JP2016058471A - 巻線型コイルおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】巻線型コイルの巻芯部において、ワイヤを巻いていない領域を小さくし、コイルの巻き数を増やす。【解決手段】鍔部12に面取りを施すことにより、底面14と内壁面15、および、底面14と外壁面16との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である底面境界面取り領域24を形成する。底面電極30aは、鍔部12を構成する内壁面15と外壁面15とにより規定される区域X1から、対向する他方の内壁面15側には突出しない態様で、底面14および底面境界面取り領域24に形成される。ワイヤ40は、底面電極30aの、他方の内壁面15側に突出していない場所Y1に接続される。【選択図】図1
Description
本発明は、コイルの巻き数を増やすことができる巻線型コイルおよびその製造方法に関する。
代表的な巻線型コイルの1つに、図7に示すように、巻芯部111と、その両端に配設された一対の鍔部112とを備えてなるコア113の巻芯部111にワイヤ140を巻回し、その始端及び終端を鍔部112の下部に形成された端子電極130に接続することにより形成された巻線型コイル110がある。
この巻線型コイル110の端子電極130は、一般的に、鍔部112の下部をはんだ槽に浸漬することで形成される。そのため、端子電極130は、鍔部112の底面114だけでなく、側面117、内壁面115、外壁面116にも、所定の厚みをもって形成される。そして、ワイヤ140は、端子電極130の底面114から巻芯部110に向かって引き出され、巻回される。(特許文献1図5参照)。
上述したように、端子電極130は、内壁面115にも所定の厚みをもって形成されるため、一方の内壁面115から対向する他方の内壁面115に向かって突出するように形成される。したがって、例えば、ワイヤ140を端子電極130の底面114から巻芯部111に向かって引き出す際には、内壁面115に形成された端子電極130を避けて引き出すことになる。そのため、巻芯部の軸CL方向において、端子電極130の厚みに相当する領域が、ワイヤ140を巻くことのできない、巻芯部111として有効に利用できない領域になってしまうという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、巻芯部においてワイヤを巻くことのできない領域を減らして、コイルの巻き数を増やすことが可能な巻線型コイルおよびその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の巻線型コイルは、
巻芯部及び前記巻芯部の両端側に配設された一対の鍔部を備えたコアと、前記鍔部に配設された端子電極と、前記巻芯部に巻回されてコイルを構成するとともに、始端および終端が前記端子電極に接続されたワイヤと、を具備する巻線型コイルであって、
前記鍔部は、実装対象と対向する面である底面と、一対の前記鍔部の互いに対向する面である内壁面と、前記内壁面とは逆側の面である外壁面と、前記底面と前記外壁面に直交する側面と、前記底面と前記内壁面との境界をなす稜線部、および、前記底面と前記外壁面との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である底面境界面取り領域と、前記側面と前記内壁面との境界をなす稜線部、および、前記側面と前記外壁面との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である側面境界面取り領域とを備えており、
前記端子電極は、前記ワイヤが接続される底面電極と、前記底面電極とつながるように前記側面の底面寄りに形成された側面電極とを備えており、
前記底面電極は、前記巻芯部の軸方向からみた場合の、前記ワイヤが接続される位置において、前記鍔部を構成する前記内壁面と前記外壁面とにより規定される区域から、対向する他方の内壁面側には突出しない態様で、前記底面および前記底面境界面取り領域に形成されていること
を特徴としている。
巻芯部及び前記巻芯部の両端側に配設された一対の鍔部を備えたコアと、前記鍔部に配設された端子電極と、前記巻芯部に巻回されてコイルを構成するとともに、始端および終端が前記端子電極に接続されたワイヤと、を具備する巻線型コイルであって、
前記鍔部は、実装対象と対向する面である底面と、一対の前記鍔部の互いに対向する面である内壁面と、前記内壁面とは逆側の面である外壁面と、前記底面と前記外壁面に直交する側面と、前記底面と前記内壁面との境界をなす稜線部、および、前記底面と前記外壁面との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である底面境界面取り領域と、前記側面と前記内壁面との境界をなす稜線部、および、前記側面と前記外壁面との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である側面境界面取り領域とを備えており、
前記端子電極は、前記ワイヤが接続される底面電極と、前記底面電極とつながるように前記側面の底面寄りに形成された側面電極とを備えており、
前記底面電極は、前記巻芯部の軸方向からみた場合の、前記ワイヤが接続される位置において、前記鍔部を構成する前記内壁面と前記外壁面とにより規定される区域から、対向する他方の内壁面側には突出しない態様で、前記底面および前記底面境界面取り領域に形成されていること
を特徴としている。
本発明の巻線型コイルにおいては、前記側面電極は、前記区域から前記他方の内壁面側には突出しない態様で、前記側面および前記側面境界面取り領域に形成されていることが好ましい。
側面電極が、鍔部を構成する内壁面と外壁面とにより規定される区域から、対向する他方の内壁面側には突出しない態様で形成されているので、ワイヤを底面電極および側面電極に接触させることなく、巻芯部の両端まで巻くことができ、コイルの巻数を増やすことができる。
あるいは、前記側面電極は、当該側面電極が形成された鍔部の前記区域から、前記他方の内壁面側および当該鍔部の外壁面側に突出するような態様で、前記側面および前記側面境界面取り領域に形成されていることが好ましい。
側面電極が、当該側面電極が形成された鍔部の上記区域から、他方の内壁面側および当該鍔部の外壁面側に突出するような態様で、側面および側面境界面取り領域に形成されているので、実装対象に実装したときのはんだの接合領域が広くなり、接合の信頼性を高めることができる。
また、前記側面電極は、前記鍔部の前記底面側の位置を基端として巻芯部の最も低い位置よりも高い位置まで形成されていることが好ましい。
側面電極は、巻芯部の最も低い位置よりも高い位置まで形成されているので、実装対象に実装したときのはんだの接合箇所が高い位置まで形成され、接合の信頼性を高めることができる。
また、上記課題を解決するため、本発明の巻線型コイルの製造方法は、
巻芯部及び前記巻芯部の両端側に配設された一対の鍔部を備えたコアと、前記鍔部に配設された底面電極および側面電極を有する端子電極と、前記巻芯部に巻回されてコイルを構成するとともに、始端および終端が前記端子電極に接続されたワイヤと、を具備する巻線型コイルの製造方法であって、
前記巻芯部の両端側に配設された前記鍔部が、実装対象と対向する面である底面と、一対の前記鍔部の互いに対向する面である内壁面と、前記内壁面とは逆側の面である外壁面と、前記底面と前記外壁面に直交する側面とを備えたコアに面取りを施すことにより、前記底面と前記内壁面との境界をなす稜線部、および、前記底面と前記外壁面との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である底面境界面取り領域、ならびに、前記側面と前記内壁面との境界をなす稜線部、および、前記側面と前記外壁面との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である側面境界面取り領域が形成されたコアを準備する工程と、
ステージのペースト保持面に、前記鍔部の前記底面と前記内壁面の境界の面取り領域の、前記底面から前記内壁面における上端部までの、前記底面に垂直な方向の寸法以下の厚さの導電性ペースト膜を形成する導電性ペースト膜形成工程と、
前記鍔部の前記底面が前記ペースト保持面に平行となる姿勢で、前記底面を前記導電性ペースト膜に接触させることで、前記鍔部を構成する前記内壁面と前記外壁面とにより規定される区域から、対向する他方の内壁面側に突出しない態様で、前記底面および前記底面境界面取り領域に導電性ペーストを付与して、底面ペーストパターンを形成する底面ペーストパターン形成工程と、
前記側面および前記側面境界面取り領域の底面寄りに、前記底面ペーストパターンとつながるように側面ペーストパターンを形成する側面ペーストパターン形成工程と、
前記底面ペーストパターンと、前記側面ペーストパターンとを焼成して、前記区域から前記他方の内壁面側に突出しない底面電極と、前記底面電極とつながった側面電極を形成する焼成工程と
を備えることを特徴としている。
巻芯部及び前記巻芯部の両端側に配設された一対の鍔部を備えたコアと、前記鍔部に配設された底面電極および側面電極を有する端子電極と、前記巻芯部に巻回されてコイルを構成するとともに、始端および終端が前記端子電極に接続されたワイヤと、を具備する巻線型コイルの製造方法であって、
前記巻芯部の両端側に配設された前記鍔部が、実装対象と対向する面である底面と、一対の前記鍔部の互いに対向する面である内壁面と、前記内壁面とは逆側の面である外壁面と、前記底面と前記外壁面に直交する側面とを備えたコアに面取りを施すことにより、前記底面と前記内壁面との境界をなす稜線部、および、前記底面と前記外壁面との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である底面境界面取り領域、ならびに、前記側面と前記内壁面との境界をなす稜線部、および、前記側面と前記外壁面との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である側面境界面取り領域が形成されたコアを準備する工程と、
ステージのペースト保持面に、前記鍔部の前記底面と前記内壁面の境界の面取り領域の、前記底面から前記内壁面における上端部までの、前記底面に垂直な方向の寸法以下の厚さの導電性ペースト膜を形成する導電性ペースト膜形成工程と、
前記鍔部の前記底面が前記ペースト保持面に平行となる姿勢で、前記底面を前記導電性ペースト膜に接触させることで、前記鍔部を構成する前記内壁面と前記外壁面とにより規定される区域から、対向する他方の内壁面側に突出しない態様で、前記底面および前記底面境界面取り領域に導電性ペーストを付与して、底面ペーストパターンを形成する底面ペーストパターン形成工程と、
前記側面および前記側面境界面取り領域の底面寄りに、前記底面ペーストパターンとつながるように側面ペーストパターンを形成する側面ペーストパターン形成工程と、
前記底面ペーストパターンと、前記側面ペーストパターンとを焼成して、前記区域から前記他方の内壁面側に突出しない底面電極と、前記底面電極とつながった側面電極を形成する焼成工程と
を備えることを特徴としている。
また、本発明の巻線型コイルの製造方法においては、
前記側面ペーストパターン形成工程において、ステージのペースト保持面に、前記側面境界面取り領域の、前記側面から前記内壁面および前記外壁面における先端部までの、前記側面に直交する方向の寸法を超える厚さの導電性ペースト膜を形成し、当該導電性ペースト膜に、前記鍔部の前記側面境界面取り領域および前記側面の所定領域を接触させることにより、前記鍔部を構成する前記内壁面と前記外壁面とにより規定される前記区域から、前記他方の内壁面側および当該鍔部の外壁面側に突出するような態様で前記側面ペーストパターンを形成し、
前記焼成工程を経て、前記区域から、前記他方の内壁面側および当該鍔部の外壁面側に突出する前記側面電極が形成されるようにすることが好ましい。
前記側面ペーストパターン形成工程において、ステージのペースト保持面に、前記側面境界面取り領域の、前記側面から前記内壁面および前記外壁面における先端部までの、前記側面に直交する方向の寸法を超える厚さの導電性ペースト膜を形成し、当該導電性ペースト膜に、前記鍔部の前記側面境界面取り領域および前記側面の所定領域を接触させることにより、前記鍔部を構成する前記内壁面と前記外壁面とにより規定される前記区域から、前記他方の内壁面側および当該鍔部の外壁面側に突出するような態様で前記側面ペーストパターンを形成し、
前記焼成工程を経て、前記区域から、前記他方の内壁面側および当該鍔部の外壁面側に突出する前記側面電極が形成されるようにすることが好ましい。
上記構成とすることにより、鍔部を構成する内壁面と外壁面とにより規定される区域から内壁面側および外壁面側に突出するような態様で側面電極を形成することが可能になり、実装対象に実装したときのはんだの接合領域が広く、接合の信頼性の高い巻線型コイルを得ることが可能になる。
本発明にかかる巻線型コイルでは、底面電極が、巻芯部の軸方向からみた場合の、ワイヤが接続される位置において、鍔部を構成する内壁面と外壁面とにより規定される区域から、対向する他方の鍔部の内壁面側には突出しない態様で形成されているので、例えば、底面電極に接続されたワイヤを鍔部の内壁面に沿うように巻芯部の両端付近に導いたり、巻芯部に巻いたワイヤを鍔部の内壁面に沿って底面電極に引き出したりすることが可能になり、巻芯部におけるコイルの巻き数を増やすことができる。
その結果、小型で高特性の巻線型コイルを提供することが可能になる。
その結果、小型で高特性の巻線型コイルを提供することが可能になる。
本発明にかかる巻線型コイルの製造方法では、鍔部に面取りを施して底面境界面取り領域を形成し、鍔部を構成する内壁面と外壁面とにより規定される区域から、対向する他方の鍔部の内壁面側に突出しないように底面電極を形成するようにしている。したがって、ワイヤを鍔部の内壁面側に突出した電極を避けるように配設する必要から、巻芯部においてワイヤを巻くことができる領域が犠牲になることを軽減して、コイルの巻き数が多い巻線型コイルを効率よく製造することができる。
すなわち、鍔部を浸漬して底面ペーストパターンを形成するための導電性ペースト膜として、鍔部の底面と内壁面の境界の面取り領域の、底面から内壁面における上端部までの、底面に垂直な方向の寸法以下の厚さの導電性ペースト膜を形成し、当該導電性ペースト膜に鍔部を接触させて底面電極となる底面ペーストパターンを形成するようにしているので、対向する他方の鍔部の内壁面側に突出しない底面電極を確実に形成することが可能になり、巻芯部におけるコイルの巻き数を増やすことが可能で、小型、高特性の巻線型コイルを効率よく製造することができる。
すなわち、鍔部を浸漬して底面ペーストパターンを形成するための導電性ペースト膜として、鍔部の底面と内壁面の境界の面取り領域の、底面から内壁面における上端部までの、底面に垂直な方向の寸法以下の厚さの導電性ペースト膜を形成し、当該導電性ペースト膜に鍔部を接触させて底面電極となる底面ペーストパターンを形成するようにしているので、対向する他方の鍔部の内壁面側に突出しない底面電極を確実に形成することが可能になり、巻芯部におけるコイルの巻き数を増やすことが可能で、小型、高特性の巻線型コイルを効率よく製造することができる。
[実施形態1]
本発明の実施形態1にかかる巻線型コイル10は、図1(a)、(b)に示すとおり、巻芯部11と、巻芯部11の両端側に配設された一対の鍔部12とを有するコア13を具備している。鍔部12の下部には、巻線型コイル10を実装対象(電気回路基板など)に接合するための端子電極30が形成されている。そして、巻芯部11にはワイヤ40が巻回され、ワイヤの始端40aは一方の端子電極30に、ワイヤの終端40bは他方の端子電極30接続されている。
本発明の実施形態1にかかる巻線型コイル10は、図1(a)、(b)に示すとおり、巻芯部11と、巻芯部11の両端側に配設された一対の鍔部12とを有するコア13を具備している。鍔部12の下部には、巻線型コイル10を実装対象(電気回路基板など)に接合するための端子電極30が形成されている。そして、巻芯部11にはワイヤ40が巻回され、ワイヤの始端40aは一方の端子電極30に、ワイヤの終端40bは他方の端子電極30接続されている。
コア13は、角柱状の巻芯部11と、巻芯部11の両端に形成された直方体状の鍔部12とにより構成され、断面が略H字状に形成されている。コア13を構成する材料としては、フェライトなどのセラミックス系材料が用いられている。その他にも、アルミナ、金属磁性体材料などを用いることができる。
ワイヤ40は、外周に樹脂が被覆された導線であり、コア13の巻芯部11に巻回されてコイルを構成している。ワイヤの始端40a及び終端40bは、端子電極30、30にそれぞれ熱圧着され、被覆のはがれた状態で電気的に接続されている。
コア13の鍔部12は、図2(a)〜(d)に示すとおり、実装対象と対向する面である底面14と、一対の鍔部12の互いに対向する面である内壁面15と、内壁面15とは逆側の面である外壁面16と、鍔部12の底面14と外壁面16とに直交する面である側面17と、底面14とは逆側の面である天面18とを備えている。
鍔部12の角は面取りを施されており、丸みを持たせて形成されている。すなわち、鍔部12は、底面14と内壁面15、および、底面14と外壁面16との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である底面境界面取り領域24(24a、24b)と、側面17と内壁面15、および、側面17と外壁面16との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である側面境界面取り領域27(27a、27b)とを備えている。また、底面14と側面17との境界をなす稜線部にも丸みを持たせた領域を備えている。
これらの丸みを円弧とみなした場合、その半径は、例えば、内壁面15と外壁面16との間の距離の0.2倍以上0.4倍以下である。鍔部12の角を直線状または階段状に切り欠くのでなく、大きなRがつくように面取りしているので、鍔部12の角において、割れ欠けが発生しにくい。
端子電極30は、ワイヤ40が接続される底面電極30aと、底面電極30aとつながるように、側面17の底面寄りに形成されている側面電極30bとを備えている。端子電極30を構成する材料としては、銀が用いられている。その他にも、銅、導電性樹脂などを用いることができる。なお、ワイヤの始端40a及び終端40bは、図1(b)に示すように、巻芯部の軸CL方向からみた場合、底面電極30aの中央付近の位置Y1に接続されている。
底面電極30aは、図2(a)に示すように、底面14から底面境界面取り領域24a、24bにわたって形成されている。そして、鍔部12を構成する内壁面15と外壁面16とにより規定される区域X1から、対向する他方の内壁面15側には突出しない態様で形成されている。また、前記区域X1を規定する外壁面16側にも突出しない態様で形成されている。すなわち、底面電極30aは、鍔部12の内壁面15および外壁面16には形成されず、底面境界面取り領域24内に納まるように形成されている。
一方、側面電極30bは、図2(d)に示すように、側面17から側面境界面取り領域27a、27bにわたって形成されている。そして、鍔部12を構成する内壁面15と外壁面16とにより規定される区域X1から、対向する他方の内壁面15側には突出しない態様で形成されている。また、前記区域X1を規定する外壁面16側にも突出しない態様で形成されている。すなわち、側面電極30bは、鍔部12の内壁面15および外壁面16には形成されず、側面境界面取り領域27内に納まるように形成されている。
また、側面電極30bは、底面電極30aよりも高さ(Z方向)が高くなるように形成されている。具体的には、鍔部12の底面14側の位置を基端として巻芯部11の最も低い位置よりも高くなる位置まで形成されている。この構成により、巻線型コイル10を実装対象にはんだで接合したときに、はんだの位置が高くなるように形成されるので、接合の信頼性を高めることができる。
実施形態1にかかる巻線型コイル10は、底面電極30aおよび側面電極30bが、鍔部12を構成する内壁面15と外壁面16とにより規定される区域X1から、対向する他方の内壁面15側には突出しない態様で形成されている。上記の構成により、ワイヤ40を底面電極30aおよび側面電極30bに接触させることなく、巻芯部11の両端まで巻くことができ、コイルの巻き数を増やすことができる。
また、端子電極30が、底面14、底面境界面取り領域24、側面17および側面境界面取り領域27のみに形成されており、巻芯部の軸CL方向からみた場合に、鍔部12の外縁に沿ってU字状となっているので、コイルの軸CL方向に通過する磁束が遮られることを防止できる。
なお、この実施形態では、底面電極30aおよび側面電極30bは、底面境界面取り領域24および側面境界面取り領域27に形成され、底面境界面取り領域24および側面境界面取り領域27を超えて外壁面16にまでは形成されていないが、場合によっては外壁面16側に突出して形成されていてもよい。
次に、本発明の実施形態1にかかる巻線型コイルの製造方法について説明する。
まず、上述した構成を有する焼結コアを準備する。この焼結コアは、面取りが施される前のものであり、例えば、セラミックス系材料を粉末成形した後、焼成することで得られる。
そして、この焼結コアをバレルに入れ、バレルを回転させることによりバレル研磨を行い、鍔部12の稜線部に面取りを施す。この面取りにより、鍔部12に底面境界面取り領域24および、側面境界面取り領域27が形成されたコアを作製する(コアを準備する工程)。
一方で、端子電極30を形成するための導電性ペースト膜Pをステージ70上に形成する(導電性ペースト膜形成工程)。ステージ70は、平坦なペースト保持面70aを有しており、例えば、ステンレス鋼などの金属材料により構成される。転写用のペーストは、端子電極30の材料となる導電性のペーストである。この導電性ペーストをペースト保持面70aに塗布した後、スキージでかきとり、所定の膜厚の導電性ペースト膜Pを形成する。その際、導電性ペースト膜Pの厚さ(高さ)h1が、鍔部12の底面14と内壁面15の境界の面取り領域(底面境界面取り領域)24aの、底面14から内壁面15における上端部までの、底面14に垂直な方向の寸法A1以下の厚さ、すなわち、ペースト保持面70aに、コア13の鍔部12の底面14を当接させた場合に、鍔部12の底面境界面取り領域24のうち、底面14と内壁面15の境界の面取り領域24aを超える位置まで鍔部12がペースト膜Pに浸かることのない厚さとなるように、ペースト保持面70aとスキージの距離を設定する。なお、上端部とは、底面境界面取り領域24aと内壁面15の境界をさす。
次に、図3(a)に示すように、鍔部12の一方の側面17側に導電性ペースト膜Pを接触させ、一方の側面17および側面境界面取り領域27に側面ペーストパターンSP1を形成する(側面ペーストパターン形成工程)。
まず、コア13を所定角度傾け、弾性および粘着性を有する樹脂部材66を備えた保持基板65に取り付ける。コア13の傾き角は、側面ペーストパターンSP1が、巻芯部11の最も低い位置よりも高い位置まで塗布されるように設定される。例えば、鍔部12の底面14が下向きの場合を0°としたときに、コア13は、巻芯部の軸CLを中心として75°傾けて取り付けられる。そして、コア13を傾けた状態のまま保持基板65を下降させ、一対の鍔部12をステージ70のペースト保持面70aに当接させる。これにより、側面ペーストパターンSP1が、一方の側面17および側面境界面取り領域27に形成される。
導電性ペースト膜Pの厚さ(高さ)h1は、上述のように、鍔部12の底面14と内壁面15の境界の面取り領域24aの、底面14から内壁面15における上端部までの、底面14に垂直な方向の寸法A1以下の厚さとされている。また、コア13の面取りは、バレル研磨の方法で行われており、鍔部12の底面14と内壁面15の境界の面取り領域24aと、側面境界面取り領域27の面取りの程度は近似していることから、実質的に鍔部12の側面境界面取り領域27を超えて内壁面15に導電性ペーストが形成されることはない。したがって、側面ペーストパターンSP1は、鍔部12を構成する内壁面15と外壁面16とにより規定される区域X1から、対向する他方の内壁面15側に突出しない態様で、側面17および側面境界面取り領域27に形成される。
次に、図3(b)に示すように、鍔部12の底面14側に導電性ペースト膜Pを接触させ、底面14および底面境界面取り領域24に底面ペーストパターンBPを形成する(底面ペーストパターン形成工程)。
まず、保持基板65を、矢印T1方向(ペースト保持面70aと略平行で、巻芯部の軸CLと垂直な方向)に移動させる。そして、コア13を巻芯部の軸CLを中心に時計方向に回転させ、ステージ70上を転がして、一対の鍔部12の底面14がペースト保持面70aと平行となるように当接させる。これにより、底面ペーストパターンBPが、鍔部12の底面14およびに底面境界面取り領域24に形成される。
このとき、導電性ペースト膜Pの厚さ(高さ)h1は、上述のように、鍔部12の底面14と内壁面15の境界の面取り領域24aの、底面14から内壁面15における上端部までの、底面14に垂直な方向の寸法A1以下の厚さとされているので、ペースト保持面70aに、鍔部12の底面14を当接させた場合に、鍔部12の底面境界面取り領域24のうち、底面14と内壁面15の境界の面取り領域24aを超える位置まで鍔部12が浸かることがなく、底面14と内壁面15の境界の面取り領域24aを超えて内壁面15に導電性ペーストが形成されることはない。したがって、底面ペーストパターンBPは、鍔部12を構成する内壁面15と外壁面16とにより規定される区域X1から、対向する他方の内壁面15側に突出しない態様で、底面14および底面境界面取り領域24に形成される。
次に、図3(c)に示すように、鍔部12の他方の側面17側に導電性ペースト膜Pを接触させ、他方の側面17および側面境界面取り領域27に側面ペーストパターンSP2を形成する(側面ペーストパターン形成工程)。
ここで再び、保持基板65を、矢印T1方向に移動させる。そして、コア13を巻芯部の軸CLを中心に時計方向に回転させながら、ステージ70上を転がし、コア13を図3(a)とは反対に75°傾けた状態とする。これにより、側面ペーストパターンSP2が、鍔部12の他方の側面17および側面境界面取り領域27に形成される。
ここで再び、保持基板65を、矢印T1方向に移動させる。そして、コア13を巻芯部の軸CLを中心に時計方向に回転させながら、ステージ70上を転がし、コア13を図3(a)とは反対に75°傾けた状態とする。これにより、側面ペーストパターンSP2が、鍔部12の他方の側面17および側面境界面取り領域27に形成される。
なお、導電性ペースト膜Pの厚さ(高さ)h1が、上述の寸法A1以下の厚さとされているので、鍔部12の側面境界面取り領域27を超えて内壁面15に導電性ペーストが形成されることはない。また、鍔部12に塗布する導電性ペーストを乾燥させずに、底面ペーストパターンBPと側面ペーストパターンSP1、SP2をつづけて塗布するので、重ね塗りにならず、これらのペーストパターンを、前記区域X1から対向する他方の内壁面15側に突出しない態様で形成することができる。
次に、底面ペーストパターンBPおよび側面ペーストパターンSP1、SP2を焼成して、底面電極30a、および、底面電極30aとつながっている側面電極30bを形成する。これにより、上述の区域X1から対向する他方の内壁面15側に突出していない底面電極30aおよび側面電極30bが形成される(焼成工程)。
そして、コア13の巻芯部11にワイヤ40を巻回するとともに、巻芯部の軸CL方向からみた場合の、底面電極30aの中央にワイヤの始端40a及び終端40bを接続する(巻線工程)。ワイヤの始端40a及び終端40bを接続する位置Y1は、底面電極30aの中央に限られず、内壁面15と外壁面16とにより規定される区域X1から他方の内壁面15側に突出していない場所であればよい。以上の工程により、図1に示すような構造を有する巻線型コイル10が得られる。
上述の製造方法によれば、鍔部12を浸漬して底面ペーストパターンBPを形成するための導電性ペースト膜Pとして、鍔部12の底面14と内壁面15の境界の面取り領域24aの、底面14から内壁面15における上端部までの、底面14に垂直な方向の寸法A1以下の厚さの導電性ペースト膜Pを形成し、当該導電性ペースト膜Pに鍔部12を接触させて底面電極30aとなる底面ペーストパターンBPを形成するようにしているので、対向する他方の鍔部12の内壁面15側に突出しない底面電極30aを確実に形成することが可能になる。その結果、巻芯部11におけるコイルの巻き数を増やすことが可能で、小型、高特性の巻線型コイル10を効率よく製造することができる。
[実施形態2]
本発明のほかの実施形態(実施形態2)にかかる巻線型コイル10Aについて説明する。なお、実施形態1にて説明した巻線型コイル10と共通する構成については、実施形態2の巻線型コイル10Aを説明する図において同じ符号を記し、その説明を省略する。
本発明のほかの実施形態(実施形態2)にかかる巻線型コイル10Aについて説明する。なお、実施形態1にて説明した巻線型コイル10と共通する構成については、実施形態2の巻線型コイル10Aを説明する図において同じ符号を記し、その説明を省略する。
実施形態2の巻線型コイル10Aは、図4(a)、(b)および図5(a)〜(d)に示すように、巻芯部の軸CL方向に沿った側面電極30bの幅寸法が大きくなるように形成されている。すなわち、側面電極30bが、鍔部12を構成する内壁面15と外壁面16とにより規定される区域X1から巻芯部の軸CL方向へ突出するように形成されている。そして、側面17から側面境界面取り領域27を回り込んで、内壁面15および外壁面16の一部の領域にかかるように形成されている。
この巻線型コイル10Aでは、ワイヤ40を接続する位置Y1の底面電極30aの幅寸法を実施形態1と同様とし、側面電極30bの幅寸法をそれに比べて大きく形成している。これにより、実施形態1の構成にもとづく効果を得ながら、さらに、実施形態2では実装対象に実装したときのはんだの接合領域が広くなるので、接合の信頼性を高めるという効果を得ることができる。
次に、実施形態2にかかる巻線型コイルの製造方法について説明する。この製造方法は、底面電極30aを形成するための第1の導電性ペースト膜形成工程と、側面電極30bを形成するための第2の導電性ペースト膜形成工程とを備えている。
そして、第2の導電性ペースト膜P2の厚さ(高さ)h2は、側面境界面取り領域27の、側面17から内壁面15における先端部までの、側面17に直交する方向の寸法B1、および、側面17から外壁面16における先端部までの、側面17に直交する方向の寸法B2を超える厚さとされている。ここで、内壁面15における先端部とは、側面境界面取り領域27と内壁面15の境界をさす。また、外壁面16における先端部とは、側面境界面取り領域27と外壁面16の境界をさす。
そして、第2の導電性ペースト膜P2の厚さ(高さ)h2は、側面境界面取り領域27の、側面17から内壁面15における先端部までの、側面17に直交する方向の寸法B1、および、側面17から外壁面16における先端部までの、側面17に直交する方向の寸法B2を超える厚さとされている。ここで、内壁面15における先端部とは、側面境界面取り領域27と内壁面15の境界をさす。また、外壁面16における先端部とは、側面境界面取り領域27と外壁面16の境界をさす。
コアを準備する工程および導電性ペースト膜形成工程は、実施形態1と同様である。なお、実施形態2では、実施形態1における導電性ペースト膜形成工程を、第1の導電性ペースト膜形成工程として取り扱う。
実施形態2では、まず、図6(a)に示すように、コア13を、底面14がペースト保持面70aに平行となる姿勢で、保持基板65に取り付ける。そして、一対の鍔部12の底面14に第1の導電性ペースト膜P1を接触させ、底面14および底面境界面取り領域24に底面ペーストパターンBPを形成する(底面ペーストパターン形成工程)。ステージ70のペースト保持面70aに形成する第1の導電性ペースト膜P1の厚さ(高さ)h1は、実施形態1と同様に、鍔部12の底面14と内壁面15の境界の面取り領域24aの、底面14から内壁面15における上端部までの、底面14に垂直な方向の寸法A1以下の厚さとする。
次に、コア13をステージ70上から引き上げ、導電性ペーストを乾燥させる。そして、図6(b)に示すように、コア13を回転させるための回転部材68をコア13に当接させ、回転部材68を矢印T2方向(ペースト保持面70aと略平行で、巻芯部の軸CLと垂直な方向)に移動させる。これにより、コア13を、巻芯部の軸CLを中心に反時計方向に回転させる。回転させられたコア13は、図6(c)に示すように、所定の角度傾いた状態で、保持基板65に保持される(コア回転工程)。なお、回転部材68としては、例えば、摩擦係数の高い樹脂製の部材を用いることができる。
一方で、別のステージ71を用意し、ステージ71のペースト保持面71aに第2の導電性ペースト膜P2を形成する(第2の導電性ペースト膜形成工程)。導電性ペースト膜P2の厚さ(高さ)h2は、側面境界面取り領域27の、側面17から内壁面15における先端部までの、側面17に直交する方向の寸法B1、および、側面17から外壁面16における先端部までの、側面17に直交する方向の寸法B2を超えて導電性ペーストが接触する厚さとする。
そして、図6(d)に示すように、鍔部12の一方の側面17に第2の導電性ペースト膜P2を接触させ、一方の側面17および側面境界面取り領域27に側面ペーストパターンSP1を形成する(側面ペーストパターン形成工程)。
このように、第2の導電性ペースト膜P2の厚さ(高さ)h2を、上述の寸法B1およびB2を超える厚さとすることにより、鍔部12の側面17側において、側面境界面取り領域27を超えて内壁面15および外壁面16に導電性ペーストが形成される。したがって、側面ペーストパターンSP1が、鍔部12を構成する内壁面15と外壁面16とにより規定される区域X1から巻芯部の軸CL方向へ突出するように形成される。すなわち、側面ペーストパターンSP1の幅は、底面ペーストパターンBPの幅よりも大きくなるように形成される。
次に、コア13をステージ71から引き上げた後、回転部材68を用いてコア13を反時計方向に150°回転させる。そして、他方の側面17側をペースト保持面71a上に形成された第2の導電性ペースト膜P2に接触させ、他方の側面17および側面境界面取り領域27にも側面ペースパターンSP2を形成する。
焼成工程および巻線工程は、実施形態1と同様である。これらの工程により、図4に示すような構造を有する巻線型コイル10Aが得られる。
上述の製造方法によれば、実装対象に実装したときのはんだの接合領域が広く、接合信頼性の高い巻線型コイルを容易かつ確実に製造することができる。
なお、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲内において種々の応用、変形を加えることが可能である。
10、10A 巻線型コイル
11 巻芯部
12 鍔部
13 コア
14 底面
15 内壁面
16 外壁面
17 側面
18 天面
24、24a、24b 底面境界面取り領域
27、27a、27b 側面境界面取り領域
30 端子電極
30a 底面電極
30b 側面電極
40 ワイヤ
40a ワイヤの始端
40b ワイヤの終端
65 保持基板
68 回転部材
70、71 ステージ
70a、71a ペースト保持面
A1 底面境界面取り領域の、底面から内壁面における上端部までの、底面に垂直な方向の寸法
B1 側面境界面取り領域の、側面から内壁面における先端部までの、側面に直交する方向の寸法
B2 側面境界面取り領域の、側面から外壁壁面における先端部までの、側面に直交する方向の寸法
CL 巻芯部の軸
P、P1、P2 導電性ペースト膜
BP 底面ペーストパターン
SP1、SP2 側面ペーストパターン
X1 内壁面と外壁面により規定される区域
Y1 ワイヤが接続される位置
11 巻芯部
12 鍔部
13 コア
14 底面
15 内壁面
16 外壁面
17 側面
18 天面
24、24a、24b 底面境界面取り領域
27、27a、27b 側面境界面取り領域
30 端子電極
30a 底面電極
30b 側面電極
40 ワイヤ
40a ワイヤの始端
40b ワイヤの終端
65 保持基板
68 回転部材
70、71 ステージ
70a、71a ペースト保持面
A1 底面境界面取り領域の、底面から内壁面における上端部までの、底面に垂直な方向の寸法
B1 側面境界面取り領域の、側面から内壁面における先端部までの、側面に直交する方向の寸法
B2 側面境界面取り領域の、側面から外壁壁面における先端部までの、側面に直交する方向の寸法
CL 巻芯部の軸
P、P1、P2 導電性ペースト膜
BP 底面ペーストパターン
SP1、SP2 側面ペーストパターン
X1 内壁面と外壁面により規定される区域
Y1 ワイヤが接続される位置
Claims (6)
- 巻芯部及び前記巻芯部の両端側に配設された一対の鍔部を備えたコアと、前記鍔部に配設された端子電極と、前記巻芯部に巻回されてコイルを構成するとともに、始端および終端が前記端子電極に接続されたワイヤと、を具備する巻線型コイルであって、
前記鍔部は、実装対象と対向する面である底面と、一対の前記鍔部の互いに対向する面である内壁面と、前記内壁面とは逆側の面である外壁面と、前記底面と前記外壁面に直交する側面と、前記底面と前記内壁面との境界をなす稜線部、および、前記底面と前記外壁面との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である底面境界面取り領域と、前記側面と前記内壁面との境界をなす稜線部、および、前記側面と前記外壁面との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である側面境界面取り領域とを備えており、
前記端子電極は、前記ワイヤが接続される底面電極と、前記底面電極とつながるように前記側面の底面寄りに形成された側面電極とを備えており、
前記底面電極は、前記巻芯部の軸方向からみた場合の、前記ワイヤが接続される位置において、前記鍔部を構成する前記内壁面と前記外壁面とにより規定される区域から、対向する他方の内壁面側には突出しない態様で、前記底面および前記底面境界面取り領域に形成されていること
を特徴とする巻線型コイル。 - 前記側面電極は、前記区域から前記他方の内壁面側には突出しない態様で、前記側面および前記側面境界面取り領域に形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の巻線型コイル。 - 前記側面電極は、当該側面電極が形成された鍔部の前記区域から、前記他方の内壁面側および当該鍔部の外壁面側に突出するような態様で、前記側面および前記側面境界面取り領域に形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の巻線型コイル。 - 前記側面電極は、前記鍔部の前記底面側の位置を基端として巻芯部の最も低い位置よりも高い位置まで形成されていること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の巻線型コイル。 - 巻芯部及び前記巻芯部の両端側に配設された一対の鍔部を備えたコアと、前記鍔部に配設された底面電極および側面電極を有する端子電極と、前記巻芯部に巻回されてコイルを構成するとともに、始端および終端が前記端子電極に接続されたワイヤと、を具備する巻線型コイルの製造方法であって、
前記巻芯部の両端側に配設された前記鍔部が、実装対象と対向する面である底面と、一対の前記鍔部の互いに対向する面である内壁面と、前記内壁面とは逆側の面である外壁面と、前記底面と前記外壁面に直交する側面とを備えたコアに面取りを施すことにより、前記底面と前記内壁面との境界をなす稜線部、および、前記底面と前記外壁面との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である底面境界面取り領域、ならびに、前記側面と前記内壁面との境界をなす稜線部、および、前記側面と前記外壁面との境界をなす稜線部に丸みを持たせた領域である側面境界面取り領域が形成されたコアを準備する工程と、
ステージのペースト保持面に、前記鍔部の前記底面と前記内壁面の境界の面取り領域の、前記底面から前記内壁面における上端部までの、前記底面に垂直な方向の寸法以下の厚さの導電性ペースト膜を形成する導電性ペースト膜形成工程と、
前記鍔部の前記底面が前記ペースト保持面に平行となる姿勢で、前記底面を前記導電性ペースト膜に接触させることで、前記鍔部を構成する前記内壁面と前記外壁面とにより規定される区域から、対向する他方の内壁面側に突出しない態様で、前記底面および前記底面境界面取り領域に導電性ペーストを付与して、底面ペーストパターンを形成する底面ペーストパターン形成工程と、
前記側面および前記側面境界面取り領域の底面寄りに、前記底面ペーストパターンとつながるように側面ペーストパターンを形成する側面ペーストパターン形成工程と、
前記底面ペーストパターンと、前記側面ペーストパターンとを焼成して、前記区域から前記他方の内壁面側に突出しない底面電極と、前記底面電極とつながった側面電極を形成する焼成工程と、
を備えることを特徴とする巻線型コイルの製造方法。 - 前記側面ペーストパターン形成工程において、ステージのペースト保持面に、前記側面境界面取り領域の、前記側面から前記内壁面および前記外壁面における先端部までの、前記側面に直交する方向の寸法を超える厚さの導電性ペースト膜を形成し、当該導電性ペースト膜に、前記鍔部の前記側面境界面取り領域および前記側面の所定領域を接触させることにより、前記鍔部を構成する前記内壁面と前記外壁面とにより規定される前記区域から、前記他方の内壁面側および当該鍔部の外壁面側に突出するような態様で前記側面ペーストパターンを形成し、
前記焼成工程を経て、前記区域から、前記他方の内壁面側および当該鍔部の外壁面側に突出する前記側面電極が形成されるようにしたこと
を特徴とする請求項5記載の巻線型コイルの製造方法。
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-
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