JP2016010048A - オーディオ信号調整回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】ボリュームの音量設定値に連動して適切なラウドネス補正を行うオーディオ信号調整回路を提供する。【解決手段】ラウドネス素子50の出力信号は、ラインアンプ21にネガティブフィードバックされる。ラウドネス素子は、等ラウドネス曲線の逆特性に対応する周波数特性を有する。ラインアンプ21の出力は、ラウドネス素子の出力がネガティブフィードバックされることにより、低域および高域のレベルが増大する。ラインアンプの出力は、フィードバック量が大きくなるほど低域および高域のレベルが増大する。制御部5は、音量ボリューム(制御部の操作子、図示せず)の音量設定値に連動してラウドネス補正用電子ボリューム22のゲインを設定する。制御部は、例えば音量ボリュームの音量設定値が小さくなった場合、ラウドネス補正用電子ボリュームのゲインを上げ、ラウドネス素子のフィードバック量を大きくし、ラウドネス補正量を大きくする。【選択図】図2
Description
この発明は、オーディオ信号のレベルを調整するオーディオ信号調整回路に関する。
人の聴覚は、周波数によって感度が異なる。例えば、音量が小さい場合には低域成分および高域成分が聞こえにくくなる。このような特性は、ISO226:2003において等ラウドネス曲線として規定されている。
そこで、従来の回路では、音量が小さい場合に、低域成分および高域成分を持ち上げるラウドネス補正を行うことが提案されている。例えば、特許文献1のラウドネスコントロール回路は、タップ付きの可変抵抗器を用いることで、ボリュームの音量設定値に連動して周波数特性が変化するようになっている。
特許文献1のラウドネスコントロール回路では、センタータップ以下の領域では、ボリュームの音量設定値に連動して周波数特性が変化しない。したがって、利用頻度が比較的高い中音量から低音量の領域では適切なラウドネス補正ができなかった。
また、ラウドネス補正量を手動で調整可能なものもあったが、音量設定に連動しないため、音量を変えるごとに最適になるよう再設定する必要があった。
そこで、この発明は、ボリュームの音量設定値に連動して適切なラウドネス補正を行うオーディオ信号調整回路を提供することを目的とする。
本発明のオーディオ信号調整回路は、音量設定値を受け付ける音量設定受付部と、オーディオ信号が入力されるアンプと、前記アンプのゲインを調整する第1ゲイン調整回路と、前記ラインアンプの出力に接続され、所定の周波数特性を有するラウドネス処理部と、を備えている。
そして、オーディオ信号調整回路は、前記ラウドネス処理部の出力が、前記ラインアンプに入力され、前記ラウドネス処理部から前記アンプへの入力量を変更する第2ゲイン調整回路と、前記音量設定受付部で受け付けた前記音量設定値に応じて、前記第1ゲイン調整回路および前記第2ゲイン調整回路をそれぞれ制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
このように、オーディオ信号調整回路は、ラインアンプの出力を等ラウドネス曲線に対応した周波数特性を有するラウドネス処理部を介してフィードバックさせる。そして、フィードバック量は、音量設定値に応じたゲインに設定されるため、ボリュームの音量設定値に連動して適切なラウドネス補正を行うことができる。なお、第1ゲイン調整回路および第2ゲイン調整回路は、単にゲイン調整を行う機能を有していればよい(単純なアッテネータでよい)。従来のラウドネス補正量を可変できる回路においては、可変素子としては、機械的な構造の可変抵抗器が用いられ、昨今のICによる汎用電子ボリュームの回路には不向きな回路であった。しかし、本発明は、グランド端子が一体化された汎用の電子ボリュームを用いることができる。したがって、オーディオ信号調整回路は、汎用電子ボリューム(第2ゲイン調整回路)にマイコン(制御部)を接続するだけで実現することができ、多大なコストをかけることなく音量設定値に連動したラウドネス補正を行うことができる。
なお、ラウドネス処理部は、例えばRC回路を用いたバンドパスフィルタにより実現することが可能である。例えばラウドネス処理部が等ラウドネス曲線の逆特性に対応する周波数特性を有する場合、ラウドネス処理部の出力は、アンプにネガティブフィードバックさせる。
また、オーディオ信号調整回路は、ラウドネス補正量の設定を受け付ける第1ラウドネス補正量受付部を備え、前記制御部は、前記第1ラウドネス補正量受付部で受け付けた前記ラウドネス補正量の設定に応じて、第2ゲイン調整回路における前記ラウドネス処理部から前記アンプへの入力量を変更する態様としてもよい。
必要なラウドネス補正量は、音量設定値の違いだけではなく、オーディオ装置の定格出力、ゲイン、スピーカの能率、または聴取位置の違いによっても異なる。したがって、オーディオ信号調整回路は、第1ラウドネス補正量受付部により、同じ音量設定値でもラウドネス補正量を手動で変更できるようにすることが好ましい。
また、オーディオ信号調整回路は、前記音量設定値の変化に対するラウドネス補正量の強さ設定を受け付ける第2ラウドネス補正量受付部を備え、前記制御部は、前記第2ラウドネス補正量受付部で受け付けた前記ラウドネス補正量の強さ設定に応じて、前記第1ゲイン調整回路のゲイン変更量に対する前記第2ゲイン調整回路のゲイン変更量を制御することが好ましい。
この構成では、第2ラウドネス補正量受付部により、音量設定値の変化に連動するラウドネス補正量の変化を緩やかにしたり、急峻にしたりすることができる。
また、制御部は、前記ラウドネス処理部および前記第2ゲイン調整回路による音量変化を補償するゲインを第1ゲイン調整回路に設定することが好ましい。
ラウドネス補正を行う場合、低域成分および高域成分を持ち上げることで聴感上の音量変化が抑えられる。しかし、低域成分および高域成分を持ち上げることで、聴感上の音量が上昇する場合がある。そこで、制御部は、ラウドネス補正により聴感上の音量が上昇する分を補償するゲインを設定する。例えば、音量設定値を−10dB低く変化させたとき、ラウドネス補正により聴感上の音量が2dB上昇する場合、聴感上の音量は−8dB程度しか変化しない。この場合、制御部は、音量設定受付部から−10dBの音量設定値を受け付けたとき、第1ゲイン調整回路のゲインを−12dBに設定することで、ラウドネス補正を行いながらユーザが所望する適切な音量に変化させることができる。
本発明によれば、ボリュームの音量設定値に連動して適切なラウドネス補正を行うことができる。
図1は、第1実施形態に係るオーディオ信号処理装置の構成を示すブロック図である。オーディオ信号処理装置は、入力部1、信号処理部2、および出力部3を備えている。
入力部1は、外部からオーディオ信号を入力する。入力部1に入力されたオーディオ信号は、信号処理部2に入力される。なお、この例では、代表して1チャンネルのオーディオ信号だけを示すが、実際には各チャンネルについてそれぞれ信号処理部2を備え、チャンネル毎に信号処理を行うことが好ましい。
信号処理部2は、本発明のオーディオ信号調整回路に相当する。信号処理部2は、制御部5、音量ボリューム10、第1ラウドネスボリューム11、および第2ラウドネスボリューム12、ゲイン調整部15、およびラウドネス補正部16を備えている。
ゲイン調整部15は、入力部1から入力されたオーディオ信号のレベルを調整する。レベル調整されたオーディオ信号は、出力部3に出力される。出力部3から出力されたオーディオ信号は、不図示のパワーアンプ等で増幅され、スピーカに出力される。
ラウドネス補正部16は、ゲイン調整部15でレベル調整されたオーディオ信号を入力する。ラウドネス補正部16は、入力されたオーディオ信号に所定の周波数特性を与える。周波数特性が付与されたオーディオ信号は、ゲイン調整部15にフィードバックされる。
図2は、ゲイン調整部15およびラウドネス補正部16からなる音量調整回路の構成を示す図である。ゲイン調整部15は、メイン電子ボリューム20、ラインアンプ21、およびフィードバック用抵抗31を有する。
メイン電子ボリューム20は、本発明の第1ゲイン調整回路に相当し、ラインアンプ21のゲインを調整する。メイン電子ボリューム20は、入力ライン(図中のIN)、ラインアンプ21の非反転入力端子(図中の+)、およびグランドライン(図中のGND)に接続される。したがって、メイン電子ボリューム20は、グランド端子が一体化された汎用の電子ボリュームを用いることができる。メイン電子ボリューム20は、マイコンである制御部5を接続することにより容易に制御することができる。メイン電子ボリューム20は、制御部5により、音量ボリューム10(本発明の音量設定受付部に相当する。)の音量設定値に応じたゲインに設定される。
ラインアンプ21は、本発明のアンプに相当し、オーディオ信号ラインに接続される増幅回路である。ラインアンプ21の出力端子は、フィードバック用抵抗31を介して反転入力端子(図中の−)にネガティブフィードバックされ、オーディオ信号が増幅される。また、ラインアンプ21の出力端子は、出力ライン(図中のOUT)およびラウドネス補正部16に接続される。
ラウドネス補正部16は、ラウドネス素子50、ラウドネス補正用電子ボリューム22、バッファアンプ23、およびフィードバック用抵抗32を備えている。
ラウドネス素子50は、本発明のラウドネス処理部に相当し、RC回路によるバンドパスフィルタとなっている。ここでは、ラウドネス素子50は、1kHzをピークとして低域および高域が減衰するような時定数が設定されている。すなわち、ラウドネス素子50は、等ラウドネス曲線の逆特性に対応する周波数特性を有する。ただし、ラウドネス素子50の周波数特性は、等ラウドネス曲線の逆特性に完全に一致させる必要はない。低域および高域が減衰し、中域とのレベル差が生じる特性であれば、「等ラウドネス曲線に対応する周波数特性」に該当する。
ラウドネス補正用電子ボリューム22は、本発明の第2ゲイン調整回路に相当し、回路バッファアンプ23のゲインを調整する。ラウドネス補正用電子ボリューム22は、ラウドネス素子50、バッファアンプ23の非反転入力端子、およびグランドラインに接続される。したがって、ラウドネス補正用電子ボリューム22は、グランド端子が一体化された汎用の電子ボリュームを用いることができる。ラウドネス補正用電子ボリューム22は、マイコンである制御部5を接続することにより容易に制御することができる。
バッファアンプ23は、インピーダンス調整用回路であり、ゲイン調整部15側の信号がラウドネス補正部16の出力側に影響を及ぼさないようにするためのアンプである。バッファアンプ23の出力端子は、自身の反転入力端子、およびフィードバック用抵抗32を介してラインアンプ21の反転入力端子に接続される。
これにより、ラウドネス素子50の出力信号は、ラインアンプ21にネガティブフィードバックされることになる。上述のように、ラウドネス素子50は、等ラウドネス曲線の逆特性に対応する周波数特性を有する。ラインアンプ21の出力は、ラウドネス素子50の出力がネガティブフィードバックされることにより、低域および高域のレベルが増大する。すなわち、ラインアンプ21の出力は、ラウドネス素子50からラインアンプ21への入力量(フィードバック量)が大きくなるほど低域および高域のレベルが増大して、等ラウドネス曲線の特性に対応する周波数特性を有し、ラウドネス補正が行われることになる。
図3は、周波数特性の一例を示す図である。同図のグラフの横軸は周波数に対応し、縦軸はゲインに対応する。例えば、ラウドネス素子50からのフィードバック量が0である場合、ラインアンプ21の出力するオーディオ信号の周波数特性は、完全にフラットである(図中の15dBで示されたラインに相当する)。これに対し、ラウドネス素子50からのフィードバック量が大きくなるほど、ラインアンプ21の周波数特性は、中域成分と低域成分および高域成分とのレベル差が生じるようになっている。例えば、最もフィードバック量が大きい場合には、ラインアンプ21の出力は、1kHzを基準(−5dB)として、低域成分(10Hz)と20dB程度のレベル差が生じ、高域成分(10kHz)と10dB程度のレベル差が生じるようになっている。
したがって、ラウドネス素子50のフィードバック量が大きくなるほど中域成分に対して低域成分および高域成分を持ち上げるラウドネス補正が強く行われることになる。
そして、ラウドネス素子50のフィードバック量は、ラウドネス補正用電子ボリューム22のゲインを調整することにより設定する。ラウドネス補正用電子ボリューム22は、制御部5に接続され、当該制御部5により音量ボリューム10の音量設定値に応じたゲインに設定される。
図4(A)は、音量ボリュームとラウドネス補正量との関係を示す図である。図4(A)に示すグラフの横軸は音量ボリューム10の音量設定値に対応し、縦軸は第1ラウドネスボリューム11の設定値に対応する。図4(A)中の黒点に示すように、例えば音量ボリューム10の音量設定値が15dBから5dBまで小さくなった場合、制御部5は、ラウドネス補正用電子ボリューム22のゲインを上げ、ラウドネス素子50のフィードバック量を大きくし、ラウドネス補正を行う。さらに、例えば音量ボリューム10の音量設定値が−5dBまで小さくなった場合、制御部5は、ラウドネス補正用電子ボリューム22のゲインをさらに上げ、ラウドネス素子50のフィードバック量を大きくし、ラウドネス補正量を大きくする。
ただし、ラウドネス素子50のフィードバック量を大きくし、ラウドネス補正量を大きくすると、低域成分および高域成分を持ち上げられた分だけ聴感上の音量が大きくなり、ユーザが意図する音量変化が得られない場合がある。そこで、制御部5は、ラウドネス補正により聴感上の音量が上昇する分を補償するゲインをメイン電子ボリューム20設定する。例えば、音量ボリューム10の音量設定値を15dBから5dBまで−10dBだけ変化させたとき、ラウドネス補正を行うことにより聴感上の音量が2dB上昇すると仮定する。この場合、制御部5は、メイン電子ボリューム20のゲインを−12dB変化させて、3dBに設定する。すると、聴感上の音量変化は−10dBとなり、ユーザの意図する音量変化を実現しながら適切なラウドネス補正を行うことができる。ただし、メイン電子ボリューム20のゲインを3dBに設定する(−12dB変化させる)場合であっても、LED等の表示部(不図示)に表示される音量設定値は、5dBのまま(−10dB変化させる)として、ユーザが意図する音量設定値に変化させたように認識させる。
このようにして、制御部5は、音量ボリューム10の音量設定値に応じてラウドネス補正用電子ボリューム22のゲインを設定し、音量ボリューム10の音量設定値に連動して適切なラウドネス補正を行う。これにより、ユーザは、音量ボリューム10を操作するだけで、聴感上の特性に応じた適切なラウドネス補正が行われることになる。
なお、図4(A)においては、音量設定値の変化に応じてステップ状にラウドネス補正量を変化させる例を示しているが、音量設定値の変化に応じて連続的にラウドネス補正量を変化させるようにしてもよい。ステップ状にラウドネス補正量を変化させる場合、音量設定値と、ラウドネス補正量(ラウドネス補正用電子ボリューム22のゲイン)との関係は、例えば制御部5のメモリ(不図示)にテーブルとして記憶しておく。制御部5は、音量ボリューム10の音量設定値で当該テーブルを読み出すことで、ラウドネス補正用電子ボリューム22のゲインを設定することができる。また、連続的にラウドネス補正量を変化させる場合、音量設定値と、ラウドネス補正量(ラウドネス補正用電子ボリューム22のゲイン)との関係を示す関数を規定しておくことにより、都度演算することで適切なラウドネス補正量(ラウドネス補正用電子ボリューム22のゲイン)を設定することができる。例えば、メイン電子ボリューム20のゲインGaとラウドネス補正用電子ボリューム22のゲインGbの関係がGa=20−Gbになると仮定すると、メイン電子ボリューム20のゲインGaを15dBから5dBに変化させると、ラウドネス補正用電子ボリューム22のゲインGbを15dBから5dBに変化させる。
次に、図4(B)は、第1ラウドネスボリューム11の変化とラウドネス補正量との関係を示す図である。図4(B)の例では、第1ラウドネスボリューム11(本発明の第1ラウドネス補正量受付部に相当する。)に連動してラウドネス補正量を変化させることにより、同じ音量設定値でもラウドネス補正量を手動で変更できるようにする態様である。制御部5は、図4(B)中の黒点に示すように、音量ボリューム10の音量設定値が変化しない場合でも、第1ラウドネスボリューム11の設定値が大きくなると、ラウドネス補正用電子ボリューム22のゲインを上げ、ラウドネス素子50のフィードバック量を大きくし、ラウドネス補正量を大きくする。必要なラウドネス補正量は、音量設定値の違いだけではなく、オーディオ装置の定格出力、ゲイン、スピーカの能率、または聴取位置の違いによっても異なる。したがって、図4(B)の例では、第1ラウドネスボリューム11の設定値に連動してラウドネス補正量を変化させることにより、オーディオ装置の定格出力、ゲイン、スピーカの能率、または聴取位置の違いを補償できるようにしている。また、図4(B)の例でも、制御部5は、ラウドネス補正を大きくしたことにより聴感上の音量が上昇する分を補償するゲインをメイン電子ボリューム20設定する。例えば、ラウドネス補正を大きくしたことにより聴感上の音量が2dB上昇すると仮定した場合、制御部5は、メイン電子ボリューム20のゲインを−2dB変化させて13dBに設定する。
なお、図4(B)に示した例では、音量設定値が非常に大きい場合または非常に小さい場合(例えばMaxまたはMinの場合)、第1ラウドネスボリューム11の設定値を変化させてもラウドネス補正量が変化しないが、図5に示すように、どの音量設定値においても、第1ラウドネスボリューム11の設定値の変化に連動してラウドネス補正量を変化させる態様としてもよい。
次に、図6(A)および図6(B)は、第2ラウドネスボリューム12を変化させたときの音量ボリュームとラウドネス補正量との関係を示す図である。制御部5は、第2ラウドネスボリューム12(本発明の第2ラウドネス補正量受付部に相当する。)が変化したとき、音量ボリューム10に連動して変化するラウドネス補正量の変化を緩やかにしたり、急峻にしたりする。例えば、図6(A)に示すように、音量ボリューム10の音量設定値を15dBから5dBまで変化させたとき、ラウドネス補正量が2段階変化する場合において、第2ラウドネスボリューム12の設定値を大きくする(または小さくする)と、音量ボリューム10に連動して変化するラウドネス補正量の変化を緩やかにして、ラウドネス補正量が1段階だけ変化するように設定する。
このように、本実施形態のオーディオ信号調整回路は、ユーザの好みによって、音量ボリューム10に連動して変化するラウドネス補正量の変化を緩やかにしたり、急峻にしたりすることができる。
次に、図7は、応用例に係る音量ボリュームとラウドネス補正量との関係を示す図である。この例では、利用頻度が比較的高い中音量の領域では第1ラウドネスボリューム11の設定値の変化に対するラウドネス補正量の変化を緩やかにして、利用頻度が比較的低い最大音量または最小音量に近い領域では第1ラウドネスボリューム11の変化に対するラウドネス補正量の変化を急激にしている。これにより利用頻度が比較的高い中音量の領域では第1ラウドネスボリューム11を大きく動かしてもラウドネス補正量の変化が小さいため、ユーザにとってはより細やかな調整が容易となり、操作性が向上する。
なお、図3の回路構成では、ラウドネス素子50が等ラウドネス曲線の逆特性に対応する周波数特性を有し、ラインアンプ21にネガティブフィードバックさせる例を示したが、例えば、ラウドネス素子50の出力をラインアンプ21の正相側に入力することも可能であるし、逆相アンプを用いて入力オーディオ信号およびラウドネス素子50の出力をラインアンプ21の逆相側に入力する回路としてもよい。これら回路構成としても、音量設定値に連動したラウドネス補正を行うことができる。
1…入力部
2…信号処理部
3…出力部
5…制御部
10…音量ボリューム
11…第1ラウドネスボリューム
12…第2ラウドネスボリューム
15…ゲイン調整部
16…ラウドネス補正部
20…メイン電子ボリューム
21…ラインアンプ
22…ラウドネス補正用電子ボリューム
23…バッファアンプ
50…ラウドネス素子
2…信号処理部
3…出力部
5…制御部
10…音量ボリューム
11…第1ラウドネスボリューム
12…第2ラウドネスボリューム
15…ゲイン調整部
16…ラウドネス補正部
20…メイン電子ボリューム
21…ラインアンプ
22…ラウドネス補正用電子ボリューム
23…バッファアンプ
50…ラウドネス素子
Claims (5)
- 音量設定値を受け付ける音量設定受付部と、
オーディオ信号が入力されるアンプと、
前記アンプのゲインを調整する第1ゲイン調整回路と、
前記アンプの出力に接続され、所定の周波数特性を有するラウドネス処理部と、
を備えたオーディオ信号調整回路であって、
前記ラウドネス処理部の出力が、前記アンプに入力され、
前記ラウドネス処理部から前記アンプへの入力量を変更する第2ゲイン調整回路と、
前記音量設定受付部で受け付けた前記音量設定値に応じて、前記第1ゲイン調整回路および前記第2ゲイン調整回路をそれぞれ制御する制御部と、
を備えたことを特徴とするオーディオ信号調整回路。 - 前記ラウドネス処理部は、等ラウドネス曲線の逆特性に対応する周波数特性を有し、
前記ラウドネス処理部の出力は、前記アンプにネガティブフィードバックされていることを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号調整回路。 - ラウドネス補正量の設定を受け付ける第1ラウドネス補正量受付部を備え、
前記制御部は、前記第1ラウドネス補正量受付部で受け付けた前記ラウドネス補正量の設定に応じて、第2ゲイン調整回路における前記ラウドネス処理部から前記アンプへの入力量を変更する請求項1または請求項2に記載のオーディオ信号調整回路。 - 前記音量設定値の変化に対するラウドネス補正量の強さ設定を受け付ける第2ラウドネス補正量受付部を備え、
前記制御部は、前記第2ラウドネス補正量受付部で受け付けた前記ラウドネス補正量の強さ設定に応じて、前記第1ゲイン調整回路のゲイン変更量に対する前記第2ゲイン調整回路のゲイン変更量を制御する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のオーディオ信号調整回路。 - 前記制御部は、前記ラウドネス処理部および前記第2ゲイン調整回路による音量変化を補償するゲインを第1ゲイン調整回路に設定する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のオーディオ信号調整回路。
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|---|---|---|---|---|
| CN109658942A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-04-19 | 腾讯音乐娱乐科技(深圳)有限公司 | 一种音频数据处理方法、装置以及相关设备 |
| JP2022552051A (ja) * | 2019-11-15 | 2022-12-15 | ヘアレザンズ アーベー | 音量依存型オーディオ補償 |
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