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JP2016008190A - ケラチン繊維のための組成物 - Google Patents

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JP2016008190A JP2014128963A JP2014128963A JP2016008190A JP 2016008190 A JP2016008190 A JP 2016008190A JP 2014128963 A JP2014128963 A JP 2014128963A JP 2014128963 A JP2014128963 A JP 2014128963A JP 2016008190 A JP2016008190 A JP 2016008190A
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大介 三栖
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Abstract

【課題】直接染料を使用するが、皮膚、例えば頭皮上の直接染料による皮膚の汚染を、好ましくはケラチン繊維のごわつきとともに防止又は低減でき、一方で、ケラチン繊維に良好な化粧効果、例えば良好な着色特性を提供する、ケラチン繊維のための組成物、特にケラチン繊維を染色するための組成物を提供すること。
【解決手段】本発明は、(a)少なくとも1種の直接染料、(b)少なくとも1種の非プロトン性極性溶媒、及び(c)少なくとも1種の含硫黄還元剤を含む、ケラチン繊維を染色するための組成物に関する。本発明による組成物は、皮膚、例えば頭皮上の直接染料による皮膚の汚染を、ケラチン繊維のごわつきとともに防止又は低減でき、一方で、ケラチン繊維に良好な化粧効果、例えば良好な着色特性を提供する。
【選択図】なし

Description

本発明は、ケラチン繊維のための組成物、特に、少なくとも1種の直接染料でケラチン繊維を染色するための組成物、及び、その使用方法に関する。
酸化ベースと一般に呼ばれる酸化着色前駆体、例えば、オルト-又はパラ-フェニレンジアミン類、オルト-又はパラ-アミノフェノール類及び複素環式化合物を含有する染色組成物で、ケラチン繊維、特にヒト毛髪を染色することが知られている。これらの酸化ベースは、一般に、カプラーと組み合わされる。これらのベース及びこれらのカプラーは、無色又は薄い着色のある化合物であり、酸化物と組み合わされて、酸化縮合プロセスを介して着色化合物をもたらすことができる。
酸化によるこのタイプの着色は、非常に高い視認性を有する色、すなわち、白髪に対する及び多様な色調における被覆性を得ることを可能にするが、酸化剤の使用により(特に反復適用又は他の毛髪処置との組合せにより)ケラチン繊維に対するダメージをもたらす。
他方、直接染料を含有する染色組成物でケラチン繊維、特にヒト毛髪を染色することもまた知られている。従来の直接染料は、特に、硝酸ベンゼン、アントラキノン、ニトロピリジン、アゾ、キサンチン、アクリジン、アジン、及びトリアリールメタンタイプ又は天然着色料である。
例えば、JP-A-2000-186018、JP-A-2006-342159及びWO 2010/032034(JP-T-2012-502896)は、直接染料を含む、毛髪を染色するための組成物を開示している。
直接染料を使用する毛髪着色は、酸化染料を使用する毛髪着色に対する利点を有する。すなわち、それはアレルギーの問題がなく、毛髪に対するダメージがなく、鮮明な色の視認性を付与する。
JP-A-2000-186018 JP-A-2006-342159 WO 2010/032034 JP-T-2012-502896 WO 95/15144 WO 95/01772 EP 714 954 FR 2 189 006 FR 2 285 851 FR-2 140 205 EP 1 378 544 EP 1 674 073 仏国特許出願公開第2 830 189号 欧州特許出願公開第0 354 835号 欧州特許出願公開第0 368 763号 欧州特許出願公開第0 432 000号 欧州特許出願公開第0 514 282号 仏国特許出願公開第2 679 448号
Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry、2004年出版、第7版、「Fluorescent Dyes」の章 Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry (2002年)、「Optical Brighteners」 Kirk-Othmer Encyclopedia of Chemical Technology (1995年):「Fluorescent Whitening Agents」 「Industrial Dyes, Chemistry, Properties, Application」、Klaus Hunger編 Wiley-VCH Verlag GmbH & Co KGaA、Weinheim 2003年 「Ullman's Encyclopedia of Industrial Chemistry」、Azo Dyes、2005年 Wiley-VCH Verlag GmbH & Co. KGaA、Weinheim 10.1002/14356007.a03 245、point 3.2 「Ullman's Encyclopedia of Industrial Chemistry」、Textile Auxiliaries、2002年、Wiley-VCH Verlag GmbH & Co. KGaA、Weinheim 10.1002/14356007.a26 227 「Ashford's Dictionary of Industrial Chemicals」、第2版、14頁〜39頁、2001年 J. Am. Chem. Soc. 1945年、67、2218頁〜2220頁 Ann. 1960年、639、146頁〜56頁 J. Am. Chem. Soc. 1958年、80、6233頁〜6237頁
しかしながら、皮膚の汚染は、直接染料を使用する毛髪着色の実施の不可避の欠点であった。
皮膚の汚染に加えて、直接染料のための酸性条件に起因する毛髪のごわつきもまた、直接染料での毛髪着色の問題である。
本発明の一つの目的は、直接染料を使用するが、皮膚、例えば頭皮上の直接染料による皮膚の汚染を、好ましくはケラチン繊維のごわつきとともに防止又は低減でき、一方で、ケラチン繊維に良好な化粧効果、例えば良好な着色特性を提供する、ケラチン繊維のための組成物、特にケラチン繊維を染色するための組成物を提供することである。
本発明の上の目的は、
(a)少なくとも1種の直接染料、
(b)少なくとも1種の非プロトン性極性溶媒、及び
(c)少なくとも1種の含硫黄還元剤、
を含む、ケラチン繊維を染色するための組成物により達成できる。
(a)直接染料は、酸性直接染料、塩基性直接染料及び中性直接染料からなる群から選択されてもよい。
(a)直接染料は、
式(II)又は(II')のジアリールアニオン性アゾ染料
Figure 2016008190
[式(II)及び(II')中、
R7、R8、R9、R10、R'7、R'8、R'9及びR'10は、同一であっても異なっていてもよく、水素原子又は
- アルキル、
- アルコキシ、アルキルチオ、
- ヒドロキシル、メルカプト、
- ニトロ、
- R°-C(X)-X'-、R°-X'-C(X)-、R°-X'-C(X)-X''- (R°は、水素原子又はアルキル若しくはアリール基を表し、X、X'及びX''は、同一であっても異なっていてもよく、酸素若しくは硫黄原子又はNRを表し、Rは、水素原子又はアルキル基を表す)、
- (O)2S(O-)-, X+ (X+は、有機又は無機カチオン性対イオンを表す)、
- (O)CO--, X+
- (O)P(O2 -)-, 2X+
- R''-S(O)2- (R''は、水素原子又はアルキル、アリール、(ジ)(アルキル)アミノ若しくはアリール(アルキル)アミノ基、好ましくはフェニルアミノ又はフェニル基を表す)、
- R'''-S(O)2-X'- (R'''は、アルキル又は任意選択で置換されているアリール基を表す)、
- (ジ)(アルキル)アミノ、
- i)ニトロ、ii)ニトロソ、iii)(O)2S(O-)-, X+、及びiv)X+を伴うアルコキシから選択される1つ又は複数の基で任意選択で置換されている、アリール(アルキル)アミノ、
- 任意選択で置換されているヘテロアリール、好ましくはベンゾチアゾリル基、
- シクロアルキル、とりわけシクロへキシル、
- Ar-N=N- (Arは、任意選択で置換されているアリール基、好ましくは、1つ又は複数のアルキル、(O)2S(O-)-, X+又はフェニルアミノ基で任意選択で置換されているフェニルを表す)、
- 或いは、2つの連続する基であるR7とR8、又はR8とR9、又はR9とR10が、共に縮合ベンゾ基A'を形成し、R'7とR'8、又はR'8とR'9、又はR'9とR'10が、共に縮合ベンゾ基B'を形成し、A'及びB'は、i)ニトロ、ii)ニトロソ、iii)(O)2S(O-)-, X+、iv)ヒドロキシル、v)メルカプト、vi)(ジ)(アルキル)アミノ、vii)R°-C(X)-X'-、viii)R°-X'-C(X)-、ix)R°-X'-C(X)-X''-、x)Ar-N=N-及びxi)任意選択で置換されているアリール(アルキル)アミノから選択される1つ又は複数の基で任意選択で置換されている、
から選択される基を表し、
Wは、シグマ結合σ、酸素若しくは硫黄原子、又は二価の基i)-NR-若しくはii)メチレン-C(Ra)(Rb)-を表し、Ra及びRbは、同一であっても異なっていてもよく、水素原子若しくはアリール基を表し、又はRa及びRbは、それらを有する炭素原子と共に、スピロシクロアルキルを形成し、好ましくは、Wは、硫黄原子を表すか、又はRa及びRbは共にシクロヘキシルを形成し、
式(II)及び(II')が、少なくとも1つのスルホン酸(O)2S(O-)-, X+又はホスホン酸(O)P(O2 -) 2X+又はカルボン酸(O)C(O-)-, X+基を、環A、A'、B、B'又はCのうちの1つに含む]
並びに
式(III)及び(III') のアントラキノン染料
Figure 2016008190
[式(III)及び(III')中、
R22、R23、R24、R25、R26及びR27は、同一であっても異なっていてもよく、水素原子若しくはハロゲン原子又は
- アルキル、
- ヒドロキシル、メルカプト、
- アルコキシ、アルキルチオ、
- 任意選択で置換されており、好ましくはアルキル及び(O)2S(O-)-, X+から選択される1つ又は複数の基で置換されている、アリールオキシ又はアリールチオ(X+は、有機又は無機カチオン性対イオンを表す)、
- アルキル及び(O)2S(O-)-, X+から選択される1つ又は複数の基で任意選択で置換されているアリール(アルキル)アミノ、
- (ジ)(アルキル)アミノ、
- (ジ)(ヒドロキシアルキル)アミノ、
- (O)2S(O-)-, X+
から選択される基を表し、
Z'は、水素原子又はNR28R29基を表し、R28及びR29は、同一であっても異なっていてもよく、水素原子又は
- アルキル、
- ポリヒドロキシアルキル、例えばヒドロキシエチル、
- 1つ又は複数の基、特に、i)アルキル、例えば、メチル、n-ドデシル、n-ブチル、ii)(O)2S(O-)-, X+、iii)R°-C(X)-X'-、R°-X'-C(X)-、R°-X'-C(X)-X''-で任意選択で置換されている、アリール(好ましくはR°はアルキル基を表す)、
- シクロアルキル、とりわけシクロへキシル、
から選択される基を表し、
Zは、ヒドロキシル及びNR'28R'29から選択される基を表し、R'28及びR'29は、同一であっても異なっていてもよく、R28及びR29と同じ原子又は基を表し、
式(III)及び(III')が、少なくとも1つのスルホン酸基(O)2S(O-)-, X+を含む]
からなる群から選択されてもよい。
本発明による組成物における(a)直接染料の量は、組成物の総質量に対して、0.001質量%から5質量%、好ましくは0.01質量%から3質量%、より好ましくは0.05質量%から2質量%の範囲であってもよい。
(b)非プロトン性極性溶媒は、炭酸プロピレン、N-メチルピロリドン、N-エチルピロリドン、ジメチルスルホン、2-プロパノン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、酢酸エチル、ジメチルアセトアミド、及びそれらの混合物からなる群から選択されてもよい。
本発明による組成物における(b)非プロトン性極性溶媒の量は、組成物の総質量に対して、1質量%から50質量%、好ましくは5質量%から40質量%、より好ましくは10質量%から30質量%の範囲であってもよい。
(c)含硫黄還元剤は、2-メルカプト-4-ブタノリド、グルタチオン、チオグリコール酸、3-メルカプトプロピオン酸、チオ乳酸、L-システイン、システアミン、チオグリセロール、L-システインメチルエステル、L-システインエチルエステル、メルカプトコハク酸、モノチオグリコール酸グリセロール、N-アセチル-L-システイン及びそれらの混合物からなる群から選択されてもよい。
本発明による組成物における(c)含硫黄還元剤の量は、組成物の総質量に対して、0.1質量%から20質量%、好ましくは0.5質量%から10質量%、より好ましくは1から5質量%の範囲であってもよい。
本発明による組成物は、更に、水を含んでいてもよい。
本発明による組成物における水の量は、組成物の総質量に対して、10質量%から80質量%、好ましくは20質量%から85質量%、より好ましくは30から70質量%の範囲であってもよい。この場合の本発明による組成物のpHは、3から7、好ましくは4から7、より好ましくは5から7の範囲であってもよい。
本発明による組成物は、更に、(d)少なくとも1個の窒素原子を含む少なくとも1種のタンパク質変性剤を含んでいてもよい。
(d)少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤は、尿素、グアニジン及びその塩、チオ尿素、ビウレット、チオビウレット、アンモニア、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、並びにそれらの混合物からなる群から選択されてもよい。
本発明による組成物における(d)少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤の量は、組成物の総質量に対して、0.1から20質量%、好ましくは0.5から15質量%、より好ましくは1から10質量%の範囲であってもよい。
本発明による組成物は、(a)少なくとも1種の直接染料を含む第1の組成物と、(b)少なくとも1種の非プロトン性極性溶媒及び(c)少なくとも1種の含硫黄還元剤を含む第2の組成物とを、好ましくは第1の組成物:第2の組成物が1:1から10:1、より好ましくは1:1から7:1、より一層好ましくは1:1から5:1の範囲の質量比で混合することにより、使用前に得られることが好ましい。
本発明はまた、本発明による組成物を適用する工程を含む、ケラチン繊維を染色するための方法に関する。
本発明はまた、(a)少なくとも1種の直接染料を含む第1の組成物と、(b)少なくとも1種の非プロトン性極性溶媒及び(c)少なくとも1種の含硫黄化合物を含む第2の組成物とを含む、毛髪等のケラチン繊維を染色するためのキットに関する。
鋭意検討の結果、本発明者らは、直接染料を含むが、皮膚、例えば頭皮上の直接染料による皮膚の汚染を、ケラチン繊維のごわつきとともに防止又は低減でき、一方で、ケラチン繊維に良好な化粧効果、例えば良好な着色特性を提供する、ケラチン繊維のための組成物、特にケラチン繊維を染色するための組成物を提供可能であることを発見した。
したがって、本発明による組成物は、
(a)少なくとも1種の直接染料、
(b)少なくとも1種の非プロトン性極性溶媒、及び
(c)少なくとも1種の含硫黄還元剤、
を含む。
本発明による組成物は、好ましくは、ケラチン繊維のための化粧用組成物である。
本発明による組成物は、更に、(d)少なくとも1個の窒素原子を含む少なくとも1種のタンパク質変性剤を含むことが好ましい。(d)少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤の存在により、本発明による組成物は、更に、一切従来の調整剤なしに、ケラチン繊維のごわつき防止又は低減できる。
以下では、本発明による組成物を構成する段階を詳細に説明する。
[直接染料]
本発明による組成物は、少なくとも1種の直接染料を含む。2種以上の直接染料を組み合わせて使用することができる。したがって、単一の種類の直接染料又は異なる種類の直接染料の組合せを使用できる。
直接染料とは、その色を発色するために酸化剤の使用を要しない着色物質を意味する。
直接染料は、天然直接染料であっても合成直接染料であってもよい。
「天然直接染料」という表現は、天然に生じ、任意選択で天然化合物、例えば灰又はアンモニアの存在下で、植物基質からの抽出(任意選択で精製)により製造される、任意の染料又は染料前駆体を意味するものと理解される。
天然直接染料として、キノン染料(例えばローソン及びジュグロン)、アリザリン、プルプリン、ラッカイン酸、カルミン酸、ケルメス酸、プルプロガリン、プロトカテクアルデヒド、インジゴイド、例えばインジゴ、ソルガム、イサチン、ベタニン、クルクミノイド(例えばクルクミン)、スピヌロシン、様々なタイプのクロロフィル及びクロロフィリン、ヘマトキシリン、ヘマテイン、ブラジレイン、ブラジリン、サフラワー染料(例えばカルタミン)、フラボノイド(例えばルチン、ケルセチン、カテキン、エピカテキン、モリン、アピゲニジン、及びビャクダン)、アントシアン(例えばアピゲニニジン及びアピゲニジン)、カロテノイド、タンニン、オルセイン、サンタリン並びにコチニールカルミンが挙げられる。
天然直接染料を含有する抽出物又は浸出液、特にヘンナベース抽出物、ウコン(curcuma longa)抽出物、ソルガム葉鞘抽出物、アカミノキ(haematoxylon campechianum)抽出物、緑茶抽出物、マツ樹皮抽出物、ココア抽出物、及びロッグウッド抽出物を使用することも可能である。
天然直接染料は、クルクミノイド、サンタリン、クロロフィリン、ヘマトキシリン、ヘマテイン、ブラジレイン、ブラジリン、ソルガム、ラッカイン酸、ローソン、ジュグロン、アリザリン、プルプリン、カルミン酸、ケルメス酸、プルプロガリン、プロトカテクアルデヒド、インジゴイド、イサチン、スピヌロシン、アピゲニジン、オルセイン、ベタニン、フラボノイド、アントシアン、及びこれら化合物を含有する抽出物又は浸出液からなる群から選択されることが好ましい。
或いは、天然直接染料は、好ましくは、例えば、ヒドロキシル化キノン、インジゴイド、ヒドロキシフラボン、サンタリンA及びB、イサチン及びその誘導体、並びにブラジリン及びそのヒドロキシル化誘導体から選択されてもよい。
ヒドロキシル化キノンは、好ましくは、ベンゾキノン、ナフトキノン、及びモノ-又はポリヒドロキシル化アントラキノンであり、これらは、アルキル、アルコキシ、アルケニル、クロロ、フェニル、ヒドロキシアルキル及びカルボキシル等の基で任意選択で置換されている。
ナフトキノンは、好ましくは、ローソン、ジュグロン、フラビオリン、ナフタザリン、ナフトプルプリン、ラパコール、プルンバギン、クロロプルンバギン、ドロセロン、シコニン、2-ヒドロキシ-3-メチル-1,4-ナフトキノン、3,5-ジヒドロキシ-1,4-ナフトキノン、2,5-ジヒドロキシ-1,4-ナフトキノン、2-メトキシ-5-ヒドロキシ-1,4-ナフトキノン及び3-メトキシ-5-ヒドロキシ-1,4-ナフトキノンである。
ベンゾキノンは、好ましくは、スピヌロシン、アトロメンチン、オーレンチオグリオクラジン(aurentioglyocladin)、2,5-ジヒドロキシ-6-メチルベンゾキノン、2-ヒドロキシ-3-メチル-6-メトキシベンゾキノン、2,5-ジヒドロキシ-3,6-ジフェニルベンゾキノン、2,3-ジメチル-5-ヒドロキシ-6-メトキシベンゾキノン及び2,5-ジヒドロキシ-6-イソプロピルベンゾキノンである。
アントラキノンは、好ましくは、アリザリン、キニザリン、プルプリン、カルミン酸、クリソファノール、ケルメス酸、レイン、アロエエモジン、シュードプルプリン(pseudopurpurin)、キニザリンカルボン酸、フラングラエモジン、2-メチルキニザリン、1-ヒドロキシアントラキノン及び2-ヒドロキシアントラキノンである。
インジゴイドは、好ましくは、インジゴ、インジルビン、イソインジゴ及びティリアンパープルである。
ヒドロキシフラボンは、好ましくは、ケルセチン及びモリンである。
「合成直接染料」という表現は、化学合成により製造される任意の染料又は染料前駆体を意味するものと理解される。
イオン性質の観点から、合成直接染料は、酸性(アニオン性)直接染料、塩基性(カチオン性)直接染料及び中性(非イオン性)直接染料からなる群から選択されてもよく、これは、あらゆるタイプの直接染料、例えば、いわゆるニトロ染料、HC染料、アゾ、メチン、カルボニル、アジン、ニトロ(ヘテロ)アリールタイプ又はトリ(ヘテロ)アリールメタン直接染料、ポルフィリン及びフタロシアニンを、単独で又は混合物として包含する。酸性直接染料は、それらの化学構造にアニオン性部分を有する。塩基性直接染料は、それらの化学構造にカチオン性部分を有する。中性直接染料は、非イオン性である。
より具体的には、アゾ染料は、-N=N-官能基を含み、この官能基の2個の窒素原子は、環に同時には関与しない。しかしながら、-N=N-配列のうちの2個の窒素原子の一方が環に関与することは排除されない。
メチンファミリーの染料は、より具体的には、>C=C<及び-N=C<から選択される少なくとも1つの配列を含む化合物であり、これらの配列の2個の原子は、環に同時には関与しない。しかしながら、これらの配列の窒素又は炭素原子のうちの一方が環に関与し得るということが規定される。より具体的には、このファミリーの染料は、以下のタイプの化合物から得られる。すなわち、純粋なメチン(1つ又は複数の上述の-C=C-配列を含む);アゾメチン(少なくとも1つ又は複数の配列-C=N-を含む)、例えば、アザカルボシアニン及びそれらの異性体、ジアザカルボシアニン及びそれらの異性体、テトラアザカルボシアニン;モノ-及びジアリールメタン、インドアミン(又はジフェニルアミン)、インドフェノール、インドアニリンである。
カルボニルファミリーの染料に関しては、例えば、アクリドン、ベンゾキノン、アントラキノン、ナフトキノン、ベンゾアントロン、アントラントロン、ピラントロン、ピラゾールアントロン、ピリミジノアントロン、フラバントロン、インダントロン、フラボン、(イソ)ビオラントロン、イソインドリノン、ベンゾイミダゾロン、イソキノリノン、アントラピリドン、ピラゾロキナゾロン、ペリノン、キナクリドン、キノフタロン、ナフタルイミド、アントラピリミジン、ジケトピロロピロール又はクマリン染料から選択される合成染料が挙げられる。
環式アジンファミリーの染料に関しては、アジン、キサンテン、チオキサンテン、フルオリンジン、アクリジン、(ジ)オキサジン、(ジ)チアジン又はピロニン染料が特に挙げられる。
ニトロ(ヘテロ)芳香族染料は、より具体的には、ニトロベンゼン又はニトロピリジン直接染料である。
ポルフィリン又はフタロシアニンタイプの染料に関しては、1つ又は複数の金属又は金属イオン、例えば、アルカリ及びアルカリ土類金属、亜鉛及びケイ素を任意選択で含む、カチオン性又は非カチオン性化合物を使用できる。
特に好適な合成直接染料の例として、ニトロベンゼン染料、アゾ、アゾメチン若しくはメチン直接染料、アザカルボシアニン、例えばテトラアザカルボシアニン(テトラアザペンタメチン)、キノン、特にアントラキノン、ナフトキノン若しくはベンゾキノン直接染料、又はアジン、キサンテン、トリアリールメタン、インドアミン、フタロシアニン及びポルフィリン直接染料が、単独で又は混合物として挙げられる。より一層好ましくは、これらの合成直接染料は、ニトロベンゼン染料、アゾ、アゾメチン又はメチン直接染料及びテトラアザカルボシアニン(テトラアザペンタメチン)から、単独で又は混合物として選択される。
本発明により使用できるアゾ、アゾメチン、メチン、又はテトラアザペンタメチン直接染料のなかでも、特許出願WO 95/15144、特許出願WO 95/01772並びにEP 714 954、FR 2 189 006、FR 2 285 851、FR-2 140 205、EP 1 378 544及びEP 1 674 073に記載のカチオン性染料が挙げられる。
したがって、下式
Figure 2016008190
に相当するカチオン性直接染料が挙げられ、式中、
Dは、窒素原子又は-CH基を表し、
R1及びR2は、同一であるか又は異なっており、水素原子;-CN、-OH若しくは-NH2基で置換され得るか、又は酸素又は窒素を任意選択で含み、1個若しくは複数のC1〜C4アルキル基で置換され得る複素環を、ベンゼン環の炭素原子と共に形成し得る、C1〜C4アルキル基;又は4'-アミノフェニル基を表し、
R3及びR'3は、同一であるか又は異なっており、水素原子、塩素、臭素、ヨウ素及びフッ素から選択されるハロゲン原子、シアノ基、C1〜C4アルキル基、C1〜C4アルコキシ基又はアセチルオキシ基を表し、
X-は、好ましくは塩化物、メチル硫酸塩及び酢酸塩から選択されるアニオンを表し、
Aは、以下の構造
Figure 2016008190
から選択される基であり、
式中、R4は、ヒドロキシル基で置換され得るC1〜C4アルキル基を表す;
Figure 2016008190
式中、
R5は、水素原子、C1〜C4アルコキシ基又はハロゲン原子、例えば、臭素、塩素、ヨウ素若しくはフッ素を表し、
R6は、水素原子若しくはC1〜C4アルキル基を表すか、又は任意選択で酸素を含む及び/若しくは1個若しくは複数のC1〜C4アルキル基で任意選択で置換されている複素環をベンゼン環の炭素原子と共に形成し、
R7は、水素原子、又はハロゲン原子、例えば、臭素、塩素、ヨウ素若しくはフッ素を表し、
D1及びD2は、同一であるか又は異なっており、窒素原子又は-CH基を表し、
m=0又は1であり、
X-は、好ましくは塩化物、メチル硫酸塩及び酢酸塩から選択される、化粧品として許容可能なアニオンを表し、
Eは、以下の構造
Figure 2016008190
から選択される基を表し、
式中、R'は、C1〜C4アルキル基を表し、
m=0であり、D1が窒素原子を表すときは、Eはまた、以下の構造
Figure 2016008190
を有する基を示すこともでき、
式中、R'は、C1〜C4アルキル基を表す。
合成直接染料は、蛍光染料から選択されてもよい。2種以上のタイプの蛍光染料を組み合わせて使用できる。
いくつかの蛍光染料の使用は、暗い色の毛髪上に、従来の親水性又は疎水性の直接染料によるよりも視認性の高い色を得ることを可能にし得る。更に、これらの蛍光染料はまた、暗い色の毛髪に適用されたとき、ダメージを与えることなく毛髪の薄色化を可能にする。
本明細書において使用される「蛍光染料」という用語は、蛍光化合物及び光学的光沢剤を意味するものと理解される。少なくとも1つの実施形態において、蛍光染料は、組成物の媒体中で可溶性である。
蛍光染料は、可視光線、例えば400から800nmの範囲の波長を吸収し、より高い波長の可視領域において光を再発光可能な蛍光化合物である。
一実施形態によれば、本発明に有用な蛍光染料は、オレンジ色の蛍光を再発光する。それらは、例えば、500から700nmの範囲の最大再発光波長を示す。
蛍光染料の非限定的な例には、当技術分野において知られている化合物、例えば、Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry、2004年出版、第7版、「Fluorescent Dyes」の章に記載のものが含まれる。
本開示の光学的光沢剤はまた、「光沢剤」、又は「蛍光光沢剤(fluorescent brighteners)」、又は「蛍光光沢剤(fluorescent brightening agents)」又は「FWA」、又は「蛍光増白剤(fluorescent whitening agents)」、又は「増白剤」、又は「蛍光増白剤(fluorescent whiteners)」の名称で知られている、無色透明の化合物である。なぜならそれらは、可視光を吸収せず、紫外線(200から400ナノメートルの範囲の波長)のみを吸収し、吸収されたエネルギーを、スペクトルの可視部分、一般に青色及び/又は緑色、すなわち400から550ナノメートルの範囲の波長で放出されるより高い波長の蛍光に変換するからである。
光学的光沢剤は当技術分野において知られており、例えばそれらは、Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry (2002年)、「Optical Brighteners」及びKirk-Othmer Encyclopedia of Chemical Technology (1995年):「Fluorescent Whitening Agents」に記載されている。
本開示の組成物において使用できる蛍光染料には、当技術分野から知られている化合物、例えば、仏国特許出願公開第2 830 189号に記載のものが含まれる。
とりわけ挙げられる可溶性蛍光化合物には、以下のファミリーに属するものが含まれる。すなわち、ナフタルイミド、クマリン、キサンテン、特にキサンテノジキノリジン及びアザキサンテン、ナフトラクタム、アズラクトン、オキサジン、チアジン、ジオキサジン、アゾ化合物、アゾメチン、メチン、ピラジン、スチルベン、ケトピロール、ピレンである。
存在する場合、蛍光染料が好ましく、より具体的には、オレンジ色の蛍光を再発光するものが好ましい。
一実施形態によれば、(a)直接染料は、酸性直接染料から選択されることが好ましい。アニオン性直接染料は、それらのアルカリ性物質との親和性のため、一般に、「酸性直接染料」として知られている(例えば、「Industrial Dyes, Chemistry, Properties, Application」、Klaus Hunger編 Wiley-VCH Verlag GmbH & Co KGaA、Weinheim 2003年を参照のこと)。アニオン性又は酸性染料は、文献において知られている(例えば、「Ullman's Encyclopedia of Industrial Chemistry」、Azo Dyes、2005年、Wiley-VCH Verlag GmbH & Co. KGaA、Weinheim 10.1002/14356007.a03 245、point 3.2;「Ullman's Encyclopedia of Industrial Chemistry」、Textile Auxiliaries、2002年 Wiley-VCH Verlag GmbH & Co. KGaA、Weinheim 10.1002/14356007.a26 227及び「Ashford's Dictionary of Industrial Chemicals」、第2版、14頁〜39頁、2001年を参照のこと)。
「アニオン性直接染料」という用語は、その構造に少なくとも1つのスルホン酸基SO3 -及び/又は少なくとも1つのカルボン酸基C(O)O-及び/又は少なくとも1つのホスホン酸基P(=O)O-O-及び任意選択で1つ又は複数のアニオン性基G-を含む任意の直接染料を意味し、G-は、同一であっても異なっていてもよく、アルコキシドO-、チオアルコキシドS-、ホスホン酸塩、カルボン酸塩及びチオカルボン酸塩:C(Q)Q'-から選択されるアニオン性基を表し、Q及びQ'は、同一であっても異なっていてもよく、酸素又は硫黄原子を表し、好ましくは、G-はカルボン酸塩を表し、すなわちQ及びQ'は、酸素原子を表す。
本発明の配合物の好ましいアニオン性染料は、酸性ニトロ直接染料、酸性アゾ染料、酸性アジン染料、酸性トリアリールメタン染料、酸性インドアミン染料、酸性アントラキノン染料、アニオン性スチリル染料、及びインジゴイド並びに酸性天然染料から選択され、これらの染料のそれぞれが、カチオン性対イオンX+を有する少なくとも1つのスルホン酸、ホスホン酸又はカルボン酸基を含有し、X+は、好ましくはアルカリ及びアルカリ土類金属から選択される有機又は無機カチオン性対イオン、例えばNa+及びK+を表す。
好ましい酸性染料は、下の染料から選択されてもよい。
式(II)又は(II') のジアリールアニオン性アゾ染料
Figure 2016008190
式(II)及び(II')中、
R7、R8、R9、R10、R'7、R'8、R'9及びR'10は、同一であっても異なっていてもよく、水素原子又は
- アルキル、
- アルコキシ、アルキルチオ、
- ヒドロキシル、メルカプト、
- ニトロ、
- R°-C(X)-X'-、R°-X'-C(X)-、R°-X'-C(X)-X''- (R°は、水素原子又はアルキル若しくはアリール基を表し、X、X'及びX''は、同一であっても異なっていてもよく、酸素若しくは硫黄原子又はNRを表し、Rは、水素原子又はアルキル基を表す)、
- 前に定義した(O)2S(O-)-, X+
- 前に定義した(O)CO--, X+
- 前に定義した(O)P(O2 -)-, 2X+
- R''-S(O)2- (R''は、水素原子又はアルキル、アリール、(ジ)(アルキル)アミノ若しくはアリール(アルキル)アミノ基、好ましくはフェニルアミノ又はフェニル基を表す)、
- R'''-S(O)2-X'- (R'''は、アルキル又は任意選択で置換されているアリール基を表し、X'は、前に定義したとおりである)、
- (ジ)(アルキル)アミノ、
- i)ニトロ、ii)ニトロソ、iii)(O)2S(O-)-, X+、及びiv)X+を伴うアルコキシから選択される1つ又は複数の基で任意選択で置換されている、アリール(アルキル)アミノ、
- 任意選択で置換されているヘテロアリール、好ましくはベンゾチアゾリル基、
- シクロアルキル、とりわけシクロへキシル、
- Ar-N=N- (Arは、任意選択で置換されているアリール基、好ましくは、1つ又は複数のアルキル、(O)2S(O-)-, X+又はフェニルアミノ基で任意選択で置換されているフェニルを表す)、
- 或いは、2つの連続する基であるR7とR8、又はR8とR9、又はR9とR10が、共に縮合ベンゾ基A'を形成し、R'7とR'8、又はR'8とR'9、又はR'9とR'10が、共に縮合ベンゾ基B'を形成し、A'及びB'は、i)ニトロ、ii)ニトロソ、iii)(O)2S(O-)-, X+、iv)ヒドロキシル、v)メルカプト、vi)(ジ)(アルキル)アミノ、vii)R°-C(X)-X'-、viii)R°-X'-C(X)-、ix)R°-X'-C(X)-X''-、x)Ar-N=N-及びxi)任意選択で置換されているアリール(アルキル)アミノから選択される1つ又は複数の基で任意選択で置換されており、X+、R°、X、X'、X''及びArは前に定義したとおりである、
から選択される基を表し、
Wは、シグマ結合σ、酸素若しくは硫黄原子、又は二価の基i)-NR-(Rは、前に定義したとおりである)若しくはii)メチレン-C(Ra)(Rb)-を表し、Ra及びRbは、同一であっても異なっていてもよく、水素原子若しくはアリール基を表し、又はRa及びRbは、それらを有する炭素原子と共に、スピロシクロアルキルを形成し、好ましくは、Wは、硫黄原子を表すか、又はRa及びRbが共にシクロヘキシルを形成し、
式(II)及び(II')が、少なくとも1つのスルホン酸(O)2S(O-)-, X+又はホスホン酸(O)P(O2 -) 2X+又はカルボン酸(O)C(O-)-, X+基を、環A、A'、B、B'又はCのうちの1つに含み、X+は、前に定義したとおりであることが理解される。
式(II)の染料の例として、Acid Red 1、Acid Red 4、Acid Red 13、Acid Red 14、Acid Red 18、Acid Red 27、Acid Red 32、Acid Red 33、Acid Red 35、Acid Red 37、Acid Red 40、Acid Red 41、Acid Red 42、Acid Red 44、Acid Red 68、Acid Red 73、Acid Red 135、Acid Red 138、Acid Red 184、Food Red 1、Food Red 13、Food Red 17、Acid Orange 6、Acid Orange 7、Acid Orange 10、Acid Orange 19、Acid Orange 20、Acid Orange 24、Acid Yellow 9、Acid Yellow 36、Acid Yellow 199、Food Yellow 3; Acid Violet 7、Acid Violet 14、Acid Blue 113、Acid Blue 117、Acid Black 1、Acid Brown 4、Acid Brown 20、Acid Black 26、Acid Black 52、Food Black 1、Food Black 2、Pigment Red 57が挙げられ、
式(II')の染料の例として、Acid Red 111、Acid Red 134、Acid yellow 38が挙げられる。
式(III)及び(III') のアントラキノン染料
Figure 2016008190
式(III)及び(III')中、
R22、R23、R24、R25、R26及びR27は、同一であっても異なっていてもよく、水素原子若しくはハロゲン原子又は
- アルキル、
- ヒドロキシル、メルカプト、
- アルコキシ、アルキルチオ、
- 任意選択で置換されており、好ましくはアルキル及び(O)2S(O-)-, X+から選択される1つ又は複数の基で置換されている、アリールオキシ又はアリールチオ(X+は、前に定義したとおりである)、
- アルキル及び(O)2S(O-)-, X+から選択される1つ又は複数の基で任意選択で置換されているアリール(アルキル)アミノ(X+は、前に定義したとおりである)、
- (ジ)(アルキル)アミノ、
- (ジ)(ヒドロキシアルキル)アミノ、
- (O)2S(O-)-, X+(X+は、前に定義したとおりである)、
から選択される基を表し、
Z'は、水素原子又はNR28R29基を表し、R28及びR29は、同一であっても異なっていてもよく、水素原子又は
- アルキル、
- ポリヒドロキシアルキル、例えばヒドロキシエチル、
- 1つ又は複数の基、特に、i)アルキル、例えば、メチル、n-ドデシル、n-ブチル、ii)(O)2S(O-)-, X+(X+は、前に定義したとおりである)、iii)R°-C(X)-X'-、R°-X'-C(X)-、R°-X'-C(X)-X''-で任意選択で置換されているアリール(R°、X、X'及びX''は、前に定義したとおりであり、好ましくはR°はアルキル基を表す)、
- シクロアルキル、とりわけシクロへキシル、
から選択される基を表し、
Zは、ヒドロキシル及びNR'28R'29から選択される基を表し、R'28及びR'29は、同一であっても異なっていてもよく、前に定義したとおりR28及びR29と同じ原子又は基を表し、
式(III)及び(III')が、少なくとも1つのスルホン酸基(O)2S(O-)-, X+を含み、X+は、前に定義したとおりであることが理解される。
式(III)の染料の例として、Acid Blue 25、Acid Blue 43、Acid Blue 62、Acid Blue 78、Acid Blue 129、Acid Blue 138、Acid Blue 140、Acid Blue 251、Acid Green 25、Acid Green 41、Acid Violet 42、Acid Violet 43、Mordant Red 3、EXT Violet 2が挙げられ、
式(III')の例として、Acid Black 48が挙げられる。
式(IV)のキノリンベース染料
Figure 2016008190
式(IV)中、
R61は、水素若しくはハロゲン原子又はアルキル基を表し、
R62、R63及びR64は、同一であっても異なっていてもよく、水素原子又は(O)2S(O-)-, X+基を表し、X+は、前に定義したとおりであり、
或いは、R61とR62、又はR61とR64は、1つ又は複数の(O)2S(O-)-, X+基で任意選択で置換されているベンゾ基を共に形成し、X+は、前に定義したとおりであり、
Gは、酸素若しくは硫黄原子又はNRe基を表し、Reは、水素原子又はアルキル基を表し、特にGは酸素原子を表し、
式(IV)が、少なくとも1つのスルホン酸基(O)2S(O-)-, X+を含み、X+は、前に定義したとおりであることが理解される。
式(IV)の例として、Acid Yellow 2、Acid Yellow 3及びAcid Yellow 5が挙げられる。
直接染料は、酸性直接染料、例えばAcid Black 1、Acid Violet 43及びAcid Orange 7から選択されることが好ましい。
本発明による組成物は、直接染料を、組成物の総質量に対して、0.001質量%から5質量%、好ましくは0.01質量%から3質量%、より好ましくは0.05質量%から2質量%の量で含有していてもよい。
[非プロトン性極性溶媒]
本発明による組成物は、少なくとも1種の非プロトン性極性溶媒を含む。2種以上の非プロトン性極性溶媒を組み合わせて使用できる。したがって、単一の種類の非プロトン性極性溶媒又は異なる種類の非プロトン性極性溶媒の組合せを使用できる。
「非プロトン性極性溶媒」という用語は、酸性水素を含有せず、水素結合供与体として作用しない極性溶媒を意味する。
非プロトン性極性溶媒として、エーテルベース溶媒、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン及びジオキサン、ケトンベース溶媒、例えば2-プロパノン、スルホキシドベース溶媒、例えばジメチルスルホキシド及びジエチルスルホキシド、アミドベース溶媒、例えばN,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジエチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N,N-ジエチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドン、N-ビニル-2-ピロリドン等、エステルベース溶媒、例えば、酢酸エチル、ガンマ-ブチロラクトン等、エーテルエステルベース溶媒、例えば、酢酸プロピレングリコールモノメチルエーテル、酢酸エチレングリコールモノメチルエーテル等、ヘキサメチルリン酸アミド等、アセトニトリル等が、好ましくは使用できる。
非プロトン性極性溶媒として、以下の化学式(1)
Figure 2016008190
の炭酸アルキレンが挙げられ、式中、
R''は、水素原子、(C1〜C8)アルキル基、(C1〜C4)ヒドロキシアルキル基を表す。
炭酸アルキレンとして、炭酸エチレン(R''=H)、炭酸プロピレン(R''=CH3)、炭酸グリセロール(R''=CH2OH)、又は炭酸ブチレン(R''=CH2CH3)が挙げられる。炭酸アルキレンのなかでも、炭酸プロピレンが好ましい。
(b)非プロトン性極性溶媒は、炭酸プロピレン、N-メチルピロリドン、N-エチルピロリドン、ジメチルスルホン、2-プロパノン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、酢酸エチル、ジメチルアセトアミド、及びそれらの混合物からなる群から選択されることが好ましくあり得る。
本発明による組成物は、非プロトン性極性溶媒を、組成物の総質量に対して、1質量%から50質量%、好ましくは5から40質量%、より好ましくは10から30質量%の量で含有していてもよい。
[含硫黄還元剤]
本発明による組成物は、少なくとも1種の含硫黄還元剤を含む。2種以上の含硫黄還元剤を組み合わせて使用できる。したがって、単一の種類の含硫黄還元剤又は異なる種類の含硫黄還元剤の組合せを使用できる。
「含硫黄還元剤」という用語は、少なくとも1個の硫黄原子を有する還元剤を意味する。
チオールベース還元剤を含硫黄還元剤として使用することが好ましい。
チオールベース還元剤は、好ましくは、チオグリコール酸及びその誘導体、特にそのエステル、例えばモノチオグリコール酸グリセロール又はグリコール、ジチオグリコール酸及びその誘導体、特にそのエステル、例えばジチオグリコール酸グリセロール又はグリコール、チオ乳酸及びその誘導体、特にそのエステル、例えばモノチオ乳酸グリセロール、3-メルカプトプロピオン酸及びその誘導体、特にそのエステル、例えば3-メルカプトプロピオン酸グリセロール及び3-メルカプトプロピオン酸エチレングリコール、システアミン及びその誘導体、特にそのC1〜4アシル誘導体、例えばN-アセチルシステアミン及びN-プロピオニルシステアミン、チオグリセロール、例えばモノチオグリセロール及びその誘導体、特にエステル、システイン及びその誘導体、特にエステル、例えばN-アセチルシステイン、N-アルカノイルシステイン及びシステインアルキルエステル、還元形態のグルタチオン、メルカプトコハク酸、並びにそれらの塩からなる群から選択されてもよい。
上の塩として、例えば、アンモニウム塩、第一級、第二級又は第三級アミン塩、アルカリ金属塩、及びアルカリ土類金属塩が挙げられる。第一級、第二級又は第三級アミンとして、例えば、モノエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン又はトリエタノールアミンがそれぞれ挙げられる。
本発明による組成物において使用できるチオールベース還元剤の他の好適な例には、糖N-メルカプトアルキルアミド、例えば、N-(メルカプト-2-エチル)グルコンアミド、β-メルカプトプロピオン酸、及びそれらの誘導体、チオリンゴ酸、パンテテイン、N-(メルカプトアルキル)ω-ヒドロキシアルキルアミド、例えば欧州特許出願公開第0 354 835号に記載のもの、及びN-モノ-又はN,N-ジアルキルメルカプト4-ブチルアミド、例えば欧州特許出願公開第0 368 763号に記載のもの、アミノメルカプトアルキルアミド、例えば欧州特許出願公開第0 432 000号に記載のもの、及びアルキルアミノメルカプトアルキルアミド、例えば欧州特許出願公開第0 514 282号に記載のもの、仏国特許出願公開第2 679 448号に記載の(2/3)ヒドロキシ-2プロピルチオグリコレート及びヒドロキシ-2メチル-1エチルチオグリコレートベース混合物(67/33)が含まれるが、これらに限られるものではない。
チオールベース還元剤は、以下の化学式(2)
Figure 2016008190
で表される化合物であってもよく、式中、
Xは、-O-、-S-、-NH-及び-NR1-からなる群から選択される構造であり、
R1は、1個から6個の炭素原子を有するアルキル基であり、
R2は、水素原子、又は1個から6個の炭素原子を有するアルキル基であり、
Yは、酸素原子又は硫黄原子であり、
Rは、任意選択でメルカプト基を有する二価の有機残基である。
Xは、好ましくは、パーマ溶液の調製を考慮して、-O-、-NH-、-NCH3-又は-S-であり、この場合、化合物は、パーマ水溶液中で比較的高い溶解度を示す。
Yは、酸素原子又は硫黄原子であり、より好ましくは、産業的利用可能性及び取扱特性を考慮して、酸素原子である。
R2は、水素原子、メチル基、エチル基又はプロピル基であってもよく、好ましくは、水素原子、メチル基又はエチル基である。
Rは、任意選択でメルカプト(-SH)基を有する二価の有機残基である。Rは、二価の有機基である限り特に限定されず、好ましくはアルキレン基である。アルキレン基の主鎖は、好ましくは、2個から6個の炭素原子を有する。二価の有機残基は、分枝又は側鎖を有していてもよい。側鎖の例は、アルキル基及びアルケニル基を含む。
Rがメルカプト基で置換されている場合、1つ又は複数のメルカプト基が存在していてもよい。
Rの好ましい例は、容易な産業的利用可能性ゆえに、エチレン及びプロピレン基を含む。
上の化学式(2)により表される化合物の具体的な例は、2-メルカプト-3-プロピオラクトン、2-メルカプト-2-メチル-3-プロピオラクトン、2-メルカプト-3-メチル-3-プロピオラクトン、2-メルカプト-3-エチル-3-プロピオラクトン、2-メルカプト-2,3-ジメチル-3-プロピオラクトン、2-メルカプト-3-プロピオラクタム、2-メルカプト-2-メチル-3-プロピオラクタム、2-メルカプト-3-メチル-3-プロピオラクタム、2-メルカプト-3-エチル-3-プロピオラクタム、2-メルカプト-2,3-ジメチル-3-プロピオラクタム、2-メルカプト-3-プロピオチオラクトン、2-メルカプト-2-メチル-3-プロピオチオラクトン、2-メルカプト-3-メチル-3-プロピオチオラクトン、2-メルカプト-3-エチル-3-プロピオチオラクトン、2-メルカプト-2,3-ジメチル-3-プロピオチオラクトン、2-メルカプト-4-ブチロラクトン(別名:2-メルカプト-4-ブタノリド)、2-メルカプト-2-メチル-4,4-ジメチル-4-ブチロラクトン、2-メルカプト-3-(2-プロペニル)-4-ブチロラクトン、2-メルカプト-4-メチル-4-ブチロラクトン、2-メルカプト-2-メチル-4-ブチロラクトン、2-メルカプト-3-メチル-4-ブチロラクトン、2-メルカプト-4-メチル-4-ブチロラクトン、2-メルカプト-3,4-ジメチル-4-ブチロラクトン、2-メルカプト-2-エチル-4-ブチロラクトン、2-メルカプト-3-エチル-4-ブチロラクトン、2-メルカプト-4-エチル-4-ブチロラクトン、2-メルカプト-4-ブチロチオラクトン、2-メルカプト-2-メチル-4-ブチロチオラクトン、2-メルカプト-3-メチル-4-ブチロチオラクトン、2-メルカプト-4-メチル-4-ブチロチオラクトン、2-メルカプト-3,4-ジメチル-4-ブチロチオラクトン、2-メルカプト-2-エチル-4-ブチロチオラクトン、2-メルカプト-3-エチル-4-ブチロチオラクトン、2-メルカプト-4-エチル-4-ブチロチオラクトン、2-メルカプト-4-ブチロラクタム、2-メルカプト-2-メチル-4-ブチロラクタム、2-メルカプト-3-メチル-4-ブチロラクタム、2-メルカプト-4-メチル-4-ブチロラクタム、2-メルカプト-3,4-ジメチル-4-ブチロラクタム、2-メルカプト-2-エチル-4-ブチロラクタム、2-メルカプト-3-エチル-4-ブチロラクタム、2-メルカプト-4-エチル-4-ブチロラクタム、2-メルカプト-5-バレロラクトン、2-メルカプト-2-メチル-5-バレロラクトン、2-メルカプト-3-メチル-5-バレロラクトン、2-メルカプト-4-メチル-5-バレロラクトン、2-メルカプト-5-メチル-5-バレロラクトン、2-メルカプト-2-エチル-5-バレロラクトン、2-メルカプト-3-エチル-5-バレロラクトン、2-メルカプト-4-エチル-5-バレロラクトン、2-メルカプト-5-エチル-5-バレロラクトン、2-メルカプト-5-バレロラクタム、2-メルカプト-2-メチル-5-バレロラクタム、2-メルカプト-3-メチル-5-バレロラクタム、2-メルカプト-4-メチル-5-バレロラクタム、2-メルカプト-5-メチル-5-バレロラクタム、2-メルカプト-2-エチル-5-バレロラクタム、2-メルカプト-3-エチル-5-バレロラクタム、2-メルカプト-4-エチル-5-バレロラクタム、2-メルカプト-5-エチル-5-バレロラクタム、2-メルカプト-5-バレロチオラクトン、2-メルカプト-2-メチル-5-バレロチオラクトン、2-メルカプト-3-メチル-5-バレロチオラクトン、2-メルカプト-4-メチル-5-バレロチオラクトン、2-メルカプト-5-メチル-5-バレロチオラクトン、2-メルカプト-2-エチル-5-バレロチオラクトン、2-メルカプト-3-エチル-5-バレロチオラクトン、2-メルカプト-4-エチル-5-バレロチオラクトン、2-メルカプト-5-エチル-5-バレロチオラクトン、2-メルカプト-6-ヘキサノラクトン、2-メルカプト-2-メチル-6-ヘキサノラクトン、2-メルカプト-3-メチル-6-ヘキサノラクトン、2-メルカプト-4-メチル-6-ヘキサノラクトン、2-メルカプト-5-メチル-6-ヘキサノラクトン、2-メルカプト-6-メチル-6-ヘキサノラクトン、2-メルカプト-6-ヘキサノラクタム、2-メルカプト-2-メチル-6-ヘキサノラクタム、2-メルカプト-3-メチル-6-ヘキサノラクタム、2-メルカプト-4-メチル-6-ヘキサノラクタム、2-メルカプト-5-メチル-6-ヘキサノラクタム、2-メルカプト-6-メチル-6-ヘキサノラクタム、2-メルカプト-6-ヘキサノチオラクトン、2-メルカプト-2-メチル-6-ヘキサノチオラクトン、2-メルカプト-3-メチル-6-ヘキサノチオラクトン、2-メルカプト-4-メチル-6-ヘキサノチオラクトン、2-メルカプト-5-メチル-6-ヘキサノチオラクトン、2-メルカプト-6-メチル-6-ヘキサノチオラクトン、2-メルカプト-7-ヘプタノラクトン、2-メルカプト-7-ヘプタノチオラクトン、2-メルカプト-7-ヘプタノラクタム、2-メルカプト-8-オクタノラクトン、2-メルカプト-8-オクタノチオラクトン、2-メルカプト-8-オクタノラクタム、2-メルカプト-9-ノナラクトン、2-メルカプト-9-ノナチオラクトン、2-メルカプト-9-ノナラクタム、及びこれらのラクタムのN-メチル又はN-エチル誘導体を含む。
これらのなかでも、2-メルカプト-4-ブチロラクトン(別名:2-メルカプト-4-ブタノリド)、2-メルカプト-4-ブチロチオラクトン、2-メルカプト-4-ブチロラクタム、N-メチル-2-メルカプト-4-ブチロラクタム、N-エチル-2-メルカプト-4-ブチロラクタム、N-(2-メトキシ)エチル-2-メルカプト-4-ブチロラクタム、N-(2-エトキシ)エチル-2-メルカプト-4-ブチロラクタム、2-メルカプト-4-メチル-4-ブチロラクトン、2-メルカプト-4-エチル-4-ブチロラクトン、2-メルカプト-5-バレロラクトン、2-メルカプト-5-バレロラクタム、N-メチル-2-メルカプト-5-バレロラクタム、N-エチル-2-メルカプト-5-バレロラクタム、N-(2-メトキシ)エチル-2-メルカプト-5-バレロラクタム、N-(2-エトキシ)エチル-2-メルカプト-5-バレロラクタム及び2-メルカプト-6-ヘキサノラクタムが、パーマ性能及び工業生産を考慮すると好ましい。パーマネントウェービング剤は、少なくとも1種のかかるメルカプト化合物を含有する。
これらの化合物は、既知の方法により製造されてもよい。例えば、かかる化合物は、ラクトン化合物又はラクタム化合物をハロゲン化し、続いてメルカプト基を導入することにより合成できる。
メルカプトラクトン及びメルカプトチオラクトンは、J. Am. Chem. Soc. 1945年、67、2218頁〜2220頁に記載の方法に従い、市販のラクトン又はチオラクトンをハロゲン化し、Ann. 1960年、639、146頁〜56頁に記載の方法により、合成ハロゲン化物又は市販のハロゲン化物から目的のラクトン誘導体を製造する、一連の工程により合成されてもよい。
メルカプトラクタムは、J. Am. Chem. Soc. 1958年、80、6233頁〜6237頁に記載の方法によりハロゲン化物を合成し、Ann. 1960年、639、146頁〜56頁に記載の方法により、ラクトンの製造と同様に、得られたハロゲン化物から目的のラクタム誘導体を合成する、一連の工程により合成されてもよい。
(c)含硫黄還元剤は、2-メルカプト-4-ブタノリド、グルタチオン、チオグリコール酸、3-メルカプトプロピオン酸、チオ乳酸、L-システイン、システアミン、チオグリセロール、L-システインメチルエステル、L-システインエチルエステル、メルカプトコハク酸、モノチオグリコール酸グリセロール、N-アセチル-L-システイン及びそれらの混合物からなる群から選択されることが好ましくあり得る。
本発明による組成物における含硫黄還元剤は、組成物の総質量に対して、0.1質量%から20質量%、好ましくは0.5質量%から10質量%、より好ましくは1から5質量%の範囲であってもよい。
[少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤]
本発明による組成物は、更に、(d)少なくとも1個の窒素原子を含む少なくとも1種のタンパク質変性剤を含むことが好ましい。少なくとも1個の窒素原子を含む2種以上のタンパク質変性剤を組み合わせて使用できる。したがって、単一の種類又は異なる種類の組合せを使用できる。
「タンパク質変性剤」という用語は、3次元タンパク質コンフォメーンョンを変化させるが、共有結合又はアミド結合を切断したり、タンパク質1次構造を破壊したりしない物質を意味する。
少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤は、ポリマーではなく、低分子量化合物であることが好ましい。
少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤の例として、アンモニア及び有機アミンが挙げられる。
いくつかの実施形態において、有機アミンは、第一級、第二級又は第三級アミン官能基と、少なくとも1つのヒドロキシル基を有する少なくとも1つの直鎖状又は分枝状C1〜C6アルキル基とを含んでいてもよい。有機アミンは、いくつかの実施形態において、1つから3つの同一であるか又は異なっているC1〜C4ヒドロキシアルキル基を含む、アルカノールアミン、例えばモノ-、ジ-又はトリアルカノールアミンから選択されてもよい。
挙げられるこのタイプの化合物のなかには、これらに限られるものではないが、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、N-ジメチルアミノエタノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、トリイソ-プロパノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1,3-プロパンジオール、3-アミノ-1,2-プロパンジオール、3-ジメチルアミノ-1,2-プロパンジオール及びトリス(ヒドロキシメチルアミノ)メタンがある。
いくつかの実施形態において、以下の化学式(3)
Figure 2016008190
を有する有機アミンがまた、使用に好適である場合があり、式中、
Wは、ヒドロキシル基又はC1〜C6アルキル基で任意選択で置換されているC1〜C6アルキレン残基であり、
Rx、Ry、Rz及びRtは、同一であっても異なっていてもよく、水素原子又はC1〜C6アルキル、C1〜C6ヒドロキシアルキル若しくはC1〜C6アミノアルキル基を表す。
挙げられるかかるアミンの例には、1,3-ジアミノプロパン、1,3-ジアミノ-2-プロパノール、スペルミン及びスペルミジンが含まれるが、これらに限られるものではない。
いくつかの実施形態によれば、少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤は、アミノ酸から選択される。
使用できるアミノ酸は、L、D又はラセミ形態の天然又は合成由来のものであり、カルボン酸、スルホン酸、ホスホン酸及びリン酸官能基から選択される少なくとも1つの酸官能基を含む。アミノ酸は、それらの中性又はイオン性形態であってもよい。
アミノ酸として、これらに限られるものではないが、アスパラギン酸、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、オルニチン、シトルリン、アスパラギン、カルニチン、システイン、グルタミン、リシン、ヒスチジン、リシン、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、N-フェニルアラニン、プロリン、セリン、タウリン、スレオニン、トリプトファン、チロシン及びバリンが挙げられる。
いくつかの実施形態において、アミノ酸は、環又はウレイド官能基中に任意選択で含まれる追加のアミン官能基を含む、塩基性アミノ酸から選択されてもよい。
かかる塩基性アミノ酸は、いくつかの実施形態において、以下の化学式(4)
Figure 2016008190
に相当するものから選択されてもよく、式中、
Rは、
Figure 2016008190
、-(CH2)3NH2、-(CH2)2NH2、-(CH2)NHCONH2、及び
Figure 2016008190
から選択される基を意味する。
いくつかの実施形態において、上の化学式に相当する化合物は、ヒスチジン、リシン、アルギニン、オルニチン及びシトルリンである。
いくつかの実施形態において、少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤は、複素環型の有機アミンから選択される。アミノ酸において既に言及したヒスチジンに加えて、これらに限られるものではないが、ピリジン、ピペリジン、イミダゾール、トリアゾール、テトラゾール及びベンゾイミダゾールが挙げられる。
いくつかの実施形態において、少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤は、アミノ酸ジペプチドから選択される。アミノ酸ジペプチドとして、これらに限られるものではないが、カルノシン、アンセリン及びバレイン(baleine)が挙げられる。
いくつかの実施形態において、少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤は、グアニジン官能基を含む化合物から選択される。例示的な少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤には、グアニジン、アルギニン、クレアチン、クレアチニン、1,1-ジメチルグアニジン、1,1-ジエチルグアニジン、グリコシアミン、メトホルミン、アグマチン、N-アミジノアラニン、3-グアニジノプロピオン酸、4-グアニジノ酪酸、及び2-{[アミノ(イミノ)メチル]アミノ}エタン-1-スルホン酸が含まれるが、これらに限られるものではない。
いくつかの実施形態において、少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤は、アルカノールアミン、塩基性アミノ酸、グアニジン官能基を含む化合物、及びそれらの混合物から選択される。
いくつかの実施形態において、少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤は、尿素及びその誘導体、例えば、N-(2-ヒドロキシエチル)尿素、ビウレット及びその誘導体、並びにそれらの混合物から選択される。
(d)少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤は、尿素、グアニジン及びその塩、チオ尿素、ビウレット、チオビウレット、アンモニア、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、並びにそれらの混合物からなる群から選択されることが好ましい場合がある。
本発明による組成物における少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤の量は、組成物の総質量に対して、0.1から20質量%、好ましくは0.5から15質量%、より好ましくは1から10質量%の範囲であってもよい。
[他の成分]
本発明による組成物は、更に、水を含んでいてもよい。
本発明による組成物における水の量は、組成物の総質量に対して、10質量%から80質量%、好ましくは20質量%から85質量%、より好ましくは30から70質量%の範囲であってもよい。この場合の本発明による組成物のpHは、3から7、好ましくは4から7、より好ましくは5から7の範囲であってもよい。
本発明による組成物のpHは、ケラチン繊維の染色において一般に使用される酸性化又は塩基性化剤を使用して、或いは従来の緩衝系を使用して、所望の値に調整されてもよい。
酸性化剤のなかでも、例として、無機又は有機酸、例えば、塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸及び乳酸、並びにスルホン酸が挙げられる。
塩基性化剤のなかでも、例として、水酸化アンモニウム、アルカリ金属炭酸塩、アルカノールアミン、例えばモノ-、ジ-及びトリエタノールアミン並びにそれらの誘導体、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム並びに下式
Figure 2016008190
の化合物が挙げられ、式中、
Rは、アルキレン、例えばヒドロキシル又はC1〜C4アルキル基で任意選択で置換されているプロピレンを表し、R1、R2、R3及びR4は、独立に、水素原子、アルキル基又はC1〜C4ヒドロキシアルキル基を表し、これは、1,3-プロパンジアミン及びその誘導体で例示できる。アルギニン、尿素及びモノエタノールアミンが好ましい。それはまた、タンパク質変性剤としても機能し得る。
本発明による組成物は、少なくとも1種の有機溶媒を含んでいてもよい。有機溶媒は、好ましくは水混和性である。有機溶媒として、例えば、C1〜C4アルカノール、例えばエタノール及びイソプロパノール、ポリオール及びポリオールエーテル、例えば、グリセロール、2-ブトキシエタノール、プロピレングリコール、プロピレングリコールのモノメチルエーテル、ジエチレングリコールのモノエチルエーテル及びモノメチルエーテル、及び芳香族アルコール、例えばベンジルアルコール及びフェノキシエタノール、類似の生成物、並びにそれらの混合物が挙げられる。
有機溶媒は、組成物の総質量に対して、0.01から15質量%、好ましくは0.1から10質量%、より好ましくは1から5質量%の範囲の量で存在していてもよい。
本発明による組成物は、少なくとも1種の増粘剤を含んでいてもよい。
増粘剤は、有機及び無機増粘剤から選択されてもよい。有機増粘剤は、
(i)会合性増粘剤、
(ii)架橋アクリル酸ホモポリマー、
(iii)(メタ)アクリル酸とアクリル酸(C1〜C6)アルキルとの架橋コポリマー、
(iv)エチレン性不飽和エステルモノマー及びエチレン性不飽和アミドモノマーの少なくとも1つを含む非イオン性ホモポリマー及びコポリマー、
(v)アクリル酸アンモニウムホモポリマー及びアクリル酸アンモニウムとアクリルアミドとのコポリマー、
(vi)多糖、例えばセルロース及びその誘導体、並びに
(vii)C12〜C30脂肪族アルコール、
のうちの少なくとも1つが選択されてもよい。
増粘剤は、好ましくは、多糖、例えばデンプン、キサンタンガム、及びヒドロキシエチルセルロースから選択される。
本明細書において使用される「会合性増粘剤」という表現は、親水性単位及び疎水性単位の両方を含む、例えば、少なくとも1つのC8〜C30脂肪鎖及び少なくとも1つの親水性単位を含む、両親媒性増粘剤を意味する。
本発明による組成物の粘度は、特に限定されない。粘度は、25℃で、粘度計又はレオメーターで、好ましくは円錐平板型ジオメトリーで測定することができる。好ましくは、本発明による組成物の粘度は、例えば、25℃及び1s-1で、1から2000Pa.s、好ましくは1から1000Pa.sの範囲であり得る。
増粘剤は、組成物の総質量に対して、0.001から10質量%、好ましくは0.01から10質量%、例えば0.1から5質量%の範囲の量で存在していてもよい。
本発明に使用する組成物はまた、毛髪を染色するための組成物中に従来使用されている様々な補助剤、例えば、アニオン性、非イオン性、カチオン性、両性若しくは双性イオン性ポリマー又はそれらの混合物、抗酸化剤、浸透剤、封鎖剤、香料、緩衝剤、分散剤、調整剤、皮膜形成剤、セラミド、保存料及び乳白剤を含有していてもよい。
本発明による組成物の形態は、水ベースである限り特に限定されず、エマルジョン、水性ゲル、水溶液等の様々な形態を取ってもよい。
[調製]
組成物は、(a)少なくとも1種の直接染料、(b)少なくとも1種の非プロトン性極性溶媒、及び(c)少なくとも1種の含硫黄還元剤を必須成分として、上で説明した任意選択の成分とともに混合することにより調製できる。
上の必須及び任意選択の成分を混合する方法及び手段は限定されない。任意の従来の方法及び手段を、本発明による組成物を調製するための、上の必須及び任意選択の成分の混合に使用できる。
本発明による組成物は、好ましくは即時使用可能な組成物である。
本発明の目的では、「即時使用可能な組成物」という表現は、毛髪等のケラチン繊維にすぐに適用される組成物として本明細書において定義される。前記「即時使用可能な組成物」は、使用前に未改変の形態で保存されてもよく、又は2種以上の別々の組成物をその場で混合することから得られてもよい。一実施形態において、別々の組成物の1つは、(a)少なくとも1種の直接染料を含んでいてもよく、別々の組成物の他のものは、(b)少なくとも1種の非プロトン性極性溶媒及び(c)少なくとも1種の含硫黄還元剤を含んでいてもよい。
この実施形態において、本発明による組成物は、(a)少なくとも1種の直接染料を含む第1の組成物と、(b)少なくとも1種の非プロトン性極性溶媒及び(c)少なくとも1種の含硫黄還元剤を含む第2の組成物とを、好ましくは第1の組成物:第2の組成物が1:1から10:1、より好ましくは1:1から7:1、より一層好ましくは1:1から5:1の範囲の質量比で混合することにより、使用前に得られることが好ましい。
[方法]
本発明はまた、本発明による組成物を使用する方法に関する。本発明による方法は、好ましくは、毛髪等のケラチン繊維を染色することが意図される。
したがって、本発明は、本発明による組成物を適用する工程を含む、ケラチン繊維を染色するための方法に関する。
本発明による組成物が適用されたケラチン繊維は、ケラチン繊維を処置するために必要とされる適切な時間放置することができる。処置のための時間の長さは限定されないが、1分間から1時間、好ましくは1分間から30分間、より好ましくは1分間から15分間であってもよい。例えば、ケラチン繊維を染色するための時間は、1から20分間、好ましくは5から15分間であってもよい。
ケラチン繊維は、室温で処置されてもよい。或いは、ケラチン繊維は、本発明による組成物をケラチン繊維に適用する工程、及び/又は、本発明による組成物が適用されたケラチン繊維を放置する工程中に、25℃から65℃、好ましくは30℃から60℃、より好ましくは35℃から55℃、より好ましくは40℃から50℃で加熱できる。
本発明による組成物をケラチン繊維に適用する工程後、及び/又は、本発明による組成物が適用されたケラチン繊維を放置する工程後に、ケラチン繊維をすすいでもよい。
本発明はまた、毛髪等のケラチン繊維を染色するための本発明による組成物の使用に関していてもよい。
本発明はまた、
(a)少なくとも1種の直接染料を含む第1の組成物、並びに
(b)少なくとも1種の非プロトン性極性溶媒及び(c)少なくとも1種の含硫黄化合物を含む第2の組成物、
を含む、毛髪等のケラチン繊維を染色するためのキットに関していてもよい。
本発明を、実施例によって、より詳細に説明する。しかし、これらの実施例が本発明の範囲を限定するものとは解釈すべきでない。
(実施例1〜14及び比較例1〜9)
[調製]
実施例1〜14及び比較例1〜9による第1及び第2の試剤を、表1〜表3に示す成分を室温で混合することによりそれぞれ調製し、同量で透明の容器内に注いだ。成分量の数値はすべて、活性原料としての「質量%」に基づく。
[色差の評価]
第1及び第2の試剤をブラシを使用して表1〜表3に示す質量比で均質に混合した後、このようにして得られた組成物を、90%灰白色ヒト天然毛髪の1gの房上に均一に適用した。次に、房を15分間40℃で放置し、続いて、房を水で洗浄し、シャンプーし、1度すすぎ、乾燥させた。上の染色プロセス前後の房の色差を、Minolta CM-580を使用することにより評価した。ΔE*(L*a*b*系下での未染色の元々の房の色と染色された房の色との間)を算出した。評価を、以下の基準に従い実施した。
大きなΔE値は、良好な染色性能を示す。
A: 45超のΔE値。
B: 40から45の間のΔE値。
C: 40未満のΔE値。
結果をTables 1-3(表1〜表3)に示す。
[皮膚の汚染の評価]
組成物による皮膚の汚染を、10人の専門家による官能評価にかけた。第1及び第2の試剤をブラシを使用して表1〜表3に示す質量比で均質に混合した後、このようにして得られた組成物を、10人のヒト専門家の前腕の表面上に適用した。適用した表面を15分間室温で放置し、続いて、組成物を水で十分に洗い流し、表面を乾燥させた。評価を、以下の基準に従い実施した。
A: 10人の専門家の少なくとも80%が、皮膚の汚染がまったく目立たないと認めた。
B: 10人の専門家の少なくとも50%、80%未満が、皮膚の汚染がまったく目立たないと認めた。
C: 10人の専門家の少なくとも20%、50%未満が、皮膚の汚染がまったく目立たないと認めた。
D: 10人の専門家の20%未満が、皮膚の汚染がまったく目立たないと認めた。
結果を表1〜表3に示す。
Figure 2016008190
Figure 2016008190
Figure 2016008190
Figure 2016008190
(a)直接染料を使用するが、皮膚、例えば頭皮上の(a)直接染料による皮膚の汚染を防止又は低減でき、一方で、ケラチン繊維に良好な化粧効果、例えば良好な着色特性を提供する、ケラチン繊維のための組成物、特にケラチン繊維を染色するための組成物を提供するためには、(b)少なくとも1種の非プロトン性極性溶媒と(c)少なくとも1種の含硫黄還元剤との組合せが必要であることが、表1〜表3に示す実験結果から認められる。
[毛髪の滑らかさの評価]
染色された毛髪の滑らかさを、5人の回答者による官能評価にかけた。[色差の評価]において使用された染色された毛髪の房を、以下の基準に従いスコアを付けた。
1: 毛髪はまったく滑らかでなかった。
2: 毛髪は滑らかでなかった。
3: 毛髪は普通だった。
4: 毛髪は滑らかだった。
5: 毛髪は非常に滑らかだった。
次に、スコアを平均した。結果を表4に示す。
Figure 2016008190
本発明による組成物がまた、ケラチン繊維の滑らかさを増強できる(すなわち、本発明による組成物は、ケラチン繊維のごわつきを防止又は低減できる)こと、及び、(d)少なくとも1個の窒素原子を含む少なくとも1種のタンパク質変性剤が含まれるとき、本発明による組成物は、更に、一切従来の調整剤なしに、ケラチン繊維の滑らかさを増強できることが、表4に示す実験結果から認められる。

Claims (17)

  1. (a)少なくとも1種の直接染料、
    (b)少なくとも1種の非プロトン性極性溶媒、及び
    (c)少なくとも1種の含硫黄還元剤、
    を含む、ケラチン繊維を染色するための組成物。
  2. (a)直接染料が、酸性直接染料、塩基性直接染料及び中性直接染料からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
  3. (a)直接染料が、
    式(II)又は(II')のジアリールアニオン性アゾ染料
    Figure 2016008190
    [式(II)及び(II')中、
    R7、R8、R9、R10、R'7、R'8、R'9及びR'10は、同一であっても異なっていてもよく、水素原子又は
    - アルキル、
    - アルコキシ、アルキルチオ、
    - ヒドロキシル、メルカプト、
    - ニトロ、
    - R°-C(X)-X'-、R°-X'-C(X)-、R°-X'-C(X)-X''- (R°は、水素原子又はアルキル若しくはアリール基を表し、X、X'及びX''は、同一であっても異なっていてもよく、酸素若しくは硫黄原子又はNRを表し、Rは、水素原子又はアルキル基を表す)、
    - (O)2S(O-)-, X+ (X+は、有機又は無機カチオン性対イオンを表す)、
    - (O)CO--, X+
    - (O)P(O2 -)-, 2X+
    - R''-S(O)2- (R''は、水素原子又はアルキル、アリール、(ジ)(アルキル)アミノ若しくはアリール(アルキル)アミノ基、好ましくはフェニルアミノ又はフェニル基を表す)、
    - R'''-S(O)2-X'- (R'''は、アルキル又は任意選択で置換されているアリール基を表す)、
    - (ジ)(アルキル)アミノ、
    - i)ニトロ、ii)ニトロソ、iii)(O)2S(O-)-, X+、及びiv)X+を伴うアルコキシから選択される1つ又は複数の基で任意選択で置換されている、アリール(アルキル)アミノ、
    - 任意選択で置換されているヘテロアリール、好ましくはベンゾチアゾリル基、
    - シクロアルキル、とりわけシクロへキシル、
    - Ar-N=N- (Arは、任意選択で置換されているアリール基、好ましくは、1つ又は複数のアルキル、(O)2S(O-)-, X+又はフェニルアミノ基で任意選択で置換されているフェニルを表す)、
    - 或いは、2つの連続する基であるR7とR8、又はR8とR9、又はR9とR10が、共に縮合ベンゾ基A'を形成し、R'7とR'8、又はR'8とR'9、又はR'9とR'10が、共に縮合ベンゾ基B'を形成し、A'及びB'は、i)ニトロ、ii)ニトロソ、iii)(O)2S(O-)-, X+、iv)ヒドロキシル、v)メルカプト、vi)(ジ)(アルキル)アミノ、vii)R°-C(X)-X'-、viii)R°-X'-C(X)-、ix)R°-X'-C(X)-X''-、x)Ar-N=N-及びxi)任意選択で置換されているアリール(アルキル)アミノから選択される1つ又は複数の基で任意選択で置換されている、
    から選択される基を表し、
    Wは、シグマ結合σ、酸素若しくは硫黄原子、又は二価の基i)-NR-若しくはii)メチレン-C(Ra)(Rb)-を表し、Ra及びRbは、同一であっても異なっていてもよく、水素原子若しくはアリール基を表し、又はRa及びRbは、それらを有する炭素原子と共に、スピロシクロアルキルを形成し、好ましくは、Wは、硫黄原子を表すか、又はRa及びRbが共にシクロヘキシルを形成し、
    式(II)及び(II')が、少なくとも1つのスルホン酸(O)2S(O-)-, X+又はホスホン酸(O)P(O2 -) 2X+又はカルボン酸(O)C(O-)-, X+基を、環A、A'、B、B'又はCのうちの1つに含む]
    並びに
    式(III)及び(III')のアントラキノン染料
    Figure 2016008190
    [式(III)及び(III')中、
    R22、R23、R24、R25、R26及びR27は、同一であっても異なっていてもよく、水素原子若しくはハロゲン原子又は
    - アルキル、
    - ヒドロキシル、メルカプト、
    - アルコキシ、アルキルチオ、
    - 任意選択で置換されており、好ましくはアルキル及び(O)2S(O-)-, X+から選択される1つ又は複数の基で置換されている、アリールオキシ又はアリールチオ(X+は、有機又は無機カチオン性対イオンを表す)、
    - アルキル及び(O)2S(O-)-, X+から選択される1つ又は複数の基で任意選択で置換されているアリール(アルキル)アミノ、
    - (ジ)(アルキル)アミノ、
    - (ジ)(ヒドロキシアルキル)アミノ、
    - (O)2S(O-)-, X+
    から選択される基を表し、
    Z'は、水素原子又はNR28R29基を表し、R28及びR29は、同一であっても異なっていてもよく、水素原子又は
    - アルキル、
    - ポリヒドロキシアルキル、例えばヒドロキシエチル、
    - 1つ又は複数の基、特に、i)アルキル、例えば、メチル、n-ドデシル、n-ブチル、ii)(O)2S(O-)-, X+、iii)R°-C(X)-X'-、R°-X'-C(X)-、R°-X'-C(X)-X''-で任意選択で置換されている、アリール(好ましくはR°はアルキル基を表す)、
    - シクロアルキル、とりわけシクロへキシル、
    から選択される基を表し、
    Zは、ヒドロキシル及びNR'28R'29から選択される基を表し、R'28及びR'29は、同一であっても異なっていてもよく、R28及びR29と同じ原子又は基を表し、
    式(III)及び(III')が、少なくとも1つのスルホン酸基(O)2S(O-)-, X+を含む]
    からなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。
  4. (a)直接染料の量が、組成物の総質量に対して、0.001質量%から5質量%、好ましくは0.01質量%から3質量%、より好ましくは0.05質量%から2質量%の範囲である、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. (b)非プロトン性極性溶媒が、炭酸プロピレン、N-メチルピロリドン、N-エチルピロリドン、ジメチルスルホン、2-プロパノン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、酢酸エチル、ジメチルアセトアミド、及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. (b)非プロトン性極性溶媒の量が、組成物の総質量に対して、1質量%から50質量%、好ましくは5質量%から40質量%、より好ましくは10質量%から30質量%の範囲である、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. (c)含硫黄還元剤が、2-メルカプト-4-ブタノリド、グルタチオン、チオグリコール酸、3-メルカプトプロピオン酸、チオ乳酸、L-システイン、システアミン、チオグリセロール、L-システインメチルエステル、L-システインエチルエステル、メルカプトコハク酸、モノチオグリコール酸グリセロール、N-アセチル-L-システイン及びそれらの混合物からなる群から選択される、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. (c)含硫黄還元剤の量が、組成物の総質量に対して、0.1質量%から20質量%、好ましくは0.5質量%から10質量%、より好ましくは1から5質量%の範囲である、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 水を更に含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 水の量が、組成物の総質量に対して、10質量%から80質量%、好ましくは20質量%から85質量%、より好ましくは30から70質量%の範囲である、請求項9に記載の組成物。
  11. 組成物のpHが、3から7、好ましくは4から7、より好ましくは5から7の範囲である、請求項9又は10に記載の組成物。
  12. (d)少なくとも1個の窒素原子を含む少なくとも1種のタンパク質変性剤を更に含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物。
  13. (d)少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤が、尿素、グアニジン及びその塩、チオ尿素、ビウレット、チオビウレット、アンモニア、モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、並びにそれらの混合物からなる群から選択される、請求項12に記載の組成物。
  14. (d)少なくとも1個の窒素原子を含むタンパク質変性剤の量が、組成物の総質量に対して、0.1から20質量%、好ましくは0.5から15質量%、より好ましくは1から10質量%の範囲である、請求項12又は13に記載の組成物。
  15. (a)少なくとも1種の直接染料を含む第1の組成物と、(b)少なくとも1種の非プロトン性極性溶媒及び(c)少なくとも1種の含硫黄還元剤を含む第2の組成物とを、好ましくは第1の組成物:第2の組成物が1:1から10:1、より好ましくは1:1から7:1、より一層好ましくは1:1から5:1の範囲の質量比で混合することにより、使用前に得られる、請求項1から14のいずれか一項に記載の組成物。
  16. 請求項1から15のいずれか一項に記載の組成物をケラチン繊維に適用する工程、
    を含む、ケラチン繊維を染色するための方法。
  17. (a)少なくとも1種の直接染料を含む第1の組成物と、(b)少なくとも1種の非プロトン性極性溶媒及び(c)少なくとも1種の含硫黄化合物を含む第2の組成物とを含む、毛髪等のケラチン繊維を染色するためのキット。
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