JP2016008102A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】低騒音で、かつ安定してシートを分離給送することのできるシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】吸着部材200を、カセット51aに収納されたシートSから離れた待機状態からカセット51aに収納されたシートSに弾性変形しながら面接触してシートSを電気的に吸着する吸着状態、吸着したシートSの給送方向下流端を引き上げて下方のシートから分離させる分離状態及び吸着したシートSが離間する離間状態に変移させ、シート厚検出手段53からのシートの剛性情報に基づき、吸着部材200の分離状態における弛み量を変更する。
【選択図】図2
【解決手段】吸着部材200を、カセット51aに収納されたシートSから離れた待機状態からカセット51aに収納されたシートSに弾性変形しながら面接触してシートSを電気的に吸着する吸着状態、吸着したシートSの給送方向下流端を引き上げて下方のシートから分離させる分離状態及び吸着したシートSが離間する離間状態に変移させ、シート厚検出手段53からのシートの剛性情報に基づき、吸着部材200の分離状態における弛み量を変更する。
【選択図】図2
Description
本発明は、シート給送装置及び画像形成装置に関し、特に静電吸着力を用いてシートを給送するものに関する。
従来の複写機、プリンタ等の画像形成装置は、シートを給送するシート給送装置を備えており、このようなシート給送装置としては、シート束を積載したカセットから最上位のシートをゴムローラ等の摩擦力を用いて分離給送する摩擦給紙方式のものがある。この摩擦給紙方式のシート給送装置では、シート束にゴムローラを圧接させながら回転させることにより、最上位のシートを送り出すようにしている。
ここで、このような摩擦給紙方式のシート給送装置では、シートを送り出す際、シート同士の摩擦によって複数枚のシートが搬送されてしまう、いわゆるシートの重送が発生することがある。これに対しては、分離パッドやリタードローラによって最上位のシート以外に搬送抵抗を働かせることにより、最上位のシートのみを画像形成部へ給送する。
ところで、このようなシート給送装置においては、ゴムローラによりシートに大きな圧力を与えながらシートを給送するため、シート同士及びシートとゴムローラ間の摺擦による騒音が課題となる。さらに、分離パッドやリタードローラによりシートの重送を防止している際、シート同士の摺擦音が大きく発生する。また、分離パッドやリタードローラは、シートの重送が発生していない時も最上位のシートの搬送抵抗となるため、分離パッドやリタードローラとシートの間でのスティック・スリップによる音が発生してしまう。
そこで、このようなシート給送時の騒音の発生を防ぐため、静電吸着力を用いて、具体的にはベルト表面に形成される電界によりシートを吸着させながら分離給送するようにしたシート給送装置がある(特許文献1及び2参照)。そして、このような静電吸着分離方式のシート給送装置では、最上位のシートをシート束から引き剥がすように搬送することができるので、給送部分での騒音を大幅に低減することができる。
ここで、従来の静電吸着力を用いてシートを給送するシート給送装置において、特許文献1の構成のものは、シート吸着分離部のシート吸着側面を弛ませることによって、シート接触面積を拡大させて十分な静電吸着力を発生させることができる。しかし、最上位のシートに当接しながらシートを搬送するためにシート同士の摺擦音は依然残留する。また、シート吸着分離部が最上位のシートに当接しながらシートを搬送するため、下位シートには最上位のシートと連れ送りされる方向に力が働く。この力は、下位シートを最上位のシートから分離する力(以下、分離力という)に対して不利になる方向の力であることから、シートを安定して分離給送することができない。
一方、特許文献2の構成ではシート吸着分離部ごと揺動させると共にシートが積載されているカセット部を昇降させることによって、最上位のシートをシート束から引き剥がすようにしている。さらに、吸着させたシートのコシ(剛度)による剥がれを防止するため、シートの剛性に応じてシート吸着分離部の揺動量、カセット部の昇降量を調節可能な構成としている。しかし、このようにシート吸着分離部ごと揺動させ、質量の大きいカセット部を給送動作ごとに昇降させるように構成した場合、大きな機構稼働音が発生する。また、シート吸着分離部とシートとの衝突音も発生する。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、低騒音で、かつ安定してシートを分離給送することのできるシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シート給送装置において、シートが積載される積載手段と、前記積載手段の上方に配置された第1の回転体と、前記第1の回転体よりもシートの給送方向において上流に設けられた第2の回転体と、前記第1の回転体と前記第2の回転体に弛んだ状態で内面が支持され、前記積載手段に積載されたシートを電気的に吸着する吸着部材と、前記第1の回転体と共に前記吸着部材を挟持する第1挟持部材と、前記第2の回転体と共に前記吸着部材を挟持する第2挟持部材と、前記吸着部材を、前記積載手段に収納されたシートから離れた待機状態から前記積載手段に収納されたシートに弾性変形しながら面接触してシートを電気的に吸着する吸着状態、吸着したシートの給送方向下流端を引き上げて下方のシートから分離させる分離状態及び吸着したシートが離間する離間状態に変移させると共に、シートの剛性情報に基づき、前記吸着部材の前記分離状態における弛み量を変更する制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
本発明のように、シートの剛性に基づき、吸着部材の分離状態における弛み量を変更することにより、吸着したシートを下方のシートから確実に分離させることができ、低騒音で、かつ安定してシートを分離給送することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。
図1において、100は画像形成装置、100Aは画像形成装置本体(以下、装置本体という)である。この装置本体100Aの上部には原稿載置台としてのプラテンガラスに載置された原稿に光を照射し、反射光をデジタル信号に変換するイメージセンサ等を有する画像読取部41が設けられている。なお、画像を読み取るための原稿は、自動原稿給送装置41aによりプラテンガラス上に搬送される。また、装置本体100Aには、画像形成部55と、画像形成部55にシートSを給送するシート給送装置51,52と、シートSを反転させて画像形成部55へ搬送するシート反転部59が設けられている。
画像形成部55は、露光ユニット42と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色のトナー画像を形成する4個のプロセスカートリッジ43(43y,43m,43c,43k)を備えている。また、画像形成部55は、プロセスカートリッジ43の上方に配された中間転写ユニット44、2次転写部56、定着部57を備えている。
ここで、プロセスカートリッジ43は、感光体ドラム21(21y,21m,21c,21k)と、帯電ローラ22(22y,22m,22c,22k)と、現像ローラ23(23y,23m,23c,23k)を備えている。また、プロセスカートリッジ43はドラムクリーニングブレード24(24y,24m,24c,24k)を備えている。
中間転写ユニット44は、ベルト駆動ローラ26、2次転写内ローラ56a等に張架されている中間転写ベルト25と、感光体ドラム21に対向した位置で中間転写ベルト25に当接する1次転写ローラ27(27y,27m,27c,27k)を備えている。そして、後述するように、中間転写ベルト25に1次転写ローラ27によって正極性の転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム21上の負極性を持つトナー像が順次中間転写ベルト25に多重転写される。これにより、中間転写ベルト25上にはフルカラー画像が形成される。
2次転写部56は、2次転写内ローラ56aと、2次転写内ローラ56aと中間転写ベルト25を介して接する2次転写外ローラ56bとにより構成される。そして、後述するように2次転写外ローラ56bに正極性の二次転写バイアスを印加することによって中間転写ベルト25上に形成されたフルカラー画像をシートSに転写する。
定着部57は、定着ローラ57aと定着バックアップローラ57bを備えている。そして、定着ローラ57aと定着バックアップローラ57bとの間をシートSが挟持搬送されることにより、シートS上のトナー像は加圧、加熱されてシートSに定着される。シート給送装置51,52は、それぞれシートSを収納する収納手段であるカセット51a,52a及びカセット51a,52aに収納されたシートSを静電気により吸着しながら1枚ずつ給送する機能を有するシート吸着分離給送部51b,52bを備えている。
なお、図1において、103はカセット51a,52aから給送されたシートSを2次転写部56まで搬送する2次転写前搬送パス、104は2次転写部56まで搬送されたシートSを2次転写部56から定着部57まで搬送する定着前搬送パスである。105は、定着部57まで搬送されたシートSを定着部57から切換部材61まで搬送する定着後搬送パス、106は切換部材61まで搬送されたシートSを切換部材61から排紙部58まで搬送する排紙パスである。107は画像形成部55により片面に画像が形成されたシートSの裏面に画像を形成するため、シート反転部59により反転されたシートSを再び画像形成部55へ搬送する再搬送パスである。
次に、このような構成の画像形成装置100の画像形成動作について説明する。画像形成動作が開始されると、まず不図示のパソコン等からの画像情報に基づき露光ユニット42は感光体ドラム21の表面に向けてレーザー光を照射する。このとき、感光体ドラム21の表面は、帯電ローラ22によって所定の極性・電位に一様に帯電されており、レーザー光を照射すると、レーザー光が照射された部位の電荷が減衰することによって感光体ドラム表面に静電潜像が形成される。
この後、静電潜像を現像ローラ23からそれぞれ供給されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)のトナーにより現像し、静電潜像をトナー像として顕像化する。そして、この各色トナー像を1次転写ローラ27にそれぞれ印加した1次転写バイアスにより、順次中間転写ベルト25に転写することにより、中間転写ベルト25上にフルカラートナー画像が形成される。
一方で、このトナー画像形成動作に並行して、シート給送装置51,52は、シート吸着分離給送部51b,52bによりカセット51a,52aから1枚のシートSのみを分離給送する。この後、シートSは引き抜きローラ対51c,51d,52c,52dに到達する。さらに、引き抜きローラ対51c,51d,52c,52dに挟持されたシートSは、シート厚検出手段53によるシート厚検出を経て2次転写前搬送パス103に送り込まれ、停止しているレジストレーションローラ対62a,62bに当接する。これにより、先端の位置が調整される。
次に、2次転写部56において、中間転写ベルト上のフルカラートナー像とシートSの位置とを一致させるタイミングでレジストレーションローラ対62a,62bが駆動される。これにより、シートSは2次転写部56まで搬送され、2次転写部56にて、2次転写外ローラ56bに印加した2次転写バイアスにより、フルカラートナー像がシートS上に一括して転写される。
フルカラートナー像が転写されたシートSは、定着部57に搬送され、この定着部57において熱及び圧力を受けて各色のトナーが溶融混色し、シートSにフルカラーの画像として定着される。この後、画像が定着されたシートSは、定着部57の下流に設けられた排紙部58によって排紙される。なお、シートの両面に画像を形成する際は、シートSの搬送方向をシート反転部59にて反転させて、シートSを再び画像形成部55へ搬送する。
次に、図2を用いて本実施の形態に係るシート給送装置51の構成について説明する。既述したように、シート給送装置51は、カセット51a,カセット51aに収納されたシートSを静電気により吸着しながら1枚ずつ分離搬送するシート吸着分離給送部51bを備えている。また、シート給送装置51は、シート吸着分離給送部51bから1枚ずつ分離搬送されてきたシートSを挟持搬送する引き抜きローラ対51c,51dを備えている。
シートが積載される積載手段であるカセット51aは、昇降可能に設けられ、シートSが積載される中板301aを昇降させる昇降手段301と、中板301aに積載されたシートSの上面位置を検知するシート面高さ検出手段302を備えている。昇降手段301は、中板301aの下方に回動可能に設けられたリフタ301bを備えており、リフタ301bの回動角度によって、中板301a及び中板301a上に積載された最上位シートSaの位置を変更する。
シート吸着分離給送部51bは、第1挟持搬送ローラ対201と、第2挟持搬送ローラ対202と、第1挟持搬送ローラ対201及び第2挟持搬送ローラ対202により挟持搬送される可撓性を有する無端状の吸着部材200とを備えている。シート給送装置52に設けられたシート吸着分離給送部52bも、シート給送装置51のシート吸着分離給送部51bと同様の構成であるため、説明は省略する。
なお、図2において、302は中板301aに積載されたシートSの上面位置を検知する紙面高さ検出手段である。この紙面高さ検出手段302は、中板301aの上方に配置されると共に、センサフラグ302aとフォトセンサ302bによって構成されている。センサフラグ302aは不図示の支持部に回転可能に支持されており、一端は最上位シートSaの上面と接触可能な位置に、他端はフォトセンサ302bを遮光可能な位置に配置されている。
ここで、最上位シートSaの上面が所定の高さに位置すると、センサフラグ302aが回転し、フォトセンサ302bが遮光される。なお、後述する図4に示す制御部70は、フォトセンサ302bの遮光状態を検出することにより、最上位シートSaの上面位置を検出する。そして、制御部70は、最上位シートSaの上面が紙面高さ検出手段302によって常に検出されるように昇降手段301の動作を制御し、中板301aの位置を最上位シートSaの上面高さが略一定となる位置に保つ。
この結果、第1挟持搬送ローラ対201及び第2挟持搬送ローラ対202と、最上位シートSaの上面との空隙Lr1,Lr2も略一定に保たれる。なお、本実施の形態では、第1挟持搬送ローラ対201とシートSの上面位置との空隙Lr1の方が、第2挟持搬送ローラ対202とシートSの上面位置との空隙Lr2よりも広い。つまり、Lr1≧Lr2となっている。
第1挟持搬送ローラ対201は、第2挟持搬送ローラ対202に対してシート給送方向下流で、かつ第2挟持搬送ローラ対202よりも上方に配置される。そして、この第1挟持搬送ローラ対201は、第1挟持搬送内ローラ(第1の回転体)201aと、第1挟持搬送外ローラ(第1挟持部材)201bから構成されている。第1挟持搬送内ローラ201aは、吸着部材200の内側に配置されると共に配置位置が固定の不図示の軸支持部材により回転自在に軸支され、かつ第1挟持搬送内ローラ201aには第1駆動手段203からの駆動が不図示の駆動伝達手段を介して伝達される。
従動回転部材である第1挟持搬送外ローラ201bは、無端状のベルト形状の吸着部材200を挟んで第1挟持搬送内ローラ201aの外側に配置され、不図示の軸支持部材によって回転自在に軸支されている。なお、不図示の軸支持部材には第1押圧バネ201cが接続されており、第1挟持搬送外ローラ201bは、この第1押圧バネ201cによって第1挟持搬送内ローラ201aの軸中心方向に付勢されて第1挟持搬送内ローラ201aと共にシートSを挟持する。
第2挟持搬送ローラ対202は、第2挟持搬送内ローラ(第2の回転体)202aと、第2挟持搬送外ローラ(第2挟持部材)202bから構成されている。第2挟持搬送内ローラ202aは、第1挟持搬送内ローラ201aと同様に吸着部材200の内側に配置され、配置位置が固定の不図示の軸支持部材によって回転自在に軸支される。さらに、第2挟持搬送内ローラ202aには、第2駆動手段204から不図示の駆動伝達手段を介して駆動力が伝達される。
従動回転部材である第2挟持搬送外ローラ202bは、第1挟持搬送外ローラ201bと同様に吸着部材200を挟んで第2挟持搬送内ローラ202aの外側に配置され、不図示の軸支持部材によって回転自在に軸支されている。なお、不図示の軸支持部材には第2押圧バネ202cが接続されており、第2挟持搬送外ローラ202bは、第2押圧バネ202cによって第2挟持搬送内ローラ202aの軸中心方向に付勢されて第2挟持搬送内ローラ202aと共にシートSを挟持する。
無端状の吸着部材200は、シート給送方向に沿って複数向けられた、本実施の形態においては、2つ設けられた回転部材である第1挟持搬送内ローラ201a及び第2挟持搬送内ローラ202aにより内面が支持されている。そして、この吸着部材200の周長は、[第1挟持搬送内ローラ201a及び第2挟持搬送内ローラ202aの回転中心間距離の2倍+各ローラ201a,202aの円周面の長さの半分]よりも長い長さを有している。
即ち、吸着部材200の周長はシート吸着分離給送部51bの巻架最短周長よりも余裕をもって(弛みをもって)設定されている。このような長さを有することにより、吸着部材200は、第1挟持搬送内ローラ201a及び第2挟持搬送内ローラ202aの回転により回転(移動)しながら下方に撓むことができる。これにより、第1挟持搬送内ローラ201a及び第2挟持搬送内ローラ202aと、中板301aに積載されたシートSの最上位のシートSaの間には、それぞれ空隙Lr1及び空隙Lr2が存在するものの、吸着部材200は最上位シートSaと接触可能となる。
ここで、本実施の形態においては、吸着部材200にシートを吸着して搬送する際、シート同士が摺擦しないように、吸着部材200にシートを静電気により吸着した後、吸着部材200を弾性変形させながら上方に引き上げるようにしている。そして、このように吸着部材200を弾性変形させながら上方に引き上げることにより、シートを他のシートから分離する。
なお、本実施の形態において、シート吸着分離給送部51bは、第1挟持搬送内ローラ201aと第2挟持搬送内ローラ202aとを結ぶ軸線が、シートSに対して配設角度θuとなるように配置されている。そして、既述したように第1挟持搬送内ローラ201aと最上位シートSaの上面との空隙Lr1と第2挟持搬送内ローラ202aと最上位シートSaの上面との空隙Lr2は、Lr1≧Lr2となっている。これにより、シート吸着分離給送部51bは、シートSをめくり上げるように吸着分離できるため、後述するシートSに対する分離力を効果的に発生させることができる。
また、本実施の形態では、この吸着分離に必要なシート吸着力が得られるシート接触面積が確保されるように、吸着部材200の長さが決定されている。また、吸着部材200には、正の電圧が供給される正電圧供給手段205a及び負の電圧が供給される負電圧供給手段205bが電気的に接続されている。そして、この第1電源である正電圧供給手段205a及び第2電源である負電圧供給手段205bから供給される正及び負の電圧によって吸着部材200にはシートSを引き付ける静電的な吸着力が発生する。
第1駆動手段203及び第2駆動手段204は、それぞれ後述する図5に示す制御部70に内蔵されているシート分離制御部210に接続されている。そして、第1駆動手段203及び第2駆動手段204は、それぞれシート分離制御部210からシートSの種別に応じて送信された速度指令パルス列を受信することによって第1挟持搬送内ローラ201a及び第2挟持搬送内ローラ202aを駆動する。これにより、給送されるシートSの種別に応じた最適なシートSの分離動作が行なわれる。この動作の詳細に関しては後述する。
次に、図3を用いて吸着部材200の詳細構成及び吸着部材200がシートSを吸着する吸着力の発生原理を説明する。なお、図3の(a)は吸着部材200表面を示す図、図3の(b)は吸着部材200の斜視図、図3の(c)は吸着部材200の給電部断面を示す図、図3の(d)は吸着部材200とシートSとの間に働く静電吸着力の概念を示す図である。
図3に示すように、吸着部材200は、基層200c、第1電極である正電極200a及び第2電極である負電極200bを備えている。正電極200a及び負電極200bは、それぞれ櫛歯形状を有すると共に、基層200cの内部に交互に配置されている。なお、本実施の形態においては、基層200cは体積抵抗108Ωcm以上の誘電体であるポリイミドであり、層厚は100μm程度である。また、正電極200a及び負電極200bは体積抵抗106Ωcm以下の導電体であり、層厚10μm程度の銅を用いている。
また、本実施の形態では、後述するようにシートSに吸着部材200が接近する際、吸着部材200が下方に撓んで樽型形状になるように吸着部材200の材質及び厚さ等を調節して適度な弾性を持たせている。吸着部材200の第1挟持搬送内ローラ201a及び第2挟持搬送内ローラ202aに臨む内周面には、正電極200a及び負電極200bが露出している露出領域200d,200eが設けられている。そして、正電極200aの露出領域200dには、正電圧供給手段205aと接続された正接点206aが、負電極200bの露出領域200eには、負電圧供給手段205bと接続された負接点206bがそれぞれ接触している。
なお、本実施の形態では、正電極200aには、+1kV程度の正電圧が印加され、負電極200bには−1kV程度の負電圧が印加されている。また、正接点206a及び負接点206bは、それぞれ弾性を有する金属板材の先端にカーボンブラシをかしめた構造となっており、カーボンブラシが正電極200a及び負電極200bの露出領域200d,200eと接触している。なお、正接点206a及び負接点206bは弾性を有しているため、断面形状が時々刻々変化する吸着部材200に追従して接触することができ、安定した給電が可能である。
ここで、図3の(d)に示すように正電極200a及び負電極200bに正及び負の電圧が印加されると、電圧が印加された正電極200a及び負電極200bによって、吸着部材200の表面近傍には不平等電界が形成される。そして、このような不平等電界が形成された吸着部材200をシートSに接近させると、誘電体であるシート表層には誘電分極が生じ、Maxwellの応力によって、吸着部材200とシートSとの間に静電吸着力が生じる。
ところで、本実施の形態において、図2に示すように、シート給送装置51から2次転写部56に至る2次転写前搬送パス103の間に、シートの厚さを検出してシートの剛性を検知する剛性検出手段であるシート厚検出手段53が配置されている。このシート厚検出手段53は、超音波を用いてシートの厚さを検出するものであり、図4に示すように、送波用超音波素子部53a、受波用超音波素子部53b及び位相差演算回路53cを備えている。
送波用超音波素子部53aからは、シートS表面へ向けて超音波USW1が送波される。超音波USW1はシートS表面に到達すると、シートSを透過する超音波成分USW2とシートSに反射される成分USW3に分割され、反射した超音波USW3は受波用超音波素子部53bによって受波される。一方で、透過した超音波成分USW2はさらにシートSの裏面に反射され、その反射超音波はUSW4として受波用超音波素子部53bに受波される。
ここで、超音波USW3及び超音波USW4の、送波用超音波素子部53aから受波用超音波素子部53bに到達するまでの伝搬経路長が異なるため、受波用超音波素子部53bによって受波されるタイミングには位相差Δtが生じる。具体的には、シートSの厚さStの略2倍距離だけ経路長が異なる。このため、位相差演算回路53cにおいて位相差Δtを計測することによって、シートSの厚さStを検出できる(音速cとすると、St=c×Δt/2)。
なお、本実施の形態では、シート厚検出手段53として超音波を利用したシート厚検出手法を採用しているが、これに限定するものではない。例えば、シートSに光を照射し、その透過光量を検出することでシート厚Stを検出する手法を用いてもよい。また、従来においては目的は異なるものの、シートSの種類に応じて2次転写条件もしくは画像定着条件を変更するために、シートSの表面性や厚さを検出、もしくは設定する手段を設けている場合がある。その場合は、それら検出、もしくは設定手段の情報で代用しても良い。例えば、センサ類を配置せずに、印刷ジョブ投入時にユーザーによって設定されるシート種類情報を用いてもよい。
図5は、本実施の形態に係るシート給送装置51の制御ブロック図であり、図5において、70は制御部である。制御部70には、正電圧供給手段205a、負電圧供給手段205b、シート面高さ検出手段302、シート厚検出手段53、タイマ71、カセット開閉検出センサ74等が接続される。
制御部70にはサブシステムとしてシート分離制御部210が内蔵されており、このシート分離制御部210には、第1駆動手段203、第2駆動手段204が接続されている。また、このシート分離制御部210は不図示の内蔵記憶領域を有しており、この内蔵記憶領域には、シート厚検出手段53によって検出されたシート厚に基づき後述するシート分離条件を決定するテーブルMt1が記憶されている。そして、シート分離制御部210は、シート厚と、テーブルMt1によって決定したシート分離条件に応じて第1駆動手段203及び第2駆動手段204に対して速度指令パルス列を送信する。なお、このシート分離制御部210の制御方法の詳細に関しては後述する。
次に、図6を用いてシート吸着分離給送部51bのシート分離給送動作について説明する。なお、図6は、シート吸着分離給送部51bによってシートSが給送される動作を時系列に表現した模式図である。シートSの給送動作は、時系列順に、図6の(a)〜(f)に示す初期動作、接近動作、接触面積増大動作、吸着動作、分離動作、搬送動作の6つの工程によって構成されている。以下、これらを順に説明する。なお、本実施の形態では、上記それぞれの動作工程おいて、吸着部材200には正電圧供給手段205a及び負電圧供給手段205bが接続され、常に吸着力が発生している。
図6の(a)に示す初期動作は、吸着部材200を給送動作初期位置(待機状態)に配置する動作である。本実施の形態では、この初期動作のとき、制御部70は、最上位シートSaに対して吸着部材200を所定の空隙Lr2を以て離間させ、第1駆動手段203及び第2駆動手段204を停止させる。
図6の(b)に示す接近動作は、吸着部材200を下方に撓ませる(撓んだ部分を下方に移動させる)ことにより樽型形状に変形させ、吸着部材200の吸着面側を最上位シートSaに接近させる動作である。この動作のとき、制御部70は、第2駆動手段204によって第2挟持搬送ローラ対202を矢印方向へ回転速度U2aで回転させる。また同時に、第1挟持搬送ローラ対201を停止、又は第1駆動手段203によって第1挟持搬送ローラ対201を回転速度U2aよりも遅く回転させることにより、吸着部材200を矢印Ad方向へ搬送し、吸着部材200を樽型形状に変形させる。そして、このように吸着部材200が樽型形状に変形することにより、吸着部材200の表面と最上位シートSaとが接触する。
図6の(c)に示す接触面積増大動作は、このような接近動作を継続させることにより、シートを吸着する位置(吸着状態)に移動(変移)した吸着部材200の表面と最上位シートSaとの接触面積Mcを増大させる動作である。この動作のとき、制御部70は、接近動作と同様に、第2駆動手段204によって第2挟持搬送ローラ対202を矢印方向へ回転速度U2aで回転させる。また同時に、第1挟持搬送ローラ対201を停止、又は第1駆動手段203によって第1挟持搬送ローラ対201を回転速度U2aよりも遅く回転させることにより、吸着部材200を矢印Ad方向へ搬送させ、接触面積Mcを増大させる。
そして、この接触面積増大動作を接触面積Mcが所定の接触面積Mnと等しくなるまで継続する。ここで、接触面積Mcの大きさを直接検出する検出手段を設けても良いが、本実施の形態では、接触面積Mcの大きさをタイマ71による計時に基づく第1及び第2挟持搬送ローラ対201,202の搬送量の差によって代替的に検出している。
図6の(d)に示す吸着動作は、最上位シートSaの上面と吸着部材200の表面とが所定の接触面積Mnをもって面接触した状態で、最上位シートSaを吸着部材200に吸着させる動作である。ここで、最上位シートSaと吸着部材200とが接触すると、既述したように、吸着部材200には正及び負電圧供給手段205a,205bを介して電圧が印加されているため、吸着部材200とシートSとの間には静電吸着力が働く。そして、吸着部材200が最上位シートSaと所定の接触面積Mnにて面接触した状態で吸着部材200に最上位シートSaが吸着される。なお、制御部70は、吸着部材200に最上位シートSaが吸着されると、第1駆動手段203及び第2駆動手段204を停止させる。
図6の(e)に示す分離動作は、吸着部材200に吸着された最上位シートSaを上方に弾性変形させながら下方のシートSbから分離させる動作である。この動作のとき、シート分離制御部210は、第1駆動手段203によって第1挟持搬送ローラ対201を矢印方向に回転速度U1dで回転させる。
また同時に、第2挟持搬送ローラ対202を停止、又は第2駆動手段204によって第2挟持搬送ローラ対202を回転速度U1dよりも遅い回転速度U2dで回転させることにより、弛みを減少させ、吸着部材200を矢印Au方向へ搬送させる。そして、この分離動作により、吸着部材200は、最上位シートSaをシートSaの先端から曲げ根本Pbまでの距離Lb(曲げ長さ)だけ変形させる。また、吸着部材200は、最上位シートSaをシートSaの積載時の先端(給送方向下流端)から上方へ引き上げられた際の先端までの距離Lh(曲げ高さ)だけ変形させ、下方のシートSbから分離させる位置(分離状態)に移動される。なお、本実施の形態では、シート分離制御部210は、シート厚検出手段53によって検出されたシートの剛性情報であるシート厚さ情報に応じて、この分離位置を変更している。詳細は後述する。
図6の(f)に示す搬送動作は、分離動作後の吸着部材200の形状を維持した状態で搬送することにより、吸着された最上位シートSaをシート給送下流のシート搬送手段である引き抜きローラ対51c,51dまで吸着給送させる動作である。この動作のとき、制御部70は、第1挟持搬送ローラ対201及び第2挟持搬送ローラ対202の回転速度をそれぞれU1f及びU2fとし、回転速度U1fと回転速度U2fとを略一致させる。これにより、シートSaを吸着した吸着部材200は、吸着面側の形状を維持したまま搬送される。その結果、吸着部材200に吸着されたまま最上位シートSaは、少なくとも先端部が下方のシートSbと分離された状態を保ちながら矢印A方向へ搬送される。
この後、最上位シートSaの先端が、第1挟持搬送内ローラ201aによって形成される吸着部材200の湾曲部近傍に差し掛かると、最上位シートSaの先端が吸着部材200から剥離する。この剥離は、湾曲部によってシートSaに発生する曲げ反力が、吸着部材200に発生する静電吸着力よりも大きくなるために生ずる。言いかえれば、本実施の形態において、吸着部材200に発生する静電吸着力の大きさよりも、シートSaに発生する曲げ反力が大きくなるように設定されている。つまり、この搬送動作により、吸着部材200は、最上位シートSaが離間する位置(離間状態)に移動する。
なお、このように先端が吸着部材200から剥離した後、最上位シートSaは、先端から剥離が拡大していくものの、シートSaの後端領域は吸着部材200によって吸着されている。これにより、シートSaは、引き続き吸着部材200により搬送され、引き抜きローラ対51c,51dに引き渡される。以上の6つの工程によって、カセット51aに積載された複数のシートSから最上位シートSaが1枚だけ給送される。そして、この6つの工程を繰り返し行うことにより、シートSを1枚ずつ、連続して給送することが可能となる。
図7は、図6に示す初期動作、接近動作、接触面積増大動作、吸着動作、分離動作、搬送動作のタイミングチャートである。なお、図7において、u1は第1挟持搬送ローラ対201のシート搬送速度、u2は第2挟持搬送ローラ対202のシート搬送速度である。また、vpは正電圧供給手段205aから供給される正電圧、vnは負電圧供給手段205bから供給される負電圧である。
図7において、(a)で示す時刻T0からT1までの区間は初期動作区間であり、このときシート搬送速度u1及びシート搬送速度u2は0、供給電圧vpは+V、供給電圧vnは−Vに設定されている。なお、本実施の形態では、供給電圧vp、供給電圧vnは、シートSのすべての給送動作において+V、−Vであり、変化しない。また、(b)で示す時刻T1からT2までの区間は接近動作区間であり、このときシート搬送速度u1は0、シート搬送速度u2はU2aに設定されている。なお、U2aは画像形成装置の生産性等を元にして決定される速度であり、本実施の形態ではU2a=200mm/sとしている。
(c)で示す時刻T2からT3までの区間は接触面積増大動作区間であり、時刻T1から継続してシート搬送速度u1は0、シート搬送速度u2は速度U2aに設定されている。(d)で示す時刻T3からT4までの区間は吸着動作区間であり、このときシート搬送速度u1及びシート搬送速度u2は0に設定されている。(e)で示す時刻T4からT5までの区間は分離動作区間であり、このときシート搬送速度u1はU1d、シート搬送速度u2はU2dに設定されている。(f)で示す時刻T5からT6までの区間は搬送動作区間であり、このときシート搬送速度u1はU1f、シート搬送速度u2はU2fに設定されている。なお、U1f及びU2fも画像形成装置の生産性等を元にして決定される速度であり、本実施の形態ではU1f=U2f=200mm/sとしている。
なお、(a)で示す時刻T6からT7までは再び初期動作区間であり、次のシートSの給送に備える。この後、上記動作を繰り返すことにより、連続したシート給送が行われる。本実施の形態では、初期動作では、第1駆動手段203及び第2駆動手段204を停止させているが、両者を一定速度で駆動させて、シートSに対して吸着部材200を所定の空隙を以て離間させてあっても良い。
また、接近動作及び接触面積増大動作では、第2挟持搬送ローラ対202と第1挟持搬送ローラ対201との搬送速度差によって、シートSに対して吸着部材200を接近させ、接触面積を増大させている。しかし、第1駆動手段203を逆回転動作、第2駆動手段204を停止させることでシートSに対して吸着部材200を接近させ、接触面積を増大させても良い。
また、吸着動作では、第1駆動手段203及び第2駆動手段204を停止させているが、最上位シートと吸着部材200とが所定の接触面積Mnで面接触していれば、第1駆動手段203及び第2駆動手段204は動作していても良い。また、本実施の形態では、上記それぞれの動作工程おいて、吸着部材200には正電圧供給手段205a及び負電圧供給手段205bが接続され、常に吸着力を発生させていたが、これに限定するものではない。例えば、吸着動作、分離動作及び搬送動作の3工程のみ、正電圧供給手段205a及び負電圧供給手段205bを接続させて吸着力を発生させても良い。
次に、図8を用いて、本発明に係るシートSの分離のメカニズムについて説明する。図8はシート給送装置51の分離位置におけるシートSbに働く力を表した模式図である。既述したように、本実施の形態に係るシート給送装置51は、シート同士の分離の際に吸着部材200にシートを静電気により吸着した後、吸着部材200を弾性変形させながら上方に引き上げるようにしている。
ここで、最上位シートSaは静電吸着力Feによって引き上げられるが、この際、分離対象である次位のシートSbでは、端部バリやシート帯電等に起因する最上位シートSaとの付着力Fa及び次位のシートSb自体のコシ(剛度)による分離力Fdが働く。ここで、次位のシートSbが最上位シートSaと共に上方に引き上げられない条件、すなわちシート同士の分離が成立する条件は、下記の式(1)で表される。
Fd>Fa (1)
Fd>Fa (1)
ここで、次位のシートSbの分離力Fdは単純梁モデルで近似化すれば下記の式(2)で表される。なお、EはシートSbのヤング率、Iは断面二次モーメントである。
Fd=3EI/Lb3×Lh (2)
Fd=3EI/Lb3×Lh (2)
式(1)を成立させるためには、すなわち最上位シートSaを次位のシートSbから分離させるためには、Lb(曲げ長さ)、又はLh(曲げ高さ)を適切に設定し、シートSbの分離力Fdが、想定される付着力Faを超えるように調整すればよい。しかし、吸着部材200に吸着されているとき、シートSbの分離力Fdと同等の力が最上位シートSaにも働いている。ここで、分離力Fdは静電吸着力Feに抗する力であるため、分離力Fdを過大に調整した場合には最上位シートSaが吸着部材200から剥離し、ミスフィードが発生する可能性がある。
発明者の研究によれば、給送対象であるシートSが用紙である場合、ヤング率Eと断面二次モーメントIの積に相当する剛度は、用紙厚もしくは坪量の3乗に略比例することがわかった。よって、式(2)によれば、シートSbの分離力Fdも用紙厚もしくは坪量の3乗に略比例することになる。本実施の形態では、給送対象のシートSとして60〜160g/m2の坪量の用紙を想定しているが、この範囲においてシートSbの分離力Fdの最大最小比は、用紙坪量起因のみで20倍程度と大きい値となっている。
そこで、本発明においては、様々な坪量(剛性)のシートSにおいて想定される付着力Faを超えつつ、吸着剥がれを防止するように、シートSの厚さに応じてLb又はLhを変更し、分離力Fdをシートの分離が可能な略一定の大きさに保つようにしている。そして、分離力Fdの大きさを略一定に保つため、シート厚検出手段53によってシートSの厚さを検出した後、シート分離制御部210は、吸着部材200をシートSの厚さに応じた所望の分離位置に移動させる。
なお、吸着部材200に働く静電吸着力Feが十分に大きい場合、すわなち想定される付着力Faを超えて設定され、なおかつ給送対象としているシートSの坪量範囲において変化する分離力Fdを上回る静電吸着力Feが設定可能な場合がある。この場合においても、シートSの吸着剥がれを防止することはできるが、一般的に静電吸着力Feを大きくすることは安全性や装置サイズの観点から容易ではなく、その点で本発明は優位である。
次に、本実施の形態に係るシート分離制御部210による吸着部材200の分離位置変更動作について説明する。分離位置の変更を行う際、シート分離制御部210は、まず図9に示すようにシート厚検出手段53からシートSの厚さ情報(剛性情報)Stを取得する(S101)。次に、取得した厚さ情報Stと記憶領域に記憶されたテーブルMt1を用いて図10の(e’)に示す分離動作区間における第1駆動手段203と第2駆動手段204との搬送量差設定量であるUdiff(図10の斜線部面積)を算出する(S102)。
次に、シート分離制御部210は、算出された搬送量差設定量Udiffの値に基づいて図10に示す、第1駆動手段203の回転速度U1d’、第2駆動手段204の回転速度U2d’及び分離動作区間長ΔT(=T5−T4)を決定する(S103)。そして、シート分離制御部210は、ステップS103にて決定された値を元に、第1駆動手段203及び第2駆動手段204に対して速度指令パルス列を出力する(S104)。
以上の工程を経ることによって、搬送量差設定量Udiffに対応するように分離動作区間における吸着部材200の弛み形状、すなわち吸着部材200の弛み量が変化し、これにより分離状態における分離位置が変更される。つまり、搬送量差設定量Udiffは、既述した図6の(d)で示す吸着部材200の吸着位置から、図6の(e)で示す吸着部材200の分離位置までの弛み減少量に相当する値である。
そして、搬送量差設定量Udiffを大きく設定した場合は、図11(e’)に示すように吸着部材200の弛み減少量が大きくなり、吸着部材200の吸着面側の形状は破線で示すP5−nのように略直線状に変形する。また、搬送量差設定量Udiffを小さく設定した場合は、吸着部材200の弛み減少量が小さくなり、この結果、図11の(e’)に示すように、吸着部材200の形状は実線で示すP5−hのようにAu方向へ変形されるものの、樽型形状に維持される。
ここで、本実施の形態においては、検出されたシートSの厚さが厚いほど、すなわちシートSのコシが強い(剛性が高い)ほど、搬送量差設定量Udiffを小さく設定している。そして、搬送量差設定量Udiffを小さく設定すると、曲げ高さLhも、図11の(e’)に示すLh’のように低くなり、このように曲げ高さLh’を低くすれば、既述した図8に示す分離力Fdの大きさを小さくすることができる。このことから、シートSの厚さに応じて搬送量差設定量Udiffを変更するようにすれば、分離力Fdの大きさを最上位シートSaが吸着部材200から剥離することなく、次位のシートSbを分離することのできる略一定の大きさに保つことができる。
なお、この後の図10の(f’)に示す搬送動作区間においては、第1駆動手段203の回転速度U1f及び第2駆動手段204の回転速度U2fを、既述したようにU1f=U2fとしている。このため、吸着部材200は図11の(f’)において実線で示すP6−h、又は破線で示すP6−nのように吸着部材200は変更された弛み形状を保ったまま搬送される。なお、搬送動作によって吸着部材200は、吸着したシートSaが吸着部材200から離間される離間位置に至る。なお、このとき吸着部材200が図11の(f’)に示す形状P6―hの場合には、P6―hの吸着面側における最大湾曲部近傍にてシートSaが離間される。
図12は、シートSの厚さにより搬送量差設定量Udiffを求めるためのシート分離制御部210の記憶領域に記憶されたテーブルMt1を表した模式図である。本実施の形態では、テーブルMt1として搬送量差設定量UdiffをシートSの厚さの関数として表現した関数式を記憶している。なお、関数式を求める手順としては、種々のシートSの厚さを測定し、それらシートSを用いた際に、分離力Fdが所望の値になるような搬送量差設定量Udiffを測定する。そして、測定したシートSの厚さ及び搬送量差設定量Udiffの両者の関係を多項式で最小二乗近似し、関数化する。
発明者の研究によれば、搬送量差設定量UdiffをシートSの厚さの3乗に逆比例する関数で表現すると実験値と良い一致を示すことが分かっており、本実施の形態においては、このような関数を採用している。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、種々の制約により簡素化された関数式を用いた場合でも本発明の趣旨を阻害するものではない。
また、テーブルMtの形態として必ずしも関数式でなくともよい。例えば、事前にシートSの厚さとそれに対応する搬送量差設定量Udiffとの組を複数記憶してリスト化しておく。そして、検出したシートSの厚さとリストを照合して、記憶された最近傍のシートSの厚さに対応する搬送量差設定量Udiffを読み出すことで代用しても良い。
次に、図13を用いてシート分離制御部210による吸着部材200の分離位置変更動作について説明する。図13は印刷ジョブが投入されてからシート分離制御部210が動作するまでに至るフローチャートを示している。
シート分離制御部210は、印刷ジョブが投入されると(S201)、まず前回の印刷ジョブの後にカセット51aの開閉が行われたかを、カセット51aの近傍に配置されたカセット開閉検出センサにて検出する(S202)。開閉検出の結果、カセット51aの開閉が行われていたことを検出した場合は(S202のY)、搬送量差設定量Udiffを工場出荷値に設定した状態で、すなわち分離位置を標準分離位置と設定した状態で1枚目のシートSの給送を行う(S203)。本実施の形態では、搬送量差設定量Udiffとして、工場出荷値である、対応する最厚のシートSでも剥がれが発生せずに給送を行うことが可能な最小の搬送量差設定量Udiff_minを設定している。
ステップS203の後、給送されたシートSがシート厚検出手段53の検出領域に到達すると、シート厚検出手段53によってシートSの厚さが検出される(S204)。シートSの厚さが検出されると、既述したようにシートSの厚さに応じてシート分離制御部210によって吸着部材200の分離位置が変更される。また、この際の、図10に示す変更パラメータであるU1d’、U2d’、ΔTをシート分離制御部210に内蔵された不図示の記憶領域に保存する(S205)。そして、ジョブの2枚目以降の給送の際、すなわち以降のジョブは、S205で保存された変更パラメータに基づき、更新分離位置にて分離動作を実行する(S206)。
なお、カセット開閉検出センサからの信号によりカセット51aの開閉が行われていないと判断した場合(S202のN)、シート分離制御部210は記憶領域に保存している分離位置情報である最小搬送量差設定量Udiff_minを読み出す(S207)。そして、この最小搬送量差設定量Udiff_minに対応したパラメータU1d’、U2d’、ΔTパラメータに基づき、以降のジョブを分離位置にて分離動作を実行する(S208)。
以上説明したように、本実施の形態では、吸着部材200そのものの弾性変形によってシートSの吸着分離を行う。さらに、シートSの分離時においては、搬送量差設定量UdiffをシートSの厚さStに応じて変更することによって、吸着部材200の分離位置を変更し、シートSの分離力Fdを略一定に保つ。この結果、機構稼働音を最小に保ちながら、吸着剥がれを防止した給送が可能となる。つまり、本実施の形態では、シートの剛性に基づき、吸着部材200の分離状態における弛み量を変更することにより、吸着したシートを確実に分離することができ、低騒音で、かつ安定してシートを分離給送することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図14は、本実施の形態に係るシート給送装置の構成を説明する図である。なお、図14において、既述した図2と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図14において、220は吸着部材300の形状を規制する形状規制部であり、この形状規制部220は、挟持搬送されている無端状の吸着部材200の内面を外側に向かって押圧するためのものである。この吸着部材200の内面側を押圧する押圧手段である形状規制部220は、後述する図15に示すシート給送装置本体を構成する給送部フレーム206に対して所定の角度の範囲に移動可能(回動可能)に支持されている。そして、この形状規制部220の位置を変更して押圧方向(押圧位置)を変更することにより、吸着部材200の吸着面側の形状を変更することができる。つまり、本実施の形態では、形状規制部220によって吸着部材200の吸着面側の形状(弛み量)を変更することにより、吸着部材200の分離位置を変更する。
この形状規制部220は、図15に示すように、吸着部材200の内面に当接する押圧部材である規制部材220aを備えている。この規制部材220aは、給送部フレーム206に対して回動軸Pvを介して回動自在に支持され、モータMを備えた揺動アクチュエータ220cによって回動軸Pv中心に揺動する規制コロフレーム220bにより、回転可能に支持されている。なお、本実施の形態では、吸着部材200の内面に回動端が当接する規制部材220aとして回転支持されたコロを用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば自己潤滑性樹脂を用いて吸着部材200と摺動する摺動部材等で代用しても良い。
また、本実施の形態において、形状規制部220は、図16に示すように、制御部75に内蔵されたサブシステムとしてのシート分離制御部215に接続されている。なお、シート分離制御部215の記憶領域には、シート厚さ情報に応じて後述する形状規制部220の配設角度θaを決定する不図示のテーブルMt2が記憶されている。そして、シート分離制御部215は、シート厚検出手段53によって検出されたシート厚さとテーブルMt2によってシート分離条件を決定し、形状規制部220に対して配置位置指令パルスを送信する。
次に、本実施の形態に係る形状規制部220による吸着部材200の分離位置変更動作について図17に示すフローチャートを用いて説明する。シート分離制御部215が分離位置の変更を行う際には、まず、シート厚検出手段53からシートSの厚さ情報Stを取得する(S151)。次に、記憶領域に記憶されたテーブルMt2により取得した厚さ情報Stに対応する形状規制部220の配設角度θaを算出する(S152)。そして、ステップS152にて算出された配設角度θaに基づいて形状規制部220に対して配置位置指令パルスを出力する(S153)。
以上の工程を経ることによって、形状規制部220の配設角度θaに対応するように分離動作区間における吸着部材200の弛み形状が変化し、分離位置が変更される。なお、本実施の形態では吸着部材200の分離位置を変更させることによって、主に既述した図8に示す曲げ長さLbを変更する。
図18の(e)は、形状規制部220を退避位置に退避させた状態を示している。このとき、最上位シートSaの曲げ根本Pbは第2挟持搬送ローラ対202と積載シートSbとのギャップ近傍に存在する。一方、図18の(e’)に示すように、形状規制部220の位置を変更した状態では、最上位シートSaの曲げ根本Pb’は形状規制部220と吸着部材200とが接触した位置近傍に存在する。ここで、この曲げ根本Pb’は曲げ根本Pbと比較してシートSaの先端により近い位置に存在するため、曲げ長さLb’は図18の(e)に示す曲げ長さLbよりも短くなっている。
なお、図19の(e’)−1〜(e’)−3に示すように、形状規制部220の配設角度θa、言い換えれば形状規制部220による吸着部材200の押圧位置に応じて曲げ長さLb’も変更可能である。図19に示すように配設角度θaを大きく設定することにより、形状規制部220と吸着部材200との押圧位置がより給送方向下流側になり、曲げ長さLb’は短くなる。
このため、本実施の形態では、検出されたシートSの厚さが厚いほど、すなわちシートSのコシが強いほど、形状規制部220の吸着部材200の内面に当接する位置を吸着部材200の給送方向上流に移動させ、曲げ長さLbを長くするようにしている。つまり、シートの剛性が高いほど、形状規制部220の押圧力が大きくなる方向に規制部材220aを回動させるようにしている。これにより、既述した図8に示す分離力Fdの大きさを最上位シートSaが吸着部材200から剥離することなく、次位のシートSbを分離することのできる略一定の大きさに保つことができる。
図20は、シートSの厚さにより形状規制部220の配設角度θaを求めるためのシート分離制御部215の記憶領域に記憶された他のテーブルであるテーブルMt2を表した模式図である。本実施の形態では、テーブルMt2として配設角度θaをシートSの厚さの関数として表現した関数式を記憶している。なお、関数式を求める手順としては、種々のシートSの厚さを測定し、それらシートSを用いた際に、分離力Fdが所望の値になるような配設角度θaを測定する。そして、測定したシートSの厚さ及び配設角度θaの両者の関係を多項式で最小二乗近似し、関数化する。
発明者の研究によれば、配設角度θaとシートSの厚さとの関係を線形関数で近似した場合でも実験値と良い一致を示すことが分っている。そのため、特に薄いシートSを用いた場合でも制御範囲内に収めることが容易であり、給送可能なシート種類を拡大することが可能である。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、形状規制部220の配置の制約などで配設角度θaを可変にすることが不可能な場合は、形状規制部220の配置・退避の2値制御になりうる。このような方式を採用したとしても本発明の趣旨を阻害するものではない。
また、テーブルMt2の形態として必ずしも関数式でなくともよい。例えば、事前にシートSの厚さとそれに対応する配設角度θaとの組を複数記憶してリスト化しておく。そして、検出したシートSの厚さとリストを照合して、記憶された最近傍のシートSの厚さStに対応する配設角度θaを読み出すことで代用しても良い。
以上説明したように、本実施の形態では、シートの剛性に基づいて形状規制部220による吸着部材200への押圧位置を変更することにより、吸着部材200の分離状態における弛み量を変更している。これにより、吸着部材200の分離位置を変更することができ、シートSの分離力Fdをシートの分離が可能な略一定の大きさに保つことができる。
つまり、本実施の形態においては、シートの剛性に基づき、形状規制部220によって吸着部材200の分離状態における弛み量を変更することにより、吸着したシートを確実に分離することができ、低騒音で、かつ安定してシートを分離給送することができる。また、本実施の形態の場合、形状規制部220により、弛み量の変更範囲を広くすることができるので薄いシートSでも給送することができ、給送可能なシートの種類を拡大することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図21は、本実施の形態に係るシート給送装置51の制御ブロック図である。なお、図21において、既述した図5及び図16と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図21において、216は制御部75に内蔵されたサブシステムとしてのシート分離制御部であり、このシート分離制御部216の記憶領域には、シート厚さに応じて形状規制部220の配設角度θaを決定するための不図示のテーブルMt3が記憶されている。また、シート分離制御部215の記憶領域には、シート厚さに応じて分離動作区間における第1駆動手段203と第2駆動手段204との搬送量差設定量Udiffを算出するための不図示のテーブルMt4が記憶されている。
そして、シート分離制御部216は、シート厚検出手段53によって検出されたシートの厚さと、テーブルMt3及びテーブルMt4によってシート分離条件を決定する。さらに、決定したシート分離条件に応じて形状規制部220に対して配置位置指令パルスを送信し、第1駆動手段203及び第2駆動手段204に対して速度指令パルス列を送信する。
次に、図22に示すフローチャートを用いて、本実施の形態に係る吸着部材200の分離位置変更動作について説明する。分離位置の変更を行う際、シート分離制御部216は、まずシート厚検出手段53からシートSの厚さ情報Stを取得する(S161)。次に、シート分離制御部216は記憶領域に記憶されたテーブルMt3によって厚さ情報Stに対応する形状規制部220の配設角度θaを算出する(S162)。また、同時にテーブルMt4によって厚さ情報Stに対応する分離動作区間における第1駆動手段203と第2駆動手段204との搬送量差設定量Udiffを算出する(S163)。
この後、ステップS162にて決定された配設角度θaに基づいて形状規制部220に対して、配置位置指令パルスを出力する(S164)。一方で、算出された搬送量差設定量Udiffをもとに第1駆動手段203の回転速度U1d’、第2駆動手段204の回転速度U2d’及び分離動作区間長ΔT(=T5−T4)を決定する(S165)。そして、ステップS165にて決定された値に基づいて第1駆動手段203、及び第2駆動手段204に対して速度指令パルス列を出力する(S166)。
以上の工程を経ることによって、形状規制部220の配設角度θa及び搬送量差設定量Udiffに対応するように分離動作区間における吸着部材200の弛み形状が変化し、分離位置が変更される。吸着部材200の分離位置を変更させることによって、本実施の形態では主に、既述した図8に示す曲げ長さLbに加えて、曲げ高さLhも変更していることになる。
また、図23に示す位置に形状規制部220を配置させた状態では、最上位シートSaの曲げ根本Pb’は形状規制部220と吸着部材200とが接触した位置近傍に存在する。このとき、曲げ長さはLb’である。さらに、搬送量差設定量Udiffを大きく設定した場合、吸着部材200は、図中点線のように変形される。一方で、搬送量差設定量Udiffを小さく設定した場合は吸着部材200の撓み減少量が小さくなり、図中実線のように吸着部材200の吸着面側はAu方向へ変形されるものの、曲げ高さはLhからLh’へと変更される。
図24の(a)は、シートSの厚さにより搬送量差設定量Udiffを求めるためのシート分離制御部216の記憶領域に記憶されたテーブルMt3を表した模式図である。図24の(b)は、シートSの厚さにより形状規制部220の配設角度θaを求めるためのシート分離制御部216の記憶領域に記憶されたテーブルMt4を表した模式図である。なお、テーブルMt3及びテーブルMt4の作成方法は、図12及び図20と基本的に同様である。
本実施の形態では、形状規制部220に関しては、図24の(a)に示すように検出シート厚が100μm以下の場合においては、形状規制部220を退避位置から吸着部材200に当接する位置へ配置する。シート厚Stが100μmより厚い場合においては、形状規制部220を退避位置へ配置する制御を実施している。また、搬送量差設定量Udiffに関しては、形状規制部220の位置に応じて関数式の変更を行っている。例えば、図24の(b)に示すように検出シート厚が100μmを境にして搬送量差設定量Udiffを切り換えるようにしている。
以上説明したように、本実施の形態においては、シートの剛性に基づいて形状規制部220による押圧位置及び搬送量差設定量Udiffを変更することにより、吸着部材200の分離位置を変更し、吸着部材200の分離状態における弛み量を変更している。これにより、形状規制部220の配設角度θaを多段階に変更可能にしなくとも給送可能なシート種類を拡大することができる。そして、このような構成にすることにより、既述した図15に示す揺動アクチュエータ220cにおいて、モータMの代わりに安価なソレノイド等を用いることが可能となり、より低コスト化を図ることができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図25は、本実施の形態に係るシート給送装置51の制御ブロック図である。なお、図25において、既述した図5と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図25において、217は制御部76に内蔵されたサブシステムとしてのシート分離制御部、72は温湿度センサである。この環境の温度及び速度を検知する温湿度検知手段である温湿度センサ72はシート分離制御部217に接続されている。このシート分離制御部217の記憶領域には、シート厚と、温湿度センサ72によって測定された温湿度情報とに応じてシート分離条件を決定する不図示のテーブルMt5が記憶されている。
そして、シート分離制御部217は、シート厚検出手段53によって検出されたシート厚と、温湿度センサ72によって測定された温湿度情報と、テーブルMt5によってシート分離条件を決定する。そして、決定したシート分離条件に基づき、第1駆動手段203及び第2駆動手段204に対して速度指令パルス列を送信する。
次に図26を用いてシートSの厚さ、及び温湿度センサ72から得られた温湿度情報から駆動手段の搬送量差設定量Udiffを求める方法を説明する。図26はシート分離制御部217の記憶領域に記憶されたテーブルMt5を表した模式図である。本実施の形態では、給送するシートSとして、画像形成装置で用いられることの多いPPC用紙等を対象としている。この用紙は空気中の水分を吸湿することによって剛度が変化することが知られている。
そこで、本実施の形態では、事前に複数の温湿度環境下においてシート厚さと搬送量差設定量Udiffとの関数式を取得し、シート分離制御部217の記憶領域に記憶させている。本実施の形態では、温度23度、湿度50%環境、温度30度、湿度80%環境、及び温度15度、湿度10%の3環境における関数式を記憶させている。そして、シート分離制御部217は、温湿度センサ72によって測定した温湿度情報に基づいて最適な関数式を選択する。なお、本実施の形態では温湿度情報に応じで関数式を選択する手法を用いているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、特定の環境下において関数式を取得しておき、その関数式に温湿度影響の補正項を追加してもよい。
以上説明したように、本実施の形態においては、吸着部材200の分離位置の変更に際して温湿度情報を取得し、分離位置を補正することによって、多様な環境下でもより安定した分離性能を得ることができる。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態に温湿度センサ72を付加させる形で構成しているが、第2、第3の実施の形態に対しても同様に温湿度センサ72を付加させて構成する事が可能である。
なお、これまで説明した第1〜第4の本実施の形態では、既述したように吸着部材200内部に電極を設け、電極に対して電圧を印加することによって吸着部材200とシートSとの間に静電吸着力を生じさせたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、正電極200a及び負電極200bは櫛歯形状で無くとも良く、シートSとの間に電界が形成され、シートSを誘電分極させることができる一様電極のような形状でも良い。
また、静電吸着力が発生するものであれば別の手段を用いても良い。
例えば、絶縁性の吸着部材表層の、シートSとの吸着部より搬送上流側の位置において帯電ローラを当接させ、帯電ローラに電圧を印加することによって吸着部材表層を外部から帯電させることによっても、シートSの吸着力を得ることができる。その際に帯電ローラに接続する電源は交流電源であってもよいし、直流電源でも良い。さらに、これまで説明した各実施の形態では静電吸着力によってシートSを吸着部材に吸着させているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、吸着部材上にサブミクロンオーダーの微細な繊維構造を形成し、シートSとの間に働く分子間引力によって吸着させても良い。
51,52…シート給送装置、51a,52a…カセット、51b,52b…シート吸着分離給送部、53…シート厚検出手段、55…画像形成部、70,75…制御部、72…温湿度センサ、100…画像形成装置、100A…画像形成装置本体、200…吸着部材、201…第1挟持搬送ローラ対、201a…第1挟持搬送内ローラ、201b…第1挟持搬送外ローラ、202…第2挟持搬送ローラ対、202a…第2挟持搬送内ローラ、202b…第2挟持搬送外ローラ、203…第1駆動手段、204…第2駆動手段、205a…正電圧供給手段、205b…負電圧供給手段、210,215,216,217…シート分離制御部、220…形状規制部、220a…規制部材、S…シート
Claims (10)
- シートが積載される積載手段と、
前記積載手段の上方に配置された第1の回転体と、
前記第1の回転体よりもシートの給送方向において上流に設けられた第2の回転体と、
前記第1の回転体と前記第2の回転体に弛んだ状態で内面が支持され、前記積載手段に積載されたシートを電気的に吸着する吸着部材と、
前記第1の回転体と共に前記吸着部材を挟持する第1挟持部材と、
前記第2の回転体と共に前記吸着部材を挟持する第2挟持部材と、
前記吸着部材を、前記積載手段に収納されたシートから離れた待機状態から前記積載手段に収納されたシートに弾性変形しながら面接触してシートを電気的に吸着する吸着状態、吸着したシートの給送方向下流端を引き上げて下方のシートから分離させる分離状態及び吸着したシートが離間する離間状態に変移させると共に、シートの剛性情報に基づき、前記吸着部材の前記分離状態における弛み量を変更する制御手段と、を備えたことを特徴とするシート給送装置。 - シートの剛性を検知する剛性検出手段を備え、
前記制御手段は、前記剛性検出手段からのシートの剛性情報に基づき、前記吸着部材の前記分離状態における弛み量を変更することを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。 - 前記第1の回転体を駆動する第1駆動手段と、
前記第2の回転体を駆動する第2駆動手段と、
シートの剛性に応じた前記吸着部材の前記分離状態における弛み量を求めるためのテーブルと、を備え、
前記制御手段は、前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段を制御し、前記第1の回転体及び前記第1挟持部材を、前記第2の回転体及び前記第2挟持部材よりも遅い速度で回転させて前記吸着部材の下方への弛み量を大きくすることで前記吸着部材を前記待機状態から前記吸着状態に変移させ、前記第2の回転体及び前記第2挟持部材を、前記第1の回転体及び前記第1挟持部材よりも遅い速度で回転させて前記吸着部材の下方への弛み量を小さくすることで前記吸着部材を前記吸着状態から前記分離状態に変移させると共に、前記吸着部材の前記分離状態における弛み量を、前記剛性検出手段からのシートの剛性情報と前記テーブルにより求めた弛み量に変更することを特徴とする請求項2記載のシート給送装置。 - 前記テーブルは、シートの剛性に対応する前記吸着部材の弛み量に応じた、前記吸着状態から前記分離状態に至るまでの前記第1の回転体及び前記第1挟持部材の前記吸着部材の搬送量と、前記第2の回転体及び前記第2挟持部材の前記吸着部材の搬送量の差を記憶したものであり、
前記制御手段は、シートの剛性情報と前記テーブルにより前記第1の回転体及び前記第1挟持部材の前記吸着部材の搬送量と、前記第2の回転体及び前記第2挟持部材の前記吸着部材の搬送量の差を変更することを特徴とする請求項3記載のシート給送装置。 - 前記制御手段は、シートの剛性が高いほど、前記第1の回転体及び前記第1挟持部材の前記吸着部材の搬送量と、前記第2の回転体及び前記第2挟持部材の前記吸着部材の搬送量の差を小さくするよう前記第1駆動手段及び前記第2駆動手段を制御することを特徴とする請求項4記載のシート給送装置。
- 前記分離状態にある前記吸着部材を内面側から前記積載手段の方向に押圧する、押圧位置が可変な押圧手段と、
シートの剛性に対応する前記吸着部材の弛み量に応じた前記押圧手段の押圧位置を記憶した他のテーブルを備え、
前記制御手段は、シートの剛性情報と前記他のテーブルにより前記押圧手段の押圧位置を変更することを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載のシート給送装置。 - 前記押圧手段は、装置本体に回動自在に設けられ、回動端が前記吸着部材の内面に当接する押圧部材を備え、
前記制御手段は、シートの剛性が高いほど、前記押圧部材の前記吸着部材の内面に当接する位置を前記吸着部材の給送方向上流に移動させることを特徴とする請求項6記載のシート給送装置。 - 温度及び湿度を検知する温湿度検知手段を備え、
前記制御手段は、前記温湿度検知手段からの温湿度情報に基づき、前記吸着部材の前記分離状態における弛み量を変更することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載のシート給送装置。 - 前記第1の回転体を前記第2の回転体よりも上方に設けたことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載のシート給送装置。
- シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部にシートを給送する請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート給送装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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