JP2016064960A - 円滑性改善膜付きガラス板、その製造方法、ガラス板梱包体、およびガラス板の梱包方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガラス板2の端面に、炭素数が8以上の疎水性基を有するアンモニウム塩若しくはピリジニウム塩を含む陽イオン界面活性剤又は平均分子量が200〜100万のカチオンポリマーからなる円滑性改善膜3を有する円滑性改善膜付きガラス板1。この円滑性改善膜3は単層構造で製造操作が簡便でありながら、円滑性を有意に改善でき、かつ、洗浄で容易に除去できる。
【選択図】図1A
Description
図1Aは、本発明の円滑性改善膜付きガラス板の一実施形態であり、その概略構成を示す平面図であり、図1Bは図1Aにおけるガラス板のA−A断面図である。この円滑性改善膜付きガラス板1は、ガラス板2と、その端面に形成された円滑性改善膜3で構成されている。
次に、円滑性改善膜付きガラス板の製造方法について説明する。
図2は、縦積み型のガラス板梱包容器12に円滑性改善膜付きガラス板1(以下、ガラス板1と略称することもある)を複数枚積層させたガラス板積層体10が梱包されたガラス板梱包体14の全体斜視図である。
<円滑性改善膜形成用の溶液1>
陽イオン性界面活性剤である塩化セチルピリジニウム(CPC)が1mmol/L及びアンモニアが10mmol/Lの濃度となるように、各成分を純水に溶解して、円滑性改善膜形成用の溶液を調製した。この溶液のpHは約10.5である。
カチオンポリマーであるポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド(PDACまたはPDADMAC;センカ株式会社製、商品名:ユニセンスFPA100L、分子量約2万)が1meq/L及びアンモニアが10mmol/Lの濃度となるように、各成分を純水に溶解して、円滑性改善膜形成用の溶液を調製した。この溶液のpHは約10.5である。
カチオンポリマーであるポリアリルアミン(PAA;ニットーボーメディカル株式会社製、分子量約1万5000)が1meq/L及びアンモニアが10mmol/Lの濃度となるように、各成分を純水に溶解して、円滑性改善膜形成用の溶液を調製した。この溶液のpHは約10.5である。
カチオンポリマーであるポリエチレンイミン 300(PEI 300;株式会社日本触媒製、分子量約300)が1meq/L及びアンモニアが10mmol/Lの濃度となるように、各成分を純水に溶解して、円滑性改善膜形成用の溶液を調製した。この溶液のpHは約10.5である。
カチオンポリマーであるポリエチレンイミン 10000(PEI 10000;株式会社日本触媒製、分子量約10000)が1meq/L及びアンモニアが10mmol/Lの濃度となるように、各成分を純水に溶解して、円滑性改善膜形成用の溶液を調製した。この溶液のpHは約10.5である。
表面研磨をした、縦1300mm×横1500mm×厚さ0.3mmの無アルカリボロシリケートガラス製のガラス板の端面に、上記円滑性改善膜形成用の溶液1をスプレー法により塗布し、端面の溶液をエアブローで乾燥して、ガラス板の端面に円滑性改善膜を形成し、円滑性改善膜付きのガラス板1とした。
表面研磨をした、縦1300mm×横1500mm×厚さ0.3mmの無アルカリボロシリケートガラス製のガラス板の端面に、上記円滑性改善膜形成用の溶液2をスプレー法により塗布し、端面の溶液をエアブローで乾燥して、ガラス板の端面に円滑性改善膜を形成し、円滑性改善膜付きのガラス板2とした。
表面研磨をした、縦1300mm×横1500mm×厚さ0.3mmの無アルカリボロシリケートガラス製のガラス板の端面に、上記円滑性改善膜形成用の溶液3をスプレー法により塗布し、端面の溶液をエアブローで乾燥して、ガラス板の端面に円滑性改善膜を形成し、円滑性改善膜付きのガラス板3とした。
表面研磨をした、縦1300mm×横1500mm×厚さ0.3mmの無アルカリボロシリケートガラス製のガラス板の端面に、上記円滑性改善膜形成用の溶液4をスプレー法により塗布し、端面の溶液をエアブローで乾燥して、ガラス板の端面に円滑性改善膜を形成し、円滑性改善膜付きのガラス板4とした。
表面研磨をした、縦1300mm×横1500mm×厚さ0.3mmの無アルカリボロシリケートガラス製のガラス板の端面に、上記円滑性改善膜形成用の溶液5をスプレー法により塗布し、端面の溶液をエアブローで乾燥して、ガラス板の端面に円滑性改善膜を形成し、円滑性改善膜付きのガラス板5とした。
表面研磨をした、縦50mm×横50mm×厚さ0.7mmの無アルカリボロシリケートガラス製のガラス板を、純水で洗浄した。このガラス板は、表面が研磨後の状態で、端面は切断面となっており、塗膜等は設けられていない。
実施例2および比較例1で得られたガラス板をそれぞれ560枚用意し、図2に示したガラス板梱包容器12に積載して、その左端側の上部及び下部、右端側の上部及び下部の4隅のガラス板積層体10の厚さを定規で測定した。測定した4隅の厚さの最大値を求め、該最大値から理想厚さを減算し、減算して求めた厚さを板厚偏差とした。
なお、ここで用いたガラス板梱包容器12のガラス板の底受け板上には、発泡ポリエチレンシート(株式会社イノアックコーポレーション製、商品名:PEライト A−061F;厚さ27mm)、ポリプロピレンシート(住化プラステック株式会社製、商品名:スミセラー 3030 90;厚さ3mm)、発泡ポリウレタンシート(日本発条株式会社製、商品名:ニッパレイEXG;厚さ1mm)を順番に積層したシート材を設けた。
次に、試験例1と同様に、ガラス板梱包容器12にガラス板積層体10を積載し、次いで、背板側に、ガラス板積層体10が鉛直方向に対して30度傾くように傾斜させ、60秒間保持してから元の位置に戻した。同様に板厚偏差を測定したところ、実施例2が6mm、比較例1が10mmであった。
さらに、実施例2および比較例1で得られたガラス板を、図2に示したガラス板梱包容器12に積載したガラス板梱包体を各々500台用意し、これらのガラス板梱包体を詰めたコンテナを、韓国(亀尾)から台湾(斗六)までトラックおよび船で輸送した。
Claims (8)
- ガラス板と、前記ガラス板の端面に形成された炭素数が8以上の疎水基を有するアンモニウム塩若しくはピリジニウム塩を含む陽イオン界面活性剤又は平均分子量が200〜100万のカチオンポリマーからなる円滑性改善膜と、を有することを特徴とする円滑性改善膜付きガラス板。
- 前記陽イオン界面活性剤の疎水性基の炭素数が12以上である請求項1に記載の円滑性改善膜付きガラス板。
- 前記カチオンポリマーが、分子量1000あたり、3〜25個のカチオンを有する請求項1に記載の円滑性改善膜付きガラス板。
- ガラス板の端面に、炭素数が8以上の疎水性基を有する4級アンモニウム塩若しくはピリジニウム塩を含む陽イオン界面活性剤又は平均分子量が200〜100万のカチオンポリマーを含有する溶液を接触、乾燥させて、前記陽イオン界面活性剤又は前記カチオンポリマーからなる円滑性改善膜を形成する工程を有することを特徴とする円滑性改善膜付きガラス板の製造方法。
- 前記円滑性改善膜を形成する際に使用する溶液が、pH8〜12の水溶液である請求項4に記載の円滑性改善膜付きガラス板の製造方法。
- 炭素数が8以上の疎水性基を有する4級アンモニウム塩若しくはピリジニウム塩を含む陽イオン界面活性剤又は平均分子量が200〜100万のカチオンポリマーからなる円滑性改善膜を端面に有する円滑性改善膜付きガラス板の複数枚が介在シートを介して積層されたガラス板積層体を、前記端面がガラス板梱包容器のガラス板の底受け板に接触するように収容し、梱包してなることを特徴とするガラス板梱包体。
- 前記円滑性改善膜の、前記ガラス板梱包容器のガラス板の底受け板に対する動摩擦係数が1.0以下である請求項6に記載のガラス板梱包体。
- 炭素数が8以上の疎水性基を有する4級アンモニウム塩若しくはピリジニウム塩を含む陽イオン界面活性剤又は平均分子量が200〜100万のカチオンポリマーからなる円滑性改善膜を端面に有するガラス板の複数枚が介在シートを介して積層されたガラス板積層体とする積層工程と、前記端面がガラス板梱包容器のガラス板の底受け板に接触するように収容、固定し、梱包する梱包工程と、を有することを特徴とする円滑性改善膜付きガラス板の梱包方法。
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