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JP2016080738A - 撮像装置、自動合焦方法 - Google Patents

撮像装置、自動合焦方法 Download PDF

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JP2016080738A JP2014208491A JP2014208491A JP2016080738A JP 2016080738 A JP2016080738 A JP 2016080738A JP 2014208491 A JP2014208491 A JP 2014208491A JP 2014208491 A JP2014208491 A JP 2014208491A JP 2016080738 A JP2016080738 A JP 2016080738A
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Abstract

【課題】多点TVAFにおいて、適切なAF枠位置を自動的に選択することで、撮影者の所望するフォーカス位置に、合焦駆動させることが出来る撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像手段と、撮像手段を介して取得した画像を表示する表示手段と、前記撮像部から入力された信号からコントラストを表すAF評価値を算出する手段と、前記撮像部から入力された画像を分割し、多点コントラストAF枠を設定する手段と、上記多点枠から設定された位置にピントが合うように合焦制御を行うオートフォーカス手段とを有する撮像装置において、深度内の最至近被写体を含むAF枠の評価値よりも、高い評価値を得られるAF枠があった場合に、後者AF枠の評価値に基づいて合焦させる手段を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像装置に関し、特にオートフォーカス(以下AF)技術に関する。
撮像装置において、撮像素子によって取得した撮像信号に含まれる高周波成分の差異(コントラスト) に基づいて被写体像の焦点状態を検出する、コントラスト検出方式のAF(以下TVAF)が知られている。TVAFでは、撮像素子からの信号に基づいて生成された映像信号の中から高周波成分を抽出する。そして、この高周波成分のレベルを所定のサンプリング間隔で観察して、高周波成分のレベルがピークに向かう方向に焦点調節レンズを駆動する方式である。TVAFでは、複数の焦点検出領域(以下AF枠)でこのTVAFを行い、最も適正と思われる領域に対して合焦する、多点TVAF を実施する物が知られている。また、多点TVAFでは、複数のAF枠の中から、合焦に用いるAF枠を選択する手法について、工夫がなされている。
特許文献1では、自動合焦動作を行う前に、あらかじめ検出された被写体の種類などに応じてAF枠を選択する手法を提案している。 特許文献2では、撮影者が手動で選択されたAF枠を用いて自動合焦動作を行い、撮影した後に、最もコントラストが高いAF枠を自動で選択し、自動合焦動作及び撮影を行う手法を提案している。特許文献3は、撮像素子に焦点検出用画素を設けて位相差検出機能を実現している。
特開2010−160297号公報 特開2005−079915号公報 特開2009−003122号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、特徴量抽出による被写体を検出する処理が必要であり、その分だけ時間を要する問題が考えられる。また、特許文献2では、撮影者が手動で設定したAF枠内の被写体が低コントラストであった場合に、合焦までに時間が掛かってしまう場合が考えられる。また、複数回撮影してしまう手間が掛かり、さらにその結果、所望する被写体では無い領域で合焦してしまう問題が考えられる。
そこで、本発明の目的は、多点TVAFにおいて、撮影者が所望するフォーカス位置に、合焦させることが出来る撮像装置および自動合焦手段を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、
撮像面に形成された被写体像を光電変換して画像信号を取得する撮像手段(122)と、
前記画像信号のコントラストを表すコントラスト評価値を算出することで、ピークとなる前記撮影レンズの位置を検出し、焦点検出を行う第1の焦点検出手段(127)と、
前記第1の焦点検出手段(127)が検出した前記ピーク位置に前記撮影レンズを移動させるように制御する制御手段(112)と、を有し、
前記画像信号の撮影領域内に予め設定された複数の焦点検出領域を設定し、各焦点検出領域において最至近の焦点位置を持つ焦点検出領域のコントラスト評価値が、予め設定された閾値を下回った場合に、前記最至近の焦点位置における前記撮影レンズの被写界深度内で、コントラスト評価値が最も高い焦点位置に、前記第1の制御手段(112)によって前記撮影レンズを移動させることを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、多点TVAFにおいて、撮影者の所望するフォーカス位置に、合焦させることが出来る。
本実施例のデジタルカメラ(撮像装置)のブロック図である。 本実施例1に係る動作を示すフローチャートである。 本実施例2に係る動作を示すフローチャートである。 本実施例3に係る動作を示すフローチャートである。 本実施例4に係る動作を示すフローチャートである。 本実施例1、2、3、4に係る図である。 本実施例2、4に係る図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
[実施例1]
図1は、本実施例のデジタルカメラ(撮像装置)のブロック図である。本実施例のデジタルカメラは交換レンズ式一眼レフカメラであり、レンズユニット100とカメラ本体120とを有する。レンズユニット100は図中央の点線で示されるマウントMを介して、カメラ本体120と接続される。
レンズユニット100は、第1のレンズ群101、第2のレンズ群102、フォーカスレンズ群(以下、フォーカスレンズ)103、及び駆動/制御系を有する。このようにレンズユニット100は、フォーカスレンズ103を含むと共に、被写体の像を形成する撮影レンズを有する。
第1レンズ群101は、レンズユニット100の先端に配置され、光軸方向OAに進退可能に保持される。フォーカスレンズ103は、光軸方向の進退により焦点調節を行う。駆動/制御系は、フォーカスアクチュエータ110、フォーカス駆動回路111、レンズMPU112、レンズメモリ113を有する。
フォーカスアクチュエータ110で、フォーカスレンズ104を光軸方向OAに進退駆動して焦点調節を行う。フォーカスアクチュエータ110は、フォーカスレンズ103の現在位置を検出する位置検出部としての機能が備わっている。
フォーカス駆動回路111は、焦点検出結果に基づいてフォーカスアクチュエータ110を駆動制御し、フォーカスレンズ103を光軸方向OAに進退駆動して焦点調節を行う。レンズMPU112は、撮影レンズに関わる全ての演算、制御を行い、フォーカス駆動回路111、レンズメモリ113を制御する。また、レンズMPU112は、現在のレンズ位置を検出し、カメラMPU124からの要求に対してレンズ位置情報を通知する。レンズメモリ113には自動焦点調節に必要な光学情報を記憶する。カメラ本体120は、光学的ローパスフィルタ121、撮像素子122、駆動/制御系を有する。
光学的ローパスフィルタ121と撮像素子122は、レンズユニット100からの光束によって被写体像を形成する撮像光学系として機能する。光学的ローパスフィルタ121は、撮像画像の偽色やモアレを軽減する。
撮像素子122はC−MOSセンサとその周辺回路で構成され、横方向m画素、縦方向n画素の受講ピクセル上に1つの光電変換素子が配置される。撮像素子122は、全画素独立出力が可能なように構成されている。また、一部または全ての画素が焦点検出用画素となっており、撮像面で位相差検出方式の焦点検出(撮像面位相差AF)が可能になっていても良い。
より具体的には、撮像素子122は、被写体の像を形成する撮影レンズの射出瞳の全域を通る光を各々が受光して被写体の像を生成する複数の撮影用画素を有する。また、撮像素子122は、各々が撮影レンズの射出瞳の一部の領域を通る光を受光する複数の焦点検出用画素を更に有する。複数の焦点検出用画素は全体として撮影レンズの射出瞳の全域を通る光を受光することができる。例えば、撮像素子122は、2行×2列の画素のうち、対角に配置される一対のG画素は撮影用画素として残し、R画素とB画素を焦点検出用画素に置き換える。
駆動/制御系は、撮像素子駆動回路123、画像処理回路125、カメラMPU124、表示器128、操作スイッチ(SW)群129、メモリ130、コントラスト(TVAF)焦点検出部127、撮像面位相差焦点検出部126を有する。
撮像素子駆動回路123は、撮像素子122の動作を制御するとともに、取得した画像信号をA/D変換してカメラMPU124に送信する。画像処理回路125は、撮像素子122が取得した画像のγ変換、カラー補間、JPEG圧縮などを行う。
カメラMPU(制御部、プロセッサ)124 は、カメラ本体120に係る全ての演算、制御を行う。カメラMPU124は、撮像素子駆動回路123、画像処理回路125、表示器128、操作SW129、メモリ130、コントラスト(TVAF)焦点検出部127を制御する。
カメラMPU124はマウントMの信号線を介してレンズMPU112と接続され、レンズMPU112に対してレンズ位置の取得や所定の駆動量でのレンズ駆動要求を発行したり、レンズユニット100に固有の光学情報を取得したりする。このため、カメラMPU124 は、像倍率変化が大きいレンズが装着された場合に、レンズMPU112からその情報を取得することができる。カメラMPU124には、諸パラメータを記憶するEEPROM124a、変数を記憶するRAM124b、カメラ動作を制御するプログラムを格納するROM124cが内蔵されている。
更に、カメラMPU124は、ROM124cに格納したプログラムにより図2に示す焦点検出処理を実行する。具体的には、カメラMPU124は、複数のAF枠においてコントラスト焦点検出部127が検出したAF評価値に基づき、AF枠を選択し、レンズMPU112に対し、合焦駆動命令を発行する。
表示器128はLCDなどから構成され、カメラの撮影モードに関する情報、撮影前のプレビュー画像と撮影後の確認用画像、焦点検出時の合焦状態表示画像などを表示する。
操作スイッチ群129は、電源スイッチ、レリーズ(撮影トリガ)スイッチ、ズーム操作スイッチ、撮影モード選択スイッチ等で構成される。メモリ130は、着脱可能なフラッシュメモリで、撮影済み画像を記録する。
コントラスト焦点検出部(第1焦点検出部)127は、画像処理回路125にて得られた画像情報のコントラスト成分によりTVAFを行う。TVAFは、焦点を検出する領域を規定する焦点検出枠(以下、AF枠)といわゆる山登り方式によってフォーカスレンズ103を移動してコントラスト(以下、AF評価値)がピークとなるフォーカスレンズ103の位置を検出する。
撮像面位相差焦点検出部(第2焦点検出部)126は、撮像素子122に埋め込まれた焦点検出用画素の像情報により位相差AF方式での焦点検出処理を行う。より具体的には、撮像面位相差焦点検出部126は、撮像光学系の一対の瞳領域を通過する光束により焦点検出用画素に形成される一対の像のずれ量と、前記像のずれ量に関する信頼度に基づいて撮像面位相差AFを行う。撮像面位相差AFの原理は、特許文献3の図5〜7、図16などにおいて説明されているものと同様である。
上述したように、カメラMPU124は、像倍率変化が大きいレンズが装着された場合に、レンズMPU112からその情報を取得することができる。そして、カメラMPU124はコントラスト焦点検出部127と交信することによってAF枠が所定領域よりも大きいかどうかを判断することができる。所定領域はEEPROM124aに予め格納されている。
カメラMPU124は、上記AF枠を所定領域内に複数設定することが出来る。所定領域は、EEPROM124aに予め格納されている。カメラMPU124は、コントラスト焦点検出部127と交信することによって、上記複数のAF枠のうち、AF評価値のピークを持ち、かつ最至近の被写体を含むものを判断することが出来る。また、そのAF評価値が所定値を超えていない場合、そのフォーカスレンズ103の位置に対し、所定の被写界深度内にAF評価値のピークを持つAF枠の中から、最も高いAF評価値のピークを持つAF枠を選択することが出来る。所定の被写界深度はカメラMPU124の演算によって算出される。
以下、図2を参照して、カメラMPU(プロセッサ)124が実行する焦点検出処理について説明する。図2において、Sはステップの略である。図2は、カメラMPU124が実行する、多点TVAFをする際の焦点検出処理を説明するためのフローチャートであり、ROM124cに格納されている。
ユーザーが操作SW129を操作することによってカメラMPU124は焦点検出処理
を開始する。まず、カメラMPU124は、コントラスト焦点検出部と交信することで、AF評価値を取得する(S201)。カメラMPU124は、TVAFによるAF評価値のピークを検出したかどうかを判断する。カメラMPU124は、AF評価値のピークを検出するまでTVAFを行う。カメラMPU124は、AF評価値のピークを検出したと判断すると、像信号に必要な補正を行った後、最至近の被写体を含むAF枠を選択する(S202)。
その後、カメラMPU124は、選択したAF枠がもつAF評価値のピークが、所定値を超えているか判断する。カメラMPU124は、AF評価値のピークが所定値を超えていないと判断すると(S203のNO)、所定の被写界深度内にAF評価値のピークを持つAF枠の中から、最も高いAF評価値のピークを持つAF枠を選択し(S204)、フローはS203に帰還する。
一方、カメラMPU124は、AF評価値のピークが所定値を超えていると判断すると(S203のYES)、AF評価値がピークとなるフォーカスレンズ103の位置に、フォーカスレンズ103を移動し、焦点検出処理を終了する。
従来の多点TVAFでは、S201、S202が行われ、次いで、S205が行われていたのに対して、本実施例では、S203、S204を行っている為、多点TVAFにおいて、撮影者が所望するフォーカス位置、すなわち被写体の、所望していると思われる部位を含むAF枠を選択することが出来る。
図6は、車の前面を被写体とした場合の画面に5×5のAF枠(AF枠601〜625)を設定した様子を示した図である。AF枠613は、車体のエンブレムを含むAF枠、AF枠617は、車体のうち、最も手前の部分を含んだAF枠とする。AF評価値のピークはAF枠613が被写界深度内で最も高く、また、AF枠617のAF評価値のピークは、前記所定値を下回っているとした場合、従来の手法では、AF枠617を選択してしまう場合があったが、本実施例ではAF枠613を選択する。
[実施例2]
次に、実施例2に関わる多点TVAFの動作について、以下の図3を参照して、カメラMPU(プロセッサ)124が実行する焦点検出処理について説明する。図3において、Sはステップの略である。図3は、カメラMPU124が実行する、多点TVAFを行う際の焦点検出処理を説明するためのフローチャートであり、ROM124cに格納されている。なお、デジタル一眼レフカメラの構成は図1と同様であるので、その説明は省略する。
ユーザーが操作SW129を操作することによってカメラMPU124は焦点検出処理を開始する。まず、カメラMPU124は、コントラスト焦点検出部と交信することで、AF評価値を取得する(S301)。
カメラMPU124は、TVAFによるAF評価値のピークを検出したかどうかを判断する。カメラMPU124は、AF評価値のピークを検出するまでTVAFを行う。カメラMPU124は、AF評価値のピークを検出したと判断すると、像信号に必要な補正を行った後、塊判定を行う(S302)。
塊判定とは、カメラMPU124が、複数のAF枠に対し分類を行うことである。具体的には、カメラMPU124が、フォーカスレンズ103の位置に応じた各AF枠におけるAF評価値の変化パターンから、各AF枠の分類を行い、分類したAF枠のまとまりをそれぞれ、1つの塊とする。
次に、カメラMPU124は、分類した各々の塊から、主被写体を含んでいると思われる塊を選択する処理を行う(S303)。具体的には、各々のAF枠の位置によって設定された所定値を、各々の塊ごとに加算し、その合計値が所定値を超えている塊の中から、最至近にAF評価値のピークを持つAF枠を含む塊を、主被写体として選択する。
カメラMPU124は、選択した塊の中の複数のAF枠の内、AF評価値のピークが最至近のものを選択する(S304)。カメラMPU124は、選択されたAF枠がもつAF評価値のピークが、所定値を超えているか判断する。カメラMPU124は、AF評価値のピークが所定値を超えていないと判断すると(S305のNO)、選択された前記塊のうち、所定の被写界深度内にAF評価値のピークを持つAF枠の中から、最も高いAF評価値のピークを持つAF枠を選択し(S306)、フローはS305に帰還する。
一方、カメラMPU124は、AF評価値のピークが所定値を超えていると判断すると(S305のYES)、AF評価値がピークとなるフォーカスレンズ103の位置に、フォーカスレンズ103を移動し、焦点検出処理を終了する。
本実施例でも、実施例1と同様に、撮影者が所望していると思われる部位を含むAF枠を選択できることに加え、S302、S303が行われていることで、多点TVAFにおいて、撮影者が所望するフォーカス位置、すなわち主被写体と思われる被写体の、所望していると思われる部位を含むAF枠を選択することが出来る。
図7は、車の前面と、樹木を被写体とした場合の画面に5×5のAF枠(AF枠701〜725)を設定した様子を示した図であり、また、車は樹木よりも手前にある。図7では、上記手法の塊判定により、AF枠705、710、715、720、725を、樹木を含む塊として、AF枠711〜713、716〜718、721〜723を、車を含む塊として識別し、両塊の、各々のAF枠の位置によって設定された所定値を加算した合計値は、どちらも前記所定値を超えているとする。また、AF枠722を、最至近にAF評価値のピークを持つAF枠とする。本実施例では、最至近にAF評価値のピークを持つAF枠722を含む塊を主被写体とし、実施例1と同様にAF枠717を選択することが出来る。
[実施例3]
次に、実施例3に関わる多点撮像面位相差AFの動作について、以下の図4を参照して、カメラMPU(プロセッサ)124が実行する焦点検出処理について説明する。図3において、Sはステップの略である。図4は、カメラMPU124が実行する、多点撮像面位相差AFを行う際の焦点検出処理を説明するためのフローチャートであり、ROM124cに格納されている。なお、デジタル一眼レフカメラの構成は図1と同様であるので、その説明は省略する。
ユーザーが操作SW129を操作することによってカメラMPU124は焦点検出処理
を開始する。まず、カメラMPU124は、撮像面位相差焦点検出部と交信することで、像情報を取得する(S401)。カメラMPU124は、撮像面位相差AFによる合焦位置を検出したかどうかを判断する。カメラMPU124は、合焦位置を検出するまで撮像面位相差AFを行う。カメラMPU124は、合焦位置を検出したと判断すると、像信号に必要な補正を行った後、最至近の被写体を含むAF枠を選択する(S402)。その後、カメラMPU124は、選択したAF枠がもつ像ずれ量の信頼度が、所定値を超えているか判断する。本実施例において、カメラMPU124は、例えば一対の像の一致度や、コントラストなどに基づいて、像ずれ量の信頼度を評価する。
カメラMPU124は、像ずれ量の信頼度が所定値を超えていないと判断すると(S403のNO)、所定の被写界深度内に合焦位置を持つAF枠の中から、最も高い像ずれ量の信頼度を持つAF枠を選択し(S404)、フローはS403に帰還する。
一方、カメラMPU124は、像ずれ量の信頼度が所定値を超えていると判断すると(S403のYES)、合焦位置となるフォーカスレンズ103の位置に、フォーカスレンズ103を移動し、焦点検出処理を終了する。
従来の多点撮像面位相差AFでは、S401、S402が行われ、次いで、S405が行われていたのに対して、本実施例では、S403、S404を行っており、多点撮像面位相差AFにおいて、撮影者が所望するフォーカス位置、すなわち被写体の、所望していると思われる部位を含むAF枠を選択することが出来る。
図6は、車の前面を被写体とした場合の画面に5×5のAF枠(AF枠601〜625)を設定した様子を示した図である。AF枠613は、車体のエンブレムを含むAF枠、AF枠617は、車体のうち、最も手前の部分を含んだAF枠とする。像ずれ量の信頼度はAF枠613が被写界深度内で最も高く、また、AF枠617の像ずれ量の信頼度は、前記所定値を下回っているとした場合、従来の手法では、AF枠617を選択してしまう場合があったが、本実施例ではAF枠613を選択する。
[実施例4]
次に、実施例4に関わる多点撮像面位相差AFの動作について、以下の図5を参照して、カメラMPU(プロセッサ)124が実行する焦点検出処理について説明する。図5において、Sはステップの略である。図5は、カメラMPU124が実行する、多点撮像面位相差AFを行う際の焦点検出処理を説明するためのフローチャートであり、ROM124cに格納されている。なお、デジタル一眼レフカメラの構成は図1と同様であるので、その説明は省略する。
ユーザーが操作SW129を操作することによってカメラMPU124は焦点検出処理を開始する。まず、カメラMPU124は、撮像面位相差焦点検出部と交信することで、像情報を取得する(S501)。カメラMPU124は、合焦位置を検出するまで撮像面位相差AFを行う。カメラMPU124は、合焦位置を検出したと判断すると、像信号に必要な補正を行った後、塊判定を行う(S502)。
塊判定とは、カメラMPU124が、複数のAF枠に対し分類を行うことである。具体的には、カメラMPU124が、合焦位置に応じて各AF枠の分類を行い、分類したAF枠のまとまりをそれぞれ、1つの塊とする。
次に、カメラMPU124は、分類した各々の塊から、主被写体を含んでいると思われる塊を選択する処理を行う(S503)。具体的には、各々のAF枠の位置によって設定された所定値を、各々の塊ごとに加算し、その合計値が所定値を超えている塊の中から、最至近に合焦位置を持つAF枠を含む塊を、主被写体として選択する。
カメラMPU124は、選択した塊の中の複数のAF枠の内、合焦位置が最至近のものを選択する(S504)。カメラMPU124は、選択されたAF枠が持つ像ずれ量の信頼度が、所定値を超えているか判断する。カメラMPU124は、AF枠が持つ像ずれ量の信頼度が所定値を超えていないと判断すると(S505のNO)、選択された前記塊のうち、所定の被写界深度内に合焦位置を持つAF枠の中から、最も高い像ずれ量の信頼度を持つAF枠を選択し(S506)、フローはS505に帰還する。
一方、カメラMPU124は、像ずれ量の信頼度が所定値を超えていると判断すると(S505のYES)、合焦位置に、フォーカスレンズ103を移動し、焦点検出処理を終了する。
本実施例でも、実施例3と同様に、撮影者が所望していると思われる部位を含むAF枠を選択できることに加え、S502、S503が行われていることで、多点撮像面位相差AFにおいて、撮影者が所望するフォーカス位置、すなわち主被写体と思われる被写体の、所望していると思われる部位を含むAF枠を選択することが出来る。
図7は、車の前面と、樹木を被写体とした場合の画面に5×5のAF枠(AF枠701〜725)を設定した様子を示した図であり、また、車は樹木よりも手前にある。図7では、上記手法の塊判定により、AF枠705、710、715、720、725を、樹木を含む塊として、AF枠711〜713、716〜718、721〜723を、車を含む塊として識別し、両塊の、各々のAF枠の位置によって設定された所定値を加算した合計値は、どちらも前記所定値を超えているとする。また、AF枠722を、最至近に合焦位置を持つAF枠とする。本実施例では、最至近に合焦位置を持つAF枠722を含む塊を主被写体とし、実施例1と同様にAF枠717を選択することが出来る。
[実施例5]
前記実施例1〜4について、TVAFと撮像面位相差AFとを組み合わせて行う、ハイブリッド焦点検出手段(ハイブリッドAF)を行っても良い。
ハイブリッドAFを用いることで、前記実施例の効果に加え、それぞれのAF手段のデメリットなどを補完し合うことが出来る。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
撮像装置は、被写体の撮像に適用することができる。
100 レンズユニット、103 フォーカスレンズ群、112 レンズMPU、
120 カメラ本体、122 撮像素子、124 カメラMPU、
124a EEPROM、124c ROM、126 撮像面位相差焦点検出部、
127 TVAF焦点検出部、129 操作SW

Claims (4)

  1. 撮像面に形成された被写体像を光電変換して画像信号を取得する撮像手段(122)と、
    前記画像信号のコントラストを表すコントラスト評価値を算出することで、ピークとなる前記撮影レンズの位置を検出し、焦点検出を行う第1の焦点検出手段(127)と、
    前記第1の焦点検出手段(127)が検出した前記ピーク位置に前記撮影レンズを移動させるように制御する制御手段(112)と、を有し、
    前記画像信号の撮影領域内に予め設定された複数の焦点検出領域を設定し、各焦点検出領域において最至近の焦点位置を持つ焦点検出領域のコントラスト評価値が、予め設定された閾値を下回った場合に、前記最至近の焦点位置における前記撮影レンズの被写界深度内で、コントラスト評価値が最も高い焦点位置に、前記第1の制御手段(112)によって前記撮影レンズを移動させることを特徴とする撮像装置。
  2. 複数の焦点検出領域に対し、前記第1の検出手段(127)によって得られた焦点位置に応じてグループ分けを行なった後に、前記第1の検出手段(127)によって得られた、最至近の焦点位置を含むグループを選択し、前記選択されたグループに含まれる最至近の焦点位置のコントラスト評価値が予め設定された閾値を下回った場合に、前記選択されたグループに含まれ、且つ前記最至近の焦点位置における前記撮影レンズの被写界深度内に含まれる、前記焦点検出手段(127)によって検出された焦点位置のうち、コントラスト評価値が最も高い焦点位置に、前記制御手段(112)によって前記撮影レンズを移動させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 各々が撮影レンズの射出瞳の一部の領域を通る光を受光する複数の画素を有し、前記撮影レンズを介して得られる被写体像を光電変換して画像信号を取得する撮像手段(122)と、
    前記複数の画素に形成される一対の像のずれ量を検出することによって焦点検出を行う第2の焦点検出手段(126)と、
    前記第2の焦点検出手段(126)が検出した前記焦点位置に前記撮影レンズを移動させるように制御する制御手段 (112) と、を有し、
    前記設定された複数の焦点検出領域において最至近の焦点位置を持つ焦点検出領域の、前記第2の検出手段(126)によって得られた像ずれ量の信頼度が、予め設定された閾値を下回った場合に、前記最至近の焦点位置における前記撮影レンズの被写界深度内で、前記第2の検出手段(126)によって得られた像ずれ量の信頼度が最も高くなる焦点位置に、前記制御手段(112)によって前記撮影レンズを移動させることを特徴とする撮像装置。
  4. 前記複数の画素に形成される一対の像のずれ量を検出することによって焦点検出を行う第2の焦点検出手段(126)と、
    前記第2の焦点検出手段(126)が検出した前記焦点位置に前記撮影レンズを移動させるように制御する制御手段(112)と、を有し、
    複数の焦点検出領域に対し、前記第2の検出手段(126)によって得られた焦点位置に応じてグループ分けを行なった後に、前記第2の検出手段(126)によって得られた、最至近の焦点位置を含むグループを選択し、前記選択されたグループに含まれる最至近の焦点位置の、前記第2の検出手段(126)によって得られた像ずれ量の信頼度が予め設定された閾値を下回った場合に、前記選択されたグループに含まれ、且つ前記最至近の焦点位置における前記撮影レンズの被写界深度内に含まれる、前記焦点検出手段(126)によって検出された焦点位置のうち、前記第2の検出手段によって得られた像ずれ量の信頼度が最も高い焦点位置に、前記制御手段(112)によって前記撮影レンズを移動させることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
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