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JP2016080740A - 光学機器のファインダ装置 - Google Patents

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JP2016080740A
JP2016080740A JP2014208493A JP2014208493A JP2016080740A JP 2016080740 A JP2016080740 A JP 2016080740A JP 2014208493 A JP2014208493 A JP 2014208493A JP 2014208493 A JP2014208493 A JP 2014208493A JP 2016080740 A JP2016080740 A JP 2016080740A
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Abstract

【課題】光学ファインダ像に電子ビューファインダの画像を重畳し、両者を同時に視認することが可能な光学機器、特に一眼レフレカメラにおいて、光学被写体像と電子画像の両方を同時に明瞭に視認可能となるファインダ装置を提供すること。
【解決手段】対物レンズの焦点状態を検出するための焦点検出板と液晶パネルを有した光学機器において、液晶パネルを減光状態にした際、対物レンズの被写体像結像位置が液晶パネルの液晶面になるように対物レンズを駆動し、光学被写体像と電子撮影像を同時に同じ光路中にて視認可能とするファインダにおいて、撮影レンズの焦点状態を検出するための焦点検出板と液晶パネルを有し、過去に撮像された被写体の電子撮影像と光学被写体像とを併せて視認する際は、液晶パネルを減光状態とすると共に、撮影レンズの被写体光学像結像位置が液晶パネルの液晶面となるように撮影レンズを一定量駆動することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラ等の光学機器のファインダに関するものであり、光学ファインダ像に電子ビューファインダの画像を重畳し、両者を同時に視認することが可能な光学機器、特に一眼レフカメラに関する。
近年では、一眼レフカメラタイプのカメラにおいても、撮像素子の連続的な撮影画像を外部表示部(ディスプレイ)に表示する、いわゆるライブビュー表示による静止画撮影、さらには動画撮影が可能となっている。その際、一眼レフカメラの光学ファインダに被写体光を導く主ミラーが撮影光路外に退避してしまうために、カメラの撮影者は光学ファインダ像を視認できなくなり、代わりにカメラ背面に配置された外部表示部で被写界像を見ることになる。
しかしながら、光学ファインダと外部表示部でカメラを覗く姿勢が変わるのは煩わしい上、外部表示部を見ながらの一眼レフカメラの撮影は、カメラを保持する腕の脇をしめることが難しく、手振れを起し易い不安定な姿勢となることがある。とりわけ三脚を使用しない手持ちでの望遠レンズ撮影は、非実用的なものであった。
この問題に対し、従来より光学ファインダと、電子ビューファインダの切り替えを可能とするカメラの提案がなされている。光学ファインダと、電子ビューファインダとが同じ光路において切り替えが可能となれば、電子ビューファインダを使用するライブビュー表示撮影、さらには動画撮影においてもカメラのファインダを覗く撮影者の姿勢は、通常の光学ファインダを用いた状態と変わらないため、カメラを理想的な構えで保持し、撮影を行うことが可能となる。
光学ファインダと電子ビューファインダの両方を、カメラの撮影者が観察可能とする構成として最も現実的な手段は、光学ファインダの一部材であるペンタプリズムの射出面と接眼レンズとの間にハーフミラー(ハーフプリズム)を配置し、光学ファインダの光路途中から電子ビューファインダの表示光路を導入するものが考えられる。
特許文献1においては、ファインダ光学像に電子ビューファインダ像を重畳表示するファインダ装置の提案がなされている。具体的には光学被写体光を減光するための液晶フィルタをファインダ光路中に配置して光学被写体像の明るさを減少させるとともに、一方では電子ビューファインダの表示パネルの輝度を変更することで重畳する電子画像の光量を変化させることが可能である。これによって電子画像の表示を行わない光学ファインダモード、光学画像に電子画像を重畳表示する重畳表示モード、過去に撮影した電子画像を読みだして、その画像のみを表示する画像確認モードといった各種表示状態モードに応じて最適なファインダ表示を実現できるとしている。
さらには、本発明を一眼レフカメラに適用した構成例も同文献の図3に示されており、減光用の液晶フィルタは撮影レンズの一次結像面であるフォーカッシングスクリーン(ピント板)近傍に配置してある。
特開2003−78785号公報
前記のように、特許文献1には、光学ファインダ像に電子ビューファインダの画像を重畳し、両者を同時に視認することが可能な一眼レフレカメラのファインダ構成例が示されている。
同公報では、
1.光学ファインダのみモード時
電子画像の表示を行わない光学ファインダモードにおいては、制御回路は撮像素子や信号処理回路を停止させる。これにより、電子画像表示機能は全面的に非動作状態となる。このとき、液晶フィルタを透過状態(透過率100%)にする。
2.畳表示モード時
光学画像に電子画像を重畳表示する重畳表示モードにおいては、撮像素子や信号処理回路等を連続動作させ、液晶モニタに動画を表示する。このとき、液晶フィルタを半透過状態(透過率50%)にする。さらには被写体の輝度が低い場合には光学画像が視認できなくなる場合も考えられる。逆に、50%の低下では不充分な場合も考えられる。そこで、被写体の輝度を測定し、その値に応じて透過率を変更すれば、常に安定したファインダ画像が得られる。また、バックライト光量を調節して、相対的にバランスをとるようにしても良い。
3.再生モード時
過去に撮影した電子画像を読み出して、その画像のみを表示する画像確認モードにおいては、撮像素子を停止させ、信号処理回路には画像メモリから一つ前に撮像した画像を読出し、液晶モニタに静止画を表示させる。このとき、液晶フィルタを不透過状態(透過率0%)にする。
以上のように、カメラの各種ファインダ表示モードに応じて、液晶フィルタからなる被写体光の減光手段の透過率を変化させ、液晶モニタのバックライト光量を変化させて、撮影者に最適なファインダ表示となるような制御について提案がなされている。
しかしながら、電子画像を光学像に重畳した際に、撮影レンズ一次結像面であるピント板近傍に配置した液晶フィルタを用いて光学被写体像の減光を行うと、該被写体像の結像状態はピント板よりも強い拡散状態にある液晶フィルタの方が支配的となり、液晶フィルタに写るピントボケの像を観察することになる。つまり撮影者は光学被写体像を明確に視認できなくなると言う問題があった。
そこで、本発明の目的は、光学ファインダ像に電子ビューファインダの画像を重畳し、両者を同時に視認することが可能な光学機器、特に一眼レフレカメラにおいて、明るい外光下においても光学被写体像と電子画像の両方を同時に明瞭に視認可能となるファインダ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、対物レンズの焦点状態を検出するための焦点検出板と、その近傍に配置された液晶パネルを有した光学機器において、前記液晶パネルを減光状態にした際、対物レンズの被写体像結像位置が前記液晶パネルの液晶面になるように前記対物レンズを駆動することを特徴とする。さらには光学被写体像と電子撮影像を同時に同じ光路中にて視認可能とするファインダにおいて、撮影レンズの焦点状態を検出するための焦点検出板と、その近傍に配置された液晶パネルを有し、過去に撮像された被写体の電子撮影像と光学被写体像とを併せて視認する際は、前記液晶パネルを減光状態とするとともに、前記撮影レンズの被写体光学像結像位置が前記液晶パネルの液晶面となるように撮影レンズを一定量駆動することを特徴とする。
本発明によれば、光学ファインダ像に電子ビューファインダの画像を重畳し、両者を同時に視認することが可能な一眼レフレカメラにおいて、明るい外光下においても光学被写体像と電子画像の両方を同時に明瞭に視認可能となるカメラのファインダ装置を提供することが可能となる。
ファインダ像表示シーケンス説明図 カメラの構成概略図 ファインダ部の構成概略図 (a)光学像観察時のファインダ光路説明図、(b)重畳表示観察時のファインダ光路説明図 カメラの電気ブロック図 ファインダ視野説明図 ライブビュー・動画撮影操作部材図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[実施例]
以下、本発明実施例の形態を図1から図7に基づいて詳細に説明する。なお、図1から図7において同一の要素部品には同じ番号がふってある。図2は本発明を適用したデジタル式一眼レフカメラの概略構成を示す図である。
図2において、101はCPU(中央演算処理装置)であり、本カメラの動作はこのCPU101により制御される。105は撮影レンズであり、撮影被写体光を撮像素子106上に結像させている。なお同図に書かれた撮影レンズ105は、便宜的に1枚のレンズ105aで表現しているが、実際には複数のレンズから成り立っている。
120は、撮影レンズ105の撮像素子106結像面と等価の結像面(一次結像面)に置かれた焦点検出板(以降ピント板と称する)であり、被写体像は主ミラー123で反射され、ピント板120上に一次結像する。撮影者はこの被写体像をファインダ光路変換手段であるペンタプリズム128、さらには接眼レンズ121を通じて見ることができる、いわゆるTTL方式の光学ファインダ構成となっている。
一方、主ミラー123は半透過ミラーとなっており、該主ミラー123を透過した一部の光束はサブミラー122を通じて焦点検出手段である焦点検出ユニット119に導かれ、周知の位相差検出方式の焦点検出動作を行う。焦点検出手段は撮影画面の複数の領域について焦点検出が可能となっている。130は複数の受光領域からなる測光センサであり、測光レンズ129によってピント板120に結像した被写体像を複数の領域に分けた各々の輝度を検出可能となっている。
撮影者がレリーズスイッチ114(図3に記載)を押すと、主ミラー126は撮影レンズ105の光路外に退避する。一方、撮影レンズ105によって集光された被写体光はフォーカルプレーンシャッタ133にてその光量制御がなされ、撮像素子106によって被写体像として光電変換処理表示された後、撮影済み画像として記録メディアに記録されるとともに、TFT方式ディスプレイの外部表示部113に撮影画像の表示がなされる。
これが通常の静止画撮影の基本動作であるが、本カメラはそれ以外にライブビュー撮影、および動画撮影も可能となっている。
光学ファインダを備えた一般的な一眼レフカメラでは、前述のように撮影時に主ミラー123が撮影レンズ105の光路外に退避すると前記光学ファインダは遮光状態になり、撮影被写体を見ることができなくなる。これに対し本実施例のカメラでは、光学ファインダ光路の途中に小型XGA(1024×768画素)サイズTFT表示パネルであるファインダ内部表示部124からなる電子ビューファインダを配置しているので、主ミラー123が撮影光路外に退避してもファインダ内部表示部124に表示された被写体像の確認が可能となっている。
つまり、光学ファインダを覗くのと同じファインダ光学系の中で電子画像による被写体観察を行うことができ、電子ビューファインダ(EVF)によるライブビュー撮影が可能となっている。
ライブビュー撮影では、主ミラー123を撮影光路から退避させ、シャッタ133の開放状態で撮像素子106が連続的に撮影被写体の撮像を行い、その画像を接眼検知センサ160の信号に基づいてカメラ背面部にあるTFTモニタである外部表示部113、または前記電子ビューファインダのファインダ内部表示部124のいずれかにおいて連続して被写体画像の表示を行う。撮影者はこの表示を観察しながら任意のタイミングでレリーズスイッチ114を押しこむことで静止画撮影を行うことができる。さらには該ライブビュー撮影状態から任意のタイミングで動画フォーマットへの変換、記録を行うのが動画撮影である。
図7はカメラの外装部に配置されたライブビュースイッチ140と、動画撮影スイッチ141を示している。ライブビュースイッチ140は回転式のスイッチであり、スイッチの突起部が撮影モードのアイコン142の位置にある時は、光学ファインダを用いた通常の静止画撮影モードであり、アイコン143の位置に突起部を移動させると、カメラの撮影モードはライブビュー撮影モードに設定される。またライブビュー撮影モード時に動画スタート・ストップスイッチ141を押すと、動画撮影・記録が開始され、再度該ボタンの押し直しで動画撮影は停止するようになっている。
次に、光学ファインダ、電子ビューファインダに関する具体的な構成について、以下詳細説明を行う。図3は図2におけるファインダ部の詳細拡大図である。
図3において、126はファインダ内部表示部124の像と光学ファインダ像を合成するための光路合成プリズムである。光路合成プリズム126は2枚の三角形プリズムの貼り合せでできており、一方の三角形プリズムの接合面である126aはハーフミラーになっている。
ファインダ内部表示部124に表示された画像は、ハーフミラー126aにてその一部の光が反射し、撮影者眼に入射する。ライブビュー撮影時、あるいは動画撮影時は、主ミラー123が撮影光路外に退避するため、撮影レンズ105からの被写体光は撮影者眼には到達しない。つまりファインダ内部表示部124に表示された撮像被写体像のみを撮影者は観察することができる。また撮影被写体からの光は、ハーフミラー126aにてその光量の一部が減衰するが、その多くの光は撮影者眼に到達する。
ここで、光学ファインダ被写体像の光量減を実用上問題なくするために、被写体光からの透過率を70%、内部表示部124からの表示光は30%の反射となるようにハーフミラー面126aの蒸着膜を設定し、電子ビューファインダの光量減衰分はファインダ内部表示部124のバックライトLEDの輝度を明るくすることで、光学ファインダ被写体光と電子ビューファインダの光量バランスをとっている。
光学ファインダは、撮影レンズ105によってピント板120に投影された被写体像を接眼レンズ121で拡大して見ているが、電子ビューファインダにおいても、接眼レンズ121は共用となっており、ピント板120とは光路長の異なる位置にあるファインダ内部表示部124との視度が一致するためのEVFレンズ125と、光路折り曲げ用のEVFミラー127が配置されている。なお接眼レンズ121は各種光学的な収差を抑えるために通常複数のレンズからなるが、ここでは便宜的に1枚のレンズで代用している。
以上の構成により、本カメラの撮影者は、通常の静止画撮影時には通常の光学ファインダにて被写体の観察を行うが、ライブビュー撮影、あるいは動画撮影時においても、光学ファインダを覗いていた同じ姿勢のままに、ファインダ内部表示部124による表示、いわゆる電子ビューファインダを用いた被写体観察が可能となっている。
また、撮像素子106にて連続的に撮像されている画像をファインダ内部表示部124に表示するか、外部表示部113に表示をするかは、カメラが自動的に選択を行うようになっている。撮影者がカメラのファインダを覗いているか否かを検知する接眼検知センサ160が接眼レンズ121近傍に設けられており、その出力に応じて、撮影者がカメラのファインダを覗いていると判断されれば撮影画像はファインダ内部表示部124に表示を行い、撮影者がカメラのファインダを覗いていないと判断される場合には、外部表示部113に画像表示を行うものである。
また、主ミラー123が撮影光路内に位置している場合、つまり静止画撮影の状態で光学式ファインダが有効になっている場合でも、ファインダ内部表示部124に焦点検出領域や、電池残量、ISO感度値といった撮影情報、さらには撮影済みの電子画像を撮影被写体の光学像に重畳させてスーパーインポーズ表示を行うことが可能である。
図6は光学ファインダの被写体像に、TFTパネルからなるファインダ内部表示部124の像を重畳表示させた際、撮影者が見ることのできるファインダ視野を示した例である。光学ファインダ視野内には、リアルタイムでの光学被写体像、ここではファインダ視野左の人物を視認することができるが、ファインダ内部表示部124に例えば直前に撮影した人物の電子画像、ここではファインダ視野右の人物を表示することで、現在の人物光学像と過去の人物電子画像を同時に視認することが可能である。
これによって露出制御値やホワイトバランスといった色彩の変更や、人物の表情確認を行うことで次回の撮影へのフィードバックが行えるようになる。また多重露光のフレーミングにも大変有効となる。さらに光学ファインダの視野範囲に対応した領域に焦点検出領域等の情報表示を行うとともに、ファインダ内部表示124のTFTパネルは一般的なXGAのアスペクト比4:3のパネルであるので、光学ファインダの視野範囲が3:2であれば、光学ファインダ像の視野一杯にその表示範囲を該一致させると被写体像表示範囲の下方に表示領域の余裕が生まれるので、そこにシャッタスピード、撮影レンズ105の絞り値、感度(いわゆるISO値)設定値等の撮影情報表示を行うことが可能である。
しかしながら、ファインダ内部表示部124は、TFTの透過率が一般には20%程度と低いこと、バックライトがLEDの拡散照明であり、さらには前記ハーフミラー126aによってファインダ内部表示部124の発光光量の30%しか撮影者眼に届かないことになるため、スーパーインポーズ表示の明るさを上げることに限界がある。例えば晴天時屋外等の高輝度被写体撮影においては、撮影被写体の光学ファインダ像に重畳表示させたファインダ内部表示124の表示は、明るい光学被写体像に埋もれてしまい視認性が低くなってしまうと言う問題がある。
つまり、カメラの高輝度被写体撮影においては、光学ファインダ被写体光のみを減光することができれば、相対的にファインダ内部表示部124の電子撮影画像を明瞭に視認することが可能となる。
そこで、図3に示すように、光学ファインダ被写体光を減光するために液晶パネルの一種であるPNLCD(光散乱型液晶)150を撮影被写体の一次結像面であるピント板120の近傍に配置し、撮影被写体像の明るさの減光量をPNLCD150の電圧制御で行うようにしている。このカメラの構成は、前記の特開2003−78785号公報にも提案されているものである。PNLCD150は、パネルの表裏面に反射防止コートを着け、駆動電圧5Vを負荷した非散乱状態における透過率が90%を超えるため、光学ファインダ被写体光本来の明るさをほとんど損なわないという利点がある。
一方、駆動電圧無負荷の散乱状態では透過率が約3%であり、透過状態から30分の1の減光、つまり被写体輝度値(BV値)にして約5段差分の光量減光制御が可能となる。
図4(a)は図3で説明した光学ファインダ構成において、被写体と被写体像との関係を模式的に書いたものである。前述のとおりピント板120は撮影レンズ105の結像位置である撮像素子106面と共役の一次結像面であり、撮影被写体のピント状態が分かるようになっている。
これに対し、図4(b)は、前記説明を行ったように光学ファインダ光路途中にTFTパネルからなるファインダ内部表示部124の像を重畳表示させることで、光学ファインダと電子ビューファインダを同時に視認可能なファインダ構成になっている。しかし光学被写体像が屋外等明るい環境下にある場合には、ファインダ内表示部124にて表示された撮影後の画像、あるいは焦点検出領域等の電子ビューファインダ像を確認しようとしても、該電子ビューファインダ像が光学ファインダ像の明るさに負けてその表示が見にくくなる。
そこで、PNLCD150を全面ベタ拡散状態にすると、撮影レンズ105から入射してくる光学ファインダ光が減光状態となるためにファインダ内部表示部124による電子撮影画像を視認し易くなる。この状況においては、ピント板120よりも強い拡散状態にあるPNLCD150の液晶面をカメラの撮影者は観察することになる。しかしながら光学ファインダの被写体像は当然ピント板120の位置に結像しているために、新たに出現した強い拡散面であるPNLCD150の液晶面に対してはピンボケの結像状態にある。つまり撮影者はぼやけた被写体像を光学ファインダで視認することになってしまう。
そこで、電子ビューファインダによるプレビュー表示を行う場合は、図4(b)に示すようにピント板120とPNLCD150のメカ光路長(下記 δ1+δ2)に対応した空気換算光路長(δa)だけ撮影レンズ105のピント位置を移動させる。そうすればPNLCD150の液晶面に光学被写体像が結像することとなり、撮影者は電子ビューファインダに表示された過去に撮影された被写体電子画像と、光学ファインダ像とを同時かつ、明瞭に視認可能となる。
ここで、δa=δ1+δ2(1/n)
δ1:ピント板120とPNLCD150の間隔(空気)
δ2:PNLCD150のピント板側のガラス厚み
実際には光学被写体像の位置が空気換算光路長分移動することになるので、ピント板120を見ていた状態から、PNLCD150の液晶面に撮影者の眼のピント位置が移動することになるが、この距離はせいぜい空気換算で0.5〜0.7mmであり、視度変化にすると0.2ディオプタ程度の量なので、撮影者は違和感を覚えることはほぼない。
図5は本実施例によるデジタルカメラの概略構成を示す電気ブロック図である。同図において、101は前述のCPU(中央演算処理装置)であり、その内部には不揮発性メモリであるEEPROM101aが構成されている。またCPU101には、制御プログラムを記憶しているROM(リードオンリーメモリ)102、RAM(ランダムアクセスメモリ)103、データ格納手段104、画像処理部108、表示制御部111、レリーズSW114、電源を供給するためのDC/DCコンバータ117がそれぞれ接続され、画像処理部108には撮像素子制御部107、さらに撮像素子106が接続されている。
撮像素子106は有効画素数約1000万画素(3888×2592画素)を有している。カメラ外装背面部、ファインダ内にそれぞれ設けられた外部表示部113、ファインダ内部表示部124は撮像素子106にて撮像された画像を縦横各々間引き処理された画像を表示することのできるTFTカラー液晶である。表示制御部111は、撮像素子106にて撮像された静止画像、動画像の外部表示部113、ファインダ内部表示部124への表示の駆動を行っている。
モータ制御部125は、前記CPU101の指示を受けてミラー駆動を始め、カメラ内部の複数のモータを制御している。またDC/DCコンバータ117には電池116から電源が供給されている。CPU101はROM102内の制御プログラムに基づいて各種制御を行う。これらの制御の中には、画像処理部108から出力された撮影画像信号を読み込み、RAM103へ転送を行う処理、同様にRAM103より表示制御部111へデータを転送する処理、また画像データをJPEG圧縮し、ファイル形式でデータ格納手段104へ格納する処理がある。
動画データの場合も同様な処理を経て、MOV形式のファイルに圧縮され、データ格納手段104へ格納される。さらにCPU101は、撮像素子106、撮像素子制御部107、画像処理部108、表示制御部111などに対してデータ取り込み画素数やデジタル画像処理の変更指示を行う。119は前述の焦点検出用の一対のラインCCDセンサを含んだ焦点検出制御部であり、ラインセンサから得た電圧をA/D変換し、CPUに送る。またCPU101の指示のもとに、焦点検出制御部119はラインセンサの蓄積時間とAGC(オートゲインコントロール)の制御も行う。
また、レリーズSW114の操作に伴う撮影動作の指示、各素子への電源の供給をコントロールするための制御信号をDC/DCコンバータ117に対して出力する等の様々な処理もCPU101の制御の基に行われている。RAM103は画像展開エリア103a、ワークエリア103b、VRAM103c、一時退避エリア103dを備えている。画像展開エリア103aは、画像処理部108より送られてきた撮影画像(YUVデジタル信号)やデータ格納手段104から読み出されたJPEG圧縮画像データを一時的に格納するためのテンポラリバッファとして、または画像圧縮処理、解凍処理のための画像専用ワークエリアとして使用される。
ワークエリア103bは各種プログラムのためのワークエリアである。VRAM103cは表示部113へ表示する表示データを格納するVRAMとして使用される。また一時退避エリア103dは各種データを一時退避させるためのエリアである。データ格納手段104は、CPU101によりJPEG圧縮された撮影画像データ、あるいはMOV形式動画像データをファイル形式で格納しておくためのフラッシュメモリである。
撮像素子106は、CPU101からの解像度変換指示に従って、水平方向および垂直方向の間引き画素データの出力が可能である。撮像素子制御部107は、撮像素子106に転送クロック信号やシャッタ信号を供給するためのタイミングジェネレータ、CCD出力信号のノイズ除去、ゲイン処理を行うための回路、さらに、アナログ信号を10ビットデジタル信号に変換するためのA/D変換回路を有しており、さらには外部表示部113、ファインダ内部表示部124にライブビュー表示を行うために、CPU101からの解像度変換指示に従って、画素間引き処理を行うための回路等を含んでいる。
また、画像処理部108は、撮像素子制御部107より出力された10ビットデジタル信号をガンマ変換、色空間変換、また、ホワイトバランス、フラッシュ補正等の画像処理を行い、YUV(4:2:2)フォーマットの8ビットデジタル信号出力を行うものである。表示制御部111は、画像処理部108から転送されたYUVデジタル画像データ、あるいはデータ格納手段104の画像ファイルに対してJPEGの解凍を行ったYUVデジタル画像データを受け取り、RGBデジタル信号へ変換した後、外部表示部113、あるいはファインダ内部表示部124へ出力する処理を行う。
さらに、CPU101は、撮影者がカメラのファインダを覗いているか否かを検知する接眼検知センサ160、ファインダ内部表示部124の表示輝度を決めるバックライトであるLEDの電流制御、光学ファインダ被写体光の光量を制御する減光手段であるPNLCD150の透過率を変える電圧制御を行っている。
レリーズSW114は、撮影動作の開始を指示するためのものである。このレリーズSW114は不図示のカメラ操作部材であるレリーズボタンの押下圧によって2段階のスイッチポジションを有しており、1段目のポジション(SW1 ON)の検出で、ホワイトバランス、測光等のカメラ設定のロック動作が行われ、2段目のポジション(SW2 ON)の検出で、被写体画像信号の取り込み動作が行われる。測光制御部132は、CPU101の指示に従って、測光センサ130を駆動制御し、被写体輝度信号を取り込み、CPU101にデータを送る。
基本的な測光動作としては、測光センサ130の受光面の画素において発生した輝度信号はCPU101にて各々A/D変換が行われ、各々8ビットのデジタル信号となる。これに撮影レンズの明るさを示すFno.(実効Fno.)の値の補正、センサ出力信号のバラツキ補正(レベル・ゲインの調整)、さらには撮影レンズ105から送られてくる情報等から測光補正が行われ、最終的に被写界輝度信号値を得ることができる。これらの情報に基づいてカメラの最適露出演算が行われ、カメラのシャッタスピード、撮影レンズの絞りを最適に制御することで最適な露光を得ることができる。
また、116はリチャージャブルの2次電池あるいは乾電池であり、DC/DCコンバータ117は、電池116からの電源供給を受け、昇圧、レギュレーションを行うことにより複数の電源を作り出し、CPU101を初めとする各素子に必要な電圧の電源を供給している。このDC/DCコンバータ117は、CPU101からの制御信号により、各々の電圧供給の開始、停止を制御できるようになっている。
次に、本発明を適用したカメラ全体の動作として、光学ファインダと電子ビューファインダ、そして減光手段であるPNLCD150、さらには撮影レンズ105の制御動作について図1のフローチャートを用いて説明を行う。
図1のステップS400において、カメラの電源が投入される。続いてステップS401において、撮影者がレリーズスイッチ114の第一段スイッチであるSW1を入力しているか否かの判定が行われ、入力が受け付けられた場合には、ステップS402にて公知の焦点検出動作が実行される。つまりカメラ内部にて位相差検出演算が行われ、撮影レンズ105が演算結果に基づいて所定量移動することによって、主被写体に対して合焦動作がなされる。ステップS403では正しく合焦動作が実行されたか否かの判定が行われ、非合焦であればファインダ内に非合焦の表示を行い、再度撮影者がSW1スイッチを入力するのを待つ。
合焦が確認された場合は、ファインダ内に合焦表示を行い、ステップS404のSW2判定に移行する。撮影者がレリーズスイッチ114の第二段スイッチであるSW2を入力しているか否かの判定が行われ、入力が受け付けられた場合には、ステップS405にて公知の撮像動作が実行される。SW2の信号が確認できない場合はステップS401に戻ってSW1の信号を待つ。ステップS405で撮像動作が実行されると同時に、ステップS406ではカメラがEVFプレビューモードに設定されているか否かの判定が行われる。
ここで、EVFプレビューモードとは、撮影後の画像を電子ビューファインダにて表示を行うモードのことを意味し、リアルタイムに見えている光学被写体像と比較することができるため、多重露光撮影を行う場合、また露出補正、色調・ホワイトバランス設定を変更する場合に有効なモードである。このモードを設定するには、表示部メニュー操作にて設定をONにするか、カメラ外観部の専用ボタンで設定するようにしても良い。
ステップS406にてEVFプレビューモードに設定されていない場合は、ステップS408にて外部表示部113に撮影後の画像を表示する。一方EVFプレビューモードであることが確認されたら、ステップS407において被写体光減光のためにPNLCD150の電源がOFFされPNLCD150は遮光状態となる。さらにステップS409にて、現在撮影レンズ105が合焦している状態から、ピント板120とPNLCD150の空気換算光路長差であるδaだけその合焦位置が変化するように撮影レンズ105を駆動させる。
つまり、光学被写体像はピント板120からPNLCD150の液晶面に結像することとなる。この状態でステップS410ではファインダ内部表示部124に撮影後の電子撮影画像を表示する。つまり撮影者は減光がなされ、かつピントの合った光学被写体像と、撮影後の電子撮影画像との両方をファインダで視認できるようになる。ここでは省略したが、所定のタイマー時間が経過すると、ステップS411では撮影レンズ105を駆動して被写体像のピント位置をもとのピント板120上に戻し、PNLCD150の電源をONし、PNLCD150を透過状態とし、ステップS412にてファインダ内表示部124の表示を消灯する。
ただし、前記ライブビュースイッチ140をONすることで連続的な動画の撮像・表示を行うライブビュー撮影モードでは、主ミラー123が撮影光路から退避し、光学ファインダは機能しなくなるため、当然上記シーケンスは適用外となり、撮影された動画像は、接眼検知センサ160の出力判定によってファインダ内表示部124、あるいは外部表示部113に表示される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えばこれまでのファインダ構成の説明では、光学ファインダと電子ビューファインダを両立させるために、2枚の貼り合わされた三角形プリズムを用いているが、単純にハーフミラーを1枚配置する構成でも、またファインダ内部表示部がTFT表示パネルではなく、バックライトLEDを必要としない有機EL表示パネルであっても良いし、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
101 CPU、105 撮影レンズ、106 撮像素子、113 外部表示部、
120 ピント板(フォーカッシングスクリーン)、121 接眼レンズ、
124 ファインダ内部表示部、125 EVFレンズ、126 光路合成プリズム、
126a ハーフミラー面、127 EVFミラー、128 ペンタプリズム、
130 測光センサ、150 PNLCD(光散乱型液晶)

Claims (4)

  1. 対物レンズの焦点状態を検出するための焦点検出板と、その近傍に配置された液晶パネルを有した光学機器において、
    前記液晶パネルを減光状態にした際、対物レンズの被写体像結像位置が前記液晶パネルの液晶面になるように前記対物レンズを駆動することを特徴とする光学機器のファインダ装置。
  2. 光学被写体像と電子撮影像を同時に同じ光路中にて視認可能とするファインダにおいて、撮影レンズの焦点状態を検出するための焦点検出板と、その近傍に配置された液晶パネルを有し、過去に撮像された被写体の電子撮影像と光学被写体像とを併せて視認する際は、前記液晶パネルを減光状態とするとともに、前記撮影レンズの被写体光学像結像位置が前記液晶パネルの液晶面となるように撮影レンズを一定量駆動することを特徴とするカメラのファインダ装置。
  3. 液晶パネルは、光散乱型液晶であることを特徴とする請求項1に記載の光学機器のファインダ装置。
  4. 液晶パネルは、光散乱型液晶であることを特徴とする請求項2に記載のカメラのファインダ装置。
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