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JP2016068881A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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JP2016068881A
JP2016068881A JP2014202784A JP2014202784A JP2016068881A JP 2016068881 A JP2016068881 A JP 2016068881A JP 2014202784 A JP2014202784 A JP 2014202784A JP 2014202784 A JP2014202784 A JP 2014202784A JP 2016068881 A JP2016068881 A JP 2016068881A
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昌俊 宮本
Masatoshi Miyamoto
昌俊 宮本
和也 飯田
Kazuya Iida
和也 飯田
貴晴 鈴木
Takaharu Suzuki
貴晴 鈴木
昇 三井
Noboru Mitsui
昇 三井
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J35/00Fuel tanks specially adapted for motorcycles or engine-assisted cycles; Arrangements thereof

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

【課題】鞍乗型車両の外観の一部を構成するアルミニウム製燃料タンクのパネルをプレス成型する場合に、パネルの外面における皺の発生を抑える。
【解決手段】鞍乗型車両100の燃料タンク30は、アルミニウムを主な材料とする板金を用いてプレス成型され、燃料を保持する空間31を構成するパネル41を有する。パネル41は、鞍乗型車両100の側面視及び平面視において、カバー22、23及びシート19で覆われる第1領域A1と、鞍乗型車両100の側面視及び平面視において、カバー22、23及びシート19で覆われずに、鞍乗型車両100の外観に現れる第2領域A2と、有する。第2領域A2は、外面45における凹曲面53Aと、外面において凹曲面53Aに隣接する凸曲面54A及び54Bと、凹曲面53Aに少なくとも一部が重複し、凹曲面53Aの外面45において凹状又は凸状に形成される屈曲部56Aと、を含む。
【選択図】図7

Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。詳しくは、アルミニウムを主な材料とする板金を用いてプレス成型される燃料タンクを備えた鞍乗型車両に関する。
鞍乗型車両として、例えば、自動二輪車がある。自動二輪車は、燃料タンクを備えている。
従来、燃料タンクの素材として、一般的には鉄が用いられている。燃料タンクの軽量化のため、燃料タンクの素材として、アルミニウムを主な材料とする素材(アルミニウムやアルミニウム合金)が用いられる場合もある。以下では、アルミニウムを主な材料とする素材を単にアルミニウムという場合がある。
アルミニウム製燃料タンクは、例えば、プレス成型法を用いて製造される。例えば、アルミニウムの板金を用いて複数のパネルをプレス成型し、パネル同士を接合することでアルミニウム製燃料タンクを製造する。
ところで、アルミニウムと鉄とでは、プレス成型における材料の特性(プレス成形性)が異なる。アルミニウムの板金を用いてパネルをプレス成型すると、パネルの外面に皺が発生する場合がある。これは、アルミニウム板はr値が鉄に比べて低く、引張変形に伴って皺が吸収されにくいためである。ここで、r値は板厚方向と面方向の板厚減少の比率を表す指標でランクフォード値とも呼ばれる。また、アルミニウムはヤング率が鉄よりも低く、同じ荷重が加わった場合に鉄よりも大きな歪み量を持つため、スプリングバックが大きい。
プレス成型によってパネルの外面に皺が発生する部分は、ある程度予測することができる。例えば、パネルの外面において凹曲面と凸曲面が隣接して形成されている部分に皺が発生しやすい。外面に凹曲面と凸曲面が隣接して形成されている部分では、プレス成型時に素材の肉余りが発生しやすい。素材の肉余りが発生するとパネルの外面に皺が発生しやすい。
プレス成型によって発生したパネルの皺は、プレス成型工程の後工程で修正することも可能である。しかしながら、この方法では皺を修正する工数が増加するだけでなく、皺を完全に修正することは難しい。燃料タンクを塗装すると修正部分が目立つ場合もある。また、皺により、燃料タンクの剛性が低下する場合もある。更に、プレス金型に皺が転写されてプレス金型の耐用期間が短くなる場合もある。
皺を抑制する別の方法として、燃料タンクのデザインを単純な形状に限定することも考えられる。しかしながら、鞍乗型車両に用いられる燃料タンクは、鞍乗型車両のデザインの一部を構成する。燃料タンクのデザインを単純な形状に限定すると、鞍乗型車両のデザインを制限してしまう。鞍乗型車両のデザインの自由度を確保するためには、アルミニウムを用いる場合であっても、鉄を用いる場合と同程度の燃料タンクのデザインの自由度が求められる。
特許第4136322号公報は、容器のコーナー付近に変形部を設ける技術を開示する。変形部は、絞り成形時において凸曲面であるコーナーへの金属板状材料の塑性流動を抑制する。変形部は、容器開口端から底壁に向かって延びる凸形状あるいは凹形状である。
上述の特許第4136322号公報に記載の技術は、自動車用燃料タンクのように比較的単純な形状の容器を対象としている。自動車用燃料タンクは自動車の外観をほとんど構成しない。このため、自動車用燃料タンクの側壁に変形部を形成しても自動車の外観に与える影響は少ない。一方、鞍乗型車両用の燃料タンクは、鞍乗型車両の外観の一部を構成する。このため、当該技術を鞍乗型車両用の燃料タンクに適用すると鞍乗型車両の外観に与える影響が大きい。よって、鞍乗型車両用の燃料タンクに当該技術を適用することは難しい。
特許第4136322号公報
上述のように、アルミニウム製燃料タンクを構成するパネルをプレス成型すると、パネルの外面における凹曲面と凸曲面が隣接する部分に皺が発生しうる。
本発明の目的は、鞍乗型車両の外観の一部を構成するアルミニウム製燃料タンクのパネルをプレス成型する場合に、パネルの外面における皺の発生を抑えることである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の鞍乗型車両は、車体フレームと、車体フレームに取り付けられるアルミニウム製燃料タンクと、アルミニウム製燃料タンクの一部を覆うカバーと、アルミニウム製燃料タンクの後部の一部を覆うように、車体フレームに取り付けられるシートと、を備える。アルミニウム製燃料タンクは、アルミニウムを主な材料とする板金を用いてプレス成型され、燃料を保持する空間を構成するパネルを有する。パネルは、鞍乗型車両の側面視及び平面視において、カバー及びシートで覆われる第1領域と、鞍乗型車両の側面視及び平面視において、カバー及びシートで覆われずに、鞍乗型車両の外観を構成する第2領域と、有する。第2領域は、外面における凹曲面と、外面において凹曲面に隣接する凸曲面と、凹曲面に少なくとも一部が重複し、凹曲面の外面において凹状又は凸状に形成される屈曲部と、を含む。
本発明の鞍乗型車両のアルミニウム製燃料タンクは、凹曲面の外面において凹状又は凸状に形成される屈曲部を有する。屈曲部は、凹曲面と少なくとも一部が重複する。屈曲部が形成される部分は、パネルの外面の表面積が大きくなる。屈曲部によって凹曲面の表面積が大きくなることでプレス成型時にパネルの外面が伸ばされやすくなる。このため、パネルの外面における皺の発生を抑えることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る自動二輪車を示す左側面図である。 図2は、アルミニウム製燃料タンクを構成する第1パネルと第2パネルを示す斜視図である。 図3は、アルミニウム製燃料タンクの平面図である。 図4は、アルミニウム製燃料タンクの左側面図である。 図5は、図4のA―A線において切断した背面断面図である。 図6は、第1パネルの平面図である。 図7は、第1パネルの左側面図である。 図8は、図7のB―B線において切断した背面断面図である。 図9は、図7のC―C線において切断した背面断面図である。 図10は、図7のD―D線において切断した平面断面図である。 図11は、第1パネルの側面に形成される屈曲部56Aの拡大図である。 図12は、図6のE―E線において切断した側面断面図である。 図13は、第1パネルの上面に形成される屈曲部56Bの拡大図である。 図14は、本発明の他の実施形態に係る第1パネルの斜視図である。
[実施形態]
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る鞍乗型車両について説明する。本明細書において、鞍乗型車両とはパワーユニットを備えた二輪車、三輪車、四輪車をいう。本実施形態では、鞍乗型車両として、スポーツタイプの自動二輪車を例に説明する。図中同一または相当部分には、同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
[全体構成]
まず、自動二輪車の全体構成について説明する。図1は、自動二輪車100の左側面図である。以下の説明では、前後及び左右は、自動二輪車100のシート19に着座した乗員から見た前後及び左右を意味する。以下の図において、矢印Fは自動二輪車100の前方向を示し、矢印Bは自動二輪車100の後方向を示す。矢印Uは自動二輪車100の上方向を示す。
自動二輪車100は、車体フレーム10、パワーユニット18、前輪26、後輪27、及びアルミニウム製燃料タンク30を備えている。以下、アルミニウム製燃料タンク30を単に燃料タンク30という場合がある。
車体フレーム10は、ヘッドパイプ11、タンクフレーム12、リアフレーム13、及びリアアーム14を含んでいる。ヘッドパイプ11は自動二輪車100の前部に配置されている。タンクフレーム12は、左右一対に構成されている。タンクフレーム12は、ヘッドパイプ11からそれぞれ後方へ延びている。自動二輪車100の側面視において、左右一対のタンクフレーム12は、それぞれ下方に湾曲する部分を有している。タンクフレーム12が湾曲する部分には、それぞれ左右一対のリアフレーム13が接続されている。リアアーム14は、タンクフレーム12の後端に接続されている。
ヘッドパイプ11にはステアリングシャフト17が回転自在に挿入されている。ステアリングシャフト17の上部にはハンドル16が取り付けられている。ステアリングシャフト17にはブラケット(図示せず)を介して左右一対のフロントフォーク15が取り付けられている。フロントフォーク15の下端には、前輪26が回転自在に支持されている。ハンドル16の操作に伴って、前輪26は左右方向に回転する。
リアアーム14の後端には、後輪27が回転自在に支持されている。後輪27は、パワーユニット18の動力が伝達されることにより回転する。
燃料タンク30は、タンクフレーム12及びリアフレーム13に取り付けられている。自動二輪車100の側面視において、燃料タンク30の後方には、シート19が配置される。シート19の前部は、燃料タンク30の後部の一部を覆っている。
ハンドル16の前方には、フロントカウル21が配置される。ハンドル16の後方には、カバー22が配置される。カバー22の後部は、燃料タンク30の前部の一部を覆っている。カバー22の下方には、左右一対のサイドカバー23が配置されている。サイドカバー23は、タンクフレーム12及びリアフレーム13に取り付けられる。サイドカバー23は、自動二輪車100の側面視において、燃料タンク30の下部の一部を覆っている。
燃料タンク30のうち、シート19、カバー22及びサイドカバー23で覆われている部分は、自動二輪車100の側面視及び平面視において、外観に現れない。つまり、自動二輪車100の側面視及び平面視において、外観を構成しない。一方、燃料タンク30のうち、シート19、カバー22及びサイドカバー23で覆われていない部分は、自動二輪車100の側面視及び平面視において、外観に現れる。
[燃料タンク]
次に燃料タンク30について説明する。図2は、燃料タンク30を構成する第1パネル41と第2パネル61を示す斜視図である。図3は、燃料タンク30の平面図である。図4は、燃料タンク30の左側面図である。図5は、図4のA―A線において切断した背面断面図である。本実施形態では、燃料タンク30の上下、前後、左右は、燃料タンク30を自動二輪車100に配置した状態での上下、前後、左右をいうものとする。以下の図において、矢印Rは右方向を示し、矢印Lは左方向を示す。
まず、燃料タンク30を構成する第1パネル41及び第2パネル61の概略について説明する。まず第1パネル41について説明する。図2に示すように、第1パネル41は、第1パネル本体42及び第1フランジ43を含んでいる。第1パネル本体42は、上面51及び一対の側面52を含んでいる。上面51は、第1パネル本体42の前部から後部にかけて上部を構成する。一対の側面52は、第1パネル本体42の前部から後部にかけて側部を構成する。側面52は上面51に連続して形成されている。一対の側面52は、左右方向に対向する。
第1フランジ43は、第1パネル本体42の端に連続して形成されている。第1フランジ43は、第1パネル本体42の全周を取り囲むように形成されている。第1フランジ43の幅、つまり、第1フランジ43の任意の端から第1パネル本体42の端までの距離は、例えば、3mmから10mmである。第1フランジ43は、第1パネル41を第2パネル61に組み合わせるために形成されている。
第1パネル本体42には、段部57が形成されている。段部57は、第1パネル本体42の全周に形成されている。段部57では、階段状に一段、第1パネル本体42の面の位置が変化する。段部57での面の位置の変化量は、例えば、2mmから5mmである。例えば、上面51の前部において、段部57の近傍では、段部57より前方の部分の面の位置は、段部57より後方の部分の面の位置より、階段状に下方向に3mmから4mm低くなっている。
段部57は、燃料タンク30を自動二輪車100に配置し、燃料タンク30の後部、前部及び側面の下部にそれぞれシート19、カバー22及びサイドカバー23を重ねた状態で、第1パネル41と、シート19、カバー22及びサイドカバー23との段差を小さくするために形成されている。言い換えると、段部57は、燃料タンク30を自動二輪車100に配置した状態で、第1パネル41のうち、シート19、カバー22及びサイドカバー23で覆われて自動二輪車100の外観に現れない部分と、シート19、カバー22及びサイドカバー23で覆われずに自動二輪車100の外観に現れる部分との境界となる。
つまり、第1パネル41のうち、第1パネル本体42の段部57よりも縁部寄りの部分と、第1フランジ43は、シート19、カバー22及びサイドカバー23で覆われるため、自動二輪車100の側面視及び平面視において、自動二輪車100の外観に現れない。以下、第1パネル41のうち、自動二輪車100の外観に現れない領域を第1領域A1とする。
また、第1パネル41のうち、段部57で囲まれる領域は、シート19、カバー22及びサイドカバー23で覆われないため、自動二輪車100の側面視及び平面視において、自動二輪車100の外観に現れる。以下、第1パネル41のうち、自動二輪車100の外観に現れる領域を第2領域A2とする。段部57は、第1領域A1と第2領域A2の境界となる。
第1パネル本体42の側面52には、屈曲部56Aが形成されている。第1パネル本体42の上面51には、屈曲部56Bが形成されている。屈曲部56A及び屈曲部56Bは、第1パネル41をプレス成型する場合において、皺の発生を抑えるために形成されている。
第1パネル41の上面51には、開口46が形成される。開口46には、燃料給油部(図示せず)が取り付けられる。燃料給油部は、燃料給油口及び燃料給油口を開閉するキャップを備えている。
次に第2パネル61について説明する。図2に示すように、第2パネル61は、第2パネル本体62及び第2フランジ63を含んでいる。第2パネル本体62は、基部71及び前壁部72を含んでいる。基部71は、底部73、前部74、後部75、及び一対の側部76を有する。前壁部72は、基部71の前部74に連続して形成されている。
第2フランジ63は、第2パネル本体62の端に連続して形成されている。第2フランジ63は、第2パネル本体62の全周を取り囲むように形成されている。第2フランジ63の幅、つまり、第2フランジ63の任意の端から第2パネル本体62の端までの距離は、例えば、3mmから10mmである。第2フランジ63は、第2パネル61を第1パネル41に組み合わせるために形成されている。
第2パネル61は、取り付け部79及び80を含んでいる。取り付け部79及び80は、燃料タンク30をリアフレーム13及びタンクフレーム12に固定するための部分である。
基部71の底部73には、開口66が形成されている。開口66には、支持体(図示せず)が取り付けられる。支持体は、燃料タンク30の内部に配置される燃料ポンプ(図示せず)を支持する。
第1パネル41及び第2パネル61は、アルミニウムを主な材料とする板金を用いて、それぞれプレス成型される。プレス成型された第1パネル41及び第2パネル61は、相互に組み合わされ、第1フランジ43及び第2フランジ63の全周を溶接することにより接合される。
次に、図3、図4及び図5を参照して、燃料タンク30について説明する。図3、図4及び図5には、左右一対のタンクフレーム12及び左右一対のリアフレーム13を仮想線で示している。仮想線は、燃料タンク30がタンクフレーム12及びリアフレーム13に取り付けられた状態における、燃料タンク30とタンクフレーム12及びリアフレーム13との位置関係を示している。
図3に示すように、燃料タンク30を構成する第1パネル41は、平面視において、前部の左右方向の幅が、後部の左右方向の幅よりも大きい形状を有している。第1パネル41の一対の側面52は、平面視において、第1パネル41の前部から後部に向かうに従って、左右方向の間隔が徐々に減少する。燃料タンク30は、左右一対のタンクフレーム12及び左右一対のリアフレーム13を跨ぐように取り付けられている。
第1パネル41及び第2パネル61は、接合部32で接合されている。接合部32は、第1パネル41及び第2パネル61の全周において、第1フランジ43及び第2フランジ63を溶接することで形成される。
平面視では、段部57は、第1パネル本体42の前部及び後部に現れる。前部の段部57より前方の部分には、燃料タンク30が自動二輪車100に配置された状態で、カバー22が重ねられる。後部の段部57より後方の部分には、燃料タンク30が自動二輪車100に配置された状態で、シート19が重ねられる。第1パネル本体42の前部に設けられた段部57より後方、かつ、第1パネル本体42の後部に設けられた段部57より前方の部分は、自動二輪車100の外観に現れる第2領域となる。
第1パネル本体42の上面51には、屈曲部56Bが形成される。屈曲部56Bは、第1パネル本体42の後部に形成された段部57より前方に形成されている。屈曲部56Bは、第2領域に形成される。つまり、屈曲部56Bは、自動二輪車100の外観に現れる。
図4に示すように、側面視において、第1パネル41の上面51は、上方に湾曲している。具体的には、第1パネル41の前端と後端の間に位置する中間部511が最も高くなっている。上面51は、前端から中間部511に向けて、上下方向の高さが徐々に高くなり、中間部511から後端に向けて、徐々に低くなる。
第1パネル41の第1フランジ43は、側面視において、中間部431が下方に突出するように湾曲している。具体的には、第1フランジ43は、前部から中間部431に向けて斜め下方に傾斜し、中間部431から後部に向けて斜め上方に傾斜している。燃料タンク30は、第1フランジ43が、タンクフレーム12及びリアフレーム13に干渉しないように取り付けられる。
側面視では、段部57は、側面52の前部では、上方から下方に向かって延びており、後部では、下方から上方に向かって延びている。側面52の中央部では、上方に向かって湾曲している。段部57の前部と、段部57の中央部とが連結される連結部57Aよりも前方かつ上方の部分には、カバー22が重ねられる。段部57の後部と、段部57の中央部とが連結される連結部57Bよりも後方かつ上方の部分には、シート19が重ねられる。連結部57A及び連結部57Bよりも下方の部分には、サイドカバー23が重ねられる。カバー22、シート19、及びサイドカバー23で覆われない部分は、自動二輪車100の外観に現れる第2領域となる。
第1パネル本体42の側面52には、屈曲部56Aが形成される。屈曲部56Aは、第2領域に形成されているため、自動二輪車100の外観に現れる。
図5に示すように、第1パネル41及び第2パネル61は、燃料タンク30の内部に燃料を保持する空間31を構成する。第1パネル41は、燃料を保持する空間31のうち上部を構成する。第2パネル61は、燃料を保持する空間31のうち下部を構成する。第1パネル41の内面44、及び第2パネル61の内面64は、燃料を保持する空間31に面している。第1パネル41の外面45、及び第2パネル61の外面65は、燃料タンク30の外部に面している。
第2パネル61の基部71は、左右のタンクフレーム12及び左右のリアフレーム13によって挟まれる空間に配置される。第2パネル61の一対の側部76のそれぞれの上部には、連結部77が形成されている。断面視において、連結部77は、基部71の側部76に対して外向き、かつ下向きに湾曲するように形成されている。連結部77は、第1パネル41の側面52の下部の形状及び左右方向の寸法に対応している。断面視において、左の接合部32のさらに左方にはサイドカバー23が配置され、右の接合部32のさらに右方にはサイドカバー23が配置される。
図5に示す断面視において、第1パネル41の側面52の下部のうち、左右方向の間隔が最も広い部分は、燃料タンク30を自動二輪車100に配置した状態で、タンクフレーム12及びリアフレーム13の左右方向の外面の位置に対応する。このため、サイドカバー23がタンクフレーム12及びリアフレーム13に取り付けられた状態で、第1パネル41の側面52とサイドカバー23との段差を小さくすることができる。
次に、第1パネル41について詳細に説明する。図6は、第1パネル41の平面図である。図7は、第1パネル41の左側面図である。図8は、図7のB―B線において切断した背面断面図である。
まず、第1パネル41の側面52について説明する。図6に示すように、第1パネル41の一対の側面52は、第1パネル41の前部から後部に向かうに従って、左右方向の間隔が徐々に減少する第3領域A3を有する。第3領域A3の一部は、自動二輪車100の外観に現れる第2領域と重複している。
図7に示すように、側面52は、第3領域A3において、第1凸曲面としての凸曲面54A、第2凸曲面としての凸曲面54B、及び凹曲面53Aを有する。ここで、凸曲面とは、第1パネル41の外面45が凸となっている曲面である。凹曲面は、第1パネル41の外面45が凹となっている曲面である。
凸曲面54A及び凸曲面54Bは、側面視において、第3領域A3の前後方向に延びている。凸曲面54Bは、側面視において、凸曲面54Aの下方に形成される。凸曲面54A及び凸曲面54Bは、それぞれ上下方向に幅を有しながら、第3領域A3の前部から後方に向けて形成されている。
凹曲面53Aは、側面視において、凸曲面54Aと凸曲面54Bとの間に形成される。凹曲面53Aは、凸曲面54A及び凸曲面54Bに連続している。凹曲面53Aは、側面視において、第3領域A3の前後方向に延びている。凹曲面53Aは、上下方向に幅を有しながら、第3領域A3の前部から後方に向けて形成されている。
凸曲面54Aの一部、凸曲面54Bの一部、及び凹曲面53Aの一部によって、側面凹部58が構成される。
側面凹部58は、側面視における側面52の中央部から後部に向けて延びている。側面凹部58は、自動二輪車100のシート19に着座した乗員の大腿部の内側に対応する位置に形成される。より具体的には、燃料タンク30を自動二輪車100に配置した状態で、側面凹部58は、シート19の前端よりも前方に形成される(図4参照)。側面凹部58は、側面視で、シート19の前端における座面191の高さと同等(図5参照)、あるいは高い位置に形成される。また、側面凹部58は、平面視で左右対称の位置に形成される(図6参照)。
第1パネル本体42は、さらに凹曲面53C及び稜部55を有する。凹曲面53Cは、側面視において、凸曲面54Aの上方に形成される。凹曲面53Cは、第1パネル本体42の前後方向に延びている。凹曲面53Cは、第1パネル本体42の上面51の一部を構成する。
稜部55は、凹曲面53C及び凸曲面54Aを接続する凸曲面である。稜部55は、第1パネル本体42の上面51と側面52の境界に位置している。稜部55は、第1パネル本体42の前後方向に延びている。稜部55の後部は、下方に向けて傾斜している。稜部55は、凸曲面54A、凹曲面53Cよりも曲率半径が小さく、側面視において前後方向に延びる曲線として認識できる。
屈曲部56Aは、凹曲面53Aに形成されている。屈曲部56Aは、第1パネル41をプレス成型する場合において、凹曲面53Aにおける皺の発生を抑えるために形成される。本実施形態の屈曲部56Aは、凹曲面53Aの外面45において凹状に形成される。屈曲部56Aは、側面視において、側面52の中央部よりも後方で、前後方向に延びている。
ここで、図6に示すように、第1パネル41は、平面視において、側面52の中央部よりも後方で、一対の側面52の左右方向の間隔が徐々に減少している。また、図7に示すように、側面視において、上面51の上下方向の高さは、中間部511より後方で徐々に低くなっている。つまり、第1パネル41の側面52は、平面視及び側面視における中央部よりも後方において、複数の凹曲面及び凸曲面が接近した状態で隣接している。このため、平面視及び側面視において、側面52は、中央部よりも後方のほうが複雑な面で構成されている。第1パネル41をプレス成型する場合に、皺は、側面視における凹曲面53Aの中央部よりも後方において発生しやすい。屈曲部56Aは、凹曲面53Aに発生する皺を抑制するため、側面視における凹曲面53Aの中央部よりも後方に形成されることが好ましい。
屈曲部56Aは、凹曲面53Aに形成されているため、側面凹部58に形成されることとなる。屈曲部56Aは、凹曲面53Aの皺の発生を抑制する。このため、屈曲部56Aは、自動二輪車100の側面視及び平面視において、シート19の前端よりも前方に形成され、かつ、自動二輪車100の前後方向に延びる中心線に対して左右対称の位置に形成されることが好ましい。さらに、屈曲部56Aは、シート19の前端における座面191よりも上方に形成されことが好ましい。
図8に示すように、側面52は、凸曲面54A、凸曲面54B、及び凹曲面53Aを有する。凸曲面とは、断面視において、第1パネル41の外面45が凸となっている曲面である。凹曲面とは、断面視において、第1パネル41の外面45が凹となっている曲面である。
凸曲面54Bは、図8の背面断面視において、凸曲面54Aの下方に形成される。凹曲面53Aは、背面断面視において、凸曲面54Aと凸曲面54Bとを接続する位置に形成される。
第1パネル本体42は、凹曲面53C及び稜部55を有する。凹曲面53Cは、背面断面視において、凸曲面54Aの上方に形成される。凹曲面53Cは、第1パネル本体42の上面51の一部を構成する。稜部55は、凹曲面53C及び凸曲面54Aを接続する凸曲面である。稜部55は、背面断面視において、第1パネル本体42の上面51と側面52の境界に位置している。稜部55は、凸曲面54A、凹曲面53Cよりも曲率半径が小さい。
凸曲面54Aの一部、凸曲面54Bの一部、及び凹曲面53Aは、側面凹部58を構成する。より具体的には、背面断面視における凸曲面54Aの頂点と、背面断面視における凸曲面54Bの頂点とを結ぶ仮想線58Aに対して、凹曲面53Aは凹んだ位置に形成される。
次に、第1パネル41の上面51について説明する。図7に示すように、第1パネル41の上面51は、上下方向の高さが徐々に減少する第4領域A4を有する。第4領域A4の一部は、自動二輪車100の外観に現れる第2領域と重複している。
図6に示すように、第4領域A4において、上面51は、第1凸曲面としての凸曲面54C、第2凸曲面としての凸曲面54D、及び凹曲面53Bを有する。凸曲面54Dは、凸曲面54Cの後方に位置する。凸曲面54C及び凸曲面54Dは、それぞれ第4領域A4において左右方向に延びている。つまり、平面視において、凸曲面54C及び凸曲面54Dは、前後方向に幅を有しながら、第4領域A4において、左方から右方にかけて形成されている。本実施形態では、凸曲面54C及び凸曲面54Dは、第1パネル41の上面51の前後方向に延びる仮想の中心線C1に対して、左右対称に形成されている。
凹曲面53Bは、凸曲面54Cと凸曲面54Dとの間に形成されている。凹曲面53Bは、凸曲面54C及び凸曲面54Dに連続している。凹曲面53Bは、第4領域A4において、左右方向に延びている。つまり、平面視において、凹曲面53Bは、前後方向に幅を有しながら、第4領域A4において、左方から右方にかけて形成されている。本実施形態では、凹曲面53Bは、第1パネル41の上面51の前後方向に延びる仮想の中心線C1に対して、左右対称に形成されている。
凹曲面53Bには、屈曲部56Bが形成される。屈曲部56Bは、第1パネル41をプレス成型する場合において、凹曲面53Bにおける皺の発生を抑えるために形成される。屈曲部56Bは、凹曲面53Bの外面45において凹状に形成されている。
[屈曲部]
次に、屈曲部56Aの形状について詳細に説明する。図9は、図7のC―C線において切断した背面断面図である。図10は、図7のD―D線において切断した平面断面図である。図11は、屈曲部56Aの拡大図である。
図9に示すように、本実施形態の屈曲部56Aは、凹曲面53Aの外面45において凹状に形成される。具体的には、背面断面視において、断面形状は、略V字形を横に寝かせた形状である。言い換えると、断面形状は、左右方向の最も深い位置に向かうに従って、上下方向の長さが減少する形状である。仮想線(二点鎖線)は、屈曲部56Aを形成しない場合の凹曲面53Aの外面45の位置である。仮想線で示された凹曲面53Aの外面45の位置と、屈曲部56Aの最も深い部分との距離(変形量)の最大値D1は、屈曲部56Aの上下方向(幅方向)の寸法W1に対して小さい。つまり、屈曲部56Aは幅方向の寸法に対して深さ方向の変形量が浅く形成されている。このため、側面視において、屈曲部56Aは、燃料タンク30及び自動二輪車100の外観に現れる第2領域A2に形成されているものの、目立ちにくく、燃料タンク30への外観への影響は少ない。また、屈曲部56Aは、凹曲面53Aの最も深い位置、言い換えると、凸曲面54A、及び凸曲面54Bに対して最も窪んだ位置に形成されているため、目立ちにくい。
図10に示すように、屈曲部56Aは、平面断面視において、稜部55に近い部分の変形量を、稜部55から遠い部分の変形量より大きくした部分を有する。具体的には、変位量が最大値D1となる位置P1は、側面視において、屈曲部56Aの長手方向の中央部よりも後方である。この位置は、屈曲部56Aの長手方向の中央部よりも稜部55に近い部分である。尚、変位量が最大値となる位置を、屈曲部56Aのより後部に配置してもよい。この場合、変位量が最大値となる位置を稜部55により近づけることができる。
図11に示すように、屈曲部56Aは、側面視において、前後方向(長手方向)の寸法L1が、上下方向(幅方向)の最大寸法W1より長く形成されている。屈曲部56Aの前部と後部は、端部に向かうに従って上下方向(幅方向)の寸法が徐々に減少する先細りの形状である。上下方向(幅方向)の寸法が最大となる位置P1は、屈曲部56Aの前後方向(長手方向)の中央部よりも後方である。
次に、屈曲部56Bの形状について説明する。図12は、図6のE―E線において切断した側面断面図である。図13は、屈曲部56Bの拡大図である。
図12に示すように、屈曲部56Bは、凹曲面53Bの外面45において凹状に形成される。仮想線(二点鎖線)は、屈曲部56Bを形成しない場合の凹曲面53Bの外面45の位置である。仮想線で示された凹曲面53Bの外面45の位置と、屈曲部56Bの最も深い部分との距離(変形量)D2は、屈曲部56Bの左右方向(幅方向)の寸法W2に対して小さい(図13参照)。つまり、屈曲部56Bは幅方向の寸法に対して深さ方向の変形量が浅く形成されている。また、深さ方向の変形量は、前後方向における前部で浅く、後部側に最も深い位置P2を有する。
図13に示すように、屈曲部56Bは、左右方向に並ぶ複数の凹部57を有する。屈曲部56Bを構成する凹部57は、平面視において、前後方向(長手方向)の寸法L2が、左右方向(幅方向)の最大寸法W2より長く形成されている。凹部57の左右方向の幅は一定であり、平面視で凹部57は、長円形状を有している。
次に、図2を参照して、燃料タンク30の製造方法の概略について説明する。
上述の通り、第1パネル41は、アルミニウムを主な材料とする板金を用いて、プレス成型される。第1パネル41の具体的な形状は、上述した通りである。第1パネル41をプレス成型する際に、屈曲部56A及び56Bが同時に形成されて第1パネル41における皺の発生を抑える。本実施形態の第1パネル41は、1枚のアルミニウムを主な材料とする板金を用いてプレス成型される。
第1パネル41の成型に用いる板金は、強度及び加工性を考慮して、Al(純アルミニウム)、Al−Mg系合金またはAl−Si−Mg系合金を用いることが好ましい。
燃料タンク30の軽量化のためには、第1パネル41の板厚を薄くすることが好ましい。第1パネル41の板厚は、加工性及び燃料タンク30に要求される強度を考慮して決定される。
また、第2パネル61も上述の通り、アルミニウムを主な材料とする板金を用いて、プレス成型される。第2パネル61の具体的な形状については、上述した通りである。
第2パネル61の成型に用いる板金は、第1パネル41と同様に、強度及び加工性を考慮して、Al(純アルミニウム)、Al−Mg系合金またはAl−Si−Mg系合金を用いることが好ましい。
燃料タンク30の軽量化のためには、第2パネル61の板厚を薄くすることが好ましい。第2パネル61の板厚は、加工性及び燃料タンク30に要求される強度を考慮して決定される。
プレス成型した第1パネル41及び第2パネル61は、図2に示すように、第1フランジ43及び第2フランジ63を対向させて、第1パネル41と第2パネル61とを相互に組み合わせる。
第1パネル41と第2パネル61を相互に組み合わせた状態で、第1フランジ43の端と第2フランジ63の端とを全周で溶接して第1パネル41と第2パネル61を接合する。
[本実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る自動二輪車100は、車体フレーム10と、車体フレーム10に取り付けられる燃料タンク30と、燃料タンク30の一部を覆うカバー22及び23と、燃料タンク30の後部の一部を覆うように、車体フレーム10に取り付けられるシート19と、を備える。燃料タンク30は、アルミニウムを主な材料とする板金を用いてプレス成型され、燃料を保持する空間を構成するパネル41を有する。パネル41は、自動二輪車100の側面視及び平面視において、カバー22、23及びシート19で覆われる第1領域A1と、自動二輪車100の側面視及び平面視において、カバー22、23及びシート19で覆われずに、自動二輪車100の外観に現れる第2領域A2と、を有する。第2領域A2は、外面における凹曲面53Aと、外面において凹曲面53Aに隣接する凸曲面54A及び54Bと、凹曲面53Aに少なくとも一部が重複し、凹曲面53Aの外面において凹状に形成される屈曲部56Aと、を含む。また、第2領域A2は、外面における凹曲面53Bと、外面において凹曲面53Bに隣接する凸曲面54C及び54Dと、凹曲面53Bに少なくとも一部が重複し、凹曲面53Bの外面において凹状に形成される屈曲部56Bと、を含む。
屈曲部56Aは、凹曲面53Aと少なくとも一部が重複するため、屈曲部56Aが形成される部分は、第1パネル41の外面45の表面積が大きくなる。また、屈曲部56Bは、凹曲面53Bと少なくとも一部が重複するため、屈曲部56Bが形成される部分は、第1パネル41の外面45の表面積が大きくなる。屈曲部56A及び56Bを有することでプレス成型時に第1パネル41の外面45が伸ばされやすくなる。このため、第1パネル41の外面45における皺の発生を抑えることができる。また、燃料タンク30の外面の皺を低減することで、外観の良好な鞍乗型車両100とすることができる。
本実施形態に係る自動二輪車100の燃料タンク30は、燃料タンク30の外観に現れる第2領域A2を有する。第2領域A2は、複数の曲面54A及び53Cと、複数の曲面54A及び53Cを接続する稜部55と、を更に有する。凹曲面53Aは、稜部55に隣接する部分を有する。屈曲部56Aは、稜部55に近い部分の変形量を、稜部55から遠い部分の変形量より大きくした部分を有する。
稜部55に隣接する凹曲面53Aは、面の変化が大きいため、プレス成型において皺が発生しやすい。燃料タンク30は、屈曲部56Aのうち、稜部55に近い部分の変形量を、稜部55から遠い部分の変形量より大きくした部分を有する。このため、皺が発生しやすい部分では、屈曲部56Aの変形量を大きくすることで重点的に皺の発生を抑えることができる。また、皺が発生しにくい部分では、屈曲部56Aの変形量を小さくして屈曲部56Aを目立ちにくくすることができる。
本実施形態に係る自動二輪車100の燃料タンク30は、燃料タンク30の外観に現れる第2領域A2を有する。第2領域A2は、第1凸曲面としての凸曲面54A及び第2凸曲面としての凸曲面54Bと、凸曲面54Aと凸曲面54Bとを接続するように形成される凹曲面53Aと、を含む。また、第2領域A2は、第1凸曲面としての凸曲面54C及び第2凸曲面としての凸曲面54Dと、凸曲面54Cと凸曲面54Dとを接続するように形成される凹曲面53Bと、を含む。
凸曲面54A及び凸曲面54Bを接続する凹曲面53Aは、面の変化が大きいため、プレス成型において皺が発生しやすい。また、凸曲面54C及び凸曲面54Dを接続する凹曲面53Bは、面の変化が大きいため、プレス成型において皺が発生しやすい。本実施形態の燃料タンク30は、凹曲面53Aに屈曲部56Aが形成され、凹曲面53Bに屈曲部56Bが形成される。このため、第1パネル41の外面45における皺の発生を抑えることができる。
本実施形態に係る自動二輪車100は、燃料タンク30の燃料を保持する空間のうち上部を構成する第1パネル41を有する。第1パネル41は、上面51と、上面51に連続する一対の側面52と、を有する。一対の側面52が対向する方向を左右方向とし、左右方向に直交する方向を前後方向としたときに、一対の側面52は、前後方向における第1パネル41の前端から後端に向かうに従って左右方向の寸法が減少し、かつ、少なくとも一部が第2領域A2と重複する第3領域A3を有する。第3領域A3は、凸曲面54A、凸曲面54Aの下方に位置する凸曲面54B、及び凸曲面54Aと凸曲面54Bとを接続する凹曲面53Aを有する。屈曲部56Aは、凹曲面53Aに形成される。
第1パネル41の側面52において、凸曲面54Aと凸曲面54Bとを接続する凹曲面53Aは、面の変化が大きいため、プレス成型において皺が発生しやすい。燃料タンク30の第1パネル41は、凹曲面53Aに屈曲部56Aが形成される。このため、第1パネル41の外面45における皺の発生を抑えることができる。
本実施形態に係る自動二輪車100は、燃料タンク30を構成する第1パネル41に第3領域A3を有する。第3領域A3は、凸曲面54Aの一部、凸曲面54Bの一部、及び凹曲面53Aで構成される側面凹部58を有する。屈曲部56Aは、凹曲面53Aに形成される。
本実施形態に係る自動二輪車100は、一対の側面52が対向する方向を自動二輪車100の左右方向とし、左右方向に直交する方向を自動二輪車100の前後方向として、側面凹部58は、自動二輪車100の側面視及び平面視において、シート19の前端よりも前方に形成され、かつ、自動二輪車100の前後方向に延びる中心線に対して左右対称の位置に形成されており、屈曲部56Aは、自動二輪車100の前後方向に延びる中心線に対して左右対称の位置に形成されている。
本実施形態に係る自動二輪車100は、燃料タンク30の燃料を保持する空間のうち上部を構成する第1パネル41を有する。第1パネル41は、上面51と、上面51に連続する一対の側面52と、を有する。一対の側面52が対向する方向を左右方向とし、左右方向に直交する方向を前後方向としたときに、上面51は、前後方向における第1パネル41の前端から後端に向かうに従って、上下方向の寸法が減少し、かつ、少なくとも一部が第2領域A2と重複する第4領域A4を有する。第4領域A4は、凸曲面54Cと、凸曲面54Cに対して後端寄りに位置する凸曲面54Dと、凸曲面54Cと凸曲面54Dとを接続する凹曲面53Bとを有する。屈曲部56Bは、凹曲面53Bに形成される。
第1パネル41の上面51において、凸曲面54C及び凸曲面54Dを接続する凹曲面53Bは、面の変化が大きいため、プレス成型において皺が発生しやすい。燃料タンク30の第1パネル41は、凹曲面53Bに屈曲部56Bが形成される。このため、第1パネル41の外面45における皺の発生を抑えることができる。
本実施形態に係る自動二輪車100の燃料タンク30に形成される屈曲部56Bは、左右方向に並ぶ複数の凹部57を有する。凹部57は、前後方向の寸法L2が左右方向の寸法W2よりも大きい、
凹部57を複数設けることで、第1パネル41の外面45の表面積を大きくすることができる。また、凹部57を広範囲に形成することができる。このため、広範囲にわたって皺の発生の発生を抑えることができる。
本発明に係る鞍乗型車両は、上記説明した本実施形態に限定されない。
例えば、燃料タンク30の形状は本実施形態の形状に限定されない。図示した形状以外の外形を備えていてもよい。
第1パネル41に形成される屈曲部56A及び56Bの形状、屈曲部56A及び56Bが形成される位置、個数等は、例えば、鞍乗型車両の意匠や構成部品のレイアウトなどを考慮し、他の位置に配置してもよい。
本実施形態では、屈曲部56A及び56Bは凹状としたが、凸状であってもよい。屈曲部56Bは、複数の凹部57を設けたが、図14に示すように、56Aを1箇所に設けてもよい。
本実施形態では、鞍乗型車両としてツアラータイプの自動二輪車100について説明したが、例えば、ツアラータイプ以外の自動二輪車であってもよいし、3輪又は4輪の鞍乗型車両であってもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述した実施形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施形態を適宜変形して実施することが可能である。
100 自動二輪車
30 燃料タンク
41 第1パネル
44 内面
45 外面
51 上面
52 側面
53A 凹曲面
54A 凸曲面
55 稜部
56A 屈曲部
61 第2パネル

Claims (8)

  1. 鞍乗型車両であって、
    車体フレームと、
    前記車体フレームに取り付けられるアルミニウム製燃料タンクと、
    前記アルミニウム製燃料タンクの一部を覆うカバーと、
    前記アルミニウム製燃料タンクの後部の一部を覆うように、前記車体フレームに取り付けられるシートと、
    を備え、
    前記アルミニウム製燃料タンクは、アルミニウムを主な材料とする板金を用いてプレス成型され、燃料を保持する空間を構成するパネルを有し、
    前記パネルは、
    前記鞍乗型車両の側面視及び平面視において、前記カバー及び前記シートで覆われる第1領域と、
    前記鞍乗型車両の側面視及び平面視において、前記カバー及び前記シートで覆われずに、前記鞍乗型車両の外観に現れる第2領域と、
    を有し、
    前記第2領域は、
    外面における凹曲面と、
    外面において前記凹曲面に隣接する凸曲面と、
    前記凹曲面に少なくとも一部が重複し、前記凹曲面の外面において凹状又は凸状に形成される屈曲部と、
    を含む鞍乗型車両。
  2. 請求項1に記載の鞍乗型車両であって、
    前記第2領域は、
    複数の曲面と、
    前記複数の曲面を接続する稜部と、
    を更に有し、
    前記凹曲面は、前記稜部に隣接する部分を有し、
    前記屈曲部は、前記稜部に近い部分の変形量を、前記稜部から遠い部分の変形量より大きくした部分を有する、
    鞍乗型車両。
  3. 請求項1又は2のいずれか1項に記載の鞍乗型車両であって、
    前記第2領域は、
    前記凸曲面を構成する第1凸曲面及び第2凸曲面と、
    前記第1凸曲面と前記第2凸曲面とを接続するように形成される前記凹曲面と、
    を含む鞍乗型車両。
  4. 請求項3に記載の鞍乗型車両であって、
    前記パネルは、前記アルミニウム製燃料タンクの燃料を保持する空間のうち上部を構成する第1パネルを有し、
    前記第1パネルは、
    上面と、
    前記上面に連続する一対の側面と、を有し、
    前記一対の側面が対向する方向を第1方向とし、前記第1方向に直交する方向を第2方向としたときに、
    前記一対の側面は、前記第2方向における前記第1パネルの一端から他端に向かうに従って前記第1方向の寸法が減少し、かつ、少なくとも一部が前記第2領域と重複する第3領域を有し、
    前記第3領域は、前記第1凸曲面と、前記第1凸曲面の下方に位置する前記第2凸曲面と、前記第1凸曲面と前記第2凸曲面を接続する前記凹曲面と、を有し、
    前記屈曲部は、前記凹曲面に形成される、
    鞍乗型車両。
  5. 請求項4に記載の鞍乗型車両であって、
    前記第3領域は、前記第1凸曲面の一部、前記第2凸曲面の一部、及び前記凹曲面の一部で構成される側面凹部を有し、
    前記屈曲部は、前記側面凹部に形成される、
    鞍乗型車両。
  6. 請求項5に記載の鞍乗型車両であって、
    前記第1方向を前記鞍乗型車両の左右方向とし、前記第2方向を前記鞍乗型車両の前後方向として、
    前記側面凹部は、前記鞍乗型車両の側面視及び平面視において、前記シートの前端よりも前方に形成され、かつ、前記鞍乗型車両の前後方向に延びる中心線に対して左右対称の位置に形成されており、
    前記屈曲部は、前記鞍乗型車両の前後方向に延びる中心線に対して左右対称の位置に形成されている、
    鞍乗型車両。
  7. 請求項3に記載の鞍乗型車両であって、
    前記パネルは、前記アルミニウム製燃料タンクの燃料を保持する空間のうち上部を構成する第1パネルを有し、
    前記第1パネルは、
    上面と、
    前記上面に連続する一対の側面と、を有し、
    前記一対の側面が対向する方向を第1方向とし、前記第1方向に直交する方向を第2方向としたときに、
    前記上面は、前記第2方向における前記第1パネルの一端から他端に向かうに従って、上下方向の寸法が減少し、かつ、少なくとも一部が前記第2領域と重複する第4領域を有し、
    前記第4領域は、前記第1凸曲面と、前記第1凸曲面に対して前記他端寄りに位置する前記第2凸曲面と、前記第1凸曲面と前記第2凸曲面とを接続する前記凹曲面と、を有し、
    前記屈曲部は、前記凹曲面に形成される、
    鞍乗型車両。
  8. 請求項7に記載の鞍乗型車両であって、
    前記屈曲部は、前記第1方向に並ぶ複数の凹部を有し、
    前記凹部は、前記第1方向の寸法が前記第2方向の寸法よりも大きい、
    鞍乗型車両。
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