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JP2016004702A - モールド成形体付きケーブルの製造方法及びモールド成形体付きケーブル - Google Patents

モールド成形体付きケーブルの製造方法及びモールド成形体付きケーブル Download PDF

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JP2016004702A
JP2016004702A JP2014125083A JP2014125083A JP2016004702A JP 2016004702 A JP2016004702 A JP 2016004702A JP 2014125083 A JP2014125083 A JP 2014125083A JP 2014125083 A JP2014125083 A JP 2014125083A JP 2016004702 A JP2016004702 A JP 2016004702A
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池田 幸雄
Yukio Ikeda
幸雄 池田
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Abstract

【課題】溶融樹脂から受ける押圧力によってケーブルの端部に接続された電子部品を覆うカバー部材が変形することを抑制可能なモールド成形体付きケーブルの製造方法及びモールド成形体付きケーブルを提供する。
【解決手段】端部にセンサ2が接続されたケーブル3と、センサ2を覆うカバー部材41と、カバー部材41をケーブル3の一部と共にモールドするモールド成形体42とを備えたセンサモジュール1の製造方法であって、カバー部材41を装着する装着工程と、ケーブル3を金型5に配置する配置工程と、モールド成形体42を成形する成型工程とを有し、カバー部材41は、ケーブル3の延伸方向に直交する断面が長方形をなし、成型工程では、当該断面における一方の短辺413側から射出された溶融樹脂420が、カバー部材41と金型5との間を長辺415,416に沿って流動して他方の短辺414側で合流する。
【選択図】図4

Description

本発明は、モールド成形体付きケーブルの製造方法、及びモールド成形体付きケーブルに関する。
従来、ケーブルの導線に接続されたセンサをケーブルの端部と共にモールドしたモールド成形体付きケーブル知られている。このようなモールド成形体付きケーブルは、防水性や耐振動性に優れているため、例えば車両における各種物理量の検出のために用いられている。特許文献1には、モールド成形体付きケーブルとして、例えば自動車の車輪の回転速度を検出するための回転検出センサが記載されている。
特許文献1に記載の回転検出センサは、基板と、基板に実装されたセンサ素子と、基板の一端に接続されてセンサ素子からの出力信号を外部に取り出すケーブルと、基板の他端を固定するための固定部材と、センサ素子及び基板をケーブルの一部と共にモールドするモールド成形体(モールディング部)とを備えている。ケーブルは、芯線が基板の表面に設けられた導電部に接続され、センサ素子は、基板の裏面に実装されると共に、基板の裏面側から表面側に亘って設けられた電極部を介して導電部と電気的に接続している。また、センサ素子は、ケーブルの延伸方向に直交する断面が長方形状をなしている。
このモールド成形体は、例えば上下型からなる金型を用いた射出成型によって成形される。すなわち、ケーブルが接続された状態の基板を、表面が上型側に、センサ素子が実装された裏面が下型側になるように配置し、上型に設けられた注入孔から溶融樹脂(モールド材)を注入する。金型内に注入された溶融樹脂が固化することにより、モールド成形体が成形される。
特開2010−48689号公報
特許文献1に記載の回転検出センサでは、モールド成形体を成形する際の溶融樹脂の熱の影響により、センサ素子の特性が劣化するおそれがあった。そこで、本願発明者は、センサ素子を保護すべくセンサ素子を覆うカバー部材を設けることを考えた。しかしながら、金型内を流動する溶融樹脂が合流する際の衝突圧によってカバー部材が押圧されて変形し、カバー部材の内部に収容されたセンサ素子が損傷するおそれがあった。
そこで、本発明は、溶融樹脂から受ける押圧力によってケーブルの端部に接続された電子部品を覆うカバー部材が変形することを抑制可能なモールド成形体付きケーブルの製造方法及びモールド成形体付きケーブルを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、端部に電子部品が接続されたケーブルと、前記電子部品を覆うカバー部材と、前記カバー部材を前記ケーブルの一部と共にモールドするモールド成形体と、を備えたモールド成形体付きケーブルの製造方法であって、前記カバー部材を装着する装着工程と、前記カバー部材が装着された前記ケーブルを金型内に配置する配置工程と、前記金型に設けられた射出孔から溶融樹脂を射出させ、前記金型内に流入した前記溶融樹脂を固化させて前記モールド成形体を成形する成型工程と、を有し、前記カバー部材は、前記ケーブルの延伸方向に直交する断面が長方形状をなし、前記成型工程では、前記カバー部材の前記断面における一方の短辺側から射出された前記溶融樹脂が、前記カバー部材と前記金型の内面との間を前記カバー部材の前記断面における一対の長辺に沿って流動して他方の短辺側で合流するモールド成形体付きケーブルの製造方法を提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、端部に電子部品が接続されたケーブルと、前記電子部品を覆うカバー部材と、前記カバー部材を前記ケーブルの一部と共にモールドするモールド成形体と、を備え、前記カバー部材及び前記モールド成形体は、前記ケーブルの延伸方向に直交する断面が長方形状をなし、前記モールド成形体は、前記カバー部材の前記断面における一方の短辺側から射出され、前記カバー部材の一対の長辺に沿って流動して前記カバー部材の他方の短辺側で合流した溶融樹脂が固化することにより成形され、前記断面における一方の短辺側に射出孔跡が形成されているモールド成形体付きケーブルを提供する。
本発明に係るモールド成形体付きケーブルの製造方法及びモールド成形体付きケーブルによれば、溶融樹脂から受ける押圧力によってケーブルの端部に接続された電子部品を覆うカバー部材が変形することを抑制可能とする。
本発明の実施の形態に係るセンサモジュールの外観を示す斜視図である。 センサモジュールの一構成例を示し、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は図1のA−A線断面図である。 カバー部材の一構成例を示し、(a)はケーブルの導出側から見た斜視図、(b)は(a)のB−B線断面図である。 センサモジュールの製造工程を説明しており、(a)はカバー部材が装着されたケーブルを下側金型に配置した状態を示す平面図、(b)は射出孔から溶融樹脂を射出し始めた状態を示す(a)のC−C線断面図、(c)は金型内を溶融樹脂が流動する様子を示す(a)のC−C線断面図である。 本発明の実施の形態に係るセンサモジュールの比較例であり、金型内を溶融樹脂が流動する様子を示す断面図である。
[実施の形態]
本発明の実施の形態に係るセンサモジュールは、例えば車両に搭載されて、車輪の回転数やハンドルの回転角等を測定する車載センサとして用いられる。このセンサモジュールは、本発明のモールド成形体付きケーブルの一態様である。
(センサモジュール1の構成)
センサモジュール1の構成について、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るセンサモジュール1の外観を示す斜視図である。図2は、センサモジュール1の一構成例を示し、図2(a)は上面図、図2(b)は側面図、図2(c)は図1のA−A線断面図である。なお、図2では、モールド成形体42を二点鎖線で示し、モールド成形体42を外した状態において外側から見えない部分を破線で示している。
センサモジュール1は、物理量を測定する電子部品としてのセンサ2と、端部にセンサ2が接続されたケーブル3と、センサ2を覆うカバー部材41と、カバー部材41をケーブル3の一部と共にモールドするモールド成形体42とを備えている。なお、センサ2及びカバー部材41は、図2(a)及び図2(b)に示す。
センサ2は、例えば磁気を検出するホール素子等が搭載された測定部20と、測定部20の一端部に設けられた複数(本実施の形態では2つ)のリード端子21,22とを備えたホールスイッチである。なお、センサ2は、ホールスイッチやホールIC等の磁気を測定するものに限らず、カバー部材41及びモールド成形体42に覆われた状態で物理量を測定できればよく、例えば温度の測定や振動の測定を目的とするものであってもよい。
ケーブル3は、導線31a及び導線31aを被覆する絶縁体31bを有する第1の電線31と、導線32a及び導線32aを被覆する絶縁体32bを有する第2の電線32とをシース33で被覆してなる。図1に示すように、本実施の形態では、第1及び第2の電線31,32とシース33との間には空間が介在しているが、これに限らず、例えば第1及び第2の電線31,32を一括してまとめるための押え巻や、緩衝材としてのケブラー(登録商標)等が介在していてもよい。
図2(a)及び図2(b)に示すように、ケーブル3は、センサ2が接続される端部においてシース33から第1及び第2の電線31,32が突出している。本実施の形態では、シース33は、例えばウレタン等の樹脂材料を用いてなる。
第1の電線31は、シース33から突出した先端部において、絶縁体31bから露出した導線31aがセンサ2の一方のリード端子21に例えば半田付け等により接続されている。同様にして、第2の電線32は、シース33から突出した先端部において、絶縁体32bから露出した導線32aがセンサ2の他方のリード端子22に接続されている。
カバー部材41は、第1部材411と第2部材412とを組み合わせてなる。本実施の形態では、第1部材411及び第2部材412は樹脂材料からなるが、これに限らず、例えば金属材料を用いてもよい。図2(c)に示すように、カバー部材41は、その内部にセンサ2が収容され、収容されたセンサ2との間に隙間410を有している。なお、これに限らず、カバー部材41は、隙間410を介さずセンサ2を覆っていてもよい。
モールド成形体42は、例えばナイロンやポリブチレンテレフタレート(PBT)等の樹脂材料を用いてなる。なお、これに限らず、例えばシース33とモールド成形体42とが同一の樹脂材料からなってもよく、用途に応じて適宜選択することが可能である。
モールド成形体42は、ケーブル3の延伸方向に直交する断面が長方形状をなす胴部421と、ケーブル3を指向し、ケーブル3の軸方向(延伸方向)に対して傾斜した傾斜面を有する傾斜部422と、傾斜部422の一端部からケーブル3の導出方向(センサ2とは反対側)に突出する筒部423とを一体に有している。
図1及び図2(c)に示すように、モールド成形体42の胴部421は、ケーブル3の延伸方向に直交する断面における一方の短辺側に、後述するセンサモジュール1の製造過程において生じる一対の射出孔跡421aが形成されている。
(カバー部材41の構成)
次に、カバー部材41の構成について、図3(a)及び図3(b)を参照して説明する。
図3は、カバー部材41の一構成例を示し、図3(a)はケーブル3の導出側から見た斜視図、図3(b)は図3(a)のB−B線断面図である。
カバー部材41は、図3(b)に示すように、ケーブル3の延伸方向に直交する断面が長方形状をなしている。本実施の形態では、カバー部材41は、ケーブル3の延伸方向に延びる直方体状である。なお、本発明における「直方体状」とは、角部における短辺と長辺とがなす角度が完全に90°でなくともよく、例えば、角部における短辺と長辺とがなす角度が80〜100°の場合も含むものとする。また、「長方形状」における角部は、丸みを帯びていてもよい。
図3(a)に示すように、第1部材411及び第2部材412にはそれぞれ、円弧状の第1の溝部411a,412a、及び第2の溝部411b,412bが形成されている。第1部材411側の第1の溝部411aと第2部材412側の第1の溝部412aとが、第1部材411側の第2の溝部411bと第2部材412側の第2の溝部412bとが、それぞれ対向するように、第1部材411と第2部材412とが組み合わされる。
第1部材411側の第1の溝部411aと第2部材412側の第1の溝部412aとが組み合わさって、第1の電線31を挿通させるための第1の挿通孔410aが構成される。同様に、第1部材411側の第2の溝部411bと第2部材412側の第2の溝部412bとが組み合わさって、第2の電線32を挿通させる第2の挿通孔410bが構成される。
本実施の形態では、カバー部材41は、図3(b)に示すように、第1及び第2の挿通孔410a,410bに連通して、センサ2を収容するための収容空間410cを有している。なお、前述した隙間410は、この収容空間410cの一部に相当する。
また、カバー部材41は、ケーブル3の延伸方向に直交する断面において、第1部材411及び第2部材412の並び方向に短手方向を有し、第1及び第2の電線31,32の並び方向に長手方向を有する長方形状をなす。
(センサモジュール1の製造方法)
次に、センサモジュール1の製造方法について、図4(a)乃至(c)を参照して説明する。
図4は、センサモジュール1の製造工程を説明しており、図4(a)は、カバー部材41が装着されたケーブル3を下側金型52に配置した状態を示す平面図、図4(b)は、射出孔511,521から溶融樹脂420を射出し始めた状態を示す図4(a)のC−C線断面図、図4(c)は、金型5内を溶融樹脂420が流動する様子を示す図4(a)のC−C線断面図である。
金型5は、上側金型51と下側金型52とを組み合わせることにより構成されている。図4(b)及び図4(c)に示すように、金型5には、溶融樹脂420が射出される一対の射出孔511,521が設けられ、一対の射出孔511,521のうち一方の射出孔511が上側金型51に、他方の射出孔521が下側金型52に、それぞれ設けられている。
なお、金型5に設けられた射出孔は1つであってもよく、この場合、射出孔は上側金型51及び下側金型52のどちらに設けられていてもよいし、上側金型51と下側金型52とを組み合わせることにより構成されてもよい。また、金型5に設けられた射出孔は、3つ以上であってもよい。
センサモジュール1の製造工程は、カバー部材41を装着する装着工程と、カバー部材41が装着されたケーブル3を金型5内に配置する配置工程と、金型5に設けられた射出孔511,521から溶融樹脂420を射出させ、金型5内に流入した溶融樹脂420を固化させてモールド成形体42を成形する成型工程とを有している。
装着工程では、カバー部材41を、センサ2ならびに第1及び第2の電線31,32を挟むように第1部材411と第2部材412とを組み合わせてケーブル3の端部に装着する。その後、配置工程においてカバー部材41が装着されたケーブル3を下側金型52に配置した上で、上側金型51と下側金型52とを組み合わせる。
なお、装着工程と配置工程とは、その順番に制約はない。したがって、配置工程にてセンサ2が接続されたケーブル3を下側金型52に配置した後に、装着工程にてカバー部材41をケーブル3におけるセンサ2側の端部に装着することも可能である。
金型5内に配置されたカバー部材41は、上側金型51に設けられた複数(図4(b)及び(c)では2つ)のピン512、及び下側金型52に設けられた複数(図4(b)及び(c)では2つ)のピン522によって支持される。複数のピン512,522は、成型工程においてカバー部材41の周囲における溶融樹脂420が固化し始めた頃に、上側金型51及び下側金型52にそれぞれ設けられた図略の収容空間に引っ込む。
カバー部材41は、金型5内に配置された状態において、一対の射出孔511,521を含み且つケーブル3の延伸方向に直交する断面が長方形状をなす。一対の射出孔511,521は、カバー部材41の当該断面の一方の短辺413側(図4(b)及び(c)では左側)に位置している。
なお、以下の説明において、「射出孔511,521を含み且つケーブル3の延伸方向に直交する断面」を単に「断面」とする。
本実施の形態では、一対の射出孔511,521は、カバー部材41の断面における一方の短辺413の両端に位置する角部411c,412cをそれぞれ指向している。より具体的には、上側金型51に設けられた一方の射出孔511は、カバー部材41の第1部材411側の角部411cを、下側金型52に設けられた他方の射出孔521は、カバー部材41の第2部材412側の角部412cを、それぞれ指向している。
成型工程では、カバー部材41の角部411c,412cに向かって溶融樹脂420を射出し、図4(b)に示すように、金型5内に射出された溶融樹脂420は、主に二方向に分岐して流動する。
図4(c)に示すように、主として上側金型51の射出孔511から射出された一方の溶融樹脂420は、カバー部材41と上側金型51の内面51aとの間を、カバー部材41の断面における一方の長辺415に沿って流動する。主として下側金型52の射出孔521から射出された他方の溶融樹脂420は、カバー部材41と下側金型52の内面52aとの間をカバー部材41の断面における他方の長辺416に沿って流動する。
そして、上側金型51の内面51aとの間を、カバー部材41の断面における一方の長辺415に沿って流動した溶融樹脂420と、下側金型52の内面52aとの間を、カバー部材41の断面における他方の長辺416に沿って流動した溶融樹脂420とが、カバー部材41の断面における他方の短辺414側で合流する。このとき、カバー部材41は、溶融樹脂420が合流する際の衝突圧により、一対の射出孔511,521側に向かって押圧される。
金型5内に射出された溶融樹脂420は、自然冷却によって徐々に固化し、モールド成形体42が成形される。金型5から取り出されたモールド成形体42には、溶融樹脂420が射出孔511,521内にて固化した部分が突起として残っているため、製品とする際には、この一対の突起を取り除く。図1及び図2(c)に示す一対の射出孔跡421aは、この一対の突起を取り除く際に形成された跡である。
(比較例)
次に、本発明の実施の形態に係るセンサモジュール1の比較例について、図5を参照して説明する。
図5は、本発明の実施の形態に係るセンサモジュール1の比較例であり、金型6内を溶融樹脂が流動する様子を示す断面図である。
本比較例に係る金型6は、実施の形態に係る金型5と同様に、上側金型61と下側金型62とを組み合わせることにより構成されている。しかしながら、一対の射出孔611,612が上側金型51側のみに設けられている点で実施の形態における金型5と異なる。より具体的には、一対の射出孔611,612は、カバー部材41の断面において一方の長辺415側(図5では上側)に位置している。
本比較例に係る成型工程においても、金型6内に射出された溶融樹脂420は、主に二方向に分岐して流動する。主として射出孔611から射出された一方の溶融樹脂420は、カバー部材41と金型6の内面61a,62aとの間を、カバー部材41の断面における一方の短辺413に沿って流動する。主として射出孔612から射出された他方の溶融樹脂420は、カバー部材41と金型6の内面61a,62aとの間を、カバー部材41の断面における他方の短辺414に沿って流動する。
そして、カバー部材41の断面における一方の短辺413に沿って流動した溶融樹脂420と、カバー部材41の断面における他方の短辺414に沿って流動した溶融樹脂420とが、カバー部材41の断面における他方の長辺416側で合流する。このとき、カバー部材41は、溶融樹脂420が合流する際の衝突圧により、一対の射出孔611,612側に向かって押圧される。
実施の形態では、金型5内に射出された溶融樹脂420は、カバー部材41の断面における一対の長辺415,416に沿って流動し、他方の短辺414(一対の射出孔511,521に対向する短辺413とは反対側の短辺)側で合流したのに対して、本変形例では、金型6内に射出された溶融樹脂420は、カバー部材41の断面における一対の短辺413,414に沿って流動し、他方の長辺416(一対の射出孔611,612に対向する長辺415とは反対側の長辺)側で合流する。
したがって、本比較例に係るカバー部材41は、溶融樹脂420が合流する際の衝突圧による押圧力を、短辺413,414よりも剛性の低い長辺416側で受けるため、実施の形態の場合と比べて変形しやすく、溶融樹脂420の熱がセンサ2に伝わりやすい。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
(1)センサモジュール1の成型工程では、カバー部材41の断面における一方の短辺413側から射出された溶融樹脂420が、カバー部材41と金型5の内面51a,52aとの間を、カバー部材41の断面における一対の長辺415,416に沿って流動して他方の短辺414側で合流するため、カバー部材41は、溶融樹脂420が合流する際の衝突圧による押圧力を長辺415,416よりも剛性の高い短辺414側で受けることができ、押圧力による変形が抑制され、溶融樹脂420の熱がセンサ2に伝わり難く、センサ2の損傷を回避することが可能となる。
(2)金型5には、カバー部材41の断面における一方の短辺413側に一対の射出孔511,521が設けられているため、カバー部材41と上側金型51の内面51aとの間の流路、及びカバー部材41と下側金型52の内面52aとの間の流路を流れる溶融樹脂420の流量を均等化することができる。
(3)一対の射出孔511,521は、カバー部材41の断面における角部411c,412cを指向し、成型工程では、角部411c,412cに向かって溶融樹脂420を射出させるため、カバー部材41は、溶融樹脂420の射出圧を剛性の高い角部411c,412cで受けることができ、溶融樹脂420の射出圧による変形を抑制することができる。
(4)カバー部材41は、収容空間410c内に収容されたセンサ2との間に隙間410を有しているため、成型工程においてカバー部材41が溶融樹脂420から押圧力を受けて変形した場合であっても、センサ2に加わる押圧力を抑制することができると共に、溶融樹脂420の熱が伝わり難くなる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]端部に電子部品(センサ2)が接続されたケーブル(3)と、センサ(2)を覆うカバー部材(41)と、カバー部材(41)をケーブル(3)の一部と共にモールドするモールド成形体(42)と、を備えたモールド成形体付きケーブル(センサモジュール1)の製造方法であって、カバー部材(41)を装着する装着工程と、カバー部材(41)が装着されたケーブル(3)を金型(5)内に配置する配置工程と、金型(5)に設けられた射出孔(511,521)から溶融樹脂(420)を射出させ、金型(5)内に流入した溶融樹脂(420)を固化させてモールド成形体(42)を成形する成型工程と、を有し、カバー部材(41)は、ケーブル(3)の延伸方向に直交する断面が長方形状をなし、成型工程では、カバー部材(41)の断面における一方の短辺(413)側から射出された溶融樹脂(420)が、カバー部材(41)と金型(5)の内面(51a,52a)との間をカバー部材(41)の断面における一対の長辺(415,416)に沿って流動して他方の短辺(414)側で合流するモールド成形体付きケーブル(センサモジュール1)の製造方法。
[2]金型(5)には、カバー部材(41)の断面における一方の短辺(413)側に一対の射出孔(511,521)が設けられている、[1]に記載のモールド成形体付きケーブル(センサモジュール1)の製造方法。
[3]一対の射出孔(511,521)は、カバー部材(41)の断面における角部(411c,412c)を指向し、成型工程では、角部(411c,412c)に向かって溶融樹脂(420)を射出させる、[2]に記載のモールド成形体付きケーブル(センサモジュール1)の製造方法。
[4]端部に電子部品(センサ2)が接続されたケーブル(3)と、センサ(2)を覆うカバー部材(41)と、カバー部材(41)をケーブル(3)の一部と共にモールドするモールド成形体(42)と、を備え、カバー部材(41)及びモールド成形体(42)は、ケーブル(3)の延伸方向に直交する断面が長方形状をなし、モールド成形体(42)は、カバー部材(41)の断面における一方の短辺(413)側から射出され、カバー部材(41)の一対の長辺(415,416)に沿って流動してカバー部材(41)の他方の短辺(414)側で合流した溶融樹脂(420)が固化することにより成形され、断面における一方の短辺(413)側に射出孔跡(421a)が形成されているモールド成形体付きケーブル(センサモジュール1)。
[5]カバー部材(41)は、収容されたセンサ(2)との間に隙間(410)を有している、[4]に記載のモールド成形体付きケーブル(センサモジュール1)。
[6]モールド成形体(42)は、断面における一方の短辺(413)側に一対の射出孔跡(421a)が形成されている、[4]又は[5]に記載のモールド成形体付きケーブル(センサモジュール1)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、モールド成形体付きケーブルの一態様としてセンサモジュール1について説明したが、これに限らず、例えばコネクタ等にもモールド成形体付きケーブルを適用することが可能である。
また、上記実施の形態では、モールド成形体42は、傾斜部422を有していたが、これに限らず、例えば傾斜部422を有さず胴部421のみで構成されていてもよい。
また、上記実施の形態では、カバー部材41の断面における角部(一方の短辺413側の角部411c,412c、及び他方の短辺414側の角部)が直角であったが、必ずしも直角である必要はなく、例えば丸みを帯びた形状であってもよい。同様に、モールド成形体42の断面における4つの角部は、必ずしも直角である必要はない。
また、カバー部材41において、予め第1部材411及び第2部材412に係止機構が設けられており、第1部材411と第2部材412とを組み合わせることでカバー部材41がケーブル3の端部に固定されてもよい。なお、この場合においても、カバー部材41を金型5内の適切な位置に配置させるため、カバー部材41は複数のピン512,522によって支持されることが望ましい。
1…センサモジュール(モールド成形体付きケーブル)
2…センサ(電子部品)
3…ケーブル
5…金型
41…カバー部材
42…モールド成形体
410…隙間
411c,412c…角部
413,414…短辺
415,416…長辺
420…溶融樹脂
421a…射出孔跡
511,521…射出孔

Claims (6)

  1. 端部に電子部品が接続されたケーブルと、前記電子部品を覆うカバー部材と、前記カバー部材を前記ケーブルの一部と共にモールドするモールド成形体と、を備えたモールド成形体付きケーブルの製造方法であって、
    前記カバー部材を装着する装着工程と、
    前記カバー部材が装着された前記ケーブルを金型内に配置する配置工程と、
    前記金型に設けられた射出孔から溶融樹脂を射出させ、前記金型内に流入した前記溶融樹脂を固化させて前記モールド成形体を成形する成型工程と、を有し、
    前記カバー部材は、前記ケーブルの延伸方向に直交する断面が長方形状をなし、
    前記成型工程では、前記カバー部材の前記断面における一方の短辺側から射出された前記溶融樹脂が、前記カバー部材と前記金型の内面との間を前記カバー部材の前記断面における一対の長辺に沿って流動して他方の短辺側で合流する
    モールド成形体付きケーブルの製造方法。
  2. 前記金型には、前記カバー部材の前記断面における一方の短辺側に一対の前記射出孔が設けられている、
    請求項1に記載のモールド成形体付きケーブルの製造方法。
  3. 前記一対の射出孔は、前記カバー部材の前記断面における角部を指向し、
    前記成型工程では、前記角部に向かって前記溶融樹脂を射出させる、
    請求項2に記載のモールド成形体付きケーブルの製造方法。
  4. 端部に電子部品が接続されたケーブルと、
    前記電子部品を覆うカバー部材と、
    前記カバー部材を前記ケーブルの一部と共にモールドするモールド成形体と、を備え、
    前記カバー部材及び前記モールド成形体は、前記ケーブルの延伸方向に直交する断面が長方形状をなし、
    前記モールド成形体は、前記カバー部材の前記断面における一方の短辺側から射出され、前記カバー部材の一対の長辺に沿って流動して前記カバー部材の他方の短辺側で合流した溶融樹脂が固化することにより成形され、前記断面における一方の短辺側に射出孔跡が形成されている
    モールド成形体付きケーブル。
  5. 前記カバー部材は、収容された前記電子部品との間に隙間を有している、
    請求項4に記載のモールド成形体付きケーブル。
  6. 前記モールド成形体は、前記断面における一方の短辺側に一対の前記射出孔跡が形成されている、
    請求項4又は5に記載のモールド成形体付きケーブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017201288A (ja) * 2016-04-27 2017-11-09 株式会社ジェイテクト ハウジング構造体の製造方法およびハウジング構造体
US12276149B2 (en) 2021-07-01 2025-04-15 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Protector with sensor and method of manufacturing the same
US12291086B2 (en) 2021-11-27 2025-05-06 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Weather strip and method of manufacturing the same

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