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JP2016088385A - ハイブリッド車 - Google Patents

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光正 福村
Mitsumasa Fukumura
光正 福村
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Abstract

【課題】モータを大型化することなく、EV走行時の走行性能をより向上させる。
【解決手段】ハイブリッド自動車20は、エンジン22と、入力軸31に回転子が接続されたモータMG1と、出力軸32に回転子が接続されたモータMG2と、入力軸31と出力軸32とを継断するクラッチCL1と、エンジン22のクランクシャフト26と入力軸31とを継断するクラッチCL2とを備える。これにより、EV走行モードとして、モータMG2からの駆動力を出力軸32に出力可能な1モータEVモードに加えて、モータMG1およびモータMG2の双方からの駆動力を出力軸32に出力可能な2モータEVモードも選択することが可能となる。この結果、モータMG2を大型化することなく、EV走行モード時の走行性能をより向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハイブリッド車に関し、詳しくは、エンジンと、第1モータと、第2モータと、バッテリと、クラッチとを備えるハイブリッド車に関する。
従来、この種のハイブリッド車としては、エンジンと、エンジン軸(入力軸)にモータ軸が機械的に接続された第1モータと、車軸に連結されたカウンタ軸(出力軸)にモータ軸が機械的に接続された第2モータと、エンジン軸(入力軸)とカウンタ軸(出力軸)とを継断してエンジン軸の動力をカウンタ軸に伝達可能なクラッチと、第1モータおよび第2モータと電力をやり取りするバッテリと、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−284991号公報
上述したハイブリッド車では、クラッチの係合と解放とを切り替えることにより複数の走行モードの中から1つを選択して走行する。ここで、ハイブリッド車が選択可能な走行モードとしては、パラレルHVモードと、シリーズHVモードと、EVモードとがある。パラレルHVモードは、クラッチを係合することにより選択することができ、エンジンと第1モータと第2モータとを出力軸に接続してエンジンと第1モータと第2モータからの駆動力を出力軸に出力可能なモードである。シリーズHVモードは、クラッチを解放することにより選択することができ、出力軸からエンジンと第1モータとを切り離してエンジンの動力を用いて第1モータで発電すると共に発電した電力を用いて第2モータからの駆動力を出力軸に出力可能なモードである。また、EVモードは、クラッチを解放することにより選択することができ、エンジンの運転を停止し、バッテリからの電力を用いて第2モータからの駆動力を出力軸に出力可能なモードである。
しかしながら、上述したハイブリッド車は、EVモード時には、2つのモータを有していながら、第2モータからしか出力軸に駆動力を出力することができない。このため、EVモード時の走行性能を確保するためには、第2モータを大型化する必要が生じる。第2モータを大型化すると、特に、軽負荷時に第2モータの動作点が効率の高い領域から外れやすくなり、第2モータの効率が悪化し、ひいては車両全体の効率が悪化してしまう。
本発明のハイブリッド車は、モータを大型化することなく、EVモード時の走行性能をより向上させることを主目的とする。
本発明のハイブリッド車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド車は、
入力軸に動力を出力可能なエンジンと、前記入力軸にモータ軸が機械的に接続された第1モータと、車軸に連結された出力軸にモータ軸が機械的に接続された第2モータと、前記第1モータおよび前記第2モータと電力をやり取りするバッテリと、前記入力軸と前記出力軸とを継断して該入力軸の動力を該出力軸に伝達可能な第1クラッチと、を備えるハイブリッド車であって、
前記エンジンのエンジン軸と前記入力軸とを継断する第2クラッチ
を備えることを要旨とする。
この本発明のハイブリッド車では、エンジンと、入力軸に機械的に接続された第1モータと、車軸に連結された出力軸に機械的に接続された第2モータと、を備えるものにおいて、入力軸と出力軸とを継断する第1クラッチと、エンジン軸と入力軸とを継断する第2クラッチとを設ける。これにより、第1クラッチを係合し第2クラッチを解放することで、エンジン軸を入力軸から切り離して、第1モータと第2モータの双方からの駆動力を出力軸に出力可能な2モータEVモードを実現することができる。これにより、第2クラッチを備えない構成、即ちエンジン軸と入力軸とが直結されたハイブリッド車のようにEVモード時に第2モータからしか出力軸に駆動力を出力できないものに比して、出力軸に出力可能な最大駆動力を高めることができる。この結果、第2モータを大型化することなく、EVモード時の走行性能をより向上させることができる。ここで、「クラッチ」には、摩擦クラッチや噛み合いクラッチ(ドグクラッチ)、電磁クラッチなどが含まれる。
本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 クラッチCL1,CL2の係合状態と走行モードとの対応関係を示す説明図である。 シリーズHVモードと2モータEVモードと1モータEVモードの各駆動力線図の一例を示す説明図である。 変形例のハイブリッド自動車20Bの構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、モータMG1と、モータMG2と、動力伝達機構30と、インバータ41,42と、バッテリ50と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、HVECUという)70と、を備える。
エンジン22は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されており、エンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により運転制御される。
エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。エンジンECU24には、エンジン22を運転制御するのに必要な各種センサ、例えば、クランクシャフト26の回転位置を検出する図示しないクランクポジションセンサからのクランクポジションなどが入力ポートを介して入力されている。また、エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御するための種々の制御信号が出力ポートを介して出力されている。
動力伝達機構30は、入力軸31と出力軸32とがクラッチCL1を内蔵するベルト機構33を介して接続され、入力軸31に入力された動力が出力軸32に伝達するよう構成されている。入力軸31には、エンジン22のクランクシャフト26がクラッチCL2を介して接続されると共にモータMG1の回転子43aがギヤ機構34を介して接続されている。これにより、クラッチCL2を係合した場合、エンジン22のクランクシャフト26とモータMG1の回転子43aとが機械的に接続され、モータMG1の回転子43aは、エンジン22の回転数に比例した回転数で回転することなる。また、入力軸31には、ギヤ機構35を介してオイルポンプ38も接続されている。尚、オイルポンプ38により圧送されるオイルは、動力伝達機構30の各部(ギヤ機構やクラッチ)の潤滑や冷却に用いられる。また、出力軸32には、ギヤ機構36を介してモータMG2の回転子44aが接続されると共にデファレンシャルギヤ62を介して駆動輪64a,64bに連結された車軸63a,63bが接続されている。
クラッチCL1は、本実施例では、湿式摩擦クラッチとして構成されており、入力軸31と出力軸32との継断を行なう。また、クラッチCL2は、本実施例では、湿式摩擦クラッチとして構成されており、エンジン22のクランクシャフト26と入力軸31との継断を行なう。
モータMG1は、例えば永久磁石が貼り付けられた回転子(ロータおよびロータシャフト)43aと三相コイルが巻回された固定子(ステータ)43bとを備える同期発電電動機として構成されており、上述したように、回転子43a(ロータシャフト)が動力伝達機構30の入力軸31に機械的に接続されている。モータMG2は、例えば永久磁石が貼り付けられた回転子(ロータおよびロータシャフト)44aと三相コイルが巻回された固定子(ステータ)44bとを備える同期発電電動機として構成されており、上述したように、回転子44a(ロータシャフト)が出力軸32に機械的に接続されている。モータMG1,MG2は、モータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40でインバータ41,42の図示しないスイッチング素子がスイッチング制御されることによって、バッテリ50からの直流電力が三相交流電力に変換されて三相コイルへ供給されることにより駆動する。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えば、モータMG1,MG2の回転子43a,44aの回転位置を検出する図示しない回転位置検出センサからの回転位置θm1,θm2、図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力ポートを介して入力されている。また、モータECU40からは、インバータ41,42の図示しないスイッチング素子へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。モータECU40は、HVECU70と通信しており、HVECU70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをHVECU70に出力する。
バッテリ50は、例えばリチウムイオン二次電池として構成されてインバータ41,42を介してモータMG1,MG2と電力をやりとりをする。バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧Vbやバッテリ50の出力端子に接続された電力ラインに取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流Ib,バッテリ50に取り付けられた図示しない温度センサからの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりHVECU70に送信する。また、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために、電流センサにより検出された充放電電流Ibの積算値に基づいてそのときのバッテリ50から放電可能な電力の容量の全容量に対する割合である蓄電割合SOCを演算している。
HVECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。HVECU70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。HVECU70は、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信可能に接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20では、アクセルペダル83の踏み込み量と車速Vとに基づいて走行に要求される要求トルクを設定し、設定した要求トルクに見合う駆動力が出力軸32に出力されるように、クラッチCL1,CL2の係合状態を切り替えて走行モードを選択し、エンジン22とモータMG1とモータMG2とを運転制御する。図2に、クラッチCL1,CL2の係合状態と走行モードとの対応関係の一例を示す。実施例のハイブリッド自動車20が選択可能な走行モードとしては、1モータEVモード(EV1)と、2モータEVモード(EV2)と、シリーズHVモード(HV1)と、パラレルHVモード(HV2)と、シリーズパラレルHVモード(HV3)とがある。
1モータEVモード(EV1)は、クラッチCL1を解放すると共にクラッチCL2を係合することにより選択することができ、エンジン22のクランクシャフト26とモータMG1の回転子43aとが出力軸32から切り離された状態となる。1モータEVモードの運転制御は、エンジン22とモータMG1の運転を停止し、バッテリ50からの電力を用いてモータMG2から要求トルクに見合う駆動力を出力軸32に出力するよう運転制御することにより行われる。
2モータEVモード(EV2)は、クラッチCL1を係合すると共にクラッチCL2を解放することにより選択することができ、エンジン22のクランクシャフト26が入力軸31から切り離されると共にモータMG1の回転子43aが出力軸32に接続された状態となる。2モータEVモードの運転制御は、エンジン22の運転を停止し、バッテリ50からの電力を用いてモータMG1からの駆動力とモータMG2からの駆動力とにより要求トルクに見合う駆動力を出力軸32に出力するよう運転制御することにより行われる。
シリーズHVモード(HV1)は、クラッチCL1を解放すると共にクラッチCL2を係合することにより選択することができ、エンジン22のクランクシャフト26とモータMG1の回転子43aとが出力軸32から切り離されると共にエンジン22のクランクシャフト26とモータMG1の回転子43aとが接続された状態となる。シリーズHVモードの運転制御は、エンジン22が効率よく動力を出力可能な動作点で運転されると共にエンジン22からの動力によりモータMG1が発電するよう運転制御し、モータMG1が発電した電力とバッテリ50からの電力とを用いてモータMG2から要求トルクに見合う駆動力を出力軸32に出力するよう運転制御することにより行われる。
パラレルHVモード(HV2)は、クラッチCL1およびクラッチCL2を共に係合することにより選択することができ、エンジン22のクランクシャフト26とモータMG1の回転子43aとが出力軸32に接続された状態となる。パラレルHVモードの運転制御は、モータMG1の運転を停止し、エンジン22からの動力に必要に応じてモータMG2からの駆動力を付加して要求トルクに見合う駆動力を出力軸32に出力するよう運転制御することにより行われる。また、蓄電割合SOCの低下によってバッテリ50の充電が要求されている場合には、要求トルクにより走行するために必要な動力とバッテリ50を充電するために必要な動力との和の動力がエンジン22から出力されると共に、エンジン22から出力された動力の一部を用いてモータMG1もしくはモータMG2が発電してバッテリ50を充電するよう運転制御する。
シリーズパラレルHVモード(HV3)は、パラレルHVモードと同様に、クラッチCL1およびクラッチCL2を共に係合することにより選択することができる。シリーズパラレルHVモードの運転制御は、エンジン22からの動力の一部を用いてモータMG1が発電すると共に残余の動力に基づく駆動力を出力軸32に出力し、モータMG1が発電した電力を用いてモータMG2から出力される駆動力とエンジン22からの残余の駆動力とにより要求トルクに見合う駆動力を出力軸32に出力するよう運転制御するモードである。
図3は、シリーズHVモードと2モータEVモードと1モータEVモードの各駆動力線図の一例を示す説明図である。尚、図3は、前進方向の駆動力の一例を示す。後進方向の駆動力線図については駆動力の符号が異なる点を除いて図3と同様であり、パラレルHVモードやシリーズパラレルHVモードの各駆動力線図については本発明の要旨をなさないため省略した。シリーズHVモードは、上述したように、エンジン22からの動力によりモータMG1で発電した電力とバッテリ50の電力とを用いてモータMG2から駆動力を出力するモードであるから、最大出力はエンジン出力とバッテリ出力の和の出力となり、最大トルクはモータMG2の最大トルクとなる。1モータEVモードは、上述したように、エンジン22とモータMG1の運転を停止し、バッテリ50の電力を用いてモータMG2から駆動力を出力するモードであるから、最大出力はバッテリ出力となり、最大トルクはモータMG2の最大トルクとなる。また、2モータEVモードは、上述したように、エンジン22の運転を停止し、バッテリ50の電力を用いてモータMG1からの駆動力とモータMG2からの駆動力とを出力するモードであるから、最大出力はバッテリ出力となり、最大トルクはモータMG1の最大トルクとモータMG2の最大トルクとの和のトルクとなる。
このように、2モータEVモードは、最大出力が1モータEVモードと同じであり、最大トルクが1モータEVモードよりも高いモードとなる。即ち、2モータEVモードは、1モータEVモードに比して、EV走行でカバーできる走行領域(図3中のハッチング領域で示す低回転数高トルク域)が拡大される。ここで、1モータEVモードも、2モータEVモードと同様に、モータMG1の回転子43aが出力軸32に接続されているから、モータMG1からの駆動力も出力軸32に出力可能であるが、モータMG1の回転子43aがエンジン22のクランクシャフト26に機械的に接続されているため、引き摺りによる損失が大きく、効率が極端に悪くなる。また、パラレルHVモードは、上述したように、エンジンからの駆動力とモータMG2からの駆動力とを出力軸32に出力可能であるが、エンジン22のクランクシャフト26と出力軸32(車軸63a,63b)が機械的に接続されるから、発進時などの低車速域で選択することはできない。したがって、2モータEVモードを選択可能とすることにより、低車速域での最大駆動力を高くすることができ、車両の走行性能、例えば、発進性能や登坂性能、段差乗り越え性能をより向上させることができる。また、2モータEVモードを追加することにより走行モードの選択の幅が広がるため、各走行モードのうち走行状態に基づいて最も効率の良い走行モードを選択することにより、燃費(電費)をより向上させることが可能となる。さらに、2モータEVモードは、上述したように、エンジン22のクランクシャフト26と入力軸31との間にクラッチCL2を設ければよいから、比較的簡易な構成により実現することができる。
以上説明した本実施例のハイブリッド自動車20は、エンジン22と、入力軸31に回転子43aが接続されたモータMG1と、車軸63a,63bに連結された出力軸32に回転子44aが接続されたモータMG2と、入力軸31と出力軸32とを継断して入力軸31の動力を出力軸32に伝達可能なクラッチCL1と、エンジン22のクランクシャフト26と入力軸31とを継断するクラッチCL2とを備える。これにより、クラッチCL2を追加するだけで、EV走行モードとして、モータMG2から出力軸32に駆動力を出力可能な1モータEVモードに加えて、モータMG1およびモータMG2の双方から出力軸32に駆動力を出力可能な2モータEVモードも選択することが可能となる。この結果、モータMG2を大型化することなく、EV走行モード時の走行性能をより向上させることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、クラッチCL1,CL2を湿式摩擦クラッチにより構成するものとしたが、これに限定されるものではなく、乾式摩擦クラッチや噛み合いクラッチ(ドグクラッチ)、電磁クラッチなど、如何なるタイプのクラッチを採用するものとしてもよい。図4に、クラッチCL1,CL2を噛み合いクラッチ(ドグクラッチ)により構成した変形例のハイブリッド自動車20Bの概略構成図を示す。この変形例のハイブリッド自動車20Bでは、図4に示すように、クラッチCL1は、入力軸31のベルト機構33とギヤ機構34との間に設けられ、クラッチCL2は、入力軸31のギヤ機構34とギヤ機構35との間に設けられている。
また、実施例のハイブリッド自動車20では、オイルポンプ38を入力軸31に機械的に接続するものとしたが、これに限定されるものではなく、モータMG1の回転子43aに機械的に接続するものとしてもよいし、出力軸32に機械的に接続するものとしてもよい。また、オイルポンプ38を、電動式ポンプとして構成することにより、動力伝達機構30から切り離すものとしてもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何など限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、30 動力伝達機構、31 入力軸、32 出力軸、33 ベルト機構、34,35,36 ギヤ機構、38、オイルポンプ、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43a,44a 回転子、43b,44b 固定子、50 バッテリ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、62 デファレンシャルギヤ、63a,63b 車軸、64a,64b 駆動輪、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(HVECU)、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、MG1,MG2 モータ、CL1,CL2 クラッチ。

Claims (1)

  1. 入力軸に動力を出力可能なエンジンと、前記入力軸にモータ軸が機械的に接続された第1モータと、車軸に連結された出力軸にモータ軸が機械的に接続された第2モータと、前記第1モータおよび前記第2モータと電力をやり取りするバッテリと、前記入力軸と前記出力軸とを継断して該入力軸の動力を該出力軸に伝達可能な第1クラッチと、を備えるハイブリッド車であって、
    前記エンジンのエンジン軸と前記入力軸とを継断する第2クラッチ
    を備えることを特徴とするハイブリッド車。
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