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JP2016044769A - 歯車組立構造 - Google Patents

歯車組立構造 Download PDF

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JP2016044769A
JP2016044769A JP2014170511A JP2014170511A JP2016044769A JP 2016044769 A JP2016044769 A JP 2016044769A JP 2014170511 A JP2014170511 A JP 2014170511A JP 2014170511 A JP2014170511 A JP 2014170511A JP 2016044769 A JP2016044769 A JP 2016044769A
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gears
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鈴木 健太
Kenta Suzuki
健太 鈴木
耕平 加藤
Kohei Kato
耕平 加藤
信 森下
Makoto Morishita
信 森下
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Suzuki Motor Corp
Yokohama National University NUC
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Suzuki Motor Corp
Yokohama National University NUC
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Abstract

【課題】自動二輪車に搭載する歯車装置の歯車騒音を低減することができる歯車組立構造を提供すること。
【解決手段】互いに噛み合う一対の歯車7、8の軸間距離を、噛み合いピッチ円で噛み合わせた場合の中心距離よりも長くする。また、歯車7、8はインボリュート歯車である。また、歯車8は、歯先に向かうに連れてインボリュート曲線に対してマイナス側に修正された歯形勾配を有する。また、歯車7、8は金属製である。また、歯車7、8の軸間距離を、噛み合いピッチ円で噛み合わせた場合の中心距離よりも、歯車7、8のモジュールの4.4%乃至13.3%の距離だけ長くした。また、歯車7、8のモジュールが2.25である。また、歯車7、8の軸間距離を、噛み合いピッチ円で噛み合わせた場合の中心距離よりも、0.1mm乃至0.3mm長くした。
【選択図】図2

Description

本発明は、歯車組立構造に関し、特に、歯車騒音を低減可能な歯車装置の歯車組立構造に関する。
一般に、自動二輪車において変速機等には平歯車を用いた歯車装置が多く用いられている。平歯車は、自動車等の変速機に用いられるはすば歯車と比較して、変速機を小型化できる一方で噛み合い時の歯車騒音は大きいという特性がある。このため、歯車装置の歯車騒音を低減することが求められている。
従来、歯車装置の騒音を低減するものとしては、互いに噛み合う一対の歯車の軸間距離を、噛み合いピッチ円で噛み合わせた場合の中心距離よりも歯車のモジュールの0〜100%の距離だけ短くした樹脂製歯車が知られている(特許文献1参照)。
特開平9−177945号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものは、歯車が樹脂からなり、かつ、伝達トルクが小さい場合に歯車騒音を低減することができるものであるため、伝達トルクの大きい自動二輪車の歯車装置には用いることができず、歯車騒音を低減することができないという問題があった。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、自動二輪車に搭載する歯車装置の歯車騒音を低減することができる歯車組立構造を提供することを目的とするものである。
本発明の第1の態様は、互いに噛み合う一対の歯車の軸間距離を、噛み合いピッチ円で噛み合わせた場合の中心距離よりも長くしたものから構成されている。
このように上記の第1の態様によれば、互いに噛み合う一対の歯車において、歯車騒音を低減することができる。このため、自動二輪車に搭載する歯車装置の歯車騒音を低減することができる。
図1は、本発明の歯車組立構造の一実施形態を示す図であり、一対の歯車が組付けられた動力伝達装置の平面図である。 図2は、本発明の歯車組立構造の一実施形態を示す図であり、一対の歯車の側面図である。 図3は、本発明の歯車組立構造の一実施形態を示す図であり、動力伝達装置で用いる歯車の歯形および比較例の歯形を示す図である。 図4は、本発明の歯車組立構造の一実施形態を示す図であり、軸間距離Dの増加量dに対する歯車騒音の変化を示す図である。
以下、本発明に係る歯車組立構造の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る一実施形態の歯車組立構造を適用した動力伝達装置を示す図である。
まず、構成を説明する。図1において、動力伝達装置1は、互いに噛み合う歯車7、8の軸間距離等を変更可能な試験用の動力伝達装置として構成されている。
[試験用の動力伝達装置1について]
動力伝達装置1は、歯車7、8を支持する歯車装置4と、歯車7を駆動する駆動部2と、歯車8に負荷トルクを与えるブレーキ部3とを備えている。また、動力伝達装置1はベルト5、6を備えており、ベルト5は歯車7の歯車回転軸44と駆動部2の回転軸21とに巻き掛けられ、ベルト6は歯車8の歯車回転軸54とブレーキ部3の回転軸31とに巻き掛けられている。
駆動部2は、回転軸21と、この回転軸21を回転させるモータ23と、回転軸21に固定されるとともにベルト5が巻き掛けられたプーリ22とを備えている。駆動部2は、回転軸21、プーリ22およびベルト5を介して、モータ23の回転を歯車7の歯車回転軸44に出力している。
モータ23は、出力2.2kWの三相交流モータから構成されており、歯車7の歯車回転軸44を回転速度500〜3.000rpmの間で連続的に変化させることができるようになっている。
また、モータ23は最大で約3.5N・mのトルクを発生することができる。回転軸21にはトルクメータ24が設けられており、このトルクメータ24は、回転軸21に作用するトルクを検出している。
ブレーキ部3は、回転軸31と、この回転軸に連結されたパウダブレーキ33と、回転軸31に固定されるとともにベルト6が巻き掛けられたプーリ32とを備えており、パウダブレーキ33は、負荷トルクを発生している。
ブレーキ部3は、パウダブレーキ33で発生した負荷トルクを、回転軸31、プーリ32およびベルト6を介して、歯車8の歯車回転軸54に与えている。パウダブレーキ33は、歯車8の歯車回転軸54に与える負荷トルクを所望の値に連続的に変更することができるようになっている。
歯車装置4は土台プレート41を備えており、この土台プレート41の駆動部2側の上部には、固定ステージ42が設けられている。固定ステージ42は、4つの六角ボルト47により土台プレート41に固定されている。
固定ステージ42には2つの軸受45が取付けられており、この軸受45は歯車7の歯車回転軸44を回転自在に支持している。歯車回転軸44の端部にはプーリ46が取付けられており、このプーリ46にはベルト5が巻き付けられている。
歯車7は、駆動部2のモータ23の回転がベルト6を介して伝達されることで、駆動歯車として回転する。
また、土台プレート41のブレーキ部3側の上部には、平行スライドステージ52が設けられている。平行スライドステージ52は、六角ボルト57により土台プレート41に固定されている。
また、平行スライドステージ52の上部には、回転ステージ53が設けられている。回転ステージ53は、4つの六角ボルト58により平行スライドステージ52に固定されている。
回転ステージ53には2つの軸受55が取付けられており、この軸受55は、歯車8を、歯車7と噛み合った状態で回転自在に支持している。歯車回転軸54の端部にはプーリ56が取付けられており、このプーリ56にはベルト6が巻き付けられている。歯車8は、ブレーキ部3のパウダブレーキ33で発生された負荷トルクがベルト6を介して与えられることで、被動歯車として回転する。
平行スライドステージ52にはボルト57が挿通する図示しない長穴が形成されており、この長穴は平行スライドステージ52が固定ステージ42に近接および離隔する方向に長径を有している。
これにより、六角ボルト57を緩めた状態で、平行スライドステージ52を固定ステージ42に近接する方向または固定ステージ42から離隔する方向に移動させ、平行スライドステージ52と固定ステージ42の距離を変更することができる。
すなわち、平行スライドステージ52を移動させることで、歯車7と歯車8の軸間距離Dが変更される。ここで、軸間距離Dは、歯車7の回転中心O1と歯車8の回転中心O2の距離である。
また、回転ステージ53にはボルト58が挿通する図示しない長穴が形成されており、この長穴は、回転ステージ53が鉛直軸周りに回転させて、歯車7の歯車回転軸44に対する歯車8の歯車回転軸54の角度を変更できるように円弧状に形成されている。
これにより、六角ボルト58を緩めた状態で、回転ステージ53を回転させ、歯車回転軸44に対する歯車8の歯車回転軸54の角度を変更することができる。すなわち、回転ステージ53を鉛直軸周りに回転させることで、歯車7と歯車8の噛み合い角度を変更することができる。
土台プレート41には、平行スライドステージ52を挟んで固定ステージ42と対向する位置に、マイクロメータ保持部41aが設けられている。マイクロメータ保持部41aは、図示しないマイクロメータを保持しており、このマイクロメータのスピンドルは、平行スライドステージ52のマイクロメータ保持部41a側の端面に接触している。
したがって、歯車7と歯車8の軸間距離Dは、マイクロメータによりマイクロメータ保持部41aと平行スライドステージ52との距離D1を調整することで微小な範囲で調整される。
また、平行スライドステージ52には、歯車回転軸54の軸線方向におけるプーリ56側の端部近傍、かつ、固定ステージ42側の端部に、マイクロメータ保持部52aが設けられている。
マイクロメータ保持部52aは、図示しないマイクロメータを保持しており、このマイクロメータのスピンドルは、回転ステージ53に固定された当接部材59のマイクロメータ保持部52a側の端面に接触している。したがって、歯車7と歯車8の噛み合い角度は、マイクロメータによってマイクロメータ保持部52aと当接部材59との距離D2を調整することで微小な範囲で調整される。
歯車7と歯車8の噛み合い部の鉛直上方200mmの位置には、マイクロフォン49が設けられており、このマイクロフォン49は、歯車7、8から発生する歯車騒音を測定している。
[歯車7、8の歯車組立構造について]
図2において、歯車7、8はインボリュート歯車からなる金属製の平歯車である。歯車7、8の材料としては例えば機械構造用合金鋼のSCM415を用いることができる。また、歯車8は、歯先に向けて凹となる歯形、すなわち歯先に向かうに連れてインボリュート曲線に対してマイナス側に修正された歯形勾配(図3のXCの歯形)を有する。
また、歯車7、8の軸間距離Dは、噛み合いピッチ円で噛み合わせた場合の中心距離よりも増加量dだけ長くなっている。
歯車7、8の軸間距離Dは、噛み合いピッチ円で噛み合わせた場合の中心距離よりも、増加量dとして、歯車7、8のモジュールmの4.4%乃至13.3%の距離だけ長くなっている。
本実施形態では、歯車7、8のモジュールmは2.25である。このため、歯車7、8の軸間距離Dは、増加量dとして、噛み合いピッチ円で噛み合わせた場合の中心距離よりも、0.1mm乃至0.3mm長くなっている。
次に、作用について説明する。上記構成の動力伝達装置1において、駆動歯車である歯車7の歯形を固定とし、被動歯車である歯車8の歯形を、図3に示す本発明の歯形XCと、比較例としての歯形XA、XBとの間で変更した。
図3において、歯形XBは、理想的なインボリュート歯形に近い歯形である。歯形XAは、歯先に向けて凸な歯形を持つ歯形である。歯形XCは、歯先に向けて凹となる歯形である。
換言すると、歯形XBは、インボリュート曲線に概ね沿った歯形勾配を有し、歯形XAは、歯先に向かうに連れてインボリュート曲線に対してプラス側に修正された歯形勾配を有し、歯形XCは、歯先に向かうに連れてインボリュート曲線に対してマイナス側に修正された歯形勾配を有する。
なお、歯形XA、XB、XCでは、インボリュート曲線に対して互いに異なる歯形勾配を設定しているが、これらの歯形勾配の設定は、例えば"歯形勾配誤差"を管理する手法によって行うことができる。
また、歯形XA、XB、XCの歯形を有する歯車8のそれぞれにおいて、図4に示すように、歯車7、8の軸間距離Dを、基準状態の152mmから正の方向へ0.1mm刻みで0.5mmまで増加させ、マイクロフォン49で歯車騒音を測定した。
このとき、歯車7、8の回転数は、デジタルハンディタコメータで測定しつつ500rpmで一定に保っており、噛み合い周波数は692Hzであった。また、負荷トルクは、自動二輪車のアイドリング時と同程度の値である3.0N・mで一定とした。
図4において、縦軸は、マイクロフォン49で測定した歯車騒音における、歯車7、8の噛み合い周波数の2次成分を音圧レベルで示したものである。また、この歯車騒音は、1つの条件で複数回(5回または6回)繰り返し測定し、その平均値を算出したものを用いた。
図4に示すように、歯車8で採用した歯形XCにおいて、軸間距離Dが基準状態より0.2mm長いとき、歯車騒音が最も小さくなっている。具体的には、歯形XCにおいて、歯車騒音は、軸間距離Dが基準状態(正の方向への増加量が0mm)から0.2mmに増加するに連れて減少し、軸間距離Dが更に0.2mmから0.5mmに増加するに連れて増加している。
なお、歯形XCにおいて、歯車騒音が一定の値以下に低減される範囲は、0.1mm乃至0.3mmとみなすことができ、この範囲は、歯車7、8のモジュールm(本実施形態では2.25)の4.4%乃至13.3%の距離に相当する。
また、歯形XBにおいて、歯車騒音は、軸間距離Dが基準状態(正の方向への増加量が0mm)のとき最も小さいが、歯形XCにおける軸間距離Dが0.2mmのときの歯車騒音よりも大きい。また、歯形XBにおいて、歯車騒音は、軸間距離Dが増加するに連れて増加している。
また、歯形XAにおいて、歯車騒音は、軸間距離Dが基準状態(正の方向への増加量が0mm)のとき最も大きく、軸間距離Dが増加するに連れて減少している。
このような構成を有する本実施形態の歯車組立構造によれば、互いに噛み合う一対の歯車7、8の軸間距離Dを、噛み合いピッチ円で噛み合わせた場合の中心距離よりも長くしている。
これにより、歯車7、8において、歯車騒音を低減することができる。このため、自動二輪車に搭載する歯車装置の歯車騒音を低減することができる。
また、本実施形態の歯車組立構造によれば、歯車7、8はインボリュート歯車である。
これにより、インボリュート歯車を製造可能な一般的な工作機械により歯車7、8を製造することができる。
また、本実施形態の歯車組立構造によれば、歯車8は、歯先に向かうに連れてインボリュート曲線に対してマイナス側に修正された歯形勾配を有する。
これにより、自動二輪車に搭載する歯車装置の歯車には、通常、歯先に向かうに連れてインボリュート曲線に対してマイナス側に修正された歯形勾配が用いられるため、既存の工作機械により歯車7、8を製造することができる。
また、本実施形態の歯車組立構造によれば、歯車7、8は金属製である。
これにより、自動二輪車に搭載する歯車装置の歯車として、歯車7、8を用いることができる。
また、本実施形態の歯車組立構造によれば、歯車7、8の軸間距離Dを、噛み合いピッチ円で噛み合わせた場合の中心距離よりも、歯車7、8のモジュールmの4.4%乃至13.3%の距離だけ長くした。
これにより、歯車7、8の歯車騒音を低減することができ、自動二輪車に搭載する歯車装置の歯車騒音を低減することができる。
また、本実施形態の歯車組立構造によれば、歯車7、8のモジュールmが2.25である。
これにより、自動二輪車のプライマリギヤにはモジュールmが2.25の歯車が多く用いられるため、自動二輪車に搭載する歯車装置の歯車として、歯車7、8を用いることができる。
また、本実施形態の歯車組立構造によれば、歯車7、8の軸間距離Dを、噛み合いピッチ円で噛み合わせた場合の中心距離よりも、0.1mm乃至0.3mm長くした。
これにより、歯車7、8において、歯車騒音を一定の値以下に低減することができる。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
7、8...歯車(一対の歯車)、D...軸間距離

Claims (7)

  1. 互いに噛み合う一対の歯車の軸間距離を、噛み合いピッチ円で噛み合わせた場合の中心距離よりも長くしたことを特徴とする歯車組立構造。
  2. 前記歯車がインボリュート歯車であることを特徴とする請求項1に記載の歯車組立構造。
  3. 前記歯車は、歯先に向かうに連れてインボリュート曲線に対してマイナス側に修正された歯形勾配を有することを特徴とする請求項2に記載の歯車組立構造。
  4. 前記歯車が金属製であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の歯車組立構造。
  5. 前記軸間距離を、噛み合いピッチ円で噛み合わせた場合の中心距離よりも、前記歯車のモジュールの4.4%乃至13.3%の距離だけ長くしたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の歯車組立構造。
  6. 前記歯車のモジュールが2.25であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の歯車組立構造。
  7. 前記軸間距離を、噛み合いピッチ円で噛み合わせた場合の中心距離よりも、0.1mm乃至0.3mm長くしたことを特徴とする請求項6に記載の歯車組立構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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BE1023497B1 (nl) * 2015-10-07 2017-04-07 Atlas Copco Airpower, N.V. Overbrenging tussen een verbrandingsmotor en een compressorelement en een compressorinstallatie voorzien van dergelijke overbrenging
JP2017198241A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 中村鉄工株式会社 歯車

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