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JP2016068030A - 噴霧ノズル及びその噴霧ノズルを備えた気液接触装置 - Google Patents

噴霧ノズル及びその噴霧ノズルを備えた気液接触装置 Download PDF

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JP2016068030A
JP2016068030A JP2014201000A JP2014201000A JP2016068030A JP 2016068030 A JP2016068030 A JP 2016068030A JP 2014201000 A JP2014201000 A JP 2014201000A JP 2014201000 A JP2014201000 A JP 2014201000A JP 2016068030 A JP2016068030 A JP 2016068030A
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pipe
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liquid contact
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隆 松村
Takashi Matsumura
隆 松村
雅美 安部
Masami Abe
雅美 安部
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Sumitomo Metal Mining Engineering Co Ltd
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Abstract

【課題】例えば、有害物質を含む気体とその有害物質を吸収するための液体とを接触させて有害物質を回収するための気液接触装置等に設けられる噴霧ノズルにおいて、目詰まりを防ぐことができ、またより効果的に液体を噴霧することができ、例えば気体等との接触効率を向上させる。
【解決手段】本発明に係る噴霧ノズル12は、液体を流下させるパイプ12aと、パイプ12aを通過した液体を衝突させて噴霧する衝突板12bとを備え、パイプ12aの内径が20mm〜30mmであり、衝突板12bがパイプ12aの中心軸に対して30度〜60度の角度で設けられており、液体を45L/min〜55L/minの流量で噴霧する。この噴霧ノズル12においては、パイプ12aの先端部に衝突板12bと平行に切れ込みが形成されていることが好ましい。また、衝突板12bはパイプ12aの中心軸を中心とした扇型の形状を有していることが好ましい。
【選択図】図3

Description

本発明は、噴霧ノズル及びその噴霧ノズルを備えた気液接触装置に関する。
例えば、気液接触装置として周知の充填塔は、塔内部に充填物を入れ、塔頂部から充填物に対して液を噴霧して、下部から上部に向かって例えば有害物質を含むガス(気体)を向流せしめて気体を液体に吸収させる装置が知られている。しかしながら、気体中に塵埃が含まれている場合、目詰まりが生じる可能性があり、そのため充填塔の前に集塵装置を設けることが必要となる。
頂部より液体と並流に高速で気体を導入して、集塵、吸収操作を行うベンチュリースクラバーは、気体の圧損失が大きい。塔の内部に開口比15〜30%の孔を有する棚を設けて塔頂部より液を供給し、塔下部より気体を送って、棚の孔内で気体と液体を接触させて気体を液体に吸収させる多孔板塔は、充填塔と同様に大きな装置とすることが必要となり、塔の前に集塵装置を設けることが必要となる。
また、液噴霧ノズルを気体ノズルの中に配置して高圧噴霧を行い、昇圧及び気液混合を行って集塵、吸収操作を行うジェットスクラバーは、高圧を要するため動力費が嵩んでしまうといった欠点がある。
これらのような従来の問題を解決するために、本件出願人は、特許文献1に開示するように、パイプに対して斜めに液膜形成板を設けてなる液膜形成用ノズルを、連続液膜を形成可能に配置した第1の気液接触部と、気体に乱流を生じさせる液分散部材を有している第2の気液接触部とを備える気体と液体との接触装置を提案している。この気液接触装置によれば、液体及び気体の圧力損失が少なく、また塵埃による目詰まりを生じさせず、さらに気体と液体との接触効率を高めることができる。
より具体的に、特許文献1に示す気液接触装置においては、特徴点の1つとして、パイプと液膜形成板とからなる液膜形成用ノズルを装置塔頂部に複数を設けており、気体と接触混合させるための液体を噴霧供給するようにしている。その液膜形成用ノズルでは、液膜形成板をパイプの開口に面して斜めに設けるようにしており、パイプを通過した液体を液膜形成板(衝突板)に衝突させて、特許文献1の図1に示すようなパイプの開口端から両側に盛り上がった液膜を形成させ、その形成された隙間の無い液膜で、導入された気体と確実に接触混合させるようにしている。このような気液接触装置では、導入した気体を液膜に沿って流下させて気液混合させることができるので、気体の圧力損失を防いで、気体移動に要する動力消費量が少ないという利点を有する。
ところが、特許文献1に示すような気液接触装置においても、さらに気体と液体との接触効率を高め、有害物質を含む気体の処理効率を高めることが求められている。
特開昭49−99964号公報
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたものであり、例えば、有害物質を含む気体とその有害物質を吸収するための液体とを接触させて有害物質を回収する気液接触装置等に適用することができる噴霧ノズルにおいて、目詰まりを防止するとともに、またより効果的に液体を噴霧することができ、例えば気体等との接触効率を向上させることができるようにすることを目的とする。
本発明者らは、上述した課題を解決するために鋭意検討を重ねた。その結果、液体を流下させるパイプと、そのパイプを通過した液体を衝突させて噴霧する衝突板とを備えた噴霧ノズルにおいて、所定の内径を有するパイプを用い、そのパイプと衝突板との設置角度を所定の範囲とすることによって、特定の流量で液体を噴霧させたときに、よりきれいな噴霧状態で液体を噴霧させることができることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、以下のものを提供する。
(1)本発明に係る第1の発明は、液体を流下させるパイプと、該パイプを通過した液体を衝突させて噴霧する衝突板とを備えた噴霧ノズルであって、前記パイプの内径が20mm〜30mmであり、前記衝突板が前記パイプの中心軸に対して30度〜60度の角度で設けられており、前記液体を45L/min〜55L/minの流量で噴霧することを特徴とする噴霧ノズルである。
(2)本発明に係る第2の発明は、上記第1の発明において、前記パイプの先端部には前記衝突板と平行に切れ込みが形成されている噴霧ノズルである。
(3)本発明に係る第3の発明は、上記第1又は第2の発明において、前記衝突板は前記パイプの中心軸を中心とした扇型の形状を有している噴霧ノズルである。
(4)本発明に係る第4の発明は、塔頂部に設けられた気体導入口と、該気体導入口の周囲に円環状に配列して液体を噴霧供給する噴霧ノズルとを有し、導入した気体と該噴霧ノズルより供給された液体とを接触させる第1の気液接触部と、前記第1の気液接触部と連通して鉛直に設けられ、該第1の気液接触部との接続部がベンチュリー構造となった円筒状の第2の気液接触部と、前記第2の気液接触部の下端から排出された気体と液体とを分離する気液分離部と、前記第2の気液接触部の周囲に設けられ、前記気液分離部にて分離された気体を、上部に設けられた気体排出口から排出させる気体排出部とを備え、前記噴霧ノズルは、液体を流下させるパイプと、前記パイプを通過した液体を衝突させて噴霧する衝突板とを有し、前記パイプの内径が20mm〜30mmであり、前記衝突板が前記パイプの中心軸に対して30度〜60度の角度で設けられていることを特徴とする気液接触装置である。
本発明に係る噴霧ノズルによれば、目詰まりを防止するとともに、より効果的にきれいな噴霧状態で液体を噴霧させることができ、例えば気液接触装置に設けた場合には気体との接触効率を向上させることが可能となる。
本発明に係る気液接触装置の構成の一例を示す断面図である。 気液接触装置及び各構成の大きさについて説明するための模式図である。 噴霧ノズルの具体的な形状を説明するための図であり、(A)が側面断面図であり、(B)が噴霧ノズルの一部の下方視図である。 噴霧ノズルの一部を示す断面図である。 噴霧ノズルに備えられた衝突板の形状を説明するための図である。
以下、本発明に係る噴霧ノズルについて図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。
≪1.本発明の概要≫
本発明に係る噴霧ノズルは、液体を流下させるパイプと、そのパイプを通過した液体を衝突させて噴霧する衝突板とを備えた噴霧ノズルである。この噴霧ノズルは、例えば、有害物質を含む気体とその有害物質を吸収するための液体とを接触させて有害物質を回収する気液接触装置等に設けることができる。
そして、この噴霧ノズルにおいては、パイプの内径が20mm〜30mmであり、衝突板が前記パイプの中心軸に対して30度〜60度の角度で設けられており、液体を45L/min〜55L/minの流量で噴霧することを特徴としている。
このような噴霧ノズルによれば、目詰まりを防止するとともに、より効果的にきれいな噴霧状態で液体を噴霧させることができる。このことから、上述したように例えば気液接触装置等に適用した場合には、導入した気体との接触効率を向上させることが可能となり、有害物質を含んだ気体の処理効率を向上させることができる。
以下では、本発明に係る噴霧ノズルについて、具体的な実施形態(以下、「本実施の形態」という)を示してより詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。
≪2.気液接触装置≫
先ず、本実施の形態に係る噴霧ノズルの具体的な説明に先立ち、この噴霧ノズルを適用した気液接触装置について説明する。なお、この噴霧ノズルは、後述するような気液接触装置の適用のみに限定されるものではなく、その他の、液体を噴霧して供給する装置にも用いることができる。
本実施の形態に係る噴霧ノズルによれば、例えばこのように、有害物質を含む気体とその有害物質を吸収するための液体とを接触させて有害物質を回収するための気液接触装置等に設けるようにすることで、噴霧ノズルから噴霧供給した液体と導入された気体との接触効率を向上させることができる、より効率的に且つ効果的に有害物質を含む気体を処理することができる。
図1は、本実施の形態に係る気液接触装置の一例を示す断面図である。図1に示すように、気液接触装置1は、塔頂部に設けられた気体導入口11と、その気体導入口11の周囲に円環状に配列して液体を噴霧して供給する噴霧ノズル12とを有する第1の気液接触部10と、第1の気液接触部10と連通して鉛直に設けられ、第1の気液接触部10との接続部20Aがベンチュリー構造となった円筒状の第2の気液接触部20と、第2の気液接触部20の下端から排出された気体と液体とを分離する気液分離部30と、第2の気液接触部20の周囲に設けられ、気液分離部30にて分離された気体をその上部に設けられた気体排出口41から排出させる気体排出部40とを備える。以下、各構成について具体的に説明する。
[第1の気液接触部]
第1の気液接触部10は、その塔頂部に気体導入口11が設けられており、またその気体導入口11の周囲に円環状に配列して液体を供給する噴霧ノズル12が設けられている。この第1の気液接触部10では、気体導入口11から、SO、HCl、Cl、NH、NO等の有害物質を含有するガス(気体)Xが導入され、その気体導入口11の周囲に配列された噴霧ノズル12から流出される液体(吸収液)と接触させて混合する。より具体的には、この噴霧ノズル12は、液膜形成用のノズルであり、噴霧ノズル12からの液体により形成された隙間のない液膜に気体導入口11から流下した気体Xが確実に衝突して、その液体と混合されるようになっている。
噴霧ノズル12は、パイプ12aと、衝突板12bとを備えている。この噴霧ノズル12は、上述したように液膜形成用のノズルであり、衝突板12bをパイプ12aの中心軸に対して斜めに、そのパイプ12aの開口端に設けている。このように、パイプ12aに対して所定の角度で斜めに衝突板12bを設けることで、パイプ12aの開口端から両側に盛り上がった形状の、隙間のない液膜を形成させることができ、導入された気体Xと確実に接触させることができる。また、このような噴霧ノズル12によれば、供給する液体に含まれるダスト等による目詰まりを防止することができ、安定的に液体を供給することができる。
なお。この噴霧ノズル12についてのより具体的な形状や大きさ、また噴霧ノズル12から供給される液体の流量等については、後で詳しく述べる。
[第2の気液接触部]
第2の気液接触部20は、第1の気液接触部10と連通して鉛直に設けられた円筒形状の構成部材であり、スロート部を構成している。この第2の気液接触部20は、上述した第1の気液接触部10に引き続いて、導入された気体Xと第1の気液接触部10におけるノズル12から供給された液体とを混合させ、冷却、集塵、吸収等を行う。
この第2の気液接触部20は、第1の気液接触部10との接続部(第2の気液接触部20の入口部)20Aがベンチュリー構造となっている。第2の気液接触部20は、このように入口部20Aがベンチュリー構造となった円筒状のものであることにより、噴霧ノズル12から流出した液体が微細な液滴となって、導入された気体Xと液滴とを効率よく接触させることができる。
また、第2の気液接触部20には、その円筒状の筒内部に液分散部材21を設けることができる。具体的に、液分散部材21として、十字の仕切り板を筒内部に設けることができる。また、液分散部材21として、筒内部の内面に沿ってらせん状に複数の板状形状の部材を設けるようにしてもよい。このように筒内部に液分散部材21を設けることで、上方から流下してくる液体を第2の気液接触部20の内部においてより効率的に分散させることができる。また、気体Aに乱流を生じさせることができ、より一層に液滴との接触効率を高めることができる。
また、第2の気液接触部20には、そのスロート下部の位置に、気体Xの通過方向と直角にエキスパンドメタル等の網22を設けることができる。
気液接触装置1では、この第2の気液接触部20の周囲に、気体排出部40が設けられた構造となっている。後述する気液分離部30にて分離された気体成分(有害物質が除去された気体成分)が気体排出部40内を上昇し、その上部に設けられた気体排出口41から排出される。つまり、気液分離後の気体成分は、第2の気液接触部20の上部に相当する位置まで気体排出部40内を通過し、気体排出口41を介して外部に排出されるような構成となっている。
[気液分離部]
気液分離部30では、第2の気液接触部20の下端から排出された気体Xと液体とを分離する。具体的には、第1の気液接触部10及び第2の気液接触部20にて接触させた、有害物質を含む気体と液体とを分離し、有害物質が移行した液体を貯める一方で、気液分離された気体X’を後述する気体排出部40に移行させる。
気液分離部30の底部には、気体と分離させた液体を排出するための液体排出口31が設けられており、気液分離部30内に所定量の液体が貯留された時点でその液体が液体排出口31を介して排出されるようになっている。なお、液体排出口31から排出された液体は、有害物質を含有しており、所定の浄化設備等に移送され処理される。
なお、気液分離部30の底部付近に、攪拌羽等の攪拌装置を設けるようにしてもよい。攪拌装置を設けることで、例えば液体中のダストが槽底部に堆積することを防止することができる。
[気体排出部]
気体排出部40は、第2の気液接触部20を中心として、その周囲に設けられたドーナツ状の構成部材である。したがって、図1に示すように、気液接触装置1の全体観としては、第1の気液接触部10の塔頂部から気液分離部30の塔底部に亘って、ほぼ円筒状の形状をなしている。
この気体排出部40は、その上部に気体排出口41が設けられており、気液分離部30にて液体と分離された気体(有害物質が除去された気体)X’が上昇流により当該気体排出部40内を上昇して、その上方に設けられた気体排出口41から排出される構造となっている。なお、液体と分離された気体X’は、気体排出口41から吸引装置等によって気体X’を吸引することによって気体排出部40内を上昇し、気体排出口41から排出されるようになっている。
具体的に、気体排出口41は、気体排出部40の上部であって、図1の断面図に示すように、第1の気液接触部10の底部付近、第2の気液接触部20の上方付近に相当する位置に設けられている。気液接触装置1においては、このような気体排出口41が上部に設けられた気体排出部40を備えることで、分離した気体X’の気液接触装置1内における滞留時間を増やすことができる。
従来の気液接触装置では、接触させた気体Xと液体とを気液分離部にて分離させた後、分離した気体(排ガス)X’は、その気液分離部に設けられた排出口を介して排出されていた。しかしながら、排出ガスX’の排出に際して、その排出ガスX’と共に液体成分(有害物質を含む成分)が外部に持ち出されることがあり、導入した気体Xに含まれていた有害物質の回収率を低下させる原因となっていた。そのため、従来ではその液体成分の持ち出しを防ぐために、例えば排出口の直前にミストセパレータ等の部材を設置して、液体成分を回収する措置をとることが必要であった。
これに対して、気液接触装置1によれば、気体排出部40を第2の気液接触部20の周囲に相当する位置に設けるようにして、気液分離部30にて分離した気体X’をその気体排出部40を上昇流にて通過させて排出させることができる。これにより、気体排出部40の上部に設けられた気体排出口41から排出されるまでの間、分離した気体の滞留時間を増やすことができ、その気体と共に液体成分が持ち出されてしまうことを防ぐことができる。つまり、気体排出部40内を上昇流で気体が上昇して移動している間に、液体成分が落下して気体X’中から取り除かれるようになり、有害物質を含まない気体X’のみが気体排出口41から排出されることになる。このことにより、有害物質の回収率の低下を抑制することができるとともに、ミストセパレータ等の部材を設置する必要がなくなる。
気体排出口41は、気体排出部40において鉛直方向で可能な限り高い位置に設けられていることが好ましい。より具体的には、気体排出部40における気体排出口41は、例えば気液接触装置1の断面図(図1参照)で見たとき、高さ位置として、第1の気液接触部10と第2の気液接触部20との接続部(第2の気液接触部20のベンチュリー構造をした入口部)20Aの位置に相当する位置付近に設けることが好ましい。これにより、気体X’の滞留時間をより一層に長くすることができ、有害物質を含む液体成分の持ち出しをより効果的に防ぐことができる。
また、図1の断面図に示すように、ベンチュリー構造を有している第2の気液接触部20を中心としてその周囲を取り囲むように気体排出部40を設けるようにしており、気液接触装置1の全体としては円筒状を形成していることにより、従来の気液接触装置と比べても外形(設置面積)のサイズを大きくすることなく、簡易な構成とすることができる。
[気液接触装置及び各構成の大きさ]
なお、本実施の形態に係る気液接触装置1の大きさとしては、特に限定されるものではなく、処理する(導入する)気体の量等に応じて適宜設定することができる。例えば、気液接触装置1の大きさ、また気液接触装置1の各構成の大きさは、所望とする気体風量により、その気体Xの槽内風速が1.7m/s程度となるように決定することができる。
具体的には、例えば導入した気体Xの槽内風速が1.7m/s程度となるようにする場合、図2に概略模式図を示す気液接触装置1の外径Dは、気体風量をQm/sとすると、D=(4×Q/π/1.7)^0.5で算出される大きさとすることができる。そして、気液接触装置1において、図2に示すH1及びH3、すなわち第1の気液接触部10及び気液分離部30の高さ方向の大きさは、外形Dの0.5倍〜0.6倍程度(例えば、H1=H3=0.55×D)とすることができる。また、図2に示すH2、すなわち気体排出部40の高さ方向の大きさは、外形Dの1.2倍〜1.6倍程度(例えば、H2=1.5×D)とすることができる。
さらに、第2の気液接触部20を構成するスロート部の入口の径(図2に示すD1)は、気液接触部1の外径Dの0.25倍〜0.30倍程度(例えば、D1=0.26×D)とすることができ、スロート部の出口の径(図2に示すD2)は、気液接触部1の外径Dの0.35倍〜0.40倍程度(例えば、D1=0.37×D)とすることができる。
このように、気液接触装置1の大きさ、また気液接触装置1の各構成の大きさは、導入する気体Xの風量と槽内風速とにより決定することができる。
≪3.噴霧ノズル≫
次に、上述した気液接触装置1に設けられた噴霧ノズル12について説明する。
図3は、本実施の形態に係る噴霧ノズル12の具体的な形状の一例を示す断面図である。図3に示すように、噴霧ノズル12は、液体を流下させるパイプ12aと、そのパイプ12aを通過した液体を衝突させて噴霧する衝突板12bとを備えている。
[パイプについて]
パイプ12aは、上述した気液接触装置1における第1の気液接触部10内に供給するための液体を通過させる部材であり、筒状の形状を有している。パイプ12aの長軸方向の長さとしては、特に限定されるものではなく、設置する気液接触装置1の大きさや所望とする液体流量等に応じて適宜設定することができるが、例えば200mm〜350mm程度とすることができる。
噴霧ノズル12においては、このパイプ12aの内径が20mm〜30mmの範囲であることを特徴としている。
ここで、噴霧ノズル12においては、噴霧供給される液体の流量が45L/min〜55L/minであり、50L/min程度の流量であることがより好ましい。このような液体の噴霧流量において、パイプ12aの内径が20mm未満であると、パイプ12a内にダスト等が堆積しやすくなって閉塞を生じさせてしまい、効果的に気液接触装置1内に液体を供給することができない。一方で、パイプ12aの内径が30mmを超えると、供給する液体がきれいに噴霧されず、例えばボタボタとしずくが垂れるようになってしまい、気液接触装置1内での導入された有害物質を含む気体との接触効率を低下させる。したがって、パイプ12aの内径を20mm〜30mmの範囲とすることによって、目詰まりを防止するとともに、液体をきれいに噴霧することができ、有害物質を含む気体との接触効率をより一層に向上させることができる。
また、パイプ12aは、その先端部において切れ込みが形成されていることが好ましい。具体的には、図4の噴霧ノズル12の一部断面図を示すように、パイプ12aの先端部(図4中の「A」で示す箇所)に切れ込みが形成されており、その切れ込みが、後述するようにパイプ12aに対して斜めに設けられた衝突板12bと平行となるように形成されていることが好ましい。
このように、パイプ12aの先端部に衝突板12bと平行に切れ込みが形成されていることで、液体がパイプ12aから出た後、衝突板12bに当たるまでの距離が均一となり、そのパイプ12aを通った液体全てが衝突板12bに有効に衝突するようにより、その液体を気液接触装置1内にきれいに噴霧させることができる。これにより、気液接触装置1内での導入された有害物質を含む気体との接触効率をより向上させることができる。
[衝突板について]
衝突板12bは、パイプ12aを通過した液体を衝突させて噴霧させるためのものであり、パイプ12aの中心軸に対して斜めに、そのパイプ12aの開口端に設けられる。この衝突板12bは、接合部材12cによってパイプ12aと接合されている。
具体的に、衝突板12bは、パイプ12aの中心軸に対して30度〜60度の角度で設けられていることを特徴としている。また、衝突板12bは、パイプ12aの中心軸に対して45度の角度で設けられることがより好ましい。衝突板12bがパイプ12aに対して30度未満の角度で設けられた場合、パイプ12a内から流出した液体が衝突板12bに有効に当たらずにきれいに噴霧されず、気液接触装置1内での導入された有害物質を含む気体との接触効率を低下させる。一方で、衝突板12bがパイプ12aに対して60度を超える角度で設けられた場合、パイプ12aからの液の流れが滞って目詰まりが生じてしまう。
なお、衝突板12bがパイプ12aに対して30度〜60度の所望とする角度で確実に接合されるように、パイプ12aと衝突板12bとを接合させる接合部材12cも同様の角度を有する形状からなっている。
また、衝突板12bの形状としては、特に限定されないが、パイプ12aの中心軸を中心とした扇型の形状を有していることが好ましい。ここで、図5(A)に、噴霧ノズル12における衝突板12bが設けられた箇所の正面拡大図を示す。図5(A)に示すように、衝突板12bがパイプ12aの中心軸を中心とした扇型の形状で設けられていることにより、例えば略長方形状の衝突板を設けた場合(図5(B)参照。なお、便宜的に図5(B)におけるパイプを「パイプ12a’」とし、衝突板を「衝突板12b’」とする)と比べて、パイプ12aから流出した液体を所望とする噴霧範囲に安定的に噴霧させることができる。また、噴霧範囲も広げることができる。
このことにより、より一層にきれいに液体を噴霧させることができるとともに、安定的に液体を噴霧することができるため、気液接触装置1内での導入された有害物質を含む気体との接触効率をより向上させることできる。また、安定的に液体を噴霧できおることにより、有害物質を含む気体Xの導入量を一定にすることができ、安定的な処理操業を行うことができる。
1 気液接触装置
10 第1の気液接触部
11 気体導入口
12 噴霧ノズル
12a パイプ
12b 衝突板
12c 接合部材
20 第2の気液接触部
20A 接続部
21 液分散部材
22 網
30 気体分離部
31 液体排出口
40 気体排出部
41 気体排出口

Claims (4)

  1. 液体を流下させるパイプと、該パイプを通過した液体を衝突させて噴霧する衝突板とを備えた噴霧ノズルであって、
    前記パイプの内径が20mm〜30mmであり、
    前記衝突板が前記パイプの中心軸に対して30度〜60度の角度で設けられており、
    前記液体を45L/min〜55L/minの流量で噴霧する
    ことを特徴とする噴霧ノズル。
  2. 前記パイプの先端部には前記衝突板と平行に切れ込みが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の噴霧ノズル。
  3. 前記衝突板は前記パイプの中心軸を中心とした扇型の形状を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の噴霧ノズル。
  4. 塔頂部に設けられた気体導入口と、該気体導入口の周囲に円環状に配列して液体を噴霧供給する噴霧ノズルとを有し、導入した気体と該噴霧ノズルより供給された液体とを接触させる第1の気液接触部と、
    前記第1の気液接触部と連通して鉛直に設けられ、該第1の気液接触部との接続部がベンチュリー構造となった円筒状の第2の気液接触部と、
    前記第2の気液接触部の下端から排出された気体と液体とを分離する気液分離部と、
    前記第2の気液接触部の周囲に設けられ、前記気液分離部にて分離された気体を、上部に設けられた気体排出口から排出させる気体排出部とを備え、
    前記噴霧ノズルは、
    液体を流下させるパイプと、
    前記パイプを通過した液体を衝突させて噴霧する衝突板とを有し、
    前記パイプの内径が20mm〜30mmであり、
    前記衝突板が前記パイプの中心軸に対して30度〜60度の角度で設けられている
    ことを特徴とする気液接触装置。
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