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JP2016095270A - 物理量センサー、圧力センサー、高度計、電子機器および移動体 - Google Patents

物理量センサー、圧力センサー、高度計、電子機器および移動体 Download PDF

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JP2016095270A
JP2016095270A JP2014232740A JP2014232740A JP2016095270A JP 2016095270 A JP2016095270 A JP 2016095270A JP 2014232740 A JP2014232740 A JP 2014232740A JP 2014232740 A JP2014232740 A JP 2014232740A JP 2016095270 A JP2016095270 A JP 2016095270A
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diaphragm portion
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和也 林
Kazuya Hayashi
和也 林
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Abstract

【課題】検出感度を向上させることができる物理量センサーを提供すること、また、かかる物理量センサーを備える圧力センサー、高度計、電子機器および移動体を提供すること。
【解決手段】本発明の物理量センサー1は、受圧により撓み変形するダイヤフラム部20を有する基板2と、ダイヤフラム部20の一方の面側に配置されていて歪みにより電気信号を出力するピエゾ抵抗素子5と、基板2の一方の面側に基板2の平面視でピエゾ抵抗素子5を囲んで配置されている壁部と、壁部に対して基板2とは反対側に配置されていて空洞部Sを壁部とともに構成している被覆層641と、を備え、ダイヤフラム部20は、空洞部Sとは反対側に厚さ方向に突出している凸部26を有し、ピエゾ抵抗素子5は、平面視で、凸部26と並んでいる。
【選択図】図1

Description

本発明は、物理量センサー、圧力センサー、高度計、電子機器および移動体に関するものである。
受圧により撓み変形するダイヤフラムを備えた圧力センサーが広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。このような圧力センサーは、一般に、ダイヤフラムが壁部の一部を構成する空洞部を備えており、ダイヤフラム上に配置されたセンサー素子でダイヤフラムの撓みを検出することにより、ダイヤフラムに加わった圧力を検出する。
例えば、特許文献1に係る圧力センサーは、ダイヤフラムを有する基板と、基板の主面に形成された共振子と、基板の主面上に形成されていて共振子を収容する空間を形成する空間壁部と、を有する。そして、受圧によるダイヤフラムの撓みに伴う共振子の周波数特性の変化に基づいて、圧力を検出する。
ところで、このような圧力センサーでは、一般に、ダイヤフラムの厚さを薄くするほど、感度が向上する。
しかし、特許文献1に係るMEMS素子では、ダイヤフラムの厚さを薄くすると、受圧に伴うダイヤフラムの変位量も大きくなってしまい、その結果、ダイヤフラムと空間壁部の天井部とが接触してしまうという問題があった。
特開2014−115208号公報
本発明の目的は、検出感度を向上させることができる物理量センサーを提供すること、また、かかる物理量センサーを備える圧力センサー、高度計、電子機器および移動体を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
[適用例1]
本発明の物理量センサーは、受圧により撓み変形するダイヤフラム部を有する基板と、
前記ダイヤフラム部の一方の面側に配置されていて歪みにより電気信号を出力するセンサー素子と、
前記基板の前記一方の面側に前記基板の平面視で前記センサー素子を囲んで配置されている壁部と、
前記壁部に対して前記基板とは反対側に配置されていて内部空間を前記壁部とともに構成している天井部と、
を備え、
前記ダイヤフラム部は、前記内部空間とは反対側に厚さ方向に突出していて前記平面視で前記センサー素子と並んでいる凸部を有することを特徴とする。
このような物理量センサーによれば、ダイヤフラム部の剛性を凸部により局所的に高めることによりダイヤフラム部の変位量を抑えることができる。そのため、ダイヤフラム部の凸部の周囲の部分の薄肉化を図ることにより、感度を向上させることができる。また、凸部がダイヤフラム部の内部空間とは反対側(外側)にあるため、天井部とダイヤフラム部との接触を低減することができる。
[適用例2]
本発明の物理量センサーでは、前記基板の厚さが前記凸部の高さよりも大きいことが好ましい。
これにより、基板に必要な強度を確保したり、凸部の高さを低く抑えて、凸部に作用する加速度等の外力によるダイヤフラム部の不要な振動を低減したりすることができる。
[適用例3]
本発明の物理量センサーでは、前記平面視で前記凸部が前記ダイヤフラム部の中央部にあることが好ましい。
これにより、ダイヤフラム部の外周部側にセンサー素子を配置して高感度化を図ることができる。
[適用例4]
本発明の物理量センサーでは、前記平面視で前記ダイヤフラム部の外形形状と前記凸部の外形形状が相似であることが好ましい。
これにより、比較的簡単に、凸部を有するダイヤフラム部の外形を高精度に形成することができる。
[適用例5]
本発明の物理量センサーでは、前記平面視で前記凸部の幅が前記ダイヤフラム部の幅に対して25%以上50%以下の範囲内にあることが好ましい。
これにより、高感度化を効率的に図ることができる。
[適用例6]
本発明の物理量センサーでは、前記凸部の側面は、前記ダイヤフラム部の厚さ方向に沿っていることが好ましい。
これにより、ダイヤフラム部の凸部とその周囲の部分との間の剛性差を大きくすることができる。その結果、高感度化を効率的に図ることができる。
[適用例7]
本発明の物理量センサーでは、前記内部空間が密閉されていることが好ましい。
これにより、内部空間を圧力基準室として用いて、絶対圧センサーを実現することができる。
[適用例8]
本発明の物理量センサーでは、前記センサー素子がピエゾ抵抗素子であることが好ましい。
これにより、高感度化を図ることができる。
[適用例9]
本発明の圧力センサーは、本発明の物理量センサーを備えることを特徴とする。
これにより、高感度な圧力センサーを提供することができる。
[適用例10]
本発明の高度計は、本発明の物理量センサーを備えることを特徴とする。
これにより、高感度な高度計を提供することができる。
[適用例11]
本発明の電子機器は、本発明の物理量センサーを備えることを特徴とする。
これにより、高感度な物理量センサーを備える電子機器を提供することができる。
[適用例12]
本発明の移動体は、本発明の物理量センサーを備えることを特徴とする。
これにより、高感度な物理量センサーを備える移動体を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る物理量センサーを示す断面図である。 図1に示す物理量センサーのピエゾ抵抗素子(センサー素子)およびダイヤフラム部の凸部の配置を示す平面図である。 図1に示す物理量センサーの作用を説明するための図であって、(a)は加圧状態を示す断面図、(b)は加圧状態を示す平面図である。 (a)は、ダイヤフラム部の位置と気圧感度比との関係を示すグラフ、(b)は、ダイヤフラム部の位置と変位感度比との関係を示すグラフである。 図1に示す物理量センサーの製造工程を示す図である。 図1に示す物理量センサーの製造工程を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る物理量センサーのピエゾ抵抗素子(センサー素子)およびダイヤフラム部の凸部の配置を示す平面図である。 図7に示すピエゾ抵抗素子を含むブリッジ回路を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る物理量センサーを示す断面図である。 本発明の圧力センサーの一例を示す断面図である。 本発明の高度計の一例を示す斜視図である。 本発明の電子機器の一例を示す正面図である。 本発明の移動体の一例を示す斜視図である。
以下、本発明の物理量センサー、圧力センサー、高度計、電子機器および移動体を添付図面に示す各実施形態に基づいて詳細に説明する。
1.物理量センサー
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る物理量センサーを示す断面図、図2は、図1に示す物理量センサーのピエゾ抵抗素子(センサー素子)および壁部の配置を示す平面図である。図3は、図1に示す物理量センサーの作用を説明するための図であって、図3(a)は加圧状態を示す断面図、図3(b)は加圧状態を示す平面図である。なお、以下では、説明の便宜上、図1中の上側を「上」、下側を「下」という。
図1に示す物理量センサー1は、ダイヤフラム部20を有する基板2と、ダイヤフラム部20に配置されている機能素子である複数のピエゾ抵抗素子5(センサー素子)と、基板2とともに空洞部S(圧力基準室)を形成している積層構造体6と、基板2と積層構造体6との間に配置されている中間層3と、を備えている。
以下、物理量センサー1を構成する各部を順次説明する。
−基板−
基板2は、半導体基板21と、半導体基板21の一方の面上に設けられた絶縁膜22と、絶縁膜22の半導体基板21とは反対側の面上に設けられた絶縁膜23と、を有している。
半導体基板21は、単結晶シリコンで構成されているシリコン層211(ハンドル層)と、シリコン酸化膜で構成されている酸化シリコン層212(ボックス層)と、単結晶シリコンで構成されているシリコン層213(デバイス層)とがこの順で積層されたSOI基板である。なお、半導体基板21は、SOI基板に限定されず、例えば、単結晶シリコン基板等の他の半導体基板であってもよい。
絶縁膜22は、例えば、シリコン酸化膜であり、絶縁性を有する。また、絶縁膜23は、例えば、シリコン窒化膜であり、絶縁性を有するとともに、フッ酸を含むエッチング液に対する耐性をも有する。ここで、半導体基板21(シリコン層213)と絶縁膜23(シリコン窒化膜)との間に絶縁膜22(シリコン酸化膜)が介在していることにより、絶縁膜23の成膜時に生じた応力が半導体基板21に伝わるのを絶縁膜22により緩和することができる。また、絶縁膜22は、半導体基板21およびその上方に半導体回路を形成する場合、素子間分離膜として用いることもできる。なお、絶縁膜22、23は、前述した構成材料に限定されず、また、必要に応じて、絶縁膜22、23のうちのいずれか一方を省略してもよい。
このような基板2の絶縁膜23上には、パターニングされた中間層3が配置されている。この中間層3は、平面視でダイヤフラム部20の周囲を囲むように形成されており、中間層3の上面と基板2の上面との間であって、ダイヤフラム部20の中心側(内側)に中間層3の厚さ分の段差部を形成する。これにより、ダイヤフラム部20が受圧により撓み変形したとき、ダイヤフラム部20の段差部との間の境界部分に応力を集中させることができる。そのため、かかる境界部分(またはその付近)にピエゾ抵抗素子5を配置することにより、検出感度を向上させることができる。
この中間層3は、例えば、単結晶シリコン、多結晶シリコン(ポリシリコン)またはアモルファスシリコンで構成されている。また、中間層3は、例えば、単結晶シリコン、多結晶シリコン(ポリシリコン)またはアモルファスシリコンにリン、ボロン等の不純物をドープ(拡散または注入)して構成されていてもよい。この場合、中間層3は、導電性を有するため、例えば、空洞部Sの外側において基板2上にMOSトランジスタを形成する場合、中間層3の一部をMOSトランジスタのゲート電極として用いることができる。また、中間層3の一部を配線として用いることもできる。
このような基板2には、周囲の部分よりも薄肉であり、受圧によって撓み変形するダイヤフラム部20が設けられている。ダイヤフラム部20は、半導体基板21の下面に有底の凹部24を設けることで形成されている。すなわち、ダイヤフラム部20は、基板2の一方の面に開口している凹部24の底部を含んで構成されている。このダイヤフラム部20は、その下面が受圧面25となっている。本実施形態では、図2に示すように、ダイヤフラム部20は、正方形(矩形)の平面視形状である。
本実施形態の基板2では、凹部24がシリコン層211を貫通しており、ダイヤフラム部20が酸化シリコン層212、シリコン層213、絶縁膜22および絶縁膜23の4層で構成されている。ここで、酸化シリコン層212は、後述するように、物理量センサー1の製造工程において凹部24をエッチングにより形成する際にエッチングストップ層として利用することができ、ダイヤフラム部20の厚さの製品ごとのバラツキを少なくすることができる。
また、基板2では、凹部24内において、シリコン層211の一部が残存している。これにより、ダイヤフラム部20には、受圧面25側に突出している凸部26が設けられている。なお、この凸部26およびそれに関連する事項については、後に詳述する。
なお、凹部24がシリコン層211を貫通せず、ダイヤフラム部20がシリコン層211の薄肉部、酸化シリコン層212、シリコン層213、絶縁膜22および絶縁膜23の5層で構成されていてもよい。
−ピエゾ抵抗素子(機能素子)−
複数のピエゾ抵抗素子5は、図1に示すように、それぞれ、ダイヤフラム部20の空洞部S側に形成されている。ここで、ピエゾ抵抗素子5は、半導体基板21のシリコン層213に形成されている。
図2に示すように、複数のピエゾ抵抗素子5は、ダイヤフラム部20の外周部に配置されている複数のピエゾ抵抗素子5a、5b、5c、5dで構成されている。
基板2の厚さ方向から見た平面視(以下、単に「平面視」という)で四角形をなすダイヤフラム部20の4つの辺にそれぞれ対応して、ピエゾ抵抗素子5a、ピエゾ抵抗素子5b、ピエゾ抵抗素子5c、ピエゾ抵抗素子5dが配置されている。
ピエゾ抵抗素子5aは、ダイヤフラム部20の対応する辺に対して垂直な方向に沿って延びている。そして、ピエゾ抵抗素子5aの両端部には、1対の配線214aが電気的に接続されている。同様に、ピエゾ抵抗素子5bは、ダイヤフラム部20の対応する辺に対して垂直な方向に沿って延びている。そして、ピエゾ抵抗素子5bの両端部には、1対の配線214bが電気的に接続されている。
一方、ピエゾ抵抗素子5cは、ダイヤフラム部20の対応する辺に対して平行な方向に沿って延びている。そして、ピエゾ抵抗素子5cの両端部には、1対の配線214cが電気的に接続されている。同様に、ピエゾ抵抗素子5dは、ダイヤフラム部20の対応する辺に対して平行な方向に沿って延びている。そして、ピエゾ抵抗素子5dの両端部には、1対の配線214dが電気的に接続されている。
なお、以下では、配線214a、214b、214c、214dをまとめて「配線214」ともいう。
このようなピエゾ抵抗素子5および配線214は、それぞれ、例えば、リン、ボロン等の不純物をドープ(拡散または注入)したシリコン(単結晶シリコン)で構成されている。ここで、配線214における不純物のドープ濃度は、ピエゾ抵抗素子5における不純物のドープ濃度よりも高い。なお、配線214は、金属で構成されていてもよい。
また、複数のピエゾ抵抗素子5は、例えば、自然状態における抵抗値が互いに等しくなるように構成されている。
以上説明したようなピエゾ抵抗素子5は、配線214等を介して、ブリッジ回路(ホイートストンブリッジ回路)を構成している。このブリッジ回路には、駆動電圧を供給する駆動回路(図示せず)が接続されている。そして、このブリッジ回路では、ピエゾ抵抗素子5の抵抗値に応じた信号(電圧)として出力される。これにより、センサー素子として共振子を用いた場合に比べて、高感度化を図ることができる。
−積層構造体−
積層構造体6は、前述した基板2との間に空洞部Sを画成するように形成されている。ここで、積層構造体6は、ダイヤフラム部20のピエゾ抵抗素子5側に配置されていてダイヤフラム部20(または基板2)とともに空洞部S(内部空間)を区画形成(構成)している。
この積層構造体6は、基板2上に平面視でピエゾ抵抗素子5を取り囲むように形成された層間絶縁膜61と、層間絶縁膜61上に形成された配線層62と、配線層62および層間絶縁膜61上に形成された層間絶縁膜63と、層間絶縁膜63上に形成され、複数の細孔642(開孔)を備えた被覆層641を有する配線層64と、配線層64および層間絶縁膜63上に形成された表面保護膜65と、被覆層641上に設けられた封止層66とを有している。
層間絶縁膜61、63は、それぞれ、例えば、シリコン酸化膜で構成されている。また、配線層62、64および封止層66は、それぞれ、アルミニウム等の金属で構成されている。また、封止層66は、被覆層641が有する細孔642を封止している。また、表面保護膜65は、例えば、シリコン窒化膜である。
このような積層構造体6において、被覆層641を除く配線層62および配線層64からなる構造体は、基板2の一方の面側に平面視でピエゾ抵抗素子5を囲んで配置されている「壁部」を構成している。また、被覆層641は、この壁部に対して基板2とは反対側に配置されていて空洞部S(内部空間)を壁部とともに構成している「天井部」を構成している。
また、このような積層構造体6は、CMOSプロセスのような半導体製造プロセスを用いて形成することができる。なお、シリコン層213上およびその上方には、半導体回路が作り込まれていてもよい。この半導体回路は、MOSトランジスタ等の能動素子、その他必要に応じて形成されたコンデンサ、インダクタ、抵抗、ダイオード、配線(ピエゾ抵抗素子5に接続されている配線を含む)等の回路要素を有している。
基板2と積層構造体6とによって画成された空洞部Sは、密閉された空間である。この空洞部Sは、物理量センサー1が検出する圧力の基準値となる圧力基準室として機能する。本実施形態では、空洞部Sが真空状態(300Pa以下)となっている。空洞部Sを真空状態とすることによって、物理量センサー1を、真空状態を基準として圧力を検出する「絶対圧センサー」として用いることができ、その利便性が向上する。
ただし、空洞部Sは、真空状態でなくてもよく、大気圧であってもよいし、大気圧よりも気圧が低い減圧状態であってもよいし、大気圧よりも気圧が高い加圧状態であってもよい。また、空洞部Sには、窒素ガス、希ガス等の不活性ガスが封入されていてもよい。
以上、物理量センサー1の構成について簡単に説明した。
このような構成の物理量センサー1は、図3(a)に示すように、ダイヤフラム部20の受圧面25が受ける圧力Pに応じて、ダイヤフラム部20が変形し、これにより、図3(b)に示すように、ピエゾ抵抗素子5a、5b、5c、5dが歪み、ピエゾ抵抗素子5a、5b、5c、5dの抵抗値が変化する。それに伴って、ピエゾ抵抗素子5a、5b、5c、5dが構成するブリッジ回路の出力が変化し、その出力に基づいて、受圧面25で受けた圧力の大きさを求めることができる。
より具体的に説明すると、前述したようなダイヤフラム部20の変形が生じる前の自然状態では、例えば、ピエゾ抵抗素子5a、5b、5c、5dの抵抗値が互いに等しい場合、ピエゾ抵抗素子5a、5bの抵抗値の積とピエゾ抵抗素子5c、5dの抵抗値の積とが等しく、ブリッジ回路の出力(電位差)はゼロとなる。
一方、前述したようなダイヤフラム部20の変形が生じると、図3(b)に示すように、ピエゾ抵抗素子5a、5bにその長手方向に沿った圧縮歪みおよび幅方向に沿った引張歪みが生じるとともに、ピエゾ抵抗素子5c、5dにその長手方向に沿った引張歪みおよびその幅方向に沿った圧縮歪みが生じる。したがって、前述したようなダイヤフラム部20の変形が生じたとき、ピエゾ抵抗素子5a、5bの抵抗値とピエゾ抵抗素子5c、5dの抵抗値とのうち、一方の抵抗値が増加し、他方の抵抗値が減少する。
このようなピエゾ抵抗素子5a、5b、5c、5dの歪みにより、ピエゾ抵抗素子5a、5bの抵抗値の積とピエゾ抵抗素子5c、5dの抵抗値の積との差が生じ、その差(電位差)に応じた出力(電気信号)がブリッジ回路から出力される。このブリッジ回路からの出力に基づいて、受圧面25で受けた圧力の大きさ(絶対圧)を求めることができる。
ここで、前述したようなダイヤフラム部20の変形が生じたとき、ピエゾ抵抗素子5a、5bの抵抗値とピエゾ抵抗素子5c、5dの抵抗値とのうち、一方の抵抗値が増加し、他方の抵抗値が減少するため、ピエゾ抵抗素子5a、5bの抵抗値の積とピエゾ抵抗素子5c、5dの抵抗値の積との差の変化を大きくすることができ、それに伴って、ブリッジ回路からの出力を大きくすることができる。その結果、圧力の検出感度を高めることができる。
(ダイヤフラム部の凸部)
以下、ダイヤフラム部20に形成された凸部26およびそれに関連する事項について詳述する。
図4(a)は、ダイヤフラム部の位置と気圧感度比との関係を示すグラフ、図4(b)は、ダイヤフラム部の位置と変位感度比との関係を示すグラフである。なお、図4(a)における「気圧感度比」は、気圧に対する応力値の比(応力値/気圧)であり、図4(b)における「変位感度比」は、気圧に対する変位量の比(変位量/気圧)である。
前述したように、ダイヤフラム部20は、受圧面25側すなわち空洞部Sとは反対側に厚さ方向に突出している凸部26を有する。これにより、ダイヤフラム部20の剛性を凸部26により局所的に高めることによりダイヤフラム部20の変位量を抑えることができる。図4に示すように、凸部26を有するダイヤフラム部20は、凸部26を有しないダイヤフラム部と同じ最大変位量となるように凸部26以外の部分の厚さを設定(0.78倍の厚さに設定)したとき、凸部26を有しないダイヤフラム部と比べて、外周部での応力値が向上するとともに、凸部26と他の部分との境界部付近において局所的に応力を生じさせることができる。このように、ダイヤフラム部20の凸部26の周囲の部分の薄肉化を図ることにより、感度を向上させることができる。しかも、凸部26がダイヤフラム部20の空洞部Sとは反対側(外側)にあるため、凸部26を設けても、被覆層641とダイヤフラム部20との接触を低減することができる。なお、図4では、凸部26の幅W2がダイヤフラム部20の幅W1に対して1/3である場合を示している。
ここで、図1および図2に示すように、ピエゾ抵抗素子5は、平面視で凸部26と並んでいる。これにより、前述したようなダイヤフラム部20の応力値変化をピエゾ抵抗素子5により効率的に検出することができる。
また、凸部26は、平面視でダイヤフラム部20の中央部にある。これにより、ダイヤフラム部20の外周部側にピエゾ抵抗素子5を配置して高感度化を図ることができる。
また、平面視でダイヤフラム部20の外形形状と凸部26の外形形状が相似である。これにより、比較的簡単に、凸部26を有するダイヤフラム部20の外形を高精度に形成することができる。本実施形態では、ダイヤフラム部20および凸部26の平面視における外形形状が矩形であるが、矩形に限定されず、例えば、円形、楕円形、五角形、六角形等の他の多角形や、これらの形状の一部を欠損させたような形状(例えば多角形の各角部をC面取りやR面取りのように面取りしたり矩形に欠損させたりした形状)等であってもよい。なお、平面視でダイヤフラム部20の外形形状と凸部26の外形形状とが異なっていてもよい。
また、凸部26は、図1に示すように、基板2の厚さ方向に沿った断面で見たときに、矩形をなしている。したがって、凸部26の側面は、ダイヤフラム部20の厚さ方向に沿っている。これにより、凸部26の基端側に直角な角部が形成されるため、ダイヤフラム部20の凸部26とその周囲の部分との間の剛性差を大きくすることができる。その結果、高感度化を効率的に図ることができる。
また、凸部26の高さhは、基板2の厚さTよりも小さい。すなわち、基板2の厚さTが凸部26の高さhよりも大きい。これにより、基板2に必要な強度を確保したり、凸部26の高さを低く抑えて、凸部26に作用する加速度等の外力によるダイヤフラム部20の不要な振動を低減したりすることができる。
また、凸部26の高さhは、ダイヤフラム部20の厚さtよりも大きいことが好ましい。これにより、ダイヤフラム部20の凸部26とその周囲の部分との間の剛性差を効果的に大きくすることができる。
また、凸部26の具体的な高さhは、特に限定されないが、3μm以上20μm以下であることが好ましく、5μm以上15μm以下であることがより好ましい。これにより、前述したような凸部26に必要な剛性を確保しつつ、凸部26に作用する加速度等の外力によるダイヤフラム部20の不要な振動を低減することができる。これに対し、高さhが小さすぎると、ダイヤフラム部20の厚さや凸部26の構成材料等によっては、凸部26に必要な構成を確保することができない場合がある。一方、高さhが大きすぎると、ダイヤフラム部20の厚さや幅等によっては、凸部26に作用する加速度等の外力によるダイヤフラム部20の不要な振動が生じやすくなる傾向を示す。
また、平面視で、凸部26の幅W2は、ダイヤフラム部20の幅W1に対して、25%以上50%以下であることが好ましい。これにより、高感度化を効率的に図ることができる。
(物理量センサーの製造方法)
次に、物理量センサー1の製造方法を簡単に説明する。
図5および図6は、図1に示す物理量センサーの製造工程を示す図である。以下、物理量センサー1の製造方法を、これらの図に基づいて説明する。
[素子形成工程]
まず、図5(a)に示すように、SOI基板である半導体基板21を用意する。
そして、半導体基板21のシリコン層213にリン(n型)またはボロン(p型)等の不純物をドープ(イオン注入)することにより、図5(b)に示すように、複数のピエゾ抵抗素子5および配線214を形成する。
例えば、ボロンを+80keVでイオン注入を行う場合、ピエゾ抵抗素子5へのイオン注入濃度を1×1014atoms/cm程度とする。また、配線214へのイオン注入濃をピエゾ抵抗素子5よりも多くする。例えば、ボロンを10keVでイオン注入を行う場合、配線214へのイオン注入濃度を5×1015atoms/cm程度とする。また、前述したようなイオン注入の後、例えば、1000℃程度で20分程度のアニールを行う。
[絶縁膜等形成工程]
次に、図5(c)に示すように、シリコン層213上に絶縁膜22、絶縁膜23および中間層3をこの順で形成する。
絶縁膜22、23の形成は、それぞれ、例えば、スパッタリング法、CVD法等により行うことができる。中間層3は、例えば、多結晶シリコンをスパッタリング法、CVD法等により成膜した後、その膜に必要に応じてリン、ボロン等の不純物をドープ(イオン注入)し、その後、エッチングによりパターニングすることで形成することができる。
[層間絶縁膜・配線層形成工程]
次に、図5(d)に示すように、絶縁膜23上に、犠牲層41、配線層62、犠牲層42および配線層64をこの順で形成する。
この犠牲層41、42は、それぞれ、後述する空洞部形成工程により一部が除去され、残部が層間絶縁膜61、63となるものである。犠牲層41、42の形成は、それぞれ、シリコン酸化膜をスパッタリング法、CVD法等により形成し、そのシリコン酸化膜をエッチングによりパターニングすることにより行う。
また、犠牲層41、42の厚さは、それぞれ、特に限定されないが、例えば、1500nm以上5000nm以下程度とされる。
また、配線層62、64の形成は、それぞれ、例えばアルミニウムよりなる層をスパッタリング法、CVD法等により形成した後、パターニング処理することにより行う。
ここで、配線層62、64の厚さは、それぞれ、特に限定されないが、例えば、300nm以上900nm以下程度とされる。
このような犠牲層41、42および配線層62、64からなる積層構造は、通常のCMOSプロセスを用いて形成され、その積層数は、必要に応じて適宜に設定される。すなわち、必要に応じてさらに多くの犠牲層や配線層が積層される場合もある。
[空洞部形成工程]
次に、犠牲層41、42の一部を除去することにより、図6(e)に示すように、絶縁膜23と被覆層641との間に空洞部S(キャビティ)を形成する。これにより、層間絶縁膜61、63が形成される。
空洞部Sの形成は、被覆層641に形成された複数の細孔642を通じたエッチングにより、犠牲層41、42の一部を除去することにより行う。ここで、かかるエッチングとしてウェットエッチングを用いる場合、複数の細孔642からフッ酸、緩衝フッ酸等のエッチング液を供給し、ドライエッチングを用いる場合、複数の細孔642からフッ化水素酸ガス等のエッチングガスを供給する。このようなエッチングの際、絶縁膜23がエッチングストップ層として機能する。また、絶縁膜23は、エッチング液に対する耐性を有することから、絶縁膜23に対して下側の構成部(例えば、絶縁膜22、ピエゾ抵抗素子5、配線214等)をエッチング液から保護する機能をも有する。
ここで、かかるエッチングの前に、スパッタリング法、CVD法等により表面保護膜65を形成する。これにより、かかるエッチングの際、犠牲層41、42の層間絶縁膜61、62となる部分を保護することができる。表面保護膜65の構成材料としては、例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、ポリイミド膜、エポキシ樹脂膜など、素子を水分、ゴミ、傷などから保護するための耐性を有するが挙げられ、特に、シリコン窒化膜が好適である。表面保護膜65の厚さは、特に限定されないが、例えば、500nm以上2000nm以下程度とされる。
[封止工程]
次に、図6(f)に示すように、被覆層641上に、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、Al、Cu、W、Ti、TiN等の金属膜等からなる封止層66をスパッタリング法、CVD法等により形成し、各細孔642を封止する。これより、空洞部Sが封止層66により封止され、積層構造体6を得る。
ここで、封止層66の厚さは、特に限定されないが、例えば、1000nm以上5000nm以下程度とされる。
[ダイヤフラム形成工程]
次に、シリコン層211の下面を必要に応じて研削した後、シリコン層211の下面の一部をエッチングにより除去(加工)することにより、図6(g)に示すように、凹部24を形成する。これにより、空洞部Sを介して被覆層641に対向するダイヤフラム部20が形成される。
前述したような凸部26を有するダイヤフラム部20を形成するには、例えば、凸部26の頂面となる部分に達する深さまで、ダイヤフラム部20の平面視形状に対応する平面視形状で一様にエッチングした後、凸部26となる部分を除くように環状をなす平面視形状で酸化シリコン層212が露出するまでエッチングをすればよい。
ここで、シリコン層211の下面の一部を除去する際、酸化シリコン層212がエッチングストップ層として機能する。これにより、ダイヤフラム部20の厚さを高精度に規定することができる。
なお、シリコン層211の下面の一部を除去する方法としては、ドライエッチングであっても、ウェットエッチング等であってもよい。
以上のような工程により、物理量センサー1を製造することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図7は、本発明の第2実施形態に係る物理量センサーのピエゾ抵抗素子(センサー素子)およびダイヤフラム部の凸部の配置を示す平面図である。図8は、図7に示すピエゾ抵抗素子を含むブリッジ回路を示す図である。
以下、本発明の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、センサー素子の配置および数が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。
図7に示す物理量センサー1Aは、ダイヤフラム部20に配置されている機能素子である複数のピエゾ抵抗素子5A(センサー素子)を備えている。複数のピエゾ抵抗素子5Aは、ダイヤフラム部20の外周部に配置されている複数のピエゾ抵抗素子5a、5b、5c、5dと、ピエゾ抵抗素子5a、5b、5c、5dよりもダイヤフラム部20の内側に配置されている複数のピエゾ抵抗素子5e、5f、5g、5fと、で構成されている。
ここで、ピエゾ抵抗素子5e、5f、5g、5fは、平面視で、矩形をなす凸部26の各辺に対応して配置されている。前述したように、凸部26と他の部分との境界部付近において局所的に応力を生じさせることができる(図4(a)参照)。この応力は、ダイヤフラム部20の外周部に生じる応力と反対方向である。したがって、ピエゾ抵抗素子5e、5fは、平面視で、ピエゾ抵抗素子5a、5bの延びている方向に対して垂直な方向に沿って延びている。同様に、ピエゾ抵抗素子5g、5hは、平面視で、ピエゾ抵抗素子5c、5dの延びている方向に対して垂直な方向に沿って延びている。
このように配置されたピエゾ抵抗素子5e、5f、5g、5fは、ピエゾ抵抗素子5aとピエゾ抵抗素子5eとが互いに長手方向の一端部同士が、図示しない配線を介して直列に電気的に接続されている。同様に、ピエゾ抵抗素子5bとピエゾ抵抗素子5fとが直列に電気的に接続され、ピエゾ抵抗素子5cとピエゾ抵抗素子5gとが直列に電気的に接続され、ピエゾ抵抗素子5dとピエゾ抵抗素子5hとが直列に電気的に接続されている。
そして、ピエゾ抵抗素子5a、5b、5c、5d、5e、5f、5g、5hは、図8に示すように、ブリッジ回路70(ホイートストンブリッジ回路)を構成している。
以上のような物理量センサー1Aによれば、ダイヤフラム部20に配置されているピエゾ抵抗素子5Aの数が多いため、検出感度を向上させることができる。
以上説明したような第2実施形態によっても、天井部とダイヤフラム部20との接触を低減しつつ、検出感度を向上させることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図9は、本発明の第3実施形態に係る物理量センサーを示す断面図である。
以下、本発明の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、ダイヤフラム部の凸部の断面形状および基板の断面形状が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。
図9に示す物理量センサー1Bは、ダイヤフラム部20Bを有する基板2Bを備えている。この基板2Bには、開口側に向けて幅が拡がる凹部24Bが形成されており、これにより、薄肉化されたダイヤフラム部20Bが形成されている。
また、ダイヤフラム部20Bは、受圧面25側に突出している凸部26Bを有している。この凸部26Bは、先端側に向けて幅が狭くなる形状をなしている。
このように構成された基板2Bは、異方性エッチングを用いて簡単かつ高精度に形成することができる。
以上説明したような第3実施形態によっても、天井部とダイヤフラム部20Bとの接触を低減しつつ、検出感度を向上させることができる。
2.圧力センサー
次に、本発明の物理量センサーを備える圧力センサー(本発明の圧力センサー)ついて説明する。図10は、本発明の圧力センサーの一例を示す断面図である。
図10に示すように、本発明の圧力センサー100は、物理量センサー1と、物理量センサー1を収納する筐体101と、物理量センサー1から得た信号を圧力データに演算する演算部102とを備えている。物理量センサー1は、配線103を介して演算部102と電気的に接続されている。
物理量センサー1は、筐体101の内側に、図示しない固定手段により固定されている。また、筐体101には、物理量センサー1のダイヤフラム部20が、例えば大気(筐体101の外側)と連通するための貫通孔104を有している。
このような圧力センサー100によれば、貫通孔104を介してダイヤフラム部20が圧力を受ける。この受圧した信号を配線103を介して演算部に送信し、圧力データに演算する。この演算された圧力データは、図示しない表示部(例えば、パーソナルコンピューターのモニター等)を介して表示することができる。
3.高度計
次に、本発明の物理量センサーを備える高度計(本発明の高度計)の一例について説明する。図11は、本発明の高度計の一例を示す斜視図である。
高度計200は、腕時計のように、手首に装着することができる。また、高度計200の内部には、物理量センサー1(圧力センサー100)が搭載されており、表示部201に現在地の海抜からの高度、または、現在地の気圧等を表示することができる。
なお、この表示部201には、現在時刻、使用者の心拍数、天候等、様々な情報を表示することができる。
4.電子機器
次に、本発明の物理量センサーを備える電子機器を適用したナビゲーションシステムについて説明する。図12は、本発明の電子機器の一例を示す正面図である。
ナビゲーションシステム300には、図示しない地図情報と、GPS(全地球測位システム:Global Positioning System)からの位置情報取得手段と、ジャイロセンサーおよび加速度センサーと車速データとによる自立航法手段と、物理量センサー1と、所定の位置情報または進路情報を表示する表示部301とを備えている。
このナビゲーションシステムによれば、取得した位置情報に加えて高度情報を取得することができる。高度情報を得ることにより、例えば、一般道路と位置情報上は略同一の位置を示す高架道路を走行する場合、高度情報を持たない場合には、一般道路を走行しているのか高架道路を走行しているのかナビゲーションシステムでは判断できず、優先情報として一般道路の情報を使用者に提供してしまっていた。そこで、本実施形態に係るナビゲーションシステム300では、高度情報を物理量センサー1によって取得することができ、一般道路から高架道路へ進入することによる高度変化を検出し、高架道路の走行状態におけるナビゲーション情報を使用者に提供することができる。
なお、表示部301は、例えば液晶パネルディスプレイや、有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイなど、小型かつ薄型化が可能な構成となっている。
なお、本発明の物理量センサーを備える電子機器は、上記のものに限定されず、例えば、パーソナルコンピューター、携帯電話、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレーター等に適用することができる。
5.移動体
次いで、本発明の物理量センサーを適用した移動体(本発明の移動体)について説明する。図13は、本発明の移動体の一例を示す斜視図である。
図13に示すように、移動体400は、車体401と、4つの車輪402とを有しており、車体401に設けられた図示しない動力源(エンジン)によって車輪402を回転させるように構成されている。このような移動体400には、ナビゲーションシステム300(物理量センサー1)が内蔵されている。
以上、本発明の物理量センサー、圧力センサー、高度計、電子機器および移動体を図示の各実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
また、1つのダイヤフラム部に設けられるピエゾ抵抗素子(機能素子)の数は、前述した実施形態では4つまたは8つである場合を例に説明したが、これに限定されず、例えば、1つ以上3つ以下、5つ以上7つ以下、または、9つ以上であってもよい。また、ピエゾ抵抗素子の配置や形状等も前述した実施形態に限定されず、例えば、前述した実施形態において、ダイヤフラム部の中央部にもピエゾ抵抗素子を配置してもよい。
また、前述した実施形態では、ダイヤフラム部の撓みを検出するセンサー素子としてピエゾ抵抗素子を用いた場合を例に説明したが、かかる素子としては、これに限定されず、例えば、共振子であってもよい。
また、前述した実施形態では、SOI基板のシリコン層を用いてダイヤフラム部20の凸部を形成した場合を例に説明したが、シリコンの単結晶基板を用いて、凸部を有するダイヤフラム部を形成してもよい。また、ダイヤフラム部の凸部は、基板を加工して形成された平坦なダイヤフラム部に別体として接合したものであってもよい。
1‥‥物理量センサー
1A‥‥物理量センサー
1B‥‥物理量センサー
2‥‥基板
2B‥‥基板
3‥‥中間層
5‥‥ピエゾ抵抗素子
5A‥‥ピエゾ抵抗素子
5a‥‥ピエゾ抵抗素子
5b‥‥ピエゾ抵抗素子
5c‥‥ピエゾ抵抗素子
5d‥‥ピエゾ抵抗素子
5e‥‥ピエゾ抵抗素子
5f‥‥ピエゾ抵抗素子
5g‥‥ピエゾ抵抗素子
5h‥‥ピエゾ抵抗素子
6‥‥積層構造体
20‥‥ダイヤフラム部
20B‥‥ダイヤフラム部
21‥‥半導体基板
22‥‥絶縁膜
23‥‥絶縁膜
24‥‥凹部
24B‥‥凹部
25‥‥受圧面
26‥‥凸部
26B‥‥凸部
41‥‥犠牲層
42‥‥犠牲層
61‥‥層間絶縁膜
62‥‥配線層
63‥‥層間絶縁膜
64‥‥配線層
65‥‥表面保護膜
66‥‥封止層
70‥‥ブリッジ回路
100‥‥圧力センサー
101‥‥筐体
102‥‥演算部
103‥‥配線
104‥‥貫通孔
200‥‥高度計
201‥‥表示部
211‥‥シリコン層
211B‥‥シリコン層
212‥‥酸化シリコン層
213‥‥シリコン層
214‥‥配線
214a‥‥配線
214b‥‥配線
214c‥‥配線
214d‥‥配線
300‥‥ナビゲーションシステム
301‥‥表示部
400‥‥移動体
401‥‥車体
402‥‥車輪
641‥‥被覆層
642‥‥細孔
h‥‥高さ
P‥‥圧力
S‥‥空洞部
T‥‥厚さ
t‥‥厚さ
W1‥‥幅
W2‥‥幅

Claims (12)

  1. 受圧により撓み変形するダイヤフラム部を有する基板と、
    前記ダイヤフラム部の一方の面側に配置されていて歪みにより電気信号を出力するセンサー素子と、
    前記基板の前記一方の面側に前記基板の平面視で前記センサー素子を囲んで配置されている壁部と、
    前記壁部に対して前記基板とは反対側に配置されていて内部空間を前記壁部とともに構成している天井部と、
    を備え、
    前記ダイヤフラム部は、前記内部空間とは反対側に厚さ方向に突出していて前記平面視で前記センサー素子と並んでいる凸部を有することを特徴とする物理量センサー。
  2. 前記基板の厚さが前記凸部の高さよりも大きい請求項1に記載の物理量センサー。
  3. 前記平面視で前記凸部が前記ダイヤフラム部の中央部にある請求項1または2に記載の物理量センサー。
  4. 前記平面視で前記ダイヤフラム部の外形形状と前記凸部の外形形状が相似である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の物理量センサー。
  5. 前記平面視で前記凸部の幅が前記ダイヤフラム部の幅に対して25%以上50%以下の範囲内にある請求項1ないし4のいずれか1項に記載の物理量センサー。
  6. 前記凸部の側面は、前記ダイヤフラム部の厚さ方向に沿っている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の物理量センサー。
  7. 前記内部空間が密閉されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の物理量センサー。
  8. 前記センサー素子がピエゾ抵抗素子である請求項1ないし7のいずれか1項に記載の物理量センサー。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の物理量センサーを備えることを特徴とする圧力センサー。
  10. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の物理量センサーを備えることを特徴とする高度計。
  11. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の物理量センサーを備えることを特徴とする電子機器。
  12. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の物理量センサーを備えることを特徴とする移動体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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