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JP2016070595A - 空気調和装置 - Google Patents

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JP2016070595A
JP2016070595A JP2014200747A JP2014200747A JP2016070595A JP 2016070595 A JP2016070595 A JP 2016070595A JP 2014200747 A JP2014200747 A JP 2014200747A JP 2014200747 A JP2014200747 A JP 2014200747A JP 2016070595 A JP2016070595 A JP 2016070595A
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山田 拓郎
Takuo Yamada
拓郎 山田
奥田 則之
Noriyuki Okuda
則之 奥田
小島 誠
Makoto Kojima
誠 小島
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

【課題】室外ユニット(21)と複数の室内ユニット(22)が2本の連絡配管(251,252)で接続され、冷房と暖房が混在する冷凍サイクルが可能に構成された冷媒回路(24)を備えた空気調和装置(20)において、暖房主体運転時における低圧冷媒の圧力低下を抑制する。
【解決手段】全暖房負荷運転と冷暖同負荷運転との間で行われる暖房主体運転時に、冷房運転を行う室内ユニット(22)での蒸発行程終了後のガス冷媒を昇圧して低圧側の連絡配管(252)へ供給する昇圧機構として補助圧縮機(5)を設ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、室外ユニットと複数の室内ユニットが2本の連絡配管で接続され、冷房と暖房が混在する冷凍サイクルが可能に構成された空気調和装置に関し、特に、暖房主体運転時における低圧冷媒の圧力低下を抑制する技術に関するものである。
従来、室外ユニットと複数の室内ユニットが連絡配管で接続された空気調和装置が知られている。例えば、特許文献1には、室外ユニットと複数の室内ユニットが2本の連絡配管で接続され、かつ冷房と暖房が混在する冷凍サイクルが可能に構成された空気調和装置が開示されている。
特許文献1の空気調和装置では、全暖房負荷運転と冷暖同負荷運転との間で行われる暖房主体運転時に、低圧二相冷媒を流す連絡配管を、暖房負荷に応じて切り換えるようにしている。具体的には、暖房主体運転を、相対的に暖房負荷の小さな暖房主体の暖房低負荷運転と相対的に暖房負荷の大きな暖房主体の暖房高負荷運転とに分けて制御をするようにしている。そして、2本の連絡配管を細い方の第1連絡配管と太い方の第2連絡配管とすると、暖房主体の暖房低負荷運転時に、密度の小さい低圧二相冷媒を太さの太い第2連絡配管に流すことにより、低圧側の圧力損失が大きくなるのを抑え、冷凍サイクルの効率が低下するのを抑えるようにしている。
特開2014−129947号公報
しかしながら、上記空気調和装置では、暖房主体の暖房高負荷運転時には低圧の二相冷媒が細い第1連絡配管を流れるため、圧力損失が大きく、効率が低下する問題があった。暖房主体の暖房高負荷運転時は、負荷が大きいために、暖房主体の暖房低負荷運転に比べて連絡配管の冷媒流量が多いことや、暖房主体の暖房低負荷運転と同じく低圧二相の冷媒密度が小さいことなどが理由である。また、全暖房運転時は、比較的高圧の凝縮器(暖房側の室内熱交換器)の出口の圧力で第1連絡配管の入口圧力が決まるため、効率への影響が少ないが、暖房主体運転時(ここでは特に暖房主体の暖房高負荷運転時)は、比較的低圧の蒸発器(冷房側の室内熱交換器)の出口の圧力で第1連絡配管の入口圧力が決まるため、効率への影響が大きいことも理由である。
以上のことから、室外ユニットと複数の室内ユニットが2本の連絡配管で接続され、冷房と暖房が混在する冷凍サイクルが可能に構成された空気調和装置においては、全暖房負荷運転と冷暖同負荷運転との間で行われる暖房主体運転のすべての領域で、連絡配管における低圧二相冷媒の圧力の低下を抑え、冷凍サイクルの効率が低下するのを抑えることが望まれる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、室外ユニットと複数の室内ユニットが2本の連絡配管で接続され、冷房と暖房が混在する冷凍サイクルが可能に構成された空気調和装置において、暖房主体運転時における低圧冷媒の圧力低下を抑制することである。
第1の発明は、室外ユニット(21)と、複数の室内ユニット(22)と、該室外ユニット(21)と室内ユニット(22)を2本の連絡配管(251,252)で接続することにより冷房と暖房が混在する冷凍サイクルが可能に構成された冷媒回路(24)とを備えた空気調和装置を前提としている。
そして、この空気調和装置は、全暖房負荷運転と冷暖同負荷運転との間で行われる暖房主体運転時に、冷房運転を行う室内ユニット(22)での蒸発行程終了後のガス冷媒を昇圧し、低圧側の連絡配管(252)へ供給する昇圧機構(5,10)を備えていることを特徴としている。
この第1の発明では、低圧の二相冷媒が連絡配管(251,252)を流れる暖房主体運転時に、冷房運転を行う室内ユニット(22)での蒸発行程終了後のガス冷媒が昇圧されてから低圧側の連絡配管(252)へ供給されるので、圧力の低下が抑えられる。
第2の発明は、第1の発明において、上記暖房主体運転が、相対的に暖房負荷の大きな暖房主体の暖房高負荷運転と、暖房主体の暖房高負荷運転よりも暖房負荷の小さな暖房主体の暖房低負荷運転とを含み、上記連絡配管(251,252)が、相対的に直径の小さな第1連絡配管(251)と、第1連絡配管(251)よりも直径の大きな第2連絡配管(252)とを有し、上記冷媒回路(24)が、暖房主体の暖房高負荷運転時に、上記昇圧機構(5,10)で昇圧された冷媒が第1連絡配管(251)へ供給されるように構成されていることを特徴としている。
この第2の発明では、暖房主体運転のうちでも暖房負荷が相対的に大きな暖房主体の暖房高負荷運転時に、相対的に直径の小さな第1連絡配管(251)へ供給される低圧二相冷媒が、昇圧機構(5,10)で昇圧された冷媒が合流した二相冷媒となる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、上記昇圧機構(5,10)が、上記冷房運転を行う室内ユニット(22)と冷凍サイクルの圧縮行程を行う圧縮機(1)との間で冷媒を補助的に圧縮する補助圧縮機(5)であることを特徴としている。
この第3の発明では、冷凍サイクルの圧縮行程を行う圧縮機(1)の吸入前の冷媒が補助圧縮機(5)で圧縮され、低圧側の圧力損失が大きくなるのが抑えられる。
第4の発明は、第3の発明において、上記冷媒回路(24)が、高圧冷媒または中間圧冷媒を膨張して動力を回収する膨張機(4)を備え、上記膨張機(4)が有する出力軸(4c)と上記補助圧縮機(5)が有する入力軸(5c)とが連結されていることを特徴としている。
この第4の発明では、膨張機(4)で回収した膨張動力を補助圧縮機(5)の入力に利用し、冷凍サイクルの圧縮行程を行う圧縮機(1)の吸入前の冷媒の補助圧縮を行える。
第5の発明は、第1または第2の発明において、上記昇圧機構(5,10)が、高圧冷媒または中間圧冷媒を駆動流とし、冷凍サイクルの蒸発行程後のガス冷媒を吸引して昇圧し、昇圧後の冷媒を低圧側の連絡配管(252)に供給するエジェクタ(10)であることを特徴としている。
この第5の発明では、冷凍サイクルの圧縮行程を行う圧縮機(1)の吸入前の冷媒がエジェクタ(10)で昇圧され、圧力損失が大きくなるのが抑えられる。
本発明によれば、低圧の二相冷媒が連絡配管(251)を流れる暖房主体運転時に、冷房運転を行う室内ユニット(22)での蒸発行程終了後のガス冷媒が昇圧されてから低圧側の連絡配管(252)へ供給され、低圧二相冷媒に合流するので、低圧側の圧力の低下を抑えることができ、冷凍サイクルの効率が低下するのを抑えることができる。
上記第2の発明によれば、暖房主体運転のうちで暖房負荷が相対的に大きな暖房主体の暖房高負荷運転時に、昇圧機構(5,10)で昇圧された低圧冷媒が相対的に直径の小さな第1連絡配管(251)へ供給されるので、特に低圧側の圧力の低下が問題になる暖房主体の暖房高負荷運転において、圧力の低下を抑えられる。したがって、暖房主体の暖房高負荷運転の効率が低下するのを効果的に抑制できる。なお、暖房主体の暖房低負荷運転時には、低圧二相冷媒を直径の大きな第2連絡配管(252)へ流すとよい。
上記第3の発明によれば、補助圧縮機(5)を用いることにより、昇圧機構(5,10)で圧力損失を抑える第1の発明の構成を容易に実現できる。
上記第4の発明によれば、膨張機(4)で回収した膨張動力を補助圧縮機(5)の入力に利用し、冷凍サイクルの圧縮行程を行う圧縮機の吸入前の冷媒の補助圧縮を行えるので、補助圧縮機(5)の入力を削減し、冷凍サイクルの効率を高めることができる。
上記第5の発明によれば、エジェクタ(10)を用いることにより、昇圧機構(5,10)で圧力損失を抑える第1の発明の構成を容易に実現できる。
図1は、本発明の実施形態1に係る空気調和装置の冷媒回路図である。 図2は、実施形態1の空気調和装置の全冷房運転を示す運転状態図である。 図3は、実施形態1の空気調和装置の冷房主体運転を示す運転状態図である。 図4は、実施形態1の空気調和装置の冷暖同負荷運転を示す運転状態図である。 図5は、実施形態1の空気調和装置の暖房主体の暖房高負荷運転を示す運転状態図である。 図6は、実施形態1の空気調和装置の暖房主体の暖房高負荷運転を示す運転状態図である。 図7は、実施形態1の空気調和装置の全暖房運転を示す運転状態図である。 図8は、本発明の実施形態2に係る空気調和装置の冷媒回路図である。 図9は、実施形態2の空気調和装置の暖房主体運転を示す運転状態図である。 図10は、本発明の実施形態3に係る空気調和装置の冷媒回路図である。 図11は、実施形態3の空気調和装置の暖房主体運転を示す運転状態図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《発明の実施形態1》
本発明の実施形態1について説明する。この実施形態1は、室外ユニットと複数の室内ユニットが2本の連絡配管で接続され、冷房と暖房が混在する冷凍サイクルが可能に構成された空気調和装置に関するものである。図1はこの空気調和装置の冷媒回路図である。
図1に示すように、この空気調和装置(20)は、室外ユニット(21)と、複数(図では簡略化して2台のみ表示)の室内ユニット(22)と、室外ユニット(21)と室内ユニット(22)の間に接続された1台の中間ユニット(23)とを有している。そして、上記室外ユニット(21)と中間ユニット(23)と室内ユニット(22)を連絡配管(25)で接続することにより、冷房運転と暖房運転と冷暖同時運転(冷房と暖房が混在する運転)とを切り換えて行うことが可能な冷媒回路(24)が構成されている。上記冷媒回路(24)には冷媒としてR32(ジフルオロメタン)が充填されている。
上記連絡配管(25)として、第1連絡配管(251)と第2連絡配管(252)が設けられている。第1連絡配管(251)は、室外側第1連絡配管(251a)と室内側第1連絡配管(251b)により構成され、第2連絡配管(252)は、室外側第2連絡配管(252a)と室内側第2連絡配管(252b)により構成されている。そして、上記中間ユニット(23)は、第1連絡配管(251)及び第2連絡配管(252)の途中(具体的には、室外側第1連絡配管(251a)と室内側第1連絡配管(251b)の間で、かつ室外側第2連絡配管(252a)と室内側第2連絡配管(252b)の間)に設けられている。室外側第1連絡配管(251a)は室外側第2連絡配管(252a)よりも内径が小さい。
室外ユニット(21)は、冷媒を圧縮する圧縮機(1)と、冷媒と室外空気とが熱交換をする室外熱交換器(熱源側熱交換器)(2)と、冷媒回路(24)の冷媒循環方向を切り換える切換機構(3a,3b)と、冷凍サイクルの圧縮行程後のガス冷媒の一部を凝縮行程後の液冷媒に合流させる気液合流部(241)とを有している。室外熱交換器(2)のガス側端部の配管と液側端部の配管とに室外熱交換器(2)をまたいで接続された合流管(241a)が上記気液合流部(241)になっており、この合流管(241a)には、吐出ガス冷媒の流量を調整する流量調整弁(241b)が設けられている。上記気液合流部(241)は、すべての室内ユニット(22)が冷房を行う全冷房運転時に高圧冷媒が流れる室外側第1連絡配管(251a)への流入側に設けられている。
上記切換機構(3a,3b)は、三方弁(3a)とブリッジ回路(3b)とから構成されている。三方弁(3a)は、圧縮機(1)の吐出側配管(242a)が第1ポートに接続され、圧縮機(1)の吸入側配管(242b)が第2ポートに接続され、第1ポートと第2ポートに連通状態の切り換わる第3ポートが室外熱交換器(2)のガス側端部に接続されている。ブリッジ回路(3b)は、それぞれに電動調整弁(RV)が設けられた4つの冷媒通路で組まれた閉回路である。ブリッジ回路(3b)の第1接続点(P1)は圧縮機(1)の吐出側配管(242a)に接続され、第2接続点(P2)は圧縮機(1)の吸入側管(242b)に接続され、第3接続点(P3)は室外液管(243)に接続され、第4接続点(P4)は室外側第1連絡配管(251a)に接続されている。第2接続点(P2)と圧縮機(1)の吸入ポートの間には、開閉弁(V11)が設けられている。また、この開閉弁(V11)と第2接続点(P2)との間の配管には、ガス冷媒や二相冷媒が流れる室外ガス管(258)の一端が接続され、この室外ガス管(258)の他端は室外側第2連絡配管(252b)に接続されている。
上記中間ユニット(13)は、膨張機(4)と、補助圧縮機(5)と、気液分離器(6)と、過冷却熱交換器(7)とを備えている。また、中間ユニット(23)は、室外側第1連絡配管(251a)と室内側第1連絡配管(251b)に接続された中間液管(253)と、室外側第2連絡配管(252a)と室内側第2連絡配管(252b)に接続された中間ガス管(254)とを備えている。
過冷却熱交換器(7)は、高圧側流路(7a)と低圧側流路(7b)とを有している。過冷却熱交換器(7)では、高圧側流路(7a)を流れる冷媒と低圧側流路(7b)を流れる冷媒が熱交換する。そして、高圧側流路(7a)を流れる液冷媒が過冷却される一方、低圧側流路(7b)を流れる冷媒が加熱される。
中間液管(253)は、過冷却熱交換器(7)の高圧側流路(7a)に接続されている。中間液管(253)には、液分岐管(253a)の一端が接続され、液分岐管(253a)の他端は膨張機(4)の流入ポート(4a)に接続されている。液分岐管(253a)には、膨張機(7)へ向かう方向へのみ冷媒が流れるのを許容する逆止弁(CV)が設けられている。膨張機の流出ポート(4b)には第1接続管(253b)の一端が接続され、第1接続管(253b)の他端は気液分離器(6)の冷媒流入ポート(6a)に接続されている。中間液管(253)における液分岐管(253a)の上流側と第1接続管(253b)における膨張機の流出側には、第2接続管(253c)が接続されている。第2接続管(253c)には、開閉弁(V1)が設けられている。中間液管(253)には、液分岐管(253a)の接続点と第2接続管(253c)の接続点との間に開閉弁(V2)が設けられている。また、第1接続管(253b)には、第2接続管(253c)の接続点と気液分離器(6)の冷媒流入ポート(6a)との間に開閉弁(V3)が設けられている。
気液分離器(6)のガス冷媒流出ポート(6b)にはガス冷媒流出管(244)が接続され、ガス冷媒流出管(244)は後述する第2中間ガス管(255)に接続されている。第2中間ガス管(255)の一端側は、開閉弁(V4)が設けられ、室外側第2連絡配管(252a)に接続されている。気液分離器(6)の液冷媒流出ポート(6c)には液冷媒流出管(245)の一端が接続されている。液冷媒流出管(245)は開閉弁(V5)が設けられ、他端が中間液管(253)に接続されている。
中間液管(253)には液冷媒流出管(245)と過冷却熱交換器(7)との間に過冷却器分岐管(246)の一端が接続されている。過冷却器分岐管(246)には減圧弁(PRV)が設けられ、他端が過冷却熱交換器(7)の低圧側流路(7b)の入口側に接続されている。低圧側流路(7b)の出口側は、ガス接続管(247)を介してガス冷媒流出管(244)に接続されている。
上記中間ガス管(254)は、上記補助圧縮機(5)の吸入ポート(5a)に接続されている。補助圧縮機(5)の吐出ポート(5b)には中間吐出管(254a)が接続されている。上記中間液管(253)には、液分岐管(253a)と液冷媒流出管(245)の間に中間接続管(248)の一端が接続され、中間接続管(248)の他端は中間ガス管(254)における補助圧縮機(5)の流入側に接続されている。中間接続管(248)には中間膨張弁(EV3)が設けられている。
上記補助圧縮機(5)は、上記全冷房運転時等に、冷凍サイクルの蒸発行程後のガス冷媒を昇圧し、低圧側の連絡配管である室外側第2連絡配管(252a)へ供給するように冷媒回路(24)に設けられた昇圧機構である。この補助圧縮機(5)は、上記冷凍サイクルの圧縮行程を行う圧縮機(1)の吸入前の冷媒を補助的に圧縮する。また、この実施形態では、冷媒が膨張する際に膨張動力を回収する上記膨張機(4)が有する出力軸(4c)と上記補助圧縮機(5)が有する入力軸(5c)とが軸継手(図示せず)で機械的に連結されているか、1本の軸で構成されていて、膨張機(4)の回転出力が補助圧縮機(5)に伝達されるようになっている。本実施形態において、室外ユニット(11)の圧縮機(1)の圧縮比と補助圧縮機(5)の圧縮比の比は、約9:1である。
上記中間接続管(248)の他端と上記中間吐出管(254a)の先端とに、膨張機(5)をバイパスするバイパス管(249)の一端が接続されている。バイパス管(249)には開閉弁(V6)が設けられている。
中間吐出管(254a)の先端とバイパス管(249)の他端との接続部には、第1流出管(256a)と第2流出管(256b)とが並列に接続されている。第1流出管(256a)は、第2室外側連絡配管(252a)と第2中間ガス管(255)との接続部に接続され、第2室外側連絡配管(252a)及び第2中間ガス管(255)からの冷媒の逆流を禁止する逆止弁(CV)が設けられている。第2流出管(256b)は中間液管(253)と第2接続管(253c)の接続点に接続され、中間液管(253)からの冷媒の逆流を防止する逆止弁(CV)が設けられている。第2流出管(256b)は、逆止弁(CV)の下流側で分岐接続管(256c)に分岐している。分岐接続管(256c)は液分岐管(253a)の逆止弁(CV)の下流側に接続され、液分岐管(253a)からの冷媒の逆流を禁止する逆止弁(CV)を有している。
上記中間液管(253)には、過冷却熱交換器(7)に対する室内側の近傍に開閉弁(V7)が設けられている。また、上記中間液管(253)は、各室内ユニット(22)に対応する位置で分岐して室内側第1連絡配管(251b)に接続されている。上記中間ガス管(254)は、各室内ユニット(22)に対応する位置で分岐し、同様に各室内ユニット(22)に対応する位置で分岐した第2中間ガス管(255)と合流し、室内側第2連絡配管(252b)に接続されている。中間ガス管(254)と第2中間ガス管(255)には、それぞれ、室内側第2連絡配管(252b)との接続位置の近傍に、開閉弁(V8,V9)が設けられている。
上記各室内ユニット(22)は、室内膨張弁(EV2)と室内熱交換器(8)とを有している。各室内ユニット(22)において室内膨張弁(EV2)と室内熱交換器(8)は直列に接続され、室内膨張弁(EV2)が室内側第1連絡配管(251b)に接続され、室内熱交換器(8)が室内側第2連絡配管(252b)に接続されている。
上記構成において、上記室外ユニット(21)に気液合流部(241)が設けられ、上記中間ユニット(23)に気液分離器(6)が設けられていることにより、上記冷媒回路(24)は、すべての室内ユニット(22)が冷房を行う全冷房運転時に、高圧側の連絡配管である室外側第1連絡配管(251a)に気液二相の高圧冷媒(例えば乾き度が0.05〜0.1程度の冷媒)が流れ、気液二相冷媒から分離された液冷媒が上記各室内ユニット(22)に供給されるようになっている。
−運転動作−
次に、この実施形態1の空気調和装置の運転動作について説明する。本実施形態では、上述したように、すべての室内ユニット(22)で室内を冷房する運転や暖房する運転に加えて、冷房と暖房が混在する運転を行うことも可能である。以下、本実施形態の代表的な運転動作として、すべての室内ユニット(22)が室内を冷房する全冷房運転と、冷房負荷が暖房負荷よりも大きい場合に行われる冷房主体運転と、冷房負荷と暖房負荷が同じ場合に行われる冷暖同負荷運転と、暖房負荷が冷房負荷よりも大きいときに低圧冷媒を室外側第2連絡配管(251b)に流して行う暖房主体の暖房低負荷運転と、暖房負荷が冷房負荷よりも大きいときに低圧冷媒を室外第1連絡配管(251a)に流して行う暖房主体の暖房高負荷運転と、すべての室内ユニット(22)が室内を暖房する全暖房運転の6通りの運転動作について説明する。
(全冷房運転)
図2は、実施形態1の空気調和装置の全冷房運転の運転状態を示している。すべての室内ユニット(22)が室内を冷房する運転である。図において、太い実線の冷媒配管は冷媒が流れる配管、細い実線の冷媒配管は冷媒が流れない配管である。また、太い実線の配管を流れる冷媒の流れ方向を矢印で示している。細い実線の冷媒配管に設けられている開閉弁等は閉鎖される。
圧縮機(1)から吐出された高圧冷媒は三方弁(3a)を通過して点A11で分流し、室外熱交換器(2)で凝縮した液冷媒と合流管(241a)を通ったガス冷媒とが点A12で合流して高圧二相冷媒になる。高圧二相冷媒は、室外側第1連絡配管(251a)を通って中間ユニット(23)に流入し、中間ユニット(23)において、中間液管(253)の点A13から膨張機(4)に流入する。冷媒は膨張機(4)で減圧されて低圧二相冷媒になり、気液分離器(6)に流入する。気液分離器(6)では、冷媒が低圧液冷媒と低圧ガス冷媒に分離される。
気液分離器(6)の低圧液冷媒は過冷却熱交換器(7)へ供給される。過冷却熱交換器(7)では、減圧弁(PRV)で減圧されて低圧側流路(7b)を流れる低圧二相冷媒と高圧側流路(7a)を流れる低圧液冷媒とが熱交換し、低圧液冷媒が過冷却される。低圧側流路(7b)の冷媒はガス化し、気液分離器(6)から流出した低圧ガス冷媒と点A14で合流する。
過冷却熱交換器(7)の高圧側流路(7a)から流出した低圧液冷媒は、点A15で分流し、各室内ユニット(22)へ流入する。
各室内ユニット(22)では、冷媒が室内膨張弁(EV2)で減圧されて室内熱交換器(8)で蒸発し、冷媒が室内空気から吸熱して室内が冷房される。蒸発した低圧ガス冷媒は、点A16で合流し、中間ユニット(22)の補助圧縮機(5)に流入する。補助圧縮機(5)では、膨張機(4)の膨張動力を利用して、冷媒が室外ユニット(1)の圧縮機(1)へ流入する前に予め圧縮される。補助圧縮機(5)から吐出されたガス冷媒(低圧ガス冷媒)は、点A17で点A14の冷媒と合流した後、室外側第2連絡配管(252a)を流れ、室外ユニット(21)に流入する。室外ユニット(21)では、低圧ガス冷媒が圧縮機(1)に吸入される。
本実施形態の全冷房の運転状態では、以上の流れで冷媒が冷媒回路(14)を循環する。この全冷房の運転状態では、室外側第1連絡配管(251a)を流れる冷媒が高圧二相冷媒であり、高圧液冷媒が流れる場合よりも冷媒の密度が小さい。一方、室外側第1連絡配管(251a)に二相冷媒を流すと冷凍効果が小さくなり、かつ同一冷凍能力では冷媒循環量が大きくなり圧力損失が大きくなるため、冷凍サイクルの効率が低下するが、膨張機(5)の膨張動力を利用した補助圧縮機(過給昇圧機構)(4)で低圧ガス冷媒を予め圧縮するため、効率の低下が軽減される。
(冷房主体運転)
図3は、実施形態1の空気調和装置の冷房主体運転の運転状態を示している。例えば、冷房負荷が75%、暖房負荷が25%であるような運転状態である。この図においても、太い実線の冷媒配管は冷媒が流れる配管、細い実線の冷媒配管は冷媒が流れない配管である。また、太い実線の配管を流れる冷媒の流れ方向を矢印で示している。細い実線の冷媒配管に設けられている開閉弁等は閉鎖される。
圧縮機(1)から吐出された高圧冷媒は三方弁(3a)を通過して点A21で分流し、室外熱交換器(2)で凝縮した液冷媒と合流管(241a)を通ったガス冷媒とが点A22で合流して高圧二相冷媒になる。高圧二相冷媒は、室外側第1連絡配管(251a)を通って中間ユニット(23)に流入し、中間ユニット(23)において、中間液管(253)の点A23で膨張機(4)をバイパスして気液分離器(6)に流入する。気液分離器(6)では、冷媒が高圧液冷媒と高圧ガス冷媒に分離される。
気液分離器(6)の高圧液冷媒は過冷却熱交換器を通過し、点A24において、室内を暖房した後の高圧液冷媒と合流する。この高圧液冷媒は、気液分離器(6)から流出した高圧ガス冷媒が第2中間ガス管(255)の点A25から暖房側の室内ユニット(22)の室内熱交換器(8)に流入して凝縮した冷媒である。冷媒は、この室内熱交換器(8)で凝縮するときに室内空気に放熱し、室内が暖房される。
点A24の高圧液冷媒は、冷房側の室内ユニット(22)に流入し、室内膨張弁(EV2)で減圧されて低圧二相冷媒になり、さらに室内熱交換器(8)で蒸発して低圧ガス冷媒になる。冷媒は、その際に室内空気から吸熱し、室内が冷房される。
室内熱交換器(8)で蒸発した低圧ガス冷媒は、中間ユニット(23)において中間ガス管(254)を流れ、点A26で補助圧縮機(5)をバイパスしてから点A27を通過して中間ユニット(23)から流出して室外側第2連絡配管(252a)を流れる。
室外側第2連絡配管(252a)を流れる低圧ガス冷媒は室外ユニット(21)へ流入し、圧縮機(1)に吸入される。
本実施形態の冷房主体の運転状態では、以上の流れで冷媒が冷媒回路(24)を循環する。
(冷暖同負荷運転)
図4は、実施形態1空気調和装置の冷暖同負荷運転の運転状態を示している。冷房負荷が50%、暖房負荷が50%であるような運転状態である。この図においても、太い実線の冷媒配管は冷媒が流れる配管、細い実線の冷媒配管は冷媒が流れない配管である。また、太い実線の配管を流れる冷媒の流れ方向を矢印で示している。細い実線の冷媒配管に設けられている開閉弁等は閉鎖される。
圧縮機(1)から吐出された高圧ガス冷媒は三方弁(3a)の手前で点A31からブリッジ回路(3b)を流れ、室外ユニット(21)から流出して室外側第1連絡配管(251a)に流入する。高圧ガス冷媒は、室外側第1連絡配管(251a)から中間ユニット(23)に流入し、中間ユニット(23)において、中間液管(253)の点A32で膨張機(4)をバイパスして気液分離器(6)に流入する。
気液分離器(6)から流出した高圧ガス冷媒は、第2中間ガス管(255)を流れ、該第2中間ガス管(255)の点A33から暖房側の室内ユニット(22)に流入して室内熱交換器(8)で凝縮し、高圧液冷媒になる。冷媒は、この室内熱交換器(8)で凝縮するときに室内空気に放熱し、室内が暖房される。
上記室内ユニット(22)から流出した高圧液冷媒は中間液管(253)の点A34で冷房側の室内ユニット(22)へ流れて行き、該室内ユニット(22)に流入する。この室内ユニット(22)に流入した高圧液冷媒は、室内膨張弁(EV2)で減圧されて低圧二相冷媒になり、さらに室内熱交換器(8)で蒸発して低圧ガス冷媒になる。冷媒は、その際に室内空気から吸熱し、室内が冷房される。
室内ユニット(22)から流出した冷媒は、中間ユニット(23)において中間ガス管(254)の点A35を通過した後、点A36で補助圧縮機(5)をバイパスしてから点A37を通過して中間ユニット(23)から流出して室外側第2連絡配管(252a)を流れる。
室外側第2連絡配管(252a)を流れる低圧ガス冷媒は室外ユニット(21)へ流入し、圧縮機(1)に吸入される。
本実施形態の冷暖同負荷の運転状態では、以上の流れで冷媒が冷媒回路(24)を循環する。
(暖房主体の暖房低負荷運転)
図5は、実施形態1の空気調和装置の暖房主体の暖房低負荷運転の運転状態を示している。例えば、暖房負荷が67%、冷房負荷が33%であるような運転状態である。この図においても、太い実線の冷媒配管は冷媒が流れる配管、細い実線の冷媒配管は冷媒が流れない配管である。また、太い実線の配管を流れる冷媒の流れ方向を矢印で示している。細い実線の冷媒配管に設けられている開閉弁等は閉鎖される。
圧縮機(1)から吐出された高圧ガス冷媒は三方弁(3a)の手前で点A41からブリッジ回路(3b)を流れ、室外ユニット(21)から流出して室外側第1連絡配管(251a)に流入する。高圧ガス冷媒は、室外側第1連絡配管(251a)から中間ユニット(23)に流入し、中間ユニット(23)において、中間液管(253)の点A42で膨張機(4)をバイパスして気液分離器(6)に流入する。
気液分離器(6)から流出した高圧ガス冷媒は、第2中間ガス管(255)を流れ、該第2中間ガス管(255)の点A43から暖房側の室内ユニット(22)に流入して室内熱交換器(8)で凝縮し、高圧液冷媒になる。冷媒は、この室内熱交換器(8)で凝縮するときに室内空気に放熱し、室内が暖房される。
上記室内ユニット(22)から流出した高圧液冷媒は中間ユニット(23)へ流入し、中間液管(253)の点A44で2方向へ分流する。液冷媒の一方は点A45から中間接続管(248)へ流入し、中間膨張弁(EV3)で減圧されて低圧二相冷媒になり、点A44において、冷房側の室内ユニット(22)から流出した低圧ガス冷媒と合流する。この低圧ガス冷媒は、点A44で冷房側の室内ユニット(22)へ向かった高圧液冷媒が、室内膨張弁(EV2)で減圧されて低圧二相冷媒になってから室内熱交換器(8)で蒸発し、室内ユニット(22)から流出して中間ガス管(254)の点A47を通過してきた冷媒である。なお、上記冷房側の室内ユニット(22)では、冷媒が室内熱交換器(8)で蒸発する際に室内空気から吸熱し、室内が冷房される。
上記中間ユニット(23)の点A46で合流した冷媒は低圧二相冷媒であり、この冷媒は、補助圧縮機(5)をバイパスしてから点A48を通過して中間ユニット(23)から流出して太い方の室外側第2連絡配管(252a)を流れる。
室外側第2連絡配管(252a)を流れる低圧二相冷媒は、室外ユニット(21)において点A49からブリッジ回路(3b)へ流れ、さらに室外熱交換器(2)で室外空気と熱交換して蒸発した後、三方弁(3a)を通って圧縮機(1)に吸入される。
本実施形態の暖房主体1の運転状態では、以上の流れで冷媒が冷媒回路(24)を循環する。
(暖房主体の暖房高負荷運転)
図6は、実施形態1の空気調和装置の暖房主体の暖房高負荷運転の運転状態を示している。例えば、暖房負荷が85%、冷房負荷が15%であるような運転状態である。この図においても、太い実線の冷媒配管は冷媒が流れる配管、細い実線の冷媒配管は冷媒が流れない配管である。また、太い実線の配管を流れる冷媒の流れ方向を矢印で示している。細い実線の冷媒配管に設けられている開閉弁等は閉鎖される。
圧縮機(1)から吐出された高圧ガス冷媒は三方弁(3a)の手前で点A51からブリッジ回路(3b)へ流れ、さらに点A52を通過して室外ユニット(21)から流出し、室外側第2連絡配管(252a)に流入する。高圧ガス冷媒は、室外側第2連絡配管(252a)から中間ユニット(23)に流入し、中間ユニット(23)において、点A53から第2中間ガス管(255)へ流入する。
第2中間ガス管(255)を流れる高圧ガス冷媒は、点A54において暖房側の室内ユニット(22)へ向かい、該室内ユニット(22)に流入する。この暖房側の室内ユニット(22)へ流入した冷媒は室内熱交換器(8)で凝縮し、高圧液冷媒になる。冷媒は、この室内熱交換器(8)で凝縮するときに室内空気に放熱し、室内が暖房される。室内熱交換器(8)で凝縮した高圧液冷媒は、中間ユニット(23)に流入し、中間液管(253)の点A55で2方向へ分流する。
点A55から冷房側の室内ユニット(22)へ向かう冷媒は、該室内ユニット(22)へ流入し、室内膨張弁(EV2)で減圧されて低圧二相冷媒になり、さらに室内熱交換器(8)で蒸発して低圧ガス冷媒になる。この低圧ガス冷媒は、中間ユニット(23)に流入して中間ガス管(254)を流れ、補助圧縮機(5)に吸入されて昇圧される。補助圧縮機(5)から吐出された冷媒は、点A56を通って第2流出管(256b)を流れ、中間液管(253)の点A57に達する。
また、点A55から過冷却熱交換器(7)へ向かう高圧液冷媒は、該過冷却熱交換器(7)を通過し、中間液管(253)の点A58から膨張機に流入する。冷媒は膨張機で減圧されて低圧二相冷媒になり、点A59で第2分岐管(253c)へ流入して点A57に達する。
点A57では2方向から流れてきた低圧二相冷媒と低圧ガス冷媒が合流して中間液管(253)を流れ、中間ユニット(23)から流出して細い方の室外側第1連絡配管(251a)を通って室外ユニット(21)へ流入する。
室外ユニット(21)に流入した低圧二相冷媒は、ブリッジ回路(3b)を通過して室外熱交換器(2)に流入し、室外空気と熱交換して蒸発する。室外熱交換器(2)で蒸発した低圧ガス冷媒は、三方弁(3a)を通過して圧縮機(1)に吸入される。
本実施形態の暖房主体2の運転状態では、以上の流れで冷媒が冷媒回路(24)を循環する。
この実施形態では、補助圧縮機(5)を設け、室外ユニット(21)の圧縮機(1)へ吸入される前の冷媒を補助的に圧縮するようにしているので、連絡配管を室外ユニット(21)へ向かって流れる低圧二相冷媒の圧力が低下しすぎるのを防止でき、効率が低下するのを抑えられる。特に、本実施形態では、密度の小さい低圧二相冷媒が内径の細い室外側第1連絡配管(251a)を流れるために圧力損失が大きくなりやすいのに対して、補助圧縮機(5)で低圧冷媒を補助的に圧縮することにより、圧力損失による効率低下を効果的に抑えられる。
(全暖房運転)
図7は、実施形態1の空気調和装置の全暖房運転の運転状態を示している。すべての室内ユニット(22)が室内を暖房する運転である。この図においても、太い実線の冷媒配管は冷媒が流れる配管、細い実線の冷媒配管は冷媒が流れない配管である。また、太い実線の配管を流れる冷媒の流れ方向を矢印で示している。細い実線の冷媒配管に設けられている開閉弁等は閉鎖される。
圧縮機(1)から吐出された高圧ガス冷媒は三方弁(3a)の手前で点A61からブリッジ回路(3b)へ流れ、さらに点A62を通過して室外ユニット(21)から流出し、室外側第2連絡配管(252a)に流入する。高圧ガス冷媒は、室外側第2連絡配管(252a)から中間ユニット(23)に流入し、中間ユニット(23)において、点A53から第2中間ガス管(255)へ流入する。
第2中間ガス管(255)を流れる高圧ガス冷媒は、点A54において分流し、各室内ユニット(22)に流入する。各室内ユニット(22)へ流入した冷媒は室内熱交換器(8)で凝縮し、高圧液冷媒になる。冷媒は、この室内熱交換器(8)で凝縮するときに室内空気に放熱し、室内が暖房される。室内熱交換器(8)で凝縮した高圧液冷媒は、室内膨張弁(EV2)で減圧され、高圧二相冷媒に変化する。
室内膨張弁(EV2)で高圧二相になった冷媒は、中間ユニット(23)に流入し、中間液管(253)の点A55で合流する。点A55で合流した高圧二相冷媒は、過冷却熱交換器(7)を通過し、さらに中間液管(253)を流れて中間ユニット(23)から流出する。中間ユニット(23)から流出した高圧二相冷媒は室外側第1連絡配管(251a)を通って室外ユニット(21)に流入する。
室外ユニット(21)に流入した高圧二相冷媒は、点A56からブリッジ回路(3b)を室外熱交換器(2)の方向へ向かって流れ、その際に、開度調整された電動調整弁(RV)で減圧されて低圧二相冷媒に変化する。この低圧二相冷媒は室外熱交換器(2)に流入し、室外空気と熱交換して蒸発する。室外熱交換器(2)で蒸発した冷媒は、三方弁(3a)を通過して圧縮機(1)に吸入される。
本実施形態の全暖房の運転状態では、以上の流れで冷媒が冷媒回路(24)を循環する。
−実施形態1の効果−
この実施形態1によれば、補助圧縮機(5)を設け、暖房主体運転のうちで暖房負荷の大きな暖房主体の暖房高負荷運転において、室外ユニット(21)の圧縮機(1)へ吸入される前の冷媒を補助的に圧縮するようにしているので、連絡配管を室外ユニット(21)へ向かって流れる低圧二相冷媒の圧力が低下しすぎるのを防止でき、効率が低下するのを抑えられる。特に、暖房主体の暖房高負荷運転では、密度の小さい低圧二相冷媒が内径の細い室外側第1連絡配管(251a)を流れるために圧力損失が大きくなりやすいのに対して、補助圧縮機(5)で低圧冷媒を補助的に圧縮することにより、圧力損失による効率低下を効果的に抑えられる。
また、この実施形態1によれば、全冷房運転時に室外側第1連絡配管(251a)に高圧液冷媒ではなく高圧二相冷媒を流すようにしているので、高圧液冷媒を流す場合よりも冷媒量を少なくすることができる。したがって、空気調和装置(20)の1台あたりの必要冷媒量が少なくて済むので、多数の空気調和装置(20)を設置する場合に、全体として必要な冷媒量を大幅に削減できる。特に、ビル用のマルチタイプの空気調和装置では連絡配管が100メートルを超えるような長い配管になることがあるが、本実施形態ではそのような場合に連絡配管に保持される冷媒量が少なくてすむので、冷媒量の削減に多大な効果を奏することができる。
また、全冷房運転時に冷媒を二相で搬送すると、冷凍効果が小さくなり、かつ同一冷凍能力では冷媒循環量が大きくなり圧力損失が大きくなるために冷凍サイクルの効率が低下するという問題が生じることが考えられるが、本実施形態では、膨張動力を利用した補助圧縮機(5)(過給昇圧機構)で室外ユニット(21)の圧縮機(1)の上流側の低圧ガス冷媒を予め圧縮するようにしているため、効率低下を軽減することができるし、配管を細くできる。
また、室内ユニット(22)へは液冷媒が流れるので、配管径を小さくできる。
また、過冷却熱交換器(7)を設けたことにより、全冷房運転時に室内ユニット(22)に供給される冷媒が配管経路中でフラッシュすることを防ぎ、冷媒を確実に液相の状態で室内ユニット(22)に供給することができる。
−実施形態1の変形例−
実施形態1では、中間ユニット(23)に過冷却熱交換器(7)を設けているが、上記過冷却熱交換器(7)は設けなくてもよい。
《発明の実施形態2》
本発明の実施形態2について説明する。
この実施形態2は、図8に示すように、実施形態1の空気調和装置(20)の冷媒回路(24)に中間熱交換器(9)を設けた点が実施形態1と異なっている。
中間熱交換器(9)は、中間ユニット(23)における室外側第2連絡配管(252a)と第2中間ガス管(255)との間に設けられている。中間熱交換器(56)は低圧側流路(9a)と高圧側流路(9b)とを有している。高圧側流路(9b)は室外側第2連絡配管(252a)に接続されている。低圧側流路(9a)は、入口側端部に、中間液管(253)における室外側第1連絡配管(251a)と第2接続管(253c)の間に接続された導入管(259)が接続されている。導入管(259)には膨張弁(EV3)が設けられている。低圧側流路(9a)の出口側端部には導出管(259b)の一端が接続され、導出管(259b)の他端は中間熱交換器(9)と室外側第2連絡配管(252a)との間で中間ガス管(554)に接続されている。
冷媒回路のその他の構成は実施形態1と同じである。
−運転動作−
この実施形態2においても、実施形態1と同様の複数の運転動作を行うことができる。この実施形態2では、実施形態1の暖房主体の暖房高負荷運転に相当する運転動作のみを説明する。
(暖房主体運転)
図9は、実施形態2の空気調和装置の暖房主体運転の運転状態を示している。例えば、暖房負荷が85%、冷房負荷が15%であるような運転状態である。この図においても、太い実線の冷媒配管は冷媒が流れる配管、細い実線の冷媒配管は冷媒が流れない配管である。また、太い実線の配管を流れる冷媒の流れ方向を矢印で示している。細い実線の冷媒配管に設けられている開閉弁等は閉鎖される。
圧縮機(1)から吐出された高圧ガス冷媒は三方弁(3a)の手前で点B11からブリッジ回路(3b)へ流れ、さらに点B12を通過して室外ユニット(21)から流出し、室外側第2連絡配管(252a)に流入する。高圧ガス冷媒は、室外側第2連絡配管(252a)から中間ユニット(23)に流入し、中間ユニット(23)において、点B13、中間熱交換器(9)を通過した後、点B14から第2中間ガス管(255)へ流入する。
第2中間ガス管(255)を流れる高圧ガス冷媒は、点B15において暖房側の室内ユニット(22)へ向かい、該室内ユニット(22)に流入する。この暖房側の室内ユニット(22)へ流入した冷媒は室内熱交換器(8)で凝縮し、高圧液冷媒になる。冷媒は、この室内熱交換器(8)で凝縮するときに室内空気に放熱し、室内が暖房される。室内熱交換器(8)で凝縮した高圧液冷媒は、中間ユニット(23)に流入し、中間液管(253)の点B16で2方向へ分流する。
点B16から冷房側の室内ユニット(22)へ向かう冷媒は、該室内ユニット(22)へ流入し、室内膨張弁(EV2)で減圧されて低圧二相冷媒になり、さらに室内熱交換器(8)で蒸発して低圧ガス冷媒になる。この低圧ガス冷媒は、中間ユニット(23)に流入して中間ガス管(254)を流れ、補助圧縮機(5)に吸入されて圧縮される。補助圧縮機(5)から吐出された冷媒は、点B17を通って第2流出管(256b)を流れ、中間液管(253)の点B18に達する。
また、点B16から過冷却熱交換器(7)へ向かう高圧液冷媒は、該過冷却熱交換器(7)を通過し、中間液管(253)の点B19から膨張機(4)に流入する。冷媒は膨張機(4)で減圧されて低圧二相冷媒になり、点B20で第2分岐管(253c)へ流入して点B18に達する。
点B18では2方向から流れてきた低圧二相冷媒と低圧ガス冷媒が合流して中間液管(253)を流れ、中間ユニット(23)から流出して室外側第1連絡配管(251a)を通って室外ユニット(21)へ流入する。
室外ユニット(21)に流入した低圧二相冷媒は、ブリッジ回路(3b)を通過して室外熱交換器(2)に流入し、室外空気と熱交換して蒸発する。室外熱交換器(2)で蒸発した低圧ガス冷媒は、三方弁(3a)を通過して圧縮機(1)に吸入される。
本実施形態の暖房主体の運転状態では、以上の流れで冷媒が冷媒回路(24)を循環する。
この実施形態においても、補助圧縮機(5)を設け、室外ユニット(21)の圧縮機(1)へ吸入される前の冷媒を補助的に圧縮するようにしているので、連絡配管を室外ユニット(21)へ向かって流れる低圧二相冷媒の圧力が低下しすぎるのを防止でき、効率が低下するのを抑えられる。
−実施形態2の効果−
この実施形態2によれば、実施形態1と同様に、補助圧縮機(5)を設け、暖房主体運転のうちで暖房負荷の大きな暖房主体運転において、室外ユニット(21)の圧縮機(1)へ吸入される前の冷媒を補助的に圧縮するようにしているので、連絡配管を室外ユニット(21)へ向かって流れる低圧二相冷媒の圧力が低下しすぎるのを防止でき、効率が低下するのを抑えられる。特に、暖房主体運転では、密度の小さい低圧二相冷媒が内径の細い室外側第1連絡配管(251a)を流れるために圧力損失が大きくなりやすいのに対して、補助圧縮機(5)で低圧冷媒を補助的に圧縮することにより、圧力損失による効率低下を効果的に抑えられる。
また、この実施形態では全冷房の運転状態は説明していないが、過冷却熱交換器(7)を設けたことにより、実施形態1とほぼ同様に行われる全冷房運転時に室内ユニット(22)に供給される冷媒が配管経路中でフラッシュすることを防ぎ、冷媒を確実に液相の状態で室内ユニット(22)に供給することができる。
《発明の実施形態3》
本発明の実施形態3について説明する。
この実施形態3は、図10に示すように、実施形態1の空気調和装置の冷媒回路(24)において、膨張機(4)と補助圧縮機(5)の代わりにエジェクタ(10)を設けた点が実施形態1と異なっている。
上記エジェクタ(10)は、上記全冷房運転時に、高圧冷媒または中間圧冷媒を駆動流とし、冷凍サイクルの蒸発行程後のガス冷媒を吸引して昇圧し、昇圧後の冷媒を低圧側の連絡配管である室外側第2連絡配管(252a)へ供給するように冷媒回路(24)に設けられた昇圧機構である。このエジェクタ(10)は、駆動流流入ポート(10a)と、吸引流流入ポート(10b)と、ノズルと混合部とディフューザで昇圧した冷媒を吐出する冷媒吐出ポート(10c)とを備え、上記冷凍サイクルの圧縮行程を行う圧縮機(1)の吸入前の冷媒を補助的に圧縮する。駆動流流入ポート(10a)には、中間液管(253)に接続された液分岐管(253a)が接続されている。吸引流流入ポート(10b)には、中間ガス管(254)に中間接続管(248)とバイパス管(249)とが接続された接続点から分岐した分岐中間ガス管(254b)が接続されている。
上記気液分離器(6)はエジェクタ(10)の流出側に配置され、エジェクタ(10)の吐出ポート(10c)が気液分離器(6)の冷媒流入ポート(6a)に接続されている。
冷媒回路のその他の構成は実施形態1と同じである。
−運転動作−
この実施形態3においても、実施形態1と同様の複数の運転動作を行うことができる。この実施形態3では、実施形態1の暖房主体の暖房高負荷運転に相当する運転動作を説明する。
(暖房主体運転)
図11は、実施形態3の空気調和装置の暖房主体運転の運転状態を示している。例えば、暖房負荷が85%、冷房負荷が15%であるような運転状態である。この図においても、太い実線の冷媒配管は冷媒が流れる配管、細い実線の冷媒配管は冷媒が流れない配管である。また、太い実線の配管を流れる冷媒の流れ方向を矢印で示している。細い実線の冷媒配管に設けられている開閉弁等は閉鎖される。
圧縮機(1)から吐出された高圧ガス冷媒は三方弁(3a)の手前で点C11からブリッジ回路(3b)へ流れ、さらに点C12を通過して室外ユニット(21)から流出し、室外側第2連絡配管(252a)に流入する。高圧ガス冷媒は、室外側第2連絡配管(252a)から中間ユニット(23)に流入し、中間ユニット(23)において、点C13から第2中間ガス管(255)へ流入する。
第2中間ガス管(255)を流れる高圧ガス冷媒は、点C14において暖房側の室内ユニット(22)へ向かい、該室内ユニット(22)に流入する。この暖房側の室内ユニット(22)へ流入した冷媒は室内熱交換器(8)で凝縮し、高圧液冷媒になる。冷媒は、この室内熱交換器(8)で凝縮するときに室内空気に放熱し、室内が暖房される。室内熱交換器(8)で凝縮した高圧液冷媒は、中間ユニット(23)に流入し、中間液管(253)の点C15で2方向へ分流する。
点C15から冷房側の室内ユニット(22)へ向かう冷媒は、該室内ユニット(22)へ流入し、室内膨張弁(EV2)で減圧されて低圧二相冷媒になり、さらに室内熱交換器(8)で蒸発して低圧ガス冷媒になる。この低圧ガス冷媒は、中間ユニット(23)に流入して中間ガス管(254)を流れて点C16を通過し、エジェクタ(10)に吸引されて昇圧される。ジェクタ(10)から吐出された冷媒は、点C17を通って第2流出管(256b)を流れ、中間液管(253)の点C18に達する。
また、点C15から過冷却熱交換器(7)へ向かう高圧液冷媒は、該過冷却熱交換器(7)を通過し、中間液管(253)の点C19からエジェクタ(10)に流入する。この高圧液冷媒が上記エジェクタ(10)の駆動流となる。
エジェクタ(10)から吐出されて点C18から中間液管に流入した低圧二相冷媒は、中間ユニット(23)から流出して室外側第1連絡配管(251a)を通り、室外ユニット(21)へ流入する。
室外ユニット(21)に流入した低圧二相冷媒は、ブリッジ回路(3b)を通過して室外熱交換器(2)に流入し、室外空気と熱交換して蒸発する。室外熱交換器(2)で蒸発した低圧ガス冷媒は、三方弁(3a)を通過して圧縮機(1)に吸入される。
本実施形態の暖房主体の運転状態では、以上の流れで冷媒が冷媒回路(24)を循環する。
この実施形態においては、エジェクタ(10)を設け、室外ユニット(21)の圧縮機(1)へ吸入される前の冷媒を補助的に圧縮するようにしているので、連絡配管を室外ユニット(21)へ向かって流れる低圧二相冷媒の圧力が低下しすぎるのを防止でき、効率が低下するのを抑えられる。
−実施形態3の効果−
この実施形態3によれば、エジェクタ(10)を設け、実施形態1と同様に、暖房主体運転のうちで暖房負荷の大きな暖房主体運転において、室外ユニット(21)の圧縮機(1)へ吸入される前の冷媒を補助的に圧縮するようにしているので、連絡配管を室外ユニット(21)へ向かって流れる低圧二相冷媒の圧力が低下しすぎるのを防止でき、効率が低下するのを抑えられる。特に、暖房主体運転では、密度の小さい低圧二相冷媒が内径の細い室外側第1連絡配管(251a)を流れるために圧力損失が大きくなりやすいのに対して、補助圧縮機(5)で低圧冷媒を補助的に圧縮することにより、圧力損失による効率低下を効果的に抑えられる。
−実施形態3の変形例−
実施形態3では、中間ユニット(23)に過冷却熱交換器(7)を設けているが、上記過冷却熱交換器(7)は設けなくてもよい。
《その他の実施形態》
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
例えば、上記各実施形態においては、膨張機(4)が高圧冷媒を膨張させて減圧し、膨張動力を回収するように構成されたものとしているが、膨張機(4)は中間圧の冷媒を膨張するように構成したものであってもよい。また、エジェクタ(10)の駆動流も高圧冷媒に限らず、中間圧の冷媒にしてもよい。もしくは、昇圧機構(5)は膨張機(4)で回収した動力ではなく、電力を動力としたモータにより駆動されるものとしてもよい。
また、上記実施形態1では、暖房主体運転を高負荷領域と低負荷領域に分けて制御を行うようにしているが、暖房主体運転のすべての領域で、冷媒回路(24)の圧縮行程を行う圧縮機(1)に吸入される前の冷媒を補助的に圧縮するように構成してもよい。
また、上記の各実施形態の空気調和装置の冷媒回路の構成は単なる例示であり、冷媒回路に用いる構成要素や、各構成要素の接続関係は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記各実施形態では中間ユニット(23)を室内ユニット(22)とは別に設けているが、各室内ユニット(22)に上記中間ユニット(23)の構成要素を組み込んだ構成にしてもよい。
要するに、本発明においては、室外ユニットと複数の室内ユニットが2本の連絡配管で接続され、冷房と暖房が混在する運転が可能な空気調和装置において、暖房負荷が冷房負荷よりも大きくなる暖房主体運転時に、冷媒回路(24)の圧縮行程を行う圧縮機(1)に吸入される前の冷媒を補助的に圧縮する昇圧機構(5,10)を設けた構成であれば、冷媒回路(24)の構成などは適宜変更してもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、室外ユニットと複数の室内ユニットが2本の連絡配管で接続され、冷房と暖房が混在する冷凍サイクルが可能に構成された空気調和装置において、暖房主体運転時における低圧冷媒の圧力低下を抑制する技術について有用である。
1 圧縮機
4 膨張機
4c 出力軸
5 補助圧縮機(昇圧機構)
5c 入力C
10 エジェクタ(昇圧機構)
20 空気調和装置
21 室外ユニット
22 室内ユニット
24 冷媒回路
251,252 連絡配管

Claims (5)

  1. 室外ユニット(21)と、複数の室内ユニット(22)と、該室外ユニット(21)と室内ユニット(22)を2本の連絡配管(251,252)で接続することにより冷房と暖房が混在する冷凍サイクルが可能に構成された冷媒回路(24)とを備えた空気調和装置であって、
    上記冷媒回路(24)は、全暖房負荷運転と冷暖同負荷運転との間で行われる暖房主体運転時に、冷房運転を行う室内ユニット(22)での蒸発行程終了後のガス冷媒を昇圧し、低圧側の連絡配管(252)へ供給する昇圧機構(5,10)を備えていることを特徴とする空気調和装置。
  2. 請求項1において、
    上記暖房主体運転が、相対的に暖房負荷の大きな暖房主体の暖房高負荷運転と、暖房主体の暖房高負荷運転よりも暖房負荷の小さな暖房主体の暖房低負荷運転とを含み、
    上記連絡配管(251,252)が、相対的に直径の小さな第1連絡配管(251)と、第1連絡配管(251)よりも直径の大きな第2連絡配管(252)とを有し、
    上記冷媒回路(24)は、暖房主体の暖房高負荷運転時に、上記昇圧機構(5,10)で昇圧された冷媒が第1連絡配管(251)へ供給されるように構成されていることを特徴とする空気調和装置。
  3. 請求項1または2において、
    上記昇圧機構(5,10)は、上記冷房運転を行う室内ユニット(22)と冷凍サイクルの圧縮行程を行う圧縮機(1)との間で冷媒を補助的に圧縮する補助圧縮機(5)であることを特徴とする空気調和装置。
  4. 請求項3において、
    上記冷媒回路(24)は、高圧冷媒または中間圧冷媒を膨張して動力を回収する膨張機(4)を備え、
    上記膨張機(4)が有する出力軸(4c)と上記補助圧縮機(5)が有する入力軸(5c)とが連結されていることを特徴とする空気調和装置。
  5. 請求項1または2において、
    上記昇圧機構(5,10)は、高圧冷媒または中間圧冷媒を駆動流とし、冷凍サイクルの蒸発行程後のガス冷媒を吸引して昇圧し、昇圧後の冷媒を低圧側の連絡配管(252)に供給するエジェクタ(10)であることを特徴とする空気調和装置。
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