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JP2016058584A - パターン形成方法、フォトマスク、及びナノインプリント用テンプレート - Google Patents

パターン形成方法、フォトマスク、及びナノインプリント用テンプレート Download PDF

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JP2016058584A JP2014184412A JP2014184412A JP2016058584A JP 2016058584 A JP2016058584 A JP 2016058584A JP 2014184412 A JP2014184412 A JP 2014184412A JP 2014184412 A JP2014184412 A JP 2014184412A JP 2016058584 A JP2016058584 A JP 2016058584A
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正敏 寺山
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真知子 末永
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Koji Motokawa
剛治 本川
桜井 秀昭
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Abstract

【課題】フィンガープリントパターンの形成を防ぎ、工程数を削減することができるパターン形成方法、並びにこのパターン形成方法を用いて製造されるフォトマスク及びナノインプリント用テンプレートを提供する。
【解決手段】一実施形態に係るパターン形成方法は、被加工層上に、第1領域と、第2領域とを形成する。第1領域は、ガイドパターンを有する。第2領域は、自己組織化材料に含まれる第1セグメント及び第2セグメントのいずれか一方に対する親和性が他方に対する親和性より高い。自己組織化材料を第1領域上及び第2領域上に塗布する。自己組織化材料を、第1セグメントを有する第1ドメインと、第2セグメントを有する第2ドメインとに相分離する。第1ドメイン及び第2ドメインのいずれか一方を選択的に除去する。
【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、パターン形成方法、フォトマスク、及びナノインプリント用テンプレートに関する。
近年、微細パターニング技術として、誘導自己組織化(DSA: Directed Self-Assembly)の活用が注目されている。一般に、DSAを利用したパターン形成方法では、被加工層の全面に対して一括してパターニングが行われる。このため、半導体デバイスのように、被加工層の表面にパターンを形成する領域とパターンを形成しない領域とが混在している場合、パターンを形成しない領域にもパターニングが行われる。
特開2013−97863号公報(米国特許第8501022号明細書) 特開2008−036491号公報
フィンガープリントパターンの形成を防ぎ、工程数を削減することができるパターン形成方法、並びにこのパターン形成方法を用いて製造されるフォトマスク及びナノインプリント用テンプレートを提供する。
一実施形態に係るパターン形成方法は、被加工層上に、第1領域と、第2領域とを形成する。第1領域は、ガイドパターンを有する。第2領域は、自己組織化材料に含まれる第1セグメント及び第2セグメントのいずれか一方に対する親和性が他方に対する親和性より高い。自己組織化材料を第1領域上及び第2領域上に塗布する。自己組織化材料を、第1セグメントを有する第1ドメインと、第2セグメントを有する第2ドメインとに相分離する。第1ドメイン及び第2ドメインのいずれか一方を選択的に除去する。
第1実施形態に係るパターン形成方法を説明する平面図及び断面図。 第1実施形態に係るパターン形成方法を説明する平面図及び断面図。 第1実施形態に係るパターン形成方法を説明する平面図及び断面図。 第1実施形態に係るパターン形成方法を説明する平面図及び断面図。 第1実施形態に係るパターン形成方法を説明する平面図及び断面図。 第1実施形態に係るパターン形成方法を説明する平面図及び断面図。 第1実施形態に係るパターン形成方法を説明する平面図及び断面図。 第1実施形態に係るパターン形成方法を説明する平面図及び断面図。 フィンガープリントパターンの一例を示す図。 第2実施形態に係るパターン形成方法を説明する平面図及び断面図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係るパターン形成方法について、図1〜図9を参照して説明する。このパターン形成方法では、自己組織化材料を用いて加工対象に微細パターンを形成する。自己組織化材料は、例えば、ジブロックコポリマーやトリブロックコポリマーなどのブロックコポリマーであるが、これに限られない。ブロックコポリマーは、複数種類のポリマーが化学的に結合した共重合体である。以下では、ブロックコポリマーを構成する各ポリマーを、セグメントと称する。
ブロックコポリマーは、親水性の第1セグメントと、疎水性の第2セグメントと、を有する。ここでいう親水性及び疎水性は、相対的な性質である。すなわち、第1セグメントとは、ブロックコポリマーを構成するセグメントの中で最も親水性が高いセグメントのことであり、第2セグメントとは、ブロックコポリマーを構成するセグメントの中で最も疎水性が高い(親水性が低い)セグメントのことである。したがって、第1セグメントは、第2セグメントより親水性が高く、第2セグメントは第1セグメントより疎水性が高い(親水性が低い)。
本実施形態において、ブロックコポリマーは、例えば、PS−b−PMMAやPS−b−PDMSであるが、これに限られない。ブロックコポリマーがPS−b−PMMAである場合、第1セグメントはPMMA(ポリメチルメタクリレート)、第2セグメントはPS(ポリスチレン)である。
ここで、図1〜図8は、このパターン形成方法の各工程における加工対象を示している。図1〜図8において、(a)は平面図であり、(b)は(a)のA−A′線断面図である。
まず、図1(a),(b)に示すように、被加工層1上に下地層2を形成し、下地層2上に中性化膜3を形成する。
被加工層1は、このパターン形成方法を用いてラインアンドスペースパターンを形成する加工対象である。図1において、被加工層1は、石英ガラス基板であるが、これに限られない。被加工層1は、例えば、半導体基板やガラス基板であってもよい。また、被加工層1は、基板上に形成された任意の層であってもよい。
被加工層1は、パターン領域(第1領域)11と、非パターン領域(第2領域)12とを有する。パターン領域11とは、後工程において、被加工層1にラインアンドスペースパターンが形成される領域のことである。また、非パターン領域12とは、後工程において、被加工層1にラインアンドスペースパターンが形成されない領域のことである。
下地層2は、後工程において形成されるブロックコポリマーのミクロ相分離パターン(ラインアンドスペースパターン)を、被加工層1に転写するためのハードマスクである。下地層2は、被加工層1上の、パターン領域11及び非パターン領域12の両方に形成される。
下地層2は、被加工層1に対するエッチング選択比を有し、かつ、ブロックコポリマーの第1セグメント及び第2セグメントのいずれか一方に対して親和性を有する任意の材料により形成される。ここでいう親和性は、相対的な性質である。すなわち、下地層2が第1セグメントに対する親和性を有するとは、下地層2の第1セグメントに対する親和性が、第2セグメントに対する親和性より高いことを意味する。同様に、下地層2が第2セグメントに対する親和性を有するとは、下地層2の第2セグメントに対する親和性が、第1セグメントに対する親和性より高いことを意味する。
図1において、下地層2には、Crなどの金属が含まれるが、これに限られない。下地層2に含まれる金属は、例えば、Si,Mo,Taであってもよい。下地層2は、このような材料を、スパッタ法などにより被加工層1上に積層することにより形成される。
中性化膜3は、後工程においてブロックコポリマーをミクロ相分離させる際のガイドパターンを構成する。中性化膜3は、下地層2上の、パターン領域11及び非パターン領域12の両方に形成される。
中性化膜3は、ブロックコポリマーの第1セグメント及び第2セグメントに対して中性な薄膜である。ここでいう中性とは、第1セグメント及び第2セグメントに対して同程度の親和性を有することを意味する。中性化膜3は、例えば、第1セグメントの単体及び第2セグメントの単体の混合物や、第1セグメントと第2セグメントとのランダム共重合体により形成することができる。
具体的には、ブロックコポリマーがPS−b−PMMAの場合、PS及びPMMAの混合物や、PSとPMMAとのランダム共重合体であるPS−r−PMMAを、PGMEA(ポリエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート)に1.0wt%の濃度で溶解させたものを、回転数2000rpmで回転塗布し、ホットプレート上において110℃で90秒間ベークした後、240℃で3分間ベークすることで、中性化膜3を形成することができる。
次に、図2(a),(b)に示すように、中性化膜3上に、ラインアンドスペースパターン形状のレジストパターン4を形成する。レジストパターン4は、レジスト材料を中性化膜3上の全面に回転塗布し、露光及び現像によってレジスト材料の一部を除去することにより形成される。塗布するレジスト材料の厚さは、例えば、100nmである。また、露光は、例えば、ArFエキシマレーザにより露光量20mJ/cmで行われる。
より詳細には、中性化膜3上のパターン領域11に塗布されたレジスト材料は、上述のラインアンドスペースパターン形状のスペース部分を除去される。これにより、パターン領域11にレジストパターン4が形成される。パターン領域11のスペース部分からは中性化膜3が露出する。
これに対して、中性化膜3上の非パターン領域12に塗布されたレジスト材料は、全て除去される。これにより、非パターン領域12には、レジストパターン4が形成されない。非パターン領域12では、中性化膜3が全面に露出する。
次に、図3(a),(b)に示すように、レジストパターン4をマスクにして、中性化膜3をエッチングする。中性化膜3の加工は、例えば、酸素を用いたドライエッチングにより行われる。そして、中性化膜3をエッチングした後、レジストパターン4を除去する。レジストパターン4は、例えば、シンナー等を用いることにより剥離することができる。
これにより、パターン領域11には、レジストパターン4が転写され、ラインアンドスペースパターン形状のガイドパターンが形成される。ガイドパターンは、中性化膜3が除去された部分から露出した下地層2(スペース部分)と、除去されずに残った中性化膜3(ライン部分)と、により構成される。このガイドパターンは、後工程におけるブロックコポリマーのミクロ相分離の際に、第1セグメント及び第2セグメントを規則正しく配列させるためのガイドとなる。このガイドにおいて、下地層2はケミカルガイドとして機能し、中性化膜3は物理ガイドとして機能する。
また、このエッチングにより、非パターン領域12の中性化膜3は全て除去される。これにより、非パターン領域12では、下地層2が全面に露出する。したがって、非パターン領域12は、第1セグメント及び第2セグメントのいずれか一方に対して親和性を有する領域となる。
次に、図4(a),(b)に示すように、下地層2上及び中性化膜3上に、第1セグメントと第2セグメントとを有するブロックコポリマーを回転塗布し、ブロックコポリマー層5を形成する。ブロックコポリマーがPS−b−PMMAである場合、PS−b−PMMAを1.0wt%程度の濃度となるようにPGMEAに溶解させ、回転数2000rpmで回転塗布する。ブロックコポリマー層5の下地層2からの膜厚は、例えば、35nmである。
次に、図5(a),(b)に示すように、ブロックコポリマー層5をアニールする。これにより、ブロックコポリマー層5は、第1セグメントを有する第1ドメイン51と、第2セグメントを有する第2ドメイン52と、にミクロ相分離し、ミクロ相分離パターンが形成される。
このアニール処理により、パターン領域11には、第1ドメイン51と第2ドメイン52とが平面方向に交互に配列されたラメラ構造のミクロ相分離パターン13が形成される。これは、パターン領域11において、下地層2と中性化膜3とを有するガイドパターンが形成され、ブロックコポリマーが、このガイドパターンに従ってミクロ相分離するためである。
例えば、下地層2が第1セグメントに対する親和性を有する場合、第1セグメントは、下地層2が露出した部分、すなわち、ガイドパターンのスペース部分にピニングされ、第1ドメイン51を形成する。そして、中性化膜3上、すなわち、ガイドパターンのライン部分では、スペース部分に形成された第1ドメイン51を起点にして、第1セグメントと第2セグメントとが交互に配列される。
これにより、図5に示すように、第1ドメイン51と第2ドメイン52とが平面方向に交互に配列されたラメラ構造が形成される。下地層2が第2セグメントに対する親和性を有する場合も同様であり、パターン領域11には、図5とは第1ドメイン51及び第2ドメイン52の位置が入れ替わったラメラ構造のミクロ相分離パターンが形成される。
ミクロ相分離パターン13は、ガイドパターンに沿って形成されるため、ガイドパターンに平行なラインアンドスペースパターン形状となる。また、上述のように、ミクロ相分離パターン13は、ガイドパターンの中性化膜3上に複数のパターンが形成されるため、ガイドパターンより微細なラインアンドスペースパターン形状となる。後工程において、このミクロ相分離パターン13は、被加工層1に転写される。
なお、ガイドパターンのスペース部分及びライン部分の寸法は、ブロックコポリマー層5のミクロ相分離をガイド可能な任意の寸法とすることができる。
これに対して、非パターン領域12には、第1ドメイン51と第2ドメイン52とが高さ方向に交互に配列されたラメラ構造のミクロ相分離パターン14が形成される。これは、非パターン領域12において、下地層2が全面に露出しているためである。
例えば、下地層1が第1セグメントに対する親和性を有する場合、上述の通り、第1セグメントは、下地層2が露出した部分にピニングされる。下地層2は、非パターン領域12の全面に露出しているため、第1セグメントは、非パターン領域12の全面で、下地層2上にピニングされる。これにより、下地層2上に、下地層2に平行な第1ドメイン51の層が形成される。そして、この第1ドメイン51を起点にして、第1セグメント及び第2セグメントが配列される。
これにより、図5(b)に示すように、第1ドメイン51の層と第2ドメイン52の層とが高さ方向に交互に積層されたラメラ構造のミクロ相分離パターン14が形成される。下地層2が第2セグメントに対する親和性を有する場合も同様であり、パターン領域12には、図5とは第1ドメイン51及び第2ドメイン52の位置が入れ替わったラメラ構造のミクロ相分離パターンが形成される。
例えば、ブロックコポリマーがPS−b−PMMAである場合、窒素雰囲気下にて220℃で3分間アニールする。これにより、PS−b−PMMAがミクロ相分離し、上述のようなミクロ相分離パターン13,14が形成される。すなわち、パターン領域11には、ハーフピッチが約15nmのPMMAドメイン(第1ドメイン51)及びPSドメイン(第2ドメイン52)を有するラインアンドスペースパターン形状のミクロ相分離パターン13が形成される。また、非パターン領域12には、下地層2上に膜厚が約5nmのPMMAドメインの層が形成され、その上に膜厚が約15nmのPSドメインの層及びPMMAドメインの層が形成される。
なお、非パターン領域12に形成される第1ドメイン51の層及び第2ドメイン52の層の数は、任意であり、ブロックコポリマー層5の膜厚や、ブロックコポリマーの第1セグメント51及び第2セグメント51の長さに応じて変化する。
次に、図6(a),(b)に示すように、エッチングによって第1ドメイン51を選択的に除去する。これにより、パターン領域11には、第2ドメイン52をライン部分とするラインアンドスペースパターン(ミクロ相分離パターン13′)が形成される。また、非パターン領域12には、第2ドメイン52の層が露出する。
例えば、ブロックコポリマーがPS−b−PMMAである場合、窒素を用いたドライエッチングにより、PMMA(第1ドメイン51)を選択的に除去することができる。
なお、第1ドメイン51の代わりに、第2ドメイン52を選択的に除去してもよい。この場合、パターン領域11には、第1ドメイン51をライン部分とするラインアンドスペースパターンが形成される。また、非パターン領域12には、第1ドメイン51の層が露出する。
次に、図7(a),(b)に示すように、第2ドメイン52をマスクにして下地層2をエッチングする。これにより、下地層2のパターン領域11には、ミクロ相分離パターン13が転写され、ラインアンドスペースパターンが形成される。下地層2の非パターン領域12は、第2ドメイン52により全面がマスクされているため、エッチングされない。
例えば、ブロックコポリマーがPS−b−PMMAである場合、塩素系ガスを用いたドライエッチングにより、下地層2を除去することができる。これにより、下地層2のパターン領域11には、ハーフピッチが約15nmのラインアンドスペースパターンが形成される。
なお、先の工程において、第2ドメイン52を選択的に除去した場合には、第1ドメイン51をマスクにして下地層2をエッチングすればよい。これにより、下地層2のパターン領域11には、図7(b)のライン部分とスペース部分とが入れ替わったラインアンドスペースパターンが形成される。
次に、図8(a),(b)に示すように、下地層2上に残った中性化膜3、第1ドメイン51、及び第2ドメイン52を除去し、下地層2をマスクにして被加工層1をエッチングする。これにより、被加工層1のパターン領域には、下地層2のラインアンドスペースパターンが転写され、ラインアンドスペースパターンが形成される。被加工層1の非パターン領域12は、下地層2により全面がマスクされているため、エッチングされない。例えば、被加工層1が石英ガラス基板である場合、フッ素系ガスを用いたドライエッチングにより、被加工層1を除去することができる。
なお、被加工層1のエッチングは、下地層2上に中性化膜3、第1ドメイン51、及び第2ドメイン52が残った状態で行ってもよい。これにより、工程数を削減することができる。
以上説明した通り、本実施形態に係るパターン形成方法によれば、第1セグメント及び第2セグメントのいずれか一方に対して親和性を有する下地層2を露出させる。これにより、非パターン領域12には、第1ドメイン51及び第2セグメントのいずれか一方が起点として形成され、第1ドメイン51の層と第2ドメイン52の層とを有する積層構造が形成される。したがって、第1ドメイン51及び第2ドメイン52のいずれか一方を除去する際に、非パターン領域12は、第1ドメイン51及び第2ドメイン52の他方によりマスクされる。
このため、非パターン領域12には、図9に示すような、フィンガープリントパターンが形成されず、フィンガープリントパターンをカットする工程や、カットの際に下地層2を保護するための保護膜形成工程などの工程が不要となり、パターン形成のための工程数を削減することができる。フィンガープリントパターンが形成された場合、配線の短絡などを引き起こすため、カットの際にフィンガープリントパターンをカットする工程や、カットの際に下地層を保護するための保護膜形成工程などが必要となる。
なお、このパターン形成方法は、石英ガラス基板などのパターニングに適用できる。したがって、このパターン形成方法を用いて、フォトマスクやナノインプリント用のテンプレートを製造することができる。このパターン形成方法を用いることにより、フォトマスクやナノインプリント用のテンプレートの製造工程を削減するとともに、微細なパターンを形成することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係るパターン形成方法について、図10を参照して説明する。本実施形態に係るパターン形成方法では、レジスト材料として、ブロックコポリマーの第1セグメント及び第2セグメントに対して中性な材料が用いられる。
まず、図10(a),(b)に示すように、被加工層1上に下地層2を形成し、下地層2上のパターン領域11にラインアンドスペースパターン形状のレジストパターン4を形成する。レジストパターン4は、下地層2上にレジスト材料を回転塗布し、露光及び現像によってレジスト材料の一部を除去することにより形成される。
形成されたレジストパターン4は、ブロックコポリマーに対して中性なため、第1実施形態における中性化膜3としての役割を果たす。すなわち、本実施形態では、中性化膜3がレジスト材料により形成される。
レジストパターン4を形成した後、下地層2上及びレジストパターン4上にブロックコポリマー層5を形成する。以降の工程は第1実施形態と同様である。
以上説明した通り、本実施形態に係るパターン形成方法によれば、中性化膜3をレジスト材料により形成することができる。したがって、第1実施形態における中性化膜3の形成やエッチング、及び中性化膜3をエッチングした後のレジストパターン4の除去などの工程が不要となり、パターン形成のための工程数をさらに削減することができる。
なお、第1実施形態におけるレジストパターン4を、ブロックコポリマーに対して中性なレジスト材料により形成することも可能である。この場合、中性化膜3をエッチングした後のレジストパターン4の除去などの工程が不要となるため、パターン形成のための工程数を削減することができる。
なお、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、各実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1:被加工層、11:パターン領域、12:非パターン領域、13,14:ミクロ相分離パターン、2:下地層、3:中性化膜、4:レジストパターン、5:ブロックコポリマー層、51:第1ドメイン、52:第2ドメイン

Claims (11)

  1. 被加工層上に、ガイドパターンを有する第1領域と、自己組織化材料に含まれる第1セグメント及び第2セグメントのいずれか一方に対する親和性が他方に対する親和性より高い第2領域と、を形成し、
    前記第1領域上及び前記第2領域上に、前記自己組織化材料を塗布し、
    前記自己組織化材料を、前記第1セグメントを有する第1ドメインと、前記第2セグメントを有する第2ドメインと、に相分離し、
    前記第1ドメイン及び前記第2ドメインのいずれか一方を選択的に除去することを含む
    パターン形成方法。
  2. 前記第2領域の形成は、
    前記被加工層上に、前記第1セグメント及び前記第2セグメントのいずれか一方に対する親和性が他方に対する親和性より高い下地層を形成し、
    前記下地層上に前記第1セグメント及び前記第2セグメントに対して中性な中性化膜を形成し、
    前記中性化膜を除去して、前記下地層を露出させることを含む
    請求項1に記載のパターン形成方法。
  3. 前記第1領域の形成は、
    前記被加工層上に、前記第1セグメント及び前記第2セグメントのいずれか一方に対する親和性が高い下地層を形成し、
    前記下地層上に前記第1セグメント及び前記第2セグメントに対して中性な中性化膜を形成し、
    前記中性化膜を所定のパターンで除去して、前記中性化膜と前記下地層とを有する前記ガイドパターンを形成することを含む
    請求項1に記載のパターン形成方法。
  4. 前記第1ドメイン及び前記第2ドメインのいずれか一方を選択的に除去した後、
    前記第1ドメイン及び前記第2ドメインの他方をマスクにして、前記中性化膜及び前記下地層をエッチングし、
    前記下地層をマスクにして、前記被加工層をエッチングすることを含む
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  5. 前記自己組織化材料は、ブロックコポリマーである
    請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  6. 前記下地層は、Si,Mo,Cr,Taの少なくとも1つを含む
    請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  7. 前記被加工層は、石英ガラス基板である
    請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  8. 前記中性化膜は、レジスト材料を有する
    請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
  9. 前記自己組織化材料を相分離して、前記第2領域上に前記第1ドメインと前記第2ドメインとが交互に積層された第1パターンを形成する請求項1〜請求項8いずれか1項に記載のパターン形成方法。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載のパターン形成方法を用いて製造されたフォトマスク。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれか1項に記載のパターン形成方法を用いて製造されたナノインプリント用テンプレート。
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