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JP2016052869A - 充電制御装置 - Google Patents

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JP2016052869A JP2014180429A JP2014180429A JP2016052869A JP 2016052869 A JP2016052869 A JP 2016052869A JP 2014180429 A JP2014180429 A JP 2014180429A JP 2014180429 A JP2014180429 A JP 2014180429A JP 2016052869 A JP2016052869 A JP 2016052869A
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誉幸 赤石
Yoshiyuki Akaishi
誉幸 赤石
竹内 康臣
Koshin Takeuchi
康臣 竹内
寺田 康晴
Yasuharu Terada
康晴 寺田
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】ハイブリッド車等において、メインバッテリの劣化抑制を図りつつ、補機バッテリの上がり等を防止する充電制御装置を提供すること。
【解決手段】モータに電力を供給するメインバッテリと、ジェネレータを駆動し前記メインバッテリへの電力供給と駆動力源としての機能の少なくとも一方を有するエンジンと、補機に電力を供給する補機バッテリと、メインバッテリの電圧を降圧し、補機バッテリに電力を供給するDC−DCコンバータと、イグニッションオン時に、メインバッテリの充電状態が所定の目標値に近づくように、モータ、ジェネレータ及びエンジンを制御する第1の制御部と、イグニッションオフ後、所定時間が経過し、且つその時点におけるメインバッテリの充電状態が所定閾値以上の時、DC−DCコンバータを作動させて、補機バッテリの充電を行う第2の制御部を備え、所定の目標値は、車両の駐車時間の履歴に応じて、変更される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ハイブリッド車等に搭載された補機バッテリの充電制御装置に関する。
ハイブリッド車等では、駆動力源の一つであるモータ(電動機)に電力を供給する高電圧のメインバッテリに加えて、低電圧の補機バッテリを備え、当該補機バッテリが補機(各種ECUや電装品等)への電力供給を行う場合が多い。
そのため、車両のイグニッションオフ状態(駐車状態)において、暗電流等により補機バッテリの充電量が低下し、補機バッテリが上がってしまうと、車両の始動制御を行うECUへの電力供給ができず、車両の始動ができなくなるおそれがある。
そこで、従来から、ハイブリッド車等では、イグニッションオフ状態において、メインバッテリから補機バッテリへの電力供給により補機バッテリの充電を行う場合がある(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、イグニッションオフ後、一定時間経過すると、メインバッテリの充電量が所定値以上であれば、DC−DCコンバータを作動させてメインバッテリから補機バッテリへの充電を行う充電制御装置が開示されている。
特開2006−174619号公報
ところで、メインバッテリの電力不足や劣化促進を防止するため、特許文献1のように、メインバッテリの充電量が所定値以上の場合にメインバッテリからの電力供給で補機バッテリの充電が行われる。そのため、車両のイグニッションオフ状態における補機バッテリの充電を確実に実行する観点から、イグニッションオフ時におけるメインバッテリの充電状態(SOC(State Of Charge))は、ある程度高い状態であることが望ましい。
しかしながら、例えば、イグニッションオフ時におけるメインバッテリの充電状態を高めるため、車両のイグニッションオン状態において、一律に充電状態がより高くなるようにメインバッテリを制御すると、比較的高い充電状態が継続することによるメインバッテリの劣化が促進されるおそれがある。
そこで、上記問題に鑑み、ハイブリッド車等において、メインバッテリの劣化抑制を図りつつ、補機バッテリの上がり等を防止するため、イグニッションオフ時にメインバッテリからの電力供給による補機バッテリの充電を確実に実行することが可能な充電制御装置を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、一実施形態において、充電制御装置は、
車両の駆動力源であるモータに電力を供給するメインバッテリと、
ジェネレータを駆動し前記メインバッテリに電力を供給する機能、及び、前記車両の駆動力源としての機能の少なくとも一方の機能を有するエンジンと、
前記車両の補機に電力を供給する補機バッテリと、
前記メインバッテリの電圧を降圧して、前記補機バッテリに電力を供給するDC−DCコンバータと、
前記車両のイグニッションオン状態において、前記メインバッテリの充電状態が所定範囲に含まれる所定の目標値に近づくように、前記モータ、前記ジェネレータ、及び、前記エンジンを制御する第1の制御部と、
前記車両のイグニッションオフ後、所定時間が経過し、且つ、該経過時点における前記メインバッテリの充電状態が所定閾値以上の場合、前記DC−DCコンバータを作動させて、前記補機バッテリの充電を行う第2の制御部を備え、
前記所定の目標値は、
前記車両の駐車時間の履歴に応じて、変更されることを特徴とする。
上記実施形態により、ハイブリッド車等において、メインバッテリの劣化抑制を図りつつ、補機バッテリの上がり等を防止するため、イグニッションオフ時にメインバッテリからの電力供給による補機バッテリの充電を確実に実行することが可能な充電制御装置を提供することができる。
本実施形態に係る充電制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 充電制御装置(第2の制御部)による車両のイグニッションオフ状態での補機バッテリの充電制御処理の一例を示すフローチャートである。 充電制御装置(第1の制御部)による車両のイグニッションオン状態でのメインバッテリの充放電制御モードの切替処理の一例を示すフローチャートである。 充電制御装置(第2の制御部)による車両のイグニッションオフ状態での補機バッテリの充電制御における充電開始までの時間(所定駐車時間)を変更する処理の一例を示すフローチャートである。 所定駐車時間を変更する手法の一例を示す図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る充電制御装置1の構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係る充電制御装置1は、車両に搭載され、当該車両のイグニッションオフ状態における後述するメインバッテリ60から補機バッテリ80への充電制御を実行する。
なお、以下の説明において、「イグニッションオン(IG−ON)」は、イグニッションスイッチ(不図示)がオンされ、当該車両が起動される(走行可能な状態に移行させる)ことを意味し、「イグニッションオン(IG−ON)状態」とは、当該車両が起動された状態(走行可能な状態)を意味する。同様に、「イグニッションオフ(IG−OFF)」は、イグニッションスイッチがオフされ、当該車両が停止される(走行不可能な状態に移行させる)ことを意味し、「イグニッションオフ(IG−OFF)状態」とは、当該車両が停止された状態(走行不可能な状態)を意味する。
充電制御装置1は、モータ10、ジェネレータ20、エンジン30、モータ用インバータ40、ジェネレータ用インバータ50、メインバッテリ60、DC−DCコンバータ70、補機バッテリ80、ECU(Electric Control Unit)90等を含む。
なお、当該車両は、モータ10、及び、エンジン30を駆動力源とするシリーズ・パラレル式のハイブリッド車である。また、図中において、二重線は、動力伝達系を示し、実線は、電力供給系を示し、一点鎖線は、制御伝達系を示す。
モータ10は、モータ用インバータ40を介してメインバッテリ60から供給される三相交流電力、及び、ジェネレータ20から供給される三相交流電力の少なくとも一方により駆動力を発生可能に構成される。また、モータ10は、当該車両の減速時に、発電機(ジェネレータ)として機能し、回生発電電力をメインバッテリ60に供給し、メインバッテリ60を充電することができる。
ジェネレータ20は、エンジン30により駆動される三相交流発電機である。ジェネレータ20は、発電電力をジェネレータ用インバータ50を介してメインバッテリ60に供給してメインバッテリ60を充電したり、モータ10に供給したりすることができる。また、ジェネレータ20は、エンジン30の始動装置としての機能も有する。
エンジン30は、当該車両の駆動力源の一つであると共に、ジェネレータ20を駆動し発電電力をモータ10やメインバッテリ60に供給する機能を有する。エンジン30の動力は、図示しない遊星歯車を用いた動力分割機構により駆動輪とジェネレータ20に分割される。
モータ用インバータ40は、メインバッテリ60からの直流電力を三相交流電力に変換しモータ10に供給すると共に、モータ10からの回生発電電力(三相交流電力)を直流電力に変換し、メインバッテリ60に供給する電力変換手段である。
ジェネレータ用インバータ50は、ジェネレータ20による発電電力(三相交流電力)を直流電力に変換しメインバッテリ60に供給すると共に、エンジン30の始動時には、メインバッテリ60からの直流電力を三相交流電力に変換し、ジェネレータ20に供給する電力変換手段である。
メインバッテリ60は、主にモータ10に駆動電力を供給する高電圧の蓄電装置であり、数百ボルト(例えば、288V)の端子電圧を有する。メインバッテリ60からの電力は、そのままの電圧、或いは、昇圧されて、モータ10(モータ用インバータ40)に供給される。メインバッテリ60としては、例えば、ニッケル水素バッテリやリチウムイオンバッテリ等、モータ10を駆動するための電力を供給可能な任意の蓄電装置が適用されてよい。
また、メインバッテリ60は、補機バッテリ80への電力供給が可能に構成される。具体的には、ECU90からの指令によりDC−DCコンバータ70が作動し、DC−DCコンバータ70を介して、メインバッテリ60から補機バッテリ80への電力供給を行うことができる。
また、メインバッテリ60は、メインバッテリ60の状態を監視する監視ユニット61を含む。監視ユニット61は、例えば、メインバッテリ60の電流、電圧、温度等を検出する各種検出部を含む。また、監視ユニット61は、各種検出部の検出値に基づいて、メインバッテリ60の状態(SOC(State Of Charge):充電状態、SOH(State Of Health):劣化状態)等を演算する演算部を含む。監視ユニット61の出力(各種検出部の出力や演算部による演算結果等)は、ECU90に送信される。
DC−DCコンバータ70は、数百ボルトに達するメインバッテリ60の電圧を約12〜14Vに降圧して、補機バッテリ80に電力を供給する電力変換手段である。DC−DCコンバータ70は、例えば、メインバッテリ60からの直流を交流化するパワースイッチング素子による変換回路と、交流を降圧するトランスと、降圧された交流を整流、平滑化するダイオード、及び、平滑フィルタ(インダクタ、コンデンサ)等を含む。
補機バッテリ80は、当該車両に搭載される補機(例えば、ECU90を含む各種ECUやワイパー、照明、空調等の電装品)に電力を供給する低電圧の蓄電装置であり、約12〜14Vの端子電圧を有する。補機バッテリ80は、例えば、鉛バッテリ等、当該車両に搭載される補機に電力供給が可能な任意の蓄電装置が適用されてよい。なお、図中において、補機バッテリ80からECU90への電力供給経路は、便宜上、省略している。
ECU90は、電子制御ユニットであり、例えば、マイクロコンピュータ等により構成され、ROMに格納された各種プログラムをCPU上で実行することにより後述する各種制御処理を実行する。ECU90は、所定のプログラムをCPU上で実行することにより第1の制御部91、第2の制御部92として機能する。また、ECU90は、不揮発性の内部メモリ93を含む。
第1の制御部91は、当該車両のIG−ON状態におけるメインバッテリ60の充放電制御を実行する。具体的には、当該車両のIG−ON状態において、当該車両の走行状況等に応じて、メインバッテリ60の充電状態SOCが所定範囲に含まれる制御目標値SOCtgtに近づくように、モータ10、ジェネレータ20、及び、エンジン30を制御する。より具体的に説明すると、燃費改善(当該車両減速時のモータ10による回生発電電力の受け入れ性の向上)及びメインバッテリ60の劣化抑制の観点等からメインバッテリ60の充電状態には、上限値(例えば、80%)と下限値(例えば、40%)が設定される。そして、その上限値と下限値で決定される所定範囲内で、制御目標値SOCtgt(例えば、65%)が設定され、第1の制御部91は、当該制御目標値SOCtgtを中心とした制御を実行する。第1の制御部91は、所定範囲内において、メインバッテリ60の充電状態SOCが当該制御目標値SOCtgtから乖離すると、当該車両の走行状況等に応じて、当該制御目標値SOCtgtに近づくようにモータ10、ジェネレータ20、及び、エンジン30の制御を実行する。例えば、メインバッテリ60の充電状態が制御目標値SOCtgtより低い状態になった場合は、モータ10による回生発電電力やエンジン30の駆動によるジェネレータ20の発電電力でメインバッテリ60の充電状態が制御目標値SOCtgtまで回復するように制御を行う。また、メインバッテリ60の充電状態が制御目標値SOCtgtより高い状態になった場合は、モータ10を積極的に駆動すること等により、メインバッテリ60の充電状態が制御目標値SOCtgtまで下がるように制御を行う。
また、第1の制御部91は、当該車両のIG−ON状態でのメインバッテリ60の充放電制御における複数の制御仕様(充放電制御モードとしての「通常モード」と「充電量UPモード」)を有する。「通常モード」では、制御目標値SOCtgtが、例えば、劣化が促進されにくい充電状態で設定される。一方、「充電量UPモード」では、「通常モード」に対して、制御目標値SOCtgtがより高い値に設定され、当該車両のIG−ON状態におけるメインバッテリ60の充電状態がより高く保持される。当該充放電制御モードの切替手法については、後述する。
なお、第1の制御部91は、モータ用インバータ40、ジェネレータ用インバータ50に制御指令を送信するMG ECU(不図示)やエンジン30に制御指令を送信するエンジンECU(不図示)を介して、モータ10、ジェネレータ20、及び、エンジン30の制御を実行してよい。
第2の制御部92は、メインバッテリ60からの電力供給による補機バッテリ80の充電制御を実行する。例えば、第2の制御部92は、当該車両のIG−OFF状態において、DC−DCコンバータ70に作動信号を送信し、DC−DCコンバータ70を作動させることにより、メインバッテリ60からの電力供給による補機バッテリ80の充電を実行する。より具体的には、第2の制御部92からの作動信号がDC−DCコンバータ70の変換回路を駆動する駆動回路に入力され、駆動回路が作動信号に応じて、変換回路のスイッチング素子を駆動し、DC−DCコンバータ70が作動されてよい。第2の制御部92は、当該車両のIG−OFF後、所定時間(所定駐車時間PTth)が経過すると、DC−DCコンバータ70を作動させて、補機バッテリ80の充電を行う。
図2は、充電制御装置1(第2の制御部92)による当該車両のイグニッションオフ状態での補機バッテリ80の充電制御処理の一例を示すフローチャートである。当該フローチャートは、当該車両のIG−OFFの度に実行される。
ステップS101では、内部タイマによる駐車時間(IG−OFFからの経過時間)のカウントを開始する。
ステップS102では、内部タイマによりカウントされている駐車時間PTが所定駐車時間PTthに達したか否か、即ち、IG−OFFから所定駐車時間PTth経過したか否かを判定する。なお、所定駐車時間PTthは、当該フローチャートによる処理開始時には、予め内部メモリ93に記憶されている。IG−OFFから所定駐車時間PTth経過している場合、ステップS104に進み、IG−OFFから所定駐車時間PTth経過していない場合、ステップS103に進む。
ステップS103では、IG−ONされたか否かが判定される。IG−ONされた場合、ステップS108に進み、IG−ONされなかった場合、ステップS102に戻る。
即ち、ステップS102、S103では、当該車両がIG−OFF状態のまま、IG−OFFからの経過時間が所定駐車時間PTth経過するのを待ち、IG−OFF状態のまま、IG−OFFからの経過時間が所定駐車時間PTth経過した場合、ステップS104に進む。一方、IG−OFFからの経過時間が所定駐車時間PTthに達する前に、IG−ONされた場合、ステップS108に進む。
ステップS104では、監視ユニット61からの出力に基づいて、メインバッテリ60の充電状態SOCが所定閾値SOCth以上か否かを判定する。メインバッテリ60の充電状態SOCが所定閾値SOCth以上である場合、ステップS105に進み、所定閾値SOCthより低い場合、ステップS107に進む。メインバッテリ60の充電状態SOCがある程度低下した状態で、後述するステップS105における補機バッテリ80の充電を行うと、メインバッテリ60が上がってしまったり、メインバッテリ60の劣化が促進されるおそれがあるからである。
なお、所定閾値SOCthは、上述した第1の制御部91による当該車両のIG−ON状態でのメインバッテリ60の充放電制御における下限値より大きく、制御目標値SOCtgtより小さい値として設定されてよい。
ステップS105では、DC−DCコンバータ70を作動させて、補機バッテリ80の充電を開始する。
ステップS106では、補機バッテリ80の充電が完了したか否かを判定する。充電が完了していない場合、充電が完了するまで、当該判定を繰り返し、補機バッテリ80の充電が完了した場合、ステップS107に進む。
なお、補機バッテリ80の充電完了は、補機バッテリ80の充電状態SOCが予め設定された所定の充電状態に復帰したか否かにより決定される。例えば、補機バッテリ80が鉛バッテリの場合、満充電(SOC=100%)に達した場合、補機バッテリ80の充電が完了したと判定してよい。また、補機バッテリ80がリチウムイオンバッテリの場合、満充電より少ない所定のSOC(例えば、SOC=80%)に達した場合、補機バッテリ80の充電が完了したと判定してよい。具体的には、補機バッテリ80の充電電流が所定の電流閾値Ith以下の状態で所定時間T以上継続した場合、充電が完了したと判定してよい。
ステップS107では、IG−ONされたか否かが判定される。IG−ONされた場合、ステップS108に進み、IG−ONされていない場合(IG−OFF状態の場合)、IG−ONされるまで待つ。
ステップS108では、内部タイマによる駐車時間PTのカウントを終了し、今回の駐車時間(IG−OFFからIG−ONまでの時間)を内部メモリ93に記憶させて、今回の処理を終了する。
また、第2の制御部92は、当該車両がIG−OFFされてから補機バッテリ80の充電が開始されるまでの時間(所定駐車時間PTth)を可変として、所定駐車時間PTthを変更する処理を実行する。当該処理の詳細については、後述する。
次に、本実施形態に係る充電制御装置1(ECU90)による特徴的な処理について説明する。
まず、図3を用いて、第1の制御部91による特徴的な処理について説明をする。
図3は、充電制御装置1(第1の制御部91)による当該車両のIG−ON状態でのメインバッテリ60の充放電制御モードの切替処理の一例を示すフローチャートである。当該フローチャートは、当該車両がIG−ONされる度に実行される。
ステップS201では、IG−ONに対応して駐車回数N(当該車両の駐車回数の合計値)をインクリメントして更新する。
ステップS202では、今回(最新)の駐車時間PTを内部メモリ93から取得する。
ステップS203では、今回の駐車時間PTが所定の判定時間PTlong(当該車両の今回の駐車が「長期駐車」か否かを判定するための閾値)より長いか否かを判定する。今回の駐車時間PTが判定時間PTlongより長い場合、ステップS204に進み、今回の駐車時間PTが判定時間PTlong以下の場合、ステップS205に進む。
なお、「長期駐車」は、メインバッテリ60からの電力供給により補機バッテリ80の充電が必要とされると判断可能な程度に長い期間の駐車を意味する。
ステップS204では、今回の駐車を「長期駐車」と判断し、長期駐車累積回数M(長期駐車と判断された回数)をインクリメントして更新する。
ステップS205では、当該車両の前回のIG−ON状態における充放電制御モードが「通常モード」か、「充電量UPモード」かを判定する。「通常モード」であった場合、ステップS206(「通常モード」を「充電量UPモード」に切り替えるか否かの判定)に進み、「充電量UPモード」であった場合、ステップS209(「充電量UPモード」を「通常モード」に切り替えるか否かの判定)に進む。
なお、「通常モード」と「充電量UPモード」との間でのハンチングを防止するため、「通常モード」から「充電量UPモード」に切り替える条件(ステップS206)と「充電量UPモード」から「通常モード」に切り替える条件(ステップS209)を異なるものにしている。
ステップS206では、長期駐車割合A(全駐車回数(駐車回数N)に対する長期駐車と判断された回数(長期駐車累積回数M)の割合)が第1閾値A1より高いか否かを判定する。
長期駐車割合Aが第1閾値A1より高い場合、ステップS207に進み、充放電制御モードを「通常モード」から「充電量UPモード」に切り替えて、今回の処理を終了する。
長期駐車割合Aが第1閾値A1以下の場合、ステップS208に進み、充放電制御モードを「通常モード」のままで維持して、今回の処理を終了する。
一方、ステップS209では、長期駐車割合Aが第2閾値A2(<第1閾値A1)より低いか否かを判定する。
長期駐車割合Aが第2閾値A2より低い場合、ステップS210に進み、充放電制御モードを「充電量UPモード」から「通常モード」に切り替えて(「充電量UPモード」を解除して)、今回の処理を終了する。
長期駐車割合Aが第2閾値A2以上の場合、ステップS211に進み、充放電制御モードを「充電量UPモード」のままで維持して、今回の処理を終了する。
第1の制御部91は、当該フローチャートにより確定された充放電制御モード(「通常モード」又は「充電量UPモード」)に基づいて、IG−ON状態におけるメインバッテリ60の充放電制御を実行する。
このように、本実施形態に係る充電制御装置1(第1の制御部91)は、当該車両の駐車時間の履歴に応じて、IG−ON状態でのメインバッテリ60の充放電制御における制御目標値SOCtgtを変更する。具体的には、当該車両の長期駐車と判断された割合(長期駐車割合A)が比較的高い場合、充放電制御モードを「充電量UPモード」として制御目標値SOCtgtを通常より高めて、メインバッテリ60の充放電制御を行う。
これにより、長期駐車の割合が比較的高い車両については、IG−ONからIG−OFFまでのメインバッテリ60の充電状態SOCがより高く保持されることになる。そのため、IG−OFFから所定駐車時間PTth経過した時点のメインバッテリ60の充電状態SOCを高く維持することが可能となり、第2の制御部92による当該車両のIG−OFF状態における補機バッテリ80の充電を確実に実行させることができる。
一方、長期駐車の割合が比較的低い車両については、IG−ONからIG−OFFまでのメインバッテリ60の充電状態がより高く保持されないため、メインバッテリ60の充電状態が高く保持されることによる劣化進行を防止することができる。
即ち、本実施形態に係る充電制御装置1は、メインバッテリ60の劣化進行を抑制しつつ、当該車両のIG−OFF状態における補機バッテリ80の充電を確実に実行させることができる。
なお、本例では、第1の制御部91による当該車両のIG−ON状態におけるメインバッテリ60の充放電制御の制御目標値SOCtgtを2段階(「通常モード」と「充電量UPモード」)で切り替えているが、複数段階で切り替えたり、連続的に変更したりしてもよい。即ち、第1の制御部91は、当該車両の長期駐車の割合が高くなるにつれて、制御目標値SOCtgtが高くなるように、制御目標値SOCtgtを複数段階で設定したり、連続的に変更したりしてよい。これにより、同様の作用、効果を得ることができる。
また、本例では、全駐車回数(駐車回数N)に対する長期駐車と判断された回数の割合として長期駐車割合Aを算出したが、直近のある期間を限定して、長期駐車割合Aを算出してもよい。即ち、最近の駐車時間の履歴に応じて、制御目標値SOCtgtを変更してもよい。これにより、当該車両の使用パターンが変更された場合等に対して、迅速に対応することができる。
続いて、図4を用いて、第2の制御部92による特徴的な処理について説明をする。
図4は、充電制御装置1(第2の制御部92)による当該車両のIG−OFF状態での補機バッテリ80の充電制御における充電開始までの時間(所定駐車時間PTth)を変更する処理の一例を示すフローチャートである。当該フローチャートは、図2に示した補機バッテリ80の制御処理の前段階の処理として、例えば、IG−OFF操作が検出された際に実行される。
なお、所定駐車時間PTthは、IG−OFF時の初期設定として、一定時間PT0に設定されている。
ステップS301では、監視ユニット61からメインバッテリ60の充電状態SOCを取得する。
ステップS302では、メインバッテリ60の充電状態SOCが、第1の制御部91による当該車両のIG−ON状態でのメインバッテリ60の充放電制御における制御目標値SOCtgtより高いか否かを判定する。メインバッテリの充電状態SOCが制御目標値SOCtgtより高い場合、ステップS303に進み、制御目標値SOCtgt以下の場合、ステップS304に進む。
ステップS303では、所定駐車時間PTthを一定時間PT0より短く設定し、ステップS305に進む。
一方、ステップS304では、所定駐車時間PTthを一定時間PT0のままで変更せず、ステップS305に進む。
ステップS305では、当該車両をIG−OFFし、今回の処理を終了する。
ここで、ステップS303、S304に対応して、所定駐車時間PTthを変更する手法について説明をする。
図5は、所定駐車時間PTthを変更する手法の一例を示す図である。
なお、所定駐車時間PTthを一定時間PT0から短く設定するための削減分としての削減時間PT1、PT2、PT3を設定し、これらの関係は、PT1<PT2<PT3である。また、メインバッテリ60の充電状態SOCと制御目標値SOCtgtとの比較を行う際の比較量Y1、Y2を設定し、これらの関係は、Y1<Y2である。
図5を参照するに、メインバッテリ60の充電状態SOCから制御目標値SOCtgtを減じた値が0以下の場合(SOC−SOCtgt≦0)、所定駐車時間PTthは、一定時間PT0に設定する(ステップS304に対応)。
また、メインバッテリ60の充電状態SOCから制御目標値SOCtgtを減じた値が0より大きく、比較量Y1以下(0<SOC−SOCtgt≦Y1)の場合、所定駐車時間PTthを一定時間PT0から削減時間PT1を減じた時間(PT0−PT1)に設定する(ステップS303に対応)。
また、メインバッテリ60の充電状態SOCから制御目標値SOCtgtを減じた値が比較量Y1より大きく、比較量Y2以下(Y1<SOC−SOCtgt≦Y2)の場合、所定駐車時間PTthを一定時間PT0から削減時間PT2を減じた時間(PT0−PT2)に設定する(ステップS303に対応)。
また、メインバッテリ60の充電状態SOCから制御目標値SOCtgtを減じた値が比較量Y2より大きい(Y2<SOC−SOCtgt)場合、所定駐車時間PTthを一定時間PT0から削減時間PT3を減じた時間(PT0−PT3)に設定する(ステップS303に対応)。
このように、本実施形態に係る充電制御装置1は、メインバッテリ60からの電力供給による補機バッテリ80の充電制御(図2)において、当該車両のIG−OFF時のメインバッテリ60の充電状態SOCに応じて、当該車両のIG−OFFから充電開始されるまでの時間(所定駐車時間PTth)を変更する。具体的には、メインバッテリ60の充電状態SOCが所定の閾値(本例では、制御目標値SOCtgt)より高い場合、所定駐車時間PTthを短く設定する。また、メインバッテリ60の充電状態が高くなるにつれて、所定駐車時間PTthが短くなるように設定する。
これにより、IG−OFF時のメインバッテリ60の充電状態が比較的高い場合は、より早期にメインバッテリ60から補機バッテリ80への放電が行われるため、充電状態が比較的高い状態で維持されることによるメインバッテリ60の劣化を抑制できる。特に、比較的駐車時間が長い車両については、当該車両のIG−ON状態におけるメインバッテリ60の充放電制御(図3)によりIG−OFF時のメインバッテリ60の充電状態がより高い状態になる。そのため、より早期にメインバッテリ60から補機バッテリ80への放電が行われることで、充電状態が比較的高い状態で維持されることによるメインバッテリ60の劣化を適切に抑制することができる。
なお、本例では、メインバッテリ60の充電状態が高くなるにつれて、段階的に(具体的には、3段階で)、所定駐車時間PTthが短くなるように設定しているが、所定駐車時間PTthを連続的に短くなるように設定してもよい。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、上述した実施形態において、充電制御装置1は、シリーズ・パラレル式のハイブリッド車に適用されたが、車両の駆動力源、及び、ジェネレータ(発電機)の駆動力源の少なくとも一方として機能するエンジンが搭載された任意の電動車両に適用されてよい。具体的には、シリーズ式ハイブリッド車、パラレル式ハイブリッド車、モータアシスト式ハイブリッド車、レンジエクステンダEV(Electric Vehicle)等に適用されてよい。
また、上述した実施形態において、当該車両は、外部からの給電が可能な電動車両(プラグインハイブリッド車等)であってもよい。
1 充電制御装置
10 モータ
20 ジェネレータ
30 エンジン
40 モータ用インバータ
50 ジェネレータ用インバータ
60 メインバッテリ
61 監視ユニット
70 DC−DCコンバータ
80 補機バッテリ
90 ECU
91 第1の制御部
92 第2の制御部
93 内部メモリ

Claims (1)

  1. 車両の駆動力源であるモータに電力を供給するメインバッテリと、
    ジェネレータを駆動し前記メインバッテリに電力を供給する機能、及び、前記車両の駆動力源としての機能の少なくとも一方の機能を有するエンジンと、
    前記車両の補機に電力を供給する補機バッテリと、
    前記メインバッテリの電圧を降圧して、前記補機バッテリに電力を供給するDC−DCコンバータと、
    前記車両のイグニッションオン状態において、前記メインバッテリの充電状態が所定範囲に含まれる所定の目標値に近づくように、前記モータ、前記ジェネレータ、及び、前記エンジンを制御する第1の制御部と、
    前記車両のイグニッションオフ後、所定時間が経過し、且つ、該経過時点における前記メインバッテリの充電状態が所定閾値以上の場合、前記DC−DCコンバータを作動させて、前記補機バッテリの充電を行う第2の制御部を備え、
    前記所定の目標値は、
    前記車両の駐車時間の履歴に応じて、変更されることを特徴とする、
    充電制御装置。
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