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JP2016004377A - 線形運動デバイス制御回路 - Google Patents

線形運動デバイス制御回路 Download PDF

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弘二 箙瀬
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Abstract

【課題】線形運動デバイスを目標位置へ移動させる条件にかかわらず、線形運動デバイスのクローズドループの安定性を確保でき、操作対象の収束時間が短い線形運動デバイス制御回路を提供する。【解決手段】PID制御回路51は、磁気センサの出力信号VPROC及び目標位置指令信号VTARGを入力とし、線形運動デバイスの操作量信号MVを生成する。判定回路52は、目標位置指令信号VTARGを判定閾値に基づいて判定する。PIDパラメータ選択回路53は、判定回路の判定結果に基づいて、PIDパラメータ記憶部54の複数のPIDパラメータ54−1,54−2,・・・54−nのいずれかを選択する。PIDパラメータ選択回路53により選択されたPIDパラメータに基づいてPID制御を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、線形運動デバイス制御回路に関し、より詳細には、線形運動デバイスを目標位置へ移動させる条件(目標値の微分量の大小)にかかわらず、線形運動デバイスのクローズドループの安定性を確保でき、操作対象の収束時間が短い線形運動デバイス制御回路に関する。特に、カメラモジュールのオートフォーカス機能に適用できるものである。
一般のデジタルカメラ及び携帯電話機、インターネットとの親和性が高く、パソコンの機能をベースとして作られた多機能携帯電話であるスマートフォン(smartphone)などに搭載されているカメラモジュールの多くには、オートフォーカス(AF)機能が搭載されている。このようなコンパクトなカメラに搭載されるオートフォーカス機能には、コントラスト検出方式が採用されることが多い。このコントラスト検出方式は、実際にレンズを移動させて、撮像画像内の被写体のコントラストが最大化されるレンズ位置を検出し、その位置にレンズを移動させる方式である。
このようなコントラスト検出方式は、被写体に赤外線や超音波を照射して、その反射波から被写体までの距離を測定するアクティブ方式と比較し、低コストで実現することができる。ただし、被写体のコントラストが最大化されるレンズ位置を探索するまでに時間がかかるという問題がある。そこで、ユーザがシャッターボタンを半押しした後、被写体にフォーカスを合わせるまでの処理が、短時間(例えば、1秒以内)に完了することが望まれている。
ところで、一般のデジタルカメラ及び携帯電話機などに搭載されているカメラモジュールの画素数は年々増加しており、これらコンパクトなカメラでも高精細な画像が撮影可能になってきている。高精細な画像では、ピントずれが目立ちやすくなるので、より高精度なオートフォーカス制御が求められている。
また、一般に、入力信号と、この入力信号に応じた変位とが一次関数で表されるデバイスは、線形運動デバイスと言われている。この種の線形運動デバイスには、例えば、カメラのオートフォーカスレンズなどがある。例えば、特許文献4では、オートフォーカスと手ブレ補正にクローズドループ制御を行う位置検出装置が開示されている。
図1は、従来の線形運動デバイスの制御装置を説明するための構成図である。図中符号1は磁気センサ、2はA/D変換回路、3はPID制御回路、4はデバイス位置指令信号発生回路、5はD/A変換回路、6は出力ドライバ、7は駆動コイル、8は移動体を示している。
磁気センサ1は、移動体8に取り付けられている磁石(図示せず)が発生する磁場を検出し、検出された磁場の値に対応する検出位置信号値Vipを出力するものである。この磁気センサ1はホール素子であることが望ましい。
また、A/D変換回路2は、磁気センサ1からの検出位置信号を増幅してA/D変換するもので、A/D変換された検出位置信号値Vipを得るものである。また、デバイス位置指令信号発生回路4は、移動体8を移動すべき目標位置を指示する目標位置信号値VTARG及びキャリブレーション実行信号を出力するもので、PID制御回路3に接続されている。
また、PID制御回路3は、移動体8の現在位置と目標補正位置信号値とにより指示される移動体8の目標位置とから、この移動体8を目標位置に移動させるための制御信号MVを出力するものである。このPID制御回路3からの出力信号MVは、D/A変換回路5によりD/A変換され、出力ドライバ6により駆動コイル7に駆動電流が供給される。上述したような従来の線形運動デバイスの制御装置については、例えば、特許文献1に開示されている。
図2は、図1における従来の線形運動デバイスの制御装置の具体的な構成図である。図2においては、カメラモジュール30のレンズ(移動体)33の位置調整を行う制御装置20に適用した場合について説明する。この制御装置(位置制御回路)20は、例えば、IC回路として構成されている。なお、カメラモジュール30は、線形運動デバイス31と、レンズ33を移動させる駆動コイル29とで構成されている。したがって、駆動コイル29に電流を流すことにより、磁石32が移動され、その磁石32に固定されているレンズ33の位置調整が可能となる。
つまり、図2に示した線形運動デバイス31の制御装置20は、レンズ(移動体)33に取り付けられた磁石32を有する線形運動デバイス31と、この線形運動デバイス31の磁石32の近傍に配置された駆動コイル29とを備え、この駆動コイル29にコイル電流が流れることによって発生する力により磁石32を移動させるように構成されている。
図2に示した線形運動デバイス31の制御装置20は、駆動コイル29の漏れ磁場により、磁気センサ21がその漏れ磁場の影響を受けて検出誤差が生じるのを防止する対策を設けたものである。キャリブレーション演算回路24は、検出磁場を取得する直前において駆動コイル29への通電を停止する時間を有し、A/D変換回路23によりA/D変換された検出位置信号値Vipに基づいて、線形運動デバイス31のホーム位置に対応する第1の位置信号値NEGCALと、線形運動デバイス31のフル位置に対応する第2の位置信号値POSCALとから検出位置演算信号値VPROCを得る。
漏れ磁場補正回路34は、デバイス位置指令信号発生回路26およびキャリブレーション演算回路24に接続され、駆動コイル29の漏れ磁場による磁気センサ21の検出誤差を補正するものである。
図2において、PID制御回路25は、キャリブレーション演算回路24と漏れ磁場補正回路34に接続され、キャリブレーション演算回路24からの検出位置演算信号値VPROCと漏れ磁場補正回路34からの目標補正位置信号値VTARG’とを入力し、レンズ(移動体)33の現在位置と目標補正位置信号値VTARG’とにより指示されるレンズ33の目標位置とから、このレンズ33を目標位置に移動させるための制御信号を出力するものである。
PID制御とは、フィードバック制御の一種で、入力値の制御を出力値と目標値との偏差とその積分及び微分の3つの要素によって行う方法のことである。基本的なフィードバック制御として比例制御(P制御)がある。これは入力値を出力値と目標値の偏差の一次関数として制御するものである。PID制御では、この偏差に比例して入力値を変化させる動作を比例動作あるいはP動作(PはPROPORTIONALの略)という。つまり、偏差のある状態が長い時間続けばそれだけ入力値の変化を大きくして目標値に近づけようとする役目を果たす。この偏差の積分に比例して入力値を変化させる動作を積分動作あるいはI動作(IはINTEGRALの略)という。このように比例動作と積分動作を組み合わせた制御方法をPI制御という。この偏差の微分に比例して入力値を変化させる動作を微分動作あるいはD動作(DはDERIVATIVE又はDIFFERENTIALの略)という。このような比例動作と積分動作と微分動作を組み合わせた制御方法をPID制御という。
図3(a)乃至(c)は、従来からの種々のPID制御回路を示すブロック図で、図3(a)は、古典型のPID制御回路、図3(b)は、微分先行型のPID制御回路、図3(c)は、比例微分先行型のPID制御回路のブロック図である。図中符号41は微分演算部(不完全微分)、42は比例演算部、43は積分演算部、44はゲイン増幅部、45は第1の偏差演算部、46は制御出力演算部を示している。なお、これらのPID制御回路については、例えば、特許文献2及び特許文献3に開示されている。
国際公開第2013/171998号 特開2004−227432号公報 特開平10−201273号公報 特開2014−56031号公報
しかしながら、従来の構成では、目標値の微分量(初期値と最終値の差)などの線形運動デバイスを移動させる条件によって、線形運動デバイスのクローズドループの安定性が取れない場合がある。
特に、目標値の微分量が小さい場合は安定性がとれたとしても、微分量が大きい場合に安定性が取れないことがある。そして、安定性が取れない場合、操作対象の収束時間が長いという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、線形運動デバイスを目標位置へ移動させる条件にかかわらず、線形運動デバイスのクローズドループの安定性を確保でき、操作対象の収束時間が短い線形運動デバイス制御回路を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、磁石(32)を備えた線形運動デバイス(31)の位置を磁気センサ(21)により検出して、前記線形運動デバイス(31)を目標値に基づいて目標位置に駆動する線形運動デバイス制御回路において、前記線形運動デバイスの目標位置指令信号を生成する目標位置指令信号生成回路(26)と、前記磁気センサ(21)の出力信号(VPROC)及び前記目標位置指令信号(VTARG)を入力とし、前記線形運動デバイス(31)の前記操作量信号(MV)を生成するPID制御回路(51)と、を備え、前記目標位置指令信号(VTARG)に応じて、PIDパラメータ(54−1,54−2,・・・54−n)を切り替えてPID制御するように前記PID制御回路(51)が構成されていることを特徴とする。(実施形態1;図2,図4)
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記目標位置指令信号(VTARG)を判定閾値に基づいて判定する判定回路(52)と、前記判定回路(52)の判定結果に基づいて、PIDパラメータ記憶部(54)の複数のPIDパラメータ(54−1,54−2,・・・54−n)のいずれかを選択するPIDパラメータ選択回路(53)と、をさらに備え、前記PIDパラメータ選択回路(53)により選択された前記PIDパラメータに基づいて前記PID制御回路(51)のPID制御を行うことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記PID制御回路(51)は、前記磁気センサ(21)の出力信号(VPROC)と前記目標位置指令信号(VTARG)との第1の差演算部(145)による第1の差(E)に比例した比例値を出力する比例動作を行う比例演算部(142)と、前記第1の差(E)の時間積分に比例した積分値を出力する積分動作を行う積分演算部(143)と、前記出力信号の時間微分に比例した微分値を出力する微分動作を行う微分演算部(141)と、を備え、前記目標位置指令信号(VTARG)に応じて、前記PID制御回路(51)のPIDパラメータの一部である前記比例演算部(142)と前記微分演算部(141)と前記積分演算部(143)の少なくとも1つの係数が切り替わることを特徴とする。(実施例1;図5)
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記目標位置指令信号(VTARG)を判定閾値に基づいて判定する判定回路(62)と、前記判定回路(62)の判定結果に基づいて、PIDパラメータ制御信号を生成するPIDパラメータ制御信号生成回路(63)と、を備え、前記PIDパラメータ制御信号に基づいたPIDパラメータでPID制御回路(61)のPID制御を行うことを特徴とする。(実施形態2;図2,図8)
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記PID制御回路(61)は、前記磁気センサ(21)の出力信号(VPROC)と前記目標位置指令信号(VTARG)との第1の差演算部(145)による第1の差(E)に比例した比例値を出力する比例動作を行う比例演算部(142)と、前記第1の差(E)の時間積分に比例した積分値を出力する積分動作を行う積分演算部(143)と、前記出力信号(VPROC)の時間微分に比例した微分値を出力する微分動作を行う微分演算部(141)と、を備え、前記目標位置指令信号(VTARG)に応じて、前記PID制御回路(61)のPIDパラメータの一部である前記比例演算部(142)と前記微分演算部(141)と前記積分演算部(143)の少なくとも1つの係数が切り替わることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の発明において、前記PIDパラメータは、前記PID制御回路(51,61)のフィルタ特性を決定するパラメータであることを特徴とする。(実施形態1,2)
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の発明において、前記PID制御回路(51)は、さらに、前記操作量信号(MV)をフィードバックする帰還部(148)と、前記比例演算部(142)と前記微分演算部(141)と前記積分演算部(143)の出力信号を加減算した信号を増幅して前記操作量信号(MV)を出力する増幅部(144)と、を備えていることを特徴とする。(実施例2;図6)
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記PIDパラメータは、前記前記比例演算部の係数、前記微分演算部の係数、前記積分演算部の係数、前記帰還部の係数、前記増幅部の係数の少なくとも1つ以上を有することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載の発明において、前記PID制御回路は、ローパスフィルタ回路(151)と目標値フィルタ回路(152)を有し、前記ローパスフィルタ回路(151)を経由した前記位置信号と、前記目標値フィルタ回路(152)を経由した前記目標位置指令信号に対して、PID制御を行うことを特徴とする。(実施例3;図7)
また、請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか一項に記載の発明において、前記目標位置指令信号の変化量に応じて、前記PIDパラメータが切り替わることを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれか一項に記載の発明において、前記目標位置指令信号の変化方向に応じて、前記PIDパラメータが切り替わることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項1〜11のいずれか一項に記載の発明において、前記目標位置指令信号の過去の値に応じて、前記PIDパラメータが切り替わることを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項1〜12のいずれか一項に記載の発明において、前記目標位置指令信号の現在の値に応じて、前記PIDパラメータが切り替わることを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項1〜13のいずれか一項に記載の発明において、前記目標位置指令信号が入力された際に、前記PIDパラメータが切り替えられることを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、請求項1〜14のいずれか一項に記載の発明において、前記線形運動デバイスが、オートフォーカスレンズであることを特徴とする。
本発明によれば、線形運動デバイスを目標位置へ移動させる条件にかかわらず、線形運動デバイスのクローズドループの安定性を確保でき、操作対象の収束時間が短い線形運動デバイス制御回路を実現することができる。
従来の線形運動デバイスの制御装置を説明するための構成図である。 図1における従来の線形運動デバイスの制御装置の具体的な構成図である。 (a)乃至(c)は、従来からの種々のPID制御回路を示すブロック図である。 本発明に係る線形運動デバイス制御回路の実施形態1を説明するためのブロック図である。 本発明に係る線形運動デバイス制御回路におけるPID制御回路の実施例1を説明するための回路構成図である。 本発明に係る線形運動デバイス制御回路におけるPID制御回路の実施例2を説明するための回路構成図である。 本発明に係る線形運動デバイス制御回路におけるPID制御回路の実施例3を説明するための回路構成図である。 本発明に係る線形運動デバイス制御回路の実施形態2を説明するためのブロック図である。
<実施形態1>
図4は、本発明に係る線形運動デバイス制御回路の実施形態1を説明するためのブロック図である。図中符号50は線形運動デバイス制御回路、51はPID制御回路、52は判定回路、53はPIDパラメータ選択回路、54はPIDパラメータ記憶部、54−1は第1のPIDパラメータ、54−2は第2のPIDパラメータ、54−nは第nのPIDパラメータを示している。
なお、PID制御回路51は、図2におけるPID制御回路25に相当し、入力信号Vip(VPROC)及び目標値VTARGもそれぞれ図2に記載の信号に対応している。
本実施形態1の線形運動デバイス制御回路は、磁石32を備えた線形運動デバイス31の位置を磁気センサ21により検出して、線形運動デバイス31を操作量信号に基づいて目標位置に駆動する線形運動デバイス制御回路である。
PID制御回路51は、磁気センサ21の出力信号VPROC及び目標位置指令信号VTARGを入力とし、線形運動デバイス31の操作量信号MVを生成する。PID制御回路51は、制御対象の入力信号VPROCと目標値VTARGとの差Eに基づいて制御出力(操作量信号)MVを演算することで、入力信号VPROCを目標値VTARGに近づけ目標値に近い値に保持することを可能にしている。
また、判定回路52は、目標位置指令信号VTARGを判定閾値に基づいて判定する。
また、PIDパラメータ選択回路53は、判定回路52の判定結果に基づいて、PIDパラメータ記憶部54の複数のPIDパラメータ54−1,54−2,・・・54−nのいずれかを選択する。
実施形態1では、判定結果に基づいてPIDパラメータ選択回路53によりPIDパラメータが選択され、選択されたPIDパラメータに基づいてPID制御回路51のPID制御が行われる。
このような構成により、線形運動デバイスを目標位置へ移動させる条件にかかわらず、線形運動デバイスのクローズドループの安定性を確保でき、操作対象の収束時間が短い線形運動デバイス制御回路を実現することができる。
ここで、PIDパラメータとは、PID制御回路のフィルタ特性を決定するパラメータである。具体的には、前記前記比例演算部の係数、前記微分演算部の係数、前記積分演算部の係数、前記帰還部の係数、前記増幅部の係数の少なくとも1つ以上を含む。また、微分演算部や積分演算部における演算にかかる処理時間などの係数も含んでよい。さらに、PID制御回路内部にLPFや目標値フィルタ回路を有する場合、それらのフィルタ特性を決定するパラメータも含んでよい。
次に、具体的な判定条件について説明する。
1)ストローク量による判定条件
線形運動デバイスのストローク量に対応して、目標位置指令信号VTARGの変化量(微分量)に応じて、PIDパラメータが切り替わるように構成されている。具体的には、下記の表1に示すように、現在の目標値をSV(n)、過去の目標値をSV(n−1)とし、両者の差分を判定閾値に基づいて判定する。
ストローク量が小さい短ストロークに対しては、例えば、静止摩擦の影響が表れやすい操作対象の場合、ストロークが短いためその静止摩擦の影響が大きくあらわれ、動きにくい。この為、操作量MVの最大値が大きくなるようにPID制御回路の低周波数帯域のゲインを大きくし(例えば、積分演算部の積分時間を短く、またはゲイン増幅部のゲインを大きく、もしくはその両方となるようなPIDパラメータ)、安定性を確保するようにPID制御回路の高周波数帯域の位相を進める(例えば、微分演算部の微分時間を長くするようなPIDパラメータ)ようにPIDパラメータに切り替える。
一方、ストローク量が大きい長ストロークに対しては、例えば、静止摩擦の影響が表れやすい操作対象の場合、短ストロークに比べ、静止摩擦の影響が小さく、動きやすくなる。この為、操作量MVの最大値が小さくなるようにPID制御回路の低周波数帯域のゲインを小さくし(例えば、積分演算部の積分時間を長く、またはゲイン増幅部のゲインを小さく、もしくはその両方となるようなPIDパラメータ)、短ストロークよりさらに安定性を確保するようにPID制御回路の高周波数帯域の位相を進める(例えば、微分演算部の微分時間を長くするようなPIDパラメータ)ようにPIDパラメータに切り替える。
また、このPIDパラメータの選定は、ストローク幅により粘性など、異なるパラメータの影響が主因となる場合や、複合因になるような場合、摩擦等の非線形性が顕著になる場合など様々なケースにおいて、それぞれに合うPIDパラメータにするべきであることは言うまでもない。
2)ストローク方向による判定条件
目標位置指令信号VTARGの変化方向(符号)に応じて、PIDパラメータが切り替わるように構成されている。具体的には、下記の表1に示すように、現在の目標値をSV(n)、過去の目標値をSV(n−1)とし、両者の差分の正負に基づいて判定する。
正方向にストロークする場合と負方向にストロークする場合では、例えば、カメラモジュール内に使用されているヨーク構造による磁石への吸引力などの機械構造が大きく影響しており、正ストローク方向には動きやすいが、負ストローク方向には動きにくい構造や、その逆の構造等が存在し、それに対応してPIDパラメータが選択されるように構成する。
また、それ以外の機械的な影響、例えば重力による影響等により、カメラモジュール内の移動体の動きやすさがストローク方向で変わる場合がある。このような場合は、重力方向を検知するセンサ信号並びに、それに準ずる信号も判定条件に入れてもよい。
3)現在位置による判定条件
現在位置に対応する目標位置指令信号VTARGの過去の目標値に応じて、PIDパラメータが切り替わるように構成されている。具体的には、下記の表1に示すように、過去の目標値をSV(n−1)が現在位置に対応しているとして、過去の目標値を判定閾値に基づいて判定する。
例えば、理想的にはレンズの位置により、コイルから磁石にかかる力は同じであるが、カメラモジュールの小型化などにより、コイル及び磁石が小型化され、レンズの場所により、磁石へ印加されるコイルからの力はカメラモジュールの構造上のある分布を持つ。また、一般的に、カメラモジュールはヨークを含んであり、それが磁石を吸引しひきつける効果を持つ。そのため、操作対象の現在位置によって、力の強い部分、弱い部分に分かれ、ゲイン特性が異なる等、移動体そのものの動きやすさが、カメラモジュール機構上、場所で異なる。また、カメラモジュールによっては駆動部近傍にある粘性体やガイド等の摩擦・粘性特性で、移動体の動きやすさが場所で変わる。この為、これらの特徴に合わせて、おもに周波数特性を合わせたPIDパラメータが選択されるように構成する。
4)目標位置による判定条件
目標位置に対応する目標位置指令信号VTARGの目標値に応じて、PIDパラメータが切り替わるように構成されている。具体的には、下記の表1に示すように、目標値をSV(n)が目標位置に対応しているとして、目標値を判定閾値に基づいて判定する。
例えば、理想的にはレンズの位置により、コイルから磁石にかかる力は同じであるが、カメラモジュールの小型化などにより、コイル及び磁石が小型化され、レンズの場所により、磁石へ印加されるコイルからの力はカメラモジュールの構造上のある分布を持つ。また、一般的に、カメラモジュールはヨークを含んであり、それが磁石を吸引しひきつける効果を持つ。そのため、操作対象の現在位置によって、力の強い部分、弱い部分に分かれ、ゲイン特性が異なる等、移動体そのものの動きやすさが、カメラモジュール機構上、場所で異なる。また、カメラモジュールによっては駆動部近傍にある粘性体やガイド等の摩擦・粘性特性で、移動体の動きやすさが場所で変わる。この為、これらの特徴に合わせて、おもに周波数特性を合わせたPIDパラメータが選択されるように構成する。
なお、表1において、現在の目標値をSV(n)、過去の目標値をSV(n−1)とし、第1のPIDパラメータをPID1とし、第2のPIDパラメータをPID2とする。
Figure 2016004377
PIDパラメータとしては、上記判定条件に基づいて、比例演算における比例ゲイン、積分演算における積分時間、微分演算における微分時間などが異なるパラメータが少なくとも2以上用意される。
判定条件としては、上述のもの以外であってもよく、3つ以上の判定を行うものであってもよい。また、外部信号やそれに準ずる信号を判定条件に加えてもよい。
また、PIDパラメータは、目標位置指令信号として新たな目標位置に線形運動デバイスを駆動する信号が入力された際に切り替えられ、切り替えられたPIDパラメータでPID制御を行う。次、また新たな目標位置に線形運動デバイスを駆動する信号が入力された際に、PIDパラメータが切り替えられる。
なお、差は、偏差又は誤差も含む。
図5は、本発明に係る線形運動デバイス制御回路におけるPID制御回路の実施例1を説明するための回路構成図で、図4に示した実施形態1におけるPID制御回路51の具体的な回路構成図である。図中符号141は微分演算部(不完全微分)、142は比例演算部、143は積分演算部、144はゲイン増幅部、145は第1の差演算部、146は制御出力演算部を示している。
本実施例1に係る線形運動デバイス制御回路は、磁石32を備えた線形運動デバイス31の位置を磁気センサ21により検出して、線形運動デバイス31を目標値に基づいて目標位置に駆動する線形運動デバイス制御回路である。
目標位置指令信号生成回路26は、線形運動デバイス31の目標位置指令信号VTARGを生成する。また、PID制御回路51は、磁気センサ21の出力信号VPROC及び目標位置指令信号VTARGを入力とし、線形運動デバイス31の操作量信号MVを生成する。
また、PID制御回路51は、磁気センサ21の出力信号VPROCと目標位置指令信号VTARGとの第1の差演算部145による第1の差Eに比例した比例値を出力する比例動作を行う比例演算部142と、第1の差Eの時間積分に比例した積分値を出力する積分動作を行う積分演算部143と、出力信号VPROCの時間微分に比例した微分値を出力する微分動作を行う微分演算部141とを備えている。
つまり、本実施例1のPID制御回路51は、磁気センサ21の出力信号VPROCと目標位置指令信号VTARGとの第1の差演算部145による第1の差Eに比例した比例値を出力する比例動作を行う比例演算部142と、第1の差Eの時間積分に比例した積分値を出力する積分動作を行う積分演算部143と、出力信号VPROCの時間微分に比例した微分値を出力する微分動作を行う微分演算部141と、入力信号VPROCを微分(D)演算し第1の差Eを比例(P)演算と積分(I)演算してそれぞれを加算してゲイン増幅して操作量MVを出力するゲイン増幅部144とを備えている。
PID制御は、比例演算部142による差Eに比例した比例値を出力する比例動作(P動作)と、積分演算部143による差Eの時間積分に比例した積分値を出力する積分動作(I動作)と、微分演算部141による入力信号VPROCの時間微分に比例した微分値を出力する微分動作(D動作)との3つの動作を組み合わせて制御を行っている。
また、PID制御回路は、PIDパラメータ選択回路からのPIDパラメータによって、適正なパラメータに設定される。このような構成により、目標位置指令信号VTARGに応じて、比例演算部142と微分演算部141と積分演算部143のパラメータが切り替わる。それによって、動特性の異なる様々な機器の制御が可能となる。
差演算部145は、目標値VTARGと磁気センサ(図2における符号21に相当)からの入力信号VPROCとの差Eを演算するためのものである。
比例演算部142は、差演算部145から出力された差Eに比例した比例値KPを出力するためのものであり、従来のPID制御におけるP動作に該当する。
積分演算部143は、差演算部145から出力された差Eの時間積分に比例した積分値KIを出力するためのものであり、従来のPID制御におけるI動作に該当する。
微分演算部141は、磁気センサからの入力信号VPROCの時間微分に比例した微分値KDを出力するためのものであり、従来のPID制御におけるD動作に該当する。
制御出力演算部146は、比例演算部142と積分演算部143と微分演算部141とからの出力に基づいて、ゲイン増幅器144を介して制御出力値(操作量)MVを演算するためのものである。具体的には、制御出力演算部146は、比例演算部142と積分演算部143と微分演算部141とから出力された比例値KPと、積分値KIと、微分値KDとの総和を演算して制御対象へ出力する。
帰還部48では操作量信号MVに対し、最も単純には、スケーリング係数を乗算した構成を採用するが、操作量信号MVを適切なフィルタや、変調、演算する構成であってもよい。
本実施例は、1つのPID制御構成での実施例を表しているが、それ以外のPID構成であってもよく、その構成が変化するものであってもよい。
なお、操作量信号を、積分演算部へフィードバックする形態に加えて、比例演算部、微分演算部、及び両方へフィードバックする形態であってもよい。また、操作量信号のフィードバックは、帰還部の出力信号のフィードバック、帰還部の出力と絶対値演算部の乗算結果のフィードバック、及び、それらに準じる信号をフィードバックする形態であってもよい。
図6は、本発明に係る線形運動デバイス制御回路におけるPID制御回路の実施例2を説明するための回路構成図で、図4に示した実施形態1におけるPID制御回路51の他の具体的な回路構成図である。図中符号147は帰還演算部、148は帰還部を示している。なお、図5と同じ機能を有する構成要素には同一の符号を付してある。
本実施例2のPID制御回路51は、さらに、操作量信号MVを積分演算部143の入力へ帰還する帰還部148と、比例演算部142と微分演算部141と積分演算部143の出力信号を加減算した信号を増幅して操作量信号MVを出力する増幅部144とを備えている。
つまり、本実施例2のPID制御回路51は、磁気センサ21の出力信号VPROCと目標位置指令信号VTARGとの第1の差演算部145による第1の差Eに比例した比例値を出力する比例動作を行う比例演算部142と、第1の差Eの時間積分に比例した積分値を出力する積分動作を行う積分演算部143と、出力信号VPROCの時間微分に比例した微分値を出力する微分動作を行う微分演算部141と、入力信号VPROCを微分(D)演算し第1の差Eを比例(P)演算と積分(I)演算してそれぞれを加算してゲイン増幅して操作量MVを出力するゲイン増幅部144と、操作量信号MVを積分演算部143の入力側にフィードバックする帰還部148とを備えている。
また、PID制御回路は、PIDパラメータ選択回路からのPIDパラメータによって、適正なパラメータに設定される。このような構成により、目標位置指令信号VTARGに応じて、比例演算部142と微分演算部141と積分演算部143のパラメータが切り替わる。それによって、動特性の異なる様々な機器の制御が可能となる。
また、積分演算部142は、第1の差Eと帰還部148の出力信号との帰還演算部147による第2の差Fを積分する。また、移動体33は、オートフォーカスレンズの線形運動デバイスであることを可能としている。
つまり、積分演算部143の前段に帰還演算部147を設け、ゲイン増幅器144からの制御出力値(操作量)MVを、帰還部148を介して積分演算部143の入力へフィードバックする構成により、目標値変化時の過渡的区間においてPID制御回路の制御性が向上される。それによって、安定性が向上し、さらに、応答性も向上する。
図7は、本発明に係る線形運動デバイス制御回路におけるPID制御回路の実施例3を説明するための回路構成図で、図4に示した実施形態1におけるPID制御回路51の他の具体的な回路構成図である。図中符号147は帰還演算部、148は帰還部、151はローパスフィルタ(LPF;1次)回路、152は目標値フィルタ回路を示している。なお、図6と同じ機能を有する構成要素には同一の符号を付してある。
本実施例3のPID制御回路51は、さらに、入力信号が入力されるLPF回路151と、目標値指令信号が入力される目標値フィルタ回路152とを備えている。
つまり、本実施例3のPID制御回路51は、磁気センサ21の出力信号VPROCが入力されるLPF回路151と、目標位置指令信号VTARGが入力される目標値フィルタ回路152と、LPF回路151の出力と目標値フィルタ回路152の出力との第1の差演算部145による第1の差Eに比例した比例値を出力する比例動作を行う比例演算部142と、第1の差Eの時間積分に比例した積分値を出力する積分動作を行う積分演算部143と、LPF回路151の出力信号の時間微分に比例した微分値を出力する微分動作を行う微分演算部141と、LPF回路151の出力信号を微分(D)演算し第1の差Eを比例(P)演算と積分(I)演算してそれぞれを加算してゲイン増幅して操作量信号MVを出力するゲイン増幅部144と、操作量信号MVを積分演算部143の入力側にフィードバックする帰還部148とを備える。
また、PID制御回路は、PIDパラメータ選択回路からのPIDパラメータによって、適正なパラメータに設定される。PIDパラメータとしては、LPF回路及び目標値フィルタ回路のパラメータも含む。
なお、目標値フィルタ回路152としては、主に位相進み遅れ補償要素を持ったフィルタ回路である。目標値フィルタ回路152のパラメータには、位相遅れ要素の時定数τ1がPID制御回路51の積分演算部43における積分時間に比例した時定数となるような第1のパラメータと、位相進み要素の時定数τ2が位相遅れ要素の時定数τ1に比例した時定数となるような第2のパラメータと、が設定される。しかしながら、目標値VTARGの生成波形を任意に調整できるフィルタ、演算などの構成であれば、どのような形態であってもよい。
このような構成により、目標位置指令信号VTARGに応じて、PIDパラメータが切り替わる。それによって、動特性の異なる様々な機器の制御が可能となる。
また、積分演算部142は、第1の差Eと帰還部148の出力信号との帰還演算部147による第2の差Fを積分する。
実施例3では、LPF回路と目標値フィルタ回路とを備える構成とし、フィルタの時定数も含めて適切なPIDパラメータを切り替えてPID制御を行うことができる。
<実施形態2>
図8は、本発明に係る線形運動デバイス制御回路の実施形態2を説明するためのブロック図である。図中符号60は線形運動デバイス制御回路、61はPID制御回路、62は判定回路、63はPIDパラメータ制御信号生成回路を示している。
本実施形態2の線形運動デバイス制御回路は、磁石32を備えた線形運動デバイス31の位置を磁気センサ21により検出して、線形運動デバイス31を目標値に基づいて目標位置に駆動する線形運動デバイス制御回路である。
PID制御回路61は、磁気センサ21の出力信号VPROC及び目標位置指令信号VTARGを入力とし、線形運動デバイス31の操作量信号MVを生成する。また、判定回路62は、目標位置指令信号VTARGを判定閾値に基づいて判定する。また、PIDパラメータ制御信号生成回路63は、判定回路62の判定結果に基づいて、PIDパラメータ制御信号を発生する。
このような構成により、PIDパラメータ制御信号生成回路63によりPIDパラメータ制御信号に基づいてPID制御回路61のPID制御を行う。
また、図8におけるPID制御回路61においても上述した図5乃至図7のPID制御回路を適用することができることは言うまでもない。
目標位置指令信号生成回路26は、線形運動デバイス31の目標位置指令信号VTARGを生成する。また、PID制御回路61は、磁気センサ21の出力信号VPROC及び目標位置指令信号VTARGを入力とし、線形運動デバイス31の操作量信号MVを生成する。
また、PID制御回路61は、磁気センサ21の出力信号VPROCと目標位置指令信号VTARGとの第1の差演算部145による第1の差Eに比例した比例値を出力する比例動作を行う比例演算部142と、第1の差Eの時間積分に比例した積分値を出力する積分動作を行う積分演算部143と、出力信号VPROCの時間微分に比例した微分値を出力する微分動作を行う微分演算部141とを備え、目標位置指令信号VTARGに応じて、比例演算部142と微分演算部141と積分演算部143の係数が切り替わるように構成されている。
また、PID制御回路61は、さらに、操作量信号MVを積分演算部143の入力へ帰還する帰還部148と、比例演算部142と微分演算部141と積分演算部143の出力信号を加減算した信号を増幅して操作量信号MVを出力するゲイン増幅部144とを備えている。
また、目標位置指令信号VTARGの変化量(微分量)に応じて、係数が切り替わるように構成されている。また、目標位置指令信号VTARGの変化方向(符号)に応じて、係数が切り替わるように構成されている。
図4に示した実施形態1においては、PIDパラメータ記憶部54を設けていたが、PIDパラメータを保持する構成でなくても、判定回路の判定結果からPIDパラメータを調整(制御)できる構成(判定回路の判定信号からPID制御回路の一部(又は全部)を調整するような構成)であっても良い。
本実施形態2の線形運動デバイス制御回路60は、制御対象の入力信号VPROCと目標値VTARGを入力して操作量MVを出力するPID制御回路61と、目標値VTARGを判定閾値に基づいて判定する判定回路62と、この判定回路62の判定結果に基づいて、PIDパラメータ制御信号を発生するPIDパラメータ制御信号生成回路63とを備え、このPIDパラメータ制御信号生成回路63によりPIDパラメータを調整(制御)できるように構成されている。
1 磁気センサ
2 A/D変換回路
3 PID制御回路
4 デバイス位置(目標位置)指令信号発生回路
5 D/A変換回路
6 出力ドライバ
7 駆動コイル
8 移動体
13 PID制御装置
20 制御装置(位置制御回路)
21 磁気センサ
22 増幅器
23 A/D変換回路
24 キャリブレーション演算回路
25 PID制御回路
26 目標位置指令信号発生回路
28a,28b 第1及び第2の出力ドライバ
29 駆動コイル
30 カメラモジュール
31 線形運動デバイス
32 磁石
33 レンズ(移動体)
34 漏れ磁場補正回路
41,141 微分演算部(不完全微分)
42,142 比例演算部
43,143 積分演算部
44,144 ゲイン増幅部
45,145 第1の差演算部
46,146 制御出力演算部
50,60 線形運動デバイス制御回路
51,61 PID制御回路
52,62 判定回路
53 PIDパラメータ選択回路
54 PIDパラメータ記憶部
54−1 第1のPIDパラメータ
54−2 第2のPIDパラメータ
54−n 第nのPIDパラメータ
63 PIDパラメータ制御信号生成回路
147 帰還演算部
148 帰還部
151 LPF回路(1次)
152 目標値フィルタ回路

Claims (15)

  1. 磁石を備えた線形運動デバイスの位置を磁気センサにより検出して、前記線形運動デバイスを操作量信号に基づいて目標位置に駆動する線形運動デバイス制御回路において、
    前記線形運動デバイスの目標位置指令信号を生成する目標位置指令信号生成回路と、
    前記磁気センサの出力信号及び前記目標位置指令信号を入力とし、前記線形運動デバイスの前記操作量信号を生成するPID制御回路と、を備え、
    前記目標位置指令信号に応じて、PIDパラメータを切り替えてPID制御するように前記PID制御回路が構成されている線形運動デバイス制御回路。
  2. 前記目標位置指令信号を判定閾値に基づいて判定する判定回路と、
    前記判定回路の判定結果に基づいて、PIDパラメータ記憶部の複数のPIDパラメータのいずれかを選択するPIDパラメータ選択回路と、をさらに備え、
    前記PIDパラメータ選択回路により選択された前記PIDパラメータに基づいて前記PID制御回路のPID制御を行う請求項1に記載の線形運動デバイス制御回路。
  3. 前記PID制御回路は、前記磁気センサの出力信号と前記目標位置指令信号との第1の差演算部による第1の差に比例した比例値を出力する比例動作を行う比例演算部と、前記第1の差の時間積分に比例した積分値を出力する積分動作を行う積分演算部と、前記出力信号の時間微分に比例した微分値を出力する微分動作を行う微分演算部と、を備え、
    前記目標位置指令信号に応じて、前記PID制御回路のPIDパラメータの一部である前記比例演算部と前記微分演算部と前記積分演算部の少なくとも1つの係数が切り替わる請求項1又は2に記載の線形運動デバイス制御回路。
  4. 前記目標位置指令信号を判定閾値に基づいて判定する判定回路と、
    前記判定回路の判定結果に基づいて、PIDパラメータ制御信号を生成するPIDパラメータ制御信号生成回路と、を備え、
    前記PIDパラメータ制御信号に基づいたPIDパラメータでPID制御回路のPID制御を行う請求項1に記載の線形運動デバイス制御回路。
  5. 前記PID制御回路は、前記磁気センサの出力信号と前記目標位置指令信号との第1の差演算部による第1の差に比例した比例値を出力する比例動作を行う比例演算部と、前記第1の差の時間積分に比例した積分値を出力する積分動作を行う積分演算部と、前記出力信号の時間微分に比例した微分値を出力する微分動作を行う微分演算部と、を備え、
    前記目標位置指令信号に応じて、前記PID制御回路のPIDパラメータの一部である前記比例演算部と前記微分演算部と前記積分演算部の少なくとも1つの係数が切り替わる請求項4に記載の線形運動デバイス制御回路。
  6. 前記PIDパラメータは、前記PID制御回路のフィルタ特性を決定するパラメータである請求項1〜5のいずれか一項に記載の線形運動デバイス制御回路。
  7. 前記PID制御回路は、さらに、前記操作量信号をフィードバックする帰還部と、前記比例演算部と前記微分演算部と前記積分演算部の出力信号を加減算した信号を増幅して前記操作量信号を出力する増幅部と、を備えている請求項1〜6のいずれか一項に記載の線形運動デバイス制御回路。
  8. 前記PIDパラメータは、前記前記比例演算部の係数、前記微分演算部の係数、前記積分演算部の係数、前記帰還部の係数、前記増幅部の係数の少なくとも1つ以上を有する請求項7に記載の線形運動デバイス制御回路。
  9. 前記PID制御回路は、ローパスフィルタ回路と目標値フィルタ回路を有し、前記ローパスフィルタ回路を経由した前記位置信号と、前記目標値フィルタ回路を経由した前記目標位置指令信号に対して、PID制御を行う請求項1〜8のいずれか一項に記載の線形運動デバイス制御回路。
  10. 前記目標位置指令信号の変化量に応じて、前記PIDパラメータが切り替わる請求項1〜9のいずれか一項に記載の線形運動デバイス制御回路。
  11. 前記目標位置指令信号の変化方向に応じて、前記PIDパラメータが切り替わる請求項1〜10のいずれか一項に記載の線形運動デバイス制御回路。
  12. 前記目標位置指令信号の過去の値に応じて、前記PIDパラメータが切り替わる請求項1〜11のいずれか一項に記載の線形運動デバイス制御回路。
  13. 前記目標位置指令信号の現在の値に応じて、前記PIDパラメータが切り替わる請求項1〜12のいずれか一項に記載の線形運動デバイス制御回路。
  14. 前記目標位置指令信号が入力された際に、前記PIDパラメータが切り替えられる請求項1〜13のいずれか一項に記載の線形運動デバイス制御回路。
  15. 前記線形運動デバイスが、オートフォーカスレンズである請求項1〜14のいずれか一項に記載の線形運動デバイス制御回路。
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