JP2016010388A - 栽培床、栽培床を使用する植物栽培装置、及び植物栽培装置を使用する方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第一表面1、第二表面2、第一表面1の周囲と第二表面2の周囲を接続する側面3を有し、側面3に設けられた第一表面1から第二表面2まで通じる苗の挿入するための一つ以上の切り欠き部13と、第一表面1から第二表面2まで通じる一つ以上の通気部14、15とを備える、栽培床100である。
【選択図】図1
Description
また、一対の一方の分割ブロックの横幅を小さくして、作物が大きく成長した場合にも、該一方の分割ブロックの外側面が一対の他方のブロックの外側面から突出しないように両分割ブロックを嵌合することにより、作物の成長による両分割ブロックの相対摺動を行える栽培床が開示されている。多数の栽培床を相互に密着した状態に並べ、液面の全面を覆うことにより光を遮断することができ、溶液中に藻が大量発生することを抑制することができる。
ここで、一つ以上の通気部は、栽培床の内側に設けられた貫通孔であってよい。
一つ以上の通気部は、一つ以上の切り欠き部の各々の近傍に設けられてよい。
側面は、隣接する別の栽培床の突出部と重なり合う突出部を備えてよい。
第一表面と第二表面の形状は、略長方形であって、側面は、第一側面部、及び第一側面部の反対に位置する第二側面部を有し、一つ以上の切り欠き部が、第一側面部と第二側面部のうちの少なくとも一つの側面部に設けられてよい。
一つ以上の通気部は、一つ以上の切り欠き部を有する側面部の反対に位置する側面部の近傍であって、一つ以上の切り欠き部の各々から一つ以上の切り欠き部を有する側面部に対して略垂直方向に設けられてよい。
突出部は、第一側面部に設けられた第一突出部分、または/および、第二側面部に設けられた第二突出部分を有してよい。
第一側面部と第二側面部の少なくとも一つの側面部は、一つ以上の凹部、及び一つ以上の凸部を備えた形状であってよい。
第一側面部、及び第二側面部は、1つ以上の凹部、及び1つ以上の凸部を備えた形状であって、第一側面部の1つ以上の凹部、及び一つ以上の凸部の各々から第一側面部に対して略垂直方向に、第二側面部の1つ以上の凸部、及び一つ以上の凹部の各々が、それぞれ配置されてよい。
ここで、養液プールは、略直方体であって、略直方体の側面において第一側部、及び第一側部の反対に位置する第二側部を有し、第一側部に養液供給部を備え、第二側部に養液排出部を備えられてよい。
炭酸ガス供給部は、第一側部にあって、養液供給部の上方に備えてよい。
通気部を栽培床の内側に貫通孔として設けることにより、切り欠き部に挿入された苗の葉に炭酸ガスが効果的に吸収されやすい部分に、通気部を配置することができるという効果を有する。
通気部が切り欠け部の近傍に設けられることにより、切り欠き部に挿入された苗の葉に炭酸ガスがより効果的に吸収されやすい部分に、通気部を配置することができるという効果を有する。ここで切り欠け部の近傍とは、苗の葉の下方に位置する栽培床の部分である。
側面に、隣接する別の栽培床の突出部と重なり合う突出部を備えることにより、隣接する栽培床の間から養液プールに浸される養液への光を遮断して藻の大量発生を抑えるという効果を有する。
栽培床の表面形状を略長方形とすることにより、複数の栽培床を縦横に連続して並べて配置しやすくなって、あらゆる大きさの植物栽培装置に見合うように栽培床を並べて配置することができる。
栽培床の側面に凹部と凸部を備えることによって、凹部と凸部の各々が、隣接する別の栽培床の側面にある凸部と凹部の各々に嵌合するので、複数の栽培床を連続して並べ配置しやすくなり、また、栽培床が隣接する栽培床に対して相対摺動せず、定植の作業効率が向上するという効果を有する。
植物栽培装置が、上記栽培床の中から何れかを1つの栽培床を含む栽培床群と、養液を浸すための凹形状部分と養液を供給するための養液供給部と養液を排出するための養液排出部と炭酸ガスを供給するための炭酸ガス供給部と栽培床群を戴置するための栽培床群戴置台とを設けた養液プールと、を備えることによって、苗を栽培床に挿入しやすくするとともに苗を痛めにくくし、栽培床に設けられた通気部から通気された炭酸ガスが苗の葉の裏側から吸収されやすくなって苗の光合成が促進され、また、養液面への光を遮断して藻の大量発生を抑えるという効果を有する。
養液供給部が略直方体である養液プールの第一側部にあって、養液排出部が第一側部の反対面に位置する第二側部に備えることによって、養液が養液プール内で一様に流れて、養液の養分が各々の苗の根に一様に吸収されるという効果を有する。
1つ以上の切り欠け部の各々の近傍に設けられた通気部から通気される炭酸ガスの合計量が、1.2〜1.6リューベ/時間になるように、炭酸ガス供給部から炭酸ガスを供給することによって、苗の葉の裏側から効率よく炭酸ガスを吸収させやすくして、苗の光合成が促進され、植物の定植から出荷までの期間が短くなるという効果を有する。
なお、栽培床100としては、植物を栽培可能な材質であればどのようなものでも使用することができ、例えば、発泡スチロールを使用することができる。また、栽培床は平面状のものが好ましく、厚さとしては、例えば、約15mmである。図1においては、栽培床の第一表面1と第二表面2の形状は略長方形であるが、栽培床として使用できるものであればどのような形状であってもよい。
なお、図1では通気部14は、切り欠き部13の各々に対して1つ配置され、形状は円形であるが、複数配置されても構わないし、切り欠き部12に挿入された苗の葉の裏側に炭酸ガスをより吸収させやすくするようになるのであれば、どのような形状でも構わない。また、通気部14の形状の大きさは、その最も長い部分の長さが1cm以下であるような大きさであることが好ましい。
なお、図1では通気部15は、隣接する栽培床100の切り欠き部13の各々に対して1つ配置され、形状は円形であるが、複数配置されても構わないし、切り欠き部13に挿入された苗の葉の裏側に炭酸ガスをより吸収させやすくするようになるのであれば、どのような形状でも構わない。また、通気部15の形状の大きさは、その最も長い部分の長さが1cm以下であるような大きさであることが好ましい。
植物栽培装置500は、栽培床100と200のうちの少なくとも一つの栽培床を含む栽培床群300または400を備えている。図6において、栽培床群300が、栽培床100を使用して、一の栽培床100の第一側面部4(3)と、隣接する別の栽培床100の第二側面部5(3)とが、それぞれ第一突出部分9(8)、第二突出部分10(8)を介して、重なり合って構成されている、植物栽培装置500が示されている。
図7において、栽培床群400が、栽培床200を使用して、一の栽培床200の第一の第一側面部4と、隣接する別の栽培床200の第二側面部5とが、第一突出部分9(8)、第二突出部分10(8)を介して、重なり合って構成されている、植物栽培装置500が示されている。
更に、栽培床200を使用する場合には、図4に示すように、栽培床200の第一側面部4と第二側面部5において、1つ以上の凹部18、及び1つ以上の凸部19を備えており、第一側面部4に備えられた凹部18及び凸部19の各々から第一側面部4に対して略垂直方向に、第二側面部5に備えられた凸部19及び凹部18の各々が、それぞれ配置されているので、図7に示すように、一の栽培床200と別の栽培床200を第一側面部4と第二側面部5に沿って連続して並べて配置する場合、一の栽培床200の第一側面部4の凹部18及び凸部19が、隣接する別の栽培床200の第二側面部5の凸部19及び凹部18にそれぞれ嵌合するように、栽培床群400は構成されている。
養液プール20としては、植物を栽培可能な材質であればどのようなものでも使用することができ、例えば、発泡スチロールを使用することができる。養液プール20の大きさとしては、例えば、幅方向が約80cm、長さ方向が約5〜10m、高さ方向が約9cmである。
炭酸ガス25は、炭酸ガス供給部26から養液プール20の凹形状部分22に供給されて、養液プール20の凹形状部分22に浸されている養液21と、養液プール20の栽培床群戴置台27の上に戴置された栽培床群400または500との間の空間を通って、栽培床100または200の通気部14、15から通気される。なお、養液21と栽培床群戴置台27の上に戴置された栽培床群300または400との間に空間を設けることは、養液21に栽培床群300または400が接触しないことになるので、植物の育成が阻害されないという効果を有する。通気部14、15から通気された炭酸ガスが、切り欠け部13に挿入された苗の葉に吸収されることにより、苗の光合成が促進されることとなる。炭酸ガス25が苗の葉により吸収されやすいようにするために、苗の葉の下方に位置する栽培床100または200の切り欠け部13の近傍に、通気部14を設けるとよい。例えば、切り欠け部13から1cm以内の栽培床100または200の部分に通気部14を設けるとよい。
また、隣接する栽培床100または200の切り欠き部13に挿入された苗の葉に炭酸ガス25がより吸収されやすいようにするために、切り欠き部13を有する側面部(例えば、第一側面部4)の反対に位置する側面部(例えば、第二側面部5)の近傍であって、切り欠け部13から切り欠き部13を有する側面部(例えば、第一側面部4)に対して略垂直方向に通気部15を設けてもよい。例えば、切り欠き部13を有する第一側面部4の反対に位置する第二側面部5より1cm以内であって、第一側面部4の切り欠け部13から第一側面部4に対して略垂直方向に通気部15を設けるとよい。
このように炭酸ガス25を供給することにより、レタスであれば、苗の定植から出荷まで炭酸ガスを供給しない場合には3週間程度要していたものが、2週間程度で出荷できるようになる。
なお、図10では、養液プール20は略直方体であるが、複数の植物栽培装置500を配置して植物を栽培する場合において、複数の植物栽培装置500が配置されやすい形状であればどのような形状であってよい。また、養液供給部23、養液排出部24、炭酸ガス供給部26をそれぞれ複数設けていてもよい。
2 第二表面
3 側面
4 第一側面部
5 第二側面部
6 第三側面部
7 第四側面部
8 突出部
9 第一突出部分
10 第二突出部分
11 第三突出部分
12 第四突出部分
13 切り欠き部
14 通気部
15 通気部
16 第一の厚さ
17 第二の厚さ
18 少なくとも一つの凹部
19 少なくとも一つの凸部
20 養液プール
21 養液
22 凹形状部分
23 養液供給部
24 養液排出部
25 炭酸ガス
26 炭酸ガス供給部
27 栽培床群戴置台
28 第一側部
29 第二側部
100 栽培床
200 栽培床
300 栽培床群
400 栽培床群
Claims (13)
- 第一表面、第二表面、及び前記第一表面の周囲と前記第二表面の周囲を接続する側面を有する栽培床であって、
前記側面に設けられた、前記第一表面から前記第二表面まで通じる苗を挿入するための一つ以上の切り欠き部と、
前記第一表面から前記第二表面まで通じる一つ以上の通気部と
を備えることを特徴とする栽培床。 - 前記一つ以上の通気部は、前記栽培床の内側に設けられた貫通孔であることを特徴とする請求項1に記載の栽培床。
- 前記一つ以上の通気部は、前記一つ以上の切り欠き部の各々の近傍に設けられることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の栽培床。
- 前記側面は、隣接する別の栽培床の突出部と重なり合う突出部を備えることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の栽培床。
- 前記第一表面と前記第二表面の形状は、略長方形であって、前記側面は、第一側面部、及び前記第一側面部の反対に位置する第二側面部を有し、前記一つ以上の切り欠き部が、前記第一側面部と前記第二側面部のうちの少なくとも一つの側面部に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の栽培床。
- 前記一つ以上の通気部は、前記一つ以上の切り欠き部を有する側面部の反対に位置する側面部の近傍であって、前記一つ以上の切り欠き部の各々から前記一つ以上の切り欠き部を有する側面部に対して略垂直方向に設けられることを特徴とする請求項5に記載の栽培床。
- 前記突出部は、前記第一側面部に設けられた第一突出部分、または/および、前記第二側面部に設けられた第二突出部分を有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の栽培床。
- 前記第一側面部と前記第二側面部の少なくとも一つの側面部は、一つ以上の凹部、及び一つ以上の凸部を備えた形状であることを特徴とする請求項5から請求項7までの何れか一項に記載の栽培床。
- 前記第一側面部、及び前記第二側面部は、1つ以上の凹部、及び1つ以上の凸部を備えた形状であって、前記第一側面部の前記1つ以上の凹部、及び前記一つ以上の凸部の各々から前記第一側面部に対して略垂直方向に、前記第二側面部の前記一つ以上の凸部、及び前記一つ以上の凹部の各々が、それぞれ配置されていることを特徴とする請求項5から請求項7までの何れか一項に記載の栽培床。
- 請求項1から請求項9までの何れか一項に記載の栽培床を含む栽培床群と、
養液プールと
を備えた植物栽培装置であって、
前記養液プールは、
養液を供給するための養液供給部と、
前記養液を排出するための養液排出部と、
炭酸ガスを供給するための炭酸ガス供給部と、
前記養液プールの凹形状部分の少なくとも一部を覆うように前記栽培床群を戴置するための栽培床群戴置台と
を備えていることを特徴とする植物栽培装置。 - 前記養液プールは、略直方体であって、略直方体の側面において第一側部、及び前記第一側部の反対面に位置する第二側部を有し、前記第一側部に前記養液供給部を備え、前記第二側部に前記養液排出部を備えることを特徴とする請求項10に記載の植物栽培装置。
- 前記炭酸ガス供給部は、前記第一側部にあって、前記養液供給部の上方に備えられることを特徴とする請求項11に記載の植物栽培装置。
- 請求項10から請求項12までの何れか一項に記載の植物栽培装置を使用して植物を栽培する方法であって、前記1つ以上の切り欠け部の各々の近傍に設けられる前記通気部から通気される炭酸ガスの合計量が、1.2〜1.6m3/hになるように、前記炭酸ガス供給部から炭酸ガスを供給することを特徴とする植物栽培方法。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2014
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