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JP2016080359A - 原子力施設および原子力施設の外壁補強方法 - Google Patents

原子力施設および原子力施設の外壁補強方法 Download PDF

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邦彦 佐藤
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Yoshihiko Shimizu
良彦 清水
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Masafumi Ito
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Abstract

【課題】壁厚を低減しつつ、衝撃荷重による裏面剥離を防ぐ原子力施設および原子力施設の外壁補強方法を提供する。
【解決手段】セメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁11と、短繊維補強コンクリート壁11の少なくとも内側面にアンカー12Aにより固定された内側鋼板12と、を有する外壁10を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、原子力施設および原子力施設の外壁補強方法に関する。
従来、例えば、特許文献1には、内外側に配置された鋼板の間にコンクリートが打設され、鋼板のコンクリート側の面にシアコネクタが付設されてなる両側鋼板コンクリート構造の原子炉格納容器が開示されている。この原子炉格納容器は、内側の鋼板のコンクリート側の面に繊維層を設けることにより、鋼板の熱膨張を抑制し、コンクリートに作用する引張力を低減している。
特開2007−240363号公報
原子力施設では、航空機、竜巻による飛翔物、津波による浮遊物が外側から衝突することを想定し、その衝撃に耐える設計となっている。この場合、外壁のコンクリート壁を厚くすることが一般的であるが、コンクリート壁を厚くすると施設が大型化することから好ましくない。しかも、外側からの衝突における衝撃によりコンクリート壁の内側が剥離(裏面剥離)することを防止する必要がある。
本発明は上述した課題を解決するものであり、壁厚を低減しつつ、衝撃荷重による裏面剥離を防ぐことのできる原子力施設および原子力施設の外壁補強方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の原子力施設は、セメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁と、前記短繊維補強コンクリート壁の少なくとも内側面にアンカーにより固定された内側鋼板と、を有する外壁を備えることを特徴とする。
この原子力施設によれば、繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁を外壁に適用したことで、耐震性を担保すると共に、航空機、竜巻による飛翔物、津波による浮遊物が外側から衝突する事象が生じた場合にその衝撃に耐え、かつ内側面の剥離を防ぐことができる。また、短繊維補強コンクリート壁の内側面に内側鋼板を有することで、上記のごとく外側から衝突する事象が生じた場合に短繊維補強コンクリート壁の内側面の剥離を完全に防止できる。この結果、一般的な鉄筋コンクリート壁と比較して衝撃荷重による裏面剥離を防ぐと共に、耐衝撃性の向上により壁厚を低減することができる。
また、本発明の原子力施設では、前記外壁は、前記短繊維補強コンクリート壁の外側面にアンカーにより固定された外側鋼板を有することを特徴とする。
この原子力施設によれば、短繊維補強コンクリート壁の外側面に外側鋼板を有することで、耐衝撃性をさらに向上することができる。
また、本発明の原子力施設では、前記外壁は、前記短繊維補強コンクリート壁の内部に鉄筋が配設されることを特徴とする。
この原子力施設によれば、短繊維補強コンクリート壁の内部に鉄筋が配設されることで、耐衝撃性をさらに向上することができる。
また、本発明の原子力施設では、前記外壁は、鉄筋コンクリート壁の内側面に前記短繊維補強コンクリート壁が打設されることを特徴とする。
この原子力施設によれば、短繊維補強コンクリート壁により鉄筋コンクリート壁に加えて耐衝撃性をさらに向上することができる共に、航空機、竜巻による飛翔物、津波による浮遊物が外側から衝突する事象が生じた場合にその衝撃に耐え、かつ内側面の剥離を防ぐことができる。
上記の目的を達成するため、本発明の原子力施設の外壁補強方法は、鉄筋コンクリート壁からなる既設の外壁の内側面に、セメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁と、前記短繊維補強コンクリート壁の内側面にアンカーにより固定された内側鋼板と、を設けることを特徴とする。
この原子力施設の外壁補強方法によれば、鉄筋コンクリート壁からなる既設の外壁に対して繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁を適用したことで、耐震性を向上すると共に、航空機、竜巻による飛翔物、津波による浮遊物が外側から衝突する事象が生じた場合にその衝撃に耐え、かつ内側面の剥離を防ぐことができる。また、短繊維補強コンクリート壁の内側面に内側鋼板を有することで、上記のごとく外側から衝突する事象が生じた場合に短繊維補強コンクリート壁の内側面の剥離を完全に防止できる。この結果、一般的な鉄筋コンクリート壁と比較して衝撃荷重による裏面剥離を防ぐと共に、耐衝撃性の向上により鉄筋コンクリート壁を増設することに比較して全体の壁厚を低減することができる。
本発明によれば、壁厚を低減しつつ、衝撃荷重による裏面剥離を防ぐことができる。
図1は、本発明の実施形態に係る原子力施設の側断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る原子力施設における外壁の拡大断面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る原子力施設における他の外壁の拡大断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る原子力施設における他の外壁の拡大断面図である。 図5は、本発明の実施形態に係る原子力施設における他の外壁の拡大断面図である。 図6は、本発明の実施形態に係る原子力施設における外壁補強方法の工程図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る原子力施設の側断面図である。
図1に示すように、原子力施設1は、地盤100上に設けられた基礎版2と、基礎版2上に設けられた原子炉格納容器3と、原子炉格納容器3の周りを囲むように設けられた補助建屋4と、を備えている。本実施形態において、基礎版2は、例えば、平面視が方形状に形成されており、原子炉格納容器3は、基礎版2の平面視の中央に配置されている。補助建屋4は、原子炉格納容器3を囲むように配置されている。原子炉格納容器3および補助建屋4は、纏めて原子炉施設とよばれる。
原子炉格納容器3は、基礎版2上に設置された筒部3Aと、筒部3A上に配設されたドーム部3Bとで一体に構成されている。筒部3Aは、円筒形状に形成されており、基礎版2から上方に向かってストレートに形成されている。ドーム部3Bは、半球状に形成されており、筒部3Aの上部開口部を閉塞するように設けられている。
この原子炉格納容器3は、図1に示すように、主に原子炉5を含む一次冷却系統が収容されている。原子炉5は、軽水を原子炉冷却材および中性子減速材として使用し、炉心全体にわたって沸騰しない高温高圧水とし、この高温高圧水を蒸気発生器に送って熱交換により蒸気を発生させ、この蒸気をタービン発電機へ送って発電する加圧水型原子炉(PWR:Pressurized Water Reactor)である。
補助建屋4は、内部に複数の階層を有する矩形の箱体をなしている。すなわち、補助建屋4は、原子炉格納容器3隣接して基礎版2から上方に向かってストレートに形成される矩形状の囲い部4Aと、囲い部4Aの上部を閉塞する平坦な天井部4Bとで一体に形成されている。
この補助建屋4は、その内部に、原子力施設1をコントロールするための制御室や、原子炉5内の核燃料を交換するための燃料取扱室や、燃料を水中で収納する燃料ピットなどが設けられている。
図2〜図5は、本実施形態に係る原子力施設における外壁の拡大断面図である。
図2〜図5に示す外壁10は、原子炉格納容器3における筒部3Aおよびドーム部3Bや、補助建屋4における囲い部4Aおよび天井部4Bをなすものであり、すなわち、原子炉格納容器3や補助建屋4の外殻をなす。
図2に示す外壁10は、短繊維補強コンクリート壁11と、内側鋼板12と、を有する。短繊維補強コンクリート壁11は、セメントに炭素繊維や鋼線などの繊維が混合されて固められたものである。繊維は、短く切断されて、例えば、一般的な鉄筋コンクリートの鉄筋に替えて混合される。内側鋼板12は、外壁10(筒部3A、ドーム部3B、囲い部4A、天井部4B)の内側面をなすもので、短繊維補強コンクリート壁11の内側面にアンカー12Aにより固定されている。この図2に示す外壁10は、アンカー12Aを一体に有する内側鋼板12を型枠の内側に沿って設置し、当該型枠内にセメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリートを打設することで形成される。
このように、本実施形態の原子力施設1は、セメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁11と、短繊維補強コンクリート壁11の少なくとも内側面にアンカー12Aにより固定された内側鋼板12と、を有する図2に示す外壁10を備える。
この原子力施設1によれば、繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁11を外壁10に適用したことで、耐震性を担保すると共に、航空機、竜巻による飛翔物、津波による浮遊物が外側から衝突する事象が生じた場合にその衝撃に耐え、かつ内側面の剥離を防ぐことができる。しかも、この原子力施設1によれば、短繊維補強コンクリート壁11の内側面に内側鋼板12を有することで、上記のごとく外側から衝突する事象が生じた場合に短繊維補強コンクリート壁11の内側面の剥離を完全に防止できる。この結果、一般的な鉄筋コンクリート壁と比較して衝撃荷重による裏面剥離を防ぐと共に、耐衝撃性の向上により壁厚を低減することができる。
図3に示す外壁10は、短繊維補強コンクリート壁11と、内側鋼板12と、外側鋼板13と、を有する。短繊維補強コンクリート壁11は、セメントに炭素繊維や鋼線などの繊維が混合されて固められたものである。繊維は、短く切断されて、例えば、一般的な鉄筋コンクリートの鉄筋に替えて混合される。内側鋼板12は、外壁10(筒部3A、ドーム部3B、囲い部4A、天井部4B)の内側面をなすもので、短繊維補強コンクリート壁11の内側面にアンカー12Aにより固定されている。外側鋼板13は、外壁10(筒部3A、ドーム部3B、囲い部4A、天井部4B)の外側面をなすもので、短繊維補強コンクリート壁11の外側面にアンカー13Aにより固定されている。この図3に示す外壁10は、アンカー12Aを一体に有する内側鋼板12を型枠の内側に沿って設置し、アンカー13Aを一体に有する外側鋼板13を型枠の外側に沿って設置し、当該型枠内にセメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリートを打設することで形成される。
このように、本実施形態の原子力施設1は、セメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁11と、短繊維補強コンクリート壁11の少なくとも内側面にアンカー12Aにより固定された内側鋼板12と、短繊維補強コンクリート壁11の外側面にアンカー13Aにより固定された外側鋼板13と、を有する図3に示す外壁10を備える。
この原子力施設1によれば、繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁11を外壁10に適用したことで、耐震性を担保すると共に、航空機、竜巻による飛翔物、津波による浮遊物が外側から衝突する事象が生じた場合にその衝撃に耐え、かつ内側面の剥離を防ぐ。しかも、この原子力施設1によれば、短繊維補強コンクリート壁11の内側面に内側鋼板12を有することで、上記のごとく外側から衝突する事象が生じた場合に短繊維補強コンクリート壁11の内側面の剥離を防止することができる。また、短繊維補強コンクリート壁11の外側面に外側鋼板13を有することで、耐衝撃性をさらに向上する。この結果、一般的な鉄筋コンクリート壁と比較して衝撃荷重による裏面剥離を防ぐと共に、耐衝撃性の向上により壁厚を低減することができる。しかも、外側鋼板13による耐衝撃性の向上により図2に示す外壁10と比較してさらに壁厚を低減することができる。
図4に示す外壁10は、短繊維補強コンクリート壁11と、内側鋼板12と、鉄筋14と、を有する。短繊維補強コンクリート壁11は、セメントに炭素繊維や鋼線などの繊維が混合されて固められたものである。繊維は、短く切断されて、例えば、一般的な鉄筋コンクリートの鉄筋を補強するために混合される。内側鋼板12は、外壁10(筒部3A、ドーム部3B、囲い部4A、天井部4B)の内側面をなすもので、短繊維補強コンクリート壁11の内側面にアンカー12Aにより固定されている。鉄筋14は、短繊維補強コンクリート壁11の内部に配設されている。この図4に示す外壁10は、アンカー12Aを一体に有する内側鋼板12を型枠の内側に沿って設置し、鉄筋14を型枠の内部に設置し、当該型枠内にセメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリートを打設することで形成される。なお、図4に示す外壁10は、図には明示しないが、図3に示す外壁10と同様に、短繊維補強コンクリート壁11の外側面に外側鋼板13を有していてもよい。
このように、本実施形態の原子力施設1は、セメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁11と、短繊維補強コンクリート壁11の少なくとも内側面にアンカー12Aにより固定された内側鋼板12と、を有し、かつ短繊維補強コンクリート壁11の内部に鉄筋14が配設された図4に示す外壁10を備える。
この原子力施設1によれば、繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁11を外壁10に適用したことで、耐震性を担保すると共に、航空機、竜巻による飛翔物、津波による浮遊物が外側から衝突する事象が生じた場合にその衝撃に耐え、かつ内側面の剥離を防ぐ。しかも、この原子力施設1によれば、短繊維補強コンクリート壁11の内側面に内側鋼板12を有することで、上記のごとく外側から衝突する事象が生じた場合に短繊維補強コンクリート壁11の内側面の剥離を防止することができる。また、短繊維補強コンクリート壁11の内部に鉄筋14が配設されることで、耐衝撃性をさらに向上する。この結果、一般的な鉄筋コンクリート壁と比較して衝撃荷重による裏面剥離を防ぐと共に、耐衝撃性の向上により壁厚を低減することができる。しかも、鉄筋14による耐衝撃性の向上により図2に示す外壁10と比較してさらに壁厚を低減することができる。
図5に示す外壁10は、短繊維補強コンクリート壁11と、内側鋼板12と、鉄筋コンクリート壁15と、を有する。短繊維補強コンクリート壁11は、セメントに炭素繊維や鋼線などの繊維が混合されて固められたものである。繊維は、短く切断されて、例えば、一般的な鉄筋コンクリートの鉄筋に替えて混合される。内側鋼板12は、外壁10(筒部3A、ドーム部3B、囲い部4A、天井部4B)の内側面をなすもので、短繊維補強コンクリート壁11の内側面にアンカー12Aにより固定されている。鉄筋コンクリート壁15は、外壁10(筒部3A、ドーム部3B、囲い部4A、天井部4B)の外側面をなすもので、セメントに砂や砂利が混合されたコンクリートの内部に鉄筋15Aが配設され、短繊維補強コンクリート壁11の外側に配設されている。この図5に示す外壁10は、アンカー12Aを一体に有する内側鋼板12を第一型枠の内側に沿って設置し、当該第一型枠内にセメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリートを打設する。さらに、短繊維補強コンクリート壁11の外側に第二型枠を設け、当該第二型枠の内部に鉄筋15Aを設置し、当該第二型枠と短繊維補強コンクリート壁11との間にセメントに砂や砂利が混合されたコンクリートを打設する。また、先に鉄筋コンクリート壁15を打設し、その後に内側鋼板12および短繊維補強コンクリート壁11を打設してもよい。なお、図5に示す外壁10は、図には明示しないが、鉄筋コンクリート壁15の外側面に図3に示す外側鋼板13を有していてもよい。また、図5に示す外壁10は、図には明示しないが、短繊維補強コンクリート壁11の内部に図4に示す鉄筋14が配設されていてもよい。
このように、本実施形態の原子力施設1は、鉄筋コンクリート壁15の内側面に、セメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁11と、短繊維補強コンクリート壁11の内側面にアンカー12Aにより固定された内側鋼板12と、を有する図5に示す外壁10を備える。
この原子力施設1によれば、短繊維補強コンクリート壁11により鉄筋コンクリート壁15に加えて耐衝撃性をさらに向上することができる共に、航空機、竜巻による飛翔物、津波による浮遊物が外側から衝突する事象が生じた場合にその衝撃に耐え、かつ内側面の剥離を防ぐことができる。また、短繊維補強コンクリート壁11の内側面に内側鋼板12を有することで、上記のごとく外側から衝突する事象が生じた場合に短繊維補強コンクリート壁11の内側面の剥離を完全に防止できる。この結果、一般的な鉄筋コンクリート壁と比較して衝撃荷重による裏面剥離を防ぐと共に、耐衝撃性の向上により壁厚を低減することができる。
ところで、図5に示す外壁10は、図6に示すように、鉄筋コンクリート壁15からなる既設の外壁10’の内側面に、セメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁11と、短繊維補強コンクリート壁11の内側面にアンカー12Aにより固定された内側鋼板12と、を設けるようにした原子力施設1の外壁補強方法として得るようにしてもよい。すなわち、既設の外壁10’の内側面に型枠を設け、その内側面に沿ってアンカー12Aを一体に有する内側鋼板12を設置し、外壁10’と内側鋼板12との間にセメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリートを打設する。
この原子力施設1の外壁補強方法によれば、鉄筋コンクリート壁15からなる既設の外壁10’に対して繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁11を適用したことで、耐震性を向上すると共に、航空機、竜巻による飛翔物、津波による浮遊物が外側から衝突する事象が生じた場合にその衝撃に耐え、かつ内側面の剥離を防ぐことができる。また、短繊維補強コンクリート壁11の内側面に内側鋼板12を有することで、上記のごとく外側から衝突する事象が生じた場合に短繊維補強コンクリート壁11の内側面の剥離を完全に防止できる。この結果、一般的な鉄筋コンクリート壁と比較して衝撃荷重による裏面剥離を防ぐと共に、耐衝撃性の向上により鉄筋コンクリート壁を増設することに比較して全体の壁厚を低減することができる。
1 原子力施設
2 基礎版
3 原子炉格納容器
3A 筒部
3B ドーム部
4 補助建屋
4A 囲い部
4B 天井部
5 原子炉
10 外壁
11 短繊維補強コンクリート壁
12 内側鋼板
12A アンカー
13 外側鋼板
13A アンカー
14 鉄筋
15 鉄筋コンクリート壁
15A 鉄筋
100 地盤

Claims (5)

  1. セメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁と、前記短繊維補強コンクリート壁の少なくとも内側面にアンカーにより固定された内側鋼板と、を有する外壁を備えることを特徴とする原子力施設。
  2. 前記外壁は、前記短繊維補強コンクリート壁の外側面にアンカーにより固定された外側鋼板を有することを特徴とする請求項1に記載の原子力施設。
  3. 前記外壁は、前記短繊維補強コンクリート壁の内部に鉄筋が配設されることを特徴とする請求項1または2に記載の原子力施設。
  4. 前記外壁は、鉄筋コンクリート壁の内側面に前記短繊維補強コンクリート壁が打設されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の原子力施設。
  5. 鉄筋コンクリート壁からなる既設の外壁の内側面に、セメントに繊維が混合された短繊維補強コンクリート壁と、前記短繊維補強コンクリート壁の内側面にアンカーにより固定された内側鋼板と、を設けることを特徴とする原子力施設の外壁補強方法。
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