構わないし、切り欠き部13に挿入された苗の葉の裏側に炭酸ガスをより吸収させやすくするようになるのであれば、どのような形状でも構わない。また、通気部15の形状の大きさは、その最も長い部分の長さが1cm以下であるような大きさであることが好ましい。
栽培床100は、側面3において、隣接する別の栽培床100の突出部8と重なり合う突出部8を備えている。突出部8として、例えば、図1から図3に、第一側面部4に設けられた第一突出部分9、第二側面部5に設けられた第二突出部分10、第三側面部6に設けられた第三突出部分11、第四側面部7に設けられた第四突出部分12、が示される。一の栽培床100の第一側面部4に設けられた第一突出部分9と、別の栽培床100の第二側面部5に設けられた第二突出部分10とが重なり合うことによって、重なり合う部分の下方の溶液プールに浸された養液への光を遮断して藻の大量発生を抑えることができる。また、一の栽培床100の第三側面部6に設けられた第三突出部分11と、更に別の培床100の第四側面部7に設けられた第四突出部分12とが重なり合うことによって、重なり合う部分の下方の溶液プールに浸された養液への光を遮断して藻の大量発生を抑えることができる。このように突出部を設けることによって、複数の栽培床を連続して並べて配置した場合であっても、隣接する栽培床の側面の間から養液面への光が遮断されることができる。
また、図2に示すように、栽培床100の第一突出部分9は、第一表面1から栽培床100の厚さまでのうちの第一の厚さ16を有し、栽培床100の第二突出部分10は、第二表面2から栽培床100の厚さまでのうちの第一の厚さ16を除いた第二の厚さ17を有している。これにより、一の栽培床100と別の栽培床100を連続して並べて配置する場合に、一の栽培床100の第一側面部4の第一突出部分9と、隣接する別の栽培床100の第二側面部5の第二突出部分10とが重なり合うと、一の栽培床100の第一突出部分10の厚さ16と隣接する別の栽培床100の第二突出部分11の厚さ17の合計が、栽培床100の厚さと同じになり、さらに複数の栽培床を連続して並べて配置しやすい。
図4と図5に、本発明の第二の実施例を示す。なお、図4と図5の中で、図1から図3の中の要素と同じ参照番号が付されているものは、対応する図1から図3の中の要素と同じであるため、それらについては説明を省略する。
第二の実施例によれば、栽培床200の1つ以上の切り欠き部13を有する側面(例えば、第一側面部4)が、一つ以上の凹部18、及び一つ以上の凸部19を備えている。図4に示すように、栽培床200の第一側面部4及び第二側面部5において、1つ以上の凹部18、及び1つ以上の凸部19を備えているが、第一側面部4と第二側面部5のうちの一つの側面部にのみ1つ以上の凹部18、及び1つ以上の凸部19を備えていてもよい。また、図4に示すように、第一側面部4に備えられた凹部18と凸部19の各々から、第一側面部4に対して略垂直方向に、第二側面部5に備えられた凸部19と凹部18の各々が、それぞれ配置されている。これにより、一の栽培床200と別の栽培床200を連続して並べて配置する場合に、一の栽培床200の第一側面部4の凹部18と凸部19が、隣接する別の栽培床200の第二側面部5の凸部19と凹部18に、それぞれ嵌合するので、複数の栽培床を連続して並べて配置しやすくなり、定植の作業効率が向上する。
また、苗が切り欠け部13に確実に保持されるために、図4に示すように、切り欠き部13は、凹部18に設けられる。より確実にするには、切り欠き部13は、凹部18の底部に設けられることが好ましい。
図6から図10に、本発明の第三の実施例を示す。図6から図10の中で、図1から図5の中の要素と同じ参照番号が付されているものは、対応する図1から図5の中の要素と同じであるため、それらについては説明を省略する。
植物栽培装置500は、栽培床100と200のうちの少なくとも一つの栽培床を含む栽培床群300または400を備えている。図6において、栽培床群300が、栽培床100を使用して、一の栽培床100の第一側面部4(3)と、隣接する別の栽培床100の第二側面部5(3)とが、それぞれ第一突出部分9(8)、第二突出部分10(8)を介して、重なり合って構成されている、植物栽培装置500が示されている。
図7において、栽培床群400が、栽培床200を使用して、一の栽培床200の第一の第一側面部4と、隣接する別の栽培床200の第二側面部5とが、第一突出部分9(8)、第二突出部分10(8)を介して、重なり合って構成されている、植物栽培装置500が示されている。
更に、栽培床200を使用する場合には、図4に示すように、栽培床200の第一側面部4と第二側面部5において、1つ以上の凹部18、及び1つ以上の凸部19を備えており、第一側面部4に備えられた凹部18及び凸部19の各々から第一側面部4に対して略垂直方向に、第二側面部5に備えられた凸部19及び凹部18の各々が、それぞれ配置されているので、図7に示すように、一の栽培床200と別の栽培床200を第一側面部4と第二側面部5に沿って連続して並べて配置する場合、一の栽培床200の第一側面部4の凹部18及び凸部19が、隣接する別の栽培床200の第二側面部5の凸部19及び凹部18にそれぞれ嵌合するように、栽培床群400は構成されている。
また、植物栽培装置500は、養液プール20を備えている。養液プール20は、上面に養液21を浸すための凹形状部分22を有しており、凹形状部分22に養液21を供給するための養液供給部23と、凹形状部分22から養液21を排出するための養液排出部24と、凹形状部分22に炭酸ガス25を供給するための炭酸ガス供給部26と、凹形状部分22の少なくとも一部を覆うように栽培床群300または400を戴置するための栽培床群戴置台27と、を備えている。なお、炭酸ガス供給部26からは必要に応じて酸素を注入できるように構成されている。
養液プール20としては、植物を栽培可能な材質であればどのようなものでも使用することができ、例えば、発泡スチロールを使用することができる。養液プール20の大きさとしては、例えば、幅方向が約80cm、長さ方向が約5〜10m、高さ方向が約9cmである。
植物の苗は、栽培床100または200の切り欠け部13に挿入されており、養液プール20の凹形状部分22に養液供給部23から供給され、養液排出部24から排出される養液21に浸かっている。養液21の深さの目安は、約5cmである。植物としては、例えば、レタス、水菜、小松菜などがある。
炭酸ガス25は、炭酸ガス供給部26から養液プール20の凹形状部分22に供給されて、養液プール20の凹形状部分22に浸されている養液21と、養液プール20の栽培床群戴置台27の上に戴置された栽培床群400または500との間の空間を通って、栽培床100または200の通気部14、15から通気される。なお、養液21と栽培床群戴置台27の上に戴置された栽培床群300または400との間に空間を設けることは、養液21に栽培床群300または400が接触しないことになるので、植物の育成が阻害されないという効果を有する。通気部14、15から通気された炭酸ガスが、切り欠け部13に挿入された苗の葉に吸収されることにより、苗の光合成が促進されることとなる。炭酸ガス25が苗の葉により吸収されやすいようにするために、苗の葉の下方に位置する栽培床100または200の切り欠け部13の近傍に、通気部14を設けるとよい。例えば、切り欠け部13から1cm以内の栽培床100または200の部分に通気部14を設けるとよい。
また、隣接する栽培床100または200の切り欠き部13に挿入された苗の葉に炭酸ガス25がより吸収されやすいようにするために、切り欠き部13を有する側面部(例えば、第一側面部4)の反対に位置する側面部(例えば、第二側面部5)の近傍であって、切り欠け部13から切り欠き部13を有する側面部(例えば、第一側面部4)に対して略垂直方向に通気部15を設けてもよい。例えば、切り欠き部13を有する第一側面部4の反対に位置する第二側面部5より1cm以内であって、第一側面部4の切り欠け部13から第一側面部4に対して略垂直方向に通気部15を設けるとよい。
ガス供給部26からの炭酸ガス25の供給としては、栽培床100または200の切り欠け部13の各々の近傍に設けられる通気部14、15から通気される炭酸ガス25の合計量が、1.2〜1.6m/hになるようにするとよい。これは、各切り欠け部13に挿入された苗のために設けられた通気部14、15から通気される炭酸ガス25の合計量が、1.2〜1.6m/hであることを意味する。例えば、各切り欠け部13から1cm以内にある通気部14、15から通気される炭酸ガス25の合計量が、1.2〜1.6m/hである。
このように炭酸ガス25を供給することにより、レタスであれば、苗の定植から出荷まで炭酸ガスを供給しない場合には3週間程度要していたものが、2週間程度で出荷できるようになる。
図10に示すように、養液供給部23は、略直方体の第一側部28にあって、養液排出部24は、第一側部28の反対面に位置する第二側部29に備えられている。炭酸ガス供給部26は、第一側部28にあって、養液供給部23の上方に備えられている。全ての苗が一様に養液21から養分を吸収するのであれば、養液供給部23と養液排出部24は、略直方体のどの面にあってもよい。または、全ての苗が一様に炭酸ガス25を供給するのであれば、炭酸ガス供給部26は、略直方体のどの面にあってもよい。
なお、図10では、養液プール20は略直方体であるが、複数の植物栽培装置500を配置して植物を栽培する場合において、複数の植物栽培装置500が配置されやすい形状であればどのような形状であってよい。また、養液供給部23、養液排出部24、炭酸ガス供給部26をそれぞれ複数設けていてもよい。
また、栽培床群を、上記のように栽培床100または200を縦方向に連続して並べて配置するだけでなく、第一の栽培床100または200の第三側面部6と第二の栽培床100または200の第四側面部7が重なり合うように配置して、栽培床100または200を横方向にも連続して並べて配置することもできる。この場合、第一の栽培床100または200の第三側面部6の第三突出部分11と、第二の栽培床100または200の第四側面部7の第四突出部分12と、が重なり合うように配置されている。栽培床100または200の第一側面部7に第三突出部分11と、第二側面部8に第四突出部分12を設けることにより、栽培床100または200の第三側面部6と第四側面部7に沿って栽培床100または200を並べた場合であっても、隣接する栽培床の側面の間から養液面への光も遮断して藻の大量発生を抑えることができる。
以上説明したように、本発明によれば、苗を栽培床に挿入しやすくするとともに苗を痛めにくくし、炭酸ガスを苗の葉の裏側から吸収させやすくして苗の光合成を促進させ、養液面への光を遮断して藻の大量発生を抑えることができるので、植物の栽培効率向上に大いに貢献することが可能である。
1 第一表面
2 第二表面
3 側面
4 第一側面部
5 第二側面部
6 第三側面部
7 第四側面部
8 突出部
9 第一突出部分
10 第二突出部分
11 第三突出部分
12 第四突出部分
13 切り欠き部
14 通気部
15 通気部
16 第一の厚さ
17 第二の厚さ
18 少なくとも一つの凹部
19 少なくとも一つの凸部
20 養液プール
21 養液
22 凹形状部分
23 養液供給部
24 養液排出部
25 炭酸ガス
26 炭酸ガス供給部
27 栽培床群戴置台
28 第一側部
29 第二側部
100 栽培床
200 栽培床
300 栽培床群
400 栽培床群

Claims (13)

  1. 第一表面、第二表面、及び前記第一表面の周囲と前記第二表面の周囲を接続する側面を有する栽培床であって、
    前記側面に設けられた、前記第一表面から前記第二表面まで通じる苗を挿入するための一つ以上の切り欠き部と、
    前記第一表面から前記第二表面まで通じる一つ以上の通気部と
    を備えることを特徴とする栽培床。
  2. 前記一つ以上の通気部は、前記栽培床の内側に設けられた貫通孔であることを特徴とする請求項1に記載の栽培床。
  3. 前記一つ以上の通気部は、前記一つ以上の切り欠き部の各々の近傍に設けられることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の栽培床。
  4. 前記側面は、隣接する別の栽培床の突出部と重なり合う突出部を備えることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の栽培床。
  5. 前記第一表面と前記第二表面の形状は、略長方形であって、前記側面は、第一側面部、及び前記第一側面部の反対に位置する第二側面部を有し、前記一つ以上の切り欠き部が、前記第一側面部と前記第二側面部のうちの少なくとも一つの側面部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の栽培床。
  6. 前記一つ以上の通気部は、前記一つ以上の切り欠き部を有する側面部の反対に位置する側面部の近傍であって、前記一つ以上の切り欠き部の各々から前記一つ以上の切り欠き部を有する側面部に対して略垂直方向に設けられることを特徴とする請求項5に記載の栽培床。
  7. 前記突出部は、前記第一側面部に設けられた第一突出部分、または/および、前記第二側面部に設けられた第二突出部分を有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の栽培床。
  8. 前記第一側面部と前記第二側面部の少なくとも一つの側面部は、一つ以上の凹部、及び一つ以上の凸部を備えた形状であることを特徴とする請求項5から請求項7までの何れか一項に記載の栽培床。
  9. 前記第一側面部、及び前記第二側面部は、1つ以上の凹部、及び1つ以上の凸部を備えた形状であって、前記第一側面部の前記1つ以上の凹部、及び前記一つ以上の凸部の各々から前記第一側面部に対して略垂直方向に、前記第二側面部の前記一つ以上の凸部、及び前記一つ以上の凹部の各々が、それぞれ配置されていることを特徴とする請求項5から請求項7までの何れか一項に記載の栽培床。
  10. 請求項1から請求項9までの何れか一項に記載の栽培床を含む栽培床群と、
    養液プールと
    を備えた植物栽培装置であって、
    前記養液プールは、
    養液を供給するための養液供給部と、
    前記養液を排出するための養液排出部と、
    炭酸ガスを供給するための炭酸ガス供給部と、
    前記養液プールの凹形状部分の少なくとも一部を覆うように前記栽培床群を戴置するための栽培床群戴置台と
    を備えていることを特徴とする植物栽培装置。
  11. 前記養液プールは、略直方体であって、略直方体の側面において第一側部、及び前記第一側部の反対面に位置する第二側部を有し、前記第一側部に前記養液供給部を備え、前記第二側部に前記養液排出部を備えることを特徴とする請求項10に記載の植物栽培装置。
  12. 前記炭酸ガス供給部は、前記第一側部にあって、前記養液供給部の上方に備えられることを特徴とする請求項11に記載の植物栽培装置。
  13. 請求項10から請求項12までの何れか一項に記載の植物栽培装置を使用して植物を栽培する方法であって、前記1つ以上の切り欠け部の各々の近傍に設けられる前記通気部から通気される炭酸ガスの合計量が、1.2〜1.6m/hになるように、前記炭酸ガス供給部から炭酸ガスを供給することを特徴とする植物栽培方法。
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